JPH06510593A - クラッチ作動装置およびそのためのケーブル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 クラッチ作動装置およびそのためのケーブル本発明はケーブル、特に自動車用ク ラッチ作動装置に使用されるケーブルに関するものである。

自動車エンジン室の空間の重要性の増加のため、引張り機構を介して自動車クラ ソチを作動しうる液圧従属シリンダを利用する必要性がますます増大してきてい る。

そのような引張り型液圧従属シリンダは公開された英国特許出願第２２３８３６ ２号に開示されている。

従属シリンダとクラッチ解放レバーとの間に簡単なケーブルを使用するには、ク ラッチ解放装置部品の製作公差を補償するため、或る種の調節機構の使用が必要 となる。

ＷＯ８９／０８７８６号に記載された形式のクラッチ制御装置は密封された予備 充填作動装置であり、装置の従属シリンダは自動車クラッチが新品であるとき各 シリンダのピストンか確実に予備設定位置にあることか重要である。

クラッチ調節器を使用するとシリンダ内におけるピストンの予備設定が可能にな る。

本発明はケーブルの長さを手で調節しうる簡単な装置を提供する。

本発明によれば、作動負荷を部材に伝達するための長い端部取付具を有する手動 調節可能なケーブルであって、端部取付具は複数の縦方向に離れた溝、および前 記溝の一つに選択的に配置しうる弾性クリップを有する前記ケーブルにおいて、 端部取付具は二つの部分すなわち、外側部分に抜差し式（テレスコピック式）に 取付けられ、かつ前記溝を形成された内側部分と、前記部材に着座するための接 触座を存する外側部分とを存し、クリップは外側部分に対して接触しつる、前記 ケーブルか得られる。

ケーブルの外端はその上にケーブル引張装置に取付けるための取付装置を存し、 フエルールか取付装置から予備設定された距離に配置されるのか便利である。ケ 一ブルは自動車クラッチ作動装置の一部を形成し、端部取付具がクラッチ解放レ バー上の座に接触するのか好ましく、また液圧作動従属シリンダによって作動さ れるのか好ましい。

また、上記盟のクラッチ作動装置を最初に設定する方法であって、従属シリンダ のビス１・ンはフエルールと従属シリンダ上の基準面との間に挿入された間隔片 ′装置によって従属シリンダ内の所定位置に固定して保持され、クラッチ解放レ バーは解放位置に動かされ解放機構の遊びを除去さ托端部取付具はその接触座を 解放レバーに対して位置決めするように調節される前記方法が得られる。

本発明によれば、自動車予備充填液圧クラッチ作動装置であって、液圧従属シリ ンダを存し、そのピストンは上記型のケーブルの一端に取付けられた自動車クラ ッチ作動装置において、ピストンは長い端部取付具から離れたケーブルの他端に 取付けられ、カラー間隔片かフエルールと従属シリンダとの間に挿入されピスト ンをマスクシリンダ内で正確に位置決めする前記自動車クラッチ作動装置が得ら れる。

以下、本発明を例示として、下記の図面を参照して説明する。

第１図は、調節の極限状態にある、クラッチ作動装置の、使用中の、本発明によ るケーブルを示す図である。

第２図は、調節の他の極限状態にある、第１図のケーブルを示す図である。

第３図は、第２図に使用されたクリップの側面図である。

第４図は、第３図のＩＶ−ＩＶ線に沿う内側リムを示す図である。

第５図は、第１図の■一Ｖ線に沿う、第１図に使用されたクリップの断面図であ る。

第６図は、第１図に示された壓のケーブルを利用するクラッチ作動装置の略図で ある。

第７図は従属シリンダピストンの位置を予備調節するため使用されるときの、ス ペーサカラーの略図である。

図面を参照すると、英国特許第２２３８３６２号に記載された形式の液圧従属シ リンダを存する自動車作動装置の一部が図示され、ピストン１ｌはクラッチ作動 ケーブルｌ２を従属ン１ルダ１０に向がって引張っている。

ケーブル１２は一端が従属シリンダピストン（またはそれに取付けられたある部 材）に連結され、他端には端部取付具１３が取付けられている。

端部取付具１３は二つの部分、すなわち、長い円筒形内側部分１４および、その 中で内側部分１４か抜差し式（テレスコピック式）に摺動する、中空円筒形外側 部分１５を存する。

内側部分１４はその外面に複数の縦方向に離れた円周方向溝１６を有する。４鵬 間隔で四つの溝を備えるのか好ましい。

内側部分１４は適当な手段、例えば、クリンピング（かしめ加工）、蝋付け、は んだ付けなどによってケーブルに固定されるか、そうでなければ内側部分はケー ブル上で軸線方向に摺動し、ケーブルの作動中、ワッシャ１８およびクリンピン グによってケーブル上に形成された接触部１７に作用する。

外側部分１５は、ケーブルが通過できるため、また内側部分に対応するため中空 である。使用中、自動車クラッチ解放レバー２２の接触座２１に隣接する、外側 部分１５の端面１９は、凸状の接触座２Ｉと協働するため凹状である。外側部分 １５は、その外周に端面１９から離れた他端に只一つの溝（すなわちスロワ１− ）２７を有する。

ばねクリップ２５は、二つのリム２８．２９を有する。第５図に示されたように 、外側のリム２９はその上に凹所２６を備えた一対の弾性脚部を有し、凹所２６ はみぞＩ６内に位置し、内側部分１４上にタップ止めし、内側部分１４は凹所２ ６によってそこに保持される。同様に、内側リム２８（第４図参照）は二重の凹 所２６，２６’を有し、第１の凹所２６は移動中クリップ２５を外側部分１５に 保持し、内側部分が自由に摺動しつるようにしている。内側部分Ｉ４を所定位置 に設定するため、クリップ２５はもとの位置に押され、凹所２６′は外側部分に ロックし、リム２９の凹所２６は内側部分１４にロックする。クリップ２５はケ ーブルからの作動負荷を、端部取付具の内側部分から外側部分についでレバー２ ２に伝達する。

複数の離れた溝１４は、内側部分１４が４ｍ離れた八つの溝の場合、全部で２８ Ｍの長さだけ調節できるように外側部分１５に対する多数の位置に設定すること ができるようになっている。

この調節は第１図および第２図に示されたように外側部分Ｉ５に対する内側部分 １４の位置の違いで示されている。

第６図を参照すると、図示された円筒形従属シリンダ１０は、歯車箱ハウジング に玉継手３２によって枢着されたレバー２２を通して自動車摩擦クラッチ３０を 作動する。

摩擦クラッチ３０はクラッチ板３４を有し、クラッチ板３４は、切頭円錐形ダイ ヤフラムばね３９から加えられる力により、圧力板３５と自動車エンジンフライ ホイール３７との間に締付けられる。ダイヤフラムばね３９はフライホイール３ ７に固定されたクラッチカバー３１に旋回可能に取付けられ、半径方向内方に円 周方向に離れたばねフィンガ４３を有する半径方向外側に連続した部分４２を有 し、はねフィンガ４３はレバー２２に取付けられたクラッチ解放軸受４４に係合 する。

クラッチ被動板は、レバー２２を継手３２の周りに旋回して、矢印「Ｌノによっ て示されたように左に動かし、カバー３１に対して旋回するダイヤフラムばね３ ９を平らにすることによって解放される。クラッチ板３４が再保合するとき、ば ね３９はその円錐形を回復し、フィンガ４３の半径方向内端を右に動がしてレバ ー１１を旋回継手において時計方向に回転させる。

従属シリンダは、ＷＯ３９１０８７８６号の予備充填液圧クラッチ作動装置、と くに従属シリンダの長さが自動車エンジン室の所要空間のため制限されるような 装置の一部を構成している。

従属シリンダは、流体が入口ボート４８に入ってピストン１１を図示のように右 に動かしクラッチ機構を作動させる、引張りシリンダである。

従属シリンダの長さしたかって容積を示す所要空間のため、予備充填従属シリン ダはクラッチか摩耗した際、流体変位および最初に設定されるとき解放作動機構 の公差を吸収するために十分な容積を備えることができない。したがって、ピス トン１１がケーブルが解放レバーに取付けられる前に公知の位置に予備設定され 、装置から公差か除去されることが重要である。

従属シリンダピストン１１は、ばね４５によってケーブルの自由長を短縮するよ うに偏倚される。ピストン１１は単にケーブル１２に取付けられたフェルール４ ７と従属シリンダ本体に取付けられた接触面との間にカラー間隔片４６を挿入す ることによって所定の位置に設定される。

フェルール４７は、ケーブル上にピストン１１に対するその端部取付具から予定 の公知の距離りに固定される。感覚片４６かフェルール４７と従属シリンダ本体 の間に挿入されたとき、ピストン１１はそのビストンストロークＤ２に沿って所 定の距離に設定される。

従属シリンダを含む予備充填装置か自動車に取付けられたとき、従属シリンダ１ ０はその所定位置に配置され、レバー２２は反時計方向に回転され、公差に基づ く無効運動を解消し、解放軸受４４、ダイヤフラムばね４３およびレバー２２は すへて接触する。

ケーブル１２はレバー２２および端部取付具１３の内方部分１４を通して挿入さ れ、外面Ｉ５かレバー２２に接触するときケーブルが丁度緊張するように設定さ れる。ついでクリップ２５は適当な溝１６に入る。ついでカラー４６か除去され る。

そこで、引張りケーブル１２の作用長さおよびピストンの位置は相対的に設定さ れ、クラッチか完全に係合したとき、レバーピストン運動に関連する正確な解放 レバーの移動距離がクラッチ波動板の磨耗寿命に対して設定される。

ＷＯ３９１０８７８６号に記載されたクラッチ作動装置に対して、クラッチピス トン１１の位置は（図示しない）電子制御装置に接続されたレバー作動ポテンシ ョメータ４９によって監視される。

カラー４６（第７図参照）は単にケーブル１２に適合するような中央孔５３およ びケーブルか中央孔に挿入できるようにする半径方向溝５４を有するプラスチッ クカップである。

補正書の写しく翻訳文）提出書（特ｔ？ｍ組８４ｆｆｉ０７組組

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．作動負荷を部材に伝達するための長い端部取付具を有する手動調節可能なケ ーブルであって、端部取付具は複数の縦方両に離れた溝、および前記溝の一つに 選択的に配置しうる弾性クリップを有する前記ケーブルにおいて、端部取付具は 二つの部分すなわち、外側部分に抜き差し式に取付けられかつ前記溝を形成され た内側部分と、前記部材に着座するための接触座とを有する外側部分を有し、ク リップは外側部分に対して接触しうる、前記ケーブル。
2. ２．クリップは、再調節のため取外し可能である請求項１に記載のクリップ。
3. ３．クリップが、二つのリムを有し、一方のリムは前記外側部分に係合可能であ り、他方のリムは前記内側部分の溝に係合可能である請求項１または請求項２に 記載のケーブル。
4. ４．ケーブルの外端が、その上にケーブル引張装置に取付けるための取付装置を 有し、フェルールが取付装置から予備設定された距離に配置される請求項１から 請求項３までのいずれか一項に記載のケーブル。
5. ５．前記部材が、ケーブルから作動負荷をうけるためその上に座を有するクラッ チ解放レバーである請求項１から請求項４までのいずれか一項に記載のケーブル を有する自動車クラッチ作動装置。
6. ６．請求項４に記載のケーブル引張装置が、液圧従属シリンダである請求項５に 記載の自動車クラッチ作動装置。
7. ７．前記端部取付具から離れたケーブルの他端が、従属シリンダのピストンに取 付けられ、フェルールがピストンから予定の距離にその上に固定された、請求項 ５または請求項６に記載の自動車クラッチ作動装置。
8. ８．液圧従属シリンダを有し、そのピストンが請求項４に記載のケーブルの一端 に取付けられた自動車クラッチ作動装置であって、ピストンが長い端部取付具か ら離れたケーブルの他端に取付けられ、カラー間隔片がフェルールと従属シリン ダとの間に押入されピストンをマスタシリンダ内で正確に位置決めする前記自動 車クラッチ作動装置。
9. ９．請求項７に記載のクラッチ作動装置を設定する方法であって、従属シリンダ のピストンをフェルールと従属シリンダ上の基準面との間に挿入された間隔装置 によって従属シリンダ内の所定位置に固定して保持し、クラッチ解放レバーを解 放位置に動かして解放機構の遊びを除去し、端部取付具をその接触座を解放レバ ーに対して位置決めするように調節する前記方法。
10. １０．間隔装置はケーブルを囲み後で除去されるカラーである請求項９に記載の 方法。