JPH06507646A - ヘアラッカー用のエーロゾル系 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ヘアラッカー用のエーロゾル系 技術分野 本発明は、毛髪に優れたラッカー塗強度を付与させ得ながらきわめて低い可燃性 の特別な特性を有するー、アラツカ−を分配するエーロゾル系に関する。

背景技術 従来、ヘアースプレー噴射剤は本質的にクロロフルオロカーボンよりなっておシ 、これらは可燃性でないという多大の利点があったがオゾン層には悪影響を及ぼ すと考えられていた。

゛フレオン”として良く知られるこれらのクロロフルオロカーボン（ＣＦＣ）ガ ス噴射剤は、プロパン、ｎ−ブタン、イソブタン又はこれらの混合物の如き、オ ゾン層に対する危害のよシ少ない炭化水素に取って代られている。

然しながら、これらの炭化水素は現在そのきわめて高い可燃性の故にヘアスプレ ーに関するのみならず他の化粧料又は家庭用品にもまたきわめて重大な制限を受 ける問題となっている。

ジメチルエーテル即ちＤＭＥを用いることも提案されておシ、ＤＭＥは有毒では なくまた環境に有害ではないという利点を有し、その可燃性を減少させ得る、水 に部分的に可溶性である。

然しなから高い樹脂含量と満足な流出量とが望ましい時には水とアルコールとジ メチルエーテルとの混合物を含有するヘアスプレー用のエーロゾル系は成る可燃 性の危険を呈することが認められた。

それ故、可燃性の危険を回避する目的でジメチルエーテルを基剤とするヘアスプ レーは低い樹脂濃度と比較的低い流出量とを有する。

若干の研究後に、驚くべきことには、水とアルコールとジメチルエーテルとの混 合物を特別に決定した割合で用いることによシ且つ適当な弁と分配系とを用いる ことによシ、低い可燃性と良好なラッカー塗強度とを有するヘアラッカーを分配 するエーロゾル系を得ることができ、この最後のラッカー塗強度の因子は樹脂濃 度からのみでなくエーロゾル系の流出量からも得られることが見出された。

発明の開示 それ故本発明は口）（Ｒｏｔｈ）装置により４以下又は４に等しい燃焼等級のヘ アラッカーを施用し且つ分配器を備えた弁を設けたエーロゾル容器を組合せて含 有するエーロゾル系であって、エーロゾル容器は１２〜２５重量％の水と１０〜 ２６重ｉｔｓのアルコール相と４９〜７８重ｉ％のジメチルエーテルとよりなる 組成物を含有し、アルコール相は組成物の全重量について３〜６重童チの電でフ ィルム（皮膜）形成性樹脂を含有し、弁及び分配器はヘアスプレーの初期流出量 が帆５〜０．７Ｐ／秒であるような開孔を有することを特徴とするエーロゾル系 を提供する。

ロト装置を用いて火炎放射試験方法によシ行われた糧々の研究が確認する所によ れば本発明のエーロゾル系は等級４又はそれ以下にある。ロト試験によると、等 級４はフランス特許第７７．３９６６７号（２，４１３，５９６）に記載される 如く、火炎の戻シなしに且つ燃焼用火炎の消火後にくすぶることな（２５ｃｍよ シ大きい火炎の長さに相当する。

更には、本発明のヘアスプレーはそれらの化粧特性についても試験され、優れた ラッカー塗強度を有し乾燥後には粘着性を生じないことが認められた。

特定の具体例によると、前記組成物は好ましくは１５〜２０重量％の水と２０〜 ２５重量％の前述の如きアルコール相と５５〜６５重量％のジメチルエーテルと よシなる。

本発明により使用し得る特定のフィルム形成性樹脂のうちには次の成分がある： 参考のためと５に組入れたフランス特許第７８．３０５９６号（２，４３９，７ ９８）に記載される如きビニルアセテート／ビニル第３級ブチルベンゾエート／ クロトン酸三元重合体、 ”アンホー？　−（Ａｍｐｈｏｍｅｒ　）　Ｌｖ−７１”の名称でナショナルス ターチ社によシ市販されるＮ−オクチルアクリルアミド／メチルメタクリレート ／ヒドロキシプロピルメタクリレート／アクリル酸／第３級ブチルアミノエチル メタクリレート共重合体、 “ルビスコール（Ｌｕｖｉｇｋｏｌ）ＶＡ　６４ノξウダー”の名称でＢＡＳＦ 社によシ市販されるビニルピロリドン／ビニルアセテート共重合体、 ”レジン（Ｒｅｓｉｎｅ）２８．２９．３０　”の名称でナショナルスターチ社 によシ市販されるビニルアセテート／クロトン酸／ビニルネオデカノエート三元 重合体、“ウルトラホールド（Ｕｌｔｒａｈｏｌｄ　）　８　”の名称でＢＡＳ Ｆ社によシ市販されるアクリル酸／エチルアクリレ−）／Ｎ−第３級ブチルアク リルアミド三元重合体、”ルビセット（Ｌｕｖｉｓｅｔ）ＣＡ６６’の名称でＢ ＡＳＦ社により市販されるビニルアセテート／クロトン酸（９０／１０）共重合 体、 ”ポリマーＡＣＰ−１０１８”の名称でＧＡＦ社によシ市販されるビニルカプロ ラクタム／ビニルピロリドン／ジメチルアミンエチルメタクリレート共重合体。

特定の具体例によると、フィルム形成性樹脂の混合物を使用できる。

前述した樹脂のうちで、本発明によるとフランス特許第７８．３０５９６号（２ ，４３９，７９８）に記載された樹脂及びビニルアセテート／クロトン酸／ビニ ルネオデカノエート三元重合体（”レジン２８．２９．３０’　）を用いるのが 好ましい。

アクリル酸又はクロトン酸単位を含有する前記共重合体の樹脂は、水酸化ナトリ ウム又は水酸化カリウムを用いであるいは２−アミノ−２−メチル−プロパン− １−オール（ＡＭＰ）の如きアルカノールアミンを用いて部分的に又は全体的に 中和された形で一般に使用される。

アルコール相のアルコールはエタノール又はインプロパツール又はこれらの混合 物であるがエタノールが好ましい。

前述した如き組成物は可塑剤を含有できる。好ましい可塑剤のうちでは特にグリ コールエーテル、ベンジルアルコール、トリエチルントレート、１．３−ブチレ ングリコール及びプロピレンカーボネートがある。

組成物はまた腐蝕抑制剤、柔軟剤、香料、シリコーン、ｒ党則、着色剤、防腐剤 、消泡剤、ビタミン並びにタン白質の如き他の慣用の成分も含有できる。

本発明のエーロゾル系で用いた弁は復々の構造を有することができ、唯一の条件 は組成物の初期流出量が０．５〜０．７Ｐ／秒であることである。

使用し得る型式の弁のうちで、特にフランス特許第７８．０５８８１号（２，３ ８２，６３７’）に記載された弁（パルプ）がある。このフランス特許は、ベン チュリー突出装置型の衝撃混合室と連通している液体生成物用及びガス状流体噴 射剤用の別個の個々の導管を含有する弁を記載しておシ、衝撃混合室中に生成物 の流れと液体噴射剤の流れとを自由に装入しそこでこれらが衝突し且つ混合され て開孔を通して排出される微細な分散物を形底し：また各々の流れ又は流れの混 合物を制御する単一の作動器によシ同時に操作し得る分配部材を記載している。

このフランス特許に記載された弁のうちで、本発明によると図１７に示された弁 を用いるのが好ましい。

これらの弁は次の特性を有する； 弁棒：　０．４０〜０．６０　ｗｓｇの少なくとも１個の開孔、好ましくは０． ５０１！Ｉの開孔２個、 ０．５〜１　ｍのノズル開孔（フランス特許７８０５８８１０図１７で表示した ６０１）、 ０．５〜１龍の弁体の内部絞シ（フランス特許７８０５８８１の図１７で表示さ れた６０２）、０．２５ｘ０．２５ｉ冨〜０．４５　ｘ　Ｏ，５４ｍｌ好ましく は０．２５ＸＯ，３４ｓｎの寸法を有する流路２本を有する円板部材（フランス 特許７８０５８８１の図１７で表示した６０４）。

他の弁にはエーロゾルハンドブック（’ｒｈｅ　ＡｅｒｏｓｏｌＨａｎｄｂｏｏ ｋ）、２版（１９８２）　１７０頁、図５に記載された”標準弁“があシ、これ は０．３３〜０．６０ｍｍの弁棒開孔と０．３３〜１，３」の弁体内部絞シとを 有する。

本発明によると、分配器は開孔が０．４０−０．６０１１ｍである渦巻形ノズル を含有する。

例示の目的で本発明の特性を限定することなく、ヘアラッカー用のエーロゾル系 の数例を以下に示す。

実施例１ 適当なエーロゾル容器に次の成分を装填することによシエーロゾルヘアスプレー を製造した：フランス特許第７８．３０５９６号によるビニルアセテート／ビニ ル第３級ブチルベンゾエート／クロト／酸三元重合体（６５／２５／１０重量） 　６？ＡＭＰ　１００％の中和に必要な量 ＶＡＬＶＥ　ＰＲＥＣＩＳＩＯＮ社からの”７クアゾル（ＡＱＵＡＳＯＬ　）” 弁を取付け、容器を気密密封しその後慣用の技術を用いて５７１のジメチルエー テルを装入した。

アクアゾル弁は次の特性を有する： 弁棒：０．５絹の２個の開孔 ノズル開孔：１朋 弁体の内部絞り：１ｎ アクアゾルノズル：　２　ｘ　Ｏ，２５ｘ　Ｏ，３４ｉｎＯ流路。

このエーロゾル系はまた浸漬毛細管と０．５朋の渦巻形ノズル付きの分配器とを 備え°Ｃいる。

このエーロゾル系は０．６５５’／秒の流出量を与えその可燃性はロト装置によ シ等級４にある。

実施例２ 適当なエーロゾル容器に次の成分を装填することにヨクエーロゾルヘアスプレー を製造した：ビニルアセテート／クロトン酸／ビニルネオデカノエート三元重合 体 ナショナルスターチ社によるルジン２８．２９゜３０″　３１ＡＭＰ　１００％ の中和に必要な量 弁を取付け、容器を気密密封し、その後慣用の技術を用いて６５ノのジメチルエ ーテルを装入した。

用いた”標準弁”は次の特性を有する。

弁棒：０．４ｘｍの開孔１個 弁体の内部絞シ：　０．３３龍 このエーロゾル系は０．５北の渦巻形ノズル付きの分配器を備えている。

このエーロゾル系は０．５７５’／秒の流出量を与え、その可燃性はロト装置に よシ等級４に相当する。

同じ装置を用いて、次の成分を用いて実施例１の方法に従ってヘアスプレーを製 造した・ Ｎ−オクチルアクリルアミド／メチルメタクリレート／ヒドロキシプロピルメタ クリレート／アクリル酸／第３級ブチルアミノエチルメタクリレート共重合体、 ナショナルスターチ社によシ”アンホマー［、Ｖ７１”　とし゛Ｃ匝販のも）３ １ＡＭＰ　Ｚｏｏチの中和に必要な量 このエーロゾル系はｏ、６ｚ５Ｌ／秒の流出量を与え、その可燃性はロト装置に よシ等級４に相当する。

実施例４ 次の成分を用いて実施例２と同じ装置を用いて同じ仕方でエーロゾルヘアスプレ ーを製造した：フランス特許第７８　、３０５９６号からのビニルアセテート／ ビニル第３級ブチレート／クロトン酸三元重合体（６５／２５／１０重量）　４ ｔ ＡＭＰ　１００チの中和に必要な量 ジメチルエーテル　６０５’ このエーロゾル系は０．５７５’／秒の流出量を与え、その可燃性はロト装置に よシ等級４に相当する。

国際ｖ４を報告 フロントページの続き （７２）発明者　トエバー、ヴエロニークフランス国、エフ−７５０１７・パリ 、リュ・デスコンベ、１７ （７２）発明者　ブノワ、ジャン フランス国、エフ−７５０１０・パリ、リュ・デ・オルト−５１０２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ロト装置により４以下又は４に等しい燃焼等級を有するヘアラッカーを分配 し且つ分配器を備えた弁を設けたエーロゾル容器を組合せて含有してなるエーロ ゾル系であつて、エーロゾル容器は１２〜２５重量％の水と１０〜２６重量％の アルコール相と４９〜７８重量％のジメチルエーテルとよりなる組成物を含有し 、アルコール相は組成物の全重量について３〜６重量％の量でフイルム形成性樹 脂を含有し、弁及び分配器はヘアスプレーの初期流出量が０．５〜０．７ｇ／秒 であるようた開孔を有することを特徴とする、エーロゾル系。 ２．組成物は１５〜２０重量％の水と２０〜２５重量％のアルコール相と５５〜 ６５重量％のジメチルエーテルとよりなる請求の範囲１記載のエーロゾル系。 ３．アルコール相中のアルコールはエタノール、イソプロパノール又はこれらの 混合物よりなる群から選ばれる請求の範囲１又は２記載のエーロゾル系。 ４．フイルム形成性樹脂は次の成分： ビニルアセテート／ビニル第３級ブチルベンゾエート／クロトン酸三元重合体、 Ｎ−オクチルアクリルアミド／メチルメタクリレート／ヒドロキシプロピルメタ クリレート／アクリル酸／第３級ブチルアミノエチルメタクリレート共重合体、 ビニルピロリドン／ビニルアセテート共重合体、ビニルアセテート／クロトン酸 ／ビニルネオデカノエート三元重合体、 アクリル酸／エチルアクリレート／Ｎ−第３級ブチルアクリルアミド三元重合体 、 ビニルアセテート／クロトン酸共重合体、ビニルカプロラクタム／ビニルピロリ ドノ／ジメチルアミノエチルメタクリレート重合体 及びこれらの混合物 より在る群から選ばれる請求の範囲１〜３の何れかに記載のエーロゾル系。 ５．アクリル酸又はクロトン酸単位を含有する重合体は水酸化ナトリウム又は水 酸化カリウム又はアルカノールアミンを用いて部分的に又は全体的に中和されて いる請求の範囲４記載のエーロゾル系。 ６．組成物は腐蝕抑制剤、柔軟剤、可塑剤、香料、シリコーン、ろ光剤、着色剤 、防腐剤、消泡剤、ヒタミン及びタン白質よりなる群から選んだ慣用の成分を更 に含有する請求の範囲１〜５の何れかに記載のエーロゾル系。 ７．弁は次の特性： ０．５〜１ｍｍの弁体の内部絞り、 ０．５〜１ｍｍのノズル開孔、 ０．４０〜０．６ｍｍの１個又は２個の開孔、好ましくは０．５ｍｍの２個の開 孔を有する弁棒、０．２５×０．２５及び０．４５×０．５４ｍｍの寸法を有す る流路２本を有する円板部材 を有する請求の範囲１記載のエーロゾル系。 ８．弁は次の特注： ０．３３〜０．６０ｍｍの弁棒：開孔及び０．３３〜１．３ｍｍの弁体の内部絞 りを有する請求の範囲１記載のエーロゾル系。 ９．分配器は開孔が０．４０〜０．６ｍｍである渦巻形ノズルを有する請求の範 囲１〜８の何れかに記載のエーロゾル系。