JPH06504529A - 架橋環状ケタール誘導体 - Google Patents

架橋環状ケタール誘導体

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JPH06504529A JP50167092A JP50167092A JPH06504529A JP H06504529 A JPH06504529 A JP H06504529A JP 50167092 A JP50167092 A JP 50167092A JP 50167092 A JP50167092 A JP 50167092A JP H06504529 A JPH06504529 A JP H06504529A
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コックス,ブライアン
ロバーツ,スザンヌ イレイン
ロス,バリー クライブ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 架橋環状ケタール誘導体 本発明はコレステロール低下作用、脂質低下作用および/または抗真菌作用をも つ新規化合物、それらの製造方法、それらを含有する薬剤組成物、およびそれら の医薬品への使用に関し、特に、アテローム硬化症およびそれに付随する心臓血 管の疾患の治療および/または予防に関する。本発明はまた、コレステロール低 下作用、脂質低下作用および/または抗真菌作用をもつ化合物を製造する際の中 間体として有用な新規化合物に関する。
血中のコレステロールや脂質のレベルが高い状態は、血管壁の疾患の発症と関係 があるとされている。したがって、血漿コレステロールのレベルを効果的に低下 させる方法に高い関心が持たれている。コレステロールの濃度は、例えばステロ ールの食事による摂取を減らしたり、ステロールの新陳代謝や排出を高めたり、 あるいはステロールの生合成率を下げることにより減少させることができる。生 理的コレステロールのレベルを低下させるためのもっとも効果的なアプローチは 、おそらく成分としてのコレステロールの生合成の抑制を含むものであろう。
なぜなら、コレステロフルの生合成はフィードバック調節に従うので、コレステ ロールのレベル低下は、生合成が増加することで埋め合わされる傾向にあるから である。
コレステロールの生合成率を抑制する方法の一つとしては、3−ヒドロキシ−3 −メチルグルタリルコエンチームA(HMGCoA)からのメバロン酸の生成が あり、HM G Co A還元酵素阻害剤であるメビニン酸類を用いることによ り、高コレステロール血症の治療において臨床的に良い結果が得られている。し かしながらメバロン酸は、動物中のコエンチームQ1ヘムAおよびドリコール類 を含む全てのイソプレニル誘導体に共通の全躯体である。
ステロールのみを導く生合成の第一段階、すなわちビロリン酸ファルネシルが二 つ縮合してスクアレンを生成するのは、調節の第二のケ所である。ビロリン酸フ ァルネシルからのスクアレンの合成には、不溶性中間体であるピロリン酸プレス クアレンが含まれ、一連の合成全体は、膜結合酵素であるスクアレンシンターゼ にリン酸ファルネシル:ニリン酸ファルネシルファルネシルトランスフェラーゼ 、EC2,5,1,21)により触媒作用を受ける。したがって、スクアレンシ ンターゼ酵素を阻害する作用を持つ薬剤は、コレステロールの生成を強力に規制 する薬である。このような薬剤の使用は、非ステロイド系の経路への影響が最少 となるので魅力的である。
菌類の細胞膜の主要なステロール成分であるエルゴステロールの生合成は、ヒト を含む哺乳類におけるコレステロールの生合成に類似しており、したがってスク アレンシンターゼ酵素が中間体となる。したがって、菌類の細胞におけるスクア レンシンターゼ酵素を阻害する作用を持つ薬剤は、抗真菌化学療法用の強力な薬 である。
我々は今回、スクアレンシンターゼ酵素の阻害剤として作用する、および/また はスクアレンシンターゼ酵素の阻害剤として作用する化合物の製造に用いること のできる中間体である一連の新規化合物群を発見した。
したがって本発明の第一の見地において、我々は一般式(1)で表される化合物 、およびその塩を提供する。
ここでR1は水素原子、ヒドロキシル基、アシルオキシ基、カーボネート基、カ ルバメート基、またはエーテル基を表し、 R2は水素原子、ヒドロキシル基、−0COR’ 基または一0CO2R’基( ここでR7はC1−8アルキル、アリール、アリールC1−4アルキルおよびC 3−8シクロアルキルから選ばれる基である)を表し、−CH・・・CR’ C R’ R”CHR” (CH2)、Ph。
CH2C(−CH2)CH(OH)CH(CH20H)CH2Ph。
−CH2C(−CH2)CH(NHCOCH3)CH(CH3)CH2Ph。
および (ここで点線は単結合が存在するかしないかを表し、R8は水素原子、ヒドロキ シル基、アシルオキシ基、Cl−6アルコキシ基またはC1−4アルキル基を表 し、R9は水素原子を表し、R”は水素原子、ヒドロキシル基、CI=。アルコ キシ基またはアシルオキシ基を表すか、あるいはCR9RIOがC−0基を形成 し、R目は水素原子またはC1−4アルキル基を表し、R12は水素原子または メチル基を表し、R13は水素原子またはヒドロキシ・ル基を表し、mは1また は2を表し、nは0または1を表す。)から選ばれる基を表し、 R4およびR5はそれぞれ独立して水素原子またはメチル基を表し、 R6は水素原子またはヒドロキシメチル基を表す。但し、R1とR2の両方が水 素原子を表すことはできない。
式(1)のR1、R2および/またはR3中に存在するいかなる二重結合または キラル中心もその配置が定義されていない場合は、本発明には式(1)の化合物 のジアステレオ異性体を含むあらゆる幾何および光学異性体が含まれるものとす る。
また、ケト基を有する本発明の化合物は対応するエノール形として存在すること ができるものと解される。
適切なR3群において点線が単結合が存在しないことはそれぞれ−CH2CHR ’ CR9R”CHR” (CH2)、Phおよび−CH2C)IR12CHR ”CR’ R”CHR目(CH2)、Phを表し、また点線が単結合の存在を表 す場合には、i、tそれ(’1−CH−CR’ CR9RI’CHRIl (C H2)@ phおよび−CH2CR”−CRIICR’ RI’CHR’l ( CH2)、Phを表すものと解される。
R1で表されるアシルオキシ基の例としては、0CO−X CH2CH(CH3 )CH2CHxCH2CH(OH)CH(CH3)−1CH2CH(OH) C H2−または −CHz CH2CH(CH3) ) 、7にヵ)’I’ ルオキシ、アルケノ イルオキシ、アロイルオキシ、アリールアルカノイルオキシ、アリールアルケノ イルオキシ、シクロアルカノイルオキシ、シクロアルキルアルカノイルオキシお よびシクロアルキルアルケノイルオキシが挙げられる。
R′で表されるカーボネート基の例としては、アルキルカーボネート、アルケニ ルカーボネート、アリールカーボネート、アリールアルキルカーボネート、アリ ールアルケニルカーボネート、シクロアルキルカーボネート、シクロアルキルア ルキルカーボネートおよびシクロアルキルアルケニルカーボネートが挙げられる 。
R1がカルバメート基を表す場合、この基は例えば−OCON R”R15であ る。ここでR”は水素原子またはアルキル基を表し、R”は水素原子または、ア ルキル、アルケニル、アリール、アリールアルキル、アリールアルケニル、シク ロアルキル、シクロアルキルアルキルおよびシクロアルキルアルケニルから選ば れる基を表す。
R1で表されるエーテル基の例としては、アルコキシ、アルケニルオキシ、アリ ールアルコキシ、アリールアルケニルオキシ、シクロアルキルオキシ、シクロア ルキルアルコキンおよびシクロアルキルアルケニルオキシが挙げられる。
R1の基の一部としての「アルキル」という語は、炭素原゛fを1個から10個 含むアルキル鎖であり、ヒドロキシル基、含酸素基(−0) 、または1個また はそれ以上の01−4アルキル基で置換されていてもよい。適当なアルキル基と しては、メチル、エチル、n−プロピル、l−プロピル、ローブチル、S−ブチ ル、t−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−へブチルおよびn−ノニル が挙げられる。
R1の基の一部としての「アルケニル」という語は、炭素原子を2個から10個 含むアルケニル基であり、1個またはそれ以上のCl−4アルキル基で置換され ていてもよい。アルケニル部がアリールアルカノイルオキシ基の一部である場合 には、それは、例えばエチニル基を表す。
基または基の一部としての「アリール」という語は、フェニル、または例えばハ ロゲン原子、ヒドロキシル基、C1−3アルキル基およびC3−、アルコキシ基 のような1個またはそれ以上の基で置換されているフェニルを意味する。
基または基の一部としての「シクロアルキル」という語は、C3−8シクロアル キル基を意味する。適当なシクロアルキル基の例としては、シクロペンチル、シ クロヘキシルおよびアダマンチルが挙げられる。
R2における「アルキル」という語は、直鎖または枝分かれ状のアルキル鎖を意 味する。適当なアルキル基の例としては、メチル、エチル、n−プロピル、i− プロピル、n−ブチル、S−ブチル、t−ブチルおよびn−ヘプチルが挙げられ る。
式(1)の化合物のうち、R4およびR5が水素原子または生理学的に許容され るカチオンを表すものが一般的に好ましい。
R′は好ましくはアシルオキシ基を表す。
R1て表されるアシルオキシ基の好ましい例としてはおよびアルケノイルオキシ が挙げられる。R1て表されるアルケニルオキシ基の具体的なものには、OCO (CH2) 2CH3、OCO(CH2)s CH3、−0CO(CH2)7  CHiおよび 一0CO(CH2)2 CH(CH3)2がある。
R2は好ましくはヒドロキシル基、アセトキシ基または一〇CO,CH,基を表 す。
R8および/またはR”がアシルオキシ基を表す場合には、これは、例えばC1 −6フルカノイルオキシ基であり、好ましくはアセトキシである。
から選ばれる基を表す。
R3中の−CH・・・CR8基は、好ましくは−CH2CH(CH3)−および −CH2C(−Q)−から選ばれる基を表す。
R3中の−CR9RIO基は、好ましくは−CH(OH)−1−CH2−および −CH(OCOCHi )−から選ばれる基を表す。
本発明の化合物の一つのグループは、式(1)においてR1からR5が上記のよ うに定義されたものであり、R″が水素原子を表す化合物である。
本発明の化合物の他のグループは、式(1)においてR1からR5が上記のよう に定義されたものであり、R6がヒドロキシメチル基を表す化合物である。
本発明には上記の具体的な、あるいは好ましいグループのいかなる組合せも含ま れるものとする。
本発明の特に好ましい化合物は以下のものである。
[IS−[1α(4R’、5S” )、3α14β、5α。
6α(4S” 、6R”)、7β))1−(4−ヒドロキシ−5−メチル−3− メチレン−6−フェニルヘキシル)=3−ヒドロキシメチル−4,6,7−トリ ヒドロキシー2゜8−ジオキサビシクロ(3,2,1)オクタン−4,5−ジカ ルボン酸、6−(4,6−シメチルオクタノエート);(IS−C1α(4R”  、5S” )、4β、5α、6α(2E、4R”、6R”)、7β))1−( 4−アセチルオキシ−5−メチル−3−メチレン−6−フェニルヘキシル) − 4,6,7−)ジヒドロキシ−2,8−ジオキサビシクロ(3,2,1,)オク タン−4,5−ジカルボン酸。
6−(4,6−シメチルー2−オクテノエート);ELS−[1α(4R”、5 S”)、3α、4β、5α。
6α(2E、4R”、6R”)、7β))1−(4−アセチルオキシ−5−メチ ル−3−メチレン−6−フェニルヘキシル)−3−ヒドロキシメチル−4,6, 7−ドリヒドロキシー2.8−ジオキサビシクロ[3,2,1]オクタン−4, 5−ジカルボン酸、6− (4,6−ジメチル−2−オクテノエート); [R5−(1α(4R” 、5S’ )、3α、4β、5α。
6α(4S”、6R”)、7β〕1l−(4−アセチルオキシ−5−メチル−3 −メチレン−6−フェニルヘキシル)−3−ヒドロキシメチル−4,6,7−ト リヒドロキシー2.8−ジオキサビシクロ(3,2,1)オクタン−4゜5−ジ カルボン酸、6− (4,6−シメチルオクタノエート); (1,5−(1α(4R”、5S”)、3α、4β、5α。
6α(2E、4R”、6R”)、7β))1−(4−ヒドロキシ−5−メチル− 3−メチレン−6−フェニルヘキシル)−3−ヒドロキシメチル−4,6,7− ドリヒドロキシー2,8−ジオキサビシクロ(3,2,1)オクタン−4,5− ジカルボン酸、6− (4,6−シメチルー2−オクテノエート); []、S−[1α (4R”、5S”)、3α、4β、5α。
6α、7β])1−(4−アセチルオキシ−5−メチル−3−メチレン−6−フ ェニルヘキシル)−3−ヒドロキシメチル−4,6,7−1−ジヒドロキシ−2 ,8−ジオキサビンクロC3,2,1)オクタン−4,5−ジカルボン酸。
6−ヘブタノエート; (Is−[1α(4R”、5S”)、3α、4β、5α。
6α、7β))1−(4−アセチルオキシ−5−メチル−3−メチレン−6−フ ェニルヘキシル)−3−ヒドロキシメチル−4,6,7−)リヒドロキシー2, 8−ジオキサビシクロ〔3,2,1〕オクタン−4,5−ジカルボン酸。
6−ノナノエート; [1,5−(lα (4R’、5S”)、3a、4β、5α。
6α(4R” S” )、7β))1−(4−アセチルオキシ−5−メチル−3 −メチレン−6−フェニルヘキシル)−3−ヒドロキシメチル−4,6,7−ト リヒドロキシー2゜8−ジオキサビシクロ(3,2,1)オクタン−4,5−ジ カルボン酸、6−(4−メチル)ペンタノエート;ELS−[1cy (4R” 、5S”)、3a、4β、5α。
6α(4S” 、6R” )、7β))1−(4−ヒドロキシ−5−メチル−3 −オキソ−6−フェニルヘキシル)−3=ヒドロキシメチル−4,6,7−トリ ヒドロキシー2゜8−ジオキサビシクロ(3,2,1)オクタン−4,5−ジカ ルボン酸、6− (4,6−シメチルオクタノエート);およびそれらの生理学 的に許容される塩。
式CI)の化合物のうち%R’がヒドロキシル基を表すものは、スクアレンシン ターゼ阻害作用をもつ関連構造体を製造するための中間体として特に有用である 。
本発明の化合物は無機および有機塩基と共に塩を形成する。生理学的に許容され る塩としては、アルカリ金属塩(例えば、二ナトリウム塩およびニカリウム塩を 含むナトリウム塩およびカリウム塩)、アルカリ土類金属塩(例えばカルシウム 塩)、アンモニウム塩、およびアミノ酸塩(例えば、ジーL−リジン塩を含むリ ジン塩およびアルギニン塩)のような無機塩基の塩が挙げられる。
適当な有機塩基の塩としては、トリアルキルアミン(例えばトリエチルアミン) 塩、ジアルキルアミン(例えばジシクロヘキシルアミン)塩、任意に置換された ベンジルアミン(例えばp−ブロモベンジルアミン)塩およびトリス(ヒドロキ シメチル)メチルアミン塩のようなアミン塩が挙げられる。
本発明の化合物はスクアレンシンターゼ酵素およびコレステロールの生合成を阻 害することが分かった。したがって本発明の化合物は、薬剤として、特に動物( 特にヒト)において血漿コレステロールのレベルの低下が有効であるようなさま ざまな症状に対して有用である。このような症状の例としては、高コレステロー ル血症や高脂血症に伴う疾病、特にアテローム硬化症および心臓血管の疾患(心 臓虚血性疾患、大脳虚血性疾患、末梢動脈疾患など)が挙げられる。
スクアレンシンターゼを阻害する本発明の化合物はまた、ヒトを含む動物におけ る菌類による感染症を治療するのにも有用である。例えば、Candida ( 例えば、Candrfflans 、^spergfllus Sp (例えば 、八spergfllus f’1avusおよび^spergtllus f ’umigatus) 、Coccjdioides(例え旧5top[asm a capsulatum)または旧astomyces(例えば肚astoB ees dermatltidfs)により生じる全身の感染症のる。
本発明の化合物の抗真菌作用についての生体外における評価は、最少阻止濃度( MIC)、すなわち特定の微生物を増殖させないような、適当な培地中の試験化 合物の最少濃度を測定することによりおこなうことができる。
スクアレンシンターゼを阻害する本発明の化合物は、その抗真菌治療における抗 力から、ヒトおよび動物におけるさまざまな菌類感染症の治療に有効である。こ のような感染症には、カンジダ症および慢性粘膜カンジダ症(例えば鵞口癒およ び膣カンジダ症)のような真菌性の感染症、および菌類により生じる皮膚の感染 症、皮膚および粘膜のカンジダ、0癖を含む皮膚糸状菌症、水虫、爪囲炎、でん 風、紅色陰癖、間擦疹、菌性ナツプ発疹、カンジダ性外陰炎、カンジダ性亀頭炎 、および外耳炎などがある。本発明の化合物はまた、菌類による全身および局所 感染の予防薬としても用いることができる。予防薬としては、例えば、免疫無防 備状態の患者が感染しないようにするための選択的腸除染養生の一部として用い るのが適当である。抗生物質による治療中に菌類が増殖しすぎないようにするの も、ある種の症候群または医原性の状態において望ましい。
本発明の化合物の、哺乳類におけるスクアレンシンターゼ酵素および菌類を阻害 する作用は、生体外で〔2−14C〕ビロリン酸フアルネシルを基質として用い 、J、 Medical Chemistry 31(10)、1869−18 71(1988)(S、 A、 B11Ier等)に記載されているのと類似の 試験条件下で実証することができる。[+4(:)スクアレンを未反応基質から 薄層クロマトグラフィー板上に分離し、液体シンチレーション計数計により測定 する。本発明の化合物のコレステロール生合成阻害作用は、雄のウィスターラッ トの肝臓片におけるM4C)酢酸塩についての阻害を、Bloche+g、 B lophys、^eta、 Volume 877、5O−Go(198B)  (Y、 Tsuj i ta等)に記載されているのと類似の方法で、しかも高 速液体クロマトグラフィー(b、p、1.c、)でコレステロールの測定をおこ なうように変更を加えた方法により実証することができる。
スクアレンシンターゼを阻害する本発明の化合物を治療に用いる場合、化合物を そのままの形で投与することもできるが、医薬組成物の有効成分とするのが好ま しい。
したがって本発明はさらに、スクアレンシンターゼを阻害する本発明の化合物を 、一種またはそれ以上の薬学的に許容されるそのキャリアー、および任意の成分 として他の治療および/または予防成分と共に含有する医薬組成物を提供する。
キャリアーは製剤の他の成分と相溶性があるという意味で「許容される」もので なければならず、またその受容体に有害であってはならない。
本発明の組成物には、経口、舌下、非経口、移植、直腸、局所、眼、または性尿 器投与用に製剤化したもの、あるいは吸入または吹込みによる投与に適した形態 としたものが含まれる。
経口投与用の錠剤およびカプセルは、結合剤のような通常の賦形剤、例えばシロ ップ、アカシア、ゼラチン、ソルビトール、トラガカント、澱粉粘液またはポリ ビニルピロリドン;充填剤、例えばラクトース、砂糖、微結晶性セルロース、ト ウモロコシ澱粉、リン酸カルシウムまたはソルビトール;滑剤、例えばステアリ ン酸マグネシウム、ステアリン酸、タルク、ポリエチレングリコールまたはソリ カ;崩壊剤、例えばジャガイモ澱粉またはグリコール酸ナトリウム澱粉;または ラウリル硫酸ナトリウムのような湿潤剤を含有することができる。錠剤は当業者 に良く知られている方法に従ってコートすることができる。口腔用液状製剤は、 例えば、水性または油性懸濁液、溶液、エマルジョン、シロップ、またはエリキ シルの形態とすることもできるし、使用前に水または他の適当な溶剤と混ぜ合わ せるよう乾燥した生成物とすることもできる。このような液状製剤は、通常の添 加剤、例えば、ソルビトールシロップ、メチルセルロース、グルコース/砂糖シ ロップ、ゼラチン、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース 、ステアリン酸アルミニウムゲルまたは水素添加した食用脂肪のような懸濁剤; 乳化剤、例えばレシチン、モノオレイン酸ソルビタンまたはアカシア;非水性溶 剤(食用油を含む)、例えばアーモンドオイル、分留したココナツオイル、油状 エステル、プロピレングリコールまたはエチルアルコール;および防腐剤、例え ばメチルp−ヒドロキシベンゾエート、プロピルp−ヒドロキシベンゾエートま たはソルビン酸を含有することができる。本発明の組成物は、例えばココアバタ ーまたは他のグリセリドのような通常の座薬基剤を含有した座薬とすることもで きる。
本発明の組成物は、舌下投与用には、通常の方法で製剤化した錠剤またはロゼン ジの形態をとることができる。
本発明による組成物は、注射または連続注入による非経口投与用に製剤化するこ とができる。注射用製剤はアンプルに封入して単位投与形態とすることもできる し、防腐剤と共に多回投与容器に封入した形態とすることもできる。本発明の組 成物は、懸濁液、溶液、あるいは油性または水性溶剤を用いたエマルジョンとす ることができ、また懸濁剤、安定化剤および/または分散剤のような製剤化剤を 含有することができる。あるいは、有効成分を粉状にして、使用前に適当な溶剤 、例えば、無菌で発熱物質を含まない水と混ぜ合わせるようにしてもよい。
吸入による投与用には、本発明による組成物を、適当な噴射剤、例えばジクロロ ジフルオロメタン、トリクロロフルオロメタン、ジクロロテトラフルオロエタン 、二酸化炭素または他の適当な気体と共に、加圧容器に入れてエアゾールスプレ ィの形態としてもよいし、あるいは噴霧器から噴霧する形態としてもよい。加圧 エアゾールの場合、−回の投与量は、計量した量を噴射できるバルブを取り付け ることにより測定できる。
あるいは、吸入投与用として、本発明による組成物を乾燥粉末組成物の形態、例 えば、本発明の化合物とラクトースまたは澱粉のような適当な粉末基剤との混合 粉末とすることもできる。この粉末組成物は単位投与形態、例えば、ゼラチン製 のカプセルまたはカートリッジに封入した形態としてもよいし、吸入器または吹 込み器により粉末が投与されるブリスター容器に封入した形態としてもよい。
本発明の組成物は、例えば通常の座薬基剤を含有した座薬とすることもでき、あ るいは例えば通常のペッサリー基剤を含有したペッサリーとすることもできる。
本発明の組成物はまた、軟膏、クリーム、ジェル、ローション、シャンプー、パ ウダー(スプレィパウダーを含む)、ペッサリー、タンポン、スプレィ、ディッ プ、エアゾール、点滴薬(例えば目、耳、算用の点滴薬)あるいは滴下薬の形に して、局所投与用に製剤化することもできる。軟膏およびクリームは、例えば、 水性または油性の基剤と、適当な増粘剤および/またはゲル化剤とを用いて製剤 化することができる。目につけるための軟膏は、無菌成分を用いて無菌方法によ り製造する。滴下薬は、例えば、任意成分として安定化剤および可溶化剤のよう な製剤化剤を入れた有機溶媒を含むオイルとして、動物用に製剤化することがで きる。膣挿入用のペッサリーおよびタンポンは通常の方法により作ることができ 、適当ならば起泡性の溶剤を含有することができる。これらの組成物はまた、コ ルチコステロイド、抗生物質または駆虫薬のような他の有効成分を適宜含有する こともできる。
鼻腔用の液状製剤は、溶液または懸濁液の形態をとることができ、例えば塩化ナ トリウム、デキストロースまたはマンニトールのような張度調節剤;例えば塩化 ベンズアルコニウム、チオメルサール、フェニルエチルアルコールのような防腐 剤;および懸濁剤、緩衝剤、安定化剤および/または分散剤のような他の製剤化 剤、のような通常の賦形剤を含有することができる。
経皮投与は、皮膚を通しての有効成分の吸収を促進させ゛るような適当な系のデ ザインにより影響を受け、通常裏張りフィルム、膜および剥離ライナーからなる 粘着性の絆創膏中に入れた基剤製剤からなる。
本発明による組成物はまたデボ−剤とすることもできる。このように長期にわた って作用する製剤は、体内移植(例えば皮下または筋肉内)または筋肉注射によ り投与することができる。したがって、例えば、本発明の化合物を適当な高分子 物質または疎水性物質と共に製剤化することもでき(例えば許容される油を用い たエマルジョン)、あるいはイオン交換樹脂と共に製剤化してもよく、また例え ば気泡性可溶塩のような気泡性で溶解性のある誘導体として製剤化してもよい。
本発明の組成物が投与量単位となっていてそれを経口投与する場合、それぞれの 単位は有効成分を好ましくは0.001mgから1000mg、有利な量として は0゜01mgから400mg含有する。成人の治療に用いる場合の一日の投与 量は、有効成分として好ましくは0゜001、 m gから5000mgの範囲 、もっとも好ましくは0.01mgから2000mgの範囲であり、これを例え ば投与経路、患者の状態、および治療すべき疾患により、−日に1回から4回に 分けて投与する。
本発明の化合物は、例えば50 m g / k g /日量下のa効成分を静 脈注入により投与することができる。治療期間は、日数によるよりも、反応率に よって指示される。
スクアレンシンターゼを阻害する本発明の化合物はまた、他の治療薬と組み合わ せて使用することもできる。
したがって本発明は、さらに別の見地において、スクアレンシンターゼを阻害す る本発明の化合物と、3−ヒドロキシ−3−メチルグルタリルコエンチームA  (HMGCoA)還元酵素阻害剤、または漿液コレステロールを低下させ、およ び/またはコレステロールの生合成を阻害する他の薬剤、例えば胆汁酸隔離剤、 またはプロブコール、ジェムフィブロジル、クロフィブレート、デキストロチロ キシンまたはそのナトリウム塩、コレスチラミンまたはその塩酸塩、コレスチラ ミン、ニコチン酸、ネオマイシン、p−アミノサリチル酸、アスピリン、DEA E−セファデックス、ポリ(ジアリルメチルアミン)誘導体、イオネンまたは塩 化ポリ(ジアリルメチルアンモニウム)のような抗高リボ蛋白血症剤または抗高 脂血症剤のような他の治療薬とを含む組合せを提供する。
上記の組合せは医薬製剤の形態として使用するのが便利である。したがって、上 記のように定義された組合せをその薬学的に許容されるキャリアーと共に含む医 薬製剤は、本発明のさらに別の見地といえる。このような組合せの個々の成分は 、連続的にまたは同時に、別々のまたは混合した医薬製剤として投与することが できる。
本発明の化合物を、同一の症状に対する第二治療薬と組み合わせて用いる場合、 それぞれの化合物の投与量は、その化合物を単独で用いた場合の投与量とは異な る。適切な投与量については、当業者は容易に判断できるであろう。
本発明の別の見地において、我々は治療、特に動物(特にヒト)における血漿コ レステロールのレベルの低下が有効であるような症状の治療、または動物(特に ヒト)における菌類による感染症の治療に用いる式(1)の化合物またはその生 理学的に許容される塩、または上で定義したような式(1)の化合物またはその 生理学的に許容される塩を含有する薬剤組成物を提供する。
本発明は特に、高コレステロール血症および/または高リボ蛋白血症に伴う疾患 、特にアテローム硬化症および心臓血管の疾患(心臓虚血性疾患、大脳虚血性疾 患、末梢動脈疾患など)の治療に用いる式(1)の化合物またはその生理学的に 許容される塩、または上で定義したようなの式(1)の化合物またはその生理学 的に許容される塩を含有する薬剤組成物を提供する。
本発明のさらに別の見地によれば、我々は式(1)の化合物またはその生理学的 に許容される塩の、高コレステロール血症および/または高リボ蛋白血症に伴う 疾患、特にアテローム硬化症および心臓血管の疾患(心臓虚血性疾患、大脳虚血 性疾患、末梢動脈疾患など)の治療用の薬剤の製造への使用を提供する。
本発明のまた別の見地によれば、我々は式(I)の化合物またはその生理学的に 許容される塩の、ヒトまたはヒト以外の動物における菌類による感染症の治療用 薬剤の製造への使用を提供する。
本発明のさらに別の見地によれば、我々は、ヒトまたはヒト以外の動物における 高コレステロール血症および/または高リボ蛋白血症に伴う疾患、特にアテロー ム硬化症および心臓血管の疾患(心臓虚血性疾患、大脳虚血性疾患、末梢動脈疾 患など)の治療、または菌類による感染症の治療の方法を提供する。この治療方 法は、式(1)の化合物またはその生理学的に許容される塩を、患者に有効量投 与することからなる。
本明細書中における治療に関する記述は、慢性の症状または感染症の治療のみな らず、予防にも拡大解釈できることは当業者の容易に知るところである。
本発明の化合物は下記の方法により製造することができる。
式(1)の化合物のうちR6が水素原子を表すものの一般的な製造方法(A)は 、式(II)の化合物(ここでR1、R2およびR3は前に定義した通り、R” およびR5°は保護基)を反応させ、還元により遊離基の状態てt−Bu03  Cを除去し、その後存在する保護基を除去することからなる。
還元による脱カルボキシル化は、例えば、芳香族炭化水素(例えばトルエン)の ような不活性溶剤中で、適当なアルキルメルカプタン(例えばt−ブチルメルカ プタン)のような水素ラジカルドナーの存在下、125wの中圧水銀ランプを用 いて光化学的な方法によりおこなうことができる。
式(I)の化合物のうちR6がヒドロキシメチル基を表すものの一般的な製造方 法(B)は、式(I I I)の化合物 (:こでR’ 、R2、R3、R”お、J−びR”は前に定義した通り)を反応 させて、3−カルボキシル基を還元してヒドロキシメチル基とし、その後存在す る保護基を除去することからなる。
この反応は、3−カルボキシル基を活性化し、その後エーテル(例えばテトラヒ ドロフラン)のような溶剤中、所望に応じて水の存在下、適当な温度、例えばO oから50℃(例えば室温付近)の範囲の温度で、ホウ水素化物(例えばホウ水 素化ナトリウム)のような適当な還元剤を用いて還元することによりおこなうこ とができる。
3−カルボキシル基の活性化は、例えば、エーテル(例えばテトラヒドロフラン )のような適当な溶剤中、0″から20℃の範囲の温度で、カルボジイミド[例 えば1−シクロへキシル−3−(2−モルフォリノエチル)カルボジイミドメト −p−トルエンスルホン酸塩〕の存在下、N−ヒドロキシスクシンイミドのよう な試薬と反応させるか、またはハロゲン化炭化水素(例えばジクロロメタン)の ような適当な溶剤中、トリエチルアミンのような非求核性有機塩基の存在下、0 ″から20℃の範囲の温度で、四フルオロホウ酸2−クロロー3−エチルベンズ オキサシリウムと反応させて活性エステルに転換することによりおこなうことが できる。
式(1)の化合物のうぢR1がヒドロキシル基を表すものは、式(I l)また は(11N)の化合物のうち上の式(1)で定義したようにR1がアシルオキシ 基を表すものを、方法(A)で遊離基を除去した後、または方法(B)で還元反 応をおこなった後、保護基を除去する前または除去した後に、脱アシル化(後述 する条件下で)することにより得られる。
式(II)の化合物は、ジメチルホルムアミド中で式(I I I)の化合物を 塩化オキサリルのようなカルボキシル活性化剤と反応させ、その後トリエチルア ミンのような第三アミン塩基の存在下、所望に応じて4−ジメチルアミノピリジ ンの存在下、t−ブチルヒドロペルオキシドと反応させることにより得られる。
式(III)の化合物は、式(IV)の化合物(ここで、RISR2およびR3 は上の式(1)で定義した通り)から、標準的なカルボン酸保護方法により得る ことができる。
式(1)の化合物のうちR3が −CI(−CR8CR’ R”CHR” (C1(2)、Ph基またはCH2C R” −CR” CR’ R’°CHR” (CH2)、Ph基(ここでR8は 水素またはC1−4アルキル)を表すものの製造方法(C)は、式(V)の化合 物 (ここでR3°はCHOまたはCH2COR12のうち適当なものを表し、Ij +およびR2は前に定義した通りであり、R4°およびR”は上記R4およびR 5についての定義と同じか、または保護基を表し、R6°は上記R6についての 定義と同じか、または保護されたヒドロキシメチル基を表す)を、式(Via) または(VIb)の化合物 (ここでR”は前に定義した通り、R8は水素またはC1−4アルキル、CR’  R’°はC−O基を形成し、RはC1−6アルキル基、例えばメチル、または アリール基、例えばフェニルを表す)のうち適当なものとWadsworth− ElllonSの条件下で反応させ、その後適当ならば、C−0基であるC R 9RI Oを後述の一般的な手順に従ってCHRIO基CRI Oはヒドロキシ 、01−6アルコキシまたはアシルオキシ)に転換し、その後存在する保護基を すべて除去することからなる。
式(V)の化合物と式(Via)または(V i b)の化合物との反応は、エ ーテル溶剤(例えばテトラヒドロフラン)中、アルカリ金属の水素化物(例えば 水素化ナトリウム)のような強塩基の存在下、0°から20℃の範囲の温度でお こなうことができる。
他の一般的な方法(D)は、式(1)の化合物またはその保護された誘導体に転 換し、その後必要ならば存在する保護基をすべて除去することからなる。具体的 な相互転換反応の例については後で述べる。
式(1)の化合物のうちR3が CH2CHR’ CR’ R”CHR” (CH2)−Ph基または−CI(2 CHRI2CHR”CR9RIOCI(R” (CH2”)、Ph基を表すもの は、式(I)の対応する化合物でR3が−CH−CRI″CR’ R’°CHR ” (CH2)、Ph基または−CHz CR”−CR”CR’ R”CHR”  (CH2)、Ph基、あるいはそれらの保護された誘導体を表すものを、適当 な還元条件下で、例えば触媒を使用して水素化〔例えば、炭素に担持されたパラ ジウムの存在下、エステル(例えば酢酸エチル)またはアルコール(例えばエタ ノール)のような適当な溶剤中での水素化〕をおこない、その後適当ならば、存 在する保護基をすべて除去することからなる。
式(Via)および(V I b)の化合物は両方とも公知の化合物であるか、 または式(Vla)および(VIb)で表される公知の化合物の製造に用いられ るのと類似の方法により得ることができる。
式(V)の化合物のうちRoがCHOを表すものは、式(Vil)の化合物 (ここでR1、R2、R”、R”およびR”+よ前1こ定義した通り)のオゾン 分解により得ること力(できる。したがって、例えば、式(VII)の化合物を 、l\ロゲンイヒ炭化水素溶剤(例えばジクロロメタン)中、低温(伊1えば一 70℃から0℃)でオゾンで処理し、その後ト1ノフェニルホスフィンのような トリア1ノールホスフィン、または硫化ジメチルのような硫化ジアルキル(v) の所望の化合物を得ることができる。
式(Vll)の化合物は、式(VIII)のイし合物(二:でR’ 、R2、R ”、R1およびR”は前に定義した通り)の異性化により得ることができる。こ の異性化は、式(VIII)の化合物を、アルコール水溶液溶剤(例えばメタノ ール水溶液)中で、三塩化ロジウムのような適当な遷移金属触媒と共に加熱する ことによりおこなうことができる。
式(1)の化合物のうちR3が 基(ここでCR9RIOはC−O基を形成する)を表すものは、式(VIII) の化合物であるか、または式(VI I I)の化合物から存在する保護基をす べて除去したものである。式(1)の化合物のうちR9が水素で、RIOがヒト 0キシル基であるものは、例えば、0℃から20℃の範囲の温度で、アルコール 性溶剤(例えばメタノール)中で、ホウ水素化ナトリウムを用いるか、またはエ ーテル水溶液(例えばテトラヒドロフラン水溶液)中で亜鉛粉末を用いて式(V III)中のケト基を還元し、その後必要ならば存在する保護基をすべて除去す ることにより得られる。式(1)の化合物のうちR9が水素で、Rloがアシル オキシ基であるものは、R9が水素でR”がヒドロキシル基である対応する化合 物、またはその保護された誘導体を、後述する通常のアシル化方法により処理し 、その後必要ならば存在する保護基をすべて除去することにより得られる。式( 1)の化合物のうちR9が水素で、R”が01−6アルコキシ基であるものは、 R9が水素でRIOがヒドロキシル基である対応する化合物、またはその保護さ れた誘導体を、後述する通常のエーテル化方法により処理し、その後必要ならば 存在する保護基をすべて除去することにより得られる。
式(I)の化合物のうちR3が 基(ここでC R 9 R I OはC−0基を形成する)を表すものは、式( VII)の化合物であるか、または式(VII)の化合物から存在する保護基を すべて除去したものである。式(I)の化合物のうちR9が水素で、Rlo力( ヒドロキシル基であるものは、例えば、0℃から20℃の範囲の温度で、アルコ ール性溶剤(例えばメタノール)中で、ホウ水素化ナトリウムを用いるか、また はエーテル水溶液(例えばテトラヒドロフラン水溶液)中で亜鉛粉末を用いて式 (Vll)中のケト基を還元し、その後必要ならば存在する保護基をすべて除去 することにより得られる。式(+)の化合物のうちR9が水素て、R10がアシ ルオキシ基であるものは、R9が水素でR”がヒドロキシル基である対応する化 合物、またはその保護された誘導体を、後述する通常のアシル化方法により処理 し、その後必要ならば存在する保護基をすべて除去することにより得られる。式 (1)の化合物のうちR9が水素で、R1’が01−6アルコキシ基であるもの は、R9が水素でRIoがヒドロキシル基である対応する化合物、またはその保 護された誘導体を、後述する通常のエーテル化方法により処理し、その後必要な らば存在する保護基をすべて除去することにより得られる。
式(+)の化合物のうちR3が 基(ここてR8はC2−4アルキル%R9は水素原子、R10はヒドロキシル基 またはアシルオキシ基、あるいはCR9RI0はC−0基を形成する)を表すも のは、式(VIII)の化合物から得ることができる。したがって、CR9RI OかC−O基を表す化合物は、式(Vlll)の化合物を、エーテル溶剤(例え ばテトラヒドロフラン)中、低温(例えば−20℃から+10℃)で、適当な銅 酸リチウムL icu (R’6)2 (ここでR16はC1−3ア存在する保 護基をすべて除去することにより得られる。
得られた式(1)のケト化合物またはその保護された誘導体を上記のように還元 して、R8が02−4アルキル、R9が水素、RI。がヒドロキシル基、Cl− 6アルコキシ基またはアシルオキシ基である式(1)の対応する化合物に転換す ることがでる。その後適当ならば後述のようにエーテル化またはアシル化し、そ の後必要ならば存在する保護基をすべて除去する。
式(I)の化合物のうちR3が 基(ここてR9は水素原子を表し、RIGはヒドロキシル基、C1−6アルコキ シ基またはアシルオキシ基を表すか、あるいはCR9R10がC−0基を形成す る)を表すものは、式(IX)の化合物 (こ、l:、でR1、R’ 1.R”、R5aおよびR”j;i前に定義した通 り)から得ることができる。したがって、CR9R10がC−0を表す化合物は 、式(IX)の化合物を、高温(例えば還流温度)でアルコール水溶液(例えば メタノール水溶液)のような適当な溶剤中でロジウム錯体、例えばRhCI ( PPhs )3のような適当な遷移金属試薬で処理するか、あるいは室温で有機 溶剤、例えばエステルまたはアルコール中で、炭素に担持されたパラジウムのよ うな適当な金属触媒を用いて処理し、その後必要ならば存在する保護基をすべて 除去することにより得ることができる。得られた式(1)のケト化合物またはそ の保護された誘導体を、上記のように還元して、R9が水素、RIOがヒドロキ シル基%C1−6アルコキシ基またはアシルオキシ基である式(1)の対応する 化合物に転換することができる。その後適当ならば後述のようにエーテル化また はアシル化し、その後必要ならば存在する保護基をすべて除去する。
上記のCHOHとしてのCR9RIQのCHRI’(ここでR”はC2−6アル コキシ基)への転換は、エーテルを形成するための通常の条件下での反応により おこなうことができる。したがって、この転換は、例えば、好ましくはアルカリ 金属の水酸化物(例えば水酸化カリウム)、アルカリ金属の水素化物(例えば水 素化ナトリウム)またはアルカリ金属のアルコキシド(例えばカリウム1−ブト キシド)のような適当な塩基の存在下、エーテル(例えばテトラヒドロフラン) またはジアルキルアミド(例えばジメチルホルムアミド)のような溶剤中で、ハ ロゲン化物RI7Hal(ここでHalは臭素またはヨウ素のようなハロゲン原 子、R”は01−6アルキル基)と反応させることによりおこなうことができる 。
上記のCHOHとしてのCR9RI OのCHR’°(ここでR”はアシルオキ シ基)への転換は、通常の条件下で適当なアシル化剤と反応させることによりお こなうことができる。したがって、この転換は、例えば、4−ジメチルアミノピ リジンを第三アミン(例えばトリエチルアミン)のような適当な塩基と共にまた はこのような塩基なしに存在させるか、またはハロゲン化炭化水素(例えばジク ロロメタン)のような溶剤中で、アルカリ金属の炭酸塩またはアルカリ土類金属 の炭酸塩(例えば炭酸カルシウム)を用いて、ハロゲン化アシル、例えば塩化ア シルと反応させることによりおこなうことができる。
式(I)の化合物のうちR)が 基を表すものは、アルコール(例えばエタノール)のような適当な溶剤中で、硫 酸バリウムに担持されたパラジウムのような適当なパラジウム触媒を用いて式( IX)の化合物を水素化分解し、その後必要ならば存在する保護基をすべて除去 することにより得ることができる。
式(1)の化合物のうちR3が を表すものは、式(X)の化合物 (ここてRI 、R2、R”、R”およびR”は前に定義した通り)を、(Rh z P) 2 P d CI□のような適当なパラジウム触媒の存在下、エーテ ル(例えばジオキサン)のような適当な溶剤中でギ酸アンモニウムと共に加熱し 、その後必要ならば存在する保護基をすべて除去することにより得ることができ る。
式(1)の化合物のうちR3が を表すものは、式(1)の化合物のうちR3かを表すものを、例えば、エーテル (例えばジオキサン)のような溶剤中で、ハロゲン化水素(例えば塩化水素)を 用いて異性化することにより得ることができる。
式(1)の化合物のうちR3が を表すものは、式(I)の化合物のうちR3がを表すものまたはその保護された 誘導体を、ハロゲン化炭化水素溶剤(例えばジクロロメタン)中でクロロクロ( ここでR9およびRloは前に定義した通り、但しCRム酸ピリジニウムのよう な適当な酸化剤を用いて酸化し、その後必要ならば存在する保護基をすべて除去 することにより得ることができる。
式(I)の化合物のうちR1が を表すものは、R3が を表す対応する化合物を、例えば、ハロゲン化炭化水素(例えばジクロロメタン )のような溶剤中、低温(例えば−70℃から0℃)でオゾンを用いてオゾン分 解し、その後トリフェニルホスフィンのようなトリアリールホスフィン、または 硫化ジメチルのような硫化ジアルキルで処理し、その後必要ならば存在する保護 基をすべて除去することにより得ることができる。
式(1)の化合物のうちR3が 素(例えばジクロロメタン)の混合物を用いて水素化す9RIOはC−0を表さ ない)を表すものは、R3がるか、あるいはすぐ上で述べた条件下で上記のよう な適当なパラジウム触媒を用い、所望に応じて水素の存在下(ここでR1、R2 、R4°、R5°およびR”は前に定義した通り)を、例えば、ハロゲン化炭化 水素(例えばジクロロメタン)のような溶剤中、低温(例えば−70℃から0℃ )でオゾンを用いてオゾン分解し、その後トリフェニルホスフィンのようなトリ アリールホスフィンまたは硫化ジメチルのような硫化ジアルキルで処理すること により得られる。
式(XI)の化合物のうちR4°と25mが保護基を表すものは、R”とR5° が水素原子を表す式(XI)の対応する化合物から、カルボン酸基を保護する標 準的な方法を用いて得ることができる。このようなR”とR”″が水素原子を表 す式(XI)の化合物は、R4°とR”が水素原子を表す式(IX)の化合物を 、アルコール(例えばエタノール)のような適当な溶剤中で、硫酸バリウムに担 持されたパラジウムを触媒として用いて水素化分解することにより得られる。
式(VIII)の化合物は、式(IX)の化合物を、例えば、ハロゲン化炭化水 素溶剤(例えばジクロロメタン)中で、クロロクロム酸ピリジニウムのような適 当な酸化剤を用いて酸化することにより得られる。
R1が二重結合を一つまたは二つ含む化合物に対しては、上記の反応(例えば水 素化、オゾン分解および異性化)のうちのあるものは不適当であることが分かる 。そのような場合には、反応条件下で安定なR1基を含む化合物について反応を おこない、その後本明細書中に記載した適当な方法により、所望のR1基を導入 すればよい。
式(IX)および(X)の化合物のうちR4“とR”の一方または両方が保護基 を表すものは、標準的な保護方法を用い、式(IX)または(X)の対応するカ ルボン酸から得ることができる。
別の方法(E)によると、R2が一〇COR’基または一〇C02R’基を表す 式(1)の化合物は、式(XII)の化合物 (ここでR’ SR”% R”およびR6”は前に定義した通り、R”は上でR 3について定義した通りかまたはその保護された誘導体)をエステルおよびカー ボネートを形成するための通常の条件下で反応させ、その後存在する保護基を除 去することにより得ることができる。したがってこの反応は、例えば、式(Xl l)の化合物を、R7C0Ha lおよびR’ 0COHa l (ここでHa lは塩素または臭素のようなハロゲン原子を表す)のうちの適当な化合物で処理 することによりおこなうことができる。
化合物R’ C0Ha lまたはR’ 0COHa lとの反応は、4−ジメチ ルアミノピリジンを第三アミン(例えばトリエチルアミン)のような適当な塩基 と共に、またはそのような塩基なしに存在させておこなうか、またはハロゲン化 炭化水素(例えばジクロロメタン)のような溶剤中でアルカリ金属の炭酸塩また はアルカリ土類金属の炭酸塩(例えば炭酸カルシウム)を用いておこなうことが できる。
式(Xll)の化合物においてR1がヒドロキシル基を表す場合は、このヒドロ キシル基もエステルおよびカーボネートの形成に影響されやすいことが分かる。
したがって、R1がヒドロキシル基を表す式(I)の化合物の製造においては、 式(XII)の化合物のR1ヒドロキシル基を保護するか、R1がアシルオキシ 基である式(Xll)の化合物を利用し、7位にエステル基またはカーボネート 基を形成した後保護基を除去するか、または脱アシル化してR1がヒドロキシル 基である所望の式(1)の化合物を得る。
式(1)の化合物のうちR2がアセトキシ基を表すものは、式(Xll)の化合 物を無水酢酸と反応させ、その後必要ならば存在する保護基をすべて除去するこ とにより得られる。このアセチル化反応は、ハロゲン化炭化水素(例えばジクロ ロメタン)のような溶剤中で、第三アミン(例えばトリエチルアミン)のような 適当な塩基の存在下でおこなうことができる。
別の方法(F)によれば、R′がアシルオキシ基、カーボネート基、カルバメー ト基またはエーテル基を表す式(1)の化合物は、式(Xlll)の化合物(こ こでR2°は上でR2について定義した通りがまたは保護されたヒドロキシル基 、R3°、R”、R5°およびR6°は前に定義した通り、R”はヒドロキシル 基または保護されたヒドロキシル基)を反応させ、6位のヒドロキシル基を転換 してアシルオキシ、カーボネート、カルバメートまたはエーテルを形成し、その 後存在する保護基をすべて除去することにより得ることができる。
したがって、例えば、このアシル化反応は、4−ジメチルアミノピリジンを第三 アミン(例えばトリエチルアミン)のような適当な塩基と共に、またはそのよう な塩基なしに存在させるか、またはハロゲン化炭化水素(例えばジクロロメタン )のような溶剤中でアルカリ金属の炭酸塩またはアルカリ土類金属の炭酸塩(例 えば炭酸カルシウム)を用いて、式(XIII)の化合物をハロゲン化アシル( 例えば塩化アシル)で処理することによりおこなうことができる。
カーボネートを形成する反応は、ジメチルアミノピリジンを第三アミン(例えば トリエチルアミン)のような適当な塩基と共に、またはそのような塩基なしに存 在させるか、またはハロゲン化炭化水素(例えばジクロロメタン)のような溶剤 中でアルカリ金属の炭酸塩またはアルカリ土類金属の炭酸塩(例えば炭酸カルシ ウム)を用いて、式(Xlll)の化合物を適当なハロギ酸エステル(例えばク ロロギ酸エステル)で処理することによりおこなうことができる。
式(1)の化合物のうちR1が−OCON R”R”基を表すものは、通常の条 件下、式(Xlll)の化合物を適当なカルバモイル化剤と反応させ、その後存 在する保護基を除去することにより得られる。
したがって、例えば、R1が−OCON R14R15基(ここでR”およびR ”のうち少なくとも一つは水素原子である)を表す式(1)の化合物は、ハロゲ ン化炭化水素(例えばジクロロメタン)のような溶剤中で、0″から20℃の範 囲の温度で、式(Xlll)の化合物を適当なイソシアネートで処理することに 得られる。R1が一〇CONH2を表す場合には、適当な混合条件下で、式(X III)の化合物を、所望の化合物を生成することのできるイソシアネートと反 応させればよい。適当なイソシアネートには、例えばクロロスルホニルイソシア ネートおよびクロロアセチルイソシアネートがある。R】が−0CONHR”( ここでRI5は水素原子以外)の化合物は、イソシアネートR”N G Oを用 いて得ることができる。
式(I) の化合物のうちR’ が 0CONR”R”基を表すものは、式(X III)の化合物を、6−OH基を−ocox基(ここでXはハロゲン原子、例 えば塩素、またはイミダゾールのような脱離基)に転換できる試薬で処理し、そ の後アミンRI’R15NH(アンモニアを含む)で処理することによっても得 られる。R′を一〇cOXへ所望に応じて転換できる試薬として適当なものには 、ホスゲンとカルボニルジイミダゾールがある。この反応は、エーテル(例えば テトラヒドロフラン)またはハロゲン化炭化水素(例えばジクロロメタン)のよ うな溶剤中、低温(例えば−40℃から0℃)でおこなうことができる。ホスゲ ンのような試薬を用いる場合には、反応は、ピリジンのような非求核的な有機塩 基の存在下でおこなうのがよい。
式(1)の化合物のうちR1が−OCON R’4R15基(ここでR”および R”が両方井水素原子以外)を表すものは、式(XIII)の化合物を、ハロゲ ン化炭化水素(例えばジクロロメタン)のような溶剤中、有機塩基(例えばピリ ジン)の存在下で、Ha I C0NR”R15理することによっても得られる 。
エーテルを形成する反応は、式(Xlll)の化合物を、スルホキシド(例えば ジメチルスルホキシド)のような溶剤中、アルカリ金属の水酸化物(例えば水酸 化カリウム)のような適当な塩基の存在下で、/〜ロゲン化物(例えばハロゲン 化アルキル)で処理することによりおこなうことができる。
式(XIII)の化合物から、R2がヒドロキシル基を表す式(I)の化合物を 得ようとする場合1こ4.t、式(XIII)の化合物中の7位のヒドロキシル 基を保護する必要がある。適当な保護基および脱保護の方法(こついては後で述 べる。
式(Xll)の化合物のうちR1がアシルオキシ基、カーボネート基、カルバメ ート基、またはエーテル基を表すものは、R”が保護されたヒドロキシル基を表 す式(Xl11)の化合物を上記の方法(D)で述べtコ手11@で処理し、そ の後存在する保護基を除去すること1こより得ることができる。
式(Xl11)の化合物は、式(XIV)の化合物(ここでRハ、R3b、R4 °、R5°、R”およびR”は上の式(XIII)で定義した通り)を、所望に より適当な塩基(例えばトリエチルアミンのようなトリアルキルアミン)の存在 下、ジメチルホルムアミドのような溶剤中で、ヒドロキシルアミン(例えば塩酸 N−メチルヒドロキシルアミン)で処理することにより得られる。
式(Xll)の化合物のうちR1がヒドロキシル基を表すものは、式(X I  V)の化合物から式(XIII)の化合物を得るための上記の脱アシル化方法に 従って、R”およびR′8がヒドロキシル基を表し、R3bSR4m、R”およ びR”が前に定義した通りである式(X I V)の化合物から得ることができ る。
式(XIV)の化合物のうちR”およびR18が保護されたヒドロキシル基を表 し、および/またはR3bが保護されたR3基を6表し、および/またはR”が 保護されたヒドロキシメチル基を表すものは、R21およびR18がヒドロキシ ル基を表し、および/またはR3″′がR3基を表し、および/またはR6“が ヒドロキシメチル基を表す式(X I V)の対応する化合物から得られる。適 当なヒドロキシ保護基については、後で述べる。
式(X X V)の化合物のうちR”が−〇COR’基または一〇CO□R7基 を表すものは、式(Xlりの化合物から式(1)の化合物を得るための上記の一 般的な方法に従って、R2°がヒドロキシル基を表す式(X I V)の対応す る化合物から得ることができる。
式(X I V)の化合物のうちR2“およびR18がヒドロキシル基を表し、 R”がR3を表し、またR”がR6を表すものは、式(X、V)の化合物 (ここてR3からR6は上の式(1>で定義した通り)から、標準的なカルボン 酸の保護方法により得ることができる。
式(XrII)の化合物のうちR2°およびR18がヒドロキシル基を表し、R 35はR3について定義した通りであり、またR6°がR6を表すものは、式( XVi)の化合物 (ここでR′からR6は上の式(I)で定義した通り)から、標準的なカルボン 酸の保護方法により得ることもできる。
R”およびR”の適当なカルボン酸保護基、およびヒドロキシル保護基には、必 要に応じて通常のあらゆる保護基、例えば哩rotecttve Groups  in Organic Chemistry”、 Ed、 J、 P、 L  McOmie (Plenum Press、 1973)またはTheodo ra W、 Greeneによる ’Protective Groups 1 nOrganic 5ynthesis”(John wlley and 5 ons、 1981)に記載されているものが含まれる。適当なカルボン酸保護 基の例としては、t−ブチル、2−メトキシエトキシメチルのようなアルキル基 、またはベンジル、ジフェニルメチルまたはp−ニトロベンジルのようなアラル キル基が挙げられる。適当なヒドロキシル保護基の例としては、2−メトキシエ トキシメチルのような基が挙げられる。
これらの保護基は、通常の手法により除去することができる。したがって、t− ブチルのようなアルキル基は、例えば、無水酢酸の状態で(例えば、エーテル、 例えばジオキサン、のような溶剤中で塩化水素を使用して)除去できる。アラル キル基は、例えば炭素に担持されたパラジウムのような適当な金属触媒を用いて 水素化することにより除去できる。あるいは、p−ニトロベンジル基は、エーテ ル(例えばテトラヒドロフランまたはテトラヒドロフラン水溶液)のような溶剤 中で、金属亜鉛および塩酸を用いて除去することができる。ジフェニルメチル基 または2−メトキシエトキシメチル基は、ギ酸水溶液またはトリフルオロ酢酸水 溶液を用いて除去できる。
式(XV)および(XVI)の化合物は、上記の方法(A)および(B)に記し た方法により、式(i I I)の化合物から得ることができる。
式(IV)の化合物をエステル化して対応するメチルエステルとするには、アミ ド(例えばジメチルアセトアミド、または好ましくはジメチルホルムアミド)の ような適当な有機溶剤中で、重炭酸塩(例えば重炭酸ナトリウム)のような塩基 の存在下、ハロゲン化メチル(例えばヨウ化メチル)または硫酸ジメチルのよう なメチル化剤で処理すればよい。反応は0℃から100℃、好ましくは20℃か ら30℃の範囲の温度でおこなうのが良い。
あるいは、メタノールのような適当な溶剤中で、ジアゾメタンのエーテル溶液で 処理することによりエステル化をおこなうこともできる。また、鉱酸(例えば塩 酸)のような適当な酸の存在下、室温付近でメタノールで処理することによって もエステル化をおこなうことができる。
式(IV)の成るメチルエステルから別のメチルエステルへの転換は、適当なエ ステル化/脱エステル化方法によりおこなうことができる。脱エステル化は、標 準的な条件下で、例えば塩基を用いた加水分解によりおこなうことかできる。
式(IV)の化合物のうちR1が水素原子、ヒドロキシル基、および−0CO− X CH2CH(CHi )CH2CH3CH2CH(OH)CH(CH3)  −1−CH2CH(OH)CH2−または CH2CH2CH(CH3) )がら選ばれる基を表し、R2が水素原子または ヒドロキシル基を表し、R3が (ここてRIoはヒドロキシル基またはアセトキシ基)、CR2C(−CHz  ) CH(OH) CH(CR20H) CR2P h。
CR2C(−CH2) CH(NHC0CHi ) CH(CHI ) CHz  P h。
または を表すものは、後述の醗酵方法に従って得るが、あるいはその醗酵方法により得 られた生成物を、前述のアシル化および脱アシル化方法により6位をアシル化ま たは脱アシル化することにより得ることができる。式(IV)の他の化合物は、 式(IV)の化合物を醗酵したもの、またはそのアシル化または脱アシル化した 誘導体を、上述の一般的な手法に従ってR3基を変性することにより得ることが できる。
式(IV)の化合物を生成することのできる微生物は、小規模のテストをおこな い、標準的な方法により微生物を醗酵させて得たテストサンプルを分析すること により、容易に同定することができる。
特に通常用いられる微生物は、Glaxo GroupResearch Li m1ted (Greenrord Road、 Greenford、 Ml ddlesex、 England、 UB608E)の微生物学部の培養菌収 集(The World Directory orCollections  orCultureso[’Microorganisms (1982年)に おける収集番号202、管理者: Miss A M l1arris )に、 1989年5月31日に受入れ番号C2932で寄託された微生物の菌種または その変異種である。上記の培養菌収集センターは、英国特許法第17条に従って 培養菌収集センターに有効な申請をおこなったいかなる個人に対しても、寄託さ れている微生物の使用を無条件かつ無変更で承諾しているものと理解されている 。
Greenrordに受入れ番号C2932で寄託された菌種は、CAB In ternational Mycological In5titute (F erryRoad、 Key、 5urrev、 England)の永久培養 菌収集にも寄託された。この菌種は同所に1989年5月25日に受け入れられ 、受入れ番号IM1332962が付され、寄託臼は1989年6月27日(生 存能力の確認された日)とされた。寄託されたこの菌種は、本明細書中において は同所の受入れ番号1Ml332962を用いて表す。IMI 332962に ついて確認された性質は、後述の実施例32に示す。
所望の中間体はIMl 332962の変異種からも得られることが分かる。
IMl 332962の変異種は突然変異により生じるか、あるいは=Radi atlon and Radlofsotopes ror Industrl al M[croorganfsms” (シンポジウム予稿集、ウィーン、1 973年、p、 241、国際原子力機関)中のHll、^旧e「による ”T echniques ror the Development ol’ Ml cro。
「garl+sms”に概略の記されている方法を含む種々の方法により生成す ることができる。このような方法には、電M線照射、化学的な方法、例えばN− メチル−N′ −二トローN−ニトロソグアニジン(NTG)で処理する方法、 加熱、組み換えや変換のような遺伝学的手法、および突然変異種に関する選択的 手法が含まれる。
適当な微生物の醗酵により得られる式(IV)の化合物の製造は、通常の手段、 すなわち同化可能な炭素、窒素および無機酸源の存在下で微生物を培養すること によりおこなうこができる。
同化可能な炭素、窒素および無機酸源は、単一または複合栄養素により得ること ができる。炭素源は一般的にはグルコース、マルトース、澱粉、グリセロール、 モラッセ、デキストリン、ラクトース、サッカロース、フルクトース、ガラクト ース、マイオーイノシトール、D−マンニトール、大豆油、カルボン酸、アミノ 酸、グリセリド、アルコール、アルケンおよび植物油などである。
炭素源は一般的に、醗酵媒体を0.5から10重量%含aする。フルクトース、 グルコースおよびサッカロースは炭素源として好ましい。
窒素源は一般的には大豆粉、穀物アルコール液、蒸留溶解物、酵母抽出物、綿実 粉、ペプトン、落花生粉、麦芽抽出物、モランセ、カゼイン、アミノ酸混合物、 アンモニア(気体または溶液)、アンモニウム塩および硝酸塩などである。尿素 およびその他のアミドを使用することもてきる。窒素源は一般的に醗酵媒体をO llから1O重量96含有する。
培地に添加することのできる富栄養無機酸は一般的に用いられる塩で、ナトリウ ム、カリウム、アンモニウム、鉄、マグネシウム、亜鉛、ニッケル、コバルト、 マンガン、バナジウム、クロミウム、カルシウム、銅、モリブデン、ホウ素、リ ン酸塩、硫酸塩、塩酸塩および炭酸塩イオンを生成することのできるものである 。
微生物の培養は通常20から40℃、好ましくは20から35℃、特に25から 28℃付近でおこない、例えば振とうまたは攪拌により通気、攪拌するのが望ま しい。
培地には、始めに少量の菌糸体および/または胞子を接種する。得られた休止期 の接種物を醗酵媒体、または一種またはそれ以上の種載物に移して、メインの醗 酵培地に移す前にさらに増殖させる。醗酵は通常pH3,5から9.5、好まし くは4,5から7.5の範囲でおこなう。pHをこの望ましい範囲に保つために 、醗酵培地に塩基または酸を添加する必要がある場合もある。醗酵培地に添加す ることのできる適当な塩基は、水酸化ナトリウム水溶液または水酸化カリウム水 溶液のようなアルカリ金属の水酸化物である。適当な酸は、塩酸、硫酸またはリ ン酸のような無機酸である。
醗酵は4−30日間、好ましくは約7−18日問おこなう。過剰の泡立ちを抑制 するために、必要に応じて適当な間隔て消泡剤を添加してもよい。炭素源および /または窒素源を必要に応じて醗酵培地に添加することもできる。
式(IV)の化合物は醗酵液および菌糸体画分の両方に存在し、ろ過または遠心 分離により該化合物を分離することができる。醗酵液は、所望に応じてこの後、 有機溶剤の存在下pHが6以下(例えばpa約3)となるまで硫酸のような酸で 処理してもよい。
式(IV)の化合物は通常の単離および分離方法により醗酵液から分離すること ができる。単離方法の選択の幅は広いことが分かるであろう。
式(IV)の化合物はさまざまな分別方法、例えば吸着−溶離、沈澱、分別結晶 化、溶媒抽出、および液−液分離により単離および精製することができる。これ らの方法はさまざまに組み合わせることができる。
本発明の化合物を単離、精製するには、固体の支持体に吸着させた後、溶離する のが適当であることが分かった。
式(IV)の化合物は、ケトン(例えばアセトン、メチルエチルケトンまたはメ チルイソブチルケトン)、110ゲン化炭化水素、アルコール、ジオール(例え ばプロパン−1,2−ジオールまたはブタン−1,3−ジオール)またはエステ ル(例えば酢酸メチルまたは酢酸エチル)のような適当な有機溶剤を用いて、細 胞および水性相から抽出することができる。一般的に、最適な回収をおこなうに は一回より多く抽出をおこなうのが望ましい。
水と混和しない溶剤抽出液は塩基性水溶液を用いて抽出し、この塩基性溶液を酸 性化した後、所望の化合物を水と混和しない有機相中に再抽出する。有機性抽出 液から溶剤を(例えば蒸発により)除去することにより、所望の化合物を含有す る物質が得られる。
シリカ;非官能マクロ網状吸着樹脂、例えばAIIberllteX A D  −2、XAD−4、XAD−16またはXAD−1180樹脂(Rohw &  Haas Ltd、)またはにastells 112 (Montediso n)のような架橋スチレンジビニルベンゼンポリマー樹脂;置換スチレンジビニ ルベンゼンポリマー、例えばDiajon S P 207 (三菱)のような ハロゲン化(例えば臭素化)スチレンジビニルベンゼンポリマー;アニオン交換 体(例えばIRA−35またはI RA −68) 、5ephadexL H 20(Phar+5acla[IK Lid、)のような有機溶剤と相溶性のあ る架橋デキストランのような適当な支持体、または炭化水素結合シリカ、例えば CI8結合シリカのような逆相支持体を用いてクロマトグラフィー(高速液体ク ロマトグラフィーを含む)にかける。式(IV)の化合物の精製/分離をおこな うための他のクロマトグラフ法は、多層コイル抽出器のようなコイル状の抽出器 を用いる向流クロマトグラフィーである。
式(IV)の化合物は、LA2のような液体アニオン交換体を用いて単離、精製 することもできる。
固体の吸着剤としてIRA−68、または特にIRA−35を使用する場合は、 細胞抽出液の溶剤を除去せずに直接充填することができる。抽出液をpH約3で 吸着剤に直接充填してもよいし、固体の不純物をろ別した後pH約8として充填 してもよい。
式(IV)の化合物をクロマトグラフィーにより精製/分離するための溶剤/溶 離剤として適当なものは、当然のことながらカラムや支持体の性質により異なる 。向流クロマトグラフィーを用いる場合には、酢酸エチル、ヘキサン、メタノー ルおよび酸の水溶液(例えば硫酸水溶液)からなる溶剤系が特に適当であること が分かった。
IRA−35のようなアニオン交換体を用いる場合には、樹脂をアセトン水溶液 で洗浄した後、硫酸を含むアセトン水溶液を用いて溶離する。
抽出/単離操作をおこなう間、式(IV)の化合物の存在はり、p、1.c、ま たはUV分先のような通常の手法によって、あるいは化合物の性質を利用してモ ニターすることができる。
式(IV)の化合物が有機溶剤中に溶解した形で得られる場合は、例えば、クロ マトグラフィーで精製した後、溶剤を通常の手段、例えば蒸発により除去して必 要な化合物を得る。所望に応じ、この化合物を上記のクロマトグラフ法でさらに 精製してもよい。
式(XV)の化合物を得るためのアシル化は、式(XVl)の対応する化合物ま たはその保護した誘導体を、通常のエステル化の条件下で、式(XVII)の酸 、または対応する酸塩化物のようなその活性化した誘導体で処理し、その後存在 する保護基をすべて除去することによりおこなうことができる。アシル化反応は 、4−ジメチルアミノピリジンを第三アミン(例えばトリエチルアミン)のよう な適当な塩基と共に、またはそのような塩基なしに存在させるか、またはハロゲ ン化炭化水素(例えばジクロロメタン)のような溶剤中アルカリ金属の炭酸塩ま たはアルカリ土類金属の炭酸塩(例えば炭酸カルシウム)を用いておこなうこと ができる。
式(XVII)の化合物は、式(X V)の化合物の加水分解、例えば、アルコ ール(例えばメタノール)のような溶剤中で、水酸化ナトリウム水溶液のような 塩基を触媒として用いる加水分解により得ることができる。
式(IX)、(X)および(X V)の化合物の脱アシル化は、酸または塩基を 触媒として用いて加水分解することによりおこなうことができる。適当な塩基は 水酸化ナトリウムや水酸化カリウムのような水酸化物、およびアルコキシド(例 えばメトキシド)などである。塩基を触媒として使用する加水分解は、水中で、 場合によってはエーテル(例えばテトラヒドロフラン)またはアルコール(例え ばメタノール)のような有機共溶剤の存在下、0℃から100℃の範囲の温度、 好ましくは高温でおこなうことができる。塩基としてアルコキシドを用いる場合 には、反応はアルコール溶剤(例えばメタノール)中で、0℃から100℃の範 囲の温度でおこなうのが良い。
適当な酸としては鉱酸(例えば塩酸)および有機酸(例えばp−トルエンスルフ ォン酸)が挙げられる。酸を触媒として使用する加水分解は、水中で、場合によ ってはエーテル(例えばジオキサンまたはテトラヒドロフラン)またはケトン( 例えばアセトン)のような有機共溶剤の存在下、0℃から100℃の範囲の温度 、好ましくは室温でおこなうことができる。
R1がヒドロキシル基を表す式(IX)および(X)の化合物は、前に式(1) で定義したR1がアシルオキシ基を表す対応する化合物から、下記の手順に従っ て製造することができる。したがって、例えば、R1が置換2(E)−オフテノ イル基を表す場合、この基は塩基(例えばトリエチルアミンのような有機塩基) の存在下、アミド(例えばジメチルホルムアミド)のような適当な有機溶剤中で 、例えば0℃から50℃、好ましくは20℃から30℃の範囲の温度で、ヒドロ キシルアミン(例えばN−メチルヒドロキシルアミン)で処理することにより、 ヒドロキシル基に転換することができる。
このアシル化または脱アシル化、およびエステル化方法は、適当に組み合わせて 連続反応としてもよいし、同時反応としてもよい。
式(1)の化合物の塩は、式(1)の化合物を適当な塩または塩基で処理するこ とにより生成することができる。したがって例えば、式(1)の化合物を、水酸 化ナトリウムまたはカリウム、炭酸水素塩、炭酸塩または酢酸塩(例えば、水酸 化カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナトリウムまたは酢酸カリウム)、酢 酸アンモニア、酢酸カルシウムおよびL−リジンから選ばれる適当な塩または塩 基で適宜処理することにより、塩を得ることができる。塩は、例えば、適当な塩 または塩基を(必要ならば水溶液として)、例えば0℃から80℃の温度、便宜 的にはほぼ室温で、式(I)の化合物の水および/またはアルコール(例えばメ タノール)、ニトリル(例えばアセトニトリル)またはケトン(例えばアセトン )のような共溶剤に溶解または懸濁して得た溶液または懸濁液に添加することに より得られる。
式(11)、(V)および(Vll)から(XVI)の化合物は、新規中間体で あり、本発明のさらに別の能様を形成する。
以下の実施例により本発明を説明する。しかしながら以下の実施例は、いかよう にも本発明を限定するものではない。
セチルオキシ−5−メチル−3−メチレン−6−フェニルヘキシル)−4,6, 7−ドリヒドロキシー2.8−ジオキサビシクロC3,2,13オクタン−3, 4,5−トリカルボン酸、6− (4,6−シメチルー2−オクテノエート) (a)以下の組成をもつ寒天平板上でIMI 332962を増殖させた。
麦芽抽出物(オキソイドL39) 30g菌学的ペプトン(オキソイドL40)  5g酵母抽出物(オキソイドL21) 0.5g寒天(オキソイドNo、3)  20g 全体が1リツトルとなる量の蒸留水 加圧減菌する前の培地のpHは5.3−5.5の範囲にあった。菌を接種した寒 天平板を、28℃で14日間インキュベートした。菌類の菌糸体でおおわれた直 径6m nlの寒天片を、菌が増殖しつつある培地の端から数個切り取り、無菌 の蒸留水を1.6rn1入れた凍結用試験管数個にそれぞれ2個づつ移した。こ の試験管に栓をし、必要となるまで室温で保存した。
250m1のエレンマイヤーフラスコに入れた種培地(A)の50m1のアリコ ツト8個に、それぞれ寒天片2個を用いて閑を接種した。
種培地(A) 二 ペプトン(オキソイドL34) 10g麦芽抽出物(オキソイドL39) 21 gグリセロール 40g シュンロン110 (t(oneyvfli & 5teinLtd、、 Wa ll!ngton、 5urrey) 1 g全体が1リツトルとなる量の蒸留 水 加圧減菌する前に、培地のpHを水酸化ナトリウム水溶液で6.3−6.5に調 整した。
菌を接種した種培地を入れたフラスコを、振どう器の台に載せ、直径50rnm で旋回させながら25Orpmで回転させ、25℃で50間インキュベートした 。
フラスコの中身を集めて均質化した。均質化した種培養物ヲ、250 m lの エレンマイヤーフラスコに入れた醗酵培地(B)の50m1のアリコート120 個に、それぞれ3%(V/V)接種した。
醗酵培地(B): 綿実粉(Sigma) 10 g 全体か1リツトルとなる量の蒸留水 加圧減菌する前の培地のpHは6.1−6.3の範囲にあった。フラスコを振と うさせて8日間、上記のようにインキュベートした。
8日間インキュベートしたフラスコから得た醗酵液(約6L)をろ過して菌糸体 を除去し、ろ液のpHを硫酸(20%v / v )で2.8に調整し、2倍の 体積の酢酸エチルで3回抽出した。酢酸エチル抽出液を集め、炭酸水素ナトリウ ムの水溶液(1%w / v )で逆抽出した(2x400ml)。逆抽出水溶 液を集めて上記のようにしてpHを2.8とし、酢酸エチル中に再抽出した(2 x800ml)。これらの抽出液を合わせて蒸発乾固し、褐色のオイルを得た。
このオイルをさらに、ItO多層コイル抽出器(P、 C,Inc、、 Pot owac、 Maryland。
USA)を用いて向流クロマトグラフィーにかけた。使用したコイルは標準的な 分離コイルで、内径が2.6mmのPTFE管約70メーターからなり、全体積 が約380m1であるものである。使用した溶剤系は、酢酸エチル、ヘキサン、 メタノールおよびN/100硫酸(体積比6:5:5:6)の混合物である。下 方の相は静止したままとした。コイルは、Gllson303型ポンプおよび8 04 C型マノメーター (Gllson、 Vlllfers Le Be1 . France)を使用して下相の液で満たした。オイル(上相4ml十下相 4ml中に497mg)をカラムの末端に注入した。その後800rev/mi nで遠心分離をおこない、移動(上)相をカラムの末端から4 m l / m  i nでポンプで流した。画分20m1を集めて、スクアレンシンターゼの阻 害を測定することによりモニターした。
スクアレンシンターゼに対する作用を示す一連の両分を集めた。初期の両分を蒸 発乾固し、標題の化合物(90mg)を薄黄色のオイルとして得た。
(b)上記(a)における手順に従って8日間インキュベートしたフラスコから 得た液6Lから分離した菌糸体を、メタノールで抽出(2x3L)してろ過した 。ろ液を蒸発により濃縮して約500m1とし、ギ酸でpHを3.0とし、酢酸 エチルで抽出した(3x500ml)。
酢酸エチル抽出液を集め、炭酸水素ナトリウム溶液(1%w / v )で逆抽 出した(2x200ml)、逆抽出水溶液を集めてpHを3.0とし、酢酸エチ ル中に再抽出した(2x500ml)。有機性の画分をすべて合わせ、ロータリ ーエバポレーターを用いて濃縮したところ、褐色のオイルが得られた。このオイ ル(578mg)をさらに、ギルラン溶剤配送ポンプ(303型)3個、ダイナ ミックミキサー811、およびマノメーター802Cからなるギルラン自動分離 システムを用いて高速液体クロマトグラフィー(HP L C)にかけた。クロ マトグラフィーはDynasax Mlcrosorb C18(5u m ) 半分離カラム(250xlOmm)上で実施した。移動相は、アセトニトリルお よび0.1%w / Vのギ酸からなり、酢酸アンモニウムでpH3,15とし た濃度勾配のあるもので(1:3−4:1→1:3)、1ランを65分とし、2 .8−5.6ml/minの速度でポンプで流した。
この方法を16回繰り返した。13x4.95分の画分を集め、スクアレンシン ターゼ阻害を測定することによりモニターした。それぞれのランから5番目の両 分を集め、ギ酸でpH3,0とし、酢酸エチルで抽出した(2x 1. OOm  1. )。有機相を除去して蒸発乾固し、標題の化合物(172mg)を薄黄 色のオイルとして得た。
(c)(i)上記(a)で5日間醗酵させた0、5mlのアリコート8個を、2 50rnlのエレンマイヤーフラスコに入れた種培地(A)の50m1のアリコ ート8個に接種した。フラスコを振とう器の台に載せ、直径50mmで旋回させ ながら25Or pmで回転させて、25℃で4日間インキュベートした。フラ スコの中身を集めてホモゲナイズした。
ホモゲナイズした種培養物を、250m1のエレンマイヤーフラスコに入れた醗 酵培地(B)の50m1のアリコート120個に3%(V / V )接種した 。フラスコを上記のように振とうさせながら10日間インキュベートした。
(C)(i i)上記(c)(i)で得たホモゲナイズした種培養物を、醗酵培 地(B)を3リツトル入れた容積が5リツトルの醗酵容器2個に3%(V /’ y )接種した。
接種した培地を25℃に保ち、6枚羽根のタービンインペラー(直径70mm) 二枚を500 r pmで回転させて攪拌した。培養物は無菌の空気を3Lpm で吹き込んで通気した。但し、培養物の過剰の泡立ちはシリコン消泡剤(Dow  Cornlng 1520)を添加して抑制した。11日間増殖させた後、培 養容器2個の中身を合わせ、(a)での手順に従ってさらに向流クロマトグラフ ィーにかけて、標題の化合物(137mg)を得た。重水素化メタノール中での 500 M Hzプロトンnmrに含まれるシグナルはほぼ以下の通り:60. 84−0.90 (m。
9H)、1.03 (d、7,3H)、1.09−1.19 (m、2H)、2 ゜10 (s、3H)、2.24 (m。
1、H)、2.34 (m、IH)、2.68 (dd、13゜6、]、IH, 4,04(d、2.IH)、4.97 (s。
IH)、5.02 (s、IH)、5.08 (d、5.IH)、5.27 ( s、IH)、5.80 (d、16.IH)、6.31 (d、2.IH)、6 .85 (dd、16.8.IH)、7.1.4 ct、7.IH)、7.19 (d、7.2H)、7.26 (t、7.2H);重水素化メタノール中での1 25.75MHz”Cnmrをデカップリングした複合パルスに含まれるピーク はほぼ以下の通り:δ172.5 (0)、172.1 (0)、170.1  (0)、168.5 (0)、166.5 (0)。
157.6 (1)、147.7 (0)、141.6 (0)、130.2  (1)、129.3 (1)、126.9(1)、119.8 (1)、111 . 5 (2)、106゜8 (0)、91. 1 (0)、82. 5 (1 )、81.、 0(,1)、80. 1 (1)、76.6 (1)、75.6 (0)、44.4 (2)、40. 9 (2)、37.7(1)、35.6  (1)、34. 9 (2)、33. 1(1)、30.8 (2)、26.  5 (2)、20. 9(3)、20. 5 (3)、19.2 (3)、14 . 1(3)、1 1. 4 (3) 。
(d)(i)上記(a)で5日間醗酵させたものから、接種物の冷凍貯蔵物を調 製した。培養物のサンプルを10分間遠心分離にかけ、菌糸体を15%のグリセ ロールおよび0,01%のTween 80に再懸濁させて元の体積とした。菌 糸体を回転して降下させ再懸濁させた後、プラスチック製の試験管に1.8ml 入れて一20℃で保存した。冷凍した接種物の0.5mlのアリコート8個を、 250m1のエレンマイヤーフラスコに入れた種培地(A)の50m1のアリコ ート8個に接種した。フラスコを振とう器に載せ、直径50mmで旋回させなが ら25Or pmで回転させて、25℃で4日間インキュベートした。フラスコ の中身を集めて、250m1のエレンマイヤーフラスコに入れた醗酵培地(B) の50m1のアリコート120個に3%(v / v )接種した。これらのフ ラスコを上記のように振とうして9日間インキュベートした。
(d)(if)上記(d)(i)において増殖の最終段階にある4個のフラスコ の中身を7日間培養した後集め、ホモゲナイズして、上記(c)(i)および( d)(t)で8日間培養した醗酵培地(B)の50m1のアリコート120個に 使用するための種を得た。8日間インキュベートしたフラスコからの醗酵液(約 6L)をろ過して菌糸体を除去した。ろ液のpHを硫酸(20%v / v ) で2.8とし、酢酸エチルに抽出して炭酸水素ナトリウムに逆抽出し、上記(a )に記したようにpH2,8で酢酸エチルに再抽出した。酢酸エチル抽出液を減 圧下濃縮したところ黄色のオイルが得られた。このオイルをメタノール(10m  l)に溶解した。この溶液を蒸発させて3mlとした後、OD S −3(V hatman Partisil Bi。
prep 40.75オングストローム、アセトニトリル−水(20: 80) に浸漬したスラリー)のカラム(32x2.5cm)に入れた。このカラムを、 アセトニトリルと水からなり、アセトニトリルの割合が1:4.3ニア、2:3 .1:1.3:2と増加するような段階的な濃度勾配をもった混合物で溶離した 。両分をHPLCでモニターし、標題の化合物を含む両分を蒸発させてアセトニ トリルを除去した。得られた水性懸濁液を集めて一晩冷凍乾燥させ、標題の化合 物(59mg)を灰白色の固体として得た。
(e)集めた種を、7リツトルの醗酵器に入れた種培地(A)4リツトルに3% (V/V)で接種する以外は(d)(i)の手順に従った。培養物を前記のよう に500 r p mで攪拌し、4リットル/分で通気しながら2日間培苑した 。培養物を1.29・ソトル取り出して、70リツトルの醗酵器に入れた種培地 (A)40す・ソトルに接種した。この培養物を前記のように500 r pm で攪拌し、40リットル/分で通気しながら2日間培養した。培養物を15リッ トル取り出して、醗酵培地(C)500リツトルを入れた780す・ソトルの醗 酵器に加えに 。
醗酵培地(C) 綿実油(SigLga) 20 g そのままのpH 培養物を前記のように200 r pmで攪拌し、500リットル/分で通気し ながら450時間振とうさせてt合養し、120時間後にフルクトースの50% (W/V)溶液を5 g/L/日で導入し、これを162時間後までに7.5g /L/日に増加させた。450時間後の培養液を分析したところ、標題の化合物 が1056 m g / ’)ソトル生成していることが分かった。
上記の手順を、フルクトースをグルコース、ガラクトース、サンカロース、マル トース、ラクト−ス、マイオーイノシトール、D−マンニトールおよび大豆油か ら選ばれる炭素源に変え、スケールを小さくして繰り返した。
それぞれの実験で450時間後に得られた培養液を分析したところ、標題の化合 物の滴定量を示した。
上記の手順に従って得た標題の化合物は、以下の特徴的な性質を有する生成物で ある。
大体の分子量は690;−FAB質量分析(M−H)−689,2789;+F AB質量分析(M十Na)+713.2753;分子式C、、H46Q 、4゜ 重水素化クロロホルム中での500 M Hzプロトンnm「スペクトル〔δ値 、括弧内は多重度、結合定数(H2)および積分値):0.79から0.85  (m、9H)、1.00 (d、7.3H)、1.04から1.15(m、2H )、2.09 (s、3H)、2.40 (m。
IH)、2.69 (dd、13,5.LH)、4.05(s、1.H)、4. 94 (s、LH)、4.96 (s。
]、IH,5,06(d、4.LH)、5.30 (s、IH)、5.78 ( d、16.IH)、5.92 (s、IH)、6.88 (dd、16,8.I H)、7.11(d、7,2H)、7.14 (t、7,1.H)、7゜24  (t、7,2H)。
重水素化クロロホルム中での125. 75MHz I3Cnmrスペクトルを デカップリングした複合ノ々ルス〔δ値、括弧内は結合プロトン数):171. 5 (0)、171、.0 (0)、169. 1.(0)、167.0 (0 )。
166、 7 (0)、157. 9 (1)、145.4 (0)、140.  1 (0)、128. 9 (1)、128. 1(1)、125. 8 ( 1)、117. 8 (1)、111゜4 (2)、105. 8 (0)、8 8. 5 (0)、81゜6 (1)、80. 7 (1)、79. 3 (1 )、75. 1(1)、74. 2 (0)、42. 9 (2)、39. 7 (2)、36. 7 (1)、34. 2 (1)、33. 6(2)、31.  6 (1)、29.4 (2)、25. 4(2)、20. 9 (3)、1 9. 8 (3)、18. 8(3)、13. 5 (3)、10. 9 (3 ) 。
ヘキシル)−4,,6,7−ドリヒドロキシー2.8−ジ凍結乾燥した生成物で ある中間体1 (940mg)のメタノール(15m l)溶液を、ジアゾメタ ンのジエチルエーテル溶液(0,4M、1.6m1)で処理した。過剰のジアゾ メタンを酢酸(0,1m1)で急冷し、溶液を減圧下で濃縮した。残渣をシリカ ゲル(、Merk 7734.50g)を用いてクロマトグラフィーにかけ、ジ クロロメタンから2%のメタノール/ジクロロメタンで溶離し、標題の化合物( 906mg)を得た。δ(CDCII):02 )、3.76.3.81および 3.93 (3s、C81(d、J2Hz、6−H)、6.84 (dd、J+ 16Hz、J 28.5Hz、CH−CHCO2)、7゜1.3−7. 28  (m、芳香族性)。
中間体2 (173mg)のテトラヒドロフラン(5ml)溶液を、室温で水酸 化ナトリウム水溶液(0,IN。
2.36m l)で処理した。10分後、真空中ではとんどの有機溶剤を除去し た。得られた水溶液を水(20ml)で希釈し、エーテルで洗浄した(2X)。
この水溶液を0,5Mの塩酸水溶液で酸性化し、酢酸エチルで抽出しく3x)、 硫酸マグネシウム上で乾燥させた後ろ過した。溶剤を除去したところ、薄褐色の ゴム状の標題の化合物(145,2mg)が得られた。δ(CDCII)(プロ ーF’s、IH,OH)、4.06 (d、IH,Cルヘキシル)−4,5−ビ ス(メトキシカルボニル)−4,6,7−)ジヒドロキシ−2,8−ジオキサビ シクロ[3,2,1)オクタン−3−ベルオキシカルボン酸。
6− (4,6−シメチルー2−オクテノエート)、1゜1−ジメチルエチルエ ステル 中間体3 (5,952g)を乾燥ジクロロメタン(20m l)とアセトニト リル(10ml)に溶解して得た溶液を、フィルスマイヤー塩〔乾燥ジメチルホ ルムアミド(0,77m1)のジクロロメタン(20ml)溶液に塩化オキサリ ル(1,3m l)を0℃で滴下し、30分間攪拌して蒸発乾固して得たもの〕 に1.0℃で窒素下で添加した。1.5時間攪拌した後、tert−ブチルヒド ロペルオキシド(2,2,4−1リメチルペンクン中3 M、6.1m1)を添 加し、その後4−ジメチルアミノピリジン(0,1g)および乾燥トリエチルア ミン(3,5m1)を添加した。この混合物を0℃から室温で18時間攪拌し、 炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液で急冷し、酢酸エチルで抽出しく3x)、硫酸 マグネシウム上で乾燥させてろ過した。溶媒を除去したところ、泡状物質が得ら れた。これをフラッシュカラムクロマトグラフィー(SiO2/1:4から2: 3酢酸エチル−シクロヘキサン)にかけて、白色の泡状の標題の化合物(4,0 22g)を得た。δ(CDC13)値:0.8−CCHMe、J=7Hz)、1 . 3 (s、9H,tBJ =2Hz)、4.96および4.99 (2s、 2H。
中間体1 (d)(i i)(Ig)を水(100ml)に懸濁したものを、重 炭酸カリウム(430mg)の水(10m l )溶液で処理した。得られた溶 液を凍結乾燥させて標題の化合物(1,08g)をベージュ色の固体として得た 。υMAX (ヌジョール)、3491−3167(ブロードOH)、1731  CLステルc−0)、1614cm−’(カルボン酸塩C−OおよびC−C) 。
分析測定値:C,4g、65;H,5,70;に、14゜1 ;Hz o、6.  2% C35H43に3014’ 3H20として:c、48.93;H,5,75; に、13.65 ;H20,6,29%テノエート)、4.5−ビス(1,1− ジメチルエチル)エステル、3−メチルエステル 中間体5 (15,6g)をメタノール(IL)に懸濁したものを攪拌しながら 、濃塩酸(13m l)を滴下した。得られた透明な溶液を室温で24時間攪拌 した。その後固体の炭酸水素ナトリウム(13,2g)で処理し、減圧下で溶剤 をほとんど蒸発させた。残渣を塩酸水溶液(2M、500m1)で処理し、酢酸 エチルで抽出した(ILX3)。有機性抽出液を水(IL)で洗浄し、硫酸マグ ネシウム上で乾燥させ、ろ過して蒸発させた。残差を乾燥トルエン(130ml )に溶解し、窒素気流下で80℃に加熱し、N、N−ジメチルホルムアミドジ− t−ブチルアセタール(38ml)を30分かけて滴下して処理した。この反応 混合物を80℃で31/4時間攪拌し、その後冷却した。これをエーテル(70 0ml)で希釈し、食塩水(600ml)で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウ ム上で乾燥させ、減圧下で溶剤を蒸発させた。残渣をシリカゲル(Merck  9385.900g)上でフラッシュカラムクロマトグラフィーにかけ、5:1 から1=1のシクロヘキサン:酢酸エチルで溶離した。適当な両分を合わせて溶 剤を蒸発させ、黄色の泡状の標題の化合物(5,93g)を得た。δ(CDCI 、)値:9湛CO2CH3)、5.77 (d、1)1.CH−C旦CO2、J −16,2Hz)、5. 97 (d、IH,CHOCOCH−CH,J=2H z)、6.91 (dd。
t、1.c、(SiO2)酢酸エチル/シクロヘキサン(1: 1)RfO,5 3゜ 中間体6(1,g)のテトラヒドロフラン(25ml)溶液を0℃で攪拌しなが ら、水酸化ナトリウム(1,025M、1.3m1)で処理した。この反応混合 液を0℃で4時間攪拌し、その後2Mの塩酸水溶液(1,2m1)で酸性化した 。この反応混合液を減圧下で濃縮し、残渣を酢酸エチル(125ml)と塩酸水 溶液(2M150ml)に分配した。有機相を水(50ml)で洗浄し、硫酸マ グネシウム上で乾燥させ、ろ過した。減圧下で溶剤を蒸発させて、無色の泡状の 標題の化合物(952mg)を得た。δ(CD、OD)値:0.s−o、9(m 、9H,3CHy )、1. 02 (d、3H,−CHトン1個、J−13, 7および6.2Hz)、4.0915および8.7Hz)、7.1−7.3 ( m、5H。
Ph) 。
分析測定値:C,64,64%、H,7,80%C,3H620,4として:( :、64.32%:H+ 7.78シル)−3−ヒドロキシメチル−4,6,7 −ドリヒドロキシー2.8−ジオキサビシクロ[3,2,’l〕オクタンー4, 5−ジカルボン酸、6− (4,6−シメチルオクタノエー1−)、4.5−ビ ス(〕、〕11−ジメチルニ間体7(500mg)およびN−ヒドロキシスクシ ンイミド(78mg)のテトラヒドロフラン(5m l)溶液に、1−シクロへ キシル−3−(2−モルフォリノエチル)カルボジイミドメト−p−トルエンス ルホン酸塩(290mg)を室温で添加した。2時間後、N−ヒドロキシスクシ ンイミド(40mg)および1−シクロへキシル−3−(2−モルフォリノエチ ル)カルボジイミドメト−p−トルエンスルホン酸塩(148mg)を08mg )を添加してさらに3.5時間攪拌した。室温で1時間攪拌した後、攪拌せずに 〜4℃で17時間反応を続け、その後室温で攪拌しながらさらに7時間反応させ た。反応混合液をクエン酸水溶液(10%w / v s 60m1)で処理し 、酢酸エチルと共に振り(3x50ml)、有機相を合わせて飽和食塩水で洗浄 しく4x30ml)、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、ろ過して蒸発させた。得 られた褐色のゴム状物の一部をシリカゲルを用いてカラムクロマトグラフィーに かけ、酢酸エチル−シクロヘキサン(1: 2)で溶離して精製し、1インチの 5pherisorb 0DS−2カラムを用いて分離逆相HPLCにかけ、9 0%のアセトニトリル/水で溶離してさらに精製した。適当な両分を減圧下で蒸 発乾固し、標題の化合物(0,0637g)を白色の固体として得た。δ(CD  CI 3 )値:0.8−0.9 (m、 12H,4Cz、J−2Hz)、 7.10−7.30 (m、5H,Ph)。
分析ipj定値:C,65゜43%;H,8,68%(: 4.H660、、と して: C,65,3096;H,8,416−(4,6−シメチルー2−オク テノエート)、4゜5−ジメチルエステル 上記の実施例5の生成物(3,452g)のジクロロエタン(55ml)溶液を 、N、N−ジイソプロピルエチルアミン(4,3m1)で処理し、その後塩化2 −メトキシエトキシメチル(2,80m1)で処理した。この混合液を85℃に 20時間加熱した後冷却した。この溶液を酢酸エチル(300rn+)で希釈し 、塩酸水溶液(2M、250m1)で二回、炭酸水素ナトリウム飽和溶液(25 0ml)で二回、そして水(300ml)で−同順に洗浄した。その後乾燥させ (MgSO4) 、ろ過し、真空中で濃縮したところ、薄褐色のゴム状物が得ら れた。これをシリカゲル上でフラッシュカラムクロマI・グラフィーにかけ、酢 酸エチル:シクロヘキサン〔(3コア)、(9:1.1.)、(1,+1.)) で溶離して精製し、適当な両分を合わせて濃縮して、標題の化合物(3,23g )を無色のフィルムとして得た。δ(CD62.4.82および4.92(sお よび2d、J7H旦)、4.95および4.99 (2s、C−C旦2)。
分析測定値:C,61,44,H,8,10C45H680MFとして:C,6 1,35;H,7,78%中間体9 (3,OOg)の乾燥ジメチルホルムアミ ド(40ml)溶液を、塩酸N−メチルヒドロキシルアミン(0,568g)お よびトリエチルアミン(2,9m1)で処理し、混合物を55℃に8時間加熱し た後冷却した。この混合物を水(1,00m l )および塩化ナトリウム飽和 溶液(1,00m l )で希釈し、その後酢酸エチル(400ml)で2回抽 出した。有機性抽出液を合、わせで塩酸水溶液(2M、300rnl)で洗浄し 、その後乾燥させ(MgSO4) 、ろ過し、真空中で濃縮して無色のゴム状物 を得た。これをシリカゲル上でフラッシュカラムクロマトグラフィーにかけ、酢 酸エチル:シクロヘキサン[(3: 7)、(1: 1)、(1: O’) ) で溶離して精製し、適当な画分を合わせて蒸発させ、無色透明なゴム状の標題の 化合物(2,12g)を得た。δ3.4.73および4.88 (sおよび2d 、J7Hz。
分析測定値:C,56,95,H,7,37C、、H,20,6・0.4H20 として:C,57,11;H,7,23% ヒドロキシ−7−[(2−メトキシエトキシ)メトキシ〕−3−CC2−メトキ シエトキシ)メトキシ〕メチル〕−2,8−ジオキサビシクロ〔3,2,1〕オ クタン−中間体1.0 (0,466g)の乾燥ジクロロメタン(15m l) 溶液を、4−ジメチルアミノピリジン(小さいスパチュラ1杯)および無水へブ タン酸(0,50m1)で処理した。室温で2時間放置後、無水へブタン酸(0 ,17m1)をさらに添加し、室温でさらに1゜5時間放置した後、混合物を炭 酸水素ナトリウム飽和水溶液(10ml)で処理した。この混合物を酢酸エチル (15ml)で2回抽出し、有機性抽出液を合わせて乾燥させ(M g S O 4) 、ろ過して真空中で濃縮したところ無色のゴム状物が得られた。これをシ リカゲル上でフラッシュカラムクロマトグラフィーにかけ、酢酸エチル:シクロ ヘキサン[(1:4)、(1: 1)、(13ニア)、(17:3))で溶離し て精製し、適当な画分を合わせて蒸発させ、標題の化合物(0,574g)を無 色透明な液体として得た。δ(CDCl2):2.09 (s。
、4.61,4.78および4.89 (sおよび2d。
よび5Hz、3−H)、4.95および5.00 (2s。
−3−〔C(2−メトキシエトキシ)メトキシ〕メチル〕中間体10 (0,2 82g)の乾燥ジクロロメタン(11ml)溶液を、4−ジメチルアミノピリジ ン(小さいスパチュラl/2杯)、トリエチルアミン(0,12m1)および塩 化ノナノイル(0,071m1)で処理し、混合物を室温で攪拌した。1時間後 に、4−ジメチルアミノピリジン(小さいスパチュラ1杯)をさらに添加し、1 7時間後およびその後1.5時間後に、塩化ノナノイル(0,032m1および 0.019m1)をそれぞれ添加した。室温で合計22時間放置した後、混合物 を炭酸水素ナトリウム飽和水溶液(20ml)で処理した。この混合物を酢酸エ チル(50ml)で2回抽出し、有機相を合わせて乾燥させ(MgSO4)、ろ 過し、真空中で濃縮したところ無色のゴム状物が得られた。これをシリカゲル上 でフラッシュカラムクロマトグラフィーにかけ、酢酸エチル:シクロヘキサン( (,1:4)、(3: 7) 、(2二 3 ) 、(1: 1) 、(3:  2) ) で溶離して精製し、適当な画分を合わせて蒸発させ、標題の化合物( 0,300g)を無色透明なフィルムとして得た。δ(CDC1t ): 2. 09 (S、02 CC旦、)、2.71 (dd、J13および5Hz、CH Ph)。
3.35および3.39 (2s、2xOCH2CH,01,4,79および4 .90 (sおよび2d、J7Hz。
、5.10 (d、J5Hz、CHOAc)、6.40分析9j定値・C,60 ,98;H,s、14C44H6,O、、としてIC,60,81、H,7,8 9%ムニ晃二ムi見二lニム二とヱニ旦ニヱ土三上会土之A去−4,6−シヒド ロキシー7−((2−メトキシエトキシ)メトキシ)−3−([(2−メトキシ エトキシ)メトキシコメチル)−2,8−ジオキサビシクロ[3,2゜1]オク タン−4,5−ジカルボン酸、6−(4−メチル)ペンタノエート、4,5−ジ メチルエステル中間体10 (0,298g)の乾燥ジクロロメタン(14ml )溶液を、4−ジメチルアミノピリジン(小さいスパチュラ1杯)、1−シクロ へキシル−3−(2−モルフォリノエチル)カルボジイミドメト−p−1ルエン スルホン酸塩(0,382g)および4−メチルペンタン酸(0,112m1) で処理した。3.5時間後、混合液を酢酸エチル(50ml)で希釈し、水(3 0ml)で三回、塩化ナトリウム飽和溶液(30ml)で−回顧に洗浄した。そ の後乾燥させ(MgSO<)、ろ過して真空中で濃縮したところ、無色のゴム状 物が得られた。これをシリカゲル上でフラッシュカラムクロマトグラフィーにか け、酢酸エチル:シクロへ牛サン〔(1:4)、(9: 11)、(3:1)] で溶離して精製し、適当な両分を合わせて蒸発させ、無色透明なゴム状の標題の 化合物(0,206g)を得た。δ(CDC1i) 二J 2Hz、7−H)、 4.62,4.79および4,866 (d d、J 71./2および5Hz 、3−H)、4.9ルオキシ−5−メチル−3−メチレン−6−フェニルヘキシ ル)−4,6,7−ドリヒドロキシー2.8−ジオキサビシクロ(3,2,1) オクタン−4,5−ジカルボン酸、6− (4,6−シメチルー2−オクテノエ ート)、4.5−ジメチルエステル 中間体4 (2,97g)とtert−ブチルメルカプタン(50ml)との混 合物をトルエン(420ml)に入れたものに、バイレックスの浸漬溜反応器中 の125Wの中圧水銀ランプの光を、室温で窒素中で31時間照射した。この反 応混合物をロータリーエノくボレーターを用いて蒸発させたところ、オイルが得 られた。これをマルチプルフラッシュカラムクロマトグラフィー(Si02/1 .:4から2:3の酢酸エチル−シクロヘキサン)にかけて、標題の化合物(7 42,4mg)を白色の固体として得た。δ(CDC13): 0.82−0. 90(rn、9H,3Me)、1. 05 (d、3H,02CC(2H)およ び1.24−1.43 (3B)(2m、MJ=2.5Hz)、3.80および 3.88 (2s、 6個、J=13Hz)、4.03 (t、IH,C旦OH 。
J””2.5Hz)、4.61 (d、IH,CH20の他のプロトン1個、J −1,3Hz)、4.95および4゜び9Hz)、7.1.−7.21および7 .23−7.210 (CH3CH2)、13.87 (CH3CHCH2(P hのバラC)、128.30 (PhのメタC2個)。
129.11 (PhのオルトC2個)、140.3547%H;分析測定値6 3.74%C,7,44%H0(IS−(1α (4R” 、5S” )、4β 、 5α、 6α。
実施例1の化合物(153,7mg)と水酸化ナトリウム水溶液C3M、、3m 1)との混合物をテトラヒドロフラン(2ml)に入れたものを、還流しながら 26時間加熱した。真空中で有機溶剤を除去した。得られた溶液を水で希釈し、 2Mの塩酸水溶液でpHを6に調整してエーテルで抽出しく3x)、酸性化して pHを2とした。この酸性溶液を塩化ナトリウムで飽和させ、酢酸エチルで抽出 しく4x)、硫酸マグネシウム上で乾燥させてろ過した。ロータリーエバポレー ターにかけ、得られた残渣を逆相分離HPLC(1インチの5pherlsor b 0DS−2上で、流速1.5 m l / m i nで、1リツトルにつ き濃硫酸を0.15m1含み濃度勾配が15%から95%のアセトニトリル−水 で23分かけて溶離)にかけて、適当な画分を得、これを合わせてロータリーエ バポレーターにかけ、アセトニトリルをほとんど除去した。この水溶液を塩化ナ トリウムで飽和させて酢酸エチルで抽出しく4x)、硫酸マグネシウム上で乾燥 させてろ過した。
溶剤を除去したところ、標題の化合物(17,4mg)が得られた。δ(d’− MeOH)0.81 (d、3H。
Me CM、J =7Hz)、1.9−2.1および2.lCH2およびP h  CH2のプロトン1個)、2.770トン1個、J−12.7Hz)、3.9 1 (d、LH。
δ(13C,d’−MeOH)16.6 (CHCH3)。
28.7 (CH2C=CH2)、38.4 (CH2CH2C−CH2)、4 1.9 (CHCH3) 、44 (CH(phのメタC2個)、133(Ph のオルトC2個)。
145.5 (PhのクオタナリーC) 、1.55. 2 (C実施例3 実施例1の化合物(372,9mg) 、ヨウ化リチウム(236,1mg)お よび水(0,23m1)の混合物をジメチルスルホキシド(4ml)に入れたも のを、窒素下、141−150℃に22時間加熱した。この混合物を冷却し、塩 化ナトリウム飽和溶液(50ml)で希釈し、酢酸エチルで抽出しく5x)、硫 酸マグネシウム上で乾燥させてろ過した。溶剤を除去したところ、ゴム状物が得 られた。これを逆相分離HPLC(1インチの5pherisorb 0DS− 2上で、流速15m1/minで、1リツトルにつき濃硫酸を0.15m1含み 濃度勾配が15%から95%のアセトニトリルー水で23分かけて溶離)にかけ て、適当な画分を得、これを合わせてロータリーエバポレーターにかけ、アセト ニトリルをほとんど除去した。この水溶液を塩化ナトリウムで飽和させて酢酸エ チルで抽出しく4x)、硫酸マグネシウム上で乾燥させてろ過した。溶剤を除去 したところ、標題の化合物1. (116,8rr+g)δ(d’ −MeOH ) 0.808−1..2および1.2−1.45 (2m、5H,Mトン1個 、J−14,3および7.6Hz)、2.703および6.7Hz)、3.78  (d、IH,CH20のプロトン1個、J=12.5Hz)、4.02 (d 。
IH,C旦OH,J−2,5Hz) 、 4.65 (d、 IH,CH,Oの 他のプロトン、J−12,5Hz)、4゜(d、LH,02CCH−CH,J− 16,5111Z) 。
J−16,5および9Hz)、7.12−7.21 (m。
3H,Phのメタプロトン2個およびバラプロトン1個)、7.24−7.31  (m、2H,Phのオルトプロト1 ]、0.2 (C−C1(2)、118 .6 (CH−CHC02)、125.8 (PhのバラC)、128 (Ph のメタC2個)、129 (Phのオルト02個)、140゜(、HOCCO2 H)、172 (MeCO2);標題の化合物2 (26,5mg)、6 (C DC13)0.8 0゜9 (m、9H,3Me)、1. 05 (d、3H, 02C個、J−]、3.5および9Hz)、2.69 (dd、112.7Hz )、4.96および4.98 (2s、2B。
C=CH2)、5.13 (d、LH,CHOAc、J −J=16Hz)、6 . 92 (dd、IH,Oz CCH−CH,J−16および8.5Hz)、 7.1−7.3(m、5H,P h) ; υMAX (CHB rx )36 62゜3551および3465 (OH)および1729cm−’(C−0); および標題の化合物3 (49,2mg)。
−7Hz)、1.0−1..2および1.2−1.4(2−13および5.5H z)、3.82 (s、3H,QCC10)、3.87 (、d、LH,CH2 0のプロトン1個。
J=i2.5Hz)、4.3−5.5 (極めてブロードs、3H,CO2Hお よび20H)、4.65(d、IH,CH2Oの他のプロトン、J=12.5H z)、4゜(d、IH,02CCH−CH,J−16Hz)、5゜HB rs  )3669.3550および3430 (OH)。
1767および1726cm−’ (C−0)が得られた。
ボン酸、6− (4,6−シメチルー2−オクテノエート)、ニカリウム塩 実施例3の化合物1 (113,4mg)のジオキサン(14ml)溶液に、炭 酸水素ナトリウム(,35,1mg)の脱イオン水(10m l)溶液を添加し た。10分間攪拌した後、真空中で有機溶剤をほとんど除去したところ濁った溶 液が得られた。この水溶液をエーテルで抽出しく3x)、−晩凍結乾燥させて標 題の化合物を軽くてふわふわした白色の固体として得た。δ(D20)O。
3H,02CCH−CHCHMe、7Hz)、1. 0=1.2および1.2− 1.46 (2m、5H,MeCHCH2C旦CH2Me)、1. 73 1. 9 (m、2H。
CH2CH2C=CHz )、2. 0 2.38 (m、3Hz)、4.97 および5.03 (2s、2H,C−CJ−15,5および8.2Hz)、7. 17−7.37(m、5H,Ph) ; C34H44に2 012” 2.  9H20として52.68%C,6,48%H,6゜74%H20:分析測定値 52.32%C,6,11%H,6,4%H20゜ ルヘキシル)−3−ヒドロキシメチル−4,6,7一ト中間体3 (500mg )およびN−ヒドロキシスクシンイミド(88mg)を乾燥テトラヒドロフラン (7mg)に入れたものを、室温で1−シクロへキシル−3−(2−モルフォリ ノエチル)カルボジイミドメト−p−トルエンスルホン酸塩(324mg)で処 理した。2時間後、N−ヒドロキシスクシンイミド(40mg)および1−シク ロへキシル−3−(2−モルフォリノエチル)カルボジイミドメト−p−トルエ ンスルホン酸塩(147mg)をさらに添加した。この混合物にホウ水素化ナト リウム(132m g )を添加してさらに1.5時間攪拌し、その後クエン酸 水溶液〔(10%w/v)、50m1〕を加えてさらに1時間攪拌した。得られ た混合液を酢酸エチルと共に振り(3x50ml)、有機相を合わせて飽和食塩 水で洗浄しく4x30ml)、硫酸マグネシウム上で乾燥させてろ過した。ろ液 を蒸発させたところゴム状物が得られた。これを、シリカゲルを用いてカラムク ロマトグラフィーにかけ、酢酸エチル−シクロヘキサン((3: 7)、(1+ 1.)、(11:9))で溶離して、標題の化合物(270mg)を白色の固体 として得た。δ(CDCI、)値: 0.8−0.9 (m。
個、J−13,7および6.2Hz)、3.74 (b。
2H,CH20H)、3.80および3.88 (2s。
6H,2CO2秩ヱ)、4.03 (b、IH,C旦0H)Hz)、6. 85  (dd、LH,CH=CHCO2、J−1,5,5および8.7Hz)、7. 1−7.4 (m。
5H,Ph)、分析HPLC,保持時間21.51分[5pherisorb  0DS−2、濃硫酸を0.15m1/L含有するアセトニトリル−水(14,2 5−90,25%、25分間)溶剤]。
サビシクロ[3,2,1)オクタン−4,5−ジカルボZ! 実施例5の化合物(118mg)をテトラヒドロフラン(1ml)に入れたもの を、水酸化ナトリウム水溶液[(3M) 、2.25m l)と共に加熱した。
この混合物を、窒素下、80℃に24時間加熱した後、溶剤を蒸発により除去し 、水(10ml)を添加した。この後濃硫酸を加えてpH5−6とした。この水 溶液をジエチルエーテルと共に振り(4x20ml)、濃硫酸を加えて酸性化し た。このようにして得られた白色のエマルジョンを酢酸エチルと共に振り(3x 50ml) 、有機相を合わせて硫酸マグネシウム上で乾燥させ、ろ過した。溶 剤を除去したところ標題の化合物(47,5mg)が白色の固体として得られた 。δ(’ H,CD、OD)値ニア、10−7.30 (m、5H,Ph);重 水素化クロロホルム中での125.75M)iz130nmrスペクトルをデカ ップリングした複合パルス〔δ値、括弧内は結合プロトン数):14.O(3) 、26.0 (2)、35.6 (2)、39.1 (1)、41.3 (2) 、62゜2 (2)、75.8 (0)、76.7 (1)、78.9(1)、 79.4 (1)、84.4 (1)、93.0(0)、106.7 (0)、 110.3 (2)、126゜6 (1)、129.1 (1)、130.1  (1)、142.5 (0)、152.3 (0)、169.8 (0)。
オクタン−4,5−ジカルボン酸、6− (4,6−シメチルー2−オクテノエ ー!−)、4−メチルエステル〔化合物2〕 実施例5の化合物(200mg)の2.4.6−)リメチルビリジン(10ml )溶液を、窒素をゆっくり流しながら45℃に加熱した。これに無水ヨウ化リチ ウム(759mg)を添加した。7日後、減圧下で溶剤を蒸発させ、飽和食塩水 (50ml)を添加し、混合物をジエチルエーテルと共に振った(3x50ml )。有機相を合わせて硫酸マグネシウム上で乾燥させ、ろ過した。
減圧下で溶剤を蒸発させて得た生成物を分離HPLC〔1インチの5pherl sorb 0DS−2のカラムを用い、濃硫酸(0,15m1/L)を含み濃度 勾配が40%から95%のアセトニトリル−水で23分かけて溶離〕にかけて、 適当な画分を得た。減圧下でアセトニトリルを蒸発させた後、酢酸エチルで抽出 し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、ろ過し、蒸発乾固して白色の固体として標題 の化合物1 (90,2mg):δ(I H,CD30D)値:0.8 0.9  (m、 9H,3Ck13) 、 1.05(d、3H,CH=CHCHCH 3,J−7Hz)、2゜1 (s、3H,CH3CO2)、2.65 (dd、 IH。
94 4、 96 (2s、2H,C=CH2)、5. 0770Hz)、7. 1−7.3 (m、5H,Ph);重水素化クロロホルム中での125.75M Hz”Cnmrスペクトルをデカップリングした複合パルス〔δ値、括弧内は結 合プロトン数] : 11.39 (3)、14.15 (3)、19.25  (3)、20.48 (3)、20゜87 (3)、26.71.(2)、30 .74 (2)、33.1.4 (1)、35.43 (2)、35.53 ( 1)。
37.76 (1)、40.95 (2)、44.4 (2)。
62゜44 (2)、76.0 (0)、77.03 (1)。
80.17 (1)、81.63 (1)、83.14 (1)、91.1 ( 0)、106.41 (0)、111.39(2)、120.11 (1)、1 26.90 (1)、129.27 (1)、130.13 (1)、141. 6(0)、147.96 (0)、1.57.2 (1)、167.12 (0 )、1.70.0 (0)、172.0 (0)。
174.5 (0)。−FAB質量分析値:675.8(M −H)および63 1..6 (M−CO2H);および白色の固体として標題の化合物2 (11 ,5mg):δ(CDCl2)値:0゜8−0.9 (m、 9H,3C旦3) 、1.05 (d、3H,CH−CHCH3,J−7H,J=5Hz)、4.9 4および4.96 (2s、2H,C=CHz ) 、 5. 1 0 (d、 I H,Ac0CH。
J =5Hz)、5. 74 (d、IH,CH=CHCO2。
J−15,5Hz)、5. 74 (s、IH,CHOCOCH−CH)、6.  85 (dd、IH,CH−CHCO2、J−15,5および8.70Hz) 、7.1−7゜4 (m、5H,Ph);分析HPLC,保持時間18゜70分 (Spherisorb 0DS−2,、濃硫酸を0.15m1/L含有するア セトニトリル−水(14,25−90,25%、25分間)溶剤〕を得た。
セチルオキシ−5−メチル−3−メチレン−6−フェニルヘキシル)−3−ヒド ロキシメチル−4,6,7−ドリヒドロキシー2.8−ジオキサビシクロ(3, 2,13オクタン−4,5−ジカルボン酸、6− (4,6−シメチルー2−オ クテノエート)、ニカリウム塩実施例7の化合物1 (83,2mg)をジオキ サン(10ml)および脱イオン水(4ml)に溶解して得た溶液に、炭酸水素 カリウム(24,6mg)の脱イオン水(2ml)溶液を添加した。この混合物 を凍結乾燥させて標題の化合物を白色の固体として得た。δ(D20)値:0. 7−0.85 (m、 9H,3C旦3)、0゜95 (d、3H,CH−CH CHC旦3 、J−7Hz)。
OHの1つ)、3.88 (s、IH,C旦OH)、4゜s、2H,C−CHz  )、5.83 (d、IH,CH−=CHCO2,J−15,5および8.7 0Hz)、7゜1−7.3 (m、5H,Ph);分析HPLC,保持時間17 .75分[31)herlsorb 0DS−2、濃硫酸を0.15m l /  L含有するアセトニトリル−水(14,25−90,25%、25分間)溶剤 〕。
−3−メチレン−6−フェニルヘキシル)−3−ヒドロキシメチル−4,6,7 −ドリヒドロキシー2,8−ジ実施例5の化合物(832mg)の2.4.6− トリメチルピリジン(42ml)溶液を、窒素をゆっくり流しながら45℃に加 熱した。これに無水ヨウ化リチウム(]、、558gを添加した。10日後、減 圧下で溶剤を蒸発させ、残渣を酢酸エチル(200ml)に取り、希塩酸(2M )と飽和食塩水との混合液(1: 1) (2x100ml)で洗浄し、その後 チオ硫酸ナトリウム飽和溶液で洗浄した(1x1.00m1)。有機相を合わせ て硫酸マグネシウム上で乾燥させ、ろ過し、蒸発乾固した。
この混合物を、75=のI)artisll I)rep 400DS−3充填 剤を用いて逆相カラムクロマトグラフィーにかけ、アセトニトリル/水(30ニ ア0)で溶離して精製した。適当な両分から溶剤を蒸発させて得た生成物を、1 インチの5pherisorb 00S−2カラムを用いて分離逆相HPLCに かけ、a硫酸(0,15m1/L)を含み濃度勾配が30%から95%のアセト ニトリル/水で20分かけて溶離してさらに精製した。適当な両分を合わせて減 圧下で蒸発させてアセトニトリルを除去した。このようにして得られた物を酢酸 エチルに抽出し、その後硫酸マグネシウムで乾燥させてろ過し、蒸発乾固して標 題の化合物(1,1,6mg)を白色の固体として得た。δ(CD。
OD)値: 0.85 (d、 3H,CHi 、 J−7Hz) 。
(CH3)CH2Ph)、2.78 (dd、IH,PhPh)、分析HP L  C,保持時間9.47分[5pher1s。
rb 0DS−2、濃硫酸を0.15m1/L含有するアセトニトリル−水(1 ,4,25−90,25%、25分間)溶中間体8 (0,0637g)のジオ キサン(塩化水素ガスで飽和したもの)溶液を、室温で1日攪拌した。減圧下で 溶剤を蒸発させ、得られた粗生成物を1インチの5pherlsorb 0DS −2カラムを用いて分離逆相HPLCにかけ、濃硫酸(0,15m1/L)を含 み濃度勾配が40%から95%のアセトニトリル−水で24分かけて溶離して精 製した。適当な両分を合わせ、減圧下でアセトニトリルを蒸発させ、残りを酢酸 エチルで抽出した(5x25ml)。この抽出液を乾燥させ(硫酸マグネシウム )、ろ過し、蒸発乾固したところ灰白色の固体が得られた。この物質を、ジオキ サン(4ml)と脱イオン水(1,5m1)との混合液に溶解し、炭酸水素カリ ウム(6,28mg)の脱イオン水(2m1.)溶液で処理した。この混合液を 凍結乾燥させて、標題の化合物(26゜0mg)を白色の固体として得た。δ( D20)値:0゜95および5.05 (2s、2H,C=CH2)、6゜〔L S−(1α (4R’、5S”)、3 α、 4β、 5α。
実施例7の化合物1 (0,231g)のメタノール(40ml)溶液に濃塩酸 (0,5m1)を添加した。
室温で3日間攪拌した後、溶剤を減圧下で蒸発させて除去した。残渣を酢酸エチ ル(50ml)に取り、溶液を飽和食塩水(50ml)で洗浄した。有機相を硫 酸マグネシウム上で乾燥させ、ろ過して蒸発乾固した。得られた粗生成物を75 =のpartisil prep 400DS−3充填剤を用いて逆相カラムク ロマトグラフィーにかけ、アセトニトリル/水(40:60)で溶離して精製し た。適当な両分から溶剤を蒸発させて、標題の化合物(81,5mg)を白色の 固体として得た。δ(CD30D)値:CHCH20H)、4.95および5. 10 (2s、2Co2.J−15,5および8.70Hz)、7.1−7、  3 (m、5H,Ph) 。
分析測定値IC,60,88%;H17,4796゜C3]H4601□・0. 72H20として:C,61,20% 、H,7,38% 実施例11の化合物(73,]、mg)をジオキサン(10m l )と脱イオ ン水(4ml)との混合物に溶解した溶液に、炭酸水素カリウム(23,06m g)の脱イオン水(2ml)溶液を添加した。この混合物を凍結乾燥させて、標 題の化合物(90,6mg)を白色の固体としてf5た。δ(D20)値: 0 .7−0.9 (m。
HCH3、J =7Hz)、2. 71 (dd、LH,Pb0旦の1つ、J− 13,7および6.2Hz)、3.51 (m、IH,C旦20Hの1つ)、3 .69 (m、IH,CH,OHの1つ)、3.94 (d、IH,CH2−C C旦OH,J−5Hz)、3. 99 (s、IH,C旦OH)、4.52 ( m、I H,CHCH20H)、5゜実施例5の化合物(8,94g)のメタノ ール(1000ml)溶液に、濃塩酸(15m l)を添加した。室温で6日間 攪拌した後、減圧下で蒸発により溶剤を除去した。残渣を酢酸エチル(1,00 0m l )に取り、溶液を重炭酸ナトリウムの飽和溶液で洗浄した(3x20 0ml)。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、ろ過し、溶剤を蒸発させた 。得られた粗生成物を75=のpartlsll prep 400DS−3充 填剤を用いて逆相カラムクロマトグラフィーにかけ、アセトニトリル/水(1:  1)で溶離して精製した。適当な両分を合わせ、減圧下でアセトニトリルを蒸 発させて除去し、飽和食塩水(250ml)を加え、混合液を酢酸エチルと共に 振った(3x300ml)。有機相を合わせ、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、 ろ過し、溶剤を減圧下で蒸発させて除去したところ白色の泡状物が得られた。こ の生成物を2インチの5pherisorb 0DS−2カラムを用いて分離H PLCにかけ、アセトニトリル/水(63:37)で溶離してさらに精製した。
適当な両分を合わせ、減圧下でアセトニトリルを蒸発させて除去し、飽和食塩水 (500ml)を加え、混合液を酢酸エチルと共に振った(5x300ml)。
有機相を合わせ、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、ろ過し、溶剤を蒸発させて除 去して標題の化合物(3゜75g)を白色の固体として得た。δ(CDCI、) 値:0.75 0.95 (m、9H,3CHs )、1..05(d、3H, CH−CHCHCHq 、J−7Hz)、2゜73 (dd、IH,PhC旦の 1つ、J−13,7および6.2Hz)、3.72 (b、2H,C旦20H) 。
3.80および3.84 (2s、68.2CO2秩ヱ)。
−CHCO2,J−15,5および8.7Hz)、7゜1−7.3 (m、5H ,Ph) 。
分析a1定値:C,63,10%;H,7,75%。
C35H90012として:C,63,43%、)I、7. 60% 実施例5の化合物(100mg)のエタノール(10ml)溶液に、硫酸銅(I  I)水溶液(IM、0.14m1)を添加した。この溶液を0℃に冷却した後 、ホウ水素化ナトリウム(26,8mg)を1分間にわたって少しずつ添加した 。得られた黒色の懸濁液を2時間攪拌し、室温に温め、減圧下で有機溶剤を蒸発 させた。黒色の固体を酢酸エチル(10ml)、次に希塩酸(0,1M、10m 1x5)と共に振って可溶化した。溶液を合わせて、有機相を分離した。水性相 を酢酸エチルと共1こ振り(4x20ml)、有機相をすべて合わせて硫酸マグ ネシウム上で乾燥させ、ろ過した。ろ液を蒸発させたところ褐色のゴム状物が得 られた。これをシリカゲルを用いてカラムクロマトグラフィーにかけ、酢酸エチ ル−シクロヘキサン(l]、)で溶離して精製して標題の化合物c、 53 m  g )を白色の固体として得た。δ(CDCI3)値: 0.8−0.9 ( m、 1.2H,4C旦、)。
2.1 (s、3B、C旦3 CO2)、2.69 (dd。
]、H,PhCHの1−)、J −1,3,7および6.2Hz)、3.72  (b、2H,CH20H)、3.78および−,3,85(2s、6H,2CO 2Me)、3.97 (b。
IH,CHOH)、4.58 (t、IH,C旦CH20H,J=5Hz)、4 .94および4.96 (2s、2H,C=CH2)、5.10 (d、IH, Ac0C旦。
J =5Hz)、5.78 (d、I H,CHOCOCH2CH2、J−2H z)、7.1.0−7.30 (m、5H。
見上)・ 分析測定値:C,62,96%;H,7,36%C3フH,40口として:C, 62,88%;H17,70% 中間体1.1 (0,500g)のギ酸(21,,3m1)溶液を水(7,1m 1)で処理し、混合液を70℃に4時間加熱し、その後冷却した。この溶液を酢 酸エチル(100ml)で希釈し、炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液および固体 の炭酸水素ナトリウムで段階的に中和した。有機相を分離し、水性相を酢酸エチ ルで抽出した(100ml)。有機相を合わせて炭酸水素ナトリウムの飽和水溶 液(100ml)で洗浄し、乾燥させ(MgS04)、ろ過して真空中で濃縮し たところ、無色のゴム状物が得られた。これをメタノール(2,5m1)に溶解 し、炭酸水素カリウムの水性スラリー(12,5mI中に0.596g)で処理 した。室温に2時間放置した後、この混合物を酢酸エチル(10ml)および塩 化ナトリウムの飽和水溶液(10ml)で希釈した。水性相を分離し、酢酸エチ ルで抽出しく15m1)、有機相を合わせて塩化ナトリウムの飽和水溶液(20 ml)で洗浄し、乾燥させ(M g S 04 ) 、ろ過して真空中で濃縮し たところ、無色で透明なゴム状物が得られた。これをシリカゲルを用いてフラッ シュカラムクロマトグラフィーにかけ、メタノール:酢酸エチル:シクロヘキサ ンC(0:1:4)、(0: 2 : 3)、(0: 3 : 2)、(0:4 :1)、(1:19:0))で溶離して精製し、適当な両分を合わせて蒸発させ 、無色の泡状の標題の化合物(0,252g)を得た。δ(CDCI、): 2 ゜20H)、3.80および3.88 (2s、2xCO□4 c m %5p herisorb 0DS−2)により、濃H2SO40゜15m1l−’で酸 性化したアセトニトリル−水(14゜25%から90.25%、25分間)で溶 離。保持時間6α、7β111−(4−アセチルオキシ−5−メチル−3−メチ レン−6−フェニルヘキシル)−3−ヒドロキシメチル−4,6,7−ドリヒド ロキシー2.8−ジ45℃の実施例15の化合物(0,180g)の2゜4.6 −コリジン(8ml)溶液を、フラスコの上部に窒素を流しながらヨウ化リチウ ム(0,362g)で処理した。23時間後、混合液を冷却し、酢酸エチル(1 30ml)で希釈し、塩酸水溶液(2M、100m1)で二回、チオ硫酸ナトリ ウム飽和溶液(100ml)で−回、塩化ナトリウム飽和溶液(100ml)で −同順に洗浄し、その後乾燥させ(MgSO4) 、ろ過して真空中で濃縮した ところ、ベージュ色の粉状のフィルムが得うレタ。コレラ逆相HP L C(1 インチ5pherlsorb 0DS−2)にかけ、濃硫酸0.15m1.l− ’で酸性化したアセトニトリル−水(38,00%から90.25%、20分間 )で溶離して精製した。適当な画分を合わせて真空中で濃縮してアセトニトリル を除去した。この水溶液を酢酸エチルで抽出し、有機相を合わせて塩化ナトリウ ムの飽和水溶液で一回洗浄して乾燥させ(M g S Oa )、ろ過し、濃縮 して無色のゴム状の標題の化合物CO,O95g)を得た。6 (CD30D) : 2.10 (8,03、98(d、J2Hz、7−H)、4. 64 ct 、JSphertsorb 0DS−2)により、濃H2SO40,15m1】 −1で酸性化したアセトニトリル−水(14,25%から90.2596.25 分間)で溶離。保持時間15.36α、7β))1−(4−アセチルオキシ−5 −メチル実施例16の化合物(0,051g)の1,4−ジオキサン(7m l )溶液を、炭酸水素カリウム水溶液(0゜081M、2.0m l)で処理した 。室温で0.5時間放置後、この溶液を凍結乾燥させて標題の化合物(0゜06 7g)を白色の固体として得た。δ(D20): 2゜6、 10−6. 17  (bs、6−H)、7. 2−7. 4Spherisorb 0DS−2) により、濃H2S Oa 0. 15m 11−1で酸性化したアセトニトリル −水(14,25%から90.25%、25分間)で溶離。保持時間15.2ル ボン酸、6−ノナノエート、4,5−ジメチルエステ中間体12 (0,296 g)のギ酸(12,3m1)溶液を水(4,1,ml)で処理し、混合液を70 ℃に4時間加熱し、その後冷却した。この溶液を酢酸エチル(150m l)で 希釈し、炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液および固体の炭酸水素ナトリウムで段 階的に中和した。有機Illを分離し、水性相を酢酸エチルで二回抽出した(7 0ml)。有機相を合わせて炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液(100ml)で 洗浄し、乾燥させ(MgSO,)、ろ過して真空中で濃縮したところ、無色のゴ ム状物か得られた。これをメタノール(1,4m1)に溶解し、炭酸水素カリウ ムの水性スラリー(0,70m1中に0.350g)で処理した。室温に1時間 放置した後、この混合物を酢酸エチル(15m l)および塩化ナトリウムの飽 和水溶液(10ml)で希釈した。水性相を分離し、酢酸エチル(10ml)で 二回抽出し、有機相を合わせて塩化ナトリウムの飽和水溶液(20ml)で洗浄 し、乾燥させ(MgS04)、ろ過して真空中で濃縮したところ、無色で透明な ゴム状物が得られた。これをシリカゲルを用いてフラッシュカラムクロマトグラ フィーにかけ、酢酸エチル:シクロヘキサン((1: 4)、(3ニア)、(2 + 3)、(1: 1)、(7: 3) )で溶離して精製し、適当な画分を合 わせて蒸発させて、標題の化合物(0,102g)を無色のフィルムとして得た 。δ(CDCli ): 2.10 (s、O□CC旦、)、2.69 (dd 、J−13および5Hz、C旦Ph)。
、5.1.0 (d、J 5Hz、CHOAc)、5.77(d、J2.5Hz 、6一旦)、7.1−7.3 (m。
C6H3);逆相HPLC(15xO,4cm、5pherlsorb 0DS −2)により、1llflH25040,15m1 l−1で酸性化したアセト ニトリル−水i4.25%から90゜25%、25分間)で溶離。保持時間22 .16分。
分析測定値:(:、62.22;H,7゜21C36H5□00.として:C, 62,41、I(,7,56%45℃の実施例18の化合物(0,102g)の 2゜4.6−コリジン(4ml)溶液を、フラスコの上部に窒素を流しながらヨ ウ化リチウム(0,197g)で処理した。27.5時間後、この混合液を冷却 し、酢酸エチル(130m l)で希釈し、塩酸水溶液(2M、20m1)で二 回、チオ硫酸ナトリウム飽和溶液(20ml)で−同、塩化ナトリウム飽和溶液 (20m l)で−同順に洗浄し、その後乾燥させ(MgS04) 、ろ過し、 真空中で濃縮したところ褐色のフィルムが得られた。これを逆相HPLC(1イ ンチ5pherlsorb 0DS−2)にかけ、濃硫酸0.15m1l−’で 酸性化したアセトニトリル−水(57,00%から90.25%、13分間)で 溶離して精製した。適当な両分を合わせて真空中で濃縮してアセトニトリルを除 去した。この水溶液を塩化ナトリウムで飽和させ、酢酸エチルで三回抽出し、有 機相を合わせて塩化ナトリウムの飽和水溶液で一回洗浄し、乾燥させ(M g  S O4) 、ろ過し、濃縮して標題の化合物(0゜044g)を灰白色のフィ ルムとして得た。δ(CD。
C(15x O,4c m、 5pherisorb 0DS−2)により、濃 H2S 040. 15m l +−’で酸性化しタアセトニトリルー水(14 ,25%から90.25%、25分間)で溶離。保持時間17.58分。
分析71P1定値:C,61,66、H,7,49C,4H4,O□、として: C,61,43;H,7,13%実施例19の化合物(0,030g)の1,4 −ジオキサン(4ml)溶液を、炭酸水素カリウム水溶液(0゜090M、1. 0m1)で処理した。室温で1.5時間放置後、この溶液を凍結乾燥させて標題 の化合物(0゜0’44g)を白色の固体として得た。δ(D、0): 2゜4  c m 、 5pher1sorb 0DS−2)により、濃825040゜ 1.5m11−’で酸性化したアセトニトリル−水(14゜2596から90. 25%、25分間)で溶離。保持時間シー5−メチル−3−メチレン−6−フェ ニルヘキシル)中間体13 (0,190g)のギ酸(8,4m1)溶液を水( 2,3m1)で処理し、混合液を70℃に4時間加熱し、その後冷却した。この 溶液を酢酸エチル(200ml)で希釈し、炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液お よび固体の炭酸水素ナトリウムで段階的に中和した。
有機相を分離し、水性相を酢酸エチル(150m l)で抽出した。有機相を合 わせて炭酸水素ナトリウムの飽和水溶液(200ml)および塩化ナトリウムの 飽和水溶液(200ml)で順に洗浄し、乾燥させ(MgS04)、ろ過して真 空中で濃縮したところ、無色の泡状状物が得られた。これをメタノール(1,2 m l)に溶解し、炭酸水素カリウムの水性スラリー(0,6ml中に0゜27 6g)で処理した。室温に1.25時間放置した後、この混合物を酢酸エチル( 30ml)および塩化ナトリウムの飽和水溶液(20m 1. )で希釈した。
水性相を分離し、酢酸エチル(30ml)で抽出し、有機相を合わせて塩化ナト リウムの飽和水溶液(30ml)で洗浄し、乾燥させ(MgSO4) 、ろ過し て真空中で濃縮したところ、透明な無色のフィルムが得られた。これをシリカゲ ルを用いてフラッシュカラムクロマトグラフィーにかけ、酢酸エチル:シクロヘ キサン[(3: 7)、(1:1)、(7: 3) )で溶離して精製し、適当 な両分を合わせて蒸発させて、標題の化合物(0,112g)をベージュ色の固 体として得た。δ(CDCl2):0.9z、CHPh)、3.7−3.8 ( m、C旦2011) 。
5pherjsorb 0DS−2)により、711H2S 040. 15  m 11−1で酸性化したアセトニトリル−水(14,25%から90.25% 、25分間)で溶離。保持時間17.79分。
分析測定値:C,60,91、H,7,28C33H46013として:C,6 0,91、H,7,12%45℃の実施例21の化合物(0,1,0g)の2, 4゜6−コリジン(5m l)溶液を、フラスコの上部に窒素を流しながらヨウ 化リチウム(0,206g)で処理した。2.5日後、この混合液を冷却し、室 温に3日放置した後酢酸エチル(25m1.)で希釈し、塩酸水溶液(2M、2 0m1)で二回、チオ硫酸ナトリウム/塩化ナトリウム飽和溶液(20ml)で 二回、塩化ナトリウム飽和溶液(20m1.)で−回の順で洗浄し、乾燥させ( M g S 04 ) 、ろ過して真空中で濃縮したところ、ベージュ色の固体 フィルムが得られた。これを逆相HPLC(1インチ5pherisorb 0 DS−2)にかけ、濃硫酸0.15m1l−’で酸性化したアセトニトリル−水 (47,5Q 96から78.85%、12分間)で溶離して精製した。
適当な両分を合わせて真空中で濃縮してアセトニトリルを除去した。この水溶液 を塩化ナトリウムで飽和させ、酢酸エチルで三回抽出し、有機相を合わせて塩化 ナトリウムの飽和水溶液で一回洗浄し、乾燥させ(MgS04)、ろ過し、濃縮 して標題の化合物(0,043g)を無色のフィルムとして得た。δ(CD30 D):0.89(d、J 5Hz、CB (CH3)2)、2.10 (s。
5pherisorb 0DS−2)により、濃H2S 040. 15m 1 1−1で酸性化したアセトニトリル−水(14,25%から90.25%、25 分間)で溶離。保持時間14.3ンー5−メチル−3−メチレン−6−フェニル ヘキシル)実施例22の化合物(0,030g)の1.4−ジオキサン(4ml )溶液を、炭酸水素カリウム水溶液(0゜071M、1.30m1)で処理した 。室温に1時間放置後、この溶液を凍結乾燥させて標題の化合物(0,046g )を白色の固体として得た。δ(D20): 2゜5orb 0DS−2)によ り、4H2S0.0.15m1l刊で酸性化したアセトニトリル−水(14,2 5%から90゜25%、25分間)で溶離。保持時間13.87分。
−2,8−ジオキサビシクロ(3,2,1)オクタン−4,5−ジカルボン酸、 6− (4,6−シメチルオクタノエート)、4.5−ジメチルエステル実施例 13の化合物(1g)のエタノール(100ml)溶液に、硫酸鋼(II)水溶 液(IM、1.5m1)を添加した。この溶液を0℃に冷却した後、ホウ水素化 ナトリウム(285mg)を1分間にわたって少しずつ添加した。得られた黒色 の懸濁液を4時間攪拌して室温に温め、減圧下で有機溶剤を蒸発させた。黒色の 固体を2Mのアンモニア水溶液(200ml)と共に振って可溶化し、得られた 濃青色の溶液を酢酸エチルで抽出した( 3 x 300 m J )。有機相 を合わせて2Mの塩酸水溶液(50ml)および、重炭酸ナトリウム飽和水溶液 (50ml)で洗浄し、乾燥させて減圧下で蒸発乾固した。得られたゴム状物を 用いて上記の反応を繰り返した。
得られた生成物をシリカゲルを用いてカラムクロマトグラフィーにかけ、酢酸エ チル−シクロヘキサン(1: 1)で溶離して精製し、標題の化合物(0,40 g)を白色ノ固体とシテ得た。6 (CDC13):Q、s−o、9、 5.8 9 (d、J=2Hz、6−H)、7. 1−7゜3 (m、Cb Hs )  c。
分析M1定値: C,63,49;H,8,1,8゜C3%He、2012とし て:C,63,24:H,7,88%実施例24の化合物(400mg)の2. 4.6−トリメチルピリジン(20ml)溶液を、窒素をゆっくり流しながら4 5℃に加熱した。これに無水ヨウ化リチウム(0,8g)を添加した。14日後 、減圧下で溶剤を蒸発させ、酢酸エチル(100ml)を添加し、混合物を塩酸 水溶液(IM、2x50ml)とチオ硫酸ナトリウムの飽和水溶液(50ml) で洗浄した。有機相を硫酸マグネシウム上で乾燥させ、ろ過して減圧下で溶剤を 蒸発させたところ、粗生成物が得られた。これを、2インチの5pheriso rb 0DS−2カラムを用いて分@HPLCにかけ、濃硫酸(0,15m1/ L)を含有する57%のアセトニトリル/水で溶離して精製した。適当な両分を 合わせて、減圧下でアセトニトリルを除去した。得られた水性相を酢酸エチルで 抽出し、乾燥させ、蒸発乾固して標題の化合物(100mg)を灰白色の固体と して得た。δ(CD30D)+ 0.8 0.9 (m、12H。
7−H)、4.64 (b r t、3−H)、4.97およ分析測定値: C ,60,94、H,7,81゜C33H4801□・0.75H20として:C ,60,95;H,7,67% 4.5−ジカルボン酸、6− (4,6−シメチルオクタ実施例25の化合物( 9,8mg)をジオキサン(2ml)および水(1ml)に溶解した溶液を、重 炭酸カリウム(3,082mg)で処理し、この混合物を凍結乾燥させて標題の 化合物(13mg)を白色の粉末として得た。δ(D20): 0.75 0. 9 (m、12H。
、4−00 (brs、7−H)、4.57 (br、3−H)、5.08およ び5.13 (2s、 C−CH2) 。
6.12 (brs、6−H)、7.2−7.4 (m、C実施例25の化合物 (90mg)のメタノール(10ml)溶液を一78℃に冷却し、溶液の色が青 くなるまで、オゾンを多く含んだ酸素を溶液に通した。この溶液に窒素ガスを通 し、その後メタノール(2rn 1 )とジクロロメタン(0,5m1)に入れ たトリフェニルホスフィン(41mg)を添加し、溶液を20℃に温めた。減圧 下で溶剤を除去し、残渣をエーテル(20ml)、および0.880アンモニア 溶液(2m l )を含む水(28ml)に分配した。水性相をエーテルで抽出 しく2x20ml)、希硫酸で酸性化し、酢酸エチルで抽出した(3x30ml )。有機相を乾燥させ、ろ過し、蒸発させて透明なガラス状の標題の化合物を得 た。δ(CD30D):Q、77 (d、J−7H,PhCH2CHC旦3)、 0.8 0.9 (m、9H,3C旦、)、2.58 (dd、J−14および 7Hz、PhC旦)、3.58 (m、CH20H)、3.98 (d、J−2 Hz、7−H)、4.10 (d、J=3Hz、C0CHCH)。
4.60 (t、J=5Hz、3−H)、6.23 (d。
J=2Hz、6−H)、7.1−7.3 (m、C6H5);分析HPLC(S pheri、5orb 0DS−225cmx0.4cmカラム、aH2S04 を0.15m1/L含む35−95%のアセトニトリル−水溶剤、25分間)、 保持時間11.2分。
シー5−メチル−3−オキソ−6−フェニルヘキシル)−3−ヒドロキシメチル −4,6,7−トリヒドロキシ実施例27の化合物(59mg)をジオキサン( 8ml)および水(3ml)に溶解した溶液を、水(2ml)に入れた重炭酸カ リウム(18,49mg)で処理し、この溶液を凍結乾燥させて標題の化合物( 62mg)を白色の粉末として得た。δ(D20): 0.75 0゜88 ( m、12H,4CH3)、3.50 (m、CHzOH)、3.95 (s、7 −H)、4.27 (s、C0L C(Spherisorb 0DS−215 c m x O、46c mカラム、濃H2So4を0.15m1/L含む濃度 勾配のな(145%のアセトニトリル−水溶剤)、保持時間5.5デルオクタノ エート)〔化合物A〕および(Is−(16,7−ドリヒドロキシー2.8−ジ オキサビシクロ[3,2,1]オクタン−4,5−ジカルボン酸、6−(4,6 −シメチルオクタノエート)〔化合物B〕実施例7の化合物1 (100mg) のエタノール(10ml)溶液を、触媒として炭素に担持された10%パラジウ ム(50mg)を用いて、21/2日間で水素化した。5upercel Iに 通してろ過してこの触媒を除去し、ろ液を蒸発乾固したところ黄色の泡状物が得 られた。これをアセトニトリル/水(9,1,4,5m1)に溶解し、5phe risorb 0DS−2(20m m x 250 m m )の分離HPL Cカラムに充填した。このカラムを濃硫酸(0,15m l / L )を含む アセトニトリル/水(60:40)で、流速15m1/minで溶離した。必要 な画分からアセトニトリルを減圧下で蒸発させて(浴温約35℃)除去j2、i %られた水溶液を塩化ナトリウムで飽和させ、酢酸エチルで抽出しくx3)、乾 燥させ(MgS04)、蒸発乾固した。カラムから最初に溶出した成分は標題の 化合物A (8mg)であった。δCCD5 OD): 0.7(m、I H, P h CH2の一つ)+ 3.55−3.68析HP L C(Sphert sorb 0DS−225c m x O、4c mカラム、濃H2SO4を0 .15m1/L含む35−9596のアセトニトリル/上20溶剤、23分間) 、保持時間17.62分。カラムから二番目に溶出した成分は標題の化合物B  (32mg)であった。δ(CD、OD)折HPLC(Spherisorb  0DS−225cmxO,4cmカラム、濃H2SO4を0.15m1/L含む 35−95%のアセトニトリル/上20溶剤、23分間)、保持時間18.83 分。
メチル−4,6,7−1リヒドロキシ−2,8−ジオキサビシクロ(3,2,1 )オクタン−4,5−ジカルポ実施例29の化合物B (30mg)のジオキサ ン(15ml)溶液を、重炭酸カリウム溶液(0,IN、0゜96m1)で処理 し、凍結乾燥させて標題の化合物(31゜7mg)を得た。δ(D20): 0 .64−0.90 (m、C旦3 )、2.50−2.74 (m、PhC旦2  ) 、 3.45 3.75 (m、 2H,C旦20H)。
分析n1定値:C,53,25,H,6,87゜Cs3H4gK 20 + + 會2.4H20として:C,53,40、H,7,17% (4−アセチルオキシ−3,5−ジメチル−6−フェニルヘキシル)−3−ヒド ロキシメチル−4,6,7−)ジヒドロキシ−2,8−ジオキサビシクロ(3, 2,13オクタン−4,5−ジカルボン酸、6− (4,6−シメチルオクタノ エート)、ニカリウム塩 実施例29の化合物A (6,2mg)のジオキサン(3ml)溶液を、重炭酸 カリウム溶液(0,IN、0゜182m1)で処理し、凍結乾燥させて標題の化 合物(8,8mg)を得た。δ(D20):0.76 0゜5orb 0DS− 225c m x O、4c mカラム、濃H2SO4を0.15m1/L含む 35−95%のアセトニトリル/水溶剤、23分間)、保持時間17.62分。
オートミール寒天上で25℃で2−3週間増殖させると、コロニーの裏と表の色 が黒灰色から灰色(Rayner”SMycological Co1our  Chart、 1970. Collmonwealth Agrlcultu ral Bureaux発行)となった@オートミール寒天上で25℃で増殖さ せ、菌種の形態学的観察を光学顕微鏡を用いておこなった。この菌類は有性生殖 の状態にはなかったが、粉胞子器を形成していたのでCoelosycetes 類であることが分かった。この菌は、吻突起のある粉胞子器を形成する一方で、 菌糸、および無隔膜性および一隔膜性の分生子を遊離した。この分生子の大きさ は直径約5−9x、1.5−3μM(通常7−9xl、50−2.5μM)であ った。厚膜胞子または初期粉子器に似た多隔膜/多細胞の球形構造が数多く観察 された。網状厚膜胞子ははっきりとは存在しなかまたこのことはCAB Int ernational Mycological In5tltutcによって 確認された。
(1)本発明の化合物のスクアレンシンターゼ酵素阻害作用は、基質として[2 −”Ca ビロリン酸ファルネシルを用い、J、 Medicinal Che +gistry 31(10)、 1869−1871(19118)にS、  A、 B111er等により記載されているのと類似の試験条件を用いて実証さ れた。薄層クロマトグラフィー板上の未反応基質から(14C)スクアレンを分 離し、液体ン〉チレーション計数計で測定した。スクアレンシンターゼの阻害は 、(2−14C)ビロリン酸ファルネシルの/i在下、さまざまな濃度の試験化 合物とう・ントの肝臓とをホモゲナイズしたものを培養することにより定量化し た。30分の試験中、(14C)スクアレンの生成を50 !’o阻害する化合 物の濃度をIC9゜値とした。
このテストでは、実施例10,11.25の化合物、実施例3の化合物1、実施 例3の化合物2、および実施例7の化合物1および2のIC1゜値は1100n 未満であった。
(2)本発明の化合物の抗真菌作用の生体外評価は、適当な培地中で特定の微生 物が増殖しないような、試験化合物の最少濃度(MIC)を測定することによっ ておこなった。実際には、試験化合物を一定の濃度添加した一連の寒天平板に、 臨床上適切な病原菌、例えばCandidaalbicansの標準的な培養物 を接種し、それぞれを37℃で24時間から48時間(病原菌により異なる)イ ンキュベートした。この寒天平板を、菌類が増殖したかしないかにって調べ、ま た適切なM I Cをめた。
このテストでは、実施例19の化合物、実施例3の化合物1および実施例7の化 合物1の、臨床上関連するさまざまな病原菌に対するMICは、1から31μg  / mlの範囲であった。
調剤例 以下の実施例において「有効成分」という語は、本発明の化合物、例えば前記の 実施例において記述した化合物を指す。
実施例1−錠剤 a)有効成分 5.0mg ラクトース 95.0mg 微結晶性セルロース 90.0mg 架橋ポリビニルピロリドン 8,0mgステアリン酸マグネシウム 2,0mg 圧縮する重量 200.0mg 有効成分、微結晶性セルロース、ラクトースおよび架橋ポリビニルピロリドンを 500ミクロンの篩いに通し、適当なミキサーで混合する。ステアリン酸マグネ シウムを250ミクロンの篩いに通し、上記の混合物と混合する。この混合物を 適当な打錠機で圧縮して錠剤とする。
b)有効成分 5,0mg ラクトース ]、665.0m gゼラチンしたスターチ 2Q、0mg架橋ポリビニルピロリドン 8,0mg ステアリン酸マグネシウム 2.0mg圧縮する重ffi 200.0mg 有効成分、ラクトースおよびゼラチン化したスターチを混&し、水と共に粒状化 する。この湿った塊まりを乾燥させて粉砕する。ステアリン酸マグネシウムと架 橋ポリビニルピロリドンを250ミクロンの篩いに通し、粒状物と混合する。得 られた混合物を適当な打錠機で圧縮a)有効成分 5.0mg ゼラチン化したスターチ 193.0mgステアリン酸マグネシウム 2.0m g充填m 200.Omg 有効成分およびゼラチン化したスターチを500ミクロンの篩いに通し、ステア リン酸マグネシウム(250ミクロンの篩いに通したもの)と混合して滑性を付 与する。この混合物を適当な大きさの硬質のゼラチンカプセルに充填する。
b)有効成分 5.0mg ラクトース 177.0mg ポリビニルピロリドン 8.0mg 架橋ポリビニルピロリドン 8.0mgステアリン酸マグネシウム 2.0mg 充填ffi 200.0mg 有効成分およびラクトースを混合し、ポリビニルピロリドン溶液と共に粒状化す る。 この湿った塊まりを乾燥させて粉砕する。ステアリン酸マグネシウムと架 橋ポリビニルピロリドンを250ミクロンの篩いに通し、粒状物と混合する。得 られた混合物を適当な大きさの硬質のゼラチンカプセルに充填する。
実施例3−シロップ a)有効成分 5.0mg ヒドロキシプロピル メチルセルロース 45.0mg プロビルヒドロキシベゾエート 1.5mgプチルヒドロキシベゾエート 0. 75mgサッカリンナトリウム 5、Omg ソルビトール溶液 1..0ml 適当な緩衝液 qs 適当な香料 qs 精製水 全体を10.0mlとする量 ヒドロキシプロピルメチルセルロースを熱精製水の一部にヒドロキシベンゾエー ト類と共に分散し、溶液を室温に冷却する。ザッカリンナトリウム、香料および ソルビトール溶液を溶液に添加する。有効成分を残りの水の一部に溶解し、溶液 に添加する。適当な緩衝液を加えて、安定性か最も良くなるpH域にコントロー ルしてもよい。
溶液の全体を所定の体積としてろ過し、適当な容器に入a)保存性溶液 有効成分 0.1 デキストロース(無水)5.0 塩化ベンズアルコニウム 0.02 適当な緩衝液 qs 精製水 全体を100とする量 有効成分とデキストロースとを溶液の一部に溶解する。
適当な緩衝液を加えて、安定性が最も良くなるpH域にコントロールしてもよい 。溶液の全体を所定の体積としてろ過し、適当な容器に入れる。
あるいは、溶液を、製剤に防腐剤を入れずに無菌性の単位投与形態としてもよい 。
b)非保存性無菌溶液 デキストロース(無水)5.0 適当な緩衝液 qs 精製水 全体を100とする量 国際調査報告 km PeTnSan’+Ol−m−−Iwl Ill −P81+tl M国 際調査報告 EP 9200019 S^ 54683 フロントページの続き (31)優先権主張番号 9100436.6(32)優先臼 1991年1月 9日 (33)優先権主張国 イギリス(GB)(31)優先権主張番号 91004 38.2(32)優先臼 1991年1月9日 (33)優先権主張国 イギリス(GB)(31)優先権主張番号 91004 39.0(32)優先臼 1991年1月9日 (33)優先権主張国 イギリス(GB)(31)優先権主張番号 91004 40.8(32)優先臼 1991年1月9日 (33)優先権主張国 イギリス(GB)(31)優先権主張番号 91004 19.2(32)優先臼 1991年1月9日 (33)優先権主張国 イギリス(GB)(31)優先権主張番号 91004 42.4(32)優先臼 1991年1月9日 (33)優先権主張国 イギリス(GB)(31)優先権主張番号 91166 13.2(32)優先臼 1991年8月1日 (33)優先権主張国 イギリス(GB)(31)優先権主張番号 91169 82.1(32)優先臼 1991年8月7日 (33)優先権主張国 イギリス(GB)(81)指定国 EP(AT、BE、 CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、SE)、0A(BF 、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD、TG )、AT、 AU、 BB、 BG、 BR,CA、 CH,CS、 DE。
DK、 ES、 FI、 GB、 HU、JP、 KP、 KR,LK、LU、 MG、MN、MW、NL、No、PL、RO、RU、SD、SE、 US (72)発明者 ハートレー、チャールズ ディピッドイギリス国ミドルセック ス、グリーンフォード、バークレー、アベニュ(番地ないグラクツ、グループ、 リサーチ、リミテッド内 (72)発明者 ブロコピウ、パナイオティス アレクサンドロウ イギリス国ミドルセックス、グリーンフォード、バークレー、アベニュ(番地な し)グラクツ、グループ、リサーチ、リミテッド内 (72)発明者 レスター、マイケル ジョージイギリス国ミドルセックス、グ リーンフォード、バークレー、アベニュ(番地なし)グラクツ、グループ、リサ ーチ、リミテッド内 (72)発明者 ワトラン、ナイジェル ステイーブンイギリス国ミドルセック ス、グリーンフォード、バークレー、アベニュ(番地なし)グラクツ、グループ 、リサーチ、リミテッド内 (72)発明者 カーク、バリー ニドワードイギリス国ミドルセックス、グリ ーンフォード、バークレー、アベニュ(番地なし)グラクツ、グループ、リサー チ、リミテッド内 (72)発明者 コックス、プライアンイギリス国ミドルセックス、グリーンフ ォード、バークレー、アベニュ(番地なし)グラクツ、グループ、リサーチ、リ ミテッド内 (72)発明者 口パーツ、スザンヌ イレインイギリス国ミドルセックス、グ リーンフォード、バークレー、アベニュ(番地なし)グラクツ、グループ、リサ ーチ、リミテッド内 (72)発明者 ロス、バリー クライブイギリス国ハートフォードシャー、ウ ェアー、パーク、ロード(番地なし) グラクツ、グループ、リサーチ、リミテ ッド内

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式(I)で表される化合物、およびその塩。 ▲数式、化学式、表等があります▼(I)ここでR1は水素原子、ヒドロキシル 基、アシルオキシ基、カーボネート基、カルバメート基、またはエーテル基を表 し、 R2は水素原子、ヒドロキシル基、−OCOR7基または−OCO2R7基(こ こでR7はC1−8アルキル、アリール、アリールC1−4アルキルおよびC3 −8シクロアルキルから選ばれる基である)を表し、R3は ▲数式、化学式、表等があります▼ −CH■CR8CR9R10CHR11(CH2)mPh、−CH2CR12■ CR11CR9R10CHR11(CH2)nPh、 ▲数式、化学式、表等があります▼ −CH2C(CH3)■CHCH(CH2R13)CH2Ph、−CH2C(C H2OH)■CHCH(CH3)CH2Ph、−CH2C(=CH2)CH(O H)CH(CH2OH)CH2Ph、−CH2C(=CH2)CH(NHCOC H3)CH(CH3)CH2Ph、−CH2C(CH2NHCOCH3)■CH CH(CH3)CH2Phおよび ▲数式、化学式、表等があります▼ (ここで点線は単結合が存在するかしないかを表し、R8は水素原子、ヒドロキ シル基、アシルオキシ基、C1−6アルコキシ基またはC1−4アルキル基を表 し、R9は水素原子を表し、R10は水素原子、ヒドロキシル基、C1−6アル コキシ基またはアシルオキシ基を表すか、あるいはCR9R10がC=O基を形 成し、R11は水素原子またはC1−4アルキル基を表し、R12は水素原子ま たはメチル基を表し、R13は水素原子またはヒドロキシル基を表し、mは1ま たは2を表し、nは0または1を表す。)から選ばれる基を表し、 R4およびR5はそれぞれ独立して水素原子またはメチル基を表し、 R6は水素原子またはヒドロキシメチル基を表す。但し、R1とR2の両方が水 素原子を表すことはできない。
  2. 2.R4およびR5が水素原子を表す、請求項1に記載の化合物。
  3. 3.R1がアシルオキシ基を表す、請求項1または請求項2に記載の化合物。
  4. 4.R1が ▲数式、化学式、表等があります▼,▲数式、化学式、表等があります▼および アルカノイルオキシから選ばれる基を表す、請求項3に記載の化合物。
  5. 5.R2がヒドロキシ基、アセトキシ基または−OCO2CH3基を表す、先行 するいずれか一つの請求項に記載の化合物。
  6. 6.R3が−CH■CR8CR9R10CHR11CH2Phまたは ▲数式、化学式、表等があります▼ を表す、先行するいずれか一つの請求項に記載の化合物。
  7. 7.R3中の−CH■CR8−基が−CH2CH(CH3)−または−CH2C (=O)−を表す、先行するいずれか一つの請求項に記載の化合物。
  8. 8.R3中の−CR9R10−基が−CH(OH)−、−CH2−または−CH (OCOCH3)−を表す、先行するいずれか一つの請求項に記載の化合物。
  9. 9.R6が水素原子を表す、先行するいずれかの請求項に記載の化合物。
  10. 10.R6がヒドロキシメチル基を表す、請求項1から8のいずれか一項に記載 の化合物。
  11. 11.〔1S−〔1α(4R*,5S*),3α,4β,5α,6α(4S*, 6R*),7β〕〕1−(4−ヒドロキシ−5−メチル−3−メチレン−6−フ ェニルヘキシル)−3−ヒドロキシメチル−4,6,7−トリヒドロキシ−2, 8−ジオキサビシクロ〔3,2,1〕オクタン−4,5−ジカルボン酸,6−( 4,6−ジメチルオクタノエート); 〔1S−〔1α(4R*,5S*),4β,5α,6α(2E,4R*,6R* ),7β〕〕1−(4−アセチルオキシ−5−メチル−3−メチレン−6−フェ ニルヘキシル)−4,6,7−トリヒドロキシ−2,8−ジオキサビシクロ〔3 ,2,1〕オクタン−4,5−ジカルボン酸,6−(4,6−ジメチル−2−オ クテノエート);〔1S−〔1α(4R*,5S*),3α,4β,5α,6α (2E,4R*,6R*),7β〕〕1−(4−アセチルオキシ−5−メチル− 3−メチレン−6−フェニルヘキシル)−3−ヒドロキシメチル−4,6,7− トリヒドロキシ−2,8−ジオキサビシクロ〔3,2,1〕オクタン−4,5− ジカルボン酸,6−(4,6−ジメチル−2−オクテノエート); 〔1S−〔1α(4R*,5S*),3α,4β,5α,6α(4S*,6R* ),7β〕〕1−(4−アセチルオキシ−5−メチル−3−メチレン−6−フェ ニルヘキシル)−3−ヒドロキシメチル−4,6,7−トリヒドロキシ−2,8 −ジオキサビシクロ〔3,2,1〕オクタン−4,5−ジカルボン酸,6−(4 ,6−ジメチルオクタノエート); 〔1S−〔1α(4R*,5S*),3α,4β,5α,6α(2E,4R*, 6R*),7β〕〕1−(4−ヒドロキシ−5−メチル−3−メチレン−6−フ ェニルヘキシル)−3−ヒドロキシメチル−4,6,7−トリヒドロキシ−2, 8−ジオキサビシクロ〔3,2,1〕オクタン−4,5−ジカルボン酸,6−( 4,6−ジメチル−2−オクテノエート); 〔1S−〔1α(4R*,5S*),3α,4β,5α,6α,7β〕〕1−( 4−アセチルオキシ−5−メチル−3−メチレン−6−フェニルヘキシル)−3 −ヒドロキシメチル−4,6,7−トリヒドロキシ−2,8−ジオキサビシクロ 〔3,2,1〕オタクン−4,5−ジカルボン酸,6−ヘプタノエート; 〔1S−〔1α(4R*,5S*),3α,4β,5α,6α,7β〕〕1−( 4−アセチルオキシ−5−メチル−3−メチレン−6−フェニルヘキシル)−3 −ヒドロキシメチル−4,6,7−トリヒドロキシ−2,8−ジオキサビシクロ 〔3,2,1〕オクタン−4,5−ジカルボン酸,6−ノナノエート; 〔1S−〔1α(4R*,5S*),3α,4β,5α,6α(4R*S*), 7β〕〕1−(4−アセチルオキシ−5−メチル−3−メチレン−6−フェニル ヘキシル)−3−ヒドロキシメチル−4,6,7−トリヒドロキシ−2,8−ジ オキサビシクロ〔3,2,1〕オクタン−4,5−ジカルボン酸,6−(4−メ チル)ベンタノエート; 〔1S−〔1α(4R*,5S*),3α,4β,5α,6α(4S*,6R* ),7β〕〕1−(4−ヒドロキシ−5−メチル−3−オキソ−6−フェニルヘ キシル)−3−ヒドロキシメチル−4,6,7−トリヒドロキシ−2,8−ジオ キサビシクロ〔3,2,1〕オクタン−4,5−ジカルボン酸,6−(4,6− ジメチルオクタノエート); およびそれらの生理学的に許容される塩。
  12. 12.治療に用いるための、先行するいずれか一つの請求項に記載の化合物。
  13. 13.ヒトを含む動物において血漿コレステロールのレベルを低下させることが 有効であるような症状の治療に用いるための、先行するいずれか一つの請求項に 記載の化合物。
  14. 14.ヒトまたはヒト以外の動物患者における細菌による感染症の治療に用いる ための、請求項1から12いずれか一項に記載の化合物。
  15. 15.ヒトまたはヒト以外の動物体における高コレステロール血症および/また は高リポ蛋白血症に伴う疾患、または感染症を治療するために、請求項1から1 2のいずれか一項に記載のスクアレンシンターゼを阻害する化合物を、個体に有 効量投与することからなる、治療方法。
  16. 16.請求項1から12のいずれか一項に記載の化合物と、一種またはそれ以上 のキャリアーおよび/または賦形剤からなる、医薬組成物。
  17. 17.ヒトを含む動物において血漿コレステロールのレベルを低下させることが 有効であるような症状の治療に用いるための、請求項1から12のいずれか一項 に記載の化合物を有効量含有してなる、医薬組成物。
  18. 18.ヒトまたはヒト以外の動物患者における細菌による感染症の治療に用いる ための、請求項1から12のいずれか一項に記載の化合物を有効量含有してなる 、医薬組成物。
  19. 19.経口、舌下、局所、非経口、移植、直腸、眼、または性尿器投与用に適当 な形態、または吸入または吹込みによる投与に適した形態とされた、請求項16 から18のいずれか一項に記載の医薬組成物。
  20. 20.単位投与形態である、請求項16から19のいずれか一項に記載の医薬組 成物。
  21. 21.ヒトまたはヒト以外の動物患者における高コレステロール血症および/ま たは高リポ蛋白血症の治療に用いる薬剤の製造のための、請求項1から12のい ずれか一項に記載の化合物の使用。
  22. 22.ヒトまたはヒト以外の動物患者における細菌による感染症の治療に用いる 薬剤の製造のための、請求項1から12のいずれか一項に記載の化合物の使用。
  23. 23.請求項1記載の化合物の製造法であって、(A)(R6が水素原子を表す 式(I)の化合物の製造において)式(II)の化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼(II)(ここでR1、R2およびR3は請 求項1で定義した通り、R4aとR5aは保護基)を反応させて、還元により遊 離基の状態でt−BuO3C基を除去し、その後存在する保護基を除去する; (B)(R6がヒドロキシメチル基を表す式(I)の化合物の製造において)式 (III)の化合物▲数式、化学式、表等があります▼(III)(ここでR1 、R2、R3、R4aおよびR5aは本請求項で定義した通り)を反応させ、3 −カルボキシル基を還元してヒドロキシメチル基とし、その後存在する保護基を 除去する; (C)(R3が−CH=CR8CR9R10CHR11(CH2)mPh基、ま たは−CH2CR12=CR11CR9R10CHR11(CH2)nPh基( ここでR8は水素またはC1−4アルキル)を表す式(I)の化合物の製造にお いて)式(V)の化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼(V)(ここでR3aはCHOまたはCH2 COR12のうち適当なものを表し、R1およびR2は請求項1で定義した通り 、R4aおよびR5aは請求項1でR4およびR5について定義した通り、また は保護基、R6aは請求項1でR6について定義した通り、または保護されたヒ ドロキシメチル基)を、式(VIa)または(VIb)の化合物▲数式、化学式 、表等があります▼(VIa)▲数式、化学式、表等があります▼(VIb)( ここでR11は請求項1で定義した通り、R8は水素またはC1−4アルキル、 CR9R10はC=O基を形成し、RはC1−6アルキル基またはアリール基を 表す)のうち適当なものと反応させ、その後存在する保護基をすべて除去する; (D)式(I)の化合物またはその保護された誘導体を、式(I)の他の化合物 またはその保護された誘導体に転換し、その後もし必要ならば存在する保護基を すべて除去する; (E)(R2が−OCOR7基または−OCO2R7基を表す式(I)の化合物 の製造において)式(XII)の化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼(XII)(ここでR1は請求項1で定義し た通り、R3bは請求項1でR3について定義した通りかまたはその保護された 誘導体、R4a、R5aおよびR6aは本請求項で定義した通り)を、エステル またはカーボネートの形成条件下で反応させ、その後存在する保護基を除去する ;または(F)(R1がアシルオキシ基、カーボネート基、カルバメート基また はエーテル基を表す式(I)の化合物の製造において)式(XIII)の化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼(XIII)(ここでR2aは請求項1でR 2について定義した通りかまたは保護されたヒドロキシル基、R3bおよびR4 aからR6aは本請求項で定義した通り、R18はヒドロキシル基または保護さ れたヒドロキシル基)を反応させて、6位のヒドロキシル基をアシルオキシ基、 カーボネート基、カルバメート基またはエーテル基に転換し、その後存在する保 護基をすべて除去することからなる、方法。
  24. 24.式(II)、(V)および(VII)から(XVI)の化合物。
  25. 25.明細書に記載の、請求項1から12のいずれか一項に記載の化合物。
  26. 26.明細書に記載の、請求項16から20のいずれか一項に記載の組成物。
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