JPH06508089A - 変換可能な飲料分配機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 変換可能な飲料分配機 発明の背景 本発明はカウンタートップ型のポストミックス式飲料分配機、特に低価格、小型 、多目的式、多種飲料用の変換可能な飲料分配機に関する。

多種飲料弁を有するもの、及びキャビネットの切欠きにされたコーナーに選択ボ タンとノズルとを有するものを含んだ多種の異なったポストミックス式分配機が 知られている。また、分配機のある部品がカウンターの上方に置かれ、ある部品 がカウンターの下方に置かれた分配用システムも知られている。

カウンターの上に全部を置くことができ、がっ正面向き又は側面向きのいずれに でも向けることができ、あるいはカウンターの下方に置かれた冷蔵モジュールと カウンターの上に置がれた小型の分配ユニッ′トとに容易に分離しうる単一の飲 料分配機を提供することが本発明の目的である。

小型、多種飲料用、低価格、多目的式で変換可能なポストミックス飲料分配機を 提供することが本発明の別の目的である。

異なった数の飲料を分配するように容易に変更し得る飲料分配機を提供すること が本発明の別の目的である。

分配すべき飲料の数を容易に変える改良された流れ制御モジュール及び方法を提 供することが本発明の別の目的である。

２個の前面を有し、正面向き又は側面向きに置（ことができる分配機であって、 更に単独でカウンターの上に置き得る小型の分離可能な分配出口に給送すること ができ、かつ殆どいかなる利用可能な空間にも適合するであろう多目的式の分配 機を提供することが本発明の別の目的である。

異なった形状及び大きさの分配機の在庫に対する要求を減らすために使用し得る 非多目的式の単一の分配機を提供することが本発明の別の目的である。

性能改良のために、冷蔵及び分配モジュールが取り付けられたときはある空気の 流れを有し、またモジュールが外されたときは異なった空気の流れを有する通気 装置を有する変換可能な分配機を提供することが本発明の別の目的である。

ワンピース式の取巻き型シェル、取外し可能な蓋、縦型のコンデンサー、及び滑 り出されたときに撹拌機モーター及び変圧器に容易に接近できるようにモジュー ル式で容易に取り外し得るコンデンサー用ファンモーターユニットを有する小型 の分配機を提供することが本発明の別の目的である。

改良された多種飲料用ノズルを提供することが本発明の別の目的である。

ソーダ水又は炭酸水がカーボネータ−から下流で再び冷却されるもの、及び冷蔵 モジュールが遠いときはソーダ水が連続して再循環されるがカーボネータ−は通 過しないものを含んだ改良された水回路を有する分配機を提供することが本発明 の別の目的である。

小型かつコンパクトあるが大きくて滑らかでかつ中断されない広告面積を提供し 、同時に製造費用の少ない分配機を提供することが本発明の更に別の目的である 。

シロップ予冷コイルを有し、これによりシロップポンプ及びカーボネータ−を同 じ圧力で使用でき、２個のＣＯ２圧力調整器の一方を無くす分配機を提供するこ とが本発明のなお別の目的である。

図面の簡単な説明 本発明は、付属図面に関連して読み取られる以下の詳細な説明からなお完全に理 解されるであろう。図面においては、同様な部分に同様な番号が付けられる。

図１は、「正面向き」モードの運転に据えられた本発明の変換可能な分配機の１ 実施例の斜視図である； 図２は、図１と同様あるが、分配機が「側面向き」モードの運転に据えられた場 合の図面である； 図３は、狭い分配ユニットだけがカウンターの上に据えられ、冷蔵モジュールが カウンターの下に据えられた場合の図１の分配機の斜視図である； 図４は、図１の分配機を分解し、一部を取り去った斜視図である；図５は、図１ の変換可能な分配機の一部分の断面側面図である；図６は、図１の分配機の部分 的に断面にされた部分側面図である；図７は、どのようにして図３の運転モード に変換するかを示す分配モジュールの部分的に取り去った斜視図である：図８は 、本発明の流れ制御モジュールを横切る断面図である；図９は、分配モジュール が冷蔵モジュールに連結されたときの水の連結を示す線図である； 図１０は、分配モジュールが冷蔵モジュールから分離されたときの水の連結を示 す線図である； 図１１は、図３と同様であるが、より小さな空間しか要求しない別の実施例の斜 視図である。

図１２は、本発明の更に別の実施例による分配モジュールの正面図である： 図１３は、本発明の変換可能な分配機の好ましい実施例の斜視図である； 図１４は、図１３の変換可能な分配機の冷蔵モジュールの斜視図である； 図１５は、図１３の分配機の一部分の断面にされた側面図である；図１５Ａは、 図１５と同様であるがモジュール式コンデンサーファン及びモーターユニットが 取り出され部分的に分解された断面図である：図１６は、分配モジュールと冷蔵 モジュールとが連結されたときの図１３の分配機の水及びシロップの回路を示す 部分的に線図にされ部分的に図式的な流れ線図である： 図１７は、２個のモジュールが分離されたときの図１３の分配機の水及びシロッ プの回路を示す部分的に線図にされ部分的に図式的な流れ線図である： 図１８は、ノズルと注ぎ口のそれぞれ部分的に切り取られた底視図である： 図１９は、ノズルの底面図である： 図２０は、図１９の線２０−２０に沿って得られたノズルの断面側面図である： 図２１は、図１９の線２１−２１に沿って得られたノズルの断面側面図である； 図２２は、図１３の分配機の分配モジュールの部分的に断面にされた側面図であ り、バイワンの一端も示している；図２３は、連結具をある程度詳細に示す拡大 され、部分的な分解図である： 図２４は、バイワンの他方の端部への連結を示す冷蔵モジュール２１２の部分的 な拡大された部分平面図である；図２５は、図１３の分配機用の分配機ハウジン グの連結用手段を示しているその分解斜視図である； 図２６は、本発明の別の実施例の斜視図である。そして図２７は、図２６の分配 機のカウンタートップユニットの部分的に取り去られた斜視図である。

発明の概要 低価格、小型、多目的の多種飲料用のポストミックス式の変換可能な飲料分配機 は、出口におけるいかなる利用可能な空間内にも適合するように、幾つかの異な った方法のいずれかで指向させることができる。もし出口に分配機用の空間が有 るならば、この分配機はよ（適合するであろう。この分配機は、異なった出口を 受け入れるために現在必要とされる種々の大きさの分配機の在庫を減らすために 使用することができる。

この分配機は、選択ボタンの位置の容易な変更により正面向き又は側面向きに向 けることができる。あるいは、この単一の分配機を分配モジュールと冷蔵モジュ ールとに分割することができる。この冷蔵モジュールはカウンターの下に置くこ とができ、分配モジュールはカウンター上の極めて小さな空間内に適合できる。

この変換可能な分配機は、これをフィギャル（５ガロン入り容器）と共に使用で き、又は組込み式シロップポンプのあるバッグインボックスとして使用すること ができる。更に、この変換可能な分配機は異なった数の飲料を分配するように容 易に変更できる。

好ましい実施例の詳細な説明 さて、図面を参照すれば、図１−１０は本発明の変換可能な飲料分配機１０の１ 実施例を示す。

分配機１０は、冷蔵モジュール１２及びこの冷蔵モジュールに取外し可能に取り 付けられる別の分配モジュール１４を備える。図示の好ましい実施例においては 、分配機１０は、飲料をコツプ１９（図７）の中に分配するための１個の混合及 び分配用のノズル１８、炭酸水管路２２及び４個のシロップ管路２４のある１個 の多種飲料弁１６を持つ。分配弁１６は、隣接壁のいずれかにボタンを有する分 配機１０の切欠きコーナー内にある。

分配機１０はフィギャル（図示せず）と共に使用することもできるが、図面に示 されるようにバッグインボックス式シロップ容器（図示せず）と共に使用するよ うに設置される。

分配機１０は、これを図１．２又は３に示された３種のモードの内の適宜のもの でカウンタートップ１１（図３参照）上で運転するように据えることができる。

図１及び２に示されたモード間で変換するためには、ボタン２０をパネル９６と 共に置き換えるように動かすことが必要なだけである。図１又は２のどちらかか ら図３のモードに変換するには、小さな変換キットが使用される。分配モジュー ル１４は冷蔵モジュール１２から分離され少し配置換えされ（図７）、長い水管 路とシロップ管路とが取り付けられ、（Ｌ字形の代わりに平らな）異なった飛沫 避は板が取り付けられ、そして好ましくは冷蔵ポンプ１３４と管路とが連結され る。

冷蔵モジュール１２はハウジング２６、蓋２８、氷水タンク３０、冷蔵ユニット ３２、カーボネータ−ユニット３４、及び側壁３８に取り付けられた４個のシロ ップポンプ３６を備える。蓋２８はその前面部分に空気入り目通風孔１３及びそ の後方部分に空気出口通風孔１５を持つ。

冷蔵ユニット３２はタンク３０の頂部に座る冷蔵デツキ４０に取り付けられる。

ユニット３２はエバポレーターコイル４２、撹拌器４４、コンデンサーコイル４ ６ｍ１コンプレツサー４８、アイスバンクコントローラー５０、及び撹拌モータ ー５４により駆動される冷却ファン５２のような通常の装置を備える。

カーボネータ−ユニット３４はカーボネータ−デツキ５６に取り付けられ、カー ボネータ−タンク５８、水ポンプとモーター６０、レベル制御装置６２及びＣ０ ２入り口６４を有する通常のカーボネータ−装置を備える。

冷蔵モジュール１２は、通常の水冷却用コイル６６及び４個の別々のシロップ冷 却用コイル６８も備える。水はポンプ６０に行き、次いて水冷却用コイル６６に 、次にカーボネータ−タンク５８に行き、そして多種飲料弁１６に行く。シロッ プはバッグインボックス容器（図示せず）から４個のシロップポンプ３６に行き 、次いでシロップ冷却用コイル６８に、そして多種飲料弁１６に行（。各ポンプ ３６はＣＯ２入り口、及び例えばＣＯ２作動式ポンプ用のシロップ入りロシロソ ブ出口を持つ。

分配モジュール１４は長い側壁と短い前壁とを有し、かつ分配モジュールハウジ ング６９、分配区画７０、分離した中空区画７２、及び蓋７４を備える。中空区 画７２は、図１及び２に示された運転モードにおいて、シロップポンプ３６を受 け入れるように後壁７８に開口部７６のある全体としてＵ字形にされる。中空区 画７２はボルト及びナンド８０により冷蔵モジュールハウジング２６に取り付け られる。

分配区画７０は、別々の上方部分８２と下方部分８４、図１と２におけるＬ字形 の飛沫避け８８、及び図３における平らな飛沫避け９０を備える。下方部分はド リップトレーユニットであり、ドリップトレー８５とコツプ置き８６とを備える 。ドリップトレーユニットは、これを中空区画７２及び／又は冷蔵モジュール１ ２に連結することができる。

」二方部分８２は、開口頂部９３と開口部後壁９４とを有するシェル９２を備え る。シェル９２は、ボルト及びナツト８０により、冷蔵モジュールハウジング２ ６及び中空区画７２の両者にボルト止めされる。

上方部分８２は選択ボタン２０、パネル９６、及び１個の多種飲料弁１６を備え る。分配機１０が正面向きに配置されたときの図１の配置においては、選択ボタ ン２０は分配モジュール１４の前壁９８の開口部１００内に置かれ、パネル９６ は側壁１０４の開口部１０２内に置かれる。

図２に示された運転モードにおいては、選択ボタン２０は側壁の開口部１０２内 に置かれ、パネル９９６は前壁の開口部１００内に置かれる。

図３の分離された配置においては、選択ボタン２０は図２におけるように側壁の 開口部１０２内に置かれる。

さて、選択ボタン２０とパネル９６の変換方法を説明することとする。

開口部１００と１０２とは同じ大きさであり、ボタンとパネルとは（蓋７４を外 して）頂部開口９３を通じて取り扱うことができる。パネル及びボタンの各は同 様な取付は板１０６に連結されて使用され、従って一方の説明で十分であろう。

板１０６は溝に適合するその底の縁に沿ったフランジ１０８を有し、かつこの板 は、壁に連結されたボルト１０７を受け入れるために、その頂部の縁の中央に置 かれた１個のスロット１０５を有し、更にその上に蝶ナツト１０９が取り付けら れる。流れ制御モジュール１１０の電磁石からボタン２０に至る電線は柔軟であ り、ボタンはある壁から別の壁に容易に移動させることができる。

さて、多種飲料弁１６を説明することとする。この弁１６は、１個のノズル１８ 、及び図１０に示された別々でかつ同様な流れ制御モジュール１１０を複数個備 える。流れ制御弁１１０のうちの１個はソーダ水用のものであり、また４種のシ ロップの各について１個ずつの別々のシロップモジュール１１０が４個ある。水 管路１１２が水の流れ制御モジュール１１０からノズル１８の中央開口に伸び、 一方、４個のシロップ管路１１１．１１２．１１３、及び１１４が、それぞれの 流れ制御モジュール１１０からノズル１８の頂部の円周状に配置された開口１１ ６の一つに伸びる。

図８を参照すれば、流れ制御モジュール１１０の各は、本体１２０及びこれを入 りロポート１２４から出口ボート１２６に通過する液体通路１２２を備える。こ の通路内に標準のピストンはね式流れ制御器１２８が置かれる。（電磁石、電機 子、及び弁座に着いたり離れたり動き得る弁部材を有する）電磁制御弁１３０が モジュール１１０を通過する流れの断続を制御する。このモジュールの利点は、 入りロボートと出口ボートとが反対側の面にあり、かつ中心線が平行であって設 置の容易な通路を有することである。

図１及び２に示された２種の配置の運転は以上の説明より明らかであろう。非常 に小さなカウンタートップの空間しか利用し得ないのであれば、このときは分配 機１０は、非常に狭い分配モジュールだけをカウンタートップ１１の上に置くこ とにより、これを図３に示されたツーピース式ユニットに変換させることができ る。

ワンピース式ユニットからツーピース式ユニットへの変換は、長い水管路とシロ ップ管路１３２、冷蔵モジュールハウジング２６に取り付けられた再循環式水ポ ンプ１３４、及び平らな飛沫避は板９０を含んだ小さな分離変換キットの支援に より現場で容易に行うことができる。変換をするには、蓋を取り、ボルト及びナ ツト８０を外し、再循環式水ポンプ１３４をハウジング２６に取り付け、そして 管路１３２を設置する。

更に、分配ユニットの２区画７０と７２との連結を断ち、ボルトとナツト８０を 用いて図１０に示されるように再び連結する。この方法で、これらの後壁の開口 部は互いに向かい合い、分配モジュールは平滑で消浄な外面を持つ。ドリップト レーはシェル９２に連結されないでドリップトレー支持具に連結され、この支持 具は中空区画７２に連結されかつ図１及び２に示されるように分配ユニットの側 区画７０及び７２の下方で伸びる。この支持具は中空区画７０からの連結を断た れ、次いで図３のドリップトレーの下方で伸びるように再連結される。

図９は図１及び２の運転モードに対する水管路の標準的な取付けを示し、図１０ は図３の運転モード用の追加した再循環水管路を示す。これが常に分配機に対し て冷水を提供する。

図１１は、中空区画７２が（異なった蓋及びドリップトレー支持具と共に）区画 ７２より奥行きの浅い別の中空部分１４２で置き換えられた点を除いて図３と同 様な別の実施例による分配モジュール１４０を示す。

この実施例は非常に小さなカウンタートップ空間しか利用できない場合に利用さ れるであろう。

図１２は、分配モジュール１４の分配区画７ｏの上方区画８２が、現存のキャビ ネット（これは壁面取付けともすることができる）の下側のようなシンクの上方 で、これを連結することにより独立して使用される本発明の別の実施例を示す。

図１３−２５は、本発明の変換可能な分配機２１０の好ましい実施例を示す。分 配機２１０は、図１３−２５を参照して以後説明される以下の差異を有するが上 述の分配機１ｏと同様である。

図１３及び１４は分配機２１０の通気構造を示す。分配機２１０は蓋２２８を備 え、この蓋２２８はその前方部分に空気入り目通風孔２２９及び後方部分に空気 出口通風孔２３０を持つ。冷蔵モジュール２１２は側壁２３８の上方部分に空気 入り目通風孔２３３を備える。

冷蔵モジュール２１２が分配モジュール２１４に取り付けられたときは、空気は 空気入り目通風孔２２９を通って冷蔵モジュール２１２に流入し、コンデンサー ２４６を通り、更に空気出口通風孔２３０を通って出る。しかし、モジュール２ １２と２１４とが分離されたときは、冷蔵モジュール２１２は局限された空間内 に置がれることか多く、空気の流れは空気出口通風孔２３０から入り口過風孔２ ２９内に直行し得る。これがコンプレッサーのモーターをよりしばしば作動さ也 より早く摩耗さ也更に飲料の温度を上昇させることがある。このため、この設定 においては、入り目通風孔２２９は（例えば、金属、木材又はプラスチックの） 板２３５により覆われ、このとき、空気は空気入り目通風孔２３３に流入し空気 出口通風孔２３０から出る。板２３５を有するこの配置が上述の問題を避けるこ とが見いだされた。

図１５及び１５Ａは、コンデンサー２４６（又はコンデンサーコイル）、冷却フ ァン２５２、冷却ファンモーター２５３、及び別の撹拌機モーター２５５を備え た冷蔵モジュール２１２の好ましい配置を示す。このファン及びファンモーター は、２個のねじ２６１により定位置に保持されるブラケット２５９を備えた一体 型の取り外し容易なモジュール型ユニット２５７として一緒に取り付けられる。

この配置は、分配機１ｏにおけるよりも大きなコンデンサーの使用を許す。

単に２個のねじ２６１を外すことにより、（蓋２２８を外した後で）全ユニット ２５７は、これを分配機２１０の直接上方に滑らして容易に外すことができる。

これにより、撹拌機モーター２５５及びこのモーター２５５に隣接して取り付け られた変圧器を含んだその他の構成要素に容易に接近できる。この特徴は、分配 機２１．０が多（のカウンタートップ式分配機のように別々のボンネット（又は ハウジングの」二半分）を持たないので重要である。多くの分配機では、接近は 蓋を外したときに頂部開口部を経なければならない。このため、この分配機２１ ｏ１おＪ′Ｘ型がつコンパクトであるが、内部の構成要素には容易に接近でき、 同時に外側シェルは大きな広告面積と端正な外見とを与える平滑、清潔、かつ連 続した面である。

図１６及び１７は、２個のモジュールが連結されたとき及び分離されたときの両 者における分配機２１０用の水及びシロップの管路を示す。

図１６及び１７は、共に、カーボネータ−タンク２５８の下流のソーダ水管路２ ７３における冷却用コイル２７１を示す。分配機２１０は図９及び１０に示され た予冷却用コイル６６も持つ。この予冷却用コイル６６は、カーボネータ−タン ク２５８内のより低いｃｏ２圧力の使用を許し、実際上、シロップポンプ３６を 運転するに要する圧力と同じタンク２５８内圧力の使用を許す。これが、カーボ ネータ−タンク２５８用の別のＣＯ２圧力調整器の除去を許し、更にｃｏ２シリ ンダー２７６の１個のＣＯ２調整器２７５だけによる分配機２１０の運転を許す 。

図１７は、再循環ソーダ管路２７７、モジュールが分離されたときに使用するポ ンプ２７９及びこのポンプの駆動用のモーター２８１を示す。

この再循環管路は全部がカーボネータ−タンク２５８より下流であることが注意 される。このポンプ作用は希望のように断続を制御できるが、好ましくは継続さ れたままに残される。この再循環ソーダ管路は、冷蔵モジュールが分配モジュー ルからある程度離れた位置に置かれた場合でも、常に冷たい飲み物を提供する。

図１７において、分離されたモジュール間の総てのソーダ水管路、シロップ管路 及び清水管路は、好ましくは、通常長さが約３．０５■（約１０フイート）の断 熱バイワン内に収容される。

図１７は、多種飲料用ノズル３００、電磁弁２８５、流れ制御器２８７、流れ清 浄器２８９、冷却用水槽２９１、カーボネータ−タンク２５８、ＣＯ，シリンダ ー２７６、圧力調整器２７５、シロップポンプ３６、カーボネークーポンプ２９ ３、清水管路２９５も示す。図１６は、分配モジュールと冷蔵モジュールとが連 結されたときには使用されないソーダ再循環システム用を除いた同じ構成要素を 示す。

図１８−２１は、ノズル本体３０２と注ぎ口３０４とを含み、分配機２１０に使 用される本発明の好ましいノズル３００を示す。ノズル本体は、これを通る水通 路３０６、及び１個が図２０に示される４個の別々のシロップ通路３０８を持つ 。水は水入りロポート３０９から真っすぐ落下してノズル本体の軸方向の通路３ １０を通り、最後に軸方向通路３１０と直角な２個の半径方向通路３１２及び３ １４内に分流する。通路３１２及び３１４は環状の溝３１６に開口し、水はここ から注ぎ口３０４に当たり、次いで流下して注ぎ口開口３１８から出る。４個の シロップ通路は互いに同じであり、その各は４個の別々のシロップ管路入りロボ ート３３０．３３１．３３２及び３３３の関係のものから出発し、以下説明され るように通路３０８としてノズル本体を通って続く。シロップ通路３０８は２個 の分離した通路３２０と３２２とに別れ、ノズル本体３０２の底壁３２８の間隔 を空けられ分離した２個の出口開口３２４と３２６とから出る。このノズルが、 混合を改良し、飲料コツプの成層を少なくし、更に飲料の残しを減らす。ノズル に注ぎ口を連結すするために、注ぎ口の２個のフランジを使用したバヨネット連 結のような適宜の公知の方法を使用することができる。

分配モジュール２１４の中空区画３７２は、シロップポンプ３６を覆うのでポン プ囲いと呼ばれるが、これは、単に頂部の２個のねじ３７３を外し、次いで区画 ３７２の下端の２個の穴から２個のピンを外すように持ち上げることにより容易 に除去でき、シロップポンプへの接近ができる。モジュールが分離されたとき、 ドリップトレーユニット３７５を区画３７２に連結するために、同じピン穴の配 置が使用される。このビン穴の配置は図２５に示される。中空区画３７２は２個 の穴５００及び５０２を有し、冷蔵モジュールは、これらの穴と組み合う２個の ピン５０４及び５０６を持つ。ドリップトレーは２個のピン５０８と５１０とを 有し、冷蔵モジュールはこれらのピンと組み合う２個の穴５１２及び５１４を持 つ。２個のモジュールが分離されたときは、ドリップトレーのピンは中空区画３ ７２の穴５００及び５０２に連結される。

分配機２１０は、図１の分配機１０の別々のドリップトレー支持体を使用しない 。２個のモジュールが連結されたときは、分配モジュールの２個の区画間の連結 が無いことが好ましい。

冷蔵モジュールは、その下方の凹所４００（図１５Ａ）、及びＣＯ２管路を受け 入れる側壁４０４の切欠き部４０２、水管路及びシロップ管路を備える。これら の管路の総ては凹所を通って上がり、次いでドリップトレーの下を通り、中空区 画内に入る。

ドリップトレーユニツ！−４１０は、ドリップトレー４１２及びコツプ置き４１ ４を価える。

分配機２１０は、希望のように脚を備え、又は備えないことができる。

もし冷蔵ユニットが脚を備えるならば、このときは脚は分配ユニットにおいても 使用されるが、その末端におけることが好ましい。

さて、図２２−２４を参照すれば、これらは幾つかの連結の詳細及びバイワン３ ００を示す。図１及び図１３の両実施例について上述されたように分配モジュー ルと冷蔵モジュールとが分離されたときは、長いシロップ管路及び水管路３０２ は、断熱された長い管又はバイワン３００に囲まれることが好ましい。図２４は 冷蔵モジュール２１２に連結されたバイワンの端部を示し、図２２と２３とは分 配モジュール２１４に連結された端部を示す。図２２に示されるように、バイワ ンは、好ましくは分配機が置かれるカウンター３０４の穴３０３を通って伸びる 。図２２はソーダ水再循環管路２７７用の取付け３０６を示す。

図２３に示されるように、多種飲料弁内に行く導管３０８は、０リング３１２と 溝３１４とを有する取付は具３１０を持つ。可撓性管路３１６の端部は、取付け ３１０具上を滑って組み合う連結具３１８を備える。

ピン３２０が連結具３１８の２個の穴３２２を通って滑り、溝３１４に入り管路 を導管３０８に保持する。弁１１０は、導管３０８をキー溝３２８内で下方に滑 らせ、取付は具３１０と弁１１０の後方との間に壁３２６を確保することにより 壁３２′６に保持される。簡単化のため、図２３には弁１１−０は示されない。

バイワンの他方の端部における冷蔵モジュールへの連結は、図２４に示されるよ うな同じ方法で行われる。

図２４はソーダ水再循環回路の戻り管路とポンプ２７９とを示す。ポンプ２７９ は冷蔵モジュールの下方外側面に取り付けられる。バイワンは分配モジュール２ １４の中空区画７２を通って上方に伸びる。ケーブル３３０内に電線がある。

図２５及び２６は本発明の変換可能な分配機６００の別の実施例を示す。この分 配機６００は上述された分配機、特に図３に示された配置、即ち、狭い分配モジ ュール１４がカウンタートップ１１の上にあり、冷蔵モジュール１２（又は２１ ２）がカウンタートップの下方にある配置と同様である。分配機６００において は、同じ冷蔵モジュールが使用されるが、異なった分配モジュール６０２が使用 される。分配モジュール６０２は図１の配置において示された完全な分配機１０ の部分ではなく（即ち、組込み式でない）、幾つかの追加部分を備え、そして分 配機１０（又は２１０）の部品のあるものは使用されない（放棄することができ る）。

本発明のこの実施例は、分配モジュール１４（又は２１４）が大き過ぎるとき、 及び小さなカウンタートップ式分配モジュール６０２を有することを希望すると きに使用される。しかし、分配モジュール６０２は分配モジュール１４（又は２ １４）と同じに据えられる。分配モジュール６０２は、分配用ヘッド６０４、ド リップトレー組立体６０６及び支持具６０８を備える、これらの部材は最初の分 配機１０（又は２１０）から得られずかつその部分ではない。分配モジュール６ ０２のハウジングは、頭部６０４、ドリップトレー６０６及び支持具６０８を備 える。

選択ボタン２０及び１個の多種飲料弁１６が使用され、これらは分配用ヘッド６ ０４内に置かれる。シロップ管路及び水管路はバイラン６１２内で一緒に束ねら れ、バイワンの周りに巻かれた電線６１４は総て支持具６０８の内側に置かれる 。分配モジュール６０２は分配モジュール１４よりも小さい。これは主にその幅 、即ちその横方向寸法が小さく、またこれは高さが低くかつその前後方向寸法の 小さいことが好ましい。分配用ヘッド６０２は弁１６に近く、即ち、弁１６と分 配用ヘッドとの間の間隙は小さい。更に、個々の流れ制御モジュール１１０は、 希望するならば、幅を小さく取るように再配置することができる。

分配モジュール６０２は、ねじ６１０によるか、又はＣクランプ（図示せず）に よるかのどちらかでカウンタートップにねじ止めされることが好ましく、かつ内 部に選択ボタン及び分配用の弁を受け入れかつ取り付ける手段を備え、これらの 手段は分配モジュール１４（又は２１４）用のものと同じである。

従って、分配機１０の部分である分配モジュール１４が特定の用途のために望ま しいものより大きいときは、顧客は、分配機１０、並びに分配用ヘッド６０４、 ドリップトレー６０６及び支持具６０８の追加の第２の分配モジュール装備の両 者を購入するであろう。分配機６００は、この追加の第２の分配モジ、−ル６０ ２を現存の分配モジュール１４の代わりに使用することを除いて、図３における と同じに据えられるであろう。

本当に小さな（特に狭い）分配モジュール６０２を作るために、分配機のボタン ２０ではなくて、より小さなボタンを使用し、更に個々の流れ制御モジュールを 狭くかつより密に再配置することができる。分配用ヘッド６０４は、好ましくは 取外し可能なボタンを有し、ボタン及び弁が適正に取り付けられた後で、ヘッド に頂壁及び側壁を取り付ける。

本発明の好ましい実施例が詳細に説明されたが、本発明の精神及び範囲から離れ ることなく変化及び変更をなし得ることを理解すべきである。

例えば、上述の好ましい実施例は多種飲料弁を使用したが、これは本質的なもの ではなく、この代わりに各飲料に対して別々の分配弁又は多種飲料弁と別々の弁 との組合せを使用することができる。更に、この好ましい実施例はバッグインボ ックスと共に使用するとして説明されたが、これはフィギャルと共に使用するこ ともでき、この場合はシロップポンプは備えられない。分配機は４種の別々のシ ロップと共に使用するとして説明されたが、この数は流れ制御モジュール及びシ ロップ冷却用コイルの数の変更により容易に変えることができる。別の形式及び 配置の選択ボタンも使用可能である。図１の配置と図２の配置とを切り替える際 に、ボタンを動かす代わりに、使用しない方を覆うカバーを付けるようにして両 方の位置にボタンを永久的に置くことができる。ここで用いられた用語「変換可 能」は、分配機が異なった利用可能な空間に適合するように大きさ及び形状を変 換し得ることを意味する。更に、図３のモード、好ましくは図１１のモードに変 換するときは、中空区画１４２は、中空区画７２が冷蔵モジュールに連結された ままで分配区画の部分とすることができる。また、長い管路を中空区画７２内に 収納することもでき、これにより変換が容易になり、かつ変換用キットの必要性 を避けることができる。分配モジュールを一体のユニットとして作ることができ 、更に冷蔵モジュールから分離されたとき、連結時に冷蔵モジュールに面する開 口側に追加の別パネルを加えることができる。冷蔵システムには冷却板を使用で きるが、機械式であることが好ましい。

ＦＩＧ　７ ＦＩＧＢ 国際調査報告 国際調査報告 ＵＳ　９２０４４９３ Ｓ＾　６１７９１

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．（ａ）冷蔵モジュールハウジングを有する冷蔵モジュール及び分配モジュー ルハウジングを有する分離した組込み式分配モジュールを備えた変換可能な飲料 分配機を準備し、 （ｂ）前記冷蔵モジュール内の水管路を前記分配モジュール内の水管路に連結し ； （ｃ）前記冷蔵モジュール内のシロップ管路を前記分配モジュール内のシロップ 管路に連結し； （ｄ）前記分配モジュール内に選択ボタン及び分配弁を設け；（ｅ）前記変換可 能な分配機をワンピース式カウンタートップユニットとして運転させたいときは 前記ハウジングを一緒に連結し；（ｆ）前記分配機をツーピース式ユニットとし て運転させたいときは前記ハウジングを互いに分離しかつカウンタートップの下 に前記冷蔵モジュールを置き； （ｇ）前記分配モジュールから前記選択ボタンと分配弁とを外して前記組込み式 分配モジュールより狭い第２の分配モジュールに前記ボタンと弁とを設置し； （ｈ）前記カウンタートップに前記第２の分配モジュールを固定し；そして （ｉ）前記水管路と前記シロップ管路とを前記分配弁に連結することを含んだ飲 料分配方法。
2. ２．（ａ）冷蔵モジュールハウジングを有する冷蔵モジュール及び分配モジュー ルハウジングを有し分離した組込み式分配モジュール；（ｂ）前記ハウジングを ワンピースユニットとして運転するようにこれらを互いに取り外し可能に連結し 、またカウンタートップ式分配モジュールでの使用のために前記冷蔵モジユール をカウンタートップの下に置き得るように前記ハウジングを互いに分離する取り 外し可能な連結用手段； （ｃ）前記冷蔵モジュール内の水管路を前記分配モジュール内の水管路に連結す る手段； （ｄ）前記冷蔵モジュール内の複数のシロップ管路を前記分配モジュール内の複 数のシロップ管路に連結する手段とを具備し、（ｅ）前記冷蔵モジュールは前記 冷蔵モジュールハウジング内に冷蔵ユニット及びカーボネーターを有し； （ｆ）前記分配モジュールは複数の選択ボタン及び飲料をコップ内に分配するた めの分配用ノズルのある多種飲料分配弁を有し；（ｇ）前記冷蔵モジュールは前 記分配モジュールより大きくかつ前記冷蔵モジュールハウジングは前記分配モジ ュールハウジングの長さと等しい幅を有し更に前記ハウジングが互いに連結され たとき前記冷蔵モジュールハウジングの一方の端部が前記分配モジュールハウジ ングの一方の側面に連結され； （ｈ）更に前記冷蔵モジュールハウジングの前記一方の端部にあって、その外面 に複数のシロップポンプを取り付けるための手段を具備し；（ｉ）前記分配モジ ュールハウジングの前記一方の側面はこれにシロップポンプ用の開口を有しかつ 前記分配モジュールハウジングは前記冷蔵モジュールに取り付けられた適宜のシ ロップポンプを内部に受け入れるために十分な大きさで前記開口に隣接した中空 区画を有し；（ｊ）更に、前記組込み式分配モジュールより狭い第２の分配モジ ュール、前記第２の分配モジュールをカウンタートップに固定する手段及び前記 選択ボタンと前記分配用弁とを内部に受け入れかつ取り付ける手段を具備するこ と を特徴とする変換可能な多種飲料用ポストミックス式飲料分配機。