JPH065677U - 電光碁盤 - Google Patents

電光碁盤

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JPH065677U
JPH065677U JP111331U JP11133191U JPH065677U JP H065677 U JPH065677 U JP H065677U JP 111331 U JP111331 U JP 111331U JP 11133191 U JP11133191 U JP 11133191U JP H065677 U JPH065677 U JP H065677U
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JP
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game
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Application number
JP111331U
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English (en)
Inventor
弥須雄 藤田
Original Assignee
弥須雄 藤田
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Publication date
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Publication of JPH065677U publication Critical patent/JPH065677U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】棋譜データの処理とともに盤面で着手位置の電
光表示を得て、対局棋譜どおりのトレースを誘導可能と
する。 【構成】棋譜コードデータを処理し、碁盤上で棋譜どお
りの進行を自動的に電光表示する装置において、出力ポ
ートからの信号を、基数変換回路を介して盤面のX軸出
力およびY軸出力として位置決定し、この着手位置を電
光により自動点滅表示する電光駆動手段を具備したもの
とされる。また、棋譜どおりの進行を停止、反復、一時
停止ないしは再開等により外部制御するための制御用入
力手段と、電光表示とともに黒石と白石を区別するため
の音響装置と、手番数の計数表示装置とを搭載したもの
である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、囲碁の対局棋譜を盤面に自動的に電光表示し、順次着手位置を誘導 する電光碁盤に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、「棋譜」すなわち囲碁の対局において碁石が盤面に置かれてゆく順 番(手番数)と位置とを碁罫紙に順次記録したもの、をコードデータとして蓄積 し、印刷物あるいはCRT等にイメージとして再現・生成する試みがあった。
【0003】 このことに関し、例えば、対局中を含む印刷用棋譜コード作成について公知の 装置が知られている。(特公昭60−18425号)
【0004】 一方、囲碁の学習という点から従来の技術をみると、学習書や対局体験ととも に、近年、ビデオやパーソナルコンピュータなどVDTによる学習方法および機 器が普及してきた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した種々の方法により盤面を再現するとしても、対局場面 を学習者自身が経時的に辿り、しかも、碁盤上に置かれた石のパターンおよびイ メージを体感するような、対局の再現性を有するという点では希薄なものである といわざるを得なかった。
【0006】 さらに、教育、学習あるいはゲーム等を提供する機器においては、材料として の棋譜データが手番数だけ場面の数をもつために、様々な対局の総譜をトレース する手段を容易に提供するものではなかった。
【0007】 本考案は、このような事情に鑑みなされたものであって、上記問題点を解消す るとともに、盤面で対局棋譜どおりのトレースが誘導可能な電光碁盤を提供する ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、棋譜コードデータを処理し、碁盤上で棋 譜どおりの進行を自動的に電光表示する装置において、出力ポートからの信号を 、基数変換回路を介して盤面のX軸出力およびY軸出力として位置決定し、この 着手位置を電光により自動点滅表示する電光駆動手段を具備したことを特徴とす るものである。
【0009】 また、棋譜どおりの進行を停止、反復、一時停止ないしは再開等により外部制 御するための制御用入力手段と、電光表示とともに黒石と白石を区別するための 音響装置と、手番数の計数表示装置とを搭載した構成とされるものである。
【0010】
【作用】
基数変換回路は、8ビットCPUを搭載したマシン処理において、出力ポート からの信号をセレクタおよびデコーダを介し、2進化10進符号に変換して盤面 の枡目(XY座標)に整合するX軸出力およびY軸出力として取り出すものであ る。 電光駆動手段は、19×19個の電極とLEDを碁盤に内蔵させ、これを光源 として盤面のXY座標位置に指向して延長された光ファイバーの一端で発光させ るとともに、所定時間点滅制御させるものである。 上記構成要素は、プログラムの自動進行により実行・駆動されるので、盤上で 棋譜どおりのトレースが可能となるものである。
【0011】 また、音響装置および計数表示装置は、内部制御信号を受信して作動するもの とされ、制御用入力手段は、停止ないしは反復または一時停止ないしは再開等の 外部制御信号を受信してプログラム進行の変更を促すものである。
【0012】
【実施例1】 本考案の1実施例について添付図面を参照して以下説明する。 図1は、盤面の説明図であり、図2は、碁盤に組み込まれた電光駆動手段の説 明図である。 図において、1が碁盤、2が目盛線(枡目)、3が発光部光ファイバー、4が 光源および5が電極である。 碁盤(1)上で着手位置(盤面のXY座標点)が、棋譜どおりに順次自動点滅 するので、これに誘導されて黒または白の石を置いてゆく行為が、使用形態であ る。
【0013】 対局棋譜データの取り込みと、この出力処理が、プログラムに従って実行され 、XY座標上に電光表示されるとき、このための8ビットCPUを使用した電子 装置のブロック図の詳細は省略するが、棋譜データの1例を挙げて以下説明する 。
【0014】 通常、棋譜データは、例えば18(Y軸)の五(X軸)というように表現される 。これをそのまま16進数で18H,5H をデータとして入力すれば、出力ポートの上 位ビット、下位ビットのビットパターンは、〔上位ビット,下位ビット〕として 書けばそれぞれ〔0001,1000〕および〔0000,0101〕となる。 従って、出力ビット4の”1”あるいは”0”を信号源として2TO1セレクタに より、10位数値と1位数値とに分別すれば、18H は10位数の8即ち10進数の18、 5H は1位数の5即ち10進数の5となり、16進10進化のプログラム処理を必要と せず、10進の出力信号が得られるものである。 また、石の黒白が交互であることは囲碁の規則であるので、連続してデータを 送ることで情報として特別な処理を要するものではない。
【0015】 なお、X軸あるいはY軸の何れかの出力側にフォトカプラを介して電源のプラ ス側をスイッチングし、電光駆動手段と接続されればよい。 この電光駆動手段は、19×19個の電極(5)とLEDを碁盤に内蔵させ、 これを光源(4)として盤面のXY座標位置に指向して延長された光ファイバー (3)の一端で発光させるとともに、所定時間点滅制御されるものである。 このようにして、棋譜データに基づいて着手位置が盤面上で電光表示可能な電 光碁盤が提供されるものである。 参考として、一連のプログラム処理が可能であることを示す本実施例のフロー チャートを図3に示す。(メインプログラムのフローチャートのみ)
【0016】
【実施例2】 本考案の他の実施例についてその機器構成概要図を図4に示す。 ここで、6がCPU、7がメインメモリ、8がI/Oデバイス、9が外部メモ リ、10がキーボード、11が電光碁盤、12がBCD−10進化デコーダ、13が音響 装置および14が計数表示装置である。なお、a〜cは入出力ポートで、aがX軸 出力のためのAポート、bがY軸出力のためのBポートおよびcが制御用入力の ためのCポートである。
【0017】 制御用入力手段は機器的にはCポートであるが、外部制御信号を棋譜進行の停 止ないしは反復としてビット0に、一時停止ないしは再開としてビット1に取り 込む構成とされる。 音響装置(13)および計数表示装置(14)への送信処理は、Bポートのビット 7と直結したCポートのビット2の信号の有無によってなされる。 また、棋譜データの最後尾に終了信号データを添えており、例えばX80H −Y 0H としてAポートのビット7をCポートのビット3に直結し、”1”が立った 時に終了とするものである。
【0018】 なお、棋譜データにおけるXY座標の大きさは、19×19(X軸:一〜十九,Y 軸:1〜19)であるから、データの2進表示において上位ビットのビット5,6 および7は使用せずに表現できるので、上記のように付加的な機能のオプション 部分として使用されればよい。
【0019】
【考案の効果】
本考案は、以上の構成よりなるものであり、これによれば、電光の点滅誘導に より盤面で対局棋譜どおりのトレースが可能であり、しかも、制御用入力手段を 搭載することにより、着手の進行を調整することができる。
【0020】 また、本考案の電光碁盤は、碁盤の実寸どおりとしてよいので、対局イメージ を体感し易く、しかも、VDT障害とも無縁であるといえる。
【0021】 また、棋譜コードデータの作成は、公知の方法によって容易であり、かつ、実 際の対局棋譜のみならず仮想的な棋譜作成ができるので、本考案を学習機器とし て使用すれば、いわゆる体験学習のツールとして最適であり、囲碁学習における 棋力の養成に優れた効果を期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例である電光碁盤の盤面の説明
図である。
【図2】同じくこの碁盤に組み込まれた電光駆動手段の
説明図である。
【図3】本考案の1実施例のフローチャートである。
【図4】本考案の他の実施例である機器構成概要図であ
る。
【符号の説明】
1 碁盤 2 目盛線(枡目) 3 発光部光ファイバー 4 光源(LED) 5 電極 6 CPU 7 メインメモリ 8 I/Oデバイス 9 外部メモリ 10 キーボード 11 電光碁盤 12 BCD−10進化デコーダ(基数変換回路) 13 音響装置 14 計数表示装置 a Aポート b Bポート c Cポート(制御用入力手段)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棋譜コードデータを処理し、碁盤上で棋
    譜どおりの進行を自動的に電光表示する装置において、
    出力ポートからの信号を、基数変換回路を介して盤面の
    X軸出力およびY軸出力として位置決定し、この着手位
    置を電光により自動点滅表示する電光駆動手段を具備し
    たことを特徴とする電光碁盤。
  2. 【請求項2】 棋譜どおりの進行を停止、反復、一時停
    止ないしは再開等により外部制御するための制御用入力
    手段と、電光表示とともに黒石と白石を区別するための
    音響装置と、手番数の計数表示装置とを搭載したことを
    特徴とする請求項1記載の電光碁盤。
JP111331U 1991-12-19 1991-12-19 電光碁盤 Pending JPH065677U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP111331U JPH065677U (ja) 1991-12-19 1991-12-19 電光碁盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP111331U JPH065677U (ja) 1991-12-19 1991-12-19 電光碁盤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH065677U true JPH065677U (ja) 1994-01-25

Family

ID=14558502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP111331U Pending JPH065677U (ja) 1991-12-19 1991-12-19 電光碁盤

Country Status (1)

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JP (1) JPH065677U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5510917A (en) * 1978-07-07 1980-01-25 Kazuo Sennen Intermediate procedure display mechanism of go game record dispaly system go board
JPS5510660B2 (ja) * 1971-12-29 1980-03-18

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5510660B2 (ja) * 1971-12-29 1980-03-18
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