JPH0650986A - 引張膜利用型ダブル・ピン・センサ - Google Patents

引張膜利用型ダブル・ピン・センサ

Info

Publication number
JPH0650986A
JPH0650986A JP5165013A JP16501393A JPH0650986A JP H0650986 A JPH0650986 A JP H0650986A JP 5165013 A JP5165013 A JP 5165013A JP 16501393 A JP16501393 A JP 16501393A JP H0650986 A JPH0650986 A JP H0650986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polysilicon layer
layer
silicon nitride
sensor
nitride layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5165013A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3080124B2 (ja
Inventor
David L Addie
デイビッド・エル・アディ
Ronald J Gutteridge
ロナルド・ジェイ・ガタリッジ
Ljubisa Ristic
リュビザ・リスティック
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Motorola Solutions Inc
Original Assignee
Motorola Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Motorola Inc filed Critical Motorola Inc
Publication of JPH0650986A publication Critical patent/JPH0650986A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3080124B2 publication Critical patent/JP3080124B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81BMICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS, e.g. MICROMECHANICAL DEVICES
    • B81B3/00Devices comprising flexible or deformable elements, e.g. comprising elastic tongues or membranes
    • B81B3/0064Constitution or structural means for improving or controlling the physical properties of a device
    • B81B3/0067Mechanical properties
    • B81B3/0072For controlling internal stress or strain in moving or flexible elements, e.g. stress compensating layers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L1/00Measuring force or stress, in general
    • G01L1/14Measuring force or stress, in general by measuring variations in capacitance or inductance of electrical elements, e.g. by measuring variations of frequency of electrical oscillators
    • G01L1/142Measuring force or stress, in general by measuring variations in capacitance or inductance of electrical elements, e.g. by measuring variations of frequency of electrical oscillators using capacitors
    • G01L1/148Measuring force or stress, in general by measuring variations in capacitance or inductance of electrical elements, e.g. by measuring variations of frequency of electrical oscillators using capacitors using semiconductive material, e.g. silicon
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • G01P15/0802Details
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P15/00Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • G01P15/125Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values by capacitive pick-up
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81CPROCESSES OR APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF MICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS
    • B81C2201/00Manufacture or treatment of microstructural devices or systems
    • B81C2201/01Manufacture or treatment of microstructural devices or systems in or on a substrate
    • B81C2201/0161Controlling physical properties of the material
    • B81C2201/0163Controlling internal stress of deposited layers
    • B81C2201/0167Controlling internal stress of deposited layers by adding further layers of materials having complementary strains, i.e. compressive or tensile strain

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Pressure Sensors (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリコン基板16の上に形成され、総合引張
強度を有する積層膜27利用型のダブル・ピン微小機械
センサ11。 【構成】 積層膜27は、2つのポリシリコン層19,
21によって封止される窒化珪素層18によって構成さ
れ、この窒化珪素層18が、積層膜に対して総合張力を
与える。積層膜27は、支柱17によってシリコン基板
の上に支えられており、選択エッチングが施されてセン
サ11,13を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に微小機械センサに
関し、具体的には正味の引張応力を有する積層膜利用型
ダブル・ピン微小機械センサに関する。
【0002】
【従来の技術】多種多様な微小機械センサでは、シリコ
ン基板の上に浮くように支えたプレートを使用してい
る。この種の微小機械センサは加速時計,プレッシャ・
センサなどを含む。プレートとシリコン基板の間の間隔
は、測定対象の力によって変化するようになっている。
間隔のこのような変化は通常、静電容量値の変化に正比
例しており、これを利用して、シリコン基板に対するプ
レートの動きを検出する。この種の表面微小機械コンデ
ンサでは、ゼロ入力静電容量値を制御できるように、表
面に対して平行を保つプレートが必要である。同様の形
式のセンサは、差動コンデンサを用いてプレートの位置
の変化を感知するために、またプレートの動きを最小限
に抑えるのに補償静電力を適用するために、閉ループ制
御システムを用いる。閉ループ制御システムを用いるセ
ンサはバネ定数に耐える力が強いが、可動プレートの中
心を、上部固定プレートと下部固定プレートの間に正確
に位置づける必要がある。また一般に動作位置決めシス
テムは、平行度を制御するために、センサのバネと幾何
学的設計に頼らざるを得ない。そのためバネ形状の結果
としてプレートが表面に対して平行を保つことが、閉ル
ープ制御システムではいっそう望ましい。
【0003】従来のセンサは通常、片側だけで支持した
構造、すなわち、「シングル・ピン」ビームであった。
これらシングル・ピン構造の平行度は、ポリシリコン膜
の垂直勾配の平衡をとることによって制御する。ポリシ
リコン膜の上部および下部の圧縮応力は、被着条件,焼
きなまし条件およびドーピング条件を調整することによ
って平衡をとる。前記の調整では、充分なバランスをと
り、しかも受入可能な強度を備えるように、応力を等し
くする制御を充分行うのは難しい。この問題のために動
的素子の最大寸法が制限され、製造が複雑化している。
張力がかかっている複数のサポートによって支えられて
いるダブル・ピン構造は本質的に、表面に対する平行度
が高い。この種のダブル・ピン構造では引張膜が必要で
あるが、ヘビー・ドープ・ポリシリコン膜は圧縮性を特
徴としている。その結果、導電度を与えるためにヘビー
・ドープされたポリシリコン膜は、このようなダブル・
ピン構造の製造に使用できない。
【0004】ポリシリコン膜製のビームを利用したダブ
ル・ピン構造は、"Polysilicon resonating beam trans
ducers" と題する米国特許第5,090,254号に記
載されており、この特許は1992年2 月25日にH. Guckel
らに付与され、Wisconsin Alumni Research Foundation
に譲渡されており、ここで引用により包含する。この特
許に記載しているポリシリコン膜は、通常、68オング
ストローム/分の速度で被着した後、焼きなましを行っ
て引張応力がゼロもしくは低いビームを作る膜である。
この被着速度は通常、半導体製造に用いる被着速度12
0オングストローム/分よりもかなり遅い。通常の2
0,000オングストロームの厚さを有する膜を作る場
合、被着速度が遅いので、この被着工程だけで数時間よ
けいに時間がかかる。ここで必要な焼きなましは、一部
の半導体製造の必要条件と適合しない。またこの方法
は、実質的に非ドープのポリシリコンを使用しており、
別にドーピング工程を実行する必要がある。この方法で
は、膜応力が充分制御された構造、または高い引張応力
を有する構造を作れない。たとえば前記特許で開示され
た方法では、膜応力を充分制御して、膜内に張力および
剛性を有する被選択領域を形成することができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】引張応力を示し、セン
サの製造に適した膜に対する必要性がある。膜は標準的
な半導体製造方法に対して適合性のあるもので、ヘビー
・ドープ・ポリシリコンを用い、通常用いられる光蝕刻
法技術によって所望のパターンに形成すべきである。
【0006】
【課題を解決するための手段】要約すると、本発明は、
総合引張強度を有する積層膜を利用したダブル・ピン微
小機械センサを提供する。この積層膜は、2個のポリシ
リコン層によって封止される窒化珪素層によって構成さ
れる。またこの積層膜は、支柱によってシリコン基板の
上に支えられ、選択エッチングを施してセンサを形成す
る。
【0007】
【実施例】図1は、本発明に基づく好適実施例として、
第1窒化珪素層22をシリコン基板16の上部表面に被
着しているシリコンの初期ウエハの断面図を示す。つい
で第1窒化珪素層22をエッチングして接点開口部14
を作る。
【0008】図2は第1ポリシリコン層10を有する図
1の初期ウエハの断面図を示す。第1ポリシリコン層1
0は約3,000オングストロームの厚さに被着する。
第1ポリシリコン層10に選択的エンチングを施して容
量性プレート36,導電路25,および複数のサポート
領域20を形成する。第1ポリシリコン層10を接点開
口部14の中に被着して、導電路25と、以前シリコン
基板16の上に作られた複数の集積回路素子28との間
に、電気接点を形成する。
【0009】図3は、図2の初期ウエハについて、窒化
珪素層22の上部にPSG層23を被着した後の断面図
を示したものである。PSG層23はホスホシリケート
・ガラス(phosphosilicate glass )であり、これを2
0,000オングストロームの厚さに被着する。PSG
層23に選択エッチングを施して複数のサポート開口部
24を提供する。
【0010】図4は、図3のウエハについて、第2ポリ
シリコン層19,第2窒化珪素層18および第3ポリシ
リコン層21が積層膜27を形成した後の断面図を示
す。厚さ約5,000オングストロームのポリシリコン
をPSG層の上に被着して第2ポリシリコン層19を形
成する。第2窒化珪素層18は第2ポリシリコン層19
の上に約3,000オングストロームの厚さに被着す
る。同様に厚さ約5,000オングストロームの第3ポ
リシリコン層21を第2窒化珪素層18の上に被着し
て、第2窒化珪素層18を封止する。第2ポリシリコン
層19および第3ポリシリコン層21は、導電度を与え
るためにヘビー・ドープする。第2ポリシリコン層19
がサポート開口部24の中に被着されると、複数の支柱
17が形成される。電気接点15および導電路25を用
いて、第2ポリシリコン層19を、集積回路素子28お
よび容量性プレート36と電気的に結合する。
【0011】本発明に基づく代替的実施例では、光蝕刻
法およびエッチングを用いて第3ポリシリコン層21を
被着する前に、予め所定の領域から第2窒化珪素層18
を除去する。このようにすると、積層膜は、第2ポリシ
リコン層19と第3ポリシリコン層21だけで構成され
る所定の領域を有する形で製造される。第2窒化珪素層
18は積層膜27の内側に引張力を与えるので、その結
果、張力のかかっている所定の領域と、圧縮力もしくは
剛性が低い所定の領域とを有する積層膜ができる。
【0012】図5は、図4のウエハについて、光蝕刻法
によって積層膜27をパターン化しエッチングを施して
所望の形状にした後の断面図を示す。
【0013】図6は、図5のウエハについて、PSG層
23を除去した後の断面図を示す。PSG層23を除去
すると、第2ポリシリコン層19と第1窒化珪素層22
との間に間隙26が残る。積層膜27は、第1窒化珪素
層22の上にあって、間隙26にまたがる構造の中に形
成される。第2窒化珪素層18の引張応力が、第2ポリ
シリコン層19および第3ポリシリコン層21の圧縮力
に勝って、積層膜27を総合張力のかかった状態にす
る。
【0014】図7は、本発明に基づく好適実施例とし
て、積層膜27を利用したダブル・ピン・センサの上面
図を示す。センサ・プレート11および複数のビーム1
3は、積層膜27の選択エッチングによって形成され
る。センサ・プレート11は、複数のビーム13によっ
て第1窒化珪素層22の上に吊るされており、ビーム1
3からの引張力によって適所に保持される。プレート1
1の中に複数の孔12が形成されていて、製造中のエッ
チング剤の流れを良くする。支柱17は第1窒化珪素層
22の上部表面に付着されて、ビーム13を適所に保持
する働きをする。好適実施例では、図に示すように4個
のビーム13を使用している。このような形状とビーム
13からの張力とが相俟って、センサ・プレート11を
支えており、このプレートは第1窒化珪素層22に対し
て本質的に平行になる。センサ・プレート11は1個の
ビーム13に電気的に結合されており、このビームは支
柱17に電気的に結合される。支柱17はさらに導電路
25(図6)に対する電気接点となり、このため電気接
点15(図6)を介して集積回路素子28(図6)に対
する電気接点となる。センサ・プレート11の垂直の動
きは、容量性プレート36(図6)とセンサ・プレート
11との間の静電容量の変化を感知することによって検
出され、これを測定対象の力の基準にする。
【0015】本発明の代替的な好適実施例では、4つ目
のポリシリコン層を付加して、センサ・プレート11の
上にもう一つ容量性プレートを形成して、差動センシン
グを使用できるようにしている。分かりやすくするた
め、2個目の容量性プレートは図示していない。もう一
つの代替的実施例では、第1ポリシリコン層10を省い
ており、PSG層23を第1窒化珪素層22の上に直接
被着している。この実施例では、集積回路素子28に対
する電気接点は、第2ポリシリコン層19から直接作
る。ついで容量性プレート36は、導電領域を、プレー
ト11の下にあるシリコン基板16の表面上に拡散する
ことによって形成する。
【0016】図8は、本発明に基づく代替的実施例とし
て、第1導電センサ・プレート31,第2導電センサ・
プレート32,第3導電センサ・プレート33および第
4導電センサ・プレート34を有するダブル・ピン・セ
ンサ29の断面図を示したものである。ダブル・ピン・
センサ29は4個のビーム13を有する実施例を使用し
ており、断面図では、この内2個のビームだけを示して
いる。積層膜(図4)を被着している間、第2ポリシリ
コン層19および第3ポリシリコン層21を積層膜から
除去して、第2窒化珪素層18だけで構成される領域を
残す。第2窒化珪素層18だけで構成される領域は、第
2ポリシリコン層19および第3ポリシリコン層21
を、相互に電気的に分離されている複数の導電領域に分
割する働きをする。第2窒化珪素層18は、第2ポリシ
リコン層19および第3ポリシリコン層21の端部まで
延在していて、第2ポリシリコン層19を第3ポリシリ
コン層21から電気的に分離する。このようにすると、
第2ポリシリコン層19がパターン化されて、第1導電
センサ・プレート31および第2導電センサ・プレート
32を形成し、これらセンサ・プレートはそれぞれ、ビ
ーム13の一つによって構成される第2ポリシリコン層
19の一部を介して、外部回路に電気的に結合されてい
る。同様に、第3ポリシリコン層21もパターン化され
て、第3導電センサ・プレート33および第4導電セン
サ・プレート34を形成し、これらセンサ・プレートは
それぞれ、ビム13の一つによって構成される第3ポリ
シリコン層21の一部を介して、外部回路に電気的に結
合されている。
【0017】本発明は、センサの製造に適した、正味の
引張応力を示す膜を提供する。この膜は通常用いられる
半導体製造方法に対して適合性があり、通常用いられる
光蝕刻法によって所望のパターンに形成できる。この膜
を用いれば、張力および剛性を有する被選択領域を持つ
構造を作ることができる。また複数の独立した導電領域
を有するセンサ・プレートを形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】初期ウエハの断面図を示す。
【図2】ポリシリコン層がパターン化された図1の初期
ウエハの断面図を示す。
【図3】PSG層がパターン化された図2の初期ウエハ
の断面図を示す。
【図4】図3のウエハについて、積層膜を形成した後の
断面図を示す。
【図5】図4のウエハについて、積層膜をパターン化し
た後の断面図を示す。
【図6】図5のウエハについて、PSG層を除去した後
の断面図を示す。
【図7】図6の構造を用いて製造したダブル・ピン・セ
ンサの上面図を示す。
【図8】2個の導電センサ・プレートを有するダブル・
ピン・センサの断面図を示す。
【符号の説明】
10 第1ポリシリコン層 11 センサ・プレート 12 開口部 13 ビーム 14 接点開口部 15 電気接点 16 シリコン基板 17 支柱 18 第2窒化珪素層 19 第2ポリシリコン層 20 サポート領域 21 第3ポリシリコン層 22 第1窒化珪素層 24 サポート開口部 25 導電路 26 間隙 27 積層膜 28 集積回路素子 29 ダブル・ピン・センサ 31 第1導電センサ・プレート 32 第2導電センサ・プレート 33 第3導電センサ・プレート 34 第4導電センサ・プレート 36 容量性プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロナルド・ジェイ・ガタリッジ アメリカ合衆国アリゾナ州パラダイス・バ レー、エヌ・サーティナインス・ストリー ト5816 (72)発明者 リュビザ・リスティック アメリカ合衆国アリゾナ州パラダイス・バ レー、イー・サファイア・レーン5509

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引張膜利用型ダブル・ピン・センサであ
    って、前記センサは:シリコン基板;前記シリコン基板
    の上の第1窒化珪素層;前記第1窒化珪素層の上にあっ
    て、容量性プレート,導電路,および複数のサポート領
    域を形成するためにパターン化されている第1ポリシリ
    コン層;第2ポリシリコン層であって、前記第2ポリシ
    リコン層はヘビー・ドープ(heavily doped )されてお
    り、前記第1ポリシリコン層の上にあって、サポート領
    域に結合された複数の支柱によって、前記第1ポリシリ
    コン層の上に支えられている第2ポリシリコン層;前記
    第2ポリシリコン層の上にある第2窒化珪素層;第3ポ
    リシリコン層であって、前記第3ポリシリコン層はヘビ
    ー・ドープされており、前記第2ポリシリコン層と前記
    第3ポリシリコン層の間の前記第2窒化珪素層を全面的
    に封止して、前記第2ポリシリコン層,前記第2窒化珪
    素層および前記第3ポリシリコン層が、総合引張応力を
    持った、ウエハ全体に延在する導電積層膜を形成する第
    3ポリシリコン層;総合引張応力と、前記導電積層膜の
    選択エッチングによって形成されるセンサ・プレートと
    を有する複数の導電ビームであって、前記導電ビーム
    は、前記第1窒化珪素層の上に、前記センサ・プレート
    を所定位置で支える働きをする複数の導電ビーム;およ
    び前記支柱および前記導電ビームを含む導電路であっ
    て、前記導電路は前記センサ・プレートを、前記シリコ
    ン基板上に作られた複数の集積回路素子に電気的に結合
    する働きをする導電路;によって構成されることを特徴
    とする引張膜利用型ダブル・ピン・センサ。
  2. 【請求項2】 引張膜利用型ダブル・ピン・センサであ
    って、前記センサは:シリコン基板;前記シリコン基板
    の上の第1窒化珪素層;前記第1窒化珪素層の上にあっ
    て、容量性プレート,導電路および複数のサポート領域
    を形成するためにパターン化されている第1ポリシリコ
    ン層;前記第1ポリシリコン層の上にあって、複数の支
    柱によって前記第1ポリシリコン層から分離されてい
    て、所定の高さの間隙にまたがるように構造が形成され
    ている第2ポリシリコン層;前記第2ポリシリコン層の
    上にある第2窒化珪素層;および前記第2ポリシリコン
    層と前記第3ポリシリコン層の間の前記第2窒化珪素層
    を封止して、前記第2ポリシリコン層,前記第2窒化珪
    素層および前記第3ポリシリコン層が、総合引張応力を
    有する積層膜を形成する第2ポリシリコン層;によって
    構成されることを特徴とする引張膜利用型ダブル・ピン
    ・センサ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の引張膜利用型ダブル・ピ
    ン・センサであって、前記センサはさらに:センサ・プ
    レートを支える引張応力を有する複数のビームであっ
    て、前記ビームおよび前記センサ・プレートは、前記積
    層膜の選択エッチングによって形成されている複数のビ
    ーム;によって構成されることを特徴とする引張膜利用
    型ダブル・ピン・センサ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の引張膜利用型ダブル・ピ
    ン・センサであって、前記センサはさらに:前記センサ
    ・プレートの一部として作られた電気的に分離された領
    域によって分離されている、前記第2ポリシリコン層お
    よび前記第3ポリシリコン層の所定の領域から形成され
    ている複数の導電領域;によって構成されることを特徴
    とする引張膜利用型ダブル・ピン・センサ。
  5. 【請求項5】 センサ・プレートは、前記第2窒化珪素
    層に選択エッチングを施して、前記センサ・プレートに
    よって構成される前記積層膜の一部から、前記第2窒化
    珪素層を除去することによって形成される剛性構造であ
    ることを特徴とする請求項3記載の引張膜利用型ダブル
    ・ピン・センサ。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の引張膜利用型ダブル・ピ
    ン・センサであって、前記センサはさらに:前記第2ポ
    リシリコン層と、前記シリコン基板の上に作られた複数
    の集積回路素子との間の電気的結合であって、前記電気
    的結合は前記複数の集積回路回路素子に対して電気接点
    を作る前記支柱の1つによって提供される電気的結合;
    によって構成されることを特徴とする引張膜利用型ダブ
    ル・ピン・センサ。
  7. 【請求項7】 引張膜利用型ダブル・ピン・センサを製
    造する方法であって、前記製造方法は:シリコン基板を
    設ける段階;前記シリコン基板の上に第1窒化珪素層を
    被着する段階;前記第1窒化珪素層の上にPSG層を被
    着する段階;前記PSG層を介して複数のサポート開口
    部を形成する段階;前記第1窒化珪素層から前記シリコ
    ン基板に及ぶ所定のサポート開口部をさらに延在させる
    ことによって、接点開口部を形成する段階;前記PSG
    層の上に第2ポリシリコン層を被着する段階;前記複数
    のサポート開口部を前記第2ポリシリコン層で充填する
    ことによって形成される複数の支柱によって、前記第2
    ポリシリコン層を前記第1窒化珪素層に付着する段階;
    前記接点開口部を、前記第2ポリシリコン層によって充
    填することによって、前記シリコン基板と前記第2ポリ
    シリコン層との間に、電気接点を作る段階;前記第2ポ
    リシリコン層の上に、第2窒化珪素層を被着する段階;
    前記第2ポリシリコン層と前記第3ポリシリコン層との
    間の前記窒化珪素を封止して、総合引張応力を有する積
    層膜を形成するように、第3ポリシリコン層を被着する
    段階;前記積層膜を光蝕刻法によってパターン化する段
    階;前記積層膜に選択エッチングを施して、複数のビー
    ムによって支えられるセンサ・プレートを形成する段
    階;および前記積層膜が、所定の高さの間隙にまたがる
    ように、前記PSG層を除去する段階;によって構成さ
    れることを特徴とする、引張膜利用型ダブル・ピン・セ
    ンサを製造する方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の引張膜利用型ダブル・ピ
    ン・センサを製造する方法であって、前記製造方法はさ
    らに:前記第2窒化珪素層に選択エッチングを施して、
    所定の引張応力領域と所定の剛性領域を有する積層膜を
    作る段階;によって構成されることを特徴とする、引張
    膜利用型ダブル・ピン・センサを製造する方法。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の引張膜利用型ダブル・ピ
    ン・センサを製造する方法であって、前記製造方法はさ
    らに:前記PSG層を被着する前に、前記第1窒化珪素
    層の上に第1ポリシリコン層を被着する段階;によって
    構成されることを特徴とする、引張膜利用型ダブル・ピ
    ン・センサを製造する方法。
JP05165013A 1992-06-17 1993-06-11 引張膜利用型ダブル・ピン・センサ Expired - Fee Related JP3080124B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US899972 1992-06-17
US07/899,972 US5241864A (en) 1992-06-17 1992-06-17 Double pinned sensor utilizing a tensile film

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0650986A true JPH0650986A (ja) 1994-02-25
JP3080124B2 JP3080124B2 (ja) 2000-08-21

Family

ID=25411801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05165013A Expired - Fee Related JP3080124B2 (ja) 1992-06-17 1993-06-11 引張膜利用型ダブル・ピン・センサ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5241864A (ja)
EP (1) EP0574697B1 (ja)
JP (1) JP3080124B2 (ja)
DE (1) DE69313031T2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10300610A (ja) * 1997-04-17 1998-11-13 Commiss Energ Atom 圧力センサのための可撓膜を備えたマイクロシステムとその製造法
JPH11243214A (ja) * 1998-02-26 1999-09-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 微小構造体の製造方法
US6877383B2 (en) 1998-03-31 2005-04-12 Hitachi, Ltd. Capacitive type pressure sensor
JP2006084326A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Denso Corp 半導体力学量センサおよびその製造方法
JPWO2008143191A1 (ja) * 2007-05-17 2010-08-05 ローム株式会社 Memsセンサおよびその製造方法

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2700003B1 (fr) * 1992-12-28 1995-02-10 Commissariat Energie Atomique Procédé de fabrication d'un capteur de pression utilisant la technologie silicium sur isolant et capteur obtenu.
US5814727A (en) * 1993-11-08 1998-09-29 Motorola, Inc. Semiconductor accelerometer having reduced sensor plate flexure
US5753134A (en) * 1994-01-04 1998-05-19 Siemens Aktiengesellschaft Method for producing a layer with reduced mechanical stresses
US5700702A (en) * 1994-01-18 1997-12-23 Siemens Aktiengesellschaft Method for manufacturing an acceleration sensor
US5528452A (en) * 1994-11-22 1996-06-18 Case Western Reserve University Capacitive absolute pressure sensor
US5922212A (en) * 1995-06-08 1999-07-13 Nippondenso Co., Ltd Semiconductor sensor having suspended thin-film structure and method for fabricating thin-film structure body
FR2735580B1 (fr) * 1995-06-14 1997-07-18 Commissariat Energie Atomique Accelerometre du type a compensation de l'effet de la pesanteur et procede de realisation d'un tel accelerometre
US5583291A (en) * 1995-07-31 1996-12-10 Motorola, Inc. Micromechanical anchor structure
US5596144A (en) * 1995-08-04 1997-01-21 Delco Electronics Corporation Piezoresistive force rebalance accelerometer
DE19536250A1 (de) 1995-09-28 1997-04-03 Siemens Ag Mikroelektronischer, integrierter Sensor und Verfahren zur Herstellung des Sensors
DE19536228B4 (de) * 1995-09-28 2005-06-30 Infineon Technologies Ag Mikroelektronischer, integrierter Sensor und Verfahren zur Herstellung des Sensors
US6199430B1 (en) 1997-06-17 2001-03-13 Denso Corporation Acceleration sensor with ring-shaped movable electrode
WO2000006367A1 (de) 1998-07-24 2000-02-10 Friatec Rpp Gmbh System Altvater Rundballenpresse und verfahren zum verpressen von müll
JP4238437B2 (ja) 1999-01-25 2009-03-18 株式会社デンソー 半導体力学量センサとその製造方法
WO2001087767A2 (en) * 2000-05-18 2001-11-22 Stefaan De Schrijver Micro-electrocmechamical sensor (mems) resonator
US6860154B2 (en) 2001-01-16 2005-03-01 Fujikura Ltd. Pressure sensor and manufacturing method thereof
US7353711B2 (en) * 2003-08-11 2008-04-08 Analog Devices, Inc. Capacitive sensor
US20060191351A1 (en) * 2005-02-25 2006-08-31 Meehan Peter G Sealed capacitive sensor
US8528405B2 (en) * 2009-12-04 2013-09-10 The Charles Stark Draper Laboratory, Inc. Flexure assemblies and methods for manufacturing and using the same

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4948757A (en) * 1987-04-13 1990-08-14 General Motors Corporation Method for fabricating three-dimensional microstructures and a high-sensitivity integrated vibration sensor using such microstructures
US4945773A (en) * 1989-03-06 1990-08-07 Ford Motor Company Force transducer etched from silicon
US5090254A (en) * 1990-04-11 1992-02-25 Wisconsin Alumni Research Foundation Polysilicon resonating beam transducers
DE69105809T2 (de) * 1990-05-10 1995-05-11 Yokogawa Electric Corp Druckaufnehmer mit schwingendem Element.
US5181156A (en) * 1992-05-14 1993-01-19 Motorola Inc. Micromachined capacitor structure and method for making

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10300610A (ja) * 1997-04-17 1998-11-13 Commiss Energ Atom 圧力センサのための可撓膜を備えたマイクロシステムとその製造法
JPH11243214A (ja) * 1998-02-26 1999-09-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 微小構造体の製造方法
US6877383B2 (en) 1998-03-31 2005-04-12 Hitachi, Ltd. Capacitive type pressure sensor
JP2006084326A (ja) * 2004-09-16 2006-03-30 Denso Corp 半導体力学量センサおよびその製造方法
JP4591000B2 (ja) * 2004-09-16 2010-12-01 株式会社デンソー 半導体力学量センサおよびその製造方法
JPWO2008143191A1 (ja) * 2007-05-17 2010-08-05 ローム株式会社 Memsセンサおよびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0574697A1 (en) 1993-12-22
US5241864A (en) 1993-09-07
EP0574697B1 (en) 1997-08-13
DE69313031D1 (de) 1997-09-18
DE69313031T2 (de) 1998-02-05
JP3080124B2 (ja) 2000-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3080124B2 (ja) 引張膜利用型ダブル・ピン・センサ
EP0629286B1 (en) Soi actuators and microsensors
US5490034A (en) SOI actuators and microsensors
CN112004181B (zh) 具有改进特性的压电微机电声学换能器及对应的制造工艺
US5181156A (en) Micromachined capacitor structure and method for making
US5496436A (en) Comb drive micromechanical tuning fork gyro fabrication method
US5470797A (en) Method for producing a silicon-on-insulator capacitive surface micromachined absolute pressure sensor
US5488864A (en) Torsion beam accelerometer with slotted tilt plate
US6402968B1 (en) Microelectromechanical capactive accelerometer and method of making same
US5337606A (en) Laterally sensitive accelerometer and method for making
DE60016701T2 (de) Verfahren zur Herstellung einer vacuumverpackten mikro-elektro-mechanischen Struktur
US6065341A (en) Semiconductor physical quantity sensor with stopper portion
DE69318957T2 (de) Herstellungsverfahren für Druckwandler mittels der Silicium auf Isolation Technologie sowie derart hergestellte Wandler
US6030850A (en) Method for manufacturing a sensor
US5679902A (en) Surface-micromachined symmetrical differential pressure sensor with electrodes patterned into multiple conducting areas
JPH04326033A (ja) 圧力または加速度センサ
US5471723A (en) Methods of manufacturing thin-film absolute pressure sensors
DE102012217979A1 (de) Hybrid integriertes Drucksensor-Bauteil
JPH02290524A (ja) 半導体ウエーハ及びその形成法とトランスジューサ及びその製法
EP0527342B1 (en) Differential capacitor structure and fabricating method
US5425841A (en) Piezoresistive accelerometer with enhanced performance
CN110149582B (zh) 一种mems结构的制备方法
JP2002523252A (ja) マイクロメカニカルな構成エレメント、並びに、該構成エレメントの製法
US20020126455A1 (en) Tiled microelectromechanical device modules and fabrication methods
DE102017206412A1 (de) Mikroelektromechanisches Bauelement, Verfahren zum Herstellen eines mikroelektromechanischen Bauelements und Verfahren zum Herstellen eines Systems auf einem Chip unter Verwendung eines CMOS-Prozesses

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees