JPH06508262A - 個体の免疫系の抗体(Ab)およびT細胞受容体(TcR)のレパートリーを記載するための方法 - Google Patents

個体の免疫系の抗体(Ab)およびT細胞受容体(TcR)のレパートリーを記載するための方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 個体の免疫系の抗体(Ab)およびT細胞受容体(T c R)のレパートリ− を記載するための方法技 術 分 野 本発明は、個体の免疫レパートリ−(repertoire)を記載することを 可能にし且つかくて成る病理学的状態を検出し且つ/または監視することを可能 にする方法に関する。
背 景 技 術 免疫系の必須の特徴は、大多数の抗原を特異的に認識する能力である。を椎動物 においては、TおよびBリンパ球は、主として、少なくとも3種の膜内性分子複 合体(B細胞の場合には免疫グロブリンおよびTリンパ球の場合には2種のT受 容体二αβ受容体およびγδ受容体、かくてこれらは捕集1928球のうち2種 の亜母集団を規定する)によってこの認識機能を果たす(ウィルソン等、198 8年;ラウレット、1989年)。
認識すべき多種多様の抗原に、これらの3種の受容体の非常に広い潜在的多様性 が対応する。事実上、関連構造のこれらの3種の分子複合体は、2個(T受容体 の各々の場合)または4個の(免疫グロブリンの場合)ペプチド鎖(そのNH2 末端ドメインは高度に可変である)からなる。分子レベルの認識現象での発現を 構成するものは、所定の抗原決定基とこれらの可変ドメインからなる部位との間 の強い相互作用の存在である。かくて、マウスのゲノムに含有される情報は、異 なる可変領域の少なくとも1011個の免疫グロブリン、1015個の異なるα βT受容体および1018個の異なるγδT受容体を潜在的に産生ずることを可 能にする。
かくて、レパートリ−の考えは、出現している。生体に所定の瞬間に存在する免 疫グロブリン可変領域のセットは、゛免疫グロブリンの現在のレパートリ−を構 成する。
同様に、マウスゲノムによって場合によって産生ずることができるγδtT受容 体可変領域のセットは、γδリンパ球の潜在的レパートリ−を構成する。
T受容体レパートリ−がαβT受容体およびγδT受容体レパートリーに細分し なければならないので、免疫系は、従って、事実、3種の複合体レパートリ−を 含有とを可能にする機構は、今や周知である(トネガワ、1983年)。免疫グ ロブリンまたはT受容体の可変領域は、2個のペプチド鎖のNH2末端ドメイン からなる。
これらの2個のタンパク質用の遺伝子コーディングは、■セグメント、鎖に依存 する1または2個のDセグメント、およびJセグメントを並置する体細胞転位の 結果である。異なる遺伝子座に入手できるV、DおよびJセグウメントの数は、 組み合わせ多様性と呼ばれる第−多様性源を与える(表1参照)。更に、これら のセグメントの2つの間の結合(V−D、D−D、D−JまたはV−J結合)の 精密さの欠如は、結合多様性と呼ばれる第二多様性源を導入する。その理由は、 一方で2個の並置末端の各々がそれから切断される若干の塩基を有することがで き、且つ他方で若干のヌクレオチドが結合部位で挿入できるからである。最後に 、免疫グロブリンの遺伝子コーディングの場合には、体細胞突然変異が、転位遺 伝子の第二エキソンで生ずることができ、それによって第三多様性源を構成する 。
受容体、αβ、γδまたは免疫グロブリンの種類に応じて、これらの3つの多様 性源の各々は、全多様性のより大きいかより小さい成分である。かくて、入手で きるV、DおよびJセグメントの数は、γδ受容体の場合に最小であるが、この 受容体のレパートリ−の程度は、潜在的に非常に大きいままである。このことは 、本質上、δ鎖用遺伝子コーディングが0.1または2個のDエレメントからな ることができ(これらは更に3つの読み枠で読み取ることができる)という事実 から生ずる一方、VHおよびβ鎖は、1つおよび1つだけのDエレメントを保育 する。事実、γδ受容体レパートリーの多様性は、下記方法で記載してもよい: 小数のVおよびJセグメントが入手できるらしいが、δ鎖のVセグメントの数は 、依然として適当には既知ではなく且つ特にδ鎖用遺伝子コーディングの場合に は転位遺伝子の第二エキソンの長さの大きい変動を明示する非常に広い潜在的な 結合多様性がある(ラウレット、1989年)。
αβTリンパ球の機能は、比較的周知である。それらは、キラー細胞による細胞 溶解に関与し、抗体合成を調節する反応に関与し、且つ炎症現象に関与する。γ δTリンパ球の機能は、まだ貧弱にしか理解されていない。
免疫系の個体発生におけるありそうな役割に加えて、γδT細胞は免疫監視に関 与することが一般に受け入れられている。抗体の各種の機能に関しては、これら は、比較的周知であり且つここでは再述しないであろう。
個体中で所定の瞬間に発現される捕集抗体およびT受容体(即ち、AbおよびT cRレパートリ−)を記載できるものは現在ない。レパートリ−の各々が多分数 百万の異なる分子を含有するので、それは記念碑的な仕事を表わす。かかるレパ ートリ−のこれまたはあのエレメントを特異的に認識できる小数の試薬のみしか まだ入手できない。勿論、成る多数の発現遺伝子の配列を決定することによって より抜は目なく仕事することは可能である。
しかしながら、実際的な考慮は、通例約10個よりも多い遺伝子または多分10 0個の遺伝子を分析することはめったに考えられず且つ操作は高価であり且つ非 常に長い。要するに、抗体およびT受容体のレパートリ−は、小数のパラメータ ーによってのみ現時点で記載されている。従って、これらのレパートリ−の陳述 と関連づけられる生理学および病理学的状況の迅速な有効な分析を可能にする方 法は、入手できない。例えば、これらのレパートリ−は、随意免疫化時(ワクチ ン)、または病原性微生物による感染時または自己免疫病理の進行時に変化する ことが明らかである。後者の場合には、これらの疾患への素因がレパートリ−の 成る組成を反映させることを信するべき多くの理由がある。従って、レパートリ −の良好な分析法は、医学の副産物を有するであろうし且つ医学分析技術および 診断技術の基準を構成できることが非常にありそうである。
免疫グロブリンおよびαβおよびγδ受容体の3つのレパートリ−の多様性およ び分布を研究する目的で非常に広く今や使用されている方法は、PCR(ポリメ ラーゼ連鎖反応)による増幅法である。この技術は、ゲノムDNAまたは相補的 DNAを一連の特異的プライマー対(V、C)または(V、J)で増幅し、適当 な場合にはクローン化し、次いで、得られた増幅生成物を配列決定することから なる(タカガキ等、1989年;アサルナウ等、1989年)。この強力な方法 は、アーチファクトなしである。定量化と関連づけられる問題と一緒に無視して 、例えば、プライマー(Vl、C)および(V2、C)の2つの異なる対を使用 して行う2つの増幅から例えば研究中の母集団で他方と比較しての一方のセグメ ントの優先的な利用を演鐸ことは危険であるらしい(ラジャセ力−等、1990 年)。技術の現在の状態においては、異なるVセグメントの利用度をこの方法に よって決定することは困難である。更に、それらの配列を決定する目的で増幅生 成物のクローニングも、アーチファクトを発生することがある。例えば、これら の生成物の成る割合は、事実、ヘテロ二本鎖であり(増幅母集団が不均質である ならば)、そのためにそれが細菌の形質転換後に「修復」する仕方を予測できな い(アバスタド等、1984年、1987年)。
最近の改良は、プライマーの単一対(一方を一定領域Cでハイブリッド形成し、 他方をすべての相補的DNA鎖の3′末端で加える同一の配列で)を使用して相 補的DNAの不均質母集団の増幅を行うことからなるアンカー化PCR技術に従 っての増幅である。従って、増幅収率が転位で使用するVセグメントに依存しな いであろうことが希望されることがある。
最近、評価すべき不均質転写物の母集団中の異なるVセグメントの利用度を可能 にするかなり敏感な方法が、開発されてきた(オカダおよびワイスマン、198 9年;シンガー等、1990年)。この正確な再現性のある方法は、概念的に単 純であり、従って偏りをほとんど導入しないという利点を有する。しかしながら 、■利用およびJ利用を同時に規定することが可能ではなく、可視化された転写 物が枠内にあるかどうかを決定することも可能ではない。
ポリクローナル母集団からの増幅に付随して、別の広く使用されているアプロー チは、ハイブリドーマまたはクローナルエラインのバンクを作り、次いで、発現 された抗体またはT受容体を分子レベルで特徴づけることからなっている。この 方法は、明らかに、大規模で行うことが困難である。それは、融合またはクロー ニングの工程時に評価することが困難である偏りを導入するが、T受容体の両方 の鎖の配列を同時に決定することを可能にするか既知の特異性のレパートリ−を 決定することを可能にする唯一の現在の技術である。
前記方法は、すべてメツセンジャーRNAからであってタンパク質からではない レパートリ−を特徴づけ、それゆえ転写後制御が既知ではないことに留意すべき である。モノクローナル抗体およびフローサイトフルオロメトリーの使用は、レ パートリ−を受容体自体のレベルで分析することを可能にし且つ同時に研究中の 細胞の表現型についての多量の情報を与える。しかしながら、この方法は、むし ろ敏感ではなく、且つ最も特に、レパートリ−を詳細に研究することを可能にし ない。その理由は、試薬の不在下では、レパートリ−の結合多様性へのアクセス を得ることが不可能であるからである。更に、それは、よく特徴づけられたモノ クローナル抗体の大きいバッテリーの入手を必要とする。
発 明 の 開 示 本発明の主題は、より詳細には、個体の免疫レパートリ−を記載することを可能 にし且つ容易に自動化でき、非常に大多数のパラメーターを考慮に入れ且つ前記 方法の偏りなしである方法である。
より詳細には、本発明は、 生物学的試料から出発して、それが含有するmRNAの逆転写を行い、 転写生成物について、または直接試料から抽出されたDNAについて、別個の増 幅を次いで各プライマー対V。
C(Vは問題のレパートリ−の可変セグメントに対応し、Cは研究中のレパート リ−の一定セグメントでハイブリッド形成する)用のPCR型方法によって行い 、プライマーとしてのJセグメントおよび鋳型としての増幅生成物に特異的な標 識オリゴヌクレオチドを使用して、これらの増幅生成物の各々について、延長工 程をレパートリ−の各Jセグメントの場合に行い、それによって得られるトリブ レット(V、C)Jに対応する各延長生成物に対して、異なる延長生成物の大き さをDNA配列の決定に一般に使用されている方法によって1個のヌクレオチド 内に現わし、 レパートリ−の記載はレパートリ−の各エレメントに対してV、C,J トリブ レットおよびエレメントの大きさに対応する ことを特徴とする個体の免疫系の抗体(Ab)およびT細胞受容体(T c R )のレパートリ−を記載するための方法に関する。
別法は、DNAを生物学的試料から抽出し、産生転位が可変セグメントおよび一 定領域を集めそれゆえ使用する可変セグメントのみが増幅に実際に役立つという 事実を使用して変性DNAについて増幅を行うことからなる。
本発明に係る方法は、3つのレパートリ−の1つ、でなければそれらのすべての 3つまたは2つだけを記載するために使用してもよい。下記においては、γδT レパートリーは、特に記載するであろうが、同じ方法は、αβTレパートリーお よび免疫グロブリンに使用してもよい。
発明を実施するための最良の形態 「レパートリ−の記載」は、例えば、二次元または三次元表およびゲルのグラフ 的表示および/または再現の形の陳述を示すと理解される。
事実上、本発明の価値の1つは、これらのレパートリ−を特に特定の生理学また は病理学と関連づけることができる典型的なレパートリ−陳述と比較できること 、または或いは若干の癌、自己免疫病、エイズなどの成る疾患の開始および/ま たは進行におけるこれらのレパートリ−の変化を監視できることである。例えば 、少なくとも若干の種類の癌で生ずる免疫反応時に、腫瘍浸潤リンパ球(T I  L)の迅速な検出およびそれらの変化の観察並びに免疫療法による治療時のレ パートリ−の残部の変化の観察は、有利なアプローチを証明できる。方法のパワ ーを自己免疫病の出現時のレパートリ−変化の研究に適用することをもくろむこ とが可能である。事実上、多くの自己免疫病においては、1928球は、鍵の重 要性の位置を占めることが既知である。若干の入手できる動物モデルで行われる 研究に従ってこれらの病理学の成るものと提示された方法に従って測定されたレ パートリ−陳述または連続のレパートリ−陳述との間に厳格な相関が観察される ならば、予測値はこの分析法に与え、従って現在入手できる試験よりも早い診断 の価値が与えられるであろうことを十分にもくろむことができる。この方法は、 従って、免疫系の研究および監視用の強力な研究分析道具になることができる。
水洗で使用する手順の原理は、既知である。
かくて、試料を患者から採取する時には、RNA (またはDNA)は、試料( 例えば、末梢血液またはバイオプシー)に依存することがある既知の方法によっ て調製するであろう。
逆転写による相補的DNAの合成は、ポリ(T)プライマーによって、この全R NAに存在するメツセンジャーmRNAのみを転写することを可能にする方法と 同様に既知である。
増幅は、PCR型方法により、即ち、PCR法により、または多くの変形法の1 つにより行ってもよい。
方法は、好ましくは、放射性、着色または蛍光トレーサーの添加なしでPCR( ポリメラーゼ連鎖反応)により行う。DNAは、増幅し、後者は血液試料から、 または別の試料またはバイオプシーから生ずることが可能である。しかしながら 、初期試料は、爾後の結果が統計的に有意であるように十分な程大多数の細胞を 含有しなければならない。増幅は、逆転写工程で(または試料中の細胞から抽出 されたDNAから)生ずる。この後、試料は、分け、数がオリゴヌクレオチド対 (VSC)の数に等しい別個の増幅反応は、行う。
次いで、試料の各々は、細分して、それらの各々に対して数がJセグメントの数 に等しいいわゆる延長また番よ「ランオフ」反応を行う。これらの反応を行うた めに、これらのJセグメントに特異的なオリゴヌクレオチドカ(使用され、これ らのオリゴヌクレオチドはこの時点で放射性トレーサーで標識するか、より有利 には蛍光体で標識するか、他の方法によって標識する。「ランオフ」反応におい ては、ポリメラーゼは、Jオリゴヌクレオチドから増幅されるセグメントを末端 までリコピーする。これらは長さが不均質であるならば、それらのJ末端で標識 される一連の分子(その大きさは正確に測定できる)は、従って、得られる。
この大きさ測定は、放射性標識を行ったならば通常のDNA配列決定ゲルについ て行ってもよく、または有利には自動シークエンサー、特に蛍光体を検出できる もので行ってもよい。装置は、従って、延長生成物の長さおよび強度を測定する ためにだけ使用される。当然、異なる「色」の4種の市販の蛍光体があるので、 異なる蛍光体を使用した4種の異なる反応の生成物は、DNA配列決定で行うの と同様であるが完全に異なる理由で混合してもよい。例えば、参照試料で行われ る相同反応の生成物(所定の色で標識)を研究中の3種の試料のものと混合する ことが特に有用であることがある。このようにして、直接の比較は、試料と参照 との間で得られるが、他の実験デザインが可能である。若干の市販の装置は、同 時に24レーンで4色の分析(96の試料に等価)を行う。分析は、数時間かか り且つ結果は電算機で処理する。
シークエンサーの使用によって、長い通常の配列におけるオートラジオダラムの 読み取りを単純化することが可能である。例に記載の特定の場合には、各実験を 読む取ること、および1,000個よりも多いエレメントを記憶し且つ解釈する ことが必要である。自動シークエンサーの場合には、情報は、直ちに記憶し、且 つ現存のソフトウェア並びに本発明の文脈で書き込まれたソフトウェアの使用は 、結果のマトリックスを得ることを可能にする。
実際的な問題は、約60,000個のエレメントの分析を包含する場合にはマウ スのαβレパートリ−に依然としてかなりあることが認められるであろう。βレ パートリ−の問題は、γおよびδレパートリーに採用された戦略に従って完全に 解決できる。αレパートリ−の問題は、困難であるが(各レパートリ−に対して 分析すべき5.000の試料)、戦略を単純化することが開発してもよい。同じ ことは、抗体レパートリ−およびヒトレパートリ−にあてはまる。
容易に適応できる装置のうちには、アプライド・バイオシステムズ社によって市 販されているモデル373Aシークエンサーおよび関連モデルを述べるべきであ る。
本発明の文脈で開発されたソフトウェアによって、データは、三次元表示(平面 、高さが長さの遺伝子エレメント)または二次元表のいずれかで組織化する。こ の表示は、ドツトのマトリックスにおいて反応生成物の存在量を表わすこと(例 えば、ドツトはシークエンサーによって検出されるバンドの強度に従ってより暗 いか、より明るい)、および次いで2つのマトリックス(2種の異なるレパート リ−1同じレパートリ−の2つの陳述など)を容易に比較することを可能にする ので好ましい。
可能な改良は、レパートリ−を依然としてより精巧に分析することを可能にする 第四パラメーターを導入することからなる。現在のレパートリ−の変化を分析で きることが望まれるならば、分解能のこの考えは最大の重要性を有することを思 い出すべきである。事実上、測定のパラメーターの数が多ければ多い程、分解能 は大きく且つレパートリ−の微変動をピックアップできる機会は高い。この第四 パラメーターは、第三のものと同様に、結合多様性へのアクセスを与える。それ は、「ランオフ」生成物に、温度または他の変性因子の勾配で行われる電気泳動 法を適用し、それゆえ同じ大きさの生成物が固定プローブで多少の相同性に従っ て分離することを包含する(リースナー等、1989年)。捜されていることは 、従って、可変領域の配列への間接的なアクセスである。
実験は、プローブとしてl\ビイブリドーマ中転位された遺伝子を使用して進行 中である。
下記例は、本発明の他の利点および特徴を実証しようとする。
添付図において、 第1図はアダルトBa1b/cマウスの胸腺(T)および肺臓(S)およびF1 マウス(C3HxC57/B16)の胎盤(P)中のγδTレパートリーの一部 分を示し、第2図はVβおよびCβセグメントに特異的なプライマーでのPCH によって増幅された、リン、<節から抽出されたDNAについて異なるJβプラ イマーで得られた延長生成物の変性ゲルについての分析を示す:AおよびB:ハ トのチトクロームCで免疫化されたB10.Aマウス: 1−非免疫化 2−一次免疫化後 3−一次免疫化後に生体外回刺激 C: ハトのチトクロームCで免疫化されたC3Hマウス: 4.5.6−3Nの異なる非免疫化マウス7−一群のマウスの一次免疫化後に生 体外回刺激 図の右または左に現われる値は、産生的Vβ−Jβ組み合わせの場合に得られた 延長生成物の大きさくヌクレオチド)に対応する。
使用したオリゴヌクレオチドを381A DNAシンセサイザー(アプライド・ バイオシステムズ)自動化装置上で合成した。カラムがら連結解除することおよ びホスフェート官能(β−シアノエチル基によって保tJ)のブロック解除は、 28%アンモニア溶液1.5mlを0.5ml/30分の速度でカラムに注入す ることによって行う。溶離液を56℃で12時間インキュベートしてオリゴヌク レオチドの塩基を脱保護する(ベンゾイルおよびイソブチリル基の除去)。凍結 乾燥後、オリゴヌクレオチドを50MMの濃度で水に再懸濁する。
マウス、細胞 マウス:使用したすべての菌株(Balb/ c 、 Ba1b/ b 。
DBA/2、CB2O、SJLおよびC3H/ He )は、パスツール・イン スティテユートの動物ハウスから生ずる。交配を行った時、妊娠の第−日、腟プ ラグが検出された日を0日と称する。
細胞:使用したハイブリドーマ(515、T14、T16、T18)は、アダル トC3H/ He 7ウスの胸腺細胞とパートナ−BW5147α−β−(もは やαβ受容体を発現しないAKR胸腺腫BW5147の突然変異体)との融合か ら生ずる。
RNAの調製 培養物中の組織および細胞のRNAを3種の異なる方法に従って調製した。
培養物中の細胞のRNAを調製するために使用する第−法:細胞を遠心分離し、 得られたペレットを10mMN a C1/ CHa COON a (pH5 )のSD3 1%の溶液10m1に再懸濁する。4℃で2分間インキュベーショ ン後、65℃の非緩衝フェノール溶液10m1を加える。
混合物を5分間強攪拌する。3.000rp■で10分間遠心分離後、水相を排 出し、クロロホルム/イソアミルアルコール1容量と再混合する。遠心分離後、 水相に含有されるRNAは、3M酢酸ナトリウム(pH5,2)0.1容量およ びエタノール2容量を加えることによって沈殿する。
AGPC(酸性グアニジニウムチオシアネート−フェノール−クロロホルム)法 と呼ばれる第二法:細胞ベレットまたは器官のRNAを調製するために同等によ く使用可能:この方法は、一旦細胞を溶菌したら生じゃすいリボ核酸の分解を非 常に大きい尺度で回避することを可能にする。しかしながら、DNAの痕跡は、 調製で存続し且つ若干の応用でやっかいであることがある。
第三法は、リボ核酸とデオキシリボ核酸との間の密度の差を利用することによっ て、DNAでのこの汚染を排除する。これらの2種の分離は、不連続CsC1勾 配の存在下で溶菌液の超遠心分離によって行う:DNAを勾配の界面で保持する 一方、より密なRNAは沈殿する。
この方法は、従って、組織または細胞ベレットのRNAとDNAとの両方を回収 することを可能にする。簡単に言えば、N−ラウリルサルコシンナトリウム0, 5%とE D T M 25 m Mと消泡剤0.13%とを含有するチオンア ン酸グアニジンの4M溶液を調製する。CsC1勾配は、CsC15,7Mと酢 酸ナトリウム25mM(pH5,2)とEDTA lomMとの溶液3mlと、 CsCl 2.4Mと酢酸ナトリウム25mM(+)H5,2)とEDTA 1 0mMとの溶液0.7mlとからなる。ボッターホモジナイザーを使用して、組 織を4Mチオシアン酸グアニジン溶液7 ml中で粉砕し、得られた溶菌液をH B−40−ター中で8,0OOrp−において10分間遠心分離して固体粒子を 除去する。上澄みをCsC1のクッション上で穏やかに析出する:全体を5W4 10−ター中で30.OOOrpmにおいて20℃で24時間遠心分離する。次 いで、液相を除去しくこの工程で、界面に配置されたDNAは回収してもよい) 、ベレットを水500μgに再懸濁し、エタノールmlと3M酢酸ナトリウム( pH5,2)50Mgとを加えることによって一20℃で沈殿する。
相補的DNAの調製 相補的DNAの合成は、前記の3つの方法の1つに従って調製した全RNAから 行う。使用した緩衝液は、PCR増幅工程のものと同じである( Cetus緩 衝液)。
事実上、提案された異なる緩衝液は、実質上より大きい効能(32P標識dCT Pの取り込みの測定によって比較)を有することが証明されなかった。対照的に 、これらの緩衝液のMg +濃度は、PCR増幅を更に他の中間工程なしに行う ことを可能にしない。相補的DNA鎖の重合のプライマーとして使用するオリゴ ヌクレオチドは、ポリ−dT15−marである。簡単に言えば、アダルトマウ ス器官から生ずる時には全RNA10Mg1または培養物または胎児胸腺から生 ずる105個の細胞のRNAをKCI 50mMとトリス−HCl IQmM( pH8,2)とMg Cl 21 、 5 m Mとゼラチン0.01%とED TA O,1mMとpdT(15)5μMとdNTPo、2mMとの溶液50u 、17中テア0℃において10分間インキュベートする。次いで、氷上で5分後 、AMVRT (プロメガまたはベーリンガー)5単位並びにRNasin(フ ァルマシア)34単位を加える。混合物を43℃で1時間インキュベートし、5 分間で100℃にさせる。
PCR技術による増幅 増幅を記載の技術(サイキ等、1988年)に従ってパーキン・エルマー・セッ ス・エンド・ブレム自動化装置上で行った。
相補的DNAを増幅するために、使用したプロトコールは、次の通りであった: 上で調製した溶液5μgを、KCl 50mMとトリス−HC1(pH8,2)  10mMとゼラチン0.01%と使用した2種のオリゴヌクレオチドの各々0 .2μMと100μg当たり2uのTagポリメラーゼ(ベックマン)とヌクレ オチドdATP、dGTP、dCTPおよびdTTPの各々200μMとを含む 溶液50または100μg中で増幅する。使用したMg2+イオン濃度は、2〜 2.5mMで変化する。混合物を鉱油50μgで覆い、10分間80℃に加熱し 、40サイクル(94℃で1分、60℃で1分、72℃で1分)によって増幅し 、次いで、72℃で10分間インキュベートする。
方法の背景を減少することを可能にするパラメーターのうちには、増幅または延 長工程でのマグネシウムイオンの最適濃度の使用を述べなければならない。かく て、マグネシウムイオン1〜3mMは、好ましくは使用されるであろう。
プライマーの標識、「ランオフ」による延長「ランオフ」工程を行うために使用 するJプライマーは、〔32P〕ホスフエートを使用して5′末端のリン酸化に よって予め放射性標識した。プロトコールは、次の通りである:オリゴヌクレオ チド100pモルを10Pg中で37℃で増幅緩衝液中でMg”2.5mMの濃 度で(32P)−ATPの40μCi (12Pモルに等価)およびT4ポリヌ クレオチドキナーゼ3単位の存在下で30分間インキュベートする。次いで、酵 素は、混合物を10分間70℃にさせることによって不活性化する。
標識Jプライマーからの「ランオフ」による延長を下記条件下で行う。上で増幅 された混合物1μgを増幅に使用したものと同一の溶液(最適Mg2+濃度(2 〜2.5mM) 、dNTPの各々200μM、Tagポリメラーゼ0.2uを 有する増幅緩衝液)10Pg中で希釈し、それに1μMの濃度の標識Jプライマ ーを加える(Jプライマーは従って増幅混合物μgによって供給される他のプラ イマーVおよびCと比較して少なくとも5倍過剰の〔ラクナ〕である)。「ラン オフ」反応は、94℃で3分、60℃で1分、その後72℃で15分か増幅生成 物および配列の分析をTBE緩衝液中で(マニアチス等、1982年)変性条件 下で(ホルムアミド95%、EDTA 20mM、ボロモフェノールブルー0. 25%、キシレンシアツール0.25%)厚さ400μmの6%ポリアクリルア ミドゲル(架橋:ビスアクリルアミド1g対アクリルアミド19g)上での電気 泳動によって行い、80℃で10分間インキュベートする。泳動をTBE緩衝液 中で4.000Vm−1の電界下で配列分析のために2時間または4時間行い、 増幅生成物の分析のために5〜6時間行う。
例1−マウス中のT受容体のγ鎖の遺伝子多様性の研究方法の原理 各可変績(αβ−またはγδT受容体に対してVα、Vβ、Vγまたは■δ)の 場合に、特異的オリゴヌクレオチドを合成し且つメツセンジャーRNAのcDN Aコピーを別個に増幅するのを可能にする。下記表は、下記分析で使用したオリ ゴヌクレオチドのリストを与える。
可変領域Vγ1、Vγ2・・・Vγ7に対応する転写物をVδ1、Vδ2・・・ Vδ9に対応するものと同様に別個に増幅する。各増幅生成物の場合には、Jセ グメントに特異的な反応を行う。最後に、生成物の大きさを配列決定ゲル上で測 定する。このことは、メツセンジャーRNAを大体10〜20個のヌクレオチド で変化できる可変領域(特にN領域)の長さに従って破壊することを可能にする 。加えて、タンパク質への翻訳のために枠外であるメツセンジャーRNAを同定 することが可能である。要するに、試料をV鎖の使用のために(1)、Jセグメ ントの使用のために(2)、大きさのために(3)のパラメーターで表わす。
遺伝子多様性は、マウスのγδT受容体の場合には、受容体のγ鎖の場合には1 5個の遺伝子エレメントおよびδ鎖の11個のエレメントのマツチングアップ( aatching up)から生ずる。構造 V−D−J−Cの活性遺伝子を生 ずる組換え時に、各種の機構は、活性遺伝子の長さがVγ−Jγ−Cγ遺伝子の 場合には約0〜20個のヌクレオチド、Vδ−Jδ−Cδ遺伝子の場合あるよう に成る組換えセグメントの結合で操作する。
γδT受容体のレパートリ−を、 使用されるV、JおよびCセグメントの測定、転位遺伝子の長さの測定 によってパラメーターで表わした。
表1中、これはγδT受容体の場合に約1000よりも多い測定を表わすことが わかる。αβT受容体の場合には、50,000よりも多い測定が包含される。
実験法 マウスのγδT受容体のレノ<−トリーの場合1こ番ヨ、下記のものを合成する : Vγ鎖に特異的な7個のオリゴヌクレオチド、Jγ鎖に特異的な3個のオリゴヌ クレオチド、Cγ鎖に特異的な4個のオリゴヌクレオチド、Vδ鎖に特異的な9 個のオリゴヌクレオチド、Jδ鎖に特異的な2個のオリゴヌクレオチド、Cδ鎖 に特異的な1個のオリゴヌクレオチド。
プライマーの測定法は、特に強い相同性力(区別しようとする配列、例えば、■ γ1、Vγ2およびVγ3の間に存在する場合には、既知である。
添付表2は、使用したオリゴヌクレオチドの1ストを与える。得られた結果は、 J利用なしで第1図1こ記録する。
表1 (1) ウィルソン等(1988) (2) ラウレット(1989) (3) デービスおよびブジョークマン(198g)(4) メインドル等(1 990) 表2 V71: AGTTTGAGTATCTAATATATGTCT■γ2+ AC GACCCTTAGGAGGGAAGC■γ3: TTGAGTATCTAAT ATATGTCGAGVγ2および3: CGGCAAAAAACAAATCA ACAGV74: TGTCCTTGCAACCCCTACCCV75: TG TGCACTGGTACCAACTGAVγ5: GGAATTCAAAAGA AAACATTGTCTVγ7: AAGCTAGAGGGGTCCTCTGC Jγl: CTGCAAATACCTTGTGAAAAJγ2: CTGCAA ATACCTTGTGAAAGJγl GAATTACTACGAGCTTTG TCCγl: TTTCAGCAACAGAAGGAAGGCγ2: TCCA GGATAGTATTGCCATTCγ3: GGAAATGTCTGCATC AAGCTCγ4: GCTTGGGAGAAAAGTCTGAGpan−Cγ : CTTATGGAGATTTGTTTCAGCVδl: GGAATTCA GAAGGCAACAATGAAAGV62:GTTCCCYGCAGATCC AAGCCVδ3: TTCCTGGCTATTGCCTCTGAC■δ4:  CCGCTTCTGTGTGAACTTCC■δ5: CAGATCCTTGC AGTTCATCCVδ7−T: CGCAGAGCTGCAGTGTAAGT Vδ8: GCTACAGCACCCTGCACATCJδl: TCCACA GTCACTTGGGTTCCJδ2: TCCACAAAGAGCTCTAT GCCCδ: CGAATTCCACAATCTTCTTG(1)使用した命名 法は、γ遺伝子座の場合(こ4よ)\イリッヒおよびトネガワ(1986)のも の、δ遺伝子座の場合にはラウレット(1989)のものである。オリゴヌクレ オチドの一部分の選択は、直接タカガキ等(1989b)から生ずる。
(2)Vδ7−Rは、ラウμ・ノド(1989)l::参照された可変セグメン トVδ7に特異的な第1ノゴヌクレオチドであり;Vδ7−Tはタカガキ等(1 989a)参照された可変セグメントVδ7に特異的な第1ノゴヌクレBIO, Aマウスのリンノく節玉のT受容体のβ鎖の遺伝子多様性は、/X)チトクロー ムCでの免疫イヒ後1;、よく文書化された文献系を構成する。特に、発表され た研究によれば、抗原で生体外免疫/再刺激後屯;単離されたクローンの75〜 80%のβ鎖番よ、転位Vβ3−Jβ1.2−Cβからなること力(既知である 。
免疫または非免疫化マウスのリンノく節を水切りすることから生ずるメツセンジ ャーRNAの試料をcDNAIこ変換した。これを一方でVβ可変領域の1つ1 こ、他方で一定領域に配置されたオリゴヌクレオチド対でPCR(ポリメラーゼ 連鎖反応)によって増幅した。この操作を各Vβ領域について繰り返した(約2 0回)。この後、12の試料(各Jβにつ0て1)1こ付番すられた各増幅反応 は、12の放射性標識Jβの1つでの延長サイクル用鋳型として役立った。
添付第2図は、2つの独立の実験(A図およびB図)で810.A7ウス(H− 2a)上でJβ1.2を含めて4つの異なるJβで再分析された対Vβ1−Vβ 3およびVβ16−Cβの場合に得られた結果の一部分を図示する。A図中、対 Vβ3−Vβ1.2の場合には、優勢のバンドは、ハトチトクロームCで生体外 回刺激されたリンパ節のT細胞に現われることがわかる(A図、トラック3)。
このバンドを構成するフラグメントの大きさは、予想の結果と一致する(Vβ3 −Vβ1.2の場合には115個のヌクレオチド)。これらの結果は、1実験か ら別のものまで再現性があり(B図)、且つ加えて転位Vβ3−Vβ1.2の優 勢が第−免疫化後に既に検出可能であることを示す(B図、Jβ1.2、トラッ ク2)。
0図に図示するように(トラック4〜6)、1マウスから別のものまで存在する 最小変動の問題を回避するために1マウスおよび同じマウス上でのこの種の分析 を行うことができることは除外しない。
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Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.生物学的試料から出発して、それが含有するmRNAの逆転写を行い、 転写生成物について(または直接試料から抽出されたDNAについて)、別個の 増幅を次いで各プライマー対V、C(Vは問題のレパートリーの可変セグメント に対応し、Cは研究中のレパートリーの一定セグメントでハイブリッド形成する )用のPCR型方法によって行い、プライマーとしてのJセグメントおよび鋳型 としての増幅生成物に特異的なオリゴヌクレオチドを使用して、これらの増幅生 成物の各々について、延長工程を標識レパートリーの各Jセグメントの場合に行 い、それによって得られるトリプレット(V、C)Jに対応する各延長生成物に 対して、異なる延長生成物の大きさを現わし、 レパートリーの記載はレパートリーの各エレメントに対してVCJトリプレット およびエレメントの大きさに対応する ことを特徴とする個体の免疫系の抗体(Ab)およびT細胞受容体(TcR)の レパートリーを記載するための方法。
  2. 2.延長生成物の大きさを延長混合物の電気泳動および標識の検出によって現わ すことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 3.標識が放射性、比色または蛍光であることを特徴とする、請求項1ないし2 のいずれか1項に記載の方法。
  4. 4.工程をMg2+イオン1〜3mMの存在下で行うことを特徴とする、請求項 1ないし3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 5.分子大きさの各信号の強度を測定して対応配列の程度の定量的測定を得るこ とを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 6.各信号の強度を内標準と比較して評価することを特徴とする、請求項5に記 載の方法。
  7. 7.同じ分子大きさの生成物を固定プローブに対する多少の親和力に従って分離 することを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 8.温度または他の変性剤の勾配を有する電気泳動を使用して、この工程を行う ことを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  9. 9.自動配列決定装置を使用して延長生成物の大きさを現わし且つ記載すること を特徴とする、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の方法。
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