JPH06510988A - 合成ペプチドを用いてのhtlv−1とhtlv−2との区別 - Google Patents

合成ペプチドを用いてのhtlv−1とhtlv−2との区別

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 合成ペプチドを用いてのHTLV−IとHTLV−IIとの区別発明の背景 本発明は、一般的には試験試料中にヒトTリンパ球向性ウィルス(Huffla n T−Cell Lymphotropic Virus) I型及び■型( ■几V−1及びHTLV−11)に対する抗体を検出するのに有用な方法に係わ り、より具体的にはHTLV−I及びHTLV−Ifそれぞれに特異的な合成ペ プチド、及びHTLV−Iに対する抗体と)ITLV−■に対する抗体とを区別 して検出するのに有用であり、それによってHTLV−1感染とHTLV−II 感染とを区別して診断することを可能にする方法に係わる。
HTLV−Iがヒトを発病させることは公知であるが、IITLV−Hの方は疾 病との関連性が明白になっていない。疫学的データによれば、)ITLV−Iに 関して血清陽性であると確認された米国人給血者の約50%が実はHTIJ−I Iに感染している( Lee等の未公表の観察)。従って、給血者に適宜告知及 び助言できるように上記2種のウィルス同士を区別し得ることが差し迫って要求 される。
HTLV−1感染に関する現行のスクリーニングイムノアッセイでは、HTLV −1に対する抗体が検出されると同時に、程度はより低いがHTLV−IIに対 する抗体も検出される。ウェスタンプロフト法(VB)及びラジオイムノ沈降ア ッセイ(RIPA)といった血清学的方法はEIAより特異的であるが、この方 法で上記2種のウィルス同士を区別することはできない。
今日まで、IITLV−IとHTLV−IIとの区別はプロウィルスの制限マツ ピングやDNA配列決定といった分子遺伝学的技術の適用、及びIITLV−1 またはIITLV−11に特異的なプライマーを用いるポリメラーゼ連鎖反応( PCR)によってしか行なえていない。これらの操作では検査するべき患者から 得たリンパ球を用いなければならず、リンパ球は明らかに血清または血漿試験試 料より採取及び貯蔵しにくい。即ち、上記のような技術は、時間及び経費が掛か り、特別の設備が必要であり、かつ容易に自動化できないという点でその有用性 が限られている。
Yoshidaの米国特許第4.525.300号及び同第4.804.746 号に、ヒト白血病ウィルス関連ペプチドに対する抗体を調製する方法が開示され ている。開示されるこの抗体はヒト白血病ウィルスに結合することができる。
る合成ペプチドに対して産生された、HTLV−1と反応するモノクローナル抗 体の調製が報告されている。この報告によれば産生されたクローンの幾つかは、 HTLV−Iウィルス単離物には結合したがHTLV−11には結合しなかった 。
1986年3月27日付で公開されたSLamonのPCT出願第PCT/1l s85101803号に、固体支持体に固定したHTLVゲノム由来の合成また はクローン化ポリペプチドまたはタンパク質と共に試料をインキュベートするこ とによって該試料中にHTLv−■及びHTLV−IIに対する抗体を検出する 方法が開示されてイル。上記PCT出願の開示j: IJ HTLV−1(!:  )ITLV−IIとを区別して診断する方法が含まれ、この方法はタンパク質 の免疫沈降と、それに続< SDS PAGE電気泳動などの方法による分子量 決定とを必要とする。しかし、SDS PAGE電気泳動は容易に自動化したり 、通常の実験用途に適した形態に変換したりできない。
Wuの米国特許第4.689.398号には、HTLVに特異的な抗体を試験試 料中に検出するのに用いられ得る別の一群のHTLvゲノム配列由来の合成ペプ チドが開示されている。
1988年5月18日付で公開された1lasanoriのヨーロッパ特及び! 遺伝子タンパク質を含み、このタンパク質に対する抗体を試料中に検出するのに 用いられ得るデバイスが開示されている。しかし、このデバイスはRTLV−I に対する抗体とHTLV−■に対する抗体とを区別し得ない。
のマツピングと、特異的モノクローナル抗体の産生に有用なペプチドの合成とが 報告されている。前記ペプチドは)ITLVに対する抗体を検出するイムノアッ セイに用いられ得る。この報告では更にgp46タンパク質の、HTLV−1と HTLV−■とによって共有されておらず、従って前記2種のウィルスに対する 抗体を区別して検出するのに用いられ得る領域の存在が、確認はされていないが 示唆されている。
■989年9月21日付で公開されたVahlne等のPCT出願公開第wo8 9108664号(PCT出願第PCT/5E89100126号)に、HTL V−Iゲノムの!領域に由来する別の合成ペプチド類が開示されており、これら のペプチドはIITLV−Iウィルスに対する抗体の検出に用いられ得る。II TLV−Iに対する抗体とHTLV−IIに対する抗体との区別については何も 述べられていない。
1990年7月26日付で公開されたUnited Biomedical I nc。
のPCT出願公開第W090108162号には、HTLV−I反応性抗体の検 出及びATL(成人T細胞白血病/リンパ腫)の診断に用いられる合成ペプチド 類が開示されている。これらのペプチドはHTLV−Iのエンベロープタンパク 質のトランスメンプラン断片(p21e)及び外部断片(gp46)に由来する 。このPCT出願公開には、上記ペプチドを用いるイムノアッセイも開示されて いる。ここに開示された1種以上のペプチドは、HTLV−Iに関する5ynt hEI^(登録商標)(Olympus Carp、。
Lake 5uccess、 NY)において用いられる。
1990年3月5日付で公開されたBlombergのPCT出願公開第W09 0/10231号に、HTLV−I及びHTLV−11i、:対する抗体の、こ れらのウィルスの出及び!領域に由来する合成ペプチドへの結合を検出すること により前記抗体同士を区別して検出する方法が開示されている。ここに開示され た方法は、個々の試料について4回以上のイムノアッセイの実施を必要とし、従 って多数の試料を通常のようにスクリーニングするには不都合であろう。
1990年12月27日付で公開されたvahlne等のPCT出願公開第10 90/15820号に、HTLv−■特異的す抗体ト免疫学的ニ反応するペプチ ド及び該ペプチドに由来する抗体が開示されている。上記ペプチドのうちの幾つ かはHTLV−I感染とHTLV−U感染とを区別し得る。
最近R,B、 La1等が、HTLV−IとHTLV−IIとの区別ニ用イられ 得る合成ペプチドを用いてHTLV−1をIITLV−IIから血清学的に区別 することについて述べている。R,B、 Lal etal、、 J、 Inf ectious Diseases 163. pp、 41−46 (Jan uary。
]−991)を参照されたい。La1等は特に、HTLV−1の“Env−5” (アミノ酸242〜257)がHTLV−1の免疫優性ドメインに該当したこと 、及びENV−5に基づ(ELIS^によって■TLV−IとHTLV−IIと の区別が可能となったことを報告している。最近公表された上記論文、及び区別 について述べている最も新しい2件の特許出願を除けば、上述の先行技術はいず れも1iTLV−I及びHTLV−IIに対する特異的抗体の検出を目的として いる。しかし、HTLV−1及びHTLV−IIに対する抗体の有効な検出と該 抗体同士の区別とを簡単に実現する詳細な方法は、いまだに開示されていない。
HTLV−I及びIITLV−nに対する抗体を検出し、かつ該抗体同士を区別 するためには、両ウィルスにおいてユニークな抗原決定基を同定しなければなら ない。タンパク質」二の抗原決定基は、Hopp andの方法を用いて親水性 領域を同定すること、及びKarplusand 5chultz、 Natu rvissenschaften 72. pp、 212−213(1985 )の方法を用いてフレキシブル領域を同定することにより予測されている。抗原 決定基はタンパク質配列の親水性領域及びフレキシブル領域に局在していると考 えられる。
抗原決定基は、タンパク質の分解またはin vitro合成によって製造した ペプチドの免疫学的試験によって経験的に同定されてもいる。
従って、IITLV−1またはHTLV−IIに対する抗体の存在を検出すると 共に各ウィルスに対する抗体同士を有効に区別する方法が提供されれば有利であ ろう。そのような方法は医師にとって、疾病をより詳細に診断すること、従って 患者により適切な助言及び治療を施すことを可能にする有用な平文てとなろう。
この方法は好ましくは、日常的な実験での使用を容易にし、かつ感度及び特異性 に優れた結果をもたらす、単純だが再現可能な形態を有する。
発明の概要 本発明は、試験試料において1(TLV−Iに対する抗体を)ITLV−nに対 する抗体から区別する方法を提供する。先に述べた諸技術の組み合わせを用いて 、HTLV−I及びHTIJ−■のgp46 env及びp19 gagタンパ ク質の抗原領域を同定した。
ペプチドにアミノ酸を付加したり、ペプチドからアミノ酸を除去したりすると当 該ペプチドの抗体への結合能に重大な影響が及ぶので、抗原領域を体系的に調べ ることによって、ユニークでかつ先に述べたペプチドよりも優れている抗原性配 列を同定した。本発明は、(a )HTLV−Iに対する抗体が試験試料中に存 在することを確認し、この確認は(+)試験試料をHTIJ−1に特異的な少な くとも1種のペプチドと接触させて混合物を形成し、(U)この混合物を抗原− 抗体複合体の生成に十分な条件下に十分な時間インキュベートし、(±)生成し た複合体を、抗ヒトIgG抗体に結合させたシグナル発生化合物を含む指示薬と 接触させて第二の混合物を形成し、(tv)第二の混合物を抗原−抗体−抗体複 合体の生成に十分な条件下に十分な時間インキュベートし、(V)測定可能なシ グナルの検出によりFITLV−Iに対する抗体の存在を確認することによって 行ない、(b )HTLV−IIに対する抗体が試験試料中に存在することを確 認し、この確認は(i)試験試料をHTLV−11に特異的な少なくとも1種の ペプチドと接触させて混合物を形成し、(if)この混合物を抗原−抗体複合体 の生成に十分な条件下に十分な時間インキュベートし、(tii)生成した複合 体を、抗ヒトIgG抗体に結合させたシグナル発生化合物を含む指示薬と接触さ せて第二の混合物を形成し、(汁)第二の混合物を抗原−抗体−抗体複合体の生 成に十分な条件下に十分な時間インキュベートし、(v)測定可能なシグナルの 検出によりHTLV−IIに対する抗体の存在を確認することによって行ない、 (c)RTLV−1及びHTLV−IIに関して試験試料の反応パターンを決定 してHTLV−1とHTLV−IIとを区別することを含む方法を提供する。
HTLV−I合成ペプチドのアミノ酸配列は、5eiki et al、。
Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 US^80. pp、 36 18−3622 (1983)によって公表された予測アミノ酸配列から得た。
HTIJ−Iに特異的なペプチドには、HTLV−I env−1(配列番号1 )、HTLV−1env−2(配列番号2)、HTLV−I env−3(配列 番号3)、HTLV−I env−4(配列番号4)、HTLV−1env−5 (配列番号5)HTLV−I gag−2(配列番号8)、HTLV−I ga g−3(配列番号9)、HTLV−I gag−4(配列番号10)、IITL V−I gag−5(配列番号11)、HTLV−1gag−6(配列番号12 )及びHTLV−1gag−7(配列番号13)も含まれる。
HTLV−II合成ペプチドのアミノ酸配列は2種のHTLV−TInプロトタ イプ予測アミノ酸配列から得た。Mo IITLV−11プロトタイプのアミノ 酸配列は、Shimotohno et al、、 Proc。
Natl−Acad、 Sci、 US^82. pp、 3101−3105  (1985)によって公表されている。NR^IITLV−11プロトタイプ の配列は未公表データである。IITLV−11に特異的なペプチドには、れも Mo配列である。
本発明は、抗HTIJ−I抗体と抗FITLV−II抗体とを区別する本発明の ペプチドを収容したキットも提供する。
発明の詳細な説明 本発明は、HTLV−IまたはHTLV−IIに対する抗体を当該抗体の合成ペ プチドへの結合を検出することによって検出する方法を提供する。
最近公開されたPCT出願公開第W090/15820号(前掲)の場合を除き 、HTLV−I gp46に関して先に述べたペプチドは共通の領域内に位置す る。本出願人は、前記領域においてユニークで優れたペプチド配列を同定すると 共にHTLV−1斗の第二の抗原性領域において、HTLV−Iに特異的であり 、かつHTLV−IIと交叉反応しない新規なペプチド配列を同定した。HTL V−1合成ペプチドのアミノ酸配列は、5eiki etal、、 Proc、  Natl、Acad、 Sci、 US^80. pp、 3618−362 2(1983)によって公表された予測アミノ酸配列から得た。本出願人は、H TLV−11gp46 envのこれまで未同定の領域においてI(TLV−I Iに特異的であるユニークなペプチド配列を同定し、しかも従来同定済みの抗原 性領域でもユニークで優れたペプチド配列を同定した。HTLV−II合成ペプ チドのアミノ酸配列は2種のHTLV−nプロトタイプの予測アミノ酸配列から 得た。Mo HTLV−11プロトタイプのアミノ酸配列は、Shimotoh no et al、、Proc、Natl、^cad、Sci、US^ 82゜ pp、 3101−3105 (1985)l: ヨーy テ公表されテイル。
NRA HTLV−■プロトタイプの配列は未公表データである。水出願人ハマ タ、HTLV−1p19 gag及びHTLV−11p19 gagノ抗原性領 域においてHTLV−1及びHTLV−IIにそれぞれ特異的であるユニークな ペプチド配列も同定した。
本発明の方法は通常、試験試料を、少なくとも1種のHTIJ−IまたはIIT LV−IIペプチドを結合させた固相と接触させて混合物を形成することを含む 。形成した混合物は、抗原−抗体複合体の生成に十分な条件下に十分な時間イン キュベートする。生成した複合体を、シグナル発生化合物に結合させた抗ヒト抗 体を含む指示薬と接触させて第二の混合物を形成する。第二の混合物を、抗原− 抗体−抗体複合体の生成に十分な条件下に十分な時間インキュベートする。発生 された、測定可能な/グナルを検出することによって、固定された抗体の存在を 確認する。試験試料をHTLV−■に対する抗体とHTLV−11に対する抗体 とに関して別個に調べることによって、HTLV−I感染とIITLV−II感 染とを区別する有効な方法を実現することができる。
“固相“は重要でなく、当業者によって選択され得る。
即ち、ラテックス粒子、微小粒子、ビーズ、膜、プラスチックチューブ、マイク ロタイターウェルの壁、及びタンニン酸処理したヒツジ赤血球のいずれもが好適 例である。ペプチドを固相に固定する適当な方法には、イオン性相互作用、疎水 性相互作用、共有結合性相互作用等が含まれる。有用な固相の適用に関して用い られ得る方法論の範囲は、当業者には認識されよう。
“試験試料”はヒトまたは動物の血清、血漿、腹水、尿、脳を髄液といった生物 学的液体もしくは他の任意の身体成分、または問題の抗体を含有するかもしれな い任意の組織培養上清の試料であり得る。
適当な”指示薬”は、試験試料に由来する抗体に特異的な結合メンバーに接合( 結合)させた、外的手段によって検出され得る測定可能なシグナルを発生し得る シグナル発生化合物(ラベル)であり得る。指示薬は、試験試料由来の抗体に特 異的な結合対の抗体側メンバーであると同時に、ビオチン−抗ビオチン、アビジ ン−ビオチン、炭水化物−レクチン、相補的ヌクレオチド配列、エフェクター− レセプター分子、酵素補因子−酵素、酵素阻害物質−酵素等のようなハブテン− 抗ハプテン結合対を含めた任意の結合対の一方のメンバーでもあり得る。
考えられる様々な“ノブナル発生化合物”(ラベル)は、色原体、酵素などの触 媒、フルオレセイン及びローダミンなどの発光化合物、化学発光化合物、放射性 元素、及び直接視覚化可能なラベルなどである。酵素の例にはアルカリホスファ ターゼ、セイヨウワサビペルオキシダーゼ、β−ガラクトシダーゼ等が含まれる 。特定ラベルの選択は重要でないが、ラベルは単独で、または1種以上の付加的 物質との組み合わせにおいてシグナルを発生し得る物質である。
本発明の一興体例では、HTLV−IまたはHTLV−IIに対する抗体に特異 的である本発明の合成ペプチドのうちの少なくとも1種をポリスチレンビーズに 固定する。次に、ビーズをヒトの血清、血漿または他の体液の稀釈試験試料と共 に所与の条件下に適当な時間インキュベートし、この間に抗体はビーズに固定さ れたペプチドに特異的に結合する。
その後ビーズを洗浄して、存在し得る一切の未結合タンノ(り質を除去する。続 いて第二のインキュベーションを行ない、その際ビーズを、適当なシグナル発生 化合物で標識した抗ヒト抗体から成る指示薬と共にインキュベートする。
適当な検出システムによってビーズに固定された標識抗ヒト抗体複合体の量を、 検出可能なシグナルの測定により決定し得る。それによって、HTLV−tまた はHTLV−■に対する特異的抗体が試験試料中に存在することが確認される。
試験試料の、HTLV−Iに対する抗体に関する反応パターンとHTLV−II に対する抗体に関する反応パターンとを比較すれば、HTLV−iへの感染とH TLV−IIへの感染とを区別することができる。
本発明の第二の具体例では、HTLV−IまたはHTLV−IIに特異的である 本発明の合成ペプチドのうちの少なくとも1種をポリスチレンビーズに固定する 。次に、ビーズを試験試料または稀釈試験試料、及び抗ヒl−TgGに結合させ たシグナル発生化合物と共に所与の条件下に適当な時間インキュベートし、この 間に抗体はビーズに固定されたペプチドに特異的に結合し、同時に指示薬にも結 合する。ビーズに固定された標識抗ヒト抗体複合体の量は、発生された測定可能 シグナルの検出によって決定し得る。こうして、I’1TLV−■またはHTL V−I[に対する抗体が試験試料中に存在することがただ1回のインキュベーシ ョンによって確認できる。
試験試料の、HTLV−1に対する抗体に関する反応、(ターンとHTLV−H に対する抗体に関する反応パターンとを比較すれば、HTLV−Iへの感染とH TIJ−IIへの感染とを区別することができる。
本発明の第三の具体例では、HTLV−Iに対する抗体がまたはHTLV−II に対する抗体に特異的である本発明のペプチドのうちの少なくとも1種をニトロ セルロース膜に固定する。ニトロセルロース膜への固定の前に上記ペプチドを同 じペプチド、他のペプチド、またはBS^、キーホールリンペット(keyho le limpet)ヘモンアニン、オボアルブミン等といった様々な担体タン パク質に接合または架橋結合させることが可能である。試験試料を稀釈し、ペプ チドを固定した上記膜上で抗原−抗体複合体の生成に十分な条件下に十分な時間 インキュベートする。その後、膜表面を洗浄して未結合のタンパク質を除去し、 第二のインキュベーションでは膜を、ソゲナル発生化合物で標識した抗ヒト抗体 から成る指示薬と共にインキュベートする。発生された測定可能シグナルを適当 な検出システムで検出することにより、膜に固定された標識抗ヒト抗体の量を決 定し、即ちHTLV−■またはHTLV−11に対する抗体の存在を確認する。
検出システムによって認識されるシグナルのレベルの定量化によって、試験試料 中に存在する特異的抗体の量の定量化が可能となる。試験試料の、HTIJ−1 に対する抗体に関する反応パターンとHTLv−nに対する抗体に関する反応パ ターンとを比較すれば、HTLV−1への感染とHTIJ−IIへの感染とを区 別することができる。
上記以外の様々な固相を用いる池の例も考えられ、それらは本発明の範囲内であ る。例えば、いずれも本明細書に参考として含まれる、本願と同じ出願人による 同時係属米国特許出願第150.278号(ヨーロッパ特許出願公開第0326 100号に対応)及び米国特許出願第375.029号(ヨーロッパ特許出願公 開第0406473号)に開示された、負に荷電されたポリマーを伴った固定可 能な反応複合体を固定するイオン捕捉法を本発明により用いて、迅速な溶液相の 免疫化学反応を実現し得る。固定可能な免疫複合体を反応混合物のその池の成分 から、負に荷電したポリアニオン/免疫複合体と予め処理して正に荷電した多孔 質マトリックスとのイオン性相互作用によって分離し、かつ本明細書に参考とし て含まれる、本願と同じ出願人による同時係属米国特許出願第921.979号 (ヨーロッパ特許出願公開第0273115号に対応)に開示された化学発光シ グナル測定法に述べられているものを含めた、先に述べたような様々なシグナル 発生糸を用いることによって検出する。
本発明の方法は、固相が微小粒子から成る自動及び半自動システムを含めた、微 小粒子技術を用いるシステムでの使用にも適合し得る。そのようなシステムには 、本明細書に参考として含まれるヨーロッパ特許出願公開第0425633号及 び同第0424634号にそれぞれ対応する係属中の米国特許出願第425.6 51号及び同第425.643号に開示されたシステムなどが有る。
イムノアッセイのための走査トンネル顕微鏡検査法の使用も、本発明の方法が容 易に適合し得る技術の−っである。
走査プローブ顕微鏡検査法、特に原子力(atomic force)顕微鏡検 査法では捕捉相、例えば選択した1種以上の本発明ペプチドを同相に何着させ、 固相の表面に存在し得る抗原−抗体複合体の検出に走査プローブ顕微鏡を用いる 。走査トンネル顕微鏡検査法を用いることによって、多くのイムノアッセイ系で 抗原−抗体複合体の検出に通常用いなければならないラベルが不要となる。この ような系は、本明細書に参考として含まれる、本願と同じ出願人による係属中の 米国特許出願第662.147号に開示されている。
本発明は固相の使用が好ましいことを開示しているが、本発明のペプチドは非固 相アッセイ系で用い得ると考えられる。非固相アッセイ系は当業者に公知であり 、かつ本発明の範囲内に有ると看做される。
本出願人は、HTLV−I及びHTLV−IIそれぞれの適当な合成ペプチドを 選択し、かつそれらのペプチドで固相を被覆することによってHTLV−Iに対 する特異的抗体をHTLV−IIに対する抗体から分離して検出し、それによっ て前記2種のウィルスへの感染を区別して診断することを容易にする試験を設計 することができた。HTLV−Iに対する抗体の特異的検出に適したペプチドは 本明細書において特定してあり、の特異的検出に適したペプチドも本明細書にお いて特定しアッセイに用いる試薬は、1個以上のバイアルや瓶などの容器を有す るキットの形態で提供され得ると考えられ、その際各容器もしくはバイアルは稀 釈剤、指示薬、シグナル発生化合物、少なくとも1種の本発明ペプチドを含むア ッセイ試薬等といった個別の試薬を収容する。
本発明を、本発明の思想及び範囲を非限定的に説明するsic Press、  New York (1979)所収のBarany及びMerrifield の論文(pp、 1−284)に述べられている当業者に公知の操作を用いてア ミノ酸を固相に段階的に添加することによりペプチドを合成した。操作は大路次 のとおりであった。合成はC末端からN末端へと進行させた。N−保護アミノ酸 を用い、その際Nはt−プチルオキシ力ルボニル(t−Boc)であった。C末 端t−Bocアミノ酸を固相に結合させた。t−Boc保護基をトリフルオロ酢 酸で除去して遊離アミン基を残し、次のアミノ酸に結合させた。連続的にt−B ocアミノ酸を添加し、DCC(N−N’−シンクロへキンル力ルポジイミド) などの試薬を用いて結合させてから保護基を除去した。ペプチド完成後に最後の t−Boc保護基を除去し、無水フッ化水素を用いることによってペプチドをポ リマーから切断した。
上述のように製造したペプチドで、[ITLV−1に対する抗体の捕捉のための 固体支持体として機能するポリスチレンビーズを、当業者に公知の操作を用いて 被覆した。操作の概略を述べれば、ポリスチレンビーズを蒸留水で洗浄し、リン 酸緩衝塩水(PBS)溶液中に0.O1〜50μg/mlの量で存在させた1種 以上のペプチドと共に40℃で2時間インキュベートした。ビーズを1回、0. 1%のTriton X−100(登録商標)を含有するPBSで1時間洗浄し 、PBS中の2%ウシ血清アルブミン(BSA)で1時間ブロックし、PBS中 の5%スクロースで15分間保護被覆し、その後乾燥した。
この実施例でHTLV−Iに対する抗体の検出のための固相番号l)と、アミノ 酸237〜260に対応するペプチドI(TLV−Ienv−4(配列番号5) とで同時被覆した(co−coated)。
精製ヒトIgGでヤギを公知方法に従い免疫することによって、抗ヒトIgG抗 血清を製造した。得られた抗血清をアフィニティ精製し、セイヨウワサビペルオ キシダーゼ(HRPO)で標識した。
方法 試料を試料稀釈緩衝液で、稀釈率1・2から1 : 1000に稀釈した。20 0μlの稀釈試料を反応トレイ内で被覆ビーズと共に40℃で60分間インキュ ベートした。完全に洗浄したビーズを、適当な稀釈液で稀釈したヤギ抗ヒトHR POと共に40℃で30分間インキュベートした。ビーズを再び完全に洗浄した 。ビーズに固定されたHRPOの量を、0−フェニレンジアミン: 2)1(j  (OPD)試薬と共に室温で30分間インキュベートすることによって定量し た。前記インキュベーションの終了時、1. OmlのIN硫酸を添加して発色 反応を停止させた。
得られた溶液の492/600nmでの吸光度を測定することによって発色度を 決定した。
結果 HT L Vに対する抗体に関して陽性であることをり、 W、 An−der son et al、、 Blood 74. pp、 2585−2591  (1989)の方法によって予め確認し、かつ)ITLV−I陽性であることを PCHによって確認した一群の試験試料に本発明の方法を適用したところ、HT LV−1に対する抗体に関して陽性である57試料中55(96,5%)を検出 することができた。
実施例2 実施例1に述べたように製造したペプチドで、■TLV−IIに対する抗体の捕 捉のための固相として用いるポリスチレンビーズを次のように被覆した。ポリス チレンビーズを15%v/vイソプロパツールで洗浄し、リン酸緩衝塩水(PB S)溶液中に0.01〜50μg/mlの量で存在させた1種以上のペプチドと 共に40℃で2時間インキュベートした。ビーズを1回、0815%のTrit on X−100(登録商標)を含有するPBSで1時間洗浄し、かつPBS中 の2%ウシ血清アルブミン(BSA)で1時間ブロックしてから室温で20分間 PPBS中5%スクロースで保護被覆し、その後乾燥した。
この実施例ではHTLV−nに対する抗体を検出するべく、た。
精製ヒトIgGでヤギを免疫することによって抗ヒトIgG抗血清を製造した。
得られた抗血清を、当業者に公知の標準的方法によりアフィニティ精製し、かつ セイヨウワサビベルオキシダーゼ()IRPO)で標識した。
方法 試料を試料稀釈緩衝液で、稀釈率1:2から1 :、1000に稀釈した。20 0μmの稀釈試料を反応トレイ内で被覆ビーズと共に40℃で60分間インキュ ベートした。完全に洗浄したビーズを、適当な稀釈液で稀釈したヤギ抗ヒトHR POと共に40℃で30分間インキュベートした。ビーズを再び完全に洗浄した 。ビーズに固定されたHRPOの量を、0−フェニレンジアミン: 2)1cl (OPD)試薬と共に室温で30分間インキュベートすることによって定量した 。前記インキュベーションの終了時、1.0mlのIN硫酸を添加して発色反応 を停止させた。
基質の492/600nmでの吸光度を測定することによって発色度を決定した 。
結果 1(TLVに対する抗体に関して陽性であることを^ndersonの方法(前 出)によって確認し、かつ1(TLV−nに関して陽性であることをPiによっ て確認した一群の試験試料に上述の方法を適用したところ、この試験で74試料 中72(97,3%)を検出することかて者だ。
RTLV−IまたはFITLV−IIに対する抗体の検出試薬を実施例2と同様 に製造し、但しビーズの被覆はペプチドHTLV−I gag−1(配列番号7 )、HTLV−It gag−3(配列番号27)、HTLV−II env− 8(配列番号7)及びHTLV−I env−1(配列番号l)それぞれで行な った。得られたビーズを本発明のアッセイ方法において、実施例1及び2の操作 に従って用いた。下記の表Iに掲げたデータは、実施例1.2及び3で得られた データの集成である。
実施例1.2及び3のへブチドを本発明の方法で用いることによって、IITL V−Iに対する抗体に関して陽性であると確認した57の試験試料を57とも( 100%)検出できたことも示した。くわえて、本発明の方法はHTLV−II に対する抗体に関して陽性であると確認した74試料中73(98,6%)の検 出も可能にした。
実施力11.2及び3の方法を用いて、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)で予め 分類した一群の試料を調べた。本発明を、HTl、’/−I及びHTLV−■に 対する抗体を検出し、かつこれらの抗体同士を区別するように設計された他の3 方法[PCR。
5ynthEl^”(Olympus Corp、、 Lake 5ucces s、 NYから入手可能)、及びSvennerholmによる方法(Vahl neのヨーロッパ特許出願公開第WO39108664号として前出)]と比較 した。試験したSvennerho1mペプチドはIITLV−I H,0、T 及びV並びにHTlj’−+1H10及びTであった。試験したBLoIIIb ergペプチドは、本発明開示のペプチドとほぼ同じ領域に存在する4種の好ま しい開示ペプチド(IGB、 2GB、 IEA及び2EA)であった。比較方 法はそれぞれ開示された好ましい方法に従ってか、または市販の5ynthET Aの場合製造者の推奨するプロトコルに従って実施した。比較結果を表工及び■ に示す。
確認状態 PCR結果 方法 確9 +1TLV−IT 73/74(98,6%) 9/31(29,0%)  5/12(41,7%)未確認 11T1、V−16/8(75%) 1./ 8(12,5%)1/3(33,3%)未確認++Tlv−n 3/9(33, 3%) 1/9(11,1%) O/2(096)血清陰性 0/+44(0% ) 5/44(11,4%)本、1試料でPC,R結果と矛盾。
t、 前出。
表■ 確認状態 PCB結果 方法 (96%)(98%)(86%)(72%)+it認HTI、V−114715 035150木 34150 40150本(94%)(68%)(68%)( 80%)杜 本発明の方法では二つのHTLV−I試料がこのペプチドと交叉反 応した。
Blomberg法ては24のHTLV−I試料が交叉反応した。
i; 前出。
この実施例に述べた方法を用いて、系統のきわめて明瞭な一群の試料を用いる、 HTLV−1に対する抗体のIITLV−11に対する抗体からの血清学的区別 を実際に行なった。他の配列を有するペプチドを用いる既存の方法と比較した場 合、本明細書に述べたペプチドは優れた感度及び特異性を示す。
ここに説明した本発明の方法は、参照のポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法に比 較して有効性が高く、かつ用いやすさの点てきわめて優れている。
試薬を実施例1.2及び3と同様に製造し、但しビーズの被11;!HTLV− 1env−6(配列番号6)(190〜213)、HTLV−I号9)(109 〜129)及びHTLV−11env−7(配列番号23)(186〜195) それぞれで行なった。実施例L 2及び3と同様の方法で実施した上記試薬を用 いる実験から得られたデータを表に纏め(表■)、先の実施例1.2及び3での 実験に関して得られたデータと比較した。
タンパク質 アミノ酸 HTLV−I反応性 HTLV−11反応性HTLV− 1gp46 174〜204 1.3/13HTIJ−r p19 103〜1 16 0/14HTLV−I p19 100〜129 14/14HTLV− r p19 109〜129 5/1.4表■に示したデータは、少数のアミノ 酸がペプチドに付加されたりペプチドから除去されたりすることによって当該ペ プチドの抗体結合能に重大な影響が及びかねないことを明示している。
ペプチドの反応性 試薬を実施例2と同様に製造し、但しビーズの被覆は配列番号1〜28のペプチ ドそれぞれで行なった。次の表■に示したデータは発生したデータの蓄積である 。各配列番号のペプチドの対応する呼称を当該配列番号の次に、括弧に入れて示 す。
配列番号1〜13のペプチドを本発明の方法で用いることによって、HTLV− 1に対する抗体に関して陽性であると確認した14の試験試料を14とも(10 0%)検出することが可能となり、その際F!TLV−IIに関する交叉反応性 は観察されないことが判明した。くわえて、本発明の方法は配列番号14〜28 の中から選択したただ1種のペプチドの使用によって、IITLV−IIに対す る抗体に関して陽性であると確認した14試料中9(64,3%)の検出を可能 にした。配列番号14〜28のへブチドのうちの1種、即ち配列番号25のペプ チドでのみ交叉反応が観察された。
表■ ペプチド アミノ酸 HTLV−I反応性 HTLV−If反応性札 これら3 種の配列はNRA IIT+、■−■プロトタイプに由来。
本明細書に提示した本発明の特定例の他の変更及び変形は当業者には明白であろ う。従って本発明は、添付した請求の範囲によってのみ限定されるものである。
配列表 (1)一般情報: (i)出願人: 5hin、 Jessie W。
Burczak、 John D。
Lee、 He1en !T。
0’Donnell、 Debra L。
(U)発明の名称二合成ペプチドを用いてのHTLV−IとHTLV−nとの区 別 (ffl)配列の数:28 (tv)郵便物の宛先: (A)宛名゛^bbott Laboratories(B)番地: One  Abbott Park Road(C)都市:Abbott Park (D)州: l1linois (E)国・tlsA (F)郵便番号: 60064−3500(v)コンピュータ読み出し形態: (A)媒体の種類 フロッピディスク (B)コンピュータ+ IBN PC互換機(C)オペレーティングシステム:  PC−DO3/MS−[10S(D)ソフトウェア: PatentIn R e1ease ltl、o、 Versionltl、 25 (vi)現出願データ: (A)出願番号: (B)出願口: (C)分類: (咄)弁理士/代理人情報: (A)氏名: Porembski、 Pr1scilla E。
(B)登録番号: 33.207 (C)参照/事件番号: 5013.US、■(Lx)電気通信情報: (A)電話: 708−937−4884(B)ファクス: 708−937− 9556(2)配列番号1に関する情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:31アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (U)配列の種類:ペプチド 1)ゲノム中の位置: (B)マツプ位置・174〜204 (幻)配列 Phe Leu Asn Thr Glu Pro Ser Gln Leu  Pro Pro Thr Ala Pro Pro Leu@Leu Pro )lis Ser Asn Leu Asp His Ile Leu  Glu Pro Ser Ile Pr。
(2)配列番号2に関する情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:34アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロン−;直鎖状 (if)配列の種類:ペプチド (vi)ゲノム中の位置。
(B)マツプ位置・180〜213 (xi)配列 Ser Gin Leu Pro Pro Thr^la Pro Pro L eu Leu Pro His Ser Asn Leu `sp His Ile Leu Glu Pro Ser Ice Pro Trp  Lys Ser Lys Leu Leu Thr Leu@Va1 (2)配列番号3に関する情報・ (+)配列の特徴・ (A)長さ:31アミノ酸 (B)型、アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (if)配列の種類:ペプチド (罎)ゲノム中の位置: (B)マツプ位置:227〜257 (幻)配列 Cys Ile Asp Arg Ala Ser Leu Ser Thr  Trp His Val Leu Tyr Ser Pro@Asn Vat Ser val Pro Ser Ser Ser Ser Thr  Pro Leu Leu Tyr Pr。
(2)配列番号4に関する情報: (i)配列の特徴。
(A)長さ:31アミノ酸 (B)型・アミノ酸 (D)トポロジー・直鎖状 (ti)配列の種類:ペプチド (vi)ゲノム中の位置 (B)マツプ位置=230〜260 (尤)配列 Arg Ala Ser Leu Ser Thr Trp His Val  Leu Tyr Ser Pro^sn Val Ser ua1 Pro Ser Ser Ser Ser Thr Pro Leu Leu  Tyr Pro Ser Leu Ala(2)配列番号5に関する情報: (i)配列の特徴: (A)長さ=24アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (if)配列の種類:ペプチド (vi)ゲノム中の位置・ (B)マツプ位置;237〜260 (xi)配列 His Val Leu Tyr Ser Pro^sn Val Ser V al Pro Ser Ser Ser Ser Thr or。
Leu Leu Tyr Pro Ser Leu^1a(2)配列番号6に関 する情報: (i)配列の特徴: (A)長さ=24アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (ij)配列の種類:ペプチド (vi)ゲノム中の位置: (B)マツプ位置:190〜213 (xi)配列 Leu Pro His Ser Asn Leu Asp His Ile  Leu Glu Pro Ser Ile Pro Trp@Lys Ser Lys Leu Leu Thr Leu Va1(2)配列番号7に 関する情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:30アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (■)配列の種類:ペプチド (Vi)ゲノム中の位置: (B)マツプ位置:100〜129 (xi)配列 Pro Pro Pro Ser Ser Pro Thr l1is Asp  Pro Pro^sp Ser Asp Pro Gin@l1e Pro Pro Pro Tyr Val Glu Pro Thr Ala  Pro Gin Val Leu(2)配列番号8に関する情報: (i)配列の特徴: (A)長さ・26アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー、直鎖状 (■)配列の種類:ペプチド (vj)ゲノム中の位置: (B)マツプ位置:104〜129 (xi)配列 Ser Pro Thr His Asp Pro Pro^sp Ser A sp Pro Gln Ile Pro Pro Pro syr Val Glu Pro Thr Ala Pro Gin Val Leu( 2)配列番号9に関する情報: (i)配列の特徴・ (A)長さ=21アミノ酸 (B)型、アミノ酸 (D)トポロジー・直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (vi)ゲノム中の位置: (B)マツプ位置、109〜129 (xi)配列 Pro Pro Asp Ser Asp Pro Gln Ile Pro  Pro Pro Tyr Vat Glu Pro Thr@Ala Pro Gln Val Leu (2)配列番号10に関する情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:14アミノ酸 (B)型・アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (n)配列の種類:ペプチド (vi)ゲノム中の位置: (B)マツプ位置:103〜116 (xi)配列 Ser Ser Pro Thr His Asp Pro Pro Asp  Ser Asp Pro Gin l1e(2)配列番号11に関する情報; (i)配列の特徴: (A)長さ・20アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー、直鎖状 (if)配列の種類:ペプチド (暢)ゲノム中の位置: (B)マツプ位置:100〜119 (xi)配列 Pro Pro Pr。
(2)配列番号12に関する情報: (量)配列の特徴: (A)長さ=28アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (if)配列の種類:ペプチド (糧)ゲノム中の位置: (B)マツプ位置=100〜127 (xi)配列 Pro Pro Pro Ser Ser Pro Thr His Asp  Pro Pro Asp Ser Asp Pro Gin@l1e Pro Pro Pro Tyr Val Glu Pro Thr Ala  Pro G1n1.20 125 (2)配列番号13に関する情報: (i)配列の特徴: (A)長さ=27アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (n)配列の種類:ペプチド (4)ゲノム中の位置: (B)マツプ位置:100〜126 (xi)配列 Pro Pro Pro Ser Ser Pro Thr His Asp  Pro Pro Asp Ser Asp Pro Gin@l1e Pro Pro Pro Tyr Val Glu Pro Thr Ala  Pr。
(2)配列番号14に関する情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:32アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (fi)配列の種類:ペプチド (vi)ゲノム中の位置: (B)マツプ位置:167〜198 (xi)配列 Pro Leu Trp Phe Ile Thr Ser Glu Pro  Thr Gin Pro Pro Pro Thr Ser@Pr。
Pro Leu Val His Asp Ser Asp Leu Glu  His Val Leu Thr Pro 5er(2)配列番号15に関する 情報: (i)配列の特徴・ (A)長さ:32アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (vi)ゲノム中の位置: (B)マツプ位置、167〜198 (尤)配列 Pro Leu Trp Phe Ile Thr Ser Glu Pro  Thr Arg Pro Pro Pro Thr Pro@Pr。
Pro Leu Vat His Asp Ser Asp Leu Glu  His Val Leu Thr Pro Ser+85 190 195 (2)配列番号16に関する情報。
(i)配列の特徴: (A)長さ・28アミノ酸 (B)型、アミノ酸 (D)トポロノー:直鎖状 (if)配列の種類:ペプチド (暢)ゲノム中の位it: (B)マツプ位置:171〜198 (xi)配列 11e Thr Ser Glu Pro Thr Gin Pro Pro  Pro Thr Ser Pro Pro Leu Vat@His ^sp Ser Asp Leu Glu His Vat Leu Thr  Pro 5er(2)配列番号17に関する情報: (i)配列の特徴: (A)長さ、28アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー、直鎮状 (U)配列の種類:ペプチド (vi)ゲノム中の位置。
(B)マツプ位置、171〜198 (対)配列 11e Thr Ser Glu Pro Thr Arg Pro Pro  Pro Thr Pro Pro Pro Leu Val@His ^sp Ser Asp Leu Glu His Vat Leu Thr  Pro 5er(2)配列番号18に関する情報: (i)配列の特徴: (A)長さ=28アミノ酸 CB)型二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (if)配列の種類:ペプチド (罎)ゲノム中の位置: (B)マツプ位置=173〜2GO (尤)配列 Ser Glu Pro Thr Gln Pro Pro Pro Thr  Ser Pro Pro Leu Val His Asp@5er Asp Leu Glu His Val Leu Thr Pro Ser  Thr 5er(2)配列番号19に関する情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:32アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (ti)配列の種類:ペプチド (vi)ゲノム中の位置: (B)マツプ位置:173〜204 (対)配列 Ser Glu Pro Thr Gin Pro Pro Pro Thr  Ser Pro Pro Leu Vat His Asp@5er Asp Leu Glu His Val Leu Thr Pro Ser  Thr Ser Trp Thr Thr Lys(2)配列番号20に関する 情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:34アミノ酸 (B)型;アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (■)配列の種類:ペプチド (vi)ゲノム中の位置: (B)マツプ位置:176〜209 (創)配列 Thr Gin Pro Pro Pro Thr Ser Pro Pro  Leu Val His Asp Ser Asp Leu@Glu His Val Leu Thr Pro Ser Thr Ser Trp  Thr Thr Lys Ile Leu Lys Phe@l1e (2)配列番号21に関する情報: (i)配列の特徴: (A)長さ=34アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (if)配列の種類;ペプチド (4)ゲノム中の位置: (B)マツプ位1i1+176〜209(xi)配列 Thr Arg Pro Pro Pro Thr Pro Pro Pro  Leu Val His Asp Ser Asp Leu@Glu His Val Leu Thr Pro Ser Thr Ser Trp  Thr Thr Lys Met Leu Lys Phe@l1e (2)配列番号22に関する情報: (i)配列の特徴: (A)長さ・30アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (if)配列の種類;ペプチド (4)ゲノム中の位置: (B)マツプ位置=228〜257 (XI)配列 Ser [、eu Ser Ser Trp His Val Leu Tyr  Thr Pro Asn Ile Ser Ile Pr潤@G1n 228 .230 235 240 Gin Thr Ser Ser Arg Thr Ile Leu Phe  Pro Ser Leu Ala(2)配列番号23に関する情報: (f)配列の特徴; (A)長さ=10アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (U)配列の種類:ペプチド (vi)ゲノム中の位置; (B)マツプ位置:186〜195 (xi)配列 Val His Asp Ser Asp Leu Glu His Val  Leu(2)配列番号24に関する情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:26アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (it)配列の種類:ペプチド (vi)ゲノム中の位置: (B)マツプ位置:83〜108 (X[)配列 Trp Ile Lys Lys Pro Asn Arg Gin Gly  Leu Gly Tyr Tyr Ser Pro Ser@Tyr Asn Asp Pro Cys Ser Leu Gin Cys Pr。
(2)配列番号25に関する情報: (i)配列の特徴; (A)長さ:21アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (n)配列の種類:ペプチド (4)ゲノム中の位置: (B)マツプ位置: 115〜135 (xi)配列 Pro Pro Ser Pro Glu Ala His Val Pro  Pro Pro Tyr Vat Glu Pro Thr@Thr Thr Gin Cys Phe (2)配列番号26に関する情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:19アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (ii)配列の種類:ペプチド (4)ゲノム中の位置: (B)マツプ位置:111〜129 (xi)配列 Pro Pro Pro Pro Pro Pro Ser Pro Glu  Ala tits Val Pro Pro Pro Ty秩@Val lll 115 120 125 Glu Pr。
(2)配列番号27に関する情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:19アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (n)配列の種類:ペプチド (暢)ゲノム中の位置; (B)マツプ位置:109〜127 (xi)配列 Thr Pro Pro Pro Pro Pro Pro Pro Ser  Pro Glu Ala His Val Pro Pro@Pr。
7yr Vat (2)配列番号28に関する情報: (i)配列の特徴: (A)長さ:19アミノ酸 (B)型二アミノ酸 (D)トポロジー:直鎖状 (■)配列の種類:ペプチド (糧)ゲノム中の位置・ (B)マツプ位置:107〜125 (xi)配列 Thr Thr Thr Pro Pro Pro Pro Pro Pro  Pro Ser Pro Glu Ala His Val@Pr。
Pro Pr。
フロントページの続き (72)発明者 リー、ヘレン・エル アメリカ合衆国、イリノイ・60045、レイク・フオレスト、モーニングサイ ド・825(72)発明者 オドンネル、デブラ・エルアメリカ合衆国、イリノ イ・60002、アンテイオツク、ウェスト・レイク・ビスツ・

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.試験試料においてHTLV−Iに対する抗体をHTLV−IIに対する抗体 から区別する方法であって、 a)HTLV−Iに対する抗体が試験試料中に存在することを確認し、この確認 は i)試験試料をHTLV−Iに特異的な少なくとも1種のペプチドと接触させて 混合物を形成し、 ii)この混合物を抗原−抗体複合体の生成に十分な条件下に十分な時間インキ ュベートし、 iii)生成した複合体を、抗ヒトIgG抗体に結合させたシグナル発生化合物 を含む指示薬と接触させて第二の混合物を形成し、 iv)第二の混合物を抗原一抗体一抗体複合体の生成に十分な条件下に十分な時 間インキュベートし、v)測定可能なシグナルの検出によりHTLV−Iに対す る抗体の存在を確認する ことを含み、 b)HTLV−IIに対する抗体が試験試料中に存在することを確認し、この確 認は i)試験試料をHTLV−IIに特異的な少なくとも1種のペプチドと接触させ て混合物を形成し、 ii)この混合物を抗原−抗体複合体の生成に十分な条件下に十分な時間インキ ュベートし、 iii)生成した複合体を、抗ヒトIgG抗体に結合させたシグナル発生化合物 を含む指示薬と接触させて第二の混合物を形成し、 iv)第二の混合物を抗体−抗原−抗体複合体の生成に十分な条件下に十分な時 間インキュベートし、v)測定可能なシグナルの検出によりHTLV−IIに対 する抗体の存在を確認する ことを含み、 c)HTLV−I及びHTV−IIに対する抗体に関して試験試料の反応パター ンを決定してHTLV−I感染とHTLV−II感染とを区別する ことを含む方法。
  2. 2.HYLV−Iに特異的なペプチドが配列番号1、配列番号2、配列番号3、 配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7、配列番号8、配列番号9、 配列番号10、配列番号11、配列番号12及び配列番号13の中から選択され た少なくとも1種のペプチドを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 3.HTLV−IIに特異的なペプチドが配列番号14、配列番号15、配列番 号16、配列番号17、配列番号18、配列番号19、配列番号20、配列番号 21、配列番号22、配列番号23、配列番号24、配列番号25、配列番号2 6、配列番号27及び配列番号28の中から選択された少なくとも1種のペプチ ドを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 4.HTLV−Iに特異的なペプチドが配列番号1、配列番号5及び配列番号7 の中から選択された少なくとも1種のペプチドを含み、HTLV−IIに特異的 なペプチドは配列番号16、配列番号17、配列番号24及び配列番号27の中 から選択された少なくとも1種のペプチドを含むことを特徴とする請求項1に記 載の方法。
  5. 5.配列番号1、配列番号5または配列番号7を有する、HTLV−Iに特異的 なペプチド。
  6. 6.配列番号16、配列番号17、配列番号24または配列番号27を有する、 HTLV−IIに特異的なペプチド。
  7. 7.HTLV−IをHTLV−IIから区別するアッセイキットであって、 固相に結合させた、HTLV−Iに特異的な少なくとも1種のペプチドを収容し た容器、及び 固相に結合させた、HTLV−IIに特異的な少なくとも1種のペプチドを収容 した容器 を含むキット。
  8. 8.HTLV−Iに特異的なペプチドが配列番号1、配列番号2、配列番号3、 配列番号4、配列番号5、配列番号6、配列番号7、配列番号8、配列番号9、 配列番号10、配列番号11、配列番号12及び配列番号13の中から選択され た少なくとも1種のペプチドを含むことを特徴とする請求項7に記載のキット。
  9. 9.HTLV−IIに特異的なペプチドが配列番号14、配列番号15、配列番 号16、配列番号17、配列番号18、配列番号19、配列番号20、配列番号 21、配列番号22、配列番号23、配列番号24、配列番号25、配列番号2 6、配列番号27及び配列番号28の中から選択された少なくとも1種のペプチ ドを含むことを特徴とする請求項7に記載のキット。
  10. 10.HTLV−Iに特異的なペプチドが配列番号1、配列番号5及び配列番号 7の中から選択された少なくとも1種のペプチドを含み、HTLV−IIに特異 的なペプチドは配列番号16、配列番号17、配列番号24及び配列番号27の 中から選択された少なくとも1種のペプチドを含むことを特徴とする請求項7に 記載のキット。
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