JPH06507414A - 2−オキサゾリジノン誘導体を含有するゲルスティック制汗剤組成物およびそれらの製法 - Google Patents

2−オキサゾリジノン誘導体を含有するゲルスティック制汗剤組成物およびそれらの製法

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JPH06507414A JP4511911A JP51191192A JPH06507414A JP H06507414 A JPH06507414 A JP H06507414A JP 4511911 A JP4511911 A JP 4511911A JP 51191192 A JP51191192 A JP 51191192A JP H06507414 A JPH06507414 A JP H06507414A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 2−オキサゾリジノン誘導体を含有するゲルスティック制汗剤組成物およびそれ らの製法 技 術 分 野 本発明は、固体ゲルスティック形態の制汗剤組成物に関する。より詳細には、本 発明は、ジベンジリデンアルジトールゲル化剤を含有する制汗剤ゲルスティック に関する。更に、本発明は、制汗剤ゲルスティック組成物の製法に関する。
背 景 技 術 3種の主要なタイプの制汗剤スティック処方物:圧縮粉末スティック、ゲルステ ィック、およびロウスティックが存在する。これらの処方物型の各々は、特定の 使用状況下において利点を有することがあるが、各々不利をも有する。例えば、 圧縮粉末スティックは、しばしば、脆く且つ硬質であって、適用時に化粧上許容 できない粉末を皮膚上に残す。ロウをベースとする処方物も硬さ、グリース性、 粘着性などの因子のため化粧上許容できない製品を生ずることがある。このよう なロウスティックの不透明および使用によって生ずる残渣も、美観上望ましくな いことがある。
ゲルをベースとするスティックは、圧縮粉末スティックとロウスティックとの両 方以上の数種の利点を有する。
例えば、ゲルスティックは、皮膚上に残渣またはダストをほとんどまたは何も残 さない傾向がある。また、ゲルスティックは、皮膚の表面上に容易に滑るように 動いて製品の非常に容易な心地よい適用を生じさせるビヒクルを与える。
不幸なことに、有効な安定なゲルスティック形態の制汗剤組成物の処方は、困難 である。制汗剤ゲルスティック中の1つの臨界的成分は、ゲル化剤である。多く の既知の化粧ゲルスティックは、ゲル化アルコール性溶液を含む。ステアリン酸 ナトリウムなどのゲル化剤は、ゲルを形成するために常用されている。このよう なゲル化剤は、アルカリ性であるゲル化剤と制汗剤活性成分との間の相互作用の ため酸性制汗剤活性成分塩の存在下では使用できない。
制汗剤ゲルスティックの調製でより有用であるゲル化剤は、ジベンジリデンソル ビトールである。例えば、ジベンジリデンソルビトール(DBS)は、周知のゲ ル化剤である。例えば、1979年5月15日発行のロエール等の米国特許第4 ,154,816号明細書、1989年3月28日発行のルエベ等の米国特許第 4.816.261号明細書、および1988年5月10日発行のマツクコール の米国特許第4,743,444号明細書参照。各種の置換ジベンジリデンアル ジトールケル他剤は、制御モ剤ゲルスティックの酸性環境で改善された安定性を 示し、従って製品の貯蔵寿命を改善できるので、制汗剤ゲルスティックで利益を 有することが見出された。
1989年3月8日公告の花王の日本公告出願第64−62377号公報は、広 範囲の有機溶媒を含有する化粧品組成物用の有効なゲル化剤であるフッ素化ジベ ンジリデン多価アルコール誘導体を記載している。
1984年1月31日発行のムライ等の米国特許第4.429.140号明細書 は、DBSおよびその誘導体の製法を開示している。開示されたDBS誘導体と しては、ベンゼン環か1〜3個の低級アルキル基、低級アルコキン基、ハロゲン 原子またはニトロ基で置換されているものか挙げられている。
1983年2月1日発行のマハフエイの米国特許第4.371.645号明細書 は、改善された透明性用DBS誘導体を包含するプラスチック組成物を記載して いる。これらのDBS誘導体は、メタ位および/またはバラ位に塩素または臭素 置換基を包含しなければならず劃つ低級アルキル、ヒドロキシ、メトキシ、モノ −またはジアルキルアミノ、またはフッ素置換基も包含してもよい。ジ(p−ク ロロ)DBS、ジ(p−フルオロ)DBS、およびジ(p−メトキン)DBSは 、すべて詳細に開示されている。
1988年12月1日公告のロクエッテ・フレレスの欧州特許出願第02865 22号明細書は、高純度アルジトールジアセタールの製法を記載している。p− クロロDBSは、開示されている。
制汗剤ゲルスティックに特に有用であることが見出されたDBS型化合物は、本 特許と同じ出願日である1991年5月6日出願のオー、ジュネジャおよびコナ ーの米国特許出願第696,377号明細書「ゲルスティック制汗剤組成物」お よび1990年4月6日出願のオー、ジュネジャおよびコナーのその親出願第0 71505.807号明細書に開示されている。ベンゼン環のメタ位で誘導化さ れる置換ジベンジリデンアルジトールが、開示されている。例示の化合物として は、ジ(m−フルオロ)DBSおよびジ(m−クロロ)DBSが挙げられている 。これらのm−置換ジベンジリデンアルジトールは、酸性状態で改善された安定 性を有する。
ジベンジリデンアルジトールゲル化剤を含有する制汗剤ゲルスティックの加工時 および製造時に、ゲル化剤を溶媒、典型的には一価または多価アルコールに可溶 化することか必要である。このことを行うために、成分を可溶化を引き起こすの に十分な程高く且つまたゲル化剤/溶媒溶液のゲル化点よりも高い温度に加熱す ることが必要である。不幸なことに、必要とされる比較的高い温度は、最良のジ ベンジリデンアルジトールゲル化剤さえを酸性制汗剤活性成分または他の酸性物 質の存在下で分解させる傾向がある。従って、減少された加工温度で調製し得る ペンジリデンアルジトールゲル他剤含有制汗剤ゲルスティック組成物を提供する ことが要請されている。
このことは、加工時にジベンジリデンアルジトールゲル化剤の減少された分解を 与えることができ且つ最終製品でのゲル化剤のより効率的な利用を与えることが できる。
低下された加工温度で加工することによってゲルを形成する能力も、副生物を減 少し且つ制汗剤組成物に典型的には配合される他の成分、例えば、香料および他 の揮発性成分の安定性および加工を改善し並びに加熱溶融制汗剤組成物を添加し てもよいプラスチック包装材料との相容性を改善できる。更に、このような制汗 剤ゲルスティック組成物の製法を提供するニーズがある。
これらの目的を満たそうとする各種の試みが、過去になされてきた。例えば、1 988年1月12日発行のランドハワ等の米国特許第4,719,102号明細 書には、酸性制汗剤活性成分、ジベンジリデンモノソルビトールアセタールゲル 化剤、アルコール溶媒、および良好な水素結合供与体または受容体である炭素数 約5以下の有機相容性溶媒を含有する制汗剤ゲルスティックを製造することが開 示されている。環式エステル、アミド、アミン、ケトン、尿素、カルバメート、 スルホキシド、およびスルホンが、論じられている。より詳細には、ラクトン、 ラクタム、環式ケトン、尿素、環式カルバメート、環式スルホキシド、環式スル ホン、炭素数5以下のそれらの開鎖類似体などの物質が、論じられている。特定 例は、モルホリン、ピリジン、酢酸、炭酸エチレン、炭酸プロピレン、N−メチ ルピロリドン、ピロリドン、ブチロラクトン、ジメチルスルホキシド、ジメチル ホルムアミド、2−エチルエタノール、およびカプロラクタムである。1988 年2月2日発行のジャンパー等の米国特許第4,722,835号明細書には、 制汗剤スティックにジベンジリデンモノソルビトールアセタールゲル化剤、制汗 剤活性成分、塩基性金属塩、およびアルコール補助溶媒との組み合わせで小さい 極性有機化合物を配合することが提案されている。小さい極性有機化合物は、モ ルホリン、ピリジン、酢酸、炭酸エチレン、炭酸プロピレン、N−メチルピロリ ドン、ピロリドン、ブチロラクトン、ジメチルスルホキシド、ジメチルボルムア ミド、2−エトキシエタノール、およびカプロラクタムである。
これらの特許の組成物は、−減少された温度で加工することができると言われて いるが、加工温度を減少するために加える例示の溶媒は、不幸なことに、最終製 品において異臭を生じさせるか、酸性条件下で安定ではないが、皮膚相容性問題 、例えば(限定せずに)皮膚刺激を提示する傾向がある。このように、従来既知 の組成物と関連づけられる不利を招かずに、有意に減少された加工温度要件の組 み合わせを示す組成物およびそれらの製法を提供することは、望ましいままであ り且つ本発明の目的である。
また、本発明の目的は、前記のように制汗剤適用に使用するのに有効なゲルを与 え且つ良好な制汗効能と化粧の製法を提供することにある。
本発明は、組成物を減少された温度で調製することを可能にする、ベジリデンア ルジトール含有制汗剤ゲルステインク組成物でヒドロキシ溶媒(例えば、−価お よび多価アルコール)と併用される特定の補助溶媒を含有する制汗剤組成物を提 供する。詳細には、2−オキサゾリジノン化合物は、複素環式環の3位に配置さ れた低級アルキル(例えば、01〜C4)置換基ををする。また、本発明は、加 工温度を所定の2−オキサゾリジノン補助溶媒を包含しない方法と比較して減少 できるこのような組成物の製法を提供する。
2−オキサゾリジノン化合物をジベンジリデンアルジトール含有ゲルスティック 組成物で補助溶媒として使用することは、必要とされる加工温度を下げることが でき、従って、加工時のゲル化剤分解を減少できる。それらは、ゲル化剤効率お よび最終製品中のゲル特性も改善できる。
2−オキサゾリジノン化合物は、各種の応用、例えば、電気化学応用で使用する ことが、例えば、米国特許第3゜951.685号明細書および日本特許JP第 6155.196 (1985)号公報に開示されている。また、それらは、例 えば、電子デバイスで潤滑剤用摩耗防止/酸化防止化合物として有用であると例 えばJP第6155196 (1986)号公報に開示されており、局所防蚊剤 として有用であると例えば「局所防蚊剤X:2−オキサゾリジノン」、A、スキ ナー、H,T、クローフォード、D、スキドモア、および1.マイバッチ、j9 Pharmaceutical 5ciences 、 Vol、66 、 N o、4 、 1977年4月、p9587−589に開示されている。2−オキ サゾリジノンは、例えば、[液体2−オキサゾリジノン。
1、数種の液体2−オキサゾリジノンの比誘電率、粘度および他の物性J、H, L、ハフマン・ジュニア−およびP、G、シアーズ、 J、 5olution  Chesistry、 Vol、1゜NO,2,1972,pp187−19 6にも記載されており且つ溶媒、洗剤、顔料、染料組成物、重合体、および化学 中間体として記載されている。前記のジャンパー等−およびランドハワ等への特 許は、極めて一般的に環式カルバメート、即ち、2−オキサゾリジノンを述べて いるが、本発明の3−(アルキル)置換2−オキサゾリジノンは開示しておらず 、安定で効能があり且つ皮膚相容性の制汗剤ゲルスティック用の本目的を満たす ための複素環式環の3位におけるアルキル置換基の必要性を示唆してもいない。
発 明 の 開 示 本発明は、 (a)制汗剤活性成分約0.596〜約35%:(b)置換および非置換ジベン ジリデナルジトール(例えば、ソルビトール、キシリトール、およびリビトール )、およびそれらの混合物からなる群から選ばれるゲル他剤約0.5%〜約10 %; (c)前記ゲル化剤用ヒドロキシ溶媒(ただし該溶媒は一価および多価アルコー ルからなる群から選ばれる)約5%〜約98%;および (d)I素環式環の3位で置換されたC −C4アルキル基を有する2−オキサ ゾリジノン補助溶媒、それらの混合物的0.5%〜約40% を含むことを特徴とする酸性pl+を有するゲルスティック彩りの固体制汗剤組 成物を提供する。
また、本発明は、ヒドロキシ溶媒、置換または非置換ジベンジリデンアルジトー ルゲル化剤、および制汗剤活性成分を含有する酸性pl+を有する制汗剤ゲルス ティック組成物の製法(ここで該方法は前記ゲル化剤を加熱された溶媒系中に可 溶化して溶液を調製した後、前記溶液を冷却してケルを調製することからなる) であって、前記溶媒系に、溶液のケル化温度を有意に減少するのに十分な量の、 複素環式環の3位においてC−04アルキルて置換された2−オキサゾリジノン を配合することを特徴とする制汗剤ゲルスティック組成物の改良製法に関する。
発明を実施するための最良の形態 本発明によって包含される固体制汗剤組成物は、ゲルスティックの形態である。
これらのスティックは、使用時および貯蔵時に寸法安定性を維持しながら、通常 の使用時に有効量の制汗剤物質を皮膚上に付着するような好適な硬さを有する。
スティックの硬さは、アメリカン・ソサエティ・フォア・テスティング・エンド ・マテリアルズ(ASTM)法D−5を含めて各種の方法によって1lp1定で きる。この方法は、特定の重量および寸法の針または磨きコーンの使用を包含し 、針または磨きコーンはスティック物質を通して下方に所定時間移動させる。針 またはコーンによって移動される距離は、スティック硬さの相対尺度である。重 ff150gのASTM−D132]アローヘッド型針人針(フィッシャー・サ イエンティフィック・カンパニーによ−って販売されているモデル13−401 −10)およびモデル13−399−10針人度計(フィッシャー・サイエンテ ィフィック・カンパニーによって販売されている)を有する方法D−5を使用し て、本発明のスティック組成物は、好ましくは、室温で5秒にわたって、0.1 1の単位でun units oftenths ora m1llillle ter) r111J定して約60〜約200、より好ましくは約100〜約1 60の平均針入度を有する。これらの値は、所定の生産バッチ内でのスティック の平均針入度を表わす。その理由は、このような針入度がバッチ内でスティック からスティックに変化してもよいからである。
本発明のスティック組成物は、制汗剤活性成分の配合によって、性状が酸性であ る。詳細には、それらは、見掛けpl+約1.5〜約4を有する。「見掛けpH Jなる用語は、ここで使用される。その理由は、組成物が一般に非水性であり、 それゆえ組成物のpIIが非水性系でiPJ定されるからである。詳細には、p nは、スティックを溶融し、標準pH計を使用して25℃でのpHを1lPj定 することによってめられる。スティックを比較的高温(例えば、約1時間約12 0℃)で溶融するならば、冷却時に再凝固しないであろうし、25℃でのpII は、容易に1l11定できる。
これらの条件下では、本発明の組成物の見掛けpHは、約1.5〜約4であるべ きである。
ここで明記するすべての部、%および比率は、特に断らない限り、重量基僧であ る。
本発明の必要成分および任意成分は、以下に詳細に証本発明の組成物は、詳細に 定義されるゲル他剤成分約0.5%〜約10%、好ましくは約2%〜約5%、最 も好ましくは約2%〜約3.5%を包含する。このゲル化剤成分は、置換または 非置換であることができるジベンジリデンソルビトール(例えば、ソルビトール 、キシリトールまたはりビトール)である。ジベンジリデンソルビトール(DB S)およびDBS誘導体が、好ましい。
本発明を理解するのを容易にするために、下記に、オルト、メタおよびパラ位が 示されたジベンジリデンソルビトールおよびジベンジリデンキシリトールのダイ アグラムを示す。
ジベンジリデンソルビトール ジベンジリデンキシリトール ジベンジリデンリビトールは、キシリトールよりむしろリビトールに基づく以外 はジベンジリデンキシリトールに構造的に同様である。
他の非置換ジベンジリデンアルジトールとしては、ジベンジリデンキシリトール (D B X)およびジベンジリデンリビトール(D B R)が挙げられる。
好ましい置換ジベンジリデンアルジトールは、1個以上の電子求引基で置換され ている。電子求引基である置換基は、パラまたはオルト位に配置することもでき るが、メタ位に配置することが特に好ましい。同様に、置換基は、メタ位とパラ 位との組み合わせ、メタ位とオルト位との組み合わせ、またはパラ位とオルト位 との組み合わせで配置できる。好ましい電子水引置換基としては、−CHF、− CI(2C1、−F、 −C1,−Br、−1、および−CH−CHNo2が挙 げられる。好ましくは、電子水引置換基の少なくとも1個は、ベンゼン環のメタ 位に配置される。リストからの少なくとも1個がメタ位に配置される限りは、多 数の置換基(リストしていないものを含めて)は、これらの好ましいゲル化剤で 利用してもよい。より好ましくは、アルジトールは、ソルビトールである。
他の好ましいゲル化剤においては、成る置換基の少なくとも1個は、ベンゼン環 のメタまたはパラ位に配置される。もう一度、リストからの少なくとも1個がメ タまたはパラ位に配置される限りは、これらの置換基の1個よりも多く (また はリストしていない置換基でさえ)は、特定の分子に包含してもよい。これらの 置換基としては、−5OH,−3o3R,−Co2R,−Co2R。
−CONH−CHo、−COR,および−CミN2ゝ (式中、Rは01〜C4アルキルである)か挙げられる。
本発明で使用するのに特に好ましい置換ゲル化剤としては、メタ位の下記置換基 が挙げられるニーC)I2F。
CH2CI 1F 1C1−B r 、!−および−CH−CHNo 、−Fお よび−CI置換基が特に好ましい。このメタ置換は、ベンゼン環上での置換のみ であることが好ましい。ここに記載の置換基は、一般に、化合物の両方のベンゼ ン環上で見出されるであろう。ジ(m−フルオロベンジリデン)ソルビトールお よびジ前記置換基は、制汗剤組成物の酸性環境で良好な安定性を示すゲル化剤を 与える。これらの置換基の好ましい亜族は、より小さい分子サイズを有するもの である。その理由は、それらが一般により強いゲルを与える傾向があるからであ る。このように、例えば、フッ素または塩素置換化合物によって与えられるゲル は、トリフルオロメチル置換化り物によって与えられるものより強い傾向がある 。また、本発明の組成物で利用するゲル化剤は、高純度を有することが好ましい 。例えば、それらは、合成で使用するp−1ルエンスルホン酸または他の触媒並 びに塩形(例えば、ナトリウム)のこれらのゲル化剤を実質上含むべきではない 。このような不純物の存在は、生成されるゲルを弱くする傾向があることがある 。
ここに明記のゲル化剤の混合物は、本発明の組成物で使用してもよい。
ここで使用できるゲル化剤は、一般に、1972年10月4日公告の英国特許第 1,291,819号明細書、1985年5 JJ28日発行のシャンノく−等 の米国特許第4,518,582号明細書、1979年5月15日発行のロエー ル等の米国特許第4.154,816号明!!18.1989年3月28日発行 のルエベ等の米国特許第4,816,261号明細書、1988年5月10日発 行のマツクコールの米国特許第4,743,444号明細書、および1984年 1月310発行のムライ等の米国特許第4.429.140号明細書(これらの すべてをここに参考文献として編入)に開示されて(する。
好ましい非置換DBSは、例えば、ゲル−オール−〇CGIELL−ALL−D ) にューージャノイン・ケミカル−カンノくニー・リミテッド製)およびミリ シ・ソクス(旧LLITHIX)925(ミリケン・エンド・カンノfニーのデ ィビジョンであるミリケン・ケミカル製)として市販されている。
好ましいm−置換ゲル化剤は、一般に、1988年12月1日公告のロケット・ フレレスの欧州特許出願第0286522号明細書(ここに参考文献として編入 )に教示の反応などの反応を使用してm−置換ベンズアルデヒドを対応m−置換 DBSに転化することによって生成する。特定例として、m−フロロDBSおよ びm−クロロDBSの合成を以下に記載する。
蒸留水3000ml、m−フルオロベンズアルデヒド(1240g;9.99モ ル)およびp−トルエンスルホン酸1水和物(1310g;6.87モル)中の D−ソルビトール(1006g;5゜52モル)の溶液を30℃で21時間攪拌 する。得られた懸濁液を10%NaOH水溶液でpH7、0〜7. 5に中和し 、白色沈殿を濾過によって捕集する。次いで、固体を引き続いて試薬等級アセト ン(3xlO,OO)、熱(60℃)蒸留水(3X10.On)中に懸濁し攪拌 し、捕集し、真空中で50℃において乾燥して、精製されたジ(m−フルオロ) DBS 1113g (47%)を与える。
ジ(m−クロロ)DBSは、m−フルオロベンズアルデヒドの代わりにm−クロ ロベンズアルデヒドを使用する以外は、同様の方法を使用して合成する。
本発明で使用するp−置換化合物は、p−置換ベンズアルデヒドを出発物質とし て使用する以外は、同様の方法を使用して合成する。置換ジベンジリデンキシリ トールおよび置換ジベンジリデンリビトールの一般的な合成法は、1989年3 月8日公告の化工の日本公告出願第64−62377号公報および1984年1 月31日発行のムライ等の米国特許第4,429,140号明細書(両方ともこ こに参考文献として編入)に教示されている。〇−置換化合物は、同様の方法で 生成できる。
制汗剤活性成分 また、本発明の組成物は、制汗剤活性成分約0.5%〜約35%、好ましくは約 5%〜約35%、より好ましくは約5%〜約25%を含有する。本発明の制汗剤 活性成分は、制汗活性収斂金属塩およびこのような塩の収斂複合体である。活性 成分は、可溶化形または粒状形のいずれかで配合してもよい。透明または半透明 スティック組成物か望まれるならば、組成物は、溶媒系中の可溶化形で存在でき る制御T’剤活性成分を含まなければならない。
この溶媒系は、本質上、ゲル化剤を有するベースマトリックスを調製するのに使 用するのと同じヒドロキシ溶媒および補助溶媒であることができる。或いは、他 の溶媒は、制御F剤活性成分用溶媒として使用できる。これらの重量06は、無 水金属塩基準で計算する(グリシン、グリシンの塩、または他の複合剤を除外) 。粒状形で使用するならば、物質は、好ましくは、粒径約1〜約100μ、好ま しくは約1〜約50μを有する。それらは、形が細かくでも微小球状であっても よく、好ましくは、高い嵩密度(例えば、約0.7g/cal超)を有する。こ のような物質としては、例えば、多くのアルミニウムまたはジルコニウム収斂塩 または複合体が挙げられ且つこのような物質は、制汗剤技術上周知である。
イカナルアルミニウム収斂制汗剤塩またはアルミニウムおよび/またはジルコニ ウム収斂複合体は、ここで使用できる。収斂制汗剤塩として、または収斂複合体 の成分として有用な塩としては、アルミニウムハライド、アルミニウムヒドロキ シハライド、ジルコニルオキシハライド、ジルコニルヒドロキシハライド、およ びこれらの塩物質の混合物が挙げられる。
この種のアルミニウム塩としては、塩化アルミニウムおよび一般式 AI (O H) Q −Xn20 (式中、2 xy Qは塩素、臭素またはヨウ素であり;Xは約2〜約5であり、x+yは約6であ り、Xおよびyは整数である必要はなく、Xは約1〜約6である)を有するアル ミニウムヒドロキシハライドが挙−げられる。この種のアルミニウム塩は、19 75年6月3日発行のギルマンの米国特許第3,887,692号明細書および 1975年9月9日発行のジョーンズおよびルビノの米国特許第3,904.7 41号明細書(ここに参考文献として編入)に詳述の方法で生成できる。
本発明で有用であるジルコニウム化合物としては、ジルコニル塩およびジルコニ ルヒドロキシ塩とも称されるジルコニウムオキシ塩とジルコニウムヒドロキシ塩 との両方が挙げられる。これらの化合物は、下記一般実験式%式%) (式中、2は約0.9〜約2で変化してもよく、整数である必要はなく、nはB の原子価であり、2−nzは0部以上であり、Bはハライド、ニトレート、スル ファメート、サルフェート、およびそれらの混合物からなる群がら選んでもよい ) によって表わしてもよい。唯一のジルコニウム化合物を本明細書において例証す るが、ハフニウムを含めた他の第1VB族金属化合物は、本発明において使用で きることが理解されるであろう。
塩基性アルミニウム化合物の場合と同様に、前記式は大いに11.純化され且つ 各種の量の配位水および/または結合水をaする化合物、並びに前記のものの重 合体、混合物および複合体を表わし且つ包含しようとすることが理解されるであ ろう。前記式かられかるように、ジルコニウムヒドロキシ塩は、実際に、1分子 当たり約1.1から0個の基よりもれずかにだけ大きい基まで変化するー各種の 量のヒドロキシ基を有する広範囲の化合物を表わす。
前記制汗剤塩を利用した数種の制汗剤複合体は、技術上既知である。例えば、1 974年2月12日発行のルエダーズ等の米国特許第3,792,068号明細 書は、アルミニウムとジルコニウムとグリシンなどのアミノ酸との複合体を開示 している。複合体、例えば、ルエダーズ等の特許に開示のもの、および他の同様 の複合体は、ZAGと普通既知である。ZAG複合体は、アルミニウム、ジルコ ニウムおよび塩素の存在に関して化学的に分1斤可能である。ここで有用なZA G複合体は、アルミニウム対ジルコニウムのモル比(以下「Al:ZrJ比)と 合計金属対塩素のモル比(以下「金属二01」比)との両方の特定化によって同 定される。ここで有用なZAG複合体は、A1:Zr比約1.67〜約12.5 および金属二C1比約0.73〜約1.93を有する。
好ましいZAG複合体は、 (A)(1)A I 2COH)e−s Qm (式中、Qはクロリド、プロミ ドおよびヨーダイトからなる群がら選ばれる陰イオンであり、mは約0.8〜約 2.0の数である)1部; (2)Z ro (OH) Q −nH2O(式中、Q−a a はクロリド、プロミドおよびヨーダイトであり;aは約1〜約2であり:nは約 1〜約8である)X部(Xは約0.16〜約1.2の値を有する); (3)グリシン、dl−トリプトファン、di−β−フェニルアラニン、dl− バリン、dl−メチオニンおよびβ−アラニンからなる群から選ばれる中性アミ ノ酸p部(pは約0,06〜約0.53の値を有する)を水に同時に溶解し; (B)得られた混合物を同時に乾燥して、砕けやすい固体とし: (C)得られた乾燥無機−有機制汗剤複合体を粒状形とする ことによって生成する。
このようなZAG型複合体の生成に好ましいアルミニウム化合物は、実験式 %式% ヒドロキシドである。このようなZAG型複合体の生成に好ましいジルコニウム 化合物は、実験式Z r O(OH) CI ・3 H20を有するジルコニル ヒドロキシクロリドおよび実験式 Z r O(OH) CI −n H20(式中、aは約−A2 1.5〜約1.87であり、nは約1〜約7である)をHするジルコニルヒドロ キシハライドである。このようなZAG型複合体を生成するのに好ましいアミノ 酸は、式 CH(NH2)COOHのグリシンである。このようなアミノ酸の塩 も、制汗剤複合体で使用できる。
1977年4月12日発行のルビノの米国特許第4.017.599号明細書( ここに参考文献として編入)参照。
各種の他の種類の制汗剤複合体も、技術上既知である。
例えば、1975年9月2日発行のシーガルの米国特許第3.903,258号 明細書は、塩化ジルコニルを水酸化アルミニウムおよびアルミニウムクロルヒド ロキシドと反応させることによって生成されるジルコニウムアルミニウム複合体 を開示している。1976年9月7日発行のルビノの米国特許第3,979,5 10号明細書は、成るアルミニウム化合物、成るジルコニウム化合物および成る 複合アルミニウム緩衝剤から生成される制汗剤複合体を開示している。1976 年9月21日発行の米国特許第3,981.896号明細書は、アルミニウムポ リオール化合物、ジルコニウム化合物および有機緩衝剤から生成される制汗剤複 合体を開示している。
1976年7月20日発行のメカの米国特許第3,970.748号明細書は、 大体の一般式 %式%) アルミニウムクロルヒドロキシグリシネート複合体を開示している。これらの特 許のすべてをここに参考文献として編入する。
前記種類のすべての制汗剤活性成分のうち、好ましい化合物としては、実験式 A1つ(OH)3C1・2H20の5/6塩基性アルミニウム塩〔このような化 合物は通常アルミニウムクロロハイドレート(rAcHJ )と称する〕 ;塩 化アルミニウム対アルミニウムヒドロキシクロリドの重量比約15までを有する AlCl ・6H20とAI (OH)5C1・2H20との混合物;ジルコニ ラム塩がZ r O(OH) C1・3 H20であり、アルミニウム塩がAI  (OH)3C1・2H20であるか、AlC1@6H20と Al2(OH)5Cl・2H20との前記混合物であり、複合体中の合計金属対 クロリドのモル比が約1.25未満てあり、Al:Zrのモル比が約3.3であ り、アミノ酸がグリシンであるZAG型複合体;およびジルコニウム塩がZr0 (OH) C1−nH2O(式中、2−a a aは約1.5〜約1.87であり、nは約1〜約7である)であり、アルミニウ ム塩が Al2(OH) 5C1・2H20であり、アミノ酸がグリジンであるZAG型 複合体が挙げられる。
本発明で利用してもよい可溶化制汗剤活性成分も、技術上周知であり且つ前記活 性成分が挙げられる。可溶化側tモ剤活性成分を含有する組成物は、製品に配合 する前に制汗剤活性成分を可溶化するために溶媒、例えば、−価または多価アル コールまたは水を利用する。このような用途用活性成分の例は、例えば、197 9年1月30日発行のルビノの米国特許第4,137,306号明細書、198 9年6月23日出願のスミスおよびワードの米国特許出願第370,559号明 細書および1988年12月140公告の欧州特許出願第0295070号明細 書(それらのすべてをここに参考文献として編入)に教示されている。ACHは 、可溶化制汗剤活性成分を含Hする組成物用の好ましい種類の活性成分である。
特に好ましい活性成分の例としては、改良効能ACH(IACH)および改良効 能ZAG (I ZAG)が挙げられる。高められた効能は、改良分子分布によ る。このような物質は、1982年11月160発行のゴスリング等の米国特許 第4.359,456号明細書、ユニレバー・リミテッドに1980年1月9日 公告の欧州特許出願公告節6,739号明細書、アーマ−・ファルマセウティカ ル・カンパニーに1986年6月4日公告の欧州特許出願公告節183,171 号明細書、1980年12月10日公告のザ・ジレット・カンパニーの英国特許 第2,048,229号明細書、ユニレバーPLCに1986年8月20日公告 の欧州特許出願公告節191゜628号明細書、ザ・ジレット・カンパニーに1 985年3月20日公告の英国特許第2,144,992号明細書、ユニレバー ・リミテッドに1980年1月23日公告の欧州特許出願公告節7,191号明 細書(すべてを全部二二に参考文献として編入)並びに1989年6月23日出 願の前に編入した米国特許出願第370,559号明細書および欧州特許第02 95070号明細書に記載されている。
本発明の組成物は、ゲル他剤用ヒドロキシ溶媒約5%〜約98%、好ましくは約 7%〜約90%、最も好ましくは約6096〜約85%を包含する。この溶媒は 、2−オキサゾリジノン補助溶媒との組み合わせで、ゲル化剤と組み合わせた時 に固体スティックのベースマトリックスを構成する。当業者によって認識される であろうように、特定のヒドロキシ溶媒の選択は、望まれるスティックの特性に 依存するであろう。例えば、ヒドロキシ溶媒も、可溶化制汗剤活性成分を、可溶 化制汗剤活性物質を有する処方物に可溶化できる。別の例の場合には、ヒドロキ シ溶媒は、皮膚に適用する時にエモリエント性などの化粧上の利益を与えるよう に選んでもよい。ここで有用なヒドロキシ溶媒としては、−価アルコール(特に 低級−価アルコール)、多価アルコール、およびそれらの混合物が挙げられる。
水は、溶媒として作用してもよく且つ組成物に配合してもよい。水は、一般に、 最終組成物の約5重量 90以下の量で存在する。
本発明で利用してもよいヒドロキシ溶媒の例としては、液体ポリエチレングリコ ール(例えば、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール)、液体ポリプ ロピレングリコール(例えば、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコ ール)、液体ポリプロピレンポリエチレングリコール共重合体、水、エタノール 、n−ブロノくノール、n−ブタノール、t−ブタノール、2−メトキシエタノ ール、2−エトキシエタノール、エチレングリコール、1.2−プロピレングリ コール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブチレングリコール、1゜2 −ブチレングリコール、イソプロパツール、イソブタノール、ジエチレングリコ ール七ツメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、1,3− ブチレングリコール、2.3−ブチレングリコール、2,4−ジヒドロキシ−2 −メチルペンタン、トリメチレングリコール、グリセリン、1,3−ブタンジオ ール、1゜4−ブタンジオールなど、およびそれらの混合物が挙げられる。ここ で使用する時、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、およびポ リプロピレンポリエチレングリコール共重合体は、これらの化合物のアルキルエ ーテル誘導体(例えば、エチルエーテル誘導体、プロピルエーテル誘導体および ブチルエーテル誘導体)を包含する。このような化合物の例は、ポリプロピレン ポリエチレングリコール共重合体のブチルエーテル誘導体、例えば、PPG−5 −プテトー7である。
これらの溶媒は、例えば、1985年5月21日発行のジャンパー等の米国特許 第4,518,582号明細書、および1984年5月2日公告のルエベ等の欧 州特許公告出願第107,330号明細書(両方ともここに参考文献として編入 )に十分に記載されている。ここで使用するのに好ましい溶媒としては、液体ポ リエチレングリコール、液体ポリプロピレングリコール、液体ポリプロピレンポ リエチレングリコール共重合体、プロピレングリコール、1.3−ブチレングリ コール、および2゜4−ジヒドロキシ−2−メチルペンタン(時々ヘキシレング リコールと称する)、およびそれらの混合物が挙げられる。特に好ましい溶媒と しては、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリ コール、トリエチレングリコール、ヘキシレングリコール、およびそれらのl昆 合物が挙げられる。
補助溶媒 本組成物は、必須成分として、ゲル化剤用の特定の補助溶媒を包含する。補助溶 媒は、複素環式環の3位で置換された01〜C4アルキル基を有する2−オキサ ゾリジノン化合物、またはこのような化合物の混合物である。
また、この補助溶媒は、ヒドロキシ溶媒と混和性であるべきである。ゲル化剤は 、補助溶媒が組成物のゲル化温度を下げ、従って本組成物を加工できる温度を減 少するために、ヒドロキシ溶媒より補助溶媒に可溶性でなければならない。ここ の目的で、ゲル化剤は、実質上透明な等方性溶液を調製するのに十分な程溶媒に 可溶性であるべきである。
3−アルキル置換2−オキサゾリジノン補助溶媒は、9に、組成物に組成物の約 0.5〜約40重量%、好ましくは約1〜約25重量96、より好ましくは約5 〜約15重二%の回で存在するであろう。
本組成物は、溶媒系(該系はヒドロキシ溶媒と2−オキサゾリジノン補助溶媒と を含有する)とゲル化剤との溶液のゲル化温度を有意に下げるのに十分な二の2 −オキサオシリジノン補助溶媒を含有すべきである。このことは、ゲル化剤とヒ ドロキシ溶媒とを含有するが2−オキサゾリジノン補助溶媒を含有しない溶液の ゲル化温度と比較して確認される。ゲル化温度all定法は、技術上周知である 。同じ方法をゲル化温度比較全体にわたって使用しなければならないが、ゲル化 温度を測定する特定の方法は、臨界的ではない。溶媒の全量は、比較において終 始一貫しているべきである。補助溶媒の添加を補償するための1種以上のヒドロ キシ溶媒の比例減少は、このことを説明するであろう。ヒドロキシ溶媒混合物で 使用する互いに比較してのヒドロキシ溶媒の割合も、同じであるべきである。当 業者によって認識されるであろうように、ゲル化剤は、ゲル化温度の減少が生ず るようにヒドロキシ溶媒より補助溶媒に可溶性でなければならない。
ここで使用する時、ゲル化温度を有意に減少するのに十分な量の補助溶媒とは、 ゲル化温度が2−オキサゾリジノン補助溶媒なしの対応系の場合より少なくとも 約2℃、好ましくは少なくとも3℃、一層好ましくは少なくとも5℃低いように 十分な量の2−オキサゾリジノン補助溶媒が使用されることを意味する。最も好 ましい場合には、温度差は、約り0℃〜約30℃である。
ヒドロキシ溶媒対2−オキサゾリジノン補助溶媒の重量比は、好ましくは、約1 :1から約50=1、より好ましくは約3:1から約20:1であり、且つゲル 化剤対2−オキサゾリジノン補助溶媒の重量比は、好ましくは、約0.05+1 から約2:1、より好ましくは約0.1:1から約1:1である。
本発明の好ましい3−アルキル置換2−オキサゾリジノン化合物は、式 〔式中、3位の?XRはC1〜C4アルキル、好ましくはC−02アルキル、よ り好ましくはC(即ち、メチ好ましい補助溶媒は、3−(C1〜C4アルキル) −2−オキサゾリジノン、好ましくは3−(C1〜C2アルキル)−2−オキサ ゾリジノンである。3−メチル−2−オキサゾリジノンが、最も好ましい。
また、3−アルキル置換2−オキサゾリジノンは、水素の代わりに複素環式環の 4位および5位に配置された置換基を有していてもよい。好ましくは、使用する ならば、このような置換基は、低級アルキル、例えば、01〜C4アルキル、好 ましくはc −c アルキル、より好ましくはメチルである。化合物をヒドロキ シ溶媒と不混和性にさせないが、その中のゲル化剤の溶解度をヒドロキシ溶媒未 満に減少させない他の置換基が、存在できる。また、この化合物は、ゲルスティ ック組成物の加工において、そして典型的な貯蔵条件下および使用条件下におい て、分解に対して安定なままであるべきである。
本発明の3−アルキル置換2−オキサゾリジノン補助溶媒は、技術上既知の方法 に従って生成できる。例示の方法は、1956年7月17日発行のベル等の米国 特許第2,755,286号明細書、1946年4月23日発行のホフメイヤー の米国特許第2,399,118号明細書およびハフマンおよびシアーズによる 前記の「液体2−オキサゾリジノン。1.数種の2−オキサゾリジノンの比誘電 率、粘度、および他の物性J 、J、 orSolution Chen+1s try、Vol、−1、No、2.1972. pp187−196に開示され ている。3メチル−2−オキサゾリジノンは、例えば、テロヶム・ラボラトリー ズ・リミテッドのディビジョンであるレイロ・ケミカルズ(船間アルベルタ州エ ドモントン)から、そしてアルドリッチ・ケミカル・カンパニー(米国ライスコ ンシン州ミルウォーキー)がら市販されている。
任意成分 本発明の組成物は、制汗剤物質に加えて、組成物の物理的特性を変性するか皮膚 上に付着した時に「活性」成分として役立つ任意成分を含有してもよい。ここで 有用な任意成分は、下記文書(すべてをここに参考文献として編入)に記載され ている:1977年9月20日発行のエルスナウの米国特許第4,049,79 2号明細書、1984年3月27日発行のベツタメイヤー等の船間特許第1,1 64.347号明細書、1984年8月29日公告のメイの欧州特許出願節11 7.070号明細書、およびゲリアの「スティック制汗剤およびデオドラントの 処方物J 、Cosmetics & Toiletries、 99 : 5 5−60 (1984)。
有用であることがある特定の非活性成分は、特定のスティック組成物に望まれる 特性に依存するであろう。このような成分としては、例えば、エモリエント、保 湿剤、硬化剤(例えば、ロウ)、充填剤および粒状物質、着色剤、香料、および 乳化剤が挙げられる。ここで使用する「粒状物質」は、組成物成分に溶解せずス ティックの調製時に溶融しない物質、例えば、コロイド分散液である。
本発明の組成物は、1種以上のエモリエント約1%〜約40%を含有してもよい 。これらのエモリエントは、中間極性を有してもよく、例えば、アジピン酸、フ タル酸およびセバシン酸のエチルジエステル、イソプロピルジエステルおよびn −ブチルジエステルである。このようなエモリエントの好ましい例としては、フ タル酸ジ−n−ブチル、セバシン酸ジエチル、アジピン酸ジイソプロピルおよび フタル酸エチルカルボメチルが挙げられ、それらのすべては1977年8月30 日発行のルエダーズ等の米国特許第4.045,548号明細書(ここに参考文 献として編入)に開示されている。他の有用なエモリエントとしては、CI2〜 C15アルコールベノゾエート〔ファインテックス・インコーホレーテッドから フィンソルブ(Finsolv)として市販〕が挙げられる。有用なエモリエン トとしては、セチルアルコール、ステアリルアルコールなどの脂肪アルコールも 挙げられ、それらは(使用されるならば)好ましくは約1%〜約10%、より好 ましくは約1%〜約5%の量で存在するであろう。
本発明の組成物は、無極性エモリエント、例えば、揮発性シリコーン油、無極性 不揮発性エモリエント、およびそれらの混合物も包含してもよい。ここで使用す る「揮発性」なる用語は、室温で測定可能な蒸気圧を有する物質を意味する。
本発明の化粧品スティック組成物で有用な揮発性シリコーン油は、好ましくは約 3〜約9個、好ましくは約4〜約5個のケイ素原子を有する環式または線状ポリ ジメチルシロキサンである。下記式は、ここに開示の制汗剤スティック組成物で 有用な環式揮発性ポリジメチルシロキサンを示す: (式中、nは約3〜約7に等しい)。線状ポリジメチルシロキサンは、1分子当 たり約3〜約9個のケイ素原子を有し且つ下記一般式 %式%) (式中、nは約1〜約7に等しい) を有する。線状揮発性シリコーン物質は、一般に、25℃での粘度約0.5セン チスト一ク未満を有する一方、環式物質は、典型的には粘度約10センチストー ク未満を有する。各種の揮発性シリコーン油の説明は、トッド等の「化粧品用揮 発性シリコーン流体」、C08aeties &Toiletrles、91、 第27頁〜第32頁(1976)(その開示をここに参考文献として編入)に見 出される。
ここでa用な好ましいシリコーン揮発性シリコーン油の例としては、ダウ・コー ニング(Dow Corning) 344、ダウ・コーニング345、および ダウ・コーニング200(ダウ・コーニング・コーポレーション製)、シリコー ン(Silicone) 7207およびシリコーン7158(ユニオン・カー バイド・コーポレーション製)、5F1202(ゼネラル・エレクトリック製) 、オヨび5WS−03314(SWSシ!Jコ−ンズ・インコーホレーテッド製 )が挙げられる。
エモリエント物質として有用な不揮発性シリコーン油としては、ポリアルキルシ ロキサン、ポリアリールシロキサン、およびポリエーテルシロキサン共重合体が 挙げられる。ここで有用な本質上不揮発性のポリアルキルシロキサンとしては、 例えば、25℃での粘度約5〜約100.000センチストークを有するポリジ メチルシロキサンが挙げられる。本組成物で有用な好ましい不揮発性エモリエン トのうちには、25℃での粘度約2〜約400センチストークを有するポリジメ チルシロキサンがある。このようなポリアルキルシロキサンとしては、ビスカシ ル(Vt5casi l)系列(ゼネラル・エレクトリック・カンパニーによっ て販売されている)およびダウ・コーニング200系列(ダウ・コーニング・コ ーポレーションによって販売されている)が挙げられる。ポリアルキルアリール シロキサンとしては、25℃での粘度約15〜約65センチストークを有するポ リメチルフェニルシロキサンが挙げられる。これらは、例えば、5F1075メ チルフ工ニル流体(ゼネラル・エレクトリック・カンパニーによりて販売されて いる)および55゛6化粧品等級流体(ダウ・コーニング・コーポレーションに よって販売されている)として入手できる。有用なポリエーテルシロキサン共重 合体としては、例えば、25℃での粘度約1200〜1500センチストークを 有するポリオキシアルキレンエーテル共重合体が挙げられる。
このような流体は、5F1066オルガノシリコ一ン界面活性剤(ゼネラル・エ レクトリック・カンパニーによって販売されている)として人手できる。ポリシ ロキサンエチレングリコールエーテル共重合体は、本組成物で使用するのに好ま しい共重合体である。
本発明の組成物は、製法の高温工程時、製品の貯蔵時、または両方で組成物(特 にゲル化剤)を安定化するように作用する安定剤を包含してもよい。これらの物 質は、一般に、組成物の約0,05%〜5%〜約5で使用される。これらの物質 の例としては、酢酸亜鉛、メチンアミン、酢酸マグネシウム、酢酸カルシウム、 トリエタノールアミン、ジェタノールアミン、およびそれらの混合物が挙げられ る。好ましい安定剤は、C−C6(飽和)ジカルホン酸、06〜Cs (飽和) モノカルボン酸、および置換または非置換安息香酸の塩である。これらは、溶媒 系に少なくとも部分的に可溶性である塩として加えるであろう。好適な塩形成陽 イオンとしては、ナトリウム、カリウム、リチウム、マグネシウム、カルシウム 、および亜鉛が挙げられる。好ましい塩形成陽イオンは、ナトリウム、カリウム 、マグネシウム、およびカルシウム、特にナトリウムである。特に好ましい安定 剤としては、安息香酸塩、コハク酸塩およびオクタン酸塩、例えば、コハク酸二 ナトリウム、安息香酸ナトリウム、およびオクタン酸ナトリウムが挙げられる。
また、本発明の組成物は、不活性充填剤物質的0,5%〜約10%を含有しても よい。好適な充填剤物質としては、コロイドシリカ〔キャボット・コーポレーシ ョンから販売されている(キャブ−オー−シル(Cab−0−8i I )など 〕、粘土(ベントナイトなど)、疎水性(第四級化)粘土、シリカ/アルミナ増 粘剤、シリケート粉末、例えば、タルク、ケイ酸アルミナ、およびケイ酸マグネ シウム、変性コーンスターチ、金属ステアレート、およびそれらの混合物か挙げ られる。このような充填剤を化粧スティックで安定剤として使用することは、1 987年11月21日発行のデーと−等の米国特許第4.126゜679号明細 書(ここに参考文献として編入)に開示されている。また、本発明の組成物は、 約0.1%〜約5%の量の技術上周知の香料、乳化剤および着色剤を包含しても よい。
前記制汗剤活性成分に加えて、本発明の制汗剤スティックは、ヒトの組織上に付 着するつもりである安全且つ有効な量の1種以上の追加の成分も含有してもよい 。このような活性成分としては、収斂剤、静菌剤、静真菌剤、顔料、染料、着色 剤、香料、エモリエント、紫外線吸収剤、およびそれらの混合物が挙げられる。
これらの成分は、本発明の処方物で安定でなければならない。「安全且つ有効な 」量のこのような活性成分は、ヒトの使用に合理的な利益/リスク比で所望の利 益を生ずる量である。
本発明で有用なもののうちの各種の活性成分は、1980年10月7日発行のニ ーハスの米国特許第4.226.889号明細書(ここに参考文献として編入) に記載されている。
更に、本発明は、ジベンジリデンアルジトールゲル化剤、ヒドロキシ溶媒と一緒 に補助溶媒としての3位において01〜C4アルキルで置換された2−オキサゾ リジノンおよび制汗剤活性成分を利用して制汗剤ゲルスティック組成物を製造す るための方法に関する。
本性は、溶液のゲル化温度を有意に減少するのに十分な量の2−オキサゾリジノ ン補助溶媒を利用する。このことは、ゲル化剤とヒドロキシ溶媒とを含有するが 前記のような2−オキサゾリジノン補助溶媒を含有しない溶液のゲル化温度と比 較して確認される。
好ましい成分および量は、上により詳細に記載されている。このように、本発明 は、ヒドロキシ溶媒、置換または非置換ジベンジリデンアルジトールゲル化剤、 および制汗剤活性成分を含有する酸性p11を有する制汗剤ゲルスティック組成 物の製法において(該方法は前記ゲル化剤を加熱された溶媒中に可溶化して溶液 を調製した後、前記溶液を冷却してゲルを生成することからなる)、前記溶媒系 に、溶液のゲル化温度を有意に減少するのに十分な量の、複素環式環の3位にお いてc1〜c4アルキルで置換された2−オキサゾリジノンを配合することを特 徴とする制汗剤ゲルスティック組成物の改良製法にも関する。
好ましい方法においては、制汗剤ゲルスティック組成物は、 (a)ヒドロキシ溶媒、置換または非置換ジベンジリデンアルジトールゲル化剤 および複素環式環の3位において置換された01〜C4アルキルを有する2−オ キサゾリジノンまたはそれらの混合物を含有する溶液を調製しく前記ゲル化剤は 前記2−オキサゾリジノンに可溶性であり、且つ前記組成物は好ましくは前記ヒ ドロキシ溶媒対前記2−オキサゾリジノンの重量比的1:1から約50=1およ び前記ゲル化剤対前記2−オキサゾリジノンの重量比的0.05:1から約0. 1:1を有する);(b)制汗剤活性成分を前記溶液に混入し;(c)前記溶液 を室温に冷却する ことによって調製し、前;ご組成物は室温でIIB−の10分の約60〜約20 0の平均針入度を有する。
最終組成物中のヒドロキシ溶媒、補助溶媒、ゲル化剤、および制汗剤活性成分の 好ましい量は、前記の通りである。
前記のことと一致して、本発明の組成物は、当業者に既知の方法によって調製し てもよい。このような方法は、「ゲルおよびスティック処方書J 、 Cosm etics &Toiletries、99. 77−84 (1984) ( ここに参考文献として編入)に記載されている。制汗剤活性成分および任意成分 を加えた後、溶液は、スティック型に注ぐ。固体ゲルは、冷却時に生成する。ス ティック組成物か冷却時に迅速に凝固することがある時に、組成物を混合し加工 しながら高温を維持するように注意を払うべきである。
本発明のゲル形制汗剤スティック組成物は、常法で使用される。詳細には、組成 物は、有効量の組成物を特に発汗傾向のあるボディの面積(例えば、腋の下また は腋窩面積)に1日1回以上局所的に適用することによって発tモぬれを予防し 且つ/または制御するために使用してもよい。
下記非限定例は、本願に記載の組成物、製法、および使用法を例示する。
例I〜■ 不通間な制汗剤ゲルスティック組成物は、これらの例で例証する。組成物は、下 記方法に従って調製する。
相A−適用可能ならば、水をビーカーに秤量供給し、安息香酸ナトリウムを加え 、安息香酸ナトリウムが溶解するまで室温で攪拌して、安息香酸ナトリウム溶液 を調製する。
安息香酸ナトイウム溶液(もしあれば)、ヒドロキシ溶媒の相A部分、および3 −メチル−2−オキサゾリン ゛ノン(3M 20 )を還流冷却器、温度計お よび磁気撹拌棒を備えた30丸底フラスコに加える。フラスコを加減抵抗器に接 続された加熱マントルに入れる。
ゲル化剤を秤量し、フラスコに加える。ゲル化剤が完全に溶解するまで、攪拌し ながらフラスコを例Iの場合には約り10℃〜約132℃、例■の場合には約り 00℃〜約122℃、例■の場合には約り0℃〜約110”Cで加熱する。攪拌 下に温度範囲内に保持する。
ell B−ジプロピレングリコールとエタノール(適用可能ならば)との相B 部分を還流冷却器、温度計および磁気攪拌機を備えた丸底フラスコに秤量供給す る。制汗剤活性成分を加え、よく分散するまで混合する。混合は、或いは高剪断 ミキサーで行うことができる。ヒユームドシリカおよび適用可能ならばヒユーム ド酸化アルミニウムまたはセバシン酸ジエチルをフラスコに加え、フラスコを加 減抵抗器に接続された加熱マントルに入れ、攪拌しながらフラスコを約65℃〜 約90℃に加熱する。攪拌下に例Iの場合には約65℃〜約90℃、例Hの場合 には約り5℃〜約80℃、例■の場合には約り5℃〜約70℃に保持する。
柑Bを相A用フラスコに加え、均質になるまで混合する。ゲル化温度付近である がゲル化温度より高い温度、例えば、ゲル化剤が可視的に(肉眼で)溶液から出 始め、即ちゲル化し始める点で決定されるゲル化温度より約5〜約10℃高い温 度に冷却して早期ゲル化を回避する。
例1の場合、ゲル化温度は、典型的には、3M20なしの同様の組成物(3M2 0に取って代わるために1 f4Ii以上のヒドロキシ溶媒の比例的増大に基づ く)で予想されるであろうものより約12〜15℃低いであろう。例■の場合、 ゲル化温度は、典型的には、3M20なしより約18〜21℃低いであろう。例 ■の場合、ゲル化温度は、典型的には、3M20なしより約7〜10℃低いであ ろう。このように、組成物は、減少された温度でのゲル化前に加工し加工時に保 持し、それによってゲル化剤の分解を減少し且つゲルスティックの性質を改善で きる。
このことの実際的な利益は、例えば、予備ゲル化製品を包装時に(例えば、ゲル 化温度未満への爾後冷却のために製品の小型容器への逐次沈船)ばらで(in  bulk)保持する際に減少されたゲル化剤分解が得ることができることである 。
成分 例(wt%) 安息香酸ナトリウム 1.00 − 1.00水 2.0(1−2,00 ヒドロキシ溶媒 ジプロピレングリコール 15.00 − 42.50プロピレングリコール  15.Qo 31.00 −3−メチル−2−オキサゾリジノン(3M20)  10.00 15.00 5.00ジ(ffl−フルオロベンジリデン)ソルビ トール 3.00 3.00 −ジベンジリデンソルビトール(非置換”) − −3,50相B ヒドロキシ溶媒 ジプロピレングリコール 27.00 30.00 20.00エタノール 1 0.00 − 10.00ジルコニウムアルミニウムトリクロロヒトレツクスグ リ(ZAG)★ 15.00 15.00 15.00ヒユームトンリカ★★  1.67 1.00 1.00ヒユームド酸化アルミニウム★★★ −0,30 −−七六ンン酸ジエチル −5,ロー 前ウェストウッド・ケミカル・コーポレーション(米国ニューヨーク州ミドルタ ウン)からウェストクロル(νESTCHLOR) Z R30B D M粉末 として入手可能★★キャポット・コーポレーション(米国イリノイ州タスコラ) からキャボシルとして入手可能ヤージー州テターボロ)から酸化アルミニウムC として不透明ゲルスティックは、優秀なゲル特性を示し且つ腋の下の面積に適用 した時に優秀な制汗効能を与えるこ透明な制汗剤ゲルスティック組成物は、これ らの例で例証する。組成物は、下記方法に従って調製する。
相A−適用可能ならば、水の相A部分をビーカーに秤量供給する。安息香酸ナト リウムを加え、安息香酸ナトリウムが溶解するまで室温で攪拌して、安息香酸ナ トリウム溶液を調製する。安息香酸ナトイウム溶液(適用可能ならば)、ヒドロ キシ溶媒の相A部分、セバシン酸ジエチル、および3−メチル−2−オキサゾリ ジノンを還流冷却器、温度計および磁気撹拌棒を備えた30丸底フラスコに加え る。フラスコを加減抵抗器に接続された加熱マントルに入れる。
ゲル化剤を秤量し、フラスコに加える。ゲル化剤が完全に溶解するまで、攪拌し ながらフラスコを例■の場合には約り10℃〜約132℃、例Vの場合には約り 00℃〜約122℃、例■の場合には約り0℃〜約110℃で加熱する。攪拌下 にこの範囲内に保持する。
iU B−一プロピレングリコールをフラスコに秤量供給する。
制汗剤活性成分を加え、均質になるまで混合する。水の相B部分を加える。高エ ネルギーミキサーで混合し、活性成分が可溶化されるまで混合しながら約45℃ 〜約85℃に加熱する。脱気する。
可溶化活性成分、適用可能ならば、エタノールおよびシリカを還流冷却器、温度 計および磁気撹拌棒を備えた丸底フラスコに加える。フラスコを加減抵抗器に接 続された加熱マントルに入れ、攪拌しながらフラスコを例■の場合には約り5℃ 〜約90℃、例Iの場合には約り5℃〜約80℃、例■の場合には約45℃〜約 70℃に加熱する。攪拌下に適用可能な範囲内に保持する。
ト1」Bを柑A用フラスコに加え、均質になるまで混合する。ゲル化温度付近で あるがゲル化温度より高い温度、例えば、ゲル化剤が可視的に(肉眼で)溶液か ら出始め、即ちゲル化し始める点で決定されるゲル化温度より約5〜約10℃高 い温度に冷却して早期ゲル化を回避する。
例■の場合、ゲル化温度は、典型的には、3M20なしの同様の組成物(3M2 0に取って代わるために1種以上のヒドロキシ溶媒の比例的増大に基づく)で予 想されるであろうものより約12〜15℃低いであろう。例Vの場合、ゲル化温 度は、典型的には、3M20なしより約12〜15℃低いであろう。例■の場合 、ゲル化温度は、典型的には、3M20なしより約7〜10℃低いであろう。こ のように、組成物は、減少された温度でのゲル化前に加工し加工時に保持し、そ れによってゲル化剤の分解を減少し且つゲルスティックの性質を改善できる。
このことの実際的な利益は、例えば、予備ゲル化製品を包装時に(例えば、ゲル 化温度未満への爾後冷却のために製品の小型容器への逐次沈船)ばらで保持する 際に減少されたゲル化剤分解が得ることができることである。
成分 例(重量96) 安息香酸ナトリウム 1.00 − 1.00水 2.00 − 2.00 ヒドロキシ溶媒 ジプロピレングリコール 43.00 − 47.50プロピレングリコール  − 47.00 −3−メfルー2−オキサゾリンノ:/(3M20) 10. 00 15.00 5.00セバシン酸ジエチル −5,00− ジ(l−フルオロベンジリデン)ソルビトール 3.00 3.00 −ジヘン ジリデンソルビトール(非置換) −−3,50相B ヒドロキシ溶媒 エタノール 10.00 − 10.00プロピレングリコール +5.00  15.00 15.00アルミニウムクロロハイドレート★ L3.50 13 .50 13.50ヒユームドシリカ★★ 1.00 −、 1.00水 −1 ,501,501,50 ★ウエストウツド・ケミカル・コーポレーション(米国ニューヨーク州ミドルタ ウン)からウェストクロルDM200粉末として入手可能 ★★キャボット・コーポレーション(米国イリノイ州タスコラ)からキャボシル として入手可能スティックは、優秀なゲル特性を有し且つ腋の下の面積に適用し た時に優秀な制汗効能を与えることができる。
組成物は透明または半透明であろう。
フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、SE)、CA(BF 、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD、TG )、AU、 BB、 BG、 BR,CA、 C3,FI、 HU、JP。
KP、 KR,LK、 MG、 MN、 MW、 No、 PL、 R○、RU 、SD

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1. (a)制汗剤活性成分0.5%〜35%;(b)置換および非置換ジベンジリデ ンアルジトール、およびそれらの混合物からなる群から選ばれるゲル化剤0.5 %〜10%; (c)一価および多価アルコールからなる群から選ばれる前記ゲル化剤用ヒドロ キシ溶媒5%〜98%;および (d)複素環式環の3位で置換されたC1〜C4アルキル基を有する2−オキサ ゾリジノン、またはそれらの混合物、好ましくは3−(C1〜C4アルキル)− 2−オキサゾリジノン(ただし、前記ゲル化剤は前記ヒドロキシ溶媒より前記2 −オキサゾリジノンに可溶性である)0.5%〜40%を含むことを特徴とする 、酸性pHを有するゲルスティック形態の固体制汗剤組成物。
  2. 2.前記組成物が、前記ヒドロキシ溶媒対前記2−オキサゾリジノンの重量比1 :1から50:1および前記ゲル化剤対前記2−オキサゾリジノンの重量比0. 05:1から2:1を有する、請求項1に記載の固体制汗剤組成物。
  3. 3.前記2−オキサゾリジノンが3−メチル−2−オキサゾリジノンであり且つ 好ましくは前記ヒドロキシ溶媒対前記2−オキサゾリジノンの重量比が3:1か ら20:1であり且つ前記ゲル化剤対前記2−オキサゾリジノンの重量比が0. 1:1から1:1である、請求項1または2に記載の固体制汗剤組成物。
  4. 4.前記ヒドロキシ溶媒7%〜90%、好ましくは60%〜85%、前記2−オ キサゾリジノン1%〜25%、好ましくは5%〜15%、および前記ゲル化剤2 %〜5%を含む、請求項1、2、または3に記載の固体制汗剤組成物。
  5. 5.置換または非置換ジベンジリデンアルジトールが、置換または非置換ジベン ジリデンソルビトール、置換または非置換ジベンジリデンキシリトール、置換ま たは非置換ジベンジリデンリビトール、およびそれらの混合物、好ましくは置換 または非置換ジベンジリデンソルビトール、またはそれらの混合物、より好まし くはジ(m−フルオロベンジリデン)ソルビトール、ジ(m−クロロベンジリデ ン)ソルビトール、非置換ジベンジリデンソルビトール、またはそれらの混合物 からなる群がら選ばれる、請求項1、2、3、または4に記載の固体制汗剤組成 物。
  6. 6.ヒドロキシ溶媒が、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプ ロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ヘキシレングリコール、およ びそれらの混合物からなる群から選ばれる、請求項1、2、3、4、または5に 記載の固体制汗剤組成物。
  7. 7.制汗剤活性成分が、可溶化形態である、請求項 1、2、3、4、5、また は6に記載の固体制汗剤組成物。
  8. 8.請求項1、2、3、4、5、6、または7に記載の有効量の固体制汗剤組成 物を腋の下の領域に適用することを特徴とするヒトにおける発汗ぬれを予防し且 つ制御するための方法。
  9. 9.ヒドロキシ溶媒、置換または非置換ジベンジリデンアルジトールゲル化剤、 および制汗剤活性成分を含有する酸性PHを有する制汗剤ゲルスティック組成物 の製法(ここで、該方法は前記ゲル化剤を加熱された溶媒中に可溶化した後、前 記溶液を冷却してゲルを生成する工程を包含する)であって、前記溶媒系に、溶 液のゲル化温度を有意に減少させるのに十分な量の、複素環式環の3位において C1〜C4アルキルで置換された2−オキサゾリジノンを配合することを特徴と する、制汗剤ゲルスティック組成物の製法。
  10. 10.制汗剤ゲルスティック組成物(ここで、該組成物は酸性pHを有する)を 製造するにあたり、(a)アルコール系溶媒、置換または非置換ジベンジリデン アルジトールゲル化剤および複素環式環の3位において置換されたC1〜C4ア ルキル基を有する2−オキサゾリジノン、またはそれらの混合物を含有する溶液 を調製し(前記ゲル化剤は前記ヒドロキシ溶媒より前記2−オキサゾリジノンに 可溶性であり、且つ前記組成物は前記アルコール系溶媒対前記2−オキサゾリジ ノンの重量比1:1から50:1および前記ゲル化剤対前記2−オキサゾリジノ ンの重量比0.05:1から2:1を有する); (b)収斂制汗剤活性成分を前記溶液に混入し;(c)前記溶液を室温に冷却す る ことを特徴とする、制汗剤ゲルスティック組成物(ここで、該組成物は室温で1 mmの10分の60〜200の平均針入度を有する)の製法。
  11. 11.請求項9または10の方法に従って製造された製品。
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