JPS6123734Y2 - - Google Patents

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JPS6123734Y2
JPS6123734Y2 JP14894178U JP14894178U JPS6123734Y2 JP S6123734 Y2 JPS6123734 Y2 JP S6123734Y2 JP 14894178 U JP14894178 U JP 14894178U JP 14894178 U JP14894178 U JP 14894178U JP S6123734 Y2 JPS6123734 Y2 JP S6123734Y2
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JP
Japan
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diaphragm
valve
chamber
main valve
secondary side
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JP14894178U
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JPS5566269U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は空気動工具、シリンダ、空気作動弁
その他の空気圧機器などへの給油や、温室などに
おける給湿を集中的に行えるようにした霧化液体
の供給装置に使用されるに適する差圧弁に関す
る。
従来は例えば上記種類の空気圧機器への給油に
当つて、潤滑箇所に各々給油器(オイラ)を取り
付けて、個々に管理をするようになつていたた
め、管理に非常に手間がかかるとともに、個々に
給油器を設備しなければならないため、設備費も
高騰させる結果となつていた。
この考案は従来のこのような手間を省くことが
できる霧化液体の供給装置の実現を可能とする差
圧弁の提案に係る。
先ず第1図において、1はボデイであり、一次
側ポート2と二次側ポート3とを備えるこのボデ
イ1内に弁座4を形成し、この弁座4と共働する
主弁弁体5によつて、前記一次側と二次側とが仕
切られるようになつている。
この主弁弁体5の弁棒6は延長されて、前記ボ
デイ1の上部に構成されるダイヤフラム筐体7に
向つて突出し、前記弁棒6の球面状の先端部8は
主弁ダイヤフラム9の中心部に取り付けた中央盤
体10の凹面状の受面11によつて受け止せられ
る。前記主弁ダイヤフラム9によつて仕切られる
主弁ダイヤフラム上室12と主弁ダイヤフラム下
室13のうち、主弁ダイヤフラム上室12は差圧
調整弁14の一次側ダイヤフラム室15と第二の
ダイヤフラム16によつて仕切られる二次側ダイ
ヤフラム室17に通孔18を介して連通され、主
弁ダイヤフラム下室13は連通路19を介して前
記二次層ポート3に至る二次側に連通される。
前記一次側ダイヤフラム室15と一次側ダイヤ
フラム室17とを仕切る第二のダイヤフラム16
の中央盤体20を貫通して取り付けられた弁箱2
1は前記差圧調整弁14の筐体22に設けたシリ
ンダ状受筒23内に摺動可能に嵌入され、前記弁
箱21から突出して延長される軸桿24の端部に
設けたねじ部分25に差圧調整ねじ26とロツク
ナツト27とをねじ込み、前記差圧調整ねじ26
と前記筐体22との間にはスプリング28を縮設
する。
通口29を介して一次側ダイヤフラム室15と
連通している前記弁箱21内に形成した弁座30
と共働するパイロツト弁体31はスプリング32
によつて前記弁座30におしつけられており、前
記パイロツト弁体31は延長されて前記二次側ダ
イヤフラム室17内に突入し、その端部は二次側
ダイヤフラム室17を外気に連通すべき通路33
への入口に形成される弁座34と共働する弁部分
35を形成する。
前記一次側ポート2はまた、通路36を介して
一次側ダイヤフラム室15と連通されており、前
記軸桿24にはこの室15内に導かれる一次側圧
力を前記弁箱21に作用されるために通孔37が
設けられる。なお前記主弁弁体5にはこれを前記
弁座4に押し付けるためのスプリング38が作用
されているとともに、このスプリング3を収容し
た受筐39内を二次側に連通させる通孔5′を主
弁弁体5から弁棒6にかけて形成してある。
上記構成から成る差圧弁において、通路36を
介して一次側ダイヤフラム室15に一次圧が導入
され、この圧力Pにより第二のダイヤフラム16
にF1(P1×A)の力が下向きに作用し、その結
果、パイロツト弁体31が開き、通路29を介し
て二次側ダイヤフラム室17にパイロツト圧が導
入され、このパイロツト弁は第二のダイヤフラム
16を押し上げる方向に作用し(F2)、同時に通
路18を介して主弁ダイヤフラム上室12に導入
され、主弁ダイヤフラム9を押し下げる方向に作
用する(F3)、主弁ダイヤフラム上室12に作用
した力F3(Ps×B)により、主弁ダイヤフラム
9は下向きに押し下げられ、その結果、弁棒を押
し下げ、主弁弁体5が開放されることにより、一
次側圧力P1が二次側ポート3へ導入され、導入さ
れた圧力の一部は通路19を介して主弁ダイヤフ
ラム下室に至り、主弁ダイヤフラム9を上向きに
押し上げる方向に作用する(F)。
スプリング力Wを付与しない状態では、パイロ
ツト圧力Ps=P1で、第二のダイヤフラム16が
バランスし、パイロツト弁が閉じPs=P2で主弁
ダイヤフラム9がバランスし主弁弁体は閉じ、圧
力はP1=P2となる。
差圧の設定に当つては、二次側で空気消費があ
ることが絶対条件であつて、スプリングを付与す
ると上記条件がくずれ、スプリング力Wにより第
二のダイヤフラム16は上向きに押し上げられ、
その結果、パイロツト先端部35が排気口34か
ら離れ、パイロツト圧力Pが通路33を介して大
気へ排出される。この排出された圧力はスプリン
グWに相当し、排出後第二のダイヤフラムはバラ
ンスし、パイロツト弁先端部35は排気口34を
閉じ、パイロツト圧力Pが設定される。
主弁ダイヤフラムはパイロツト圧力P1→Psへ
の降下により、上方へ押し上げられ、主弁弁体を
閉じる方向に働き、その結果一次側からの圧力供
給口が小さくなり、二次側圧力が降下し、Ps=
P2で主弁ダイヤフラムがバランスし、二次側圧力
が設定される。すなわちスプリング力に相当した
圧力だけ二次側圧力が降下し、二次側圧力が設定
されるのである。したがつて、スプリング力Wの
増減により、差圧(P1−P2)を自由に設定するこ
とができる。
次に霧化液体を空気流中に供給する装置に上記
構成の差圧弁を使用した例を第2図ないし第6図
によつて説明する。なおこれら図においてこの考
案の差圧弁の構造自体の説明及び図示は必要最少
限に止める。
前記ボデイ1に付設された受筐39は前記ボデ
イ1の下側に取り付けた液そう40内に突出して
おり、この受筐39お下側には更に弁筐41が取
り付けられており、この弁筐41内においてチエ
ツク弁の弁体42がスプリング43を介して弁座
部44に押し付けられていて、このチエツク弁体
42がスプリング43の力に抗して開放されると
き、この弁筐41に設けた小孔45及び前記受筐
39の底壁39′に設けた通孔46を介して、液
そう40内は前記一次側に連通されるようになつ
ている。なお前記主弁弁体5はその外周に形成し
た凹溝47に嵌合されるOリング48を介して筒
壁39″に沿つて案内される。
前記二次側ポート3の近傍において、ボデイ1
にはもう一の弁筐49が付設され、この弁筐49
内に設けたチエツク弁の弁体50は、スプリング
51の作用で常時は弁座52から離れており、液
そう40内と前記二次側ポート3とを通孔53及
び窓口54と介して連通させるものである。
前記ボデイ1内には更に前記液そう40への液
体供給のための供給プラグ55が設けられており
(第4図参照)、この供給プラグ55と連動する給
気弁5が、前記一次側の通路から分岐された通口
57を開閉するようになつている。その態様を以
下に説明する。
前記ボデイ1に形成された供給口58は前記液
そう40に連通しており、この供給口58にめね
じ部59を設け、このめねじ部59にねじ込まれ
るねじ山60を有する前記供給プラグ55の頭部
61の下面62には、前記給気弁56の弁体63
につき当てられる操作棒64の頂端65が係合さ
れている。前記弁体63はスプリング66によつ
て弁座座67に向つて押されているが、常時すな
わち供給プラグ55が供給口58を閉塞している
状態では、弁体63は前記スプリング66の力に
抗して弁座67から離隔され、したがつて前記通
口57をボデイ1に設けた通路68を介してミス
ト発生部分69に連通させるようになつており、
このミスト発生部分69は前記液そう40内にそ
の底部近くまでそう入される二重筒状に形成さ
れ、有底筒状の外筒70にはその上端近くと下端
近くにおいて、それぞれ若干数の通孔71,72
が設けられ、前記通路68に連通する内筒73の
下端には数個の噴射口74が開口するミスト発生
ノズル75が形成されている。
上記構成から成る装置において、一次側ポート
2から供給された圧力P1の圧縮空気がこの考案の
差圧弁を介して調圧されて圧力P2の圧縮空気を二
次側ポート3へ供給されることは、第1図につい
て述べた通りであるが、一次側ポート2から供給
された圧縮空気はまた、給気弁56から通路68
を通り、ミスト発生部分69のミスト発生ノズル
74から噴出し、液そう40内の液体すなわち油
を油霧状として、常時は開放されているチエツク
弁体50において通孔53及び窓口54を経て二
次側ポート3に供給される。この時の油の微粒子
の発生量は、差圧(P1−P2)にほぼ比例し、差圧
が大きい程、微粒子の発生量も多くなる。
前記チエツク弁の弁体50と給気弁56の働き
は、供給空気を止めることなく液そう40への給
油を可能とするもので、供給プラグ55を外すこ
とにより、操作棒64がスプリング66の作用で
押し上げられて、給気弁56が閉じられ、液そう
40内への空気の供給はしや断されるとともに、
この液そう40内の空気は放出され、チエツク弁
体50は弁座52に就座して二次側の圧力が液そ
う40内に逆流するのを防止される。
またチエツク弁体42の働きは次の通りであ
る。すなわちこのチエツク弁体42は、常時は弁
座44にスプリング53によつて押し付けられて
いて、二次側から一次側への逆流が生じた場合に
液そう40内の圧力を同時に逃がすためのもの
で、前記チエツク弁体42がない場合は、液そう
40内は加圧状態となり、ミスト発生ノズル74
から油が逆流し、一次側の配管及び機器に影響を
及ぼす危険がある。
上記実施例はこの考案の差圧弁を集中潤滑装置
に適用した例を示しているが、実際上この考案の
差圧弁は上記以外にも広汎な用途に使用可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の差圧弁の断面図、第2図は
霧化液体を空気流中に供給する装置にこの考案の
差圧弁を適用した例を示す断面図、第3図はその
平面図、第4図は第3図の−線に沿う断面
図、第5図同一部分の拡大断面図、第6図は上記
第2図に示す実施例を線図で表限した図である。 なお図において、1……ボデイ、2……一次側
ポート、3……二次側ポート、5……主弁弁体、
9……主弁ダイヤフラム、12……主弁ダイヤフ
ラム上室、13……主弁ダイヤフラム下室、14
……差圧調整弁、15……一次側ダイヤフラム
室、16……第二のダイヤフラム、17……二次
側ダイヤフラム室、31……パイロツト弁体、3
3……通路、35……弁部分である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一次側ポートと二次側ポートとを備えるボデイ
    内に、これら両ポート間の連通遮断を行う主弁弁
    体を設け、この主弁弁体と共働する主弁ダイヤフ
    ラムによつて仕切られる二室のうち、主弁ダイヤ
    フラム下室を前記二次側ポートに連通させ、主弁
    ダイヤフラム上室を差圧調整弁の二次圧が作用す
    る二次側ダイヤフラム室と連通させ、この二次側
    ダイヤフラム室をパイロツト弁体を介して一次側
    ポートと連通させるとともに、この一次側ポート
    を第二のダイヤフラムを挾んで前記二次側ダイヤ
    フラム室と対設される一次側ダイヤフラム室に連
    通させ、前記二次側ダイヤフラム室におけるパイ
    ロツト圧に付加される弾性力を前記第二のダイヤ
    フラムに作用させ、前記パイロツト弁体には前記
    二次側ダイヤフラム室を外気に連通すべき通路を
    開閉すべき弁部分を設けて成る差圧弁。
JP14894178U 1978-10-31 1978-10-31 Expired JPS6123734Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14894178U JPS6123734Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14894178U JPS6123734Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31

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Publication Number Publication Date
JPS5566269U JPS5566269U (ja) 1980-05-07
JPS6123734Y2 true JPS6123734Y2 (ja) 1986-07-16

Family

ID=29131807

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14894178U Expired JPS6123734Y2 (ja) 1978-10-31 1978-10-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5316163B2 (ja) * 2009-03-30 2013-10-16 株式会社デンソー 流量制御弁

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JPS5566269U (ja) 1980-05-07

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