JPH06506868A - 圧縮空気用噴射器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 圧縮空気用噴射器 本発明は圧縮空気用の噴射器、特に請求項１に関するガン型のものに関する。

汚物の除去して清浄化する目的のために圧縮空気を利用することは周知であり広 範囲に使用されている方法である。濃縮された制御可能エアジェツトを生成する ために、通常、長円形の空気圧ノズルを具備しかつ締切弁を埋め込んだピストル 形道具が設計される。締切弁は噴射器のハンドルへ連結して設置された爪または 同様のトリガ機構により手動操作される。トリガ機構が作動すると１、濃縮エア ジェツトが上記ノズルから流出し、このエアジェツトを清浄化する物体上に発射 することにより集塵、塵芥、油層等の汚物および不純物を緩和して吹き飛ばす。

古い汚物および種々の固着層を緩和するエアジェツトの能力は該エアジェツトに より加えられる動圧、即ち、基本的にはジェット速度に依存する。ジェット速度 が速ければそれだけ清浄効果は向上する。

しかし、ジェット速度は利用できる空気圧に限定され、通常は６バール、結果的 に清浄効果は空気流を速（することによってのみ高まる。特に、固着した厚い層 を除去するために、空気消費が反比例して増大し、かつそのために清浄方法は不 経済になる。

本発明の基本は特に固く固着した不純物に対する噴射器の緩和効果および清浄効 果を改良すると同時に圧縮空気の消費の経済性を高めることにある０本発明によ れば、これは請求項１の特徴部に記載の噴射器を設計することにより達成される 。

上記噴射器の振動（揺動）締切弁は圧縮空気を−ノズルから連続エアジェツトと して発射する代わりに一一連の短い加圧突風に分離、特に周期的圧出を反復する ことにより脈動空気流として分離する効果を有する。上記周期的圧出は、例えば 、１０　２０）１ｚの周波数により、空気の加圧エネルギの時間関係濃度を含み 、個別放出における空気の動圧のピーク値は同一空気量がノズルから連続発射さ れる場合に達成されるであろう動圧と比較して高い、上述したように、エアジェ ツトにおける動圧は固着不純物および層の緩和に関する空気能力を決定する。

より高い動圧に加えて、脈動エアジェツトは空気脈動の影響下で振動連動中に不 純物を固化させる驚くべき効果を有する。ある種の不純物および層の場合、この 効果は、上記振動が物質を緩和する働きをして清浄化運転が全体的により迅速に なりかつ圧縮空気の消費は一層経済的になるので、噴射器の清浄効果を高めるの に大きく寄与することが実際に証明されている。従って、本発明による噴射器は 伝統的高圧清浄（水ヘースのジェット清浄化）を経済性および環境保護の観点か ら両利点を伴っである程度まで置換できると推測される。

本発明による噴射器の好ましい態様は請求項２に記載されている。

振動締切弁の運転モードは次の通りである。通常の開始位１において、締切弁体 はコイルバネにより閉鎖および封止位置において弁座に対して付勢されている。

圧縮空気が（噴射器のトリガ機構の作用により）進入するときに、圧力はピスト ンの１方側上で上昇する。

この圧力がバネ力を越えて締切弁が開放し、その結果、圧縮空気が瞬間的に放出 して圧力は低下する。従って、締切弁が再び閉鎖し、かつこの循環が反復される 。振動は圧縮空気が締切弁へ進入する限り、即ち、トリガ機構が作動する限り続 く。締切弁はこのようにして圧縮空気の静圧と動圧の影響下で噴射器内の空気の 通路の自動的開閉を交互に繰り返す。

締切弁体の振動運動は弁面積、弁体の大きさく一移動時の大きさ）およびバネの 特性間の均衡の適正であることを必須条件とする。同様に、上記弁体は自由に運 動できる、即ち、低摩擦で運動することが必須である。その周波数は圧縮空気の 圧力とこれらファクタとの組合せに依存する。

本発明によれば、ピストン封止は請求項３および４に記載のごとき利点を伴う、 この設計において、シーリング装置は低摩擦および弁運動の容易さの要求を満足 する。上記弁座または弁体それ自体に、弁のノイズレベルおよび寿命の観点から 請求項５に記載のごときゴム弾性コーティングを付与する適宜措置を採ることが できる。

本発明による噴射器は、通常の圧縮空気噴射器と同様に、請求項６のごとく空気 と共に液体または粒状物質を供給するためのエジェクタに組合せることができる 。脈動圧縮空気と清浄剤または溶剤を含む添加物との組合せは清浄効果を強力に 増進する。この方法はかかる効率向上が要求される特定ケースにおいて使用され る。

本発明を添付図面に関連して更に説明する。

図１は本発明による圧縮空気噴射器の側面図である。

図２は上記噴射器のジェットノズルの伸長断面図である。

図３は上記噴射器の振動締切弁の分離伸長長手断面図である。

図４は圧縮空気に液体を添加して使用する場合のエジェクタノズル６は空気と２ 種の液体とを同時に噴射するためのエジェクタ装置／ミキサ弁組合体である。

図１に示された態様において、噴射器はトリガレバ−２とトリガガード３とを有 するハンドル部１（ピストルグリップ）、伸長バレル４、および交換可能なノズ ルパイプ５を必須の構成芋件とする。

上記ノズルパイプはノズルピント６を有する。上記ノズルビ・ノドは図２に分離 図示されている。ハンドル部１は図示されていない締切弁および振動圧出弁を含 む。上記締切弁はトリガレバ−２により開放する。上記圧出弁は上記ハンドル部 ４の１ａで示した部へ埋め込まれている。圧縮空気と噴射器との連絡はホース継 手７により行われる。ノズルパイプ５は刻みを付けたパイプユニオンナット８に よりハンドル部１上に取り付けられる。

図３は振動圧出弁の分離断面を示す。圧出弁の主要素は着座弁であり、この弁座 は９によりかつ弁体は１０により示されている。上記弁体は長円形であって長手 孔に対して回転自在の対称体として形成されている。上記弁体の１端部は弁座９ に対して締り嵌めされた円錐形の密封ディスク１１を形成する。ゴムコーティン グｌｌａは円錐形部１１−Ｌに硫化されている。弁体１０の反対端部はシリンダ １３内に埋め込まれたピストン１２を構成する。ピストン１２と円錐形部１１と の間には弁体が長円形シリンダシャフト部１４を構成している。

上記弁体内の長孔１５はシリンダ１３の最後部１３ａを着座弁１１を介して空気 ダクト１６へ、そして即ち、伸長バレル４とノズルパイプ５へ連絡する役目をす る。上記弁体はピストン１２の背後でシリンダへ挿入された圧縮バネコイル１７ により弁座のしかるべき位置に保持される。

−Ｆ記クシリンダ他側部１３ｂは偏心位置にある長孔１８を介して空気室１９へ 連通し、上記空気室は弁座弁の圧力側上で着座弁の直前に設けられている。上記 締切弁を通る流れ方向は矢印２０により示されている。

上記弁体のピストン部１２はテフロンディスク２１と０リング２２により構成さ れる低摩擦締結リングを具備する。上記Ｏリングはテフロンリングの支持ディス クとして作用し、上記テフロンリングは上記シリンダの壁との接触を通じて上記 ピストンの緊密性を確実にする。

上記弁体の弁面積、寸法および重量、スプリング特性、流れダクトの断面領域等 は、所望振動効果が空気流の開放により（トリガレバ−２の作動による）直ちに 生じるように相互に調整される。振動効果は上述した通りであるのでここでは説 明を省略する。上記弁体の振動運動中、上記着座弁を通る圧縮空気の通路は開閉 し、これにより圧出が循環的に反復すると共に所望脈動空気が発生する。この圧 出による圧力衝撃は着座弁９．１１から伝達され、伸長バレル４、ノズルパイプ ５、およびノズルヘッド６へ伝わる。

ノズルパイプ５の交換により、上記噴射器は種々のエジェクタに適合させること ができる０図４．５および６を参照。図４は液体用のミキサ弁に組み合わせたエ ジェクタを示す。この液体はホース２３により供給される。この噴射器のノズル パイプは２４で示されている。

ミキサ弁（エジェクタ）を組み入れた締切弁は液体の圧力下で液体供給を遮断し かつ圧縮空気の供給されるときに自動的に再度開放する。

上記ミキサ弁はエジェクタとしても作用する。即ち、加圧しない液体が供給され る。そこで、圧縮空気がエジェクタから送られると、液体は図示されないタンク または容器からエジェクタへ通常のエジェクタ効果により吸引される。

ミキサ弁およびエジェクタとして、液体量はエジェクタノズルの入口開口部に設 置された流れ弁により調整可能である。流れ弁はフィンガユニオンナンド２３ａ により作動する。

図５はサンドブラストに使用されるエジェクタを示す。サンドはエジェクタ効果 により管状へら２５を介してノズルへ吸引される。吸引ホースを通る吸引空気の 調節により（所謂フォールスエア）、すンドの流れは実際の必要により調整され る。この調節はサンドへらの上端部へ埋め込まれた空気流れ弁２５ａ（量調節弁 ）により行われる。

図６はエジェクタ／ミキサ弁２６を示す、これは、水と液体化学物質（薬剤）を 混合するために、吸気パイプ２７に加えて余分に２つの開口部２８と２９を有す る。この設計は空気土水＋化学物質を１つの同一ジェットにより混合することを 可能にする。この結合体は殺菌またはグリスの清浄化を必要とする仕事に関する 態様の用途に有用である。

上記ミキサ弁は次の組合せで使用できる。

■）空気のみ（両液体入口が閉鎖される）。

２）空気＋調整可能量の水。

３）空気＋調整可能量の水＋調整可能量の化学物質。

４）空気＋調整可能量の化学物質。

５）空気＋水溶性化学物質＋調整可能（１度）な化学物質。

６）水／化学物質により清浄化した後の乾燥空気。

本発明は図示および上記説明態様に限定されない。他の種類の振動圧出弁が使用 できる。本発明の基本思想は圧縮空気の静的エネルギを高い動的エネルギ量で個 別的に圧出する濃縮脈動空気ジェットへ変換することである。

２♂ 補正書の翻訳文提出書 （特許法第１８４条の８） 平成５年１０月１８日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．空気の動的効果を利用して、例えば、農機具、処理前の自動車の下部構造を 清浄にするために汚物を除去しかつ清浄化する目的で、または汚物、集塵、油、 および他のものが緩くまたは固く固着した層を圧縮空気のみで、または水、洗浄 液、サンド、研磨小砂等の洗剤と一緒に除去する同様の仕事に利用する圧縮空気 用の噴射器であって、上記洗剤を清浄化する対象物へ直射する直前にエアジェッ トへ供給し、機械的、動的、熱的および／または溶剤効果によってエアジェット の清浄効果が高めることを目的とする圧縮空気用噴射器であって、上記噴射器は 空気迅速噴射型の埋め込み締切弁（９，１１）を具備し、上記締切弁はそれ自体 の力と圧縮空気の静圧および動圧下で２−５Ｏｈｚオーダーの周波数で振動すべ く設計されていて、上記締切弁の開閉により上記噴射器を通る空気流を発生させ 、上記噴射器により発生する上記空気液は脈動して周期的に繰り返して圧出する 、ことを特徴とする圧縮空気用噴射器。 ２．上記締切弁は長手方向に変位自在の長円形弁体（１０）を有する着座弁とし て設計され、上記弁体の１端部は弁座（９）に対して密封接触しかつ圧縮バネ（ １７）の影響下で上記噴射器を流れる空気流を遮断し、上記弁体の他端部はピス トン（１２）として形成され、上記ピストンは閉鎖シリンダ（１３）へ変位自在 に挿入され、上記弁座から離れた側の上記シリンダの１側部（１３ａ）は上記弁 体を通る長孔（１５）を介して上記着座弁を経て上記噴射器内において空気ダク ト（１６）と接触し、かつその他側部（１３ｂ）は上記噴射器内の空気流ダクト の部を形成する上記弁座の前の加圧側（１９）へ連通し、上記加圧側は好ましく はダクトまたは孔（１８）を介して上記着座弁の前に設けられかつ上記着座弁の 直前で開放している、ことを特徴とする請求項１の噴射器。 ３．上記ピストン（１２）は上記弁体の端部を構成し、例えばテフロンまたは良 好な摺動特性を有する同様材により形成された低摩擦の密封リンクを具備し、か つ上記密封リングは可能なかぎり低い放射圧力により上記シリンダの壁を緊密封 渡すべく形成されている、ことを特徴とする請求項２の噴射器。 ４．上記密封リングはＯリング（２２）により１側上に支持された比較的薄いテ フロンリング（２１）で構成され、かつ上記両リングは上記ピストン内のりング 状構内に埋め込まれている、ことを特徴とする請求項３の噴射器。 ５上記弁座（９）を付勢する上記弁体の部はゴム弾性材（１１ａ）により構成ま たは被覆され、上記ゴム弾性材はポリウレタン、合成ゴムまたは良好強度特性、 特に疲労強度を有する同様弾性材である、ことを特徴とする請求項２の噴射器。 ６．既知態様の上記噴射器はピストル部（１）、ノズル部（４，５）で構成され 、上記ピストル部はグリップまたはハンドルを構成していて圧縮空気のためのト リガ機構（弁）（２）を装備し、かつ上記ノズル（５，６）は交換可能である請 求項１の噴射器において、上記振動弁は上記ピストル部内へ埋め込まれているか またはそれと一体的であり、かつ洗浄液、水、サンド、または他の種々の添加剤 を上記脈動圧縮空気へ供給して清浄効果または溶剤効果を高めるために上記ノズ ルに対して従来型のエジェクタ部を取り付けることができ、かつ上記インジェク タがその噴射効果、即ち自己水だち、によりかつ過圧で水／液体を供給すること により適正に機能するように水量は０リフタ／分以上に調整可能である、ことを 特徴とする請求項１の噴射器。 ７．上記エジェクタは液体を供給すべく設計され、液体用の据え付け締切弁を有 し、上記噴射器が作動するときに、上記締切弁は上記エジェクタまたはノズルパ イプ内において空気圧の影響下で開放すべく作動する設計になっている、ことを 特徴とする請求項６の噴射器。