JPH065563Y2 - 流下式集熱器の受熱面の構造 - Google Patents

流下式集熱器の受熱面の構造

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JPH065563Y2
JPH065563Y2 JP1988138928U JP13892888U JPH065563Y2 JP H065563 Y2 JPH065563 Y2 JP H065563Y2 JP 1988138928 U JP1988138928 U JP 1988138928U JP 13892888 U JP13892888 U JP 13892888U JP H065563 Y2 JPH065563 Y2 JP H065563Y2
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heat receiving
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
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    • Y02E10/44Heat exchange systems

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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、輻射熱、とりわけ太陽熱を受けてこの熱を受
熱媒体の流下液に伝達する流下式集熱器の受熱面の構造
に係る。
[従来の技術] 流下式集熱器は、集熱器の上方位置から受熱面に沿って
熱媒体液を流して熱交換を行なうためのものである。受
熱面の上方位置には横方向にパイプや樋の供給手段が設
置され、これら供給手段には適当な間隔をおいてノズル
やオリフィスが形成されている。
[考案が解決しようとする課題] こうした供給手段は、受熱面が広範囲に及ぶ場合には非
常に面倒な設置作業を必要としている。また、受熱面が
横方向に長尺のものであれば、パイプの接続やこれらパ
イプの支保、並びに供給系との連結に多大な手間と費用
が掛かり、特に、流下式集熱器の大型化の障害となるこ
とが予想される。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、受熱面を厚みの薄い可撓性材料の受熱
シート材から構成し、この受熱シート材の上方位置に横
に延びる薄い可撓性材料のストリップ材を受熱シート材
の表面に一体化し、この一体化したストリップ材と受熱
シート材との間に横に延びる供給チャンネルを形成し、
供給チャンネルの壁には、内部に流される受熱媒体液を
放出する多数のノズルが適当な間隔を隔てて設けられて
いる。
[作用] 前述のように構成すれば、受熱シート材の横方向の長さ
に関係なく、受熱シート材と供給チャンネルを一体化し
て配管作業の不要な長尺の散水集熱面を製作することが
できる。これらストリップ材と受熱シート材の接合に
は、高周波溶着技術や加熱転圧ロールを用いた溶着法を
利用することができる。供給チャンネルを取り付けた1
枚の受熱シート材は折り畳んだりあるいは巻き取った状
態で、すなわち従来の防水シート材等の取扱い方法と同
じようにして運搬し、必要箇所に設置することができ
る。また、こうした構造の受熱シート材によれば、完成
した受熱シート材を巻き取って作られているコイルか
ら、適宜、必要長さの受熱シート材を引き出して切断
し、工場での量産ラインや現場施工時の状況に応じた使
い方ができる。受熱シート材は広域面積のものであって
も比較的軽量であり、設置作業も迅速且つ手軽に行なう
ことができる。
以下、添付図面に沿って本考案の実施例につき詳細に説
明する。
[実施例] 第1図は、本考案に係る流下式集熱器の受熱面の構造の
一例を示す断面斜視図である。
図示の例における受熱面1は、輻射熱を受ける厚みの薄
い可撓性材料の受熱シート材2と、当該受熱シート材2
の上方位置にあってこの受熱シート材に溶着または接着
されて一体化されている、横方向に延びる薄い可撓性材
料のストリップ材2aとを備えている。ストリップ材2
aは、このストリップ材に沿って受熱シート材2との間
に供給チャンネル3を形成しており、この供給チャンネ
ル3内に流される熱媒体液を受熱シート材2に沿って散
液するために、多数の放出ノズル4が適当な間隔をおい
てストリップ材2aに形成されている。尚、前記放出ノ
ズル4はストリップ材2aに対面する受熱シート材2の
一部分に形成することもできる。。第1A図は、受熱シ
ート材2の表側表面にストリップ材2aを溶着した状態
を示している。
第2図の例では、受熱面1にはほぼ平行な2列の供給チ
ャンネル3a,3bが設けられている。これら供給チャ
ンネルの数は適宜選択することができる。このような構
成を取り入れれば、広い面積の受熱シート材2に多量の
熱媒体液を均一に安定的に供給でき都合がよい。
前述した供給チャンネルには、受熱シート材の面積や必
要とされる放出流量等に見合う数と口径の供給ノズル4
が形成されている。
受熱シート材2の流下面は表側および/または裏側が使
用される。受熱シート材2には放出液を均一に分配する
適当な整流手段(図示せず)を設けることができる。ま
た、シート面に任意の方法で凹凸面の流下経路を並列に
形成しておき、流下液が蛇行しないように流下方向を規
制することもできる。
第3図は、受熱シート材2の表側表面を流下面として利
用する流下式集熱器の例を示している。受熱シート材2
は一対のサポート5、6に巻き付けられ、上側を透明シ
ート7が覆っている。第4図は、受熱シート材2の裏側
表面を流下面として利用した流下式集熱器の例を示して
いる。受熱シート材2は第3図の場合とは逆向きに一対
のサポートに巻き付けられている。受熱シート材は必要
に応じて上部を透明カバー7で覆うことできる。
受熱シート材2は任意の薄い可撓性のあるシート材料、
例えば、補強材を埋設した樹脂シート材やゴム系シート
材を使用することができる。
前記供給チャンネルのストリップ材2aには、こうした
受熱シート材と同種または異種材料を用いることができ
る。
[考案の効果] 本考案は前述の如く構成することにより、非常に長尺の
受熱面を連続的に製作し、箇々の要望に合わせてこの連
続体から必要長さの受熱シート材を切り出すことがで
き、あるいはオーダー通りの横寸法のものを簡単に製作
することができる。製作された受熱シート材は折り畳む
等して保管し、搬送し、また設置箇所に手軽に搬入する
ことができる。供給チャンネルには多数の供給ノズルが
設けられており、また供給チャンネルの流通断面積も配
管等に比べて大きくとることができ、多量の熱媒体液を
必要とする大型の流下式集熱器にとって誠に都合がよ
い。本考案によれば、極めて廉価な流下式集熱器を提供
することができ、また需要家は極めて投資効果の大きな
省経費設備を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る受熱面の構造の一例を示す断面
斜視図である。 第1A図は、受熱シート材の表側表面にストリップ材を
溶着した状態を示す断面図でである。 第2図は、本考案に係る受熱面の構造の変更例を示す断
面斜視図である。 第3図と第4図は、受熱シート材の据付例を示す概略説
明図である。 1……受熱板 2……受熱シート材 2a……ストリップ材 3、3a、3b……供給チャンネル 4……供給ノズル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】輻射熱を受ける厚みの薄い可撓性材料の受
    熱シート材と、当該受熱シート材の上方位置にあってこ
    の受熱シート材に溶着または接着して一体化されてい
    る、横方向に延びる薄い可撓性材料のストリップ材とを
    有し、当該ストリップ材はこのストリップ材に沿って受
    熱シート材との間に供給チャンネルを形成しており、こ
    の供給チャンネル内に流される熱媒体液を受熱シート材
    に沿って散液するために、多数の放出ノズルが適当な間
    隔をおいて、ストリップ材または当該ストリップ材に対
    面する受熱シート材の一部分に形成されている流下式集
    熱器の受熱面の構造。
JP1988138928U 1988-10-24 1988-10-24 流下式集熱器の受熱面の構造 Expired - Lifetime JPH065563Y2 (ja)

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JPH0258663U JPH0258663U (ja) 1990-04-26
JPH065563Y2 true JPH065563Y2 (ja) 1994-02-09

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