JPH06507099A - 操作可能なスタイレット及びカニューレを備えた試験切除器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 操作可能なスタイレフト及びカニユーレを備えた試験切除器具又迷塵鳳Ω祖豆皇 皿 本願は、１９９０年１１月７日出願に係る「自動試験切除器具（ＡＵＴＯＭＡＹ ＩＣＢ−１０ＰＳＹ　ＩＮＳＴＲＯＭＥＮＴ）Ｊという名称の一部継続米国特許 出願であり、米国特許出願第０７／６１０，００６号として出願番号を付与され たものである。

発皿凶公！ 本発明は、＆ｌｌｌ試織切除と呼ばれる処置により人間及び動物からａｍ試料を 収集する自動機構に関し、より詳しくは、正確且つ迅速な方法で患者に与える不 快感を最小にできる、組織マスから組織抽出を自動的に行うための器具に関する 。

光五ｑ賀量 人間から（及び動物からも）組織の一部を採集し又は検査して、癌性腫瘍、前悪 性状態及び他の病気又は疾患をもつ患者の診断及び治療の助けをすることがしば しば望まれており且つ頻繁に及び絶対的に必要とされている。［ｌ瘍は、３つの 方法すなわち、触診、Ｘ線撮像又は超音波撮像のいずれかにより患者から最初に 発見される。一般に、癌又は悪性腫瘍の疑いがあると、組織試験切除と呼ばれる 非常に重要な処置がなされて、細胞が癌性であるか否かが判断される。

試験切除は、開放的技術又は閉鎖的技術により行われる。開放的試験切除は、全 組織マス又は組織マスの一部を除去する。一方、閉鎖的試験切除は、通常、針状 の器具を用いて、吸引試験切除（注射器の中空針）又はコアを用いた試験切除（ 特殊な＆ｌ１ｍ切断針設計）が行われる。針を用いた吸引試験切除では、細胞学 的検査のために個々の細胞又は集合細胞が採集される。コア試験切除では、冷凍 セフシラン又はパラフィンセフシランとして行われる組織学的検査のために組織 の一部が採集される。

細胞学的検査又は組織学的検査のための組織試料を得る方法及び処置は、歴史的 に、手による針の挿入及び操作により行われている。これらの処置は、外科医の 眼に見えない状態で行われ、感覚及び既知の解剖学的位置標識に従って案内され る。

従来技術による１つの手動試験切除装置は、カニユーレにより包囲されたスタイ レットを儂えた注射器構造を有している。スタイレットは、尖った先端部（尖端 部）と、該尖端部の後ろの小径シャンクとを有している。尖端部の直径はカニユ ーレの内径より僅かに小さく、このため、意図した試験切除箇所までカニユーレ を周囲の組織に通すとき、＆１ｌＩＩａがカニユーレに入ることが防止される。

小径シャンクとカニユーレの内径との間には、０リングがシール関係をなして配 置される。試験切除注射器の操作中、カニユーレは、組織試料を収集すべく、ス タイレフトの先端部を通過して前方に押し出される。これにより、０リングと組 織試料との間でカニユーレ内には真空が形成され、この真空により、組織試料が カニユーレ内に引き込まれる。

しかしながら、この装置は、手動操作形であるため、後述のようにして非常に小 さな腫瘍を試験切除する場合に、全体として信頼できる結果が得られないという 欠点を有している。

＆ｌｌ織収集装置の例が、米国特許第４，６５１，７５２号、第４，７０２，２ ６０号及び第４，２４３゜０４８号に開示されている。

この５年来、医療技術における非常に重要な２つの革新が、組織試験切除の分野 に影響を与えている。第１の革新は、医者が体内を見ながら針を腫瘍マスまで視 覚的に案内できる組織撮像装置の使用である。第２の革新は、自動コア試験切除 装置（Ａｕｔｏｍａｔｉｃ　Ｃｏｒｅ　Ｂｉｏｐｓｙ　Ｄｅｖｉｃｅ、　Ａ　Ｃ Ｂ　Ｄ）の発明である。ＡＣＢＤは、腫瘍マスを突き刺して組織試料を収集すべ く、かなりの力及び＆１ｉ１１で針セットを推進させる器具である。このＡＣＢ Ｄは、医者が、成長の早期段階で組織マスを検査することを可能にし、早期診断 という医療趨勢及び癌の成功治療に貢献している。

自動コア試験切除装置（ＡＣＢＤ）は、直径２ＩＩ１１という小さな試験切除を 、腫瘍マスに施すことができる。この処置は、超音波又はＸ線によるガイドの下 で行われる。このサイズの腫瘍は試験切除針のサイズとほぼ同じであるため、手 で信頼性をもって試験切除することはできない０手で試験切除を試みると、針が 腫瘍マスを突き刺すことなく、腫瘍マスを遠くに押しやってしまう、自動穿刺装 置は、小さな腫瘍でも突き刺すことができる速度で針を加速する。

自動コア試験切除装置（Ａ　ＣＢ　Ｄ）は、真正切除針セット設計（Ｔｒｕｅ　 Ｃｕｔ　ｎｅ−ｅｄｌｅ　ｓｅｔ　ｄｅｓｉｇｎ）を用いている。真正切除針は 、外側カニユーレ１６（第５ａ図）を備えたノツチ付き内側スタイレット１７か らなる。スタイレット１７はばね力によって組織内に前進され、次にカニユーレ １６が、スタイレフト１７のノツチ内の組織試料１８（第５ａ図）を切除し且つ 捕捉する。真正切除針は、ＡＣＢＤのストロークにより決定される長さをもつ半 円形の断面形状をもつコア組織試料１８を与える。

スタイレット１７は、その先端側端部にノツチ形の切欠きが設けられた針である 。カニユーレ１６は、スタイレット１７上を摺動する先端側端部に一定の角度が 形成された切断面を備えた中空針である。カニユーレ１６を前方に摺動させると 、スタイレット１７のノツチ内の組織がスライスされ、カニユーレ１６が引き戻 されるまでノツチ内に保持される。

ＡＣＢＤに使用されている最も普通の真正切除針のサイズは１８ゲージである。

１８ゲージ針の使用は、侵入部分が最小の針ゲージを使用したいとする医者側の 要望と、明らかな誤診を最小にするためできる限り大きな組織試料を採集したい とする病理学者側の要望との妥協である。針サイズにおけるこの妥協は、病理学 者が正確な診断を行えるようにするため、医者が試験切除部位から多数のコア試 料を得なければならないという状況をもたらす。

医者及び病理学者のこのような要望は、従来のＡＣＢＤ及び針セットの機能及び 設計における別のアプローチの必要性をもたらす、理想的な製品は、より小さな 針ゲージを使用できること及び／又は所与の試験切除部位から多数の試料を採集 する必要性をなくすことができるものである。

兄悪Ω盟約 組織マスの試験切除採集を行う従来技術及び該技術の実際の現状に基づき、所与 の針ゲージについて、現在市販されている装置よりも大きな組織体積を与える試 験切除試料が得られる器具に対する要望が存在する。この大きな組織体積しま、 医者が、より小さな針ゲージを使用すること及び／又は試験切除部位当たりの穿 刺回数を減らすことを可能にする。

より小さな針ゲージが使用でき及び／又は試験切除部位当たりの穿刺回数を低減 できると、試験切除処置の他の重要な領域を開拓でき、このため、これらの処置 の信転性及び安全性が向上する。

従って、本発明者は、組織マスから所定サイズの円筒状組織試料を取り出す器具 であって、検査のための組織試料に自動的に穿刺し、これを捕捉及び取り出す器 具を発明した。

本発明の器具は、ばね動力形機械の設計がなされている。針セントは、ハウジン グと一体であり、且つ中空の外側カニユーレと、尖端部をもつ内側のスタイレッ トとからなる。スタイレフト及びカニユーレはばね力により前方に駆動され、互 いに限定された運動を行う。

好ましい形態では、ハウジングが中空チューブからなり、該チューブは、カニユ ーレ及びスタイレットが取り付けられたばね付勢ピストンを案内する。ピストン は、主ばねを圧縮する外側アクチュエータにより、ハウジングにより形成された チャンバ内で後方に押される。ピストン及び主ばねは、ロック手段により圧縮状 態に保持され、この状態で、内側スタイレフトはカニユーレの内部に配置され且 つカニユーレの先端側端部から突出する。ひとたび、ばね力（解放されると、ピ ストン及びカニユーレは前方に駆動される。ピストン及びカニユーレ内く前進す ると、スタイレットは、ストッパに到達するまで、ピストンの遠端に設けられた 第２ばねにより反対方向に押される（ストッパの位置で、スタイレットは、その 後方移動を停止し、カニユーレの移動の残部について、前進するカニユーレの前 方移動を追跡する）。

カニユーレの前方移動の端部で、ピストンは、０リングシールと合体するフ゛ロ ックに当接する。ピストンが移動するチャンバは、装置の先端側端部にお０て、 一体シールを備えた端キャップによりシールされ、且つ手元側端部にお（１て、 一体シールを備えたプロ７りによりシールされている。ピストンの前方移動の終 時に、チャンバは、ピストンのばね付勢位置により前記ブロックに対してシーＪ しされ、カニユーレの中空ボアのみが出口となる。

ばねが解放されると、組織は、カニユーレの前方移動により穿刺され、且つスタ イレットの後方移動により創出されたカニユーレの中空ボア内に進入する。カニ ユーレは組織内に一定距離だけ前進する。この時点で、内側のスタイレットは後 方移動を停止し、カニユーレに追随し始め、カニユーレに対するスタイレットの 相対移動を停止する。カニユーレは前方移動を続は且つ中空ボアはスタイレット に当接して支持された穿刺組織で充満されているので、カニユーレが更に前進す ると、カニユーレの内部に捕捉された組織がカニユーレの先端側端部においてス ライスされる０重要なことは、本発明の設計により、柔／硬いずれの組織試料を 採集する場合でも、本発明の装置は組織試料を信鯨性をもってスライスでき、こ のため、カニユーレを取り出したときにいかなる組織試料も患者の体内に残され ないことである。

組織が、ブロックの内部Ｏリングシールに当接してシールされたカニユーレ及び ピストンの先端側端部の尖端部でスライスされると、捕捉された組織は、針が周 囲の組織から引き出されるときにカニユーレの中空ボア内に配置された状態に留 められる。捕捉された組織は、ハウジング及びこれと関連する内部部品により創 出されるチャンバの最終的シールとして作用し、このため、組織試料は、カニユ ーレが患者から引き出されるときにカニユーレ内に保持される。

スタイレットは、カニユーレの内部に配置された尖端針である。スタイレットの 先端側端部に設けられた尖端部は、組織マス内への針の導入を容易にする。スタ イレットは、コック位置（発射準備位置）においてカニユーレの端部と同一面に 位置決めされる。コック位置において、スタイレットは、針セットが体内に導入 されるときに組織がカニユーレ内に入ることを防止する。装置が発射されると、 カニユーレが前進し、同時にスタイレフトが反対方向に移動して、穿刺された組 織がカニユーレに入ることができる空間が形成される。

装置がコックされて、ピストン及びカニユーレが引っ込められると、カニユーレ はスタイレット上で後方に移動され、組織試料をカニユーレから押し出す。この 作用によって組織試料が取り出され、ワンモーションで装置がコックされる。

真正切除針セントにより収集された組織の断面積と、本発明による円筒状コア試 料との体積的分析は次の遺りである。

ス叉ヱ２ヱ上−ケニ２−　Ｘ　パーセンテージ真正切除　１８ゲージ　０．００ ０７　ｉｎ”　（約０．００４５ｃｍ”）　−円筒状　１日ゲージ　０．００１ ２　ｉｎ”　（約０．００７８ｃｍ”）　７２％大きな試料円筒状　２０ゲージ 　０．０００５　ｉｎ”　（約０．００３２ｃｍ”）　真正１８ゲージの７１％ 所与の針ゲージ及びコア長さについて、本発明の円筒状コアの体積は、真正切除 針セットにより得られたコア体積より７２％大きい０本発明による２０ゲージの 円筒状針は、１８ゲージの真正切除針セットにより得られる組織の７１％を得る ことができる。

従って本発明の主目的は、円形の断面形状をもつ組織試料を得るための自動組織 試料採取装置を提供することにある。円形の断面形状は、所与の針ゲージについ てより多量の組織マスを与え、組織の損傷が少なく且つ侵入量の小さな処置を与 え、且つ最小の試料個数で最大の組織を採集することを可能にする。

本発明の他の目的は、閉鎖的試験切除処置にとっては小さ過ぎるような組織マス にも穿刺できる速度に針を加速する試験切除器具を提供することにある。

本発明の他の目的は、装置の分解をすることなく或いは多くの機構又は制御装置 を操作することなく、同じ試験切除部位から多数の組織試料を得るのに使用でき る器具を提供することにある。

本発明の更に他の目的は、カニユーレが引き出されるときにカニユーレ内に組織 を保持することを有効に補助するのに実質的に充分なシールを内部チャンバ内に 形成する自動試験切除装置を提供することにある。

本発明のこれらの及び他の目的は、以下の説明及び請求の範囲の記載から明らか になるであろう。

２厘久旦単広説皿 本発明の上記長所及び他の特徴は添付図面から明らかになるであろうし、添付図 面を参照して述べる本発明の好ましい実施例についての以下の詳細な説明におい て指摘されるであろう。尚、添付図面において、対応する部品については同一の 参照番号で示されている。

第１ａ図、第１ｂ図及び第１Ｃ図は本発明の試験切除器具の側断面図であり、第 １ａ図は「発射」位置にある装置を示し、第１ｂ図は親指ノブが後方に押されて 「コック」されている工程にある装置を示し、第１Ｃ図は「コック」位置にある 装置を示す。

第２図は、針の先端側端部を示す部分側面図である。

第３ａ図、第３ｂ図、第３Ｃ図及び第３ｄ図は、本発明の一実施例の操作の種々 の段階における針位置を示す斜視図である。

第４ａ図は、本発明の針の先端側端部の好ましい実施例を示す斜視図である。

第４ｂ図は、本発明の好ましい実施例による針が採集した組織の断面形状を示す 端面図である。

第５ａ図は、従来技術による針の先端側端部を示す斜視図である。

第５ｂ図は、従来技術による針が採集した組織の断面形状を示す端面図である。

しい　の 本発明の原理の理解を促進する目的のため、添付図面に示す実施例を参照して本 発明を説明し、この説明には特定の用語を使用する。しかしながら、これにより 本発明の範囲が制限されるものではないことを理解すべきである０図示の実施例 の種々の変更及び本発明の原理の別の適用は、当業者であれば当然に考え得るも のである。

図面を詳細に考察すると、第１ａ図は本発明の試験切除器具の一実施例を示す側 面図であり、この実施例の主要構成部品が示されている。第１ａ図には、主本体 すなわちハウジングの全体が番号１で示され、組織穿刺／除去手段がスタイレッ ト１１及びカニユーレ１３で示されている。主ハウジング手段は、端キャップ７ から親指ノブ４の先端側端部まで延びている。ハウジング１内には、プランジャ ブロック２が配置されている。プランジャロッド３は、主ばね５を圧縮する親指 ノブ４に圧力を加えることにより押圧される。プランジャ２及び王ばね５は、ア クチェエータボタン８内にあるラッチビン１２により圧縮状態に保持される。

ばね９が、アクチュエータボタン８及びラッチビン１２を、プランジャロッド３ に対して上方に押し付ける。プランジャロフト３が押圧されると、ラッチピン１ ２がプランジャロフト３の環状溝内に入って戻り止め状態になるまで、ラッチビ ン１２がプランジャロフト３に沿って摺動する（第１ｂ図）、う７チピン１２ハ フランジヤロツド３を所定位置に保持し、かくして、アクチュエータボタン８が 押圧されるまで、プランジャ２及び主ばね５を圧縮状態に保持する。ひとたび試 験切除器具がコックされると、ばね１４は、親指ノブ４を、主本体１のストッパ ２３に当接する初期位置に戻す（第１ｃ図）。

アクチュエータボタン８を押し下げると、プランジャロフト３が解放されて、主 ばね５が、プランジ中２を、これに取り付けられた関連部品であるカニユーレ１ ３と共に前方に押し出す。カニユーレ１３は、プランジャ２の孔を通って該プラ ンジャ２にシールされて固定されており且つハウジング１の内部に形成された内 部チャンバ２１と連通している。プランジャ２は、０リングシール１０と接触す るとき、Ｏリングシール６と関連した端キャップ７と共に主ハウジング１の気密 内部チャンバ２１を形成し、カニユーレ１３の中空本体のみが空気通路となる。

アクチュエータボタン８を押し下げるとプランジャロッド３が解放され、これに より、プランジャ２が主ばね５により前方に押し出される。プランジャ２が前方 に移動するとき、ばね１６がスタイレソトプランジャブロソク１５を後方に押し 、これにより、該ブロック１５に取り付けられたスタイレット１１がカニユーレ １３から後方に引き出される。

スタイレフト１１が後方に移動するとき、カニユーレ１３は前方移動を続ける。

カニユーレ１３とスタイレット１１との間の相対移動関係は、プランジャ２２の ストッパカラー２０がプランジャブロック２と接触するまで維持される。この時 点で、カニユーレ１３は依然として前方に移動し続けるけれども、スタイレフト １１は後方移動を停止し、カニユーレ１３と共に前方に移動し始める。カニユー レ１３及びスタイレット１１の両者は、プランジャブロック２が０リング１０に 当接して主ハウジング１のチャンバ２１をシールするまで、周囲の組織を通って 前方に移動し、カニユーレ１３内に捕捉された組織を切除する。カニユーレ１３ 内に捕捉された組織は、主ハウジング１内に形成されたチャンバ２１に対するシ ールとして作用し、捕捉された組織を不意に喪失することなくして周囲の組織か ら針を引き出すことを可能にする。

第２図は、カニユーレ１３及びスタイレッ）１１の先端側端部を示す側断面図で ある。スタイレット１１は、その先端側端部に尖端部をもつ中実ロッドである。

スタイレフト１１は、カニユーレ１３が、周囲のｍ織を通って意図した試験切除 箇所まで移動されるときに、ｍ織がカニユーレ１３内に入ることを防止する。

第３ａ図〜第３ｄ図は、本発明の針の先端側端部の好ましい実施例の４つの移動 段階を示すものである。

第３ａ図は、好ましい実施例のカニユーレ１３及びスタイレフト１１が「コック 」位置にあるところを示す。

第３ｂ図は、好ましい実施例のカニユーレ１３及びスタイレット１１が「発射」 されているときの作用を示す。

第３　ｃ図は、スタイレット１１が後退移動しているときのカニユーレ１３の継 続移動を示す。

第３ｄ図は、好ましい実施例のカニユーレ１３及びスタイレフト１１が「コック 」されている状態にあり且つその後に組織試料１５が排出された状態を示す。

第４ａ図は、本発明の好ましい実施例が、組織試料１５を排出したときの針の先 端側端部を示す。

第４ｂ図は、本発明の好ましい実施例による針の先端側端部から採集した組織試 料１５の断面形状を示す。

第５ａ図は、従来技術による装置の針の先端側端部及び排出された組織試料１日 を示す。

第５ｂ図は、従来技術による装置の針の先端側端部から採集された組織試料１８ の断面形状を示す。

以上、本発明を添付図面に関連して詳細に説明したが、図示の実施例は例示であ って制限的なものではないと考えるべきである。また、好ましい実施例のみを図 示し且つ説明したものであって、あらゆる変更が本発明の精神の範囲内にあり且 つ保護されるべきであると理解すべきである。

Claims (17)

【特許請求の範囲】
1. １．本体と、 該本体内に形辰されたキャビティと、 該キャビティ内で移動可能に取り付けられたカニューレピストンと、前記キャビ ティに対してカニューレピストンを偏倚させる手段と、該偏倚手段に抗してカニ ューレピストンを押圧する手段と、長い内部ボアを備えた長いカニューレと、該 カニューレがカニューレピストンと共に移動できるように、カニューレをカニュ ーレピストンに固定する手段と、カニューレの前記内部ボア内に配置された長い スタイレットと、カニューレの移動方向とは反対方向にスタイレットを移動させ る手段とを有することを特徴とする自動試験切除器具。
2. ２．前記偏倚手段が、前記カニューレピストンを非コック位置に偏倚でき、前記 押圧手段が、前記試験切除手段に抗して前記カニューレピストンをコック位置に 押圧でき、 前記カニューレピストンをコック位置に選択的にロックする手段を更に有してい ることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の自動試験切除器具。
3. ３．前記カニューレが先端側端部を備えており、前記スタイレットが先端部を備 えており、前記スタイレットの前記先端部がカニューレの前記先端側端部から突 出するように、前記押圧手段が前記偏倚手段に抗してカニューレピストンをコッ ク位置に押圧でき、 前記偏倚手段が、カニューレピストンを、前記カニューレの先端側端部がスタイ レットの前記先端部上で該先端部を通過して押圧される非コック位置に偏倚でき ることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の自動試験切除器具。
4. ４．前記スタイレットを移動させる手段が、スタイレットピストンと、カニュー レピストンに対してスタイレットピストンを移動可能に取り付ける手段と、カニ ューレピストンに対してスタイレットピストンを偏倚させる手段とを備えており 、 前記スクイレットをスタイレットピストンに固定する手段を更に有していること を特徴とする請求の範囲第１項に記載の自動試験切除器具。
5. ５．前記スタイレットピストンをカニューレピストンに移動可能に取り付ける手 段が、カニューレピストンに形成された通路を備えており、前記スタイレットピ ストンが、前記通路内にスタイレットピストンを保持すると同時にスタイレット ピストンとカニューレピストンとの間の相対移動を制限する保持手段を備えてお り、該保持手段が第１保持端部及び第２保持端部を備えており、 前記カニューレピストンに対してスタイレットピストンを偏倚させる手段が、カ ニューレピストンと、前記第１保持端部及び第２保持端部のうちの一方との間に 配置されていることを特徴とする請求の範囲第４項に記載の自動試験切除器具。
6. ６．前記カニューレの内部ボアが前記キャビティに連通しており、組織試料がカ ニューレ内に確実に保持されるようにするため、前記カニューレピストンが第１ 方向に押圧されるとカニューレピストンとキャビティとの間にシールを形成する 手段を更に有していることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の自動試験切除 器具。
7. ７．本体と、 該本体から延びているカニューレとを有しており、該カニューレが内部ボアを形 成しており、 前記カニューレの内部ボア内に配置されたスタイレットと、前記カニューレの内 部ボア内に組織試料を収集するため、前記カニューレを前記スタイレットを通過 して第１方向に迅速に押圧する手段と、前記スタイレットを、前記第１方向とは 反対の第２方向に押圧する手段とを有することを特徴とする自動試験切除器具。
8. ８．前記本体が内部キャビティを形成しており、前記カニューレ押圧手段が、キ ャビティ内に移動可能に取り付けられたカニューレピストンと、該カニューレピ ストンを前記第１方向に偏倚させる手段とを備えており、 前記カニューレをカニューレピストンに固定する手段を更に有していることを特 徴とする請求の範囲第７項に記載の自動試験切除器具。
9. ９．前記スタイレット押圧手段が、スタイレットピストンと、カニューレピスト ンに対してスタイレットピストンを移動可能に取り付ける手段と、カニューレピ ストンに対してスタイレットピストンを偏倚させる手段とを備えており、前記ス タイレットをスタイレットピストンに固定する手段を更に有していることを特徴 とする請求の範囲第８項に記載の自動試験切除器具。
10. １０．前記スタイレットピストンをカニューレピストンに移動可能に取り付ける 手段が、カニューレピストンに形成された通路を備えており、前記スタイレフト ピストンが、前記通路内にスタイレットピストンを保持すると同時にスタイレッ トピストンとカニューレピストンとの間の相対移動を制限する保持手段を備えて おり、該保持手段が第１保持端部及び第２保持端部を備えており、 前記カニューレピストンに対してスタイレットピストンを偏倚させる手段が、カ ニューレピストンと、前記第１保持端部及び第２保持端部のうちの一方との間に 配置されていることを特徴とする請求の範囲第９項に記載の自動試験切除器具。
11. １１．前記カニューレの内部ボアが前記キャビティに連通しており、組織試料が カニューレ内に確実に保持されるようにするため、前記カニューレピストンが第 １方向に押圧されるとカニューレピストンと内部キャビティとの間にシールを形 成する手段を更に有していることを特徴とする請求の範囲第８項に記載の自動試 験切除器具。
12. １２．本体と、 該本体から延びているカニューレとを有しており、該カニューレが内部ボアを形 成しており、 前記カニューレの内部ボア内に配置されたスタイレットと、前記カニューレの内 部ボア内に組織試料を収集するため、前記カニューレを前記スタイレットを通過 して第１方向に迅速に押圧する手段と、前記カニューレが第１方向に押圧される ときに、前記スタイレットを最初は前記第１方向とは反対の第２方向に押圧し、 次に、前記カニューレが第１方向に移動するときに、前記スタイレットが第１方 向に移動することを可能にする手段とを有することを特徴とする自動試験切除器 具。
13. １３．前記本体が内部キャビティを形成しており、前記カニューレ押圧手段が、 キャビティ内に移動可能に取り付けられたカニューレピストンと、該カニューレ ピストンを前記第１方向に偏倚させる手段とを備えており、 前記カニューレをカニューレピストンに固定する手段を更に有していることを特 徴とする請求の範囲第１２項に記載の自動試験切除器具。
14. １４．前記スタイレット押圧手段が、スタイレットピストンと、カニューレピス トンに対してスタイレットピストンを移動可能に取り付ける手段と、カニューレ ピストンに対してスタイレットピストンを偏倚させる手段とを備えており、前記 スタイレットをスタイレットピストンに固定する手段を更に有していることを特 徴とする請求の範囲第１３項に記載の自動試験切除器具。
15. １５．前記スタイレットピストンをカニューレピストンに移動可能に取り付ける 手段が、カニューレピストンに形成された通路を備えており、前記スタイレット ピストンが、前記通路内にスタイレットピストンを保持すると同時にスタイレッ トピストンとカニューレピストンとの間の相対移動を制限する保持手段を備えて おり、該保持手段が第１保持端部及び第２保持端部を備えており、 前記カニューレピストンに対してスタイレットピストンを偏倚させる手段が、カ ニューレピストンと、前記第１保持端部及び第２保持端部のうちの一方との間に 配置されていることを特徴とする請求の範囲第１４項に記載の自動試験切除器具 。
16. １６．前記カニューレの内部ボアが前記キャビティに連通しており、組織試料が カニューレ内に確実に保持されるようにするため、前記カニューレピストンが第 １方向に押圧されるとカニューレピストンと内部キャビティとの間にシールを形 成する手段を更に有していることを特徴とする請求の範囲第１３項に記載の自動 試験切除器具。
17. １７．本体と、 該本体から延びているカニューレとを有しており、該カニューレが内部ボアを形 成しており、 前記カニューレの内部ボア内に配置されたスタイレットと、組織試料を収集し且 つ切除するため、前記カニューレを前記本体から押圧する手段と、 組織試料を収集するため、前記スタイレットを最初は前記カニューレの移動方向 とは反対の方向に押圧し、次に、前記カニューレが組織試料を切除することを補 助するため、前記スタイレットが前記カニューレの移動方向に移動することを可 能にする手段とを有することを特徴とする自動試験切除器具。