JPH06510905A - フェナジン含有指示薬を含む試薬および検定法 - Google Patents

フェナジン含有指示薬を含む試薬および検定法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 フェナジン含有指示薬を含む試薬および検定法発明の分野 本発明は、サンプル中に含まれるアナライトの比色定量法に関するものである。
発明の背景 サンプル中に含まれるアナライトの量を測定する比色検定法では、指示薬の還元 を容易にするため、酸化−還元反応の媒介物質(レドックス媒介物質)としてフ ェナジン含有化合物が用いられてきた。かかる検定法では、指示薬の還元型の色 強度がサンプル中のアナライトの量に相関する。次の反応式はこれらの検定法を 例示するものである: 酵素 アナライト 士 フェナジンー−→アナライト + フェナジン(還元型) 含 有化合物 (酸化型) 含有化合物(酸化型) (還元型) フェナジン + 指示薬−一→フェナジン + 指示薬含有化合物 (酸化型)  含有化合物 (還元型)フェナジン含有化合物(酸化型)=例えば、PMS  (フェナジンメトスルフェート) トも提供される。この試薬キットでは、第1試薬がフェナジン含ンアミドアデニ ンジヌクレオチドの酸化型)指示薬(還元型)=例えば、ホルマザン、NADH にコチンアミドアデニンジヌクレオチドの還元型)レドックス媒介物質として用 いるとき、フェナジン含有化合物は非酵素的触媒として機能し、検定におけるそ れらの濃度は非常に低いものである(lミリモルよりかなり少ない)。
発明の要約 本発明は、サンプル中に含まれるアナライトの濃度を測定するための(またはア ナライトの存在を検出するための)新規な試薬および方法に関するものである。
この試薬はフェナジン含有化合物と酵素を含有する。フェナジン含有化合物は、 酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応によってセミキノイ ド(色指示薬)を形成しつるタイプの化合物でなければならない。
重要なことは、セミキノイドの濃度をサンプル中のアナライトの濃度に相関させ るに足る(またはサンプル中のアナライトの存在を検出するに足る)量のフェナ ジン含有化合物が存在することである。
当該試薬はさらに次の成分を含むことができる:すなわち、酵素とアナライトと フェナジン含有化合物を必要とする反応に適切すp Hを与えかつそのpHを維 持し、さらにセミキノイドの分光光度測定に所望のpHを与える緩衝剤;および セミキノイドの沈殿を防止するに足る量の界面活性剤。
また、サンプル中のアナライトの量を測定するための試薬キラ有化合物を含み、 第2試薬が酵素と緩衝剤を含む。
本発明の試薬はフィルムに組み込むこともでき、フィルムは少なくともフェナジ ン含有化合物と酵素とフィルム形成剤を含有する。フィルム形成剤は、例えば、 Aqualon社(Little FallsCentre One、 271 1 Centerville Road、 P、O,Box 15417゜Wi lmington、 Delaware 19850−5417)から入手でき る微品質ヒドロキシエチルセルロースのナトロゾル(NATRO3OL)−25 0Mである。フィルムはさらに緩衝剤、試薬安定剤および界面活性剤を含むこと ができる。
また、本発明の試薬は織物メツシュ(例えば、ナイロンメツシュ)や紙に含浸さ せることもできる。当該試薬をガラス繊維にコーティングしてもよい。
サンプル中に含まれるアナライトの量を測定するための(またはアナライトの存 在を検出するための)方法で重要なことは、へぞグロビン、ビリルビンおよび濁 りによる干渉を減少させる約580ナノメートルより大きい波長でセミキノイド 指示薬を分光測光的に測定(または検出)することである。さらに、これらの検 定法において重要なことは、吸光度を分光測光的に測定する試験サンプル(溶液 で行う検定)の場合に約30秒より短いインキュベーション期間ですみ、そして 反射率または透過率を分光測光的に測定する試験サンプル(フィルムで行う検定 )の場合には約1゜5分より短いインキュベーション期間ですむことである。
発明の詳細な説明 慣例的に、フェナジン含有化合物はアナライトの検定においてレドックス媒介物 質(電子運搬体)として低濃度で使用されてきた。例えば、フェナジン含有化合 物は一般に酵素、アナライト、およびテトラゾリウム塩のような染料を必要とす る反応においてレドックス媒介物質として作用する。かかる反応では、フェナジ ン含有化合物が染料を還元する際のレドックス媒介物質として働く。還元型の染 料はホルマザンのような色指示薬であり、サンプル中のアナライトの量を測定す るのに用いられる。
しかしながら、測定すべきアナライトの量に対してフェナジン含有化合物を高濃 度で供給すると、当該化合物はアナライトの検定において単なる電子運搬体とし てではなく指示薬としてふるまう。
溶液の分光光度測定を行う場合、本発明の試薬は少なくともフェナジン含有化合 物と酵素を含有する。
フェナジン含有化合物は、酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とす る反応によってセミキノイドを形成するに足るターイブの化合物でなければなら ず、また、フェナジン含有化合物はセミキノイドを検出する(それによりアナラ イトの存在を検出する)のに十分な量であるか、または測定すべきサンプル中の アナライトの濃度にセミキノイドの濃度を相関させるのに十分な量でなければな らない。アナライトの検定においてレドックス媒介物質として常用されるフェナ ジン含有化合物はどれも使用することができる。このような化合物の例として、 フェナジンエトスルフェート、フェナジンメトスルフェート、N−エチルメトキ シフェナジンエトスルフェート(オハイオ州クリーブランドのRe5earch  Organics社製)、およびl−メトキシフェナジンメトスルフニー)  (Research Organics社製)がある。ところが、N−エチルメ トキシフェナジンエトスルフェートや1−メトキシフェナジンメトスルフェート 、その他の多くのフェナジン含有化合物は赤い色をしており、アナライトの検定 において高いブランク反応をもたらす。かくして、フェナジンエトスルフェート とフェナジンメトスルフェートが好ましいフェナジン含有化合物である。
なぜなら、それらは黄色であって、アナライトの検定において高いブランク反応 を生じないからである。
セミキノイドの濃度を血液サンプル中のグルコースの濃度に相関させるためには 、試薬中のフェナジン含有化合物の濃度が少なくとも約4ミリモルであるべきで ある。血液サンプル中のグルコースの検出(測定ではない)の場合は、試薬中の フェナジン含有化合物の濃度が約1mMはどの低濃度でよい。
サンプル中の特定のアナライトを測定または検出するのに必要な試薬中のフェナ ジン含有化合物の最少量は次の要因に依存するだろう: 1)測定すべきアナライトの濃度; 2)レドックス触媒としての酵素の効率;3)移動する電子の数; 4)酵素がオキシダーゼである場合、酸素(反応についてフェナジン含有化合物 と競合する)を用いるオキシダーゼ反応の効率、およびオキシダーゼとの反応に 利用できる酸素の量(すなわち、酸素を用いるオキシダーゼ反応の効率が高けれ ば高いほど、そしてオキシダーゼとの反応に利用できる酸素が多ければ多いほど 、試薬中で必要とされるフェナジン含有化合物の量は多くなる)。
試薬中に加えることができるフェナジン含有化合物の量の上限は、試薬中での当 該化合物の溶解度により制限される。
試薬に加える酵素は、酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反 応を触媒するのに十分なタイプのもので、十分な量で存在しなければならない。
例えば、グルコースが測定しようとするアナライトであるとすると、酵素はグル コースオキシダーゼでありうる。同様に、コレステロールを分析するにはコレス テロールオキシダーゼが用いられ、グリセロール−3−リン酸を分析するにはグ リセロール−3−リン酸オキシダーゼが用いられる。
緩衝剤は、往々にして、当該試薬に必要なまたは好適な添加剤でありうる。緩衝 剤は酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応に適切なpHを 与え、それを維持するのに十分なタイプのもので、十分な量で存在しなければな らない。希望するpHに応じて、当該試薬中で用いることができる緩衝剤の例と ゛して、“グツド(Good)″緩衝剤を挙げることができ、例えば2− (N −モルホリノ)エタンスルホン酸、N−(2−アセトアミド)−2−イミノジ酢 酸、ピペラジン−N、N” −ビス(2−エタンスルホン酸) 、N−(2−ア セトアミド)−2−アミノエタンスルホン酸、N、N−ビス(2−ヒドロキシエ チル)−2−アミノエタンスルホン酸、N−1−リス(ヒドロキシメチル)メチ ル−2−アミノエタンスルホン酸、およびN−2−ヒドロキシエチルピペラジン −N′−2−エタンスルホン酸などがある。グルコースの分析にはマレイン酸も 使用できる。
また、界面活性剤は、特にフェナジン含有化合物が高濃度であるとき、当該試薬 に加えることが好ましい。界面活性剤はセミキノイド指示薬の沈殿を防止するの に十分なタイプのものであって、十分な量で存在しなければならない。ポリオキ シエチレンエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン、およびトリトン(TRI TON)界面活性剤(Sigma Chemica1社製)のようなノニオン界 面活性剤を用いることができる。
特定のアナライトを分析するための特定の試薬は次のように調製されるニ ゲルコース試薬 工程1− 約100m1の蒸留水に約3.9gの2−(N、−モルホリノ)エタ ンスルホン酸を溶解して緩衝剤原液を調製した。
緩衝剤原液中の2−(N−モルホリノ)エタンスルホン酸の濃度は約200mM であった。得られた溶液のp Hを水酸化ナトリウムで約5.6に調整した。
工程2− 約8mlの緩衝剤原液に約6キロ単位(ku)のグルコースオキシダ ーゼ〔アスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)]を溶 解して酵素含有溶液を調製した。
工程3− 約25m1の蒸留水に約3.3gのフェナジンエトスルフェートを溶 解してフェナジン含有化合物の溶液を調製した。この溶液中のフェナジンエトス ルフェートの濃度は約400mMであった。
単一のグルコース試薬は、酵素含有溶液とフェナジン含有化合物溶液を約9=1  (容量:容量)の比率で混ぜ合わせることにより調製できる。また、試薬キッ トとして提供することもでき、この場合は酵素含有溶液とフェナジン含有化合物 溶液をそれぞれ別のバイアルに入れて保存する(凍結乾燥してもよい)。試薬キ ットを用いるときは、酵素含有溶液とフェナジン含有化合物溶液を上記の比率( 約9:1)(容量:容量)で組み合わせてグルコース検定を行うべきである。凍 結乾燥したバイアルは水で再調製して、上記の比率で混合する。
コレステロール試薬 工程l −約100m1の蒸留水に約6.3gの3−(N−モルホリノ)プロパ ンスルホン酸を溶解して緩衝剤原液を調製する。緩衝剤原液中の3−(N−モル ホリノ)プロパンスルホン酸の濃度は約300mMである。緩衝剤原液のpHを IN水酸化ナトリウムを加えて約7.2に調整する。
工程2− 約5.2mlの緩衝剤原液に約2.2kuのコレステロールオキシダ ーゼ〔ノカルディア・エリトロポリス(Nocardia erythropo lis)由来〕と約104mgのフェナジンエトスルフェートを溶解する。得ら れた溶液にトリトンX−1X−100(Si Chemica1社製のノニオン 界面活性剤)を加えて、この溶液(コレステロール試薬)中のトリトンX−10 0の濃度を1%(容量:容量)とする。
コレステロール試薬は単一試薬として、あるいは試薬キットとして提供される。
試薬キットでは、フェナジンエトスルフェート(凍結乾燥形が好ましい)を1つ の容器に入れて提供し、他の試薬成分(凍結乾燥形が好ましい)を別の容器で提 供する。
グリセロール−3−リン酸試薬 工程l −約100m1の蒸留水に約3.6gのN−2−ヒドロキシエチルピペ ラジン−No −2−エタンスルホン酸を溶解して緩衝剤原液を調製した。得ら れた溶液のpHをINの水酸化ナトリウムの添加により約7.6に調整した。
工程2− 約8mlの緩衝剤原液に約8kuのグリセロール−3−リン酸オキシ ダーゼを溶解して酵素含有溶液を調製した。
工程3− 約25m1の蒸留水に約3.3gのフェナジンエトスルフェートを溶 解してフェナジン含有化合物の溶液を調製した。得られた溶液中のフェナジンエ トスルフェートの濃度は約400mMであった。
単一のグリセロール−3−リン酸試薬は、酵素含有溶液とフェナジン含有化合物 溶液を約9=1(容量:容量)の比率で組み合わせることにより得られる。また 、グリセロール−3−リン酸試薬キットも酵素含有溶液とフェナジン含有化合物 溶液を別々に保存することにより提供しつる(各溶液を凍結乾燥することが好ま しい)。グリセロール−3−リン酸の検定に試薬キットを用いるときは、酵素含 有溶液とフェナジン含有化合物溶液を、単一のグリ・セロ−ルー3−リン酸試薬 に関して上で特定した比率と同じ比率で提供すべきである。これらの比率は、水 の添加により再調製される凍結乾燥試薬キットにも適用される。
上記の試薬は液体試薬である(または凍結乾燥試薬を水で再調製した後に液体と なる)が、これらの試薬をフィルムに組み入れることもできる。フィルムに組み 入れる場合、試薬は少なくともフェナジン含有化合物、酵素、および微晶質ヒド ロキシエチルセルロースのようなフィルム形成剤を含有する。
液体試薬および凍結乾燥試薬について上述したように、フィルムにおいても、フ ェナジン含有化合物は酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反 応によってセミキノイドを形成するのに十分なタイプのもので、セミキノイドを 検出する(それによりアナライトの存在を検出する)のに十分な量であるか、ま たは分析すべきサンプル中のアナライトの濃度にセミキノイドの濃度を相関させ るのに十分な量でなければならない。従って、血液サンプルのグルコース分析の ためにフィルム中に組み込まれるフェナジン含有化合物の量は、分析すべきサン プル中のグルコース濃度にセミキノイド濃度を相関させる場合が、(フィルムが 100%乾燥しているか、■00%固体であると仮定して)乾燥フィルムIgあ たり少なくとも約18マイクロモル(μmol)で、サンプル中のグルコースの 存在を検出する場合が、乾燥フィルムIgあたり少なくとも約11μmolであ るべきである。また、酵素も、酵素とグルコースとフェナジン含有化合物を必要 とする反応を触媒するのに十分なタイプのもので、しかも十分な量で存在しなけ ればならない。
緩衝剤をフィルムに組み入れることもできる。使用可能な緩衝剤のタイプおよび これら緩衝剤の必要条件は、液体試薬および凍結乾燥試薬について上述したもの と同じである。(検定を行う際にフィルムを用いる場合は、吸光度を測定するよ りもむしろ反射率または透過率を分光測光的に測定する。)フィルムに組み込ま れる試薬はさらに界面活性剤を含んでいてもよい。界面活性剤は分析すべきサン プルを添加したときフィルムの表面を湿らせるのに十分なタイプのもので、しか も十分な量でなければならない。
グルコース分析に用いられるフィルムの具体例は次のとおりである: 量/kgフィルム フィルム成分 (湿潤重量) リンゴ酸 150 mM 硫酸ニッケル 50 mM 硫酸マンガン 50 mM ”セラブライト 22 !li (wow)ナトロゾル−250M O,75% (wow)デキストラン硫酸 2 X (w:w)(分子量=5000g/mo +) グルコースオキシダーゼ 1500 units/g (湿潤フィルム)(As pergillus niger由来、Biozyme Laboratori es Lim1ted製)1プロピオ7yン70D 7 % (wow)0、ト ウイーン20 0.5 X (wow)フェナジンエトスルフエh 60mM 水 “ケイソウ上、オハイオ州シンシナチーのBag!e−PicherIndus tries社製。
5大きい粒子サイズのプロピオン酸ビニルコポリマーの水性分散体、BASF  Corporation製。この組成物は保護コロイドを含有する。
°ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、SigmaChemica1 社製。
このフィルムは250マイクロメートルのCRONARプラスチック(ゲルバッ キングを有するプラスチック、DuPon を社製)にコーティングすることが できる。未乾燥塗膜を約50℃で20分間乾燥して、湿潤フィルム中の水分を9 0%以上除去できる。
本発明の試薬はサンプル中のアナライトの量を測定する方法に用いることが有利 である。サンプル中のアナライトの量を測定する(またはアナライトの存在を検 出する)ための一般的な方法は次の工程を含んでいる: 工程l −アナライトを含むサンプルを(上記の)単一液体試薬またはフィルム と合わせて試験サンプルを調製すること;工程2− 該試験サンプルをインキュ ベートすること;工程3− インキュベートした試験サンプルの吸光度を約52 0〜740nmの波長で分光測光的に測定すること;および工程4− インキュ ベートした試験サンプルの測定吸光度をサンプル中のアナライトの量(または存 在)に相関させること。
重要なことは、指示薬(セミキノイド)の量(または存在)を約580〜740 nmの波長で分光測光的に測定(または検出)しうろことである。このような長 波長での分光光度測定は、分析すべきサンプル中に存在しうるヘモグロビン、ビ リルビンおよび濁りによる干渉を減少させる。分光光度測定は約520〜740 nmの波長で行うことができるが、より好ましくは約590〜710nmの波長 で、最も好ましくは約620〜670nmの波長で測定する。
サンプル中のアナライトを測定するための本発明方法のもう1つの利点は、試験 サンプルのインキュベーション期間が従来の比5秒間インキュベートする。その 後、試験サンプルの分光光度測定法のインキュベーション期間よりもはるかに短 いことである。溶液の吸光度を分光測光的に測定するのに液体試薬を用いる場合 、インキュベーション期間は約lO秒〜約1分の範囲であり、通常約10〜40 秒であろう。反射率または透過率の分光光度測定にフィルムを用いる場合は、イ ンキュベーション期間が約20秒〜約1. 5分の範囲であり、通常は約20〜 60秒であろう。
本発明方法を以下の実施例により説明することにする。
実施例1− グルコース検定 189.472.5.787.5および1417. 5mg/dlの濃度の水性 (蒸留水)グルコース原液をそれぞれ調製した。
50μmの各グルコース原液を、上記のように特別に調製した単一液体グルコー ス試薬1mlとそれぞれ組み合わせて試験サンプルを調製し、検定を実施した。
各試験サンプルは周囲温度で約15秒間インキュベートした。その後、インキュ ベートした各試験サンプルの分光測光的吸光度を646nmで測定した。試験サ ンプルの分光測光的吸光度と分析すべきサンプル(原液)中のグルコース量の間 には直接の相関関係があった。
実施例2− コレステロール検定 PRECl5ETコレステロール標準(Boehringer Mannhei mCorporation製)を用いる。0.50,100.150.200. 300および400mgコレステロール/di標準液のコレステロール標準液を それぞれ調製する。500μlのコレステロール標準液を上記のように特別に調 製した単一液体コレスチロール試薬500μIと組み合わせて試験サンプルを調 製し、各コレステロール標準液の検定を実施する。試験サンプルは周囲温度で約 1ユベーシヨン期間が開始されるべきである(フェナジン含有化合吸光度を60 2nmで測定する。分光測光的吸光度の強度は分析すべきコレステロール標準液 中のコレステロール量に直接相関している。
実施例3− グリセロール−3−リン酸検定22゜1.44,2および66.3 mMの水性(蒸留水)グリセロール−3−リン酸標準液を調製した。50μlの 各グリセロール−3−リン酸原液を上記のように特別に調製したグリセロール− 3−リン酸液体試薬1mlにそれぞれ加えて試験サンプルを調製(、た。各試験 サンプルは周囲温度で約15秒間インキュベートした。その後、インキュベート した各試験サンプルの分光測光的吸光度を602nmで測定した。分光測光的吸 光度の強度は各グリセロール−3−リン酸標準液中のグリセロール−3−リン酸 の量に直接相関していた。
検定法が試薬キットを用いるときは、分析すべきサンプルの添加に先立って、該 キットの第1試薬と第2試薬を混ぜ合わせる(そして、上記のような単一液体試 薬を調製する)。あるいは、アナライトを含むサンプルと該キットの第1試薬と を混ぜ合わせて中間サンプルを調製することもできる(第1試薬はフェナジン含 有化合物を含む)。その後、中間サンプルを該キットの第2試薬と一緒にして試 験サンプルを調製する(該キットの第2試薬は酵素と緩衝剤を含む)。続いて、 試験サンプルを上記のようにインキュベートし、インキュベートした試験サンプ ルを上記のように分光測光的に測定する。この検定法では、フェナジン含有化合 物ではなく酵素または測定すべきアナライトの添加によりインキ物の添加に先立 って、測定すべきアナライトと酵素を一緒にすると、酵素とアナライトと酸素が 関与する望ましくない反応が起こるかもしれない)。
液体試薬の代わりにフィルムを用いる場合は、アナライトを含む液体サンプルと フィルムを一緒にして試験サンプルを調製する(一般方法の工程lを参照のこと )。次いで、試験サンプルを周囲温度で約20〜60秒間インキュベートする( 一般方法の工程2を参照のこと)。その後、インキュベートした試験サンプルの 反射率または透過率を上で特定した波長で測定(または検出)する(一般方法の 工程3を参照のこと)。インキュベートした試験サンプルの反射率または透過率 の強度は分析すべきサンプル中のアナライト量に反比例する(一般方法の工程4 を参照のこと)。
当分野で習熟した者が本発明を利用できるように、本発明の最良の実施方法を理 解できるように、そして他の発明および旧式のものと本発明とを区別できるよう に、上記教示において、十分明確にかつ詳細に本発明を説明してきた。多くの変 更および改良が容易に考えられるであろうが、これらは以下の請求の範囲内に含 まれるものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.フェナジン含有化合物および酵素を含有する、サンプル中のアナライトの存 在を検出するための試薬であって、該フェナジン含有化合物が酵素とアナライト とフェナジン含有化合物を必要とする反応によってセミキノイドを形成しうるタ イプの化合物であって、サンプル中のアナライトの存在を検出するに足る量であ り、そして 該酵素が酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応を触媒しう るタイプの酵素であって、該反応を触媒するに足る量である、 ことを特徴とする上記試薬。 2.フェナジン含有化合物、酵素および水を含有する、サンプル中のアナライト の存在を検出するための試薬であって、該フェナジン含有化合物が酵素とアナラ イトとフェナジン含有化合物を必要とする反応によってセミキノイドを形成しう るタイプの化合物であって、サンプル中のアナライトの存在を検出するに足る量 であり、そして 該酵素が酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応を触媒しう るタイプの酵素であって、該反応を触媒するに走る量である、 ことを特徴とする上記試薬。 3.フェナジン含有化合物および酵素を含有する、サンプル中のアナライトの量 を測定するための試薬であって、該フェナジン含有化合物が酵素とアナライトと フェナジン含有化合物を必要とする反応によってセミキノイドを形成しうるタイ プの化合物であって、セミキノイドの濃度をサンプル中のアナライトの濃度に相 関させるに足る量であり、そして該酵素が酵素とアナライトとフェナジン含有化 合物を必要とする反応を触媒しうるタイプの酵素であって、該反応を触媒するに 足る量である、 ことを特徴とする上記試薬。 4.フェナジン含有化合物、酵素および水を含有する、サンプル中のアナライト の量を測定するための試薬であって、該フェナジン含有化合物が酵素とアナライ トとフェナジン含有化合物を必要とする反応によってセミキノイドを形成しうる タイプの化合物であって、セミキノイドの濃度をサンプル中のアナライトの濃度 に相関させるに足る量であり、そして該酵素が酵素とアナライトとフェナジン含 有化合物を必要とする反応を触媒しうるタイプの酵素であって、該反応を触媒す るに足る量である、 ことを特徴とする上記試薬。 5.アナライトがグルコースで、フェナジン含有化合物の濃度が少なくとも約1 ミリモルである、請求項2記載の試薬。 6.アナライトがグルコースで、フェナジン含有化合物の濃度が少なくとも約4 ミリモルである、請求項4記載の試薬。 7.フェナジン含有化合物がフェナジンメトスルフェート、フェナジンエトスル フェート、N−エチルメトキシフェナジンエトスルフェート、および1−メトキ シフェナジンメトスルフェートより成る群から選ばれる、請求項4記載の試薬。 8.フェナジン含有化合物がフェナジンメトスルフェートおよびフェナジンエト スルフェートより成る群から選ばれる、請求項4記載の試薬。 9.酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応に適切なpHを 与えかつそれを維持するに足るタイプおよび量の緩衝剤をさらに含有する、請求 項2記載の試薬。 10.酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応に適切なpH を与えかつそれを維持するに足るタイプおよび量の緩衝剤をさらに含有する、請 求項1記載の試薬。 11.酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応に適切なpH を与えかつそれを維持するに足るタイプおよび量の緩衝剤をさらに含有する、請 求項4記載の試薬。 12.酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応に適切なpH を与えかつそれを維持するに足るタイプおよび量の緩衝剤をさらに含有する、請 求項3記載の試薬。 13.酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応に適切なpH を与えかつそれを維持するに足るタイプおよび量の緩衝剤をさらに含有する、請 求項4記載の試薬。 14.酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応に適切なpH を与えかつそれを維持するに足るタイプおよび量の緩衝剤をさらに含有する、請 求項8記載の試薬。 15.セミキノイドの沈殿を防止するに足るタイプおよび量の界面活性剤をさら に含有する、請求項9記載の試薬。 16.セミキノイドの沈殿を防止するに足るタイプおよび量の界面活性剤をさら に含有する、請求項10記載の試薬。 17.セミキノイドの沈殿を防止するに足るタイプおよび量の界面活性剤をさら に含有する、請求項11記載の試薬。 18.セミキノイドの沈殿を防止するに足るタイプおよび量の界面活性剤をさら に含有する、請求項12記載の試薬。 19.界面活性剤がノニオンまたはアニオン界面活性剤である、請求項17記載 の試薬。 20.フェナジン含有化合物、酵素およびフィルム形成剤を含有する、サンプル 中のアナライトの存在を検出するためのフィルムであって、 該フェナジン含有化合物が酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とす る反応によってセミキノイドを形成しうるタイプの化合物であって、サンプル中 のアナライトの存在を検出するに足る量であり、 該酵素が酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応を触媒しう るタイプの酵素であって、該反応を触媒するに足る量であり、そして 該フィルム形成剤が粘着フィルムを形成するに足る量である、ことを特徴とする 上記フィルム。 21.フェナジン含有化合物、酵素およびフィルム形成剤を含有する、サンプル 中のアナライトの量を測定するためのフィルムであって、該フェナジン含有化合 物が酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応によってセミキ ノイドを形成しうるタイプの化合物であって、セミキノイドの濃度をサンプル中 のアナライトの濃度に相関させるに足る量であり、該酵素が酵素とアナライトと フェナジン含有化合物を必要とする反応を触媒しうるタイプの酵素であって、該 反応を触媒するに足る量であり、そして 該フィルム形成剤が粘着フィルムを形成するに足る量である、ことを特徴とする 上記フィルム。 22.アナライトがグルコースで、フェナジン含有化合物の量が乾燥フィルム1 グラムあたり少なくとも約11マイクロモルである、請求項20記載の試薬。 23.アナライトがグルコースで、フェナジン含有化合物の量が乾燥フィルム1 グラムあたり少なくとも約18マイクロモルである、請求項21記載の試薬。 24.酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応に適切なpH を与えかつそれを維持するに足るタイプおよび量の緩衝剤をさらに含有する、請 求項20記載の試薬。 25.酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応に適切なpH を与えかつそれを維持するに足るタイプおよび量の緩衝剤をさらに含有する、請 求項21記載のフィルム。 26.サンプルの添加時にフィルムの表面を湿らせるに足るタイプおよび量の界 面活性剤をさらに含有する、請求項24記載のフィルム。 27.サンプルの添加時にフィルムの表面を湿らせるに足るタイプおよび量の界 面活性剤をさらに含有する、請求項25記載のフィルム。 28.アナライトがグルコースで、フェナジン含有化合物がフェナジンエトスル フェートで、酵素がグルコースオキシダーゼで、フィルム形成剤が微晶質ヒドロ キシエチルセルロースで、緩衝剤がリンゴ酸で、そして界面活性剤がポリオキシ エチレンソルビタンモノラウレートである、請求項27記載のフィルム。 29.フェナジン含有化合物と水を含む第1試薬および酵素と緩衝剤と水を含む 第2試薬を含有する、サンプル中のアナライトの存在を検出するための試薬キッ トであって、該フェナジン含有化合物が酵素とアナライトとフェナジン含有化合 物を必要とする反応によってセミキノイドを形成しうるタイプの化合物であって 、サンプル中のアナライトの存在を検出するに足る量であり、 該酵素が酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応を触媒しう るタイプの酵素であって、該反応を触媒するに足る量であり、そして 該緩衝剤が酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応に適切な pHを与えかつそれを維持するに足るタイプおよび量である、 ことを特徴とする上記試薬キット。 30.フェナジン含有化合物と水を含む第1試薬および酵素と緩衝剤と水を含む 第2試薬を含有する、サンプル中のアナライトの量を測定するための試薬キット であって、 該フェナジン含有化合物が酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とす る反応によってセミキノイドを形成しうるタイプの化合物であって、セミキノイ ドの濃度をサンプル中のアナライトの濃度に相関させるに足る量であり、該酵素 が酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応を触媒しうるタイ プの酵素であって、該反応を触媒するに足る量であり、そして 該緩衝剤が酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応に適切な pHを与えかつそれを維持するに足るタイプおよび量である、 ことを特徴とする上記試薬キット。 31.フェナジン含有化合物を含む第1試薬および酵素と緩衝剤を含む第2試薬 を含有する、サンプル中のアナライトの存在を検出するための試薬キットであっ て、 該フェナジン含有化合物が酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とす る反応によってセミキノイドを形成しうるタイプの化合物であって、サンプル中 のアナライトの存在を検出するに足る量であり、 該酵素が酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応を触媒しう るタイプの酵素であって、該反応を触媒するに足る量であり、そして 該緩衝剤が酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応に適切な pHを与えかつそれを維持するに足るタイプおよび量である、 ことを特徴とする上記試薬キット。 32.フェナジン含有化合物を含む第1試薬および酵素と緩衝剤を含む第2試薬 を含有する、サンプル中のアナライトの量を測定するための試薬キットであって 、 該フェナジン含有化合物が酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とす る反応によってセミキノイドを形成しうるタイプの化合物であって、セミキノイ ドの濃度をサンプル中のアナライトの濃度に相関させるに足る量であり、該酵素 が酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応を触媒しうるタイ プの酵素であって、該反応を触媒するに足る量であり、そして 該緩衝剤が酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応に適切な pHを与えかつそれを維持するに足るタイプおよび量である、 ことを特徴とする上記試薬キット。 33.アナライトがグルコースであり、サンプル中のグルコースの存在を検出す るのに必要な量の第1試薬と第2試薬を混ぜ合わせたとき、フェナジン含有化合 物の濃度が少なくとも約1ミリモルとなる、請求項29記載の試薬キット。 34.サンプル中のアナライトの存在を検出するのに前記キットを用いるとき、 第2試薬がセミキノイドの沈殿を防止するに足るタイプおよび量の界面活性剤を さらに含有する、請求項29記載の試薬キット。 35.アナライトがグルコースであり、サンプル中のグルコースの量を測定する のに必要な量の第1試薬と第2試薬を混ぜ合わせたとき、フェナジン含有化合物 の濃度が少なくとも約4ミリモルとなる、請求項30記載の試薬キット。 36.サンプル中のアナライトの量を測定するのに前記キットを用いるとき、第 2試薬がセミキノイドの沈殿を防止するに足るタイプおよび量の界面活性剤をさ らに含有する、請求項30記載の試薬キット。 37.サンプル中のアナライトの存在を検出するのに前記キットを用いるとき、 第2試薬がセミキノイドの沈殿を防止するに足るタイプおよび量の界面活性剤を さらに含有する、請求項31記載の試薬キット。 38.サンプル中のアナライトの量を測定するのに前記キットを用いるとき、第 2試薬がセミキノイドの沈殿を防止するに足るタイプおよび量の界面活性剤をさ らに含有する、請求項32記載の試薬キット。 39.サンプル中のアナライトの存在を検出する方法であって、a.アナライト を含むサンプルと請求項1記載の試薬を混ぜ合わせて試験サンプルを調製し; b.該試験サンプルをインキュベートし;c.インキュベートした試験サンプル の吸光度を約520〜740nmの波長で分光測光的に測定し;そしてd.イン キュベートした試験サンプルの測定吸光度をサンプル中のアナライトの存在また は非存在に相関させる;各工程を含む上記方法。 40.サンプル中のアナライトの量を測定する方法であって、a.アナライトを 含むサンプルと請求項1記載の試薬を混ぜ合わせて試験サンプルを調製し; b.該試験サンプルをインキュベートし;c.インキュベートした試験サンプル の吸光度を約520〜740nmの波長で分光測光的に測定し;そしてd.イン キュベートした試験サンプルの測定吸光度をサンプル中のアナライトの量に相関 させる; 各工程を含む上記方法。 41.試験サンプルを約10秒〜約1分間インキュベートする、請求項39記載 の方法。 42.分光光度測定の波長が約580〜740nmである、請求項40記載の方 法。 43.アナライトがグルコースで、フェナジン含有化合物の濃度が少なくとも約 1ミリモルである、請求項41記載の方法。 44.試験サンプルを約10秒〜約1分間インキュベートする、請求項42記載 の方法。 45.前記の試薬が酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応 に適切なpHを与えかつそれを維持するに足るタイプおよび量の緩衝剤をさらに 含有する、請求項41記載の方法。 46.アナライトがグルコースで、フェナジン含有化合物の濃度が少なくとも約 4ミリモルである、請求項44記載の方法。 47.前記の試薬が酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応 に適切なpHを与えかつそれを維持するに足るタイプおよび量の緩衝剤をさらに 含有する、請求項44記載の方法。 48.前記の試薬がセミキノイドの沈殿を防止するに足るタイプおよび量の界面 活性剤をさらに含有する、請求項45記載の方法。 49.前記の試薬がセミキノイドの沈殿を防止するに足るタイプおよび量の界面 活性剤をさらに含有する、請求項47記載の方法。 50.サンプル中のアナライトの存在を検出する方法であって、a.アナライト を含むサンプルと請求項24記載の第1試薬を混ぜ合わせて中間サンプルを調製 し; b.該中間サンプルと請求項24記載の第2試薬を混ぜ合わせて試験サンプルを 調製し; c.該試験サンプルをインキュベートし;d.インキュベートした試験サンプル の吸光度を約520〜740nmの波長で分光測光的に測定し;そしてe.イン キュベートした試験サンプルの測定吸光度をサンプル中のアナライトの存在また は非存在に相関させる;各工程を含む上記方法。 51.サンプル中のアナライトの量を測定する方法であって、a.アナライトを 含むサンプルと請求項24記載の第1試薬を混ぜ合わせて中間サンプルを調製し ; b.該中間サンプルと請求項24記載の第2試薬を混ぜ合わせて試験サンプルを 調製し; c.該試験サンプルをインキュベートし;d.インキュベートした試験サンプル の吸光度を約520〜740nmの波長で分光測光的に測定し;そしてe.イン キュベートした試験サンプルの測定吸光度をサンプル中のアナライトの量に相関 させる; 各工程を含む上記方法。 52:分光光度測定の波長が約580〜740nmである、請求項51記載の方 法。 53.試験サンプルを約10秒〜約1分間インキュベートする、請求項50記載 の方法。 54.試験サンプルを約10秒〜約1分間インキュベートする、請求項52記載 の方法。 55.第2試薬が試験サンプル中のセミキノイドの沈殿を防止するに足るタイプ および量の界面活性剤をさらに含有する、請求項53記載の方法。 56.第2試薬が試験サンプル中のセミキノイドの沈殿を防止するに足るタイプ および量の界面活性剤をさらに含有する、請求項54記載の方法。 57.サンプル中のアナライトの存在を検出する方法であって、a.アナライト を含むサンプルと請求項15記載のフィルムを合わせて試験サンプルを調製し; b.該試験サンプルをインキュベートし;c.インキュベートした試験サンプル の反射率または透過率を約520〜740nmの波長で分光測光的に測定し;そ してd.インキュベートした試験サンプルの測定反射率または透過率をサンプル 中のアナライトの存在または非存在に相関させる;各工程を含む上記方法。 58.サンプル中のアナライトの量を測定する方法であって、a.アナライトを 含むサンプルと請求項15記載のフィルムを合わせて試験サンプルを調製し; b.該試験サンプルをインキュベートし;c.インキュベートした試験サンプル の反射率または透過率を約520〜740nmの波長で分光測光的に測定し;そ してd.インキュベートした試験サンプルの測定反射率または透過率をサンプル 中のアナライトの量に相関させる;各工程を含む上記方法。 59.分光光度測定の波長が約580〜740nmである、請求項58記載の方 法。 60.試験サンプルを約20秒〜約1.5分間インキュベートする、請求項57 記載の方法。 61.試験サンプルを約20秒〜約1.5分間インキュベートする、請求項59 記載の方法。 62.アナライトがグルコースで、フェナジン含有化合物の量が乾燥フィルム1 グラムあたり少なくとも約11マイクロモルである、請求項60記載の方法。 63.アナライトがグルコースで、フェナジン含有化合物の量が乾燥フィルム1 グラムあたり少なくとも約18マイクロモルである、請求項61記載の方法。 64.前記の試薬が酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応 に適切なpHを与えかつそれを維持するに足るタイプおよび量の緩衝剤をさらに 含有する、請求項60記載の方法。 65.前記の試薬が酵素とアナライトとフェナジン含有化合物を必要とする反応 に適切なpHを与えかつそれを維持するに足るタイプおよび量の緩衝剤をさらに 含有する、請求項61記載の方法。 66.前記の試薬が、アナライトを含むサンプルと前記フィルムを合わせたとき 、該フィルムの表面を湿らせるに足るタイプおよび量の界面活性剤をさらに含有 する、請求項64記載の方法。 67.前記の試薬が、アナライトを含むサンプルと前記フィルムを合わせたとき 、該フィルムの表面を湿らせるに足るタイプおよび量の界面活性剤をさらに含有 する、請求項65記載の方法。
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