JPH0652763A - 転倒・感震スイッチ - Google Patents

転倒・感震スイッチ

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Publication number
JPH0652763A
JPH0652763A JP20095292A JP20095292A JPH0652763A JP H0652763 A JPH0652763 A JP H0652763A JP 20095292 A JP20095292 A JP 20095292A JP 20095292 A JP20095292 A JP 20095292A JP H0652763 A JPH0652763 A JP H0652763A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal plates
cap
ball
terminal
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20095292A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetaka Mori
秀高 森
Yasunari Taketomi
康成 武富
Yasuko Maemura
康子 前村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP20095292A priority Critical patent/JPH0652763A/ja
Publication of JPH0652763A publication Critical patent/JPH0652763A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数が少なくて構造が簡単且つ安価で、
水銀のように環境破壊を起こす恐れがない。端子板の内
周の径を変えるだけで機器の傾き、振動に対するスイッ
チ感度が調節できて感度の違いの品種にも容易に対応で
きる。 【構成】 ボディ1の中央部が低くなった凹部2の中央
部に2枚の端子板3を対向して配置する。2枚の端子板
3の対向内縁を略同一円軌跡上に位置させて両端子板3
間に隙間を形成する。ボディ1にキャップ4を被せてボ
ディ1とキャップ4とで構成する空所5内に遊動自在に
導電性の球6を入れ、球6を対向する端子板3の内周縁
に載置して球6を介して端子板3同士を電気的に接続す
る。転倒や地震があると球6が移動して球6を介しての
2枚の端子板3の電気的接触を切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスファンヒータ、石
油ファンヒータ、ガスストーブ、石油ストーブ、ガスメ
ータ等の転倒及び地震時の自動消火装置の検出用などに
用いられる転倒・感震スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からガスファンヒータ、石油ファン
ヒータ、ガスストーブ、石油ストーブ、ガスメータ等の
転倒及び地震時の自動消火装置の検出用として水銀スイ
ッチが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の水銀
スイッチは非常に高価であり、また、地球環境保護の観
点から水銀の使用は好ましくなかった。本発明は上記の
従来例の問題点に鑑みて発明したものであって、その目
的とするところは、部品点数が少なくて構造が簡単且つ
安価で、水銀のように環境破壊を起こす恐れがなく、し
かも端子板の内周の径を変えるだけで機器の傾き、振動
に対するスイッチ感度が調節できて感度の違う品種にも
容易に対応できる転倒・感震スイッチを提供するにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した従来例の問題点
を解決して本発明の目的を達成するために本発明の転倒
・感震スイッチは、ボディ1の内部を中央部が低くなっ
た凹部2とし、この凹部2の中央部に2枚の端子板3を
対向して配置すると共に該2枚の端子板3の対向内縁が
略同一円軌跡上に位置して両端子板3間に隙間9を形成
し、ボディ1にキャップ4を被せてボディ1とキャップ
4とで構成する空所5内に遊動自在に導電性の球6を入
れると共に球6を対向する端子板3の内周縁に載置して
球6を介して端子板3同士を電気的に接続して成る構成
とした。
【0005】また、ボディ1とキャップ4とで構成する
ハウジング7内を密封することも好ましい。また、ボデ
ィ1のキャップ4とのはめ合わせ部分にボディ1と一体
のエラストマー部8を形成することも好ましい。
【0006】
【作用】上記の構成の本発明にあっては、ボディ1の凹
部2の中央部に2枚の端子板3を対向して配置すると共
に該2枚の端子板3の対向内縁が略同一円軌跡上に位置
して両端子板3間に隙間9を形成し、ボディ1にキャッ
プ4を被せてボディ1とキャップ4とで構成する空所5
内に遊動自在に導電性の球6を入れると共に球6を対向
する端子板3の内周縁に載置して球6を介して端子板3
同士を電気的に接続することで、通常は球6を介して2
枚の端子板2が電気的に接続されているが、転倒や地震
があると球6が移動して球6を介しての2枚の端子板3
の電気的接触が切断されるものである。
【0007】そして、ボディ1とキャップ4とで構成す
るハウジング7内を密封することで、外部からほこりや
腐食ガスが侵入しないようにできる。また、ボディ1の
キャップ4とのはめ合わせ部分にボディ1と一体のエラ
ストマー部8を形成することで、ボディ1とキャップ4
とで構成するハウジング7内を密封することができ、ま
た、ラストマー部8がボディ1に一体に形成してあるこ
とで、別部材のシール材を介在してボディ1とキャップ
4との合わせ部分の気密を保持するようにする場合に比
べ一体であるから組み立てが容易に行えることになる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す実施例に基づ
いて詳述する。ハウジング7はボディ1にキャップ4を
被着して構成してある。ボディ1には上方に開口する凹
部2が設けてあり、この凹部2は中央部が低くなってい
る。このボディ1の凹部2の中央部には2枚の端子板3
を対向して配置してある。この端子板3は対向する内縁
が略同一円軌跡上に位置するようになっており、また、
両端子板3の両端間には隙間9が形成してある。上記両
端子板3からはそれぞれ端子部3aが一体に連出してあ
って、この端子部3aはボディ1の外面から外部に突出
している。ボディ1の外側面部には係止突起10が突設
してある。
【0009】図中4はキャップであって、下方が開口し
た箱状をしており、下方に向かって複数の脚部11が垂
下してあって、脚部11に係止孔12が設けてある。こ
のキャップ4はボディ1に被嵌して取付けられるもので
あり、キャップ4の脚部11の係止孔12をボディ1の
係止突起10に係止することにより取付けてある。この
ようにしてボディ1にキャップ4を被せて構成されるハ
ウジング7の内部の空所5内には導電性の球6が遊動自
在に入れられるものであり、通常、球6は中央部が低く
なった凹部2の中央部に位置し、この凹部2の中央部に
設けた内縁が略同一軌跡上に位置するようになっている
対向する端子板3の内周縁部に載置して支持されてお
り、このように導電性の球6が対向する端子板3の内周
縁に載置していることで球6を介して両端子板3同士が
電気的に接続されるようになっている。
【0010】このような構成の転倒・感震スイッチはガ
スファンヒータ、石油ファンヒータ、ガスストーブ、石
油ストーブ、ガスメータ等の転倒及び地震時の自動消火
装置の検出用のスイッチとして用いられる。そして、こ
れらの機器が転倒したり、地震発生時にはハウジング7
に遊動自在に入れている導電性の球6が転動して対向す
る端子板3の内周縁から離れ、両端子板3の電気的導通
を遮断することになり、このことにより転倒及び地震時
の自動消火装置の検出用のスイッチとして作用するもの
である。
【0011】そして、本発明においては、2枚の対向す
る端子板3の対向内縁が略同一円軌跡上に位置して両端
子板3間に隙間9を形成し、球6を対向する端子板3の
内周縁に載置して球6を介して端子板3同士を電気的に
接続しているので、2枚の対向する端子板3の対向内縁
が位置する円軌跡の径を変えるように端子板3の内周縁
の円弧の径を変えるだけで、機器の傾き、振動に対する
スイッチの感度の調節ができて、感度の違う品種に容易
に対応するようになっている。
【0012】ところで、本発明においては、ボディ1と
キャップ4とで構成するハウジング7内が密封してあ
り、ハウジング7内に外部からほこりや腐食ガスが侵入
しないようになっている。ボディ1とキャップ4とで構
成するハウジング7内が密封するに当たっては、例え
ば、ボディ1を樹脂により成形する際にボディ1の上面
部外周部にボディ1と一体のエラストマー部8を形成す
るようにする。そして、図1に示すように、ボディ1に
キャップ4を被せる際に上記エラストマー部8がボディ
1とキャップ4との合わせ部分に存在して圧縮され、ボ
ディ1とキャップ4との合わせ部分が密封されることに
なる。ここで、エラストマー部8をボディ1側に一体に
形成して例を示したが、キャップ4を樹脂で成形する際
にキャップ4のボディ1との合わせ部分に該当する箇所
にエラストマー部8を一体に形成してもよいものであ
る。また、エラストマー部8を形成する代わりにボディ
1とキャップ4との合わせ部分にOリングを介在してボ
ディ1とキャップ4との合わせ部分を密封するようにし
てもよいものである。
【0013】
【発明の効果】本発明にあっては、上述のように、ボデ
ィの内部を中央部が低くなった凹部とし、この凹部の中
央部に2枚の端子板を対向して配置すると共に該2枚の
端子板の対向内縁が略同一円軌跡上に位置して両端子板
間に隙間を形成し、ボディにキャップを被せてボディと
キャップとで構成する空所内に導電性の球を遊動自在に
入れると共に球を対向する端子板の内周縁に載置して球
を介して端子板同士を電気的に接続してあるので、通常
は球により両端子板を電気的に接続し、転倒や地震があ
ると球が移動して球を介しての2枚の端子板の電気的接
触が切断されるものであって、従来のように環境破壊の
原因となる水銀を使用することなく、部品点数の少ない
簡単な構成で安価に転倒・感震スイッチを提供できるも
のであり、更に、2枚の対向する端子板の対向内縁が略
同一円軌跡上に位置して両端子板間に隙間を形成し、球
を対向する端子板の内周縁に載置して球を介して端子板
同士を電気的に接続しているので、2枚の対向する端子
板の対向内縁が位置する円軌跡の径を変えるように端子
板の内周縁の円弧の径を変えるだけで、機器の傾き、振
動に対するスイッチの感度の調節ができて、感度の違う
品種に容易に対応することができるものである。
【0014】また、ボディとキャップとで構成するハウ
ジング内を密封するので、気密性が保たれ外部からのほ
こりの侵入や腐食ガスに対しての信頼性が向上するもの
である。また、ボディのキャップとのはめ合わせ部分に
ボディと一体のエラストマー部を形成したものにおいて
は、エラストマー部をボディと一体に形成してあること
で、キャップとの合わせ部分の気密性を保つことができ
るのはもちろんのこと、ボディとキャップとの組み立て
に当たり、別体のシール材を介してボディとキャップと
を接合するものに比べて組み立てが容易になるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の断面図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】同上のボディの平面図である。
【図4】同上の一部破断した正面図である。
【符号の説明】
1 ボディ 2 凹部 3 端子板 4 キャップ 5 空所 6 球 7 ハウジング 8 エラストマー部 9 隙間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディの内部を中央部が低くなった凹部
    とし、この凹部の中央部に2枚の端子板を対向して配置
    すると共に該2枚の端子板の対向内縁が略同一円軌跡上
    に位置して両端子板間に隙間を形成し、ボディにキャッ
    プを被せてボディとキャップとで構成する空所内に導電
    性の球を遊動自在に入れると共に球を対向する端子板の
    内周縁に載置して球を介して端子板同士を電気的に接続
    して成ることを特徴とする転倒・感震スイッチ。
  2. 【請求項2】 ボディとキャップとで構成するハウジン
    グ内を密封して成ることを特徴とする請求項1記載の転
    倒・感震スイッチ。
  3. 【請求項3】 ボディのキャップとのはめ合わせ部分に
    ボディと一体のエラストマー部を形成して成る請求項2
    記載の転倒・感震スイッチ。
JP20095292A 1992-07-28 1992-07-28 転倒・感震スイッチ Pending JPH0652763A (ja)

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JP20095292A JPH0652763A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 転倒・感震スイッチ

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JP20095292A JPH0652763A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 転倒・感震スイッチ

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Publication Number Publication Date
JPH0652763A true JPH0652763A (ja) 1994-02-25

Family

ID=16433041

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JP20095292A Pending JPH0652763A (ja) 1992-07-28 1992-07-28 転倒・感震スイッチ

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JP (1) JPH0652763A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010010925A (ko) * 1999-07-23 2001-02-15 이현직 저전력형 스위치
KR20020082449A (ko) * 2002-09-30 2002-10-31 이중호 모션 센서 및 그 제작 방법

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KR20010010925A (ko) * 1999-07-23 2001-02-15 이현직 저전력형 스위치
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