JPH06508094A - 回転可能な上部構造物を備えた建設機械用旋回ロック機構 - Google Patents

回転可能な上部構造物を備えた建設機械用旋回ロック機構

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JPH06508094A
JPH06508094A JP5517391A JP51739193A JPH06508094A JP H06508094 A JPH06508094 A JP H06508094A JP 5517391 A JP5517391 A JP 5517391A JP 51739193 A JP51739193 A JP 51739193A JP H06508094 A JPH06508094 A JP H06508094A
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ペック ディヴィッド
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マニタウォック クレイン グループ インコーポレイテッド
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 回転可能な上部構造物を備えた建設機械用旋回ロック機構発明の背景 本発明は、下部構造物に回転可能に取り付けられた上部構造物を有する、クレー ンのような建設機械に関し、特にこのような建設機械に使用するための旋回ロッ ク機構に関する。
クレーン或いは掘削機のような建設機械は、しばしば1つの作業現場から別の現 場に移動しなければならない。クレーン或いは掘削機を移動することは、機械が 大きくて重いとき、手に負えない作業になることがある。例えば、公道での車両 荷重の制限を守らなければならず、頭上の障害物が作業現場までの長い、不便な ルートを指図することがある。
大型建設機械の移動性の改善に対する1つの解決策は、それらを分解して、より 小さい、より取り扱いやすい要素にすることである。例えば、大径旋回ベアリン グを有するクレーンの上部回転構造は、移動性の下部構造物から取り外すことが できる。大部分の旋回ベアリングは少なくとも1つのボルト締めされたインター フェースを有するので、機械は輸送のためにより取り扱いやすい部分に分解する ことができる。
内レース及び外レースを備えた従来のベアリングを有するクレーンの分解は、集 中労働及び時間浪費でコストのかかるものになる。多数の強力な締結具の分解は 、機械の急速な分解を妨害する1つの要因である。例示として、100インチ( ピッチ径)の旋回ベアリングを備えた200トンのリフトクレーンは、70或い はそれ以上のボルトをベアリングリングの一方或いは両方に有する。ベアリング を分離して、再組立するために、ベアリングリングの一方の全てのボルトを分解 し、交換し、高い予備荷重まで一様にトルクを与えなければならない。
機械の分解は又、整列の困難性を引き起こす。例えば、ベアリングボルトの穴は 、機械の再組立ての際に、取り付は表面穴に正確に整列されなければならない。
機械部品は大きくて重いので、このような整列は、扱いにくく、時間がかかる。
さらに、連結はずしが外部ベアリングリング(しばしば機械回転構造に固定され たリング)で行われるなら、旋回ベアリングドライブは又、機械の組立中バック ヒツチ及び旋回動作からの付随する衝撃荷重を最小にするように整列されなけれ ばならない。
多数の先行技術装置は、高価であるという欠点を有する。又、その構成では標準 的なベアリングとの交換はめったにできない。さらに、多数のクレーンでは上部 構造物は分解したクレーンの最も重い部分であり、従って、クレーンの輸送能力 の制限要素である。かくして、急速な連結はずし装置は好ましくは上部構造物に 重量を加えるべきでない。
旋回ベアリングを有するクレーンは、容易に連結はずし可能かどうかに係わらず 、代表的には又旋回ロック機構を有し、オペレータによる操縦のとき以外では旋 回ベアリングを中心とする回転を防止する。しかしながら、ある旋回ロック機構 は旋回ロック機構の不意な動力損失があればクレーンの運転中係合することがあ る。これが旋回運動中に起これば、クレーンの損傷及び他の起こり得る事故が生 じることがある。他の旋回ロック機構はある望ましい特徴を有していない。例え ば、運転中でないとき、クレーンの風荷重を減じるために、クレーンを「風見鶏 」にするのがしばしば望ましい。クレーンが停止されるとき旋回ロックがはずれ るように設計されていないなら、クレーンは1つの位置にロックされたままで、 風向きの変化は所望より大きな側壁荷重を課する。
発明の概要 下部構造物に回転可能に支持された上部構造物を有する建設機械の一部のための 旋回ロック機構を発明し、これは上述した欠点を克服し、他の利点を有する。
機構は主に内レースと外レースとを有する従来の旋回ベアリングに使用するため のものである。機構は急速な連結はずし装置に使用することができ、クレーン上 部構造物がアダプタプレートに着座し、上部構造物の本体に上部端でピン止めさ れたリンクによって、解放自在にアダプタプレートに連結される。次いで、本発 明の旋回ロック機構はアダプタープレートの下側で支持される。
急速な連結はずし装置は、リンク及びジャックボルトを利用して、上部構造物及 びアダプタープレートをいっしょに保持する。リンクの低端部のジャックボルト はアダプタープレートの下側に当たる。ベアリング外レースがアダプタープレー トの底面に固定される。ベアリング内レースは従来のクレーンのようにクレーン 下部構造物に固定される。クレーンを分離すべきとき、ジャックボルトを緩め、 リンクを旋回させてアダプタープレートから離す。すると、上部構造物は下部構 造物から容易に分離される。アダプタープレート及びベアリングは下部構造物に 取り付けられたままである。ベアリングレースを保持するのに使用されるすべて のボルトは、そのままにされ、かくしてクレーンを再組立するときトルク締めす る必要がない。
旋回ロック機構は、旋回ベアリングのギア歯と噛み合うように採用された歯を備 えた旋回ロックセグメントを有する。旋回ロックセグメントに係合させたり、は ずしたりするのにピストンが使用される。さらに、旋回ロック機構はギア歯と強 固な接触をなし、旋回ロックセグメントが外れないようにするため旋回ロック機 構の硬い部分の穴に嵌まるようになった脚を一端に有し、旋回ロックセグメント に連結された連結リンクを有する。
好ましい実施例では、旋回ロック機構は又、歯を接触させる1つ或いは複数のバ ネを有する。好ましい装置は又、ピストンが作動して旋回ロックに係合するまで 旋回ロックセグメントをはずれ位置に保持するためのラッチを有する。この設計 では、ピストンへの圧縮空気或いは油圧流体の突然の遮断は、旋回ロックの自動 的な係合を生じない。又、クレーンは旋回ロックがはずれたままの状態で停止さ せることができ、クレーンは「風見鶏」になり、はとんど風抵抗を呈しない。
本発明のこれらの利点及び他の利点並びに本発明自身及び急速な連結はずし装置 の利点は、添付図面、以下の図面の簡単な説明を参照することによって、最もよ く理解される。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の急速な連結はずし装置及び旋回ロック機構を有するクレーンの 斜視図である。
図2は、図1の線2−2における断面図である。
図3は、図2の線3−3における平面断面図である。
図3aは、図3の線3a−3aにおける拡大平面図である。
図3bは、図3の線3b−3bにおける拡大平面図である。
図4は、図3の線4−4における拡大断面図である。
図5は、図4の線5−5における断面図である。
図6は、図3の線6−6における拡大部分断面図であり、本発明の旋回ロック機 構を示す。
図7は、図6の線7−7における部分断面図である。
図面及び本発明の好ましい実施例の詳細な説明本発明はあらゆるタイプの建設機 械に適用を見いだすが、本発明の好ましい実施例を図1のクレーン10に関連し て説明する。クレーン10は移動性下部構造物14で支持された回転可能な上部 構造物12を有する。上部構造物12及び下部構造物14は従来のものである。
上部構造物12は、ブーム15、索具装置16、バックヒツチ17、ガントリー 18、カウンターウェイト19及びハウジング20によって囲まれた動力機械( 図示せず)を有する。下部構造物14は、本体22と、2つの独立動力式クロー ラトレッド24とを有する。
図2に最もよく示すように、クレーン10において上部構造物12は急速な分離 及び組立装置によって下部構造物14に連結されている。上部構造物12は、ア ダプタープレート3oに載り、アダプタープレート3oは旋回ベアリング4゜に 載る。ベアリング4oは下部構造物14の本体22に載る。後により詳細に説明 するように、アダプタープレート3oはアダプタープレート3oを上部構造物1 2に解放自在に連結させることによって上部構造物12に取り付けられる。示す 実施例では、解放可能な連結手段は図2に示すように上部構造物12にピン止め されたリンク60からなる。図1に示すハウジング2oの形状では、リンク60 はハウジング20の内部の上部構造物12の本体に取り付く。もちろん、他のハ ウジングの形状が用いられる場合には、アダプタープレート3oはハウジング2 0よりさらに延び、リンク6oはハウジング2oの外部で見ることができる。
図4に最も良く示すようにベアリング4oは、一体に成形された駆動歯44を有 するワンピースの内レース42を備えた、従来の設計である。内レース42はト ルクボルト46によって下部構造物14の本体22にボルト締めされている。
良好な鉛直荷重伝達をなすように機械加工された仕上げ用パッド48が、本体2 2と内レース42との間に着座する。
外レース50が上部部材52と下部部材53のツーピースで作られる。トルクボ ルト54は2つの部材52と53とをいっしょに保持し、外レース50をアダプ タープレート30に保持する。ローラ55.56及び57は、内レースと外レー スとの間で回る。仕上げパッド58が外レース50とアダプタープレート30と の間に位置する。
図3.3a、3b及び4に最もよく示すようにアダプタープレート30は、4隅 で延びる前方タング34と後方タング39とを備えた略長方形の板材32からな る。アダプタープレート30はプレート32を貫通する円形開口86を有し、円 形開口86を通って駆動歯車が駆動歯44に係合するようになっている。これら の歯車(図示せず)は、上部構造物12に取り付けられたブラケットで支承され ている。クレーンlOの動力発生機械が従来の仕方で使用され、開口86を通っ て伝達される動力によって下部構造物14に対する上部構造物12の回転を行う 。アダプタープレートの大開口87が上部構造物12と下部構造物14との間の 他の動力及び操縦連結のためのアクセスを与える。
小円形開口83がアダプタープレート30と上部構造物12とを整列するのに使 用される。ピン70(図4)が上部構造物12の床21に固定されたブツシュ7 2及び開口83に嵌合する。環状形状の仕上げパッド77がアダプタープレート 30と開口83を取り囲む上部構造物12の床21との間に位置する。ピン70 はブツシュ72に載るための肩を作るヘッド71を有する。シャープロック73 (図3.3a及び3b)がアダプタープレート30の部品の後方タング39の近 くでアダプタープレート30の頂部に溶接され、上部構造物12の後方がそれら の間に嵌まる。ピン70とシャープロック73は、上部構造物12とアダプター プレート30との間に水平荷重及びトルク荷重を伝達する。
アダプタープレート30は又、各々の隅にタング34と39を覆う仕上げパッド 78と、外レース50の約5712の領域を覆う仕上げパッド79とを有する。
パッド79はアダプタープレート30の前方部分に整列される。アダプタープレ ート30及び仕上げ用パッド79を通ってねし切られた穴35が、ボルト54を 収容する。
アダプタープレート30は外レース50と同心で、外レース50の外側に間隔を 隔てた円形補強リブ31を有する。アダプタープレート30は又、円形補強リブ 31から前方タング34の各々まで延びる平らな補強リブ33と、補強リブ31 から後方タング39まて延びる平らな補強リブ36と、後方タング39の間に延 びる弧状補強リブ37とを含む多数の追加補強リブを有する。補強リブ31.3 3.36及び37は、アダプタープレ−ト30の底部に溶接され、アダプタープ レート30の剛性を追加する。示した実施例では、追加のプレート材料38が補 強リブ31.36及び37の底部に溶接され、ボックス状構造物を形成し、アダ プタープレート30の剛性を追加する。図3a及び図3bに最も良く示すように 、側後方タング39の底側は、高降伏鋼のダブラブレート74によって覆われる 。リンク60の取り付けのためにカウンターボア75が以下に説明するように、 ダブラプレート74に作られる。(明瞭性のために、リンク60は図3a及び図 3bに示さない。) ピン70及びシャープロック73と関連したリンク60は、アダプタープレート 30を解放可能に上部構造物12に連結させる。4つのリンク60はアダプター プレート30の各隅に一つずつ使用される。図4及び図5で最もよ(わかるよう に、リンク60はそれぞれ2本の間隔を隔てた鋼ストラップ62からなり、スト ラップはリンク60の上部構造物12への連結個所とリンク60のベースとの間 にまたがる。各ストラップ62は、その端が中央部分より広い。頂部端64は、 図2に最も良く示すように、ストラップ62を上部構造物12にピン止めするの に使用されるピン63のための穴を有する。コツターピン(図示せず)は、ピン 63を上部構造物に保持する。底部端部66は、形状が長方形である。図5に示 すように、ベースブロック68が、ストラップ62の長方形端部の間で溶接され る。ストラップ62は、ベースブロック68によって間隔を隔てられ、アダプタ ープレート30のタング34と39がストラップ62の各組の間に嵌まる。ジャ ックボルト65が、ベースブロック68を貫通して延び、後方タング39のダブ ラブレート74のカウンターボア75の中に延びる。同様のカウンターボア75 (図5)がアダプタープレートの前方のリンク60用のジャックボルト65を受 け入れるために前方タング34の下側に形成される。ボルト65がクレーン運転 中緩まないように低ナツト67が使用される。ピン63及びジャックボルト65 を通して伝達される上部構造物12の重さ及びリンク60の引張力は、上部構造 物12をアダプタープレート30に強固に保持する。
クレーンlOが回転が回避されるへきモードで使用されるとき、或いは運転しな いで、クレーンを「風見鶏」にすることを望まないとき、旋回ロック機構が上部 構造物12の下部構造物14を中心とする回転を防止するのに使用される。アダ プタープレート30と関連して使用するための好ましい旋回ロック機構を、図6 及び図7に示す。機構は溶接プレート88及び89によってアダプタープレート 30の下側に保持される。
旋回ロック機構は、旋回ロックセグメント90、連結リンク91、う・ンチ92 、ロッド端93、ロッド端部93がボルト96によって取り付けられたピストン ロッド95を備えた空気シリンダー94、サイドプレート98、底部プレート9 9及び端部プレート100からなる。2つの戻りバネ97が、端部ブレー)10 0と旋回ロックセグメント90との間に位置決めされる。ノくネ97の端は、旋 回セグメント90の端のボア108と、端プレート100に固定されたがツブ部 材109とに保持される。
ピン110は連結リンク91を旋回ロックセグメント90に回動可能に保持する 。旋回ロックセグメント90は3つの歯を有し、この3つの歯はピストン95が 延びて旋回ロック機構に係合するとき内レース40の駆動歯44と相互にかみ合 う。ロッド端部93は連結リンク91の背面の両側に沿って延びるクレビス形状 の部材である。下方に向く三角形スロット101がロッド端93に水平に形成さ れる。スロット101はピン110と反対側の連結リンク91の端部に固定され たピン111を受け入れる。
駆動歯44の方に方向付けされたロッド端93の面が、およそ60°で前方に傾 いている。連結リンク91の頂部表面は切り欠き102を有する。連結リンク9 1の底部表面は、底部プレート99に沿って摺動するためのレグ103を有し、 ピン111の直ぐ真下で底部プレート99に形成された穴105の中に嵌まる脚 +04で終延する。
旋回ロック機構をはずすべきとき、空気シリンダー94が作動してピストンロッ ド95を収縮させる。これによってロッド端93は端プレート100の方に移動 し始める。そのようにするとき、ピンIllはスロット101に載り上げ始め、 脚104を穴105の外に持ち上げる。一旦ピン111がスロット101の上部 隅に達すると、ピストンロッド95のさらなる収縮が連結リンク91、ピン11 0及び旋回ロックセグメント90を駆動歯44から引き離し、バネ97を圧縮す る。旋回ロック機構が完全収縮位置にあるとき、ロッド端93の開放部分と反対 側に開放端を備えたクレビス形状のラッチ92は、連結リンク91の切り欠き1 02の上に落下し、ロッド端93の傾斜面に当たる。ラッチ92は空気圧装置の 故障の場合、或いは風見鶏が所望されるとき旋回ロックセグメント9oの駆動歯 44への係合を保持する。
旋回ロック機構を再び係合するべきとき、空気シリンダー94を作動して、ピス トンロッド95を外方に押す。ピストンロッド95がロッド端93を前方に移動 させるとき、ラッチ92はロッド端93の傾斜面を摺り上がり、連結リンク91 上の切り欠き102からはずれる。次いで、図6及び図7に示すように戻りバネ 97は自由で、旋回ロックセグメント9oを係合位置へ押し戻す。連結リンク9 1力噛44の方に移動するとき、脚104は再び自由で、穴105の中に落下し 、硬い接触をなして旋回ロックセグメント9oを駆動歯44との係合状態に保持 する。駆動歯44が旋回ロックセグメント9oの歯に整列されないなら、ピン1 11は三角形スロット101の背側に移動できるので、ピストンロッド95は自 由でその完全収縮位置に移動する。一旦歯が整列されると、バネ97は旋回ロッ クセグメント90を前方に押して、ロッド端93は図6に示す位置に移動する。
旋回ロック機構のラッチ92は、シリンダー94への空気ラインの破損のような 動力損失の場合に旋回ロックセグメント9oが駆動歯に係合しないようにする手 段を提供する。又、旋回ロック機構がクレーンが風向きの変化に応答して回転す るのを防止しないように、クレーンの停止中ラッチ92は係合のままにしておく ことができる。一方で、穴105と噛み合う脚104を有する連結リンク91は 、バネ97の力或いはシリンダ94だけに頼って旋回ロックセグメント9oが外 れないようにするのではなく、旋回ロックセグメント9oをその係合位置に強固 に保持し、旋回トルクに抵抗するとき旋回ロックセグメント9oが外れないよう にするための装置をなす。バネ97はピストンをさらに移動させる必要なく旋回 ロックセグメント90の急速な係合を可能にし、ピストンのシリンダからの引き ずりを回避(−2付随する摩擦及び存在する他の力に対して作用する。
急速な連結はずし装置の説明した実施例は数多くの利点を有する。クレーンlO はジャックボルト65、旋回リンク60を緩めて、アダプターブレーI・30か ら離し、上部構造物12をアダプタープレート30から持ち上げることによって 急速に分解することができる。再組立は又相当簡単で、ブツシュ72を開口83 と、駆動歯を開口86と、さらに上部構造物I2の外側をシャープロック73の 開に整列する必要があるだけである。図4及び図3aに示すように、ピン70の 低部端及びンヤーブロック73の上部は、整列を容易にするために丸められる。
アダプタープレート30の剛性のために、床21及び上部構造物品12の他部材 の厚さを減じ、かくして上部構造物品12をより軽くするのが可能である。非常 に重要なことには、従来の旋回ベアリングを使用し、又従って、他のクレーン部 品の他のベアリングと交換可能であるので、急速な連結はずし装置は比較的安価 である。アダプタープレート30は示すようなローラを使用する旋回ベアリング 並びにボールタイプの旋回ベアリングに特に有用である。
クレーン10の好ましい実施例では、種々の要素は鋼で作られ、アダプタープレ ートが使用されるクレーンに対する良好なエンジニアリング設計プラクティスに 従って大きさ決めされる。ダブラプレート74のための好ましい鋼は、1000 00psiの降伏を有する。
もちろん、上述した好ましい実施例に多くの変形をなしうる。例えば、クレーン の大きさに依存して、ンヤーブロック73てはなくピン70のような追加のピン をアダプタープレート30の背面に必要とし、上部構造物12とアダプタープレ ート30との間のねしれを防止してもよい。油圧シリンダーを空気圧シリンダー 94の代わりに使用してもよい。バネ材料がそれ自身て座屈を防止するほど太く ない場合、座屈防止要素として作用する自由浮動ロッドを戻りバネ97の内側に 配置してもよい。次に好ましい実施例では、輸送のために機械が分解されるとき 、ベアリングとアダプタープレート30が上部構造物に固定されたままで、アダ プタープレート30を下部構造物に解放可能に連結してもよい。
本発明の装置及び方法は実施例の変化の形態に取り込まれることができることを 理解するへきてあ頃上ではそのうちの数個だけを示し、説明した。本発明は本発 明の精神或いは本質的な特徴から逸脱することなく、他の形態に具体化すること ができる。説明した実施例は、限定としてではなく単なる例示として、あらゆる 観点で考慮されるべきであり、従って、本発明の範囲は前述の説明によってでは なく請求の範囲によって示される。請求の範囲の均等の意味及び請求の範囲の均 等の範囲内でのあらゆる変化は、それらの範囲に包含される。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上部構造物、下部構造物及び前記上部構造物と前記下部構造物とを連結し 、前記上部構造物を前記下部構造物に対して回転可能にする旋回ベアリングとを 有するクレーン用の旋回ロック機構であって、前記下部構造物は、前記上部構造 物の回転を引き起こすのに使用するための、歯を備えたギアをさらに有し、前記 旋回ロック機構は、 (a)前記旋回ロックセグメントが係合位置にあるとき、前記ギア歯と相互に噛 み合うようになった歯を有する旋回ロックセグメントと、(b)シリンダーに作 動可能に取り付けられたピストンであって、前記ピストン及びシリンダが作動す るとき、前記旋回セグメントを前記係合位置へ移動させ、及び前記係合位置から 移動させるように、前記シリンダーは前記上部構造物に固定され、前記ピストン は前記旋回ロックセグメントに連結されるものと、(c)前記旋回ロックセグメ ントに連結された連結リンクであって、前記旋回ロックセグメントを強固に保持 するための手段を有する前記連結リンクは、その係合位置にあり、それによって 旋回トルクに抵抗するとき前記旋回ロックセグメントがはずれないようにするも のと、 を有することを特徴とする旋回ロック機構。
  2. (2)通常付勢されて、前記旋回ロックセグメントをその係合位置に押す少なく とも1つのバネをさらに有する請求項1に記載の旋回ロック機構。
  3. (3)前記旋回ロックセグメントの再係合中、ラッチ位置から押し出されるまで 、前記バネの付勢に抗して前記旋回ロックセグメントをはずれ位置に保持するラ ッチをさらに有することを特徴とする請求項2に記載の旋回ロック機構。
  4. (4)前記旋回ロックセグメントの歯が前記ギア歯と噛み合わなくても前記ピス トンが完全伸長位置にいることができるように、前記ピストンと前記旋回セグメ ントとの間にスロット付連結器をさらに有することを特徴とする請求項1に記載 の旋回ロック機構。
  5. (5)旋回ロックセグメントの両側で下方に延び、かつ前記旋回ロックセグメン トがその係合位置にあるとき前記上部構造物が回転しないように前記上部構造物 に固定された2つの側プレートをさらに有する請求項1に記載の旋回ロック機構 。
  6. (6)前記ピストン及びシリンダは空気シリンダ或いは油圧シリンダからなるこ とを特徴とする請求項1に記載の旋回ロック機構。
  7. (7)前記剛性保持手段は、前記旋回ロック機構の剛性部分の穴に嵌まるように なった、前記連結器に取り付けられた脚を有することを特徴とする請求項1に記 載の旋回ロック機構。
  8. (8)クレーン上部構造物のクレーン下部構造物からの急速な分離を可能にする ための組立体を有するクレーンは、 (a)前記アダプタープレートから前記上部構造物の本体まで延びるリンク部材 によって前記上部構造物に固定されたアダプタープレートと、(b)前記上部構 造物のベースの開口と前記アダプタープレートとを貫通する1つ或い複数の水平 荷重ベアリングビンと、(c)前記アダプタープレートの底にボルト締めされた 旋回ベアリング第1レースと、 (d)一体に成形された駆動歯を備え、前記下部構造物にボルト締めされた旋回 ベアリング第2レースと、 (e)前記上部構造物と前記下部構造物との間の回転を防止するために、前記第 2レースの駆動歯に係合する位置へ及び該位置から作動可能な旋回ロック機構と 、を有するクレーン。
  9. (9)前記旋回ロック機構は、前記旋回ロックセグメントが係合位置にあるとき 、前記駆動歯と相互に噛み合うようになった歯を有する旋回ロックセグメントを 有することを特徴とする請求項8に記載のクレーン。
  10. (10)前記旋回ロック機構は、前記旋回ロックセグメントを引き、及び前記旋 回ロックセグメントを係合させるための、シリンダ内のピストンをさらに有する ことを特徴とする請求項9に記載のクレーン。
  11. (11)前記旋回ロック機構は、通常付勢されて前記旋回ロックセグメントをそ の係合位置に押す少なくとも1つのバネをさらに有することを特徴とする請求項 9に記載のクレーン。
  12. (12)前記旋回ロック機構は、前記旋回ロックセグメントに連結された連結リ ンクをさらに有し、前記連結リンクはその一端から延び、前記旋回ロックセグメ ントがその係合位置にあるとき穴に嵌まるようになっており、それによって前記 旋回ロックセグメントが、旋回トルクに抵抗するときはずれないようにする脚を 有することを特徴とする請求項9に記載のクレーン。
  13. (13)前記旋回ロック機構は、前記旋回ロックセグメントの再係合中、ラッチ 位置から押し出されるまで前記旋回ロックセグメントを前記バネの付勢に抗して はずれ位置に保持するためのラッチをさらに有することを特徴とする請求項12 に記載のクレーン。
  14. (14)前記旋回ロック機構は、前記旋回ロックセグメントの前記歯が前記駆動 歯と噛み合わなくても前記ピストンは完全伸長位置にいることができるように前 記ピストンと前記旋回ロックセグメントとの間にスロット付連結器を有すること を特徴とする請求項12に記載のクレーン。
  15. (15)前記旋回ロック機構は、 (a)係合位置にあるとき、前記第2レースの前記歯と相互に噛み合うようにな った歯を有する旋回ロックセグメントと、(b)シリンダーに作動可能に取り付 けられたピストンであって、前記ピストン及びシリンダが作動するとき、前記旋 回セグメントを前記係合位置へ移動させ、及び前記係合位置から移動させるよう に、前記シリンダーは前記上部構造物に固定され、前記ピストンは前記旋回ロッ クセグメントに連結されるものと、(c)前記旋回ロックセグメントに連結され た連結リンクであって、前記連結リンクはその一端から延び、前記旋回ロックセ グメントがその係合位置にあるとき前記旋回ロック機構の強固な部分の穴に嵌ま るようになっており、それによって前記旋回ロックセグメントの前記歯と前記ギ ア歯との間に硬い接触を与える脚を備えるものと、 を有することを特徴とする請求項8に記載のクレーン。
  16. (16)前記アダプタープレートは略長方形で、各々が前記アダプタープレート の各隅から延びる4つのタングを有することを特徴とする請求項8に記載のクレ ーン。
  17. (17)各リンクは、間隔を隔てた2つのストラップ部材を有し、前記タングは 前記ストラップの間に嵌まり、且つ前記タングの下に延びる前記ストラップの端 の間に溶接されたブロックを貫通するボルトに載ることを特徴とする請求項16 に記載のクレーン。
  18. (18)前記リンク部材は、前記上部構造物の本体にピン止めされていることを 特徴とする請求項8に記載のクレーン。
  19. (19)前記旋回ベアリング第1レースと同心の円形リブを含む、前記アダプタ ープレートの底部から鉛直下方に延びる補強リブをさらに有することを特徴とす る請求項8に記載のクレーン。
  20. (20)シャーブロックをさらに有し、前記1つ或いは複数の水平荷重ベアリン グピン及び該シャーブロックが、水平荷重及びトルク荷重を前記上部構造物及び 前記アダプタープレートとの間に伝達させるようになっていることを特徴とする 請求項8に記載のクレーン。
  21. (21)前記アダプタープレートは、開口を備えた板材からなり、該開口を通し て前記上部構造物上の動力発生装置が前記下部構造物に対する前記上部構造物の 回転を行うことができることを特徴とする請求項8に記載のクレーン。
JP5517391A 1992-04-01 1992-04-01 回転可能な上部構造物を備えた建設機械用旋回ロック機構 Pending JPH06508094A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015166285A (ja) * 2014-02-28 2015-09-24 タダノ・マンティス・コーポレーション 回転可能な上部構造物を有する機械装置のための遠隔駆動式の揺動固定機構

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JP2015166285A (ja) * 2014-02-28 2015-09-24 タダノ・マンティス・コーポレーション 回転可能な上部構造物を有する機械装置のための遠隔駆動式の揺動固定機構

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