JPH0654224B2 - 形状検出方法 - Google Patents

形状検出方法

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JPH0654224B2
JPH0654224B2 JP32290789A JP32290789A JPH0654224B2 JP H0654224 B2 JPH0654224 B2 JP H0654224B2 JP 32290789 A JP32290789 A JP 32290789A JP 32290789 A JP32290789 A JP 32290789A JP H0654224 B2 JPH0654224 B2 JP H0654224B2
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紳二 岡本
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子回路基板上の電子部品の実装状態の非接
触外観検査などに好適な、平板上の凹凸形状を検出する
ための形状検出方向に関する。
(従来の技術) 従来、レーザ光などの光ビームを投光して平板上の凹凸
形状を検出する方法としては、本願出願人によって既に
提案され「形状検出装置」として題された先行出願(特
願平1−5650号)などがあり、第6図に示すような
構成をとっていた。図において、20はレーザ光源で、こ
のレーザ光源20より発するレーザ光をコリメータ21を介
して同期振動ミラー22により屈折し、レンズ23を通して
被検出物24に照射する。この被検出物24上に照射された
スポット光を検出するため別の設けたレンズ25を介し
て、同期振動ミラー26により反射されたスポット光を屈
折して光位置検出部27によって検出するように構成され
ていた。この場合、同期振動ミラー22と26とは同期して
光を同じ角度に屈折させるもので、これによってX方向
へのレーザ光走査を行わせるようになっていた。また、
被検出物24は前記X方向への走査とは異なるY方向へ移
動されるようになっていた。このような構成で、レーザ
光をX方向に走査してX方向のビームスポット高さ位置
を投光走査に同期した受光系で検出し、Y方向には被検
出物24を移動させることでX、Yの二次平面上の物体の
高さを測定していた。
このような形状検出装置で電子回路基板上の電子部品の
実装状態を外観検査する場合等においては、半田付け部
分等の光沢や鏡面性を有する表面に光ビームを投光する
と、第7図に示すように、光ビームの2次反射ビームス
ポットS2や3次反射ビームスポットS3などの異常反射
が発生し、ビームスポット高さ位置を検出する受光素子
28の結像面には複数のビームスポットPS1〜PS3が結像
されることがあった。
また、他の従来例において、前記受光素子にポジション
センシティブディテクター(PSD)を使用するものも
あったが、このPSDでは受光面全体での照度重心位置
を検出するため2次反射や3次反射等による影響が大き
かった。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来の形状検出における複数のビームスポット
に対しては、検出すべきビームスポット(1次反射ビー
ムスポットS1)を正しく選択して検出することが必要
である。しかし、従来においては受光素子出力の最大光
量位置を検出することで1次反射ビームスポットS1
検出していたが、検出点によっては1次反射ビームスポ
ットS1より2次反射や3次反射のビームスポットS2
3の方が受光出力PS1〜PS3からわかるようにビーム
スポット高さが大きくなってしまい、明るく、これを誤
検出をしてしまうという課題があった。
本発明は上記のことに鑑み提案されたもので、その目的
とするところは、2次反射、3次反射ビームスポットを
発生するような光沢面や鏡面性を有する物体の3次元的
な位置、形状、寸法の測定や検出を可能とした形状検出
方法を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、レーザ光の走査方向と凹凸のある被検出物の
移動方向とを相対的にX、Y方向に移動させながら,上
方より光ビームを被検出物上に照射して、ビームスポッ
トを生成し、このビームスポットの高さ位置を検出して
被検出物の三次元形状を検出する方法において、電子回
路基板上に実装された各被検出物の高さが異なる場合、
それに応じて各被検出物の検出領域を設定し、かつ各検
出領域毎にビームスポット高さ位置の検出範囲を異なら
して設定し、検出を行うようにして上記目的を達成して
いる。
また、上記において、各検出領域毎にビームスポット高
さ位置の検出範囲を設定可能な光透過範囲可変シャッタ
を用いて検出を行うようにして上記目的を達成してい
る。
さらに、基板高さ位置を検出し、この基板高さ位置を基
準にしてビームスポット高さ位置の検出範囲を設定する
ようにして上記目的を達成している。
(作用) 電子回路基板(5)上に、種々の形状の部品が実装され
る場合に、それらの部品の高さを上方から投光レーザを
照射して三角測量の原理から検出するにあたり、1次反
射ビームスポットS1が本来の真の高さであるが、2次
反射ビームスポットS2や3次反射ビームスポットS3
をも受光素子1を介し検出した際、、それらの受光出力
の方が大きく、この受光出力が大きなものを真の高さと
して誤検出してしまう。
しかし、この場合、2次、3次反射ビームスポット
2、S3等は、真の高さである1次反射ビームスポット
1より離れた位置に生じ易い。また真の高さは、実装
される部品が予めどういったものかわかっていればある
程度予測可能である。
したがって、実装部品の種類、実装状態に応じ、検出領
域を予め設定し、かつ各検出領域毎にビームスポット高
さ位置の検出範囲を異ならしめ、つまり、実装部品がど
ういったものかわかっているので、予め真の高さを予測
して検出範囲を決め、その範囲内において検出された反
射ビームスポットのデータを真の高さとするようにして
いる。
この場合、各検出領域毎に検出範囲を設定する手段とし
て、光透過範囲を可変とすることができるシャッタを用
い、各実装部品の種々に応じ、予め予測した範囲でもっ
て光透過範囲を設定しておき、シャッタによって異常反
射を除去してしまい、透過されてきたものを真の高さを
示す1次反射ビームスポットとして検出するようにして
いる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を説明する。
第1図は、本発明第1実施例を示すもので、この実施例
では、受光素子(1)の前方に光透過範囲可変シャッタ
(2)を設け、投光レーザ光(4)が電子回路基板
(5)上の実装部品(6)の半田付け部(7)にあた
り、レンズ(3)を介し反射されてきた反射ビームのう
ち、この光透過範囲可変シャッタ(2)の光透過部を介
し、真の高さを示す1次反射ビームスポットS1のみを
透過させ受光素子(1)に入力して受光出力PS1として
出力させ、2次反射ビームスポットS2や3次反射ビー
ムスポットS3を光透過範囲可変シャッタ(2)によっ
て遮断するようにし、誤検出を防止するようにしたもの
である。
第2図は、電子回路基板(5)に所望の電子回路を構成
する形状や高さの異なる抵抗やIC等の如き種々の実装
部品群が実装・半田付けされた様子を示す。しかして、
電子回路基板(5)上において破線で示すA領域内は基
板面、B領域内は抵抗チップ等の高さが1mm以下の低い
部品(6b)の実装部品、C領域は高さが1〜1.5mm
のトランジスタチップ(6c)、D領域は高さが1.5
〜2mmのフラットパックIC(6d)が実装されてい
る。また、その他のE領域には高さが2〜6mmと高い部
品、例えば電解コンデンサ(6f)、タンタルコンデン
サ(6g)等が実装されている。
この電子回路基板(5)上の被検出物である実装部品に
対し投光レーザを相対的にXY方向に移動、つまり、相
対的とはXY方向の移動は被検出物側でも、投光レーザ
側でも良いということで、このようにして被検出物上方
より投光レーザの光ビームを照射し、被検出物上にビー
ムスポットを生成し、反射されたビームスポットを受光
素子(1)を介し検出し、ビームスポットの高さ位置、
すなわち受光出力の強弱をみて各種実装部品の三次元形
状を検出するものであるが、ここで、前述の2次反射ビ
ームスポットS2、3次反射ビームスポットS3等の異常
値は真の高さと離れた位置に生じ易く、また真の高さは
実装される部品により、ある程度予測可能であり、この
ことから、実装部品により高さ検出範囲を限定すれば、
異常反射による異常値を除去可能である。
第3図は、本発明における検出処理部の構成を示す。図
中(10)は基板位置検出補正部、(11)は基板位置検出
補正部の出力が加えられる透過範囲設定データ部で、そ
の出力は光透過範囲可変シャッタ制御部(12)に加えら
れ、その出力によって光透過範囲可変シッャタ(2)の
光透過範囲が変化させ、この光透過範囲可変シャッタ
(2)を介し、反射ビームスポットが受光素子(1)を
介し光位置検出器(13)に入力される。この光位置検出
器(13)の出力は光位置検出器駆動検出部(14)を介し
ビームスポット位置検出部(15)に加えられ、ビームス
ポット位置検出出力が得られるようになっている。
なお、基板位置検出補正部(10)、透過範囲設定データ
部(11)、光透過範囲可変シャッタ制御部(12)の制御
信号を送る検出タイミング制御部(16)は、投光走査タ
イミング制御部(17)からの信号によって制御される。
また、光位置検出器駆動検出部(14)およびビームスポ
ット位置検出部(15)は検出タイミング制御部(16)に
よって制御されるように構成されている。
次に本発明の動作を説明する。
投光レーザを被検出物上に走査して、その反射によって
三次元形状を検出するが、走査は、第4図に示すよう
に、例えば被検出物をY方向に移動させ、投光レーザを
X方向に移動させて行われる。
しかして、投光レーザが第2図において、A領域検出時
には基板高さを検出し、これを基板位置検出補正部(1
0)で記憶しておく。また、透過範囲設定データでは
B、C、D領域検出時にそれぞれ設定されたビームスポ
ット高さ検出範囲を基板位置検出補正部(10)の基板高
さ位置を基準にして決定し、光透過範囲可変シャッタ
(2)の光透過範囲、つまり検出範囲を変化させる。
第5図に高さ検出範囲の設定例を示す。
A領域は基板上面高さを検出するが、検出範囲Zは、Z
AL≦Z≦ZAHである。
B領域は抵抗チップ部品等の高さの低い部品を検出し、
この検出範囲はZBL≦Z≦ZBHである。
ここでA領域で検出した基板高さをZOとすれば、ZBL
=ZO−α、ZBH=ZO+β(α、βは設定定数)と
BL、ZBHはZOを基準にして浮動設定している。
なお、基板高さが安定している場合はZBL、ZBHは固定
的な設定でよい。また、C、D、E領域についてもB領
域と同様にし、それぞれ検出範囲はZCL≦Z≦ZCH、Z
DL≦Z≦ZDH、ZEL≦Z≦ZEH、となるものである。
光透過範囲可変シャッタ(2)としては、液晶光学シャ
ッタなどが使用できる。
このようにして、2次反射、3次反射等の異常反射の検
出を防止しながらビームスポット高さを検出していくこ
とができる。
なお、基板高さが一定の場合は補正する必要がないの
で、基板位置検出補正部(10)は不要である。
また、ビームスポット高さ検出範囲を可変する方法とし
ては、光透過範囲可変シャッタ(2)を使用せず、受光
素子出力の電気的な信号処理でゲートをかけ、該範囲の
信号のみ検出する方法もある。
また、可変する領域は、半田付け部分を認識して、更に
細かく設定してもよい。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、レーザ光の走査方向と
凹凸のある被検出物の移動方向とを相対的にX、Y方向
に移動させながら,上方より光ビームを被検出物上に照
射して、ビームスポットを生成し、このビームスポット
の高さ位置を検出して被検出物の三次元形状を検出する
方法において、電子回路基板上に実装された各被検出物
の高さが異なる場合、それに応じて各被検出物の検出領
域を設定し、かつ各検出領域毎にビームスポット高さ位
置の検出範囲を異ならして設定し、検出を行うように
し、この場合、各検出領域毎にビームスポット高さ位置
の検出範囲を設定可能な光透過範囲可変シャッタを用い
たり、基板高さ位置を検出し、この基板高さ位置を基準
にしてビームスポット高さ位置の検出範囲を設定するよ
うにしたから、2次反射、3次反射等の異常反射の影響
を除去でき、高精度な形状検出ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例、第2図は本発明における電
子回路基板上の各種実装部品の平面図、第3図は本発明
の検出処理部の構成をブロックで示した説明図、第4図
は検出時の走査状態説明図、第5図は本発明の高さ検出
範囲の設定例、第6図は従来例、第7図は従来における
異常反射状態が生じた場合の説明図である。 1……受光素子 2……光透過範囲可変シャッタ 3……レンズ 4……投光レーザ光 5……電子回路基板 6……実装部品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光の走査方向と凹凸のある被検出物
    の移動方向とを相対的にX、Y方向に移動させながら,
    上方より光ビームを被検出物上に照射して、ビームスポ
    ットを生成し、このビームスポットの高さ位置を検出し
    て被検出物の三次元形状を検出する方法において、 基板上に実装された各被検出物の高さが異なる場合、そ
    れに応じて各被検出物の検出領域を設定し、かつ各検出
    領域毎にビームスポット高さ位置の検出範囲を異ならし
    て設定し、検出を行うことを特徴とした形状検出方法。
  2. 【請求項2】各検出領域毎にビームスポット高さ位置の
    検出範囲を設定可能な光透過範囲可変シャッタを用いて
    検出を行う請求項(1)記載の形状検出方法。
  3. 【請求項3】基板高さ位置を検出し、この基板高さ位置
    を基準にしてビームスポット高さ位置の検出範囲を設定
    することを特徴とした請求項(1)記載の形状検出方
    法。
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