JPH06511132A - ダイナモ電気機械の固定子支持配列構成 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ダイナモミ低機械の固定子支持配列構成発明の背景 扶先分犀 本発明は誘導子型ダイナモミ気機械即ち電動機と発電機とに係り、特にその固定 子組立品の支持配列構成に関する。

従−ＬΩ刊− ダイナモミ低機械は電気エネルギーを機械的エネルギーに変換する電動機として 普通に使用される。誘導子型ダイナモミ動機は高速運転用の可変速度駆動装置と して使用され得る。

しかも、このようなダイナモミ低機械は、外部駆動源で回転子を機械的に駆動さ せて電機子巻線に電気エネルギーを発生させる発電用に使用することも可能であ る。このようなダイナモミ低機械は、一般には巻線無し回転子を取囲む交流電機 子および直流励磁両コイルを備える固定子によって特徴付けられる。このタイプ のダイナモミ低機械にあっては、回転界磁巻線あるいは回転電機子コイルや回転 子巻線付機械に共通的な存在のスリップリングやブラシとその関連接続品が不要 である。ダイナモミ低機械は回転子部品を殆んど含まないので鋼塊状回転子構成 のものが多く、高速応用品に特に適している。このような誘導子型ダイナモミ低 機械の一改良形は横置形磁極の磁性体回転子を取囲んでいる一般には円筒状の界 域コイルをその外から取囲む円周方向分布配置のＣ型形状分割Ｗ１機子要素を採 用する。米国特許第４３７，５０１号明細書、同第２．５１．９，０９７号明細 書および同第３，９１２，９５８号明細書はこの種の初期設計の機械を記載する 。

この様な誘導了型ダイナモ電気機械のより最近の改良形が所有各共通の米国特許 第４，７８６，８３４号明細書および同第４，８６４，１７６号明細書の中に開 示された。その中では界磁巻線および分割電機子要素を支持する巻き枠状支持構 造体が開示される。巻き枠状支持構造体は非磁性材料で出来ていて長手中心軸廻 りに同心状に延びる中空の細長い中央部材を備える。この巻き枠状支持構造体の 中央部材は界磁コイルを支持しかつ中に挿入される同軸回転子受容用の内部中心 軸方向貫通路を規定する。巻き枠状支持構造体端部は巻き枠状支持構造体中央部 材の両端に配置されて外半径方向に延びている。各巻き枠状支持構造体端部は、 できればその軸方向最外面に半径方向を向く溝を備えていて欲しい。この溝は、 巻き枠状支持構造体の周縁廻りに円周方向に分布して配置され。

一般にはＣ型形状の分割電機子コイル要素の脚を受容配列するような配置になっ ている。巻き枠状支持構造体端部は軸方向に隔離されて半径方向に拡がっており 、各巻き枠状支持構造体端部にある軸方向外面の溝は１分割型機子要素が三直角 方向に的確配置されるように角度的な隔離配置を有している。

巻き枠状支持構造体はまた、冷却流体が回転子によって中に送【）込まれる冷却 ［１を備える。

−１の固定子装着配置が米国特許第５，００６，７４８号明６装着支持体の使用 が示されている。固定子組立品の端部はそれによって固定子組立品をハウジング 内に装着する装着支持体にしっかりと固定される。

固定子支持構造体を備えるこれらのダイナモミ低機械の他の特徴、効果および利 点は、米国特許第４，７８６，８３４号明細書、同第４，８６４．１７６号明細 書および同第５，００６．７４８号明細書の中に詳細に記載されている。これら の特許のそれぞれはここに引用することで関連付けられ、この開示の一部の構成 を担っている。

特に高出力、高速回転のダイナモミ低機械にあっては、巻き枠状固定子支持構造 体の使用が必ずしも顕著な熱抵抗の削減および電機子漏洩磁束の損失極小化の効 果をもたらさなかった。また、このような高速運転での固定子組立品に対する支 持体の追加が、特にＣ型形状分割電機子要素の半径方向外側部分において望まれ ることであり得る。それ故固定子組立品に対する機械的支持構成、即ち、特に分 割電機子要素の半径方向外側部分において固定子組立品の構造的完全性を保持す るためのＣ型形状分割電機子要素への装着可能支持構成を備えることが望まれる 。

また、それによってダイナモミ低機械の効率および特性を改善するダイナモミ気 機械内の空隙裕度および同機械内熱抵抗の削減をもたらす支持構成を備えること が望まれる。さらにまた、これらのダイナモミ気機械内の渦流損および電機子漏 洩磁束を極小化させることも望まれる。

それ放向立形構造を構成する固定子容器支持体の提供が本発明の目的の一つであ る。

またこの固定−ｒ−容器をダイナモミ低機械外枠に取付ける構成手段を提供する ことも本発明の目的の一つである。

電動機の組立および構造を簡単容易なものにすることも本発明の目的の一つであ る。

固定子および電動機の振動レベルをより剛性のある固定子容器によって削減する のもまた本発明の目的の一つである。

ダイナモミ低機械の熱に対する低熱インピーダンスの放熱路を備えて外部冷却を 容易にし、ダイナモミ気機械内のホットスポットを減らすことも本発明の−っの 目的である。

冷却流体が支持リング内で循環する場合にダイナモミ低機械鉄心に近接する冷却 手段の追加設備もまた本発明の一つの目的である。

固定子および回転子の構成要素が必要とする厳格な空隙裕度内における自己調心 作用の提供もまた本発明の−っの目的である。

漂遊負荷損を小さな値に維持しながら電機子漏洩磁束を調整して減らすこともま た本発明の一つの目的である。

見匪勿棗！ 誘導子型ダイナモ回転電気機械で使用可能な本発明の原理に従った外部支持構成 を備えることによって前述の目的は達成され、付加的な利益が実現される。

本発明は誘導子型ダイナモミ低機械の固定子組立品に対する支持配列構成に関連 する。固定子組立品は長手中心軸の廻りに円周配置されて巻き枠状内部支持体端 部に支えられる複数の静止Ｃ型形状分割電機子要素を備える。各Ｃ型形状分割電 機子要素は、両端それぞれから内半径方向へ延びる脚を備えた分割電機子要素基 部の上に一個の電機子コイルを備える。

本発明に従った固定子支持配列構成は非磁性のリング形状要素を備え、このリン グ形状要素は円周方向隔離配置のＣ型形状分割電機子要素基部の上に挿入可能に なっていて、リング形状要素の内側部分に分割電機子要素基部を内接させること によって鉄心要素の位置決めを行える寸法になっている。そ・　してこのリング 形状支持要素は１円周方向隔離配置のＣ型形状分割電機子要素基部の上に圧力は めでｉ′る。

リング形状要素は中心軸方向に延びる円周方向隔離配置の複数のリング形状要素 内溝を持ち得る。それぞれの溝は中心軸方向に挿入可能なＣ型形状分割電機子要 素−個の基部を受容する寸法に作られ得る。リング形状要素の外径側表面は冷却 効率向上のためにダイナモミ低機械の外枠との熱伝導関係状態を構成し得る。リ ング形状要素はまた、その内側に円周方向に流れる熱良導性流体を受容し得る通 路を備える。リング形状要素は長脚部と短脚部とを有するＬ形断面を備え得る。

リング形状要素は固定子組立品の固定子支持構造体端部の一つと接触し得るし、 また固定手段によってこの構造体端部に固定し得る。

固定子組立品に対する支持配列構成はリング形状要素がダイナモミ低機械の外枠 即ちハウジングの端壁と一体構成配置を備えることも可能である。リング形状要 素はテーパ付きＣ型形状分割電機子要素と補完関係にあるテーパ付きの内径表面 を持つことが可能である。リング形状要素はまたテーパ付外枠表面と補完関係に あるテーパ付きの外径表面を持つことも可能である。

図面の簡単な説明 本発明のこれらの特徴およびその他の特徴は、添付図面と結び付けて考えれば以 下の詳述でより容易に理解できるであろう。図面は、 図１が本発明の原理に従う支持配列構成を含んだ固定子組立品を備える誘導子型 ダイナモミ低機械の一実施例の側面断面図であり、 図２が図１に示すダイナモミ低機械の中の固定子組立品端部の端面断面図であり 、 図３Ａ−３Ｃが図１に示すダイナモミ低機械の固定子支持構造体組立品中に支持 配列構成として使われるリング形状要素を示す図であり、 図４が図１に示すダイナモミ低機械の固定子支持構造体組立品の＠４〜４に沿っ た面から見た端面図であり、図５が本発明の原理に基づく固定子支持配列構成用 リング形状要素の代替案に係わる固定子組立品を含む誘導子型ダイナモミ低機械 の一実施例の側面断面図であり、図６Ａ−６Ｃが図５に示す誘導子型ダイナモミ 低機械の中に図示された代替案のリング形状要素の図面であり、図７Ａ−７Ｃが 図１および図５に示すダイナモミ低機械の固定子支持構造体組立品の中で使用可 能なリング形状要素の別の代替案の実施例を示す図であり。

図８Ａ−８Ｃが図１および図５に示すのと同様な誘導子型ダイナモミ低機械の固 定子組立品に対する支持配列構成用に使用可能なリング形状要素の更に別の代替 案の実施例を示す図であり、 図９が本発明の原理に従う図８Ａ−８Ｃのリング形状要素によって構成される固 定子組立品を含む誘導子型ダイナモミ低機械の側面断面図であり。

図１０が本発明の原理に従う固定子端部に固定されたリング形状要素を含む誘導 子型ダイナモミ低機械の固定子支持構造体とハウジングとの一部分の破断断面図 であり、図１１が本発明の原理に従って固定子端壁に結合された固定子支持配列 構成用リング形状要素の代替案に係る誘導子型ダイナモミ低機械の一実施例の側 面断面図であり、図１２が固定子支持配列構成用のリング形状要素の代替案の実 施例を含むダイナモミ低機械の一部の、側面からの破断断面図であり、 図１３が固定子端壁と一体に成形されたリング形状要素の実施例を含むダイナモ ミ低機械の一部分の破断断面図である。

且豆夏用趣ｌ脱凱 図１を参照すると、本発明の原理に従って構成された固定子支持配列構成を含む 誘導子型ダイナモ回転電気機械が示されている。全体的に参照番号２で示される ダイナモミ低機械は１回転可能な巻線無し回転子４０を取り囲む静止の固定子組 立品４と、リング形状要素９と、外枠としてのハウジング９０とを備える。

この中の、例えば軸方向、半径方向、平行等の方向に関しての言及は長手中心軸 ６からの言及を意図している。横形磁極の磁性体回転子４０は長手中心軸６に沿 って同軸に延びる。

回転子はできれば鋼塊形の一体構造品であって欲しく、ハウジング９０の端Ｉ！ １１．５２の中に配置されたベアリング４８で支えられる。回転子４０はその端 部に円周方向隔離配置の中心軸方向に延びる表面凹み、即ち、切欠き４２を備え 、この表面凹み４２が当業者熟知の方法で回転子の各端部に必要な数だけの突磁 極４４を規定する。回転子は、例えば炭素鋼のようなどんな利用可能磁性材料か らでも構成され得る。また。

回転子４０は本発明の譲受人に権利が譲渡され、この中に引用することによって 関連付けられる米国特許第５，００１．．３７８号明細書の中に開示されている ような構成にされ得る。

固定子組立品４は、固定子支持構造体、即ち巻き枠状内部支持構造体１１を備え る。巻き枠状内部支持構造体は一般には円筒状の固定子支持構造体中央部材１２ を有し、この中央部材は、長手中心軸６と同心になっていて、回転子４０を受容 する中心軸方向延長内側中央通路１０を規定する。巻き枠状内部支持構造体１１ はまた一対の固定子支持構造体端部１４を備える。図２にその一つの詳細を示し である固定子支持構造体端部１４は一般には円板状構造体であり、その中心には 開口を有し、また複数の円周方向分布配置のＣ型形状（Ｕ型形状または円強状と も言われる）分割電機子要素２６を的確配置して装着するための半径方向延長凹 み１６を固定子支持構造体端部中心軸方向外表面に備える。この円板状構造体は 中心開口部に面取り８４を備える。

再び図１を参照する。各分割電機子要素２６はできれば長手中心軸方向に延びる Ｃ型形状分割電機子要素２６の基部の廻りにこの基部に支えられるようにして巻 かれたそれぞれの交流電機子コイル２４を備えて欲しい。分割電機子要素２６は 磁性材料で作られ、一方固定子支持構造体端部１４はアルミニュームとかフェノ ール類とかのような非磁性材料で構成される。界磁巻ｖＡ２２は巻き枠状内部支 持構造体１１の一般には円筒状の固定子支持構造体中央部材１２で支持される。

界磁巻線２２は電機子コイル２４に極めて近接する。界磁巻線２２および円周方 向隔離配置の電機子コイル２４の両者は長手中心軸６と同心状になっている。

運転中に界磁巻線２２が直流電流で励磁され回転子が機械的に回転させられると 、電機子巻線２４にエネルギーが創り出されダイナモミ気機械は発電機として機 能する。Ｃ型形状分割電機子要素の脚部３４と回転子４０の突磁極４４０表面と の間に回転磁界を生じさせるような交流電流を電機子巻線２４に供給すると、回 転子は電動機として回転するであろう。

ダイナモミ気機械とその構成および運転とに関するより詳細な記述が米国特許第 ４，７８６，８３４号明細書および同第４．８６４，１７６号明Ｊｆｌ書の中に 開示されている。

種々な固定子組立品および固定子支持構造体がダイナモミ気機械の回転子の廻り でＣ型形状分割電機子要素を支持配列するために使用され得る。ここに引用する ことによってそれぞれ関連付けられている米国特許第４，７８６，８３４号明細 書および同第４，８６４，１７６号明細書の両者は、種々な固定子組立品および 固定子支持構造体を含むダイナモミ気機械を開示する。本発明の原理に従う固定 子の支持配列構成はこれらの固定子組立品のいづれの中でも使用可能である。し かしながら、本発明はこれらの固定子組立品のいづれかの中での使用、応用にの み限定されるものではない。

再び図１を参照する。本発明の原理に従って、固定子組立品４は一対の非磁性リ ング形状要素９を備える。各リング形状要素９は固定子組立品４の中心軸方向の 外側部分で外枠、即ちハウジング９０とＣ型形状分割電機子要素２６の脚部３４ との間に配置される。リング形状要素９はできればアルミニュームあるいは銅の ような熱良導性材料でできていて欲しく、固定子組立品４を支えてＣ型形状分割 電機子要素を整列させ、空隙裕度を小さくさせてかつＣ型形状分割電機子要素か らハウジング９０への熱移動を容易にさせるような機能を備えて欲しい。これら のダイナモミ気機械はしばしば回転子４０を収容する部屋の中に冷却流体を内包 するけれども、リング形状要素９はダイナモミ気機械の特性および効率の向上を 助ける補足冷却手段を提供することになるであろう。

図１に示すように、リング形状要素９は実質的には一様外径の表面１９と一様内 径の表面２９とを備える。このようなリング形状要素が図３Ａ−３Ｇに分割図示 されている。図１を再び参照する。リング形状要素はＣ型形状分割電機子要素の 上に挿入され、リング形状要素内径表面２９は分割電機子要素２６と接触し、リ ング形状要素外径表面１９は外枠即ちハウジング９０と接触するような寸法にな っている。また。

リング形状要素９はＣ型形状分割電機子要素２６の上に圧入され得る。図４に示 す如く、複数のＣ型形状分割電機子要素２６は、リング形状要素の中で分割電機 子要素脚部３４が回転子４０の方向に向かう半径方向で収束するような形に円周 方向に隔離配置される。２個のリング形状要素９が使われ、その各々が最適支持 構成および改善された熱特性を提供するよう分割電機子要素の中心軸方向各端部 に配置される。

固定子組立品は巻き枠状内部支持構造体１１の２個の固定子支持構造体端部１４ の上にＣ型形状分割電機子要素を配列して形成する。図１および図４に示す如く 、Ｃ型形状分割電機子要素は固定子支持構造体端部１４の上に固定子組立品の一 部として装着される。固定子支持構造体端部１４はＣ型形状分割電機子要素２６ の脚部３４をそれぞれ受容する大きさにしつらえられた半径方向延長凹み１６を 備える。固定子支持構造体端部１４は半径方向延長凹み１６がハウジング９０の 一番近くの端壁５２に向い合うような方向を向いている。

−個のＣ型形状分割電機子要素は各固定子支持構造体端部１４上の一個の半径方 向延長凹みに対応する。それ故、各分割電機子要素の一方の脚部３４は固定子支 持構造体端部１４の半径方向延長凹み１６の対応する一つの中に挿入され、−力 筒２の脚部３４は反対側の固定子支持構造体端部の対応する半径方向延長凹みの 中に挿入される１分割型機子要素基部上の電機子巻線はそれ数円筒状に形成され ている固定子組立品の周辺廻りに分布配置されることになろう。

図２を参照する。各固定子支持構造体端部１４は固定子組立品をハウジング９０ 内の半径方向の中央に配置する機能を有する複数本の円周方向隔離配置の半径方 向延長軸止め８８を備える。この輸止めは米国特許第５，００６，７４８号明細 書に開示されているようにして装着構造体に結合され得る。

図１を再び参照する。固定子組立品内りに装着されたリング形状要素９は固定子 組立品に対する支持配列構成として機能する。この配置は固定子組立品内のより 厳密な空隙裕度を可能ならしめることによって渦電流損および電機子漏洩磁束の 最小化を援助する。さらに、リング形状要素は、熱良導性であり、ハウジング９ ０および固定子組立品の分割電機子要素２６と接触しているが故に固定子組立品 の冷却を改善するであろう。

今度は図６を参照する。リング形状要素９の代替案実施例はリング形状要素の内 径表面に沿う円周方向隔離配置の軸方向凹み１７を備える。各軸方向凹み１７は Ｃ型形状分割電機子要素２６の基部を受容する寸法にしつらえることが可能であ り、分割電機子要素２６の各々を対応するリング形状要素の軸方向凹み１７の中 に屑入させ得る。この設計は熱伝導改善のためのリング形状要素９と分割電機子 要素２６との間の接触面積の増大をもたらす。さらに、リング形状要素の軸方向 凹み１７は、Ｃ型形状分割電機子要素に安定性の追加をもたらす。図５は図６に 示した凹み付きリング形状要素９の固定子組立品の中での位置をＣ型形状分割電 機子要素２６と共に図解している。

リング形状要素９の熱伝導効率を更に増加させるために、リング形状要素９とハ ウジング９０とＣ型形状分割電機子要素２６との間の接触面積を増大させること が可能である。図７Ａ−７Ｃに示す如く、リング形状要素９の断面は軸方向凹み １７のない円周方向位置でＬ型形状とすることが可能である。Ｌ聖断面形状は、 固定子支持構造体端部１４の中におけるＣ型形状分割電機子要素の構造的安定性 を維持したままのＣ型形状分割電機子要素とリング形状要素９との間の接触面積 の増加をもたらす。Ｌ聖断面は短脚部と長脚部とを包含する。断面の短脚部は長 手中心軸に対する半径方向を向いており、一方長脚部は中心軸方向を向いていて 、これによりＬ型を形成する。Ｌ聖断面の短脚部によって形成される側面７７は 、Ｃ型形状分割電機子要素２６の脚部３４に接触する。リング形状要素９は円周 方向を向くＣ型形状分割電機子要素の上に圧入される寸法にすることが可能であ る。

リング形状要素はまた２図８Ａ−８Ｃに示すような形状にすることが可能である 。この実施例においては、リング形状要素９が軸方向凹み１７と円周方向全域に 亘ってのＬ聖断面とを有している。リング形状要素９はまたリング形状要素の中 央部の中を円周方向に走る内部通路８を持ち得る。この通路は例えば水のような 熱良導性流体で満たすことが可能である。リング形状要素の熱伝達効率を改善す るために円周方向内部通路８の中に箔１３を配置してもよい。典型的には箔１３ は例えばアルミニュームまたは銅のような熱良導性材料で作られる。箔１３はリ ング形状要素からリング形状要素内を循環する流体への熱移動のための熱交換器 として作用する。

リング形状要素円周方向内部通路８の中の流体は（図示されていない）供給口を 介して中に注入される。流体はリング形状要素円周方向内部通路８を通って循環 して（図示されていない）排出口を通って排出され、そこで冷却されてポンプで 再び円周方向内部通路へ循環される。リング形状要素９が全周に亘ってＬ聖断面 を有しているとしても、円周方向内部通路８と箔１３とは種々異なった断面のリ ング形状要素の中に組込まれ得る。

図９は図８のリング形状要素９を組込んだダイナモミ低機械を示す。２個のリン グ形状要素９が図１および図５に示され上述したリング形状要素９と同じ様な方 法で円周方向隔離配置のＣ型形状分割電機子要素２６の廻りの位置に装着される 。リング形状要素円周方向内部通路８と箔１３とが分割電機子要素の廻りで円周 方向に延びる。

また１図１０に示す如く、固定子支持構造体端部１４の輪止め８８は六角穴付き ボルト６７、機械ねじ、あるいはその他の貫通締結装置を受容するような配置の 貫通穴を備え得る。

ボルト６７は、リング形状要素が輪止め８８の各々の処で固定子支持構造体端部 １４に固定され得るように、リング形状要素９の中の補完ねじ孔６４の中にねじ 込まれ得る。この技術は固定子組立品全体の構造的安定性の増加をもたらす。ハ ウジング９０は１例えば水のような熱良導性流体を環流させられるように複数の 貫通連絡通路７３を備え得る。流体は供給ロア４を介して貫通連絡通路７３へと 流入し得る。　（図示されていない）排出口は、そこから加熱流体が出られるよ うに外枠の別の場所に配置され得る。この配置は固定子組立品からの熱がリング 形状要素９、そして更に外枠へと伝達されるのを許容し、そこで冷却改善が行わ れるように熱が循環流体中へと伝達される。

本発明の原理に基づいた固定子支持配列構成用のリング形状要素は、ここに前述 したような特殊断面形状にのみ限定されるものではない０例えば断面形状は、固 定子支持配列構成用リング形状要素の内径および／または外径表面にテーパを備 えてもよい０図１１は部分的テーバ付の内径および外径表面を有する固定子支持 配列構成用リング形状要素９を備えるダイナモミ低機械を公開するものである。

Ｃ型形状分割電機子要素２６もまたリング形状要素の内径表面のテーパと補完関 係を有する角度に脚部と基部の結合部分にテーパを付けられる。また、ハウジン グ９０もリング形状要素９のテーパ付外径表面と接する位置にテーパが付けられ る。ハウジングのテーパはリング形状要素９の外径表面のテーパと補完関係を有 する角度になっている。こ配置においてリング形状要素９はハウジングの端壁５ ２に結合され得る。リング形状要素９をハウジング端壁に結合する方法としては 例えば溶接の如き種々な技術が用いられ得るが、本発明はどの特定技術にも限定 するものではない。この配置においてリング形状要素はハウジング端壁が外枠即 ちハウジングに固定されるときハウジング９０とＣ型形状分割電機子要素２６と の間に楔の働きをなす、この特徴がリング形状要素９による固定子組立品４の中 央位置配置を可能ならしめ、それによって空隙裕度の最小化を可能ならしめる。

リング形状要素はまたリング形状要素内を円周方向に貫通して走る溝７２の設置 を可能にする。すフグ形状要素９がハウジング端壁５２に結合されると、リング 形状要素の円周方向貫通溝７２は固定子組立品２からハウジング９０への熱伝達 を容易にするための熱良導性流体受容用の通路として機能する。

リング形状要素９用の他の断面形状もまた満足するに足り得る０例えば図１２は 外枠即ちハウジング９０がリング形状要素９の外径表面に補完嵌合する場合の形 状を開示する。またリング形状要素は的確な嵌合を保証すべくハウジング内の凹 みと嵌合してインタロックを行う突起９９を備え得る０図１３に示す如く、リン グ形状要ｌＩ９はハウジング端壁５２と一体に形成され得るので、それによって リング形状要１４９のハウジング端壁５２への固着要求を緩和する。また分割電 機子要素２６はリング形状要素と固定子組立品とを適切位置に配置させる機能を 有するストッパ９７を備え得る。

他の既知の固定子支持配列構成の固定方法もまたその断面形状やハウジング端壁 ５２関連構造の如何に拘らず使用可能である１例えばリベット、ねじ、ボルト、 接合用接着剤、エポキシ樹脂、工大技術、圧着、溶接、インタロックノツチ等の ような種々異なったリング形状要素の外枠即ちハウジングへの結合手段もまた使 用可能である。しかし本発明はどの特定結合技術にも限定されるものではない。

本発明をここに図示した実施例と関連付けて記述したけれども、種々な修正、代 替えその他が本発明の精神を逸脱することなくなされ得ることは当業者には明ら かであろう。これらの修正、代替えその他は、そのいづれもが以下の特許請求の 範囲の記載によって規定される発明の範囲内に止まるように考えている。

Claims (25)

【特許請求の範囲】
1. １．誘導子型ダイナモ電気機械の固定子組立品は、長手中心軸廻りの円周方向隔 離配置の、一個以上の端部で支持される複数の静止Ｃ型形状分割電機子要素を備 え、Ｃ型形状分割電機子要素の各々が該電機子要素の基部上に一個の電機子巻線 を有して該電機子要素基部両端の各々から内半径方向に延びる脚部を備えてなる 前記固定子組立品に対する支持配列構成において、円周方向隔離配置のＣ型形状 分割電機子要素の基部上への挿入を可能ならしめる寸法を有する非磁性の熱良導 性リング形状要素を備える、また該電機子要素の基部が該Ｃ型形状分割電機子要 素を半径方向に配列するようにして該リング形状婆素の内側部分に接触し、該リ ング形状要素の外側表面が前記分割電機子要素からの熱を伝達するようにダイナ モ電気機械の外枠に接触してなる固定子組立品に対する支持配列構成。
2. ２．請求項１において、前記リング形状要素が前記円周方向隔離配置のＣ型形状 分割電機子要素の基部の上に圧入されてなる固定子組立品に対する支持配列構成 。
3. ３．前記リング形状要素内に円周方向隔離配置で中心軸方向に向けられた複数の 凹みを更に備え、該凹みが前記Ｃ型形状分割電機子要素の一つの基部を受容する 寸法に形成され、該Ｃ型形状分割電機子要素の基部が対応する該リング形状要素 内中心軸方向凹みの中へ挿入可能にできてなる請求項１に記載した固定子組立品 に対する支持配列構成。
4. ４．請求項３において、前記リング形状要素が長脚部と短脚部とを備えるＬ型形 状の断面を含み、該リング形状要素がＣ型形状分割電機子要素の上に配置される とき該長脚部が中心軸方向に向けられ該短脚部が長手中心軸対応の内半径方向に 向けて突き出てなる固定子組立品に対する支持配列構成。
5. ５．請求項２乃至４のいづれかにおいて、前記リング形状要素の外径表面が前記 ダイナモ電気機械の外枠との熱良導性接触関係を有してなる固定子組立品に対す る支持配列構成。
6. ６．前記リング形状要素内で円周方向に走る通路を更に備え、該通路が中に熱良 導性流体の受容能力を有してなる請求項５に記載した固定子組立品に対する支持 配列構成。
7. ７．請求項６において、前記リング形状要素が箔を内包した円周方向に走る通路 を内蔵してなる固定子組立品に対する支持配列構成。
8. ８．請求項１において、前記リング形状要素が前記端部の一つと接触してなる固 定子組立品に対する支持配列構成。
9. ９．前記リング形状要素を前記端部の一つに固定する手段を更に備えてなる請求 項８に記載した固定子組立品に対する支持配列構成。
10. １０．請求項１において、前記リング形状要素がダイナモ電気機械の外枠の端壁 に一体に構成されてなる固定子組立品に対する支持配列構成。
11. １１．請求項１０において、前記リング形状要素がテーパ付の内径表面を有し、 該テーパ付内径表面が前記Ｃ型形状分割電機子要素のテーパと補完関係を有して なる固定子組立品に対する支持配列構成。
12. １２．請求項１０において、前記リング形状要素がテーパ付の外径表面を有し、 該テーパ付外径表面が前記外枠のテーパと補完関係を有してなる固定子組立品に 対する支持配列構成。
13. １３．一個の電機子巻線を外側に有する基部と該基部両端の各々から延びる脚部 とをそれぞれに備えて長手中心軸廻りに円周方向隔離配置される複数の静止Ｃ型 形状分割電機子要素と、 該Ｃ型形状分割電機子要素の脚部を内半径方向に延長配置した状態で該Ｃ型形状 分割電機子要素を支える一個以上の端部と、 該円周方面隔離配置のＣ型形状分割電機子要素の基部の上に挿入可能な寸法に成 形された非磁性の熱良導性リング形状要素とを備え、 該電機子要素の基部が該Ｃ型形状分割電機子要素を半径方向に配列した状態で該 リング形状要素の内側部分と接触し、該リング形状要素の外側表面が前記分割電 機子要素からの熱を伝達するようダイナモ電気機械の外枠に接触してなる誘導子 型ダイナモ電機機械の固定子組立品。
14. １４．前記円周方向隔離配置のＣ型形状分割電機子要素の基部の上に挿入可能な 寸法に成形された第二の非磁性の熱良導性リング形状要素を更に備え、該電機子 要素の基部が該第二のリング形状要素の内側部分に接触し、該リング形状要素の 外側表面が前記外枠に接触して、前記リング形状要素の各々が前記円周方向隔離 配置のＣ型形状分割電機子要素の基部のそれぞれ反対側の端部の上に中心軸方向 に隔離配置されてなる請求項１３に記載した誘導子型ダイナモ電気機械の固定子 組立品。
15. １５．請求項１４において、少なくとも前記リング形状要素の一つが前記円周方 向隔離配置のＣ型形状分割電機子要素の基部の上に圧入されてなる誘導子型ダイ ナモ電気機械の固定子組立品。
16. １６．少なくとも前記リング形状要素の一つの中に円周方向隔離配置で中心軸方 向に向けられた複数の凹みを更に備え、該凹みが前記Ｃ型形状分割電機子要素の 一つの基部を受容する寸法に成形され、該Ｃ型形状分割電機子要素の基部が対応 する該リング形状要素内中心軸方向凹みの中へ挿入可能にできてなる請求項１５ に記載した誘導子型ダイナモ電気機械の固定子組立品。
17. １７．請求項１６において、少なくとも前記リング形状要素の一つが長脚部と短 脚部とを備えるＬ型形状の断面を含み、該リング形状要素がＣ型形状分割電機子 要素の上に配置されるとき該長脚部が中心軸方向に向けられ該短脚部が長手中心 軸対応の内半径方向に向けて突き出てなる誘導子型ダイナモ電気機械の固定子組 立品。
18. １８．請求項１５乃至１７のいづれかにおいて、少なくとも前記リング形状要素 の一つの外径表面が前記ダイナモ電気機械の外枠との熱良導性接触関係を有して なる誘導子型ダイナモ電気機械の固定子組立品。
19. １９．少なくとも前記リング形状要素の一つの中で円周方向に走る通路を更に備 え、該通路が中に熱良導性流体の受容能力を有してなる誘導子型ダイナモ電気機 械の固定子組立品。
20. ２０．請求項１９において、少なくとも前記リング形状要素の一つが箔を内包し た円周方向に走る通路を内蔵してなる勝導子型ダイナモ電気機械の固定子組立品 。
21. ２１．請求項１４において、少なくとも前記リング形状要素の一つが前記端部の 一つと接触してなる誘導子型ダイナモ電気機械の固定子組立品。
22. ２２．少なくとも前記リング形状要素の一つを前記端部の一つに固定する手段を 更に備えてなる請求項２１に記載した誘導子型ダイナモ電気機械の固定子組立品 。
23. ２３．請求項１３において、前記リング形状要素がダイナモ電気機械のハウジン グの端壁に一体に構成されてなる誘導子型ダイナモ電気機械の固定子組立品。
24. ２４．請求項２３において、前記リング形状要素がテーパ付の内径表面を有し、 該テーパ付内径表面が前記Ｃ型形状分割電機子要素のテーパと補完関係を有して なる誘導子型ダイナモ電気機械の固定子組立品。
25. ２５．請求項２４において、前記リング形状要素がテーパ付の外径表面を有し、 該テーパ付外径表面が前記ハウジングのテーパと補完関係を有してなる誘導子型 ダイナモ電気機械の固定子組立品。