JPH0656918B2 - ラックにモジュールを保持するウェッジ・クランプ - Google Patents

ラックにモジュールを保持するウェッジ・クランプ

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JPH0656918B2
JPH0656918B2 JP3141714A JP14171491A JPH0656918B2 JP H0656918 B2 JPH0656918 B2 JP H0656918B2 JP 3141714 A JP3141714 A JP 3141714A JP 14171491 A JP14171491 A JP 14171491A JP H0656918 B2 JPH0656918 B2 JP H0656918B2
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wedge
clamp
bracket
module
rod
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ティー.ペーターソン ケビン
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ロックウェル インターナショナル コーポレイション
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/14Mounting supporting structure in casing or on frame or rack
    • H05K7/1401Mounting supporting structure in casing or on frame or rack comprising clamping or extracting means
    • H05K7/1402Mounting supporting structure in casing or on frame or rack comprising clamping or extracting means for securing or extracting printed circuit boards
    • H05K7/1404Mounting supporting structure in casing or on frame or rack comprising clamping or extracting means for securing or extracting printed circuit boards by edge clamping, e.g. wedges
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T24/00Buckles, buttons, clasps, etc.
    • Y10T24/44Clasp, clip, support-clamp, or required component thereof
    • Y10T24/44573Clasp, clip, support-clamp, or required component thereof including track or way guided and retained gripping member
    • Y10T24/4459Clasp, clip, support-clamp, or required component thereof including track or way guided and retained gripping member with operator for moving guided member
    • Y10T24/44598Threaded cylindrical rod and mating cavity

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクランプ機構に係わり、
特に産業および軍事用に用いられるラックへの電子モジ
ュールの取付けのためのクランク機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】飛行機や大形船舶の内部およびある種の
軍用車両内には、極めて多数の電子制御装置が一般に備
えられている。上記諸装置の通常の取付けはラック取付
けによるもので、その場合個々の電子ユニットは、ユニ
ットの機械的な支えとなる装置を有する囲いの中に並行
に、または縦に配列して取り付けられる。ラック内へ上
記諸装置を取り付ける以前の方法には、ラック上のフラ
ンジへボルト止めできる個々の電子ユニットの前面に取
り付けられたフランジの利用が含まれていた。その後の
諸装置は、個々のユニットの前面に形成されたフランジ
を捕そくしてラックへユニットを保持するラック上のク
ランプ器具を備えていた。
【0003】標準化された電子モジュール・サイズの設
定に伴い、規格には、ラックへのユニットまたはモジュ
ールの機械的保持のための溝係合の必要性が生じた。こ
の形式の装置の場合、ラックには、頂部および底部の双
方においてその囲い内へ延びる溝が設けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術による一器
具にあっては、単一の溝を有するラック内へプリント配
線板を取り付けるために、一連のウェッジ形素子を有し
且つそれに単一ねじを貫通させたウェッジ・クランプが
利用されている。この形式の現行のウェッジ・クランプ
は、し緩された場合、各々が単一ねじへ中心に取り付け
られ且つ、取り付けるべきプリント配線板へ取付けられ
たウェッジ形素子と相互に作用する、概ね整合された一
連のウェッジを特徴としている。し緩されたウェッジ・
クランプは、ラックの溝内へ挿入できる。定位置にある
場合にはねじが締め付けられ、クランプの有効長さの短
縮と、ウェッジの、それらの整合位置からの必然的な横
移動とを生ずる。この移動がクランプの有効幅の広がり
を生じ、それにより、ラックの溝との剛性が生成され
る。この形式の簡単なウェッジは、包まれた標準化され
たモジュール用に考えられている。この形式の2方向ウ
ェッジ・クランプは、モジュールの対向側に単一ウェッ
ジ・クランプを必要とする低質量ユニットの取付けには
充分であるが、ユニットの増大した幅のために付加的な
クランプが必要なモジュールやクランプの場合には、ラ
ックの溝と2方向ウェッジ・クランプの固定素子との間
の公差変動の積重ねが2方向クランプを実行不能にさせ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】ラックへモジュールを保
持するためのウェッジ・クランプが提供されている。ラ
ックには、ラック内に置かれるべきモジュールの縁で取
り付けられるクランプ部材を受容すべくその中に延在す
る細長い溝が設けられる。このクランプは、クランプが
はめ込まれる溝に対して横方向のウェッジ非整合クラン
プを行うのみならず、第二方向、即ちクランプされる品
目の本体に対する軸線方向のクランプも行うように設計
されている。囲われたモジュールを固定する必要がある
場合、適切な振動安定性と熱伝達とを得るためには一つ
以上のクランプを用いなければならない。従来の技術に
よる簡単なウェッジ・クランプにはモジュールの再整合
に対する用意が全く無く、2組以上のウェッジ・クラン
プが並行して用いられた場合には、クランプと溝との間
に蓄積した公差により、付加されたクランプの無効果性
が生ずる。
【0006】本発明の一目的は、移動自在なウェッジを
中に有する、縁で取り付けられる改良したクランプを提
供することにある。
【0007】本発明の別の目的は、4方向ウェッジ・ク
ランプを提供することにある。
【0008】本発明の別の目的は、自己整合ウェッジ・
クランプを提供することにある。
【0009】本発明の別の目的は、効果的な熱伝達能力
を有する自己整合ウェッジ・クランプを提供することに
ある。
【0010】これらおよびその他の諸目的は、本発明の
説明を参照すれば明らかとなろう。
【0011】ラック内へ取り付けられるモジュールに
は、細長いリブが備えられる。このリブはその中に、締
付けロッドを受容するために通路を形成されている。リ
ブの各端部には、モジュールの本体の近くに最大後退量
を有する傾斜した凹所が設けられる。
【0012】モジュール本体上には、そのリブに近接し
て、一緒に連結された1対のブラケット部材を滑動自在
に受容することができる。各ブラケット部材は概ね他方
の面対称体であり、各々が、そのベースから概ね垂直に
垂下する長手方向へ延びる壁を備えている。各ブラケッ
ト部材は、そこに形成された、モジュール本体に取り付
けられるリブ部材の凹所の一方へ受容可能な突出部分を
設けられ、1対の第一ウェッジ素子の一方と滑動自在に
相互に作用する、角度をなして形成された面を前記部分
の両側に備えている。各第一ウェッジ素子は一般に、そ
の上の2対の平行面と1対の非平行面とを有する多面体
である。各第一ウェッジ素子の1対の非平行面の一方
は、ブラケット部材の角度をなして形成された面と係合
可能である。第二ウェッジ素子は、ブラケット部材の壁
との滑動自在な係合により、ブラケット部材の一方と相
互に作用する。第二ウェッジ素子は、その対向する非平
行面で、第一ウェッジ素子の一方と係合する。第二ウェ
ッジ素子と概ね類似した形状の第三ウェッジ素子は、第
二ウェッジ素子と相互に作用しないブラケット部材と滑
動自在に相互に作用する。
【0013】ブラケット部材の各々の突出部分を貫き且
つウェッジ部材を貫いて長手方向に通路が設けられ、そ
れにより通路は、それらの素子とリブ部材の通路との間
を連通させる。通路内には細長いロッドが受容可能であ
り、ロッド上のねじ山と係合可能なねじ山が通路内に設
けられた第二ウェッジ素子を除き、その全ての中で自由
に滑動可能である。
【0014】本発明は、そのし緩状態においても、ラッ
クの溝内へ自由に進むことができる。ブラケット部材は
モジュール上を滑動自在に移動でき、ラックの隣接溝内
における隣接するウェッジ・クランプの自己整合を可能
にさせる。
【0015】ロッドが第二ウェッジ素子のねじ山内へ駆
動されると、ウェッジ素子の相互ならびにブラケットと
の相互作用により本発明品の拡張が生起され、それによ
り、ラック溝の側面に向かってそれが駆動される。更
に、ロッドのねじ山の締付けが、そのリブ部材との相互
作用により第二方向におけるブラケットの移動がもたら
され、第二方向におけるモジュール壁に対する摩擦係合
と締付けとが生起される。し緩されていても整合するよ
うになるので、本発明品は、本発明品がその拡張された
状態へ締め付けられてもモジュール上で静止するように
なる。
【0016】
【実施例】図について説明する。図1には、標準モジュ
ール4へその壁6上で取り付けられた本発明品2が開示
されている。ラック12の切り取られた部分には、レー
ル24間に形成された溝14が開示されている。本発明
品2は、そのし緩状態にあっても、ラック12の溝14
内へ自由に進ことができる。
【0017】図2には、ラック12へそれぞれ頂部6お
よび底部7で取り付けられたモジュール4が示されてい
る。4組の本発明品2がモジュール4へ取り付けて示さ
れており、各本発明品2は、ラック12のレール24間
に形成された溝14内に受容されている。各本発明品2
は、レール24が本発明品2に摩擦で係合され且つ各本
発明品2がモジュール4の面6,7上へかたく固定され
るようにした拡張状態で示されている。この図の場合、
モジュール4は、モジュール4の質量に対して充分な安
定性を付与し若しくはモジュール4からラック12へ排
出される熱の充分な熱伝達路を用意するため、その各面
に2組の本発明品2を必要とするに充分なだけの広さを
備えている。モジュール4をラック12へ確実に保持す
るためには、モジュール4の質量またはその発熱に応
じ、更に多数または少数の本発明品2が必要となる。
【0018】本発明品2の構成諸要素が図3の分解図に
開示されている。リブ30がモジュール4へ取り付けら
れ、ブラケット部材42,44と係合し且つ相互に作用
する。リンク60によりブラケット部材42,44が相
互連結される。ブラケット部材42は第一ウェッジ部材
67に係合され、第一ウェッジ部材67は係合ウェッジ
88に係合する。
【0019】ブラケット部材44は第一ウェッジ部材6
6に係合され、次いでそれが第二ウェッジ78に係合さ
れる。第一ウェッジ部材66は第一ウェッジ部材67と
概ね同一であり、その通路70内にばね72を同様に受
容している。
【0020】止めナット94に係合するロッド86は、
本発明品2の、他の素子の各々と、その中の通路を通過
することにより相互に作用する。
【0021】図3について更に説明する。モジュール4
は垂直な配置で表現され、それが係合し得るラック12
は部分的に切り取って示されている。ラック12には、
その頂壁22に沿ってレール24が設けられ、レール2
4はそれらの間に溝14を画定している。一般的な機体
回りにおいては、溝14が隔置された距離に精確に位置
付けされ、モジュール4の幅はインクリメンタルな幅に
標準化されている。例えば、ある機体への用途において
は、モジュール4の幅が15.24mm(0.6in)
の倍数である。モジュール4が幅を増やすことを必要と
する場合には、振動安定性または熱伝達に関し適切にラ
ックへモジュールを固定するために、付加的な固定機構
が必要である。更にまた本発明品2は、多重の、概ね平
行な配列で使用でき、本発明品2は隣接する溝14内に
受容される。本発明品2が、従来技術の装置による場合
の如く、モジュール4上へ恒久的に固定して配設された
場合には、溝とクランプとの間に蓄積された公差が付加
的なクランプの有用性の低下を結果として生じ、換言す
れば、最初の従来技術のクランプが定位置に置かれた後
に、設けられた隣接溝内へ付加的なクランプを適切には
め込むことはできない。しかし、本発明品2の整合特性
によれば、ウェッジ・クランプを同じモジュール上に並
列させて利用する装置が得られる。
【0022】本発明品2のリブ30はモジュール4に取
り付けられ、それを軸線方向に貫く通路32を備えてい
る。リブ30は両端部34,36を備え、それらがそれ
ぞれ斜面38,40を含み、次いでそれらがブラケット
42,44とそれぞれ相互に作用する。ブラケット4
2,44は互いに面対称体であり、各々が、モジュール
4の壁48に係合する細長いベース46を包含してい
る。ブラケット44のベース46から隆起部50が垂下
し、ベース46と概ね垂直をなしている。本発明品2が
その拡張状態にある場合、ブラケット44のベース46
は、ブラケット44と相互に作用するリブ30の斜面4
0によって加えられる力により、モジュール4の壁48
に当接し且つそこへ摩擦で保持される。ここで明確化の
ため、ブラケット42のみを参照すると、ブラケット4
2に拡大部分54が設けられていることがわかる。この
拡大部分54には、本発明品2がそのし緩状態にある場
合、リブ30の斜面38へ滑動自在に当接すべく適切に
傾斜した第一斜面56が設けられる。拡大部分54はま
た、斜面56と正反対に位置する第二斜面58も備えて
いる。この第二斜面58は、ブラケット42の第一斜面
56により画定される平面と非平行な平面を画定する。
ブラケット42の拡大部分54内の通路76は第一斜面
56および第二斜面58と連通し、リブ30の通路32
とはほぼ同軸である。ブラケット42,44は面対称体
であるため、ブラケット44は、逆の形状ではあるがブ
ラケット42のそれと同じ構成諸要素を備えている。
【0023】リンク60はブラケット42,44を柔軟
に接合し、それにより、ブラケット42の端部62と、
ブラケット44の端部64との間の移動を拘束してい
る。リンク60は、モジュール4へのブラケット42,
44の捕そくに役立つ。ウェッジ部材67,66はそれ
ぞれ、ブラケット部材42,44の第二斜面58,68
と係合する。
【0024】通路70はウェッジ部材66を貫通し、ウ
ェッジ部材66のスロット74へ挿入される引込ばね7
2を備えている。第二ウェッジ素子78には、第一ウェ
ッジ素子66の斜壁82と係合し得る斜壁80が設けら
れる。第二ウェッジ素子78を貫いて孔84が設けら
れ、矢張りウェッジ部材66のばね72を通り、ブラケ
ット44の通路(図示せず)を通り、リブ30の通路3
2を通り、ブラケット42の拡大部分56の通路76を
通って進むロッド86を受容する。ロッド86はまた、
他方の第一ウェッジ要素67のばね72も通過する。
【0025】係合ウェッジ88は、それが、ロッド86
のねじ山92と係合する係合装置をそこに有する孔90
を備えていることを除き、第二ウェッジ78に概ね類似
している。係合ウェッジ88は第一ウェッジ素子67と
相互に作用する。止めナット94はロッド86の自由端
部96を捕そくして本発明品2からのロッド86の引込
みを防止すると共に、本発明品2がそのし緩状態にある
場合、ブラケット42,44、リブ30、第一ウェッジ
素子66,67および第二ウェッジ素子78の通路内の
ロッド86の限定された軸線方向の動きを可能にさせ
る。またロッド86は、本発明品2がそのし緩状態にあ
る場合、係合ウェッジ88を除き、本発明品2の構成諸
要素内で若干横方向に移動可能である。ロッド86の選
択的な回転により、そのねじ山92の、係合ウェッジ8
8の孔90内の係合装置との係合が生ずる。
【0026】ロッド86が回転されて本発明品2のし緩
状態からその拡張状態への移行が生ずると、そのねじ山
92のより多くが、係合ウェッジ88の孔90の係合装
置と係合する。ブラケット42,44、リブ30、第一
ウェッジ素子66,67、第二ウェッジ素子78および
係合ウェッジ88の間の相互作用により、リブ30の軸
線に対する第一ウェッジ素子66,67の横方向移動が
生ずる。ブラケット42,44の隆起部50はラック1
2のレール24に向って駆動され、第一ウェッジ素子6
6,67は隣接するレール24に向って駆動される。ま
た、ロッド86が係合ウェッジ88内に駆動される場合
にはブラケット42,44がモジュール4の壁48に向
かって駆動され、それにより、壁48に対するブラケッ
ト42,44の横方向位置が固定される。
【0027】本発明の代替実施例が図4に示されてい
る。この実施例においては、本発明品に、後部ウェッジ
138、1対の第一ウェッジ素子140,164、1対
の第二ウェッジ素子144,162、前部素子136お
よび1対のブラケット素子150,152を包含する。
隣接して位置する一連の構成要素が含まれる。ブラケッ
ト素子150,152は、ラックへ取り付けられるモジ
ュール104に固定されたリブ130と相互に作用す
る。ウェッジ部材はブラケット素子と、また互いに、相
互に作用する。構成諸要素を貫いて中央通路が形成さ
れ、その中にロッド166を受容できる。図4に見られ
る如く、モジュール104はその面110にスロット1
06,108を備えており、前記面110はそこに、ね
じ131のような取付装置により、リブ部材130を取
り付けている。滑りプレート132,134はスロット
106,108内に受容可能であり、それぞれそこに、
前部ウェッジ136および後部ウェッジ138をねじ1
39で取り付けている。前部ウェッジ136は第一ウェ
ッジ素子140と、その第一斜面142で係合する。第
一ウェッジ素子140は第二ウェッジ素子144と、そ
の第一斜面146で係合する。第二ウェッジ素子144
の第一斜面146は、第一ウェッジ素子140の第一斜
面142のそれと非平行な平面を画定する。第一ウェッ
ジ素子140には、第二ウェッジ素子144の第一斜面
146と傾斜が概ね一致する第二斜面148が設けられ
る。第一ブラケット素子150と第二ブラケット素子1
52とは、ばね154で連結される。本発明品がその拡
張状態にない場合には、第一ブラケット素子150およ
び第二ブラケット素子152の双方がモジュール104
の面110上で滑動できる。第二ウェッジ素子144
は、第一ブラケット素子150の拡大部分160の斜面
158へ、ブラケット素子150の軸線に対して横方向
へ、第二ウェッジ素子144に力を加える方法で滑動自
在に当接する。
【0028】第一ブラケット素子150および第二ブラ
ケット素子152は各々リブ130に係合し、長手方向
の力がブラケット素子150,152に加えられてそれ
らをリブ130の方へ向けた場合には、モジュール10
4の面110に向って駆動される。ブラケット素子15
0,152は、互いにほぼ面対称体である。
【0029】第三ウェッジ素子162は第二ウェッジ素
子144とほぼ同一であり、第二ウェッジ素子144が
第1ブラケット部材150に係合した態様と類似の様態
で第二ブラケット素子152に係合する。
【0030】第四ウェッジ素子164はほぼ第一ウェッ
ジ素子140の面対称体であり、第一ウェッジ素子14
0が前部ウェッジ136および第二ウェッジ144に係
合したと同じ態様で後部ウェッジ138および第三ウェ
ッジ素子162と作動するように係合する。
【0031】ロッド166は、前部ウェッジ136、第
一ウェッジ素子140、第二ウェッジ素子144、第一
ブラケット素子150の拡大部分160、リブ130、
第二ブラケット素子152の拡大部分161、第三ウェ
ッジ素子162および第四ウェッジ素子164の各々を
通過することができる。ロッド166のねじ山168は
後部ウェッジ138のねじ付開口部169と係合し、ロ
ッド166の端部170で止めナット176により捕そ
くされる。ロッド166の頭部167へトルクが時計回
りに加えられると、ねじ山168がねじ孔169と係合
して前進し、それにより一連の構成要素の有効長さを短
縮し、それにより、それぞれブラケット素子150,1
52の斜面157,159へのリブ130の端面10
1,103の衝突により、また更に第一ウェッジ素子1
40の第一斜面142へ前部ウェッジ136によって加
えられる力により生じたブラケット部材150のベース
151上への第一ウェッジ素子140の駆動により、且
つ第四ウェッジ素子164へ後部ウェッジ138によっ
て加えられる力により生じた第二ブラケット部材152
のベース153上への第四ウェッジ素子164の駆動に
より、力が加えられてブラケット素子150,152が
モジュール104の面110に向って駆動される。
【0032】ロッド166が後部ウェッジ138内へ駆
動されると、クランプがその拡張状態に向かって移行
し、そこでウェッジ素子144,162が横方向へ移動
して、本発明のクランプの有効幅を拡大する。
【0033】図4の代替実施例においては、本発明のク
ランプがそのし緩状態にある場合、リブ130の通路1
05は、ロッド166の直径よりも直径が大きいので、
モジュール104上を動くことは自由である。更に、後
部ウェッジ138を除く他の構成諸要素を貫く通路は、
それらの構成要素のロッド166上での横方向の運動を
可能にさせるため、大きめの寸法にされている。モジュ
ール104がラック内に置かれると、本発明品はそれ自
体でラックの溝と整合する。溝内への挿入後、ロッド1
66が駆動されて、そのねじ山168を後部ウェッジ1
38のねじ孔169と係合させる。これにより構成諸要
素が押圧されて第一ウェッジ素子162,144を横方
向に移動させ、それにより、ラック内の溝を画定するレ
ールに向いクランプが拡張される。また、構成諸要素の
押圧が行われると、傾斜した端面101,103の影響
と、前部ウェッジ136により第一ウェッジ素子140
の第一斜面142へ、且つまた後部ウェッジ138によ
り第一ウェッジ164へ加えられる力との双方により、
ブラケット素子150,152がモジュール104の壁
110に向って押圧される。ロッド166が回転される
と、滑りプレート132,134がスロット106,1
08内で自己調整する。それにより本発明品は、2次元
に、換言すればラックの溝内で横方向に且つ、本発明品
の押圧により、モジュールに向かって、拡張するように
作動する。
【図面の簡単な説明】
【図1】モジュールに取り付けられた本発明品の斜視
図。
【図2】複数の本発明品によりモジュールを中へ固定し
たラックの正面図。
【図3】本発明の好適な実施例の分解斜視図。
【図4】本発明の代替実施例の分解斜視図。
【符号の説明】
2 クランプ 4 モジュール 12 ラック 14 溝 30 リブ 32 通路 38,40 斜面 42,44 ブラケット部材 54 拡大部分 56 第一斜面 58,68 第二斜面 60 ばね 66,67 第一ウェッジ素子 70,76 通路 78 第二ウェッジ素子 86 ロッド

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溝を中に延在させたラックに対してモジ
    ュールを保持するクランプにて前記クランプにし緩状態
    と拡張状態とがあるようにしたクランプにして、貫通す
    る通路を有し且つ斜面をそこに有する、前記モジュール
    へ取り付けられたリブと、前記リブとその斜面上で係合
    する1対のブラケット部材と、前記ブラケット部材に係
    合する1対の第一ウェッジ素子と、前記第一ウェッジ素
    子に係合する1対の第二ウェッジ素子とを含み、前記第
    一ウェッジ素子と前記ブラケット部材とがそれらの間の
    斜面で係合し、前記ウェッジ素子と前記ブラケット部材
    とが各々前記リブの前記通路と連通する、そこを貫く通
    路を有し、前記通路内に受容でき且つその中で軸線方向
    へ動き得るロッドと、前記ロッドを係合させるための係
    合装置とを含み、前記ロッドが前記係合装置と係合する
    際に前記第一ウェッジ素子が前記リブの軸線に対し横断
    方向へ移動自在であり、前記ロッドが前記係合装置と係
    合する際に前記ブラケット部材が前記第一ウェッジの前
    記移動に対し直角に駆動されるようにしたクランプ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のクランプにおいて、前
    記リブがその両端部に前記斜面を備え、前記斜面が前記
    モジュールと鋭角を形成するようにしたクランプ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のクランプにおいて、前
    記クランプがそのし緩状態にある際に前記ブラケット部
    材の各々が前記モジュール上で滑動自在であり、前記ク
    ランプがその拡張状態にある際に前記ブラケット部材の
    各々が前記モジュール上へ摩擦によって固定されるよう
    にしたクランプ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のクランプにおいて、前
    記ブラケット部材の各々が他方の面対称体であるように
    したクランプ。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のクランプにおいて、前
    記ブラケット部材が概ね細長く且つそれに沿って拡大部
    分を備え、前記ブラケット部材の前記通路がその前記拡
    大部分を貫いて設けられ、前記ブラケット部材の各々の
    前記拡大部分がそこに前記リブの斜面と係合し得る第一
    斜面を備え、前記ブラケット部材の各々の前記拡大部分
    がそこに前記第一ウェッジ素子の一方と係合し得る第二
    斜面を備えるようにしたクランプ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のクランプにおいて、前
    記ロッドが前記第二ウェッジ素子の第一と、前記第一ウ
    ェッジ素子の第一と、前記ブラケット部材の一方の前記
    拡大部分と、前記リブと、前記の他方のブラケット部材
    の前記拡大部分と、前記第一ウェッジ部材の第二と、前
    記第二ウェッジ素子の第二へと順次受容可能であるよう
    にしたクランプ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のクランプにおいて、前
    記ロッドがその一方の端部にねじ山を備え、前記第二ウ
    ェッジ素子の前記第二がその中の通路にねじ山を備え、
    前記ロッドの前記ねじ山が前記第二ウェッジ素子の前記
    第二の前記通路の前記ねじ山へ係合するようにしたクラ
    ンプ。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のクランプにおいて、前
    記ブラケット部材がばねにより相互連結され、前記ばね
    が前記ブラケット部材を直線整合すべく駆動するように
    したクランプ。
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