JPH0657962A - パネル圧締治具 - Google Patents
パネル圧締治具Info
- Publication number
- JPH0657962A JPH0657962A JP20873092A JP20873092A JPH0657962A JP H0657962 A JPH0657962 A JP H0657962A JP 20873092 A JP20873092 A JP 20873092A JP 20873092 A JP20873092 A JP 20873092A JP H0657962 A JPH0657962 A JP H0657962A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- fixed plate
- sliding plate
- plate
- pressing jig
- Prior art date
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パネルへの加工を必要とすることなく、最少
の部品点数による簡素な構成をもって、パネル間の隙間
寄せが容易に行え、コンパクト化が図れるパネル圧締治
具を提供する。 【構成】 パネル1,1間の隙間寄せに用いるパネル圧
締治具10を、パネル1面への打込み爪16を備える固
定プレート11と、この固定プレート11に対し摺動自
在に組み付けられてパネル1面への打込み爪26を備え
る摺動プレート21と、この摺動プレート11と固定プ
レート21とに各々螺合する逆ねじ部材31と、この逆
ねじ部材31に設けた回転操作用ハンドル41とから構
成する。 【効果】 パネル1への加工が不要で、一対のプレート
11,21と逆ねじ部材31およびハンドル41による
最少部品点数、且つ構造簡単化によりコンパクトな構成
をもって、パネル1,1間の隙間寄せを容易に行うこと
ができる。
の部品点数による簡素な構成をもって、パネル間の隙間
寄せが容易に行え、コンパクト化が図れるパネル圧締治
具を提供する。 【構成】 パネル1,1間の隙間寄せに用いるパネル圧
締治具10を、パネル1面への打込み爪16を備える固
定プレート11と、この固定プレート11に対し摺動自
在に組み付けられてパネル1面への打込み爪26を備え
る摺動プレート21と、この摺動プレート11と固定プ
レート21とに各々螺合する逆ねじ部材31と、この逆
ねじ部材31に設けた回転操作用ハンドル41とから構
成する。 【効果】 パネル1への加工が不要で、一対のプレート
11,21と逆ねじ部材31およびハンドル41による
最少部品点数、且つ構造簡単化によりコンパクトな構成
をもって、パネル1,1間の隙間寄せを容易に行うこと
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木質プレファブ家屋に
おける壁パネル等のパネル間の隙間寄せに用いるパネル
圧締治具に関するものである。
おける壁パネル等のパネル間の隙間寄せに用いるパネル
圧締治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】外装パネルの幅寄せ装置として、パネル
との係合ピンを有する一対の幅寄せ金具およびねじ軸
と、その両ねじ軸の端部に設けた傘歯車と、その両傘歯
車間を連結する傘歯車と、この傘歯車に連結したラチェ
ットレンチとから構成したものが、特開平3−2411
71号公報により公知となっている。
との係合ピンを有する一対の幅寄せ金具およびねじ軸
と、その両ねじ軸の端部に設けた傘歯車と、その両傘歯
車間を連結する傘歯車と、この傘歯車に連結したラチェ
ットレンチとから構成したものが、特開平3−2411
71号公報により公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のパネル幅寄せ装置では、係合ピンとの係合穴をパネ
ルに形成しておく必要がある上、一対のねじ軸、その端
部の傘歯車、さらにその間の傘歯車およびラチェットレ
ンチを必須としており、部品点数が多く、構造が複雑で
あると共に、装置も大型なものとなっていた。
来のパネル幅寄せ装置では、係合ピンとの係合穴をパネ
ルに形成しておく必要がある上、一対のねじ軸、その端
部の傘歯車、さらにその間の傘歯車およびラチェットレ
ンチを必須としており、部品点数が多く、構造が複雑で
あると共に、装置も大型なものとなっていた。
【0004】そこで、本発明の目的は、パネルへの加工
を必要とすることなく、最少の部品点数による簡素な構
成をもって、パネル間の隙間寄せが容易に行え、コンパ
クト化が図れるパネル圧締治具を提供することにある。
を必要とすることなく、最少の部品点数による簡素な構
成をもって、パネル間の隙間寄せが容易に行え、コンパ
クト化が図れるパネル圧締治具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
本発明は、パネル間の隙間寄せに用いるパネル圧締治具
であって、パネル面への打込み爪を備える固定プレート
と、この固定プレートに対し摺動自在に組み付けられて
パネル面への打込み爪を備える摺動プレートと、この摺
動プレートと前記固定プレートとに各々螺合する逆ねじ
部材と、この逆ねじ部材に設けた回転操作用ハンドルと
からなることを特徴とする。
本発明は、パネル間の隙間寄せに用いるパネル圧締治具
であって、パネル面への打込み爪を備える固定プレート
と、この固定プレートに対し摺動自在に組み付けられて
パネル面への打込み爪を備える摺動プレートと、この摺
動プレートと前記固定プレートとに各々螺合する逆ねじ
部材と、この逆ねじ部材に設けた回転操作用ハンドルと
からなることを特徴とする。
【0006】以上において、前記固定プレートには、前
記摺動プレートに備えるねじ螺合片を突出する切欠溝が
形成されている。または、前記摺動プレートに備えるね
じ螺合片は、前記固定プレートの外部に位置する。
記摺動プレートに備えるねじ螺合片を突出する切欠溝が
形成されている。または、前記摺動プレートに備えるね
じ螺合片は、前記固定プレートの外部に位置する。
【0007】
【作用】一方のパネル面に固定プレートの打込み爪を打
ち込み、他方のパネル面に摺動プレートの打込み爪を打
ち込んで、回転操作用ハンドルにより逆ねじ部材を回す
と、両パネル間の隙間が寄せられて、パネル相互が密着
する。
ち込み、他方のパネル面に摺動プレートの打込み爪を打
ち込んで、回転操作用ハンドルにより逆ねじ部材を回す
と、両パネル間の隙間が寄せられて、パネル相互が密着
する。
【0008】
【実施例】以下に、本発明に係るパネル圧締治具の実施
例を図1乃至図6に基づいて説明する。先ず、本発明に
係るパネル圧締治具の第1実施例を示す図1乃至図3に
おいて、1は壁パネル、10は本発明に係るパネル圧締
治具である。
例を図1乃至図6に基づいて説明する。先ず、本発明に
係るパネル圧締治具の第1実施例を示す図1乃至図3に
おいて、1は壁パネル、10は本発明に係るパネル圧締
治具である。
【0009】壁パネル1は、表裏の合板3,3間に縦横
の芯材5…を介設してなる木質のものである。そして、
パネル圧締治具10は、鋼板等の金属製の固定プレート
11および摺動プレート21と、その間の逆ねじ部材3
1と、その回転操作用ハンドル41とから構成される。
の芯材5…を介設してなる木質のものである。そして、
パネル圧締治具10は、鋼板等の金属製の固定プレート
11および摺動プレート21と、その間の逆ねじ部材3
1と、その回転操作用ハンドル41とから構成される。
【0010】即ち、固定プレート11は、略方形の平面
形状をなして、その左右方向に貫通する摺動プレートガ
イド空間12を形成すると共に、表面の図示右側にねじ
螺合片13を突設して、表面の図示左側からの切欠溝1
5を形成している。さらに、固定プレート11の裏面側
には、前記摺動プレートガイド空間12部分を避けたそ
の図示上下両側において、夫々複数(図示では3本)の
打込み爪16,16,16…が突設されている。この打
込み爪16は、その先端が図示右側に向くよう斜めに突
出している。
形状をなして、その左右方向に貫通する摺動プレートガ
イド空間12を形成すると共に、表面の図示右側にねじ
螺合片13を突設して、表面の図示左側からの切欠溝1
5を形成している。さらに、固定プレート11の裏面側
には、前記摺動プレートガイド空間12部分を避けたそ
の図示上下両側において、夫々複数(図示では3本)の
打込み爪16,16,16…が突設されている。この打
込み爪16は、その先端が図示右側に向くよう斜めに突
出している。
【0011】また、摺動プレート21は、固定プレート
11に比べて横に細長い平面形状をなして、その固定プ
レート11の摺動プレートガイド空間12内に左右方向
摺動自在に組み込まれている。この摺動プレート21
は、その表面の図示左側にねじ螺合片23を突設して、
このねじ螺合片23を固定プレート11の前記切欠溝1
5から突出している。さらに、この摺動プレート21の
裏面の図示略右半部には、複数(図示では上下2列で3
本ずつ)の打込み爪26,26,26…が突設されてい
る。この打込み爪26は、その先端が図示左側を向くよ
う斜めに突出している。
11に比べて横に細長い平面形状をなして、その固定プ
レート11の摺動プレートガイド空間12内に左右方向
摺動自在に組み込まれている。この摺動プレート21
は、その表面の図示左側にねじ螺合片23を突設して、
このねじ螺合片23を固定プレート11の前記切欠溝1
5から突出している。さらに、この摺動プレート21の
裏面の図示略右半部には、複数(図示では上下2列で3
本ずつ)の打込み爪26,26,26…が突設されてい
る。この打込み爪26は、その先端が図示左側を向くよ
う斜めに突出している。
【0012】そして、逆ねじ部材31は、図示右半部の
雄ねじ部32と図示左半部の雄ねじ部33とを逆ねじの
関係をもって一体に形成してなるものであり、図示左端
部に大径のボス部34を備えている。この逆ねじ部材3
1は、前記固定プレート11のねじ螺合片13に雄ねじ
部32を螺合して、前記摺動プレート21のねじ螺合片
23に雄ねじ部33を螺合することにより、両プレート
11,21間に架設されている。
雄ねじ部32と図示左半部の雄ねじ部33とを逆ねじの
関係をもって一体に形成してなるものであり、図示左端
部に大径のボス部34を備えている。この逆ねじ部材3
1は、前記固定プレート11のねじ螺合片13に雄ねじ
部32を螺合して、前記摺動プレート21のねじ螺合片
23に雄ねじ部33を螺合することにより、両プレート
11,21間に架設されている。
【0013】さらに、逆ねじ部材31のボス部34に
は、回転操作用ハンドル41が備えられている。この回
転操作用ハンドル41は、例えば、ロッド状をなしてボ
ス部34に直交方向摺動自在に組み付けられており、そ
の両端部には、抜け止め用大径部42,42が設けられ
ている。このように、回転操作用ハンドル41は、ボス
部34に対し直交方向の何れかに引き出した状態にし
て、回転操作が行えるものとなっている。
は、回転操作用ハンドル41が備えられている。この回
転操作用ハンドル41は、例えば、ロッド状をなしてボ
ス部34に直交方向摺動自在に組み付けられており、そ
の両端部には、抜け止め用大径部42,42が設けられ
ている。このように、回転操作用ハンドル41は、ボス
部34に対し直交方向の何れかに引き出した状態にし
て、回転操作が行えるものとなっている。
【0014】以上の構成によるパネル圧締治具10は、
固定プレート11から摺動プレート21までの長さが約
20cm程度のものとなっている。このパネル圧締治具
10は、隣合わせに建て込まれる壁パネル1,1間の上
部と下部に取り付けて、その両壁パネル1,1の端面を
接着剤により接合するために相互に密着させるもので、
壁パネル1,1の上部には、脚立を使用して取り付け
る。
固定プレート11から摺動プレート21までの長さが約
20cm程度のものとなっている。このパネル圧締治具
10は、隣合わせに建て込まれる壁パネル1,1間の上
部と下部に取り付けて、その両壁パネル1,1の端面を
接着剤により接合するために相互に密着させるもので、
壁パネル1,1の上部には、脚立を使用して取り付け
る。
【0015】その取り付けは、以下のようにして行う。
即ち、例えば、逆ねじ部材31を手で持ち、図2および
図3に示すように、固定プレート11の上下両側をハン
マーで叩いて、その裏面の打込み爪16,16,16…
を一方の壁パネル1に打込むと共に、摺動プレート11
の図示略右半部をハンマーで叩いて、その裏面の打込み
爪26,26,26…を他方の壁パネル1に打ち込む。
即ち、例えば、逆ねじ部材31を手で持ち、図2および
図3に示すように、固定プレート11の上下両側をハン
マーで叩いて、その裏面の打込み爪16,16,16…
を一方の壁パネル1に打込むと共に、摺動プレート11
の図示略右半部をハンマーで叩いて、その裏面の打込み
爪26,26,26…を他方の壁パネル1に打ち込む。
【0016】そして、回転操作用ハンドル41を回し
て、逆ねじ部材31を回転させることにより、その雄ね
じ部32,33に各々噛合するねじ螺合片13,23間
の距離を離間させるようにすることで、固定プレート1
1の摺動プレートガイド空間12内に摺動プレート21
を左側へ摺動させ、即ち、平行移動させる。これによ
り、両プレート11,21の各裏面に設けた打込み爪1
6,16,16…、26,26,26…を夫々介して、
両壁パネル1,1間の隙間が寄せられることとなり、従
って、その端面が相互に密着状態となる。
て、逆ねじ部材31を回転させることにより、その雄ね
じ部32,33に各々噛合するねじ螺合片13,23間
の距離を離間させるようにすることで、固定プレート1
1の摺動プレートガイド空間12内に摺動プレート21
を左側へ摺動させ、即ち、平行移動させる。これによ
り、両プレート11,21の各裏面に設けた打込み爪1
6,16,16…、26,26,26…を夫々介して、
両壁パネル1,1間の隙間が寄せられることとなり、従
って、その端面が相互に密着状態となる。
【0017】このように、パネル圧締治具10は、逆ね
じ部材31の回転により、ねじ螺合片13,23間の距
離を離間させて、固定プレート11内に摺動プレート2
1を進入させ、即ち、固定プレート11に近付けるよう
摺動プレート21を平行移動させることで、壁パネル
1,1の端面間を密着させるものである。ここで、固定
プレート11の打込み爪16,16,16…は、その先
端が図示右側に向くよう斜めに突出しており、逆に、摺
動プレート21の打込み爪26,26,26…は、その
先端が図示左側を向くよう斜めに突出しているので、両
プレート11,21が各々浮き上がることなく、壁パネ
ル1,1,の端面間の密着が確実に行える。
じ部材31の回転により、ねじ螺合片13,23間の距
離を離間させて、固定プレート11内に摺動プレート2
1を進入させ、即ち、固定プレート11に近付けるよう
摺動プレート21を平行移動させることで、壁パネル
1,1の端面間を密着させるものである。ここで、固定
プレート11の打込み爪16,16,16…は、その先
端が図示右側に向くよう斜めに突出しており、逆に、摺
動プレート21の打込み爪26,26,26…は、その
先端が図示左側を向くよう斜めに突出しているので、両
プレート11,21が各々浮き上がることなく、壁パネ
ル1,1,の端面間の密着が確実に行える。
【0018】両壁パネル1,1の端面間の接着剤が固化
した後は、逆ねじ部材31を前記と反対に回転させなが
ら、固定プレート11の打込み爪16,16,16…を
一方の壁パネル1から引き抜くと共に、摺動プレート1
1の打込み爪26,26,26…も他方の壁パネル1か
ら引き抜いて、パネル圧締治具10を取り外す。そうし
て、パネル圧締治具10は反復使用される。
した後は、逆ねじ部材31を前記と反対に回転させなが
ら、固定プレート11の打込み爪16,16,16…を
一方の壁パネル1から引き抜くと共に、摺動プレート1
1の打込み爪26,26,26…も他方の壁パネル1か
ら引き抜いて、パネル圧締治具10を取り外す。そうし
て、パネル圧締治具10は反復使用される。
【0019】次に、本発明に係るパネル圧締治具10の
第2実施例を示した図4乃至図6の構成について説明す
る。この第2実施例において、先ず、固定プレート11
は、前記第1実施例のものよりも横幅を小さくしたもの
で、その左右方向に貫通する摺動プレートガイド空間1
2を形成すると共に、前記第1実施例とは逆に、表面の
図示左側にねじ螺合片13を突設している。また、固定
プレート11は、その裏面側の図示上下両側に、先端が
図示右側を向くよう斜めに突出する2本ずつの打込み爪
16,16…を有している。
第2実施例を示した図4乃至図6の構成について説明す
る。この第2実施例において、先ず、固定プレート11
は、前記第1実施例のものよりも横幅を小さくしたもの
で、その左右方向に貫通する摺動プレートガイド空間1
2を形成すると共に、前記第1実施例とは逆に、表面の
図示左側にねじ螺合片13を突設している。また、固定
プレート11は、その裏面側の図示上下両側に、先端が
図示右側を向くよう斜めに突出する2本ずつの打込み爪
16,16…を有している。
【0020】この固定プレート11の摺動プレートガイ
ド空間12内に左右方向摺動自在に組み込まれた摺動プ
レート21は、その表面の固定プレート11から突出し
た図示左側にねじ螺合片23を突設すると共に、裏面の
図示略右半部に、上下2列で先端が図示左側を向くよう
斜めに突出する2本ずつの打込み爪26,26…が突設
されている。そして、前記第1実施例と同様に、回転操
作用ハンドル41をボス部34に備えた逆ねじ部材31
は、固定プレート11のねじ螺合片13に雄ねじ部32
を螺合して、摺動プレート21のねじ螺合片23に雄ね
じ部33を螺合している。
ド空間12内に左右方向摺動自在に組み込まれた摺動プ
レート21は、その表面の固定プレート11から突出し
た図示左側にねじ螺合片23を突設すると共に、裏面の
図示略右半部に、上下2列で先端が図示左側を向くよう
斜めに突出する2本ずつの打込み爪26,26…が突設
されている。そして、前記第1実施例と同様に、回転操
作用ハンドル41をボス部34に備えた逆ねじ部材31
は、固定プレート11のねじ螺合片13に雄ねじ部32
を螺合して、摺動プレート21のねじ螺合片23に雄ね
じ部33を螺合している。
【0021】このようにして、固定プレート11の図示
左側において、摺動プレート21との間に逆ねじ部材3
1を架設してなるパネル圧締治具10を構成する。この
第2実施例のパネル圧締治具10も、固定プレート11
の打込み爪16,16…を一方の壁パネル1に打込ん
で、摺動プレート11の打込み爪26,26…を他方の
壁パネル1に打ち込むことによって、所定位置に取り付
ける。
左側において、摺動プレート21との間に逆ねじ部材3
1を架設してなるパネル圧締治具10を構成する。この
第2実施例のパネル圧締治具10も、固定プレート11
の打込み爪16,16…を一方の壁パネル1に打込ん
で、摺動プレート11の打込み爪26,26…を他方の
壁パネル1に打ち込むことによって、所定位置に取り付
ける。
【0022】このような第2実施例のパネル圧締治具1
0によっても、前記第1実施例と同様、逆ねじ部材31
の回転により、ねじ螺合片13,23間の距離を離間さ
せて、固定プレート11内に摺動プレート21を進入さ
せ、即ち、固定プレート11に近付けるよう摺動プレー
ト21を平行移動させることで、壁パネル1,1の端面
間を密着させられる。
0によっても、前記第1実施例と同様、逆ねじ部材31
の回転により、ねじ螺合片13,23間の距離を離間さ
せて、固定プレート11内に摺動プレート21を進入さ
せ、即ち、固定プレート11に近付けるよう摺動プレー
ト21を平行移動させることで、壁パネル1,1の端面
間を密着させられる。
【0023】なお、以上の実施例においては、固定プレ
ート内に摺動プレートを組み込んだ構造としたが、本発
明はこれに限定されるものではなく、固定プレートにガ
イド溝を形成して、そのガイド溝に摺動プレートを組み
付けた構造であってもよい。また、両プレートや回転操
作用ハンドルのデザイン等も任意である。さらに、本発
明は、実施例のような壁パネルの圧締のみに限らず、床
パネルや屋根パネル等についても適用可能であり、その
他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であ
ることは勿論である。
ート内に摺動プレートを組み込んだ構造としたが、本発
明はこれに限定されるものではなく、固定プレートにガ
イド溝を形成して、そのガイド溝に摺動プレートを組み
付けた構造であってもよい。また、両プレートや回転操
作用ハンドルのデザイン等も任意である。さらに、本発
明は、実施例のような壁パネルの圧締のみに限らず、床
パネルや屋根パネル等についても適用可能であり、その
他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であ
ることは勿論である。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るパネル圧締
治具によれば、一方のパネル面に固定プレートの打込み
爪を打ち込み、他方のパネル面に摺動プレートの打込み
爪を打ち込んで、回転操作用ハンドルにより逆ねじ部材
を回すことによって、両パネル間の隙間を寄せて、パネ
ル相互を密着させることができ、即ち、パネルへの加工
が不要で、一対のプレートと逆ねじ部材およびハンドル
による最少部品点数、且つ構造簡単化によりコンパクト
な構成をもって、パネル間の隙間寄せを容易に行うこと
ができる。
治具によれば、一方のパネル面に固定プレートの打込み
爪を打ち込み、他方のパネル面に摺動プレートの打込み
爪を打ち込んで、回転操作用ハンドルにより逆ねじ部材
を回すことによって、両パネル間の隙間を寄せて、パネ
ル相互を密着させることができ、即ち、パネルへの加工
が不要で、一対のプレートと逆ねじ部材およびハンドル
による最少部品点数、且つ構造簡単化によりコンパクト
な構成をもって、パネル間の隙間寄せを容易に行うこと
ができる。
【図1】本発明に係るパネル圧締治具の第1実施例を示
す概略斜視図である。
す概略斜視図である。
【図2】第1実施例のパネル圧締治具によるパネルへの
使用状態例を示す要部正面図である。
使用状態例を示す要部正面図である。
【図3】同じく第1実施例のパネル圧締治具によるパネ
ルへの使用状態例を示す要部横断平面図である。
ルへの使用状態例を示す要部横断平面図である。
【図4】本発明に係るパネル圧締治具の第2実施例を示
す概略斜視図である。
す概略斜視図である。
【図5】第2実施例のパネル圧締治具によるパネルへの
使用状態例を示す要部正面図である。
使用状態例を示す要部正面図である。
【図6】同じく第2実施例のパネル圧締治具によるパネ
ルへの使用状態例を示す要部横断平面図である。
ルへの使用状態例を示す要部横断平面図である。
1 パネル 10 パネル圧締治具 11 固定プレート 12 摺動プレートガイド空間 13 ねじ螺合片 15 切欠溝 16 打込み爪 21 摺動プレート 23 ねじ螺合片 26 打込み爪 31 逆ねじ部材 32,33 雄ねじ部 34 ボス部 41 回転操作用ハンドル
Claims (3)
- 【請求項1】 パネル間の隙間寄せに用いるパネル圧締
治具であって、 パネル面への打込み爪を備える固定プレートと、この固
定プレートに対し摺動自在に組み付けられてパネル面へ
の打込み爪を備える摺動プレートと、この摺動プレート
と前記固定プレートとに各々螺合する逆ねじ部材と、こ
の逆ねじ部材に設けた回転操作用ハンドルとからなるこ
とを特徴とするパネル圧締治具。 - 【請求項2】 前記固定プレートには、前記摺動プレー
トに備えるねじ螺合片が突出する切欠溝を形成したこと
を特徴とする請求項1記載のパネル圧締治具。 - 【請求項3】 前記摺動プレートに備えるねじ螺合片
は、前記固定プレートの外部に位置することを特徴とす
る請求項1記載のパネル圧締治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20873092A JPH0657962A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | パネル圧締治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20873092A JPH0657962A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | パネル圧締治具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0657962A true JPH0657962A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16561132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20873092A Pending JPH0657962A (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | パネル圧締治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0657962A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018012921A (ja) * | 2016-07-19 | 2018-01-25 | 明正工業株式会社 | 建材パネルの目地幅調整治具 |
JP2019011668A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 文化シヤッター株式会社 | 建材用ジャッキ装置 |
-
1992
- 1992-08-05 JP JP20873092A patent/JPH0657962A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018012921A (ja) * | 2016-07-19 | 2018-01-25 | 明正工業株式会社 | 建材パネルの目地幅調整治具 |
JP2019011668A (ja) * | 2017-06-30 | 2019-01-24 | 文化シヤッター株式会社 | 建材用ジャッキ装置 |
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