JPH06507839A - 金属鋳物を熱処理する方法および装置 - Google Patents

金属鋳物を熱処理する方法および装置

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JPH06507839A JP4510888A JP51088892A JPH06507839A JP H06507839 A JPH06507839 A JP H06507839A JP 4510888 A JP4510888 A JP 4510888A JP 51088892 A JP51088892 A JP 51088892A JP H06507839 A JPH06507839 A JP H06507839A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 金属鋳物を熱処理する 方法および装置 関連出願への相互参照 本出願は米国特許出願第077415.135号の一部継続出願である。
技術分野 本発明は、一般には中空の金属鋳物を熱処理する方法および装置に関する。詳し くは、砂型を有する金属鋳物を熱処理する方法および装置であって、この砂型を 取り除き、また砂型の材料を回収して再利用する向上した方法および装置に関す る。
発明の背景 シリンダーヘッド、エンジンブロックなどの中空の金属鋳物を製造する様々な方 法および装置が知られている。アルミニウムの鋳物を製造する従来のプロセスで は、典型的には、ブロックの外面輪郭を内壁に形成した鋳鉄製の「フラスコ型」 の金型を用いる。砂と有機結合剤との混合物により予め成形され、また鋳物の内 面輪郭をその外表面に形成した砂型が金型内に配備される。次に、この金型に溶 融アルミニウム合金を充填する。
アルミニウム合金を固化した後、鋳物を金型から取り外す。
未処理のアルミニウム合金は硬度および強度が所望のレベルに達しないことがあ るため、鋳物を熱処理して金属を強固にまたは硬化する必要がある場合が多い。
従来の製造プロセスでは、鋳物を熱処理する前に、砂を鋳物の内部から取り除く 。
作業者が気圧式チゼルで素材の内部から砂を掘り出す。次に鋳物は「砂落し」シ ステムに供給され得る。これは、砂をさらに粉砕して鋳物の内部からふり落とす ために鋳物を激しく揺り動かす振動テーブルである。砂が取り除かれると、鋳物 を高温で加熱し次に焼入れを行うことによって従来の方法で熱処理する。場合に よっては、鋳物をさらに低温で加熱しアルミニウム合金の「時効」を行う。
後で再利用するために、鋳物の内部から取り除かれた砂を回収することを望む場 合は、砂を処理するための工程をさらに行わなければならない。チゼルにより砂 の掘り出しおよび鋳物を振り動かすことによって取り除かれた砂は砂焼却装置に 送られ、そこで結合剤が焼却される。
アルミニウム合金の鋳物を製造する従来のプロセスには多くの欠点がある。チゼ ルによる堀り出しおよび振り落としによって砂を鋳物の内部から取り除く工程は 、その時点では硬化されていないアルミニウム合金に損傷またはきずを与える結 果となることが多い。さらに、砂落しプロセスは手作業で行わなければならず従 って労力集約型であるため、製造フロセスのコストが高くなる。また、再利用の ために砂を回収するのに必要な追加工程は時間がかかり、また労力および設備費 が余分に必要となる。砂を回収するプロセスはコストがかかると共に、結合剤の 廃棄生成物の取り扱いに関して環境問題を引き起こす。
金属物体を砂型鋳造する従来の方法および装置に関連する欠点のいくつかを克服 するために様々な努力がなされている。
1つの例が米国特許第4.411,709号に開示されている。ここでは、アル ミニウム合金の鋳物を製造する方法は、砂と有機樹脂結合剤とから形成される砂 型を内部に有する金型に溶融アルミニウム合金を鋳込む工程を包含する。合金が 固化した後、鋳物を振り動かして砂型を破壊することにより、砂型を形成するた めに使用した砂の約半分を容易に鋳物から除去し得る。
続いて、鋳物を加熱して、砂型の残りの部分の有機樹脂結合剤を焼却する。これ により砂の結合が解かれ、残りの砂の約80%(砂型全体の約40%)が重力に より鋳物から落下する。この後、水浴で鋳物の焼入れを行い、鋳物に水を流すこ とにより鋳物中の残りの砂を取り除く。
上述の米国特許第4.411.709号に開示された方法では、鋳物から砂型を 振動により落とすプロセスが排除されるため、従来の技術より優る利点がいくつ か得られるが、依然として、熱処理の前に鋳物を振り動かすまたは激しく揺する 必要があるため、および砂を回収して後で再利用するために必要な工程を追加す る必要があるため不利である。上述の特許はまた、金属の硬度を高めるための時 効硬化プロセスを包含しない。
さらに、上述の米国特許第4.411.709号で開示された方法は、鋳物から 砂を取り除くのに重力に依存するため、結合剤を焼却した後、平坦なおよび上側 が凹形状の表面では砂が落下せず残留することになる。
発明の要旨 後に明らかとなるように、本発明は従来の鋳造プロセスに関連する上記のおよび 他の欠点を克服する。一般には、本発明は、砂型を有する金属鋳物を熱処理する 方法および装置であって、砂型を取り除き、また砂型の材料を回収して再利用し 得る向上した方法および装置を提供する。本発明の方法および装置によれば、熱 処理の前にチゼルにより堀り出しまたは鋳物を振り動かす必要がないため、これ らの工程に関連して起こる損傷の可能性が排除される。さらに、本発明は砂を清 浄な状態で回収する。
より詳しく述べると、本発明は、結合剤により結合された砂を含む砂型を有する 金属鋳物を熱処理する装置である。炉は内部に鋳物を受容する作業室を含む。鋳 物と砂型とが、砂型の結合剤を燃焼させるのに十分な温度に加熱されるように、 加熱手段により作業室が加熱される。これにより結合剤が焼却して砂型の砂のみ が残る。装置はさらに、砂の一部が鋳物からふるい落とされるように、鋳物の周 りに空気流を通わせる空気通流手段を備える。作業室内に配置された、例えばス クリーンなどの手段が、砂型のうちの、結合剤が燃焼する前に鋳物からふるい落 とされる部分を保持する。炉と連動する手段により、鋳物からふるい落とされた 砂が集められる。このようにして集められた砂には結合剤は含まれず、再利用に 適したものとなる。
別の局面では、本発明の装置は、加熱された鋳物を浸漬させる水を入れるための 焼入れタンクを備えている。このタンクは鋳物内に残された砂がふるい落とされ るように水を撹拌するための撹拌手段を備えている。タンクと連動した集積手段 がふるい落とされた砂と水の一部をタンクから取り除き、水の大部分を砂から分 離する 本発明の別の局面は、結合剤により結合された砂を含む砂型を有する金属鋳物を 熱処理する方法を包含する。内部に砂型を有する鋳物は、砂型の結合剤を燃焼さ せるのに十分な温度に加熱される。これにより結合剤が焼却して砂型の砂のみが 残る。次に、砂の一部が鋳物からふるい落とされるように、鋳物の周りに空気流 を通わせる。結合剤材料が燃焼する前に鋳物からふるい落とされる砂型材料の塊 りは炉内で捕獲および保持され、ここで結合剤材料を燃焼させる。次に、鋳物か らふるい落とされた砂が集められ、このようにして集められた砂には結合剤材料 は含まれず、再利用に適したものとなる。
従って、本発明の目的は、金属鋳物を熱処理する向上した方法および装置を提供 することである。
本発明の他の目的は、砂型を金属鋳物から取り除く向上した方法および装置を提 供することである。
本発明の他の目的は、鋳物が損傷する危険を最小限にする、砂型を金属鋳物から 取り除く方法および装置を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、従来の方法および装置より労力およびコストが少な くてすむ、砂型を金属鋳物から取り除く方法および装置を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、砂型材料を再利用に適した状態で回収するため、回 収された砂をさらに処理する必要がない、砂型を鋳物から取り除く方法および装 置を提供することである。
本発明の他の目的、特徴、および利点は、図面および添付の請求の範囲との関連 において、以下の記述により明かとなる。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の、金属鋳物の熱処理、焼入れ、および時効を行う装置の第1の 実施態様の平面図である。
図2は、図1の装置の熱処理炉の一部破砕側面図である。
図3は、図2の熱処理炉の一部破砕端面図である。
図4は、図1の装置の焼入れタンクの一部破砕側面図である。
図5は、図1の装置の時効釜の一部破砕端面図である。
図6は、本発明の、金属鋳物の熱処理、焼入れ、および時効を行う装置の変形実 施態様の一部破砕側面図である。
開示された実施態様の詳細な説明 図面において、類似した参照番号は類似した構成要素を示す。図1は、本発明の 、金属鋳物の熱処理および時効を行う装置10を示す。本実施態様においては、 金属鋳物は従来の方法でアルミニウム合金から鋳造されるシリンダーヘッドであ る。鋳造プロセスは当業者には既知であるため、本発明を構成する部分ではない 。従って、鋳造プロセスについては簡単に述べるにとどまる。
鋳造プロセスは、シリンダーヘッドの外面輪郭が内表面に形成された、鋳鉄製の フラスコ型の金型を使用する。砂と適切な結合剤とからなり、鋳物の内面輪郭を 画定する砂型が金型内に配備される。適用に応じて、結合剤はフェノール樹脂結 合剤、フェノールウレタン「コールドボックス」結合剤、または他の適切な有機 結合材料であり得る。次に、金型に溶融アルミニウム合金を充填する。合金が固 化したら、金型から鋳物を取り出して熱処理および時効を行う。
熱処理および時効を行う装置は、熱処理炉11と焼入れタンク12と時効釜13 とを備えている。本実施態様では、これら3つの構成要素はU形状に配置され、 熱処理炉11がU形の一方の脚部、焼入れタンク12がU形の基部、および時効 釜13がU形の他方の脚部を構成する。しかし、スペースが制約される場合は、 直列形状またはL形状の配置もまた使用し得る。
図2および図3に示すように、熱処理炉11は内部に作業室15を形成する。炉 11は多くの異なる領域16を有する。
これら領域の特徴および目的については後述する。本実施態様では、炉は参照番 号16A〜Hで表わす8つの領域を有する。しかし、領域16の数は重要ではな く、炉を分割する領域の数は、個々の適用に応じてこれより多くても少なくても よい。
炉11の各領域内には、一対のバーナー18が垂直側壁19に取り付けられ、対 角に配置されて互いに対向する方向に発火して炉の作業室15を加熱する。バー ナー18は従来の、中位の速度の適度な空気バーナーであり、これらは多くの異 なる製造業者により市販されている。図3に示すように、各バーナー18は、バ ーナーに天然ガスを供給するための燃料ライン20を有する。空気ライン22に よってバーナーと連通ずる燃焼空気送風装置21により燃焼空気がバーナーに供 給される。空気ライン22内にはバタフライバルブ23が配置され、バーナー1 8に送風される空気量を制御するように調整され得る。
/(−f−181;i、炉11の作業室15を約850@〜10000Fのm度 に加熱するように設計されている。本実施態様では、作業室15は約980°F の温度に加熱される。第1領域16Aおよび第4Q域から第8領域16D−Hの バタフライバルブ23は、各々のバーナー18に10〜1菖の酸素を導入するよ うに調節される。第2領域16Bおよび第3領域16Cのバタフライバルブ23 は、各々のバーナー18に13〜17%の酸素を導入するように調節される。各 領域16に送られる酸素の量を制御する機能と目的については後述する。
炉11はさらに、加熱領域16の上流側に配置される予熱室24を有する。加熱 領域16からの排気ガスが予熱室24を通ってこれを約soo’〜700’ F に加熱する。予熱室24を加熱するためにバーナーではなく排気ガスを利用する ことによって、相当量のエネルギーが節約される。炉11は上流端部26に人口 ドア25および下流端部28に排出ドア27を有する。別のドア29により予熱 室24が加熱領域16から分離される。炉の壁を通しての熱の損失を防ぐために 、セラミックファイバー絶縁層30が炉の外壁31の直向側に設けられている。
セラミックファイバー絶縁層の内側面には金属ライナー32が設けられている。
金属ライナー32の目的は、飛散する砂の摩耗効果から絶縁層31を保護するこ とである。
これについては後でさらに詳しく述べる。
炉11の作業室15内には、素材を支持、および矢印38により示す移動方向に 炉を通って搬送するための複数の駆動ローラ36を有する炉床34が設けられて いる。ローラ炉床34およびローラ36の駆動メカニズムは当業者には既知の従 来の設計のものである。炉11の入口および出口位置では、ローラ炉床34は、 素材を炉へおよび炉から迅速に搬送するための高速クラッチ作動ローラを備えて いる。さらに、ローラ炉床34の、素材を炉の予熱室24がら加熱領域16に搬 送する部分もまた、高速のクラッチ作動ローラを備えている。
炉ll内に配置されるローラ炉床の大部分は一定の速度で駆動される。
鋳物の炉11への積載および炉内での搬送を容易にするために、鋳物をバスケッ ト4oに積み込んで、このバスケットをローラ炉床34に載置して炉を通して搬 送することが行われる。本実施態様では、各バスケラ1−40は40〜50個の 素材を保持する。バスケラl−40は開放構造であるため、素材からふるい落と された砂はバスケットから自由に落下する。素材から砂を容易に除去するために 、砂がさらに容易に落下するように素材はバスケy)40内に斜めに配置される 。
さらにローラ炉床34について述べれば、ローラ炉床が炉11を通して素材を搬 送する速度は、装置10の生産能力の関数である。従って、炉11が新しい素材 バスケットを35分毎に受け入れるようにされた本実施態様では、ローラ炉床3 4は、先行する素材バスケットを35分以内に、次の素材バスケットを炉内に入 れるのに少なくとも十分な距離だけ離れた地点まで搬送していなければならない 。本実施態様では、バスケットの大きさおよび装置の生産要件に基づいて、ロー ラ炉床34は時速約6フイートの速度で素材を炉11を通して搬送する。
ローラ炉床34の速度が与えられると、ドエル時間、すなわち素材が炉11の作 業室15内で露出される時間は炉の長さの関数である。時速6フイートで移動す るローラ炉床34で素材を6時間熱処理することを望む場合は、炉11の長さは 1個のバスケット40の長さおよびドア端部の隙間を加えて少なくとも36フイ ートなければならない。
各領域の垂直中央線には、炉11の上部45に軸流ファン44が取り付けられて いる。ファン44は対応する領域内の空気を還流させて毎分3000〜5000 フイートの空気流を提供する。炉11の最初の5つの領域16A〜Eでは、ファ ン44は配管46によって空気を作業室15へと下方向に流す。第6領域16F では、側流配管(図示せず)によって空気は素材の周りを平行に流れる。第7領 域16Gでは、ファン44は空気を作業室15内を通って上方向に流す。第8領 域16Hでは、ファン44は最初の5つの領域16A〜Eと同様の方法で配管4 6によって、空気を作業室15へと下方向に流す。各々の領域16内で空気流パ ターンを変える理由については、後に詳しく説明する。
炉11内のローラ炉床34の下方には複数のステンレススチール製の樋50が配 備されている。この目的は、作業室15内で鋳物から落下する砂を集めるためで ある。樋50の内壁は平坦で水平方向に対して45°傾いている。壁は、砂が「 ブリッジ」を生じることな(樋50の底に落下するのに十分な角度とされる。湿 った砂を扱う従来の樋は典型的には60°の角度の壁を有するが、炉11内の樋 50は極めて乾燥した砂のみを扱うため、45°以下の角度の壁でも砂が樋にブ リッジを生じることなく砂を集め得る。
最初の3つの領域16A〜Cの各々には、ローラ炉床34の下方および樋50の 上方に174インチのスクリーン52が配置されている。スクリーン52は鋳物 からふるい落とされる、して樋50に落ちるのを防ぐ。砂型を融合させているフ ェノール樹脂結合剤が完全に焼却する前に素材からふるい落とされ得る砂型材料 の塊りはすべてスクリーン52上に保持される。スクリーン52上に集められた 砂型材料の塊りは、炉11内の熱および酸素を多く含む空気流に曝されるうちに 、結合剤が焼却し、この時点で塊りが分解する。塊りが174インチより小さい 大きさに分解すると、砂はスクリーン52を透過して落下する。
スクリーンの目が細かいと、鋳物からふるし)落とされる砂流により詰まること が多いため、174インチより小さく蔦大きさのスクリーンは実用的でないこと が分かつて−)る。また、所望であれば、スクリーン52は領域16A−Hのす べてにおいて樋50を横断して配置し得るが、砂型材料の塊り力(鋳物からふる い落とされる危険性が最も大きいのは最初の3つの領域16A−C内であること が分かつて一喝。従って、本実施態様では、スクリーンは領域16A−Cの樋の 上方のみ:こ配置され、残りの領域16D−Hの樋の上方に(まスフ1ノーンは 必要ない。
本実施態様はさらに、樋50の上方およびスクリーン52の下方に複数の逆V字 形のバッフル53を配備している。スクリーン52を透過する砂はバッフル53 に突き当り、バッフルの傾斜側面を転がり落ちる。このようにして、砂の小さい 塊りが落下する場合でも樋50に落ちる前にさらに破砕される。本実施態様では 、パブフル53は下端部に上向きのフランジを有し、これらフランジによりパブ フルは構造的に強固となり、また砂粒子が樋50に落下する前に衝突する別の表 面が提供される。
図3に示す配管46についてさらに詳しく述べると、配管は下端部55で終結す る垂直壁54を有する。配管46の下端部55とローラ炉床34との間には狭い 間隔56が形成されている。間隔56の寸法は、ローラ炉床34の上方に戻り空 気流路が形成されないように厳密に制御される。代わりに、空気流はローラ36 間を通り、スクリーン52およびパブフル53をかすめて通った後、配管46の 垂直壁54の外側を上方向に戻る。この空気流の重要性については後述する。
スクリューコンベヤーすなわちオーガー58の一方の端部が谷樋50の底と連通 し、谷樋に集まる砂を取り除く。本実施態様では、スクリューコンベヤー58は 定期的に運転されv150を空にする。砂の大部分が最初の3つの加熱領域16 A−Cの樋に集められるため、これらの領域の樋と連通したオーガー58は15 分毎に2分間運転される。残りのスクリューコンベヤー58は25分毎に2分間 だけ運転される。すべてのスクリューコンベヤー58は砂を鋼鉄製の振動砂コン ベヤー59に空ける。このコンベヤーは、損傷を受けずに9゜O°F程度の高温 の材料を収容し得る、往復移動を行う鋼鉄製の床を有する。コンベヤー59は再 生された砂を中央集積容器60まで搬送し、ここで再利用のため保管される。
次に、図4に示すように、熱処理炉の下流側の端部には焼入れタンク12が配備 されている。焼入れタンク12の容量は一度に浸漬される素材の数およびその大 きさ、素材を構成する合金の比熱、および素材が加熱された温度の関数である。
好ましくは、焼入れタンク12は、タンクに浸漬される一回分の素材による水温 上昇が10°Fを超えないように十分な水を貯留すべきである。本実施態様では 、水4.000ガロンの容量を有する焼入れタンク12によってこの要件が満た される。
タンクに素材バスケットを浸漬するために、焼入れタンク12は従来のラックア レンジメント62を有する。ラック62は、素材をラックに送るための複数の駆 動ローラ64を有する。素材バスケットは、ラック62が図4に実線で示す上昇 位置にあるとき、ラックに積載される。この時点でローラ駆動メカニズムは停止 され、素材を載せたラック62はエアーシリンダー(図示せず)によってタンク 12内に下ろされ、素材バスケットは図4に点線で示す最も低い位置に到達する 。
焼入れタンク12は完全に自動化され、炉の排出ドア27が開口を始めた後10 秒以内には積載物を完全に浸漬させるように設計されている。焼入れタンク12 は水を適切な焼入れ温度まで予熱し、各サイクル後に焼入れ温度に戻すために冷 却プレート66を備えている。焼入れタンク12はまた、タンクの水を撹拌する ためのツインプロペラ撹拌器68と方向羽根とを備えている。素材を約8分間浸 漬した後、エアーシリンダーが作動してラック62を上昇させ素材をタンク12 から引き上げる。当業者には周知のように、以上述べた焼入れタンク12の特徴 のすべては既知である。
上述の従来の特徴に加えて、焼入れタンク12は、焼入れプロセスの間に素材か ら解放され得る砂を回収するための他の特徴を有する。タンク12は基部内に樋 72を備えて、鋳物からふるい落とされ水に沈澱する砂を樋の底に集める。樋7 2の底には水密のスクリューオーガー74が配備され、このオーガーは保持領域 76と連通している。2重の仕切り板を有するスラリーポンプ78により、保持 領域76の底から材料が吸引され、振動砂乾燥器80に搬送される。振動砂乾燥 器80は従来の設計のものであるため、図面には概略のみを示す。砂乾燥器80 は振動し回転する150メツシユのスクリーンを有し、このスクリーンは、水は 通すが150メツシユより大の粒子物質は通さない。大きすぎてこのスクリーン の開口部を通過できない粒子物質は振動により砂コンベヤー59に移される。ス クリーンを透過する水は落下してスクリーンの下の集水器に収容される。集水器 は30ガロン容量のタンクと流体連通し、このタンクから水は定期的に焼入れタ ンク12に移される。
焼入れタンク12から取り出された素材は時効釜13に導入され、析出硬化を行 って鋳物の硬度を増大させる。時効炉は従来の設計のものであるため説明は簡単 にする。図5に示すように、本実施態様の時効釜13は4つの領域からなる釜で あり作業室85を有する。釜13は釜外l!86、セラミックファイバーの絶縁 ブランケット88、および金属ライナー。
90を有する。釜13の長さ方向の中心線に沿って配置されたファン92により 、釜の作業室85全体に加熱空気が循環する。作業室85を通って素材を搬送す るために、釜13は、素材を釜を通って搬送させるためのローラ炉床94を有す る。
炉11のローラ炉床34と同様に、ローラ炉床94の、素材を釜13へ入れるお よび釜から取り出す部分は、高速のクラッチ作動ローラを備えている。釜13内 に配置されるローラ炉床94の大部分は一定の速度で素材を搬送する。炉11の ローラ炉床34の速度に関連して上記に説明したように、ローラ炉床94の最低 速度は装置10の生産要件によって決定される。このようなローラ炉床94の必 要最低速度による制約が与えられる場合は、素材が釜13内に露出される最大ド エル時間は釜の長さの関数である。本実施態様では、ドエル時間は約4時間であ るが、鋳物に使用される合金および鋳物に必要とされる特徴に応じて、20時間 までの時効時間に対しては、より長い釜が所望され得る。
釜13は、釜の内部を加熱するための多くのバーナー96を有する。本実施態様 では、バーナー96は釜の内部を450’±56Fの温度に加熱する。しかし、 時効される合金および所望の硬度に応じて釜内の温度は250@〜500’ F であり得る。
時効釜13は下部分に一連の樋98を有する。しかし、砂のほとんどは熱処理工 程および焼入れ工程の間に取り除かれているため、素材が時効釜13に導入され るとき素材に残された砂の量はと(僅かである。釜13ではふるい落とされる砂 の量は非常に僅かであるため、砂を自動的に集めて中央再生砂置場に搬送するた めの設備は設けられていない。これに代わって、樋98は比較的長い間隔で釜の 定期点検時に空にされ得る。
次に装置10の操作について説明する。鋳物の溶融アルミニウム合金が固化する と、鋳物は各々の金型から取り出されバスケット4001つに移される。バスケ ット40の各々は40〜50個の素材を保持するのに十分な大きさであり、前述 のように、開放構造であるため砂は自由にこれを通り抜ける。
素材の空洞部から砂を容易に取り除(ために、素材をバスケット40内に斜めに 配置すると有利であり得る。
素材バスケット40は炉11の上流端部26でローラ炉床34上に載置される。
炉11の入口ドア25が開口し、高速のクラッチ作動ローラが素材バスケット4 0を予熱室24に搬送する。炉11からの排気ガスが予熱室24を通り、素材を 約380” Fの温度まで上昇させる。素材は、先行するバスケットが、次のバ スケットを炉内に入れるのに十分な距離だけ離れた地点に移動するまで予熱室4 8内で露出される。従って、本実施態様では、素材は予熱室で約35分間露出さ れる。
先行するバスケットが炉内の離れた地点まで移動して次のバスケットが入るのが 可能になると、予熱室24と作業室15との間のドア29が開いて、高速のクラ ッチ作動ローラがバスケット40を作業室に搬送する。
天然ガス発火バーナー18により炉11の内部が約980’ Fの温度に加熱さ れる。この温度は、鋳物を熱処理するだけでなく、砂型を融合している有機結合 剤を焼却するのに十分な温度である。従って、鋳物が炉11の作業室15内で加 熱されると、結合剤が焼却し砂型材料からなくなる。結合剤が焼却すると、砂型 を構成する砂が解放される。砂は重力、およびファン44により炉内に生成され る毎分3000〜5000フイートの空気流によって鋳物からふるい落とされる 。
前述のように、8つの領域16のうちの第2領域16Bおよび第3領域16Cで は13〜17%の酸素が、一方残りの領域16Aおよび16D〜■(では10〜 13%のみの酸素が供給される。
このような燃焼の大部分は第2領域および第3領域で起こることが分かつている 。第1領域16Aでは鋳物および砂型+1燃焼温度980°Fまで加熱され、後 の領域16D−Hでは燃焼は実質的に完了している。さらに、燃焼の大部分が起 こる領域では、有機結合剤材料の燃焼は約4〜5%の酸素を消費する。従って、 領域16Bおよび16Cのバーナー18は、結合材料の燃焼によって消費される 酸素を補償するためおよび燃焼プロセスを促進するために、他の領域に比べて約 4〜5%だけ多い酸素が供給されるように調節される。しかし、残りの領域16 Aおよび16D−Fでは、バーナー18は領域16Bおよび16Cが必要とする ような過剰量の空気を供給するようには調節されない。加熱すべき過剰量の空気 がないため、燃焼がより少ないこれらの領域のバーナーは、炉のすべての領域に 過剰量の空気が供給されると想定した場合に比べて、より効率的に作動し得る。
素材と素材内の砂型とは約1時間にわたって980’ Pの温度に加熱される。
素材が980” Fの「ソーク」温度に達すると、素材は炉内にさらに5時間放 置される。従って、炉内には合計6時間露出される。他の適用では、使用する合 金および所望の金属特性に応じて、ソーク時間は12時間程に長くてもまたは4 時間はどに短くてもよい。
素材は、最初の5つの領域16A−Eを通って搬送されるとき、下向きの空気の 乱流に曝される。素材が第6領域16Fを通過するときは、側流配管により空気 は素材の周りを平行に流れる。次に、素材が炉11の第7領域16Gを通過する ときは、作業室15を通って空気を上向きに送る各ファン44によって生じる上 向きの空気の乱流に曝される。最後に、素材が第8領域16Hを通過するときは 、素材は再び下向きの空気流に曝される。この一連の下向き、横向き、上向き、 および下向きの乱流により、砂の約85%を素材からふる0落とすことができる 。
当業者には明らかなように、毎分3000〜5000フイートの空気流によって 炉内に飛散する砂粒子により、炉11の内表面が摩耗する恐れが十分にある。従 って、炉のセラミックファイバー絶縁層31への損傷を防ぐために、金属ライナ ー32を設は得る。
鋳物からふるい落とされる砂はバスケット40を通り抜けて落下し、ローラ炉床 34のローラ36間の間隙を通り、スクリーン52を透過して、バッフル53に 衝突して炉床の下方の樋50に落ちる。炉の最初の3つの領域にわたって素材か らふるい落とされ得る、有機樹脂により結合されたままの砂の塊りは、樋50の 上方のスクリーン52上に捕獲され、炉の熱により残りの結合剤が焼却するまで ここに留まる。残りの結合剤が焼却すると、砂の塊りは分離し、砂はスクリーン 52を透過して落ち、バッフル53に衝突することによりさらに塊りが砕かれ、 樋50に落ちる。
樋50に落下する砂はスクリューコンベヤー58によって通常の砂コンベヤー5 9まで搬送され、次にこのコンベヤーが集積容器60まで搬送し、砂は再利用さ れる。このように回収される砂は、熱処理プロセスの間に有機樹脂が焼却してい るため実質的に純粋である。
素材が熱処理炉11の下流端部94から退出すると、次に焼入れが行われる。焼 入れタンク12内の水は適切な焼入れ温度に予熱される。鋳物バスケット40は 駆動されたローラ64によってラック62に積載される。ラックは、炉の排出ド アが開口を始めた後10秒以内に水に浸漬される。素材が浸漬されている間、ツ インプロペラ68によりタンク内の水が撹拌され、また方向羽根により素材の周 りの水の流れの向きが決められる。撹拌された水により素材の空洞に残った砂が すべて素材から洗い流されタンク12に流出する。素材は約8分間浸漬され、こ の浸漬が終わるとエアーシリンダーの作動によりラブクロ2が持ち上げられてタ ンク12から取り出される。素材が焼入れタンクから取り出されたときには、残 りの砂の実質的にすべてが鋳物から取り除かれている。次に鋳物の時効が行われ る。
一方、焼入れタンク12で鋳物から洗い流された砂は沈澱してタンクの底の樋7 2に集められる。スクリューオーガー74により砂と水とよりなるスラリーが保 持領域76に搬送され、また2重の仕切り板を有するポンプ78によりスラリー は振動砂乾燥器80へと移動する。スラリーに含まれる水は振動スクリーンを透 過してスクリーンに隣接した集水器に落下する。このようにして砂から分離した 水は保持タンク82に搬送され、ここから焼入れタンク12に戻される。振動ス クリーンの上部に残された砂はスクリーンから砂コンベヤー59に排出され、こ こで炉11の樋50からの砂と合流して再生容器60へと搬送される。
焼入れプロセスが完了すると、素材は時効釜13に導入される。バーナー96が 釜13の作業室85を約450’ Fに加熱する。素材バスケット40はローラ 炉床94により、釜13の作業室85をゆっくりと搬送され、約4時間にわたっ て本実施例の釜の温度450’ Fに曝される。前に示唆したように、時効釜1 3内でのドエル時間は、使用される特定の合金および鋳物の所望の金属特性に応 じて4〜12時間であり得る。
作業室85内の空気をファン92によって還流させることにより、素材の均一な 加熱が促進される。時効プロセスの間に素材からふるい落とされる砂は沈下して 釜13の底の樋98に集められる。素材が時効釜13から送り出されると、加熱 および時効プロセスが終了する。
上述の装置10の操作の説明により理解されるように、本発明の第1の特徴は、 鋳物および砂型を炉11の熱に露出することによって、砂型を結合しているフェ ノール樹脂を燃焼させることである。このような燃焼の大部分は8つの領域のう ちの第2領域および第3領域でおこることが分かつている。
第1領域16Aでは鋳物および砂型は燃焼温度980°Fまで加熱され、後の領 域16D−Hでは燃焼は実質的に完了している。従って、領域16Bおよび16 Cのバーナー18は、これらバーナーに必要な過剰量の空気が供給されるように 調節され、これによって、これらの領域では燃焼プロセスを促進するのに十分な 酸素が確実に供給されるようにする。本実施例では、領域16Bおよび16Cの バーナーは13〜17%の酸素を供給するように調節される。しかし、残りの領 域16Aおよび16D〜16Fでは、バーナー18は10〜13%のみの酸素を 供給するように調節される。加熱すべき過剰量の空気がないため、燃焼がより少 ないこれらの領域のバーナーは、炉のすべての領域に同じ過剰量の空気が供給さ れると想定した場合に比べて、より効率的に作動し得る。
上述の実施態様は連続プロセスに関して開示している。すなわち、素材は装置l Oに連続的に導入される。従って、複数の素材がプロセスの異なる工程で同時に 処理されている。
この連続工程では、素材のいくつかに対して熱処理が行われているとき、同時に 他の素材に対しては焼入れ処理が行われており、さらに他の素材に対しては時効 が行われている。実際、あらゆる特定の時間において、複数の素材バスケットが 炉11内の様々な位置で処理されている。い(つかは熱処理プロセスが始まった ばかりであり、一方、いくつかはこのプロセスがさらに進んだ位置で処理されて いる。すべてが装置内で連続的に前進している。しかし、本発明は、いかなる所 定の時間においても1つのバッチの材料のみが処理されるバッチ処理にとっても また同様に適切である。
図6は本発明のバッチ式熱処理装置110を開示している。
バッチ装置110の構成部品のいくつかは前述の構成部品と同一であるため前述 の参照番号と同じ参照番号により示す。
従って、前述の構成部品は100より小さい参照番号によって認識され得る。連 続型の熱処理炉に関連して述べていない構成部品は100より大きい参照番号に よって示す。
装置110は脚部114上に持ち上げれられた高架式底開き炉111を有する。
空気圧、油圧、または機械的な力によって動力が与えられる昇降メカニズム11 6の動作によって、素材は炉111へ上昇およびこれから下降される。本実施態 様では、昇降メカニズム116は素材バスケット4oをひっかけるためのフック 118を備え、これによりバスケット全体が持ち上げられ炉に入る。炉の底のス ライディングドア120は内部に一対の集抄機122を形成している。樋122 の上方に設けられたスクリーン52により、174インチより大きい粒子が樋に 落下するのを防ぐ。空気圧により作動する高温のスライディングゲートは、選択 的に作動して樋122に集められた砂を排出する。
連続炉11におけるように、バッチ炉110は、炉内の熱を保持するためのセラ ミックファイバー絶縁ブランケット124、およびこのセラミックファイバー絶 縁体を飛散する砂から保護するための金属ライナー126を備えている。炉の上 部に取り付けられたファン44により毎分3000〜5000フイートの速度で 炉内の空気が還流する。炉110の側壁に取り付けられたバーナー18が炉の作 業室130を加熱する。バーナー18はここでも120〜160%過剰の空気を バーナーに供給する手段を有し、この結果、炉内の環境は10〜12%の酸素を 含有する。
高架式の炉110の下方には一対のトラック140が敷かれている。焼入れタン ク148と集砂容器150とバスケット移送領域152とを備えた焼入れタンク 兼移送車145が、トラック140に沿ってホイール146上を移動する。移送 車145は選択的に作動して、底開き炉の作業室130の下方に、バスケット移 送領域152、焼入れタンク148、または砂集積容器150のいずれかを配置 する。
焼入れタンク148はタンク内の水を適切な焼入れ温度に予熱するためのヒータ を備えている。一対のプロペラ撹拌器68により焼入れタンク内の水が還流され る。タンクの底のヒータ156は、タンクの内部を振動砂乾燥器80と流体連通 させるための複数の開口部を有する。2重の仕切り板を有するポンプ78は選択 的に作動して、砂を焼入れタンク148の底から吸引して振動砂乾燥器80に搬 送する。振動砂乾燥器の動作については既に説明した。振動砂乾燥器80によっ て水を砂から取り除いた後、水を保持タンク82に吸入し、また砂を集砂容器1 50に搬送する。
次にバッチ式の炉110の操作について説明する。鋳物を前述のように形成し各 々の金型から取り出す。鋳物をバスケット40内に置き、素材バスケットを焼入 れタンク兼移送車145のバスケット移送領域152に載置する。次に移送車1 45をトラック140に沿って移動させて、バスケット移送領域152を加熱炉 111の直下に配置する。炉の底ドア120を開口し、昇降メカニズム116を 降下させて、昇降メカニズムのフック118によりバスケット40をひっかける 。次に昇降メカニズム116を作動させて素材バスケット40を持ち上げて炉1 11の作業室130に入れ、炉の底120を閉鎖する。
バーナー18により炉111の作業室130が約980°Fの温度に加熱される 。しかし、ここでも、使用する合金および所望の金属特性に応じて、素材は85 0〜1000” Fに加熱され得る。バーナー18には120〜160%過剰の 空気が導入され、得られる炉内の空気が10〜12%の酸素を含有するようにさ れる。ファン44が炉内の空気を還流させ、毎分3000〜5000フイートの 空気流を得る。
鋳物および砂型が加熱されると、樹脂結合剤が燃焼を始める。解放された砂が空 気流によっておよび重力によって素材からふるい落とされ、ふるい落とされた砂 が樋122に落下する。結合剤の成分が完全に焼却されていない砂型材料の塊り は、樋122の上方のスクリーン52上に捕獲され、結合剤が焼却するまで保持 される。結合剤が焼却すると、結合が解かれた砂はスクリーンを透過して落下し 、逆V字型バッフル53で転がって樋に落ちる。金属ライナー126により炉1 11の内部が飛散する砂による摩耗から保護される。
素材が所望の時間(本実施例では6時間)にわたって熱処理されると、バーナー 18は閉じられる。移送車145はトラック140に沿って移動して、焼入れタ ンク148を炉111の作業室130の直下に配置し、また炉の底120が開口 する。次に昇降メカニズム116が作動して、素材バスケット40を焼入れタン ク148内へ下降させる。素材は所望の時間浸漬され、この間にツインプロペラ 68によりタンク内の水を撹拌して鋳物から残りの砂を解放する。このように素 材からふるい落とされた砂はタンク148の底に沈澱する口焼入れプロセスが終 わると、昇降メカニズム116が再び作動じて、素材をタンク148から持ち上 げる。時効を所望する場合は、炉111を約450’ Fに下げて、バスケット を再び作業室130内に持ち上げて炉のドア120を閉鎖する。次に所望の時間 だけ素材の時効を行う。
焼入れプロセスが完了すると、移送車145を移動させて、集砂容器150を抄 機122のスライディングゲートの直下に配置する。ゲートを開口して、集めら れた砂を樋から集砂容器に排出する。ここでも、このように回収された砂は、結 合剤材料のすべてが炉の熱によって焼却されているため、清浄で再利用可能な状 態である。
炉11の作業室15内に高速の空気流が通されると、摩耗性の砂粒子が炉内を高 速で飛散することは当業者には明かである。従って本実施態様では、炉の内部の 過剰な摩耗および損傷を防ぐ特別な予防措置を有する。例えば、炉の内壁には、 摩耗に耐え得る4130合金よりなる11ゲージのライナーが配備される。また 、ファン44は作業室15内の摩耗性の環境に耐え得るように設計された特徴を 有する。例えば、飛散する砂粒子は中空のブレードの穴部を、特に継目にそって 摩耗させ、またブレード内に蓄積することが知られているため、ファン44のブ レードは中空ではない中味の詰まった構造である。中空のブレード内に少しの砂 が蓄積するだけでファン44のバランスが崩れ、ファン駆動メカニズムにとって 致命的な損傷をもたらし得る。別の予防手段としては、ファン44のブレードの 先端部を先細にして砂粒子を偏向させる方法もある。
本発明は、砂型鋳造物の処理のための従来の方法および装置に勝る以下の著しい 利点を提供する。第1に、熱処理前に砂型材料の大部分を取り除く必要がなくな る。この結果、砂型を手作業でチゼルにより堀り出したり、また、は素材を撹拌 および振動させることに伴う労力、装置、コスト、および素材に損傷またはきす をもたらす危険が排除される。
さらに、砂型材料を炉内の熱および空気流に曝すことによって、砂型の砂を融合 させている樹脂結合剤が焼却する。実質的にすべての結合剤を確実に燃焼させる ために、スクリーン52は、特定の大きさより大きい砂型材料の塊りが炉から落 下するのを防ぎ、また十分な量の結合剤が焼却して塊りが分解しスクリーンを透 過し得るまではこのような塊りを作業室15内に保持する。スクリーン52を透 過し得るほどに十分少さい材料の塊りは、逆V字形のバッファ53に衝突してバ ッファの傾斜した壁に沿って転げ落ち、これにより材料をさらに個々の砂粒子に 分解する。このようにして、砂は清浄で再利用可能な状態で回収される。
結合剤材料が焼却されたという意味では回収された砂は清浄であるが、設備によ っては、砂は再利用される前にさらに所定の処理を必要とし得る。例えば、砂を 類別するために再生された砂をふるいにかけ、砂に混じっている屑を除去するこ とが望ましいことがある。
スクリーン52に保持されている砂の塊りから結合剤材料を容易に燃焼させるた めに、本実施態様の炉11は、図3の矢印によって示すように、スクリーンの周 りに富裕酸素化空気が連続して確実に流れるようにする。所望の空気流パターン を得るために、配管46の壁54の下端部55との間の隙間56の大きさを最小 限に保ち、これにより壁の下端部の周りおよびローラ炉床34の上方に空気流路 が形成されないようにする。従って、配管46を通って下向きに流れる空気は、 ローラ36間を通り抜けまたスクリーン52横断する下向きの流路をたどった後 、配管の外表面と炉のライナー32との間を上向きに戻らなければならない。
本発明の別の利点は、結合剤の成分が燃焼するため、固形の廃棄材料の処分に関 連する生態学上の問題が回避される。
排気ガスが許容し得ない量の有機物またはフェニルを含有する場合は、排気ガス をさらに焼却させることが必要となり得る。このような場合には、排気ガスが予 熱室から排出されると直ちに、140G@〜1450@Fの温度で作動する直列 の焼却炉に送り、遊離有機物すなわちフェニルを焼却し得る。
本実施例の炉内の空気の酸素含有量を制御することにより、樹脂結合剤の焼却に 関していくつかの利点が提供される。炉における、燃焼プロセスの大部分が行わ れる領域のみで空気を過剰にバーナーに導入することにより、炉のこれらの領域 内では10〜12%の酸素レベルが維持される。このレベルの酸素であれば、砂 型を融合させる有機樹脂結合剤の燃焼が容易となり、これにより結合剤の破壊が 加速され、また廃棄生成物−とk ■ ” Q) タ 0淡 \ 〜 ゝ\、) hcyh ゝ ○ 。門 。
諮 ○・−1 噂 ○ °− 大計 ○ 、]膓I <v>1 補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)平成5年11月24日 1、特許出願の表示 PCT/US92103079 2、発明の名称 金属鋳物を熱処理する方法および装置 3、特許出願人 住所 アメリカ合衆国 ジョーシア 30144−3651ケネソー、エフ。ダ ブリュー1.マツコラムバークウェイ 2871 名称 コンソリディテッド エンジニアリングカンパニー、インコーポレイテッ ド 4、代理人 住所 〒540 大阪府大阪市中央区域見−下目2、特許請求の範囲 1、結合剤により結合された砂を含む砂型を有する金属鋳物を熱処理する装置で あって、該砂型は該鋳物内の空洞を形成し、 内部に該鋳物を受容する作業室を形成する炉と、該鋳物と該砂型とが、該砂型の 該結合剤を燃焼させるのに十分な温度に加熱され、これによって該結合剤が焼却 して該砂型の該砂のみが残るように、該作業室を加熱する加熱手段と、 該鋳物が該炉内にあるとき、該砂の一部が該鋳物からふるい落とされるように、 該鋳物の周りに空気流を通わせる空気通流手段と、 該砂型のうちの、該結合剤が燃焼する前に該鋳物からふるい落とされる部分を捕 獲するために、および該砂型の該捕獲された部分を、該結合剤が実質的に燃焼し てしまうまで該作業室内に保持するために、該作業室内で連動する手段とを備え た装置。
2、前記鋳物からふるい落とされる前記砂の部分を集めるために前記炉と連動す る手段をさらに備えた、請求項1に記載の装置。
3、前記砂型のうちの、前記結合剤が燃焼する前に前記鋳物からふるい落とされ 得る部分を保持するために前記作業室内に配備された手段が、スクリーンである 、請求項1に記載の装置。
4、前記砂型の酸化を最適化するために前記炉の酸素含有量を制御する手段をさ らに備えた、請求項1に記載の装置。
5、前記炉の酸素含有量を制御する手段が、結合剤の燃焼の大部分が行われる領 域では13〜17%の酸素を供給し、結合剤の燃焼の大部分が行われない領域で は10〜13%の酸素を特徴する請求項4に記載の装置。
6、前記炉内で前記素材を支持するための炉床手段をさらに備えた、請求項1に 記載の装置。
7、前記炉床手段が、前記炉を通して素材を搬送する手段をさらに備えた、請求 項6に記載の装置。
8、前記鋳物からふるい落どされる前記砂の前記部分を集めるために該炉と連動 する手段が、該炉の下部に形成された樋であり、該鋳物からふるい落とされる該 砂が鎖樋に落ちてその内部に集められる、請求項2に記載の装置。
9、前記捕獲および保持する手段の下方に配備されるパブフル手段をさらに備え 、粒子が該捕獲および保持する手段から排出されると該バッフル手段に衝突する 、請求項1に記載の装置。
10、前記バッフル手段が逆V字型のバッフルである、請求項9に記載の装置。
11、砂型を有する鋳物を熱処理する方法であって、該砂型は、結合剤材料によ って結合された砂粒子を含み、また鋳物内の空洞を形成し、 該砂型を有する該金属鋳物を、該結合剤材料の燃焼温度を超えた温度に加熱した 炉に導入する工程と、10%を超える酸素を含有する富裕酸素化空気を該加熱炉 内に供給する工程と、 該結合材料を燃焼させ、これにより該砂型を構成する該砂粒子を該砂型から解放 させるために、該富裕酸素化空気を有する該加熱炉内に該砂型を有する該金属鋳 物を入れる工程と、該解放された砂粒子を該空洞から取り除く工程と、該結合材 料が燃焼する前に該鋳物からふるい落とされる砂型材料の塊りを捕獲する工程と 、 該結合剤材料を燃焼させるために、ふるい落とされた砂型材料の該塊りを保持す る工程と を包含する方法。
12、前記解放された砂粒子を前記空洞から取り除く工程が、該結合剤材料が燃 焼するとき該解放された砂粒子を該空洞から連続的に取り除く工程を特徴する請 求項11に記載の方法。
13、前記解放された砂粒子を前記空洞から取り除く工程が、前記鋳物が前記炉 内に入れられているとき、解放された砂粒子が該空洞からふるい落とされるよう に該鋳物に対して空気流を通す、請求項11に記載の方法。
14、前記鋳物が戦記炉内に入れられているとき前記鋳物に対して空気流を通す 工程が、毎分3,000フイートを超える空気流速で該鋳物に対して空気流を通 す工程を特徴する請求項13に記載の方法。
15、前記解放された砂粒子を前記空洞から取り除く工程が、該解放された砂粒 子の少なくとも一部が重力により前記鋳物から離れて落ちるように、前記炉内で 該金属鋳物を斜めに載置する工程を特徴する請求項11に記載の方法。
16、前記解放された砂粒子の少なくとも一部が重力により前記鋳物から離れて 落ちるように、前記炉内で該金属鋳物を斜めに載置する工程をさらに包含する、 請求項11に記載の方法。
17、前記砂粒子の、前記鋳物からふるい落とされる部分を集めて、これらを前 記炉から搬出する工程をさらに包含する、請求項11に記載の方法。
18、前記砂粒子の、前記鋳物からふるい落とされる部分を集める工程が、該砂 粒子の該部分が該鋳物からふるい落とされるときこれらを連続的に集めて前記炉 から搬出する工程を特徴する請求項17に記載の方法。
19、前記砂型を有する前記金属鋳物を前記結合剤材料の燃焼温度を超えた温度 に加熱された炉に導入する工程が、該砂型を有する該金属鋳物を約1150”  Fを超える温度に加熱した炉に導入する工程を特徴する請求項11に記載の方法 。
20、前記砂型を有する前記金属鋳物を約850°Fを超える温度に加熱した炉 に導入する工程が、該砂型を有する該金属鋳物を約850’ Fと約1000’  Fとの間の温度に加熱した炉に導入する工程を特徴する請求項19に記載の方 法。
21、前記砂型を有する前記金属鋳物を約850°Fと約1000°Fとの間の 温度に加熱した炉に導入する工程が、該砂型を有する該金属鋳物を約980°F の温度に加熱した炉に導入する工程を特徴する請求項20に記載の方法。
22、砂型材料の前記ふるい落とされた塊りを捕獲および保持する工程が、前記 鋳物の下方にスクリーンを配備する工程を包含し、該スクリーンが、所定の大き さの砂型材料の塊りを透過させる程には大きくない開口部を有する、請求項11 に記載の方法。
23、前記スクリーンを透過する前記所定の大きさより小さい砂材料の塊りを表 面に衝突させて該塊りを破砕する工程をさらに包含する、請求項22に記載の方 法。
24、前記材料の塊りを表面に衝突させる工程が、該材料の塊りを傾斜表面に衝 突および該表面を転落させて該塊りを粉砕する工程を特徴する請求項23に記載 の方法。
25、結合剤により結合された砂を含む砂型を有する鋳物を熱処理する装置であ って、該砂型は該鋳物内の空洞を形成し、 内部に該鋳物を受容する作業室を形成する炉と、該鋳物と該砂型とが、該砂型の 該結合剤を燃焼させるの(こ十分な温度に加熱され、これによって該結合剤が実 質的1こ焼却して該砂型の一部が該砂型から解放されるように、該作業室を加熱 する加熱手段と、 該砂型のうちの、該結合剤が燃焼する前に該鋳物からふるい落とされる部分を該 作業室内に保留するための手段であって、該結合剤が実質的に燃焼されると砂型 の保留されている部分を解放する手段を少な(とも備えた保留手段とを備えた装 置。
26、前記保留手段が少なくともスクリーンである、請求項25に記載の装置。
27、前記保留手段の下方に配置されたバッフル手段をさらに備え、これにより 該保留手段から解放された砂型の前記部分が該バッフル手段に衝突するようにさ れた、請求項25に記載の装置。
28、前記バッフル手段が少なくとも逆V字形バッフルである、請求項27に記 載の装置。
29、前記鋳物が前記炉内にあるとき、該鋳物から砂をふるい落とすために、複 数の方向から該鋳物に空気流を通す、多方向空気通流手段をさらに備えた、請求 項25に記載の装置。
30、結合剤の燃焼を促進するために、前記砂型の前記保留された部分の周りに 空気流を通す手段をさらに備えた、請求項29に記載の装置。
31、前記炉内の前記鋳物を支持するための手段であって、該鋳物を該炉を通し て搬送する手段を少なくとも備えた炉床手段と、 該鋳物が該炉内にあるとき、該鋳物から砂をふるい落とすために該鋳物に対して 空気流を通す手段であって、該鋳物が該炉を通って搬送されるとき該鋳物に対し て該空気流を通す方向を連続的に変える手段を少なくとも備えた空気通流手段と をさらに備えた、請求項25に記載の装置。
32、前記結合剤の燃焼を最適化するために前記炉の酸素含有量を制御する手段 をさらに備えた、請求項25に記載の装置。
33、前記炉が互いに間隔を設けて配置された複数の領域を形成し、 前記鋳物を該複数の領域を通って搬送する手段をさらに備え、 該炉内の酸素含有量を制御する前記手段が、結合剤の燃焼の大部分が行われる領 域では13〜17%の酸素を供給し、また結合剤の燃焼の大部分が行われない領 域では10〜13%の酸素を特徴する請求項32に記載の装置。
34、砂型を有する鋳物を熱処理する方法であって、該砂型は、結合剤材料によ って結合された砂粒子を含み、また鋳物内の空洞を形成し、 該鋳物の空洞内に砂型を実質的にそのまま残した鋳物を、該結合材料の燃焼温度 を超えた温度に加熱した炉に導入する工程と、 富裕酸素化空気を該炉内に供給する工程と、該結合材料を燃焼させるために、該 富裕酸素化空気を有する該炉内に該砂型を有する該鋳物を入れる工程とを包含し 、 該鋳物が該炉内にあるとき、該砂型の一部が該砂型から解放され該空洞から離れ て落ちる、方法。
35、前記砂型の、前記結合剤が燃焼する前に前記鋳物からふるい落とされる部 分を、前記富裕酸素化空気を有する前記炉内に保留する工程と、 該結合剤が実質的に燃焼されると、保留されている砂を解放する工程と をさらに包含する、請求項34に記載の方法。
36、前記鋳物の下方および前記富裕酸素化空気内に、所定の大きさの砂型の部 分を透過させる程には大きくない開口部を有し、該開口部が所定の大きさより小 さい該砂型の部分を透過させる程には大きい、スクリーンを配備する工程と結合 剤材料をさらに燃焼させるために、該所定の大きさより大きい砂型の部分をスク リーン上に保留する工程とをさらに包含する、請求項34に記載の方法。
37、前記スクリーンを透過する前記砂型の部分を破砕するために、該砂型部分 を表面に衝突させる工程を少なくともさらに包含する、請求項36に記載の方法 。
38、前記砂型部分を表面に衝突させる工程が、該砂型部分を傾斜表面に衝突お よび該表面を転落させて該砂型部分を粉砕する工程を特徴する請求項37に記載 の方法。
39、該鋳物が該炉内にあるとき、該鋳物から砂をふるい落とすために該鋳物に 対して空気流を通す工程をさらに包含する、請求項34に記載の方法。
40、前記鋳物が前記炉内にあるとき該鋳物に対して空気流を通す工程が、該鋳 物から砂をふるい落とすために該鋳物に対して複数の方向から空気流を通す工程 を少なくとも包含する、請求項39に記載の方法。
41、前記鋳物が前記炉内にあるとき該鋳物に対して空気流を通す工程が、毎分 3.000フイートを超える流速で鋳物に対して空気流を通す工程を少なくとも 包含する、請求項39に記載の方法。
42、前記炉内に富裕酸素化空気を供給する工程が、より高い割合の結合剤材料 が燃焼するところでは、より高い割合の酸素が維持されるように、該炉内の酸素 含有量を制御する工程を少なくとも含む、請求項34に記載の方法。
43、前記炉内に富裕酸素化空気を供給する工程が、前記鋳物を該炉内の複数の 領域を通って搬送させる工程と、結合剤の燃焼の大部分が行われない領域には1 3〜17%の酸素が供給されるように、該炉内の酸素含有量を制御する工程と、 結合剤の燃焼の大部分が行われる領域には10〜13%の酸素が供給されるよう に、該炉内の酸素含有量を制御する工程とを少なくとも包含する、請求項42に 記載の方法。
44、前記砂型の解放された部分の少なくとも一部が重力によって前記鋳物から 離れて落ちるように、前記炉内で該鋳物を斜めに載置する工程をさらに包含する 、請求項34に記載の方法。
45、前記空洞から落下した砂を集め、集められた砂を前記炉から搬出する工程 をさらに包含する、請求項34に記載の方法。
46、前記砂を集め、集められた砂を搬出する工程が、前記空洞から離れて落ち た砂を連続的に集め、集められた砂を前記炉から搬出する工程を少な(とも包含 する、請求項45に記載の方法。
47、前記砂型を実質的にそのまま有する前記鋳物を、前記結合材料の燃焼温度 を超えた温度に加熱した炉に導入する工程が、該砂型を実質的にそのまま有する 前記鋳物を、約980°Fの温度に加熱した炉に導入する工程を少なくとも包含 する、請求項34に記載の方法。
48、燃焼可能な結合剤材料により結合された砂粒子を含む砂型を有し、該砂型 によって内部の空洞が形成される鋳物を形成する工程と、 該砂型を実質的に破壊する前に、該鋳物を該結合剤材料の燃焼温度を超えた温度 に加熱された炉に導入する工程と、該炉内に富裕酸素化空気を供給する工程と、 該砂型を有する該鋳物を該炉内に入れて該結合剤材料を燃焼させ、これにより該 鋳物が該炉内にあるとき該砂型を含む砂粒子を該砂型から解放させて該空洞部か ら離して落下させる、該鋳物を該炉内に入れる工程と を包含する鋳物を製造する方法。
49、前記鋳物を該炉内に入れる工程が、前記砂型の意味のある部分を取り除く ために機械的な振り落としを行う前に実行され、これにより砂型の除去のための 機械的な振り落としが排除される、請求項48に記載の方法。
国 II5 慣 喜 却 と ・ と −′″″″ ! ■ ”1′二″ンcn1.゛lJ二;゛ご”゛パ

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.結合剤により結合された砂を含む砂型を有する金属鋳物を熱処理する装置で あって、該砂型は該鋳物内の空洞を形成し、 内部に該鋳物を受容する作業室を形成する炉と、該鋳物と該砂型とが、該砂型の 該結合剤を燃焼させるのに十分な温度に加熱され、これによって該結合剤が焼却 して該砂型の該砂のみが残るように、該作業室を加熱する加熱手段と、 該鋳物が該炉内にあるとき、該砂の一部が該鋳物からふるい落とされるように、 該鋳物の周りに空気流を通わせる空気通流手段と、 該砂型のうちの、該結合剤が燃焼する前に該鋳物からふるい落とされる部分を捕 獲するために、および該砂型の該捕獲された部分を、該結合剤が実質的に燃焼し てしまうまで該作業室内に保持するために、該作業室内で連動する手段とを備え た装置。
  2. 2.前記鋳物からふるい落とされる前記砂の部分を集めるために前記炉と連動す る手段をさらに備えた、請求項1に記載の装置。
  3. 3.前記砂型のうちの、前記結合剤が燃焼する前に前記鋳物からふるい落とされ 得る部分を保持するために前記作業室内に配備された手段が、スクリーンである 、請求項1に記載の装置。
  4. 4.前記砂型の酸化を最適化するために前記炉の酸素含有量を制御する手段をさ らに備えた、請求項1に記載の装置。
  5. 5.前記炉の酸素含有量を制御する手段が、結合剤の燃焼の大部分が行われる領 域では13〜17%の酸素を供給し、結合剤の燃焼の大部分が行われない領域で は10〜13%の酸素を供給する、請求項4に記載の装置。
  6. 6.前記炉内で前記素材を支持するための炉床手段をさらに備えた、請求項1に 記載の装置。
  7. 7.前記炉床手段が、前記炉を通して素材を搬送する手段をさらに備えた、請求 項6に記載の装置。
  8. 8.前記鋳物からふるい落とされる前記砂の前記部分を集めるために該炉と連動 する手段が、該炉の下部に形成された樋であり、該鋳物からふるい落とされる該 砂が該樋に落ちてその内部に集められる、請求項1に記載の装置。
  9. 9.前記捕獲および保持する手段の下方に配備されるバッフル手段をさらに備え 、粒子が該捕獲および保持する手段から排出されると該バッフル手段に衝突する 、請求項1に記載の装置。
  10. 10.前記バッフル手段が逆V字型のバッフルである、請求項9に記載の装置。
  11. 11.砂型を有する鋳物を熱処理する方法であって、該砂型は、結合剤材料によ って結合された砂粒子を含み、また鋳物内の空洞を形成し、 該砂型を有する該金属鋳物を、該結合剤材料の燃焼温度を超えた温度に加熱した 炉に導入する工程と、10%を超える酸素を含有する富裕酸素化空気を該加熱炉 内に供給する工程と、 該結合材料を燃焼させ、これにより該砂型を構成する該砂粒子を該砂型から解放 させるために、該富裕酸素化空気を有する該加熱炉内に該砂型を有する該金属接 物を入れる工程と、該解放された砂粒子を該空洞から取り除く工程と、該結合材 料が燃焼する前に該鋳物からふるい落とされる砂型材料の塊りを捕獲する工程と 、 該結合剤材料を燃焼させるために、ふるい落とされた砂型材料の該塊りを保持す る工程と を包含する方法。
  12. 12.前記解放された砂粒子を前記空洞から取り除く工程が、該結合剤材料が燃 焼するとき該解放された砂粒子を該空洞から連続的に取り除く工程を包含する、 請求項11に記載の方法。
  13. 13.前記解放された砂粒子を前記空洞から取り除く工程が、前記鋳物が前記炉 内に入れられているとき、解放された砂粒子が該空洞からふるい落とされるよう に該鋳物に対して空気流を通す、請求項11に記載の方法。
  14. 14.前記鋳物が戦記炉内に入れられているとき前記鋳物に対して空気流を通す 工程が、毎分3,000フィートを超える空気流速で該鋳物に対して空気流を通 す工程を包含する、請求項13に記載の方法。
  15. 15.前記解放された砂粒子を前記空洞から取り除く工程が、該解放された砂粒 子の少なくとも一部が重力により前記鋳物から離れて落ちるように、前記炉内で 該金属鋳物を斜めに載置する工程を包含する、請求項11に記載の方法。
  16. 16.前記解放された砂粒子の少なくとも一部が重力により前記鋳物から離れて 落ちるように、前記炉内で該金属鋳物を斜めに載置する工程をさらに包含する、 請求項11に記載の方法。
  17. 17.前記砂粒子の、前記鋳物からふるい落とされる部分を集めて、これらを前 記炉から搬出する工程をさらに包含する、請求項11に記載の方法。
  18. 18.前記砂粒子の、前記鋳物からふるい落とされる部分を集める工程が、該砂 粒子の該部分が該鋳物からふるい落とされるときこれらを連続的に集めて前記炉 から搬出する工程を包含する、請求項17に記載の方法。
  19. 19.前記砂型を有する前記金鋼鋳物を前記結合剤材料の燃焼温度を超えた温度 に加熱された炉に導入する工程が、該砂型を有する該金属鋳物を約850°Fを 超える温度に加熱した炉に導入する工程を包含する、請求項11に記載の方法。
  20. 20.前記砂型を有する前記金属鋳物を約850°Fを越える温度に加熱した炉 に導入する工程が、該砂型を有する該金属鋳物を約850°Fと約1000°F との間の温度に加熱した炉に導入する工程を包含する、請求項19に記載の方法 。
  21. 21.前記砂型を有する前記金属鋳物を約850°Fと約1000°Fとの間の 温度に加熱した炉に導入する工程が、該砂型を有する核金属鋳物を約980°F の温度に加熱した炉に導入する工程を包含する、請求項20に記載の方法。
  22. 22.砂型材料の前記ふるい落とされた塊りを捕獲および保持する工程が、前記 鋳物の下方にスクリーンを配備する工程を包含し、該スクリーンが、所定の大き さの砂型材料の塊りを透過させる程には大きくない開口部を有する、請求項11 に記載の方法。
  23. 23.前記スクリーンを透過する前記所定の大きさより小さい砂材料の塊りを表 面に衝突させて該塊りを破砕する工程をさらに包含する、請求項22に記載の方 法。
  24. 24.前記材料の塊りを表面に衝突させる工程が、該材料の塊りを傾斜表面に衝 突および該表面を転落させて該塊りを粉砕する工程を包含する、請求項23に記 載の方法。
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