JPH0657248B2 - 血液フイルタ− - Google Patents
血液フイルタ−Info
- Publication number
- JPH0657248B2 JPH0657248B2 JP60067282A JP6728285A JPH0657248B2 JP H0657248 B2 JPH0657248 B2 JP H0657248B2 JP 60067282 A JP60067282 A JP 60067282A JP 6728285 A JP6728285 A JP 6728285A JP H0657248 B2 JPH0657248 B2 JP H0657248B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blood
- polymer
- filament
- filter
- blood filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、輸血や血液の対外循環などにおいて使用する
血液適合性の優れた血液フィルターに関する。
血液適合性の優れた血液フィルターに関する。
従来、輸血は供血者から採取した血液をそのまま輸血す
る全血輸血が主流であったが、感染や副作用の低減及び
血液の有効利用などの観点から、近年になって患者に必
要な成分のみを輸血する成分輸血に移行しつつある。
る全血輸血が主流であったが、感染や副作用の低減及び
血液の有効利用などの観点から、近年になって患者に必
要な成分のみを輸血する成分輸血に移行しつつある。
ところで、輸血の必要な患者のなかには、血小板減少症
のように血小板の輸血が必要な場合があるが、血小板は
粘着や凝集を起こしやすいので、容器や回路などの壁面
に付着して有効に利用できる血小板が減少してしまうと
いう問題がある。一方、血液は保存中にその成分の一部
が凝固して微小塞栓物を生成することが知られており、
このような微小塞栓物が輸血によって体内に入るのを防
ぐために輸血セットにはフィルターが設けられている。
ところが、血小板輸血においては多量の血小板がフィル
ターに粘着し、有効に利用される血小板の量をさらに減
少させる結果となっている。
のように血小板の輸血が必要な場合があるが、血小板は
粘着や凝集を起こしやすいので、容器や回路などの壁面
に付着して有効に利用できる血小板が減少してしまうと
いう問題がある。一方、血液は保存中にその成分の一部
が凝固して微小塞栓物を生成することが知られており、
このような微小塞栓物が輸血によって体内に入るのを防
ぐために輸血セットにはフィルターが設けられている。
ところが、血小板輸血においては多量の血小板がフィル
ターに粘着し、有効に利用される血小板の量をさらに減
少させる結果となっている。
本発明の目的は、血液適合性に優れており血小板などの
血液細胞の粘着が少ない血液フィルターを提供すること
にある。
血液細胞の粘着が少ない血液フィルターを提供すること
にある。
本発明者らは、上述の目的を達成すべく種々検討した結
果、血液フィルターを構成する高分子フィラメトの表面
に水溶性でかつ実質的に非イオン性の重合体を所定量結
合することにより、目的を達成し得ることを見出し本発
明に到達した。
果、血液フィルターを構成する高分子フィラメトの表面
に水溶性でかつ実質的に非イオン性の重合体を所定量結
合することにより、目的を達成し得ることを見出し本発
明に到達した。
すなわち本発明は、多数の交差した高分子フィラメント
より形成された血液フィルターであってフィラメントの
表面に水溶性でかつ実質的に非イオン性の重合体が1〜
100μg/cm2の範囲で結合されていることを特徴とする血
液フィルターである。
より形成された血液フィルターであってフィラメントの
表面に水溶性でかつ実質的に非イオン性の重合体が1〜
100μg/cm2の範囲で結合されていることを特徴とする血
液フィルターである。
本発明において使用される水溶性でかつ実質的に非イオ
ンの重合体とは、常温または加温下で水溶性でありかつ
イオン性基をほとんどまたは全く有さない重合体であ
る。水溶性の重合体であってもイオン性基を多重に含む
場合には、血液適合性が劣るので使用することができな
い。好ましい重合体を例示するならば、ポリアクリルア
ミド、ポリジメチルアクリルアミドなどのアクリルアミ
ド系重合体、ポリメタクリルアミドなどのメタクリルア
ミド系重合体、ポリビニルピロリドン、部分ケン化およ
び完全ケン化ポリビニルアルコール、ポリエチレングリ
コールおよびデキストランなどをあげることができる。
これらのなかでも、ポリアクリルアミド系重合体、ポリ
ビニルピロリドンおよびポリビニルアルコールが血液適
合性の点で特に好ましい。これらの重合体は1種のみを
単独で用いることもできるし、2種以上を併用すること
もできる。また、重合体はホモ重合体であっても共重合
体であってもよい。
ンの重合体とは、常温または加温下で水溶性でありかつ
イオン性基をほとんどまたは全く有さない重合体であ
る。水溶性の重合体であってもイオン性基を多重に含む
場合には、血液適合性が劣るので使用することができな
い。好ましい重合体を例示するならば、ポリアクリルア
ミド、ポリジメチルアクリルアミドなどのアクリルアミ
ド系重合体、ポリメタクリルアミドなどのメタクリルア
ミド系重合体、ポリビニルピロリドン、部分ケン化およ
び完全ケン化ポリビニルアルコール、ポリエチレングリ
コールおよびデキストランなどをあげることができる。
これらのなかでも、ポリアクリルアミド系重合体、ポリ
ビニルピロリドンおよびポリビニルアルコールが血液適
合性の点で特に好ましい。これらの重合体は1種のみを
単独で用いることもできるし、2種以上を併用すること
もできる。また、重合体はホモ重合体であっても共重合
体であってもよい。
かかる水溶性でかつ実質的に非イオン性の重合体は、血
液フィルターのフィラメント表面に1〜100 μg/cm2の
範囲で結合されていることが必要であり、好ましくは10
〜50μg/cm2である。重合体の結合量がこの範囲から外
れる場合には、血小板の粘着が激しくなるので使用する
ことができない。
液フィルターのフィラメント表面に1〜100 μg/cm2の
範囲で結合されていることが必要であり、好ましくは10
〜50μg/cm2である。重合体の結合量がこの範囲から外
れる場合には、血小板の粘着が激しくなるので使用する
ことができない。
水溶性でかつ実質的に非イオン性の重合体をフィラメン
トの表面に結合する方法としては、従来公知の種々の方
法を使用することができ、結合量が上述した範囲になる
ように条件を選択すればよい。その方法を具体的に例示
するならば、フィラメントの表面上にラジカルまたはペ
ルオキシドを生成させ、これに単量体を接触させてグラ
フト重合を行なう方法、および重合体をあらかじめ生成
しておき、フィラメント表面上に化学的に結合させる方
法をあげることができる。ラジカルまたはペルオキシド
を生成させる方法としては、(1)電子線やガンマ線など
の高エネルギー放射線を照射する方法、(2)紫外線を照
射する方法、(3)低温プラズマ放電処理、(4)コロナ放電
処理、(5)オゾン処理および(6)過酸化ベンゾイルのよう
なラジカル重合開始剤を添加する方法などがある。フィ
ラメントをこれらの処理に付する際に単量体を共存させ
るかあるいは処理後に単量体を接所させることにより重
合が行われる。結合量は、フィラメントの処理条件や単
量体の接触時間、温度などを調整することにより調節す
ることができる。使用される単量体としては、アクリル
アミド、ジメチルアクリルアミド、メタクリルアミド、
ビニルピロリドン、酢酸ビニルおよびエチレンオキシド
などをあげることができる。酢酸ビニルは重合後にケン
化することによりポリビニルアルコールに変換する。
トの表面に結合する方法としては、従来公知の種々の方
法を使用することができ、結合量が上述した範囲になる
ように条件を選択すればよい。その方法を具体的に例示
するならば、フィラメントの表面上にラジカルまたはペ
ルオキシドを生成させ、これに単量体を接触させてグラ
フト重合を行なう方法、および重合体をあらかじめ生成
しておき、フィラメント表面上に化学的に結合させる方
法をあげることができる。ラジカルまたはペルオキシド
を生成させる方法としては、(1)電子線やガンマ線など
の高エネルギー放射線を照射する方法、(2)紫外線を照
射する方法、(3)低温プラズマ放電処理、(4)コロナ放電
処理、(5)オゾン処理および(6)過酸化ベンゾイルのよう
なラジカル重合開始剤を添加する方法などがある。フィ
ラメントをこれらの処理に付する際に単量体を共存させ
るかあるいは処理後に単量体を接所させることにより重
合が行われる。結合量は、フィラメントの処理条件や単
量体の接触時間、温度などを調整することにより調節す
ることができる。使用される単量体としては、アクリル
アミド、ジメチルアクリルアミド、メタクリルアミド、
ビニルピロリドン、酢酸ビニルおよびエチレンオキシド
などをあげることができる。酢酸ビニルは重合後にケン
化することによりポリビニルアルコールに変換する。
フィラメント表面上に重合体を化学的に結合させる方法
としては、フィラメント表面上の反応性基と重合体の反
応性基とを直接反応させて結合させる方法と、他の化合
物を介して結合させる方法がある。この方法は、ポリビ
ニルアルコール、ポリエチレングリコールおよびテキス
トランなどのように分子中に水酸基を有する重合体に対
して好適であり、ジイソシアネート化合物を介して水酸
基を有する基材と結合する方法が好ましく使用される。
としては、フィラメント表面上の反応性基と重合体の反
応性基とを直接反応させて結合させる方法と、他の化合
物を介して結合させる方法がある。この方法は、ポリビ
ニルアルコール、ポリエチレングリコールおよびテキス
トランなどのように分子中に水酸基を有する重合体に対
して好適であり、ジイソシアネート化合物を介して水酸
基を有する基材と結合する方法が好ましく使用される。
本発明の血液フィルターを形成するフィラメントは天然
または合成高分子からなるモノフィラメントであり、ポ
リエステル、ナイロンおよびセルロースが好ましく使用
される。フィラメントの太さは20〜 100μm程度が適当
である。フィラメントは、互いに交差させて網目状に形
成し、一定以上の大きさの固形物の通過を阻止するよう
にする。フィルターの孔径は20〜80μmが適当である。
または合成高分子からなるモノフィラメントであり、ポ
リエステル、ナイロンおよびセルロースが好ましく使用
される。フィラメントの太さは20〜 100μm程度が適当
である。フィラメントは、互いに交差させて網目状に形
成し、一定以上の大きさの固形物の通過を阻止するよう
にする。フィルターの孔径は20〜80μmが適当である。
本発明においては、水溶性でかつ実質的に非イオン性の
重合体の結合量が前述した範囲に入るように調整するこ
とが重要であるが、重合体結合量の測定方法としては、
例えば以下に述べるような方法がある。
重合体の結合量が前述した範囲に入るように調整するこ
とが重要であるが、重合体結合量の測定方法としては、
例えば以下に述べるような方法がある。
(1) 試料を化学的に処理して、結合した重合体の一部
または全体を遊離させ、遊離物を定量する。
または全体を遊離させ、遊離物を定量する。
(2) フィラメント基材は溶解するが重合体は溶解しな
い溶媒に試料を溶解し、重合体を分離して定量する。
い溶媒に試料を溶解し、重合体を分離して定量する。
(3) グラフト重合を行う単量体または結合前の重合体
を放射性同位元素でラベルしておき、結合処理後に試料
の放射能量を測定する。
を放射性同位元素でラベルしておき、結合処理後に試料
の放射能量を測定する。
(4) 前反射赤外線吸収スペクトル(ATR-IR)を測定
し、あらかじめ作成しておいた検量線よりもとめる。
し、あらかじめ作成しておいた検量線よりもとめる。
好適の測定方法は使用する基材の材質および結合する水
溶性重合体の種類によって異なるので、それぞれの場合
に応じて適当な方法を選択すればよい。
溶性重合体の種類によって異なるので、それぞれの場合
に応じて適当な方法を選択すればよい。
本発明の血液フィルターの製造においては、フィルター
の材料となる高分子フィラメントの表面にあらかじめ水
溶性でかつ実質的に非イオン性の重合体を結合してから
フィルターを製造してもよいし、フィルターを製造した
後でその表面に水溶性でかつ実質的に非イオン性の重合
体を結合してもよい。後者の方法によれば、フィルター
枠にも同時にフィラメントと同じ処理をすることができ
る。
の材料となる高分子フィラメントの表面にあらかじめ水
溶性でかつ実質的に非イオン性の重合体を結合してから
フィルターを製造してもよいし、フィルターを製造した
後でその表面に水溶性でかつ実質的に非イオン性の重合
体を結合してもよい。後者の方法によれば、フィルター
枠にも同時にフィラメントと同じ処理をすることができ
る。
本発明の血液フィルターは、平面状構造のもとはもちろ
ん円筒状あるいは波状構造にすることもできる。また、
単層構造とすることもできるし、多層構造とすることも
できる。
ん円筒状あるいは波状構造にすることもできる。また、
単層構造とすることもできるし、多層構造とすることも
できる。
フィラメントの表面に水溶性でかつ実質的に非イオン性
の重合体を所定量結合することにより血小板などの血液
細胞の粘着が少なくなる理由は明確ではないが、重合体
を結合することにより血液細胞との相互作用を低い表面
が発現するためではないかと推定される。
の重合体を所定量結合することにより血小板などの血液
細胞の粘着が少なくなる理由は明確ではないが、重合体
を結合することにより血液細胞との相互作用を低い表面
が発現するためではないかと推定される。
直径40μmのポリエステルモノフィラメントから作られ
た孔径45μm、開口面積比30%の平織メッシュ布をエタ
ノールで洗浄したのち、低温プラズマ表面処理装置を用
いてアルゴンガス・プラズマ処理を行った。処理条件
は、出力11.5W、ガス流速20cm3/mm、圧力0.04Torr.で
あり、処理時間50秒である。このようにしてプラズマ処
理したメッシュ布をアクリルアミドの10%水溶液に浸漬
し、窒素ガスにて置換して50℃にて2時間グラフト重合
を行って、フィラメントの表面にポリアクリルアミドの
結合したメッシュ布を得た。
た孔径45μm、開口面積比30%の平織メッシュ布をエタ
ノールで洗浄したのち、低温プラズマ表面処理装置を用
いてアルゴンガス・プラズマ処理を行った。処理条件
は、出力11.5W、ガス流速20cm3/mm、圧力0.04Torr.で
あり、処理時間50秒である。このようにしてプラズマ処
理したメッシュ布をアクリルアミドの10%水溶液に浸漬
し、窒素ガスにて置換して50℃にて2時間グラフト重合
を行って、フィラメントの表面にポリアクリルアミドの
結合したメッシュ布を得た。
このメッシュ布の一部を裁断してフィルター枠に固定
し、血液フィルターを作成したまた、残りのメッシュ布
を用いて表面を結合したポリアクリルアミドの量を以下
の方法で測定した。まず、メッシュ布を1.5 Nの塩酸に
浸漬し、2.5 気圧のオートクレーブ中で30分間処理して
ポリアクリルアミドを加水分解した。次いで水酸化ナト
リウムで中和し、ニンヒドリン溶液を加え、再び3気圧
のオートクレーブ中で5分間反応させ、反応溶液の 570
mmにおける吸光度を測定した。この測定地とあらかじめ
求めておいた検量線とからポリアクリルアミドの結合量
を算出した。その結果、ポリアクリルアミドの結合量は
27μg/cm2であった。なお、計算において、繊維は断面
が真円で全体にわたって均一なものとして表面積をもと
めた。
し、血液フィルターを作成したまた、残りのメッシュ布
を用いて表面を結合したポリアクリルアミドの量を以下
の方法で測定した。まず、メッシュ布を1.5 Nの塩酸に
浸漬し、2.5 気圧のオートクレーブ中で30分間処理して
ポリアクリルアミドを加水分解した。次いで水酸化ナト
リウムで中和し、ニンヒドリン溶液を加え、再び3気圧
のオートクレーブ中で5分間反応させ、反応溶液の 570
mmにおける吸光度を測定した。この測定地とあらかじめ
求めておいた検量線とからポリアクリルアミドの結合量
を算出した。その結果、ポリアクリルアミドの結合量は
27μg/cm2であった。なお、計算において、繊維は断面
が真円で全体にわたって均一なものとして表面積をもと
めた。
作成した血液フィルターに濃厚血小板血漿を流し、次に
生理食塩水を流してフィルターを洗浄した。洗浄後のフ
ィルターを走査型電子顕微鏡で観察したところ、血小板
の粘着はほとんど認められなかった。
生理食塩水を流してフィルターを洗浄した。洗浄後のフ
ィルターを走査型電子顕微鏡で観察したところ、血小板
の粘着はほとんど認められなかった。
一方、比較のために未処理のポリエステルメッシュ布に
ついて同様の操作を実施したところ、多数の血小板が粘
着しているのが観察された。
ついて同様の操作を実施したところ、多数の血小板が粘
着しているのが観察された。
以上の結果から、本発明が血小板などの血液細胞の粘着
低減に効果があることがわかる。
低減に効果があることがわかる。
本発明の血液フィルターは、血小板などの血液細胞の粘
着および凝集が少ないので、輸血や血液の体外循環にお
けるフィルターとして有用であり特に血層板を多量に含
む血液成分の濾過に好適である。
着および凝集が少ないので、輸血や血液の体外循環にお
けるフィルターとして有用であり特に血層板を多量に含
む血液成分の濾過に好適である。
Claims (4)
- 【請求項1】多数の交差した高分子フィラメントより形
成された血液フィルターであって、フィラメントの表面
に水溶性でかつ実質的に非イオン性の重合体が1〜100
μg/cm2の範囲で結合されていることを特徴とする血液
フィルター。 - 【請求項2】重合体の結合量が10〜50μg/cm2である特
許請求の範囲第1項記載の血液フィルター。 - 【請求項3】フィルターの孔径が20〜80μmである特許
請求の範囲第1項または第2項記載の血液フィルター。 - 【請求項4】フィラメントが、ポリエステル、ナイロン
またはセルロースからなる特許請求の範囲第1項記載の
血液フィルター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60067282A JPH0657248B2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 血液フイルタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60067282A JPH0657248B2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 血液フイルタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61226056A JPS61226056A (ja) | 1986-10-07 |
JPH0657248B2 true JPH0657248B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=13340459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60067282A Expired - Lifetime JPH0657248B2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 血液フイルタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0657248B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4936998A (en) * | 1986-03-28 | 1990-06-26 | Asahi Medical Co., Ltd. | Filter medium for selectively removing leucocytes |
JPS6475014A (en) * | 1987-09-18 | 1989-03-20 | Terumo Corp | Filter for separating leukocytes |
EP0792677A1 (en) * | 1996-02-28 | 1997-09-03 | Arbor Technologies, Inc. | Leucocyte depleting filter-device, media and method of use |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61149216A (ja) * | 1984-12-18 | 1986-07-07 | バックスター インターナショナル インコーポレーテッド | 濾過器 |
-
1985
- 1985-03-29 JP JP60067282A patent/JPH0657248B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61149216A (ja) * | 1984-12-18 | 1986-07-07 | バックスター インターナショナル インコーポレーテッド | 濾過器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61226056A (ja) | 1986-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2566548B2 (ja) | 表面改質した外科用機器、器具、インプラント、コンタクトレンズおよびその類似物 | |
US3826678A (en) | Method for preparation of biocompatible and biofunctional materials and product thereof | |
US4743258A (en) | Polymer materials for vascular prostheses | |
US4537767A (en) | Method for cleansing fluid discharging skin surfaces, wounds and mucous membranes and means for carrying out the method | |
EP1654014B1 (en) | Absorbent materials and articles | |
US4225580A (en) | Method for cleansing fluid discharging skin surfaces, wounds and mucous membranes and means for carrying out the method | |
JP2992556B2 (ja) | 表面改質した医療器具 | |
JP2761392B2 (ja) | 医療用シーラント組成物およびその製造方法 | |
EP1192959B1 (en) | Antithrombotic surface treating agent and medical apparatus | |
JPS6134829B2 (ja) | ||
JPH04152952A (ja) | 生体適合性医用材料 | |
JP2648760B2 (ja) | 生分解性及び高吸水性樹脂組成物からなる不織布及びその用途 | |
JP4261623B2 (ja) | 白血球除去材 | |
Olsson et al. | Prevention of platelet adhesion and aggregation by a glutardialdehyde-stabilized heparin surface | |
JPH11505138A (ja) | ヘパリンのバイオ特異的除去のための装置および方法 | |
JPH0657248B2 (ja) | 血液フイルタ− | |
JP3645968B2 (ja) | 吸水性繊維の製造方法 | |
Darwis | Role of radiation processing in production of hydrogels for medical applications | |
JPS59129232A (ja) | 高吸水性樹脂の製造法 | |
JPS61209655A (ja) | 導尿チユ−ブ | |
San Román et al. | Application of new coatings for vascular grafts based on polyacrylic systems with antiaggregating activity | |
JPH05309131A (ja) | 表面重合により表面改質された医療用具 | |
US5525279A (en) | Method of forming a granulocyte adsorbing carrier and granulocyte remover | |
EP0305346A1 (en) | Articles exhibiting a blood-compatible surface layer and process for providing articles with such a surface layer | |
CN211390435U (zh) | 一种含有葡甘聚糖的止血纱布 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |