JPH0656194A - 氷晶移送用タンク - Google Patents
氷晶移送用タンクInfo
- Publication number
- JPH0656194A JPH0656194A JP4205160A JP20516092A JPH0656194A JP H0656194 A JPH0656194 A JP H0656194A JP 4205160 A JP4205160 A JP 4205160A JP 20516092 A JP20516092 A JP 20516092A JP H0656194 A JPH0656194 A JP H0656194A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer pipe
- tank
- cryohydrate
- transfer
- exit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 氷晶と水溶液との混合流体を収容するタンク
と、同タンクに設けられた出口と、この出口と他の容器
とを接続する移送管を備えた氷晶移送用タンクにおい
て、氷晶が出口へ導かれ易いようにして他容器へ移送さ
れる氷晶の割合を多くし、氷晶移送時間の短縮を図る。 【構成】 出口の断面積を移送管の断面積より大きく設
定した。
と、同タンクに設けられた出口と、この出口と他の容器
とを接続する移送管を備えた氷晶移送用タンクにおい
て、氷晶が出口へ導かれ易いようにして他容器へ移送さ
れる氷晶の割合を多くし、氷晶移送時間の短縮を図る。 【構成】 出口の断面積を移送管の断面積より大きく設
定した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は氷晶を蓄冷板等他の容器
に移送するために用いられるタンクに関するものであ
る。
に移送するために用いられるタンクに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】図４は従来の氷晶移送用タンクを有する
装置の系統図である。図において、１はタンク、１０は
同タンクに連り氷晶をタンク１に供給する氷晶製造装
置、Ａは同氷晶製造装置から供給された氷晶すなわち流
動性のあるシャーベット状の微細な氷の粒、Ｂは水溶液
であり、上記ＡとＢの混合物が潜熱蓄冷剤の流体を構成
している。７は氷晶移送先の一例としての蓄冷板、４は
タンク１の上部と蓄冷板７の上部を連通する移送管、５
は蓄冷板７の下部とタンク１の下部を連通する戻り管、
６は戻り管５上に設けられた水溶液戻し用のポンプ、８
は蓄冷板７の入口側と出口側を仕切り、出口側の側壁に
近接して設けられている金網、２はタンク１の氷晶の出
口、３は同タンクの戻り水溶液の入口である。
装置の系統図である。図において、１はタンク、１０は
同タンクに連り氷晶をタンク１に供給する氷晶製造装
置、Ａは同氷晶製造装置から供給された氷晶すなわち流
動性のあるシャーベット状の微細な氷の粒、Ｂは水溶液
であり、上記ＡとＢの混合物が潜熱蓄冷剤の流体を構成
している。７は氷晶移送先の一例としての蓄冷板、４は
タンク１の上部と蓄冷板７の上部を連通する移送管、５
は蓄冷板７の下部とタンク１の下部を連通する戻り管、
６は戻り管５上に設けられた水溶液戻し用のポンプ、８
は蓄冷板７の入口側と出口側を仕切り、出口側の側壁に
近接して設けられている金網、２はタンク１の氷晶の出
口、３は同タンクの戻り水溶液の入口である。
【０００３】タンク１から蓄冷板７への氷晶の移送は、
この装置の使用開始時と蓄冷板内において氷晶が融解し
た時にポンプ６によって行われる。ポンプを起動する
と、氷晶Ａと水溶液Ｂの混合物は出口２、移送管４を経
て蓄冷板７内へ移送され、水溶液Ｂだけは金網８を通過
して戻り管５、入口３を経てタンク１内へ戻される。以
上の過程を経て蓄冷板７内に潜熱蓄冷剤として作用する
氷晶Ａが充填される。
この装置の使用開始時と蓄冷板内において氷晶が融解し
た時にポンプ６によって行われる。ポンプを起動する
と、氷晶Ａと水溶液Ｂの混合物は出口２、移送管４を経
て蓄冷板７内へ移送され、水溶液Ｂだけは金網８を通過
して戻り管５、入口３を経てタンク１内へ戻される。以
上の過程を経て蓄冷板７内に潜熱蓄冷剤として作用する
氷晶Ａが充填される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の氷晶移送用
タンクにおいては、タンク１内の氷晶を移送管４を通し
て一定の流速で蓄冷板７に移送する場合、氷晶に比べて
流れ抵抗の小さい水が主として出口２に導かれ易いた
め、蓄冷板７に送られる氷晶の割合が少なくなって移送
時間が長くなる欠点があった。
タンクにおいては、タンク１内の氷晶を移送管４を通し
て一定の流速で蓄冷板７に移送する場合、氷晶に比べて
流れ抵抗の小さい水が主として出口２に導かれ易いた
め、蓄冷板７に送られる氷晶の割合が少なくなって移送
時間が長くなる欠点があった。
【０００５】本発明は氷晶が出口へ導かれ易いようにし
て他の容器へ送られる氷晶の割合を多くし、移送時間を
短縮しようとするものである。
て他の容器へ送られる氷晶の割合を多くし、移送時間を
短縮しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
したものであって、氷晶と水溶液との混合流体を収容す
るタンクと、同タンクに設けられた出口と、この出口と
他の容器とを接続する移送管を備えた氷晶移送用タンク
において、上記出口の断面積を上記移送管の断面積より
大きく設定したことを特徴とする氷晶移送用タンクに関
するものである。
したものであって、氷晶と水溶液との混合流体を収容す
るタンクと、同タンクに設けられた出口と、この出口と
他の容器とを接続する移送管を備えた氷晶移送用タンク
において、上記出口の断面積を上記移送管の断面積より
大きく設定したことを特徴とする氷晶移送用タンクに関
するものである。
【０００７】
【作用】本発明は上記構成を具えているため、次の作用
を生ずる。即ち、出口の断面積は移送管よりも大きく設
定されているので、タンク内の氷晶が出口に流入する速
度は小さくなり、この結果、氷晶と水溶液との流れ抵抗
の差は速度の低下とともに減少するため、出口に導かれ
る氷晶の割合が増加する。
を生ずる。即ち、出口の断面積は移送管よりも大きく設
定されているので、タンク内の氷晶が出口に流入する速
度は小さくなり、この結果、氷晶と水溶液との流れ抵抗
の差は速度の低下とともに減少するため、出口に導かれ
る氷晶の割合が増加する。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の第１実施例の要部の縦断面図
である。図において、１２はタンク１の側壁に設けられ
た出口、１３は同出口と移送管４との間に設けられてい
る接続部である。出口１２の直径は移送管４の直径より
大きい。接続部１３の形状は、一端が移送管４と同径で
接続し、他端がタンク１に前記移送管４より大径をなし
て接続する円錐台形となっている。上記以外の部分は従
来技術と同じである。
である。図において、１２はタンク１の側壁に設けられ
た出口、１３は同出口と移送管４との間に設けられてい
る接続部である。出口１２の直径は移送管４の直径より
大きい。接続部１３の形状は、一端が移送管４と同径で
接続し、他端がタンク１に前記移送管４より大径をなし
て接続する円錐台形となっている。上記以外の部分は従
来技術と同じである。
【０００９】本実施例の出口１２は移送管４に比して大
きい断面積をもっているので、氷晶を移送管を通して一
定の流速でタンクから他の容器に移送する時、出口１２
に流入する速度は従来のものに比して小さくなる。氷晶
と水溶液との流れ抵抗の差は、速度の低下とともに減少
するので、上記構造の結果として出口１２に導かれる氷
晶の割合が増加し、氷晶移送時間の短縮を図ることがで
きる。
きい断面積をもっているので、氷晶を移送管を通して一
定の流速でタンクから他の容器に移送する時、出口１２
に流入する速度は従来のものに比して小さくなる。氷晶
と水溶液との流れ抵抗の差は、速度の低下とともに減少
するので、上記構造の結果として出口１２に導かれる氷
晶の割合が増加し、氷晶移送時間の短縮を図ることがで
きる。
【００１０】なお、出口１２はその断面積が移送管４の
それよりも大きく設定されておればよく、接続部１３の
形状に限定はない。例えば、図２に示す第２実施例のよ
うに、出口１２から移送管４に至る間に、接続部１３に
おいて断面が急縮小する形状でもよい。また、出口１２
は図３に示す第３実施例のようにタンク１内に突出する
ように配置させてもよい。これらのいずれの場合も、第
１実施例と同様な作用および効果をもたらすものであ
り、出口に導かれる氷晶の割合が増加し、氷晶移送時間
の短縮を図ることができる。
それよりも大きく設定されておればよく、接続部１３の
形状に限定はない。例えば、図２に示す第２実施例のよ
うに、出口１２から移送管４に至る間に、接続部１３に
おいて断面が急縮小する形状でもよい。また、出口１２
は図３に示す第３実施例のようにタンク１内に突出する
ように配置させてもよい。これらのいずれの場合も、第
１実施例と同様な作用および効果をもたらすものであ
り、出口に導かれる氷晶の割合が増加し、氷晶移送時間
の短縮を図ることができる。
【００１１】
【発明の効果】本発明の氷晶移送用タンクにおいては、
上記出口の断面積を上記移送管の断面積より大きく設定
してあるので、氷晶が出口へ導かれ易く、氷晶の割合が
増加するので、氷晶移送時間を短縮することができる。
上記出口の断面積を上記移送管の断面積より大きく設定
してあるので、氷晶が出口へ導かれ易く、氷晶の割合が
増加するので、氷晶移送時間を短縮することができる。
【図１】本発明の第１実施例の要部縦断面図。
【図２】本発明の第２実施例の要部縦断面図。
【図３】本発明の第３実施例の要部縦断面図。
【図４】従来の氷晶移送用タンクを有する装置の系統
図。
図。
１ タンク ２ 出口 ３ 入口 ４ 移送管 ５ 戻り管 ６ ポンプ ７ 蓄冷板 ８ 金網 １０ 氷晶製造装置 １２ 出口 １３ 接続部 Ａ 氷晶 Ｂ 水溶液
Claims (1)
- 【請求項１】 氷晶と水溶液との混合流体を収容するタ
ンクと、同タンクに設けられた出口と、この出口と他の
容器とを接続する移送管を備えた氷晶移送用タンクにお
いて、上記出口の断面積を上記移送管の断面積より大き
く設定したことを特徴とする氷晶移送用タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4205160A JPH0656194A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 氷晶移送用タンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4205160A JPH0656194A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 氷晶移送用タンク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0656194A true JPH0656194A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=16502422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4205160A Withdrawn JPH0656194A (ja) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | 氷晶移送用タンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0656194A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103743180A (zh) * | 2013-12-30 | 2014-04-23 | 中国科学院广州能源研究所 | 一种无级浓度调节冰浆浓缩装置 |
-
1992
- 1992-07-31 JP JP4205160A patent/JPH0656194A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103743180A (zh) * | 2013-12-30 | 2014-04-23 | 中国科学院广州能源研究所 | 一种无级浓度调节冰浆浓缩装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |