JPH0654996U - ミキシングバルブ - Google Patents

ミキシングバルブ

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JPH0654996U
JPH0654996U JP9337792U JP9337792U JPH0654996U JP H0654996 U JPH0654996 U JP H0654996U JP 9337792 U JP9337792 U JP 9337792U JP 9337792 U JP9337792 U JP 9337792U JP H0654996 U JPH0654996 U JP H0654996U
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宣彦 田窪
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フォーゲルジャパン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ミキシングバルブ組立時に発生する、ねじ切粉
を原因とする潤滑不良を避けることが出来るミキシング
バルブを提供する。 【構成】オイル導孔110に接続するオイル計量部13
0と、流入側が、オイル計量部130の吐出側に接続さ
れるチェックバルブ162と、エア導孔120に連通す
るオイル・エア混合室140と、これらを収容するボデ
ー100とからなるミキシングバルブにおいて、チェッ
クバルブ162が、ケーシング161に収納された状態
で、ボデー100に収容されることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ミキシングバルブ、特に被潤滑部品に噴霧オイルを供給するため に用いるミキシングバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】
ミキシングバルブは、オイルとエアの回路をチェックバルブによって分断して おり、オイルポンプ作動時のオイル圧力によって、チェックバルブが開閉する( 実公平2−30039号公報参照)。チェックバルブのシール面に、ゴミ、切粉 等が付着すると、シール不良が発生する。このため、噴霧オイル分配器内に、エ アが逆流して、オイルの正確な計量吐出が出来なくなること(潤滑不良)が知ら れている。
【0003】 このようなゴミ、切粉等の発生原因として、次の3つが考えられる。
【0004】 1)ミキシングバルブの部品加工時の残留切粉
【0005】 2)ミキシングバルブ組立時に発生するねじ切粉
【0006】 3)オイル配管施工時に発生するゴミ、切粉
【0007】 これら3つの発生原因のうち、1)については、バリ取り装置や、洗浄などに よって切粉は、かなり除去できる。また、3)については、配管施工後のフラッ シングおよびラインフィルターの設置で対処できる。しかしながら、2)はミキ シングバルブの構造自体に基づくもので、従来のミキシングバルブでは、チェッ クバルブをミキシングバルブボデーに直接ねじ込む構造になっているため回避し がたいものであった。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、ミキシングバルブ組立時に発生するねじ切粉を原因とする、 潤滑不良を避けることができるミキシングバルブを提供することにある。
【0009】
【問題点を解決するための手段】
この目的を達成するため、本考案は、オイル導孔に接続するオイル計量部と、 流入側が、オイル計量部の吐出側に接続されるチェックバルブと、エア導孔に連 通するオイル・エア混合室と、これらを収容するボデーとからなるミキシングバ ルブにおいて、チェックバルブが、ケーシングに収納された状態で、ボデーに収 容されることを特徴とする。
【0010】 このケーシングは、ボデーよりも固い材料で形成されることが好ましい。
【0011】 また、ケーシングをボデーに固定する機構を設けることが好ましく、この固定 機構は、プレートとボルトにより構成できる。
【0012】
【作用】
ミキシングバルブを組立るとき、チェックバルブは、一旦ケーシングに収納さ れてから、ボデーに収容される。従って、ボデーへの組込み前に、チェックバル ブをケーシングに収納した状態で、単品として洗浄してから、ボデーに組込むこ とが可能となる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の好ましい1実施例を添付図面を参照しながら説明する。
【0014】 図1に示すように、ミキシングバルブは、ほぼ四面体のブロック状ボデー10 0を有し、その中に、オイル導孔110およびエア導孔120がほぼ平行に孔明 け形成されている。
【0015】 まず、オイル計量部について説明する。オイル導孔110に対しほぼ垂直に、 計量バルブ収容孔130がこれと連通するように形成されている。計量バルブ収 容孔130の、ブロック状ボデー100の側面開口部(図において上端)には計 量ニップル131がねじ調節可能に螺合されている。オイル導孔110と連通す る管路111側には圧縮ばね132を介して傘形弁133が置かれており、図示 の態様において傘形弁133の上部に、管状のコントロールバルブ114が置か れている。管状コントロールバルブ114の外周には、スリーブ115を管路1 11側に取付けたピストン116が摺動可能に置かれている。ピストン116と 計量ニップル131の内側肩部間に圧縮ばね117が設けられている。管状コン トロールバルブ114の一部に、圧縮ばね117を収容する室118と連通する 小孔119が設けられている。このようなオイル計量部の構造については、実公 平2−30039号公報に記載されている。
【0016】 次に、オイル・エア混合室140について説明すると、オイル・エア混合室1 40は、エア導孔120に対しほぼ垂直であり、これと連通するように形成され る。このオイル・エア混合室140は、計量バルブ収容孔130とほぼ平行であ り、その吐出側は、噴霧オイルを供給すべき管路に接続されている。エア導孔1 20とオイル・エア混合室140の接続部となる縮小径部分には、エアの供給量 を調節するためのニードルバルブ150が置かれている。ニードルバルブ150 は、オイル・エア混合室140に関してブロック状ボデーの反対側に形成された ねじ151と結合しており、このねじ操作によりオイル・エア混合室140に供 給すべき圧縮空気の量を調節する。
【0017】 さらに、チェックバルブ162について説明すると、計量バルブ収容孔130 とオイル・エア混合室140の間に、チェックバルブ収納ケーシング収容孔16 0がこれらと平行な関係で形成される。ケーシング収容孔160は、ボデー10 0の一方の端部(図において下端)から内側に向かって穿孔形成される。ケーシ ング収容孔160の一端(図上で上方)は、計量バルブ収容孔130の圧縮ばね 室118と管路170により連通されている。ケーシング収容孔160は、側壁 で、オイル・エア混合室140の縮小径部分のネック部に、管路180により連 通されている。
【0018】 ケーシング収容孔160に収容されるケーシング161には、その軸線方向に 、チェックバルブ162をねじ込み収納するための収納孔163が、貫通形成さ れる。この収納孔163は、図上上方で、管路170と連通し、図上下方で、ケ ーシング161の側壁に形成した横孔164を介して管路180と連通する。
【0019】 チェックバルブ162は、ケーシング161に形成した収納孔163内に、流 入側が管路170側に位置するようにねじ込み収容される。チェックバルブ16 2の流出側は、ケーシングの横孔164と管路180とを介して、オイル・エア 混合室140に接続する。符号165は、チェックプラグで、ケーシング収容孔 163の図上下端部を塞ぐものである。
【0020】 ケーシング161の外周には、2箇所で凹部が全周にわたって形成され、これ ら凹部にOリングを入れることにより、ケーシング161の外周壁とケーシング 収容孔160の内周壁との間のシールを行なう。ケーシング161は、ケーシン グ収容孔160内に、ボデー100の一端(図示の態様において、下端)に設け たプレート190により固定される。このプレートは、ボデー100の、オイル 計量部130側に形成した孔200にねじ込まれるボルト201により、ボデー に固定される。なお、符号210はチェックポートプラグを示すもので、このチ ェックポートプラグは、チェックポート201にねじ込まれる。このチェックポ ートプラグ210は、Oリング212によりシールを行なうが、このOリングは 、チェックポートプラグのねじ部の先端に配置される。こうすることにより、チ ェックポートのねじがかる前に、Oリングがシールすることになるので、チェッ クポートのねじ込み時に発生する切粉が、オイル中に侵入することを回避できる 。
【0021】 ケーシング161は、ボデー100よりも固い材質にすることにより、切粉の 発生を抑えることができる。ボデー100をケーシング161と同じ固い材質に してもよいが、ボデー100加工上の歩留まりを考慮すると、被削性の良い部材 を選択する必要がある。ボデー100は、耐腐食性、防錆、被削性、軽量などの 点で、アルミ材が好ましく用いられる。一方、ケーシング161については、チ ェックバルブ162をねじ込み装着するため、ねじ切粉の発生がアルミよりも若 干少ないという点で、黄銅を使用するのが好ましい。
【0022】 計量ニップル131は、チェックポートプラグ210と同様に、Oリング13 4を、ねじ部の先端近くに配置されており、計量ニップル131のねじ込み時に 発生する切粉が、オイル中に侵入するのを防止している。
【0023】 次に、ミキシングバルブ使用時の潤滑オイルの流れについて説明する。
【0024】 オイルは、図示しないポンプを断続的に作動させることにより、オイル導孔1 10中を圧送されてくる。ポンプの作動中、オイルは、オイル導孔110から管 路111を通り、傘形弁133を管状コントロールバルブ114に押しつけ、そ の下部開口114aを閉じる。圧油は、さらに傘形弁133の外周部を内側にた わませて通りぬけ、スリーブ115およびピストン116を計量ニップル131 に当たるまで押し上げる。スリーブ115およびピストン116が、圧縮ばね1 17に抗して押し上げられることによって、それまで圧縮ばね室118中に貯留 されていたオイルは、管路170、チェックバルブ162、横孔164、管路1 80を通りオイル・エア混合室140中に押し出される。オイル・エア混合室1 40中には、エア導孔120からの圧縮空気が常時送られているためオイルはこ の室中で噴霧状態にされ、オイル潤滑部へ送られる。
【0025】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案のミキシングバルブによれば、ケーシングにチェ ックバルブをねじ込み後、チェックバルブをケーシングに収容したまま単品洗浄 できるため、ミキシングバルブ組立時に発生するねじ切粉を除去できる。また、 チェックバルブのシール面へのゴミ、切粉等の付着により、シール不良が発生し 、分配器内にエアが逆流しても、ケーシングごと交換できるので、新たな切粉の 発生を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるミキシングバルブの1実施態様を
示す断面図である。
【符号の説明】
100 ボデー 110 オイル導孔 120 エア導孔 130 オイル計量部(計量バルブ収容孔) 140 オイル・エア混合室 161 ケーシング 162 チェックバルブ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オイル導孔(110)に接続するオイル
    計量部(130)と、 流入側が、オイル計量部(130)の吐出側に接続され
    るチェックバルブ(162)と、エア導孔(120)に
    連通するオイル・エア混合室(140)と、 これらを収容するボデー(100)とからなるミキシン
    グバルブにおいて、 チェックバルブ(162)が、ケーシング(161)に
    収納された状態で、ボデー(100)に収容されること
    を特徴とするミキシングバルブ。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記ケーシン
    グ(161)は、前記ボデー(100)よりも固い材料
    で形成されることを特徴とするミキシングバルブ。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、前記ケーシン
    グ(161)を、前記ボデー(100)に固定する固定
    機構を設けたことを特徴とするミキシングバルブ。
  4. 【請求項4】 請求項2の記載において、前記固定機構
    は、プレート(190)とボルト(201)とからなる
    ことを特徴とするミキシングバルブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS49113084U (ja) * 1973-04-16 1974-09-26

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