JPH06506912A - 環状ケタール誘導体 - Google Patents

環状ケタール誘導体

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JPH06506912A JP4502082A JP50208292A JPH06506912A JP H06506912 A JPH06506912 A JP H06506912A JP 4502082 A JP4502082 A JP 4502082A JP 50208292 A JP50208292 A JP 50208292A JP H06506912 A JPH06506912 A JP H06506912A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 環状ケタール誘導体 本発明は、コレステロール低下活性、脂質低下活性、および/または抗真菌活性 を持つ新規な化合物、それらの調製方法、それらを含む薬学組成物、および医学 、特にアテローム性動脈硬化症および関連する循環器疾患の治療および/または 予防でのそれらの使用に関する。本発明は、コレステロール低下活性、脂質低下 活性および/または抗真菌作用を有する化合物の調製に中間体として有用な新規 な化合物に関する。
高濃度の血中コレステロールおよび血中脂質は、脈管壁疾患の発症に関連する症 状である。それ故、血漿中コレステロール濃度を効果的に低下する方法が高い関 心事となっている。例えば、飲食によるステロールの摂取量を減らし、その代謝 および消失を促進し、またはその生合成の速度を減少させることにより、コレス テロール濃度を低下させることができる。コレステロール合成はフィードバック 制御を受けており、従ってコレステロール濃度の低下量は生合成の増加によって 補償されやすいので、生理学的なコレステロール濃度を低下させるのに最も効果 的な方法は、成分としてのコレステロール生合成の阻害が挙げられるであろう。
コレステロールの生合成における一つの律速段階は、3−ヒドロキシ−3メチル グルタリル補酵素A (HMGCoA)からのメバロン酸の形成であり、高コレ ステロール血症の治療においては、HM G Co A還元酵素阻害物質のメビ ン酸化合物を用いて臨床的に成功してきた。
しかしながら、メバロン酸は、動物においては補酵素Q、ヘムAおよびドリコー ルなどの全てのイソプレニル誘導体の共通の前駆体である。
専らステロールを生じる生合成の第一段階、すなわちスクアレンを生じる2分子 のファルネシルピロホスフェートの縮合が、第二の律速部位である。ファルネシ ルピロホスフェートからのスクアレンの合成は、単離可能な中間体であるプレス クアレンピロホスフェートを伴っており、全合成過程はスクアレンシンターゼ( ファルネシルジホスフェート:ファルネシルジホスフェートファルネシルトラン スフェラーゼ、EC2,5,1゜21)、すなわち膜に結合した酵素によって触 媒される。それ故、酵素スクアレンシンターゼを阻害する働きをする薬剤は、コ レステロール生成の制御を行う薬物となる可能性がある。ステロイド以外の生合 成経路への影響は最小限であるべきなので、そのような薬剤の使用は魅力あるも のである。
真菌細胞膜の主要なステロール成分であるエルゴステロールの生合成は、ヒトを 含む哺乳類におけるコレステロールの生合成に類似しており、酵素クアレンシン ターゼによって媒介される。それ故、真菌細胞において酵素スクアレンシンター ゼを阻害する働きをする薬剤は、抗真菌化学療法のための薬物となる可能性があ る。
本発明者らは、酵素スクアレンシンターゼの阻害物質として働きおよび/または 酵素スクアレンシンターゼの阻害物として働く化合物の調製の中間物である新規 な化合物群を見いだした。
したがって、本発明の第一の態様では、本発明者らは式(1a)および(1b) 〔式中、R1は水素原子、ヒドロキシル基または一0COCH=CHCH(CH 3)(CH2) 3cH3、E E −OCOCH=CHC(CI(3) =CHCH(CH3) CH2CH3また は一0CO−X−CH2CH(CH3)CH2CH3(但しXは、 −CH=CHCH(CH3)−1−CH2CH(OH) CH(CH3) −1 −CH=CHC(OH) (CH3)−1−CH2CH(OH) CH2−また は−CHCHCH(CH3)−’)から選択される基であり、 R2はヒドロキシル基、基−0COR7または基−OCOR(但し、RはC1〜 8アルキル、アリ−ル、アリールC1〜4アルキルおよび03〜8シクロアルキ ルから選択される基)であり、 (式中、R8は水素原子またはアセチル基である)、−C(CH3)=CHCH (CH2R)CH2Ph(但し、Rは水素原子またはヒドロキシル基である)、 −C(CH20H)=CHCH(CH3)CH2Ph。
−C(=CH2) CH(OH) CH(CH20F() CH2Ph。
−C(=CH2) CH(NHCOCH3) CH(CH3) CH2Ph。
−C(CH2NHCOCH3)=CHCE((CH3)CH2Phおよびから選 択される基であり、 R、RおよびR6は、それぞれ独立に水素原子またはメチル基を表わすコを有す る化合物、およびその塩を提供する。
基または基の一部分としてのアリールという用語は、フェニル、またはハロゲン 原子、水酸基、01〜3アルキルおよび01−3アルコキシ基のような1個以上 の残基によって置換されたフェニルを意味する。
R2の中のアルキルという用語は、直鎖または分岐したアルキル鎖を意味する。
好適なアルキル基の例には、メチル、エチル、n−プロピル、i−プロピル、n −ブチル、S−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシルおよびn〜ヘ プチルが挙げられる。
03〜8シクロアルキルとしてのR2の例には、シクロペンチルおよびシクロヘ キシルが挙げられる。
式(1)におけるR2は1個以上の不整中心を含むことができることが理解され るであろう。本発明は、式(1)を有する化合物のジアステレオ異性体を含む全 ての光学異性体を包含するものであると理解すべきである。
R、RおよびR6が水素原子および生理学的に許容可能なカチオンである、式( Ia)および(Ib)を有する化合物が一般的に好ましい。
R1は、好ましくは基 R3は、好ましくは基 (式中、R8は水素原子またはアセチル基である)を表わす。
式(Ia)の化合物は、本発明の化合物の好ましい群を表わす。
本発明は、前記の好ましい化合物の任意の組み合わせを包含するものと理解され るべきである。
R1が水酸基である式(I a)および(Ib)の化合物は、スクアレンシンタ ーゼ阻害活性を有する関連構造体の調製の中間体として特に有用である。
本発明の化合物は、無機および有機塩基で塩を形成することができる。生理学的 に許容可能な塩には、アルカリ金属塩(例えば、三ナトリウム、ニカリウムおよ び三カリウム塩のようなナトリウムおよびカリウム塩)、アルカリ土類金属塩( 例えば、カルシウム塩)、アンモニウム塩およびアミノ酸塩(例えば、三し〜リ ジン塩などのリジンおよびアルギニン塩)のような無機塩基塩がある。
好適な有機塩基塩には、トリアルキルアミン(例えば、トリエチルアミン)、ジ アルキルアミン(例えば、ジシクロへキシルアミン)、所望により置換されたベ ンジルアミン(例えば、p−ブロモベンジルアミン)およびトリス(ヒドロキシ メチル)メチルアミン塩のようなアミン塩が挙げられる。
本発明による化合物は、酵素スクアレンシンターゼおよびコレステロールの生合 成を阻害することがわかっており、それ故医薬、特に動物(特にヒト)の血漿コ レステロール濃度を低下させることが有益である様々な症状に用いられる。その ような症状の例には、高コレステロール血症および高リポタンパク血症を伴う疾 患、特にアテローム性動脈硬化症および循環器疾患(例えば、虚血性心疾患、虚 血性大脳疾患および末梢動脈疾患)がある。
スクアレンシンターゼを阻害する本発明の化合物は、ヒトを含む動物における真 菌感染症の治療に用いることもできる。例えば、それらの化合物はCandid aparaps i los isおよびCandidapseuaotrop > 、 cryptococcus身性感染症の治療に用いることができる。そ れらの化合の種によって引き起こされる局所感染症の治療に用いることもできる 。それらは、TorulopsisglabrataおよびPi tyrosp orum0valeによって引き起こされる真菌疾患の治療にも用いることがで きる。
本発明の化合物の抗真菌活性のイン・ビトロでの評価は、適当な培地における特 定の微生物が生育できなくなる試験化合物の濃度である最小阻止濃度(MIC) を決定することによって行うことができる。
抗真菌療法におけるそれら化合物の効力を考慮すると、スクアレンシンターゼを 阻害する本発明の化合物は、ヒトおよび動物における様々な真菌感染症の治療に 好ましく用いることができる。そのような感染症には、カンジダ症および慢性粘 膜カンジダ症(例えば、鵞口癒および腟カンジダ症)のような糸状菌感染症およ び真菌によって引き起こされた皮膚感染症である皮膚および粘膜皮膚のカンジダ 症、自製および輪重感染症を含む皮膚糸状菌症、足自製、爪囲炎、でん風、紅色 陰型、間擦疹、真菌性おむつ皮膚炎、カンジダ外陰炎、カンジダ亀頭炎および外 耳炎がある。それらの化合物は、全身性および局所性真菌感染症を防止するため の予防薬としても用いることができる。予防薬としては、例えば、免疫が低下し た患者の感染防止における選択的な腸の汚染除去法の一部として好適に用いるこ とができる。抗生物質治療中の真菌の過剰成長の防止も、ある種の疾患症候群ま たは医原性状態おいて望ましい。
本発明の化合物の鴫乳類および真菌における酵素スクアレンシンターゼを阻害す る能力は、 J、Medicinal Chemistry 31(10)1869〜187 1 (1988年)中にS、A。
B111erらが記載しているものと同様の分析条件下で基質として[2−14 C] ファルネシルピロホスフェ一部を用いてイン・ビトロで示すことができ、 [C]スクアレンを薄層クロマトグラフィープレート上で未反応の基質から分離 し、液体シンチレー・ジョン計数法により測定するのである。本発明の化合物の コレステロール生合成を阻害する能力は、Biochem、Biophys、A cta、877巻 50−60 (1986年)の中でY、Tsujitaらが 記載しているのと同様の、高性能液体クロマトグラフィー(h、p、1.c)を 使用したコレステロールの測定を含むように変更した方法を用いて、雄ウィスタ ー系ラットの肝臓切片における[C]アセテートからの阻害を測定することによ って示すことができる。
治療に用いるには、スクアレンシンターゼを阻害する本発明の化合物を未加工化 合物として投与することができるが、活性成分を薬学配合物として提供するのが 好ましい。したがって、本発明はスクアレンシンターゼを阻害する本発明の化合 物を1種類以上の薬学上許容可能な担体および所望により他の治療および/また は予防成分と共に含んで成る薬学配合物も提供する。(複数の)担体は、配合物 の他の成分と相溶性であり且つその賦形剤に悪影響を与えないという意味におい て「許容可能」なものでなければならない。
本発明の組成物には、経口投与、口腔投与、非経口投与、移植による投与、直腸 投与、局所投与、目への投与または尿生殖器への投与用に特別に配合した形態ま たは吸入または通気法による投与に好適な形態であるものが挙げられる。
経口投与のだめの錠剤およびカプセルは、従来の賦形剤、例えば、シロップ、ア ラビアゴム、ゼラチン、ソルビトール、トラガカントゴム、澱粉漿剤またはポリ ビニルピロリドンのような結合剤、ラクトース、ショ糖、微品質セルロース、ト ウモトコシ澱粉、リン酸カルシウムまたはソルビトールのような充填剤ニステア リン酸マグネシウム、ステアリン酸、タルク、ポリエチレングリコールまたはシ リカのような潤滑剤;ジャガイモ澱粉、または、澱粉グリコール酸ナトリウムの ような崩壊剤;またはラウリル硫酸ナトリウムのような湿潤剤を含むことができ る。これらの錠剤は、当該技術分野で周知の方法によってコーティングすること もできる。経口用の液体製剤は、例えば水性または油性懸濁液、溶液、エマルジ ョン、シロツプまたはエリキシルの形態とすることができ、またはそれらを使用 前に水もしくは他の好適なビヒクルを用いて構成する乾燥生成物として提供する こともできる。このような液体製剤は、通常の添加剤、例えば、ソルビトールシ ロップ、メチルセルロース、グルコース/シタ塘シロップ、ゼラチン、ヒドロキ シエチルセルロース、カルボギシメチルセルロース、ステアリン酸アルミニウム ゲルまたは水素化食用脂肪のような沈澱防止剤;レシチン、ソルビタンモノ−オ レエートまたはアラビアゴムのような乳化剤;アーモンド油、精留ヤシ曲、油性 エステル、プロピレングリコールまたはエチルアルコールのような非水性ビヒク ル(食用油を包含することができる)、およびp−ヒドロキシ安息香酸メチル若 しくはプロピルまたはソルビン酸のような防腐剤を含むことができる。これらの 組成物は、例えば、カカオ脂または他のグリセリドのような従来の座薬基剤を含 む座薬として処方することもできる。
口腔投与には、この組成物は従来の方法で処方した錠剤またロゼンジの形態をと ることもできる。
本発明による組成物は、注射または連続輸液による非経口投与用に処方すること ができる。注射用の配合物は、アンプルに入れた単位投与形態でまたは防腐剤を 加えた多数回投与容器に入れて提供することができる。組成物は、油性または水 性ビヒクルの沈澱防止剤、溶液またはエマルジョンのような形態をとることがで き、且つ沈殿防止剤、安定剤および/または分散剤のような配合剤を含むことが できる。或いは、活性成分は粉末状をしておリ、使用前に無菌の発熱物質不含水 のような好適なビヒクルを用いて構成することができる。
吸入による投与には、本発明による組成物を、例えば、ジクロロジフルオロメタ ン、トリクロロフルオロメタン、ジクロロテトラフルオロエタン、二酸化炭素ま たは他の好適なガスのような好適なプロペラントを用いて加圧パックからまたは 噴霧器からエアゾールスプレーの形態で、噴射するのが好都合である。加圧エア ゾールの場合には、一定量を噴射するための弁をとりつけることによって用量単 位を決定することができる。
或いは、吸入による投与には、本発明による組成物は、例えば、化合物と、乳糖 または澱粉のような好適な粉末基剤との粉末混合物のような乾燥粉末組成物の形 態をとることができる。粉末組成物は、単位投薬量形態、例えばゼラチンのカプ セルまたはカートリッジ或いは粉末を吸入器もしくは注入器を用いて投与するこ とができるブリスターパックにいれた単位投与形態で提供することができる。
これらの組成物は、例えば従来の座薬基剤を含む座薬、または従来のペッサリー 基剤を含むペッサリーの形態をとることもできる。
a酸物は、軟膏、クリーム、ゲル、ローション、シャンプー、粉末(スプレーパ ウダーを含む)、ペッサリー、タンポン、スプレー、浸液、エアゾール、点滴剤 (例えば、点眼剤、耳用点滴剤または点鼻薬)または、注入剤(pour−on s)の形態で、局所投与用に配合することもできる。軟膏およびクリームは、例 えば、好適な増粘剤および/またはゲル化剤を加えた水性または油性基剤を用い て配合することができる。眼に投与する軟膏は、滅菌成分を用いて無菌の方法に よって製造することができる。注入剤は、例えば安定剤および可溶化剤のような 配合剤を所望により用いて、有機溶媒を含む油性物質中で獣医用に処方すること ができる。腟挿入用のペッサリーおよびタンポンは、従来の技術を用いて処方さ れ、適宜発泡性のビヒクルを含むこともできる。そのような組成物は、適宜コル チコステロイド、抗生物質または駆虫剤のような他の活性成分をも含むこともで きる。
鼻腔内投与の液体製剤は、溶液または懸濁剤の形態をとることができ、従来の賦 形剤、例えば塩化ナトリウム、右旋性ブドウ糖またはマンニトールのような張度 調節剤;塩化ベンザルコニウム、チオメルサール、フェニルエチルアルコールの ような防腐剤;および沈殿防止剤、緩衝剤、安定剤および/または分散剤のよう な他の配合剤を含むことができる。
経皮投与は、活性化合物の皮膚を介して吸収を促進するのに好適な系の設計によ って影響を受けることがあり、典型的には裏当て用フィルム、膜および放出用ラ イナーを含む粘着性貼剤内に包含される基本配合物から成る。
本発明による組成物は、貯蔵製剤として処方することもてきる。そのような長期 活性性配合物は、移植(例えば皮下または筋肉中に)、または筋肉注射により投 与しても良い。このように例えば本発明の化合物は、適当なポリマーまたは疎水 性の材料(例えば許容できる油におけるエマルジョンとして)、またはイオン交 換レジンにより、またはわずかに可溶性の誘導体、例えばわずかに可溶性の塩と して処方する場合がある。
組成物が投薬量単位から成るとき、本発明の化合物を経口投与しようとする場合 には、それぞれの単位は好ましくは活性成分0.001mgから1000 m  gまで、有利にはQ、Qlmgから400mgまでを含むのが好ましい。成人治 療に用いられる1日投与量は、好ましくは活性成分0.001mgから5000 mgまでの範囲であり、最も好ましくはQ、Qlmgから2000mgまでを1 日]から4回、投与経路および治療を受ける患者および疾患の状態に応じて投与 することができる。
本化合物は、例えば活性成分50mg/k g/日までを用いて静脈輸液により 投与することができる。治療期間は、恣意的な日数よりはむしろ応答の程度によ り指示される。
スクアレンシンターゼを阻害する本発明の化合物は、他の治療薬と組み合わせて 用いることもでき、従って本発明は、もう一つの態様では、スクアレンシンター ゼを阻害する本発明の化合物ともう一つの治療活性を有する薬剤、例えば3−ヒ ドロキシ−3−メチルグルタリル補酵素A (HMGCoA)レダクターゼの阻 害剤または血清コレステロールを減少しおよび/またはコレステロール生合成を 抑制する別種の薬剤、例えば胆汁酸封鎖剤または抗高リポタンパク血症剤または 抗高脂血症剤、即ちプロブコール、ゲムフィブロジル、クロフィブレート、デキ ストロチロキシンまたはそのナトリウム塩、コレスチラミンまたはその塩酸塩、 コレスチラミン、ニコチン酸、ネオマイシン、p−アミノサリチル酸、アスピリ ン、DEAE−3ephadex、ポリ(ジアリルジメチルアミン)誘導体、イ オネンまたはポリ(ジアリルジメチルアンモニウム)クロリドとを組み合わせた ものを提供する。
前記の組み合わせは、薬学配合物の形態で使用するのに好都合に提供することが でき、したがって前記の組み合わせと薬学上許容可能なその担体とから成る薬学 配合物は本発明のもう一つの態様を構成する。このような組み合わせの個々の成 分は遂時的にまたは別々の若しくは組み合わせた製剤配合物で同時に投与するこ ともできる。
本発明の化合物を、第二の治療薬と組み合わせて同じ症状に対して用いる場合、 各化合物の投与量は化合物を単独で用いるときの投与量と異なっていてもよい。
適当な投与量は、当該技術分野において熟練した者ならば容易に理解するであろ う。
本発明のもう一方の態様によれば、式(Ia)または式(Ib)または生理学上 許容可能なその塩または式(la)または(lb)の化合物、または治療に使用 する、特に動物(特にヒト)における血漿コレスチール濃度の低下が有益である 症状の治療或いは動物(特にヒト)の真菌感染症の治療用の前記の生理学上許容 可能なその塩を含んで成る薬学組成物が提供される。
本発明の特定の態様においては、式(Ia)または([b)の化合物または生理 学上許容可能なその塩、または高コレステロール血症および/または高リポタン パク血症、特にアテローム性動脈硬化症および循環器疾患(例えば、心虚血性疾 患、大脳虚血性疾患および抹消動脈性疾患)に伴う疾患の治療に用いられる式( Ia)または式(Ib)の化合物または前記に定義した生理学上許容可能なその 塩を含む薬学組成物が提供される。
本発明の別の態様によれば、式(la)または式(Ib)の化合物または生理学 上許容可能なその塩の、高コレステロール血症および/または高リポタンパク血 症、特にアテローム性動脈硬化症および循環器疾患(例えば、心虚血性疾患、大 脳虚血性疾患および抹消動脈性疾、1りに伴う疾患治療薬の製造における使用が 提供される。
本発明のもう一つの態様によれば、式(Ia)または式(Ib)の化合物または 生理学上許容可能なその塩の、ヒトおよびヒト以外の動物患者の真菌性感染症の 治療薬の製造における使用が提供される。
本発明のもう一つの態様によれば、高コレステロール血症および/または高リポ タンパク血症、特にアテローム性動脈硬化症および循環器疾患(心虚血性疾患、 大脳虚血性疾患および抹消動脈性疾患)に伴う疾患を治療し、または真菌性疾患 を治療するヒトおよびヒト以外の動物の治療方法であって、式(Ia)または式 (Ib)の化合物または生理学上許容可能なその塩の有効量を、前記の患者に投 与することを特徴とする方法が提供される。
本明細書において治療とは、予防並びに画定した症状または感染症の治療にも数 行することを当業者であれば理解するであろう。
本発明の化合物は、下記の方法により調製できる。
例えば、式(Ia)(式中、R2は基−0COR7または一〇COR7である) の化合物を調製するための一般的方法(A)は、 1 3a (式中、Rは前記に定義した通りであり、Rは前記のR3について定義した通り であるかまたはその保護4a 5a (3a 誘導体であり、R、RおよびRは保護基である)を有する化合物を従来の条件下 で反応させてエステルまたはカーボネートを生成させた後、存在する保護基を除 去する工程を含んでいる。例えば、この反応は、式(I I)の化合物を適当な 化合物R7C0Ha lまたはR70COHal(但し、Halは塩素または臭 素のようなハロゲン原子を表わす)で適宜処理することにより好都合に行うこと ができる。
化合物RC0HalまたはR0COHalとの反応は、4−ジメチルアミノピリ ジンの存在下にて、第三アミン(例えば、トリエチルアミン)のような好適な塩 基を用いてまたは用いることなく、またはハロゲン化炭化水素(例えば、ジクロ ロメタン)のような溶媒中でアルカリ金属カーボネートまたはアルカリ土類金属 カーボネート(例えば、炭酸カルシウム)を使用して好都合に行うことができる 。
式(I I)の化合物におけるR がヒドロキシル基を表わすときには、このヒ ドロキシル基はエステルおよびカーボネートを形成しやすいということが理解さ れるであろう。従って、Rがヒドロキシル基である式(Ia)の化合物の調製に おいては、式(I I)の化合物中のそのR1のヒドロキシル基を保護するか、 またはR1が前記の式(Ia)に定義された通りのアシルオキシ基である式(I  I)の化合物を利用し、7位のエステルまたは炭酸を生成する反応の後に、保 護基を除去するかまたは適宜脱アシル化を行い、R1がヒドロキシである式(I a)の所望の化合物を提供するのが適当なことがある。
R2がアセトキシ基である式(Ia)の化合物は、式(II)の化合物を無水酢 酸と反応させた後、存在する保護基を除去することにより好都合に調製できる。
アセチル化反応は、ハロゲン化炭化水素(例えば、ジクロロメタン)のような溶 媒中で第三アミン(例えば、トリエチルアミン)のような好適な塩基の存在下で 好都合に行うことができる。
R2がヒドロキシル基である式(Ia)の化合物のもう一つの調製法(B)は、 式(I I I)(式中、R1およびR3a−R6“は前記に定義の通りである )を有する化合物を適当な還元剤により還元した後、存在する保護基を除去する ことから成っている。したがって、例えば還元は、エーテル(例えば、テトラヒ ドロフラン)のような溶媒中で水素化トリエチルホウ素リチラムまたはアルコー ル(例えばメタノール)またはアルコールとエーテル(例えば、テトラヒドロフ ラン)のような別種の溶媒との混合物のような溶媒中で、所望により好適な金属 水素化物の存在下にて、水素化ホウ素ナトリウムのような水素化ホウ素化合物を 用いて20℃を下回る温度(例えば、−70’〜10℃)の温度で好都合に行う ことができる。或いは、還元は低温(例えば−70°〜0℃)でトルエンのよう な溶媒中で水素化アルミニウム還元剤、例えば水素化ジイソブチルアルミニウム を用い、または低温(例えば−70℃〜0℃)でエーテル(例えば、テトラヒド ロフラン)のような溶媒中でリチウムトリ[(3−エチル−3−ペンチル)オキ シ]アルミノヒドリドを用いて行うことができる。
式(III)の化合物からR1がヒドロキシル基である式(Ia)の化合物を調 製すること所望ならば、式(III)のR1は前記の式(Ia)において定義し たように好都合にはアシルオキシ基を表し、これを還元反応の後で、保護基の除 去の前または後に(後記する脱アシル化条件下にて)ヒドロキシル基に転換する 。
式(Ib)の化合物は、式(I I l)の化合物から、存在する保護基を除去 することにより好都合に調製することができる。
もう一つの方法(C)は、式(1)の化合物または保護されたその誘導体を、式 (I)の別種の化合物または保護されたその誘導体に転換した後、必要であれば 存在する任意の保護基を除去することから成っている。
R1が水素原子である式(I I I)の化合物は、R1が である対応する式(III)の化合物から、ケトン(例えば、アセトン)のよう な適当な溶剤中で、好都合にはほぼ室温で水性塩化第一クロムと反応させること により調製することができる。
式(III)の化合物は、式(rv) 1 3a 6a (式中、RおよびR−Rは前記に定義した通りである)の化合物から、ハロゲン 化炭化水素(例えば、ジクロロメタン)のような溶媒中で粉末化した分子篩の存 在下でクロロクロメート(例えば、ピリジニウムクロロクロメート)のような適 当な酸化剤を用いて(IV)を処理することによって好都合に調製することがで きる。
R1がヒドロキシル基である式(I I)の化合物は、R1がヒドロキシル基で ある式(III)の化合物から前記の還元手順に従って調製することもできる。
式(IV)の化合物は、式(V) (式中、R1およびR3−R6は前記の式(I)に定義した通りである)の化合 物から、標準的カルボン酸保護法によって、適宜R3内のヒドロキシル基を保護 して好都合に調製することができる。
4a 5a 5a R、RおよびRの好適なカルボン酸保護基およびR3aの水酸保護基には、従来 の任意の保護基、例えば「有機化学における保護基J、J、F、W。
McOm1e監修(Plenum Press。
1973年)またはTheodora W。
Greene著「有機合成における保護基」 (ジョン・ワイリー・アンド・サ ンズ、1981年)に記載されるものが挙げられる。適当なカルボン酸保護基の 例には、t−ブチルのようなアルキル基、2−メトキシエトキシメチル、または ジフェニルメチルまたはp−ニトロベンジルなどのアラールキル基がある。好適 なヒドロキシル保護基の例には、2−メトキシエトキシメチルのような基がある 。
保護基は、従来の手法を用いて除去することができる。
したがって、t−ブチルのようなアルキル基は、例えば無水酸の条件下で(例え ば、ジオキサンのようなエーテル溶媒中で塩化水素を用いて)除去することがで きる。
p−ニトロベンジル基は、エーテル(例えば、テトラヒドロフランまたは水性テ トラヒドロフラン)のような溶媒中で亜鉛金属および塩酸を用いて好都合に除去 することができる。ジフェニルメチル基または2−メトキシエトキシメチル基は 、水性ギ酸またはトリフルオロ酢酸を用いて好都合に除去することができる。
式(V)のカルボン酸の対応するメチルエステルへのエステル化は、重炭酸塩( 例えば、重炭酸ナトリウム)のような塩基の存在下にて、アミド(例えば、ジメ チルアセタミドまたは好ましくはジメチルホルムアミド)のような好適な有機溶 媒中で、ハロゲン化メチル(例えば、ヨウ化メチル)または硫酸ジメチルのよう なメチル化剤で処理することによって好都合に行うことができる。反応は、0° から100℃、好ましくは20°から30℃の範囲の温度で、好都合に行うこと ができる。或いは、エステル化は、メタノールのような好適な溶剤中でジアゾメ タンのエーテル性溶液で処理することにより行うこともできる。エステル化は、 鉱酸(例えば、塩酸)のような好適な酸の存在下にて室温でメタノールを用いて 処理することによって行うこともできる。
式(V)のメチルエステルから別種のメチルエステルへの転換は、適当なエステ ル化/脱エステル化工程によって行うことができる。脱エステル化は、標準的条 件下で、例えば塩基加水分解により行うことができる。
式(V)の化合物は、後記する発酵法にしたがって調製することができ、または 好適なアシル化および脱アシル化の方法にしたがって適宜6位のアシル化および 脱アシル化により、発酵法の生成物から調製することができる。好適なアシル化 の方法は、後記する。脱アシル化は、アルコール(例えば、メタノール)のよう な溶媒中で水性の水酸化ナトリウムのような塩基を用いて塩基によって触媒され る加水分解により好都合に行うことができる。
また、α、β−不飽和エステルの脱アシル化は、ジメチルホルムアミドのような 溶媒中で、所望により好適な塩基(例えば、トリエチルアミンのようなトリアル キルアミン)の存在下にて、ヒドロキシルアミン(例えば、N−メチルヒドロキ シルアミン塩酸塩)を用いて行うことができる。発酵法は、式(V)の化合物を 1個以上産生ずることのできる微生物を培養することから成る。その後、培養物 から所望の化合物を分離し、所望ならばアシル化または脱アシル化しおよび/ま たは対応するメチルエステルにエステル化することができる。
好適な微生物は、小規模試験を用い、標準的方法を用いて微生物の発酵から得ら れる試験試料を分析することによって容易に同定することができる。
詳細には、好都合に用いられる微生物は、GSax。
Group Re5earch Lim1ted。
Microbiology Dtvjsion、 グリーンフォード・ロード、 ミドルセックス、英国、の培養物収集に1989年5月31日に受入番号C29 32で寄託した微生物の株、UB6 0HE (Wo r 1dDirecto ry of Co11ectionsof Cu1tures of Micr o −organisms、1982年、館長:ミスAMHarris、におけ る収集番号202)、またはその突然変異株である。前記の培養物収集センター は、1982年の英国特許法17条に従って培養物収集に対して正当な要請を行 う総ての人が利用することができることに対して無条件且つ取り消しのできない 承認を与えていることを理解する必要がある。
受付番号C2932でグリ−フォードに寄託された菌株株は、CAB Inte rnationalMycoLogical In5tit、ute、の永久培 養物収集、フェリー・ロード、キュー、サリー、英国にも寄託されている。この 菌株は1989年5月25日に前記の研究所に受理された後、IMI 3329 62という受付番号と1989年6月27日の寄託日(生存の確認日)を与えら れた。寄託された菌株は、本明細書では研究所受付番号IMI332962を表 示することにより同定する。IMI332962についてこれまでに同定された 特性を、後記の実施例9に示す。
所望な中間体もIMI332962の突然変異株から調製することができること が理解されるであろう。
1M1332962の突然変異株は自然に生成することができ、または[産業用 微生物の放射線および放射性同位体J、Proceedings ofSymp osium、ウィーン、1973年、241頁、国際原子力委員会におけるH、 1.Adlerの微生物の開発の手法に記載されているものなどの多種多様な方 法によって産生ずることができる。これらの方法↓こ【よ、イオン化放射線、化 学的方法、例えばN−メチル−N′−二トローN−二トロソグアニジン(NTG )lこよる処理、熱、遺伝学的手法、例えば組換えおよび形質転換、および自然 発生的突然変異株に対する選択的手法力(ある。
醗酵は、従来の手段により、すなわち炭素、窒素および無機塩の同化源の存在下 にて微生物を培養すること1こよって行うことができる。
炭素、窒素および鉱物の同化源は、単純なまたは複雑な栄養のいずれによっても 提供することができる。炭素源には、一般的にはグルコース、マルトース、澱粉 、グリセロール、糖蜜、デキストリン、ラクトース、スクロース、フルクトース 、ガラクトース、ミオ−イノシトール、D−マンニトール、大豆油、カルボン酸 、アミノ酸、グリセリド、アルコール、アルカンおよび植物油がある。
炭素源は、通常は醗酵媒質の0.5〜10重量%である。
フルクトース、グルコースおよびスクロースは、好ましい炭素源である。
窒素源には、一般的には大豆ミール、コーン・ステイープ・リカー、デイステイ ラーズ・ソルブルス、酵母エキス、綿実ミール、ペプトン、ビーナツツミール、 麦芽エキス、糖蜜、カゼイン、アミノ酸混合物、アンモニア(ガスまたは溶液) 、アンモニウム塩または硝酸塩がある。尿素および他のアミドを用いることもで きる。窒素源は、通常は醗酵媒質の0.1〜10重量%である。
培地に配合することができる栄養素無機塩には、ナトリウム、カリウム、アンモ ニウム、鉄、マグネシウム、亜鉛、ニッケル、コバルト、マンガン、ノクナジウ ム、クロム、カルシウム、銅、モリブデン、ホウ素、ホスフェート、スルフェー ト、クロリドおよびカーボネートイオンを生成することができる一般に用いられ る塩力(ある。
微生物の培養は、通常は20〜40℃、好ましくは20〜35℃、特に約25〜 28℃の温度で行われ、例えば振盪または掻き混ぜによる通気および撹拌を行う のが望ましい。培地には最初に少量の菌糸体および/または胞子を接種すること ができる。得られる成長力のある接種物を醗酵培地に移すことができ、または主 要な醗酵培地に移す前に更に成長が起こる1以上の種子段階に移すことができる 。醗酵は、通常は3.5〜9.5、好ましくは4.5〜7.5のpH範囲で行わ れる。pHを所望な範囲内に保つために、塩基または酸を醗酵培地に添加する必 要があることがある。添加することができる好適な塩基には、水性の水酸化ナト リウムまたは水酸化カリウムのようなアルカリ金属水酸化物がある。好適な酸に は、塩酸、硫酸またはリン酸のような鉱酸がある。
醗酵は、4〜30日間、好ましくは約7〜18日間行うことができる。消泡剤を 含んで過剰の発泡を制御し、且つ必要に応じて定期的に添加することができる。
炭素および/または窒素源を、必要に応じて醗酵培地に供給することもできる。
醗酵工程の生成物は、醗酵液および菌糸画分の両方に含まれることができ、これ らは濾過または遠心分離によって好都合に分離することができる。醗酵液は、そ の後所望により有機溶媒の存在下にてp)(値がpH6を下回る(例えば、p  H約3)間で硫酸のような酸で処理することができる。
醗酵工程の生成物は、従来の単離および分離手法により醗酵ブロスから分離する ことができる。単離手法の選択は広範囲に変化し得ることが理解されるであろう 。
醗酵工程の生成物は、様々な分別法、例えば吸着−溶出、沈澱、分別結晶、溶媒 抽出および液−液分配によって単離し、精製することができ、これらの方法は様 々なやり方で組み合わせることができる。
固形支持体上への吸着の後溶出を行うことは、本発明の化合物を単離して精製す るのに好適であることが判った。
この醗酵工程の生成物は、ケトン(例えば、アセトン、メチルエチルケトンまた はメチルイソブチルケトン)、ハロゲン化炭化水素、アルコール、ジオール(例 えば、プロパン−1,2−ジオールまたはブタン−1,3−ジオール)またはエ ステル(例えば、酢酸メチルまたは酢酸エチル)のような適当な有機溶媒を用い て細胞および水性層から抽出することができる。一般には、最適の回収率を得る には2回以上の抽出が望ましい。水不混和性溶媒抽出物はそれ自体、塩基性の水 性溶液で抽出することができ、これらの塩基性溶液を酸性にした後、所望な化合 物を水不混和性の有機相に再抽出することができる。
有機抽出物から(例えば、蒸発によって)溶媒を除去すると、所望な化合物を含 む物質が得られる。
(高性能液体クロマトグラフィのような)クロマトグラフィを、シリカ;非官能 性のマクロ網状吸着樹脂、例えばアンバーライトXAD−2、XAD−4、XA D−16またはXAD−1180樹脂(Rohm &HaasLtd)またはカ スチルS112(Montedison)のような架橋したスチレンジビニルベ ンゼンポリマー樹脂、1換スチレン−ジビニルベンゼンポリマー、例えばダイア イオン5P207 (三菱)のようなハロゲン化(例えば、臭素化)スチレンー ジビニルヘンゼンポリマー:陰イオン交換体(例えば、IRA−35またはIR A−68);有機溶媒に相溶性の架橋デキストラン、例えばセファデックスLH 20(Pharmacia UK Ltd)のような適当な支持体上で、または 炭化水素結合したシリカ、例えばC結合シリカのような逆相支持体上で行うこと かできる。醗酵工程の生成物の精製/分離のための別のクロマトグラフィ手段は 、多層コイル抽出器のようなコイル抽出器を用いる向流クロマトグラフィである 。
醗酵工程の生成物は、LA2のような液体陰イオン交換体を用いることによって 単離および精製することもできる。
IRA−68または特にI RA−35を固体吸着剤として用いるときには、細 胞抽出物を溶媒を除去することなく直接に載荷することができる。この抽出物は 、pHが約3で直接に載荷することも、または固形不純物を濾過した後にp)f が約8で載荷することもできる。
式(V)の化合物のクロマトグラフィによる精製/分離に好適な溶媒/溶出液は 、カラムの種類および支持体の性状によって変化することは勿論である。向流ク ロマトグラフィを用いるときには、本発明者らは、酢酸エチル、ヘキサン、メタ ノールおよび水性酸(例えば、硫酸)を含んで成る溶媒系が特に好適であること を見出した。
IRA−35のようなアニオン交換体を用いるときには、この樹脂を水性アセト ンで洗浄した後、水性アセトン中硫酸で溶出するのが好都合であることがある。
抽出/単離処理の際の醗酵工程の生成物の存在は、高性能液体クロマトグラフィ または紫外部分光分析法のような従来の手法により、または化合物の特性を用い ることにより観察することができる。
醗酵工程の生成物が、例えばクロマトグラフィによる精製の後に有機溶媒の溶液 の形態で得られるときには、溶媒を従来の手法、例えば、蒸発によって除去して 、所望な化合物を生成させることができる。所望ならば、この化合物を前記のク ロマトグラフィ法によって更に精製することができる。
R1が前記の式(Ia)および(ib)に定義した通りのアシルオキシ基である 式(V)化合物を提供するためのアシル化は、R1がヒドロキシル基である式( V)の対応する化合物またはその保護誘導体を、従来のエステル化条件下でカル ボン酸のような好適なアシル化剤またはその活性化誘導体、例えば塩化アシルの ような/XXロジンアシルで処理した後、存在する任意の保護基を除去すること によって行うことができる。
したがって、式(V)の化合物であってR1がであるものは、式(V)の化合物 であってR1がヒドロキシル基であるものまたはその保護誘導体を、式(vi) を有する酸またはその活性化誘導体、例えば対応する酸鉛果物で処理することに よって調製することができる。
アシル化反応は、4−ジメチルアミノピリジンの存在下にて、第三アミン(例え ば、トリエチルアミン)のような好適な塩基を用いてまたは用いることなく、ま たはハロゲン化炭化水素(例えば、ジクロロメタン)のような溶媒中でアルカリ 金属カーボネートまたはアルカリ土類金属カーボネートを用いて好都合に行うこ とができる。
アシル化または脱アシル化およびエステル化工程は、適宜遂時または同時反応段 階として組み合わせることができることを理解すべきである。
式(Ia)および(!b)の化合物の塩は、式(Ia)または(Ib)の化合物 を適当な塩または塩基で処理することによって好都合に形成させることができる 。例えば、塩は、式(Ia)または(Ib)の化合物を、水酸化ナトリウムまた はカリウム、酸性炭酸塩、炭酸塩または酢酸塩(例えば、水酸化カリウム、炭酸 水素カリウム、炭酸水素ナトリウムまたは酢酸カリウム)、酢酸アンモニウム、 酢酸カルシウムおよびL−リシンから適宜選択される塩または塩基で処理するこ とによって好都合に調製することができる。この塩は、例えば、適当な塩または 塩基(必要ならば、水性溶液として)を、水のような好適な溶媒および/または アルコール(例えばメタノール)、ニトリル(例えば、アセトニトリル)または ケトン(例えば、アセトン)のような共溶媒に式(1)の化合物を溶解または懸 濁したものに、例えばO℃〜80℃、好都合には室温付近で加えることによって 調製することができる。
式(I I)および(I f I)の化合物は新規な中間体であり、本発明の別 の態様を形成する。
下記の実施例3.4および5の異性体7α−(4,6−シメチルー2−オクテノ エート)化合物も新規化合物であり、哺乳類および/または真菌細胞における酵 素スクワレンシンターゼを阻害する働きをする。これらの化合物およびその塩は 、本発明のもう一つの態様を形成する。
下記の実施例は本発明を例示するために提供するものであり、決して本発明を制 限するものではない。
天プレート上で成長させた。
麦芽エキス(OxoidL39) 30g真菌ペプトン(OxoidL40)  5g酵母エキス(OxoidL21) 0.5g蒸溜水で1リツトルとする。
オートクレーブ処理の前の培地のpHは、5.3〜取り、2個のプラグを滅菌法 溜水1.5mlを含む数個のクリオチューブのそれぞれに移した。これらのチュ ーブを蓋をして、必要になるまで室温で保存した。
2個の寒天プラグを用いて、250m1三角フラスコにいれた種培地(A)の5 Qmlずつ8個のそれぞれに接種した。
種培地(A) 二 ペプトン(OxoidL34) 10g麦芽エキス(OxoidL39) 21 gグリセロール 40g Junlonl 10 (Honeywi l l& 5tein Ltd、、 つt−リングトン、サリー) 1g 蒸溜水で1リツトルとする。
培地のpt−iを、オートクレーブ処理の前に、水性の水酸化ナトリウムで6. 3〜6.5に調整した。
接種した種培地のフラスコを、50mmの直径の軌道運動で25Orpmで回転 するシェーカープラットホーム上で25℃で5日間インキュベーションを行った 。
フラスコの内容物をプールして、ホモゲナイズした。
ホモゲナイズを行った種培養物を3%(V/V)で用いて、250m1の三角フ ラスコ中の醗酵培地(B)の50m1ずつ120個を接種した。
醗酵培地(B): 綿実粉(Sigma) 10g 0g蒸溜水リツトルとする。
オートクレーブ処理の前のこの培地のpHは、6,1〜6.3の範囲であった。
フラスコを前記と同様に振盪しながら8日間インキュベーションした。
8日間インキュベーションしたフラスコの醗酵ブロス(約6リツトル)を濾過し て、菌糸を除去し、濾液を硫酸(20%v / v )でpH2,8に調整して 、酢酸エチル3×2容で抽出した。酢酸エチル抽出物を纏めて、水性炭酸水素ナ トリウム(1%v / v ) 2 X 400 m、 lで逆抽出した。水性 の逆抽出物を纏めて、前記と同様にpH2,8に調整し、酢酸エチル2X800 mlに再抽出した。これらの抽出物を纏めて、蒸発乾固し、褐色油状生成物を得 た。この油状生成物を、ItoMulti−1ayer Co11 Extra ctor (P、C。
Inc、ボトマック、メリーランド、米国)を用いて向流クロマトグラフィによ って更に処理した。用いたコイルは内径が2.6mmのPTFEチューブ約70 mから成る標準的な調製用コイルであり、総容積は薬380m1となった。用い た溶媒系は酢酸エチル、ヘキサン、メタノールおよびN/100硫酸(6:5: 5:6、容積)の混合物であった。下相は一定に保持した。
Gi l5on303型ポンプおよび804C型圧力計モジユール(Gilso n、ビリールベル、仏閣)を用いて、コイルに下相を満たした。次に、油状生成 物(上相の4ml+下相の4mlに497mg)を、カラムの「尾」端部に注入 した。次に、遠心分離機を800回転/分で作動させ、移動(上)相をカラムの 「尾」端部から4ml/分で送液した。20 m、 1画分を収集し、スクアレ ンシンターゼの阻害を測定することによって監視した。
スクアレンシンターゼに対して活性を示す連続画分を一緒に纏めた。初期の画分 を蒸発乾固して、標題化合物(90mg)を淡黄色油状生成物として得た。
(b) 前記の(a)の手順にしたがって、8日間インキュベーションしたフラ スコからの6リツトルのブロスから分離した菌糸を、メタノール(2×3リツト ル)で抽出して、濾過した。濾液を蒸発濃縮して約500m1とし、ギ酸でpH 3,0に調整し、酢酸エチル3×500m lで抽出した。酢酸エチル抽出物を 一緒に纏めて、炭酸水素ナトリウム溶液(1%w/v)2X200m[で逆抽出 した。水性の逆抽出物を一緒に纏めて、p)(:3.0に調整し、酢酸エチル2 X500mlに再抽出した。総ての有機画分を纏めて、ロータリーエバポレータ ーを用いて蒸発乾固し、褐色油状生成物を得た。この油状生成物(578mg) を3個のG11son溶媒送液ポンプ(303型)、1個の811Dynami cミキサーおよび802C圧力計モジユールから構成されるG11son自動調 製装置を用いて高性能液体クロマトグラフィ (HP L C) により更に処 理を行った。クロマトグラフィは、Dynamax MicrosorbC18 (5μm)半調製用カラム(250xlOmm)上で行った。移動相は、アセト ニトリルおよび酢酸アンモニウムでpH3,15に調整した0、1%V / V ギ酸から成るグラディエンド(1:3→4:1→1.3)であり、2.8〜5. 6rn、1.7分で送液し、操作時間は65分間であった。この方法を16回繰 り返した。13X4.95分の画分を厚め、スクアレンシンターゼの阻害を測定 することによって監視した。それぞれの操作からの画分番号5を一緒にまとめ、 ギ酸で酸性にしてpH3,0とし、2X100mlの酢酸エチルで抽出した。
有機相を取り出して、蒸発乾固し、淡黄色油状生成物として標題化合物(1,7 2mg)を得た。
(c)(i) 5日間醗酵を行ったものからの0.5m、1ずつ8個に前記の( a)に記載の処理を行ったものを用いて、250m1三角フラスコに入れた種培 地(A)50mlずつ8個に接種した。フラスコを、25Orpmで回転し5Q mm直径の軌道運動を行うシェーカープラットホーム上で25℃で4日間インキ ュベーションした。フラスコの内容物をプールし、ホモゲナイズした。
ホモゲナイズした種培養物を3%(V / V )で用いて、250m1三角フ ラスコ中の醗酵培地(B)50m lずつ120個に接種した。フラスコを前記 と同様に振盪しながら10日間インキュベーションした。
(c)(ii) 前記の(c)(i)と同様に調整したホモゲナイズした種培養 物を3%(V/V)で用いて、容量がそれぞれ5リツトルであり醗酵培地(B) 3リツトルを含む2個の醗酵槽に接種した。接種した培地を25℃に保持し、5 00rpmで回転する2個の6枚タービン羽根車(70mm直径)で撹拌した。
培養物に、滅菌空気を3リットル/分で通じて、通気した。シリコーン消泡剤( Dow Corning1520)を添加して、培養物の過度の発泡を抑制した 。11日間生育した後、2個の培養槽の内容物を一緒に纏めて、前記の(a)の 手順にしたがって向流クロマトグラフィによって更に処理したところ、標題化合 物(137mg)を得た:重メタノール中の500 M Hzプロトンnmrで は、下記の位置にシグナルが見られる。約60,84〜0.90 (m、9H) 、1.03 (d、7,3H)。
1.09〜1.19 (m、2H)、2.10 (s、3H)、2.24 (m 、IH)、2.34 (m、LH)。
2.68 (dd、13,6.LH)、4.04 (d、2゜IH)、4.97  (s、LH)、5.02 (s、IH)。
5.08 (d、5.LH)、5.27 (s、LH)、5゜80 (d、16 .LH)、6.31 (d、2.LH)。
6.85 (dd、16,8.IH)、7.14 (t、7゜IH)、7.19  (a、7,2H)、7.26 (t、7゜2H)。重メタノール中での複合パ ルスデカップリング125.75MHz炭素−13nmrでは、下記の位置にピ ークが見られる。約δ172.5 (0)。
172.1 (0)、170.1 (0)、168.5 (0)、166.5  (0)、157.6 (1)、147.7(0)、141.6 (0)、130 .2 (1)。
129.3 (1)、126.9 (1)、119.8 (1)、111.5  (2)、106.8 (0)、91.1 (0)、82.5 (1)、81.0  (1)、80.1 (1)。
76.6 (1)、75.6 (0)、44.4 (2)。
40.9 (2)、37.7 (1)、35.6 (1)。
34.9 (2)、33.1 (1)、30.8 (2)。
26.5 (2)、20.9 (3)、20.5 (3)。
19.2 (3)、14.1 (3)、11.4 (3)。
(d)(i) 前記の(a)と同様に行った5日間の醗酵から、接種物を凍結保 存したもの調製した。培養物の資料を10分間遠心分離し、最初と同じ容積の1 5%グリセロールおよび0.01%T W 6 e n 80に再分散した。菌 糸を遠心分離し、再分散した後プラスチ・ツクチューブに1.8mlずつ分配し 、−20℃で保存した。凍結した接種物Q、5mlずつ8個を用いて、250m 1三角フラスコに含まれた種培地(A)50mlずつ8個に接種した。フラスコ を、25Orpmで回転して50mm直径の軌道運動を行うシェーカーグラ・ソ トホーム上で25℃インキュベーションした。種フラスコの内容物をプールし、 3%(v / v )で用いて、250m1三角フラスコ中の醗酵培地(B)5 0mlずつ120個に接種した。フラスコを、前記と同様にして9日間インキュ ベーションした。
(d)(ii) 前記の(d)(i)と同様に生育させた4個の最終段階のフラ スコの内容物を7日間のインキュベーションの後にプールし、ホモゲナイズして 、前記の(c)(i)および(d)(i)と同様にして8日間インキュベーショ ンした醗酵培地(B)50mlずつ120個の種を供給した。8日間インキュベ ーションしたフラスコからの醗酵ブロス(約6リツトル)を濾過して、菌糸を除 去した。濾液を硫酸(20%v / v )でpH2,8に調整し、酢酸エチル で抽出し、炭酸水素ナトリウムで逆抽出し、前記の(a)に記載したのと同じ方 法でp)(l 8に酢酸エチルで再抽出した。酢酸エチル抽出物を減圧下にて濃 縮して、黄色油状生成物として、これをメタノール(10m l)に溶解した。
このよう疫を3mlまで蒸発し、0DS−3(Wh a tma nParti sil Bioprep40.75オングストローム、アセトニトリル−水、2 0:80にスラリー充填したもの)のカラム(32x2.5cm)に適用した。
カラムを、アセトニトリルと水との混合物の、アセトニトリルが184.3ニア 、2 ・3.1 : 1.3:2の比率で増加する段階的グラディエンドにより 溶出した。
画分をHPLCによって監視し、標題化合物を含む画分を蒸発して、アセトニト リルを除去した。精製する水性懸濁液をプールし、−晩凍結乾燥したところ、灰 白色固形物として標題化合物(59mg)を得た。
(e) プールした種フラスコを3%(V/V)で用いて、7リツトル醗酵槽中 の種培地(A)4リツトルに接種したこと以外は、(d)(i)の処理を行った 。培養物を、4すyトル/分で通気しながら、500rpmで前記と同様に撹拌 しながら2日間インキュベーションした。培養物1.2リツトルを取り出し、4 0リツトルの種培地(A)を入れた70リツトル醗酵槽に接種した。
培養物を40リットル/分で通気しながら、前記と同様に500rpmで2日間 インキュベーションした。培養物15リツトルを取り出し、500リツトルの醗 酵培地(C)を入れた780リツトル醗酵槽に加えた。
醗酵培地(C) 綿実粉(S i gma) 20g 自然のI)Ha 培養物を500リットル/分で通気しながら、前記と同様に振盪しながら20O rpmで450時間インキユヘーションし、120時間後にフルクトースの50 %(w / v )溶液を5g/リットル/日で供給し、162時間後に7.5 g/リットル/日に増加した。450時間後にブロスを分析したところ、105 6mg/リットルの標題化合物を得た。
フルクトースの代わりに、グルコース、スクロース、マルトース、ラクトース、 ミオ−イノシトール、D−マンニトールおよび大豆油から選択される他の炭素源 を用いたこと以外は、前記の処理を小規模で繰り返した。
450時間後にそれぞれの実験からのブロスを分析したところ、標題化合物の実 質的力価が見られた。
前記の処理法にしたがって調製した標題化合物は、下記の特性を有する生成物と 一致した。
近似的分子量690;−FABマススペクトル分析法[M−H]−689,27 89;+FABマススペクトル分析法[M+Na] +713.2753;分子 式%式% 重クロロホルム中の500MHzプロトンnmrスペクトルCδ値、括弧内は多 重度、カップリング定数(Hz)および積分値] :0.79〜0.85 (m 、9H)、1.00 (d、7,3H)、1.04〜1.15(m、2H)、2 09 (s、3H)、2.40 (m、LH)、2.69 (dd、13,5. IH)、4.05(s、LH)、4.94 (s、LH)、4.96 (s。
LH)、5.06 (d、4.IH)、5.30 (s、IH)、5.78 ( d、16.IH)、5.92 (s、LH)、6.88 (dd、16,8.L H)、7.11(a、7. 2H)、7. 14 (t、7. IH)。
7. 24 (t、7. 2H) 。
重クロロホルム中の複合パルスデカップリング125.75MHz炭素−13ス ペクトル[δ値、括弧内は結合したプロトンの数] :171.5 (0)。
171.0 (0)、169.1 (0)、167.0(0)、166.7 ( 0)、157.9 (1)。
145.4 (0)、140.1 (0)、128.9(1)、128.1 ( 1)、125.8 (1)。
117.8 (1)、111.4 (2)、105.8(0)、88.5 (0 )、81.6 (1)、80.7(1)、79.3 (1)、75.1 (1) 、74.2(0)、42.9 (2)、39.7 (2)、36.7(1)、3 4.2 (1)、33.6 (2)、31.6(1)、29.4 (2)、25 .4 (2)、20.9(3)、19.8 (3)、18.8 (3)、13. 5(3)、10.9 (3)。
中間体2 * L秤肚二土り巳匹土見−二jj1エニ」l二」J工」」!ルヘキシル)−4,6 ,7−ドリヒドロキシー2,8−ジオキサビシクロ[3,2,4]オクタン−3 ,4,5−トリカルボン酸、6−(4,6−シメチルー2−オクテノエート)  、3,4.5−トリス(1,1−ジメチル中間体■の凍結乾燥生成物(7,5g )を乾燥ジクロロメタン(32ml)に溶解したものを、窒素雰囲気下にて加熱 還流し、N、N−ジメチルホルムアミドジーtert−ブチルアセタール(31 ,3m l)で20分間を要して滴下処理した。更にN、N−ジメチルホルムア ミドジーtert−ブチルアセタール(7,21m l)を3分間を要して添加 したとき、混合物を1時間加熱還流した。混合物を更に4時間加熱還流した後、 室温まで冷却し、ジエチルエーテル(200ml)で希釈し、食塩水(3X10 0ml)で洗浄した。何機相を乾燥しくMg504)、蒸発させたところ、赤褐 色発泡体(10,75g)を得た。これをシリカゲル(Merckg385.1 100ml)上でフラッシュクロマトグラフィに付し、酢酸エチル:シクロヘキ サン(16)で溶出した。主成分を含む画分を纏めて蒸発させたところ、クリー ム−黄色発泡体状の標題化合物(6,55g)を得た。v (CHBr3)約  a X 3400〜3600 (OH)、1755 (エステルC=O)、1730 ( エステルC−0)および1250cm−1(エステルc=o)、δ(CDCl2 )1.43 (s、秩13C−)、1.48 (S、性至3C−)、1゜60( s、性13C−)、2.08 (S。
CHCo −)、2. 93 (d、J=3Hz。
□32 7−OH)、4.00 (幅広いs、7−H)、4.08(s、4−0旦)、4 .95 (bs、C=以月旦2゜5.05 (s、3−H)、5.11 (d、 J=5Hz。
CH3C02C旦)、5.77 (d、J=15Hz。
芳香族プロトン)。
オキシ−5−メチル−3−メチレン−6−フェニルヘキシル)−4,6−シヒド ロキシー7−オキソー2.8−ジオキサビシクロ[3,2,1]オクタン−3, 4,5−トリカルボン酸、6−(4,6−シメチルー2−オフ中間体2 (6, 9g)をジクロロメタン(69rnl)に溶解したものに、粉末状の3オングス トロ一ム分子篩(6,9g)とピリジニウムクロロクロメート(6,9g)を加 えた。混合物を20℃で14時間撹拌した後、揮発油と酢酸エチルとの3:1混 合物(2す・ソトル)で希釈し、キーゼルグールで濾過した。生成する透明な橙 色溶液を水(3X500ml)で洗浄し、乾燥して、蒸発させたところ、標題化 合物(6g)を得た。
δ(CDCI )0.80 (m、9H,CHa) 。
1.43 (s、18H,C(C旦3)3)、1.65(s、9H,C(CH3 ) 3)、2.10 (s。
ococ旦a) 、 4.22 (s、 0f() 、 4.69 (s。
3H)、4.99,5.01 (2s、=CC20゜5.11 (d、IH,C HOCOCH3)、5゜767.3 (m、5H,芳香族プロトン)。
中間体4 [IS−[1a (4R,5S )、3a、4B、5a。
セチルオキシ−5−メチル−3−メチレン−6−フェニルヘキシル’)−4,6 ,7−ドリヒドロキシー2.8−ジオキサビシクロ[3,2,1]オクタン−3 ,4,5−トリカルボン酸、6−(4,6−シメチルー2−オクテノエート)、 3.4.5−トリス(1,1−ジメチルエチル)エステル (a) 中間体3(6g)を水冷メタノール(50ml)に溶解したものに、水 素化ホウ素ナトリウム(265mg)を20℃を下回る温度に保持しながら少し ずつ加えた。5分後に、更に水素化ホウ素ナトリウム(70mg)を追加した。
反応混合物を1分間保持した後、過剰量の水性クエン酸を加えて反応を停止し、 エーテル(2X 200m l)で抽出した。抽出物を食塩水で洗浄し乾燥して 蒸発させたところ、生成物が得られ、これをシリカゲル(Merckシリカゲル 60.230〜400メツシユ、300g)上でクロマトグラフィによって精製 して、揮発油と酢酸エチルとの3〜1混合物で溶出したところ、標題化合物およ び対応する7β−ヒドロキシ異性体を3・1の近似比(3g)で得た。
δ(CDCl 3)0.80〜0.9 (m、9H,以旦3)、 1.45 ( s、 18H,C(CH3)3)、1.63(s、9H,C(C旦a)3)、2 .10 (s。
0COCEi3)、4.95 (m、2H,=CCH2,5゜8]、(d、LH ,J=15Hz、CH=CHC0)。
6.52 (d、LH,J=6.3Hz、6H)。
6.85〜7.02 (m、CH=CHC0)、7.1〜7.3 (m、5H, 芳香族プロトン)。
(b) 中間体3(Ig)を氷冷したテトラヒドロフラン(80ml)およびメ タノール(20ml)に溶解したものに、窒素雰囲気下にて塩化セリウム7水和 物(560mg)を加えた。20分後に、混合物を一70℃まで冷却し、−60 ℃を下回る温度に保持しながら水素化ホウ素ナトリウム(370mg)で少しず つ処理した。20分後に、更に水素化ポウ素ナトリウム(100mg)を追加し た。反応混合物を10分間保持した後、過剰量の飽和の水性塩化アンモニウムを 添加して反応を停止し、酢酸エチル(2X100ml)で抽出した。抽出物を0 .2モル塩酸、飽和重炭酸ナトリウムおよび食塩水で順次洗浄した後、乾燥して 蒸発させたところ、生成物が得られ、これをシリカゲル(Merckシリカゲル 60.230〜400メツシユ、100 g)上でクロマトグラフィによって精 製して、揮発油と酢酸エチルとの4:1混合物で溶出したところ、標題化合物お よび対応する7β−ヒドロキシ異性体を8:1の近似比(400m g)で得た 。
δ(CDCl )’0.80〜0.9 (m、 9H,CH3)、 1.45  (s、 18H,C(CH3) 3)、1.63(s、9H,C(CH3) 3 )、2.10 (S。
ococ旦3) 、4. 95 (m、2 H,=C旦。)。
5.81 (d、LH,J=15Hz、CH=C旦co)。
6.52 (d、LH,J=6.3Hz、6H)。
6.85〜7.02 (m、CH=CHC0)、7.1〜7.3 (m、5H, 芳香族プロトン)。
(C) 中間体3(3g)を−65℃に冷却したテトラヒドロフランに溶解した ものに、窒素雰囲気下にてリチウムトリス[(3−エチル−3−ペンチルオキシ )]アルミノヒドリドのテトラヒドロフラン溶液(065モル、7m1)を加え た。−65℃で3時間後に、温度を0℃まで上昇させ、更に5分後に反応混合物 を一60℃に冷却し、1モル塩酸(100ml)で反応を停止した後、酢酸エチ ル(3X100ml)で抽出した。有機相を食塩水(1,OOm l )で洗浄 した後、乾燥し、蒸発させて油状生成物とし、これをシリカゲルカラム(Mer ckシリカゲル60,230〜400メツシユ、400g)に載荷した。揮発油 と酢酸エチルとの混合物でグラディエンド溶出(4・1から7・3まで)を行っ たところ、標題化合物と異性体の[IS−[1α(4R,5S*)* 、3α、4β、5α、6α(2E、4R,6R*)。
* 7α]]1−(4−アセチルオキシ−5−メチル−3−メチレン−6−フェニル ヘキシル)−4,6,7−1−リヒドロキシー2.8〜ジオキサビシクロ[3, 2,1]オクタン−3,4,5−1リカルボン酸、7−(4,6−シメチルー2 −オクタノエート) 、3,4.5−トリス(1,1−ジメチルエチル)エステ ルとを近似比9 : 1 (2,8g)で得た。δ(CDCl2)5.16(不 明瞭、d、J =6Hz、CHOAc)および6.84〜6.89 (m、CH =CHC0)。
(d) 水素化ジイソブチルアルミニウム(0,5モル)をトルエン(21ml )に溶解したものに、2,6−ジーt−ブチル−4−メチルフェノール(2,2 g)のトルエン溶m(30ml)を加えた。ガスの発生が止んだら、溶液を一7 0℃に冷却し、中間体3 (860mg)をトルエン(5ml)に溶解したもの を滴下して加えた。
−70℃に20分間保持した後、反応混合物に1モル塩酸を加えて反応を停止し 、エーテル(3X100ml)で抽出した。有機相を5%水性重炭酸ナトリウム 溶液(100m l)および食塩水(100m l)で洗浄し、蒸発させて油状 生成物とし、これをシリカゲル(Merckシリカゲル60,230〜400メ ツシユ、120 g)上でクロマトグラフィにより精製した。揮発油とエーテル との混合物でグラディエンド溶出(9:1から2=1まで)を行ったところ、標 題化合物、6α−ヒドロキシ−7α−(4,6−シメチルー2−オクタノエート )異性体および7β−異性体を9:1:10の近似比(460mg)で得た。
(e) 中間体3 (900mg)を−70℃に冷却した乾燥テトラヒドロフラ ン(50m l)に溶解したものに、同じ溶媒(2,2m1)に水素化トリエチ ルホウ素リチウム1モルを溶解したものを窒素雰囲気下で加えた。反応混合物を 2時間撹拌した後、希酢酸を加えて反応を停止し、酢酸エチル(3X150ml )で抽出した。有機相を5%水性重炭酸ナトリウム溶液で十分に洗浄した後、乾 燥し、溶媒をストリップしたところ、油状生成物を得て、これをシリカゲル(M erckシリカゲル60゜230〜40oメツシユ、120g)上でクロマトグ ラフィにより精製した。揮発油/酢酸エチル(3: 1)カラムを溶出したとこ ろ、標題化合物、6α−ヒドロキシ−7α−(4,6−シメチルー2−オクタノ エート)異性体および7β−異性体を9・1:1の近似比(520mg)で得た 。
(f) 中間体3 (499mg)を−20’Cで窒素雰囲気下にて乾燥テトラ ヒドロフラン(20ml)に溶解シたものに、水素化トリス[(3−エチル−3 −ペンチル)オキシコアルミニウムリチウムをテトラヒドロフラン(10,49 m1)に溶解した0、5モル溶液を加え、生成混合物を一20℃で15分間撹拌 した。混合物に水(2m l)を加えて反応を停止し、3/4時間撹拌を行い室 温まで温度を上昇させた。硫酸マグネシウムを加えて、懸濁液を真空濾過した。
濾液を蒸発させたところ、標題化合物のみが黄色油状生成物として得られた。
東員止j [IS−[1α(4R58) 3a 4β、5α。
−−−−−一一−−−−−−−一−−−一一一一二〜−一一一 ・ ・対応する 7β−ヒドロキシ異性体との3・1混合物としての中間体4(3g)を乾燥ジメ チルホルムアミド(28m i )に溶解したものに、N−メチルヒドロキシル アミン塩酸塩(720mg)を加えた後、トリエチルアミン(19m1)を加え た。混合物を水分の非存在下にて20℃で1.8時間撹拌し、2N−塩酸(10 m l)と食塩水で洗浄し、乾燥して、蒸発させた。生成物をシリカゲル(Me rckシリカゲル60.230〜400メツシユ、160 g)上でクロマトグ ラフィにより精製し、揮発油と酢酸エチルとの3・2混合物で溶出したところ、 標題化合物(1,6g)を得た。δ(CDC13)0.85 (d、3H,J= 7.3Hz、C旦3)。
1.45 (s、9H,C(CH3) 3)、1.5 (s。
9H,C(C旦3) 3)、 1.60 (s、 9H。
C(、CH) ) 、2.16 (s、3H,0CoCHa)(2s、2H,= CC20、5,11(m、 L H,6旦)、5. 18 (d、LH,J=4 . 8Hz。
CHOCoCHa)、7.1〜7.3 (m、5H1芳香]1−(4−アセチル オキシ−5−メチル−3−メチレン−6−フェニルヘキシル)−4−ヒドロキシ −7−オキソ−2,8−ジオキサビシクロ[32,1]オクター−酷−一−11 −一一一一、よ、−1−1→−―、5エユーーー、ニーー喝舷−−−−〜−一響 一中間体3 (2,09g)を脱酸素化アセトン(100ml)に溶解したもの を、窒素雰囲気下にて塩化第一クロムの水性溶1iji (0,85モル: 8 0m l) 72時間処理した。混合物をアセトン(40m l)で希釈し、塩 化第一クロム溶液(0,85モル;40m1)で更に処理した。]時間後に、混 合物を酢酸エチル(500m、 t )で希釈した。有機相を分離史、水性相を 酢酸エチル(200ml)で抽出した。纏めた有機溶液を食塩水(4X100m 、l)で洗浄し、乾燥し、シリカゲル(〜1erck7734+100g)上で クロマトグラフィを行い、酢酸エチル シクロヘキサン(1:9から14まで増 加)で溶出したところ、標題化合物(863mg)を得た。6 (CDCl2) 0.80 (d。
J=7Hz、C旦3)、1.44.1.51,1.58はそれぞれ(S、(CF (3) 3C)、2.10 (S。
Act)、2.68および3.45はそれぞれ(d。
J = 19 Hz、CH2Co) 、4.13 (s、4 0H)、4.67  (s、3−H)、4.99 (brs。
−3−メチレン−6−フェニルヘキシル)−4,6,7中間体5(110mg) を、20℃で無水塩化水素をジオキサン(5N;0.33m1)に溶解したもの で処理した。溶液を水分の非存在下に18時間保持した後、エーテル(20ml )で希釈し2.40℃で真空下に”C蒸発乾固した。エーテル希釈および蒸発を 2回繰り返したところ、発泡体を得た。1′のスフエリソルブ0DS−2カラム 上で調製用HPLCによって精製を行い、濃硫酸0.15m1/リットルを含む 水にアセトニトリルを溶解した40%溶液で溶出したところ、標題化合物(55 mg)を得た。δ(CD30D)0.85 (d。
3H,J=7.3Hz、C旦3)、 2.10 (S。
ococ旦3)、 4.37 (d、LH,J=7.5Hz。
CHOCoCHa)、5.35 (d、LH,J=7.5Hz、6H)、7.1 〜7.3 (m。5H,芳香族プロトン);分析用高性能液体クロマトグラフィ  (スフエリソルブ0DS−2カラム)で0.15m1/リツトルのたもので溶 出したところ、保持時間は3.78分であった。
]1−(4−アセチルオキシ−5−メチル−3−メチレン−6−フェニルヘキシ ル)−4−ヒドロキシ−7−オキソ−2,8−ジオキサビシクロ[3,2,1] オクタン−3,4,5−トリカルボン酸 中間体6(125,mg)をジオキサン(6モル;2.5m1)に無水塩化水素 を溶解したものに溶解し、混合物を20℃で7.5時間放置した。次に、溶媒を 減圧下にて蒸発させ、残渣を逆相HPLC(1インチスフエリソルブ0DS−2 、流速15m1/分、0.15m1濃硫酸/リツトルを含むアセトニトリル−水 のアセトニトリルを40%から95%まで増加させて溶出)によって精製した。
適当な画分をまとめ、アセトニトリルを減圧下にて蒸発させて除去し、水性溶液 を酢酸エチル(×3)で抽出し、食塩水(×2)で洗浄し、乾燥して蒸発乾固し たところ、標題化合物(47mg)を得た。
δ (CD30D) 0.84 (d、J=7Hz、CH3)、2.10 (s。
Act)、2.85および3.66はそれぞれ(d、J=19Hz、C旦2Co )、4.9および5.00はそれぞれ(s、C=C旦2)、5.05 (d、J =5Hz。
C旦OA c) 、7. 1〜7. 3 (m、 Cs旦5);近似分子量52 0.5;−FABマススペクトル分析法中間体4の対応する7β−ヒドロキシ異 性体との8:1混合物としてのもの(20Qmg)を乾燥ジクロロメタン(20 m l)中に窒素雰囲気下にて溶解したものに、メチルクロロホルメート(29 mg)および4−N、N−ジメチルアミノピリジン(37mg)を加えた。混合 物を20℃で22時間撹拌した後、追加量のメチルクロロホルメート(7mg) および4−N、N−ジメチルアミノピリジン(8,6mg)を加え、3時間反応 させた。
混合物を飽和の水性塩化アンモニウム(30ml)に投入し、有機物質をエーテ ル(3X50ml)で抽出した後、エーテル溶液を水(30ml) 、5%水性 重炭酸ナトリウム(30m l)および食塩水(30m l)で順次洗浄した。
乾燥した有機相を蒸発して油状生成物とし、これをシリカゲル(Merckシリ カゲル60.230〜400メツシユ、10g)上でクロマトグラフィによって 精製した。カラムを揮発油と酢酸エチルとの混合物(4・1)で溶出し、生成す る物質をジオキサンに無水塩化水素を溶解したもの(6,9モル、2.5m1) に溶解した後、窒素雰囲気下にて20℃で32時間放置した。溶媒を除去したと ころ、黄色ワックスが得られ、これをスフェリソルブ0DS−2カラム上で調製 用HPLCによって分離し、濃硫酸0.15m1/リツトルを含む水中にアセト ニトリル67%を溶解したもので溶出したところ、標題化合物(50mg)を得 た。保持時間6.02分(スフエリソルブ0DS−2分析用カラム、0.1.5 mlの濃H2SO4を含む水にアセトニトリルを65%溶解したもの);δ(C D30D)2.10(s、3H,0COCH2,36(dd、LH,J□3′ 〜15および10Hz、HCHPh)、2.71 (dd。
LH,J=15および5Hz、HCHPh)、3.64(s 、 3 H,OC O2C旦3)、4.98.5.00および5.02 (3s、それぞれIH,= CC20よびLH,J=15および8Hz、CH=CH0) 。移動度の小さな 成分(16mg)は、[IS−[1α(4R”。
5S*)、3α、4β、5α、6α、7α (2E。
4R*、6R)]] 1.− (4−アセチルオキシ−5−* メチル−3−メチレン−6−フェニルヘキシル)−4゜6.7−1リヒドロキシ ー2,8−ジオキサビシクロC3,2,1]オクタン−3,4,5−トリカルボ ン酸、6−メチルカーボネート、7−(4,6−ジメチル−2−オクテノエート );保持時間7.32分(スフエリソルブ0DS−2分析用カラム、0.15m 1の濃H2SO4を含む水にアセトニトリルを65%溶解したもの)、δ (C D 30D)2.08 (s、3 H。
0COC82,36(dd、IH,J=15および□3′ 10Hz、HCHPh)、2. 69 (dd、LH,J=15および5Hz、 HC旦Ph)、3.68 (s、3H。
0CO2ε旦3)、4.95.4.97および4.99(3本の1重線、それぞ れIH9−〇、!i2およびCHCO2H) 、5.06 (d、IH,J = 5Hz。
CH=CHC0CH5)、5.76 (d、IH。
J=15Hz、CH=C旦Co)、 5.82 (d、 IH。
J=5Hz、C旦−0COCH=CH)、6.51 (d。
IH,J=6Hz、C旦0C02CH3)、および6.87 (dd、LH,J =15および8Hz。
6α、7α(2E、4R*、6R)]] 1− (4−ア中間体4の、対応する 6α−ヒドロキシ−7α−(4゜6−シメチルー2−オクテノエ−1・)および 7β−ヒドロキシ異性体との9・1:1.0α合物としてのもの(380mg) をジクロロメタン(25ml)中に窒素雰囲気下にて溶解したものに、塩化フェ ノキシアセチル(123mg)および4−N、N−ジメチルアミノピリジン(8 8m、 g )を加えた。混合物を20’Cで32時間反応させた後、水性塩化 アンモニウム溶液に投入した後、ジクロロメタンで抽出した。有機相を1モル塩 酸(50m 1. )および重炭酸ナトリウムの飽和水性溶液(50ml)で連 続的に洗浄した後、乾燥し、蒸発させて油状生成物を得て、これをシリカゲル( Merckシリカゲル60.230〜400メツシユ、40g)上でクロマトグ ラフィによって精製した。カラムを石油エーテルと酢酸エチルとの混合物(4・ 1)で溶出したところ、ゴム状生成物(370mg)を得た。無水塩化水素/ジ オキサン(6,9モル、4m l)にこの物質(360mg)を溶解したものを 、窒素雰囲気下にて20℃で40時間放置した。溶媒を除去し、残渣をスフェリ ソルブ0DS−2カラム上で調製用HPLCによって精製し、濃硫酸0.15m 、l/リットルを含む水中にアセトニトリル65%を溶解したもので溶出したと ころ、標題化合物(30mg)を得た。保持時間14.1分(スフエリソルブ0 DS−2分析用カラム、0.15m1の濃H2SO4を含む水に75%アセトニ トリルを溶解したも)):δ (CD 30D)2.08 (s、3 H5oc o旦旦3)、2.36 (dd、LH,J=14およIH,J=16Hz、HC HOPh)、4.96゜4.98および5.06 (3本の1重線、それぞれL H。
=CC20よびCHCO2H)、5.07 (d、、IH。
J=6Hz、C旦0COCH3)、5.75 (d、LH。
J=6Hz、C旦0COCH=CH)、5.81 (dd。
IH,J=15HzおよびIHz、CH=CHC0)。
6.84(部分的に不明瞭なd、IH,J=6Hz。
C旦0COCH20Ph)、および6.91 (dd。
IH,J=15および8Hz、C旦= CHCO)。
セチルオキシ−5−メチル−3−メチレン−6−フエニートリカルボン酸、6− (4,6−シメチルー2−オクテノエート)、7−アセテート 中間体4の、対応する6α−ヒドロキシ−7α−(4゜6−シメチルー2−オク テノエート)および7β−ヒドロキシ異性体との9:1:1混合物としてのもの (170mg)を乾燥ジクロロメタン(6ml)中に窒素雰囲気下にて溶解した ものに、塩化アセチル(24mg)および4−N、N−ジメチルアミノピリジン (40mg)を加えた。混合物を20℃で16時間撹拌した後、酢酸エチル(3 0ml)で希釈し、有機相を1モル塩酸(5m l)および5%重炭酸ナトリウ ム水性液(2X5ml)で連続的に洗浄した。乾燥した有機相を蒸発させたとこ ろ、油状生成物を得て、これをシリカゲル(Merckシリカゲル60.230 〜400メツシユ、10g)上でクロマトグラフィによって精製し、揮発油と酢 酸エチルとの混合物(4: 1)で溶出した。
この物質(110mg)を無水塩化水素/ジオキサン(6,8モル、2m l) に溶解したものを、窒素雰囲気下にて20℃で40時間放置した。混合物を蒸発 させ、残渣をスフエリソルブ0DS−2カラム上で調製用HPLCによって分離 し、濃硫酸0.15m1./リットルを含む水中にアセトニトリル65%を溶解 したもので溶出したところ、標題化合物(30mg)を得た。保持時間14.7 分(スフニリソルブ0DS−2分析用カラム、0.15m1の濃H2so4を含 む水に65%アセトニトリルを溶解したもの):δ(cD3oD)1.92 ( s、3H,0COC旦3)、2.10 (s。
3H,0COCH3)、2.40 (dd、IH。
4.99および5.01(3本の1重線、それぞれLH。
=CH2およびCHCO2H)、5.08 (d、LH。
J =5Hz、CHOCOCH3)、5.72 (d、IH。
J=6Hz、7a−C旦0Ac)、5.79 (dd。
IH,J=15Hzおよび8Hz、CH=CHC0)。
移動度の小さな成分(15mg)は、[IS−[1α(4R,53)、3α、4 β、5α、6α、7α(2E、4R,6R)コ]1−(4−アセチルオキシ−5 −メチル−3−メチレン−6−フェニルヘキシル)−4,6,7−ドリヒドロキ シー2.8−ジオキサビシクロ[3,2,1]オクタン−3,4,5−トリカル ボン酸、6−アセテート、7−(4,6−シメチルー2−オクテノエート);保 持時間16.6分(スフエリソルブ0DS−2分析用カラム、0.15m1の濃 H2S O4を含む水にアセトニトリルを65%溶解したもノ); δ (CD 300)1.95 (S、3H。
OCOCH3,2,10(s、3H,0COC旦3)。
2.40 (dd、IH,J=15および9Hz。
5.03 (3本の1重線、それぞれIH,=CH2お、Jl。
びC旦C02H) 、5.07 (d、IH,J=15Hz。
C旦0COCHa) 、5.74 (d、IH,J =6Hz。
J=6Hz、C旦0CO2CH3)及び6.90 (dd。
セチルオキシ−5−メチル−3−メチレン−6−フェニルヘキシル)−4,6, 7−ドリヒドロキシー2,8−ジオキサビシクロ[3,2,11オクタン−3, 4,5−トリカルボン酸、6−(4,6−シメチルー2−オクテノエート)、7 −フェニルカーボネート。
中間体4の、対応する6α−ヒドロキシ−7α−(4゜6−シメチルー2−オク テノエート)異性体との9:1混合物としてのもの(200mg)を乾燥ジクロ ロメタン(15m l)中に窒素雰囲気下にて溶解したものに、フェニルクロロ ホルメート(47mg)および4−N。
N−ジメチルアミノピリジン(40mg)を加えた。20℃で16時間後に、追 加量のフェニルクロロホルメート(24mg)及び4−N、N−ジメチルアミノ ピリジン(20mg)を加えた後、600時間反応行った。混合物を中性物質に ついて処理し、これをシリカゲル(Merckシリカゲル60,230〜400 メツシュ、20g)上でクロマトグラフィによって精製した。カラムを石油エー テルと酢酸エチルとの混合物(4: 1)で溶出し、生成する物質(120mg )を無水塩化水素をジオキサンに溶解したもの(6,8モル、4m1)に溶解し 、混合物を窒素雰囲気下にて20°で36時間放置した。混合物を濃縮した後、 酢酸エチルで抽出し、有機相を食塩水で洗浄した。乾燥した酢酸エチル溶液を蒸 発させて残渣を得て、これをスフエリソルダ0DS−2カラム上で調製用HPL Cによって精製し、濃硫酸0.15m1/リツトルを含む水中にアセトニトリル 80%を溶解したもので溶出したところ、標題化合物(30mg)を得て、凍結 乾燥した固形物として単離した(60mg)。保持時間6,45分(スフエリソ ルブ0DS−2分析用カラム、0.15m1の濃H2S O4を含む水に90% アセトニトリルを溶解したもの);δ(CDaOD)2.10 (s、3H,0 COC且3)。
2.36 (dd、LH,J=15および9Hz。
HCHPh)、2.72 (dd、IH,J=15および5.08 (3本の1 重線、それぞれLH,=CC20よびCHCO2H) 、5. 12 (d、L  H,J =5 Hz。
CHOCOCH3)、5.72 (d、L H,J =6Hz。
CHOCO2Ph)、5.86 (dd、LH,J=15HzおよびIHz、C H=CHC0)、6.67 (d。
LH,J=6Hz、CHOCOCH=CH)、6. 89(dd、LH,J=1 5および8Hz、C旦=CHC0)中間体4の、対応する6α−ヒドロキシ−7 α−(4゜6−ジメチル−2〜オクテノエート)異性体との9=1混合物として のもの(200mg)を乾燥ジクロロメタン(10m l)中に窒素雰囲気下に て溶解したものに、塩化ヘキサノイル(47mg)および4−N、N−ジメチル アミノピリジン(43mg)を加えた。20℃で14時間後に、追加量の塩化ヘ キサノイル(14mg)及び4−N、N−ジメチルアミノピリジン(13mg) を加え、2時間反応を行った。次いで、混合物を2モル塩酸/ジクロロメタンに 投入し、有機相を飽和の水性重炭酸塩溶液で洗浄し、乾燥して、蒸発させた。残 渣をシリカゲル(Merckシリカゲル60.230〜400メツシユ、10g )上でクロマトグラフィによって精製し、揮発油と酢酸エチルとの3:1混合物 で溶出し、この物質(170mg)を無水の塩化水素をジオキサンに溶解したも の(6,8モル、2.5m1)に溶解し、混合物を窒素雰囲気下にて20’で4 0時間放置した。次いで、混合物を濃縮し、この濃縮物をスフエリソルダ0DS −2カラム上で調製用HPLCによって精製し、濃硫酸0.15m1/リツトル を含む水中にアセトニトリル90%を溶解したもので溶出したところ、標題化合 物(30mg)を得て、凍結乾燥した固形物として単離した(50mg)。保持 時間8.46分(スフエリソルブ0DS−2分析用カラム、0.15m1の濃H 2S O4を含む水にアセトニトリル85%を溶解したもの);δ (CD30 D)2.10 (s、3H。
ococ旦3)、2.39 (dd、IH,J=15および9Hz、HCHPh )、2.71 (dd、IH,J=15および5Hz、HCHPh)、4.98 .5.00および5.05 (3本の1重線、それぞれLH。
=CHおよびCHCO2H)、5.07 (d、IH。
−2= J =5Hz、CHOCOCH3)、5.74 (d、LH。
J=6Hz、CHOCOCR)、5. 77 (dd。
1H,J=15およびIHz、CH=C旦CO)。
6、 57 (d、IH,J=6Hz。
セチルオキシ−5−メチル−3−メチレン−6−)ユニ中間体4の、対応する6 α−ヒドロキシ−7α−(4゜6−シメチルー2−オクテノエート)異性体との 9;1混合物としてのもの(200mg)をジクロロメタン(10m l)中に 窒素雰囲気下にて溶解したものに、n−へキシルクロロホルメート(57,5m g)および4−N、N−ジメチルアミノピリジン(43mg)を加えた。20℃ で14時間後に、追加量のn−へキシルクロロホルメート(19mg)及び4− N、N−ジメチルアミノピリジン(14mg)を加え、2時間反応を行った。
次いで、混合物に2モル塩酸を加えて反応を停止し、ジクロロメタンで抽出した 。有機相を飽和の水性重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、乾燥して、濃縮し、濃縮 物をシリカゲル(Me r ckシ’Jヵゲル6o123o〜4o。
メツシュ、LOg)上でクロマトグラフィによって精製し、石油エーテルと酢酸 エチルとの3二1混合物で溶出した。この物質(180mg)を無水の塩化水素 をジオキサンに溶解したもの(6,8モル、3m1)に溶解し、混合物を窒素雰 囲気下にて20°で36時間放置した。
次いで、溶液を濃縮し、この濃縮物をスフェリソルブ0DS−2カラム上で調製 用HPLCによって精製し、濃硫酸0− 15m1/リツトルを含む水中にアセ トニトリル85%を溶解したもので溶出したところ、標題化合物(30mg)を 得て、凍結乾燥した固形物として単離しt: (50mg)。保持時間10.8 分(スフエリソルブ0DS−2分析用カラム、0.15m1の濃H2SO4を含 む水にアセトニトリル85%を溶解したもの);δ (CD a 0D)2.0 9 (s、3 H1ococ且3)、2.36 (dd、LH,J=15およI H,0HCHCH)、4. 03 (m、LH。
08CHCH)、[5,00(s、2H)および5,02(s、IH)=CH2 およびC旦Co2H]。
5.09 (d、1.H,J =5Hz、CHOCOCH3) 。
5、 61 (d、LH,J=6Hz。
CHOCOCH)、5. 75 (dd、LH。
び6.85 (dd、IH,J=15および8Hz。
オートミール寒天上で25℃で2〜3週間生育させたところ、コロニーは表面お よび裏面の両方ともくすんだ灰色乃至鼠灰色となった(Rayner’ sMy cological Co1our Chart。
1970年、連邦農業局編)。
オートミール寒天上で25℃で生育させた菌株の菌学的観察は、光学顕微鏡下で 行った。真菌には有性生殖世代はないが、分生予設を形成するので、Coelo mycetes類に分類した。この真菌は緩い菌糸を有する嘴状分生予設と無限 および有限分生子を産生じた。分生子の大きさは約5〜9X1.5〜3μm(通 常は、7〜9X1.5〜2.5μm)であった。厚膜胞子または分生予設初期の ものに類似している多数の多隔/多細胞の球形構造も見られた。明確な石垣状厚 膜胞子は見られなかった。
この単離体はPhoma属の一種として同定され、この同定はCAB国際国際碩 学研究所って確認された。
(1) 本発明の化合物が酵素スクアレンシンターゼを阻害する能力を、S、A 、B111erらがJ Medicinal Chemistry、31(10 )、1869〜1871 (1988)に記載した分析条件と同じ条件下で[2 −140]ファルネシルピ0ホスフエートを基質として用いて証明した。[Cl スクアレンを薄層クロマトグラフィプレート上で未反応基質から分離し、液体シ ンチレーション計数法によって測定した。スクアレンシンターゼの阻害は、ラッ ト肝臓ホモゲ不一トを、各種の濃度の試験化合物と共に[2−14C]フアルネ シルピロホスフエートの存在下でインキュベーションすることによって定量した 。30分の分析でE Clスクアレンの生成を50%抑制する化合物の濃度をI C値とした。
この試験では、実施例1.2.4.5および6の標題化合物のIC値は100  nM未満であった。
(2) 本発明の化合物の抗真菌活性のイン・ビトロでの評価は、適当な培地中 で特定の微生物が成長しない試験化合物の最小濃度(MIC)を測定することに よって行った。実際には、一連の寒天プレートであって、それぞれに試験化合物 を特定の濃度で配合したものに、臨床的に問題とされている病原菌、例えばCa ndjdaalbicansの標準培養物を接種した後、それぞれのプレートを 37℃で病原菌によって24から48時間まで時間を変えてインキュベーション した。次いで、プレートを、真菌の生育の有無について検討を行い、妥当なMI Cを記録した。
この試験では、実施例4.6.7および8の標題化合物の臨床上問題とされてい る各種の病原菌に対するMICは2〜16μg / m lの範囲であった。
製薬例 下記の実施例では、「活性成分」という用語は本発明の化合物、例えば前記の例 1〜8に記載した化合物を表a) 活性成分 5.0mg ラクトース 95.0mg 微品質セルロース 90.0mg 架橋ポリビニルピロリドン 8.0mgステアリン酸マグネシウム 2.Omg 圧縮重量 200.0mg 活性活性色微品質セルロース、ラクトースおよび架橋ポリビニルピロリドンを、 500ミクロンの篩を通して整粒し、適当なミキサーで配合する。ステアリン酸 マグネシウムを250ミクロンの篩を通して整粒し、活性配合物と混合した。こ の配合物を適当なパンチを用いて圧縮して錠剤とする。
b) 活性成分 5.0mg ラクトース 165.0mg 予備糊化澱粉 95.0mg 架橋ポリビニルピロリドン 8.0mgステアリン酸マグネシウム 2.0mg 圧縮重量 200.0mg 活性活性色ラクトースおよび予備糊化澱粉を混合して、水で造粒する。湿潤素材 を乾燥して、微粉砕する。ステアリン酸マグネシウムと架橋ポリビニルピロリド ンを、250ミクロンの篩を通して整粒し、顆粒と混合する。
適当なミキサーで配合する。ステアリン酸マグネシウムを250ミクロンの篩を 通して整粒し、活性配合物と混合する。生成する配合物を適当なパンチを用いて 圧縮する。
実施例2 カプセル a) 活性成分 5.0mg 予備糊化澱粉 193.0mg ステアリン酸マグネシウム 2.0mg充填重量 200.0mg 活性活性色予備糊化澱粉を500ミクロンメツシュの篩を通して整粒して混合し 、(250ミクロンの篩を通して整粒した)ステアリン酸マグネシウムで潤滑化 する。
粉の配合物を適当な大きさの膠質ゼラチンカプセルに充填する。
b) 活性成分 5.0mg ラクトース 177.0mg ポリビニルピロリドン 8.0mg 架橋ポリビニルピロリドン 8.0mgステアリン酸マグネシウム 2.0mg 充填重量 200.0mg 活性活性色ラクトースを混合し、ポリビニルピロリドンの溶液で造粒する。粉の 湿潤素材を乾燥して微粉砕する。ステアリン酸マグネシウムと架橋ポリビニルピ ロリドンを250ミクロン篩を通して整粒し、顆粒と混合する。生成する配合物 を適当な大きさの膠質ゼラチンカプセルに充填する。
実施例3 シロップ a) 活性成分 5.0mg ヒドロキシプロピルメチルセルロース 45.0mg ヒドロキシ安息香酸プロピル 1.5mgヒドロキシ安息香酸ブチル 0.75 mgサッカリンナトリウム 5,0mg ソルビトール溶液 1.0mg 適当な緩衝液 適量 適当なフレーバ剤 適量 精製水を加えて総量を 10.0mlとする。
ヒドロキシプロピルメチルセルロースをヒドロキシ安息香酸エステルと共に熱精 製水の一部に分散し、溶液を室温まで冷却させる。サッカリンナトリウム、フレ ーバ剤およびソルビトール溶液をバルク溶液に加える。活性成分を残りの水の一 部に溶解し、バルク溶液に加える。
適当な緩衝液を加えてpHが最大安定性の領域になるように調節することができ る。溶液を所定容積まで増量し、濾過して適当な容器に充填する。
実施例4 鼻内溶液 a) 防腐剤添加溶液 %w / w 活性成分 0. 1 デキストロース(無水物)5.0 塩化ベンザルコニウム 0.02 適当な緩衝液 適量 精製水を加えて総量を 100とする。
活性成分とデキストロースをバルク溶液の一部に溶解する。適当な緩衝液を加え て、pHが最大安定性の領域にあるように調節することができる。溶液を所定容 積まで増量し、濾過して適当な容器に充填する。
或いは、溶液は、無菌の単位投与形態にして、防腐剤を処方から省略することが できる。
b) 防腐剤無添加の無菌溶液 %w / w 活性成分 0.1 デキストロース(無水物)5.0 適当な緩衝液 適量 精製水を加えて総量を 100とする。
国際調査報告 フロントページの続き (81)指定回 EP(AT、BE、CH,DE。
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DK、 ES、 FI、 GB、 HU、JP、 KP、 KR,LK、 LU 、 MG、 MN、 MW、 NL、 No、 PL、 R○、RU、SD、S E、US (72)発明者 レスター、マイケル ジョージイギリス国ミドルセックス、グ リーンフォード、バークレー、アベニュ(番地なし)グラクツ、グループ、リサ ーチ、リミテッド内 (72)発明者 プロコピウ、パナイオテイス アレクサンドロウ イギリス国ミドルセックス、グリーンフォード、バークレー、アベニュ(番地な し)グラクツ、グループ、リサーチ、リミテッド内 (72)発明者 ワトソン、ナイジエル ステイーブンイギリス国ミドルセック ス、グリーンフォード、バークレー、アベニュ(番地なし)グラクツ、グループ 、リサーチ、リミテッド内 (72)発明者 ピオンディ、ステファノイタリー国ベロナ、ビア、アレッサン ドロ、フレミング、2、グラクツ、ソチェタ、ベル、アツイオー二内 (72)発明者 ラムゼイ、マイケル ビンセント ジョンイギリス国ミドルセ ックス、グリーンフォード、バークレー、アベニュ(番地なし)グラクツ、グル ープ、リサーチ、リミテッド内 (72)発明者 リバーモアー、ディピッド ジョージ ヒユーパート イギリス国ミドルセックス、グリーンフォード、バークレー、アベニュ(番地な し)グラクツ、グループ、リサーチ、リミテッド内 (72)発明者 ロス、バリー クライブイギリス国ミドルセックス、グリーン フォード、バークレー、アベニュ(番地なし)グラクツ、グループ、リサーチ、 リミテッド内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式(1a)および(1b)の化合物およびその塩。 ▲数式、化学式、表等があります▼(1a)▲数式、化学式、表等があります▼ (1b)[式中、R1は水素原子、ヒドロキシル基または▲数式、化学式、表等 があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼ または−OCO−X−CH2CH(CH3)CH2CH3(但しXは、▲数式、 化学式、表等があります▼、−CH2CH(OH)CH(CH3)−、▲数式、 化学式、表等があります▼、−CH2CH(OH)CH2−または−CH2CH 2CH(CH3)−)から選択される基であり、R2はヒドロキシル基、基−O COR7または基−OCO2R7(但し、R7はC1−8アルキル、アリール、 アリールC1〜4アルキルおよびC3〜8シクロアルキル)であり、 R3は ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R8は水素原子またはアセチル基である)、−C(CH3)=CHCH (CH2R9)CH2Ph(但し、R9は水素またはヒドロキシル基である)、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 −C(=CH2)CH(OH)CH(CH2OH)CH2Ph、−C(=CH2 )CH(NHCOCH3)CH(CH3)CH2Ph、▲数式、化学式、表等が あります▼ および ▲数式、化学式、表等があります▼ から選択される基であり、 R4、R5およびR6は、それぞれ独立に水素原子またはメチル基を表わす]。
  2. 2.請求の範囲第1項に記載の式(Ia)を有する化合物。
  3. 3.R4、R5およびR6が水素原子である、請求の範囲第1項または第2項に 記載の化合物。
  4. 4.R1が基 ▲数式、化学式、表等があります▼ である、請求の範囲第1〜3項のいずれか1項に記載の化合物。
  5. 5.R3が基 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R8は水素原子またはアセチル基である)を表わす、請求の範囲第1〜 4項のいずれか1項に記載の化合物。
  6. 6.治療に用いる、請求の範囲第1〜5項のいずれか1項に記載の化合物。
  7. 7.ヒトを含む動物の血漿コレステロール濃度の低下が有効である、症状の治療 に用いられる、請求の範囲第1〜6項のいずれか1項に記載の化合物。
  8. 8.ヒトまたはヒト以外の動物の患者の真菌感染症の治療に用いられる、請求の 範囲第1〜6項のいずれか1項に記載の化合物。
  9. 9.高コレステロール血症および/または高リポタンパク血症に伴う疾患を治療 しまたは真菌性疾患を治療する、ヒトまたはヒト以外の動物体の治療法であって 、前記の動物体にスクアレンシンターゼを阻害する請求の範囲第1〜6項のいず れか1項に記載の化合物の有効量を投与することから成る、方法。
  10. 10.請求の範囲第1〜6項のいずれか1項に記載の化合物を1種類以上の担体 および/または賦形剤と共に含んで成る、薬学組成物。
  11. 11.ヒトを包含する動物の血漿コレステロールの濃度を低下させることが有利 である症状の治療に用いる請求の範囲第1〜6項のいずれか1項に記載の化合物 の活性量を含んで成る、薬学組成物。
  12. 12.ヒトまたはヒト以外の動物患者の真菌感染症の治療に用いられる請求の範 囲第1〜6項のいずれか1項に記載の化合物の活性量を含んで成る、薬学組成物 。
  13. 13.経口、口腔、局所、非経口、移植、直腸、眼または泌尿器投与に好適な形 態の、または吸入または通気による投与に好適な形態の、請求の範囲第10〜1 2項のいずれか1項に記載の薬学組成物。
  14. 14.単位投与形態の、請求の範囲第10〜13項のいずれか1項に記載の薬学 組成物。
  15. 15.ヒトまたはヒト以外の動物患者の高コレステロール血症および/または高 リボタンパク血症の治療用の医薬の製造における、請求の範囲第1〜6項のいず れか1項に記載の化合物の使用。
  16. 16.ヒトまたはヒト以外の動物患者の真菌感染症の治療用の医薬の製造におけ る、請求の範囲第1〜6項のいずれか1項に記載の化合物の使用。
  17. 17.請求の範囲第1項に記載の化合物の製造法であって、 (A)(R2が基−OCOR7または−OCO2R7である式(Ia)の化合物 の調製では)式(II)▲数式、化学式、表等があります▼(II)(式中、R 1は請求の範囲第1項に定義した通りであり、R3aは請求の範囲第1項でR3 について定義した通りであり、またはそれらの保護誘導体であり、R4a、R5 aおよびR6aは保護基である)を有する化合物をエステルまたはカーボネート 形成の条件下で反応させた後、存在する保護基を除き、 (B)(R2がヒドロキシル基である式(Ia)の化合物の調製では)式(II I) ▲数式、化学式、表等があります▼(III)(式中、R1〜R6aは前記に定 義した通りである)を有する化合物還元した後、存在する保護基を除き、または (C)式(I)の化合物またはその保護誘導体を式(I)の別種の化合物または その保護誘導体に転換し、必要ならば、存在する任意の保護基を除く、ことを特 徴とする方法。
  18. 18.式(II)および(III)の化合物。
  19. 19.[1S−[1α(4R*,5S*),3α,4β,5α,6α,7α(2 E,4R*,6R*)]]1−(4−アセチルオキシ−5−メチル−3−メチレ ン−6−フェニルヘキシル)−4,6,7−トリヒドロキシ−2,8−ジオキサ ビシクロ[3,2,1〕オクタン−3,4,5−トリカルボン酸、6−メチルカ ーボネート、7−(4,6−ジメチル−2−オクテノエート);[1S−[1α (4R*,5S*),3α,4β,5α,6α,7α(2E,4R*,6R*) ]]1−(4−アセチルオキシ−5−メチル−3−メチレン−6−フェニルヘキ シル)−4,6,7−トリヒドロキシ−2,8−ジオキサビシクロ[3,2,1 ]オクタン−3,4,5−トリカルボン酸、6−フェノキシアセテート、7−( 4,6−ジメチル−2−オクテノエート);及び[1S−[1α(4R*,5S *),3α,4β,5α,6α,7α(2E,4R*,6R*)]]1−(4− アセチルオキシ−5−メチル−3−メチレン−6−フェニルヘキシル)−4,6 ,7−トリヒドロキシ−2,8−ジオキサビシクロ[3,2,1]オクタン−3 ,4,5−トリカルボン酸、6−アセテート、7−(4,6−ジメチル−2−オ クテノエート);及びそれらの塩。
  20. 20.実質的に本明細書に記載されている、請求の範囲第1〜6項のいずれか1 項に記載の化合物。
  21. 21.実質的に本明細書記載されている、請求の範囲第10〜14項のいずれか 1項に記載の組成物。
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