JPH06510849A - 迅速な料理用オーブン - Google Patents

迅速な料理用オーブン

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JPH06510849A JP5506177A JP50617793A JPH06510849A JP H06510849 A JPH06510849 A JP H06510849A JP 5506177 A JP5506177 A JP 5506177A JP 50617793 A JP50617793 A JP 50617793A JP H06510849 A JPH06510849 A JP H06510849A
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    • H05B6/6473Aspects related to microwave heating combined with other heating techniques combined with convection heating

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 迅速な料理用オーブン 開示の要約 熱風の吹き当てとマイクロ波の両方で調理するための複合型オーブンは、食物調 理品を受け入れるために利用される調理室を形成するハウジングと、調理室に対 して大量の空気を保持するために構成され、寸法づけられている加熱空気室と、 そして、それらの間に気体通路を選択的に提供するための導管部とからなってい る。加熱空気室に関連して、加熱空気室の空気に対する高い比熱と高い熱容量の 貯熱器があり、この貯熱器を高い温度に保つために作動できるヒータがある。ま た、調理室の調理品をマイクロ波で調理するために作動できるマグネトロンと、 調理室の調理品に加熱空気室からの空気を吹き当てるために作動できるブロワ− とが設けられている。このブロワ−作動に先立って加熱空気室の貯熱器やその周 りの空気を予め加熱するためにヒータを作動し、マグネトロンを作動し、マグネ トロンの作動に関連して所定の時間ブロワ−を作動するために制御手段が設けら れ、それによって、ブロワ−の作動が、加熱空気室から導管部を通して、調理室 の調理品上に加熱空気を吹き当てる。
発明の背景 本発明は、加熱空気の吹き当てとマイクロ波の両方で調理するための複合型オー ブンおよび加熱空気の吹き当てのみで調理する非複合型オーブンに関し、さらに 詳しくは、迅速に食物調理品を調理できるオーブンに関するものである。
“ファーストフード“産業は、予想されるピーク時の売上量により、食物がそれ に注文がなされる前に準備されることの前提で成り立っている。その結果、食物 は既に準備されているので、食物は、客に対して、常に、注文から30秒以内提 供される。なお、その品質を劣化させないために、最後の5分間に準備されてい る。しかしながら、このことは、客の入りが予想より少ない場合には実質的な残 量損失をもたらし、同様に、客の入りが予想より多い場合には、特にオフピーク 時に多い場合には、遅延することになる。
“注文されてから調理する”という受け入れ可能な時間枠内での高品質の食物の 提供の企ては、完全には成功していない。実際、正確には、この欠陥が、良く知 られたソフトドリンクの自動販売機に対する考えと寸法が似ている、受は入れ可 能な加熱食品の自動販売機の創出を妨げ、国家的なファーストフードチェーンの 高級食物を完全な自動装置から遠ざけている。
満足できる迅速調理用オーブンは、冷凍の、冷蔵の、あるいは常温状態にあった 食物調理品が、それら力慨に調理されている(例えば、冷凍フライチキンナゲツ ト)、半調理である(例えば、“パーベークド(par−baked)”ピザ) や生物である(例えば、ビスケット、魚)場合にも、30秒より少ない時間で工 程がほぼ完成する、加熱または調理をすることができねばならない。30秒内で 工程を完成させることのできるオーブンは、ピーク時に食物を、1分間を要する 機械より2倍売り上げることができ、オーブンがファーストフードレストランに 配置されるか、自動販売機の役割を果たすかの判断が容易になるだろう。さらに 、提供される食物調理品に対して、殆どの客が待てる時間の限界値がある。時間 の限界値が何であるかについては議論があるが、より少ない客はかれらへの食物 の提供のために、それを知って30秒間よりもむしろ90秒間待つだろう。この 限界の客のグループが付加的な売上をもたらすだろう。
迅速調理用オーブンは、調理中に変えられる種々の特性(感触、風味、香り、外 観など)が調理の方法の異なることによって影響されるので、多くの食品のため に好ましく、これが意味するところは、より迅速な調理用時間は、ある場合には 、遅い調理時間に比べて全体としてより高い品質の食物調理品を提供することと なる。
従来のマイクロ波オーブンは、短い加熱時間で大量に提供することができるが、 焼いた色やばりばり感のない“再生(synthetic)”調理品をもたらす ものである。これは、ベークドポテトなどのある調理品については受け入れられ るが、一般的に、ピザ、フライドチキン、トーストなどの広範囲の食物調理品で は受け入れることができない。従来の熱風吹き当てオーブンは、高速で食物調理 品上に加熱空気を強制することによって、熱を食物調理品の中に“強制(dri ving)”し、食物調理品を迅速に調理することができる。従来の熱風吹き当 てとマイクロ波調理技術を組み合わせた複合型オーブンは、それぞれの調理方法 に比してより迅速に調理することができる。しかしながら、既知の複合型オーブ ンは、(例えば、冷凍ピザを調理するために5分間程度の長い時間を必要とする )余りにも遅すぎるか、あるいは、それが220ボルトで作動しおよび/または 実質的なウオームアツプ時間(しばしば15秒かそれ以上)が設けられているな らば、それらは同じ食物調理品をより早く調理することができるけれども、なお 、受は入れ舞いゆっくりとした時間(例えば、90秒)である。90秒オーブン は、典型的に、加熱要素として、ヘヤドライヤと同様な加熱コイルを使用し、そ れはピーク温度に達するのに数秒を要し、それから加熱コイル上の空気を加熱す るに過ぎない。かくして、このようなオーブンは、コイルをそのピーク温度に加 熱するための実質的なウオームアツプ時間を必要とし、さらに、コイルの上を通 過させることによって、オーブンの中に既にある空気を加熱するための付加的な 時間が必要である。(加熱用コイルから出る加熱された空気の最初のバッチは、 冷たい食物調理品に接し、また調理室に既にある空気と混じるので、急速に冷却 されることに留意しなければならない。)ファーストフードのレストランは、一 般的に、オーブンに利用できる220ボルトの電力供給があるのに対し、自動販 売機の設置場所は、それに利用できる110ボルトの電力供給を得られるにすぎ ず、したがって、220ボルトの電力供給を必要とする90秒オーブンを使用す ることができない。110ボルトの電力供給で同時に操作できる加熱用コイルと マグネトロンが、効率的に操作されるために基本的に専用の110ボルトの電力 供給を必要とする加熱用コイルやマグネトロンと比較して、実質的に能力の低下 を来すので、既知の複合型オーブンにおいては、220ボルトの電力供給が同様 の調理用エネルギを提供するために必要とされるだろう。
非複合型加熱空気吹き当て用オーブンは、客に対する迅速な調理や提供を必要と する場合には使用されない。それは、加熱空気の吹き当ては、食品内部、特に調 理品の実質的な大きさの内部を調理する能力を制■されている。そうであっても 、従来のデザインの非複合型の加熱空気吹き当てオーブンは、多くの複合型オー ブンの同じ不利益を受け、特に、加熱空気の吹き当てのみによって食物を調理す るためには数分間を必要とする。これらのオーブンは、90秒オーブンのように 、加熱用コイルのピーク温度に達するために数秒のウオームアツプ時間を必要と し、そして、なお、加熱用コイルの上を通すことによって装置内に既にある空気 を加熱するためにより多くの時間を必要とするものである。
したがって、本発明の目的は、一般的に最高の冷凍食物を30秒以内に調理する ことのできる複合型オーブンのような、迅速な調理用オーブンを提供することで ある。
本発明の池の目的は、加熱空気吹き当ておよびマイクロ波調理の両方に利用でき るようなオーブンを提供することである。
さらに、本発明の他の目的は、110ボルトの電力供給で操作できるようなオー ブンを提供することである。
また、加熱空気吹き当てのみて調理する迅速な調理用の非複合型オーブンを提供 することも本発明の目的である。
一般的に、最も冷凍された食物調理品を1分以内に調理することのできる迅速な 調理用の非複合型オーブンを提供することが本発明の別の目的である。
さらに、製造、使用および維持管理において安全で、簡単で、経済的であるオー ブンを提供することが本発明の目的である。
発明の要約 本発明の上述の目的および関連の目的は、迅速な調理用オーブンによって達成さ れる。
本発明の第1実施例は、加熱空気吹き当てとマイクロ波の両方で調理するための 複合型オーブンである。オーブンは調理のために食物調理品を受け入れるための 調理室を形成するハウジングと、調理室の容積に実質的に関連する大量の空気を 保持するために構成し寸法づけられた加熱空気室と、そして、それらの間に気体 連通を選択的に提供するための手段とがらなっている。また、調理室の調理品の マイクロ波調理のために作動可能な手段と、調理室の調理品の上に加熱空気室か ら空気を吹き当てさせるために作動可能な手段とが設けられている。加熱空気室 に関連して、加熱空気室の空気に対する高い比熱と高い熱容量の貯熱器があり、 この貯熱器を高温に維持するための加熱手段がある。マイクロ波調理用手段と熱 風吹き当て調理用手段とを相互の関係時間で作動するために、制御手段が設けら れている。
オーブンの好適な実施例において、加熱空気室は、貯熱器に加えて少なくとも1 5σ方フイートの容積と加熱手段とを有し、そして、貯熱器は銅のような金属の 少なくとも60ポンドから構成されている。加熱手段は加熱空気室の空気を少な (とも700°Fにまで予熱するための能力を有している。オーブンは、110 ポルトの電力供給で作動し、貯熱器と加熱空気室の空気が予熱されている時に、 30秒以内に、最も冷凍され、凍ったかまたは冷蔵された食物調理品を調理し、 焼いた色をつける能力によって特徴づけられる。
好適には、制御手段が、熱風吹き当て手段の作動の少なくとも1時間前に、加熱 手段に加熱空気室内の貯熱器と空気の予熱を開始させる。制御手段は、作動に先 立ってのみ、加熱空気室の貯熱器と空気の予熱をために加熱手段を作動し、必要 なときには、マイクロ波調理手段と熱風吹き当て調理手段の非作動化の後にも作 動させる。制御手段は、典型的には、熱風吹き当て手段とマイクロ波調理手段の 作動に対して実質的に同時に作動させる。
加熱空気室と調理室との間に気体連通を選択的に提供するための手段は、調理室 が7−ルされていない時に、加熱空気室から調理室への加熱空気の通路を排除し 、それによって、オーブンから逃げる加熱空気室から加熱空気を排除する。
好適には、調理室は、加熱空気が加熱空気室から調理室の調理品の少なくとも一 方の表面上を(好ましくは、調理品の側部へも)指向するように構成し寸法づけ られ、そして、この加熱空気は反射されて戻り、少なくとも一方の表面と反対側 の調理品の実質的表面部分を横切る。調理室は、調理室から加熱空気室への空気 通路を加熱空気が調理品の反対側の実質的に半径に沿って通過するようになるま で、加熱空気の通路を限定する、中央に穴のあけられた耐熱ディスクのような手 段を有している。マイクロ波は、調理品の反対側の表面を指向する。すなわち、 吹き当て空気が最初に指向する調理品の一方の表面の反対側の表面を指向する。
好適な具体例において、オーブンは、調理室の中の調理位置と調理室の外側の装 入/′取出し位置の間に(制御手段の制御の下に)移動可能な調理用トレイをさ らに有している。調理用トレイは、支持表面が調理品を取り外し可能に支持する 調理品支持方向と、支持表面がその上に調理品を支持せず、したがって調理品を 落下させる取出し方向との間に(制御手段の制御の下に)移動可能な表面を有し ている。支持表面は、調理用トレイが装着/取出し位置にある場合にのみ、調理 品支持方向から取外し方向へ移動可能である。好適には、オーブンは、さらに、 調理用トレイが装入/取外し位置にある時に、調理用トレイの上方に配置された 装入用トレイを有している。装入用トレイは、調理品受取表面が調理品を支持す る調理品支持方向と、調理品受取表面が調理品を支持せず、調理品を落下させる 調理品解放位置との間に(制御手段の制御の下に)移動可能な調理品支持表面を 有している。調理品受取表面は、調理用トレイが装入/取出し位置にあるときの み、調理品支持方向から調理品解放方向に移動することができる。
本発明は、また、マイクロ波によって少なくとも一部を調理するためのオーブン を含んでおり、オーブンは、調理用の食物調理品を受け入れるための調理室を形 成するハウジングと、調理室の調理品をマイクロ波調理するために作動可能な手 段と、そして、マイクロ波調理手段を作動するための制御手段とがらなっている うマイクロ波調理手段は、一対のマグネトロンと直角を形成する一対の脚部を有 する共通のウェーブ案内とを有し、マグネトロンは、共通のウェーブ案内に垂直 に配置され、そのマイクロ波の出力を共通のウェーブ案内のそれぞれの脚部に供 給する。
本発明の第2実施例は、熱風吹き当てによって調理するためのオーブンである。
このオーブンは、調理のための食物調理品を受け入れる調理室を形成するハウジ ングと、調理室の空気量と実質的に関連する空気量を保持するために構成され寸 法づけられた加熱空気室と、そして、それらの間に気体の連通を選択的に提供す るための手段とからなっている。また、加熱空気室から調理室の調理品上に加熱 空気を吹き当てるための作動手段が設けられている。加熱空気室と関連して、加 熱空気室の空気に対して高い比熱と高い熱容量の貯熱器があり、この貯熱器を高 温に維持するために加熱手段がある。制御手段が、加熱空気吹き当て手段を作動 するためと、加熱空気吹き当て手段の作動に先立って、加熱空気室の貯熱器と空 気とを予熱ための加熱手段を作動するために設けられている。
オーブンは、貯熱器と加熱空気室の空気が予熱されているときに、1分以内に、 調理室に置かれた最も冷凍され、凍った調理品を調理し、焼いた色にする能力に よって特徴づけされている。
本発明は、また、加熱空気吹き当て調理によって少なくとも一部を調理するため のオーブンを含み、このオーブンは、調理のための食物調理品を受け入れるため の調理室を形成するハウジングと、空気の量を保持するために構成され寸法づけ られた加熱空気室と、そして、それらの間に気体連通を選択的に提供するための 手段とからなっている。調理室は調理室の調理品の一方の表面上に加熱空気室か らの空気を指向させ、この空気を戻して、調理品の反対側の表面の実質的な部分 を横切らせるように構成され寸法づけされている。また、加熱空気室から調理室 の調理品上に空気を吹き当てる手段と、加熱空気を吹き当てる手段を作動させる ための制御手段と、そして、加熱空気室と関連して、貯熱器とこの貯熱器を高温 に維持するための加熱手段とが設けられている。
好適には、調理室は、加熱空気室からの空気が調理室の調理品の少なくとも一方 の表面上(好適には調理品の側部にも)を指向し、この加熱空気が戻るように反 射され、調理品の少なくとも一方の反対側の表面の実質的な部分を横切るように 構成され寸法づけられている。調理室は、調理室から加熱空気室への空気を、空 気が調理品の反対側の表面の実質的に半径に沿って通過するまで制限する、中央 に穴のあいた耐熱ディスクのような手段を含んでいる。
図面の簡単な説明 この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利益は、添付図面とともに行 われる本発明の例示に過ぎない好適な具体例の詳細な説明を参照することによっ てより充分に理解されるであろう。
図1は、この発明に従うオーブンの斜視図である。
図2は、図1のオーブンの制御パネルの正面図である。
図3は、調理室と使用の際の加熱空気とマイクロ波の通路を点線で示したその関 連する周辺の部分正面図である。
図4は、図1の線4−4に沿った断面図である。
図4Aと4Bは、装入と取出しのそれぞれを示す装入/取出し機構の部分断面図 である。
図5.6および7は、それぞれ図4の線5−5.6−6および7−7に沿った断 面図である。
図8は、図4の線8−8に沿った断面図である。
図9は、図4の線9−9に沿った部分断面図である。
図10は、加熱空気室のみの前からの正面図である。
図11は、図10の線11−11に沿った断面図である。
好適な具体例の詳細な説明 この発明は、セルフサービスの小売市場(コンビニエンスストアのような)にお いて見られるような独立の迅速な調理用オーブンについて説明されるけれども、 自動販売機の専門家にとって、この発明によるオーブンがソフトドリンクや煙草 の自動販売機に類似する独立の自動販売機に容易に組み入れられることは自明で ある。その自動販売機で利用者が従来方法で取り出す特定の食物を選択し、支払 うと、この食物は調理室に運ばれ、選択された食物に対して適する指令に従って 迅速に調理され、調理室から出され、購買者に提供される。全ては人手の介在も な(、自動販売機の分野における専門家にとってよ(知られた自動販売機の技術 を使用して行われる。代りにこの迅速な調理用オーブンはレストランや職業的な づ−ビス会社において使用されることもできる。
図において、特に図1と図4には、加熱空気吹き当てとマイクロ波の両方にとっ て食物調理品12(図3に一点鎖線で示されている)を調理するための、この発 明による複合型オーブンが例示され、一般的符号1oによって示されている。
オーブン10は、調理するための食物調理品12を受け入れるための調理室16 を形成する、符号14で示されるハウジングと、大量の空気を保持するように構 成され、寸法づけられた符号18で示される加熱空気室と、そして、調理室16 と加熱空気室18との間で気体の連通を選択的に提供するための手段とから成っ ている。加熱空気室18は、オーブンの好ましい外形(利用できる空間に適合す るように個別化される)によって調理室16の後に位置づけられているように例 示されているけれども、調理室16に対して加熱空気室18の位置に代えて使用 することができる。さらに詳しくは、気体連通手段は、加熱空気室18から調理 室16への加熱空気の通路のための進入導管部22と、調理室16から加熱空気 室18への冷却された空気の通路のための退出導管部24の両方を有している。
図10と11とを参照するに、加熱空気室18は調理室16と少なくとも同じ寸 法かまたはそれより大きいのが好ましく、好適には、加熱空気室18は、少なく とも15立方フイートの空気を保持するように、さらに典型的には(必ずという ことではないカリ両方が加熱空気室内に配置される、貯熱器26とこの貯熱器2 6を高温に維持するために作動する加熱手段28に対して構成され、寸法づけら れている。貯熱器26は、好適には少な(とも60ポンド(その周囲の加熱空気 室ハウジングを除いて)の鋼や銅のような金属から作られ、加熱空気室18内の 貯熱器26と周囲の空気との迅速な熱伝達を可能とするように、熱交換器の形状 (すなわち、最大の表面積を有する)に配置されている。貯熱器26は、ヒート シンクまたは熱交換器として機能し、従って、貯熱器26から空気への熱の伝達 を容易にするように1、フィン27の間や周りの空気の移動を容易にするために 約05インチの間隔を設けるようにスペーサ29によって離され、互いに平行に 走る一連のフィン27やプレートによって適当に形成されることができる。
熱の伝達は加熱空気室18内の空気の量に対して貯熱器の表面面積の割合を大き くすることによって大きくされる。
貯熱器26の構成と寸法は、加熱空気室18内の空気に対する高い比熱と高い熱 容積の両方を提供するように選定される。高い比熱は、貯熱器の単位質量が加熱 空気室の空気の多数の単位質量のウオームアツプに充分な熱を渡すことができる ことを確実にし、また、高い熱容積は、貯熱器内に貯えられる全熱量が、それ自 身が過度に冷却されることなく、加熱空気室内の空気の大質量を加熱できること を確実にするものである。貯熱器26は、それを構成する材料に不利な影響を与 えることなく、長時間にわたって所望の高温に支持することができる材料から形 成されねばならない。これらの目的に対して、銅や鋼は好ましいものである。
選択される材料は、また、周囲の温度から好ましくは少なくとも700°Fの高 さの温度循環に耐えねばならない。この発明によれば、このような熱循環は、貯 熱器が典型的に殆ど1日に1回(作業日の終りに)上昇した予熱温度から室温に まで冷却され、実際に(冷蔵庫が低(した冷却温度に一定に維持されるように) いつも使用できる上昇した予熱温度に一定に維持されるのが好ましいので、厳し く制限されていることが理解されるだろう。従って、貯熱器26に使用される金 属は、食物が調理室に置かれる度毎に冷却(周囲温度)から加熱温度にまで循環 するわけでなく、一度予熱された加熱状態にあるので、長い作業寿命を有する。
貯熱器26は、勿論、好ましくは調理の間に、所望の温度にそれを維持すること が必要なときに周期的に再加熱され、調理特性(すなわち、マグネトロンと加熱 空気用ブロワ−)を駆動するのに必要な電力は貯熱器を加熱するための電力とし て同時に使用されることはない。
24″X24’ X24″の寸法を有するオーブン1oに対して、加熱空気室1 8は約2立方フイート(空気のために利用されるのは約1.5立方フイート)の 全体容積のために、22″X20’ X8’の寸法を有することができ、調理室 16は、最大直径12″で最高3″高さの食物調理品12の調理のために、直径 14″高さ8″で全容積約0.75立方フイートのシリンダ寸法を有する。加熱 空気室18の容積は調理室16の容積に対して大きく、加熱空気室18には充分 な予熱空気の量があることを確実にしている。従って、最初に冷たい空気が調理 室16内で混合しても、所望の操作レベルにまで調理室16の空気を迅速に持っ て来ることは充分できる。好ましくは、空気のために利用できる加熱空気室の容 積(すなわち、貯熱器26とヒータ28を除いて)は、調理室の容積を超え、理 想的には少な(とも後者の2倍である。
加熱手段28は、貯熱器26が加熱空気室18内の空気を加熱し、好ましくは、 少なくとも700°Fの上昇温度に維持するように選定し、従って、加熱空気室 18は、一度予熱されてからは、ウオームアツプの時間なしで、需要に応じて調 理室16に加熱空気を供給するキルンのように作用し、それによって、予熱され ているオーブン10を加熱空気吹き当てとマイクロ波の両方で調理を直ぐにでき るようにさせる。加熱手段28は、円柱状のセラミックロッドの周りをワイヤが 包むような従来の加熱用コイルでよく、延長時間(典型的には1から2時間程) にわたって電機的エネルギが与えられる場合には、貯熱器26と加熱空気室18 の空気を所望の操作温度にまで充分に持って来ることができる。加熱手段28の 円柱状のセラミックロッドは、典型的には水平方向に配置されるのに対し、貯熱 器26のフィンまたはプレート27は、加熱空気室内の空気の循環の干渉を最小 にするために、典型的には垂直方向に配置され、コイル28の周りの電気的断熱 材28′ に間欠的に固定される。
予めの加熱は典型的には1日に1回起きるのみなので、少なくとも1時間か2時 間位ゆっくりとした予熱をすることができ、110ポルトの電力供給のみを使用 するのが好ましい。しかしながら、予熱のために必要なスタートの時間を減少さ せるためにより強力な加熱用要素を使用し、レストランのように220ボルトま たはそれ以上の電力供給を利用することができる。加熱手段28の操作は後述の 制御手段250によって制御される。
制御手段250は、サーモスタットと加熱手段28への電力をカットオフするカ ットオフスイッチとを有している。カットオフスイッチは、供給電力がマグネト ロンに使用される場合または加熱空気用ブロワ−に使用される場合に作用して、 マグネトロンまたは加熱空気用ブロワ−への電力供給を不充分とし、加熱手段2 8を同時に作用させ、または、加熱空気室の実際の温度が“設定”温度を超えた 場合に作用する。
図4.5および8を参照するに、加熱空気用ブロワ−40は加熱空気室18と調 理室16との間の閉じたシステムで空気を循環させるために提供され、加熱空気 吹き当て機能を提供する。ブロワ−40は柔軟なベルト44によってブロワ−シ ャフト46に連結され、ブロワ−モータ42によって駆動される。ベルト連結は ブロワ−40からブロワ−モータ42への熱伝達を最小にするために、固いかま たは直接的な連結が好ましい。なお、熱伝達はブロワ−モータ42の過熱をもた らすだろう。ブロワ−モータ42は、好適には110ポルトの電力供給で作動す るが、220ボルトの電力供給の利用性とブロワ−のサイズによって220ボル トの電力供給も使用することができる。24“X24’ X24″のオーブンに 対して、610 c u、 ft/min (4インチ水頭)の能力をもつブロ ワ−が適当である。
ブロワ−40は、調理室16から使用された加熱空気を吸い込み、それを再加熱 と再循環のために退出導管24を通して加熱空気室18に吹き出している。図4 において、ブロワ−40が作動する場合には進入導管22に近接して位置つけら れたダンパー50は開放方向(点線で示されている)にあり、加熱空気室18か ら調理室16への空気の連通を可能としている。
ブロワ−40が操作されていない場合には、ダンパー50は閉鎖方向(実線で示 される)にあり、加熱空気室18がら調理室16への連通を排除している(安全 予防として、ダンパー50は調理室のカバー80に操作的に連結されているので 、ダンパー50はカバー80が閉じられている場合にだけその開放方向に移動す ることができ、かくして、調理室の開口を通ってオーブンから熱の不意の逃散を 防止する)。ダンパー50は、ダンパーモータ51(図5と6を参照)によって その両端方向の間を移動させられる。進入導管22を通る加熱空気は、加熱空気 用ダクト52によって、はぼ垂直方向に配置された吹き当て用チューブ54に通 じ、それらのチューブ54はそこに食物調理品12の上部表面が近接している調 理室16に供給される。
加熱空気吹き当て調理の操作の原理はこの分野ではよく知られているので、ここ では詳細に説明する必要がないだろう。しかしながら、加熱空気が食物調理品の 近くの冷たい空気を効率的に追い払い(特に、食物調理品が最初に凍っている場 合)そして食物調理品の表面に形成される水分を最適カリ連続的に拭い去るのに 充分な圧力で、加熱空気はブロワ−40によって制限された吹き当てチューブ5 4を通して吹き付けられ、これによって、加熱空気による食物調理品の迅速な焼 いた色づけやトースチングが可能であるということが理解されるだろう。食物調 理品12が吹き当てチューブ54のアレイに対して直径において充分小さい場合 (または、円形でない場合には、長さと幅において)には、加熱空気の吹き当て 効果は食物調理品12の上部表面(すなわち、吹き当てチューブ54に向き合っ ている表面)ばかりでな(、食物調理品12の側部にも得ることができる。
しかしながら、加熱空気の吹き当て調理に対しては良く知られた問題点がある。
すなわち、加熱空気の吹き当てチューブに直接にさらされた表面のみ迅速に調理 され、残りの表面(反対側の表面と恐らくは側部も)それほど迅速には調理され ない点である。このような問題点は、食物調理品12が特別に厚いとか、食物調 理品の直接さらされない表面に対して直接さらされた表面と同じがまたはそれ以 上の加熱を要求される場合(例えば、厚い皮を有するピザが皮の実質的な調理を 必要とし、トッピングがそれより少ない調理にしか耐えられず、トッピングが乾 燥したり、隼げたりする場合)には厳しいものである。本発明は、加熱空気がそ の一方の側面、すなわち、吹き当てデユープ54の側の側面のみから調理品に向 けられるけれども、この問題を最小にしあるいは完全に避けることができる。
特に、図3を参照するに、調理室16は、加熱空気室18と吹き当てチューブ5 4からの加熱空気を食物調理品の第1表面(ここでは上部表面)上に向け、それ から、加熱空気を反射して戻し、食物調理品12の第1表面とは反対側の第2表 面(ここでは、下部底面)の実質的な部分を横切らせるように構成しかつ寸法づ けられている。食物調理品12の水準の子方で調理室16の外側と下方への傾斜 は、長方形や円筒形の調理室内に起こる立ち上がり波を減少しマイクロ波の調理 効率増加させ、また、加熱空気調理の効率(すなわち、食物調理品に対する吹き 当て加熱空気からの熱伝達)が、長方形や円筒形の調理室内で典型的に生じるデ ッドゾーンを最少化することによって増加させられる。マイクロ波透過性で耐熱 材料(セラミックのような)の耐熱ディスク64は、中央の穴66を形成し、食 物調理品12の第2表面(ここでは下部底面)に密接しかつ間隔を置く関係に配 置されており、反射された加熱空気は、加熱空気がセラミックの耐熱ディスク6 4の中央の穴66に達する前に、調理品の側部と実質的に下部底面の全半径にわ たって通過するように強制され、結局、加熱空気の戻しダクト120とブロワ− 40とによって再加鴫と再循環のために加熱空気室18に導かれる。
さらに、断面で円形または多角形(例えば、12角形)である調理室16は、1 部側壁60と下部側壁62とを有し、この上部側壁60と下部側壁62は、食物 調理品の下部表面とセラミックディスク64の上部表面の中央の点において鋭角 (好ましくは60°)を形成するように結合されている。代替として、上部およ び下部側壁60.62は単一の外側に曲がった側壁を形成してもよい。セラミッ クの耐熱ディスク64は、それが配置されている調理室の平面の全直径に基本的 に延びており、その中央の穴66は、使用された加熱空気がそこを通り調理室を 逃げることができ、調理室16の食物調理品12の実質的な部分を横切って通過 した後、加熱空気室に戻ることができる一つだけの通路である。正確な部分は、 殆ど常に、食物調理品12の下部底面の面積の50%より大きく、好ましくは7 5%より大きく、中央の穴66と食物調理品の下部底面の相対的な大きさに依存 するものである。
図3の左側に点線の矢印68によって例示されるように、吹き当てチューブ54 を出た加熱空気は食物材料12の−に部表面を叩き、上部側壁6oに向けて上方 に反射され、それから下部側壁62に向けて下方に向かう。セラミックの耐熱デ ィスク64の上部表面は上部側壁60によって下方に反射された加熱空気を妨害 し、その加熱空気が食物調理品12の底面とセラミックの耐熱ディスク64の中 間を中央穴66に達するまで径方向内側へ通るように、加熱空気が調理室16を 出ることを阻止している。加熱空気の食物調理品12さの底面に沿っての通過の 間に、加熱空気は食物調理品12の底面を調理し、このようにして、の底面の増 進した調理を提供することができる。セラミックの耐熱ディスク64の中央の穴 66を通る加熱空気は、結局、後述の種々の空気戻りスロット112や空気戻り 孔114を経てブロワ−40に戻り、ブロワ−40から退出導管24を通って再 加熱と再循環のために加熱空気室18に入る。中央の穴66、空気戻りスロット 112および空気戻り孔114は、好ましくは、展開状態から矢印の流れのボト ルネックを排除するに充分な大きさである。
図3に最も良く見られるように、耐熱ディスク64は、食物調理品12を支持す る調理用トレイ82と平行に延びるつば部と、空気戻りダクト120内の環状ウ ェーブ案内106に配置され、ブロワ−40に加熱空気を導く空気戻りダクト1 20の戻り孔114と連通している空気戻りスロット112を形成している、下 方に延びるクラウン部とからなる逆さ帽子の形状を有している。好適には、セラ ミックの耐熱ディスク64は、単に、棚部88(ハウジングがら容易に持ち上げ て出せる)を取り外し、カバー80を持ち上げ、調理用トレイ82を取り出し、 セラミックのディスク64を持ち上げ(したがって、そのクラウン部は環状ウェ ーブ案内106の上である)、それを調理室16の開口16a(図5参照)を通 して横側へ移動させることによって、オーブン内から容易に取り外し、置き換え ることができる。このことは、その調理の際に食物調理品12がら脱落し、オー ブン10の外側に容易に取り外せるセラミックのディスク64の上に落ちるよう な破片状や液状物を許容する。
オーブンの技術分野の専門家は、特定の調理されるべき食物調理品12にとって 、オーブン10の全操作構造を逆にし、したがって、加熱空気吹き当てチューブ 54は、食物調理品12の底面に対して加熱空気を直接強制するように、食物調 理品12の下に配置され、セラミックの耐熱ディスク64は、食物調理品の上面 の半径を横切って流れるように反射した加熱空気を強制するように、食物調理品 12の頂部の−F方に配置される。実際に、この特殊な場合には、他方の表面の 犠牲において一方の表面の調理を最高にすることが望ましく、最高に調理される べき表面が吹き当てチコーブ54に直接対向して配置され、セラミックのディス ク64は除去されるので、他方の表面は軽度に調理されるに過ぎない。また、例 示される多数の吹き当てチューブ54は単なる例示にすぎず、より多くのあるい はより少ない吹き当てチューブ54が使用さること、調理品j2の近接する表面 からの吹き当てチューブ54とセラミックのディスク64までの垂直方向の間隔 (例えば、それぞれ約4インチと約1インチ)は、実際の間隔としての寸法で例 示さ才またものでなく、適用しようとする特定のオーブンによって左右されると いうことが、容易に理解されるであろう。
レストランのように、互いに近接して本発明による多数のオーブンがある場合に は、吹き当て調理のための加熱空気をそれらに提供するために、種々のオーダ〉 の調理室を相互連結する共通の加熱空気室を有する種々のオーブンを提供するこ とによって経済的という目的が達成される。共通の加熱空気室は、勿論、その貯 熱器26や加熱手段28がそうであるように、単一のオーブン10の加熱空気室 18に比して大きなサイズとされている。し1.かじ、種々の個々の調理室によ る共通の加熱空気室18への要求は、多分、全ての時間にわたって平均するだろ うし、共通の加熱空気室は、いかなる時にも加熱空気の極端に高い需要に会うこ とが殆どなく、かくして、単一の調理室に対する低下した単一の加熱空気室の実 体よりも“リザーブ(reserve)”する加熱能力をより少なくすることが できる。
調理の際や必要でないアクセスをする時に、の全面間口16aを通じて、調理室 16の内部から熱の逃散を最少とするために、調理室16には、調理室用カバー 80(逆ボウル形に形づけられている。)が設けられ、その下方の位置で(図3 .6および9に示され、後者では仮切線で示されている。)、そこを通る熱の逃 散を排除するために、ドアのように、その開口16aを閉じるように調理室16 の頂部と側部とを覆っており、その上昇位置(図4. 5. 8および9、後者 では実wl)では、食物調理品12を調理室16に装入したり取出したりするた めに開口が開けられている。カバー80には、調理用トレイ82とその枢動機構 84を連結するアーム90の通路として穴または凹部80aが設けられている。
カバー80の上昇/下降機構81(図5,6および8参照)は、その2点位置間 でカバー80を移動させるために、制御手段250によって制御される。
食物材料12を調理室16に容易、安全カリ迅速に置くために、好適には、オー ブン10には、調理用トレイ82が設けられ、この調理用トレイ82は、ハウジ ング14の中に枢動機構84によって枢動可能に装着されており、したがって、 調理用トレイ82は、元来全体がオーブンの外側にある棚部88(図1および4 に例示されている)の装入/取出し位置から、カバー80が開放したとき(すな わち、上昇)に、中間位置を通って(図5に例示)調理位置(図6に例示)に揺 動することができる。調理位置では、調理用トレイ82は全体が調理室16内に あり、カバーはそれから閉じられる(すなわち、下降される)。
調理用トレイ82は、好適には、スポーク付のホイールの形状をなし、このスポ ークは耐熱性材料でできている。かくして、調理用トレイ82は、好適には、複 数のセラミンク製スポーク86に設けられた金属リングまたはホイール85から なっている。この調理用トレイ82は、両端位置のどちらかおよびその間の移動 中に、同時に、食物調理品12の底面とセラミックの頂部との間を流れる加熱空 気に対する食物調理品の底面の暴露に対して最小の干渉を提供しながら、食物調 理品12を支持している。スポーク86は、はぼ平らな方向とほぼ垂直な方向の 間で回動することができ、スポークが水平方向にある場合に、スポーク86は食 物調理品12を受け取り、支持しており、スポーク86が垂直方向に下降された ときに、棚部88°に置かれたプレート99上に調理された食物調理品を供給す る(すなわち、落下させる)ことを許容する。スポーク86が調理室16内で水 平位置にある場合に、それらは、また、加熱空気が食物調理品12の下部底面を 横切るようにバッフルとして作用するものである。
調理皿82が調理室16の外側に配置される時には、調理皿82はハウジング1 4から外方に延びる突出部88内に配置され、利用者が不用意に触れることが出 来ないが、保守と掃除のためには突出部88全体を簡単に取り外し出来る。調理 皿枢動装!l184と調理皿82を連結するアーム90は特別な構成のオーブン に好適な様に普通に伸縮自在に、或は一定の長さにすることが出来るし、調理皿 82のスポーク86を枢動するために制御装置250に応答する枢動装置を有す るよう出来る。
いま、第1図と第4A図とを参照するに、装入器92は、ハウジング14の外方 に延びる突出部88の上面の大きな中央開口の上に配置される。装入器92は調 理皿82と形状および寸法が似ており、リングまたは中空車95とスポーク96 とを有しているが、調理皿82と同様にオーブンハウジング14内には枢動出来 ない。利用者は、調理すべき食物製品、すなわち調理品12を支持する装入器9 2の上に調理品12を置く。調理を開始するよう、例えば開始(スタート)ボタ ン206(第2図参照)が押されると、装入器92のスポーク96が制御装置2 50によって下方に枢動され、これによって調理品12が調理皿82の上に落下 される様に成る。上述した様に、調理皿82は次いで調理室16内に内方に枢動 されて、調理品12が調理され、調理皿82が外方に次に枢動されて突出部88 に戻される。いま、第4B図を参照するに、調理皿82のスポーク86が次いで 下方に枢動されて、突出部88の下の第2の突出部88°の上に予め置かれた皿 99の上に調理された調理品12が供給、すなわち落下される。
第4図に明示される様に、調理皿82(アーム90と枢動機構84を介した)と 装入器92は、ハウジング14に固着された共通のは\゛円柱状の取付支柱97 によって支持されている。
二の発明がオーブン10に特に適する時には、一層簡単な調理品供給装置が関連 して使用するよう説明されている。併し、この様なオーブン10を用いる自動販 売機において、調理品12を調理品供給部から直接に調理皿82の上に供給して 調理された調理品12を調理皿82から利用者に供給するための装置を設けるよ う出来ることが販売機等の当業者には明らかであろう。更に、フライポテトの様 な小さな調理品は耐軌マイクロ波透過調理皿内に入れることが出来るので、フラ イポテトがスポーク86.96の間から落ちることが無い。
いま、この発明のマイクロ波調理の特長に就いて考えるに、マイクロ波オーブン は当業者に良く知られており、こ\に詳細に説明する必要が無い。特に、第4図 と第7〜9図を参照するに、一対のマグネトロン1ooが設けられているので、 マグネトロン100からのマイクロ波出力力哄通のアングル材のウェーブ案内1 02の脚部内に照射される。2つのマグネトロン100のインピーダンスは、一 方のマグネトロン100の出力が他方のマグネトロン100の出力に伝達される のを防ぐよう故意に一致されていない。マグネトロン100は110ボルトの供 給電力で好適に作動されるが、レストランや商店等の様に220ボルトまたはそ れ以上高い供給電力が利用できる処では、高圧の供給電力が使用できるので、実 際に、2つのマグネトロンを単一の大きなマグネトロンと取り換えて、環状のウ ェーブ案内とマグネトロンの間のアングル材のウェーブ案内を省略できる。ブロ ワ−の様なマグネトロン冷却装置103は、冷却空気ダクトを介してマグネトロ ン100に冷却空気を供給する。
第7図に明示される様に、共通のウェーブ案内102は直角な構造を好適に成し ており、各脚部は矩形のウェーブ案内を形成しており、連結部として作用する頂 部、すなわち接続部はアングル材のウェーブ案内102の各脚部、すなわち矩形 のウェーブ案内から上に有る環状のウェーブ案内106にマイクロ波を供給する ことを可能にしている。共通のウェーブ案内102と環状のウェーブ案内106 は1つに溶接されていて両ウェーブ案内102.106間の放電、すなわち両ウ ェーブ案内間からのマイクロ波の漏出を阻止している。環状のウェーブ案内10 6はウェーブ案内106に供給されるマイクロ波を、第3図の右手の点線の矢印 109により示される様に調理皿82に調理品12に向がって上方に照射する。
特に、接続部104とアングル材のウェーブ案内102の矩形のウェーブ案内脚 部によってマグネトロン100に連結されている環状のウェーブ案内106の基 部にヒートシール110が設けられているので、調理室106がらの加熱空気は 比較的繊細なマグネトロン100にもう到達できない。ヒートシールまたは障壁 110は、セラミックの様なマイクロ波透過性耐熱材から造られる。この発明の 推奨実施例において、製造の場所で、マグネトロン100と共通のウェーブ案内 102と熱障壁110と環状のウェーブ案内106とを含むマイクロ波発生伝達 装置は、調理皿82の上の仮の調理品にマイクロ波を集中するよう調理皿82に 対して垂直方向に上下に動くことが出来る。上述したマイクロ波発生伝達装置と 、環状のウェーブ案内106カ慣通して延びる戻り空気ダクト120との間の交 差部からのマイクロ波の漏洩を防止するために、約12.7〜15.2cm(5 〜6インチ)の金属板が周りに延びている形のマイクロ波シール116.118 が夫々設けられている。マイクロ波発生伝達装置のマイクロ波シール116は、 戻り空気ダクト120の固定のマイクロ波シール118に接近離反するよう動く ことが出来る。
いま、第2図を参照するに、同図にはオーブン制御パネル200が示されており 、このオーブン制御パネル200は発光ダイオードパネルの様な状態表示部20 2と、標準の電話のブツシュボタンと同じであるが、X印と#印をM印とA印と に夫々書き換えたデータ入力装置1f204と、“開始”、“停止”、“温度” 、”持続”力(J々印された4つのボタン206.208.210.212とを 有している。
状態表示部202はキー、すなわちブツシュボタンを介してデータ入力装置20 4に入力されたデータを表示して情報とオーブンの現状を利用者に伝える。デー タ入力装ff 204は数として作用する10個のデジタルキーまたは数字キー を有している。
データ入力装置204のM (マイクロ波の時間モード)キーはマイクロ波照射 時間の入力を状態表示部202に要求するよう成すもので、従って、利用者はM キーを再び押す(キーに誤った情報を入力する)ことによってこのマイクロ波時 間モードを表示する前に、デンタルキーまたは数字キーを用いて99秒までのマ イクロ波照射時間を人力できる。データ入力装fif204のA(加熱空気時間 モード)キーは加熱空気時間て時間の入力を状態表示部202に要求するよう成 すもので、従って、利用者はAキーを再び押す(キーに誤った情報を入力する) ことによってこの加熱空気時間モードを表示する前に、デジタルキーまたは数字 キーを用いて99秒までの加熱空気時間を入力できる。従って、MおよびAキー はシフトキーとして作用して、データ入力装置204のデジタルキーから数字デ ータを入力するためにオーブン制御パネル200が特別モートを入力するよう出 来る。
開始ボタン206と停止ボタン208はファンクンヨンキーで、他の入力を必要 としない。開始ボタン206は調理サイクルを開始し、入力された或は実行され ないマイクロ波および加熱空気時間て時間を使用する。実行されない加熱空気時 間は30秒であり、実行されないマイクロ波時間は30秒である。停止ボタン2 08は調理サイクルを停止し、零に簡単に秒読みするサイクル時間に他の時間と して使用できる。
残りの温度ボタン210と主調理ボタン212はシフトキーとして作用して、オ ーブン制御パネル200に特別モードを入力するよう出来る。温度ボタン210 の作動はオーブン制御パネル200に温度入力モードを入力するよう成し、これ によって状態表示部202が第1の線上に“オーブン温度” (すなわち、調理 室内の実際のオーブン温度)を示すと共に、第2の線上に“設定時間” (すな わち、利用者によって設定される温度)を示す。最初に示される設定温度は利用 者によって、或は実行されない温度343℃(650°F)によって最後に入力 された温度であるが、利用者は、データ入力装置204のデジタルキーを用いて 一18℃〜537°C(0°F〜999°F)マテノ温度、好Milハ427° C(800’F)を入力できる。利用者は、温度ボタン210を再び押すが、或 はデータ入力装置204のキーに誤った情報を入力することによって温度入力モ ードを表示する。
“持続”ボタン212の作動はオーブン制御パネル200に持続モードを入力す るよう成し、これによって状態表示部202はオーブンが“持続モード”に有る ことを表示する。データ入力装ff1204のキーはシフトモードに有って、管 理や輸送や同様なこと等に有効な種々な診断および関連した作用を実行するよう 決められる。
オーブン制御パネル200に関連した制御装置250(第5.6図参照)は互い に時間的に関連したマイクロ波調埋装fw(すなわち、マグネトロン100)を 作動する装置と吹当て発生装置(すなわち、ブロワ−40)とを有している。調 理品のための推奨される調理サイクルに基づいて、吹当て発生装置とマイクロ波 調理装置は実際に同時に作動出来る。併し、マグネトロン100の作動と同時の ブロワ−40の作動は出力波動に起因し、この様な出力波動を検出するよう好適 に設けられた種々な安全装置を作動できるので、マグネトロン100の作動の前 に少なくとも約2秒ブロワ−40が作動されるのが好適である。特別な調理品に おいては、マイクロ波と加熱空気吹当ての両調理が同一時間で出来るし、1つま たは別の調理作用を他の調理作用の前に開始したり或は後に終わるように出来る 。
例えば、成る調理品(冷凍しない調理品)は加熱空気吹当て調理時間に対して比 較的短いマイクロ波調理時間を必要とするので、加熱空気吹当て調理時間をマイ クロ波調理の実施の前に開始して、マイクロ波調理の終わった後にまで続けるよ う出来る。一般的に、両方の作用を少なくとも所定の時間同時に行われる。
制御装置250は、調理品12に必要とされる調理時間よりも実質的に時間が長 い吹当て発生装置40の作動の前(好適にはマイクロ波調理装置100と吹当て 発生装置40の作動の前)に貯熱器26と所定の加熱空気室18内の周囲空気と を加熱装置28が予熱するよう出来る。加熱空気室18の寸法、加熱装置28に より使用される出力供給、加熱空気室18内の周囲空気の所要温度および同様な もの等の様な要因に基づいて、オーブン10が予熱される。すなわち、オーブン 10が調理のために実際に使用される前に加熱装置1128が実質的な時間作動 される。110ボルトの電力が加熱装置28に作用されるだけの場合に、一般的 に予熱時間はオーブン10の使用の前の約1〜2時間である。予熱の開始はタイ マーによって行うことが出来るので、オーブン10を用いるよう人が触れる前に オーブン10の予熱が行われる。併し、最も一般的には、冷蔵庫と同様に、オー ブン10をいつでも使用できるよう準備、すなわち予熱できる。
貯熱器26が加熱空気室18内の空気に対して高い比熱と高い熱容量であるため に、貯熱器内の温度はオーブンの繰り返し使用にも拘わらず大体一定に維持され るように成る。制御装置250の熱制御は加熱空気室18内の空気を監視し、こ の空気温度が設定温度以下に成った時に、加熱装fii28を作動して貯熱器2 6を更に加熱するよう成す。110ボルトの制限された電力供給が好適な場合に 、加熱装置はマグネトロン100(或は好適にはマグネトロン100とブロワ− 40の両方)が不作動にされる時にだけ加熱装置を作動するように好適に制限さ れ、これによって不都合な電力浪費を防止するよう成る。代わりに、制御装置は 、加熱装置の再作動によって生じられる電力浪費を最小にする目的によって、予 熱の間に使用されるよりも低電圧を加熱装置の再作動のために使用できる。
ブロワ−40とマグネトロン100の作動と不作動に加えて、制御装置250は 調理室16の調理品の装入/取出し、すなわち出し入れに対して種々な作用を行 う。調理品を出し入れする機構(例えば、囲いを上下動する機構18と調理皿枢 動機構84)の制御において、制御装置250は、調理品の出し入れの際に、囲 い80が持ち上げられて、外部の出し入れ位置と内部の調理位置との間を調理皿 82を動かす前にダンパー50が閉じられることを確実にする。先に注意される 様に、制御装置250は、調理品の装入作用の後に互いに時間的に関連してブロ ワ−40とマグネトロン100とを作動し、調理品を取り出す作用の前にブロワ −40とマグネトロンICl0の不作動を確実にする。また、制御装置250は 、装入器92と調理皿82の装入用のスポーク96.86の枢動を制御する。
110ボルトの供給電力を用いるこの発明によって達成できる迅速な調理時間の 例は、冷凍した調理前のピザ、冷凍した生の薄皮ピザ、冷凍した調理前の鶏、生 のハンバーガー等で30秒の調理であり、冷凍した調理前のフレンチフライおよ び生のビスケットで15秒の調理でつる。他方、生のステーキは45秒程度とす ることが出来る。従って、ファーストフードレストランで販売されている種類の 殆どの冷蔵および冷凍調理品は30秒内で調理できる。
図示される様に、エネルギー源(すなわち、マイ知波と加熱空気)は両側がら調 理室16内に入り、マイクロ波が入る時に同じ側(例えば、こ\では底部)から 空気が流出する。当業者に明らかな様に、別の実施例では、エネルギー源は同一 方向または直角方向から入ることが出来る。
この発明に従ったオーブンの作動は、一般的なファーストフードレストランにて 用いられる比較的慣れていない者が用いるのに十分に簡単である。利用者は装入 用の装入器92の上に調理すべき冷蔵または冷凍した調理品12を置く。もし、 必要ならば、利用者はデータ入力装置204のデジタルまたは数字キーのMキー を使ってマイクロ波調理時間を変えるが、或はAキーを用いて加熱空気吹当て時 間を変える。同様に、利用者は工場で設定された不実行値を頼る。多分、制御パ ネル200の温度ボタン210を用いて予定される“設定”温度にオーブンが既 に設定されたり、データ入力装置204のデジタルキーは不実行値に頼る。利用 者は開始ボタン206を押すだけで、全処理の作動を設定するよう成す。
次いで、囲い80が囲い昇降装置81によって開放持ち上げ位置に動かされ、枢 動装置84によって調理皿82が調理室16から突出部88に外方に枢動される 。装入器92のスポーク96が次に垂直方向に動いて、調理品12を装入器92 から突出部88内の調理皿82の水平に置かれたスポーク86の上に落下される ように成る。調理皿82は次に枢動装置184によって調理室16内に内方に枢 動される。調理品12と調理皿82が調理室16内に一装置かれると、囲い80 は閉鎖した下方位置に動かされ、加熱空気ダクト内のタンパ−50は開放方向に 枢動される。
マグネトロン100と加熱空気ブロワ−40が、次いで、制御パネル200に入 力されたサイクル時間(不実行値)に従って作動される。マグネトロン100に よって発生されるマイクロ波はアングル材のウェーブ案内102の矩形のウェー ブ案内脚部に向けられ、次いでセラミックのヒートンール110に向けられてヒ ート/−ル110を通って環状のウェーブ案内106内に向けられる。このウェ ーブ案内106は、ウェーブ案内106によって放射されたマイクロ波がセラミ ック円板、すなわち耐熱ディスク64を通って調理品12に集中されるのを確実 にするよう工場で予め調節されている。ブロワ−40は、加熱空気室18の既に 予熱された空気を加熱空気ダクト52をと加熱空気吹当て管54を介して吹き出 す。
加熱空気吹当て管54からの加熱空気噴流は調理品12の上面と側部に当たり、 次いで加熱空気噴流は調理品室16の上側壁60に対して上方に反射され、更に 下側壁62に向かって下方に反射される。反射された加熱空気はセラミック円板 64によって遮られて、加熱空気がセラミックの様な耐熱ディスク64の中央の 開口66を通って調理室16から流出する迄、調理品12の底面に沿って径方向 内方に加熱空気を耐熱ディスク64が案内する。中央の開口66から流入した加 熱空気はヒート/−ル110によって別の通路からマグネトロン100に向かっ て遮断され、従って、セラミック挿入体の溝孔112を通って戻り空気ダクト1 20の空気孔114に入り、ブロワ−40を介して再加熱および再サイクルする ために加熱空気室18に戻る。吹当て管54が調理品12の側部を吹当て空気に 直接に露呈しない場合でも、ブロワ−40は調理品12と上側面60から反射さ れた加熱空気が調理品12の側部の周りに下方に引かれ、次いで調理品12の底 面を横切るように成す。
調理品12が調理された時に、調理装置を終了するよう最後の部分によって(或 は利用者によって停止ボタンにより)決められた様に、ダンパー50が閉鎖位置 に動かされ、囲い80が持ち上げられた開放位置に持ち上げられ、調理皿82が 調理室16から突出部88に戻るよう外方に枢動されること等によって装入作用 が逆転される。調理皿82が突出部88に一旦返されると、調理皿82のスポー ク86は垂直方向を取り、調理する調理品12が突出部88がら突出部88゜上 の皿99の上に落とされる。調理皿82は次いで調理室16内の元の位置に返さ れ、調理室16内に熱を蓄えるよう囲い8oが閉じた下方位置に下げられる。
調理皿82自体に利用者が触れることが決してないので、利用者が火傷する危険 が避けられる。同様に、ダンパー50と囲い8oがオーブン1oがらの加熱空気 の漏出を最小にするので、オーブンの作動が経済的である。各調理の後に、加熱 装置がサイクルを再開しないが、昇温された温度(1日に1度だけは冷却される )に通常維持されるために、オーブンの管理は最小化される。
マグネトロン100とブロワ−40が制御装置250によって不作動にされて加 熱空気室18が閉鎖位置に戻ったダンパー50によって封止されると、制御装f f1250の熱制御は必要とされるよう加熱空気室18内の空気を“設定”温度 に戻すよう加熱装置を作動することが理解されよう。
また、この発明のオーブンがマイクロ波と加熱空気吹当てとの両方を用いる複合 調理や、マイクロ波調理だけ(単にブロワ−40を作動しないことによる)、或 は加熱空気吹当て調理だけ(単にマグネトロン1ooを作動しないことによる) に利用できることが当業者には容品に明らかであろう。オーブンが複合利用を意 図しない時には、意図した部分に適さない部分は製造費用を安くするよう除去で きるし、或は代わりに、別の作動モード(他の単一作用が複合作用のいずれが) にオーブンを後日に切り換え出来るよう維持できる。
例えば、冷凍された調理品が実質的な内部加熱を必要とする加熱空気吹当てだけ を用いる非複合オーブンに拡張された調理サイクルが必要とされよう。併し、内 部調理よりも一層の外部調理を必要とする調理品はマイクロ波の排除を更に受け ない。例えば、調理品が予調理した冷凍フレンチフライ等の大きな表面積対体積 比を有する場合に、急速(こ移動する加熱空気は、約30秒(マイクロ波調理す る場合に行われる時間の約2倍)でマイクロ波なしで歯切れのよい外側面を持っ たフレンチフライを造るよう出来る。従って、特に、大きな表面積対体積比を有 した冷凍調理品はこの様なオーブンに多量に使用できるが、非複合オーブンは、 専らではないが、冷凍しない調理品に主に有効である。
要約すると、この発明は、多くの冷凍または冷蔵調理品を30秒以内で調理する ために、加熱空気吹当ておよびマイクロ波調理を用いる複合オーブンの様な迅速 調理オーブンや、或はほとんどの冷蔵調理品を1分以内で一般的に調理できる非 複合オーブンを提供するものである。推奨実施例では、オーブンは110ボルト の電力供給で作動でき、製造、使用、管理等に対して安全で、簡単で且つ経済的 である。また、複合オーブンは、加熱空気吹当てだけで調理する迅速調理非複合 オーブンや、加熱空気吹当て調理だけを行うよう用いる別個の非複合オーブンと して使用するよつ出来る。
さて、この発明の推奨実施例が詳細に図示説明されたが、種々の変形および改良 が当業者には容易に明らかであろう。従って、この発明の範囲と精神は広く構成 されて、添付の請求の範囲によってのみ制限されるべきであり、上述の説明によ っては制限されない。
F I G、4A F I G、 4Fり 特表十6−510849(12) し FIG、9 補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の7第1項)平成 6年 3月17日 i

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.調理するための食物調理品を受けるよう出来る調理室と、調理室の容積に大 体関連する空気量を保持する大きさに形成された加熱空気室と、両室間に気体連 通を選択的に設ける装置とを形成するハウジング、調理室内の調理品をマイクロ 波調理すべく作動可能な装置、調理室内の調理品に加熱室からの空気の吹当てを 発生すべく作動可能な装置、加熱空気室と連動していて加熱空気室内の空気に対 して高い比熱と高い熱容量の貯熱器および貯熱器を高温に維持する加熱装置、マ イクロ波調理装置と吹当て発生装置とを相互の関係時間で作動する制御装置、か ら成る加熱空気吹当てとマイクロ波調理の両方によって調理する複合オーブン。
  2. 2.前記マイクロ波調理装置は一対のマグネトロンと、直角に成った一対の脚部 を有する共通のウェーブ案内とを有し、該マグネトロンは該共通のウェーブ案内 に直角に配置され且つマイクロ波出力を共通のウェーブ案内の各脚部に供給する 請求の範囲第1項記載の複合オーブン。
  3. 3.前記調理室は加熱空気室からの空気を調理室内の調理品の少なくとも1つの 面に向けて、且つ該空気を該1つの面に対向した調理品の別の面の実質的部分に 戻して該部分を横切って反射する大きさに構成された請求の範囲第1項記載の複 合オーブン。
  4. 4.前記調理室は加熱空気室からの空気を調理室内の調理品の少なくとも1つの 面と側部とに向け、且つ該空気を該1つの面に対向した調理品の別の面の実質的 部分に戻して該部分を横切って反射する大きさに構成された請求の範囲第3項記 載の複合オーブン。
  5. 5.前記調理室は、空気が調理品の対向した面の半径に大体沿って通過するまで 調理室から加熱室への空気の通路を制限する装置を有する請求の範囲第3項記載 の複合オーブン。
  6. 6.前記マイクロ波装置は調理品の対向する面に向けてマイクロ波を指向する請 求の範囲第3項記載の複合オーブン。
  7. 7.前記通路制限装置は中央に孔が穿けられた耐熱ディスクである請求の範囲第 5項記載の複合オーブン。
  8. 8.前記調理室は調理品の上に外方下向きに延びる側部を有している請求の範囲 第3項記載の複合オーブン。
  9. 9.前記空気加熱室は貯熱器と加熱装置に加えて少なくとも1.5立方フィート の空気容積を有している請求の範囲第1項記載の複合オーブン。
  10. 10.前記空気加熱室は貯熱器と加熱装置に加えて調理室の容積よりも大きな容 積を有している請求の範囲第1項記載の複合オーブン。
  11. 11.前記貯熱器は少なくとも60ポンドの金属を有している請求の範囲第1項 記載の複合オーブン。
  12. 12.前記制御装置はマイクロ波調理装置の作動とほゞ同時に吹当て発生装置を 作動する請求の範囲第1項記載の複合オーブン。
  13. 13.前記制御装置は吹当て発生装置とマイクロ波調理装置とが所要の時間で同 時に作動するよう吹当て発生装置とマイクロ波調理装置を作動する請求の範囲第 1項記載の複合オーブン。
  14. 14.前記制御装置はマイクロ波調理装置の作動の前に少なくとも約2秒吹当て 発生装置を作動する請求の範囲第1項記載の複合オーブン。
  15. 15.前記制御装置は、吹当て発生装置の作動の前に少なくとも1時間貯熱器と 空気加熱室内の空気の予熱を加熱装置が始めるよう為す請求の範囲第1項記載の 複合オーブン。
  16. 16.加熱空気室と調理室間に気体連通を選択的に設ける装置は、調理室がシー ルされない時に加熱空気室から調理室への加熱空気の通路を排除して調理室を経 てオーブンから逃げる加熱空気室から加熱空気を排除するよう為す請求の範囲第 1項記載の複合オーブン。
  17. 17.貯熱器と加熱空気室内の空気とが予熱される時に30秒以内で調理室内に 置かれた殆どの冷凍食品を調理してこんがりと焼く能力を特徴とする請求の範囲 第1項記載の複合オーブン。
  18. 18.前記加熱装置は加熱空気室内の空気を少なくとも700°Fに予熱する能 力を有している請求の範囲第1項記載の複合オーブン。
  19. 19.110ボルトの電力供給で作動する能力を特徴とする請求の範囲第1項の 複合オーブン。
  20. 20.吹当て発生装置を作動する前と必要とするようマイクロ波調理装置の不作 動の後にだけ貯熱器と加熱空気室内の空気とを予熱するよう制御装置が加熱装置 を作動する請求の範囲第1項記載の複合オーブン。
  21. 21.吹当て発生装置を作動する前と、必要な時のマイクロ波調理装置と吹当て 発信装置との不作動の後にだけ貯熱器と加熱空気室内の空気とを予熱するよう制 御装置が加熱装置を作動する請求の範囲第1項記載の複合オーブン。
  22. 22.調理室内の調理位置と調理室の外側の装入/取出し位置との間を移動でき る調理皿を有し、該調理皿は支持面が調理品を放出自在に支持する食品支持方向 と、支持面が調理品を支持しないで食品を落下するよう出来る取出し方向との間 を動くよう出来る支持面を有し、該支持面は調理皿が装入/取出し入れ位置に在 る時にだけ調理品支持方向から取出し方向に動くよう出来る請求の範囲第1項記 載の複合オーブン。
  23. 23.調理皿が装入/取出し位置に在る時に調理皿の上方に配置される装荷皿を 有し、該装荷皿は、調理品受け面が調理品を支持する調理品支持方向と、調理品 受け面が調理品を支持しないで調理品を落下するよう出来る調理品放出方向との 間を動くよう出来る調理品受け面を有し、該調理品受け面は調理皿が出し入れ位 置に在る時にだけ調理品支持方向から調理品放出方向に動くように出来る請求の 範囲第22項記載の複合オーブン。
  24. 24.調理するための食物調理品を受けるよう出来る調理室と、調理室の容積と 実質的に関連する空気量を保持する大きさに形成された加熱空気室と、両室間に 気体連通を選択的に設ける装置とを形成し、加熱空気室からの空気を調理室内の 調理品の少なくとも1つの面と側部とに向けると共に該空気を該1つの面に対向 した調理品の別の面に戻すよう反射する大きさに前記調理室が構成され、該調理 室がシールされない時に加熱空気室から調理室への加熱空気の通路を、加熱空気 室および調理室間に気体連通を選択的に設ける装置が排除し、これによって調理 室を経てオーブンから逃げる加熱空気室からの加熱空気を除外するよう為すハウ ジング、 一対のマグネトロンと、直角に成った一対の脚部を有する共通のウェーブ案内と を有し、該マグネトロンが該共通のウェーブ案内と直角に配置されていてマイク ロ波出力を該共通のウェーブ案内の各脚部に供給し、110ボルトの電力供給で 作動されて食品の対向した面に向けてマイクロ波を指向する、調理室内の食品を マイクロ波調理するための作動可能なマイクロ波調理装置、加熱空気室から調理 室内の調理品への空気の吹当てを発生するための作動可能な吹当て発生装置、 加熱空気室内の空気に対して高い比熱と高い熱容量の加熱空気室内の貯熱器、お よび該貯熱器を少なくとも700°Fに維持し、110ボルトの電力供給で作動 できる加熱装置、 吹当て発生装置の作動の前で、必要な時にはマイクロ波調理装置と吹当て発生装 置の両方の不作動の後に、吹当て発生装置とマイクロ波調理装置とが所要の時間 で同時に作動するようにマイクロ波調理装置を作動するためと吹当て発生装置を 作動するために少なくとも1時間貯熟器と空気加熱室内の空気とを予熱するよう 加熱装置を作動するための制御装置、から成り、前記空気加熱室は貯熱器と加熱 装置に加えて調理室の容積よりも大きな容積を有し、これによって、前記吹当て 発生装置は加熱空気室から連通装置を介して調理室内の調理品に予熱された空気 の吹当てを生じ、貯熱器と加熱空気室内の空気とが予熱された時に調理室内に置 かれた殆どの冷凍調理品を30秒以内で調理してこんがりと焼く能力によってオ ーブンが特徴付けられている、加熱空気吹当てとマイクロ波調理との両方により 調理するための複合オーブン。
  25. 25.調理するための調理品を受けるよう出来る調理室を形成するハウジング、 一対のマグネトロンと、直角に成った一対の脚部を有する共通のウェーブ案内と を有し、該マグネトロンが該共通のウェーブ案内と直角に配置されていてマイク ロ波出力を該共通のウェーブ案内の各脚部に供給し、調理室内の調理品をマイク ロ波調理する作動可能なマイクロ波調理装置、マイクロ波調理装置を作動するた めの制御装置、から成るマイクロ波調理によって少なくとも一部を調理するオー ブン。
  26. 26.調理するための調理品を受けるよう出来る調理室と、調理室の容積に実質 的に関連する空気量を保持する大きさに形成された加熱空気室と、両室間に気体 連通を選択的に設ける装置とを形成するハウジング、調理室内の調理品に加熱室 からの空気の吹当てを発生すべく作動可能な装置、加熱空気室と連動していて加 熱空気室内の空気に対して高い比熱と高い熱容量の貯熱器および該貯熱器を高温 に維持する加熱装置、吹当て発生装置を作動すると共に該吹当て発生装置の作動 の前で、必要とする時の吹当て発生装置の不作動の後に、貯熱器と加熱空気室内 の空気との予熱を始めるよう加熱装置を作動する制御装置、から成る加熱空気吹 当てによって調理するオーブン。
  27. 27.前記調理室は加熱空気室からの空気を調理室内の調理品の少なくとも1つ の面に向けて、且つ該空気を該1つの面に対向した調理品の別の面の実質的部分 に戻して該部分を横切って反射する大きさに構成された請求の範囲第26項記載 の複合オーブン。
  28. 28.前記調理室は加熱空気室からの空気を調理室内の調理品の少なくとも1つ の面と側部とに向け、且つ該空気を該1つの面に対向した調理品の別の面の実質 的部分に戻して該部分を横切って反射する大きさに構成された請求の範囲第26 項記載の複合オーブン。
  29. 29.空気が調理品の対向した面の半径に大体沿って通過するまで調理室から加 熱室への空気の通路を制限する装置を更に有する請求の範囲第27項記載の複合 オープン。
  30. 30.前記通路制限装置は中央に孔が穿けられた耐熱ディスクである請求の範囲 第29項記載の複合オーブン。
  31. 31.前記調理室は調理品の上に外方下向きに延びる側部を有している請求の範 囲第26項記載の複合オーブン。
  32. 32.前記空気加熱室は貯熱器と加熱装置に加えて少なくとも1.5立方フィー トの空気容積を有している請求の範囲第26項記載の複合オーブン。
  33. 33.前記空気加熱室は貯熱器と加熱装置に加えて調理室の容積よりも大きな容 積を有している請求の範囲第26項記載の複合オーブン。
  34. 34.前記貯熱器は少なくとも60ポンドの金属を有している請求の範囲第26 項記載の複合オーブン。
  35. 35.前記制御装置は、吹当て発生装置の作動の前と、必要と時の該吹当て発生 装置の不作動の後に、少なくとも1時間貯熱器と空気加熱室内の空気とを予熱す るよう加熱装置を作動する請求の範囲第26項記載の複合オーブン。
  36. 36.加熱空気室と調理室間に気体連通を選択的に設ける装置は、調理室がシー ルされない時に加熱空気室から調理室への加熱空気の通路を排除して調理室を経 て加熱空気室からの加熱空気の漏出を除外するよう為す請求の範囲第26項記載 の複合オーブン。
  37. 37.貯熱器と加熱空気室内の空気とが予熱される時に1分以内で調理室内に置 かれた殆どの冷凍調理品を調理してこんがりと焼く能力を特徴とする請求の範囲 第26項記載の複合オーブン。
  38. 38.前記加熱装置は加熱空気室内の空気を少なくとも700°Fに予熱する能 力を有している請求の範囲第26項記載の複合オーブン。
  39. 39.110ボルトの電力供給で作動する能力を特徴とする請求の範囲第26項 の複合オーブン。
  40. 40.調理室内の調理位置と調理室の外側の装入/取出し位置との間を移動でき る調理皿を有し、該調理皿は支持面が調理品を放出自在に支持する調理品支持方 向と、支持面が調理品を支持しないで調理品を落下するよう出来る取出し方向と の間を動くよう出来る支持面を有し、該支持面は調理皿が装入/取出し位置に在 る時にだけ調理品支持方向から取出し方向に動くよう出来る請求の範囲第26項 記載の複合オーブン。
  41. 41.調理皿が装入/取出し位置に在る時に調理皿の上方に配置される装荷皿を 有し、該装荷皿は、調理品受け面が調理品を支持する調理品支持方向と、調理品 受け面が調理品を支持しないで調理品を落下するよう出来る調理品放出方向との 間を動くよう出来る調理品受け面を有し、該調理品受け面は調理皿が装入/取出 し位置に在る時にだけ調理品支持方向から調理品放出方向に動くように出来る請 求の範囲第40項記載の複合オーブン。
  42. 42.調理するための食物調理品を受けるよう出来る調理室と、調理室の空気量 に実質的に関連する空気量を保持する大きさに形成された加熱空気室と、両室間 に気体連通を選択的に設ける装置とを形成し、該調理室がシールされない時に加 熱空気室から調理室への加熱空気の通路を、加熱空気室および調理室間に気体連 通を選択的に設ける装置が排除し、これによって調理室を経たオーブンからの加 熱空気の漏出を除外するよう為すハウジング、加熱空気室から調理室内の調理品 への空気の吹当てを発生するための作動可能な吹当て発生装置、 加熱装置内に配置された空気に対して高い比熱と高い熱容量の加熱空気室内の貯 熱器、および該貯熱器を少なくとも700°Fに維持するために110ボルトの 電力供給で作動可能な加熱装置、 吹当て発生装置の作動の前で、必要な時には吹当て発生装置の不作動の後に、少 なくとも1時間貯熱器と空気加熱室内の空気とを予熱するよう加熱装置を作動す るための制御装置、 から成り、前記空気加熱室は貯熱器と加熱装置に加えて調理室の容積よりも大き な容積を有し、これによって、前記吹当て発生装置は加熱空気室から連通装置を 介して調理室内の調理品に予熱された空気の吹当てを生じ、貯熱器と加熱空気室 内の空気とが予熱された時に調理室内に置かれた殆どの冷凍または冷蔵調理品を 調理してこんがりと焼く能力によってオーブンが特徴付けられている、加熱空気 吹当てにより調理するためのオーブン。
  43. 43.調理するための食物調理品を受けるよう出来る調理室と、空気量を保持す る大きさに形成された加熱空気室と、両室間に気体連通を選択的に設ける装置と を形成し、加熱空気室からの空気を調理室内の調理品の少なくとも1つの面に向 けて該空気を該1つの面に対向した調理品の別の面に戻すよう反射する大きさに 前記調理室が構成されると共に、空気が調理品の対向した面の半径に大体沿って 通過するまで調理室から加熱空気室への空気の通路を制限する中央に孔が穿けら れた耐熱ディスクを該調理室が更に有しているハウジング、加熱空気室から調理 室内の調理品への空気の吹当てを発生するための作動可能な吹当て発生装置、 加熱空気室と連動した貯熱器、および該貯熱器を高温度に維持する加熱装置、吹 当て発生装置を作動するための制御装置、から成り、加熱空気吹当て調理によっ て少なくとも一部を調理するためのオーブン。
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