JPH06508302A - 缶端成形方法および装置 - Google Patents

缶端成形方法および装置

Info

Publication number
JPH06508302A
JPH06508302A JP5500971A JP50097193A JPH06508302A JP H06508302 A JPH06508302 A JP H06508302A JP 5500971 A JP5500971 A JP 5500971A JP 50097193 A JP50097193 A JP 50097193A JP H06508302 A JPH06508302 A JP H06508302A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
die assembly
air
assembly
lower die
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5500971A
Other languages
English (en)
Inventor
カドジック ダニエル エフ
Original Assignee
レイノルズ メタルズ カンパニー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by レイノルズ メタルズ カンパニー filed Critical レイノルズ メタルズ カンパニー
Publication of JPH06508302A publication Critical patent/JPH06508302A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D51/00Making hollow objects
    • B21D51/16Making hollow objects characterised by the use of the objects
    • B21D51/38Making inlet or outlet arrangements of cans, tins, baths, bottles, or other vessels; Making can ends; Making closures

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 関連出願 本出願は、すでに放棄となっている1987年10月5日出願の出願番号第10 4,745号の継続出願である1990年5月31日出願の出願番号第530, 506号の一部継続出願である。
技術分野 本発明は主に飲料用の2ピース容器および3ピース容器の缶端を成形するための 装置に関する。
従来技術 缶端は一般に多段工程を通して加工製造される。最初の工程では、アルミニウム や鋼のシートがよく用いられるが、このような金属製の缶端原料シートから円形 のブランクを切り取り、このブランクから缶端形状の基礎すなわち「缶胴」を形 成する。
第2の工程では、缶胴の外周にカーリングを施す。(打抜成形ダイでカーリング を一緒に行うことについても知られてはいるが、このような方法は一般的ではな く、それ自体に問題も多いので、本発明では取り上げていない。)カーリング後 は用途によっては缶端完成と考えられる場合もあるが、一般にはさらに再成形し てプルタブやスティ・オン・タブなどのイージーオープン開口部を設ける。「缶 端」という語は、ここでは缶胴、イージーオープン開口部を有する完成缶端およ び各製造段階にある中間製品を意味するものとする。缶端は「缶蓋」と呼ばれる 場合もある。
飲料業界で缶端に対する需要が伸びていることから、缶端の製造業者側での生産 性も伸びてきている。
元来、缶端は例えば1プレス毎に2〜4個のポケットを有する複合ダイスによっ て加工成形されていた。(各ポケットは上ダイスアセンブリと下ダイスアセンブ リとを有する。)このようなプレス加工時の生産性は、一般にプレス加工機の速 度を増加できる範囲内でしか向上させることができなかった。実用上のどの目的 について見ても最大限まで速度を増加させており、昔からあるプレス加工機や小 型のプレス加工機で実質的にこれ以上生産性を向上できる見込みは薄い。どの材 料を使用するかは、缶端の値段に影響する大きな要因である。上述したように、 従来の複合ダイスのほとんどはポケットを2個有するタイプであった。各プレス 加工毎に得られる2個の完成缶端は、長手方向に300で円板2個というブラン クのサイズより若干広幅のリボンから切り取られていた。この製造方法では、残 ったウェブ材料に約6%の損失があるほか、幅約60インチの広い圧延機をプレ ス原料に合う約6インチのものとするための切割手数料もかかる。このため、6 0インチのコイル型スリットを10回使用して帯状片を作り、そのうち6%をス クラップにした上でさらに手数料まで払うのでははなく、60インチの圧延帯状 片を全部加工すれば実質的に1ドル節約することができる。
マルチアウト・ガングプレスダイスシステムの新たな時代へと移行した。これら のプレス加工機は、幅60インチのコイルから1工程あたり20個の缶端を切り 取ることのできる二重動作マルチスライドプレス加工機である。このシステムは 比較的低速かつ大型で、内蔵排出トロン/コンベアを有する。
完全には受け入れられなかった「拡大」概念の1つの形は、無傷完全な60イン チの広幅缶端原料を作るためのシートローリング圧延機にとって新たな重荷とな った。従来、圧延機は切割と廃物処理とを選択的に行うことで高い率でコイルを 回収することができた。全幅コイルが必要な場合、このような廃物利用は実現で きそうになく、かなりの率でコイル原料をスクラップにし、再溶融、再鋳込して 再転造しなければならない。
このため、少なくとも圧延幅を1/2にしたコイルで実施可能で、11アウト式 のダイスを有し、好ましくはコイル幅1/2までならどのような幅を組み合わせ ても利用できる固有能力を有する新たな製造方法に対する必要性が生じた。この 概念では、コイル幅を狭くしたので速度を上げて生産性に対する適当なオーバー ヘッド率を得なければならない。
この高速能をガングプレス機で達成するために、いわゆる「拡大」概念全体を考 えなおすべきである。二重動作プレス機は、高速にするには大型すぎる上、必要 な制御を行うためには排出方法にも無理があり、缶端処理にも新たな高速加工法 を適用できるかどうか全く予測できない。
昔からあるプレス機や小型のプレス機の多くは比較的簡単な単一動作を行うよう 設計されており、1個のラムをコンプリメンタリ−ダイスに対して上下に移動さ せる。また、大型のプレス機は二重動作型であり、ラムは上下に移動する一対の ポンチ部材を有し、内側のダイス部材はその移動軌道の少なくとも一部で外側の ポンチ部材とは独立に外側のダイス部材内で移動する。このような二重動作プレ ス機では、もちろん、その複雑さのゆえにシステムの制御上の問題が出てくる。
従って、大型のプレス環境で動作できる単一動作缶端プレス機には需要がある。
多段成形プレス機の寸法を大きくするにつれて深刻化するもう1つの問題は、大 型の製造プレス機のダイスアセンブリからの缶端の取り外しである。各段(すな わち上ダイスと下ダイスのアセンブリの組)が各々独立に収容シュートなどの装 置を有する小型のプレス機とは異なり、排出シュートの各レーンについて大型の プレス機の切取線の高さの所では十分な空間を確保できない。このため、これら の大型プレス機では、ベルトまたはこれに類似のばら積み回収手段を用いている 。この手段は実質的に小型のシステムで利用できる個々のレーンよりも信頼性が 低く、缶端をダイスから取り外す際に缶端が詰まり、プレス機を停止させなけれ ばならなくなる確率も高い。従って、高生産性に向けてより一層使いやすい工具 で精度の良い制御を達成できるように、缶端をダイスから排出する際に缶端を制 御する高山カブレス機用缶端成形システムにも需要がある。
発明の開示 本発明では、分割段缶端成形システムを作製した。この缶端製造システムは、周 知の単一動作高速プレス機を使用することと周知の単一動作ダイス構成とを組み 合わせたものである。
本発明の缶端成形システムでは、コイルおよびブランクを上段で加工し、成形お よび排出完了は下段で行う必要がある。このシステムは自動的により良い製造工 程制御を行う。下段の工具から製品を排出し、排出用コンベアへの絶対的な操作 安定性をもって成形後の缶端を完全制御する。合理的に制御することで、かなり 小型の設備を使用して実質的に製造速度を高め、高出力を得ることができる。
本発明による1172機で金属製缶端を成形するための装置は、上ダイスアセン ブリと下ダイスアセンブリとを備え、その各々は相対的に見て垂直に往復移動す るダイス部品である。上ダイスアセンブリおよび下ダイスアセンブリの一方と協 働して金属原料シートからブランクを切り取る切刃端をアセンブリ間に配置する 。
選択した方のダイス部品を一方のダイスアセンブリ内で移動させ、他のダイスア センブリのダイス部品と協働させてブランクから缶端を成形する。上ダイス部品 のうち予め定めたものが缶端から離れ始める時に、下ダイス部品の少なくとも1 つを介して成形後の缶端の裏側を真空状態とし、缶端を下ダイス部品上に正確に 位置決めする。底面側を真空状態とすることで、上ダイス部品および下ダイス部 品によって排出溝で成形後の缶端を排出用に一列に並べる際に成形後の缶端を制 御しやすくなる。
従来の缶胴プレス機の中には、上ダイス部品を介して成形後の缶端の上面に吹き 下ろし空気を送り、上ダイス部品が上方に行かないようにしているものもある。
しかしながら、本発明による缶端成形加工では吹き下ろし空気を使用せず、缶端 の上面より上にあるダイス成形領域を大気中に出しておくだけである。これによ って製造速度を約20%高められることが分かっている。真空状態から解放する 時、缶端の底面で真空化した領域に簡単に大気を供給できるので、この結果圧力 は等しくなり、ダイス間から缶端を排出する直前と排出時に缶端の安定性を大幅 に向上させることができる。大気は、上ダイス成形部材の一方を介して延在する 大気通路を介して成形後の缶端の上側に供給すると好ましい。
−トダイスアセンブリの動きに応答するカム動作真空弁によって缶端の裏側に真 空を作り出し、上ダイスが予め定められた位置に達した時に真空の遮断を正確に 制御する。真空弁は、真空の遮断時に瞬時に缶端の裏側に周囲空気圧を作り出す 手段も含む。好ましくは、真空源に連結された第1の通路群と周囲圧力空気と連 通した第2の通路群とを有する真空マニフォルドに取り付けられた回転弁をカム 動作真空弁に備える。上ダイスの動きに応答して移動可能なカムスロットを有す る手段を備え、この溝にカム従動子を係合して弁を機械的に回転させ、これによ って上述したように缶端の裏側と真空空気および周囲圧力空気の両方とを間の連 通状態を選択的に作り出し、正確に制御する。
本発明による缶端成形装置は、上ダイスを往復移動させて下ダイスと高速成形接 触させたりこの接触を解除したりするためのクランク機構を含むプレス機に取り 付けられている。カムスロットを備え、往復工程において上ダイスを同期的に移 動させる。上ダイスは、クランク駆動ポンチシューに取り付けられ、カムスロッ トをシューから真空弁に向かって突出させた突出部に連結されたポンチ棒に形成 してカムスロットにカム従動子をおさめることができる。
本発明の他の態様によれば、各下ダイス部品の上側の成形面を成形後に排出位置 に移動し、互いに同じ高さのところで上ダイスと下ダイスとの間に出口溝の底部 を規定する。この底部も、出口溝のすぐ横に形成された排出溝の入り口端の底面 と同じ高さになる。成形後の缶端の排出溝とは反対側の側面に加圧空気を送り、 成形後の缶端を上ダイスアセンブリと下ダイスアセンブリとの間から迅速に排出 する。
より具体的には、下ダイスアセンブリは、ブランクの下側と係合して缶端の6立 て部分を形成できる底部ダイスコアを含む。缶端を解放する直前に上昇し、下ダ イス部品の他の上側成形面と同じ高さのところで一列に並ぶのはこのグイスコア の最上部成形面である。
本発明は、成形工程において上ダイス部品および下ダイス部品のうち選択したも のを弾性的に付勢するための空圧クッションを特徴とする。これらの空圧クッシ ョンは、上ダイス部品および下ダイス部品の中で適当なものの間に配置された封 止部材によって規定されている。
連続的な高速製造を達成するために、本発明は、潤滑回路を介してクッションに 供給される量を正確に計測した潤滑空気によって各封止部を潤滑するためのシス テムを特徴とする。
この回路は、潤滑剤貯蔵室と、貯蔵室から潤滑剤を霧化して潤滑空気を生成する ミスタ−とを含む。この潤滑空気の圧力を調節し、大口弁構成部材を介して空圧 クッションに供給する。潤滑中、出口弁構成部材を介してこの潤滑空気を空圧ク ッションから連続して排気する。排気した潤滑空気は、残っている潤滑剤を排出 前に空気から除去する合着フィルターを通過させた後に大気中に排出する。
上述したような新規な方法で封止部に正確に計量した潤滑剤を供給することで、 封止部材を適宜潤滑して封止寿命を延ばすことができる。さらに、潤滑工程の間 空圧クッションを連続して換気することで、換気をしなければ空圧クッション内 でよどんでしまう空気を排気し、封止部に必要以上に潤滑剤がたまるのを防止す ると共に、油と一緒に固まる水の凝縮を防止する。
潤滑回路は、好ましくはコンピュータ制御したソレノイド人口弁構造部材および 出口弁構造部材を特徴とし、ブランクを成形するためにダイスに供給される金属 原料のコイルが変わった時などに所望の間隔で封止部を自動的に潤滑する。
本発明による潤滑回路は缶端成形ダイスの製造に限定されるものではなく、原料 材料を所望の形状に成形する1個のダイス部材を含み、少なくとも1つの封止部 材を備えるキャビティに流入する加圧流体によって成形工程時にダイス部材を弾 性的に付勢する装置であればどんなものにでも適用できる。
本発明の実用的な実施態様において、上ダイスアセンブリおよび下ダイスアセン ブリはそれぞれ、ダイスアセンブリを正確に配列するガイドポストによって互い に連結されたポンチシューとダイスシューに取り付けられている。この構成は、 自蔵ユニットとしてクランク動作プレス機に備えられ、これによってクランク機 構は、成形工程でのプレス力下で上ダイスアセンブリを往復移動させることがで きる。ダイスシューの上に延在するよう連結された切刃端ホルダープレート内に 切刃端を備え、切刃端を上ダイスアセンブリおよび下ダイスアセンブリに対して 作動位置に位置決めする。
本発明のさらに独特な特徴によれば、プレス力を利用してホルダープレートをダ イスシューから引き揚げ、下ダイス部品まで手が届くようにするための手段を備 える。このような引揚手段は、好ましくはポンチシューから下方に突出して固定 され、ポンチシューと共に移動できるホーミングブロックを含む。ホーミングブ ロックの下端は、上ダイスアセンブリの下死点で実質的にホルダープレートと同 じ高さのところにくる。この位置では、配列孔を介してホーミングブロックとホ ルダープレートの両方にリフトピンを挿入し、これらを互いに係止してホルダー プレートを(固定ボルトを緩めた時に)引き揚げ、底部のダイス要素と連通させ ることもできる。
ストリッパープレートはホルダープレートの上に延在するように備えられている 。ストリッパープレートは、上ダイスアセンブリの下死点においてホーミングブ ロックに形成された他の孔と共軸に配列される孔を含む。リフトピンを第2の孔 群に選択的に挿入してストリッパープレートをホルダープレートから引き揚げる こともできる。
上側および下側のダイスアセンブリを使用したプレス機での金属製缶端の成形方 法についても開示されている。この方法は、原料の上で下ダイスアセンブリと共 軸に位置した上ダイスアセンブリでダイス成形軸を横切って金属原料を供給する ステップを含む。
上側のポンチアセンブリをその下側への工程で移動させ、上側のポンチアセンブ リの下に配置された切刃端と協働して原料と接触させ、この原料を切り取って円 形のブランクにする。上ダイスアセンブリと下ダイスアセンブリの部品が互いに 接触して缶端を成形できるようにブランクをさらに下側に送って下ダイスアセン ブリと接触させ、ブランクを成形する。下ダイス部品の1つを介して成形後の缶 端の裏側に真空状態を作り出し、上ダイス部品の上昇工程の間、成形後の缶端を 下ダイス部品の上に正確に止めておく。上側部品のうち選択したものが成形後の 缶端から離れ始めたら真空を解き、上ダイスアセンブリと下ダイスアセンブリと の間からの缶端の高速排出を可能にする。
本発明のさらに他の利点は、当業者らによって以下の詳細な説明から容易に理解 できよう。この中では、単に本発明を実施するための最良の形態の一例として本 発明の好ましい実施例についてのみ図面を参照して説明する。後に明らかになる ように、本発明は他の異なった形の実施例の形をとることもでき、その詳細な部 分は本発明から逸脱することなく様々な形で修正できる。従って、図面と説明は それ自体−例にすぎず、これに限定されるものではない。
図面の簡単な説明 図1は、本発明による缶端成形システムをプレス機に適用した場合の一部を概略 的な形で示した立面図である。
図2は、本発明による上ダイスアセンブリと下ダイスアセンブリとを備える4ア ウト式のダイスに出入りする原料の流れを示す部分断面平面図である。
図3は、缶端製造機および回転真空マニフォルド弁を示す部分断面正面図である 。
図4は、底部のダイス成形部材に簡単に近付けるようにする本発明によるダイス サービスモードでの切刃端ホルダープレートおよびストリッパープレートアセン ブリのプレスノJによる引き揚げを示す図3と同様の図である。
図5A〜5Jは、成形工程を詳細に示す系列図である。
図6は、プレスタイミング図である。
図7は、本発明による上ダイスアセンブリおよび下ダイスアセンブリを示す詳細 な断面図である。
図8は、本発明のさらに他の特徴を示す拡大断面図である。
図9は、通常動作時と潤滑維持サイクル時の両方の場合について上ダイスアセン ブリおよび下ダイスアセンブリに出入りする加圧空気の流れを示す回路図である 。
図10は本発明の第2の実施例である。
図11Aおよび11Bは、様々な整備や交換時にプレス動作およびダイスアセン ブリの損傷を防止する安全ボックスを示す部分断面図である。
図12A、12B、12Cは、図11に示す安全ボックスをプログラム可能な制 御システムに取り付けた場合の部分斜視部分概略図である。
図13は、本発明による缶端成形システムを動作させるためのプログラム可能な 論理制御システムのフロート図である。
発明を実施するための最良の形態 図1〜3および図7を参照すると、本発明による缶端成形システム10は、4個 のダイス12を備える4アウト式のインラインダイス構成に適用可能である。各 ダイスは上ダイスアセンブリ14と下ダイスアセンブリ16とを含む。上ダイス 14および下ダイス16の個々の工具部材については、後で各ダイス12内での 成形シーケンスについて説明する際に詳細に述べる。しかしながら、簡単に言っ ておけば、空圧クッション付きの上ダイス14は、缶端成形機10の最上部を規 定するアダプタープレート20の下に延在して固定されたポンチシュー18まで の垂直方向の往復移動用に備えられている。下ダイス16は、ボルト26によっ て下側のボルスタプレート24に固定されたダイスシュー22から上方に突出し ている空圧クッション付き成形部材を備える。最上部のアダプタープレート20 と底部のボルスタプレート24を含む缶端成形機10は、後述するような成形シ ーケンスにおいてアダプタープレート20を配置してクランク機構28によって 上ダイス14を往復させる単−動作式のBrudererの60トンプレス機な どの周知のプレス機に組み込むことができる自蔵式の単一ユニットとして移動可 能である。
図2および図3を参照すると、缶端原料30は、切刃端支持プレート38を介し て各ダイスシュー22に37(図7)でボルト止めされた切刃端ホルダープレー ト36とストリッパープレート34との間に形成された水平供給溝32を介して 供給される。ストリッパープレート34および支持プレート38は、缶端成形機 10の端から端まで延在する。対向する両端でボルスタプレート24とアダプタ ープレート28に取り付けられ、ストリッパープレート34および切刃端支持プ レート38を介して延在する垂直ガイドポスト42によって、成形加工時に各ダ イスステーションで上ダイス14と下ダイス16との間に正確に缶端を配列する ことができる。
ダイスアセンブリ12から外に出る時、打ち抜き後の原料14をスクラップチョ ッパーアセンブリ46を介して供給する。成形後の缶端48は、後述するように 原料供給路に対して垂直かつ機械10から後方にに延在する一連の排出溝50を 介して上ダイスアセンブリ14と下ダイスアセンブリ16との間から排出される 。
缶端は排出シュート52を介してカーラー(図示せず)に送られ、そこで完成す る。
成形シーケンス 各ダイス12の基本動作を順次示したのが図5A〜5Jであり、これらの図から 、ダイスによってどのように成形エンドシェル48を切り取り、成形して排出す るか分かる。しかしながら、簡単に言えば、各ダイス12は、許容誤差を近付け るために強度を増して下塗りを施し、金属接触部分については相当磨きをかけた 構成要素からなる。上ダイスアセンブリ14の各々は、切刃端56によって円板 を切り取り、この円盤を下流に送ってダイス心立て部58およびダイスコア60 上で成形するために使用されるポンチシェル54を含む。上ダイスアセンブリ1 4のポンチコア62は、肌寒を形成して工程の底部で心立てパネル半径を設定す る。
ポンチシェル54が全て切刃端56の下からこの中に入ると約1゜211インチ となる。上側の深絞りリング64は空圧で動作し、缶端48の成形中ブランクを 保持する。このリング64は、ポンチシェル54から缶端48を取り外すだめの シェダーとしても動作する。ダイス心立て部58は上側の深絞りリング54と係 合し、成形時にブランクを保持する。ボルスタプレート24の再成形ピストン6 6は空圧によって加圧され、パイロットダイスコア68を介して適当な高さまで ダイスコア60を引き揚げ、ダイス工具が上に移動する時に心立てパネルを成形 する。第2の深絞りリング70は、空圧によって加圧されて12001 b s のクランプ力を印加し、ラムの上への工程の最初の0.128インチの間は上側 の深絞りリング64を適所に保持する。リフトリングすなわちシェダー72は空 圧で動作し、缶端をダイス工具空間から掃き出す時に缶端48を置く平らな基板 となるような位置までダイスコア60を引き揚げる。リフトリング72は、ダイ ス心立て部58の約0.003インチ上で停止するように設計されている。ダイ スコア60は、リフトリング72の約0.001インチ下にある。
下側の深絞りリング74は、ダイス心立て部58と同じ高さで停止する。これに より、缶端48を排出する際の通路を最も平滑にすることができる。光フアイバ センサ(図示せず)を使用してダイスから排出溝50へと排出される缶端48を 監視してもよい。
いずれかのダイスステーションで缶端の供給ミスや詰まりなどが発生した場合、 プレス機26はラムの1工程内の上死点(TDC)で停止する。
図5Aにおいて、ラムすなわち上側のダイス14はゼロ度すなわち上死点(TD C)にある。金属原料30はその供給サイクルの途中にあり、ダイスの成形軸り に直交する原料供給線Fに沿ってポンチキャビティを介して延在している。供給 線Fは、各々ストリッパープレート34の底面34aと、37でダイスシューに ボルト止めされた切刃端ホルダー36プレートの上面36aとの間のダイスキャ ビティの対向する側に形成された原料供給溝32およびスクラップ送出溝と同一 平面上にある。上ダイスおよび下ダイス14.16は、ホルダープレート36内 に収容された切刃端56を有するダイスキャビティ内で底部を支持された原料3 0の上下で間隔をあけて配置されている。第1および第2の上側深絞りリング6 4.70はいずれも空圧によって原料30に向かって下向きに完全にダイス14 の最上部またはポンチ側上に延在している。下側の深絞りリング74、リフトリ ング72およびダイスコアアセンブリ60は、原料30に向けて上方にダイス1 6の底の上に完全に延在している。
図5Bを参照すると、ラムはその下向きの工程の93,4゜(図6のタイミング 図参照)のところにある。この原料を供給するための前進移動は完了し、ブラン ク30は切刃端56に対してポンチシェル54を下げることによって切り取られ る。原料供給ピンチロール(図示せず)はまだ原料を保持したままである。ブラ ンク30は、周知のように金属製、好ましくはアルミニウム族の円形ブランクで ある。同図において示されるように、ポンチシェル54は、深絞りリング64お よびポンチ6立て部またはコア62と一緒にプレスクランク28の作用下で揃っ て下方に移動している。後に詳細に説明するが、これらのダイス要素はいずれも 切刃端ホルダープレート36および切刃端56によって規定される垂直円筒壁( ダイス開口)に沿ってこの壁の内側を摺動可能なようにポンチシューにボルト止 めしたポンチシェル54およびポンチホルダー76を介してポンチシュー18に 取り付けられている。
ブランク30は上側の成形部材によって切刃端ホルダープレート36を介して底 部成形部材の方へ下向きに移動するので、切刃端56 (直径2.980インチ )と支持プレート38との間のダイス直径が一定であることから切り取ったブラ ンクの縁端の「かじり」が生じやすい。この問題を防止するために、図8に示す ように、切刃端ホルダーリング56a (2,982インチ)内でのダイス開口 36bの直径と、スペーサ226内での共軸開口(2゜983インチ)を、切刃 端の直径(2,980インチ)よりも次第に大きくなる直径としておく。しかし ながら、ブランク30は実際にはホルダープレート36よりもかなり下の位置で 成形されるため、この位置で支持リング226の直径はホルダープレートダイス 開口の段を付けた部分の直径よりも小さく、ブランクは後述するように成形接触 状態に置かれたときに中心を外れてしまうことがある。このような中心から外れ た接触によって成形後の缶端の完成縁端においてブレーン方向に対して約45° の間隔で「イヤリング」が発生する。この問題をなくすために、切刃端スペーサ リング226内のダイス開口226bの直径は、好ましくは下側の成形部材の方 に向かって次第に小さくし、成形を開始する前にダイス6立て部58を再びブラ ンクの中心に合わせる。
ダイス開口226bは、最大直径(例えば2.983インチ)から切刃端56の 外径に対応する直径(例えば2.981インチ)まで小さくなるように機械加工 してもよい。また、円周に沿って間隔をあけたライダバー(図示せず)を切刃端 支持プレートダイス開口に沿って配置し、回申心合わせを所望のものとしてもよ い。このように、「かじりJの問題およびこの結果として生じる「イヤリング」 の問題はいずれもうまく回避することができる。
図50において、ラムはその下方への工程での139°のところにある。ポンチ 54は下方に移動し続け、上ダイス部材は下ダイスに連結された要素と相互に作 用し始める。図5Cに示す点において、ブランク30は上側の深絞りリング64 とダイス6立て部58との間に挟まれ、ブランクの最も外側の端はポンチシェル 54と下側の深絞りリング74の上端との間に挟まる。下方向への動きを妨害す るように取り付けられたダイス6立て部58が固定されているため、上側の深絞 りリング64の下方向の動きは停止する。ポンチシェル54およびポンチコア6 2は、ポンチシェルおよびコアの下方向への移動の進行に応答して、ポンチベー スすなわち下側の深絞りリング74(ポンチシェルと協働)およびリフトすなわ ちシェダーリング72(ポンチコア62と協働)と共に下方向に移動し続ける。
この動きの間、ブランクはポンチシェル54と下側の深絞りリング74との間で 自由に移動でき、これらの間から滑り落ち、固定されたダイス6立て部58の周 囲を囲んだまま缶端の巻締パネルの成形を開始する。
図5Dにおいて、ラムは下方への工程を継続する。約155゜のクランク角(B DCから再成形高さ0.128)で缶端は部分的に成形される。より具体的には 、ポンチシェル54および下側の深絞りリング74はその下方向への動きを継続 するが、ブランクの外周端はこれらの要素間からすでに完全に外れてしまってダ イス6立て部58を囲んでいる。
ポンチコア62およびリフトリング72も下方向への移動を続け、底部のダイス コア60は心立てパネルの上面外周と係合して下降しているポンチコア62と接 触した時に心立てパネルの成形を開始する。
図5Eにおいて、ラムは18o0すなわち下死点(BDC)にある。再成形ピス トン66は、再深絞り用に約0.128インチ押し下げられる。その最底部に達 する際、ポンチコア62およびリフトリング72は下方向へ移動し続けており、 ブランクの金属はポンチコアの鼻62aを包囲し、同時に金属はブランクのポン チ心室て半径が形成されるように上側の深絞りリング64とダイス6立て部58 との間から引張られ続ける。このように、肌寒およびプリフォームパネルおよび リップが完成する。心立てパネルが実行され、金属をひつくり返してパネルを上 向きの工程で成形する。後述するように、下側の工具を真空状態とし、ポンチ5 4を成形領域から上方への工程に移行させる際に缶端が一緒に上昇してしまわな いようにする。
図5Fにおいて、ラムは上方へ205.5°のところにある。
ダイスコア60はあらかじめ定められた高さく0.128)への再成形ピストン 66の動作によって上方に移動し、心立てパネルを成形する。再成形ピストン6 6は次の工程までここにとどまっている。底部のダイスコア60およびリフトリ ング72は、上側の深絞りリングが缶端から後退するまでここにとどまっている 。
図5Gにおいて、ラムは上方への工程の230°のところにある。ポンチコア6 2は引き揚げられて缶端からはなれている。ダイスコア60およびリフトリング 72はまだ同じ場所にとどまっており、心立てパネルの再成形を完了している。
リフトリング72は揚力の約15psiまで加圧される。これは缶端を解放した 時にリング72およびダイスコア60を図5Gに示す位置まで引き揚げるには低 圧で十分であるが、再成形ピストン66によってなされるように缶端を変形させ て成形するには十分ではない。
図5Hにおいて、ラムは上方への工程の236°のところにある。リフトリング 72は排出溝50の高さまでダイスコア60とともに缶端を上昇させる。下側の 吹き出しロア8bからの−吹きの空気は、缶端48を工具から解放する前にこの 缶端に衝突する。
ポンチ54を離した後、下側の工具を介して缶端の裏側に作り出される真空もな くなる。工具が缶端48を解放した瞬間、缶端は排出?1I50(図5I)の排 出開口に向けて移動する。上側ボート78aから吹き込んでくる−吹きの空気は 下方向に流れ、工具構成要素間の隙間を通過する時にひつくり返る巻締パネルの 下で下側のオリフィス78bを介して空気が流入しても缶端48が倒れないよう にするのに一役かつている。滑らかで高速の排出は、さらに下側の深絞りリング 74とダイス6立て部58と同じ高さのところにあるダイスコア60の上面およ びリフトリング72の上端を最終的に位置決めすることで達成される。これらの 底部のダイス工具要素は排出溝50への排出チャネルとなり、この時点で上側と 下側の工具要素によって規定された排出溝(すなわち排出溝の上端は、成形後の 缶端ネックの上端表面と係合する上側の深絞りリング64の底端によって規定さ れている)から成形後の缶端を迅速かつ滑らかに高速排出する。
図5Jにおいて、ラムは上方への工程の285°のところにある。缶端48は排 出され、原料30は同じ成形サイクルを繰り返して次のブランクを成形するため に待機状態にある。・下ダイスアセンブリ 図7を参照すると、下側のダイスアセンブリ16の各々は、ボルスタプレートの 上面に捩子26で固定されたダイスシュー22とダイスホルダーリング82とを 介して(図1に示すプレスベッド80にボルト止めできるようになっている)ボ ルスタプレート24に取り付けられている。ボルスタプレート24には、ボルス タの上面に向けて開口し、プレートの底面に形成された大径円筒形逃げ溝86と 交差するようにプレートの厚さ方向に沿って下向きに垂直に延在した円筒形の孔 84が形成されている。アセンブリの間、この逃げ溝86は再成形ピストン66 を収容できるようになっている。ピストン66は、円筒形の孔84内に取り付け られ、大径逃げ溝86内に収容された大径円盤形円筒部分(ピストン)90から 上方に突出したブッシング89(好ましくは自己潤滑非金属材料で成形してサイ ジングを防止する)内に摺動可能に備えられた細長い円筒形部分88(円筒)を 有する。ピストン部分90は、逃げ溝の底および逃げ溝86に係止している保持 端キャップ92によって規定されたピストンハウジング内での往復運動用のもの である。ピストンハウジングの下側の端は、端壁から上方に突出して逃げ溝の底 と接触している環状の取り付はフランジ96を介して逃げ溝の底から適宜間隔を あけて配置された端キャップ92の端壁94の内面によって規定されている。フ ランジ96の外側の環状面は、逃げ溝86の円筒形の側壁と接触し、フランジの 内側の円筒形の表面はピストンハウジングの横方向の範囲を規定している。ピス トン90の外周面は、この外周面に形成された環状の溝に取り付けられた封止部 98を介してこの円筒形の表面と摺動封止接触している。
図5Eおよび5Fに示す6立てパネル成形シーケンスにあるダイスコア60(す なわち予め定められた高さく128インチ)を再成形ピストン66の動作によっ て上昇させるために、取り付はフランジ96に形成された空気通路100を介し てピストン部分90の下側の端面に加圧空気を供給する。この空気通路は、ボル スタプレートを介して延在する連結通路106および108を介して(ダイスシ ュー22に取り付けられた)底部の空気マニフオルド104に形成された空気通 路102と連通している。従って、ピストン部分90の上面は、通常は連続的な 加圧空気の作用下で逃げ溝の底と(その間に配置された平らなスペーサ110を 介して)接触し、図5Eに示すパイロットダイスコア112によって垂直方向に 駆動および移動させられる。この時、ピストン部分90は約128インチ下降し て保持キャップ92内に入る。
パイロットダイスコア112は、共軸に配列された再成形ピストン66の上端と 接触する底面から底部ダイスシュー22を介して上方に延在する。より具体的に は、パイロットダイスコア112は、底部ダイスシュー22に形成された垂直孔 118内に取り付けられたパイロットブッシング116内に収容された細長い下 側円筒部分114を含む。この垂直孔118は、再成形ピストン66の作用端8 8を含むボルスタプレート24内で小径垂直孔84と共軸に配置され、この孔と 連通している。この結果として生じた直径の差は、ボルスタプレート24とブッ シング116の底面を支持する底部ダイスシュー22との間の境界に環状のリッ プ120を規定する。
パイロットダイスコア112の上側部分122は、細長い下側の部分114より も直径が大きく、ダイスコア60の底部の工程を規定するスペーサ126の上面 と係合する環状の底面124を含む。このスペーサ126は、捩子128と共に ダイスシュー22の上面にパイロットブッシング116と共軸に形成された円筒 形逃げ溝に取り付けられている。スペーサ126の厚さは逃げ溝の深さよりも短 くし、これによって逃げ溝側壁130の露出した上側円筒形端部で座を規定する 。この座は、スペーサ126の上面によって支持され、この面の上にある静止ダ イス6立て部58の大径底部58aをぴったりと収容する。ダイス心室て部58 は、ダイス心室て部の大径底部58aの上側外周とクランプ接触して係合する内 側の段を付けた円筒面82aを有する円筒形ダイスホルダーリング82によって 床内にしっかりと保持されている。
円筒形のダイス心室て部58は、その大径底部58aがら上方に突出し、段を付 けた面82aから上方に突出しているダイスホルダーリング82の内側円筒垂直 面134から半径方向内側に離隔した外側の環状垂直面】32を含む。これらの 平行面132.134は、その間に延在するダイス心室て部の大径底部58aの 上方に向いている面および切刃端支持プレート38の(ダイスホルダーリング8 2の上面によって支持され、この面の上にのっている)底面の一部と共に、下側 の深絞りリング74の大径底部(ピストン)部分74aを収容するキャビティ1 36 (下側深絞りリング空圧空気クッション)を規定する。この円筒形底部7 4aは、各々底部に形成された環状溝に取り付けられた封止リング138を介し てキャビティの側壁132.134と摺動封止接触している。切刃端支持プレー ト38は、ダイス心室て部58の上端から半径方向外側に終端となり、その間に 上述した缶端成形加工時において下側深絞りリング74の上側の成形端とポンチ シェル54を収容できる環状溝を規定する。
可動底部ダイスコア60は、パイロットリングダイス140を介してパイロット ダイスコア112の上端に往復運動可能に取り付けられている。このリングダイ ス140は、パイロットダイスコア112の上面に142で示す位置で押さえ捩 子によってボルト止めされ、リングダイスの端から端まで長手方向に延在する中 心孔144を含む。この孔44は、可動底部ダイスコア60の細長い円筒形下側 部分60aを摺動的に収容する。パイロットダイスコア112の上面に(パイロ ットリングダイス140の半径方向内側から)中心的に形成された円筒形の逃げ 溝は、孔144と一列に配置され、可動ダイスコア60の底端60aをその底部 工程位置く図7に示す)で収容する。
パイロットダイスコア112の上面は、パイロットリングダイス140の下端を 収容する上面に座を規定する肉薄の外周円筒形取り付はフランジ146によって 囲まれている。可動底部ダイスコア60の下側の細長い部分60aは、孔の側壁 から細長い部分60aの底部の外面に形成された環状溝150まで半径方向内側 に延在する割り座金148(図5A)によってパイロットリングダイス140の 垂直孔144内で摺動的に移動させられる。この環状溝150は、座金148と 係合してパイロットリングダイス140に対する底部ダイスコア60の摺動的な 動きを制限する上側および底側の端壁を含む。
各下ダイスアセンブリ16は、ダイス心室て部58の上側の成形端と可動ダイス コア60の大径上側成形端との間に配置された上側のリフト端72aを有するリ フトリング72で完成する。リフトリング72の大径底部分72bは、パイロッ トリングダイス140の上端とダイス心室て部58の中間部分との間で、内側と 外側の封止部152を介して側壁と摺動封止接触して配置されている。大径部分 72bは、ダイスコア上側成形端の底面の外周によって拘束され、リフトリング の相対的に見て上方向への移動を制限する。封止部152は、後述するようにリ フトリング空圧空気クッションを規定する。
広範囲に亘る実験の結果、環状スロット150の下に形成されてその底端壁を規 定する(座金148と係合可能な)部分60aの環状ヒール156(図5A参照 )は高速動作で破損しゃすく、ダイスコア60の交換が必要で故障時間を生じて しまうことが分かった。本発明の他の好ましい実施例によれば、この理由のため 図10ではパイロットダイスコア112およびパイロットリングダイス】40を 好ましくは一片構造の一体のダイスコア157として形成する。部分60aの環 状スロット150の代わりに、図7に示す実施例の環状スロットの上下の壁の間 の空間に相当する距離だけ互いに離隔した上端壁および下端壁160および16 2を有する貫通孔158を用いる。一体のダイスコア157(図7のパイロット リングダイス140の割り座金148の位置に対応する位置)に形成された孔を 貫通して共軸に配列された対向する端部を有する合わせピン164は、ダイスコ ア6oに形成された孔158を貫通して延在し、図7において説明したものと同 様のダイスコアの往復移動の上下限を制限する。
上ダイスアセンブリ 上ダイスアセンブリ14の各々は、(17oでアダプタープレート2oにボルト 止めされた)ポンチシュー18に取り付けられており、さらに174でプレスラ ムにボルト止めされている。
上ダイスアセンブリ14および下ダイスアセンブリ16は、各々クランプリング 176および据付ボルト178によってダイスシュー22の上面に固定された一 連のガイドポスト42(図7には1つだけしか示されていない)によって高速動 作用に互いに完全に一列に配列されている。ガイドポスト42は、−列に配列さ れ、ストリッパープレート34および切刃端ホルダープレート36に形成された た垂直貫通孔に各々取り付けられた上側および下側のブッシング180および1 82を介してダイスシュー22から上方に突出している。各ポスト42の上端は 、上ダイスに隣接するアダプタープレート20およびポンチシュー18に形成さ れ、適当に配列された開口186内に備えられたポールブッシング184に摺動 可能に収容されている。ポールブッシング184は、上ダイスが上死点(TDC )まで戻った時に上側のポスト端をブッシング内に拘束した状態で維持できるだ けの十分な距離でポンチシュー18から下方に突出している。上ダイス14の下 死点位置は図7に示されている。
上ダイスアセンブリ14の各々は、192でシューにボルト止めされた大径ベー ス部分190を備えるポンチホルダー76を有するポンチシュー18に取り付け られている。大径取り付はベース部分190は、ボルト192が延在する大径ベ ース部分196を有するアダプターポンチシェル194をのせる段193で形成 されている。アダプターポンチシェル194は、ベース円筒形取り付は部分19 6よりも小径で、ポンチホルダー76の取り付はベース190の底面202から 下方に離隔した上向き環状面200を規定する第2の円筒形部分198を含む。
この面202は、その大径ベース部分190からから下方に突出しているポンチ ホルダー76の細長い円筒形部分190aに向けて半径方向内側に延在する。こ れらの面200.202は、アダプターポンチシェル大径部分196の内側の垂 直円筒膨面204およびポンチホルダー76の細長い部分190aの外側の面と 共に、上述したポンチホルダーおよびアダプターポンチシェルの垂直面と摺動封 止接触する内側および外側の面を有する第2の深絞りリング70の大径部分70 aを収容できるようにしたキャビティ206(第2の深絞りリング空圧空気クッ ション)を規定する。
アダプターポンチシェル194の第2の円筒形部分1.98は、ポンチホルダー の細長い部分】90aの外面から半径方向外側に離隔し、その大径上側部分70 aから下方に突出する第2の深絞りリング70の円筒形部分210を収容する垂 直に延在する内面208で形成されている。アダプターポンチシェルの第2の部 分198の表面208に形成された円筒形の溝に備えられた封止部212は、第 2の深絞りリングの外周と摺動封止接触する。
アダプターポンチシェル194の最底部の円筒形部分には、円筒形の逃げ溝21 4が形成されている。この逃げ溝には、ポンチシェル54の大径ベース部分が捩 子216によって取り付けられている。ポンチシェル54は、ポンチホルダー7 6と共軸に並んでアダプターポンチシェル194から下方に突出する。ポンチシ ェル54の内側の円筒形表面は、ポンチホルダーの細長い部分190aの外側の 環状面から離隔し、ポンチシェルとポンチホルダーとの間で下側のダイス心室て 部58と作用的に並んで上側の深絞りリング64が通る環状通路を規定している 。下側の深絞りリング64の上端には、ポンチホルダー76とポンチシェル54 取り付はベース部分から上方に延在するアダプターポンチシェル194の内側の 円筒形表面との間を摺動的に往復移動する大径部分218が形成されている。深 絞りリングの大径部分218に形成された内側および外側の溝に封止部220を 備え、上述したようにポンチホルダーおよびアダプターポンチシェルとの間で封 止接触させ、下側の深絞りリング空圧クッションを規定する。
アダプターポンチシェル194の下方に突出している部分に形成された円筒形の 逃げ溝214は粗調整材料222を収容し、ポンチシェル54を研いでから相対 セットアツプを再構築してもよポンチコア62は、ダイスコア60と作用的に配 列された状態でポンチホルダー76から下方に突出するようにボルトで固定され ている。
切刃端56と切刃端支持プレート38との間に備えられているのは、略水平に延 在する吹き落し空気通路78a、78bを有するスペーサ226であり、その機 能については後述する。通路78a、78bは、成形キャビティの一方の側で切 刃端ホルダープレート36 (スペーサと協働して切刃端を支持)の半径方向内 側に延在する部分の底面と、ポンチシェル54の移動軌道に隣接して半径方向外 側に延在する切刃端支持プレート38の上面との間に形成された排出溝50(図 5J参照)と同じ高さに位置している。図5Iおよび5Jに示すように、この排 出溝50の底面は、ラムが上昇工程(図58)にある時には実質的にダイスコア 60の上面、下側深絞りリング74、ダイス心室て部58およびリフトリング7 2の上面と同一平面上にあると好ましい。缶端の外周すなわちシーミングパネル は、シーミングパネルの上面と係合しているかまたは上面から若干離隔して上ダ イス14と下ダイスの間の排出溝の上限を規定する上側の深絞りリング64の底 形成面によって上から係合している。この上限は実質的には、排出溝50の上限 を規定している切刃端ホルダープレート63と切刃端スペーサ226の加工下向 き而と同一平面上にある。したがって、上側のダイス工具14が缶端を解放した 瞬間、成形後の缶端は瞬時に排出溝50の開口に向けて移動し始める。上部ボー ト78aからの−吹きの空気を下向きに供給し、上述したように缶端がひつくり かえらないようにする。
排出溝50は、溝と一列になって連続出口通路を形成している排出シュート52 を有する。詳細には示されていないが、シュート52はU型チャネル原料から形 成され、スペーサロッド53で上側と下側の支持部材を収容している。このシュ ート52は、周知の構造を有してもよいカーラー(図示せず)に成形後の缶端を 高速に移送することができる。
ストリッパー34を有する切刃端ホルダープレート36は、上述したように37 でダイスシュー22にボルト止めされており、2本のリーダーピン(詳細には示 されていない)によってその上に正確に位置決めされている。後に詳細に説明す るが、プレス力を利用してこれらの2枚のプレート34.36(支持部38を含 む)を工具から取り外しく引き揚げ)、故障や修理のための部品交換などの場合 に下側のダイス工具まで手が届くようにすることができる。
空圧空気システム 本発明による缶端成形機10は、エンドシェルの製造時に様々な重要な機能を果 たすために圧縮空気を利用している。空圧システムは、図9を参照して後述する が、加圧空気と、成形時にブランクを適所に保持し、成形工程の間ダイスのクッ ションとなり、成形後に缶端がポンチにくっつくのを防止し、完成した缶端をプ レス機(上述)から排出するための真空回路と、を有する。各回路は独自の圧ノ 〕設定値を必要とする。
概略すると、空圧システムは100psi以上の圧縮空気供給源Mから動作する ように設計されている。プレス機への主空気供給Mは、手動遮断弁、圧力ゲージ 、圧力スイッチS、三方ソレノイド弁600を介して供給される。圧力スイッチ Sは、通常は90psi(調節可能)に設定されている。始動時、この圧力スイ ッチSによって安全に動作できる適当な空気圧が検出されるまでは圧力制御は行 われない。この圧力は、ダイスが缶端を排出できる状態になるまで成形後の缶端 を適所に保持する真空回路でも用いられる。後述の説明では、図7と図9(空気 回路図)を参照する。
圧縮空気は、様々なダイス構成要素に空気を送るだめの空気通路がドリルで形成 されているポンチシュー18およびダイスシュー22にそれぞれボルト止めされ た上側空気マニフオルド250と下側空気マニフオルド252を介して真空回路 に流入する。
マニフォルド250.252に迅速脱管部256を有するゴム製の空気ライン2 54は、個々の高精度圧縮調節器によって調節された適当な圧力で各回路の各ダ イスステーションに圧縮空気を供給するためのものである。簡単にするために、 図7には各マニフオルドに空気ラインと脱管部を1つずつしか示していない。
回路B、上側の深絞りリング64、回路C1第2の深絞りリング70は、−緒に 動作し、上側の深絞りリングによってシーミングパネルに加わる金属深絞り締付 ノJを調節する。上側の深絞りリングの圧力は72psiに設定され、第2の深 絞りリングの圧力は133psiに設定されている。上側の深絞りリング回路B は、ポンチシュー18のL型通路276と連通する最上部マニフオルドの空気通 路274を介して、上側の深絞りリング64の拡大直径部分210の上面とアダ プターポンチシェル194の股部分208との間に形成された環状空圧空気クッ ションキャビティに加圧空気を供給する。
通路276は、ポンチホルダー76およびアダプターポンチシェル194に形成 された一連の連結通路278および280を介して空圧クッションと連通してい る。282のような中空ロールピンを各空気通路内のアダプターポンチシェル1 94、ポンチホルダー76、ポンチシュー18の境界部分に備える。
加圧空気は、ポンチシューに形成され、最上部マニフォルドで通路288からの 空気が流入するし型通路286と連通したポンチホルダーの大径部分を貫通して 延在する長手方向通路284を介して、第2の深絞りリング70の大径部分70 aとポンチホルダー76の大径部分170との間に形成された空圧クッションに 供給される。回路BおよびCの各々において、1個の調節器(図示せず)によっ て4か所のダイスステーションに供給される空気を調節する。マニフォルド25 0は、この空気を4か所のステーションの各々にある個々の空圧クッションに分 配する。
ブロー空気(図9には図示せず)は、約45psiの圧力でスペーサ226に形 成されたブロー空気通路78a、78bに供給され、完成したエンドシェルをダ イス成形領域から吹き落し、カーラーに移送するために排出溝50に送る。ブロ ー空気は、細管(図示せず)を介してボルスタプレート24上のブロ一連結部に 供給され、ここにドリル形成した一連の空気通路29o(図7には図示せず)中 を通り、4か所のダイスステーションの各々に送られる。ボルスタプレート24 に形成された空気通路290は、それぞれダイスシュー22、ダイスホルダーリ ング82、切刃端支持プレート38に形成され、共軸に配置された長手方向空気 通路290.292および294を介してブロー通路78a、78bと連通して いる。通常動作時には、ブロー空気は好ましくは連続的にブロー空気通路78a 、78bに供給され、缶端成形キャビティへの空気の流れは、通常はポンチシェ ルが図5Hに示すような上昇工程で通路78a、78bに何もない状態にするま ではポンチシェル154によって遮断される。
回路Eは、15ps iに設定した高精度圧力調節器(詳細には図示せず)を介 して15psiに設定された空気を供給するリフトリング72の動作を制御する 。圧力点が低いため、この回路では他の加圧空気回路に必要とされているような サージタンクは必要ない。より具体的に言えば、加圧空気は、(機械の後部の2 6の部分でボルスタプレートにボルト止めされている)底部空気マニフォルド2 52内の供給通路300に連結されたダイスシュー22、スペーサ126および ダイス6立て部58にそれぞれ形成された一連の連結通路300.302.30 4を介してリフトリング72の下に位置する空圧クッションに供給される。
成形工程後、ダイスが上昇工程に入ると、空気圧によってリフトリング72が上 昇し、このリフトリングによってダイスコア60および完成缶端は排出溝50( 図58)の高さまで上昇する。
回路Fは上述したように再成形ピストン66の制御する。この回路の調節器は1 00psiに設定され、ダイスコア60を予め定められた量だけ上下に移動させ 、エンドシェルの成形を完了(図5D〜5■])させるようにすることで、再成 形に必要な予め定められた力を供給する。空気は底部空気マニフォルド252を 介して再成形ピストンの下側で空圧クッションに供給される。このマニフォルド は、ダイスシュー22に形成されたL型連結通路106と、ボルスタプレート2 4で下方に延在している長手方向通路108と、缶端キャップ92に形成された 通路100とを介してピストンの下側と連通した通路102とを含む。
回路Gは下側の深絞りリング74の動作を制御する。この回路の調節器は51p s iに設定されている。深絞りリング74の下側(ダイスボルダ−リング82 とダイス6立て部58との間)に位置した空圧クッションに供給される空気は、 ブランク成形中(図50および5D参照)に缶端原料に加わる深絞り力を調節す る。加圧空気は、ダイスシュー22、スペーサ126、ダイス6立て部58にそ れぞれ形成された一連の通路312.314および316を介して空圧クッショ ンと連通する底部マニフォルド252に形成された空気通路310を介して供給 される。
最上部マニフォルドの場合と同様に、下側の回路E、F、Gに供給される空気は 細管を介して下側のマニフォルド252に供給される。各回路において、1つの 調節器で4か所のダイスステーションすべてにおける各空圧クッションへの空気 の流れを調節する。底部マニフォルド252は、適当な通路102.306.3 10を介して各ステーションの空気を分配する。
主供給ソレノイド弁600は、通常プレス動作時には主供給ラインMから各人り ロンレノイド弁400を介して(すなわちpiを介して)加圧空気を供給する。
後述するダイスサービスモードに入る前かつ後述する空圧クッションの潤滑前に 、主供給ソレノイド600は大気に連通ずるよう切り替わり、換気を行ってクッ ションを減圧する。
図3および図7は、8〜10インチHgの正の真空をダイスコア60の上面で作 りだし、完成缶端を解放した時にこの完成缶端がポンチコア62に対して後ろ側 に引張られることのないようにする真空回路を示す。真空は、ダイスコア60を 貫通して延在する長手方向の真空通路320を介して缶端の裏側に作り出される 。
L昇工程時、缶端に自然真空が全く加わらない程度のところまでポンチ6立て部 62が後退するまで真空によって一時的にダイスコア60に対して缶端を保持す る。ポンチ6立て部が後退したらこの真空を解放し、ブロー空気によって缶端を 排出して次のプレス工程に備える。
より具体的に言えば、パイロットダイスコアを貫通して形成された長手方向の真 空通路320を介してダイスコア通路320に真空を供給する。このパイロット ダイスコアの真空通路320は、パイロットダイスコアの細長い円筒形部分11 2の底部に形成された横方向に延在する貫通孔322内で終わっている。この貫 通孔322は、その対向する両端で、」二側と下側の封止部326の間でパイロ ットダイスコアブッシング116の内側の円筒形表面と摺動封止接触して細長い 円筒形部分114に形成された環状通路324と連通している。パイロットダイ スコアブッシングの外面は、ダイスシュー22に形成された真空通路328と連 通ずる環状真空通路で形成されている。真空は、回転式真空マニフォルド弁33 0(図3のみ)と連通ずるダイスシューの真空通路328を介してこれらの通路 に印加される。
図3を参照すると、遠位端にカム従動子334が形成されたカムアーム332を 有するカム動作弁として回転式真空マニフオルド弁330が概略的に示されてい る。従動子334は、ポンチシュー18に直接取り付けられた上端を有する往復 ガイドバー338に形成されたカムスロット336に収容される。カムアーム3 32の反対側は、共通の真空源344から4か所のダイスステーションの各々に 真空を供給する一連のほぼ同一の真空マニフオルドブロック342を介して延在 する枢支弁管340に取り付けられている。ポンチが上昇工程に入ると、ポンチ シュー18に取り付けられたガイドバー338は上に移動し、この結果としてカ ム従動子334はカムスロット336に沿ってこの中を摺動する。このようにし て、カム従動子はカムアームを回転させて弁管340を回転させるので、マニフ オルド342内の真空供給スロット(図示せず)は、各ダイスコア60の中心に 真空を供給するダイスシュー22に形成された真空通路328と一列に並ぶ。
ポンチが上昇を続けると、真空供給スロットは回転して4か所の換気口と一列に なり、ダイスコア60から大気への通路を開いて瞬間的に真空を解放する。
本発明のさらに独特な特徴によれば、高速動作(例えば1分あたり650〜66 0工程)は吹き下ろし空気を使用せず、吹き下ろし空気通路(図示せず)の代わ りに大気と連通した通路350を用いることによって達成できることが分かつて いる。
具体的には、ここでは共軸に配列された通路350をポンチ心室て部およびポン チホルダーに備え、ポンチホルダーに形成した長手方向に延在する通路と横方向 に延在する通路351とを交差させ、図7および図10に示すように大気と直接 連通させる。
真空ができるかどうかは、成形工程時と上側の成形部材が成形後の缶端の上端を きれいにしてしまうまで缶端と底部形成部材とが正しく接触しているか否かに1 .00%左右される。より具体的に言えば、真空はダイスコア60がその上の位 置まで上昇する(例えばダイス間で排出ラインの底面を規定する)約0.025 インチ前のどころで解放される。大気は音速とほぼ同じ速度で再び真空を満たず ので、成形後の缶端の裏側での圧力は急激に大気圧に近くなる。これは、大気通 路を介して缶端の最上部側で優勢な大気圧状態に相当する。このように、排出ラ インでは缶端に作用する上下方向の残留力はないので、ブロー空気で成形部材間 から缶端を速やかに排出することができる。
空圧クッション封止部の潤滑 上ダイスアセンブリ14および下ダイスダイアセンブリ16の各々の空圧クッシ ョン封止部を適宜潤滑することは、装置の信頼性を維持するための基本である。
図7に示す実施例において、空気封止部の各々の潤滑は、一定間隔(例えば毎週 )で人手によってグリースを施すことで維持されている。しかしながら、このよ うな構成では多くの問題が起こり、早期封止劣化なども生じる。
空圧クッションの各々は1つの通路を介して加圧空気源と連通しているため、ク ッションに滞留してたまった空気から水蒸気が発生し、この水蒸気によって油す なわちグリース潤滑剤が凝結してしまうということも1つの問題である。グリー スは人手によって塗布したものであるので、すべての封止部に適したグリースを 塗布できなかったなど人為的なミスも考えられる。グリースを塗り過ぎた場合、 封止部に油分が蓄積されて成形工程時に缶端を実際に被覆してしまうこともある 。
この問題を避けるために、本発明の他の好ましい実施例では、ポンチアセンブリ およびダイスアセンブリ14.16の空圧クッションの各々に量を計測した油霧 を自動的に塗布する自動空気封止潤滑システムが得られる。より具体的に言えば 、後述の説明から明らかなように、自動潤滑システムは、上側の深絞りリング回 路Bと、再成形リング回路C(すなわち第2の深絞りリング)と、リフトリング (シェダー)回路Eと再成形クッション回路Fと、下側の深絞りリング回路Gと に潤滑空気を供給する。ダイスコア上の封止部326には自動潤滑システムによ る処理は施されない。
自動潤滑システムで処理するためには、エンドシェルを直接潤滑剤に露出させな ければならないからである。これらの封止部326は、好ましくはダイスを点検 修理のために開ける毎に人手によって潤滑する。自動システムから潤滑空気を供 給される封止部は、好ましくは原料コイルを交換するたびに潤滑する(すなわち 1シフトあらり約3回)。
図1Oを参照すると、自動システムから潤滑空気を供給される上述した回路の各 々に、缶端成形動作時に通常は図9において参照符号350で全体として示す個 々の空気出口ソレノイドで閉じられている排出空気通路を備える。缶端成形シス テムが後述のダイスサービスモード(例えば原料コイルの交換時など)にある時 には、まずソレノイド600を動作させ、空圧クッションを大気に解放し、コイ ルの交換前に安全な状態で空圧クッションを減圧する。以下においてより詳細に 説明するように、続いてソレノイド400を移動させて潤滑回路と連通させ、ソ レノイド350を開き、潤滑工程時に空圧クッションを換気して滞留空気を排出 し、クッションを介して潤滑空気を連続的に循環できるようにする。
図10に示す別の好ましい実施例において、再成形ピストン66への空気回路F は、ボルスタプレート24に形成され、ボルスタプレート24に形成された空気 排出通路356と連通したし型通路354を含む排出通路からなる。この連結通 路354は、ボルスタプレート24に形成された排出ボート356に取り付けら れた迅速膜管357(図9)を介してソレノイドの出口空気弁350と連通して いる。
下側の深絞りリングの空圧クッション(回路G)も、ダイス6立て部58、スペ ーサ126、ダイスシュー22およびボルスタプレート24にそれぞれ形成され 、共軸に配列された一連の排出空気通路360.362.364および366か らなり、この空圧クッション内の加圧空気を換気してボルスタプレートに形成さ れた下側の深絞りリングの排出ボート370に連結された別の細管368を介し て別のソレノイド250に送る。同様に、リフトリング用の空圧クッション(回 路E)は、ボルスタプレートに形成されたリフトリング排出ボート380に取り 付けられた別の細管378を介して別のソレノイド350と連結するためにスペ ーサ】26、ダイスシュー22、ボルスタプレート24に形成された一連の排出 空気通路372.374、および376からなる。
上側の第2の深絞りリング(回路C)の空圧クッションは、連結通路386を介 してアダプタープレート2oに形成された排出ボート384と連通させるために ポンチホルダー76およびポンチシュー18を貫通して延在する排出空気通路3 82からなる。
上側の深絞りリングの空圧クッション(回路B)も、アダプターポンチシェル1 98、ポンチホルダー76、ポンチシュー18および内部の排出ボート398と も連通したアダプタープレート20にそれぞれ形成された一連の排出通路390 .392.394.396からなる。クッション内の加圧空気を調節しながら換 気するために、別の細管384−1398−にょってこれらの排出ボート384 .398を別のソレノイド350に連結する。
本発明による自動空気封止潤滑システムを使用して空圧クッションを潤滑したい 場合、通常動作を終了してプレス機を後述するダイスサービスモードに変える。
主供給ソ1/ノイド600のスイッチを切り替え、入日ソレノイド400 (ま だ動作位置P1にある)を介して空圧クッションを減圧して大気と連通させ、流 入してくる加圧空気の流れを停止させる。続いて入ロソレノイド400を後述す る潤滑空気供給回路と空気回路とを連通させる位11P2に切り替える。入口ソ レノイド400を位置P2に切り換えたら、出口ソレノイド350を開いてこの 開位置を維持する。
さらに、(後述するように貯蔵室416から霧状の油を十分に供給するために機 械的フロートスイッチを備える)霧潤滑器424および432を介して空圧空気 クッションに油霧を供給するために弁400を位置P2にした時には、弁414 を供給加圧空気貯蔵室416に解放して416から油を押し出し、ライン418 および420を介してこの油を潤滑器に供給する。
予め定められた時間経過後、プレス機のコンピュータ制御装置は入口弁400を その油潤滑位置P2から遮断し、再度P1を開く。モータ駆動式弁414も遮断 され、出口ソレノイド350は閉じる。この状態でシステムは主ソレノイド60 0から供給される加圧空気を使用して空圧空気クッションを再加圧し、缶端成形 動作を更新するための位置にある。
次に、ライン410によって自動潤滑システム用の空気を供給し、プレス機のモ ータ駆動式遮断弁600の手前にある主空気供給Mに送る。このライン410は 、霧潤滑器432に接続された調節器430に空気を供給する。調節器430は 、潤滑位置P2にある三方入日ソレノイド400を介して潤滑器432から上側 の回路BおよびCに供給される潤滑空気の圧力を調節する。潤滑空気は、圧力調 節器430によって調節された75ボンドの圧ノJで供給される。
ライン410およびライン41】aを介して加圧空気を調節器430に供給して いる間、圧力調節器422は410からライン411bを介して霧潤滑器424 に加圧空気を供給している。この空気も(422によって調節された)75ボン ドの圧力で潤滑器424に供給され、この潤滑器で油と空気を混合して霧化する 。
続いて潤滑空気を(位置P2にある)三方人口ソレノイド4゜0の各々に供給す る。ソレノイドは、それぞれの空気入ロマニフォルド通路102.310および 306を介して再成形クッション66、下側の深絞りリング74およびリフトリ ング72に潤滑空気を送る。この潤滑空気は、上側および下側の回路の各々のク ッションからこれらに連結された上述の排出空気通路を介し、さらに空気出口ソ レノイド350を介して外に出る。この出口ソレノイドで、潤滑空気はオイルフ ィルター428に通された後、マフラー440を介して大気中に換気される。
調節器412、(弁400が潤滑位置P2に切り替われば自動的に開き、弁40 0が位置Pi に戻れば出口ソレノイド350と一緒に遮断される)通常は閉じ ているモータ駆動式二方弁414および油貯蔵室416は、噴霧給油器424. 432の各々の油貯蔵室にライン420および418を介して自動的に油を補充 する油供給システムを構成する。
別の好ましい実施例による自動潤滑システムは、本発明の一部ではないが、その 論理については上述したコンピュータ制御装置によって自動的に動作する。制御 装置はコイルを交換する毎に潤滑システムを動作させる。制御装置によってコイ ルが終りであることが検出されると、プレス機は停止し、空圧空気クッションは 減圧され、上述したような方法で潤滑サイクルが開始されるので、圧力を調節し た潤滑空気は入口弁400を介し、空気入口通路286および276を介して上 側の回路の空圧クッション(すなわち、第2の深絞りリング7oおよび上側の深 絞りリング64)に供給される。一方、圧力を調節した潤滑空気はこれと同時に 下側の回路の空圧クッションに供給される。出口弁350は開き、潤滑剤の塗布 後に空気は空圧クッションに出入りできる。上述したように、この空気を大気中 に放出する前に、潤滑空気を合着フィルター428に通し、上述したように残っ ている油分をすべて除去する。
上述したように、予め定められた時間(例えば3分)が経過した時点で、潤滑サ イクルは終了する。入口弁400はP2からPLに切り替わり、出口ソレノイド 350は閉じてモータ駆動式弁414は遮断される。これによって、潤滑ライン は閉じてプレス機は動作待ち状態となる。
油貯蔵室の調節器412の設定値は、好ましくは潤滑剤調節器422および43 0の調節器の設定値よりも少なくとも20psi大きくする。このようにしてお かないと、潤滑サイクル時に油が貯蔵室416に逆流する。
本発明による自動潤滑システムは、空圧封止部の各々に計測した量の潤滑空気を 確実に送り、封止部の破損を防止する一方で信頼できる高速封止動作を確実に行 うための独特な方法を提供するものである。各コイルを交換している間、(注入 器なしで)オイルミスタ−424,432を介して1個の油ポケットで1分あた り約8滴の油が計測され、潤滑用の油の微震を確実に封止部に供給できる。出口 ラインを介してクッションから離れた残り油は、合着フィルター428で収集し 、汚染を最小限に押さえる。潤滑シーケンスの間に空圧クッションを連続的に換 気することで、何もしなければシステム内での油の蓄積や池内での水の凝縮など の原因となる空気のダイスアセンブリ14.16内のクッションでの滞留を効果 的に防止できる。
ダイスサービスモード ダイスサービスモードは、プレス機の動力を使う必要のあるあらゆる整備や調節 時に利用できる。このモードでは、オペレータはプレス機のモータを利用してラ ムを少しだけ移動させることができる。製造モードや「連続サービス」モード( 通常動作)などからプレス機をダイスサービスモードに設定した後、まずソレノ イド600を切り換えて大気と連通させ、ソレノイド400(位置PI)を介し て空圧空気クッションを換気する。次に、上述したように自動潤滑システムを始 動する。続いてプレス機のメインモータを始動し、プレス機のオペレータがプレ ス機を「徐々に動かし」たリプレス機を連続的に動作させたりできるようにする 。
ダイスサービスモードは、コイルを交換する時にも使用できる。
このモードでは、上述したように空圧空気クッションを減圧した後、ラムを一般 にはその上死点位置まで徐々に動がして供給溝32に何もない状態にし、新しい コイル原料をダイスアセンブリ14.16の間に供給できるようにする。
本発明の他の特有の特徴によれば、プレス機の動ノJをダイスサービスモードで も利用して切刃端プレート36および/または原料供給プレートすなわちストリ ッパープレート34を上昇させ、下ダイスアセンブリ16の保守点検もできるよ うにする。この目的を達成するために、一対のホーミングブロック45o(図7 には1つだけしか示されていない)を各々ポンチシュー18の対向する両端にボ ルト止めし、ダイスシュー22に向けて下方に突出させる。各ホーミングブロッ ク450の下側の端からダイスシュー22までは十分な距離があり、ポンチシュ ー18が図7に示す下死点位置にある時のホーミングブロックの下側とダイスシ ューとの接触を防止している。しかしながら、各ホーミングブロック450の下 側の端には、ダイス成形軸に垂直に延在する一対の垂直方向に離隔した貫通孔4 52.454が形成されている。
ポンチシュー18の下死点位置において、これらの貫通孔452.454は、そ れぞれストリッパープレート34および切刃端支持プレート38の端部に形成さ れた一対のめくら穴と同一直線上に配置される。
修理や交換などのために底部のダイスアセンブリ16まで手を届かせたい場合に は、切刃端支持プレー)・38およびストリッパープレート34を引き揚げ、下 側のダイスを露出させる。これを達成するために、まず切刃端支持プレートをダ イスシュー22に固定しているボルト37を取り外し、好ましくは後述する安全 ボックス500に形成した穴に置いておく。次に、一対のりフトビン460を安 全ボックスから取り外し、各ホーミングブロック450の下端に形成された孔4 54に挿入して切刃端支持プレートに形成されためくら穴458に係合する。続 いてプレス機に電力を供給してポンチシュー18を上昇させ、これによって切刃 端支持プレート38およびストリッパープレート34を底部のダイスからリフト ピン460によって上昇させる。このように、プレス機の動力を利用して簡単に 底部のダイスアセンブリ16まで手を届かせることができる。
供給溝32への立ち入りなどのためストリッパープレート34だけを上昇させた い時には、切刃端ホルダープレート36および切刃端支持プレート38をダイス シュー22に保持しているボルト37は外さずにおく。代わりに、ストリッパー プレート34を切刃端ホルダープレート36に固定しているボルト(詳細には示 されていない)を取り外し、ホーミングブロック450に形成された上側の穴4 52にリフトピン460を挿入し、ストリッツく−プレートに形成された穴45 6と係合する。
本発明は、さらに図11および図12に示す安全ボックス500も特徴とするも のである。この安全ボックスは、プレス機の制御装置(図12Bに概略的に示す )と相互に係止され、ダイス取り付はボルト37が取り外され、安全ボックス5 04の開口内に置かれていない時に機械のオペレータがプレス機の動力でストリ ッパープレートや切刃端支持プレート38を動作させてしまうことのないように している。安全ボックス500は、ダイス取り付はボルト37を箱500から外 し、2本のりフトビン460が図11Aおよび図12Aに示すように穴508に 収められている時以外はプレス機が連続動作モード(または1回工程モード)で 動作しないようにするものでもある。
より具体的には、安全ボックス500は、512で基板514にボルト止めされ た栓受箱510(図11A)を含む。基板は図12Bに概略的に示す制御卓51 6に固定されている。レセプタクル510の最上面518には、5か所のボルト 収容開口504と2か所の引き揚げピン収容開口508(図12Aおよび12C )が形成され、この開口を介してボルトやピンを下方に挿入し、スペクタクル5 10に入れられるようになっている。図11Bを参照すると、522(図11A )で栓受箱510にボルト止めされた複数の接近センサー520が備えられてい る。(周知の構成を有する)接近センサー520の各々は、導線524で基板5 14内の端子板に接続されている。端子板522は、論理制御システム(図13 において550で概略的に示す)と接続されている。
接近センサー520は、ボルトやピンを上述したようにボックス内に適宜位置決 めした時に金属(すなわち、センサー位置521aと521bとの間に延在する リフトピン460やボルト37)の有無を検出する。正しい位置にあれば、セン サー520のうち相応のものが端子板522を介して論理制御システム550に 信号を入力し、ダイス取り付はボルトが安全ボックスの中にある時以外はオペレ ータがプレス機を使用してストリッパープレートや切刃端支持プレートを引き揚 げられないようにすると共に、ダイス取り付はボルトがボックスから取り外され て2本のリフトピン460が箱の中にある時以外はプレス機の通常または連続モ ードでの動作を防止する。
上述したような方法で安全ボックス550を使用するため端子板522の特定の 形状およびこれを論理制御システム550に接続する方法については、当業者で あればここに記載の内容から容易に理解でき、さらに説明する必要はないと思わ れる。
本発明による缶端成形システム10は、上述したもののようなすべての制御機能 や故障機能について図13に概略的に示すプログラム可能な論理制御(PLC) システム550によって制御される。本発明で利用できるこのような制御システ ムの1つに、A11en−BradleyのPLC−5/15プログラム可能コ ンピユータがある。周知のリレー制御システム(詳細には示されていない)を使 用してプレス機の始動と停止とを制御し、オペレータの怪我や装置の故障の可能 性を減らすよう安全装置を互いに係止する。
図13を参照すると、PLCシステム550は、以下の基本要素を備える。プロ グラム可能な制御装置すなわち処理装置552、電源554、入力モジュール5 56および出力モジュール558、CRT表示ユニット560(図12Bにも示 されている)である。
処理装置552は、すでに詳細に説明したような様々な動作モード(例えばダイ スサービスモード、自動潤滑システムなど)に基づいてどのように装置を動作さ せるか処理装置に通知する電気的にプログラム可能な読み出し専用メモリ (E EPROM)モジュール内に論理プログラム記憶装置を含む。電源554は、処 理装置552に電力を供給すると共にシステムを制御して電源故障時に停止を制 御できるようにする。入力モジュール556は、機械の様々な動作構成要素から のデータを受信し、これを処理装置552に送る。入力の一例として、深絞りリ ングシリンダでの低空気圧状態を示す圧力スイッチ(詳細には示されていない) からの信号が挙げられる。
出力モジュール558は、処理装置552から命令を受信し、これを缶端成形装 置10の電気的構成要素に送信する。出力の一例として、上述した低空気圧入力 に応答してプレス機のクランクドライブを停止させるだめの命令が挙げられる。
論理制御システム550およびこれに関連した論理については、ここまで述べて きた説明だけで、当業者らは実験を行わなくても処理装置552を十分プログラ ムできるであろう。安全ボックス500およびセンサー520を入力モジュール 556と出力モジュール558とに接続する方法についても、ここに記載の内容 を読めば当業者らが容易に理解できるものと思われる。
簡単にまとめると、本発明による缶端成形システム10は、缶端を高速成形し、 最小限の保守点検と停止時間しか必要としない。
例えば、缶端を成形し、これを供給ラインの下の排出溝50を介して排出すると いう特徴は、高速動作に寄与する重要な要素の1つである。底部のコアパッド6 0を排出溝50と同じ高さに固定することで、成形後の缶端をぐらぐら揺らさず にダイス間から溝に吹き込める平らな出口通路が形成される。これは、成形後の 缶端を正確に制御し、吹き落とす直前まで上下のダイス部材によって保持してい るためである。
様々なダイス成形部材間に空圧空気クッションを利用するという特徴によって、 バネ部材の修理や交換の必要性をなくし、成形動作時に応答時間を短くすること ができる。
吹き下ろし空気を用いる場合も用いない場合も、ブランクを底部の成形機60の 上において正の真空出接触させるという特徴によって、成形後の缶端を確実かつ 適宜排出溝50に配列して高速成形動作を行うことができる。」二連したように 、ポンチを介して成形後の缶端の上側に作用する大気圧空気と組み合わせて単に 真空を用いるというだけで、予想外にも真空を解放し、た後に成形缶端の上下面 間の圧力差および好ましくない空気流をなくしてより一層成形速度を増すことが できる。
自動潤滑システムは、実質的に上ダイスアセンブリおよび下ダイスアセンブリの すべての空圧空気クッションを換気し、封止部から漏出して成形時の缶端をあま り好ましくない形で被覆しかねない油の蓄積や空気の滞留を防止するための効果 的な手段を提供するものである。注入器を使用せずに油の微震で封止部を潤滑す るという特徴によって、潤滑油を最小限かつ適切な量で使用し、封止潤滑および 動作の信頼性を高めることができる。
プレス機の動力を使用し、ホーミングブロックおよびリフトピンを介してストリ ッパープレートと切刃端ホルダープレートの一方または両方を引き揚げる能力に よって、底部のダイス部品や原料供給溝に簡単に手を届かせることができ、最小 限の時間で保守点検や修理を簡単に行うことができる。
本願発明者の関連出願である出願第530.Er06号および出願第104,7 45号において、「ダイスセット」という用語は、プレス機のポケット内の一組 のダイスアセンブリまたはダイスシステム全体を示すものである。これと同じ用 語の別の技術的な意味は、例えば本出願で説明したガイドボスト42と組み合わ せたポンチシュー18およびダイスシュー22などのほとんどの加工構成要素を 載せである一組の基板であるが、これら3件の出願ではいずれも技術的な意味で この用語を使用している訳ではないことは明らかであろう。
本発明は上述した目的をすべて達成するものであることは当業者らによって容易 に理解できよう。上述した詳細な説明を読み終えれば、当業者らはここに広範囲 に亘って開示した本発明の様々な態様について変更や等価な要素の交換などを行 うことができるであろう。従って、ここに登録の内容についての保護は、添付の 請求の範囲およびこれと等価のものに含まれるものによってのみ制約されるもの とする。
図2 図5I 図5J 図6 図8 図10 ml− 補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8条)

Claims (71)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.プレス機で金属製缶端を成形するための装置において、a)上ダイスアセン ブリおよび下ダイスアセンブリであって、各々相対的に見て垂直に往復移動する ダイス部品を有する前記上ダイスアセンブリおよび下ダイスアセンブリと;b) 前記上ダイスアセンブリおよび下ダイスアセンブリの一方と協働して金属製の原 料シートからプランクを切り取る切刃端と; c)前記ダイス部品のうち選択したものを移動させ、ダイス部品を互いに接触さ せて前記缶端を前記プランクから成形するための手段と; d)上ダイス部品のうちの予め定められたものが缶端から離れる時に下ダイス部 品のうち少なくとも1つを介して真空を印加し、前記成形後の缶端を正確に下ダ イス部品上に載せるための手段と; を備える金属製缶端成形装置。
  2. 2.前記真空印加手段は、上ダイスアセンブリが予め定められた位置に近付いた 時に上ダイスアセンブリの動きに応答して真空の遮断を正確に制御するカム動作 真空弁手段を含む請求項1記載の装置。
  3. 3.前記真空弁手段は、真空が遮断された時に缶端の裏側に周囲圧力を作り出す 手段を含む請求項2記載の装置。
  4. 4.前記カム動作手段は、真空源に連結された第1の通路手段と周囲圧力の空気 と連通した第2の通路手段とを有する真空マニフォルドに取り付けられた回転弁 と;上ダイスの動きに応答して移動可能なカムスロットと、スロットに係合して 回転弁を回転させ、前記下側と第1および第2の通路との間を選択的かつ正確に 制御して連通させるカム従動子とを有する手段とを含む請求項2記載の装置。
  5. 5.前記プレス機は、成形サイクルの間、上ダイスを往復移動させて下ダイスと 接触させたり接触を解除したりするクランクを含み、前記カムスロット手段は往 復運動工程において上ダイスと同期して移動するように取り付けられている請求 項4記載の装置。
  6. 6.前記上ダイスはクランク駆動式穴抜きシューに取り付けられ、前記カムスロ ット手段は、ポンチシューから真空弁手段に向けて突出し、カムスロット手段で カム従動子を収容するよう連結されたポンチ棒を含む請求項5記載の装置。
  7. 7.第1の位置と、加圧空気を供給して上ダイス部品および下ダイス部品を弾性 的に付勢し、弾性的に付勢した部品を減圧するために大気と連通した第2の位置 とから移動可能な主空気供給弁手段を備える請求項1記載の装置。
  8. 8.成形後の缶端の裏側に印加される前記真空の解放時に成形後の缶端の上側と 周囲空気圧とを連通させるための手段と、前記真空の解放直後に成形後の缶端の 裏側と周囲空気圧とを連通できるようにするための手段とを備える請求項1記載 の装置。
  9. 9.下ダイス部品の上側の成形面を互いに同じ高さに位置決めし、上ダイスと下 ダイスの間に出口溝のすぐ横に形成された排出溝の入口端の底面と同じ高さの出 口溝の底を規定するための手段と、成形後の缶端の、上ダイスアセンブリと下ダ イスアセンブリとの間から成形後の缶端を迅速に排出するための排出溝と対向す る側面に対して加圧流体を送るための手段とを備える請求項1記載の装置。
  10. 10.成形後の缶端の裏側に印加された前記真空の解放時に成形後の缶端の上側 と周囲空気圧とを連通させるための手段と、前記真空の解放直後に成形後の缶端 の裏側と周囲空気圧とを連通できるようにするための手段とを含む請求項9記載 の装置。
  11. 11.前記下ダイスアセンブリは、プランクの裏側と係合可能であり、前記成形 後の缶端の中心部分を成形する底部ダイスコアと、成形工程中の予め定められた 時に底部ダイスコアを引き揚げその上側成形画を他の上側成形面と同じ高さにす る手段とを含む請求項9記載の装置。
  12. 12.前記下ダイスアセンブリは、半径方向外側に底部ダイスコアに隣接して位 置し、成形後の缶端が排出溝と同じ高さになるようにこの缶端の最底部に係合す るリフトリングを含む請求項11記載の装置。
  13. 13.前記下ダイスアセンブリは、半径方向外側にリフトリングに隣接して取り 付けられ、成形後の缶端に外周曲げリップを成形するダイスてリングを備える請 求項12記載の装置。
  14. 14.前記下ダイスアセンブリは、半径方向外側にダイスて部に隣接して取り付 けられた下側の深絞りリングを備え、前記上ダイスアセンブリは、切刃端と協働 して原料からプランクを切り取るポンチシェルを含み、ポンチシェルの底面は下 側の深絞りリングの上面と協働してその間のプランクの外周端を型締めし、成形 後の缶端の外周曲げリップをダイ心立て部の周囲で成形できるようにした請求項 13記載の装置。
  15. 15.前記上ダイスアセンブリは、半径方向内側にポンチシェルに隣接して位置 し、ダイ心立て部の上側成形面と協働して前記曲げリップを成形する上側の深絞 りリングを備える請求項14記載の装置。
  16. 16.前記上ダイスアセンブリは、ダイ心立て部の上側成形面と協働して成形後 の缶端の心立てパネルを成形する底部成形面を有するポンチコアを備える請求項 15記載の装置。
  17. 17.ポンチコアの前記底部成形面は、ポンチコアの底部成形面の残りの部分を 取り囲み、心立てパネルとリップとの間で成形後の缶端の皿穴部分を成形する下 方向に突出した鼻梁すなわち鼻を含む請求項16記載の装置。
  18. 18.上ダイスアセンブリの下向き成形工程時にダイスコアを弾性的に付勢し、 上ダイスアセンブリの上向き成形工程時にダイスコアを相対的に上昇させ、成形 後の缶端の心立てパネルを再成形して所望の形状にする再成形ピストン手段を備 える請求項16記載の装置。
  19. 19.前記上ダイス部品および下ダイス部品のうちの選択したものを弾性的に付 勢するための手段を備える請求項18記載の装置。
  20. 20.前記弾性的に付勢する手段は、空圧クッション手段と、加圧流体を前記空 圧クッション手段に供給するために接続された加圧流体供給手段と、前記上ダイ ス部品および下ダイス部品のうちの選択したものと前記選択したものに隣接した 位置にある他の前記上ダイス部品および下ダイス部品との間に備えられた封止手 段と、を含む請求項19記載の装置。
  21. 21.前記空圧クッション手段に接続され、加圧流体を空圧クッションに分配す るマニフォルド手段と、上ダイスアセンブリと下ダイスアセンブリとの間に形成 され、前記加圧流体を前記マニフォルド手段から前記空圧クッションに送るため の入口通路手段と、を備える請求項20記載の装置。
  22. 22.上ダイスアセンブリおよび下ダイスアセンブリに形成され、前記封止手段 の潤滑時に前記空圧クッションから加圧潤滑流体を排出するための通常は閉じて いる出口通路手段と、前記出口通路手段を開閉する出口弁手段であって、缶端成 形動作時に通常は閉じていて前記空圧クッション手段の減圧を防止する前記出口 弁手段と、を備える請求項21記載の装置。
  23. 23.入口通路手段を開閉する入口弁手段と、缶端成形動作時には開いて前記空 圧クッションを加圧する入口弁手段と、を含む請求項22記載の装置。
  24. 24.空圧クッション手段を規定している封止手段を潤滑するための手段であっ て、 i)溜滑剤貯蔵手段と; ii)貯蔵手段から供給された潤滑剤を霧化し、潤滑空気を生成するミスター手 段と; iii)潤滑空気の圧力を調節するための手段と;iv)前記圧力を調節した潤 滑空気を入口弁および入口通路を介して空圧クッションに供給するための手段と ;を含む潤滑回路を備え、前記潤滑空気は出口弁手段および出口通路を介して空 圧クッション手段から排気される前記潤滑手段を備える請求項23記載の装置。
  25. 25.出口弁手段に連結され、潤滑空気を大気中に排出する前にこの空気から残 りの潤滑剤を濾過する合着フィルターを備える請求項24記載の装置。
  26. 26.前記圧力調節手段は、各々個となる空圧クッションに連結された封止手段 を潤滑するための個々に備えられた圧力調節器を含む請求項24記載の装置。
  27. 27.前記圧力調節手段は、貯蔵手段から圧力調節手段に供給される潤滑剤の圧 力よりも低い予め定められた値の潤滑空気圧力を生成する請求項26記載の装置 。
  28. 28.前記空圧クッションは、各々下側深絞りリングと、下ダイスアセンブリの リフトリングおよび再成形ピストンと、上ダイスアセンブリの上側深絞りリング とを弾性的に付勢する位置にある請求項27記載の装置。
  29. 29.プレス磯で金属製缶端を成形するための装置において、a)上ダイスアセ ンブリおよび下ダイスアセンブリであって、各々相対的に見て垂直に往復移動す るダイス部品を有する前記上ダイスアセンブリおよび下ダイスアセンブリと;b )前記上ダイスアセンブリおよび下ダイスアセンブリの一方と協働して金属製の 原料シートからプランクを切り取る切刃端と; c)前記ダイス部品のうち選択したものを移動させ、ダイス部品を互いに接触さ せて前記缶端を前記プランクから成形するための手段と; d)前記下ダイス部品のすべての上側成形面を互いに同じ高さのところに位置決 めし、成形後に、缶端排出溝とも同じ高さのところに位置決めするための手段と ; を備える金属製缶端成形装置。
  30. 30.前記弾性的に付勢する手段は、空圧クッション手段と、加圧流体を前記空 圧クッション手段に供給するために接続された加圧流体供給手段と、前記上ダイ ス部品および下ダイス部品のうちの選択したものと前記選択したものに隣接した 位置にある他の前記上ダイス部品および45下ダイス部品との間に備えられた封 止手段と、を含む請求項29記載の装置。
  31. 31.前記空圧クッション手段に接続され、加圧流体を空圧クッションに分配す るマニフォルド手段と、上ダイスアセンブリと下ダイスアセンブリとの間に形成 され、前記加圧流体を前記マニフォルド手段から前記空圧クッションに送るため の入口通路手段と、を備える請求項30記載の装置。
  32. 32.上ダイスアセンブリおよび下ダイスアセンブリに形成され、前記空圧クッ ションから加圧流体を排出するための出口通路手段と、前記出口通路手段を開閉 する出口弁手段であって、缶端成形動作時に通常は閉じていて前記空圧クッショ ン手段の減圧を防止する前記出口弁手段と、を備える請求項31記載の装置。
  33. 33.入口通路手段を開閉する入口弁手段と、缶端成形動作時には開いて前記空 圧クッションを加圧する入口弁手段と、を含む請求項32記載の装置。
  34. 34.空圧クッション手段を規定している封止手段を潤滑するための手段であっ て、 i)潤滑剤貯蔵手段と; ii)貯蔵手段から供給された潤滑剤を霧化し、潤滑空気を生成するミスター手 段と; iii)潤滑空気の圧力を調節するための手段と;iv)前記圧力を調節した潤 滑空気を入口弁および入口通路を介して空圧クッションに供給するための手段と ;を含む潤滑回路を備え、前記潤滑空気は出口弁手段および出口通路を介して空 圧クッション手段から排気される前記潤滑手段を備える請求項33記載の装置。
  35. 35.出口弁手段に連結され、潤滑空気を大気中に排出する前にこの空気から残 りの潤滑剤を濾過する合着フィルターを備える請求項34記載の装置。
  36. 36.前記圧力調節手段は、各々個となる空圧クッションに連結された封止手段 を潤滑するための個々に備えられた圧力調節器を含む請求項34記載の装置。
  37. 37.前記圧力調節手段は、貯蔵手段から圧力調節手段に供給される潤滑剤の圧 力よりも低い予め定められた値の潤滑空気圧力を生成する請求項36記載の装置 。
  38. 38.前記空圧クッションは、各々下側深絞りリングと、下ダイスアセンブリの リフトリングおよび再成形ピストンと、上ダイスアセンブリの上側深絞りリング とを弾性的に付勢する位置にある請求項37記載の装置。
  39. 39.成形後の缶端の裏側に印加された真空の解放時に成形後の缶端の上側と周 囲空気通路との閥を連通させるための手段と、前記真空の解放直後に成形後の缶 端の裏側と周囲空気圧力との間を連通できるようにするための手段と、を備える 請求項38記載の装置。
  40. 40.下ダイス部品の上側成形面を互いに同じ高さのところに位置決めし、上ダ イスと下ダイスとの間に出口溝の底部を規定し、この底部を出口溝のすぐ横に形 成された排出溝の入口端の底面と同じ高さにするための手段と、成形後の缶端の 、排出溝とは反対側の側面に加圧流体を供給し、成形後の缶端を上ダイスアセン プリと下ダイスアセンブリの間から迅速に排出するための手段と、を備える請求 項39記載の装置。
  41. 41.原料材料を所望の形状にするためのダイス部材を少なくとも1個含む装置 であって、前記ダイス部材はその成形工程時に前記装置内のキャビティに加圧流 体を流入させることで弾性的に付勢され、該キャビティは空圧封止用に少なくと も1個の封止部材を含み、前記封止部材は定期的な潤滑を必要とする装置におい て、その改良品は、前記少なくとも1個の封止部材を潤滑するための手段であっ て、 i)潤滑剤貯蔵手段と; ii)貯蔵手段から供給された潤滑剤を霧化し、潤滑空気を生成するミスター手 段と; iii)潤滑空気の圧力を調節するための手段と;iv)前記キャビティと連通 して装置に形成された少なくとも1つの入口通路を介して前記圧力調節潤滑空気 を空圧封止部に供給するための手段と; を有する潤滑回路を含む潤滑手段を備え、潤滑空気は装置に形成された少なくと も1つの出口通路を介して空圧クッションから排気される装置。
  42. 42.ダイス部材の成形工程時に前記加圧流体を選択的にキャビティに供給する ための入口弁手段と、前記入口弁手段を切り替え、加圧流体のキャビティヘの流 れを遮断して前記入口弁を介して前記潤滑空気を供給するための手段と、備える 請求項41記載の装置。
  43. 43.潤滑サイクル時に前記潤滑空気をキャビティから排気するための出力弁手 段であって、成形工程時には通常は閉じていて前記ダイス部材の減圧を防止する 出力弁手段を備える請求項42記載の装置。
  44. 44.出力弁手段に連結され、潤滑空気を大気中に排出する前にこの潤滑空気か ら残りの潤滑剤を濾過する合着フィルターを備える請求項43記載の装置。
  45. 45.前記圧力調節手段は、貯蔵手段から圧力調節手段に供給される潤滑剤の圧 力よりも低い予め定められた値の潤滑空気圧力を生成する請求項43記載の装置 。
  46. 46.前記下ダイス部材はダイスシューから上方に突出するように取り付けられ 、上ダイスアセンブリはポンチシューから下方に突出するように取り付けられ、 前記ポンチシューは成形工程時においてプレス力の下で下ダイスアセンブリと協 働して上ダイスアセンブリを往復運動させるプレス機のクランク機構によって作 用できるようになっており、前記切刃端は、上ダイスアセンブリおよび下ダイス アセンブリと、切刃端ホルダープレートを介して摺動可能に延在し、各々前記ポ ンチシューおよび前記ダイスシューに収容される対向する端を有し、上ダイスア センブリと下ダイスアセンブリとの間に正確に共軸で配列されるガイドポスト手 段と、ホルダープレートをダイスシューから引き揚げ、プレス力を利用して下ダ イス部品に手が届くようにするための手段と作用的に並んでダイスシューの上に 延在するように連結された切刃端ホルダープレート内に取り付けられ、前記引き 揚げる手段は、ポンチシューから下方に突出するように固定され、ポンチシュー と一緒に移動可能なホーミングブロック手段と、上ダイスアセンプリの下死点位 置においてホルダープレートと実質的に同じ高さのところにあるホーミングブロ ックの下端と、ホーミングプロックをホルダープレートに固定し、ホーミングブ ロックによって上ダイスアセンブリの上昇工程においてホルダープレートを引き 揚げられるようにするための手段と、を含む請求項1記載の装置。
  47. 47.前記引き揚げる手段は、上ダイスアセンブリの下死点で互いに共軸に配置 されるホーミングブロック手段に形成された貫通孔およびホルダープレートに形 成された孔と、ブロックをプレートに固定するために両孔に挿入可能なリフトピ ンと、を含む請求項46記載の装置。
  48. 48.ホルダープレートの上に延在するように取り付けられたストリッパープレ ートを備え、前記引き揚げる手段は、ホーミングブロック手段に第1の貫通孔の 上に離隔して形成された第2の貫通孔を含み、前記ストリッパープレートは上ダ イスアセンブリの下死点で第2の貫通孔と共軸に配置される第2の孔を含み、ホ ルダープレートからストリッパープレートを選択的に引き揚げるために前記リフ トピンは第2の貫通孔および第2の孔に挿入可能な請求項47記載の装置。
  49. 49.上ダイスアセンブリおよび下ダイスアセンブリを利用してプレス機で金属 製缶端を成形するための方法において、a)上ダイスアセンブリが下ダイスアセ ンブリと共軸に並んで原料の上に位置した状態で、ダイスの成形軸を横切って金 属製の原料を供給するステップと; b)上ダイスアセンブリを下降工程で移動させ、原料に接触させて原料の下に備 えられた切刃端と協働させて原料を切り取り、円形のプランクにするステップと ; c)上ダイスアセンブリおよび下ダイスアセンブリのダイス部品が互いに協働し て原料を予め定められた形状に成形するよう原料を下方に送って下ダイスアセン ブリと接触させ、原料を成形するステップと; d)下ダイス部品の1つを介して成形後の缶端の裏側に真空を印加し、上ダイス アセンブリの上昇工程時に成形後の缶端を下ダイス部品の上に正確にのせるステ ップと;e)上ダイス部品のうちの選択されたものが成形後の缶端から離れ始め た時に前記成形後の缶端の裏側に印加された真空を解放するステップと; f)上および下のダイスアセンブリの間から成形後の缶端を排出するステップと ;を含む方法。
  50. 50.周囲圧力の空気を成形後の缶端の上側に供給し、周囲圧力の空気を成形後 の缶端の裏側に供給して解放された真空の代わりにするステップを含む請求項4 9記載の方法。
  51. 51.下ダイス成形部材は、供給ラインの下に位置する排出溝と同じ高さのとこ ろまでで終わっている請求項50記載の方法。
  52. 52.最上部成形面を下ダイス部品上の実質的に互いに同じ高さかつ排出溝の底 面とも同じ高さのところに位置決めするステップを含む請求項50記載の方法。
  53. 53.上ダイス部品および下ダイス部品のうちの選択したものの下で空圧クッシ ョンを形成するキャビティに加圧流体を供給し、前記加圧流体によって前記選択 したダイス部品を弾性的に付勢するステップを含む請求項52記載の方法。
  54. 54.前記キャビティに隣接して備えられた封止部材を周期的に自動的に潤滑し 、前記空圧クッションを減圧した後に前記空圧クッションに加圧潤滑空気を供給 して前記封止部材を潤滑することで封止空圧クッションを形成するステップを含 む請求項53記載の方法。
  55. 55.前記潤滑空気を前記空圧クッションから換気するステップを含む請求項5 4記載の方法。
  56. 56.プレス機で金属製の缶端を成形するための装置において、a)上ダイスア センブリおよび下ダイスアセンブリであって、各々相対的に見て垂直に往復移動 するダイス部品を有する前記上ダイス部品および下ダイス部品と; b)前記上ダイスアセンブリおよび下ダイスアセンブリのうちの1つと協働して 金属製の原料シートからプランクを切り取る切刃端と: c)ダイス部品が互いに共同して前記プランクから前記缶端を成形するよう前記 ダイス部品のうちの選択したものを移動させるための手段と; d)前記切刃端をボルト手段によって前記下ダイスアセンプリに取り付けるため の手段と; e)上ダイスアセンブリに連結され、プレス力を利用して切刃端取り付け手段を 引き揚げ、下ダイスアセンブリを露出させるホーミングブロック手段と; f)ボルト手段を収容し、切刃端取り付け手段を取り付け位置から下ダイスアセ ンブリの上に引き揚げて下ダイスアセンブリを露出させるためにプレス力を利用 できるようにする前に、切刃端取り付け手段を下ダイスアセンブリに連結するた めに使用される前記収容したボルト手段全部が存在することを検出する安全ボッ クス手段を含む制御手段と; を備える装置。
  57. 57.金属原料シートから金属製の缶部品を製造するための装置において、 a)缶部品製造モードまたはダイスサービスモードのうち選択された方で動作可 能な垂直方向に往復移動するプレス機と;b)前記プレス機が前記製造モードに ある時には一緒に固定される必要があるが、前記プレス機が前記サービスモード にある時には一緒に固定される必要はないプレス部品と;c)前記プレス機が前 記製造モードにある時に前記プレス部品を一緒に固定し、前記プレス機が前記サ ービスモードにある時には前記プレス部品を互いに離せるように取り外せるボル トと;d)前記ボルトを収容し、前記プレス機がダイスサービスモードにある時 にプレス力を利用してプレス部品を引き揚げることができるようにする前に、全 収容ボルトの存在を検出する安全装置を含む制御手段と; を備える装置。
  58. 58.前記プレス機が前記サービスモードにあり、前記プレス部品が前記ボルト によって他のプレス部品に固定されていない時にプレス力によって前記プレス部 品を引き揚げるためのリフトピンを備え、前記安全装置は前記リフトピンを収容 し、前記プレス機を前記製造モードで動作できるようにする前に、全収容リフト ピンが存在することを検出する請求項57記載の装置。
  59. 59.上ダイスアセンブリと下ダイスアセンブリとの間で金属製の缶端を成形す る方法であって、前記ダイスアセンブリの各々は相対的に見て垂直に往復移動し て他のダイスアセンブリのダイス部品と協働するダイス部品を有し、前記上ダイ スアセンブリと切刃端との間で金属製原料シートから金属製プランクを切り取り 、前記プランクを前記ダイスアセンブリ間で缶端に成形する金属製缶端の成形方 法において、その改良は、前記下ダイスアセンブリの最上位置より上がつ前記金 属原料および前記上ダイスアセンプリより下の予め定められた位置で前記缶端を 前記ダイスアセンプリ間から排出し、前記缶端が前記金属原料を越えて通過する ことのないようにし、少なくとも1つの空気ジェットを使用して前記ダイスアセ ンブリ間で、前記予め定められた位置と実質的に同じ高さのところでこの位置の すぐ横に隣接した排出溝に前記缶端を吹き落とし、実質的に前記缶端が前記ダイ スアセンブリ間から解放された瞬間に前記缶端を前記排出溝に吹き落とす方法。
  60. 60.プレス機で金属製の缶端を成形するための装置であって、上ダイスアセン ブリおよび下ダイスアセンブリであって、各々相対的に見て垂直に往復移動して 他のダイスアセンブリのダイス部品と協働するダイス部品を有する前記上ダイス 部品および下ダイス部品と、前記上ダイスアセンブリと協働して金属原料のシー トからプランクを切り取った後、前記ダイスアセンブリ間で前記プランクから前 記缶端を成形し、前記ダイスアセンブリから缶端を解放する切刃端と、を備える 装置において、その改良は、前記下ダイスアセンブリの最上位置より上かつ前記 金属原料および前記上ダイスアセンブリより下の予め定められた位置で前記缶端 を前記ダイスアセンブリ間から排出し、前記缶端が前記金属原料を越えて通過す ることのないようにする手段を備え、前記缶端を排出するための前記手段は、少 なくとも1つの空気ジェットを含み、さらに前記予め定められた位置と実質的に 同じ高さのところでこの位置のすぐ横に隣接した排出溝を含み、前記排出手段は 、実質的に前記缶端が前記ダイスアセンブリ間から解放された瞬間に前記空気ジ ェットを介して空気を吹き込む手段を含み、前記缶端は前記ダイスアセンブリ間 から前記排出溝に水平に吹き落とされる装置。
  61. 61.前記プレス機は、単一動作プレス機である請求項60記載の装置。
  62. 62.前記ダイスアセンブリのうち少なくとも1つにはバネが装架されている請 求項60記載の装置。
  63. 63.前記ダイスアセンブリのうち少なくとも1つには空気が用いられている請 求項60記載の装置。
  64. 64.前記ダイスアセンブリのうち少なくとも1つにはゴムが装架されている請 求項60記載の装置。
  65. 65.上ダイスアセンブリと下ダイスアセンブリとの間で金属製の缶端を成形す る方法であって、前記ダイスアセンブリの各々は相対的に見て垂直に往復移動し て他のダイスアセンブリのダイス部品と協働するダイス部品を有し、前記上ダイ スアセンブリと切刃端との間で金属製原料シートから金属製プランクを切り取り 、前記プランクを前記ダイスアセンブリ間で缶端に成形する金属製缶端の成形方 法において、その改良は、前記下ダイスアセンブリの最上位置より上かつ前記金 屑原料および前記上ダイスアセンプリより下の予め定められた位置で前記缶端を 前記ダイスアセンプリ間から排出し、前記缶端が前記金属原料を越えて通過する ことのないようにし、少なくとも1つの空気ジェットを使用して前記ダイスアセ ンブリ間で、前記予め定められた位置と実質的に同じ高さのところでこの位置の すぐ横に隣接した排出溝に前記缶端を吹き落とし、前記上ダイスアセンブリおよ び下ダイスアセンブリは前記缶端の各々を前記排出溝に誘導する溝を形成する方 法。
  66. 66.上ダイスアセンブリと下ダイスアセンブリとの間で金属製の缶端を成形す る方法であって、前記ダイスアセンブリの各々は相対的に見て垂直に往復移動し て他のダイスアセンブリのダイス部品と協働するダイス部品を有し、前記上ダイ スアセンブリと切刃端との間で金属製原料シートから金属製プランクを切り取り 、前記プランクを前記ダイスアセンブリ間で缶端に成形する金属製缶端の成形方 法において、その改良は、前記下ダイスアセンブリの最上位置より上かつ前記金 属原料および前記上ダイスアセンプリより下の予め定められた位置で前記缶端を 前記ダイスアセンプリ間から排出し、前記缶端が前記金属原料を越えて通過する ことのないようにし、少なくとも1つの空気ジェットを使用して前記ダイスアセ ンブリ間で、前記予め定められた位置と実質的に同じ高さのところでこの位置の すぐ横に隣接した排出溝に前記缶端を吹き落とし、前記上ダイスアセンブリおよ び下ダイスアセンブリは前記缶端の各々を前記排出溝に誘導する溝を形成し、前 記少なくとも1つの空気ジェットは、前記缶端の少なくとも外周がその上下の位 置で上ダイスアセンブリおよび下ダイスアセンブリの一部と接触している時に前 記缶端の各々の上に吹き込まれ、実質的に前記ダイスアセンブリから前記缶端が 解放された瞬間に前記缶端を水平に移動させる方法。
  67. 67.前記上ダイスアセンブリおよび前記下ダイスアセンブリは、前記缶端の各 々を前記排出溝に誘導する溝を形成する請求項60記載の装置。
  68. 68.プレス機で金属製の缶端を成形するための装置であって、上ダイスアセン ブリおよび下ダイスアセンブリであって、各々相対的に見て垂直に往復移動して 他のダイスアセンブリのダイス部品と協働するダイス部品を有する前記上ダイス 部品および下ダイス部品と、前記上ダイスアセンブリと協働して金属原料のシー トからプランクを切り取った後、前記ダイスアセンブリ間で前記プランクから前 記缶端を成形し、前記ダイスアセンブリから缶端を解放する切刃端と、を備える 装置において、その改良は、前記下ダイスアセンブリの最上位置より上がつ前記 金属原料および前記上ダイスアセンブリより下の予め定められた位置で前記缶端 を前記ダイスアセンブリ間から排出し、前記缶端が前記金属原料を越えて通過す ることのないようにする手段を備え、前記缶端は、少なくとも1つの空気ジェッ トによって前記ダイスアセンブリ間から前記予め定められた位置と実質的に同じ 高さのところでこの位置のすぐ横に隣接した排出溝に吹き落とされ、前記上ダイ スアセンプリおよび下ダイスアセンブリは前記缶端の各々を前記排出溝に誘導す る溝を形成し、前記少なくとも1つの空気ジェットは、前記缶端の少なくとも外 周がその上下の位置でそれぞれ上ダイスアセンブリおよび下ダイスアセンブリの 一部と接触している時に前記缶端の各々の上に吹き込み、実質的に前記ダイスア センブリから前記缶端が解放された瞬間に前記缶端を水平に移動させる装置。
  69. 69.シート状金属を迅速かつ繰り返し同一の予め定められた形状を有する製品 に成形するための装置であって、キャビティと、前記キャビティが相対的に移動 し、互いに接触し、潤滑を必要とする内面と、を備える装置において、潤滑回路 は、前記キャビティと; 液体潤滑剤用の貯蔵室と; 前記貯蔵室から供給される潤滑剤を霧化し、キャリアガスに潤滑剤の霧を生成す るミスターと; 前記貯蔵室から前記ミスターに液体潤滑剤を運ぶための手段と: 前記ミスターおよび前記キャビティと連通し、前記表面のうちの少なくとも1つ に計測した量で潤滑剤を塗布するために前記キャビティに霧を供給する入口通路 と;前記キャビティと連通し、余分な霧化潤滑剤およびその他の不要なガスと共 にキャリアガスを排出する排出通路と;上述した潤滑剤とガスの流れを効果的に するよう回路内の圧力を調節するための手段と; を備える装置。
  70. 70.キャリアガスは空気である請求項69記載の装置。
  71. 71.前記排出通路に連結され、大気中に排出する前に余分な潤滑剤を収集する 合着フィルターを含む請求項69記載の装置。
JP5500971A 1991-06-17 1992-06-11 缶端成形方法および装置 Pending JPH06508302A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US716,715 1991-06-17
US07/716,715 US5209098A (en) 1987-10-05 1991-06-17 Method and apparatus for forming can ends
PCT/US1992/004832 WO1992022194A1 (en) 1991-06-17 1992-06-11 Method and apparatus for forming can ends

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06508302A true JPH06508302A (ja) 1994-09-22

Family

ID=24879137

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5500971A Pending JPH06508302A (ja) 1991-06-17 1992-06-11 缶端成形方法および装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5209098A (ja)
EP (1) EP0592498A4 (ja)
JP (1) JPH06508302A (ja)
WO (1) WO1992022194A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5623870A (en) * 1993-08-17 1997-04-29 The Minster Machine Company Oil mist eliminator for a press oil control system
WO1998037995A1 (en) * 1997-02-27 1998-09-03 Buhrke Tech International, Inc. Reduced gauge steel can end
US6533518B1 (en) * 1999-08-31 2003-03-18 Rexam Beverage Can Company Can end manufacturing system and press therefor
WO2009039007A1 (en) 2007-09-21 2009-03-26 Stolle Machinery Company, Llc Shell press, and die assembly and associated method therefor
CN102699201A (zh) * 2012-05-31 2012-10-03 常熟市尚湖镇冶塘伟东模具厂 用于冲压成形针床插片坯体的模具
US9476512B2 (en) 2012-09-04 2016-10-25 Stolle Machinery Company, Llc Rotary valve system
CN103170536B (zh) * 2013-02-07 2015-09-16 周莹莹 一种自动化冲压模具
US10352385B2 (en) 2013-03-15 2019-07-16 Stolle Machinery Company, Llc Drive assembly for conversion system
CN107520362B (zh) 2013-03-15 2020-02-07 斯多里机械有限责任公司 转换压机
US20150151350A1 (en) * 2013-12-02 2015-06-04 Stolle Machinery Company, Llc Press system and vacuum system therefor
WO2016106137A1 (en) * 2014-12-22 2016-06-30 Dixie Consumer Products Llc Systems for producing pressware
CN105676783B (zh) * 2016-04-20 2018-01-23 湖北第二师范学院 一种吹盖实时多路智能控制系统及方法
CN109500239B (zh) * 2019-01-22 2023-12-15 重庆至信实业集团有限公司 一种电池盒支架加强件生产装置

Family Cites Families (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US543711A (en) * 1895-07-30 William a
US754704A (en) * 1903-07-14 1904-03-15 Can And Mfg Company Bureau Pneumatic means for removing can tops and bottoms from forming-dies.
US1747463A (en) * 1926-03-24 1930-02-18 Kelsey Hayes Wheel Corp Apparatus for forming brake drums
US1846319A (en) * 1929-08-21 1932-02-23 American Can Co Apparatus for preparing drumhead can bodies
US2585047A (en) * 1948-03-04 1952-02-12 American Can Co Cap forming apparatus with edge reforming control device
US2691428A (en) * 1949-01-11 1954-10-12 Auto Research Corp Lubrication
US2713407A (en) * 1953-03-13 1955-07-19 Edwin G Miller Chuck key safety switch mechanism
US2840026A (en) * 1955-08-30 1958-06-24 Budd Co Press serving mechanism
US3217397A (en) * 1962-06-15 1965-11-16 Chemetron Corp Cap forming system and method
US3481431A (en) * 1966-08-18 1969-12-02 Mason H Dorsey Lubrication system
US3452577A (en) * 1967-04-26 1969-07-01 Paul F Schmeltzer Ejector for punch press
US3537291A (en) * 1967-10-04 1970-11-03 Reynolds Metals Co Apparatus for and method of forming an end closure for a can
US3664172A (en) * 1970-06-01 1972-05-23 Reynolds Metals Co Apparatus for and method of forming cup-shaped articles
US3844154A (en) * 1970-07-20 1974-10-29 Continental Can Co Method and apparatus for forming a can end
US3768295A (en) * 1972-02-08 1973-10-30 Reynolds Metals Co Forming apparatus and method
US3977496A (en) * 1972-12-01 1976-08-31 Black Robert G Air tool lubricator
US3877547A (en) * 1973-06-29 1975-04-15 Lamb Co F Jos Oil mist lubricating system for machines
US4169520A (en) * 1975-04-24 1979-10-02 Atlas Copco Ab Method and system of lubricating a plurality of compressed air operated devices
US4343173A (en) * 1980-07-24 1982-08-10 Redicon Corporation Double action cupper having improved can removal means
US4364255A (en) * 1980-10-20 1982-12-21 The Stolle Corporation Controlled oriented discharge of cups from a blanking and forming press
US4516420A (en) * 1983-06-10 1985-05-14 Redicon Corporation Shell tooling
US4450938A (en) * 1982-12-20 1984-05-29 Ingersoll-Rand Company Air line lubricator
US4513600A (en) * 1983-01-03 1985-04-30 The Minster Machine Company Cam actuated ejector for a shell press
US4549424A (en) * 1983-06-10 1985-10-29 Redicon Corporation Shell tooling method
US4567746A (en) * 1984-01-16 1986-02-04 Dayton Reliable Tool & Mfg. Co. Method and apparatus for making shells for cans
US4704887A (en) * 1984-01-16 1987-11-10 Dayton Reliable Tool & Mfg. Co. Method and apparatus for making shells for can ends
US4862722A (en) * 1984-01-16 1989-09-05 Dayton Reliable Tool & Mfg. Co. Method for forming a shell for a can type container
US4561280A (en) * 1984-01-16 1985-12-31 Dayton Reliable Tool & Mfg. Co. Shell making method and apparatus
US4587826A (en) * 1984-05-01 1986-05-13 Redicon Corporation Container end panel forming method and apparatus
US4587825A (en) * 1984-05-01 1986-05-13 Redicon Corporation Shell reforming method and apparatus
US4574608A (en) * 1985-02-04 1986-03-11 Redicon Corporation Single station, in-die curling of can end closures
US4628780A (en) * 1985-05-13 1986-12-16 Rochez Bros., Inc. Air ejector system
US4611481A (en) * 1985-12-02 1986-09-16 Radtke Charles S Metal container end die
US4732033A (en) * 1986-09-26 1988-03-22 Kenneth L. Smedberg Pneumatic die cushion
US4955223A (en) * 1989-01-17 1990-09-11 Formatec Tooling Systems, Inc. Method and apparatus for forming a can shell
US5002156A (en) * 1989-10-10 1991-03-26 Illinois Tool Works, Inc. Positive displacement pneumatic lubricator
US5125480B1 (en) * 1990-12-10 1995-04-04 Lubrication Syst Co Texas Inc Lubrication system

Also Published As

Publication number Publication date
WO1992022194A1 (en) 1992-12-23
US5209098A (en) 1993-05-11
EP0592498A4 (en) 1996-02-28
EP0592498A1 (en) 1994-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06508302A (ja) 缶端成形方法および装置
EP0570005A2 (en) Spin flow necking apparatus and method of handling cans therein
US5331836A (en) Method and apparatus for forming can ends
JPH0462816B2 (ja)
CN208696199U (zh) 一种用于冲床的多工位模座
US4534725A (en) Apparatus for manufacturing ovenable paperboard articles
US3391439A (en) Method of making tapered disk wheel
JPH06219424A (ja) 包装容器を製造する装置
CA1317251C (en) Method and apparatus for transferring relatively flat objects
CN1081941A (zh) 罐头盖成型的方法和装置
CA1075528A (en) Coining die assembly
US5272901A (en) Apparatus for forming can ends
KR950012894B1 (ko) 평면 물체의 이송 방법 및 장치
CN214290269U (zh) 一种工件成型设备
JPH0688086B2 (ja) 容器にネック及びフランジを形成する装置
JPS60196232A (ja) 部品排出装置
CN219746885U (zh) 一种阀门零件组装用压力机
JPH04220127A (ja) 缶端部の製造に使用するようなシェルを製造する方法及びその装置
GB524409A (en) Improvements in or relating to dies
CN212072921U (zh) 一种吹瓶机
JPS605953Y2 (ja) 製品リフト装置
JPH07110389B2 (ja) 缶端部用等のシェルを製造するプレス用工具及びシェル製造方法
JP3504957B2 (ja) 合成樹脂製容器の不要頭部切除装置
CN106583818A (zh) 一种全自动割边机
JP2532131Y2 (ja) タイル素地成型装置