JPH065149U - 抜け外れを防止したケーブルコネクタ - Google Patents
抜け外れを防止したケーブルコネクタInfo
- Publication number
- JPH065149U JPH065149U JP3087193U JP3087193U JPH065149U JP H065149 U JPH065149 U JP H065149U JP 3087193 U JP3087193 U JP 3087193U JP 3087193 U JP3087193 U JP 3087193U JP H065149 U JPH065149 U JP H065149U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- latch
- cable connector
- sliding cylinder
- hook
- Prior art date
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- Pending
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ケーブルコネクタにおいて、結合されている
プラグとプラグ受けが不本意に外れるのを防止する。 【構成】 プラグ受け1の左右の外側面に係合溝6を設
け、かつプラグ7の左右の外側面に、前後方向を向くと
ともに、前端に、上記係合溝6と係合しうる内向きのフ
ック35を備える平面視外向きへ字形のラッチ33の中央部
における上下方向の枢軸34を取付け、さらに、左右のフ
ック35、35を係合溝6へ係合させた状態において、左右
のラッチ33、33の前部に、後方へ摺動可能な摺動筒37を
外嵌する。
プラグとプラグ受けが不本意に外れるのを防止する。 【構成】 プラグ受け1の左右の外側面に係合溝6を設
け、かつプラグ7の左右の外側面に、前後方向を向くと
ともに、前端に、上記係合溝6と係合しうる内向きのフ
ック35を備える平面視外向きへ字形のラッチ33の中央部
における上下方向の枢軸34を取付け、さらに、左右のフ
ック35、35を係合溝6へ係合させた状態において、左右
のラッチ33、33の前部に、後方へ摺動可能な摺動筒37を
外嵌する。
Description
【0001】
本考案は、使用中に、衝撃を受けたり、ケーブルが引っ張られたりしても、プ ラグとプラグ受けが抜け外れないようにしたケーブルコネクタに関するものであ る。
【0002】
ケーブルコネクタのプラグの抜け外れを防止するために、プラグとプラグ受け の対向面に設けたフランジの端部同士をねじ止めすることが、一般に行われてい る。しかし、このようにすると、プラグの着脱が面倒であり、また締めねじを紛 失するおそれがある。 これを解消するために、たとえば図4と図5に示すようなケーブルコネクタも よく知られている。
【0003】 図4および図5において、(1)はプラグ受け、(2)は、プラグ受け本体、(3) は、プラグ受け本体(2)の両側より突出するフランジ、(4)は電気導線である。 フランジ(3)の背面の両側端部には、合成樹脂製の係止具(5)がねじ止めされ ている。係止具(5)の外側面には、上下方向を向く係合溝(6)が形成されている 。
【0004】 (7)はプラグ、(8)はプラグ本体、(9)は、プラグ本体(8)の前面に設けたピ ン、(10)は、プラグ本体(8)の前面両側に突出するフランジ、(11)は、プラグ本 体(8)の後面から突出するケーブルである。
【0005】 プラグ本体(8)の両側には、その側面より若干離間し、かつそれと平行をなす 、スプリングラッチ(12)の前端部が止着されている。左右のスプリングラッチ(1 2)(12)の前端には、フランジ(10)より若干前方に突出し、かつ内向きに折曲され て、上記係合溝(6)に係合しうるフック(13)が連設されている。
【0006】 図5に示すように、上述のコネクタのプラグ(7)とプラグ受け(1)を嵌合させ れば、スプリングラッチ(12)が弾性屈撓して、そのフック(13)が係合溝(6)に係 合し、プラグ(7)の抜け外れが防止される。 手指等で、両スプリングラッチ(12)の後端を、互いに対向する方向に押圧すれ ば、フック(13)が係合溝(6)より離脱するので、プラグ(7)を引き抜くことがで きる。
【0007】
図4および図5に示したケーブルコネクタにおいては、不本意に、スプリング ラッチ(12)に触れたり、スプリングラッチ(12)が他物に当ったりすると、プラグ (7)が抜けてしまうことがある。
【0008】
本考案によると、ケーブルコネクタのプラグとプラグ受けのいずれか一方の左 右の外側面に係合溝を設け、かつ同じく他方の左右の外側面に、前後方向を向く とともに、前端に上記係合溝と係合しうる内向きのフックを備える平面視外向き ヘ字形をなすラッチの中央部を、上下方向の枢軸まわりに回動しうるようにして 取付け、さらに、左右のフックを係合溝へ係合させた状態において、左右のラッ チの前部に、後方へ摺動可能な摺動筒を外嵌し、この摺動筒を後方へ移動させる ことにより、ラッチを、その前記枢軸まわりに回動させて、前記フックを係合溝 から外しうるようにしたことにより、上述の課題は解決される。
【0009】
摺動筒を後退させれば、左右のラッチのフックは拡開し、プラグ受けをプラグ に嵌合したり、抜いたりすることができる。 プラグ受けをプラグに嵌合した状態で摺動筒を前進させると、ラッチの前端の フックが、係合溝に係合して、プラグの抜け外れは確実に防止される。
【0010】
図1〜図3は、本考案の実施例を示すもので、図4と図5に示す従来のコネク タと同一の部材には、同一の符号を付して説明を省略する。 プラグ本体(8)の中央部には、偏平角筒状の合成樹脂製の筒状カバー(31)が、 前後方向に摺動しうるようにして嵌合されている。筒状カバー(31)の両側面中央 部には、上下方向を向き、かつ開口縁を狭幅とした凹入係合孔(32)が、それぞれ 穿設されている。
【0011】 各係合孔(32)には、前後方向を向き、かつ平面視において外向きヘ字形に屈曲 する合成樹脂製のラッチ(33)の内側中央部に突設した上下方向の枢軸(34)が、回 動自在に嵌合されている。 各ラッチ(33)の前端には、筒状カバー(31)より若干前方に突出し、かつ内方を 向くとともに、プラグ受け(1)の係合溝(6)に係合しうるフック(35)が突設され ている。 また、ラッチ(33)の外側面前後両端には、それぞれ外方を向くストッパ(36)が 突設されている。
【0012】 カバー(31)と左右のラッチ(33)(33)には、ラッチ(33)の前後長の約半分の長さ の、角筒状の金属製摺動筒(37)が外嵌されている。
【0013】 このような構成のケーブルコネクタにおいて、摺動筒(37)を、後方のストッパ (36)に当接するまで後退させれば、両ラッチ(33)(33)は枢軸(34)まわりに回動し て、両フック(35)(35)は拡開する。従って、この状態において、プラグ受け(1) をプラグ(7)に嵌合することができる。
【0014】 ついで、図3に示すように、摺動筒(37)を、前方のストッパ(36)に当接するま で前進させれば、両ラッチ(33)(33)は内向回動して、各フック(35)が係合溝(6) に係合し、プラグ(7)の抜け外れは防止される。
【0015】 結合したプラグ(7)とプラグ受け(1)は、上述と逆の操作により分離しうるこ とは自明である。 なお、ラッチをプラグ受け側に、係合溝をプラグ側に設けてもよい。
【0016】
ラッチに手等が触れても、摺動筒を後方へ移動させない限り、プラグとプラグ 受けが外れることはなく、安全である。 また、摺動筒を後方へすなわちプラグを抜く方向へ引けば、ラッチが回動させ られて、係合溝が強制的に離脱させられるので、プラグとプラグ受けとの分離作 業が楽である。
【図1】本考案の一実施例を示す分解平面図である。
【図2】図1のB−B線矢視図である。
【図3】図1に示すケーブルコネクタの結合時の平面図
である。
である。
【図4】従来のケーブルコネクタの分解斜視図である。
【図5】同じく結合時の平面図である。
(1)プラグ受け (2)プラグ受
け本体 (3)フランジ (4)電気導線 (5)係止具 (6)係合溝 (7)プラグ (8)プラグ本
体 (9)ピン (10)フランジ (11)ケーブル (12)スプリン
グラッチ (13)フック (31)筒状カバ
ー (32)係合孔 (33)ラッチ (34)枢軸 (34a)根元 (35)フック (36)ストッパ (37)摺動筒
け本体 (3)フランジ (4)電気導線 (5)係止具 (6)係合溝 (7)プラグ (8)プラグ本
体 (9)ピン (10)フランジ (11)ケーブル (12)スプリン
グラッチ (13)フック (31)筒状カバ
ー (32)係合孔 (33)ラッチ (34)枢軸 (34a)根元 (35)フック (36)ストッパ (37)摺動筒
Claims (1)
- 【請求項1】 ケーブルコネクタのプラグ(7)とプラ
グ受け(1)のいずれか一方の左右の外側面に係合溝(6)
を設け、かつ同じく他方の左右の外側面に、前後方向を
向くとともに、前端に上記係合溝(6)と係合しうる内向
きのフック(35)を備える平面視外向きヘ字形をなすラッ
チ(33)の中央部を、上下方向の枢軸(34)まわりに回動し
うるようにして取付け、さらに、左右のフック(35)を係
合溝(66)へ係合させた状態において、左右のラッチ(33)
(33)の前部に、後方へ摺動可能な摺動筒(37)を外嵌し、
この摺動筒(37)を後方へ移動させることにより、ラッチ
(33)を、その前記枢軸(34)まわりに回動させて、前記フ
ック(35)を係合溝(6)から外しうるようにしてなる、抜
け外れを防止したケーブルコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3087193U JPH065149U (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 抜け外れを防止したケーブルコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3087193U JPH065149U (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 抜け外れを防止したケーブルコネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH065149U true JPH065149U (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=12315795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3087193U Pending JPH065149U (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 抜け外れを防止したケーブルコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065149U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007020633A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Samii Kk | サブコネクタの結合解除禁止構造 |
JP4723528B2 (ja) * | 2007-03-29 | 2011-07-13 | ケル株式会社 | ツーピースコネクタ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5717750U (ja) * | 1980-07-04 | 1982-01-29 | ||
JPS5712616B2 (ja) * | 1979-02-26 | 1982-03-11 |
-
1993
- 1993-06-10 JP JP3087193U patent/JPH065149U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5712616B2 (ja) * | 1979-02-26 | 1982-03-11 | ||
JPS5717750U (ja) * | 1980-07-04 | 1982-01-29 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007020633A (ja) * | 2005-07-12 | 2007-02-01 | Samii Kk | サブコネクタの結合解除禁止構造 |
JP4662253B2 (ja) * | 2005-07-12 | 2011-03-30 | サミー株式会社 | サブコネクタの結合解除禁止構造 |
JP4723528B2 (ja) * | 2007-03-29 | 2011-07-13 | ケル株式会社 | ツーピースコネクタ |
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