JPH065249B2 - 電力ケ−ブルの部分放電位置測定方法 - Google Patents
電力ケ−ブルの部分放電位置測定方法Info
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- JPH065249B2 JPH065249B2 JP2788985A JP2788985A JPH065249B2 JP H065249 B2 JPH065249 B2 JP H065249B2 JP 2788985 A JP2788985 A JP 2788985A JP 2788985 A JP2788985 A JP 2788985A JP H065249 B2 JPH065249 B2 JP H065249B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、電力ケーブルの部分放電の発生位置を測定す
る方法に関し、詳しくは被測定ケーブルの遠方端とパル
ス折返しケーブルの遠方端間に介在される増幅器の伝送
遅れ時間の影響を除去するようにした同測定方法に関す
る。
る方法に関し、詳しくは被測定ケーブルの遠方端とパル
ス折返しケーブルの遠方端間に介在される増幅器の伝送
遅れ時間の影響を除去するようにした同測定方法に関す
る。
[発明の技術的背景] この種の従来の測定方法は、次のようにして実施されて
いる。すなわち、第4図に示す如く、被測定ケーブル1
の遠方端とパルス折返しケーブル2の遠方端とが増幅器
3を介して接続されたのち、被測定ケーブル1の測定端
に高電圧が印加される。そして、被測定ケーブル1の絶
縁不良個所で発生した部分放電に基づく放電パルス信号
が該ケーブル1の測定端およびパルス折返しケーブル2
の測定に到達する各時間の差が計測され、下式に基づい
てケーブル1の測定端を基準とする上記部分放電の発生
位置Xが算出される。
いる。すなわち、第4図に示す如く、被測定ケーブル1
の遠方端とパルス折返しケーブル2の遠方端とが増幅器
3を介して接続されたのち、被測定ケーブル1の測定端
に高電圧が印加される。そして、被測定ケーブル1の絶
縁不良個所で発生した部分放電に基づく放電パルス信号
が該ケーブル1の測定端およびパルス折返しケーブル2
の測定に到達する各時間の差が計測され、下式に基づい
てケーブル1の測定端を基準とする上記部分放電の発生
位置Xが算出される。
ただし、l1:ケーブル1の長さ l2:ケーブル2の長さ Vp:放電パルス信号の伝播速度 なお、同図において、Cは結合用のコンデンサを、また
Zはパルス信号の検出素子を各々示す。
Zはパルス信号の検出素子を各々示す。
[背景技術の問題点] 上記増幅器3は、放電パルス信号のケーブル1中におけ
る減衰を補償する目的で設けられているが、かかる増幅
器を昭した場合、その伝送遅れ時間のためにケーブル1
の遠方端から出力された上記放電パルス信号が時間遅延
される。そこで、従来は上記伝送遅れ時間に相当する時
間だけ信号を時間遅延させる同軸ケーブル4をケーブル
1の測定端側に接続し、これによって上記伝送遅れ時間
による計測誤差を防止する方法が採用されているが、上
記伝送遅れ時間は温度等の影響で変化することから、上
記ケーブル4では該伝送遅れ時間を十分に補償し得なか
った。
る減衰を補償する目的で設けられているが、かかる増幅
器を昭した場合、その伝送遅れ時間のためにケーブル1
の遠方端から出力された上記放電パルス信号が時間遅延
される。そこで、従来は上記伝送遅れ時間に相当する時
間だけ信号を時間遅延させる同軸ケーブル4をケーブル
1の測定端側に接続し、これによって上記伝送遅れ時間
による計測誤差を防止する方法が採用されているが、上
記伝送遅れ時間は温度等の影響で変化することから、上
記ケーブル4では該伝送遅れ時間を十分に補償し得なか
った。
また、従来の方法には、次のような問題点もあった。す
なわち、従来はケーブル1の測定端とケーブル2の測定
端間におけるパルス信号の伝播時間を計測し、この伝播
時間と、ケーブル1、2の長さとに基づいて前記伝播速
度Vpを算出しているが、上記伝播時間には上記増幅器
3の伝送遅れ時間が含まれていることから、上記伝播速
度Vpが正しく算出されず、これによる計測結果への影
響も大きかった。
なわち、従来はケーブル1の測定端とケーブル2の測定
端間におけるパルス信号の伝播時間を計測し、この伝播
時間と、ケーブル1、2の長さとに基づいて前記伝播速
度Vpを算出しているが、上記伝播時間には上記増幅器
3の伝送遅れ時間が含まれていることから、上記伝播速
度Vpが正しく算出されず、これによる計測結果への影
響も大きかった。
[発明の目的] 本発明は、かかる従来の問題点に鑑み、被測定ケーブル
の遠方端とパルス折返しケーブルの遠方端間に介在され
た増幅器の伝送遅れ時間に基づく計測誤差を除去して、
部分放電の発生位置を高精度に測定しうる方法を提供し
ようとするものである。
の遠方端とパルス折返しケーブルの遠方端間に介在され
た増幅器の伝送遅れ時間に基づく計測誤差を除去して、
部分放電の発生位置を高精度に測定しうる方法を提供し
ようとするものである。
[発明の概要] 上記目的を達成するための本発明では、被測定ケーブル
の測定端とパルス折返しケーブルの測定端との間におけ
る信号の伝播時間を計測し、上記各ケーブルの遠方端間
に介在された増幅器の伝送遅れ時間を上記伝播時間から
差し引いて真の伝播時間を求めている。そして被測定ケ
ーブルの部分放電に基づいて発生した放電パルス信号が
上記各ケーブルの測定端に到達する時間の差を計測する
とともに、この時間差から上記伝送遅れ時間を差し引い
て真の時間差を求め、この真の時間差と上記真の伝播時
間および上記各ケーブルの長さとに基づいて上記部分放
電の発生位置を求めている。
の測定端とパルス折返しケーブルの測定端との間におけ
る信号の伝播時間を計測し、上記各ケーブルの遠方端間
に介在された増幅器の伝送遅れ時間を上記伝播時間から
差し引いて真の伝播時間を求めている。そして被測定ケ
ーブルの部分放電に基づいて発生した放電パルス信号が
上記各ケーブルの測定端に到達する時間の差を計測する
とともに、この時間差から上記伝送遅れ時間を差し引い
て真の時間差を求め、この真の時間差と上記真の伝播時
間および上記各ケーブルの長さとに基づいて上記部分放
電の発生位置を求めている。
[発明の実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
本発明に係る部分放電発生位置測定方法を実施するにさ
いしては、第1図に示す如く被測定ケーブル10の遠方
端が結合様コンデンサCおよび増幅器30を介してパル
ス折返しケーブル20の遠方端に接続される。なお、コ
ンデンサCの出力端はパルス検出用の素子Zを介して接
地されている。また、この実施例において上記ケーブル
10、20の各長さl1、l2は11=l2=lに設定され
ている。
いしては、第1図に示す如く被測定ケーブル10の遠方
端が結合様コンデンサCおよび増幅器30を介してパル
ス折返しケーブル20の遠方端に接続される。なお、コ
ンデンサCの出力端はパルス検出用の素子Zを介して接
地されている。また、この実施例において上記ケーブル
10、20の各長さl1、l2は11=l2=lに設定され
ている。
本発明の実施例では、まず増幅器30の伝送遅れ時間が
計測される。いま、被測定ケーブル10の遠方端に校正
パルス信号が入力された場合、このパルス信号が上記ケ
ーブル10の測定端に到達する時間とケーブル20の測
定端に到達する時間には、上記増幅器30の伝送遅れ時
間分の時間差を生じる。なぜなら、ケーブル10、20
の長さが等しく設定されているからである。そこで、上
記校正パルス信号の入力後、上記各ケーブルの測定端で
該パルス信号が観測される時間の差を上記増幅器30の
伝送遅れ時間Tdとして計測する。
計測される。いま、被測定ケーブル10の遠方端に校正
パルス信号が入力された場合、このパルス信号が上記ケ
ーブル10の測定端に到達する時間とケーブル20の測
定端に到達する時間には、上記増幅器30の伝送遅れ時
間分の時間差を生じる。なぜなら、ケーブル10、20
の長さが等しく設定されているからである。そこで、上
記校正パルス信号の入力後、上記各ケーブルの測定端で
該パルス信号が観測される時間の差を上記増幅器30の
伝送遅れ時間Tdとして計測する。
つぎに、以下のようにしてパルス信号の伝播速度が求め
られる。すなわち、第2図に示す如く、ケーブル10の
測定端に校正パルス信号が入力され、その入力時点から
該パルス信号がケーブル20の測定端に到達するまでの
時間T′を計測される。この時間T′はケーブル10の
測定端からケーブル20の測定端間における上記校正パ
ルス信号の伝播時間を示唆しているが、この伝播時間に
は上記増幅器30の伝送遅れ時間Tdが含まれている。
そこで、上記伝播時間T′より上記伝送遅れ時間Tdを
差し引いて真の伝播時間T=T′−Tdを求め、下式に
基づいて上記校正パルス信号の伝播速度Vpが算出され
る。
られる。すなわち、第2図に示す如く、ケーブル10の
測定端に校正パルス信号が入力され、その入力時点から
該パルス信号がケーブル20の測定端に到達するまでの
時間T′を計測される。この時間T′はケーブル10の
測定端からケーブル20の測定端間における上記校正パ
ルス信号の伝播時間を示唆しているが、この伝播時間に
は上記増幅器30の伝送遅れ時間Tdが含まれている。
そこで、上記伝播時間T′より上記伝送遅れ時間Tdを
差し引いて真の伝播時間T=T′−Tdを求め、下式に
基づいて上記校正パルス信号の伝播速度Vpが算出され
る。
上記伝播速度Vpが求められたのち、第3図に示す如く
被測定ケーブル10の測定端に高電圧が印加される。い
ま上記ケーブル10の測定端より距離Xだけ離れた位置
に絶縁不良個所が存在し、上記高電圧の否によって該絶
縁不良個所に部分放電が起こると、これに伴って同個所
に部分放電パルス信号が発生する。そしてこの部分放電
パルスは、その発生位置よりケーブル10の測定端側に
向って伝播するとともに、該ケーブル10の遠方端まで
伝播したのち増幅器30を介してケーブル20の遠方端
に注入され、該ケーブル20の測定端に向って伝播す
る。
被測定ケーブル10の測定端に高電圧が印加される。い
ま上記ケーブル10の測定端より距離Xだけ離れた位置
に絶縁不良個所が存在し、上記高電圧の否によって該絶
縁不良個所に部分放電が起こると、これに伴って同個所
に部分放電パルス信号が発生する。そしてこの部分放電
パルスは、その発生位置よりケーブル10の測定端側に
向って伝播するとともに、該ケーブル10の遠方端まで
伝播したのち増幅器30を介してケーブル20の遠方端
に注入され、該ケーブル20の測定端に向って伝播す
る。
そこで、上記各ケーブル10、20の測定端に伝播され
てきた部分放電パルスが図示されていないデジタルメモ
リに格納され、図示されていないマイクロコンピュータ
によって上記部分放電パルスの伝播時間差ΔT′が計測
される。
てきた部分放電パルスが図示されていないデジタルメモ
リに格納され、図示されていないマイクロコンピュータ
によって上記部分放電パルスの伝播時間差ΔT′が計測
される。
この時間差ΔT′には上記増幅器30の伝送遅れ時間分
が含まれているので、上記マイクロコンピュータでは上
記時間差ΔT′より上記伝送遅れ時間Tdを差し引く演
算が実行され、真の伝播時間差ΔT=ΔT′−Tdが求
められる。そして下式に基づいて前記距離Xつまりケー
ブル10の測定端からの部分放電発生位置が演算され
る。
が含まれているので、上記マイクロコンピュータでは上
記時間差ΔT′より上記伝送遅れ時間Tdを差し引く演
算が実行され、真の伝播時間差ΔT=ΔT′−Tdが求
められる。そして下式に基づいて前記距離Xつまりケー
ブル10の測定端からの部分放電発生位置が演算され
る。
なお、この(2)式において、伝播速度Vpには(1)式の演
算結果が使用される。この(2)式と前記(1)式の演算およ
びその他の演算は全て上記マイクロコンピュータによっ
て実行される。
算結果が使用される。この(2)式と前記(1)式の演算およ
びその他の演算は全て上記マイクロコンピュータによっ
て実行される。
上記実施例ではケーブル10、20の各長さが互いに等
しい長さlに設定されているが、それらのケーブル長l
1、l2が互いに相違する場合にも本発明は適用すること
ができ、その場合、上記(1)、(2)式に代えて下記する
(1)′、(2)′式が用いられる。
しい長さlに設定されているが、それらのケーブル長l
1、l2が互いに相違する場合にも本発明は適用すること
ができ、その場合、上記(1)、(2)式に代えて下記する
(1)′、(2)′式が用いられる。
また、上記ケーブル10、20の各測定端には、結合用
コンデンサCを介して図示されていない各別な増幅器が
接続されるが、本発明によれば、これらの増幅器の伝送
遅れ時間も伝送遅れ時間Tdに含まれるため上記時間差
ΔTへの影響を除去することができ、更に精度の高い測
定結果を得ることできる。
コンデンサCを介して図示されていない各別な増幅器が
接続されるが、本発明によれば、これらの増幅器の伝送
遅れ時間も伝送遅れ時間Tdに含まれるため上記時間差
ΔTへの影響を除去することができ、更に精度の高い測
定結果を得ることできる。
[発明の効果] 上記実施例からも明らかなように、本発明によれば被測
定ケーブルの遠方端とパルス折返しケーブルの遠方端間
に介在された増幅器の伝送遅れ時間に基づく測定結果へ
の影響が完全に除去されるので、上記被測定ケーブルに
おける部分放電発生位置をきわめて精度よく測定するこ
とができる。
定ケーブルの遠方端とパルス折返しケーブルの遠方端間
に介在された増幅器の伝送遅れ時間に基づく測定結果へ
の影響が完全に除去されるので、上記被測定ケーブルに
おける部分放電発生位置をきわめて精度よく測定するこ
とができる。
第1図は増幅器の伝送遅れ時間の計測態様を示した概念
図、第2図は伝播時間の計測態様を示した概念図、第3
図は本発明に係る部分放電発生位置測定方法の実施態様
を示した概念図、第4図は従来方法による部分放電発生
位置の測定態様を示した概念図である。 10……被測定ケーブル 20……パルス折返しケーブル 30……増幅器
図、第2図は伝播時間の計測態様を示した概念図、第3
図は本発明に係る部分放電発生位置測定方法の実施態様
を示した概念図、第4図は従来方法による部分放電発生
位置の測定態様を示した概念図である。 10……被測定ケーブル 20……パルス折返しケーブル 30……増幅器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−16878(JP,A) 特開 昭59−9568(JP,A) 特公 昭46−35465(JP,B1)
Claims (1)
- 【請求項1】被測定ケーブルの遠方端を増幅器を介して
パルス折返しケーブルの遠方端に接続し、上記被測定ケ
ーブルにおける部分放電の発生位置を以下のようにして
測定することを特徴とする電力ケーブルの部分放電位置
測定方法。 a)上記増幅器の伝送遅れ時間Tdを計測する。 b)上記被測定ケーブルの測定端から上記パルス折返し
ケーブルの測定端に到る間での信号の伝播時間T′を計
測し、この伝播時間T′から上記伝送遅れ時間Tdを差
し引いて真の伝播時間Tを求める。 c)上記部分放電に基づくパルス信号が上記被測定ケー
ブルの測定端およびパルス折返しケーブルの測定端に到
達する各時間の差ΔT′を計測するとともに、この時間
差ΔT′より上記伝送遅れ時間Tdを差し引いて真の時
間差ΔTを求め、この真の時間差ΔTと上記真の伝播時
間Tおよび上記各ケーブルの長さとに基づいて上記部分
放電の発生位置を求める。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2788985A JPH065249B2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 電力ケ−ブルの部分放電位置測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2788985A JPH065249B2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 電力ケ−ブルの部分放電位置測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61187669A JPS61187669A (ja) | 1986-08-21 |
| JPH065249B2 true JPH065249B2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=12233456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2788985A Expired - Lifetime JPH065249B2 (ja) | 1985-02-15 | 1985-02-15 | 電力ケ−ブルの部分放電位置測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH065249B2 (ja) |
-
1985
- 1985-02-15 JP JP2788985A patent/JPH065249B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61187669A (ja) | 1986-08-21 |
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