JPH0652755A - 物体近接検出装置 - Google Patents

物体近接検出装置

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JPH0652755A
JPH0652755A JP22332292A JP22332292A JPH0652755A JP H0652755 A JPH0652755 A JP H0652755A JP 22332292 A JP22332292 A JP 22332292A JP 22332292 A JP22332292 A JP 22332292A JP H0652755 A JPH0652755 A JP H0652755A
Authority
JP
Japan
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proximity
protective cover
sensor
proximity sensor
detection device
Prior art date
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Pending
Application number
JP22332292A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Ujita
稔 宇治田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP22332292A priority Critical patent/JPH0652755A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検出すべき目的物の材質によらず、良好に目
的物の近接を検出し、汚れなどが発生する環境下でも、
誤作動のない物体近接検出装置を提供すること。 【構成】 物体の近接を検出する近接センサ4と、この
近接センサ4を覆うように、しかも検出すべき目的物1
4が当接することにより回動可能に保持された保護カバ
ー8と、この保護カバー8に目的物14が当接しない状
態で、保護カバー8の近接を前記近接センサ4が検出し
ない位置まで保護カバーを押し上げるスプリング12と
を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばコンベアに沿
って移送されてくるプラテンの到着または通過などを検
出する物体近接検出装置に係わり、さらに詳しくは、誤
作動などを防止できる近接センサの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】加工工程のインライン化において、コン
ベアに沿って移送されてくるプラテンの近接検出装置と
して、近接センサを用いている。近接センサとしては、
渦電流方式の近接センサや、静電容量方式の近接センサ
などが知られている。
【0003】ところが、プラテンと共に移送されてくる
ワークが加工される時に研削油が使用されるため、プラ
テンでワークを移送する際に、コンベア上に研削油が滴
る。コンベアには、近接センサが配置してあるため、近
接センサ上にも研削油が滴ることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そのため、研削油に含
まれる砥粒分が近接センサ上に堆積し、近接センサの誤
動作を引き起こすおそれがあるという問題点があった。
また、従来の近接センサでは、検出すべき目的物の材質
によっては感度が相違するという問題点も有している。
【0005】本発明は、このような実状に鑑みてなさ
れ、検出すべき目的物の材質によらず、良好に目的物の
近接を検出し、汚れなどが発生する環境下でも、誤作動
のない物体近接検出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の物体近接検出装置は、物体の近接を検出す
る近接センサと、この近接センサを覆うように、しかも
検出すべき目的物が当接することにより回動可能に保持
された保護カバーと、この保護カバーに目的物が当接し
ない状態で、保護カバーの近接を前記近接センサが検出
しない位置まで保護カバーを押し上げる弾力部材とを有
する。
【0007】
【作用】本発明の物体近接検出装置では、近接センサを
覆うように、保護カバーが設けられている。そのため、
汚れなどが発生する環境下で使用しても、近接センサ自
体が汚れることはなく、汚れによって近接センサの感度
が低下することはない。検出すべき目的物が近づいてく
ると、目的物は、保護カバーに当接する。保護カバー
は、目的物に押されて、弾力部材の弾力に抗して近接セ
ンサに近づく。保護カバーが近接センサに近づくと、近
接センサは、保護カバーの近接を感知し、間接的に、目
的物の近接を検出することができる。
【0008】したがって、本発明の物体近接検出装置で
は、近接センサ自体は保護カバーにより保護され、常に
感度が良好な状態で、誤作動を起こすことなく、保護カ
バーの近接を感知することにより、間接的に、目的物の
近接を検出することができる。目的物が通り過ぎれば、
弾力部材の作用により、保護カバーは、近接センサから
離れる方向に押し上げられ、近接センサは保護カバーが
離れたことを感知し、間接的に目的物が離れたことを検
出することができる。また、本発明では、目的物の近接
の検出を、保護カバーの近接によって間接的に検出する
ことから、目的物の材質によらず、常に一定の感度で目
的物の近接を検出することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る物体近接検出
装置について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1
は本発明の一実施例に係る物体近接検出装置の概略図、
図2は図1に示す保護カバーの概略斜視図、図3は目的
物が近接した場合の物体近接検出装置の概略図、図4は
物体近接検出装置をコンベアに配置した斜視図である。
【0010】図1に示すように、本発明の一実施例に係
る物体近接検出装置2は、近接センサ4を支持する支持
ブラケット6を有する。近接センサ4としては、物体の
近接を検出するセンサであれば、特に限定されず、渦電
流方式センサ、静電容量方式センサ、磁気式センサ、差
動コイル式センサ、光電センサなどが例示される。
【0011】支持ブラケット6の形状および構造は特に
限定されず、近接センサ4を支持し、検出すべき位置に
取り付け易いように設計される。この支持ブラケット6
には、近接センサ4を覆うように、しかも支持ブラケッ
ト6に対して支点10を中心として回動自在に、保護カ
バー8が装着してある。保護カバー8は、図2に示すよ
うに、近接センサ4の上方だけでなく、周囲四方をも覆
うような形状に構成されていることが好ましい。
【0012】保護カバー8の材質は、特に限定されない
が、近接センサ4が、静電容量方式センサあるいは渦電
流方式センサなどで構成されている場合には、磁性材で
構成してあることが好ましい。
【0013】保護カバー8と支持ブラケット6との間に
は、弾力部材としてのスプリング12が装着してある。
スプリング12は、保護カバー8を近接センサ4から引
き離す方向に押圧し、保護カバー8に目的物が当接しな
い場合には、保護カバー8と近接センサ4との隙間を一
定距離aに保持するように構成してある。この一定距離
aは、近接センサ4により保護カバー8の近接を検出し
ない距離である。
【0014】図3に示すように、検出すべき目的物14
が近づいてくると、目的物14は、保護カバー8に当接
する。保護カバー8は、目的物14に押されて、スプリ
ング12の弾力に抗して近接センサ4に近づく。保護カ
バー8が近接センサ4に近づき、その距離がb以下にな
ると、近接センサ4は、保護カバー8の近接を感知し、
間接的に、目的物14の近接を検出することができる。
【0015】目的物14が通り過ぎれば、スプリング1
2の作用により、保護カバー8は、近接センサ4から離
れる方向に押し上げられ、近接センサ4は保護カバー8
が離れたことを感知し、間接的に目的物14が離れたこ
とを検出することができる。
【0016】このような本実施例の物体近接検出装置2
は、たとえば図4に示すように、コンベア16に沿って
移送されてくるプラテン14aの到着センサまたは通過
センサなどとして利用することができる。すなわち、プ
ラテン14aが、検出すべき目的物となり、プラテンの
到着または通過を検出する。プラテン14a上には、加
工されたワークが載せられてくる場合がある。その際
に、研削油がコンベア16上に滴り、物体近接検出装置
2にも滴るが、近接スイッチ4が保護カバー8により保
護されているので、研削油が直接近接センサ4上に滴る
ことはなく、近接センサ4が誤作動することもない。目
的物であるプラテン14aの近接の検出を、保護カバー
8の近接センサ4に対する近接として間接的に検出する
ことから、プラテン14aの材質によらず、常に一定の
感度でプラテンの近接を検出することができる。
【0017】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変するこ
とができる。例えば、弾力部材としてのスプリング12
の形状や構造は特に限定されず、コイル状バネ、板バ
ネ、あるいはその他のバネ部材などが用いられる。ま
た、スプリング以外に、弾力部材として、ゴム部材など
を用いることも可能である。また、保護カバー自体を弾
力部材で構成し、保護カバーが弾力部材を兼ねることも
可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、近接センサ自体は保護カバーにより保護され、常に
感度が良好な状態で、誤作動を起こすことなく、保護カ
バーの近接を感知することことができる。これにより、
間接的に、目的物の近接を検出することができる。目的
物が通り過ぎれば、弾力部材の作用により、保護カバー
は、近接センサから離れる方向に押し上げられ、近接セ
ンサは保護カバーが離れたことを感知し、間接的に目的
物が離れたことを検出することができる。
【0019】また、本発明では、目的物の近接の検出
を、保護カバーの近接によって間接的に検出することか
ら、目的物の材質によらず、常に一定の感度で目的物の
近接を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る物体近接検出装置の概
略図である。
【図2】図1に示す保護カバーの概略斜視図である。
【図3】目的物が近接した場合の物体近接検出装置の概
略図である。
【図4】物体近接検出装置をコンベアに配置した斜視図
である。
【符号の説明】
2… 物体近接検出装置 4… 近接センサ 6… 支持ブラケット 8… 保護カバー 10… 支点 12… スプリング(弾力部材) 14… 目的物 14a… プラテン 16… コンベア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体の近接を検出する近接センサと、 この近接センサを覆うように、しかも検出すべき目的物
    が当接することにより回動可能に保持された保護カバー
    と、 この保護カバーに目的物が当接しない状態で、保護カバ
    ーの近接を前記近接センサが検出しない位置まで保護カ
    バーを押し上げる弾力部材とを有する物体近接検出装
    置。
  2. 【請求項2】 上記近接センサは、渦電流方式のセンサ
    である請求項1に記載の物体近接検出装置。
  3. 【請求項3】 上記近接センサは、静電容量方式のセン
    サである請求項1に記載の物体近接検出装置。
  4. 【請求項4】 上記目的物は、コンベアに沿って移送さ
    れてくるプラテンである請求項1〜3のいずれかに記載
    の物体近接検出装置。
  5. 【請求項5】 上記保護カバーは弾力部材を兼ねている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の物体
    近接検出装置。
JP22332292A 1992-07-30 1992-07-30 物体近接検出装置 Pending JPH0652755A (ja)

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JP22332292A JPH0652755A (ja) 1992-07-30 1992-07-30 物体近接検出装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003528255A (ja) * 2000-03-23 2003-09-24 エンプレサ ブラジレイラ デ コンプレッソレス ソシエダッド アノニマ−エムブラコ 位置センサおよびコンプレッサ
JP2017013141A (ja) * 2015-06-26 2017-01-19 日立工機株式会社 電動工具
CN109502096A (zh) * 2018-12-14 2019-03-22 哈尔滨联科自动化技术开发有限公司 机械式定位开关及定位方法

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