JPH0652959A - ケーブルの端末整線器とその整線方法 - Google Patents

ケーブルの端末整線器とその整線方法

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JPH0652959A
JPH0652959A JP12761793A JP12761793A JPH0652959A JP H0652959 A JPH0652959 A JP H0652959A JP 12761793 A JP12761793 A JP 12761793A JP 12761793 A JP12761793 A JP 12761793A JP H0652959 A JPH0652959 A JP H0652959A
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JP
Japan
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wire
cable
arranging
ground
block
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Pending
Application number
JP12761793A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Shinohara
知幸 篠原
Takeshi Yasuoka
健 安岡
Shigeru Ashida
茂 芦田
Tsuyoshi Hirahara
強士 平原
Hiroji Ueda
広二 植田
Hideki Zako
秀樹 座古
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配線の作業性を向上させる。 【構成】 整線フレーム4の上に、複数本のケーブル2
2の端部を平行に並べる。このケーブル22をケーブル
クランプ5で固定する。ケーブル22の端部から外部に
突出されているシグナルワイヤー25とグランドワイヤ
ー26とをそれぞれ整線ブロック3に挿入する。この状
態で、電気部品に接続されるジョイント部24に、自動
スポット溶接装置17によって、前記ワイヤー25およ
び26を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気部品等に接続され
るケーブルの端末整線器とその整線方法にかかり、特
に、高密度の実装技術に用いて好適な複数本のケーブル
の端末整線器とその整線方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、電気信号を伝達するために、
複数のペアーケーブルが用いられることがある。このペ
アーケーブルは、一般に、外周を絶縁被覆された1本ま
たは複数本のシグナル線と、このシグナル線に隣接さ
れ、外周を絶縁被覆された1本または複数本のグランド
線とを、さらに絶縁被覆部(シース部)で束ねたもので
ある。ただし、ケーブルの種類によっては、シグナル線
またはグランド線の被覆を省略していることがある。ペ
アーケーブルの絶縁被覆部の端部から外部に突出された
シグナル線とグランド線との端末部は、通常、並列状態
で、電気部品の接触子に接続される。
【0003】なお、本明細書の説明において、シグナル
線とは、信号伝達用の線をいい、グランド線とは、グラ
ンド用の線をいう。シグナル線とグランド線とは、本質
的には同様の構造となっている。両者は、その用途(信
号用であるか、グランド用であるか)に基づいて区別さ
れる。したがって、同一の部材であっても、他の一方の
用途に用いることができる。
【0004】このようなペアーケーブルでは、手作業に
より前記シグナル線とグランド線とを一本づつ接触子に
半田付けで接続し、これら端末部と接触子とを射出成形
によりモールドで覆う。そして、プリント基板を接触子
とペアーケーブルとの間に配置し、これらペアーケーブ
ルと接触子とにプリント基板を手作業で接続する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記ペアーケ
ーブルの配線作業にあっては、手作業で接続するために
作業者の勘が頼りであり、作業に熟練を要し、したがっ
て、配線作業が煩雑であった。また、シグナル線とグラ
ンド線とを一本づつ手作業により接続するため、接続作
業に多大な時間を要していた。
【0006】さらに、シグナル線とグランド線とを合成
樹脂でモールド成形するときに、この合成樹脂が高温で
射出成形されるため、該合成樹脂によりシグナル線とグ
ランド線との端末部が高温で押圧され、シグナル線とグ
ランド線との端末部が接触子から剥離され、シグナル線
とグランド線との端末部が破断するおそれがあった。そ
のうえ、シグナル線とグランド線とが同一平面上に位置
するため、シグナル線とグランド線とが接触するおそれ
があった。また、接触子とプリント基板とが手作業で接
続され、プリント基板とケーブルとが手作業で接続され
るため、接続作業が煩雑であった。
【0007】本発明は前記課題を有効に解決するもの
で、配線作業性を向上させたケーブルの端末整線器とそ
の整線方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のケーブル
の端末整線器は、複数本のケーブルの端部を平行に並べ
る整線フレームと、該整線フレームに並べられたケーブ
ルを一体に挟持するケーブルクランプと、前記ケーブル
から突出された各ワイヤーをそれぞれ挿入する整線ブロ
ックと、電気部品に接続されるジョイント部と該ジョイ
ント部に接続されるグランドプレートとに前記各ワイヤ
ーをそれぞれ接続する接続手段とから構成されているこ
とを特徴とするものである。
【0009】請求項2記載のケーブルの端末整線器は、
請求項1記載のケーブルの端末整線器であって、前記整
線ブロックに接続手段が隣接設置され、前記整線ブロッ
クにワイヤー貫通孔が設けられていることを特徴とする
ものである。
【0010】請求項3記載のケーブルの端末整線器は、
請求項1記載のケーブルの端末整線器であって、前記整
線ブロックは、各ケーブルの各ワイヤーを一体挿入する
ワイヤーフレームと、該ワイヤーフレームから振り分け
られた第一ワイヤーをそれぞれ挿入する第一ブロック
と、各ケーブルの第二ワイヤーをそれぞれ挿入する第二
ブロックとを備えていることを特徴とするものである。
【0011】請求項4記載のケーブルの端末整線器の整
線方法は、請求項1記載のケーブルの端末整線器を用い
てケーブルの端末を整線する方法であって、複数本のケ
ーブルを整線フレームに並列状態に載置し、該ケーブル
の各ワイヤーを第一ワイヤーと第二ワイヤーとに振り分
け、該第二ワイヤーを整線ブロックに一本づつ挿入し、
前記ケーブルクランプでケーブルを挟持し、前記各第二
ワイヤーをグランドプレートに接続手段でそれぞれ接続
し、前記第一ワイヤーと第二ワイヤーとの間に絶縁プレ
ートを介在させ、前記各第一ワイヤーと前記グランドプ
レートとを接続手段でジョイント部にそれぞれ接続する
ことを特徴とするのである。
【0012】請求項5記載のケーブルの端末整線方法
は、請求項2記載のケーブルの端末整線器を用いてケー
ブルの端末を整線する方法であって、複数本のケーブル
を整線フレームに並列状態に載置し、該ケーブルの各ワ
イヤーを整線ブロックに一本づつ挿入し、前記ケーブル
クランプでケーブルを挟持し、前記ワイヤーを第一ワイ
ヤーと第二ワイヤーとに振り分け、前記第一ワイヤーを
ワイヤー貫通孔に挿入し、前記各第二ワイヤーをグラン
ドプレートに接続手段でそれぞれ接続し、前記第一ワイ
ヤーと第二ワイヤーとの間に絶縁プレートを介在させ、
前記各第一ワイヤーとグランドプレートとを接続手段で
ジョイント部に接続することを特徴とするものである。
【0013】請求項6記載のケーブルの端末整線方法
は、請求項3記載のケーブルの端末整線器を用いてケー
ブルの端末を整線する方法であって、複数本のケーブル
を整線フレームに並列状態に載置し、該ケーブルの端部
をワイヤーフレームに突き当て、該ケーブルの各ワイヤ
ーを第一ワイヤーと第二ワイヤーとに振り分け、該第二
ワイヤーを前記第二ブロックに一本づつ挿入し、前記ケ
ーブルクランプでケーブルを挟持し、前記各第二ワイヤ
ーを接続手段でグランドプレートに接続し、前記整線フ
レームを裏返すことにより前記ケーブルを裏返し、前記
整線フレームを前記第一ブロックに載置し、前記第一ワ
イヤーと第二ワイヤーとの間に絶縁プレートを介在さ
せ、前記第一ブロックに第一ワイヤーを一本づつ挿入
し、該第一ワイヤーと前記グランドプレートとを接続手
段でジョイント部に接続することを特徴とするものであ
る。
【0014】
【作用】請求項1記載のケーブルの端末整線器では、整
線フレームで複数本のケーブルが平行に並べられてケー
ブルクランプで一体に挟持される。前記ケーブルの端部
から突出された各ワイヤーは、整線ブロックにそれぞれ
挿入され、接続手段によりジョイント部と、このジョイ
ント部に接続されるグランドプレートとに接続される。
このジョイント部を介してケーブルが電気部品に接続さ
れる。
【0015】請求項2記載のケーブルの端末整線器で
は、請求項1記載の作用を有するとともに、前記ワイヤ
ーは、整線ブロックに挿入される第二ワイヤーと、ワイ
ヤー貫通孔に挿入される第一ワイヤーとに振り分けられ
る。前記整線ブロックの第二ワイヤーが接続手段で前記
グランドプレートに接続される。一方、前記第一ワイヤ
ーを整線ブロックに挿入することにより、第一ワイヤー
が、接続手段でジョイント部に接続されるとともに、こ
のジョイント部に前記グランドプレートが接続される。
【0016】請求項3記載のケーブルの端末整線器で
は、請求項1記載の作用を有するとともに、各ケーブル
の端部をワイヤフレームに突き当てることにより、各ケ
ーブルの端部が揃えられる。各ワイヤーフレームから振
り分けられた第一ワイヤーが第一ブロックにそれぞれ挿
入され、各ケーブルの第二ワイヤーが第二ブロックにそ
れぞれ挿入されることにより、各ケーブルの各ワイヤー
が第一ワイヤーと第二ワイヤーとに振り分けられる。こ
のように各ワイヤーを第一ワイヤーと第二ワイヤーとに
振り分けてジョイント部とグランドプレートとに接続手
段で接続されることにより、前記ケーブルの各ワイヤー
の配線作業が向上される。
【0017】請求項4記載のケーブルの端末整線方法で
は、複数本のケーブルを整線フレームに並列状態に載置
し、前記ケーブルの各ワイヤーを第一ワイヤーと第二ワ
イヤーとに振り分け、この第二ワイヤーを整線ブロック
に一本づつ挿入し、前記ケーブルクランプでケーブルを
挟持するために、これらケーブルの並列状態が維持さ
れ、第一ワイヤーと第二ワイヤーとの振り分け状態が維
持される。前記各第二ワイヤーをグランドプレートに接
続手段で接続し、前記第一ワイヤーと第二ワイヤーとの
間に絶縁プレートを介在させ、前記第一ワイヤーと前記
グランドプレートとをジョイント部に接続するため、第
一ワイヤーと第二ワイヤーとの接触が防止される。
【0018】請求項5記載のケーブルの端末整線方法で
は、請求項4記載の作用を有するとともに、前記第一ワ
イヤーをワイヤー貫通孔に挿入し、前記第一ワイヤーと
第二ワイヤーとの間に絶縁プレートを介在させるから、
第一ワイヤーと第二ワイヤーとの振り分け状態が維持さ
れ、第二ワイヤーを接続手段でグランドプレートに接続
するときであっても、第一ワイヤーと第二ワイヤーとの
接触が防止される。
【0019】請求項6記載のケーブルの端末整線方法
は、請求項5記載の作用を有するとともに、前記ケーブ
ルの端部をワイヤーフレームに突き当てるから、複数本
のケーブルの端部が揃えられる。この状態で、第二ブロ
ックに第二ワイヤーを一本づつ挿入し、ケーブルクラン
プでケーブルを挟持した状態で、第二ワイヤーを接続手
段でグランドプレートに接続させるから、第二ワイヤー
が並列状態にグランドプレートに接続される。前記整線
フレームを裏返すことにより前記ケーブルを裏返すか
ら、前記第一ワイヤーがワイヤー貫通孔から取り出され
る。前記整線フレームとケーブルクランプとでケーブル
が挟持されているから、ケーブルの端部をあらためて揃
える必要がなくされる。前記第一ワイヤーと第二ワイヤ
ーとの間に絶縁プレートを介在させ、前記第一ブロック
に第一ワイヤーを一本づつ挿入し、この第一ワイヤーを
ジョイント部に接続するから、第一ワイヤーと第二ワイ
ヤーとが絶縁プレートを挟んだ状態で、第一ワイヤーが
並列させてジョイント部に接続され、第一ワイヤーと第
二ワイヤーとの接触が防止される。
【0020】
【実施例】以下、本発明のケーブルの端末整線器とその
整線方法の一実施例について、図1ないし図14を参照
しながら説明する。図1に示すように、符号1はケーブ
ルの端末整線器であり、このケーブルの端末整線器1
は、ベース作業台2と、このベース作業台2に嵌合され
る整線ブロック3と、この整線ブロック3に嵌合される
整線フレーム4と、この整線フレーム4に載置された複
数本のケーブルを挟持するケーブルクランプ5とから構
成されている。
【0021】以下、本例に係るケーブルの端末整線器1
を用いて整線されるケーブルの端末構造21を、図2な
いし図3に基づいて説明する。このケーブルの端末構造
21では、複数本のケーブル22の端部がケース23に
並列状態に収納されている。このケース23には、電気
部品に接続されるジョイント部24が設けられ、このジ
ョイント部24に前記ケーブル22が接続されている。
このケーブル22は、電気信号を伝達する二本のよられ
たシグナル線(第一ワイヤー)25と、電気部品をアー
スする一本のグランド線(第二ワイヤー)26とが、全
体的に、絶縁被覆部27で覆われた構造となっている。
前記二本のシグナル線25の外表面は、絶縁体25aで
覆われており、前記グランド線26の外表面は、絶縁体
26aで覆われている。
【0022】この絶縁被覆部27の端部が前記ケース2
3で挟持され、このケース23内では、シグナル線25
とグランド線26との間に絶縁プレート28が介在さ
れ、前記ジョイント部24にシグナル線25が半田付
け、スポット溶接等の接続手段で接続されている。一
方、グランド線26は、前記絶縁プレート28に隣接さ
れたグランドプレート29を介してジョイント部24に
接続されている。前記シグナル線25とグランド線26
とは、ジョイント部24に並列されたコンタクトテール
部32に接続されている。
【0023】前記ケース23には、シグナル線25、グ
ランド線26、グランドプレート29、コンタクトテー
ル部32を被覆するとともに、低温下で加熱溶融するホ
ットメルト型合成樹脂製モールド34が内部に収納さ
れ、外部を覆う高温高圧下で射出成形されたオーバーモ
ールド36が設けられている。このオーバーモールド3
6に嵌合される凸部45がケース23の外周面に複数設
けられている。
【0024】前記オーバーモールド36の後端部には、
エンドブロック40を嵌合させる凸部46が形成されて
いる。前記エンドブロック40には、ケーブル22を挿
入する挿入部47が設けられ、この挿入部47には、ケ
ーブル22の延在方向に向かって屈曲部41が形成され
ている。
【0025】前記グランドプレート29は、絶縁プレー
ト28を載置させるとともに、グランド線26が接続さ
れるコモングランド30と、このコモングランド30に
段差が設けられて前記コンタクトテール部32に接続さ
れる櫛歯部31とから構成されている。この櫛歯部31
は、シグナル線25の先端部と同一平面上に配されてい
る。
【0026】つぎに、本例に係るケーブルの端末整線器
1の構造について説明する。ベース作業台2には、図1
および図4に示すように、前記整線ブロック3を載置す
る載置部6と、各ケーブル22のシグナル線25とグラ
ンド線26とを一体挿入するワイヤーフレーム7とが設
けられている。このワイヤーフレーム7では、下端部が
前記載置部6に嵌合自在にされ、各ケーブル22のシグ
ナル線25とグランド線26とを挿入させる溝状保持部
8が上端部に形成されている。
【0027】前記整線ブロック3は、シグナル線25を
整線・保持するシグナルブロック53(第一ブロック)
と、このシグナルブロック53に代えて用いられ、グラ
ンド線26を整線・保持するグランドブロック13(第
二ブロック)とを備えている。このグランドブロック1
3には、各ケーブル22から突出されたグランド線26
を挿入する整線溝付きプレート9と、グランド線26の
端部をそれぞれ挿入するグランド線整線溝10と、前記
整線フレーム4を嵌合させる嵌合孔12とが設けられて
いる。この嵌合孔12には、その側壁に前記ワイヤーフ
レーム7を嵌合させるフレーム溝11が設けられ、前記
ワイヤーフレーム7と整線溝付きプレート9とで仕切ら
れたワイヤー貫通孔20(図4参照)が設けられてい
る。
【0028】一方、シグナルブロック53には、整線フ
レーム4を嵌合させる嵌合孔53aが形成されている
(図8)。シグナルブロック53の上面には、グランド
プレート29の櫛歯部31とシグナル線25とを保持・
整線する保持部55が設けられている(図8および図1
0参照)。シグナルブロック53の側方には、図10に
示すように、別体のブロックが隣接されている。このブ
ロックの上面には、各シグナル線25を挿入させるシグ
ナル線整線溝60が形成されている。
【0029】また、前記グランド線整線溝10またはシ
グナル線整線溝60と、整線溝付きプレート9との間に
は、グランド線26などを接続する接続手段17が、上
下に設置されている(図4および図5参照)。この接続
手段17としては、スポット溶接装置、自動半田付け装
置などの任意の装置が用いられている。接続手段17
は、水平方向および上下方向(すなわちXYZ方向)い
ずれにも移動自在に構成されている。接続手段17とし
ては、例えば、手動や、シーケンシャルな制御手段(例
えば機械的にピッチ送りをするなど)によって接続部分
に移動させられる機構でもよく、さらに好ましくは、接
続部分をCCDカメラなどで撮影し、得られた画像を処
理し、接続すべき箇所、例えば、グランド線26やシグ
ナル線25とグランドプレート29やジョイント部24
のコンタクトテール部32との接続部、グランドプレー
ト29の櫛歯部31とジョイント部24のコンタクトテ
ール部32との接続部において、各線の中心か、櫛歯部
31の中心を認識して、接続部分に自動的に移動する機
構であってもよい。前記接続手段17付近には、グラン
ドプレート29の櫛歯部31やグランド線26を切断す
る能力を有する切断刃49が、XYZ方向いずれにも移
動自在に設けられている。
【0030】前記整線フレーム4には、複数本のケーブ
ル22の端部をそれぞれ挿入するケーブル整線溝15
と、これらケーブル22を平行に並べる整線台14とが
設けられている。この整線台14には、該整線台14に
平行に並べられたケーブル22を挟持するケーブルクラ
ンプ5が設けられている。前記整線フレーム4には、前
記グランド線整線溝10(図4)、シグナル線整線溝5
5(図10)を挿入することのできる開口部16が設け
られている(図1参照)。
【0031】このようなケーブルの端末整線器1を用い
てケーブル22の端末を整線する方法について説明す
る。まず最初に、ベース作業台2と、グランドブロック
13と、整線フレーム4とを、図4に示す状態に組み付
けておく。ただし、整線フレーム4からは、ケーブルク
ランプ5を取り除いておく。この状態で、グランドプレ
ート29を、図4および図5に示すように、整線フレー
ム4の上部に載置する。続いて、図5および図6に示す
ように、複数本のケーブル22の端部を整線フレーム4
のケーブル整線溝15に一本づつ挿入し、この整線フレ
ーム4に複数本のケーブル22を並列状態に載置する。
これらケーブル22の絶縁被覆部27の端部をワイヤー
フレーム7(図1)に突き当てることにより、複数本の
ケーブル22の端部を揃える。このとき、シグナル線2
5とグランド線26とは、ワイヤーフレーム7を乗り越
えた状態となる。
【0032】つづいて、シグナル線25をワイヤー貫通
孔20に挿入するとともに、グランド線26をグランド
ブロック13のグランド線整線溝10に一本づつ挿入す
る。このときに、グランド線26をグランドプレート2
9のコモングランド30上に配置する(図5)。このグ
ランドプレート29は、あらかじめ櫛歯部31を設けて
おく。そして、整線フレーム4の整線台14に並べられ
た複数本のケーブル22の上にケーブルクランプ5を載
せ、これらケーブルクランプ5と整線台14とをボルト
等の結合手段で固定することにより、複数本のケーブル
22を挟持する。
【0033】これらケーブル22を固定した後、前記グ
ランド線26を接続手段17でグランドプレート29の
コモングランド30に接続する。ここで、あらかじめ絶
縁体26aが除去されて口出しされているグランド線2
6をグランドブロック13のグランド線整線溝10に一
本づつ挿入し、前記グランド線26を引っ張った状態
で、図7に示すように、グランド線26をグランドプレ
ート29のコモングランド30に接続手段17でそれぞ
れ接続する。その後、前記グランド線26の端末部を切
断刃49で切断し、所定の長さとする。
【0034】その後、ベース作業台2の載置部6からグ
ランドブロック13を取り出し、このグランドブロック
13の嵌合孔12から整線フレーム4を取り出すことに
より、シグナル線25をワイヤー貫通孔20から引き抜
く。引き抜いた状態を図8に示す。このときに、整線フ
レーム4のケーブルクランプ5で複数本のケーブル22
を挟持した状態で、前記整線フレーム4を裏返すことに
より、ケーブル22を裏返す。また、グランドブロック
13をシグナルブロック53に取り替え、ベース作業台
2からワイヤーフレーム7を取り外す。
【0035】そして、ベース作業台2にシグナルブロッ
ク53を載置し、このシグナルブロック53に整線フレ
ーム4を嵌め合わせる。続いて、図9に示すように、絶
縁プレート28をグランドプレート29のコモングラン
ド30上に載置する。このようにシグナル線25とグラ
ンド線26との間に絶縁プレート28を介在させた後、
図10に示すように、シグナルブロック53の保持部5
5とシグナル線整線溝60とにシグナル線25を一本づ
つ挿入する。これらシグナル線25を引っ張った状態
で、図11に示すように、これらシグナル線25の絶縁
体25aを除去して、口出しを行なう。この口出し作業
には、サーマルブレード又はレーザー口出し機(図示せ
ず)が使用される。
【0036】こうして、絶縁被覆されたシグナル線25
から端末部を露出させ、図12に示すように、これらシ
グナル線25の端末部を切断刃49で切断し、この端末
部を所定の長さに揃える。そして、図13および図14
に示すように、接続手段17を作動させ、各シグナル線
25の端末部とグランドプレート29の櫛歯部31とを
それぞれ前記ジョイント部24のコンタクトテール部3
2に接続する。
【0037】その後、シグナルブロック53から整線フ
レーム4を取り出し、整線フレーム4からケーブルクラ
ンプ5を取り外し、整線フレーム4からシグナル線25
とグランド線26とを取り出し、ケーブル22の端部か
らコンタクトテール部32にわたってシグナル線25と
グランド線26との周囲をケース23で覆う(図9参
照)。このケース23にモールド34を充填する。そし
て、ケース23の周囲をオーバーモールド36で覆い、
ケーブルの端末構造21が製造される。
【0038】このようなケーブルの端末構造21では、
複数本のケーブル22の端部がケース23に並列状態に
収納でき、複数本のケーブル22の端末を小型化でき、
複数本のケーブル22を振り分け状態にできる。また、
シグナル線25とグランド線26との間に絶縁プレート
28を介在させたため、モールド34を射出成形すると
きに、シグナル線25とグランド線26とがそれぞれ絶
縁プレート28に当接されるから、シグナル線25とグ
ランド線26との接触が防止される。一方、グランド線
26に接続されたグランドプレート29とシグナル線2
5とがジョイント部24に接続される構成にしたため、
ジョイント部24を介してケーブル22が電気部品に接
続される。
【0039】このようなケーブルの端末整線器1は、ケ
ーブル22の端部を平行に並べる整線フレーム4と、こ
の整線フレーム4に並べられたケーブル22を一体に挟
持するケーブルクランプ5と、シグナル線25、グラン
ド線26をそれぞれ挿入する整線ブロック3と、シグナ
ル線25、グランド線26、グランドプレート29をジ
ョイント部24に接続する接続手段17とから構成され
ているため、複数本のケーブル22がケーブルクランプ
5で並列状態に挟持され、前記ケーブル22のシグナル
線25とグランド線26とが、整線ブロック3にそれぞ
れ挿入され、接続手段17でジョイント部24に接続さ
れる。このため、複数本のケーブル22の端末を小型化
でき、複数本のケーブル22を容易に配線でき、シグナ
ル線25、グランド線26とジョイント部24との接続
作業を自動化できるから、配線作業性を向上でき、接続
作業に要する時間を短縮することができる。
【0040】また、複数本のケーブル22を、ジョイン
ト部24に、スポット溶接等の接続手段17で接続した
ため、画像処理を用いて、自動的に導体中心位置を溶接
することが可能となる。したがって、接続の信頼性が向
上できる。さらには、プリント基板に手作業で接続する
必要をなくすことができ、ケーブル22の接続作業性を
向上できる。
【0041】そして、前記接続手段17が整線ブロック
3に隣接設置され、この整線ブロック3にワイヤー貫通
孔20を設けた構成にしたため、このワイヤー貫通孔2
0にシグナル線25を挿入することにより、シグナル線
25とグランド線26とを振り分けできる。このように
シグナル線25とグランド線26とを振り分け状態でジ
ョイント部24に接続できるから、シグナル線25とグ
ランド線26とが接触するおそれをなくし、接続作業の
安全性を向上させることができる。
【0042】前記整線ブロック3には、シグナル線25
をそれぞれ挿入するシグナルブロック13と、グランド
線26をそれぞれ挿入するグランドブロック53と、シ
グナル線25とグランド線26とを一体挿入するワイヤ
ーフレーム7とを備える構成にしたから、このワイヤー
フレーム7に各ケーブル22の端部を突き当てることに
より、複数本のケーブル22の端部が揃えられる。この
ため、複数本のケーブル22のシグナル線25とグラン
ド線26とをそれぞれ所定長さに揃えることができるか
ら、シグナル線25、グランド線26とジョイント部2
4との接続作業性を向上させることができる。
【0043】一方、ケーブルの端末整線器の整線方法で
は、複数本のケーブル22を整線フレーム4に並列状態
に載置し、前記ケーブル22のシグナル線25とグラン
ド線26とに振り分け、グランド線26を整線ブロック
3のグランドブロック13に一本づつ挿入し、前記ケー
ブル22をケーブルクランプ5で挟持し、グランド線2
6をグランドプレート29に接続するために、複数本の
ケーブル22を並列状態に維持でき、シグナル線25と
グランド線26とを振り分け状態に維持できる。このた
め、グランドプレート29をジョイント部24に接続す
ることにより、グランド線26を一括してジョイント部
24に接続できるから、グランド線25の接続作業性を
向上できる。
【0044】その後、シグナル線25とグランド線26
との間に絶縁プレート28を介在させ、シグナル線25
をジョイント部24に接続するとともに、このジョイン
ト部24にグランドプレート29を接続するため、シグ
ナル線25とグランド線26との周囲をモールド34で
成形する場合にあっても、絶縁プレート28によりシグ
ナル線25とグランド線26との絶縁抵抗を向上でき
る。そして、シグナル線25とグランド線26との間に
絶縁プレート28が介在されているため、モールド34
を所定方向に流れさせることができ、ケーブルの端末を
安全・確実に整線できるから、ケーブルの端末を小型化
できる。
【0045】そして、シグナル線25をワイヤー貫通孔
20に挿入し、シグナル線25とグランド線26との間
に絶縁プレート28を介在させるから、シグナル線25
とグランド線26とを確実に振り分けできる。このた
め、グランド線26を接続するときに、シグナル線25
が接続されるおそれをなくし、シグナル線25を接続す
るときに絶縁プレート28が介在されているから、シグ
ナル線25、グランド線26の接続作業の安全性を向上
できる。
【0046】さらに、前記ケーブル22の端部をワイヤ
ーフレーム7に突き当て、複数本のケーブル22の端部
を揃えた状態で、グランド線26がグランドプレート2
9に接続されるから、グランド線26を並列状態で接続
でき、グランド線26の接続作業性を向上できる。そし
て、整線フレーム4とともにケーブル22を裏返すか
ら、シグナル線25がワイヤー貫通孔20から取り出さ
れる。その後、シグナル線25とグランド線26との間
に絶縁プレート28を介在させ、前記シグナルブロック
53にシグナル線25を一本づつ挿入し、これらシグナ
ル線25とグランドプレート29とをジョイント部24
に接続するから、絶縁プレート28を介在させ、シグナ
ル線25を並列させた状態で、シグナル線25とグラン
ドプレート29とを接続でき、シグナル線25とグラン
ドプレート29との安全性及び接続作業性を向上でき
る。
【0047】このうえ、グランド線26がグランドプレ
ート29を介してジョイント部24に接続される構成に
したため、各グランド線26をそれぞれジョイント部2
4に接続する必要性をなくすことができるから、各グラ
ンド線26の配線作業性を向上できる。そして、グラン
ドプレート29の櫛歯部31をジョイント部24に接続
したため、あらかじめ指定の配線に合った櫛歯部31を
形成することにより、この櫛歯部31をジョイント部2
4の指定のコンタクトテール部32に接続でき、グラン
ドプレート29の接続作業性を向上できる。
【0048】なお、前記した実施例においては、一本の
グランド線26と二本のシグナル線25からなるケーブ
ル22を整線する例を示した。しかし、図15〜図17
に示したように、2本のグランド線26と1本のグラン
ド線25とからなるケーブル22を、本例の整線器1お
よび整線方法によって整線することができる。この場合
の整線方法は、前記した実施例の方法と同様なので、詳
細の説明を省略する。また、シグナル線25およびグラ
ンド線26の本数は、前記以外の本数であってもよいこ
とは当然である。
【0049】また、前記した実施例においては、グラン
ド線26として、絶縁体26aを有するものを示した
が、絶縁体を有しないものであってもよい。図18およ
び図19は、絶縁体を有しないグランド線26を用いた
例を示している。絶縁体を有しないグランド線26を用
いた場合には、絶縁体を整線作業の前に予め除去してお
く必要がない。他の点は上記整線方法と同様なので詳細
の説明を省略する。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のケーブル
の端末整線器とその整線方法によれば、以下の効果を奏
することができる。請求項1記載のケーブルの端末整線
器は、ケーブルの端部を平行に並べる整線フレームと、
この整線フレームに並べられたケーブルを一体に挟持す
るケーブルクランプと、前記ケーブルから突出された各
ワイヤーをそれぞれ挿入する整線ブロックと、各ワイヤ
ーをジョイント部とグランドプレートとに接続する接続
手段とから構成されているため、複数本のケーブルがケ
ーブルクランプで並列状態に挟持されるから、複数本の
ケーブルの端末を小型化できる。そして、前記ケーブル
の各ワイヤーが整線ブロックにそれぞれ挿入された状態
で、各ワイヤーを接続手段でジョイント部に接続できる
ため、複数本のケーブルを容易に配線できる。しかも、
整線ブロックに隣接設置されたスポット溶接装置等の接
続手段により、各ワイヤーとグランドプレート及びジョ
イント部との接続作業を自動化できるから、配線作業性
を向上でき、接続作業に要する時間を短縮することがで
きる。また、複数本のケーブルの導体中心位置を、ジョ
イント部に、画像処理を用いたスポット溶接装置によっ
て自動的に溶接することも可能であるため、プリント基
板に手作業で接続する必要をなくすことができ、ケーブ
ルの接続作業性と、接続信頼性とを向上できる。
【0051】請求項2記載のケーブルの端末整線器によ
れば、請求項1記載の効果を奏することができるととも
に、前記接続手段が整線ブロックに隣接設置され、この
整線ブロックにワイヤー貫通孔を設けた構成にしたた
め、このワイヤー貫通孔にワイヤーを挿入することによ
り、各ワイヤー両面を振り分けできる。このように各ワ
イヤーを振り分け状態で、かつ整線されたワイヤーを接
続手段でジョイント部に接続できるから、振り分けされ
たワイヤーが接触するおそれをなくし、接続作業の安全
性を向上させることができる。
【0052】請求項3記載のケーブルの端末整線器によ
れば、請求項1記載の効果を奏することができるととも
に、整線ブロックは、各ケーブルの各ワイヤーを一体挿
入するワイヤーフレームと、このワイヤフレームから振
り分けられた第一ワイヤーをそれぞれ挿入する第一ブロ
ックと、各ケーブルの第二ワイヤーをそれぞれ挿入する
第二ブロックとを備える構成にしたから、前記ワイヤー
フレームに各ケーブルの端部を突き当てることにより、
複数本のケーブルの端部が揃えられる。このため、複数
本のケーブルから突出された各ワイヤーをそれぞれ所定
長さに揃えることができるから、各ワイヤーとグランド
プレート及びジョイント部との接続作業性を向上させる
ことができる。
【0053】請求項4記載のケーブルの端末整線方法に
よれば、複数本のケーブルを整線フレームに並列状態に
載置し、前記ケーブルの各ワイヤーを第一ワイヤーと第
二ワイヤーとに振り分け、この第二ワイヤーを整線ブロ
ックに一本づつ挿入し、前記ケーブルをケーブルクラン
プで挟持するから、複数本のケーブルを並列状態に維持
できる。各第二ワイヤーをグランドプレートに接続手段
で接続するから、第二ワイヤーを一括して接続でき、第
二ワイヤーの接続作業性を向上できる。その後、第一ワ
イヤーと第二ワイヤーとの間に絶縁プレートを介在さ
せ、第一ワイヤーをジョイント部に接続するとともに、
このジョイント部にグランドプレートを接続するため、
第一ワイヤーと第二ワイヤーとの周囲をモールドで成形
する場合にあっても、絶縁プレートにより第一ワイヤー
と第二ワイヤーとの絶縁抵抗を向上できる。そして、第
一ワイヤーと第二ワイヤーとの間に絶縁プレートが介在
されているため、モールドを所定方向に流れさせること
ができ、ケーブルの端末を安全・確実に整線できるか
ら、ケーブルの端末を小型化できる。
【0054】請求項5記載のケーブルの端末整線方法に
よれば、請求項4記載の効果を奏することができるとと
もに、第一ワイヤーをワイヤー貫通孔に挿入するから、
第一ワイヤーと第二ワイヤーとを確実に振り分けでき
る。このため、第二ワイヤーを接続するときに、第一ワ
イヤーが接続されるおそれをなくし、第一ワイヤーを接
続するときに絶縁プレートが介在されているから、第一
ワイヤーと第二ワイヤーとが接触するおそれをなくし、
接続作業の安全性を向上できる。
【0055】請求項6記載のケーブルの端末整線方法に
よれば、請求項5記載の効果を奏することができるとと
もに、前記ケーブルの端部をワイヤーフレームに突き当
て、複数本のケーブルの端部を揃え、整線ブロックの第
二ブロックで第二ワイヤーを整線した状態で、この第二
ワイヤーをジョイント部に接続するから、第二ワイヤー
を並列状態で接続でき、第二ワイヤーの接続作業性を向
上できる。そして、整線フレームを裏返すことによりケ
ーブルを裏返し、整線フレームを第一ブロックに載置
し、第一ワイヤーと第二ワイヤーとの間に絶縁プレート
を介在させ、前記第一ブロックに第一ワイヤーを一本づ
つ挿入し、第一ワイヤーとグランドプレートとをジョイ
ント部に接続するから、絶縁プレートを介在させ、第一
ワイヤーを並列させた状態で、第一ワイヤーとグランド
プレートとを接続できる。このため、第一ワイヤーが第
二ワイヤーに接触するおそれをなくすことができ、第一
ワイヤーの安全性及び接続作業性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るケーブルの端末整線
器の分解斜視図である。
【図2】 図1に係る端末整線器によって整線されたケ
ーブルの端末構造を示す断面図である。
【図3】 図2の斜視図である。
【図4】 図1に係る端末整線器でケーブルの端末を整
線している状態を示す斜視図である。
【図5】 図4の要部拡大断面図である。
【図6】 ケーブルの端末整線方法を説明する図であっ
て、ケーブルの端末部分の分解斜視図である。
【図7】 本例に係る第二ワイヤーとジョイント部との
接続状態を示す要部拡大断面図である。
【図8】 本例に係るケーブルの端末整線器の分解斜視
図である。
【図9】 ケーブルの端末整線方法を説明する図であっ
て、ケーブルの端末部分の分解斜視図である。
【図10】 本例に係るケーブルの端末整線器の斜視図
である。
【図11】 本例に係るケーブルの端末整線器の斜視図
である。
【図12】 図11の要部拡大断面図である。
【図13】 本例に係る第一ワイヤーの接続作業を示す
斜視図である。
【図14】 図13の断面図である。
【図15】 本発明の実施例の変形例を示す図で、図4
に相当する状態を示す図である。
【図16】 本発明の実施例の変形例を示す図で、図6
に相当する状態を示す図である。
【図17】 本発明の実施例の変形例を示す図で、図9
に相当する状態を示す図である。
【図18】 本発明の実施例の他の変形例を示す図で、
図2に相当する状態を示す図である。
【図19】 本発明の実施例の他の変形例を示す図で、
図7に相当する状態を示す図である。
【符号の説明】
1…ケーブルの端末整線器、3…整線ブロック、4…整
線フレーム、5…ケーブルクランプ、7…ワイヤーフレ
ーム、13…シグナルブロック(第一ブロック)、17
…接続手段、20…ワイヤー貫通孔、22…ケーブル、
24…ジョイント部、25…第一ワイヤー(シグナル
線)、26…第二ワイヤー(グランド線)、28…絶縁
プレート、29…グランドプレート、53…グランドブ
ロック(第二ブロック)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平原 強士 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 植田 広二 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 座古 秀樹 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本のケーブル(22)の端部を平行
    に並べる整線フレーム(4)と、該整線フレーム(4)
    に並べられたケーブル(22)を一体に挟持するケーブ
    ルクランプ(5)と、前記ケーブル(22)から突出さ
    れた各ワイヤー(25、26)をそれぞれ挿入する整線
    ブロック(3)と、電気部品に接続されるジョイント部
    (24)と該ジョイント部(24)に接続されるグラン
    ドプレート(29)とに前記各ワイヤー(25、26)
    をそれぞれ接続する接続手段(17)とから構成されて
    いることを特徴とするケーブルの端末整線器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のケーブルの端末整線器で
    あって、前記整線ブロック(3)に接続手段(17)が
    隣接設置され、前記整線ブロック(3)にワイヤー貫通
    孔(20)が設けられていることを特徴とするケーブル
    の端末整線器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のケーブルの端末整線器で
    あって、前記整線ブロック(3)は、各ケーブル(2
    2)の各ワイヤー(25、26)を一体挿入するワイヤ
    ーフレーム(7)と、該ワイヤーフレーム(7)から振
    り分けられた第一ワイヤー(25)をそれぞれ挿入する
    第一ブロック(53)と、各ケーブル(22)の第二ワ
    イヤー(26)をそれぞれ挿入する第二ブロック(1
    3)とを備えていることを特徴とするケーブルの端末整
    線器。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のケーブルの端末整線器を
    用いてケーブルの端末を整線する方法であって、複数本
    のケーブル(22)を整線フレーム(4)に並列状態に
    載置し、該ケーブル(22)の各ワイヤー(25、2
    6)を第一ワイヤー(25)と第二ワイヤー(26)と
    に振り分け、該第二ワイヤー(26)を整線ブロック
    (3)に一本づつ挿入し、前記ケーブルクランプ(5)
    でケーブル(22)を挟持し、前記各第二ワイヤー(2
    6)をグランドプレート(29)に接続手段(17)で
    それぞれ接続し、前記第一ワイヤー(25)と第二ワイ
    ヤー(26)との間に絶縁プレート(28)を介在さ
    せ、前記各第一ワイヤー(25)と前記グランドプレー
    ト(29)とを接続手段(17)でジョイント部(2
    4)にそれぞれ接続することを特徴とするケーブルの端
    末整線方法。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のケーブルの端末整線器を
    用いてケーブルの端末を整線する方法であって、複数本
    のケーブル(22)を整線フレーム(4)に並列状態に
    載置し、該ケーブル(22)の各ワイヤー(25、2
    6)を整線ブロック(3)に一本づつ挿入し、前記ケー
    ブルクランプ(5)でケーブル(22)を挟持し、前記
    ワイヤー(25、26)を第一ワイヤー(25)と第二
    ワイヤー(26)とに振り分け、前記第一ワイヤー(2
    5)をワイヤー貫通孔(20)に挿入し、前記各第二ワ
    イヤー(26)をグランドプレート(29)に接続手段
    (17)でそれぞれ接続し、前記第一ワイヤー(25)
    と第二ワイヤー(26)との間に絶縁プレート(28)
    を介在させ、前記各第一ワイヤー(25)とグランドプ
    レート(29)とを接続手段(17)でジョイント部
    (24)に接続することを特徴とするケーブルの端末整
    線方法。
  6. 【請求項6】 請求項3記載のケーブルの端末整線器を
    用いてケーブルの端末を整線する方法であって、複数本
    のケーブル(22)を整線フレーム(4)に並列状態に
    載置し、該ケーブル(22)の端部をワイヤーフレーム
    (7)に突き当て、該ケーブル(22)の各ワイヤー
    (25、26)を第一ワイヤー(25)と第二ワイヤー
    (26)とに振り分け、該第二ワイヤー(26)を前記
    第二ブロック(13)に一本づつ挿入し、前記ケーブル
    クランプ(5)でケーブル(22)を挟持し、前記各第
    二ワイヤー(26)を接続手段(17)でグランドプレ
    ート(29)に接続し、前記整線フレーム(4)を裏返
    すことにより前記ケーブル(22)を裏返し、前記整線
    フレーム(4)を前記第一ブロック(53)に載置し、
    前記第一ワイヤー(25)と第二ワイヤー(26)との
    間に絶縁プレート(28)を介在させ、前記第一ブロッ
    ク(53)に第一ワイヤー(25)を一本づつ挿入し、
    該第一ワイヤー(25)と前記グランドプレート(2
    9)とを接続手段(17)でジョイント部(24)に接
    続することを特徴とするケーブルの端末整線方法。
JP12761793A 1992-06-01 1993-05-28 ケーブルの端末整線器とその整線方法 Pending JPH0652959A (ja)

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JP4-140739 1992-06-01
JP14073992 1992-06-01
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015156344A (ja) * 2014-02-21 2015-08-27 日立金属株式会社 差動信号伝送用ケーブルの基板への接続方法およびケーブル接続装置
CN113433867A (zh) * 2021-07-14 2021-09-24 江苏淮阴水利建设有限公司 一种基于物联网的水利工程建设用远程监控装置

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JP2015156344A (ja) * 2014-02-21 2015-08-27 日立金属株式会社 差動信号伝送用ケーブルの基板への接続方法およびケーブル接続装置
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