JPH06506913A - 毛質改良と育毛促進のための化粧用または薬用製剤 - Google Patents

毛質改良と育毛促進のための化粧用または薬用製剤

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JPH06506913A JP4502462A JP50246292A JPH06506913A JP H06506913 A JPH06506913 A JP H06506913A JP 4502462 A JP4502462 A JP 4502462A JP 50246292 A JP50246292 A JP 50246292A JP H06506913 A JPH06506913 A JP H06506913A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 毛質改良と育毛促進のための 化粧用または薬用製剤 この発明は、チオシアン酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩および/また はアンモニウム塩を基剤とする毛質改良と育毛促進のための化粧用または薬用製 剤およびその使用に関する。
ヨーロッパ特許出願EP−0336A2号明細書には、調髪、育毛の保持促進お よび有害な影響に対する髪の抵効力の増大のためのヒト用化粧剤としてチオンア ン酸の生理学的に許容される塩類を使用する技術が開示されている。有用な動物 の場合、羊毛、毛皮、皮革および/または羽毛の生産における生産性の向上と品 質(例えば、光沢、毛皮の構造、毛髪強度、毛髪弾性、毛皮の密度と均質性、加 工処理工程における柔軟性と強度等)の改良のためにチオンアン酸の塩類が利用 できることも該明細書には記載されている。該塩類の適用態様は、ヒトの場合に は王として外用的であり(例えば、化粧用または薬用製剤において、浴場、ヘア トニック、ノヤンブーおよびヘアバック等の添加剤として使用される)、有用な 動物の場合には主として経口的である(例えば、飼料への配合またはチオシアン 酸塩強化飼料の投与によっておこなわれる)。
さらにまた、胎盤およびその含有成分、例えば、エストロゲンおよび池のホルモ ン並びにアラントイン、硫黄、ノスルフィド、セレン、重金属塩、抗酸化剤、血 管拡張剤、ビタミン類、特にビタミンA1ビタミンB類、特にチアミン、ビタミ ンD類、特にビタミンD3、パントテン酸およびトコフェロール、アミノ酸、ペ プチド、蛋白質またはその氷解物、カルボン酸、微生物抽出物、植物抽出物、動 物抽出物、ヒトの組織、例えば、胎盤からの抽出物等の使用、並びに光増感剤の 存在下での天然および/または人工の紫外線照射によって、毛髪特性や育毛に有 益な効果がもたらされることも知られている。しかしながら、これによってもた らされる効果は一般に顕著なものではなく、実際上再現性もない。さらに、上記 の作用物質の多くのものは長期の使用を不可能にする急性または慢性の副作用を もたらす危険性を内包している。
独国特許公告公報DE−PS 30 39 281号には、植物性原料の使用に よって引起こされる5CN−の明らかに有害な効果は、適当な補償剤、例えば、 銅(II)イオンの使用によって調整されることが記載されている。さらに、該 公告公報からは、5CN−明らかに毒性作用をもたらすので、その使用量は出来 るだけ少なくすべきことが読み取れる。毒物学上の理由からCu”および5CN −の使用量の限度はそれぞれ1.5〜6 u/リットルおよび1〜5I1g/リ ットルとされている。提案されている混合物中の5CN−含有量は、レドックス 電位に及ぼす外部的因子(例えば、大気中の酸素や塵埃等)に応じて、不規則的 ではあるが、全体的には連続的に減少する。この観点からすれば、該公告公報で 権利請求されているCu”と5CN−の量は長期間にわたって安定で生物学的に 活性で望ましい添付量とは言えない。同時に、遊離のチオシアネートイオンの急 速な消失によって、少量の5CN−のみが利用できるだけである。
オーストリア国特許AT−E−13484号明細書には、蛋白質氷解物とアルカ リチオシアネートを含有する化粧用毛髪処理剤が開示されており、該処理剤は髪 に滑らかさと柔軟性を付与すると共に、望ましくない粘着性を付与することなく 効果的な整髪を可能にする。育毛(髪の成育の保持促進)と毛質に対する影響、 例えば、有害な影響に対する抵効力の増大等に関する記載は該明細書にはない。
独国特許出願DE 33 38339 A1号明細書には、ジヒドロテストステ ロン血漿濃度を低下させるプロゲステロン様活性を有する作用物質をヒトの脱毛 症の治療剤として使用する技術が記載されている。
ホルモンの内分泌障害によって健全な育毛が損なわれることが知られている。
この知見に基づき、ホルモンとステロイドを作用物質として利用することが提案 されているが、その結果は統一的には評価されていない[ヤニスチン(H,J  anistyn)著、「ハンドブーツ・デル・コスメーチ力・ラント・リーヒ/ ユトッフェ(Handbuch der Kosmetika und R1e chstoffe)J、第3巻(1973年)、第285頁〜第302頁および 第423頁〜第425頁、ヒュチッヒ社(A、 Huethig −Verla gXハイデルベルク)発行コ。シュミット(Sch■1dt)らのその後のアン ドロゲン性脱毛症患者(女性)のホルモン濃度に関する研究によれば、エストロ ゲンの濃度変化は確認されなかったが、コルチソル、TSHおよびアンドロステ ンジオンの濃度増加が認められた。この結果から、アンドロゲン性脱毛症の原因 療法の手がかりとして、甲状腺機能低下症と一過性高ブロラクチン症が説明され て0る[ハウトアルット(Hautarzt)、第42巻(1991年)、第1 68〜第172頁参照]。
さらに、ベルフナ−(T、 Bergner)とブラウンーファルコ(0,Br aun −Falco)のその後の研究によって、女性のアンドロゲン性脱毛症 患者(AAF)lこつ(Xて多数の矛盾したホルモン検査の結果が指摘され、エ ストロゲンを含有する外用製剤1の治療的価値に疑問が投げかけられた[/%ウ トアルット、第42巻(1991年)、第201頁以下参照コ。
独国特許出願DE 35 04 695 A1号明細書1こ(ま、育毛;こ対す るビタミン類、血液循環促進剤および皮膚刺激剤の作用、特にビタミンEの作用 、並びに該作用が、血液循環促進剤、血管拡張剤および皮膚刺激剤の添加(こよ って改良されることが記載されている。
例えば、ヤニスチンの報文[)\ンドブーフ・デル・コスメーチカ・ラント・1 ノーヒ7ユトノフエ、第1巻(1968年)、第894〜第895頁参照]等力 1ら知られているように硫黄は強力な角膜形成性作用、再生性作用および角質溶 解性作用を発揮し、該作用はアルカリと混合することによって非用1こ強化され るので、毛髪等の強力なケラチン形成効果が達成されるが、該報文1こ(嘘、硫 黄ζ二よる育毛促進効果に関する直接的な記載はない。それどころか、該文献の 第295頁(こ1よ、「頭の不毛地肌に毛皮を再生できるヘアトニックは現在の ところ知られてLNなシ1」と記載されている。
独国特許出願DE 37 40 576 A1号明細書1こ1よ、育毛促進用の 特定の1−ピペランニルピリミジン(ミノキシジルおよびその誘導体)力1己載 さねている。この場合、配合剤としては、常套のキャリヤーと助剤jの(1か( こ(ま、レチノイド(Retinojds)のみが挙げられている。
脱毛症患者の毛質と発毛の改善を調髪剤または育毛促進剤の使用によっておこな うという意味における育毛促進は、当該分野の現在の技術水準では不完全にしか 解決されていない化粧剤や薬剤に関して設定されている目標である[ラムバッハ (W、 Umbach)著、「コスメーチク・エントヴイックルング・ヘルステ ルング・ラント・アンヴエンドゥング・コスメテッシャー・ミテル(Kos■e tik、Entwicklung、Herstellung und Anwe ndung kosmetischer Mittel)J、チーメ社(Thi eme −Verlag)(ンユトウットガルト、ニューヨーク)発行(198 8年)〕。
この発明の課題は、調髪製剤を含む化粧用または薬用組成物の構成成分として、 チオンアン酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩および/またはアンモニウ ム塩を基剤とする作用物質の新規な配合剤を提供することであって、これによっ て下記の諸問題を解決する: (1)毛質と毛髪特性の改善。これによって健全な発毛を保証すると共に、毛質 (光沢、弾性、密度、均質性、柔軟性、強度および整髪性)を改善する。
(2)毛髪の損傷と脱毛の防止。これによって、特に、毛髪に損傷をもたらす影 響、例えば、パーマネント、染髪または環境による影響を少なくする。
(3)健全なヒトまたは有毒性ストレスを含む疾患を煩うヒトの発毛促進。育毛 が有毒性の影響因子、例えば、細胞増殖抑制性療法、市販の有害物質または環境 中の有害物質等によって妨げられる場合には、育毛の保持促進効果が望まれる。
上記の要求は、チオシアン酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩および/ま たはアンモニウム塩を基剤とし、さらに、エストロゲン、硫黄、スルフィドイオ ン、血管拡張剤、皮膚活性ビタミン、無機セレン化合物、アミノ酸、蛋白質氷解 物および皮膚内で生理的に生成するカルボン酸から成る群から選択される1種ま たは2種以上の成分、並びに所望による洗髪用および調髪用の既知の助剤および キャリヤーを含有することを特徴とする毛質改良用および育毛促進用の化粧用ま たは薬用製剤によって満たされる。
驚(べきことには、チオ/アン酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩および /またはアンモニウム塩を基剤とし、これに、毛髪特性と育毛に対して促進効果 を発揮する他の成分を配合した本発明による化粧用または薬用製剤が、毛質の改 善および/または育毛促進に関して、各配合成分の加算的効果以上に高い効果を もたらすことが判明した。本発明による作用物質の併用によって、相乗効果が得 られる。この場合の「相乗効果」とは、チオンアン酸のアルカリ金属塩、アルカ リ土類金属塩および/またはアンモニウム塩と共に配合する他の成分は、毛質の 改善および/または育毛の促進に関して、単独では十分な効果をもたらさないこ とを意味する。
加水分解によってチオノアン酸を生成する生理学的に許容し得る全てのチオ/ア ン酸塩を本発明において使用することも原則的には可能であるが、好ましい化粧 用または薬用製剤にはチオンアン酸のアルカリ金属塩、特にナトリウム塩または カリウム塩を配合する。
チオ/アン酸のアルカリ金属塩および/またはアルカリ土類金属塩の濃度に関す る好ましい限定条件はヨーロッパ特許出願EP−0336236A2号明細書に 記載されている。本発明による化粧用または薬用製剤中のチオシアネートイオン の好ましい濃度は、該製剤に基づいて0.01〜1重量%である。
皮膚科の臨床からは、エストロゲン含有製剤は、最良の場合でも再現性が乏しく て低い育毛促進効果しか発揮しないことが知られているので、この種の製剤力( 適用される患者は極めて限定される。エストロゲンの外用に関する治療的効果に 対しては、確かな研究の欠如やその後の基本的知見を考慮することによって、増 々疑念が持たれるようになっている(ベルフナ−とブラウンーファルコの前記文 献参照)。しかしながら、本発明によれば、チオシアン酸のアルカリ金属塩、ア ルカリ土類金属塩および/またはアンモニウム塩と共にエストロゲンとしてエス トラジオール、特にエストラジオールベンゾエートを製剤に基づいて0.002 〜619/リツトル含有する製剤が、特にアンドロゲンに起因する脱毛症の治療 (こおいて、個々の作用物質を用いる治療の場合に比べて、著しく高い治療効果 をもたらすことが判明した。健全な髪、即ち、アンドロゲンに起因する発毛障害 のない髪の育毛活性をエストロゲンが低減させるという効果が、5CN−によっ て実際上完全に相殺されるという証拠は、両方の作用物質の併用の可能性を提示 する。
この場合、エストロゲンの予期し得ない影響は補償され、完全に新しいコエルギ スムス(Koergismus)が現わされる。
エストロゲン含有水性アルコール溶液のチオノアネートイオンを添加することに よって、その効能は強められるので、アンドロゲンに起因する発毛障害を煩う患 者に上記配合製剤を適用することによって、単一の作用物質としてのチオシアネ ートの効果であって、ヨーロッパ特許出願EP−0336236A2号明細書に 開示されていない効果が得られる。
ホルモン性障害に影響を及ぼすエストロゲン、および細胞代謝とエストロゲンレ セプターに影響を及ぼす作用物質であるチオシアネートとの併用によって、チオ ンアネートイオンの育毛促進作用の効果が高められる。この場合、チオシアネ− 1−によって媒介される細胞活性によって、特にレセプターボテンノヤルが高め られるので、エストラジオールのレセプターに対する高い結合能が得られるもの と考えられる。
相乗作用をもたらす上記の作用効果によって、ホルモンの投与量は、例えば、エ ストロゲン、特にエストラジオールベンゾエートの場合、育毛を促進するために 常用される量の5分の1から3分の1、即ち、2mgまで減少させることができ るので、既知の全身的な副作用、例えば、女性化乳房や毫丸萎縮症等の危険性を 大幅に低減させることができ、同時に、育毛に対する望ましくない副作用の危険 性を低減させることもできる。
硫黄浴とチオンアネート含有製剤の併用療法によって、チオシアネートの使用に よる調髪と育毛促進に関する効果を著しく高めることができる。
種々の症状の脱毛症で煩う患者を硫黄浴[パート・ランゲンザルツy(Bad  Langensalza)/チューリンゲン]で数週間にわたって治療した。該 硫黄浴では、硫酸塩含有地下水から微生物の作用によって、2価の硫黄が生化学 的に発生する。
治療耐性の脱毛症で煩う患者を数年間にわたって治療したところ効果はなく、萎 縮性の毛質は治療直後に悪化し、毛孔内に1本の毛が認められた。同時に育毛の 開始活性点は表皮の表面上に不均一に分布した。数ケ月以上経過後、特に2年以 上経過後、効果は変わらなかった。患者の一部には脂漏の改善が認められ、また 、脂を滞の改善が認められた患者もあった。皮膚の酸性保護層は有害な影響を受 けず、また、その他の副作用も認められなかった。特に、予想されたように、甲 状腺の機能は影響を受けなかった。
本発明による化粧用または薬用製剤の別の態様は、チオシアン酸のアルカリ金属 塩、アルカリ土類金属塩および/またはアンモニウム塩を基剤とし、コロイド状 硫黄を、製剤に基づいて0.01〜20哩/リットル含有する製剤である。チオ ンアン酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩および/またはアンモニウム塩 による毛質の改善および/または育毛促進の強化のためには、2価の硫黄の作用 と薬浴中に含まれる他の天然成分の作用を関連させることができる。このことは 、特に細胞代謝の強化を伴う血行の促進および2価の硫黄の調製にも適用される 。さらに留意すべきことは、天然の治療薬中には、極めて少量であって上記効果 をもたらすには取るに足りない量(約7〜15μg/リットル)のチオンアネー トが含まれている。
本発明の別の態様においては、事情に応じては重要な意義を有する健全な毛髪の ための頭皮の血行について研究し、当該分野で既知であって、薬剤の分野におい て使用されている局部的に作用する血管拡張剤とチオシアネートとの併用効果に ついて調べた。チオノアン酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩および/ま たはアンモニウム塩と血管拡張剤を併用することによって、個々の成分の効能に 比べて強化された効能が認められた(この効果は、毛髪の成長期のための育毛段 階の変化によって確かめられる)。従って、本発明による好ましい実施態様にお いては、チオンアン酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩および/またはア ンモニウム塩を基剤とする毛質改善と育毛促進用の化粧用または薬用製剤は、血 管拡張剤としてニコチン酸プロピルを、該製剤に基づいて、特に1〜50g+9 /リツトル含有する。
ニコチン酸プロピルを単独で使用しても、統計的に有意な育毛促進効果は認めら れないことが確認された。一方、チオシアン酸ナトリウムとニコチン酸プロピル を併用することによって、著しい育毛促進効果が認められた。この効果は、チオ ンアネート単独使用による対応する育毛促進効果を明らかに凌駕する。
使用時には充血をもたらす血行の改善によって、チオンアネートイオンの比較的 迅速で均一な浸透が保証され、これにより両方の成分の育毛促進効果が強化され る。この好適な効果は、脱毛症患者の治療において重要なだけでなく、健康人の 発毛の改善に役立つ。
皮膚活性ビタミン類、例えば、パンテノールを使用することによって、相乗的な 併用効果が認められる。治療はチオシアネートの水性溶液を皮膚および毛髪に塗 布してすり込むことによっておこなう。次いで、パンテノールの噴霧液を噴霧塗 布してすり込み、その後、洗髪する。これによって、各成分の単独使用の場合に 、比べて、毛髪密度と毛髪特性は明らかに改善される。明らかに、皮膚活性ビタ ミン類の局所使用によって細胞代謝が促進され、チオシアネートの代謝効果が改 善される。
従って、本発明の好ましい態様においては、先に定義された製剤に、皮膚活性ビ タミンとしてデキスバンテノールを該製剤に基づいて、特に1〜50g/リット ル、就中、1〜5g/リットル配合する。
本発明のさらに別の態様は、チオシアネートとセレン化合物の併用効果に関する ものである。この場合、成長期の育毛段階にとって有利になるように、育毛段階 に有意な移動がみられた。従って、本発明による製剤の好ましい態様においては 、アルカリ金属セレノシアネートを、製剤に基づいて、特に0.01〜5即/リ ットル配合する。本発明において特に好ましいアルカリ金属セレノシアネートは カリウムセレノシアネートである。
脱毛症で煩う被検者について、チオシアン酸ナトリウムと比較的高い分子量を有 する短鎖ペプチドおよび/または蛋白質の併用効果を、これらの成分をアミノフ ュージョン−へパール(Aminofusion −Hepar)注入溶液とし て調製して調べtこ。
これらの製剤はヘアパックとして使用した後、シャンプーを用し1て洗髪した。
上記併用成分間の相互作用によって、育毛に関するチオンアネートの効果1ま強 化される。このことは、特に毛髪の光沢と整髪性に係わる。さらに、高分子量短 鎖ペプチドまたは蛋白質を添加した後、強く分散させることによって、疎水的相 互作用と配位結合力に起因して、チオノアネートの生有効性力畷改善される。従 って、本発明による製剤のさらに別の好ましい態様においては、アミノ酸もしく (マアミノ酸混合物および/または蛋白質氷解物を全体で、該製剤に基づL)て 、1〜1.50g/リットル、好ましくは、10〜80g/す・ソトル配合する 。
また、チオ/アネートと皮膚内で生理的に生成する短鎖カルボン酸の併用効果に ついても検討した。この種のカルボン酸の代表例として、育毛ζ二対して単独で は有意な効能を発揮しないことが確かめられている乳酸を例示する。チオシアネ ートと皮膚内で生理的に生成するカルボン酸との相乗効果は、毛髪の成長期1こ とって有利になるように成育段階が移動することによって確かめられた。従って 、本発明による製剤のさらに別の好ましい態様におL%では、皮膚内で生理的1 こ生成するカルボン酸として乳酸を、製剤に基づいて、特に1〜100g/IJ ・ソトル配合する。
チオンアン酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩および/まtこ(まアンモ ニウム塩を基剤とする毛質改善と育毛促進のための化粧用また薬用製illこ1 ′!、所望により、当該分野において、洗髪剤や調髪剤の助剤やギヤ1ツヤ−と して既知の添加剤を配合してもよい。洗髪剤や調髪剤用のこの種の助剤やギヤ1 ツヤ−として1ま次のものが例示される:エタノール、グリセロール、アルカリ 金属アルカンスルフェート ワックスアルコール、トリグリセリド、サノ<ミン( Sapamine)、お よび乳イヒアルコール(Alcoholes emulsivicantes) [ヴインター(F. Winter)著、「ノhンドブーフ・デル・ゲザムテン ・パーツユメリー・ラント・コスメーチク(Handbuckder gesa mten Parfuemerie und Kosmetik)J、ンユプ1 ノンガー( S pringer)社(ウィーン)、第6版(1952年発行) 参照]。好ましい局所塗布用製剤形態は、特に、溶液、乳濁液、分散液、ゲルお よび/または軟膏である。
本発明においては、チオシアン酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩および /またはアンモニウム塩、並びに毛質の改善と育毛の促進に関して相乗的な効果 をもたらすその他の成分を1種の同一の溶液、乳濁液、分散液、ゲルまたは軟膏 に含有させる必要はない。本発明による化粧用または薬用製剤には、前記成分を 別々に含有させた形態の製剤も包含され、同時的または経時的な使用が可能であ る。
各成分を使用すべき最も有利なタイミングは、簡単な試験と効果の確認によって 容易に決定することができる。従って、本発明による製剤のさらに別の好ましい 態様においては、チオシアン酸のアルカリ金属塩および/またはアルカリ土類金 属塩並びにその他の成分を相互に別々に存在させ、各成分系には所望により、自 体公知の助剤やキャリヤーが配合される。
毛質の改善と育毛促進用製剤の用途は原則的には限定されるものではなLNが、 本発明による好ましい一つの使用態様は、局所塗布であり、所望により、薬湯、 シャワーローンヨン、ヘアトニック、ヘアシャンプー、整髪剤および/または化 粧品に配合して使用してもよい。特に本発明は、毛質や毛髪特性の改善、毛髪損 傷と脱毛の予防および育毛の促進、特に、毒性、代謝性または遺伝性の脱毛症1 こ対する該製剤の使用に関する。従って、化粧用または薬用製剤1よ溶液、乳濁 液、分散液、ゲルおよび/または軟膏の形態で使用してもよい。
さらに、チオシアネートイオンと生理学的に活性な紫外線照射との併用効果につ いても検討した。全類脱毛症に煩う被検者に、PUVA療法(8−メトキシープ ソラレンとUV−A照射の併用)に従って、紫外線を全身照射し、チオシアン酸 ナトlJ’+ムをヘアバックとして塗布した。チオシアン酸ナトリウムとPUV A−療法の併用によって育毛の開始が認められた。この場合、育毛の面積と密度 ;こ関し、チオンアン酸ナトリウムの単独使用の場合に比べて、高L1治療効果 力(みられた。
メフェルトらによって確かめられた効果、即ち、8−メトキシーブソラレンが核 酸以外の他の構造体[コール(R,S、 Co1e)の報文、「フロコラマリン (ブソラレン)の存在下でのDNAの光誘導架橋」、Biochim、Biop hys、 Acta(AMST、 )、第217巻(1970年)、第30頁〜 第39頁]、特に、蛋白質に結合することによって、細胞膜の変化[リオゾーメ ン(Lyoso閣en)]を経て該作用が進行するという効果[H,Meffe rt、 W、 Dietzel、W、GuentherおよびN、5oenni chsen著、「蛋白質に対する光増感剤のUV−A II−結合と8−メトキ シブソラレンの使用による乾癖症の光化学療法」、Derya、 Mschr、 第162巻(1976年)、第887頁〜第892頁〕が上記併用治療効果と関 係しているものと考えられる。
可能な作用機構を解明するために、モルモットを用いる実験をおこなった。モル モットの場合、UV−照射は皮膚内のチオンアネートの濃度を低減させ、対照グ ループの血清中で確認されたストレスに関連するチオシアネートの濃度増大を妨 げる作用をする。
ラジカルの生成とその後の反応過程によって利用し得るチオンアネートが反応す るものと考えられるが、このことは、皮膚内だけてなく、血清中においても確認 されている。チオンアネートの局所的な同時使用によって、デポ−剤(Depo t)が再充填され、このことが、IJ V −A−照射とチオシアネートの局所 的使用による相乗的な効果の本質的な原因となっているものと考えられる。
アンドロケン性脱毛症で煩う5人の男性被検者に、市販の7ヤンブーで洗髪した 後、下記の組成を有するアルコール溶液を1週間に一回塗布した:チオノアン酸 ナトリウム 27.4u 70%エタノール 100100O全溶液)育毛状態を以下の表1に従って評価 した。
表1 0: 育毛なし 2: 完全育毛に対して10〜40%の育毛4: 完全育毛に対して40〜60 %の育毛6: 完全育毛に対して60〜80%の育毛8: 完全育毛に対して8 0〜100%の育毛(2)毛髪密度 0.5.非常に低い毛髪密度 10: 低い毛髪密度 1.5= 普通の毛髪密度 2.0= 良好な毛髪密度 (3)毛髪特性(弾性、整髪性および光沢)05: 非常に悪い 1.0 悪い 1.5.普通 2.0: 良好 最良の場合の全評価点は12である。
被検者の頭皮と毛髪を前記のアルコール溶液で充分に濡らした後、約1分間マツ サージした。被検者は、エストラジオールベンゾエートを6籾添加したのみで、 チオンアネートを含有しないアルコール溶液を既に3〜5年にわたって使用して いたが、この間、増々薄くなる毛髪の臨床的な改善効果は認められなかった。
チオシアネートとエストロゲンの併用によって、育毛の促進効果は、最初の状態 に比べて、平均して1.8段階に改善された。
比較例1 同じ脱毛症のグループの別の5人の被検者を、実施例1に準拠して、チオノアン 酸すl−リウムを27.419/リットル配合した70%エタノール溶液を用い て処置した。育毛促進効果は1.1段階であった。
比較例2 第三の脱毛症グループの5人の被検者を、実施例1に準拠して、70%エタノー ル】リブ1−ルあたりニストランオールベンゾエートを2■配合したエストロゲ ン含有アルコール溶液を用いて処置した。育毛促進効果は認められなかった。
実施例2 アンドロケン性脱毛症、liI名を実施例1で調製したエストロゲン含有エタノ ール性製剤をヘアパックとして用いて治療した。全被検者は耐治療性脱毛症で煩 う磨者てあった。臨床試験の開始の少なくとも3力月前には、全ての治療薬の使 用を中断した。治療終了から4か周接、表1に準拠し、育毛面積に基づいて、育 毛促進効果を評価した。表2から明らかなように、エストロゲン含有アルコール 性溶液にチオ/アネートを添加することによって、育毛促進効果は強化される。
アンドロ′、−ン性税毛症に対して、単独使用では効果のないチオンアネートは 上記併用によって、アンドロゲン性発毛障害で煩う2つの患者グループにおいて 治療効果を発揮した。
比較例3 実施例2に準拠し、アンドロゲン性脱毛症患者を、エストロゲンを含まないでチ オンアネートのみを含むヘアバックを用いて10分間処置した。以下の表2には 、エタノール溶液中にチオンアネートとニストロジオールベンゾエートを配合し た場合とチオンアネートのみを配合した場合のアンドロゲン性脱毛症男性患者に おける発毛促進効果に関するデータを示す。
表2 表中の評価価値は育毛面積に基づく。
実施例2 比較例3 エタノール溶液中にチオンアネートと エタノール溶液中にチオシアネートをエ ストラジオールベンゾエートを配合 配合した製剤で治療した場合した製剤で治 療した場合 軽 最初の状態 4ケ月後の状態 嬰 最初の状態 4ケ月後の状態1、 2  6 1 2 6 (合計)626(合計) 8 16 エストロゲンのみを含有するアルコール溶液によって育毛は影響を受けなかった 。
ホルモン調節に影響を及ぼすエストロゲンおよび細胞代謝とエストロゲンレセプ ターに影響を及ぼす作用物質であるチオノアネートの併用によって、チオノアネ ートの育毛促進効果は強化される。この場合、チオ/アネートを媒介とする細胞 の活性化によって、特にレセプターボテンノヤルが増大するために、エストラジ オールのそのレセプターに対する結合能が高められるものと考えられる。
好適な併用効果によって、ホルモンの投与量を、育毛促進のために常用される量 の115〜1/3、即ち、2諺9まで減少させることが可能となるので、既知の 全身的な副作用、例えば、女性化乳房や畢丸萎縮症等の危険性は低減する。
実施例3 ンロモルモットを使用して、エストロゲンとチオシアネートとの併用効果と各成 分の単独の作用効果とを比較した。
(1)対照グループ に1: 飲料水を使用 に2: 70%エタノールを使用 (2)治療グループ T1: チオンアン酸ナトリウム(飲料水1リツトル中に3CN−300mq含 有)の使用 T2.チオノアン酸ナトリウム(70%エタノール1リツトル中にSCN−30 0厘9含有)の使用 T3.チオノアン酸ナトリウム(70%エタノール1リツトル中に5CN−30 01含有)とエストラジオールベンゾエート219の使用T4: エストラジオ ールベンゾエート(70%エタノール1リツトル中にエストラジオールベンゾエ ート2諺9含有)の使用被検動物の背中を3人5cmの広さにわたつて電気かみ そりで剃り、次いで硫化バリウムで化学的に除毛し、翌日から試験を開始した。
試験液をかみそりで剃った部分に一日2回、即ち、午前7時〜8時30分の間と 午前7時〜9時の間に、その都度30秒以内にわたってすり込んだ。この場合、 隣接する毛も濡らした。
その後、毛皮が濡れた状態の被検動物は檻に戻した。週末は非塗布期間とした。
被検動物は7日間ごとにかみそりで剃り、試験終了の最後の2週間前にかみそり で剃った後、化学的に除毛した。塗布口は30日間であり、試験期間は6週間と した。
最後の除毛から14日間経過後、毛の太さ、毛の長さの増加、毛の密度および毛 質周期相をオルファノス(C,E、Qrfanos)の方法[「毛髪と毛髪疾患 」、フイ・ソンヤー(F 1scher)社(ンユトウットガルト/ニューヨー ク)発行(1979年)]に従って測定した。毛髪は測定に先立って、「オイキ ・ソト(EukittR)J[オー・キンドラ−社(0,Kindler Gm bHXD −78007ライブルク・イム・プライスガラ、ツィーケルホーフシ ュトラーセ 214番)、顕微鏡用レンズ類]に埋め込んだ。
飲料水とエタノールを使用した場合(Klおよびに2)には、育毛効果は認めら れなかった。チオンアネート水溶液(T1)の作用効果はチオンアネート含有エ タノール溶液(T2)の使用によって高められるが、エストラジオールベンゾエ ートとエタノールとの併用によって強化される。この場合、後者の併用効果1ま ニストランオールベンツエートとチオンアネート含有エタノール溶液との併用効 果を有意に凌駕する。
グループT4において、70%エタノール1リツトル中にエストラジオールベン ゾエートを619含有する溶液を使用する以外は実施例3に準拠し、夏毛と冬毛 が交代してモザイク状の換毛によって覆われる11月において試験をおこなった 。
グループに1、K2およびT1〜T3は実施例3の場合と同様に処置した。
この換毛期においては、エストラジオールベンゾエートによる育毛効果はエタノ ールによって有意に低減される。明らかに、促進された育毛段階において、エス トロゲンは育毛活性低減作用を示す。望ましくないエストロゲン効果は、チオン アネートとの併用によって完全に相殺される(表3参照)。即ち、驚くべき相乗 作用が発揮される。従って、エストロゲンの使用に対して医学的に適用指針刃く 与えられるならば、エストロゲンとチオシアネートとの併用が可能となり、これ ↓こよって、育毛に対するエストロゲンの調節できない負の影響は補償できるよ う1こなる。それほど明白ではないが、例えば、ヘアトニ・ツク等におけるアル コール使用に関しても同様のことが言える。
表呈 育毛に対するチオシアネート、エタノールおよびエストラジオールベンゾエート の単独使用または併用の効果 Kl 52.4(100%) 13.8(100%) 30.5(100%)K 2 46.9(89.5%) 23.8(172.8%> 28.2(92.4 %)71 68、4(130.6%)12.3(89、5%) 19.3(63 .2%)T2 63.8(121.7%) 10.8(78.3%) 22.4 (73.4%)T3 ’ 50.3(96%) 16 (116.3%)26  (85.2%)T4 38.1%(72.8%)28 (203.6%)26. 7(87.5%)opecia deffusa)て煩う被検者を4週間にわた って、硫黄浴でコース治療した。
治療水としては、硫酸塩含有地下水中の微生物の活性作用によって生化学的に発 生した二価の硫黄を含有する「パート・ランゲルザルツァ(Bad Lange nsalza)J(チューリンケン)の天然治療水を使用した。滴定可能な硫黄 の濃度は、−年中を平均して、治療水1リットルあたり32xqである。
被検者を3つのグループに分けた。3つのグループの全ての被検者は1日1回2 0分間の全身浴を受けさせ、1週間に2〜3回のヘアバック処理を受けさせた。
3つのグループの被検者の治療スケジュールを以下の表4に示す。
(1)無治療期間 治療開始前の少なくとも3力月間。
(2)毛髪の手入れ 特別な処置としては市販のシャンプーのみを使用。
(3)使用量 治療1回あたり30m10(4)塗布治療 製剤を塗布し、注意 深く摩擦しながら頭皮にすり込み、毛髪表面を充分に塗布した後、治療中はプラ スチック製の頭巾を着用する。毛髪の製剤塗布が不十分な場合には、液状製剤を 保持するためにガーゼをあてた後、プラスチック製頭巾を着用する。
(5)治療時間 20分後、バックを除去し、くしですき、2時間後、洗髪する 。
(6)塗布サイクル 4週間にわたり、1週間あたり3回治療し、全体で12回 の治療処理をおこなった。
対照グループの被検者には、硫黄含有治療水を用いるヘアバック処置を受けさせ た。第2の被検者グループには、水3Q+++1あたりSCN−を10冒9添加 しこ飲料水を用いるヘアバック処置を受けさせた。第3の被検者グループには、 30mrあたりSCN−を10冒9添加した硫黄含有水を用いるヘアバック処理 を受けさせた。
全ての被検者は、他の脱毛症治療法を数年以上にわたって受けても治療効果の認 められなかった治療耐性脱毛症で煩う患者であった。
臨床試験の開始前の少なくとも3力月前までには他の全ての治療法は中断させた 。
特に以下の条件は、コース治療の前、コース治療の直後、コース治療の後2年間 までは調べた。
(1)表1の評価基準による育毛の臨床的評価。
(2)オルファノスの方法によるトリコグラム( T richogram)。
(3)甲状腺ホルモンの測定。
(4)血清中の亜鉛分と鉄分の濃度(亜鉛分または鉄分欠乏症で煩う患者は治療 グループには含まれていなかった)。
(5)脂漏性体質( S tatus seborrhoicus)の臨床的評 価。
(6)皮膚機能のその他の評価、例えば、耐アルカリ性の測定、ニトラジンイエ ロー試験、および皮膚荒れの測定。
チオシアネートと硫黄浴の併用によって脱毛症患者を4週間にわたってコース治 療した結果を以下の表5にまとめて示す。表5から明らかなように、硫黄含有水 の効果はチオンアネートによって明確に高められる。鉱泉での治療の直後、最初 は萎縮性であった毛質は強化され、小口内には単一の毛髪が認められるようにな った。同時に、育毛開始活性点の分布は被治療領域にわたって均一ではなかった 。約3ケ月後、育毛は明確に認められるようになり、最大の育毛状態、特に被治 療領域における最大の前状態は、3力月〜6カ月の間に認められた。その後、2 年以上にわたって観測したところ、育毛効果は安定していた。さらに硫黄含有水 にチオシアネートを添加することによって被検者8人のうち6人について脂漏の 改善が認められ、また、被検者11人のうちの1人について脂を滞の改善が認め られた。皮膚の酸性保護層は悪影響を受けず、その他の副作用も認められなかっ た。さらにまた、予期されたように甲状泉の機能も影響を受けなかった。
!施撚1 毛髪の健康に対する頭皮中の血行の影響は、環境に応じて本質的に重要であるこ とに鑑み、市販の局所活性血管拡張剤を用いて、5CN−の使用効果を調べた( 実施例7も参照)。
実施例3の場合に準拠し、Na5CN(50%プロパン−2−オール1リットル あたりSSCN−30(b含有溶液)およびニコチン酸プロピル(70%エタノ ール溶液中に活性成分5%含有溶液)の併用効果と各成分の単独使用による効果 とを比較した。
成長期にとって有利となる育毛段階の変化によって調べたところ、各成分の単独 使用によって得られる効果に比べて、併用によって育毛効果は強化された。
実施例7 移動性皮膚の臨床において、充血療法用物質であるニコチン酸プロピル(70% エタノール中に5%含有)、チオシアン酸ナトリウム(70%エタノール11ル ソトル中に27.419含有)または70%エタノールのみを単独で使用する単 一療法の効果を、70%エタノールに同作用物質を同一量配合した場合の併用効 果と比較した。
ニコチン酸プロピルのエタノール溶液を使用した場合およびエタノールのみを使 用した場合において、統計的に有意な育毛促進効果は試験期間中は認められなか った。しかしながら、チオシアン酸ナトリウムとニコチン酸プロピルを併用した 場合には、チオンアネート単独使用の場合に比べて、表1の基準により、0゜7 点優れた育毛促進効果が認められた。
リゾキスパンテノール426g含有)とチオシアン酸ナトリウム(飲料水1す・ ソトルあたり5CN−27,4u含有)との併用効果を個々の成分による効果と 比較した。被検者は、脱毛の増加に対する数年間にわたる皮膚科的治療において 効果の認められなかった患者である。各グループにおいて、5人の被検者につい て治療をおこなった。
チオシアネート水溶液を頭皮に塗布して約1分間すり込んだ後、パンテノールス プレーを噴霧してすり込み、2時間後、洗髪した。同様にして、個々の成分を塗 布し、2時間後、洗髪した。
パンテノールスプレーの単独使用では効果は認められなかったが、チオシアネー トによる効果(表1の基準により、毛髪密度と毛髪特性が0.7点改善)は、そ の後のパンテノールの塗布によって明らかに促進された(表1の基準により1. 4点)。
実施例9 実施例3に準拠し、セレノンアン酸カリウムとチオシアネートとの併用によって 得られる効果はモルモットを使用して調べた。このため、セレノンアン酸カリウ ム0.119とチオシアン酸ナトリウム2019を飲料水1リツトルに溶解した 溶液を調製した。さらに、同一量の各成分を単独で溶解した溶液を調製した。
個々の成分の場合に比べて、成長段階への有意な移動が認められた。即ち、個々 の成分によってもたらされる効果は強化された。
実施例10 チオシアン酸ナトリウムと高分子量短鎖ペプチドおよび/またはヒトの毛髪の水 解物形態の蛋白質(最終配合物中の蛋白質氷解生成物10%)および「アミノヒ 。
−7ヨンーヘバール(登録商標)」注入溶液形態のアミノ酸の併用効果を脱毛症 て煩う5人の被検者について調べた。該注入溶液1す・ソトル中の配合成分は次 の通りである:N7.59gに相当するアミノ酸50g(イソロイシン7.6g 、ロイシン85g1リンンマレート7.86g、L−メチオニン0.5g、フェ ニルアラニン0゜25g、スレオニン1.2g、トリプトファン0.1g、ヴア リン6.4g、L−アルギニン49g1ヒスチジン0.6g、アセチルシスティ ン02g1アラニン2.1g。
グリシン0.7g、L−グルタミン酸1g1オルニチンL−アスノくルテート8 ,03g、プロリン1.2g、セリン2.75g)、ソルビトール25g、キシ リトール25g、ナトリウム30ミリモル、カリウム18ミリモル、マグネシウ ム5ミリモル、塩素28ミリモル、マレート28ミリモル、ホスフェート15ミ リモル。併用療法をおこなうために、アミノヒューノヨンーヘバール注入溶液を ヒトの毛髪の氷解物およびチオシアン酸ナトリウムと混合した(注入溶液1リツ トル中の5CN−の量300mg)。平行試験においては、同一量のチオシアン 酸ナトリウムのみ、またはヒトの毛髪の氷解物と該注入溶液を含む混合物につい ての効果を調べた。各々の製剤はヘアバック(表4参照)として適用し、2時間 後、洗髪した。
上記の併用物質間の相互作用により、チオノアネートの育毛促進効果は確実に強 化された。また、これによって毛髪の光沢と整髪の点でも改善が認められた。
さらにまた、高分子量短鎖ペプチドおよび/または蛋白質の添加によって、チオ ノアネートの生体利用効率も改善されると考えられる。
実施例11 実施例3に準拠し、乳酸(0,5%)とチオシアン酸ナトリウム(飲料水1リツ トル中の5CN−の量・20019)の併用効果をモルモットを用いて調べた。
対照として、併用の場合と同一量の乳酸とチオシアン酸ナトリウムのみによる効 果を調べた。
乳酸単独使用の場合には、有意な育毛効果は認められなかった。チオンアネート と乳酸の併用によってもたらされる効果は、成長段階への有利な移動から明らか なように、チオンアネートの単独使用による効果を有意に凌駕するものであった 。
実施例12 念頭脱毛症を煩う被検者について、UV照射法またはチオシアン酸ナトリウム塗 布法によってもたらされる効果を、両者の併用によってもたらされる効果と比較 した。各グループの被検者は5人とした。全身のUV照射は、PUVA療法(8 −メトキンープソラレンとUV−A照射の併用)により、暴露時間2分間で開始 し、1週間に2回おこなった。照射はナルヴア放射線(TJVS 40−2、累 積照射線量: 51 J /cm2)を用いておこなった。チオシアン酸ナトリ ウムは実施例5に従って、ヘアパックとして使用した。両者の併用の場合には、 最初に千オンアン酸ナトリウムを塗布し、30分後、上記条件下での照射をおこ なった。
PUVA療法のみの場合、5人の被検者のうちの2人については、治療から4週 間経過後、育毛の開始が認められたが、治療の中断から3力月経過後、再び脱毛 症状があられれた。チオンアネートの単独使用の場合には、5人の被検者のうち の4人について育毛の開始が認められ、最大の育毛状態:よ、治療力)ら3ケ月 経過後にみられた。チオシアン酸ナトリウムとPUVA療法の併用の場合1こも 、5人の被検者のうちの4人について、同様にして育毛の開始力膚認められた力 く、この場合の育毛度は先の場合よりも高いものであった(両グループ間の相違 1よ、育毛面積と毛髪密度に関し、表1の基準により1.2点の差となってあら れれた)。
さらに、作用機構を明らかにするために、モルモ・ソトを使用した実験をおこな った。モルモットの場合、uv照射(UV−A:92%、UV−B:8%、単位 面積あたりの照射強度:2 mW/Cl112 )によって、モルモ・ソトの皮 膚中の5CN−含有量は減少した。以下の表6に、試験の第298目のモルモ・ ソトの皮膚(3ciX3cm)中に含まれるチオシアネートの含有量(u/kg  FM)を示す。
飢 n 対照モルモ・、l−UV 照射1) 対照(こ対する誤差1日あたり5分間 のUV照射を28日間(週末の非照射臼を含む)おこなった。但し、第28日目 のUV照射は15分間おこなったさらに、照射グループの血清において認められ たよう(こ、ストレスに関連する5CN−の増加現象はUV照射によって妨げら れる。このこと(よ、血清中のチオンアネートの濃度(mg/mj)を示す表7 から明らかである。
青ヱ 試験日 UV照射1) 対照モルモット 対照に対するnXs nX s 誤差 の確率(%) 1日目 18 3.2 0.71 19 3.2 0.91 −8日目 18  5.1 0.83 19 4.4 1.13 515日目1S 4.8 0.8 8 19 4.3 1.28 −2日目から15分間の照射を開始し、1日あた り5分間ずつ照射時間を延長した。週末の試験中断後の最初の照射時間は、該週 末の直前の照射時間から10分間引いた時間として、その後は1日あたり5分間 づつ延長した。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成5年7月15日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.チオシアン酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩および/またはアンモ ニウム塩を基剤とし、さらに、エストロゲン、硫黄、スルフィドイオン、血管拡 張剤、皮膚活性ビタミン、無機セレン化合物、アミノ酸、蛋白質水解物および皮 膚内で生理的に生成するカルボン酸から成る群から選択される1種または2種以 上の成分、並びに所望による洗髪用および調髪用の既知の助剤やキャリヤーを含 有することを特徴とする毛質改良と育毛促進のための化粧用または薬用製剤。 2.チオシアン酸のアルカリ金属塩がナトリウム塩および/またはカリウム塩か ら選択される請求項1記載の製剤。 3.チオシアネートイオンを、製剤に基づいて0.001〜1重量%含有する請 求項1または2記載の製剤。 4.エストロゲンとして、エストラジオール、特にエストラジオールベンゾエー トを、製剤に基づいて0.02〜6mg/リットル含有する請求項1から3いず れかに記載の製剤。 5.硫黄として、コロイド状硫黄を、製剤に基づいて特に0.001〜20mg /リットル含有する請求項1から3いずれかに記載の製剤。 6.スルフィドイオンを、製剤に基づいて0.001〜0.1mg/リットル含 有する請求項1から3いずれかに記載の製剤。 7.血管拡張剤として、ニコチン酸プロピルを、製剤に基づいて特に1〜50m g/リットル含有する請求項1から3いずれかに記載の製剤。 8.皮膚活性ビタミンとしてデキスパンテノールを、製剤に基づいて特に1〜5 0g/リットル含有する請求項1から3いずれかに記載の製剤。 9.セレノシアン酸アルカリ金属塩を、製剤に基づいて特に0.01〜5mg/ リットル含有する請求項1から8いずれかに記載の製剤。 10.セレノシアン酸アルカリ金属塩として、セレノシアン酸カリウムを含有す る請求項9記載の製剤。 11.アミノ酸を、製剤に基づいて1〜150g/リットル含有する請求項1か ら3いずれかに記載の製剤。 12.アミノ酸混合物および/または蛋白質水解物を、製剤に基づいて1〜15 0g/リットル含有する請求項11記載の製剤。 13.皮膚内で生理的に生成するカルボン酸として、乳酸を、製剤に基づいて1 〜100g/リットル含有する請求項1から3いずれかに記載の製剤。 14.助剤およびキャリヤーとして、エタノール、グリセリン、アルカリ金属ア ルカンスルフェート、アルカリ金属アルカンスルホネート、ポリエチレングリコ ール、トリグリセリド、羊毛ワックスアルコールおよび/または乳化アルコール を含有する請求項1から13いずれかに記載の製剤。 15,チオシアン酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩および/またはアン モニウム塩、並びにその他の添加剤を、自体公知の助剤およびキャリヤーと共に 、相互に別々に存在させた請求項1から14いずれかに記載の製剤。 16.請求項1から15いずれかに記載の製剤の薬用浴湯、シャワーロシーョン 、ヘアトニック、ヘアシャンプー、調髪剤および/または化粧品における局所的 使用。 17.毛質と毛髪特性の改良、毛の損傷と脱毛の防止、および脱毛症、特に、毒 性、代謝的または遺伝子的原因による脱毛症における育毛促進のための請求項1 6記載の使用。 18.溶液、乳濁液、分散液、ゲルおよび/または軟膏形態での請求項16また は17記載の使用。 19.生理学的に活性な紫外線照射を併用する請求項16から18いずれかに記 載の使用。 20.活性成分の塗布を同時または経時におこなう請求項16から19いずれか に記載の使用。
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