JPH0652539B2 - パターン同定方法及び装置 - Google Patents

パターン同定方法及び装置

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JPH0652539B2
JPH0652539B2 JP59005845A JP584584A JPH0652539B2 JP H0652539 B2 JPH0652539 B2 JP H0652539B2 JP 59005845 A JP59005845 A JP 59005845A JP 584584 A JP584584 A JP 584584A JP H0652539 B2 JPH0652539 B2 JP H0652539B2
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ディー・クレイン ヒュウイット
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 〔関連特許出願〕 本出願と同時に次の2件の出願が行われている。1件は
米国特許出願第459,282号(1983年1月19
日出願)であり、1件は米国特許出願第459,283
号(1983年1月19日出願)である。
〔発明の分野〕
本発明は、例えば中国文字(すなわち漢字)などの手書
き文字を認識する場合のようなパターン認識に関するも
のである。特に本発明は要素すなわちストロークで構成
された複雑な文字の同定に関するものであり、そこでは
異なる意味をもつストロークが混同されがちな場合を含
んでいる。
複雑な文字の認識はこの数年間研究されてきたが限られ
た成功しかおさめていない。漢字はそれが用意にはキイ
ボード入力に適合しないため、最も大きい挑戦課題であ
ると考えられている。漢字システムにおいて、各種の
語、句、概念及びある場合には音節を表わすのに用いら
れる区別しうる文字は、例えばおよそ10,000個に
も達する。
手書き文字に対して各種の認識方式が報告されてきてい
る。それらの方式は、代表的にはストロークのような要
素の空間的な特性や或る制限された形状特性に基づいて
おり、その場合ストロークとは、ペンとタブレツトやそ
の他の任意の移動登録装置またはシステムのような、パ
ターン形成手段とパターン受入れ手段との間の本質的に
中断のない接触によつて生成される相関のある点の連続
したつながりの軌跡と順序として定義されている。従来
方式はかなり大量の情報を収集し保持するような方式で
あり、その情報を処理して文字を他のすべての文字から
区別しようとするものである。
ここに注目している型の複雑な文字の認識は更に困難で
ある。というのは文字を構成する基本的ストロークの型
に関して一様な定義がないということと、同じ書き手に
よつてさえも文字形成の際にいろんな変化があるという
ことのためである。従つて、異なるストローク間でまた
異なる文字間で混同を起こす可能性がある。必要なパタ
ーン認識方法は、幅広い変化を許容しながらも、パター
ン特に文字をストローク等の基本的要素の群から正確に
同定することのできるような方法である。
〔従来の方法の説明〕
本発明に関連のある従来のストローク認識システムとし
ては次に掲げるようなものがある。
通研レビユー(Review of the Electrical Communicati
on Laboratories)の1978年11−12月第26巻
第11−12号に掲載されたHiroki Arakawa等による論
文「手書き文字のオンライン認識(On-Line Recognitio
n of Hahd-Wirtten Characters )」に述べられたシス
テムでは手書き点の移動を直交座標系で記録することに
よつて1対の線形波形をとり出し、その線形波形を直交
関数展開で近似し、次にその直交関数の係数組を用いる
ことによつて文字を認識しようとするものである。
IEEE電子計算機論文誌(IEEE Transactions on Electro
nic Cmputers)の1967年12月頁856−860;
1977年7月12日付の日本国特許出願特願昭52
(1977年)−083733号「手書き文字のオンラ
イン認識方法(On Line Recognition Method of Handwr
itten Characters)」;チヨウ(Chou)に与えられた米
国特許第4,173,753号「漢字コンピユータ用の
入力システム(Input System for Sino-Computer
)」;これらには別の型のストローク認識方法すなわ
ちパターンマツチング(合致)法が述べられている。チ
ヨウ特許によれば、ストロークは要素ストロークのスト
リング中の要素パターンとして認識される。日本国特許
出願特願昭52−083733号には空間マツチング法
が述べられている。認識すべき文字のストロークは座標
位置で近似され、基準座標パターンからのずれが点毎に
計算され、文字全体にわたりそれらを加え合わせ決定基
準が得られる。これらの型の方式を分析すれば、1つの
ストロークに関する情報の料を増やしても必ずしもすぐ
れた認識の正確さは得られないという結論が得られる。
事実、ストローク登録の正確さを増すようによつてパタ
ーン合致の困難さが増大する。他方ストローク登録の正
確さを減らせば、同様な形をしているが意味がちがうス
トローク間での混同がおこる。どちらの場合も極端にな
ればストローク認識の正確さは減少する。
パターン認識(Pattern Recognition)第13巻第3号
頁191(パーガモン印刷(Peramon Press )、198
1年)掲載の「位置及びストロークベクトル順を用いた
手書き文字のオンライン認識(On-Line Recognition of
Hand-Written Characters Utilizing Positional and
Stroke Vector Sequences)」は6カ所の企業/大学の
協同研究の報告書であるが、1つのストロークの長さの
5ないし10%を使つて取出された要素的ストローク形
状に基づくストロークベクトル順文字認識システムを開
発しようとする試みである。ストロークの比較的小さな
部分に関して非常に大量のデータが作られている。この
提案されたシステムは実用的な市販品となるためには高
価すぎまた不十分な正確さしか与えないと考えられてい
る。
IBM研究開発ジヤーナル[IBM Journal of Research and
Development)の1981年5月第25巻第3号頁18
7掲載のE.F.ヤツプ(Yhap)等による論文「オンライン
中国文字認識システム(An On Line Chinese Character
Recognition System)」には、1つの中国文字に関し
て非常に多数のパラメータが、一般的に登録場所内の位
置に関して分類されるようになつた手書き中国文字認識
方式が述べられている。
国際コンピユータシンポジウム1977論文集(Procee
dings of International Computer Symposium 197
7)の第1分冊頁246(1977年12年27−29日中
華民国台北)に掲載されたクレイン(Crane)等による
論文「順序ストローク認識に基づく手書き中国文字の入
力方法(A Technique for the Input of Hndprinted Ch
inese Characters Based on Sequential Stroke Recogn
ition)」は調査報告である。それには、本質的に実時
間処理に適した文字認識方法も提案されている。それは
正確さを制限したストローク認識を考えた、ストローク
ラベル順序認識に基づくものである。この論文は本発明
の方法に関する初期の発表であり、本発明者の基本的な
結論を述べている。本発明はこの論文及び他の従来の研
究に述べられた方法と関連づけて用いることができる。
クレイン(Crane)等による1977年8月2日付の米
国特許第4,040,010号は、特殊なペンを用いて
記号あるいは、他の比較的単純な文字や記号の適当な群
を同定するために角度的に表現された書込み圧力に基づ
いて各種のパラメータを表わす信号を発生するようにな
つた手書き認識システムについて述べている。この発明
に従えば、検出された記号の成分変化の合計が記号テン
プレートによつて定められた或るあらかじめ選ばれたし
きい値を越えた場合には、その記号はまちがいであると
考えられるようになつている。
本発明と混同されることのない各種の他の方法は文字の
絵としての特性すなわち空間的外観に注目している。そ
れら及び他の方式がこの数年間開発されてきたが、多大
な開発努力は、相互作用的な本質的に実時間環境におい
て用いることのできる実用的文字認識システムを供給す
ることにおいては、ほとんど失敗した。
本発明の要約 本発明に従つた文字認識方法では、要素あるいはストロ
ーク型を全般的な複雑さ、放射方向、その他のストロー
ク形状に関した基準、あるいは、関連付けられた意味に
基づいて類似群へグループ分けすることによつて、手書
きストロークの同定を行つている。ストロークには、シ
ステム中にたくわえられたそのような基準と照らし合せ
て、同定ラベルが付与される。基準は所定のテンプレー
トのあらかじめ選ばれた組の形をとることができる。そ
の場合に各テンプレートは、例えばテンプレートストロ
ークにそつての1組の相関的位置あるいはデータ点を含
んでいる。本発明の一態様によれば、現在調べているス
トロークをテンプレートまたはモデルストロークと比較
することによつて平均的に発生するストロークの距離計
算値(distance metric value)は、2番目に小さい距
離計量値及びそれにより大きい距離計量値を発生するテ
ンプレートストロークが最も小さい距離計量地を発生す
るテンプレートストロークと同じ類似群に属する場合に
は、通常の認識過程から除外されるようになつている。
1つの類似群のメンバとして分類されたストロークが、
他のストロークラベルで同定されるストロークと組合せ
て意図する文字を特定するために用いられる。
前出の関連出願「複雑なパターン認識の方法とシステム
(Complex Pattern Recognition Method and Syste
m)」にはストロークをテンプレートと合致させること
によつて同定ラベルが付与されるようになされた方法が
述べられている。ここで用いられたように、ストローク
は個々の要素を意味し、それは関連ある点の連続したつ
ながりの軌跡と順序である。
本発明の別の態様に従えば、特別な類似群のテンプレー
トに合致することが明らかとなつたストロークは、文字
認識の目的のために、類似群ラベルによつて同定され
る。文字の同定は、同定されたストロークラベル及び/
あるいは類似群ラベルを、ストロークラベル及び/ある
いは類似群ラベルを一般には書き順に配列した辞書と比
較することによつて行われる。
本発明の更に別の面に従えば、類似群テンプレートは、
異なる意味をもつすくなくとも2個の要素に対するすべ
ての基準及びすべての点の軌跡であるといえる。類似群
ラベルは、現在調べている要素のために作られた基準の
すべてがその類似群テンプレートの内に含まれる場合に
付与される。
本発明の更に他の態様に従えば、類似群は1つの要素に
対するすべての基準の軌跡として、あるいは別の1つの
要素に対するすべての基準の軌跡として定義される。類
似群ラベルはそのような1つの基準の組を満足する場合
にその要素に対して付与される。
本発明に従つたストローク類似群の仕分けは、認識過程
の初期に情報の故意の無視を許容し、そのためストロー
ク型の柔軟で正確な同定を可能とする。異なる意味をも
つ混同しがちなストローク型のグループ分けは、認識基
準が適用された場合には、意味のない正確さを得る試み
を避けるものである。
更に、本発明によれば、漢字等の複雑な文字の認識のた
めのシステムにおいて文字の語いの拡大及び使用時の柔
軟性が得られる。ストロークを加え合せて、またストロ
ークのパラメータを変更して、複雑な文字の異なる形を
取扱うようにすることができ、また認識過程において選
ばれたストロークテンプレートを無視することができ
る。
本発明では、ストローク形に関する不必要な大量の情報
の集積をなくし、1つのストロークを認識するために必
要な処理の量を最少にすることによつて、正確なストロ
ーク及び文字の認識方式を妥当な価格で実現することが
できる。本発明は数多くの用途ならびに応用を有してお
り、それらは特に相互作用的なワードプロセッサ機能及
びデータ入力システムに用いることができるものであ
る。他の目的としては、個人にストロークの書き方や望
ましいストローク順序を訓練するための教修用機器とし
ての使い方や、パターン認識の一般的応用のみならず、
さらに、文字の意味をさがす場合の辞書の役目を果させ
るような使用法も含まれる。
ここに用いられるように、類似群は一般的に異なる意味
をもつてはいるが形が似ているために混同されやすい要
素のグループ分けに関係がある。ある場合には、類似群
は取扱いと使用に関して、例えばストロークの組合せあ
るいは平均値を表わす場合は、個々のストロークと区別
できない。類似群は、また別々に同定するのが望ましく
ないことが見出されたストロークをグループ化すること
も含む。
本発明は特定の実施例に関して説明される。その中で
は、1つのストロークの湾曲特性が1組のベクトルによ
つて、特に、ストロークにそつての各々の選ばれたサン
プリング点の位置におけるベクトルを表わす極座標の形
で登録される。しかし本発明はここに述べた点毎の合致
を用いた特定の認識システムに限るものではない。更に
本発明は他のパターン認識法と組合せて用いることがで
きる。本発明は以下の図面を参照した詳細な説明からよ
りよく理解されるであろう。
〔特定実施例の説明〕
ここにおいて、パターンとは、文字のように任意の2次
元的形をもつたもの、あるいは移動のつながりである。
テンプレートはパターン要素に関する基準の任意の組で
ある。特にテンプレートはデータ点及びデータ点に関す
る基準の組であつてもよい。その軌跡が例えばストロー
クのようなパターンの要素の形を定義している。要素と
はパターンの任意の個別的特性である。ストロークとは
特定の型の要素である。異なる形のストロークは異なる
意味をもつものとして認識される。文字は書き物におい
て用いられるパターンのような、ストロークあるいは要
素の任意の組合せである。
第1図を参照すると、文字認識システムに用いられるよ
うな手書きパターン同定システム10が示されている。
それにはストローク登録手段12が含まれており、それ
は以下に述べるような手書きストロークに関する第1の
信号情報を表わす第1の信号を発生する。この第1の信
号は第1の信号ライン14を通つてデータ処理手段16
へ与えられる。処理手段はテンプレートストロークに関
する第2の信号情報を表わす第2の信号との比較を行う
ように動作し、信号ライン20上へ現在調べている手書
き文字あるいはそれの特定部分を固定した場合に信号を
発生する。データ処理手段16の出力信号ライン20は
画像変換器22へつながれており、画像変換器はそれに
よつて可視の表示器、プリンタその他の文字処理装置の
ような文字出力装置24を駆動する。
1つの文字あるいはストロークに関して情報があまり多
いということが情報があまり少ない場合と同様に同定の
ためには有害であるということがわかつている。しか
し、全部の情報を認識過程で使用することはないにして
も、適正に情報を登録することに関してすくなくとも最
初は十分に注意を払う必要があるということもわかつて
いる。本発明の目的は、要素及びパターンを可能な限り
早期に同定し、正確さを増すためと不要なあるいは冗長
な情報の保存と処理をさけるためとの両方の理由で可能
なかぎり多くの情報をすてることである。
本発明には数多くの実施例が可能である。以下の説明は
それらのうちわずか数例の実施例について述べられる。
データ処理手段16は、第1の信号情報、入力信号を第
2の信号情報、たくわえられている信号と比較して以下
に述べるような現在調べているストロークの同定、第3
の信号情報を得るための手段を含んでいる。特定実施例
においては、現在調べているストロークを同定しラベル
付与するのに用いるために、一般的に比較的高精度にス
トロークの曲がり特性のみが指定される。他の基準、文
字の複雑さやストロークの複雑さなども同様に用いても
よい。モデルストロークに関する第2の信号情報はスト
ロークテンプレートの形をとる。ストロークテンプレー
トは一般的に現在調べているストロークの第1のデータ
点のサンプリングされた位置または内挿された位置に対
応する第2のデータ点における順序に並んだ1組の値で
ある。第2のデータ点の値は各々の第2のデータ点にお
ける相対位置と許容しうるずれの値を定義するものでよ
い。いくつかのストロークテンプレートを1つの類似群
テンプレートでおきかえてもよい。
処理手段16は、ストロークプロセツサ26、テンプレ
ートメモリ28(ストローク及び類似群テンプレートを
たくわえることができる)、文字プロセツサ30、文字
辞書メモリ32を含むものでよい。テンプレートメモリ
28はテンプレートアドレス選択ライン34上の信号に
応答して、ストロークプロセツサ26へつながる第2の
信号ライン18上へ第2の信号を供給する。ストローク
プロセツサ26は第2の信号情報に基づいて、第1の信
号情報によつて表わされるストロークを同定する。スト
ロークプロセツサ26へ与えられる第1の信号情報は、
一般に各ストロークの開始点に相対的に規格化されたス
トローク位置情報を含んでいる。それは、好適実施例に
おいては初期のストローク認識過程においては、他のス
トロークに相対的なストロークの位置は役に立たないか
らである。ストロークプロセツサ26の出力へラベル信
号が供給されてそれは文字プロセツサ30へつながるラ
ベルライン36上に与えられる。
文字辞書32は文字アドレス選択ライン33上の信号に
応答して、文字プロセツサ30へつながる文字ラベルラ
イン31上へ信号を供給する。文字プロセツサ30は、
ストローク及び/あるいは類似群ラベル信号の集合によ
つて表わされる1個あるいは複数個の文字を同定するよ
うに動作する。文字全体を書込むことにより発生した未
知の入力信号の全組が1個あるいは複数個の文字として
認識されると、文字プロセツサ30の出力の信号ライン
20上へ文字ラベル信号が供給される。そこでは画像変
換器22がその1文字あるいは複数文字を認識し、出力
装置が表示するかあるいはその文字を表示することを許
容する。もし2文字あるいはそれ以上の文字を表示すべ
き場合には、ストローク登録装置12が用いられて、表
示された文字のうちのどれが所定の文字であるかを操作
者が選ぶか指示することができる。不明瞭な同定あるい
はまちがつていた場合には、所定の文字が次に登録され
るか、あるいはそうでなければデータ処理手順の中で用
いられる。
第2図に注目すると、本発明に従う1つのデータ処理手
段16の一部が示されている。この装置は次のように動
作する。
時間の関数として発せられたX−Y座標の対の流れの形
の生のデータが前処理器(プリプロセツサ)によつて標
準的な数のX−Y座標対へ変換される。特定の試行的な
実施例に従えば、これは現在調べているストロークの流
さにそつて等間隔にとつた30個の対である。このXと
Y座標の正確な値は、ストロークが一定の速さで描かれ
たと仮定して、生データから内挿される。内挿されたX
−Y座標対は初期に複数個の別々に分かれた直線の標準
長さのベクトルに変換される。そのベクトルは現在調べ
ているストロークの輪郭にそつてのストロークの曲がり
特性を表現する極座標における角度値を指定するもので
ある。その角度値は基準面上での2つのデータ点間の弦
の逆タンジエントとして表わされる。あるいは、1つの
データ点におけるこの値はその前のデータ点からの角度
変化であつてもよい。プリプロセツサ46の出力はデー
タライン48を通つて配列メモリ50へ供給される。デ
ータライン48は位置の値の信号を運ぶバスである。ア
ドレス書込みライン52がプリプロセツサ46から配列
メモリ50へつながつて対応するストローク位置データ
のストローク位置アドレスを供給する。この配列メモリ
50は一般的にすくなくとも1つの文字全体の輪郭情報
のすべてをたくわえることのできる容量を有している。
通常各文字はストローク順にたくわえられている、特別
な実施例ではこの配列メモリ50は先入先出方式で動作
する単純なシフトレジスタでよく、そうすれば特にアド
レス書込みラインを必要とせずにする。配列メモリ50
のデータ出力は位置の値の信号値の形でデータライン5
6を通つて距離計量計算器54へ供給される。距離計量
計算器54はアドレス読出しライン58を通つて読出し
たアドレス情報を配列メモリ50へ発生する。(距離計
量値は任意の2つの輪郭の間の離隔の値を表わす数学的
値である。)距離計量計算器54の目的は現在調べてい
るストローク曲がり特性が1組のストロークテンプレー
トの各々に対してどれだけ近いかを計算することであ
る。本発明の特定の実施例に従つたストロークテンプレ
ートは、ストロークテンプレートメモリ28中に角度位
置のTiと対応する許容しうる角度偏差の値σiとの2列
の配列の形でたくわえられている。
類似群テンプレートはたくわえられているようなストロ
ークテンプレートの形でよい。類似群テンプレートは、
各々1つの共通ラベルを付与された区別しうるストロー
クテンプレート群あるいはストロークテンプレートの重
ねられた組合せでもよい。重ねられたストロークテンプ
レートの1つの群で構成された類似群は各点に関してず
れの値を保有している。そうでなければ、一般的に重ね
られたストロークテンプレートの間に位置する点の軌跡
を説明するために新しい偏差の値が付与される。
テンプレートデータ点あるいは第2のデータ点が第1の
データ点あるいは現在調べているストロークのデータ点
に対して番号と位置の両方において対応するように選ば
れる。第3図は漢字から経験的に選び出されたテンプレ
ートストロークの代表的な組を示す。各ストロークに対
する許容しうる角度偏差の値は30個までの正の値の組
であり、それらは点毎にまたストローク毎に異なつてい
る。その値は実験に基づいており、従つてここには与え
ていない。以下に説明するのを除いてテンプレートスト
ロークの各々に対しては、1つのストロークコードが任
意に付与される、そのストロークコードはASCII文字等
のデータ記憶に適したものであればよい。
各テンプレートに対する距離計量値を計算するのには各
種の方法がある。1つの方法においては、現在調べてい
るストロークとテンプレートとの間の角度偏差の差が、
各々の第1データ点の角度値を対応する第2のデータ点
の角度値から差引いて絶対値をとることによつて計算さ
れる。結果の差の値が次に対応する許容しうる角度偏差
の値で除去され、その結果各データ点に対して正の結果
の値が求められ、それらすべての正の結果の値が合計さ
れる。第2の方法においては、結果の値が各々自乗さ
れ、それら新しい結果の値の合計が求められる。後者の
場合には、最小距離計量値は、許容しうる角度偏差の値
で重みづけをした第1のデータ点と第2のデータ点との
間の分離を表わす最少自乗差分と類似した値である。
距離計量計算器54(第2図)は、各テンプレートの各
第2のデータ点に対して、位置の値と関連する偏差の値
とをストロークテンプレートメモリ28から第2の信号
ライン18を通してとり出す。これら第2の信号ライン
18のうち1本は位置の値用であり、他のラインは偏差
の値用である。各テンプレートに対して1つの計量値が
得られ、計量データライン60を通して計量メモリテー
ブル62へ与えられる。計量データは計量メモリテーブ
ル62中で最小のものから最大のものへの順に仕分けら
れる。アドレス書込みライン64は、距離計量計算器か
らテーブル62への最初のアドレス信号を運ぶ。テーブ
ル62につながれた仕分け器62はデータの順を変更す
るために用いられる、第1の実施例においては、類似群
テンプレートは、それらがストロークテンプレートであ
るかのように取扱かわれる。類似群テンプレート1つで
いくつかのストロークテンプレートを置換えることがで
きる。そのような実施例においては、以下に説明するよ
うに類似群プロセツサを採用することは不必要となろ
う。
類似群が、いくつかの個別的な特性を保つたままのいく
つかのストロークから構成されている場合には、表62
の仕分けされた計量データ出力はデータライン69を通
して類似群プロセツサ65へつながれる。類似群化プロ
セツサ65は、特定の実施例においては上に述べたよう
に1つ以上のストロークテンプレートに対する直接的な
置換に加えて、別のように動作することも可能である。
第2の実施例に従えば、類似群プロセツサ65は現在調
べているストロークに対する最少の距離計量Diを発生す
るストロークテンプレートの類似群のメンバがどのスト
ロークテンプレートであるかを表示あるいはフラツグ表
示する。その後はそれらストロークテンプレートに対応
する計量は、計量選択回路によつて行われるラベル選択
処理においては無視される。この方法は、類似群の1つ
のメンバが他のメンバと比較してすべての認識基準を満
足してなくても、個々のメンバに対して唯一的なストロ
ーク同定ラベルを与えることを可能とする。
第3の実施例においては、類似群プロセツサ65は類似群
のメンバである各テンプレートストロークに対する類似
群ラベルを置換えるように動作する。すなわち、1つの
類似群内のすべての文字のテンプレートは、それらが単
1の文字を表わしているように取扱かわれる。しかし計
量計算の目的のためには、特定のストローク型に適用で
きる認識基準の各々は保存されている。この実施例にお
いて以下に説明するように、類似群ラベルは文字メモリ
86中のストロークラベルに置換えられる。(文字辞書
は、文字ラベル及び類似群ラベルの組合せ、または別の
組合せも含んだ形で定義された文字を含む語いを有して
いる。
第1の実施例において計量メモリテーブル62の出力、
または第2あるいは第3の実施例において類似群プロセ
ツサ65の出力はデータライン68を通して認識基準計
算器70と計量選択器72へつながれている。アドレス
ライン67は計量選択器72または認識基準計算器70
が計量メモリテーブル62中にたくわえられている計量
にアクセスすることを許容する。
認識基準計算器70中において、類似群及び別別に定義
されたストロークとは、以下に述べるように、決定しき
い値を計算する場合には同じに扱かわれる。認識基準計
算器70は、最小の距離計量Diとすくなくとも最小の距
離計量Diに対応するテンプレートと同じ類似群に属さな
いテンプレートの次に小さい距離計量Di+1とを、3つの
特別なしきい値基準に関して、比較する。そのしきい値
基準は上部決定しきい値DU、下部決定しきい値DL、差分
決定しきい値DDである。差分決定しきい値DDと同様に上
部決定しきい値DUと下部決定しきい値DLはあらかじめ選
ばれた裕度レベルに基づいて与えられた値である。下部
決定しきい値DLは、現在調べているストロークに最もよ
く一致するテンプレートとの間で最も大きい許容しうる
距離計量の大きさである。上部決定しきい値DUは次に小
さい距離計量Di+1を与えるテンプレートとの間の最も小
さい許容しうる距離計量である。差分決定しきい値DD
最も小さい距離計量Diと分離Ddの和である。これら3つ
の決定基準は、類似群化を考慮しながら、第1の比較器
74、第2の比較器76、第3の比較器77、第4の比
較器78中で、最も小さい距離計量Di及び次に小さい距
離計量Di+1と比較される。第1の比較器74は、もし最
も小さい距離計量Diが下部決定しきい値DLよりも小さけ
れば、正の表示を発生する。第2の比較器76は、もし
次に小さい距離計量Di+1(同じ類似群ではない)が上部
決定しきい値DUよりも大きければ、正の論理表示を発生
する。第1の比較器74と第2の比較器76の出力はAN
Dゲート80へ与えられ、各々が正の論理表示を与える
場合にストローク認識が行われたことが示される。
第3の比較器77は、もし最も小さい距離計量Diが上部
決定しきい値DUよりも小さければ正の正の論理表示を発
生する。第4の比較器78は、もし次に小さい距離計量
Di+1がDD=Di+Ddのとき差分決定しきい値DDよりも大き
ければ正の論理表示を発生する。第3の比較器77の出
力は第4の比較器78の出力と共にANDゲート81へ与
えられ、両方共に正の論理表示の場合にストローク認識
が行われたことを示す。ANDゲート80と81の出力は
ORゲート82へつながれる。もし入力基準のどちらか
が肯定されれば、スシテム26はその現在調べているス
トロークを認識したことを示すことになる。ストローク
ラベルメモリはORゲート82からの「真」の出力信号
により駆動される。それに応答して、認識基準に合致す
る最小距離計量Diに対応するテンプレートのストローク
ラベル(または類似群ラベル)がライン85を経て現在
のストロークアドレスにおける文字メモリ86中へ書込
ストロークアドレスライン88で示されたようにロード
される。
文字プロセツサ30は文字メモリ86と文字辞書メモリ
32がつながれた文字比較器96を含む。文字データラ
イン98を通つて文字データは文字メモリ86から文字
比較器96へ、文字メモリ86へのストロークアドレス
読出し命令の存在に応答して、送信される。文字比較器
96は、文字アドレスライン100を通して文字アドレ
スを文字辞書メモリへ与えることによつて、文字辞書メ
モリ32を反復する。アドレス指定された文字及び現在
調べている文字に対応するストロークまたはストローク
及び類似群のラベルは、文字アドレス及びストロークア
ドレス読出し命令に応答して、文字辞書ライン102を
通して文字比較器96へ与えられる。文字比較器96
は、文字メモリからのラベルを辞書メモリ32からのラ
ベルと比較して、それの出力へ、文字が認識された場合
にはいつも文字ラベルの形の信号を発生するように動作
する。
1つの実施例の特に強力な道具は、距離計量計算器54
とストロークテンプレート組であつて、その場合のスト
ロークテンプレート組は極座標位置情報と許容しうる角
度ずれの情報とを含んでいる。この形のテンプレート
は、テンプレート基準を正確には満足しないストローク
変化量を考慮するために付加的なテンプレートを用意す
る必要をなくしてしまう。この道具と関連して、類似群
テンプレート及び/あるいは類似群プロセツサ65も設
けられており、それは認識の目的に対して各種の点で区
別しうる意味をもつテンプレートストロークを類似群へ
組分けする。最も小さい距離計量は実際に描かれたスト
ロークに対応するかもしれないが、実際に描かれたスト
ロークと同じ類似群中の他のストロークとの識別は、本
発明に従つた距離計量法によつて同定する場合には、同
じ類似群中の他のストローク間の区別を行うには不十分
であろう。
第3図を参照すると、漢字に対する類似群の特定例が示
されている。未知のストロークは、A,B,Uというラ
ベルを付されたストロークから構成される第1の類似群
の1つのメンバであると認識される。比較した場合、す
べての決定基準に基づいてもA,E,Uとラベル付けら
れたストローク間の距離計量は十分に区別できない。こ
のような場合には、ストロークE及びUに対してすべて
の決定基準が合致しなくても、未知のストロークに対応
して、最小の距離計量がストロークラベル「4」を有す
ると仮定される。あるいは、最も小さい距離計量に対し
て類似群ラベル「1」が割当てられる。あるいはまた、
すべてのテンプレートストロークA,E,U及びそれら
の間のすべての点の軌跡であり、ラベル「1」を有する
別の類似群テンプレートが与えられる。
第3図は25の区別しうるストロークの分類表の中から
ラベルによつて6個の類似群を同定している。各々の類
似群は2ないし5個のストロークを含んでいる。5個の
ストロークはどの類似群にも属していない。
文字比較器96は類似群の1つのストリングとストロー
ク同定ラベルを1文字以上を表わしているものとして認
識する。そのような場合、1実施例に従えば、1文字以
上の文字が表示され、利用者は表示された文字のうちか
ら、登録しようと考えている特定の文字を選ぶことにな
る。このようにストロークのあいまいさのために表示さ
れる文字の数は比較的少ないので、利用者は迅速に同定
ができ最終的に考えている文字を指定することができ
る。
次に第4図を参照すると、本発明に従うストローク認識
の1つの実施例の計算機化のための流れ図が示されてい
る。現在調べている特定のストロークに対してすべての
テンプレートに対して距離計量が計算される(ステツプ
A)。この後、これら距離計量が最も小さいものから最
も大きいものの順に仕分けられる(ステツプB)。最も
小さい距離計量が、現在調べているストロークのラベル
を指定するのに最もふさわしい候補に対応することにな
る。しかし、最も小さい距離計量の類似群に従つてスト
ロークテンプレートが標示される(ステツプC)。ここ
において、本発明に従つて正確な認識のたしからしさを
増すために認識基準が適用される。まず最も小さい距離
計量が下部決定しきい値と比較される(ステツプD)。
もしその結果、最も小さい距離計量Diが下部決定しきい
値DLより小さければ次に小さい距離計量Di+1が上部決定
しきい値DUと比較され、次に小さい距離計量Di+1が上部
決定しきい値を越していないかが調べられる(ステツプ
E)。もしこの結果が肯定ならば次にこの実施例に従つ
てシステムはそのストロークラベルを文字メモリ中へ書
込みそのストロークを認識したことを示す(ステツプ
F)。上述のしき値レベルテストのいずれかで結果が否
定となつた場合には、別の決定処置が適用される。ま
ず、最も小さい距離計量Diが上部決定しきい値DUと比較
され、距離計量Diの方が小さいか調べられる(ステツプ
G)。もしそうであれば、次に小さい距離計量Di+1が差
分決定しきい値と比較されて、決定しきい値の方が大き
いか調べられる(ステツプH)。差分決定しきい値DD
最小距離計量Diとあらかじめ選ばれた分離Ddとの和であ
る。もしこの比較の結果が肯定であれば、システムはそ
のストロークを認識したわけで文字メモリ中へそのスト
ロークラベルを書込む(ステツプF)。もしその決定し
きい値基準が合致しなければ、ストロークラベルとして
疑問符が生成される(ステツプJ)。そしてシステムは
次のストロークへすすむ。この処理は各々のストローク
に対してくりかえされ(ステツプKとL)、1つの文字
中のすべてのストロークが処理される。その後、その文
字を同定するために文字辞書の検索が行なわれる(ステ
ツプM)。
別の1つの実施例においては、ストロークが認識され1
つの類似群のメンバであつた場合に、ステツプFにおい
て、ストロークメモリ中へその類似群ラベルが書込まれ
る。
類似群ラベル法の利点の1つは、語いの柔軟性というこ
とにある。分析の目的には複数ストロークテンプレート
が使用できる。単1テンプレート中に重ね合わせテンプ
レートがもちこまれ、それはストロークあるいは任意の
ストローク群のすべての一般化をカバーするように調節
された偏差値を含んでいる。
文字辞書中にストロークラベルの替りに類似群同定ラベ
ルを用いることには本質的な利点がある。より数少ない
同等ストロークで、各ラベルをたくわえるために必要な
データビツトの数は最小化され、より小型でより効率の
よいメモリが可能となる。
本発明は以上のように特定の実施例のみに関して詳細に
説明した。しかし、このほかにも多数の実施例によつて
本発明を具体化できることは、本明細書及び図面の開示
から当業者にとつて明らかであろう。従つて本発明が特
許請求の範囲の必須要件項を充足する限り、その実施態
様項に示したもののみに限定されるべきものではないこ
とはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明に従う手書き文字処理システムのブロ
ツク図である。 第2図は、本発明に従つて動作する処理装置のブロツク
図である。 第3図は、本発明に従う類似群を示すストローク図であ
る。 第4図は、本発明に従う方法の流れ図である。 (符号) 10……手書きパターン同定システム 12……ストローク登録手段 14……第1の信号ライン 16……データ処理手段 18……第2の信号ライン 20……出力信号ライン 22……画像変換器 24……文字出力装置 26……ストロークプロセツサ 28……テンプレートメモリ 30……文字プロセツサ 31……文字ラベルライン 32……文字辞書メモリ 33……文字アドレス選択ライン 34……テンプレートアドレス選択ライン 36……ラベルライン 46……プリプロセツサ 48……データライン 50……配列メモリ 52……アドレス書込みライン 54……距離計量計算器 56……データライン 58……アドレス読出しライン 60……計量データライン 62……計量メモリテーブル 64……アドレス書込みライン 65……類似群プロセツサ 66……仕分け器 67……アドレスライン 68……データライン 69……データライン 70……認識基準計算器 72……計量選択器 74……第1の比較器 76……第2の比較器 77……第3の比較器 78……第4の比較器 80……ANDゲート 81……ANDゲート 82……ORゲート 85……ライン 86……文字メモリ 88……ストロークアドレス書込みライン 96……文字比較器 98……文字データライン 100……文字アドレスライン 102……文字辞書ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−125474(JP,A)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各未知のストロークを表す情報を発生する
    ステップと、 各未知のストローク情報とテンプレート群の各テンプレ
    ートのストロークを表す情報との近似度を計算するステ
    ップと、テンプレート群は個別テンプレートと、複数の
    テンプレートを含む類似群テンプレートとからなり、個
    別テンプレートと類似群テンプレートの各々には1つの
    ラベルが付与され、 各未知のストローク情報と最も近似するテンプレートが
    個別テンプレートであるときには該個別テンプレートに
    付与されたラベルを含む情報を、最近似テンプレートが
    類似群テンプレート内のある1つのテンプレートである
    ときには該類似群テンプレートに付与されたラベルを含
    む情報を同定ラベル情報として決定するステップと、及
    び 各未知のストローク情報に関して決定された同定ラベル
    情報と各文字に割当てられている少なくとも1つのラベ
    ル情報とに基づいて少なくとも1つの文字を検索するス
    テップと を具備するパターン同定方法。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の方法であっ
    て、前記計算するステップは、各未知のストローク情報
    とテンプレート群の各テンプレートのストローク情報の
    間の距離を計算し1組の差分値を得るステップと、 上記差分値の各々を対応する許容偏差値で除して、1組
    の結果の値を得るステップと、及び すべての結果の値を加え合せて近似度を計算するステッ
    プとを具備することを特徴とするパターン同定方法。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項記載の方法であっ
    て、前記計算するステップは、各未知のストローク情報
    とテンプレート群の各テンプレートのストローク情報の
    距離を計算して1組の差分値を得るステップと、各差分
    値は対応する許容偏差値を有し、 差分値の各々をその対応する許容偏差値で重み付けし
    て、1組の結果の値を得るステップと、 結果の値の各々を自乗して、1組の平方値を得るステッ
    プと、及び 平方値のすべてを加え合せて、近似度を計算するステッ
    プとを具備することを特徴とするパターン同定方法。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第1項に記載の方法であっ
    て、前記決定するステップは、各未知のストローク情報
    に最近似するテンプレートが、個別テンプレートか、類
    似群テンプレート内のあるテンプレートであるかを判定
    するステップを具備することを特徴とするパターン同定
    方法。
  5. 【請求項5】各未知のストロークを表す情報を発生する
    ための情報発生手段と、 テンプレート群を格納するためのテンプレート格納手段
    と、テンプレート群は個別テンプレートと、複数のテン
    プレートを含む類似群テンプレートとからなり、個別テ
    ンプレートと類似群テンプレートの各々には1つのラベ
    ルが付与され、 前記テンプレート格納手段を参照してテンプレート群を
    読み出し、各未知のストローク情報とテンプレート群の
    各テンプレートのストロークを表す情報との近似度を計
    算する計算手段と、 各未知のストローク情報と最も近似するテンプレートが
    個別テンプレートであるときには該個別テンプレートに
    付与されたラベルを含む情報を、最近似テンプレートが
    類似群テンプレート内のある1つのテンプレートである
    ときには該類似群テンプレートに付与されたラベルを含
    む情報を同定ラベル情報として決定する決定手段と、 ラベル情報に関して文字を格納する文字辞書と、及び 各未知のストローク情報に関する同定ラベル情報と各文
    字に割当てられている少なくとも1つのラベル情報とに
    基づいて少なくとも1つの文字を前記文字辞書から検索
    する検索手段と を具備するパターン同定装置。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第5項記載の装置であっ
    て、各未知のストローク情報とテンプレート群の各テン
    プレートのストローク情報とは、ストロークに沿った相
    対的位置を表す情報を含み、 前記計算手段は、各未知のストローク情報とテンプレー
    ト群の各テンプレートのストローク情報との間の距離を
    計算して1組の差分値を得るための手段と、 差分値の各々を、各未知のストローク情報のストローク
    に沿った各位置に対応した許容偏差値で除して1組の結
    果の値を得るための手段と、 結果の値をすべて加え合せて近似度を計算するための手
    段と を含むことを特徴とするパターン同定装置。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第5項記載の装置であっ
    て、各未知のストローク情報とテンプレート群の各テン
    プレートのストローク情報とはストロークに沿った相対
    的位置を表す情報を含み、 前記計算手段は、各未知のストローク情報とテンプレー
    ト群の各テンプレートのストローク情報との間の距離を
    計算して1組の差分値を得るための手段と、 差分値の各々を、各未知のストローク情報のストローク
    に沿った各位置に対応する許容偏差値で除して1組の結
    果の値を得るための手段と、 結果の値の各々を自乗して1組の平方値を得るための手
    段と、及び 平方値の組のすべてを加え合せて近似度を計算するため
    の手段と を含むことを特徴とするパターン同定装置。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第5項記載の装置であっ
    て、前記決定手段は、各未知のストローク情報に対する
    各テンプレートの近似度を上部決定しきい値、下部決定
    しきい値、及び差分決定しきい値と比較して、同定ラベ
    ル情報を決定するための手段を含むことを特徴とするパ
    ターン同定装置。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第8項記載の装置であっ
    て、前記決定手段は、最も高い近似度が下部決定しきい
    値よりも高く、次に高い近似度が上部決定しきい値より
    も低い場合に、テンプレートに割当てられたラベルを含
    む情報を同定ラベル情報として決定するための手段を含
    むことを特徴とするパターン同定装置。
  10. 【請求項10】各未知のストロークを表す情報を発生す
    るための手段と、 各未知のストローク情報とテンプレート群の各テンプレ
    ートのストロークを表す情報との近似度を計算するため
    の手段と、テンプレート群を格納するためのテンプレー
    ト格納手段と、テンプレート群は個別テンプレートと、
    複数のテンプレートを含む類似群テンプレートとからな
    り、個別テンプレートと類似群テンプレートの各々には
    1つのラベルが付与され、該ラベルは文字を同定する符
    号化情報の展開に使用され、 各未知のストローク情報と最も近似するテンプレートが
    個別テンプレートであるときには該個別テンプレートに
    付与されたラベルを含む情報を、最近似テンプレートが
    類似群テンプレート内のある1つのテンプレートである
    ときには該類似群テンプレートに付与されたラベルを含
    む情報を発生するための手段と を具備するパターン同定装置。
JP59005845A 1983-01-19 1984-01-18 パターン同定方法及び装置 Expired - Lifetime JPH0652539B2 (ja)

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US06/459,180 US4573196A (en) 1983-01-19 1983-01-19 Confusion grouping of strokes in pattern recognition method and system

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