JPH0654165U - ラバースイッチ - Google Patents
ラバースイッチInfo
- Publication number
- JPH0654165U JPH0654165U JP14493U JP14493U JPH0654165U JP H0654165 U JPH0654165 U JP H0654165U JP 14493 U JP14493 U JP 14493U JP 14493 U JP14493 U JP 14493U JP H0654165 U JPH0654165 U JP H0654165U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- switch
- load
- rubber
- wiring board
- Prior art date
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- Pending
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- Push-Button Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 2つのの負荷をそれぞれ駆動するためのスイ
ッチ部のレイアウトを変更しても、プリント配線基板2
1の配線パターンは1種類のもので対応できるようにす
る。 【構成】 プリント配線基板21上において固定接点3
1に接続される負荷側固定接点35,37を並列に接続
し、この負荷側固定接点35,37に対向する位置のラ
バー部材23の領域PのP1 ,P4 もしくはP2 ,P3
に、ラバー部材23がプリント配線基板21に装着され
た状態で負荷側固定接点35,37を常時導通させる導
通接点をインサート成形する。
ッチ部のレイアウトを変更しても、プリント配線基板2
1の配線パターンは1種類のもので対応できるようにす
る。 【構成】 プリント配線基板21上において固定接点3
1に接続される負荷側固定接点35,37を並列に接続
し、この負荷側固定接点35,37に対向する位置のラ
バー部材23の領域PのP1 ,P4 もしくはP2 ,P3
に、ラバー部材23がプリント配線基板21に装着され
た状態で負荷側固定接点35,37を常時導通させる導
通接点をインサート成形する。
Description
【0001】
この考案は、複数の負荷に対応したスイッチ部を有するラバースイッチに関す る。
【0002】
通常のラバースイッチの構成を図5(a)に示す。プリント回路基板1上には 、ラバー部材3が装着されている。ラバー部材3は、ベース部5に対し弾性変形 可能なドーム部7を有し、ドーム部7の中央にラバーコンタクト9が設けられて いる。ラバーコンタクト9のプリント回路基板1側の端部には可動接点11が設 けられ、可動接点11に対向する位置のプリント回路基板1上には、固定接点1 3が設けられ、これらによりスイッチ部が構成される。
【0003】 図5(a)の状態から、ラバーコンタクト9を押圧すると、同図(b)のよう にドーム部7が弾性変形し、可動接点11が固定接点13に接触してオン状態と なる。ラバーコンタクト9への押圧動作を解除すると、ラバーコンタクト9は再 び図5(a)のようにドーム部7の復元力により復帰して可動接点11が固定接 点13から離れ、オフ状態となる。
【0004】 ここで、ラバースイッチを図6に示すように2種の負荷A,Bを駆動するため に2つのスイッチ部15a,15bを設ける構成とした場合を考える。これらの スイッチ部15a,15bは、ハウジング17内に収納され、ハウジング17の 表面側には2つのラバーコンタクト9a,9b上にそれぞれ設けられる操作ノブ 19a,19bが装着されている。操作ノブ19a,19bの表面、もしくはそ の近傍のハウジング17上には、負荷A,Bに対する表示が印刷などにより施さ れている。この場合の配線は、図6(c)のように、負荷Aにはスイッチ部15 aが、負荷Bにはスイッチ部15bがそれぞれ接続される構成で、操作ノブ19 aを押圧操作することでスイッチ部15aがオンして負荷Aが駆動し、一方操作 ノブ19bを押圧操作することでスイッチ部15bがオンして負荷Bが駆動する 。
【0005】
しかしながら、このような従来のラバースイッチにあっては、負荷A,Bを駆 動するための操作ノブ19a,19bのレイアウトを変更する(操作ノブ19a ,19b相互の位置を入れ替える)必要性が生じた場合には、別の配線パターン のプリント配線基板が必要となり、また操作ノブ19a,19bのレイアウトが 異なる2種類のスイッチ体双方が必要となった場合には、配線パターンを2種類 準備する必要があり、準備費などのコスト及び設計変更対応時間上、大きな負担 となっていた。
【0006】 そこで、この考案は、複数の負荷をそれぞれ駆動するためのスイッチ部のレイ アウトを変更しても、接点配線板のパターンは1種類のもので対応できるように することを目的としている。
【0007】
前記目的を達成するために、この考案は、ラバー部材に設けられ押圧される ことで弾性変位する可動部に可動接点を設けるとともに、可動部が弾性変位した 状態で可動接点が接触する固定接点を接点配線板に設け、これら可動接点及び固 定接点などからなるスイッチ部を負荷に対応して複数設け、前記接点配線板に、 固定接点に接続される端子部と負荷に接続される端子部とを、スイッチ部及び負 荷の数に応じてそれぞれ並列に設け、ラバー部材には、前記複数のスイッチ部と 複数の負荷との個々の接続が任意に行われるべく前記端子部相互を導通させる導 通接点を設けた構成としてある。
【0008】
このような構成のラバースイッチによれば、ラバー部材に設ける導通接点の位 置により、複数のスイッチ部と複数の負荷との個々の接続が任意に行われ、これ によりスイッチ部のレイアウトが変更されても、またスイッチ部のレイアウト構 成が複数必要となっても、接点配線板の配線パターンは1種類で対応できる。
【0009】
以下、この考案の実施例を図面に基づき説明する。
【0010】 図1は、接点配線板としてのプリント配線基板21とプリント配線基板21上 に装着されるラバー部材23との分解斜視図であり、図2はラバー部材23をプ リント配線基板21上に装着した状態の断面図である。ラバー部材23には、従 来例同様にドーム部25及びラバーコンタクト27が形成され、これらにより可 動部を構成している。ラバーコンタクト27には可動接点29が設けられ、可動 接点29に対向する位置のプリント配線基板21には固定接点31が設けられて いる。これらにより形成されるスイッチ部は、図3の配線図に示すように2つの 負荷A,Bに対応してS1 ,S2 と2つ設けられている。
【0011】 プリント配線基板21には、スイッチ部S1 ,S2 に対応する2つの固定接点 31にそれぞれ配線パターン33を介して2つの負荷側固定接点35,37が並 列に形成されている。この負荷側固定接点35,37に対向する位置のラバー部 材23には、図2に示すような導通接点である直接接点39をインサート成形可 能な領域P(P1 ,P2 ,P3 ,P4 )として確保しておく。直接接点39は、 インサート成形される前記領域Pに対応する負荷側固定接点35もしくは37を 、ラバー部材23がプリント配線基板21に装着された状態で常時導通状態にす る。つまり、この負荷側固定接点35,37におけるラバー部材23には、固定 接点31側におけるスイッチ部S1 ,S2 のようなドーム部及びラバーコンタク トは形成されていない。
【0012】 図3の配線図に示すように、負荷Aには配線40,41を介して並列に設けら れた負荷側固定接点37における端子部43及び45が接続され、一方負荷Bに は配線47,49を介して並列に設けられた負荷側固定接点35における端子部 51及び53が接続されている。また、負荷側固定接点35,37には、前記配 線33に接続されて負荷A,B側の端子部43,45,51,53に対向する位 置に端子部55,57,59,61がそれぞれ形成されている。
【0013】 ここで、図3においては直接接点39は、負荷A側の端子部43とスイッチ部 S1 側の端子部55とを導通するようラバー部材23の領域P1 にインサート成 形されるとともに、負荷B側の端子部53とスイッチ部S2 側の端子部61とを 導通するようラバー部材23の領域P4 にインサート成形されている。これによ り、スイッチ部S1 は直接接点39を介して負荷Aに接続され、スイッチ部S2 は直接接点39を介して負荷Bに接続されることになる。
【0014】 したがって、スイッチ部S1 側は、ラバーコンタクト27が押圧されるとオン 状態となって負荷Aが駆動し、一方スイッチ部S2 側については、ラバーコンタ クト27が押圧されるとオン状態となって負荷Bが駆動する。
【0015】 これに対し、図4の配線図は、図3におけるスイッチ部S1 により負荷Bが駆 動し、スイッチ部S2 により負荷Aが駆動するように、2つの直接接点39をラ バー部材23の領域P2 ,P3 にそれぞれインサート成形したものである。これ により、負荷A側の端子部45とスイッチ部S2 側の端子部57とが接続され、 負荷B側の端子部51とスイッチ部S1 側の端子部59とが接続される。
【0016】 すなわち、この場合には、スイッチ部S1 は直接接点39を介して負荷Bに接 続され、スイッチ部S2 は直接接点39を介して負荷Aに接続されることになる 。したがって、スイッチ部S1 側は、ラバーコンタクト27が押圧されるとオン 状態となって負荷Bが駆動し、一方スイッチ部S2 側については、ラバーコンタ クト27が押圧されるとオン状態となって負荷Aが駆動する。
【0017】 この結果、図4のものは、前記図3のものに対し、スイッチ部S1 ,S2 のレ イアウト変更、つまりスイッチ部S1 ,S2 相互の位置の入れ替えがあっても、 プリント配線基板21はその配線パターンのまま流用できる。また、スイッチ部 S1 ,S2 のレイアウトが異なる2種類のスイッチ体が必要となった場合にも、 、プリント配線基板21の配線パターンは1種類で済み、準備費などのコスト及 び設計変更対応時間上の負担は回避される。
【0018】 なお、上記実施例では負荷及び負荷に対応するスイッチ部が、それぞれ2つの ものに適用したが、これに限らず3つ以上のものにも適用できる。
【0019】
以上説明してきたように、この考案によれば、ラバー部材に設ける導通接点の 位置により、複数のスイッチ部と複数の負荷との個々の接続が任意に行われ、こ れによりスイッチ部のレイアウトが変更されても、またスイッチ部のレイアウト 構成が複数必要となっても、接点配線板の配線パターンは1種類で済み、準備費 などのコスト及び設計変更対応時間上の負担を回避することができる。
【図1】この考案の一実施例を示すラバースイッチのプ
リント配線基板とラバー部材との分解斜視図である。
リント配線基板とラバー部材との分解斜視図である。
【図2】図1の実施例におけるラバー部材をプリント配
線基板に装着した状態の断面図である。
線基板に装着した状態の断面図である。
【図3】図1の実施例における配線図である。
【図4】この考案の他の実施例における配線図である。
【図5】(a)は従来例を示すラバースイッチのオフ状
態での断面図、(b)は同オン状態での断面図である。
態での断面図、(b)は同オン状態での断面図である。
【図6】(a)は従来例を示すラバースイッチの斜視
図、(b)は同断面図、(c)は配線図である。
図、(b)は同断面図、(c)は配線図である。
21 プリント配線基板(接点配線板) 23 ラバー部材 27 ラバーコンタクト 29 可動接点 31 固定接点 39 直接接点(導通接点) 43,45,51,53 端子部 55,57,59,61 端子部 A,B 負荷 S1 ,S2 スイッチ部
Claims (1)
- 【請求項1】 ラバー部材に設けられ押圧されることで
弾性変位する可動部に可動接点を設けるとともに、可動
部が弾性変位した状態で可動接点が接触する固定接点を
接点配線板に設け、これら可動接点及び固定接点などか
らなるスイッチ部を負荷に対応して複数設け、前記接点
配線板に、固定接点に接続される端子部と負荷に接続さ
れる端子部とを、スイッチ部及び負荷の数に応じてそれ
ぞれ並列に設け、ラバー部材には、前記複数のスイッチ
部と複数の負荷との個々の接続が任意に行われるべく前
記端子部相互を導通させる導通接点を設けたことを特徴
とするラバースイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14493U JPH0654165U (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | ラバースイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14493U JPH0654165U (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | ラバースイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0654165U true JPH0654165U (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=11465836
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14493U Pending JPH0654165U (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | ラバースイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0654165U (ja) |
-
1993
- 1993-01-07 JP JP14493U patent/JPH0654165U/ja active Pending
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