JPH0653025B2 - ロールベールのラッピングマシン及びロールベールの包装方法 - Google Patents

ロールベールのラッピングマシン及びロールベールの包装方法

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JPH0653025B2
JPH0653025B2 JP17661589A JP17661589A JPH0653025B2 JP H0653025 B2 JPH0653025 B2 JP H0653025B2 JP 17661589 A JP17661589 A JP 17661589A JP 17661589 A JP17661589 A JP 17661589A JP H0653025 B2 JPH0653025 B2 JP H0653025B2
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rotary table
rotation
belt
rollers
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勉 植田
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ロールベーラ等でロール状のベールに成形し
た牧草等の農業収穫物を、成形したベールの外周に、テ
ープ状のプラスチックフィルムを巻き付けてラップし、
ヘイレージ・サイレージ等に熟成させるためのラッピン
グマシンについての改良に関する。
上述のロールベールのラッピングマシンAは、通常、第
1図乃至第3図に示しているように、機枠1上に竪方向
の回転軸線wで回転する回転テーブル2を軸架し、その
回転テーブル2の上面に、横方向の回転軸線で回転する
ローラー3・3を平行させて軸架し、それらローラー3
・3にエンドレスにベルト4…を並列させて巻きかけ
て、そのベルト4の上面側をロール状に成形したロール
ベールBの載置台zとし、その載置台zとするエンドレ
スのベルト4…を張架せる前記回転テーブル2の周辺
に、広巾のテープ状のプラスチックフィルムF(または
伸張性プラスチックフィルム)を巻束から繰出すフィル
ム繰出装置5を配位して機枠1に支架せしめ、回転テー
ブル2の竪方向の回転軸にそれを駆動回転さす駆動機構
aを連繋し、また、その駆動機構aによる回転テーブル
2の回転で駆動回転する駆動軸を、伝導機構を介してエ
ンドレスのベルト4…を回動さすようローラー3・3の
回転軸に連繋し、これにより、第3図の如く、ローラー
3・3にエンドレスにかけまわしたベルト4…の上面
に、ロール状に成形したロールベールBを、それの軸心
線yが水平な方向となる姿勢として載置しておいて、駆
動機構aの駆動により、回転テーブル2を回転させなが
ら、ベルト4…を回動させて、ロールベールBをそれの
軸心線y中心にベルト4…の上面において回転させなが
ら、回転テーブル2の回転で、ロールベールBを回転テ
ーブル2の回転軸線w中心に旋回させることによって、
繰出装置5から繰出される広巾のテープ状のプラスチッ
クフィルムFを、ロールベールBの外周に、順次周方向
に変位させながら巻き付けていくように構成してある。
そして、巻付けるプラスチックフィルムFの巻付き位置
を周方向に順次変位させるためのベルト4の駆動手段
は、通常は、一対のローラー3・3のうちの駆動側のロ
ーラー3の回転軸3aを、回転テーブル2の一側端に設
けられる伝導ケース20(第1図)内において、第4図
に示している如く、回転軸3aの軸端部に設けた伝導ギ
ヤG1と、これに常時噛合わせて回転テーブル2に軸支
した伝導ギヤG2と、その伝導ギヤG2の回転軸に取付
けたスプロケットギヤG3と、回転テーブル2に軸支し
た駆動軸Sの軸端部に設けたスプロケットギヤG4と、
それらスプロケットギヤG3・G4にエンドレスにかけ
まわした伝導チェン60と、回転テーブル2に支架せる
支軸61に軸支して、前記伝導チェン60に圧接せしめ
たテンションローラー62とよりなる伝導機構bによ
り、前述の駆動軸Sと伝導せしめておいて、駆動軸S
が、回転テーブル2の回転作動によって駆動回転するこ
とで、駆動側のローラー3を駆動回転させることで行な
うようにしている。そして、このことから、ベルト4の
回動方向は、一定の方向となっている。
このベルト4の回動方向は、回転テーブル2の回転で駆
動される駆動軸Sとローラー3の回転軸3aとを伝導す
る伝導機構bを、第5図に示しているように、駆動側の
ローラー3の回転軸3aに、スプロケットギヤG3を直
接取付け、これを回転テーブル2に軸支せる中間軸63
に取付けたスプロケットギヤG5に伝導チェン60aを
介し伝導し、そのスプロケットギヤG5に並列させて設
けたスプロケットギヤG5′を、伝導チェン60bを介
して駆動軸Sに設けたスプロケットギヤG4に伝導し、
前記伝導チェン60a・60bにそれぞれ回転テーブル
2に支架せるテンションローラー62a・62bを圧接
することで構成して、駆動側のローラー3の回転方向
が、駆動軸Sの回転方向と同方向となるようにする場合
にあっても同様であり、ロールベールBを支承するベル
ト4の回転方向は常に一定の方向となる。
ところで、このように構成されているロールベールのラ
ッピングマシンAによりラップされるロールベールB
は、軸心線yを横にした横倒しの姿勢で回転テーブル2
上のベルト4の上面に置かれたロールベールBが、回転
テーブル2の回転で軸心線yと直交する竪方向の回転軸
線wをもって旋回することで、そのロールベールBの外
周面に、繰出装置5から繰出されるプラスチックフィル
ムFが、該ロールベールBの軸方向の一方の端面から周
面の一側を経て他方の端面に至りそこから周面の他側を
経て前記一方の端面に戻るように、該ロールベールBの
軸方向に沿う状態で緊縛するように巻き付いていき、こ
の間に、ロールベールBがベルト4…の回動でゆっくり
と軸心線y中心に回転(転動)することで、巻き付くテ
ープ状のプラスチックフィルムFの位置が、該ロールベ
ールBの周方向に順次変位していき、その変位の一順に
より該ロールベールBの全周面が、テープ状のプラスチ
ックフィルムFで被覆された形態となることから、その
被覆した伸張性プラスチックフィルムFの重合面の合わ
せ目の開放方向が、ベルト4の回動によるロールベール
Bの回転方向に向う状態となる。
このため、二重、三重にプラスチックフィルムFを巻き
付けて梱包したとしても、巻き付いた伸張性プラスチッ
クフィルムFの重合面が第6図の状態となることで、軸
方向から見たときの左右の一半側の重合面が上向きにな
って、雨・風が侵入し易いことと、密閉が不充分になる
問題が生じている。
本発明は、この従来手段に生じているこれらの問題を解
消させるためになされたものであって、ロールベールB
の外周面にテープ状のプラスチックフィルムFを巻き付
けて被覆したときに、プラスチックフィルムFの重合面
の合わせ目からの雨・風の侵入を阻止するとともに、密
閉性が充分に得られるようにする手段を提供することを
目的とする。
そして、本発明においては、この目的を達成するための
手段として、竪方向の回転軸線wをもって回転する回転
テーブル2を機枠1に軸架し、その回転テーブル2の上
面側に、横方向の回転軸線をもって回転する複数本のロ
ーラー3を軸支するとともに、それらローラー3にベル
ト4をエンドレスにかけまわし、それらローラー3のう
ちの駆動側のローラー3の回転軸3aを、回転テーブル
2に設けた駆動軸Sと、伝導機構bを介して伝導し、回
転テーブル2の周辺にはテープ状のプラスチックフィル
ムFを繰出す繰出装置5を設けたロールベールのラッピ
ングマシンにおいて、回転テーブル2に設けた駆動軸S
と駆動側のローラー3の回転軸3aとを伝導する伝導機
構bに、駆動側のローラー3の回転方向を正・逆に切換
える切換装置cを設けたことを特徴とするロールベール
のラッピングマシンを提起し、また、ラッピングマシン
Aの回転テーブル2の上面側に設けた複数本のローラー
3とそれらローラー3にエンドレスに巻きかけたベルト
4とよりなる載置台zに、軸心線yが水平な方向に沿う
横倒しの姿勢で載置したロールベールBを、それのベル
ト4の回動による転動が略半回転したところで、ベルト
4の回動方向の切換えにより回転方向を正・逆に切換え
ながら、回転テーブル2を竪方向の回転軸線wをもって
回転させかつ、ベルト4を回動させて、繰出装置5から
繰出される広巾のテープ状のプラスチックフィルムF
を、ロールベールBの外周面に対し、周方向に巻付位置
を順次変位させて巻付けて包装することを特徴とするロ
ールベールの包装方法を提起するものである。
次に実施例を図面に従い詳述する。なお図面符号は、同
効の構成部材については従前手段のものと同一の符号を
用いるものとする。
第7図は本発明を実施せるロールベールのラッピングマ
シンAの要部の正面図、第8図は同上の要部の平面図
で、同図において、2は回転テーブル、3・3はローラ
ー、4はエンドレスのベルト、zはローラー3・3とベ
ルト4とにより形成されるロールベールの載置台Bはロ
ールベール、bは駆動側のローラー3に回転動力を伝導
する伝導機構、cはその伝導機構bに設けた切換装置を
示す。
回転テーブル2は、上面側が開放する平箱状に形成され
て、機枠1(図示省略)に設けた支台に支架され、その
支台が駆動機構a(図示省略)の作動で回転することに
より、竪方向の回転軸線wをもって回転する通常のもの
である。
そして、該回転テーブル2の上面側には、回転軸線を水
平な方向に沿わせた2本のローラー3・3が、一対に並
列して対向するよう、該回転テーブル2の上面側におけ
る左右(第7図において左右)の両側部に配位してあっ
て、それぞれの回転軸3a・3aを該回転テーブル2の
周囲の機壁に軸架することで、自在に回転するよう軸支
してある。そして、これら一対のローラー3・3には、
ベルト4がエンドレスに巻きかけられて、そのエンドレ
スのベルト4の上方回動側の上面が、ロールベールB
を、軸心線y方向が水平な方向に沿う横倒しの姿勢とし
て支承する載置台zとなるようにしてある。このロール
ベール載置台zは、前述の一対のローラー3・3が直
接、ロールベールBの胴周面を支承するようにして、エ
ンドレスのベルト4を省略した形態とする場合がある。
伝導機構bは、前記駆動機構aにより回転テーブル2が
竪方向の回転軸線wをもって駆動回転するときに、その
作動によって駆動回転する駆動軸Sを回転テーブル2に
軸支して、その駆動軸Sの一端側を第8図に示している
如く、回転テーブル2の一側縁から突出させて、その突
出部にスプロケットギヤG4を取付け、これに対向する
スプロケットギヤG3を、駆動側のローラー3の回転軸
3aの近傍に配位して回転テーブル2に設けた支軸70
中心に回動する回動アーム8(第9図)に、回転自在に
軸支し、それらスプロケットギヤG4・G3に伝導チェ
ン60をエンドレスに巻きかけ、かつ、前記回動アーム
8に軸支したスプロケットギヤG3の回転軸71には同
軸で一体に回転する伝導ギヤG6を設け(第10図)、
また、回動アーム8には、この伝導ギヤG6と常時噛合
う伝導ギヤG7を、前記支軸70中心とする該回動アー
ム8の回動方向に並列させて軸支し、さらに、回動アー
ム8の支軸70中心とする回動によりこれら伝導ギヤG
6・G7と交互に切換わって噛合う伝導ギヤG8を、駆
動側のローラー3の回転軸3aに設け、また、前記伝導
チェン60の中間部位には、回転テーブル2に支架した
テンションローラー62を圧接するとともに、回転テー
ブル2に軸支したアイドラスプロケットギヤG9を噛合
わすことで構成してある。
また、前記伝導機構bに組込む切換装置cは、前述の支
軸70により回転テーブル2に支架せる回動アーム8
と、それの支軸70を越した先端側に、常時噛合わせて
並列軸支した伝導ギヤG6・G7と、それら伝導ギヤG
6・G7に選択して噛合うように駆動側のローラー3の
回転軸3aに設けた伝導ギヤG8とで構成してある。
そして、回動アーム8に設けた手動操作用のハンドル8
aを、第9図にて支軸70中心に時計方向に回動させ
て、回動アーム8の先端側に並列軸支せる伝導ギヤG6
・G7のうちの一方の伝導ギヤG6が、第11図の如く
ローラー3の回転軸3aに設けた伝導ギヤG8と噛合う
状態とすることで、ローラー3が駆動軸Sの回転方向と
逆方向に回転し、また、第7図において回動アーム8を
支軸70中心に反時計方向に回動させて、並列する伝導
ギヤG6・G7のうちの他方の伝導ギヤG7が、第12
図の如くローラー3の回転軸3aに設けた伝導ギヤG8
と噛合う状態とすることで、ローラー3が駆動軸Sと同
方向に回転するようになって、ベルト4の回動方向であ
るローラー3の回転方向の正逆の切換えが、回動アーム
8の回動作動によって行なわれるようにしてある。
そして、この切換装置cによるローラー3の回転方向の
正逆の切換え作動は、この実施例においては、回動アー
ム8に設けたハンドル8aを手動操作によって回動させ
ることで行なわれるようにしてあるが、この回動アーム
8に、支軸70中心とする回動作動を行なわす作動機構
を連繋し、その作動機構を所望に制御できる駆動手段で
駆動するようにして、切換作動が自動で行なわれるよう
にする場合がある。
この場合の切換作動の自動制御は、回転テーブル2の上
面側のロールベールの載置台zの上面に、ロールベール
Bを所定の姿勢で載置しておいて、それに、回転テーブ
ル2の周辺に配位して機枠1に支架されるフィルム繰出
装置5から繰出した広巾のテープ状のプラスチックフィ
ルムF(伸張性プラスチックフィルムとする場合もあ
る)の繰出端を巻付け、回転テーブル2を駆動回転さす
とともにロールベールBを支承しているベルト4をロー
ラー3の駆動で回動させて、第3図に示している如く、
ロールベールBの外周面にプラスチックフィルムFを巻
付けていく包装作業を行なっている状態において、ロー
ラー3の駆動によるベルト4の回動で、ロールベールB
が軸心線y中心に略180度回転して、プラスチックフ
ィルムFがロールベールBの全周を一重巻きに被覆し終
えたときに、切換装置cの切換え作動が行なわれ、これ
により、ロールベールBが逆に回転し、その回転が軸心
線y中心に180度回転した状態となったところで、再
び切換装置cの切換えが行なわれるようにして、ロール
ベールBの外周面に対するプラスチックフィルムFによ
る一重の巻付け包装が行なわれる度ごとに、切換作動が
行なわれるように制御することが有効である。勿論、こ
の場合、ロールベールBが正確に180度回転したとこ
ろで切換作動が行なわれるようにしなければならないこ
とはなく、ロールベールBが略半回転したとき、また、
略1回転したときに、切換作動が行なわれるように制御
して差支えない。
このように構成せる実施例装置は次のように作用する。
回転テーブル2の上面側のロールベールの載置台zを構
成するベルト4の上面に、ロールベールBを横倒しの姿
勢で載置して、回転テーブル2を駆動回転させて、その
ロールベールBの外周面に繰出装置5から繰出されるプ
ラスチックフィルムFを巻付け包装していくときに、回
転テーブル2の回転により駆動回転する駆動軸Sと伝導
機構bを介し伝導して回転するローラー3の回転方向
が、切換装置cの作動部材となる回動アーム8を、支軸
70中心に時計方向または反時計方向に回動させること
で、正・逆に切換わるようになる。そして、これによ
り、このローラー3にかけまわされているベルト4の回
動方向が正・逆に切換わることで、該ベルト4の上面に
載置されているロールベールBの軸心線yを中心とする
回転方向が、正・逆に切換わるようになる。
このため、ロールベールBの外周面に、繰出機構5から
繰出されるプラスチックフィルムFを巻付けて包装して
いくときに、その巻付け行程の途中で切換装置cを作動
させてベルト4の回動を駆動するローラー3の回転方向
を切換えると、その切換えた時点から、ロールベールB
の外周面に、順次周方向に位置をずらせながら巻付いて
いくプラスチックフィルムFの重合する合わせ目の開放
方向が、第13図に示している如く逆方向に切換わるよ
うになって、重合する合わせ目が、ジグザグに折返され
た状態となる。
そして、このとき、切換装置cの切換作動を、ロールベ
ールBが半回転して、巻付くプラスチックフィルムFが
ロールベールBの全周を一重に包装した時点で自動的に
行なわれるように自動制御しておいて、二重に巻付け包
装するようにした場合にあっては、包装を完了した状態
時における巻き付けたプラスチックフィルムFによる包
装状態が、前記第13図にあるように、内層に位置する
一重目のプラスチックフィルムFの重合する合わせ目と
外層に位置する二重目の合わせ目とが、V字形に折り返
されて接続するようになって、圃場に包装し終えたロー
ルベールBを放置したときに雨・風がロールベールBの
外周にまで浸入することのない状態となる。
また、このとき、ロールベールBが半回転して、プラス
チックフィルムFによる巻付が全周を一重に被覆した度
ごとに切換作動が行なわれるように制御しておいて、多
重に被覆包装するときは、プラスチックフィルムFの重
合する合わせ目を多重に折返した迷路状にして包装して
いけるようになる。
この切換装置cに切換作動を行なわすタイミングは、前
述したように回動アーム8に設けたハンドル8aを操作
して手動により作動させる場合においても同様に選択し
てよい。ロールベールBの外周面に対するプラスチック
フィルムFの巻付けによる被覆が、ロールベールBの全
周を一重に被覆し終えた時点を目度にし、また、多重に
巻付け包装するときには、二重目・三重目の被覆が終え
た時点をそれぞれ目度にして切換作動を行なわすこと
で、ロールベールBを前述の第13図および第14図に
示す状態に包装していくようになる。
以上説明したように本発明によるロールベールのラッピ
ングマシンは、竪方向の回転軸線wをもって回転する回
転テーブル2を機枠1に軸架し、その回転テーブル2の
上面側に、横方向の回転軸線をもって回転する複数本の
ローラー3を軸支するとともに、それらローラー3にベ
ルト4をエンドレスにかけまわし、それらローラー3の
うちの駆動側のローラー3の回転軸3aを、回転テーブ
ル2に設けた駆動軸Sと、伝導機構bを介して伝導し、
回転テーブル2の周辺にはテープ状のプラスチックフィ
ルムFを繰出す繰出装置5を設けたロールベールのラッ
ピングマシンにおいて、回転テーブル2に設けた駆動軸
Sと駆動側のローラー3の回転軸3aとを伝導する伝導
機構bに、駆動側のローラー3の回転方向を正・逆に切
換える切換装置cを設けて構成しているのだから、回転
テーブル2の上面側のベルト4の上にロールベールBを
横倒しの姿勢で載置して、回転テーブル2の回転によ
り、ロールベールBを軸心線y中心に回転させながらそ
の軸心線yと直交する竪方向の回転軸線wで回動させ
て、繰出装置5から繰出されるプラスチックフィルムF
を外周面に巻付けていくことで被覆包装していくとき
に、切換装置cの作動でベルト4の回動方向を切換える
ことで、ロールベールBの外周に巻付いていくプラスチ
ックフィルムFの重合面の合わせ目の開放方向が、切換
えた時点から逆向になっていくので、外周に巻付けるプ
ラスチックフィルムFの重合面の合わせ目の開放方向
を、内層側と外層側とで逆になる状態に被覆・包装でき
ることになって、プラスチックフィルムFの重合面から
の雨・風の浸入を効果的に阻止し、また、密閉性が充分
に得られる状態に包装できるようになる。
また、本発明法は、ラッピングマシンAの回転テーブル
2の上面側のベルト4の上に載置したロールベールB
を、ベルト4の回動による回転が略半回転したところ
で、ベルト4の回動方向の切換えにより逆向きの回転切
換えて、プラスチックフィルムFを巻付けて包装してい
くのだから、巻付けたプラスチックフィルムFの重合面
の合わせ目が、迷路状となる状態に包装できるようにな
って、雨水や風の浸入を阻止して密閉性の良い包装が得
られるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はロールベールのラッピングマシンの
全体の概要図で、第1図は平面図、第2図は正面図、第
3図は一部破断した正面図である。第4図および第5図
は同上ラッピングマシンのベルトを駆動する伝導機構の
従前手段の説明図で、第4図は第1の例の正面図、第5
図は第2の例の正面図である。 第6図は従前のラッピングマシンにより包装したロール
ベールの、雨水の浸入状態を示す説明図である。 第7図乃至第13図は本発明手段を示し、第7図は本発
明によるラッピングマシンの要部の正面図、第8図は同
上要部の一部破断した平面図、第9図は同上要部の拡大
正面図、第10図は同上要部の拡大平面図、第11図お
よび第12図は同上要部の作動の説明図、第13図およ
び第14図は本発明手段により包装したロールベール
の、雨水の浸入を阻止する状態の説明図である。 図面符号の説明 A……ラッピングマシン、B……ロールベール F……プラスチックフィルム、S……駆動軸 a……駆動機構、b……伝導機構 c……切換装置、w……回転軸線 y……軸心線、z……載置台 G1・G2・G6・G7・G8……伝導ギヤ G3・G4・G5・G5′……スプロケットギヤ G9……アイドラスプロケットギヤ 1……機枠、2……回転テーブル 20……伝導ケース、3……ローラー 3a……回転軸、4……ベルト 5……繰出装置 60・60a・60b……伝導チェン 61……支軸 62・62a・62b……テンションローラー 63……中間軸、70……支軸 71……回転軸、8……回動アーム 8a……ハンドル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】竪方向の回転軸線wをもって回転する回転
    テーブル2を機枠1に軸架し、その回転テーブル2の上
    面側に、横方向の回転軸線をもって回転する複数本のロ
    ーラー3を軸支するとともに、それらローラー3にベル
    ト4をエンドレスにかけまわし、それらローラー3のう
    ちの駆動側のローラー3の回転軸3aを、回転テーブル
    2に設けた駆動軸Sと、伝導機構bを介して伝導し、回
    転テーブル2の周辺にはテープ状のプラスチックフィル
    ムFを繰出す繰出装置5を設けたロールベールのラッピ
    ングマシンにおいて、回転テーブル2に設けた駆動軸S
    と駆動側のローラー3の回転軸3aとを伝導する伝導機
    構bに、駆動側のローラー3の回転方向を正・逆に切換
    える切換装置cを設けたことを特徴とするロールベール
    のラッピングマシン。
  2. 【請求項2】ラッピングマシンAの回転テーブル2の上
    面側に設けた複数本のローラー3とそれらローラー3に
    エンドレスに巻きかけたベルト4とよりなる載置台z
    に、軸心線yが水平な方向に沿う横倒しの姿勢で載置し
    たロールベールBを、それのベルト4の回動による転動
    が略半回転したところで、ベルト4の回動方向の切換え
    により回転方向を正・逆に切換えながら、回転テーブル
    2を竪方向の回転軸線wをもって回転させかつ、ベルト
    4を回動させて、繰出装置5から繰出される広巾のテー
    プ状のプラスチックフィルムFを、ロールベールBの外
    周面に対し、周方向に巻付位置を順次変位させて巻付け
    て包装することを特徴とするロールベールの包装方法。
JP17661589A 1989-07-07 1989-07-07 ロールベールのラッピングマシン及びロールベールの包装方法 Expired - Lifetime JPH0653025B2 (ja)

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