JPH06507488A - フロート式流量測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 フロート式流量測定装置 本発明は、請求項１の前文によるフロート式流量測定装置に関するものである。

このような測定装置は、原理的には、既にドイツ公開明細書第３４１７０６６号 から、公知である。この公知の測定装置においては、測定管は、対応する）＜ツ キン及び止め部材を介して、上方及び下方貫流ジヨイントの間に保持される。測 定管への軸方向押圧力は、揺動可能な屈曲部材を介して発生され、該屈曲部材は 、上記止め部材を介して軸方向圧力を測定管に転送する。これにより、貫流する 媒体により内壁が汚染される測定管を容易に交換することができる。上記押圧力 は、その際、屈曲部材の調整ネジを介して調整される。この公知の測定装置の関 連する図面に示された構成から分かるように、比較的多数の互いに組み合わされ る部品が必要である。測定管の（上方及び下方貫流ジヨイントへの）支持は、半 径方向のガイドがなく、従って、最良であると考えることはできない。

ドイツ実用新案第７６３７５３９号から、それぞれ一つのスリーブナツトが測定 管の端部に備えられた同様の測定装置が知られている。このスリーブナツトによ って、測定管は貫流ジヨイントの間に保持される。これにより、該測定管の軸方 向の固定と共に、（上方及び下方貫流ジヨイントへの）張架点への半径方向ガイ ドが得られる。しかしながら、特に、スリーブナツトが被せられた測定管の貫流 ジヨイントの間への挿入はある種の技能を必要とする。

最後に、ドイツ実用新案第８３２３０１７号からも、測定管が、バヨネットリン グを介して、貫流ジヨイントと連結される、同様の測定装置が知られている。

これにより、測定管の交換は、確かに、原理的には、非常に迅速に可能である。

しかしながら、この場合も、測定管の貫流ジヨイントの間への挿入そして固定は 、ある種の技能を必要とする。

本発明は、測定管の交換に関与する部品の製造コストができるだけ少なく、且つ 交換自体が、より一層の熟練を必要とせずに請求項１の前文による測定装置を改 良する課題に基づく。

この課題の解決は、本発明によれば、請求の範囲１の特徴によって行なわれる。

他の有利な実施形態は他の請求の範囲に示されている。

以下、本発明の実施例を図面について説明する。

図１は個々の測定装置の側面断面図である。

図２は一列に並んで配設された多数の個々の測定装置を示す図である。

しばしば冷却すべき装置、例えばプラスチック射出成形金型を通る冷却媒体の時 間単位毎の量を検出するために、フロート式流量測定装置を使用する。透明な測 定管は、下から上に向かって広がる内径を備えている。この測定管は、冷却媒体 に逆行して配設され、測定管内の流れが少ない場合に、該測定管の上に向かって 先細の内径に又は特別の載置座面に載置されるように、沈下する、円錐台状堰を 含む。測定管を通る流れが発生するとすぐに、円錐台状堰は、流れによって上に 向かって支持される。その際、測定管の上に向かって広がる内径のために、測定 管の内壁と円錐台状堰の間の自由流れ断面は、流れによる浮力と円錐台状堰の重 量との間の平衡状態が生ずるまで拡大される。該円錐台状堰に対するこの平衡状 態が調整される高さは、時間単位当たりの冷却媒体の通過流量に対する尺度であ る。適宜の測定によって、円錐台状堰の各高さが、所定の単位時間当たりの流量 に関連づけすることができる。

それぞれ冷却すべきプラスチック射出成形金型は、冷却需要に応じて異なる時間 単位当たりの通過流量が必要な多数の冷却循環回路を僧えているので、通常は、 多数のレジスタの形態の前記測定装置が、直接に一列に並置される。その際、全 循環回路の供給及び排出は、捕集管を介して纒められる。これは、共通の排出の ために、個々の測定装置の間の横管路を介して、上方貫流ジヨイント内で、そし て共通の供給のために、個々の測定装置の間の横管路を介して、下方貫流ジヨイ ント内で行なわれる。

測定装置１０は、下方貫流ジヨイント１１と、上方貫流ジヨイント１２とから実 質的に構成される。双方の貫流ジヨイント１１及び１２の間には、カラス又は透 明プラスチックから成る測定管１３が設けられ、該測定管１３の内径１４は、下 方から上方に向かって円錐状に広がる。該測定管１３内には、円錐台状堰１４が 配置され、該円錐台状堰１５は、冷却媒体の貫流がない場合には、測定管１３の 下部にて、下方に向かって狭くなる測定管の内壁によって保持される。しかしな がら、特別な載置座面を設けてもよい。

下方貫流ジヨイント１１内及び上方貫流ジヨイント１２内には、互いに一列に並 んだ円筒状凹陥部１６又は１７が備えられ、該凹陥部は、測定管１３の外側ガイ ド部１８又は１９を受容するために使用される。該測定管１３の外側ガイド部１ ８及び１９は、密閉リング２３を有し、該密閉リング２３は、完全な密閉作用に もかかわらず、下方貫流ジヨイント１１内及び上方貫流ジヨイント１２内にて、 該測定管１３が所定の長芋方向に移動することができる。該下方貫流ジヨイント １１の軸方向ストッパに達するまで、その下部にて測定管１３の外側ガイド部１ ８は可動である。

上方貫流ジヨイント１２内では、測定管１３の上部にて、互いに連結された軸方 向及び半径方向の管路を備えた分配ヘッド２１が配設される。該測定管１３から 出てくる冷却媒体は、上記軸方向及び半径方向の管路そして個々の測定装置１０ 、ＬＯａ、１０ｂ及び１０ｃの横管路を介して、排出のために、全ての測定装置 の共通の捕集管内に進む。

分配ヘッド２１の上部に密着して配設された止めネジ２２により、分配ヘッド２ １及び測定管１３は、その軸方向の長芋方向可動性を与えて軸方向に規制される 。

既に上述した測定管１３の外側ガイド部１８及び１９は、密閉リング２３、好ま しくは、０リングを有する。

上記止めネジ２２の上方貫流ジヨイント１２へのねじ込みの際、分配ヘッド２】 は、同時に、該止めネジ２２と測定管１３との間の接続要素としても使用される 。

多くの場合、流れ戻る冷却媒体の温度を検出することが望ましい、このような場 合のために、下方貫流ジヨイント１１に温度計２４を備えてもよく、その温度セ ンサ２５は、測定管１３の儀かに下方で冷却媒体の戻る流れの中に突出する。

冷却媒体の経路は、以下のように構成される。即ち、供給のための共通の捕集管 ２６から、冷却媒体は、調整弁２７を介して、冷却すべき装置−例えば、プラス チック射出成形金型−に通じる供給管２８内に進む。そこから、冷却媒体は、調 整弁２９を介して戻り、別の調整弁３０を介して、温度計２４の温度センサ２５ の側を過って、測定管１３に導かれる。冷却媒体は、該測定管１３内で、上に向 かって流れ、その際、円錐台状堰１５を、一方で該円錐台状堰１５の重量と他方 で流れに墓づく浮力との間の平衡状態が得られるまで、時間単位当たりの通過流 量に従って、所定の量たけ上に向かって持ち上げる。冷却媒体の通過流量が増え るにつれて、円錐台状堰１３は、それだけより大きく上に向かって持ち上げられ る。測定によって、円錐台状堰１３の各高さは、所定の通過流量に関連され、こ れは、目盛り３１によって直接に読み取ることができる。

時々必要な測定管１３の洗浄又は交換の場合には、上述の測定装置１ｏでは、止 めネジ２２を緩めるだけでよく、該測定管１３は、上に向かって上方貫流ジヨイ ント１２から取り外される。測定管１３そして必要な場合には該測定管１３の外 側ガイド部１８．１９の密閉リング２３の洗浄又は交換の後、測定管１３及び分 配ヘッド２１は、再び上から上方貫流ジヨイント１２内に挿入される。該測定管 １３は、その後、軸方向ストッパ２０と止めネジ２２又は分配ヘッド２１の間で 、長手方向（軸方向）に「浮動軸受」される。

測定装置１０のすべての任意の一本明細書では個々に説明しない一部品は、それ 自体公知の方法で構成される。

上述した測定装置１０の特別な利点は、二つの互いに整列した円筒状凹陥部１６ ．１７内での測定管１３の比較的簡単な配置と、洗浄又は交換の際の測定管１３ の簡単且つ十分に自由な取扱い易さであり、これによって、測定管の交換の際の 特別の技能は、まったく不要である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．下方及び上方貫流ジョイントの間に配設されかつ交換可能な測定管を備えた フロート式流量測定装置において、 上方貫流ジョイント（１２）と下方貫流ジョイント（１１）内の測定管（１３） のための受容関口として、互いに整列した円筒状凹陥部（１６，１７）が備えら れ、該測定管（１３）が外側ガイド面（１８，１９）を有し、該外側ガイド面が 、該測定管（１３）が長手方向にて所定範囲内て軸方向に移動可能に配置される ように、前述の凹陥部（１６，１７）に関して内側の滑り嵌めを有し、該測定管 （１３）のすぐ上で、上方貫流ジョイント（１２）内に、互いに連通した軸方向 及び半径方向の管路を備えた分配ヘッド（２１）ヒ、密閉止めネジ（２２）と、 軸方向ストッパ（２０）が、測定管（１３）のための上方又は下方への軸方向移 動限界として使用されることを特徴とするフロート式流量測定装置。 ２．測定管（１３）の外側ガイド部（１８，１９）内に、密閉リング（２３）が 配設された請求項１に記載の測定装置。 ３．密閉リングとして、Ｏリングが備えられた請求項２に記載の測定装置。