JPH0658625B2 - プログラム内容解析方法 - Google Patents

プログラム内容解析方法

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JPH0658625B2
JPH0658625B2 JP1187716A JP18771689A JPH0658625B2 JP H0658625 B2 JPH0658625 B2 JP H0658625B2 JP 1187716 A JP1187716 A JP 1187716A JP 18771689 A JP18771689 A JP 18771689A JP H0658625 B2 JPH0658625 B2 JP H0658625B2
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寿教 安木
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえばアセンブラ言語で記述されたプログ
ラムの内容を解析するための方法に関する。
従来の技術 プログラムの内容を解析するために、従来から、FOR
TRANあるいはC言語といつた高級言語で記述された
プログラムを、フローチヤートとして表示する装置が実
用化されている。このような高級言語では、1つの命令
で、ある程度まとまりのある実行内容が表現されるの
で、そのプログラムを図形的に表現することは比較的容
易である。このようなフローチヤートはPAD図、ある
いはYAC図などと称され、プログラムの内容を解析す
るために有用である。
一方、アセンブラ言語と称され、その命令が機械語にお
ける命令と1対1に対応している言語では、1つの命令
は基本的な動作のみを表現しているので、1つのまとま
りのある実行動作は複数の命令で表現することになる。
たとえば、入出力ポートPORT1から入力された8ビ
ツトのデータの下位7ビツトが$70(「$」は16進
表示であることを表す)以上であるときにはポートPR
OT1の値をストア領域RAM1に格納し、ポートPO
RT1の値が$70未満であるときにはポートPORT
1の下位7ビツトの値とポートPORT2の下位4ビツ
トの値との和をストア領域RAM1に格納する…という
ようなプログラムをアセンブラ言語で表示した場合に
は、第1表に示されるように複数の命令によつてそのプ
ログラムが表現される。
したがつて、従来技術のアセンブラ言語のフローチヤー
ト表示装置によつて、たとえば第1表のプログラムの9
行目までを図形的に表した場合には、第7図に示される
フローチヤートが表示されることになる。
発明が解決しようとする課題 第7図に示されるフローチヤートでは、アセンブラ言語
の1つの命令が1つの処理ステツプに対応しており、各
処理ステツプにおける実行内容にはまとまりがない。こ
こで処理ステツプとは、フローチヤートにおいて罫線で
囲まれる実行内容に相当する。したがつてプログラム作
成者などにとつて、このようなフローチヤートではプロ
グラムを理解することが非常に困難であり、アセンブラ
言語で記述されたプログラムの解析には、比較的長時間
を要する。
したがつて本発明の目的は、上記技術的課題を解決し、
たとえばアセンブラ言語で記述されたプログラムの解析
方法を合理化し、解析時間を短縮することができるプロ
グラム内容解析方法を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、全ての命令について、その命令を実行したと
きに与える影響を表す第1フラグを予めストアした第1
記憶手段と、 分岐命令またはストア命令に対して、該分岐命令または
ストア命令の実行にあたり参照される情報に対応する第
2フラグをストアした第2記憶手段とを用意する第1ス
テツプと、 分岐命令またはストア命令を第1の命令として設定する
第2ステツプと、 第1の命令から1つ逆上つた第2の命令に対応する第1
フラグを第1記憶手段を参照して検出し、また第1の命
令に対応する第2フラグを第2記憶手段を参照して検出
し、第2の命令に対応する第1フラグと第1の命令に対
応する第2フラグとが対応するものであるか否かを判断
し、そうであるときには第1命令に対応する第2フラグ
をリセツトするとともに、該第2命令に対応する第2フ
ラグの内で立つているものがあるか否かを判断して、そ
うであるときには第2命令に対応する第2フラグをセツ
トする第3ステツプとを含み、 以降、第2フラグの内で立つているものがなくなるまで
第2命令を第1命令として置換えて、第3のステツプの
動作を繰返すことを特徴とするプログラム内容解析方法
である。
作 用 本発明に従えば、第1フラグと第2フラグとを用いて分
岐命令またはストア命令である転送命令の実行結果に影
響する命令を順に逆上つて解析することができるように
なる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例のフローチヤート表示装置
1の構成を示すブロツク図である。フローチヤート表示
装置1は、ソースプログラムを記憶するための外部記憶
装置2と、外部記憶装置2に記憶されたソースプログラ
ムを読出して各種演算処理を施すための演算部3と、た
とえば陰極線管(CRT)や液晶表示装置などで実現さ
れる表示装置4と、たとえばプンタやプロツタなどの印
字装置5とを含んで構成され、表示装置4または印字装
置5は表示手段を構成している。
演算部3は、インタフエイス6と、中央処理回路7とを
含む。前述した外部記憶装置2は、たとえば固定式磁気
デイスク装置であつて、ソースプログラムを記憶してい
る。このソースプログラムは、アセンブラ言語で記述さ
れており、インタフエイス6を介して中央処理回路7に
よつて読出される。
中央処理回路7は、たとえばマイクロコンピユータおよ
びメモリなどを含む構成で実現され、命令解析部9、プ
ログラム構造記憶部10、命令種類記憶部11、実行内
容記憶部12、分岐条件記憶部13および作業領域14
などを含んで構成される。
以下、第2図のフローチヤートを併せて参照して、フロ
ーチヤート表示装置1の基本的な動作について説明す
る。ステツプa1において、外部記憶装置2に記憶され
ているソースプログラムは、演算部3の中央処理回路7
によつて読出される。このソースプログラムは、たとえ
ば中央処理回路7の作業領域14にストアされる。引続
きステツプa2において、各命令には、一連番号(以
下、行番号と称する)が付与される。
このとき各命令は、後述するように、たとえばストア命
令、入出力命令、分岐命令、あるいは演算命令などのよ
うに、その種類によつて分類される。前記命令種類記憶
部11には、アセンブラ言語の全種類の命令に個別的に
対応して命令の種類が記憶されており、これが参照され
て上記分類が行われる。
ステツプa3においては、ストアされたソースプログラ
ムから分岐命令だけが抽出され、この分岐命令に対して
一連番号(以下、分岐番号と称する)が付与される。同
様に、ステツプa4ではストア領域への転送命令(スト
ア命令)が抽出され、ストア命令に対する一連番号(以
下、ストア番号と称する)が付与される。
この後、ステツプs5において、抽出された分岐命令の
分岐先が演算され、その分岐先の命令に対応する行番号
(以下、分岐先番号と称する)が分岐命令行に付与され
る。また、分岐先命令行には、そこへ分岐する分岐命令
行番号(以下、分岐元番号と称する)が付与される。こ
の段階で求められたプログラム実行の流れに関する情報
(分岐先番号、分岐元番号)は、プログラム構造記憶部
1-0に格納される。
続いて、以下のようにしてプログラムのブロツク分けが
行われる。このブロック分けとは、プログラムの実行
上、同一条件下で実行されるとみなされる命令行の集ま
りを区分する作業を言い、分岐命令の次の行から分岐命
令まで、または分岐命令の次の行から分岐先命令行の直
前行まで、もしくは分岐先命令から分岐命令まで、また
は分岐先命令行から分岐先命令行の直前までを区分す
る。こうして区分された命令では、プログラムの流れは
1つで連続している。特例として、サブルーチンコール
命令行は1行で独立したブロツクとみなす。
各ブロツクには、第2表で示すように、一連のブロツク
番号が付与され、各行毎にそのブロツク番号が記憶され
る。
ステツプa6では、前記分岐番号が付与されている各分
岐命令毎に、前記第2表で示されるような、その分岐条
件を表すデータが作成される。すなわち、命令種類記憶
部11には、第3表で示されるように、全種類の分岐命
令に対して、たとえばどのフラグの値が分岐判定条件と
なつているかなどのデータが記憶されており、このデー
タを参照することによつて、分岐判断するための分岐条
件を表すデータが作成される。
この第3表を参照して、たとえば従来の技術において説
明した第1表のプログラムの行番号「4」の命令「BC
C」は、フラグCの値が「0」であるときに、ラベルL
BL1が付された行番号「8」に分岐するので、その分
岐条件はフラグCとなる。
さらにこのステツプa6では、後述するように、たとえ
ばこのフラグCに影響を及ぼす命令または命令列が、行
番号を逆上つて検索される。その結果、逆上つた命令ま
たは命令列が集約的に表現されるべきであるときには、
集約的な表現内容が作成され、分岐条件記憶部13に格
納される。
この後ステツプa7では、後述するように各ストア命令
に対応して、前述した分岐命令と同様に、行番号が付さ
れた命令が逆上つて処理され、前記2表で示されるよう
なストア条件も表すデータが作成されるとともに、やは
り集約的な表現内容の作成が行われ、実行内容記憶部1
2に格納される。
ステツプa8においては、上記処理によつて集約された
命令列は、1つの処理ステツプとして、各処理ステツプ
における罫線の座標データなどが計算される。中央処理
回路7は、この座標データに基づいて表示装置4または
印字装置5を制御し、これによつてステツプa9でフロ
ーチヤートの作成が行われる。
以下、ステツプa6における分岐条件の集約動作を、第
3図のフローチヤートに基づいて詳細に説明する。まず
ステツプb1において、パラメータiの値が「1」に初
期設定される。ステツプb2では、行番号iの命令が存
在するか否かが判断され、存在しない場合には、最終行
までの処理を終えたものとして処理動作が終了する。
行番号iの命令が存在する場合合にはステツプb3に進
んで、行番号iに命令番号Siが存在するか否かが判断
される。分岐番号Siが存在しない場合には、行番号i
の命令が分岐命令ではないと判断され、ステツプb4で
パラメータiが+1インクリメントされて、前述したス
テツプ2bに戻り、次行についての処理が行われる。ま
たステツプb3において分岐番号Siが存在している場
合には、ステツプb5に進む。
したがつて、たとえば前記第1表に示されるプログラム
の場合には、ステツプb4において順次+1インクリメ
ントされる行番号iが4になつたときに、第2表で示さ
れるように、分岐番号「1」が存在するのでステツプb
5に進む。
ステツプb5では、行番号iの分岐命令の分岐条件が前
記命令種類記憶部11の記憶内容から参照され、これに
よつて行番号iの分岐命令の直接分岐条件となるデータ
が求まる。たとえば上述したプログラムでは、行番号
「4」の分岐命令「BCC」の分岐条件は第3表に示さ
れるように、フラグCである。
さらにステツプb6では、行番号ljの命令の実行内容
が命令種類記憶部11から参照され、分岐条件との関係
が判断され、分岐条件に関係していればステツプb7で
分岐条件に関与している情報フラグをセツトし、ステツ
プb8でその行番号がメモリに記憶される。ステツプb
9では必要情報フラグ中のそのフラグがクリアされ、ス
テツプb10では新たに発生する必要情報フラグがセツ
トされる。
ここでljは、i行目の命令実行以前に実行されるj命
令前の命令行を表す。プログラムの実行は、通常、分岐
命令以外では命令行順に実行されるが、分岐命令行では
実行順が変えられる。したがつてある命令の実行以前の
命令行を、プログラムの実行順の逆を辿るには、単純に
行番号順に従つて辿るのではなく、分岐命令によつて実
行順がどう変化されているかを判断しながら辿つてゆく
必要がある。
第1図のプログラム構造記憶部10には、前記第2表の
ようなプログラムの実行順に関する情報(次の行を実行
する命令か否か、前の行から引続き実行される命令か否
か、分岐する命令行であるか否か、さらには分岐してく
る分岐命令のある行であるか否かなど)が記憶されてお
り、この情報を参照することによつて、1つ1つの命令
行を実行順の逆に辿ることが容易にできる。
前記第1表および第2表を参照して、たとえば行番号1
6の分岐命令の条件を求めるには、行番号9まで辿る必
要があるが、行番号15の前行の14行目の命令は無条
件分岐であり、プログラムの流れとしては行番号12か
ら分岐して来る流れのみである。したがつて行番号15
の前の行は行番号12となる。このとき、行番号15の
流れフラグは「0」であり、これは直前の行から流れて
来ていないことを表し、分岐元行番号から、行番号12
がプログラム上の直前命令行であると判断できる。これ
に対して、流れフラグが「1」であるときには、プログ
ラムは直前の行から流れて来ていることを表す。
ステツプb11では、分岐条件が全て求められたか否か
が判断され、すなわち前述した処理動作によつて、行番
号ljにおけ分岐条件に関する命令列は全て収集された
か否かが判断され、そうであるときにはステツプb12
に移る。
ステツプb12では、行番号lj〜行番号l1の命令が
集約化される。この後、ステツプb13で、パラメータ
Iの値が+インクリメントされるとともに、パラメータ
Jの値が「0」に初期設定され、前述したステツプb2
に戻つて同様の動作が繰返される。
ステツプb11で分岐条件に関する命令が全て収集され
ていないとき、およびステツプb6で行番号ljの命令
の実行内容が分岐条件に関係していないときにはステツ
プb14が移つて、パラメータJの値が1インクリメン
トされ、分岐条件に関する命令が全て求められるまで同
様の処理が繰返される。
以下、第4表を参照して前記ステツプb5〜ステツプb
13における動作を詳述する。
前記第1表で示されるプログラムにおいて、第3図で示
される動作によつて最初のブロツクではi=4とされて
おり、ステツプb5で、逆上りフラグである必要情報フ
ラグ中のCフラグがセツトされ、j=1とされて逆上り
が開始される。ステツプb6では、ステツプ数jだけ前
の行、すなわち行番号「3」の実行内容が参照される。
この実施例内容は前記Cフラグに影響を与えるのでステ
ツプb7に移り、分岐条件関与フラグがセツトされ、ス
テツプb8で行番号「3」が記憶される。ステツプb9
では必要情報フラグ中のCフラグがクリアされ、ステツ
プb10では新たにAレジスタが必要情報としてセツト
される。ステツプb11では、必要情報フラグにAレジ
スタのフラグがセツトされているので、ステツプb14
に移り、j=j+1としてステツプb6に戻る。
再びステツプb6ではj=2すなわち行番号「2」の命
令を参照し、必要情報フラグのAレジスタに関与するか
否かが判断される。本実施例ではAレジスタに影響があ
るため、ステツプb7〜b9へと進む。ステツプb9で
は一旦Aレジスタのフラグがクリアされるが、ステツプ
b10ではAレジスタが条件となるレジスタと判断さ
れ、再びAレジスタのフラグがセツトされ、ステツプb
11,b14を経て再びステツプb6に戻る。
行番号「1」はAレジスタに影響するので、ステツプb
7,b8を経てb9でフラグがクリアされる。なお、ス
テツプb8〜b9間において、ステツプb8aでは、こ
の行に分岐して来る命令があるか否かが判断される。す
なわち、前記第2表で示されるように、分岐元個個数が
1以上の場合、分岐して来る命令があると判断し、ステ
ツプb8bで分岐個数およびこのときのステツプ数jが
記憶される。ステツプb10では新たに発生する条件が
ないため、フラグのセツトは行われず、ステツプb11
では全てての情報が求められたと判断されてプログラム
の逆上りが停止れ、ステツプb12へ移り集約化が行わ
れる。
この集約化処理はまた、第5表に示される。
すなわち行番号「4」と行番号「3」とを集約化して表
現すると、 A≧$70 となり、さらに行番号「2」を集約すると、上記式の
「A」に「A AND $7F」が代入され、 A AND $7F≧$70 となる。さらに行番号「1」を集約すると上記式の
「A」にPORT1が代入され、 PORT1 AND $7F≧$70 となる。このようにして、行番号「4」の分岐命令の分
岐条件に基づいて、行番号「1」〜行番号「4」の命令
列が集約される。ステツプb12aでは、すべての道筋
について集約が行われたか否かが判断され、前記ステツ
プb8aで記憶された行jmが残つている場合は他の道
筋があると判断してステツプb12bを経て前記ステツ
プb6に戻り、ステツプ数jmまで戻つて再び集約のた
めの作業が繰返される。
この後、ステツプb13からステツプb2に戻り、他に
分岐番号Siの付与されている行についても同様の処理
を行い、最終行まで到達したところで集約処理が終了す
ることになる。この集約処理結果は、第6表で示される
ような分岐条件フアイルとして、分岐条件記憶部13に
記憶される。
また、前記ステツプa7におけるストア条件に基づく集
約処理は、上述の分岐条件に基づく集約処理と同様の動
作によつて達成される。すなわち前記第5表に示される
ように、まず行番号「8」の命令の内容と行番号「7」
の命令の内容とを集約すると、式BAM1=Aの右辺の
「A」にA=A+Bが入されて、 RAM1=A+B となる。さらに行番号「6」が集約されると、上式
「B」にB=B・#$0Fが代入されて、 RAM1=A+B・#$0F と集約される。このようにして行番号「8→7→6→5
→4→3→2→1」と辿り集約化すると、 RAM1=PORT1・#$7F+PORT2・#$0
F となる。この集約処理結果は、第7表で示されるような
ストア内容フアイルとして、実行内容記憶部12に記憶
される。
また本実施例では他に、行番号「8→4→3→2→1」
と辿る道筋があり、 RAM1=PORT1・#$7F と集約され、同様に実行内容記憶部12に記憶される。
上述のようにしてブロツクの集約化が行われると、以下
のようにしてフローチヤートが作成される。まず、フロ
ーチヤートブロツク情報が作成される。前述のようにプ
ログラム構造記憶部10に記憶されているプログラムの
流れに関する情報から、各ブロツクの先頭および分岐命
令行が抽出される。フローチヤートブロツクでは、分岐
命令(サブルーチンコール、リターン命令を含む)は、
独立したブロツクとして扱われる。こうして分割された
ブロツク毎に、第8表で示されるように、その先頭行番
号が抜出される。
このとき、各ブロツク毎の種別(1:実行、2:条件分
岐、3:無条件分岐、4:リターン、5:サブルーチ
ン)が分類され、条件分岐2および無条件分岐3の場合
は、分岐先行番号およびブロツク内容フアイルの分岐条
件が記録されている箇所のレコード番号(前記分岐番号
と同一)が書込まれる。さらにこの行に分岐先があれ
ば、その個数が書込まれ、ストア命令があればストア内
容レコード番号が書込まれる。
次に、各ブロツク毎に、ストア条件に関する命令のみが
抽出され、内容が集約される。本実施例では、前記第1
表で示されるプログラムは第9表で示されるように集約
される。
このようにして、前記6表および第9表で示されるよう
に、各ブロツク内の命令の集約化が行われると、第4で
示されるように、まず開始を示すブロツクを配置した
後、前記8表で示される種別に応じたブロツク図形が配
置される。このとき、各ブロツク図形の高さ、すなわち
流れ方向の間隔は、ブロツクの内容や分岐条件のレコー
ド数に応じて決定される。ただし無条件分岐やリターン
命令のブロツクの外形は一定である。
また4図において破線で示される、すなわち行番号「1
5,17」は、書出すべき情報がなく、ブロツクは作成
されない。これは、このブロツク内の命令が全て分岐命
令に関与しているため、その内容が次の分岐ブロツクで
表されており、しかもこのブロツク内にはストアに関係
した命令がないことを表す。したがつてこれらは省略さ
れて、最終的には第5図で示されるフローチヤートが完
成する。
このようにしてブロツク図形が作成されると、次に各ブ
ロツク内には、前記第6表および9表で示されるフアイ
ルから呼出された内容が書込まれてゆく。
なお本実施例においては、各命令毎にその命令に対する
影響度を表す必要情報フラグをセツトするようにしたの
で、プログラムを逆上つて集約してゆくときには、この
必要情報フラグがクリアされる命令まで逆上ることによ
つて、分岐命令またはストア命令の実行内容に影響を与
える命令を容易に抽出することができる。これによつて
プログラム内容の解析を合理的に行うことができ、解析
時間を短縮することができる。
このようにして表現された各命令の実行内容は、各処理
ステツプとして表示すべき座標データが演算され、表示
装置4または印字装置5において表示される。なお、5
図の参照符30で示される処理ステツプにおいては、コ
メント文として実行内容記憶部12に記憶されている。
該当する内容を表示するようにしてもよい。
また、サブルーチンなどの読出し命令がある場合には第
6図に示されるように、この読出し命令は1つの処理ス
テツプとして表現される。この第6図は、ラベルLBL
5にサブルーチンがある場合を示している。このサブル
ーチン自体は、別途にプログラム解析し、フローチヤー
ト化される。
このように本実施例においては、アセンブラ言語の1つ
の命令を1つの処理ステツプとして表現するのではな
く、一定の処理動作を行う複数の命令を集約して1つの
ステツプとして表現するので、プログラム全体の流れを
容易に理解することが可能なフローチヤートを表示する
ことができる。したがつて、アセンブラ言語で記述され
たプログラムの内容を容易に理解することができるよう
になる。
本実施例においては、アセンブラ言語をフローチヤート
として表現する場合について説明したけれども、アセン
ブラ言語の命令と1対1関係にある機械語に対してフロ
ーチヤート化する場合について本発明を実施することも
できる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、第1および第2フラグを
用いて分岐命令または転送命令の実行結果に影響す命令
を順に逆上つて解析することが可能になる。これによつ
て命令を集約化することができ、そのためたとえばアセ
ンブラ言語で記述されたプログラムを理解し易いように
集約化することができるとともに、プログラムの内容の
解析を効率的に行うことができ、解析時間を短縮するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のフローチヤート表示装置1
の構成を示すブロツク図、第2図はフローチヤート表示
装置1の基本的動作を説明するためのフローチヤート、
第3図は第2図中のステツプa6における処理動作を説
明するためのフローチヤート、第4図および第5図は本
発明に従うフローチヤート表示装置1における表示例を
示す図、第6図はサブルーチン読出し命令がある場合の
フローチヤートにおける表示例を示す図、第7図は先行
技術によつて作成されたフローチヤートの表示例を示す
図である。 1……フローチヤート表示装置、2……外部記憶装置、
3……演算部、4……表示装置、5……印字装置、7…
…中央処理回路、9……命令解析部、10……プログラ
ム構造記憶部、11……命令種類記憶部、12……実行
内容記憶部、13……分岐条件記憶部、14……作業領

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】全ての命令について、その命令を実行した
    ときに与える影響を表す第1のフラグを予めストアした
    第1記憶手段と、 分岐命令またはストア命令に対して、該分岐命令または
    ストア命令の実行にあたり参照される情報に対応する第
    2フラグをストアした第2記憶手段とを用意する第1ス
    テツプと、 分岐命令またはストア命令を第1の命令として設定する
    第2ステツプと、 第1の命令から1つ逆上つた第2の命令に対応する第1
    フラグを第1記憶手段を参照して検出し、また第1の命
    令に対応する第2フラグを第2記憶手段を参照して検出
    し、第2の命令に対応する第1フラグと第1の命令に対
    応する第2フラグとが対応するものであるか否かを判断
    し、そうであるときには第1命令に対応する第2フラグ
    をリセツトするとともに、該第2命令に対応する第2フ
    ラグの内で立つているものがあるか否かを判断して、そ
    うであるときには第2命令に対応する第2フラグをセツ
    トする第3ステツプとを含み、 以降、第2フラグの内で立つているものがなくなるまで
    第2命令を第1命令として置換えて、第3ステツプの動
    作を繰返すことを特徴とするプログラム内容解析方法。
JP1187716A 1989-07-19 1989-07-19 プログラム内容解析方法 Expired - Fee Related JPH0658625B2 (ja)

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