JPH06509337A - ベンゾジアゼピン誘導体、それらを含有する組成物及び治療におけるそれらの使用 - Google Patents
ベンゾジアゼピン誘導体、それらを含有する組成物及び治療におけるそれらの使用Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ベンゾジアゼピン誘導体、それらを含有する本発明はコレシストキニン及びガス
トリン受容体の拮抗薬として有用なベンゾジアゼピン化合物に関する。
コレシストキニン(CCK)及びガストリンは、胃腸組織中に及び中枢神経系に
存在するニューロペプチドと構造的に関連する(V、Mutt、Ga5troi
ntestinal!Iormones、G B、J、Green編、Rave
nPreqs、N、Y、、p、169及びG、N15sion。
同上p 127参照)。
コレシストキニンは、初めに単離された形態では33個のアミノ酸を有するニュ
ーロペプチドCCK−33(Mu t を及びJorpes、Biochem、
J、125.678(1971)参照)、そのカルボキシル末端オクタペプチド
、CCK78(これも天然ニューロペプチドで活性配列としては最小のもの)、
並びに39−及び12−アミノ酸形態を包含する。ガストリンは31−117−
及び14−アミノ酸形態で生し、活性配列の最少のものはC−末端テトラペプチ
ド、Trp−Me t−Asp−Phe−Ni12で、これはCCK及びガスト
リンに共有の共IJ1構造要素である。
CCKは生理的飽満ホルモンであり、それにより食欲調節において重要な役割を
演しくG、P、Smi th。
Eating and Its Disorders、A、J。
S t u n k a r d及びE、5tellar編、RavenPre
ss、New York、1984.p、67)、並びに結腸運動性、胆嚢収縮
、膵臓酵素分泌を刺激し、胃が空になるのを防I卜すると考えられる。それらは
ある種の中脳ニューロン中にドパミンとともに存在するとされ、したがって、そ
れ自体の資質により神経伝達物質として役立つ他に、脳におけるドパミン作動性
系が機能する場合に役割を演じ得る(A、J。
Prangeら、”I’eptides in theCentral Ner
vous System”、Ann。
Repts、Med、C+1em、17.31.33 [1982]漫びその引
用文献; J、A、Wi l I iams、Biomed。
Res、3.107 [1982] ;並びにJ、E。
Morley、Life Sci、30.479 [1982]11照)。
他方、ガストリンの主な役割は胃からの水及び電解質の分泌の刺激であると思わ
れるし、それ自体胃酸及びペプシン分泌の制御に関与している。ガストリンの他
の生理的作用としては、粘膜面流饋の増大及び洞運動性の増大が挙げられる。ラ
ット試験では、ガストリンはDNA、RNA及びタンパク質合成の増大で立証さ
れるように、胃粘膜に正の栄養作用を及ぼすことが示された。
コレンストキニン受容体には、少なくともCCK−A及びCCK−Bと呼ばれる
2つのサブタイプが存在する(T。
T1.Moranら、”Two braincholecystokinin
receptors:implications for behaviour
alactions−、Brain Res、、362,175−79 [19
86] )。両サブタイプは末梢及び中枢神経系の両方に見出される。
CCK及びガストリン受容体拮抗薬は、動物特に哺乳類、さらにはヒトのff1
ll(Gl)及び中枢神経(CNS)系のCCK関連及び/又はガストす/関連
性疾患を防止及び治療するために開示された。4キ1iCCK及びガストリンの
生物活性にいくっかの重複があるように、拮抗薬もCCK−I3受容体とガスト
リン受容体の両方に対する親和性を有する傾向がある。他の拮抗薬はCCK−A
サブタイプに活性を示す。
選択的CCK拮抗薬はそれ自体、動物の食欲調節系のCCK関連性疾患の治療に
、並びにアヘン剤媒介無痛覚の増強及び延長に有用であり(P、L、Faris
ら、5cience226.1215 [1984]参照)、シたがって疼痛の
処置に用いられる。CCK−B及びCCK−A拮抗薬はさらに、直接的鎮痛作用
を有することが示されている(M、F、O’Ne1ilら、Brain Re5
earch、534゜287 [19901)。選択的CCK及びガストリン拮
抗薬は、ドパミン作動性及びセロトニン作動性ニューロン系に媒介される行動の
調整に有用であり、したがって精神分裂病及び1病の治療に(Rasmusse
nら、1991.Eur、JPharmacol、、209,135−138;
Woodruffら、1991.Neuropeptides。
39.45−46HCervoら、1988.Eur、J。
Pharmacol、、158.53−59)、胃腸新生物の緩和剤として、並
びにヒト及び動物の胃腸系のガストリン関連性疾轡、例えば消化性潰瘍、ゾリン
ジャー−エリソン症候群、洞G細胞増殖、及びガストリン活性低減が治療価値を
有するものである他の症状の治療及び防止に用いられる(例えば米国特許第4,
820,834号参照)。ある種のCCK拮抗薬は有用な不安消散薬てあり、パ
ニック及び不安病の治療に用い得る。
CCKはストレスホルモン、例えば副腎皮質刺激性ホルモン、β−エンドルフィ
ン、バソプレッシン及びオキシトシンの放出をもたらすことが報告されており、
CCKはストレスに対する反応の媒介物質として、及び喚起系の一部として機能
し得る。
CCK−A受容体はCNSの多数の領域に存在することが現在知られており、上
記のすべての調整に関与し得る。
CCKは、ストレスの調節並びに薬剤乱用とその関連性、例えばベンゾジアゼピ
ン禁断症状軽減(Singhら、1992゜Dr、J、Pharmacol、、
105.8−10)及び神経順応工程に関与し得る。
CCK及びガストリンはさらにある種の腫瘍に栄養作用を及ぼすので(K、Ok
yama、Tlokka ido J、Med。
Sc i、、206−216 [1985] ) 、CCK及びガストリンの拮
抗薬はこれらの腫瘍の治療に有用である(R,D。
Beauchampら、Ann、Surg、、202,203C1985]参照
)。
C,Xuら、F”eptides、8,1987.769−772における考察
に鑑みて、CCKは神経防御にも有効であるう
CCK受容体拮抗薬は、サル及びヒトの眼の虹彩括約筋及び毛様体筋に及ぼすC
CKの収縮作用を抑制することが判明しており(Eur、J、T’harmac
o1..211 (2)。
183−187 ;Δ、B111 ら、八eta Physiol。
5cand、、138.479−485 [1990F ) 、したがって治療
のために縮瞳を誘発するのに用いられる。
脳CCK(CCK−B及びCCK−A)並びにガストリン受容体と結合するある
種のベンゾジアゼピン拮抗性化合物が報告13−16 [1989]参照)。
欧州特許出願第0.167.919号は、3−位置で特にフェニル閾素により、
5−位置で任意置換フェニル又はピリジル基によりllj換されるベンゾンアゼ
ピンCCK及びガストリン拮抗薬を開示する。
英国特許出願第1,034,872号は、3−位置で8個までの炭素原rをHす
る非rlRmアミノ基又は置換アミノ基により置換される、そして5−位置で単
環式アリール部分により置換されるベンゾジアゼピンを開示する。開示された5
−置換基は、フェニル(II換化又は非置換化)及びチェニルのみである。C−
3でのフェニル尿素置換基の開示はない。
英国特許第1.309.947号は、5−位置で、特に複素環式基により、そし
て3−位置でH、アルキル、アルコキシ、アルキルチオアルキル、フェニル、ベ
ンジル又はヒドロキシベンジルにより置換されるベンゾジアゼピンを開示する。
本化合物はトランキライザー、筋弛緩、抗痙彎、鎮痙及び催眠作用を有すると言
われている。本発明の化合物のフェニル尿素置換基についての示唆はない。化合
物がCCK又はガストリン拮抗薬であるという示唆もない。
本発明は、式(■):
(す
(式中、W、父、Y又はZの1つが窒素原子を表し、W、x、Y又はZの別の1
つが窒素、酸素又はイオウ原子あるいはNR基(こ、でRはH又はC1−6アル
キルである)であり、W、X、Y及びZの他の2つが各々別々に窒素原子又はC
R’基を表し、点線で示した環は2つの二重結合を表し;RはC1−6アルキル
、C3−7シクロアルキル、シクロプロピルメチル、(CIT) イミダゾリル
、(C1T2)、テトラq
ゾリル、(C112)、トリアゾリル(ここでqは1.2又は3である)、CH
Co R(こ、でRはC1−4アルキルである)又はC1l C0NRGR7基
(ここでR6及びR7は各h別々にI?又はC1−4アルキルを表すか、あるい
はR及びRは−緒に(Cl(2)、鎖(ここでpは4又は5である)を形成する
)を表し;
Rは016アルキル、ハロ、テトラゾリル環がC1−4アルキルにより任!に置
換された(CIT、、)、テトラゾリル、CC11) イミダゾリル、C0NR
R、So (C,−6ア2 「
ルキル)、So (Cアルキル)、C0NTIS02R1So N[IC0R9
,5ONIIR10、シアハB(Oll) 又は(CI!2)、C02II (
ここてrは0、■又は2であり、RはC1−6アルキル、任意置換化アリール、
2.2−ジフルオロシクロプロパン又はトリフルオロメチルてあり、R10は窒
素含有複素環である)を表し;
Rは■1、C1−6アルキル又はハロを表し;mは0、■又は2であり:
nは0、■、2又は3である)
のベンゾジアゼピン化合物及びその塩又はプロドラッグを提供する。
(1)式は、光学異性体を含めた考えられるすべての異性体、及びラセミ体を含
めたその混合物を包含するよう意図されるものとする。
本発明は、上記の1式の化合物のプロドラッグをその範囲内に包含する。概して
、このようなプロドラッグは、1nvivoで1式の必要とされる化合物に容易
に変換可能な1式の化合物の機能的誘導体である。好適なプロドラッグ誘導体の
選択及び調製のための慣用的方法は、例えば“Designof Prodru
g”、11.Bungaardli。
Elsevier、1985に記載されている。
Rが01−6アルキルを表す場合、アルキルは直鎖又は分枝鎖アルキルを意味す
る。好適なアルキル基の例としては、メチル、エチル、イソプロピル及びイソブ
チル基が挙げられる。
R1がシクロアルキルを表す場合、好適なシクロアルキル基の例としては、シク
ロプロピル、シクロペンチル及びシクロへキンル基、好ましくはシクロプロピル
が挙げられる。
ハロとしてはフルオロ、クロロ及びブロモが含まれるが、好ましくはハロはフル
オロ又はクロロである。
置換基
の好適な例としては、イミダゾリル、N−メチルイミダゾリル及びチアゾリル、
好ましくはチアゾリルが挙げられる。
(I)式の化合物の一亜群では、RはC16アルキル、C3−7ンクロアルキル
、シクロプロピルメチル、(CH2)。
イミダゾリル(ここでqは1.2又は3である)、CH2CO2R(こ、でRは
C1−4アルキルである)又はCH2CONRR基(こ−でR及びR7は各々別
々に水素原子又はCアルキル基を表すか、あるいはR6及びR7,4−4
は−緒に(CIT2)、鎖(ここでpは4又は5である)を形成、2
する)を表し、RはC,−6フルキル、ハロ、(Cl12)、7−トラゾリル、
(ct12)、イミダゾリル、シクロプロピル又は(CH2)、Co2IT基(
ここでSは0,1又は2である)を表し:m及びnは各々1を表す。
好ましくは、RはCi6アルキル、さらに好ましくはメチル又はイソブチルであ
る。
置換基R2が1個存在する場合、それは好ましくはフェニル環の3−又は4−位
置に、さらに好ましくは3−位置に位置する。置換基R2が2個存在する場合、
それらは好ましくは3−及び4−位置に位置する。
R9に関する好適な価としては、メチル、エチル、l−プロピル、t−ブチル、
フェニル及びトリフルオロメチルが挙げられる。
Rが任意に置換されたアリールである場合、それは好ましくは任!に置換された
フェニルを表す。好適な置換基としては、C11アルキル、C1−4アルコキン
、ハロ及びトリフルオロメ壬ルを含む。Rが非置換化アリールであるか又はcl
−6アルキルにより置換されるアリール、例えばオルト位置で01−6により置
換されるフェニルである化合物が好ましい。
R9がCアルキルである場合、それは好ましくはC14アルキルを表す。メチル
及びイソプロピルが特に好ましい。
R2がSo NHRloである場合、R10の好適な価としては例えばチアゾー
ル、チアジアゾール及びピラジンが挙げられる。
好ましくはR2はテトラゾリル、メチル又はC00H1さらに好ましくは5−テ
トラゾリルである。
好ましくはmは1である。
好ましくはnはOである。
好ましくはqは1である。
好ましくはrは0である。
本発明の化合物の一亜群は、式(■):(II)
(式中、Zはイオウ原子又はNR基(ここでR18は■又はメチルである)であ
り;
G
Rは01Gアルキルであり、そして
RはCアルキル、テトラゾリル又はCo、、II、好ましくはテトラゾリルであ
る)
で表される。
好ましくは、(1)式の化合物の塩は製薬上許容可能なものであるが、しかし製
薬上許容可能な塩の調製のために製薬上許容不可能な塩を用いてもよい。(1)
式の化合物の製薬上許容可能な塩としては、例えば無機又は有機酸又は塩基から
生成される(1)式の化合物の慣用的非毒性塩又は第四アンモニウム塩が挙げら
れる。例えば、このような慣用的非毒性塩としては、無機酸、例えば塩酸、臭化
水素酸、硫酸、スルファミン酸、リン酸、硝酸等から得られるもの;そして有機
酸、例えば酢酸、プロピオン酸、コハク酸、グリコール酸、ステアリン酸、乳酸
、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、アスコルビン酸、バルモエ酸、マレイン酸、ヒ
ドロキシマレイン酸、フェニル酢酸、グルタミン酸、安息香酸、サリチル酸、ス
ルファニル酸、2−アセトキシ安廖香酸、フマル酸、トルエンスルホン酸、メタ
ンスルホン酸、エタンジスルホン酸、ンユウ酸及びイソチオン酸から調製される
塩が挙げられる。
本発明の製薬上許容可能塩は、慣用的化学法により塩基性又は駿性部分を含有す
る(1)式の化合物から合成し得る。一般に、水塩は、遊離塩基又は酸と化学量
論的量の又は余分な量の所望の項生成性無機若しくは有機酸又は塩基とを、好適
な溶媒中で又は種々の組み合わせの溶媒中で反応させて調製する。
例えば(1)式の酸を、適切な量の塩基、例えばナトリウム、カリウム、リチウ
ム、カルシウム又はマグネシウムのようなアルカリ又はアルカリ土類金属の水酸
化物と、あるいはアミン、例えばジベンジルエチレンジアミン、トリメチルアミ
ン、ピペリジン、ピロリドン、ベンジルアミン等のような有機塩基と、あるいは
第四アンモニウムの水酸化物、例えば水酸化テトラメチルアンモニウムと反応さ
せる。
本発明はさらに、(1)式の化合物あるいはその塩又はプロドラッグ、及び製薬
上許容可能な担体又は希釈剤を含有する製剤組成物を包含する。
(1式の化合物、按びにその塩及びプロドラッグは、動物に、好ましくは哺乳類
に、特にヒト被験者に、標準製薬手法に従って単独で又は好ましくは製薬上許容
可能な担体又は希釈剤と組み合わせて、任意に公知のアジュバント、例えばミョ
ウバンと一緒に医薬組成物中に含入して投与し得る。本化合物は、経口的に、静
脈内、筋肉内、腹腔内又は皮下投与を含めて非経口的に、あるいは局所的に投与
し得る。
本発明によるCCKの拮抗薬の経口的投与のためには、選択化合物を、例えば錠
剤又はカプセルの形態で、あるいは水性溶液又は墾濁液として投与し得る。経口
的使用のための錠剤の場合は、一般に用いられる担体としてはラクトース及びコ
ーンスターチを含み、そして滑剤、例えばステアリン酸マグネシウムを一般に添
加する。カプセル形態での経口投与のためには、有用な希釈剤としてはラクトー
ス及びドライコーンスターチを含む。経口使用のために水性墾濁液を要する場合
には、活性成分を乳濁及び墾濁剤と組み合わせる。所望により、ある種の甘味剤
及び/′又は風味剤を添加してもよい。
筋肉内、腹腔内、皮下及び静脈内使用のためには、活性成分の滅菌溶液を通常\
調製し、溶液のp Ifを好適に調整し、緩衝すべきである。静脈内使用のため
には、溶質の総濃度は製剤を等張にするために制御する必要がある。
局所投与の゛ためには、(り式の化合物は、例えば懸濁液、ローション、クリー
ム又は軟膏として処方し得る。
局所投与用としては、製薬上許容可能な担体は例えば水、水と水混和性溶媒、例
えば低級アルカノール又はアリールアルカノールとの混合物、晴物油、ポリアル
キレングリコール、石油ベースのゼリー、エチルセルロース、オレイン酸エチル
、カルボキンメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ミリスチン酸イソプロ
ピル及びその他の慣用的に用いられる非毒性の製薬上許容可能な有機及び無機担
体である。製剤は、非毒性補助物質、例えば乳濁剤、防腐剤、湿潤剤、増粘剤等
、例えばポリエチレングリコール200.300.400及び600、カーボワ
ソクス1,000.1,500.4,000.6,000及びto、ooo、抗
菌成分例えば第四アンモニウム化合物、低温滅菌特性を有することが公知で使用
に際して無害なフェニル第二水銀塩、チメロサル、メチル及びプロピルパラベン
、ベンジルアルコール、フェニルエタノール、緩衝成分例えば塩化ナトリウム、
ホウ酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、グルコネート緩衝剤、並びにその他の慣用
的成分、例えばソルビタンモノラウレート、トリエタノールアミン、オレエート
、ポリオキシエチレンノルビタンモノバルミチレート、ジオクチルナトリウムス
ルホスクシネート、モノチオグリセロール、チオソルビトール、エチレンジアミ
ン四酢酸等を含有してもよい。
(1)式の化合物はCCK及び/又はガストリンを相殺し、CCK及び/又はガ
ストリンが関与し得る中枢神経系障害を含めた疾患の治療及び予防に有用である
。このような疾病状態の例としては、消化性及び十二指腸潰瘍のような胃腸潰瘍
、過敏性腸症候群、胃食道逆流疾患あるいは過剰膵液又はガストリン分泌、急性
輝炎もしくは運動性障害を含めた胃腸病、CCKとドパミン、セロトニン及びそ
の他のモノアミン神経伝達物質トの相互作用により引き起こされる中枢神経系障
害、例えば神経弛緩性障害、同厚発性ジスキネジー、パーキンソン病、精神病又
はジル・ト・う・ツレノド症候群を含めた中枢神経系障害:デ病:精神分裂病1
食欲調節系の障害、ゾリンジャー−エリソン症候群、洞及び細胞過形成又は疼痛
を含む。
(+)式の化合物は、CCK及び/又はガストリンが関与する不安障害及びパニ
ック障害を包含する神経キ軒障害の治療又は予防に特に有用である。このような
障害の例としては、パニック障害、不安障害、パニック症候群、予期不安、恐怖
不安、パニック不安、慢性不安及び内因性不安が挙げられる。
(1式の化合物は、アヘン剤又は非アヘン剤媒介性の無痛覚、並びに感覚脱失又
は疼痛の感覚の喪失を直接誘発するのにも有用である。
(1)式の化合物はさらに、慢性治療あるいは薬剤又はアルコールの乱用により
生しる禁断症状反応の防止又は治療に有用である。このような薬剤としてはベン
ゾジアゼピン、コカイン、アルコール及びニコチンが挙げられるが、これらに限
定されないっ
(1)式の化合物はさらに、ストレス及び薬剤乱用とその関連の治療に有用であ
る。
(+)式の化合物はさらに、CCKが関与し得る腫瘍障害の治療に有用である。
このような腫瘍障害の例としては、小細胞腺癌及び中継神経系ダリア及びニュー
ロン細胞の一次腫瘍を含む。このような腺癌及び腫瘍の例としては、小細胞肺癌
を含めたF部食道、胃、小腸、結腸及び柿の腫瘍を含むが、これらに限定されな
い。
(+)式の化合物は、例えば発作、低血糖症、脳性麻痺、一過性脳虚血発作、心
臓肺手術中又は心臓停止中の脳虚血、周産期仮死、転換、ハンティングトン舞踏
病、アルツハイマー病、筋萎縮性側索硬化症、パーキンソン病、オリーブ橋小脳
萎縮、例えば溺れたことによる酸素欠乏症、を髄及び頭部損傷、並びに環境神経
毒を含めた神経毒による中毒のような病的状態の治療及び/′又は予防に神経防
御剤としても有用である。
(1)式の化合物はさらに、ある種の検査及び眼内手術後の治療の・ための縮瞳
を誘発するために用い得る。眼内手術の例としては、人工レンズの移植による白
内障手術が挙げられる。本発明のCCK拮抗化合物は、虹彩炎、ureitis
及び外傷に伴って生じる縮瞳を防止するために用い得る。
したがって本発明は、薬剤の調製に用いるための(+)式の化合物、あるいはそ
の塩又はプロドラッグを提供する。
本発明はさらに、治療に用いるための(1)式の化合物を提供する。
さらなる又は別の態様において、本発明はCCK及び/又はガストリンに関連し
た生理的障害の治療又は予防のための方法であって、CCK及び/又はガストリ
ン拮抗量の(,1)式の化合物をそれが必要な場合に患者に投与することを包含
する方法を提供する。
(I)夜の化合物をヒト被験者にCCK又はガストリンの拮抗薬として用いる場
合、一般に処方する医師が年齢、体重及び個々の患者の感受性、並びに患者の重
篤度により変わる用量によって1日用量を確定する。しかしながら、殆どの場合
、有効1日用量は約0.005mg/体重1kg〜約100mg/kg、好まし
くは0.05mg/kg 〜約50mg/kg、例えば約0.5mg/体重1k
g−約20 m g / k gの範囲で、1回又は何回かに分けて投与する。
しかしいくつかの場合には、これらの限界外の用量を用いる必要がある。例えば
、動物実験により、lngという低い投与鍛で有効であり得ることが示されてい
る。
パニック症候群、パニック障害、不安障害等の有効な治療においては、好ましく
は約0.05mg/kg−約0.5mg/k g(7)CCK拮抗薬を経口的+
: (p、O,) 、IFJI回j又は何回かに分けて(b、i、ct、 )投
与する。他の投与経路も適している。
無痛覚、感覚脱失又は疼痛の感覚の喪失を直接誘発するためには、有効用量は好
ましくは静注による約1100n/kg〜約1mg/kgの範囲である。代わり
に経口投与、並びに他の投与経路を用いてもよい。
刺激反応性腸症候群の治療においては、好ましくは約0.1〜10 m g /
k gのCCK拮抗薬を経口的に(p、o、)、1日1回又は何回かに分けて
(b、t、d、)投与する。他の投与経路も適している。
ガストリン受容体を有する胃腸新生物に対する腫瘍緩和剤としての、中枢神経活
動の調整剤としての、ゾリンジャー−エリソン症候群の治療における、又は消化
性潰瘍の治療におけるガストリン拮抗薬の使用においては、好ましくは約0.1
〜約10 m g / k gの有効用量を1日1〜4回投与する。
神経防御剤として用いるためには、有効用量は好ましくは約0.5mg/kg〜
約20mg/kHの範囲である。
これらの化合物は動物におけるCCKの機能を相殺するため、それらを食物添加
物として用いて好ましくは約0.05mg/kg〜約50mg/体重1kgの1
日用量で動物の食物摂取を増大させてもよい。
(j)式の化合物は、欧州特許第0167919号に記載されているのと同様の
方法で調製し得る。例えば、(1)式の化合物は、(m)式:
(式中、W、X、Y、Z、R’ 、R3及びnは(1)式の場合と同様である)
の中間体から、(IV)式:(式中、R2及びmは(1)式の場合と同様である
)のイソシアネートと反応させることにより調製し得る。
反応は好ましくはエーテルのような好適な有機溶媒、例えばテトラヒドロフラン
中で室温で実施する。
(mV)式のイソシアネートは、トリホスゲンで処理することにより対応するア
ミンからin 5ituに生成し得る。
(m)式の中間体は、R1基を導入するのに適した試薬、例えば式R’Hal(
ここでHalはハロ、例えばブロモ又はヨードを表す)のハライドと反応させ、
その後脱保護することに(V)
(式中、W、X、Y、Z、R3及びnは(1)式の場合と同様であり、Gは保護
基である)の化合物から調製し得る。
反応は塩基、例えばアルカリ金属水素化物又はアルカリ土類金属炭酸塩、例えば
水素化ナトリウム又は炭酸セシウムの存在下で実施する。
(V)式の化合物は、(Vl)式:
(Vt)
(式中、W、X、Y、Z、R3及びnは(1)式の場合と同様である)から、以
下の一連の反応により調製し得る:(i)塩基、例えば第三アミン、例えばトリ
エチルアミン又はN−メチルモルホリン、及びカップリング試薬の存在下での、
(Vll)
(式中、Gは上記と同様である)の化合物との反応。ペプチド合成に一般に用い
られる任意のカップリング試薬、例えば1゜3−ジシクロへキシルカルボジイミ
ド(D CC)又はイソブチルクロロホルメートが好適である。
(11)好ましくは水銀を含有する触媒、例えば塩化水銀(n)の存在下での気
体アンモニアとの反応。反応はエーテルのような好適な有機溶媒、例えばテトラ
ヒドロフラン中で実施すると便利である。
(iii )任意にアンモニウム塩、例えば酢酸アンモニウムの存在下での、有
機酸、例えば酢酸又はプロピオン酸による処理。
(Vl)式の化合物は、Journal ofHeterocyclic Ch
emistry、197゛5+12.49−57及びJournal of t
heChemical 5ociety、PerkinTransaction
s 1. 1989. 1139−1145に記載の方法により調製し得る。
本発明の化合物の調製のための上記の方法が立体異性体の混合物を生成する場合
、所望により、分取りロマトグラフィーのような慣用的方法により好適にこれら
の異性体を分離し得る。
鏡像特異的合成により又は分割によって、新規化合物をラセミ形態で調製し得る
か、又は個々の鏡像異性体を調製し得る。
新規化合物は、標準技法により例えば任意の光学活性酸、例えば(−)−ジ−p
−1ルオイルーし一酒石酸及び/又は(+)−ジ−p−トルオイル−ロー酒石酸
を用いた環生成とその後の遊離塩基の分別結晶化及び再生によるジアステレオマ
一対の生成によりその成分鏡像異性体に分割しうる。新規化合物は、ジアステレ
オマーエステル又はアミドの生成とその後のクロマトグラフィー分離及びキシル
補助物質の除去により分割してもよい。あるいは、キシルカラムを用いたI(P
LCにより新規化合物の鏡像異性体を分離する。
上記の一連の合成中は、関連する分子上の感受性又は反応性基を保護することが
必要であり、及び/又は望ましい。これは、慣用的保護・基、例えばProte
ctive Groupsin Organic Chemistry、J、F
、W。
McOmie編、Plenum Press、1973;及びT、W、Gree
ne及びP、G、M、Wu t t s。
Protective Groups in OrganicSynthesi
s、John Wiley & 5ons。
1991に記載のものを用いて達成し得る。保護基は、当業界で公知の方法を用
いてその後の好都合な段階で除去し得る。
以下の実施例により本発明をさらに理解しやすく説明する。
使用した特定の物質、種及び条件は本発明をさらに説明するためのものであって
、本発明の範囲を限定するものではない。
チル−5−(1−メチルイミダゾール−2−イル)−2−オキソ−LH−1,4
−ベンゾジアゼピン−3−イル]−N’−[3−メチルフェニル]尿素
キンカルボニルアミノ)−5−(1−メチルイミダゾール−2−イル)−21−
1−1,4−ベンゾジアゼピン−2−オン窒素雰囲気下で無水ジクロロメタン(
40m/)に溶解したα−(イソプロピルチオ)−N−(ベンジルオキシカルボ
ニル)グリシン(1,4g)の攪拌冷却(〈10℃)溶液に、N−メチルモルホ
リン(0,5g)、次いでインブチルクロロホルメート(0,68g)を滴下し
た。溶液を5℃で10分間攪拌し、次に加熱還流した。無水ジクロロメタン(1
0mj)に溶解した2−アミノフェニル−(1−メチルイミダゾール−2−イル
)メタノン(1,0g5J、)Ie t、Chem。
1975.12.49−57)を滴下し、その結果生じた黄色溶液を1時間加熱
還流し、次いで周囲温度で16時間攪拌した。
反応混合物をINクエン酸、ブラインで洗浄し、次いで脱水(硫酸ナトリウム)
シ、蒸発させて黄色部(2,1g)を得た。
シリカゲル上の酢酸エチル/n−ヘキサン(1: 3)中でのRf=0.1 (
微量のアミン、Rf=0.2)。
粗製(イソプロピルチオ)グリシンアミドを無水テトラヒドロフラン(100m
j)に溶解し、水冷溶液をアンモニアガスで飽和させた。塩化第二水銀(1,3
5g)を加え、アンモニアを3時間続けて通した。混合物を濾過し、濾液を濃縮
した。残漬を氷酢酸(30mg)に溶解し、酢酸アンモニウム(1,4g)で処
理し、その結果生じた混合物を周囲温度で18時間攪拌した。溶媒を蒸発させ、
残渣を酢酸エチル(20mg) とIN水酸化ナトリウム溶液(25mg)の間
に分配した。有機層を分離し、脱水(硫酸マグネシウム)して、次に蒸発させて
ゴム状固体(1g)を生成し、これを溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(
60−80)(1:1)を用いてシリカゲル上でカラムクロマトグラフィーによ
り精製した。表題化合物を無色固体(0,38g)として得た。’HNMR(2
50M Hz 、CD Cl 3 )63.95 (3H,s);5.12 (
2H,m);5.18 (IIL d、J=8Hz);6、 65 (IH,d
、J=811z) ;6. 9 (ill、d、J=8Hz);7.0 (11
−F、s);7.1−7.5 (8H,m)ニア、55 (LH,d、J=8H
z)。
IH2: 1.3−’)ヒトC13−(R,S) −(ヘンシルtキシカルボニ
ルアミノ)−1−メチル−5−(1−メチルイミダゾール−2−イル)−2H−
1,4−ベンゾジアゼピン−2−オン
周囲温度で無水ジメチルホルムアミド(5ml)に溶解した1、3−ジヒドロ−
3−(R,S)−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)−5−(1−メチルイミ
ダゾール−2−イル)−28−1,4−ベンゾジアゼピン−2−オン(348m
g)の攪拌溶液に、水素化ナトリウム(55%油分散液40mg)を加えた。3
0分後、ヨードメタン(142mg)を加えて、混合物を18時間攪拌した。溶
媒を蒸発させ、残渣を酢酸エチルと水の間に分配した。有機層を分離し、蒸発さ
せてゴム状残渣を生成し、これを酢酸エチル/石油エーテル(6(1−80)(
2: 1)次いで酢酸エチル/メタノール(95:5)を用いてシリカゲル上で
カラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物を黄色粉末(140mg
)として得た。シリカプレート上の酢酸エチル中でのRf=0.2゜ ’HNM
R(250M Hz 、CD C13)δ3.43 C3H,s);3.94
(3H,s); 5.05−5.20 (2H,m);5゜29 (IH,d、
J=8Hz);6.71 (IH,d、J=8Hz);7.01 (LH,s)
;7.12 (LH,s);7.25−7.70 (9H,m)。
1稈3 :N−[3(R,5)−2,3−ジヒドロ−1−メチル−5−(1−メ
チルイミダゾール−2−イル)−2−オキソ−IH−1,4−ベンゾジアゼピン
−3−イル] −N’ −[3−メチルフェニル]尿素
メタノール(30ml )に溶解した1、3−ジヒドロ−1−メチル−3−(R
,S)−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)=i5− (1−メチルイミダゾ
ール−2−イル)−2H−1,4−ベンゾジアゼピン−2−オン(0,11g)
の溶液に90%蟻酸(2m!! )を加え、この混合物をメタノール(10m/
)に墾濁した1096パラジウムーオンーカーボン(0,2g)の攪拌懸濁液
に加えた。反応混合物を周囲温度で30分間攪拌し、次に濾過して、溶媒を蒸発
させた。残渣を酢酸モチル(20m1.)と10%炭酸ナトリウム溶Q(20m
g)の間に分配した。有機相を分離し、脱水(硫酸マグネシウム)後、蒸発させ
て1.3−ジヒドロ−3−(R,S)−アミノ−1−メチル−5−(1−メチル
イミダゾール−2−イル)、、−2H−1,,1ベンゾジアゼピン−2−オン(
50mg)を生成し、これをさらに精製せずに用いた。
無水テトラヒドロフラン(3ml)に溶解したこ功粗製アミン(50mg)の溶
液をm−トリルイソシアネート(30mg)で処理した。1時間後、その結果生
じた無色沈殿を濾過して収集し、ジエチルエーテルで洗浄して、表題化合物(4
0mg)を無色固体として得た。融点222〜223℃。’HNMR(360M
Hz 、CD C1a )δ2.30 (31L s);3、 44 (3H
,s) ;3. 98 (3f(、s) ;5. 52 (1it、d、J=8
Hz);6.85−7.70 (IIH,m)。
(実測値:C,63,96;H,5,54;N、20.41゜C22H22N6
02 ・0.5H20はC,64,22゜H,5,63,N、20.43%を要
する)。
実施例2 :N−[3,(R,5)−2,3−ジヒドロ−1−(2−メチルプロ
ピル)−2−オキソ−5−(チアゾール−2−イル’I−LH−1.4−ベンゾ
ジアゼピン−3−イル〕−N’−[3−メチルフェニル]尿素
■!↓・1.3−ジヒドロ−3−(R,S)−(ベンジルオキシカルボニルアミ
ノ)−5−(チアゾール−2−イル)−2H−1,4−ベンゾジアゼピン−2−
オン実施例1に記載されているようにしてα−(イソプロピルチオ)−N−(ベ
ンジルオキシカルボニル)グリシン及び2−アミノフェニル−(チアゾール−2
−イル)メタノン(J。
He t、Chem、1975.12.49−57)から表題化合物(2,03
g、46%)を得た。シリカプレート上での酢酸エチル/石油エーテル(60−
80)(1: 1)中でのRf =0. 25 ; ’HNMR(360MHz
、da−DMSO)65.07 (2H,s);5.17 (111,d、J=
9Hz); 7.26−7.39 (7H,m);7.64 (IH,d d、
J =7+1z、J2 =8Hz); 7.8 B (IILd、J=711z
);7.95−8.00 (211,m);8、50 (LH,d、 J=7H
z) ; 10.92 (IH,広+
幅);MS、(M+H) に関してFAB m/z393゜(実測値:C,60
,61;H,4,15iN、14.20゜CHN OS・0.2H20はC,6
0,66;20 +6 4 3
H,4,1? 、N、14.15%を要する)。
工程2:1.3−ジヒドロ−3−(R,S)−(ベンジルオキシカルボニルアミ
ノ)−1−(2−メチルプロピル)−5−(チアゾール−2−イル)−2)1−
1.4−ベンゾジアゼピン−2−オン
実施例1と同様の手順を用いて、1.3−ジヒドロ−3−(R,S)−(ベンジ
ルオキシカルボニルアミノ)−5−(チアゾール−2−イル)−2H−1,4−
ベンゾジアゼピン−2−オン及び1−ヨード−2−メチルプロパンから表題化合
物(500mg)を得た。融点115〜117℃。シリカプレート上の酢酸エチ
ル/石油エーテル(60−80)(1:1)中でのRf=0.45゜’HNMR
(360M)lz。
CDCz 3)δ0.58 (3H,d、J=7Hz);0.71(3H,d、
J=7Hz):1.66−1.77 (IH,m);3.43 (1)1.dd
、J =6Hz、J2 =14Hz);4.29 (IH2dd、J =9Hz
、J2 =14Hz);5.09−5.18 (2H,m);5.41 (IH
,d、J=8Hz);6.67 (111,d、J=8Hz);7.30−7.
93 (IIH,m)。
工程3 : N−[3(R,S) −2,3−ジヒドロ−1−(2−メチルプロ
ピル)−2−オキソ−5−(チアゾール−2−イル)−LH−1,4−ベンゾジ
アゼピン−3−イル] −N’ −[3−メチルフェニル]尿素
反応時間を36時間にした以外は実施例1と同様の方法で、1.3−ジヒドロ−
3−(R,S)−(ベンジルオキシカルボニルアミノ’)−5−(チアゾール−
2−イル)−28−1,4−ベンゾジアゼピン−2−オンから、粗製1,3−ジ
ヒドロ−3−(R,°S)−アミノ−5−(チアゾール−2−イル)−2H−1
,4−ベンゾジアゼピン−2−オン(220mg)を得た。
無水テトラヒドロフラン(2mj)に溶解したこの粗製アミン(127mg)の
溶液をm−トリルイソシアネート(45,5mg)で処理した。2時間後、溶媒
を蒸発させて精製物質を溶離液として酢酸エチル/石油エーテル(60−80)
(1・1)を用いてシリカ上でカラムクロマトグラフィー()(PLC)により
精製して、表題化合物(8mg)を得た。
融点222℃(dec、)。シリカプレート上での酢酸エチル/石油エーテル(
60−80)(1: 1)中のRf=0.35゜’ HN M R(360M
Hz 、 CD Cl 3 )δ0.59 (3H。
d、J=6Hz);0.71 (3H,d、J=682);1.69−1.78
(IH,m);3.45 (ill、dd。
J =6Hz、J2=14T(z);4.30 (口(、dd。
J =9Hz、J2 =14Hz); 5.63 (1”、広幅);6.74−
7.92 (IIH,m);MS、(M+H) に関してFAB’m/z448
゜
実施例3 : N−[3(R,5)−2,3−ジヒドロ−1−(2−メチルプロ
ピル)−2−オキソ−5−(チアゾール−2−イル)−LH−1,4−ベンゾジ
アゼピン−3−イル]−N’ −C3−(テトラゾール−5−イル)フェニル]
尿素111J工:5−(3−ニトロフェニル)テトラゾール1−メチル−2−ピ
ロリドン(200mjりに溶解した3−シアノニトロベンゼン(20g)の溶液
に、塩酸トリエチルアミン(27,9g)、次いでアジ化ナトリウム(26,4
g)を加えた。混合物を160℃で1.5時間加熱し、次いで周囲温度に冷却し
て、氷水(1000m/)中に注ぎ入れ、5MHClを用いて酸性にした。混合
物から沈殿した固体を濾過し、水で洗浄して50℃で真空脱水して、表題テトラ
ゾール(22,1g、86%)をベージュ色粉末として得た。融点154〜15
6℃。 HN M R(360M Hz 、CD Cl 3 )δ7.59 (
LH,dd、J=8Hz);8.19 (IH,d。
J=8Hz);8.36 (III、d、J=8Hz);8.86(IHIs)
。
工程2.塩酸5−(3−アミノフェニル)テトラゾールエタノール(500mf
)に溶解した5−(3−ニトロフェニル)テトラゾール(22g)の溶液に、塩
酸(5M溶液23mf)中の10%パラジウム−オン−カーボン(1,5g、7
%(W/9F) )を加えた。混合物を40psiで10分間水素添加し、次い
で触媒を濾し取り、水で洗浄した。溶媒を真空蒸発させて、褐色固体をトルエン
(4X100ml)と共沸させた。その結果束じた固体を温エタノールで粉砕し
て塩酸5−(3−アミノフェニル)テトラゾール(16,3g)をベージュ色粉
末として得た。融点203〜205℃。’HNMR(360M Hz 、 D
20 ) δ7.63 (LH,d、J=811z) ;7. 75 (1)1
. dd、J=811z) ;8. 00 (2−メチルプロピル)−2−オキ
ソ−5−(チアゾール−2−イル)−1H−1,4−ベンゾジアゼピン−3−イ
ル] −N’−[3−(テトラゾール−5−イル)フェニル]尿素トリエチルア
ミン(193mg)を無水テトラヒドロフラン(2ml)に懸濁した塩酸5−(
3−アミノフェニル)テトラゾール(188mg)の攪拌冷却(0℃)懸濁液に
加えた。トリホスゲン(93mg)を加え、その後さらにトリエチルアミン(9
6mg)を加えてpH>7とした。反応混合物を周囲温度で30分攪拌した。無
水テトラヒドロフラン(1m7)に溶解した1、3−ジヒドロ−3−(R,S)
−アミノ−5−(チアゾール−2−イル)−28−1,4−ベンゾジアゼピン−
2−オン(254mg)の溶液を加え、混合物を2時間攪拌した。
反応混合物を酢酸エチルで希釈し、次いで20%酢酸を用いて酸性にした。有機
層を分離し、酢酸エチル(15m1)で水性再抽出した。併合有機物をブライン
で洗浄し、脱水(硫酸ナトリウム)後、濾過し、蒸発させて脱水した。粗製生成
物質をジクロロメタン/メタノール/酢酸(95:5:0.5)を用いてシリカ
上でのカラムクロマトグラフィーにより精製して、表題化合物(12mg)を得
た。融点192℃(dec、)oシリカプレート上での酢酸エチル/酢酸(50
・1)中でのRf=O−65; ’ HN M R(360M Hz 、d t
、D M S O)δ0.47 (3H,d、J=6Hz);0.68 (3H
,d。
J=6Hz);1.50−1.62 (IH,m);3.64(IH,dd、J
=6Hz、J2=15Hz);4.17(l H,d d、J =8Hz、J
2 =15Hz) ; 5.38(IH,d、J=8Hz);7.44−8.
18 (IIH。
m);9.34 (IH,s);MS、(M+H) 1.ニー関するFAB m
/z502.(実測値:C,55,71;H,4,69、N、24.15. C
24H23N902 S ” H20はC,55,48iH,4,85;N、2
4.26%を要す量(■)
(T)式の化合物 1.0 2.0 25.0微晶實セルロース 20.0 2
0.0 2G、0修飾食物コーンスターチ 20..0 2G、0. 20.0
ラクトース 511.5 5?、5 34.5ステアリン酸マグネシウム 0.
5 0.5 0.5実施例4B 化合物26〜100mgを含有する錠剤量(■
)
(1)式の化合物 26.0 .50.0 +00.0微晶買セルロース 80
.0 .80.0 80..0修飾食物コーンスターチ 80.0 80.0
80.0ラクトース 213.5 1!195139.5ステアリン酸マグネシ
ウム 0.5 G、5 0.5(T)式の化合物、セルロース、ラクトース及び
コーンスターチの一部を混合し、10%コーンスターチペーストを用いて粒状に
した。その結果束じた顆粒を篩いにかけ、脱水して残りのコーンスターチ及びス
テアリン酸マグネシウムと配合した。
その結果束じた顆粒を次に圧縮して錠剤量たり1.0mg。
2.0mg25.0mg、26.0mg、50.0mg及び(1)式の化合物
1〜100■
クエン酸−水和物 075■
リン酸ナトリウム 4.5■
塩化ナトリウム 9゜
注射液用の水 全量を1mlとする量
リン酸ナトリウム、クエン酸−水和物及び塩化ナトリウムを水の一部に溶解した
。(+)式の化合物をその溶液に溶解又は!濁して調合した。
実施例6・局所処方物
量(■)
(+)式の化合物 1〜IOg
乳化ワックス 30g
液体パラフィン 20g
白色軟質パラフィン 全量を 100 gとする量白色軟質パラフィンを溶融す
るまで加熱した。液体パラフィン及び乳化ワックスを混入し、溶解するまで攪拌
した。(1)式の化合物を加えて、分散するまで攪拌し続けた。次いで混合物を
冷却して固体にした。
生物学的活性
1、CCK受容体結合(膵臓)
硫酸化したCCK−8を1251−Ba l t o n −Hu n t e
r試薬(2000Ci/mmo1e)で放射能標識した。ChangとLot
ti (Proc、Natl。
Acad、Sci、83.4923−4926.1986)に従って、それに少
し修正を加えて、受容体結合を実施した。
雄Sprague−Dawleyラット(150〜200g)を断頭により屠殺
した。全膵臓を切り出し、脂肪組織を除去して、0.1%大豆トリプシン阻害剤
を含有する25容積の氷冷10mMN−2−ヒドロキシエチル−ピペラジン−N
′−2−エタンスルホン酸(HEPES)緩衝液(pH?、4.25℃)中でK
inematica Po1ytronを用いてホモジェナイズした。ホモジネ
ートを47,800gで10分間遠心分離した。ペレットを10容積の結合検定
緩衝液(20mM HEPES) 、1mMエチレングリコール−ビス−(β−
アミノエチルエーテル−N、N’−四酢酸)(EGTA)、5mM MgCl
、150mM NaCl、バシトラシン0.25mg/ml、大豆トリプシン阻
害剤0.1mg/mJ及びウシ血清アルブミン2mg/m#、pH6,5,25
℃)中に、Teflon(商標)ホモジエナイザーを用いて500rpmで15
ストロークで再懸濁した。ホモジネートをさらに結合検定緩衝液に希釈して、最
終濃度0.5mgの原理重量/緩衝液1mlとした。結合検定のために、50μ
lの緩衝液(全結合用)又は最終濃度を1μMとするための硫酸化した非標識化
CCK−8(非特異的結合用)、あるいは1式の化合物(!25f−CCK−8
結合の阻害測定用)、及び50μlの500pM 1251−CCK−8(即ち
50pM最終濃度)をミクロフユージ管中の膜懸濁液400μlに加えた。全検
定を2回繰り返し実施した。反応混合物を25℃で2時間インキュベートLS、
Whatman GF/C濾紙上での迅速濾過(Brandell 24ウエル
細胞採集器)により反応を集結させ、3x4mfの氷冷100mM NaC1で
洗浄した。
濾紙上の放射能をLKBガンマ計数器で計数した。
2、CCK受容体結合(脳)
硫酸化したCCK−8を放射能標識し、膵臓に関して記載した方法に少し修正を
加えて、受容体結合を実施した。
雄Hartleyモルモット(300〜500 g)を断頭により屠殺して、皮
買を取り出し、水冷0.32Mシタ糖25mL中でホモジエナイズした。ホモジ
ネートを1000gで10分間遠心分離し、その結果生じた上清を20.000
gで20分間再遠心分離した。P2ペレットを結合検定緩衝液(20mM HE
PES、5mM MgCl 、0. 25mg/ m lバシトラシン、1mM
EGTA、pH6,5,25℃)中に、Teflon(商標)ホモジェナイザ
−(500rpmで5ストロークで)を用いて再懸濁して、最終濃度10mgの
原理重量/緩衝液1.2mlとした。結合検定のために、50μlの緩衝液(全
結合用)又は最終濃度を1μMとするための硫酸化した非標識化CCK−8(非
特異的結合用)、あるいは1式の化合物(+251−CCK−8結合の測定用)
、及び50μlの500pM 1251−CCK−8(即ち50pM最終濃度)
をミクロフユージ管中の膜懸濁液400μlに加えた。全検定を2回繰り返し実
施した。反応混合物を25℃で2時間インキュベートし、Whatman GF
/C濾紙上での迅速濾過(Brandell 24ウエル細胞採集器)により反
応を集結させ、3X5mlの氷冷100mM NaCjで洗浄した。
濾紙上の放射能をLKBガンマ計数器で計数した。
1式の好ましい化合物は、全結合と非特異的結合(即ち1μM CCKの存在下
)との差として示される特異的+25、−CCK−8結合の用量依存性阻害を生
じるものである。
薬剤置換試験は、少なくとも10種類の濃度の1式の化合物を用いて実施し、回
帰分析によりrcso値を確定した。ICs。
は 1251− CCK −8の特異的結合の50%を阻害するのに必要な化合
物の濃度を示す。
表Iのデータは、1式の化合物に関して得たものである。
表 1
CCK受容体結合結果
化合物 1251−CCK 1251−CCK(実施例番号) (膵臓) (脳
)
3 1300 6.9
補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)平成6年1月24−
Claims (9)
- 1.次式(I): ▲数式、化学式、表等があります▼(I)(式中、W、X、Y又はZの1つが窒 素原子を表し、W、X、Y又はZの別の1つが窒素、酸素又はイオウ原子あるい はNR8基(ここでR8はH又はC1−6アルキルである)であり、W、X、Y 及びZの他の2つが各々別々に窒素原子又はCR8基を表し、点線で示した環は 2つの二重結合を表し;R1はC1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、シ クロプロピルメチル、(CH2)qイミダゾリル、(CH2)qテトラゾリル、 (CH2)qトリアゾリル(ここでqは1、2又は3である)、CH2CO2R 5(ここでR5はC1−4アルキルである)又はCH2CONR6R7基(ここ でR6及びR7は各々別々にH又はC1−4アルキルを表すか、あるいはR6及 びR7は一緒に(CH2)p鎖(ここでPは4又は5である)を形成する)を表 し; R2はC1−6アルキル、ハロ、テトラゾリル環がC1−4アルキルにより任意 に置換された(CH2)rテトラゾリル、(CH2)rイミダゾリル、CONR 6R7、SO(C1−6アルキル)、SO2(C1−6アルキル)、CONHS O2R9、SO2NHCOR9、SONHR10、シアノ、B(OH)2又は( CH2)rCO2H(ここでrは0、1又は2であり、R9はC1−6アルキル 、任意置換化アリール、2,2−ジフルオロシクロプロパン又はトリフルオロメ チルであり、R10は窒素含有複素環である)を表し; R3はHC1−6アルキル又はハロを表し;mは0、1又は2であり; nは0、1、2又は3である) の化合物及びその塩又はプロドラッグ。
- 2.R1がC1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、シクロプロピルメチル 、(CH2)qイミダゾリル(ここでqは1又は2である)、CH2CO2R5 (ここでR5はC1−4アルキルである)又はCH2CONR6R7基(ここで R6及びR7は各々別々に水素原子又はC1−4アルキル基を表すか、あるいは R6及びR7は一緒に(CH2)p鎖(ここでPは4又は5である)を形成する )を表し;R2がC1−6アルキル、ハロ、(CH2)rテトラゾリル、(CH 2)rイミダゾリル、シクロプロピル又は(CH2)rCO2H(ここでrは0 、1又は2である)を表し;m及びnがともに1である請求項1記載の化合物。
- 3.置換基: ▲数式、化学式、表等があります▼ がイミダゾリル、N−メチルイミダゾリル又はチアゾリルである請求項1又は2 記載の化合物。
- 4.R2がC1−6アルキル又はCOOHである前記請求項のいずれかに記載の 化合物。
- 5.R2がテトラゾリルである請求項1〜3のいずれかに記載の化合物。
- 6.N−[3(R,S)−2,3−ジヒドロ−1−メチル−5−(1−メチルイ ミダゾール−2−イル)−2−オキソ−1H−1,4−ベンゾジアゼピン−3− イル]−N′−[3−メチルフェニル]尿素;N−[3(R,S)−2,3−ジ ヒドロ−1−(2−メチルプロピル)−2−オキソ−5−(チアゾール−2−イ ル)−1H−1,4−ペンゾジアゼピン−3−イル]−N′−[3−メチルフェ ニル]尿素;N−[3(R,S)−2,3−ジヒドロ−1−(2−メチルプロピ ル)−2−オキソ−5−(チアゾール−2−イル)−1H−1,4−ベンゾジア ゼピン−3−イル]−N′−[3−(テトラゾール−5−イル)フェニル]尿素 から選択される請求項1記載の化合物、並びにその製薬上許容可能塩及びプロド ラツグ。
- 7.治療に用いるための前記請求項のいずれかに記載の化合物。
- 8.式(III): ▲数式、化学式、表等があります▼(III)(式中、W、X、Y、Z、R1、 R3及びnは(I)式の場合と同様である)の中間体と(IV)式:▲数式、化 学式、表等があります▼(IV)(式中、R2及びmは(I)式の場合と同様で ある)のイソシアネートとの反応を包含する請求項1〜6のいずれかに記載の化 合物の製造方法。
- 9.請求項1〜6のいずれかに記載の化合物を製薬上許容可能な担体とともに含 有する医薬組成物。
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