JPH06508161A - 架橋された弗素系エラストマー組成物 - Google Patents

架橋された弗素系エラストマー組成物

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JPH06508161A JP4510985A JP51098592A JPH06508161A JP H06508161 A JPH06508161 A JP H06508161A JP 4510985 A JP4510985 A JP 4510985A JP 51098592 A JP51098592 A JP 51098592A JP H06508161 A JPH06508161 A JP H06508161A
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    • C08F259/08Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers of halogen containing monomers as defined in group C08F14/00 on to polymers containing fluorine
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    • C08F214/18Monomers containing fluorine
    • C08F214/22Vinylidene fluoride

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 架橋された弗素系エラストマー組成物 弗化ビニリデン(VFz)を基礎とし六弗化プロピレン(HFP)や四弗化エチ レンとの共重合体として知られる弗素系エラストマー類は、特有の特性を合わせ もった物質であることがよ(知られている。それらはその高度な化学的安定性、 熱的安定性、酸化安定性により市場では非常に高い評価を得ている。これらエラ ストマーは多くの望ましい特性を有してはいるが、低温での用途すべてに対して それらのもつ低温での柔軟性は不十分である。 それらエラストマーの低温域での柔軟性を改善するために、多くの努力がはられ れてきている。ガラス転移温度(T g)として測定される■F、/RFP/T FE共重合体の低温域での柔軟性は、共重合体中のVF2含有量に逆比例して変 化することが知られている。しかしながら、これら共重合体中でのVF、含有量 の増加は、VF、含有量の増加につれそれらの持つ化学的耐性が乏しくなってく るため、必ずしも望ましいものとは言えない。 VF2エラストマーの低温域での柔軟性を改善する別法として、VF。 /HFP/TFE共重合体中のHFPの代わりにパーフルオロ(アルキルビニル エーテル)を用いる方法がある。例えば、RFPの代わりにパーフルオロ(メチ ルビニ/&−チル)(PMVE)を用いると、得られるVF2/PMVE/TF −4!、共重合体は相当すルV F !/ RF P / T F E共重合体 のTgより10°Cから20°Cも低いTgを持つようになる。 この方法はVF2含有弗素系エラストマーの低温域での柔軟性を改良する良い方 法であるが、パーフルオロ(アルキルビニルエーテル)類を含む共重合体は従来 のVF2/HFP/TFE共重合体よりもはるかに高価なものになってしまう。 発明の概要 本発明ハ、VF!/HFP/TFESVFt/PMVE/TFE両共重合体の低 温域での特性を、他の有用な特性を損なうことな(改善する方法を提供するもの である。 特に、本発明は (A) (1)弗化ビニリデンポリマー繰り返し単位約60−80モル%と約14−24 モル%の六弗化プロピレンポリマー繰り返し単位および4−26モル%の四弗化 エチレンポリマー繰り返し単位を有するランダム共重合体、及び (2)約46−83モル%のVF、ポリマー繰り返し単位と約12−24モル% のnが0−5であるCFs (CFz)−0CF=CFiで示されるポリマー繰 り返し単位及び約30モル%までの四弗化エチレンポリマー繰り返し単位を有す るランダム共重合体であって、末端炭素の少なくとも約75%にヨウ素が結合さ れており、かつヨウ素が該重合体の0.1から0.5重量%を占めるランダム共 重合体より選ばれる重合体一種)、 (B) (1)重合体100部に対して、約0.5から10部のある種の多官能架橋剤、 および (2)重合体100部に対して、約0.5から10部のある種の有機過酸化物 よりなる架橋系 によって製造される架橋された弗素系エラストマー組成物を提供するものである 。 さらに本発明は、 (A) (1)約60−80モル%の弗化ビニリデンポリマー繰り返し単位と約14−2 4モル%の六弗化プロピレンポリマー繰り返し単位および約4−26モル%の四 弗化エチレンポリマー繰り返し単位よりなる共重合体、および (2)約46−83モル%の弗化ビニリデンポリマー繰り返し単位と約12−2 4モル%のnがO−5”C’あるCF3 (CFりn0cF=cFt’t’示さ れるポリマー繰り返し単位および約30モル%までの四弗化エチレンポリマー繰 り返し単位よりなる共重合体であって、該共重合体の末端炭素原子の少なくとも 約75%にヨウ素が結合しているもの;より選ばれる重合体の一種と (B) (1)重合体100部当り、約0.5から10部の多官能架橋剤と、(2)重合 体100部当り、約0.5から10部の有機過酸化物よりなる架橋系 を混合し、得られた混合もを約15o°から200″Cに少なくとも約1分間加 熱することより6架橋された弗素系エラストマーの製造方法をも提供するもので ある。 発明の詳細な説明 本発明は、ヨウ素末端基を有し、過酸化物と多官能架橋剤により架橋されたある 種のvF2共重合体が、同一ポリマーをビスフェノール類またはジアミン類で架 橋した時と比較し、驚異的に改善された低温特性を有することを見いだしたこと に基づいている。 本発明が関与する重合体つまりヨウ素末端基を有するVF、共重合体の一般的部 類は、引用することにより本明細書の内容となるTa temoto等の米国特 許第4,234,770号明細書に記載されている。 本発明で使用される重合体は半回分方式の乳化重合法で製造されるものであり、 Rが少なくとも3個の炭素原子によって2個のヨウ素原子を分離できるように少 なくとも3個の炭素原子を持つ飽和のパーフルオロ炭素またはクロロフルオロ炭 素よりなるアルキレン基である、式R■。 で示されるヨウ素連鎖移動剤の存在下で製造される。 本発明者らは、例えば1.2−ショートパーフルオロエタンのように、2個のヨ ウ素原子が3個より少ない炭素原子で分離されたジョー化物試剤は本重合反応を 抑制してしまうことを見いだした。 本発明で使用するランダム共重合体の製造時に使用する代表的なジョー化反応試 剤は、1.3−ジョードパ−フルオロプロパン、1.4−ショートパーフルオロ ブタン、1.3−ショート−2−クロロ−パーフルオロプロパン、1.5−ショ ート2.4−ジクロロパーフルオロペンタン、1.6−ジョードパ−フルオロヘ キサン、1.8−ショートパーフルオロオクタン、1.12−ジ斗笥ドパ−フル オロドデカン及び1.16−ジョードパ−フルオロヘキサかンであり、これら反 応試剤は単独で使用してもよく、相互に組み合わせて使用することもできる。好 ましい反応試剤の一つとして、1.4−ショートパーフルオロブタンが挙げられ る。 本発明に供するランダム共重合体の製造で使用される連鎖移動重合用開始剤は従 来から弗素系エラストマーの重合に使用されているものと同じ物である。これら 開始剤には有機、無機の過酸化物ならびにアゾ化合物がある。典型的な開始剤と して過硫酸塩類、過酸化カーボネート類、過酸化エステル類などがあり、好まし い開始剤として過硫酸アンモニウム(APS)が挙げられる。APSはそれ単独 でも使用してもよく、またサルファイド類のような還元剤と組み合わせて使用す ることもできる。 重合時に加えられる開始剤量は、ヨウ化物/開始剤比率を好ましい値に保つよう に、ヨウ化物試剤の添加量によって決められる。 開始剤に対するヨウ化物連鎖移動剤のモル比率は一般に3/1から20/1、好 ましくは少なくとも約4/1である。20/1より高い比率は必要でなく、また 重合速度の低下を引き起こして好ましくない。 約3/1以上の比率の場合、ヨウ素を含む末端基が75%以上の重合体が得られ る。重合に使用するヨウ化物試剤の量は、製造する重合体の量並びに重合体の所 望分子量によって決定される。 本発明に供する共重合体中のヨウ素濃度は0.1から0. 5%、好ましくは0 . 2から0.3%の範囲で可変である。 該水性分散物中の重合体の量も可変であるが、一般的には5から30%の固形分 濃度にすべきであり、好ましくは15から25%にすべきである。 15%以下の固形分濃度では、重合体を乳化物から回収するのは難しく、25% 以上の固形分濃度では加圧型反応器中での凝集が起き、不均一な共重合体生成物 となる。 該共重合体の製造には、広範囲で多様な乳化剤を使用することができるが、長鎖 フルオロカーボンを有する酸の塩類が好ましい。該共重合体の製造時に使用され る代表的なフルオロカーボン系乳化剤として、3M社からFC−143として販 売されている商業的に利用可能な、アンモニウムパーフルオロオクタノエートが ある。乳化剤または分散剤の使用量は、使用される乳化剤または分散剤の持つ界 面活性効果による。FC−143を使用した時は、それの好ましい使用量は添加 された水の約0゜1から0.5%であり、特に約0.2%が好ましい。 本発明での重合温度は広い範囲で可変であり、使用する開始剤および製造される 特定の共重合体の性質によるが、一般には25°から100℃の温度が採用され る。しかしながらAPSを開始剤とした場合は70°から90℃の間の重合温度 が好ましく、特に80℃の重合温度が満足すべき温度であることが見いだされて いる。場合によっては、より高い重合温度も採用しうるが分岐やモノマーの転位 (例えばパーフルオロアルキルビニルエーテルの酸性弗化物への転位)などの好 ましくない副反応も起き得る。また25℃以下の重合温度を採用すると典型的に は反応速度の好ましくない低下となって現れる。 重合時の圧力は、重合速度を3から30 g/l一時、好ましくは10から15  g/l一時に保つのに必要とされるモノマー類の蒸気圧によって決められる。 該所望重合速度以下では、所望の分子量を持つ共重合体は全く製造できないかま たは必要とされる重合時間が非現実的なほどに長いものとなる。上記特定された 重合速度以上では生成重合体の広い分子量分布と貧弱な加工特性につながる好ま しくないカップリング反応が起きる。温度とヨウ化物/開始剤比率が上述してき た好ましい特定の範囲にある場合、重合体は約200ps ig (1,4MP a)またはそれ以下の圧力で容易に製造しつる。 本発明では、該共重合体をある種の有機過酸化物およびある種の多官能架橋剤と 混合し、低温域での物性の改良を達成している。 該有機過酸化物は、100部の共重合体当り、約0.5から10部存在させなけ ればならない。有機過酸化物として例えばパーオキシ酸素に結合した4級の炭素 をもつジターシャリブチルパーオキシドのようなジアルキルパーオキシド類も包 含する多種多様な有機過酸化物を使用できる。この系統の好ましい過酸化物とし て2.5−ジメチル−2,5−ジ(ターシャリブチルパーオキシ)ヘキシン−3 と2,5−ジメチル−2゜5−ジ(ターシャリブチルパーオキシ)ヘキサンがあ る。さらに使用できる他の有機過酸化物としてジキュミルパーオキシド、ジベン ゾイルパーオキシド、ターシャリブチルパーベンゾエート及びジ[1,3−ジメ チル−3−(t−ブチルパーオキシ)ブチル]カーボネートが挙げられる。 架橋前に昇温下で組成物を処理しなければならない時、50℃以上の温度で分解 する過酸化物を使用することが望ましい。特に満足すべき過酸化物として見いだ されたものの一つが2.5−ジメチル−2,5−ジ(ターシャリブチルパーオキ 偽)ヘキサンである。 同様に多官能架橋剤も共重都体100部当り0. 5から10部、好ましくは1 −7%の量、存在させなければならない。本発明では、トリアリルシアヌレート ;トリアリルイソシアヌレート;トリス(ジアリルアミン−8−トリアジン); トリアリルホスファイト、N、N−ジアリルアクリルアミン;ヘキサアリルホス ホルアミド、N、 N、 N’ 、 N’ −テトラアリルテトラフタルアミド 、N、 N、 N’ 、 N’ −テトラアリルマロンアミドニトリビニルイソ シアヌレート;2. 4. 6−1−リビニルメチルトリシロキサン;およびト リ(5−ノルボルネン−2−メチレン)シアヌレートのような多種多様な架橋剤 を使用できる。これらの中で、トリアリルイソシアヌレートが特に満足すべきも のであり、従って好ましいものである。 重合体と架橋系の混合物は一般的には約150から200℃に加熱して架橋する 。通常は、架橋反応は、該混合物に圧力をかけた状態(加圧架橋)で160°か ら180°の温度に1から30分間保つことで、実施される。該加圧架橋に必要 とされる時間は、温度と架橋剤の使用量による。通常は必要ではないが、該ポリ マーは加圧架橋の後、約180から200℃の温度で1から4時間かけて後架橋 を行うことができる。 より長時間、より高温での処理は必ずしも必要ではな(、むしろ本発明によって 実現される低温域での望ましい物性に対しては有害となりうる。 本発明による弗素系エラストマー組成物は、必要ならば、カーボンブラックのよ うな充填剤や他の成分と、従来の混合ミルやインターナルミキサーを使用して混 合することが可能である。 これら混合物は優れた流動特性を持っているので、押出成形技術もしくは射出成 形技術のいづれかを用いて該混合物を加工することは容易に実施できる。 またコンプレッション成形、トランスファー成形などの従来からのエラストマー 加工技術も使用可能である。 本発明による架橋された弗素系エラストマー組成物は低温域でのすぐれた物性を もっている。特に過酸化物と多官能架橋剤によって架橋されたこれら架橋弗素系 エラストマーは、同じポリマーをビスフェノール類やジアミン類で架橋したもの と比較して、低温域での特性が驚くべきほど改善されている。さらに本発明の架 橋弗素系エラストマー類の低温特性は、架橋サイトモノマーがApotheke rらの米国特許第4. 035.565号明細書に記載されているものと同タイ プのものである以外は組成が同じ過酸化物架橋の重合体より、優れている。 低温特性の改良は通常的5から6℃である。つまり、本発明に従って製造され架 橋された重合体は、相等する組成を有しがっ他の方法で架橋された重合体がその 柔軟性を失う温度よりも、5から6℃低い温度までその柔軟性を保持する。 本発明を以下の詳細な例により更に説明するが、ここで使用される部および百分 率は特別に指定されない限り重量基準で表されている。モル百分率はm%で示す 。 これらの例において、何種類かの重合体をまず調製したが、それらの中に本発明 の範囲に含まれるもの並びに本発明の要件であるヨウ素架橋サイトのかわりに臭 素架橋サイトを持つ本発明のものとは異なるものが含まれている。 重合体I VF2重合体を次のようにして一製造した。38リツトルのステンレス製オート クレーブを真空にし、窒≠でパージした。しがる後26リツトルの脱イオンされ 、脱酸素された水を仕込み、56g、のFC−143界面活性剤を溶解した。該 反応機を次の組成(:48m%VFz、48m%RFPおよび8m%TFE)の スタートアップ用モノマー混合物で約0.2MPa (30ps i)に加圧し た。 オートクレーブからガスを漏らし0.03MPa (5psi)にした。 さらに加圧、漏らしを2回繰り返した。オートクレーブを75RPM。 で撹はんしながら80℃まで加熱し、次に上述したスタートアップモノマーで1 .35MPa (195ps i)に加圧した。 重合反応を開始するため、オートクレーブにAPSの1%水溶液40m1を仕込 んだ。この時、36m1の1. 2. 2−1−リフルオロエタンに溶解した3 6g、の1,4−ショートパーフルオロブタンも添加した。しかる後、スタート アップモノマーでオートクレーブを1.38MPa (200ps i)に加圧 し、次の組成(65m%VFz、17m%RFPおよび18m%TFE)のメー クアップモノマー混合物を一定に注入することで、その圧力に保持した。 18時間の重合反応の間に、総計8. 2kg、のメークアップモノマーを最高 的0.5kg/時の速度で添加した。また同じ期間にAPSの1%溶液85m1 を連続的に0. 5から3m1./時の速度で追加した。 かくして、この運転におけるヨウ化物の全APSに対するモル比は14゜5にな った。 重合反応が行われたオートクレーブを約40℃まで冷却し、未反応モノマーを  放出させ、次にポリマーエマルジョンを排出した。該ポリマーエマルジョンの重 量は34359kg、で固形分含有量は24.4%であった。弗素系エラストマ Jは飽和の硫酸アルミニウムカリウム溶液を用いて凝集させ、分離した。凝集し たポリマーを沈降させ、濾過により水相から分離した。次に該ポリマーを高速撹 はんしながら大型ステンレススチール槽で3回洗浄した。最後に湿った小片を浅 いステンレススチール皿に広げ、空気循環オーブン中で75°で約48時間乾燥 した。 しかる後、該乾燥された無色の平板状のポリマー塊を皿から取りだし、ポリエチ レン袋の中に貯蔵した。エマルジョンから回収された乾燥ポリマーの総重量は8 .34kg、であった。該弗素系エラストマーの組成を測定し次の結果を得た。 :66.3m%vFt、16.9m%HFP。 16.7%TFE。 また該ポリマーは0.23重量%のヨウ素を含んでいた。121℃で測定したム ーニ粘度、ML−10、は17.0であった。 重合体2 スタートアップモノマー混合物の組成が次の組成(39m%VF!。 40m%PMVE及び21m%TFE、)であるほかは、重合体1の時と同じ一 般的な操作手順に従って共重合体を製造した。メークアップモノマー混合物は次 の組成(54m%VF!、22m%PMVE及び24m%TFE、)であった。 オートクレーブの圧力は1.14MPa、(165psi)であり、総重合所要 時間は22時間であった。ヨウ化物の全APSに対するモル比は10.8であっ た。該重合体エマルジョンの重量は32.7kg、であり、固形分含有量は25 .0重量%であった。 回収された乾燥ポリマーの重量は8.12kg、であった。該弗素系エラストマ ーの組成は次のようでふった。(54,1m%vF、、22゜1m%PMVEお よび23.84℃%TFE)また該重合体のヨウ素含有量は0.24重量%であ り、ムーニー粘度、MLIO(121°C)、は18.0であった。 重合体3 スタートアップモノマー混合物の組成が次の組成(52m%VF、。 34m%PMVE及び14m%TFE、)であるほかは、重合体1の時と同じ一 般的な操作手順に従って共重合体を製造した。メークアップモノマー混合物は次 の組成(73m%VFz、18m%PMVE及び9m%TFE、)であった。オ ートクレーブの圧力は1.14MPa、(165ps i)であり、総重合所要 時間は18時間であった。ヨウ化物の全APSに対するモル比は18.0であっ た。該重合体エマルジョンの重量は33.25kg、であり、固形分含有量は2 6.0重量%であった。回収された乾燥ポリマーの重量は8.70kg、であっ た。該弗素系エラストマーの組成は次のようであった。(73,8m%VFI、 17.9m%PMVEおよび8.3m%TFE)また該重合体のヨウ素含有量は 123重量%であり、ムーニー粘度、MLIO(121°C)、は16.0であ った。 重合体4 オートクレーブに28リツトルの水を仕込み、それに60g、のFC−143界 面活性剤を溶解したほかは、重合体1の時と同じ一般的な操作手順に従って共重 合体を製造した。メークアップモノマー混合物は次の組成(78m%vF2.1 6m%RFP、および6m%TFE)であった。ショウ化物試剤は式 1 (CF2CF2)−1(式中、−=p、=2.3.4.5及び6;I=50 重量%)で示されるジヨウ化物η)混合物であった。添加されたこれらヨウ化物 の量(正味)は50g、であった。40m1の1.25%APS溶液を加えて重 合を開始させた。オートクレーブの圧力は1.72MPa (250ps i) であり、全重合時間は22時間であった。運転している間に全量で9.34kg 、のメークアップモノマー混合物を最高速度的0. 6kg、 /時で仕込んだ 。 ヨウ化物の全APSに対するモル比は8.8であった。該重合体エマルジョンの 重量は37.34kg、であり、固形分含有量は25.1重量%であった。 回収された乾燥重合体の重量は9.37kg、であった。該弗素系エラストマー の組成は次のようになっていた。 78.3m%VFz、16.1m%HFP、および5.7m%TFE該ポリマー のヨウ素含有量は0.21重量%であっり、ムーニー粘度、ML−10(121 ℃)、は20.0であった。 比較例重合体A 良好な撹はんがなされている4リツトルステンレススチ一ル製反応器中で、vF 、、HFP、TFE及び4−ブロモ−3,3,4,4−テトラフルオロブテン− 1の連続乳化共重合を行った。脱イオン化水1リットリ当り、0.7g、のAP Slo、2g、のNaOHおよび0.9g。 のFC−143を含む水溶液で該反応器を満たした。反応器を108℃まで加熱 し、そして該水溶液を6リツトル/時で供給した。出口配管に設けられた背圧調 整弁で圧力を6.2MPa (900ps i)に保つことにより、反応器を満 液状態に保った。約1550g/hr、で次の組成を持つガス状のモノマ者混合 物を(ダイアフラム型圧縮機により)反応器に供給した。 64m%VFz、20m%HFP及び16m%TFE約15分後に、BTFBを 連続的に25g、/hrで反応器にポンプ注入した。 これら条件下で1.5時間、重合反応を進めた後、流出してくるエマルジョンを 約5時間にわたって採取した。採取された該エマルジョンの重量は36.4kg であり、固形分含有量は19.2重量%であった。 実施例1で述べた条件下で該重合体を分離し、洗浄し、乾燥した。 回収された乾燥した重合体の重量は約7.0kgであり、該重合体の組成は次の 通りであった。 67.9m%VFz、15.7m%RFP15.7m%TFE及び0゜75m% BTFB ムーニー粘度、ML−10、は96であった。 比較例重合体 B 以下のことを除いて比較例重合体 Aの製造に採用された一般的な操作手順を繰 り返した。: 反応器への水性供給物は、0.8g/lのAPS、0.3g/lのNaOH及び 0.5g/lのFC−143を含んでいた。 該水性混合物は101/hrの速度で反応器に供給した。重合温度を110℃と し、ガス状モノマー類を2500g/hr、で反応器に供給した。 供給したモノマーの組成は、50m%VF、、25m%PMVE、および25m %TFE、であった。またBTFBの供給速度は39g/hrであった。2時間 反応を行った後、1してくるエマルジョンを6時間、収集し、73kgのエマル ジョスヲ匈だ。該エマルシランは18゜6%の固形分含有量であった。 回収さ れた乾燥重合体の重量は約13゜6kgであり、次の組成になっていた。:52 .Om%VF、、22゜0m%PMVE、24.2m%TFE、及び領 8m% BTFBムーニー粘度、ML−10(121℃)、は96であった。 比較例重合体 C 以下のことを除いて比較例重合体Aの製造で採用された一般的な操作手順を繰り 返した。 反応器ヘノ水性供給物は、0.6g/lのAPs、0.1g/lのNaOHを含 んでいた。 重合温度を105°Cとし、ガス状モノマー類を約2660g/hr。 で反応器に供給した。 供給したモノマーの組成は、73m%VF、、19m%PMVE、および8m% TFE、であった。またBTFBの供給速度は30g/hrであった。2時間反 応を行った後、流出してくるエマルジョンを6時間収集し、その間に75kgの エマルジョンを得た。該エマルシランハ20.7%の固形分含有量であった。  回収された乾燥重合体の重量は約15.6kgであり、次の組成になっていた。 ニア3.4m%VF、。 18.6m%PMVE、7.4m%TFE、及び0.5m%BTFBムーニー粘 度、ML−10(121°C)、は76であった。 実施例 1−4及び比較例 A−G 弗素系エラストマーを充填剤および薬剤とともにロール温度が約25℃に設定さ れた2軸ロールラバ1ルで混合した。該組成物をミルで十分に混合した後、該ゴ ム原料を厚J約3mmのシートに成形した。該シートを成形圧力を4MPaとし 、177℃で10分間加圧架橋を行った。 該シートのいくつかを次の2条件のいづれかで、後架橋した。 過酸化物で架橋されたヨウ素含有重合体の組成物は180℃で2時間の後架橋を 行った。 他の組成物のすべては232℃で24時間の後架橋を行った。 得られた架橋された弗素系エラストマーを評価した。 加圧架橋された試験片、後架橋された試験片を用い、ASTM D−412の方 法に従って、100%伸びでの弾性率(T1゜。)、引っ張り強度(TB)、破 断伸び率(EB)値を測定した。0−リングについての圧縮セット値はASTM D−395−61の方法で測定した。ゲーマン弾性係数の測定を、ASTM D −1053−89aに従って、加圧架橋、後架橋された両方の試験片について実 施した。 さらに2つの測定値を記録した。:T+oo値、試験片をねじる際、23℃で必 要とされるトルク(オリジナルトルク)より100%大きいトルクが必要とされ る温度、および “凍結温度(freezing point)”、f、pt、 、を表示した。 組成物処方の詳細および試験結果を以下の表に示した。これらの表の中でのVC −50はビス−フェノールAFの塩からなる架橋剤であり;DIAK 1はジア ミンよりなる架橋剤であり、DIAK 7はトリアリルイソシアヌレートであり 、すべてテユポン社より発売されており商業的に利用可能である:およびPER HEXA−25−B−40−3は不活性な担体に担持された40%φ巾、5−ジ メチルー2.5−ジ(ターシャリブチルパーオキシ)ヘキサンであり、日本油脂 社より発売されており商業的に利用可能である;MgO#30とMgO#150 は、それぞれ、酸化マグネシウムの低活性、高活性の形態物であり、共和化学社 から発売されており、商業的に利用可能である;MT Blackは非補強性炭 素であり、カナダのCan−Carb社から発売されており商業的に利用可能で ある。 表I 例 IABCD 組成 重合体 111AC 量 100 98 100 100 10011T Black 30 30  25 30 30PERHEXA− 25−B−40−33’ 3 Ca(Oi()26 3 6 Mg0 #30 15 Mg0#150 − 3 3 0DR−177℃ Mh−Ml、Nm 5.6 2.9 3.9 3.4 4.5Ts21分 1. 1 4.0 1.1 1.4 5.5Tc90 、分 2.3 6.7 5.9  5.3’ 11.0加圧架橋、177℃/10分(例外二側Cは177℃/1 5分)引っ張り物性 T100. /am” 33 35 59 59 57TB 、/cm2195  77 130 179 1.31EB、% 290 330 180 250  290圧縮セツト、% 200℃/70時間 2857 後架橋、232℃/24時間(例外:例工は180’C/2時間)T100.  /cm” 25 48 57 74 58TB 、 /cm2218 89 1 14 247 130EB、% 400 260 170. 210 210圧 縮セツト、% 200℃/70時間 2929 ゲーマンねじり試験 T100.℃−23,4−21,7−19,2−18,4−18,1f、I)t 、、℃−22,8−19,1−18,9−17,8−17,5表II 例 2E3F4G 組成 重合体 283C44 量 100 100 100 100 100 98MTB1ack 30 3 0 30 30 30 30DIAK7 4 3 4 3 4 PERFIEXA− 25−B−40−3333333 Ca(OH)z 3 3 6 Mg0 #30 Mg0 #150 − 0DR−177℃ Mh−Ml、Nm 5.8 3.9 5.0 3.7 5.1 3.8Ts2  、分 0.9 1.1 1.0 1.2 1.1 2.0Tc90 、分 1. 6 4.7 1.8 4.2 2.3 3.0加圧架橋、177℃/10分 引っ張り物性 T100. /cm” 29 67 21 55 28 407B 、/cm”  162 145 159 188 174 92EB 、% 270 170  320 220 300 290圧縮セツト、% 200℃770時間 26 63 29 50 29ゲーマンねじり試験 後架橋、232℃/24時間(例外 例3.4及び5は180’C/2時間)T 100. /cm231 92 21 70 26 56200℃/70時間  23 40 30 30 25 −ゲーマンねじり試験 T1゜。、℃−29,6−27,6−34,8−32,9−28,5−23,9 r、 pt、 、℃−29,0−25,7−34,7−32,2−28,2−2 3,6実施例1および比較例A1比較例Bは、同じヨウ素含有重合体に対する架 橋系の違いが及ぼす効果について説明しており、実施例1での本発明に関わる過 酸化物による架橋系は、ビスフェノール架橋系またはジアミン架橋系よりもすぐ れた低温域での物性を与えることが分かる。 同様に、上記例を比較例りおよび比較例Eと比較すると、ヨウ素含有重合体を過 酸化物で架橋した時の独特な性能を説明できる。比較例りと比較例Eで使用され ている重合体は、それがヨウ素基のかわりに臭素架橋サイトモノマーを持ってい ること以外は、実施例1のヨウ素含有重合体の時と同じである。過酸化物で架橋 されたヨウ素含有重合体は非常に優れた低温域での特性をもっている。 同じ重合体を用い架橋系を変えた他の実施例と比較例の対で、本発明をさらに説 明する。 対になった実施例2と比較例E11実施3と比較例Fで、本発明の要件である過 酸化物架橋系を採用したが、本発明で要件とされるヨウ素含有重合体だけが低温 域での優れた特性を示した。 対になった実施例4と比較例Gの実験では、実施例1で得られる異なるV F  2/ HF P / T F E組成について検討している。ここでは、同じヨ ウ素含有ポリマーがビスフェノールに対して過酸化物で架橋されている。前述の 例で見いだされた。1=−517こ、過酸化物で架橋された試料はビスフェノー ルで架橋された試料j優れた低温域での特性をもっていた。 補正書の写しく翻訳文)提出口 (特許法第184条の8)平成5年11月18 日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(A) (1)弗化ビニリデンポリマー繰り返し単位約60−80モル%と約14−24 モル%の六弗化プロピレンポリマー繰り返し単位および4−26モル%の四弗化 エチレンポリマー繰り返し単位を有するランダム共重合体、 (2)約46−83モル%のVF2ポリマー繰り返し単位と約12−24モル% のnが0−5であるCF3(CF2)nOCF=CF2で示されるポリマー繰り 返し単位及び約30モル%までの四弗化エチレンポリマー繰り返し単位を有する ランダム共重合体であって、末端炭素の少なくとも約75%にヨウ素が結合され ており、かっヨウ素が該ポリマーの0.1から0.5重量%を占めるランダム共 重合体より選はれる重合体一種と、 (B) (1)重合体100部に対して、約0.5から10部のある種の多官能架橋剤、 および (2)重合体100部に対して、約0.5から10部のある種の有機過酸化物 よりなる架橋系 によって製造される架橋された弗素系エラストマー組成物。 2.多官能架橋剤が実質上トリアリルイソシアヌレートからなる請求の範囲第1 項記載の架橋された弗素系エラストマー組成物。 3.有機過酸化物が実質上ジアルキルパーオキシドからなる請求の範囲第1項記 載の架橋された弗素系エラストマー組成物。 4.該ジアルキルパーオキシドが実質上ジターシャリブチルパーオキシドである 請求の範囲第3項記載の架橋された弗素系エラストマー組成物。 5.該有機過酸化物が実質上2,5−ジメチル−2,5−ジ(ターシャリブチル パーオキシ)ヘキサンである請求の範囲第3項記載の架橋された弗素系エラスト マー組成物。 6.(A) (1)弗化ビニリデンポリマー燥り返し単位約60−80モル%と約14−24 モル%の六弗化プロピレンポリマー繰り返し単位および4−26モル%の四弗化 エチレンポリマー繰り返し単位を有するランダム共重合体、および (2)約46−83モル%のVF2ポリマー繰り返し単位と約12−24モル% のnが0−5であるCF3(CF2)nOCF=CF2で示されるポリマー繰り 返し単位及び約30モル%までのTFE操り返し単位を有するランダム共重合体 であって、 末端炭素の少なくとも約75%にヨウ素が結合されており、かつヨウ素含有量が 該ポリマーの0.1から0.5重量%であるランダム共重合体より選ばれる重合 体一種と、 (B) (1)重合体100部に対して、約0.5から10部のある種の多官能架橋剤、 および (2)重合体100部に対して、約0.5から10部のある種の有機過酸化物 よりなる架橋系 を混合し、得られた該混合物を約150°から200℃の温度で少なくとも約1 分間は加熱することを特徴とする架橋された弗素系エラストマーの製造方法。 7.該混合物を約1から30分間加熱する請求の範囲第6項記載の製造方法。 8.該混合物を約160℃から180℃の温度まで加熱する請求の範囲第6項記 載の製造方法。
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