JPH0652410U - 芝刈機の刈芝収容部構造 - Google Patents

芝刈機の刈芝収容部構造

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JPH0652410U
JPH0652410U JP8842592U JP8842592U JPH0652410U JP H0652410 U JPH0652410 U JP H0652410U JP 8842592 U JP8842592 U JP 8842592U JP 8842592 U JP8842592 U JP 8842592U JP H0652410 U JPH0652410 U JP H0652410U
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JP
Japan
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grass
lawn
lawn mower
container
section
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JP8842592U
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English (en)
Inventor
修平 平田
康行 栖原
和博 末次
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、オペレータが刈芝の収容量を運転
席側から容易に視認可能で、かつ、後方視界を向上させ
た芝刈機の刈芝収容部構造に関する。 【構成】 本考案では、自走可能な走行部(1) の車体の
下方に芝刈部(3) を配設し、同走行部(1) の後部には集
草容器(a) を取付けて刈芝収容部(8) を構成し、芝刈部
(3) により刈り取った芝を刈芝搬送流路を介して同刈芝
収容部(8) の集草容器(a) に搬送可能とすると共に、同
集草容器(a) を同集草容器(a) の上部に設けた枢支部(1
8)を支点として下方向に開閉自在とし、しかも、同集草
容器(a) の後壁(24)を通風用網で構成した芝刈機の刈芝
収容部構造において、上記集草容器(a) のオペレータ側
の前壁(16)の少なくとも中央部を透過性樹脂板(b) で形
成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、オペレータが刈芝の収容量を運転席側から容易に視認可能で、かつ 、後方視界を向上させた芝刈機の刈芝収容部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、芝刈機の一形態として、自走可能な走行部の車体の下方に芝刈部を配設 すると共に、走行部の後部に集草容器を取付けて刈芝収容部を構成し、芝刈部に より刈り取った芝を同集草容器に刈芝搬送流路を介して搬送可能としたものがあ る。
【0003】 そして、集草容器は、その上部に設けた枢支部を支点として下方向に開閉自在 とし、収容した刈芝を容易に排出可能としている。
【0004】 しかも、同集草容器の前壁部は鉄板等で形成すると共に、後壁部はパンチング メタル等により網状に形成して通風性を向上させており、刈芝搬送流路から搬送 される芝を集草容器内に均一に収容することができるようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記した刈芝収容部構造では、未だ、以下の解決すべき問題が残さ れていた。
【0006】 即ち、上記の刈芝収容部を構成する集草容器の前壁は鉄板等で形成されている ために、オペレータは運転席に座ったままでは同集草容器内の様子が見えず、従 って、集草容器内における刈芝の溜まり具合を確認するためには一々運転席から 降りて、後方へ回らなければならなかった。
【0007】 しかも、後方の視界が集草容器の前壁に遮られるので、後進する場合に視界が 悪くなり、事故の原因にもなるおそれがあった。
【0008】 本考案は、上記の課題を解決することができる芝刈機の刈芝収容部構造を提供 することを目的としている。
【0009】
【課題を解決しようとする手段】
本考案では、自走可能な走行部の車体の下方に芝刈部を配設し、同走行部の後 部には集草容器を取付けて刈芝収容部を構成し、芝刈部により刈り取った芝を刈 芝搬送流路を介して同刈芝収容部の集草容器に搬送可能とすると共に、同集草容 器を同集草容器の上部に設けた枢支部を支点として下方向に開閉自在とし、しか も、同集草容器の後壁部を通風用網で構成した芝刈機の刈芝収容部構造において 、上記集草容器のオペレータ側の前壁部の少なくとも中央部を透過性樹脂板で形 成したことを特徴とする芝刈機の刈芝収容部構造を提供せんとするものである。
【0010】
【実施例】
以下図面に基づき、本考案の実施例を具体的に説明する。
【0011】 図1は本考案に係る刈芝収容部構造を具備する芝刈機の全体側面図であり、図 2は同要部を示す説明図である。
【0012】 図1に示すように、芝刈機Aは、前側に原動機部6を有し、自走可能な走行部 1の車体フレーム2の下方に、芝刈部3を昇降機構4を介して昇降自在に取付け ている。
【0013】 そして、同芝刈部3に設けた鉛直状の刈刃駆動軸5に図示しない刈刃を取付け ると共に、同刈刃駆動軸5を走行部1の原動機部6に伝動機構7を介して連動連 結している。31は芝刈部3のケーシング、32,32 、33,33 は同ケーシング31の前 後に2個づつ取付けた前後ゲージホイルであり、同ゲージホイル32,32,33,33 の 高さを調節することにより、芝刈り時における刈り高さの調節を行うことができ る。
【0014】 また、走行部1の車体フレーム2の略中央には操作コラム11を立設し、同操作 コラム11の上端にハンドル12を取付け、同ハンドル12の後方に運転者用の座席13 を配設している。
【0015】 そして、運転者用座席13の下部にはトランスミッション9を配設すると共に、 車体フレーム2の前後左右側には、それぞれ、前後車輪14,14,15,15 を取付けて いる。
【0016】 また、車体フレーム2の後端に集草容器aを取付けて刈芝収容部8を構成し、 同刈芝収容部8の集草容器aと前記芝刈部3とを刈芝搬送流路としての刈芝搬送 パイプ10を介して連通連結している。54は芝刈部3と刈芝搬送パイプ10との間に 配設したブロワfを具備する排出部である。
【0017】 かかる排出部54は、それぞれ着脱自在に構成されており、その構造については 後述する。
【0018】 上記した刈芝収容部8は、前壁16と容器本体17とからなる集草容器aを具備し ており、同容器本体17は、前壁16と同容器本体17とを枢着する枢支部18を中心に 下方向に開閉自在に構成している。
【0019】 即ち、図1及び図2に示すように、車体フレーム2の後端に集草容器取付け用 ブラケット19を連設し、同ブラケット19に集草容器aの前壁16を立設すると共に 、同前壁16の上部に枢支部18を取付け、同枢支部18に集草容器aの容器本体17の 前枠20上部を取付けている。
【0020】 そして、同前枠20に集草容器aの容器本体取付けフレーム21を後方へ伸延する ように取付け、同取付けフレーム21に、下半部を斜めにカットした形状の左右側 壁22,23 を取付け、同左右側壁22,23 の間にパンチングメタル等の通風用網で形 成した後壁24を取付けている。29は前壁16と容器本体17の側壁22とを連結するト ーションバーである。
【0021】 このように、後方全面が網状になっているので、刈芝搬入パイプ10の通風性が よく、刈芝が均一に収容されることになる。
【0022】 また、上記前壁16の左側略中央に、容器本体開閉用レバー25の基端を取付ける と共に、先端を運転者用座席13の側まで伸延させており、運転者が運転者用座席 13に居ながらにして操作可能としている。26は上記容器本体開閉用レバー25のグ リップ部に設けた容器本体ロック解除レバー、27は容器本体開閉用レバー25と枢 支部18とをアジャスタ28を介して連結する連結杆である。
【0023】 本実施例の芝刈機Aの基本構成は上記した通りであり、本考案の要旨となるの は、上記集草容器aのオペレータ側の前壁16の少なくとも中央部を透過性樹脂板 bで形成したことにある。
【0024】 即ち、図2に示すように、前壁16を、枠体16a と同枠体16a に嵌め込んだ透過 性樹脂板bとから形成している。
【0025】 上記樹脂板bの形状、大きさについては特に規定するものではないが、本実施 例では、刈芝搬送パイプ10の取付け口10a の下方に枠体16a に対して一回り小さ な矩形状に形成している。なお、透過性樹脂板bは、運転者用座席13側から集草 容器a内、及び、後壁24を通して後方視界が確保できるものであれば、有色のも のでも構わない。
【0026】 また、透過性樹脂板bの取付けに関しては、前壁16に所定の大きさの開口を穿 設し、同開口を同樹脂板bで覆う状態に取付け、ビス等で固定してもよい。
【0027】 上記のように、刈芝収容部8の集草容器aの前壁16に透過性樹脂板bを取付け たことにより、運転者が座席13に居ながら集草容器a内の刈芝の量を確認するこ とができるので、刈芝の排出タイミングを計りながら芝刈り作業を行うことがで き、作業性が向上する。
【0028】 また、後退進行する場合に、運転者の後部視界が向上するので、運転中の安全 性を向上することができる。
【0029】 変容例として、図3に示すように、前壁16全体を、例えば、透過性を有する強 化ガラス等を用いたものもある。
【0030】 これは、前壁16の周りに細い幅のフレーム16b を設けているのみなので、視界 をより広くすることができ、安全性をさらに向上させることができる。
【0031】 ところで、上記のように構成された芝刈機Aを使用する場合、芝の刈り高さを 前記した前後左右ゲージホイル32,32,33,33 の高さを調節して行うことができる が、本実施例では、各ホイル32,32,33,33 の高さ調整を、平行リンクを用いて運 転者が座席13に居ながら1本の操作レバー42で行えるようにしている。従って、 芝の刈り高さ調節が容易に、しかも迅速にできるようになる。
【0032】 即ち、図4に示すように、平行リンクは前側第1リンク45と前側第2リンク46 とからなる前側平行リンク40と後側第1リンク48と後側第2リンク49とからなる 後側平行リンク41とから構成している。
【0033】 そして、運転者用座席13側に配設した操作レバー42の基端部43を支軸44に回動 自在に連結すると共に、基端部43に形成したへ字状の第1リンク45のリンク用作 動アーム45a と同第1リンク45の連動用作動アーム45b に回動自在に連結する第 2リンク46のそれぞれの一端を前側昇降板47に回動自在に連結している。
【0034】 また、上記連動用作動アーム45b には、連結ロッド50の一端を連結し、他端を 後ゲージホイル33,33 の高さ調整用の後側昇降板66に、後側平行リンク41を介し て連結している。
【0035】 さらに、前後左右ゲージホイル32,32,33,33 の高さを決めるために、操作レバ ー42の位置決め固定用のガイド板51を設けており、同ガイド板51は扇状に形成す ると共に、周方向に、一定間隔の固定用穴52,52,..を複数個穿設している。
【0036】 かかる固定用穴52,52,..に操作レバー42に設けた掛合突起53を掛止して操作レ バー42を固定すれば、前後左右ゲージホイル32,32,33,33 の高さが固定され、所 定の刈り高さを維持できることになる。
【0037】 次に、前述した刈芝の排出部54の取付構造について説明する。
【0038】 排出部54は、刈芝収容部8の集草容器aと芝刈部3とを連通連結する刈芝搬送 パイプ10と芝刈部3との間に配設されており、本実施例では、かかる重量物であ る排出部54を単純な構成で簡単に着脱できるように構成している。
【0039】 即ち、図5及び図6に示すように、排出部54は車体フレーム2に設けた着脱用 パイプ55に同排出部54に形成した連結板56に突設した掛止板57を掛止して装着さ れると共に、固定用レバー67を車体フレーム2に設けたレバー受け部59に挿通し て固定している。fは送風して刈芝を集草容器bへ搬送するためのブロワーであ る。
【0040】 図6において、60,61 は着脱用パイプ55に設けた位置規制用材であり、これに より排出部54が着脱用パイプ55上を長手方向に動かないよういしている。62は固 定用レバー57に装着したスプリングである。
【0041】 また、図7に示すように、本実施例では、芝刈部3のケーシング31を上記の着 脱用パイプ55に取付けており、ケーシング31の連結軸63を同パイプ55に嵌装し、 ロックピン64を連結軸63の両端部に取付けて脱落防止を図っている。65はケーシ ング31に設け、連結軸63の挿通穴を有するブラケットである。
【0042】
【考案の効果】
本考案では、集草容器のオペレータ側の前壁部に透過性樹脂板を取付けたこと により、運転者が座席に居ながら集草容器内の刈芝の量を確認することができる ので、刈芝の排出タイミングを計りながら芝刈り作業を行うことができ、作業性 が向上する。
【0043】 また、後退進行する場合に、運転者の後部視界が向上するので、運転中の安全 性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る刈芝収容部構造を具備する芝刈機
の側面図である。
【図2】同要部を示す説明図である。
【図3】変容例を示す説明図である。
【図4】前後左右ゲージホイルの高さ調節構造を示す説
明図である。
【図5】排出部の側面視による説明図である。
【図6】同排出部の連結状態を示す説明図である。
【図7】芝刈部のケーシングの連結状態を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 走行部 3 芝刈部 8 刈芝収容部 16 前壁 24 後壁 a 集草容器 b 透過性樹脂板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 末次 和博 岡山県岡山市江並428番地 セイレイ工業 株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自走可能な走行部(1) の車体の下方に芝
    刈部(3) を配設し、同走行部(1) の後部には集草容器
    (a) を取付けて刈芝収容部(8) を構成し、芝刈部(3) に
    より刈り取った芝を刈芝搬送流路を介して同刈芝収容部
    (8) の集草容器(a) に搬送可能とすると共に、同集草容
    器(a) を同集草容器(a) の上部に設けた枢支部(18)を支
    点として下方向に開閉自在とし、しかも、同集草容器
    (a) の後壁(24)を通風用網で構成した芝刈機の刈芝収容
    部構造において、上記集草容器(a) のオペレータ側の前
    壁(16)の少なくとも中央部を透過性樹脂板(b) で形成し
    たことを特徴とする芝刈機の刈芝収容部構造。
JP8842592U 1992-12-24 1992-12-24 芝刈機の刈芝収容部構造 Pending JPH0652410U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5920245A (ja) * 1982-07-22 1984-02-01 Kao Corp トリシクロ〔5.2.1.0↑2’↑6〕デカン−2−カルボン酸の製造法
JPS62143203A (ja) * 1986-08-22 1987-06-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd レコ−ドプレ−ヤ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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