JPH065601Y2 - 平面構造体の反り量測定装置 - Google Patents

平面構造体の反り量測定装置

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JPH065601Y2
JPH065601Y2 JP1987190251U JP19025187U JPH065601Y2 JP H065601 Y2 JPH065601 Y2 JP H065601Y2 JP 1987190251 U JP1987190251 U JP 1987190251U JP 19025187 U JP19025187 U JP 19025187U JP H065601 Y2 JPH065601 Y2 JP H065601Y2
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昭 櫻井
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SAKURA KOGYO Co.,Ltd.
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は平面構造体の反り量測定装置に関し、特に温
度、湿度など外気条件によって曲りが生じる単一、複合
あるいは合板その他各種の平面板の変歪量を計測するこ
とができる平面構造体の反り量測定装置に関する。
なお、本考案は平面構造体であれば、素材面、切削面、
研削面、研磨面、塗装面などの凹凸量も測定することが
できる。
「従来の技術」 従来、合成板など平面構造体の一側面の反り量を電気的
あるいは実測的に計量する場合、平滑な定盤等の上に平
らに置いて計測していた。
しかしながら、平面構造体を水平状態にして計測する
と、平面構造体は重力により反るので、実際の反りある
いは歪量を正確に測定することができないと言う欠点が
あった。
そこで、本考案者は先に平面構造体のそれ自体の自量に
よる影響をできるだけ少くするために、平面構造体を架
台に垂直状態に立て、これを複数個の垂直設定具で保持
する実施例を提案した。
しかしながら、該実施例にあっては、平面構造体をどの
ように保持するか、またどのように反りの計測するか、
さらに、各種形態の平面構造体をどうしたら簡単にかつ
精度良く計測することができるかなど多くの問題点を残
していた。
「本考案が解決しようとする問題点」 本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、平面構造体を
理想的なかたちで直ちに垂直に支持することができ、ま
た各種形態の平面構造体であっても精度良く反り量を自
動的に計測することができ、さらに、構成する部品点数
をできるだけ少なくして安価に製作することができる平
面構造体の反り量測定装置を得るにある。
「問題点を解決するための手段」 本考案の平面構造体の反り量測定装置は、機枠の背面板
に理論平面を形成するように所要間隔を有して設けら
れ、かつ、平面構造体の垂直背面を支持する少なくとも
3個の支持具と、前記平面構造体の下面を支持すること
ができるように機枠にガイド軸を介して上下方向に位置
調節可能に設けられた水平支持台と、この水平支持台に
平面構造体を乗せた際に平面構造体が前方へ倒れないよ
うに機枠に設けられ、かつ、平面構造体保持用の保持ア
ームを有する保持具と、機枠に水平移動する垂直バーを
介して設けられ、かつ、該垂直バーに上下方向に位置調
節可能に設けられた複数個のセンサ取付体と、これらの
センサ取付体にそれぞれ取付けられ、かつ、前記平面構
造体の反り量を検知する複数個のセンサとから成ること
を特徴とする。
「本考案の実施例」 以下、図面に示す一実施例により本考案を詳細に説明す
る。
第1図ないし第7図において、1は支持台2上に固定的
に設けられた箱型状の機枠で、この機枠1は、本実施例
では長方体に形成され、上方には天板が設けられている
と共に、後方には背面部材あるいは背面板3が取付けら
れている。この場合、背面板3の大きさや型状は特に問
わないが、少なくとも後述する複数個の支持具7がその
設置箇所により理論平面を形成できるような形態であれ
ば良い。4は機枠1内の前方左右に立設された1対のガ
イド軸5に上下動可能に設けられた水平支持台で、この
水平支持台4は固定具6により任意の位置に固定され
る。7は背面板3に理論平面を形成することができるよ
うに固定的に設けられる、本実施例では3個の支持具
で、これらの支持具7は第7図で示すようにそれぞれ背
面板3に吸着するマグネット台7aと、このマグネット
台7aから突出する雄ネジ部7bと、この雄ネジ部7b
と螺合する先端が円錐形状の調節用摘み部7cとから成
る。8は水平支持台4上に垂直状態に立てられ、かつ前
記支持具7により少なくとも3点で裏面が理論平面的に
支持される平面構造体で、この平面構造体8としては建
築物、家具、電気製品など各種商品に使用される板、合
板があげられる。9は平面構造体8を水平支持台4に乗
せた際に該平面構造体8が前方へ倒れないように防止す
る保持具で、この保持具9は背面板3と吸着するマグネ
ット台9aと、このマグネット台9から端面L型状に延
びる保持アーム9bと、この保持アーム9bの先端部に
螺着して前後に調整可能に設けられ、かつ先端部に平面
構造体8の表面と当接する円錐部を有する螺杆9cとか
ら成る。10は平面構造体8が水平支持台4上を滑らない
ように防止する滑り止め防止具で、この滑り止め防止具
10は、たとえば平面構造体8の下部と係合する係合片10
aと、この係合片10aに螺着して該係合片を水平支持台4
に止める雄ネジ10bとから成る。11は平面構造体8の前
方に移動可能に設けられ、かつ該平面構造体8の反り状
態を検知するセンサで、このセンサ11は、本実施例では
平面構造体8の表面に接触する接触型の棒状センサが3
個用いられている。これらのセンサ11は各々トランスの
機能を有する筒状体11aに貫通状態で設けられかつ平面
構造体8の方向へ常時付勢されている。12は前記筒状体
11aを各々固定的に支持しかつ上下方向に位置調整可能
な複数個のセンサ取付体で、これらのセンサ取付体12は
任意の位置で固定具12aにより上下の嵌合体13、13aを連
結する2本の垂直バー14、14aに固定される。前記嵌合体
13、13aは機枠1の前面の上下部に平行に設けられたガイ
ドレール15、15aにそれぞれ嵌合し、索条部材の一例とし
てのワイヤー16で同期的に水平(X軸)方向へと引っぱ
られる。索条部材16は、たとえば第1図ないし第3図で
示すように一端を上嵌合体13の一側部に適宜に連結した
ならば機枠1の一側面上部の前後にそれぞれ設けられた
2個のガイドローラ17、18を介し、機枠1の後方に設け
られた駆動モータ19の出力軸で回動する周溝を有するド
ラム20に複数回巻き付け、そのまま機枠1の他側面下部
の前後にそれぞれ設けられた2個のガイトローラ21、22
を介し、下嵌合体13aの一側部にその一端を適宜に連結
している。23は機枠1の下部左右に設けられ下嵌合体13
aと当接する複数個のリミットスイッチである。24は第
8図で示すように前述した複数個のセンサ11、駆動モー
タ19、リミットスイッチ23がそれぞれ電気的に接続する
制御装置で、この制御装置24には各センサ11が検知した
平面構造体8の反り量を記録するレコーダー25が接続さ
れている。
上記構成にあっては、まず機枠1の背面板3の表面に第
5図および第6図で示すように支持具7を三点状態に吸
着させて理論平面を形成する。この場合平面構造体8の
形態を考慮し、適宜に各支持具7の摘み部7aを回動調
節する。次に測定しようとする平面構造体8を水平支持
台4に垂直状態に立て、該平面構造体8を前記支持具7
に当接させると共に、保持具9、滑り止め防止具10で適
宜に支持する。しかる後に駆動モータ19を駆動させると
上下の嵌合体13、13aはその駆動力によりワイヤー16を介
し、第5図で示すように実線で示す位置から仮想線で示
す位置へと上下部ガイドレール15、15aに案内されながら
同期的に水平移動する。この時各センサ11は第7図で示
すように常時平面構造体8の表面と接触し、その反り量
を検知する。そして、この検知された反り量は制御装置
25を介し自動的にレコーダー25に記録される。
なお、前記実施例において、センサ11の一例として平面
構造体8に対し接触タイプのものを使用しているが、セ
ンサ11はこれに限らず、非接触タイプの、たとえば光セ
ンサなどを用いることができる。またセンサ11はセンサ
取付体12の固定具12aをゆるめて上下方向(Y軸)に移
位調節可能としているが、適宜に別個の駆動源を機枠1
に取付け、この駆動源を利用して機械的にセンサ11を上
下動させても良い。
「本考案の効果」 以上の説明から明らかなように、本考案にあっては次に
列挙するような効果がある。
(1)平面構造体を機枠の水平支持台に垂直状態に立て、
かつその背面を複数個の支持具で支持するので、平面構
造体自体の重みによる歪量の影響を受けることなく、精
度良く平面構造体の反り量を確実に測定することができ
る。
(2)少なくとも3個の支持具を背面板の任意の位置に固
定して理論平面を形成し、かつ各支持具の摘み部の長さ
を調節することができる実施例の場合は、平面構造体の
裏面が多少凹凸状態となっていても平面構造体を垂直状
態に支持することができる。
(3)水平支持台を上下方向に位置調節可能な実施例の場
合は、平面構造体の寸法の大小如何にかかわらず測定す
ることができる。
(4)機枠に設けた駆動源の駆動力によりワイヤーを介
し、上下の嵌合体を同期的に水平移動させる実施例の場
合は、センサを確実に水平移行させることができる。
(5)その他機枠に少なくとも水平移動するセンサを設
け、かつこのセンサが検知した信号を制御装置を介して
レコーダーで自動的に記録することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2図は本考
案の右側面図、第3図は本考案の背面図、第4図は第1
図のIV−IV線断面図、第5図および第6図は本考案の使
用状態を示す各説明図、第7図は本考案の要部を拡大し
て示す概略説明図、第8図は本考案をシステム的に利用
した場合の一実施例を示す概略説明図である。 1…機枠、3…背面板、 4…水平支持台、7…支持具、 8…平面構造体、9…保持具、 10…滑り止め防止具、11…センサ、 13、13a…嵌合体、 15、15a…ガイドレール、 16…ワイヤー、19…駆動モータ、 20…ドラム。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機枠(1)の背面板(3)に理論平面を形
    成するように所要間隔を有して設けられかつ平面構造体
    (8)の垂直背面を支持する少なくとも3個の支持具
    (7)と、前記平面構造体の下面を支持することができ
    るように機枠にガイド軸(5)を介して上下方向に位置
    調節可能に設けられた水平支持台(4)と、この水平支
    持台に平面構造体を乗せた際に該平面構造体が前方へ倒
    れないように機枠に設けられ、かつ、平面構造体保持用
    の保持アーム(9b)を有する保持具(9)と、機枠に
    水平移動する垂直バー(14)を介して設けられ、か
    つ、該垂直バーに上下方向に位置調節可能に設けられた
    複数個のセンサ取付体(12)と、これらのセンサ取付
    体にそれぞれ取付けられ、かつ前記平面構造体の反り量
    を検知する複数個のセンサ(11)とから成る平面構造
    体の反り量測定装置。
  2. 【請求項2】支持具は背面板(3)に吸着するマグネッ
    ト台(7a)と、このマグネット台から突出する雄ネジ
    部(7b)と、この雄ネジ部と螺合する調節用摘み部
    (7c)とから成ることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の平面構造体の反り量測定装置。
JP1987190251U 1987-12-15 1987-12-15 平面構造体の反り量測定装置 Expired - Lifetime JPH065601Y2 (ja)

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JPH0193505U JPH0193505U (ja) 1989-06-20
JPH065601Y2 true JPH065601Y2 (ja) 1994-02-09

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62242811A (ja) * 1986-04-15 1987-10-23 Daihatsu Motor Co Ltd 自動計測装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62242811A (ja) * 1986-04-15 1987-10-23 Daihatsu Motor Co Ltd 自動計測装置

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JPH0193505U (ja) 1989-06-20

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