JPH0657671A - 製紙用パルプの漂白方法 - Google Patents

製紙用パルプの漂白方法

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JPH0657671A
JPH0657671A JP14603193A JP14603193A JPH0657671A JP H0657671 A JPH0657671 A JP H0657671A JP 14603193 A JP14603193 A JP 14603193A JP 14603193 A JP14603193 A JP 14603193A JP H0657671 A JPH0657671 A JP H0657671A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製紙用パルプの白色度の上昇のための漂白方
法に関する。 【構成】 パルプをまず亜硫酸水素ナトリウムにより、
そして次に硼水素化ナトリウムにより処理することを含
んで成る製紙用パルプの漂白方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、白色度を高め、そして発色団の
含有量を低めるために、製紙用パルプ、特に再循還され
た製紙用パルプを漂白するための方法に関する。
【0002】製紙用パルプ、たとえば再循還された印刷
物のインキ抜き方法は、アルカリ物質、たとえばパルプ
の黄化を引き起こす傾向がある水酸化ナトリウムの使用
を包含する。従って、続いての漂白処理の必要性が存在
する。
【0003】この目的のための還元漂白方法の1つのタ
イプは、FR−A−2639371に開示されており、
これによればインキ抜きされたパルプは次の組合された
作用により漂白される: a)亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、又はそ
れらの2種又は二酸化硫黄及び水酸化ナトリウムの組合
せに由来する亜硫酸イオン及び b)亜硫酸イオンよりもより電気陰性の還元剤、たとえ
ば二酸化チオ尿素、硼水素化ナトリウム又は亜ジチオン
酸ナトリウム。
【0004】亜硫酸ナトリウム及び/又は亜硫酸水素ナ
トリウム及び硼水素化ナトリウムが一緒に使用される場
合、亜ジチオン酸ナトリウムが、還元剤として作用する
ために現場生成される。パルプがまず亜硫酸水素ナトリ
ウムにより、そして続いて硼水素化ナトリウムにより処
理される2段階方法により漂白が行なわれる場合、驚く
べき相乗効果が達成され、そして白色度が高められて得
られることが現在見出された。
【0005】本発明の方法においては、現場生成される
亜ジチオン酸ナトリウムにより実質的に完全にもたらさ
れる漂白の代わりに、第1段階の漂白は亜硫酸ナトリウ
ムによりもたらされ、そして第2段階は、硼水素化ナト
リウムが添加され、そしてそのいくらかが残留亜硫酸塩
と反応する場合に生成される亜ジチオン酸ナトリウムに
よりもたらされる。次に、第3漂白段階は、未反応硼水
素化ナトリウム自体によりもたらされる。それらの間の
3種の段階は、同じ反応体を一緒に添加することによっ
て達成される白色度よりも高い全体的な白色度増進を付
与する。
【0006】本発明の好ましい態様において、硼水素化
ナトリウムは水酸化ナトリウムとの水性混合物(好まし
くは10〜25重量%のNaBH4 及び15〜50重量
%のNaOHを含んで成る)の形で添加される。12重
量%のNaBH4 、40重量%のNaOH及び48重量
%の水を含んで成る特に適切な混合物が、商標BORO
LとしてMorton International,
Inc.により売られている。他の市販の溶液はそれぞ
れ20%のNaBH4 及びNaOHを含む。
【0007】添加される亜硫酸水素塩の合計濃度は、オ
ーブン乾燥パルプ(ODP)に基づいて、0.5〜2.
5重量%、より好ましくは1〜2重量%の範囲である。
1.5重量%の量が特に適切であることが見出された。
【0008】添加される硼水素化ナトリウムの合計濃度
は好ましくは、0.012〜0.06重量%の範囲であ
り、これは上記のように、0.1〜0.5重量%の量で
Borol溶液を添加することによって達成される。よ
り好ましくは、硼水素化ナトリウム含有量は0.024
〜0.048重量%の範囲であり、これは0.2〜0.
4重量%、典型的には約0.3重量%の添加に相当する
(ここですべての重量%はODPに基づく)。
【0009】一定タイプのパルプ、特に高い木繊維含有
率を有するもの、たとえば再循還された印刷物に関し
て、追加の白色度上昇が少量の弱酸、好ましくは有機
酸、たとえば酢酸、蟻酸、クエン酸又は蓚酸を添加する
ことによって達成され得る。好ましくは、酢酸が、OD
Pに基づいて氷酢酸として、0.1〜0.2重量%、好
ましくは約0.15重量%の量で添加される。
【0010】パルプは、工程の開始で、中性又はわずか
に酸性のpH、好ましくはpH5〜7である。処理の後、パ
ルプは好ましくは、中性又はわずかにアルカリ性であ
る。
【0011】本発明の方法は、漂白が約10分で達成さ
れ得るので時間に関して、及び少量の高価な硼水素化物
が一定の白色度上昇を達成するために使用され得、そし
て漂白が特別の漂白タワーにおいてよりもむしろパイプ
を通しての通過においてもたらされ得るので、費用及び
装置に関して、実質的な節約をもたらすことが見出され
た。本発明の好ましい態様が次の例に記載されるであろ
う。
【0012】
【実施例】例1 漂白試験を、フレンチペーパーミルからのインキ抜きさ
れた製紙用パルプのサンプルに対して行なった。そのパ
ルプサンプルは、4〜5%のコンシステンシー及び6.
6〜6.8のpHを有した。パルプを酸化インキ抜き工程
にゆだね、ここで1.2〜2.6%の過酸化水素がパル
パーに添加されたが、しかし残留過酸化物はサンプルに
見出されなかった。
【0013】18gのオーブン乾燥パルプを含むサンプ
ルを、スクリューキャップを有するプラスチック製ボト
ルに入れた。そのボトルを、45℃で温浴槽において予
備加熱した。
【0014】個々の予備加熱されたボトルをその浴槽か
ら除去し、そして37%の市販の亜硫酸水素ナトリウム
溶液を添加し、亜硫酸水素塩含有量をODPに基づいて
1.5重量%にした。5分後、脱イオン水により希釈す
ることによって得られる10% Borol溶液を種々
の量で添加した。サンプルを、個々の添加後、十分に振
盪し、温浴槽に戻した。漂白を45℃で60分間続け、
その後、サンプルをその温浴槽から取り出し、最終pHに
ついて試験し、そして水道水により約1%のコンシステ
ンシーに希釈した。個々のサンプルからのハンドシート
(handsheet)をブフナーフィルター上で調製
し、それらのpHを0.1Nの硫酸によりpH5に調整し、
そして電子レンジにおいて乾燥せしめた。前記シートの
光学的性質をElrepho 2000機械により測定
した。
【0015】結果は表1に示され、ここでサンプル番号
110及び111は、Borol溶液を用いないでの対
照である。使用される硼素溶液の量は、ODPに基づい
て0.1〜0.6重量%であり、これはODPに基づい
て、0.012〜0.072重量%の硼水素化ナトリウ
ムに相当する。
【0016】
【表1】
【0017】図1の図面は、漂白工程で得られた白色度
増強が、Borol含有量でいかに変化するかを示す
(亜硫酸水素塩含有量は一定である)。亜硫酸水素ナト
リウムは単独で、1ポイント以下のISO白色度増強を
与えるが、続いて添加される0.1%の硼素溶液によ
り、3ポイント以上の増強が得られ、そして最大の増強
は、0.25%の硼素溶液の添加により得られ、ここで
それは0.03重量%のNaBH4 に相当し、これはこ
れまで使用されて来た濃度よりもかなり低い濃度であ
る。
【0018】例2 例1の方法を、類似するパルプサンプルを用いてくり返
した。但し、0.35重量%の一定のBorol含有量
(0.042重量%のNaBH4 )を用い、そしてOD
Pに基づいて0〜1.75重量%の間で亜硫酸水素塩濃
度を変えた。得られたハンドシートの光学的性質は表2
に示され、ここでサンプル211及び212は亜硫酸水
素塩を用いない対照のサンプルである。
【0019】
【表2】
【0020】図2の図面は、白色度増強が亜硫酸水素塩
濃度によりいかに変化するかを示す。これは、Boro
lのみの使用がちょうど1ポイント以上の白色度上昇を
与え、そして最適の添加が1〜1.5重量%の亜硫酸水
素塩であることを示す。
【0021】例3 例1の方法をくり返した。但し一定量(0.35重量
%)のBorol及び亜硫酸水素ナトリウム(1.5重
量%)を用い、そして通常、亜硫酸水素塩の添加の後及
びBorolの前、パルプ混合物に酸を添加し、そして
再び、添加の間は5分であった。結果は表3に示され、
そして図3に棒グラフで示されている。
【0022】表3において、サンプル301は対照であ
り、そしてサンプル302は酸を使用していない。サン
プル303〜305は、硫酸がISO白色度上昇に対し
て有意な差異を生ぜしめないことを示し、そしてサンプ
ル306〜311においては、少量の酢酸の添加が約1
ポイントの平均的な追加の白色度上昇を与えた。最高の
上昇は、サンプル308において、0.61重量%の酢
酸の添加により得られた。サンプル306〜310にお
ける添加の順序は、亜硫酸水素塩−酸−Borolであ
るが、サンプル311においては、酸が最初に添加され
た。結果は、サンプル308で得られた結果を有意に異
ならなかった。
【0023】サンプル312において、0.33重量%
のH2 SO4 が亜硫酸水素塩と混合され、そして再び、
それは白色度上昇に何ら有意な影響を与えなかった。比
較のために、サンプル313を、1%のヒドロ亜硫酸ナ
トリウムにより漂白した。
【0024】
【表3】
【0025】例4 漂白試験を、ドイツにおけるパルプミルでのハイドロサ
ルファイト漂白タワーからの熱粉砕された木材(TG
W)パルプのサンプルに対して行なった。実験は、夏期
の間、劣った木材品質のために、漂白されていないTG
Wパルプの初期ISO白色度は、残りの期間よりも2〜
3ポイント低いことを示した。従って、目標とする白色
度は、亜硫酸水素塩漂白のみにより達成され得ない。ハ
イドロスルファイト粉末の添加の割合が高められたとし
ても、白色度上昇は目標よりも2〜3ポイント低く、そ
して従ってより高価なカオリンがパルプに添加されるべ
きである。より特定には、0.2〜0.3%のNa2
2 4 による後−漂白は0.9ポイントの白色度上昇を
達成し得るが、しかしさらに、添加割合を高くしても、
白色度応答に対して陽性効果は示されず、そして腐蝕問
題の傾向を高める。従って、亜硫酸水素塩及び/又は酢
酸と組合してのBorol溶液による後−漂白の効果を
評価するための試験が行なわれた。
【0026】4.5%のコンシステンシーでのオーブン
乾燥された漂白TGWパルプサンプルの10gサンプル
を、プラスチックバッグに入れ、そして65℃に水浴中
で予備加熱した。次に、個々のバッグを、加熱された浴
から除去し、そして脱イオン水中、亜硫酸水素ナトリウ
ムの5%溶液を添加した。サンプルを、均質混合のため
に十分に振盪し、そして2分後、脱イオン水中、Bor
olの1%溶液を添加した。
【0027】バッグを65℃の水浴に戻し、そして後−
漂白を60分間続けた。この後、バッグを浴から取り出
し、pHを測定し、そして脱イオン水により希釈し、1%
にした。ハンドシートをブフナーフィルター上で調製
し、そして急速ハンドシートビルダーにより乾燥せしめ
た。それらの光学的性質を、ハンター白色度装置を用い
て測定した。
【0028】表4は、個々のサンプルに添加された漂白
剤の量及び測定されたpH並びに達成された白色度上昇を
示す。
【0029】
【表4】
【0030】サンプル410〜414においては、パル
プのpHを、それがハンドシートに製造される場合、1N
のH2 SO4 により5に調整した。
【0031】図4は、亜硫酸水素ナトリウムの3種の異
なった添加レベルに対して、Borol濃度を変えるこ
とで、いかに白色度上昇が変化するかを示す。これは、
ODPに基づいて0.1〜0.3重量部のBorolの
最適添加レベルを示し、これは0.012〜0.036
重量%のNaBH4 に相当する。0.3%レベル以上で
は追加の上昇は得られず、そして実際、これはBoro
lの高いアルカリ性のために、白色度戻り(rever
sion)を引き起こす。
【0032】最大の白色度上昇は1.71ISOポイン
トであり、サンプル419により得られ、ここで0.2
%のBorol(ODPに基づいて0.024重量%の
NaBH4 に相当する)及び1.5重量%の亜硫酸水素
塩が添加された。
【0033】例5 例4の方法をくり返した。但し、脱イオン水中、1%溶
液として種々の量の酢酸を、亜硫酸水素塩の添加後及び
Borolの添加の前、添加し、そしてそれらの添加間
の間は2分であった。添加レベル、白色度上昇及び測定
されたpH値が表5に示される。
【0034】
【表5】
【0035】図5は、Borol及び/又は酢酸を伴っ
て、及び伴わないで、亜硫酸水素塩濃度により、いかに
白色度応答が変化するかを示す。亜硫酸水素塩の最適添
加レベルは、ODPに基づいて1〜2重量%、好ましく
は約1.5重量%であることが見出された。2%レベル
以上ではほとんど有意でないことが見出された。
【0036】2.27ISOポイントの最高の白色度上
昇はサンプル535により得られ、これは単に0.1%
のBorol添加レベルを用いた。これは、他の漂白剤
の価格に対して硼水素化ナトリウムの高い価格の観点か
ら特に好都合である。酢酸のための最適添加レベルは、
ODPに基づいて0.15重量%であることが見出され
た。
【0037】例6 漂白試験を、デンマークにおけるペーパーミルからの、
低木材繊維含有量を有するインキ抜きされた製紙用パル
プに対して行なった。42.5gのオーブン乾燥パルプ
を含むパルプサンプルを、1000mlのプラスチック容
器に入れ、そして蒸留水により5%のコンシステンシー
に希釈した。個々の試験の前、サンプルを、一定温度の
浴において50℃に予備加熱した。
【0038】予備加熱された容器を、前記浴から除去
し、そして亜硫酸水素ナトリウムの4.25重量%溶
液、続いて2%のBorol溶液を添加した。いくつか
の試験においては、亜硫酸水素塩の添加の後及びBor
olの添加の前、酢酸を添加した。
【0039】60分間の漂白期間の後、容器を前記浴か
ら取り出し、最終pHを測定し、そして水道水により希釈
し、±1%のコンシステンシーを得た。ハンドシート
を、ブフナーフィルター上で調製し、そしてそれらの光
学的性質をElrepho 2000機械により測定し
た。結果は表6に示される。
【0040】
【表6】
【0041】Borol濃度による白色度上昇の変動が
図6に示され、これから、この場合、酢酸の使用に何の
有益性も由来しないことが示された。これは、パルプ仕
上げにおける木材含有廃棄物の低い%のためであると思
われる。
【0042】この例においては、最高の白色度上昇はサ
ンプル613及び615に関してであることがまた見出
され、ここでBorol含有量はそれぞれ0.3及び
0.5重量%であった。それにもかかわらず、Boro
l含有量のための最適範囲は0.2〜0.4重量%であ
り、これは特に、高価な硼水素化ナトリウムの観点か
ら、ODPに基づいて0.024〜0.048重量%の
NaBH4 に相当する。この範囲以上で、白色度上昇の
一般的傾向は下降する。
【0043】例7 ホルムアミジンスルフィン酸(FAS)を用いて漂白さ
れた例1におけるのと同じミルからのパルプに関して、
例6の直接的Borol注入(DBI)方法と、2.5
%の水酸化ナトリウムを含む5% FAS溶液を用いて
のFAS漂白方法とを比較した。予備試験は、FASを
用いての最高の白色度上昇は、ODPに基づいて0.6
重量%のFAS濃度で得られたことを示した。
【0044】4種のサンプルを、例6の条件に類似する
条件を用いて処理した。但し、漂白温度は65℃であっ
た。サンプル740を、ODPに基づいて0.6%濃度
でFASにより処理した。サンプル741を、例6によ
り決定された最適量を用いてDBI方法にゆだねた。サ
ンプル742を、FAS、次にDBIを用いて2段階
(YY)漂白にゆだね、そしてサンプル743をまずD
BI及び次に半分の濃度でのFASによるYY漂白にゆ
だねた。結果は表7に示される。
【0045】
【表7】
【0046】この例は、本発明のDBI方法が、FAS
を用いて得られた白色度に適合する白色度上昇を生ぜし
め、そしてFASの高い費用の観点から、50%又はそ
れ以上の費用節約を伴った。
【0047】例8 追加のサンプルを例7の方法及び条件を用いて漂白し、
1.5%の亜硫酸水素ナトリウム及び0.25%のBo
rolを用いてのDBI方法と過酸化水素、水酸化ナト
リウム及びジエチレントリアミン六酢酸(DTPA)を
用いての酸化漂白とを比較し、そして組合した。H2
2 ,NaOH及びDTPAの必要な体積を、小さなビー
カー中にピペットで取り、そして10mlの蒸留水により
希釈した。ビーカーを水によりすすぎ、すべての化学物
質がパルプに添加されたことを確めた。過酸化物による
漂白時間は120分であった。過酸化物により漂白され
たパルプサンプルのpHを、亜硫酸水素ナトリウムを添加
することによって、漂白期間の最後で、7に調整した。
【0048】結果は表8に示される。サンプル825及
び826は、過酸化物混合物のみにより漂白され、そし
てサンプル827はDBIのみにより漂白された。サン
プル828〜831を、DBI漂白、続く過酸化物漂白
を含んで成る2段階(YP)方法にゆだねた。サンプル
832及び833を3段階(YPY)方法にゆだね、こ
こで過酸化物漂白の後、1.0%の亜硫酸水素塩及び
0.2%のBorolによる追加のDBI漂白が存在し
た。Y−段階は、DBI方法を用いることを意見する。
【0049】結果は表8に示され、そして図7の棒グラ
フで示される。YPY処理は最高の白色度上昇を与える
が、DBI方法単独以上の改良は限界であり、そしてD
BIとの組合しての過酸化物の使用の追加の費用はこの
限界の白色度応答により正当化されないであろう。DB
I処理は、過酸化物方法のみよりも一層高い白色度上昇
を与えた。
【0050】
【表8】
【0051】戻り 例7の過酸化物、YP及びYPY試験のすべてのサンプ
ルを65℃で24時間、温浴槽でエージングし、そして
白色度を測定し、戻りが生じたかどうかを調べた。
【0052】表9は、いづれかの漂白方法により得られ
るすべてのサンプルの白色度が長期間の貯蔵の後、ひじ
ょうに安定し、且つ良好であることを示す。これは、得
られた白色度が、その製造が予期できない環境により長
期間、停止されても、安定している保証を与える。
【0053】
【表9】
【0054】例9 漂白試験を、例4のミルとは異なったドイツ製紙ミルか
らのインキ抜きされた3種のタイプの製紙用パルプに対
して行なった。これは、DIP1,2及び3として次に
企画されている。 1.DIP1:ONP、2段階浮動インキ抜き、初期白
色度64.4% ISO 2.DIP2:ONP、2段階浮動インキ抜き、初期白
色度59.5% ISO 3.DIP3:木材−フリーの事務用故紙、1段階浮動
インキ抜き、初期白色度70.6% ISO。
【0055】10gのオーブン乾燥パルプを含むパルプ
サンプルを、1lのプラスチック製バッグに入れた。パ
ルプのコンシステンシーを、温水道水により5%に下
げ、65℃の温度を得た。使用される漂白用化学物質
は、4.5%の亜硫酸水素塩溶液、2%のBorol溶
液及び1.5%のHOAc溶液であった。亜硫酸水素塩
をまず、パルプにピペットで入れ、その後、Borol
溶液を添加した。酢酸による試験においては、HOAc
溶液を、亜硫酸水素塩溶液の添加とBorol溶液の添
加との間で添加した。
【0056】個々のサンプルの初期pHを、化学物質の添
加の後すぐに測定し、次にサンプルバッグを、65℃で
温浴槽に入れた。保持時間は、すべての試験において6
0分であった。漂白期間の最後で、最終pHを再び測定し
た。
【0057】パルプサンプルを水道水により希釈し、1
lにした。200mlのサンプルを再び希釈し、2lにし
た。180mlをハンドシートの調製のために取った。ハ
ンドシートの両側の光学的性質を、Data Colo
r 2000機械によりミル実験方法に従って測定し
た。個々のサンプルの光学的性質の平均値を計算し、そ
して漂白効果比較のために使用した。
【0058】結果は、表10〜13に包含され、そして
図8〜10に示される。1.5%の亜硫酸水素ナトリウ
ムのみの添加は、DIP1及び2に関して、0.9及び
1.3ISOポイントの白色度の適度な上昇を付与し
た。亜硫酸水素塩を含まない0.5%のBorol溶液
の直接的な注入は、それぞれ0.7及び1.0の白色度
上昇を付与した。
【0059】1.5%の亜硫酸水素ナトリウム及び0.
5%のBorol溶液の組合せは、4%のポイントで白
色度を高めた。NaHSO4 及びBorol溶液の組合
せは、白色度応答に対して相乗効果を示した。この効果
はひじょうに明確に図10に見出され得る:3.2ポイ
ントの白色度応答が0.2%のBorol溶液及び1.
5%の亜硫酸水素塩の添加により達成され得る。ハイド
ロサルファイトと比較して、0.75%の活性Na2
2 4 が、同じ白色度応答を得るために必要とされる。
【0060】0.15%の酢酸の添加は、特に木材含有
ONP−DIPの漂白のために、DBI技法の漂白効果
を改良する。図8及び9は、少量の酢酸添加が、4IS
O白色度ポイントの達成のために、たとえばDIPに関
して、0.5%から0.3%にBorol溶液の化学物
質添加割合を減じることができることを示す。DBI技
法への酢酸の添加の効果は、木材−フリーのインキ抜き
されたパルプの漂白のためには有意でない。酢酸の最適
な添加割合は、0.15〜0.2%の範囲である。
【0061】
【表10】
【0062】
【表11】
【0063】
【表12】
【0064】
【表13】
【図面の簡単な説明】
【図1】これは、固定された亜硫酸水素塩濃度に関し
て、Borol濃度の変化によりいかに白色度上昇が変
化するかを示すグラフである。
【図2】これは、一定のBorol濃度に関して、いか
に白色度上昇が亜硫酸水素塩濃度の変化により変化する
かを示すグラフである。
【図3】これは、漂白化学物質の種々の組合せによる白
色度上昇を比較する棒グラフである。
【図4】これは、3種の異なった亜硫酸水素塩の添加レ
ベルに関して、Borol濃度によりいかに白色度上昇
が変化するかを示す。
【図5】これは、Borol及び/又は酢酸を伴って又
は伴わないで、亜硫酸水素塩濃度によりいかに白色度上
昇が変化するかを示す。
【図6】これは、低い木材含有量のパルプにおいて酢酸
により及び酢酸によらないで達成される白色度上昇を示
す。
【図7】これは、本発明の直接的なBorol注入(D
BI)方法のみにより、及び他の漂白段階と組合して達
成される白色度上昇を示す棒グラフである。
【図8】これは、3種の異なったパルプサンプルに関し
て、酢酸を伴って及び伴わないで、異なった添加レベル
のBorolにより達成される白色度上昇を示す。
【図9】これは、図8と同じ条件下で達成される他のパ
ルプサンプルに対する白色度上昇を示す。
【図10】これは、図8と同じ条件下で達成される他の
パルプサンプルに対する白色度上昇を示す。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製紙用パルプの漂白方法であって、パル
    プをまず亜硫酸水素ナトリウムにより、そして次に硼水
    素化ナトリウムにより処理することを含んで成る方法。
  2. 【請求項2】 前記硼水素化ナトリウムが水酸化ナトリ
    ウムとの水性混合物の形で添加される請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 前記水性混合物が10〜25重量%のN
    aBH4 、15〜50重量%のNaOH及び実質的に残
    りの水を含んで成る請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記添加されるNaBH4 の合計濃度
    が、オーブン乾燥パルプ(ODP)に基づいて0.01
    〜0.1重量%である請求項1〜3のいづれか1項記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 前記硼水素化ナトリウムの合計濃度が、
    ODPに基づいて0.024〜0.48重量%である請
    求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記添加される亜硫酸水素ナトリウムの
    合計濃度が、ODPに基づいて0.5〜2.5重量%で
    ある請求項1〜5のいづれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 弱酸が前記パルプに添加される請求項1
    〜6のいづれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記弱酸が、亜硫酸水素ナトリウムの
    後、及び硼水素化ナトリウムの前で添加される請求項7
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記弱酸が、酢酸、蟻酸、クエン酸又は
    蓚酸を包含する請求項7又は8記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記酢酸が、ODPに基づいて0.1
    〜0.2重量%の量でパルプに添加される請求項9記載
    の方法。
  11. 【請求項11】 前記パルプがパイプを通過するにつれ
    て実施される請求項1〜10のいづれか1項記載の方
    法。
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