JPH06506702A - 脈管形成性の病気の処置用の新規な方法と組成物 - Google Patents

脈管形成性の病気の処置用の新規な方法と組成物

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JPH06506702A
JPH06506702A JP5512743A JP51274393A JPH06506702A JP H06506702 A JPH06506702 A JP H06506702A JP 5512743 A JP5512743 A JP 5512743A JP 51274393 A JP51274393 A JP 51274393A JP H06506702 A JPH06506702 A JP H06506702A
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メイワン,セオドア イー.
シャープ, リチャード ジェイ.
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レプリゲン コーポレーション
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    • C07K14/522Alpha-chemokines, e.g. NAP-2, ENA-78, GRO-alpha/MGSA/NAP-3, GRO-beta/MIP-2alpha, GRO-gamma/MIP-2beta, IP-10, GCP-2, MIG, PBSF, PF-4, KC
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 脈管形成性の@気の処置用の新規な方法と組成物 発明の背景 本発明の分野は脈管形成(血管形成)である。
新し・い毛細血管の発達である脈管形成(アンギオゲネシスangiogene sis)は発育中の胎児及び成長する人の重要な過程である。しかし、健康な成 人に於いては、脈管形成は傷の治癒及び月経サイクルにおいてのみ有意義に生し ・る。
現在では、成人に起っている脈管形成作用の多くは性質上病的なものであること が広く認識されている。例えば、血管内皮細胞の増殖及び新しい毛細血管の形成 は、容量が数立方ミリメーターを越えるような充実性腫瘍の成長に必須のもので ある(フォークマン等、[1983]C1baFound、 Sy+*p、 1 00: 132〜149) 、本発明者等は、発達しつつある!!瘍は成長因子 を分圧・し、これが周りの内皮細胞を刺激して腫瘍へと分裂、移行させることと 理解している。
充実性腫瘍の成長の他に、脈管形成による機能不全を伴う他の症状は、糖尿病性 網膜症、水晶体後の線維増殖、血管新生性緑内障、乾面、線維性血管腫、免疫性 及び非免疫性炎症(リウマチ様関節炎を含む)、アテローム性動脈硬化症プラー ク内での毛細血管の増殖、血管腫、カボジ肉腫を含んでおり、これらは最近、制 御が損われた内皮細胞分裂及び毛管成長を特徴とする病気としで認められている 。これらの症状並びに充実性腫瘍の成長は、脈管形成病(angiogenic  diseases)として総称されている(フォークマン J 、 (Fol k+wan J、)及びM、クラグスブルン(M、 klagsbrun)[1 987] 5cience 235:442〜447)。
脈管形成病に加えて、内皮細胞の増殖が病原となっているか、少なくとも望まれ ないものとなっている他の症状がある。例えば子宮内膜症は通常は子宮の内壁を なしているある種の内皮細胞の異常な増殖及び配置に特徴づけられる。脈管形成 過程の抑制は、子宮内膜症を防止又は軽減するのに役立ち得る。また子宮の内皮 細胞成長の防止は、避妊の手段となり得る。
内皮細胞の成長は傷の治癒と間違している。この成長は広範囲な外材手術の進行 中には、また過剰な癒痕形成が起きろる場合には望ましくない。従って内皮細胞 の増殖を抑制する手段は、望まれない癒痕形成を防止又は少なくする助けになる 。
脈管形成及び内皮細胞の増殖の機構は完全には特徴が明らかにされていない。腫 瘍の位置に於て新たな毛細血管の成長が生しる前に、マスト細胞が蓄積するとい うことが確認されている。しかし、マスト細胞単独では脈管形成を開始出来ない 。マスト細胞の生成物であるヘパリンは、脈管形成に必要な毛細血管の内皮細胞 の移動な著しく刺激することが示されている(フォークマン ジェ−、[198 4] Angiogenesis:開始と調節、癌の侵入と転移:生物的及び治 療的な面、ジー、エル、ニコルソン(G、 L。
N1colson)及びエル、ミラス(1,?1ilas)編、ニューヨークの ラヘンブレス 201〜208頁)。
幾つかの物質が試験管内(インビトロ)て内皮細胞の成長を抑制する能力がある ことが知られている。内皮細胞成長の最もよく研究された抑制剤の一つは、プロ タミンであり、これは精子のみに見出される蛋白質である。
プロタミンはm瘍の脈管形成を抑制し、その後の腫瘍の成長を抑制することが示 されている(ティラー ニス、(Taylor S、)及びジエー、フォークマ ン(J、 Folkman)[1982]Nature 297: 307〜3 12) 、プロタミンの抗脈管形成活性はその良く知られたヘパリン結合能力に よるものであった(ティラー及びフォークマン[1982]上記参照)、プロタ ミンでの臨床試験は、プロタミン注射に関連する毒性の為に行なわれていない、 鮭の精子から通常単離されるプロタミンは、人に於て抗原性であることが知られ ており、そして二次暴露の時にこの蛋白質に対するアナフラキシー反りが観測さ れている。
少なくとも二つの他の化合物がそれらのヘパリン結合活性に間し・で研究されて いる。即ち、血小板第4因子(PF4)及びメジャーヘーシソクプロテイン(爾 ajorbasic protein)である。メジャーヘーシツクブロテイン はヘパリン結合活性を示すが、非常に毒性であるために実用的な有用性は殆どな い。
血小板第4因子は完全に配列決定された良く知られた蛋白質である(トイエル、 ティー、エフ0、アール、エム。
セニオル、ディー、チャン、ジー、エル、グリフイン、アール、エル、ヘインリ クソン及びイー、ティー、カイザー[19811Proc、Natl、 Aca d、 Sci、 USA 78:4585−4587) 、これは血小板凝集中 に放出される、70個の残基の、分泌可能な血小板蛋白質であり、分子量が約7 .8Kdである。ヘパリン結合活性の証拠が存在し、幾らかの抗脈管形成活性の 徴候があるが(フォークマン[+984]上記参照)、PF4は決して臨床的に 有用性を有することが示されていない。
rオンコスタチンA」と記載され、天然のPF4と同しか又は類似しているよう にみえる化合物が、[1!1の成長に影響することが示されている(米国特許第 4645828及び4737580号、両者ともトワードジック(Twardz ik)等に対し発行されている)、シかし、これらの特許に報告された効果は、 免疫不全マウスに於いて緩慢増殖しているヒト癌ls@に関するものである。こ れらの実験の結果は、宿主動物元来のものである急速成長しているl’i[への 効果を予測する為には、容易に外挿する(あてはめる)ことが出来ない。更に、 これらの特許に報告されている実験は、全くとんなアンギオスタチツクな(脈管 形成を抑制する)性質をも予ill又は開示していない。
PF=↓からの種々のペプチドがSOUされ、それらの性質が試験されている。
いずれも脈管形成の抑制に於けるどんな役割も示していない。PF4のC−13 ペプチドは好中球及び単球に対し、化学走性(ケモタクチック)であることが知 られている(オスターマン ディー、ジー9、ジー、エル、グリフイン、アール 、エム、シニア、イー、ティー、カイザー及びティー、エイチ、トイエル[+9 82] Biochem、and Biophys、Res、Comg+、10 7 (lcI30−135) * 単球の浸潤が、脈管形成因子の分泌による局 部的な内皮細胞の増殖及び移行を刺激するものと予測されることに注目するのが 重要である。従ってPF4のペプチドは脈管形成を抑制しないで刺激することが 予測される。
脈管形成の抑制性状のほか、PF4は好炎症性蛋白質のインターロイキン−8及 びβ−トロンボグロブリンの特徴的な構造上の特質を有しており、生体内で好中 球と単球に対して化学走性(chew、otactic)であることが示された (つすルベ及びセラミ[1989年コFASEB Journal 3巻256 5−2573頁)、よく特性が明らかにされた好炎症性蛋白質とのPF4の構造 及び活性の類似性は、炎症部位における血小板の遍在的な凝固とともに、PF4 が炎症の内因的な媒介物であることを示唆している。このため、生体内ではPF 4投与に伴って膨張があると予期される。
脈管形成及び内皮細胞増殖の有効かつ無毒な抑制物を見つけ出すことが有意義な こととして、しかも非常に長い閏求められてきた。脈管形成は癌を含めた広範囲 の破滅的な病気の開始及び進行に主要な役割を果す、これらの病気を処置する為 に、局所的及び/又は全身的に投与てきる有効て無毒性の薬剤は非常に有益であ り得るが、長い間見つけ出すことができなかった。
本発明のアミノ酸を判別するのに、以下の表が役立つ。
アスパラギン Asn N アスパラギン酸 Asp D Asn及び/又はA sp A sx Bシスティン Cys C グルタミン Gln Q グルタミン酸 Glu E Gln及び/又はG lu G IX Zグリシン cry c ヒスチジン His H イソロイシン Ile I ロイシン Leu L リジン Lys K メチオニン Met M フェニルアラニン Phe F トリプトファン Trp W 本明細書で使用するコンザーバテイブなアミノ酸置換という用語は、アミノ酸を 第一のアミノ酸と生物学的に適合性である別のアミノ酸で置換することを意味す る。
発明のまとめ 本発明は脈管形成と内皮細胞の増殖を伴う病気の治療における臨床的な有用性な PF4が有しているという発見に関するものである。ざらにPF4の断片は脈管 形成の抑制剤であることが実証される。脈管形成を抑制する能力が、PF4中の 配列に対応する合成ペプチド中のカルボキシ末端のわずか13個のアミノ酸で発 見された。
本発明はPF4と抗炎症剤の組合せて脈管形成病を処置することを特徴とする。
抗炎症剤はプロ炎症化合物の投与に伴い得る望まれない#潤、痛み、又は組織破 壊を軽減する助けをする。
本発明はまた、単独又は抗炎症剤との組合せの0ずれかてPF4て悪性の内皮細 胞を含有している腫瘍を治療する方法を特徴としている。特に本発明はPF4で 脳の腫瘍を処置する方法によって特徴づけられる。
詳細な記載 図面について先ず記載する。
図面 図1はネイティブ(native)なrP F 4のDNA配列とアミノ酸配列 を示す。
図2は、rP F 4と種々の間違ペプチド類での処置から生ずる脈管形成の抑 制を示す。
図3は、rP F 4による内皮細胞増殖の抑制を示す。
図4は、rP F 4とrP F 4−241のアルファらせん構造を示す。
図5は、rP F 4とrP F 47241での処置から生ずる脈管形成の抑 制を比較したものである。
図6は、rP F 4又はrP F 4−241での処置から生ずるヒトの誼静 脈内皮細胞の増殖抑制の比較である。
図7は、rP F 4又はrP F 4−241の腫瘍成長抑制能力を示す。
V8は、rP F 4、rP F 4とインドメタシン、又は緩衝液の注射後の 時間の間数としての、マウスの足If(肉it footpad)の膨張を示す 。
図9は、rP F 4又はインドメタシンを加えたrP F 4での処置後の、 炎症性細胞浸潤の定量を示す。
図1Oは、rPF4のみ、インドメタシンのみ、緩衝液のみ、又はrP F 4 とインドメタシンの投与後の腫瘍成長を示す。
本発明は、rP F 4、及びrP F 4のある類似体類やペプチド断片によ る脈管形成の生体内抑制に間する。PF4のこれらの類似体類とペプチド断片は 、脈管形成病の処置に使用できる。本出願で使用される用語の「脈管形成病」は 、充実性腫瘍の成長と、舟状の変性(maculardegeneration )を含めた脈管形成による機能不全を伴うその他の症状とをさす。本発明はまた 、調節不良の内皮1all!!増殖病の処置へのrP F 4及υPF4断片の 使用に間する。
rPF4、PF4又はこれらの類似体及び断片によって処置できる充実性腫瘍の 種類には、小細胞肺癌を含むあらゆるfl類の肺の!III、乳の+i瘍、結% I/直腸、前立腺、頭頚部、胃、膀胱、腎臓、すい臓、肝臓、卵巣及び子宮:肉 腫;黒色腫及び他の転移性の皮膚癌;非転移性の皮膚癌(例えばカボシ肉腫、基 底細胞癌);及び最も好ましくは脳の腫瘍が含まれる。
本発明の組成物及び方法を使用して処置できる腫瘍の種類には外科手術的に接近 できない腫瘍及び/又は化学療法及び放射線療法に抵抗性のI[i[が含まれる 0手術後又は未手術の進行した侵入性の悪性腫瘍は、本発明の組成物及び方法を 使用して処置できる。本発明は外科的な切除に続く補助療法として使用でき、そ して既知の転移性の@ス及び非転移性の癌を処置するのに使用できる。
上記の腫瘍及び病気の治療は、病気の種類とひどさ並びに病気の場所の接近可能 性に依存して全身的、部分的(reg*onal)又は局所的(病栗内)であり 得る。全身的治療には静脈内ポーラス(bolus)注射(ワンショットの注射 )及び注入、皮下注射、移植錠、再充填可能なレザボア及び持効性のデボ製剤、 及び筋肉内注射が含まれる。以下により詳細に説明されるように、本発明者は全 身的投与において有用な有効抗its投与量が非常に高くなければならないこと を発見した。このような異常に高い適量が最大の効果を得るためには必要である が、受は入れられる程度の低い毒性した伴わずに投与できる。部分的な処置(r +4ional treatment)には原発性の肝臓腫瘍及び肝臓の転移の 治療のための、そして腎[脳及びすい臓miのための動脈内投与が含まれる。部 分的な腹腔内治療は卵巣の+i*の治療に使用できる6局所的な治療は脳、子宮 、膀胱、頭頚部の腫瘍、カボジ肉腫及びその他の非転移性の皮膚癌、さらに外科 的に切除することを伝染性が除外してしまった転移性の皮膚癌、及び語間と直! IItIAに使用できる。
脳m瘍は一般に可能ならば初期の外科的な切除で治療され、続いて強力な化学療 法及び放射線療法が行なわれる。攻撃性の脳腫瘍(高いグレードの星細胞腫、多 形性膠芽腫)は、転移による伝染よりも、不完全な外科的な除去のためにそれら のもとの場所近くで再発することによって死を究極的に生しる。最初の病巣の場 所における手術後の処置を重点的に行う方法は、従って効果的な治療を行ない健 康な組織に対する損傷を減少させるために望ましい。
本発明は、生体内で毛管形成を抑制し並びに胎児の血管新生を抑制するrPF4 の能力を一部利用するものである。
全長の組替えPF4も成長因子依存性の人の内皮細胞増殖を試験官内で抑制する 。
脈管形成を抑制するPF4の活性は、長さ13個しかないアミノ酸のPF4配列 に対応する合成ペプチドによって保持されていることが確定されたのも重要であ る。特に、PF4のカルボキシル末端部分(C−13)に対応する13個のアミ ノ散の合成ペプチドが、強い脈管形成の抑制活性をもつことがわかった。
PF4が内皮細胞の純粋培養基の生育を直接に抑制するという発見は、有利なこ とに、その効果がなんらかの池の細胞型によって媒介されるのでないことを意味 している。
C−13ペプチドの活性は、それがヘパリンの抗凝固活性に影響しえないことか らみて、特に驚異的である。 C−13ペプチドの使用は、適量の減少(重量基 盤)、抗原性となる可能性が減少すること、及び新規な適量形式で有効となる見 込が増すことなと、rP F 4全体よりも優れた幾つかの利点を提供している 。
PF4のC−13ペプチドはまた、ハツカネズミでCon−A誘発性の免疫抑制 を予防する能力を保持している。この能力は、ヘパリンに影響されず、恐らく脈 管形成を抑制するペプチドの能力とは独立している。
充実性腫瘍が数立方ミリメートルを越えて成長するには、脈管形成が必要となる ことはよく理解されている。
このため、充実性腫瘍の処置には、rP F 4又はその断片を使用して、脈管 形成を抑制することにより腫瘍成長を阻止することが、新規かつ非常に有利な治 療手段を提示している。但し、本明纏書に記載した治療法の幾つかに於けるPF 4の効果は脈管形成の抑制で全て説明がつくものではない。例えば、我々はカボ ジ肉腫なとの悪性の内皮細胞を含有する特定の種類の癌では、PF4が抑制的で あることを発見した。
C−13ペプチドがヘパリンの抗凝固活性に影響せずに脈管形成を抑制する事実 は、この小さなペプチドが同時的な抗凝固療法に干渉しない利点をももつであろ うことを立証している。更に、小ペプチド類は一般に大きな蛋白質より抗原性が 低く、このため、PF4断片は経口及び経皮投与に有利に使用できる。これらの 薬を体に行きわたらせるやり方は、それぞれ胃腸管の毛管増殖(例えばカボジ肉 腫)と皮膚病変部の処置に特に有用である。PF4断片の病巣内及び全身投与は 、これらの症状の処置にも適している。
ヘパリン結合活性を欠くが、脈管形成を抑制する能力を保持しているようなPF 4類似体類がつくられた。「P F 4−241として知られる一つのこのよう な類似体は、合成PF4遺伝子のカセット突然変異誘発によってつくられ、その 場合にPF4のカルボキシ末端近くの4個のリジン残基なコートしたDNA配列 は、2個のGlr+−GIUカッブレットをコートした配列に変換された。rP  F 4−241が病巣内に投与される場合、適量が病巣当たり約1μg〜約4  rsgの間にあるように適用される。全身投与には、rP F 4−241の 適量は、体重kg当たり0.5 +++g 〜約100 Bの間にある。天然配 列のrP F 4並びにペプチド断片の投与には、同様なまたそれより高い適量 を使用できる。
例えば、rP F 4とその断片の適量は、rP F 4−241の適量の2倍 以上でありうる。
上記のように、PF4は試験管内て好中球と単球に対して化学走性であることが 示され、これが炎症応答を媒介しうろことを示唆している。これらの観察が生体 内の関連性をもつかどうかを見るために、ハツカネズミで急性及び慢性皮膚炎症 を誘発するPF4の能力について試験した。朝替え型ヒトPF4(rPF4)を ネズミの皮膚に注射すると、2時間以内に急性炎症が誘発され、約12−18時 閉じピークに達し、約36時間に解消した。当量のチトクロームC5緩ff1i (Wのみ、又はアミノ末端PF4ペプチドの注射は有意の炎症応答を誘発できな かったが、カルボキシ末端PF4ペプチドは好炎症性であった。rPF4及び4 1アミノI!1licOOH末端ペプチドの両方で誘発される炎症性浸潤は、好 中球とそれより少ない量の単核細胞からなっていた。炎症応答を引出すには比較 的高濃度のrP F 4が必要であるが、これらの濃度は血小板凝集中に、又は rP F 4又は関連化合物類の投与部位で、局所的に得られる。
有利な点として、rP F 4の好炎症効果が、脈管形成の抑制活性を低下させ ずに抗炎症剤の全身投与によって著しく抑制されることがわかった。
受精卵を静置させて3日間37℃で70〜8ozの相対湿度で培養した。この間 、胚が卵の内容物の上表面に上昇した。
4日目の始めに、卵は逆さまにすることなく割られ、注意深く滅菌プラスチック 製ベト9皿に胚が上表面にあるように置いた。殻のない卵を更に72時間37℃ で2.5〜3.52のC02を含有している雰囲気下で培養し、その後成長する 胚は認め得るCAMを発達させた。試験試料を11(W/■)メチルセルロース と混合することによって造ったディスクを乾燥し、主要な静脈(major v ein)の閏のCAM上に、胚からおよそ0.5c厘離して置いた。37℃で更 に48時間培養後(2,5〜3.5XCO2) 、脈管形成を抑制する能力につ いて試料を採点した。抑制は移植錠を取巻く駆血帯域として現われ、このディス クを避けている静脈によって形成されたエルボ−形を含みそして移植錠の領域に 於いて毛細血管の数が減少している場合が多い。
内皮纏胞増殖検−ま ヒトの請静脈内皮纏胞(HU V E C)を、IOX (v/v)牛胎児血清 (FBS)、+50mcg/ml内皮細胞成長サブレメント(ECGS)及び5 単泣/−1のヘパリンを含有しているメディアム(培地) 199 (Gibc o)中で、37℃、4〜5zC02テ培養した。3〜4日毎に培養基をトリプシ ン処理によって収穫し、希釈して再プレートし、集合体に生育させた。実験閏始 前に細胞を遠心分離し、ヘパリンのない培地中に再懸濁し、試験物質(PF4) と共に3日間、標準の培養条件下で培養した。tga期間の終りに細胞をトリプ シン処理によって除き、パーティクル・データ・エルシン180細胞カウンター で数えた。平均の閏の統計的な有意性は、不対データに対する標準のスチューデ ントを一試験(Student t−test)て決定した。
DNA合成の抑制は、上記のように細胞をプレートしてから、試験物質と一緒に 24時間培養することによって測定された。更に6時間3H−チミジン(lμC i/穴)を加え、プレートを一70℃で凍結させた。2回の凍結/解凍開門の後 、′a抱を繊維フィルター上に吸引し、蒸留水で洗い、M eOHで固定し、D NAへの放射能の取込みをカウントした。
生体内IIl瘍成長検定 正常なC57BL/6J雌ハツカネズミ(生後6−8週)に、B16−FIOメ ラノーマ腫瘍系統の対数相の細胞5χ106個を皮下接種した。この操作は漸進 的な腫瘍成長を起こし、約10日で大きな(300am’)壊死性腫瘍を生じ、 通常mgI接種の3週間以内に未処理動物を死に至らしめた。
生体内のam成長と脈管形成を予防するrP F 4の効力を試験するために、 figをもった動物に、腫瘍接種の1日後から始めて毎日、rP F 4又はr P F 4の入っていない緩衝液を新生腫瘍へ直接に注射した。各被験動物の受 ける特定処理がなんであるかを知らされていない研究員が、定期的な時間1隔て 、デジタルノギスによって腫瘍容積を測定した。
足随りfootpad)検定 試験物質を含有するP B S (0,05ml)を各ハッカネズミの右後の足 踵に皮膚内注射した。試験物質を含有しない希釈剤の同量を、左後足踵に注射し た0種々の時点て、足の裏の厚みを、バネ装填された工学用マイクロメーター( ファウラー社、英国ビッグスウォルド)によって測定した。
種々の時点て、ハツカネズミをrR段し、足随のM1織を光学顕微鏡検査のため に準備した。この組織を使用して、浸潤細胞型を定量した。生検標本を少なくと も48時閏、10%緩衝ホルマリン中で固定し、次にパラフィン埋没とヘマトキ シリン及びエオシン染色という標準技法を用いて調製した。接眼グリッドを使用 して、各標本中の真皮の4細胞区域を100OXの(8率てコート方式によって 検査し、炎症細胞を定量化した。群間の差は、スチューデント1試験又は適当な 場合、分散分析によって評価した。
rP F 4の生産 PF4部分の直前に特異なメチオニン残基を含有するN−末端融合蛋白質として 、MAvえ型PF4を大腸菌中てつくった。もっと特定的には、自然配列のPF 4 (図1)(ボンクズら、[1987年コBlood 69巻219頁)をコ ードした合成遺伝子を、プラスミドpRE V 2.2 (1986年7月30 日寄託、呼出番号NRRL B−18091)の複数制限部位領域へクローニン グすることによって、発現プラスミドpPF 4−211を構築した。合成遺伝 子中のコドン用法を大腸菌発現用に#la化し、PF4遺伝子のへフタ−への指 向性挿入を容易にするために、合成りNAリンカ−を各末端に含めた。pRE  V 2.2への挿入用に制限部位1(indm及びS■alを遇択した。生ずる 構造体pp F 4−211は、特異なメチオニン残基によってPF4配列から 隔てられた大腸菌β−グルクロニダーゼ(B6)の34アミノ酸を含有する融1 合蛋白質を発現した。
融合蛋白を発現する細胞をリゾチーム(細胞g当たりI B) 、D Na5e l (If胞10(Ig当たり500単位)及びビーズミル処理にかけた。@合 蛋白質をBGとPF4部分との間のメチオニンのところで1裂させるために、融 合蛋白質を含有する溶菌ベレットを70%蟻酸中のCNBr (’al胞100 g当たり10g)で処理した。CNBr/蟻酸の蒸発後、絹替え蛋白質を細胞出 発材料100g当たり50mM )リス−C1(pH7,6) 、 5 mM  EDTA、及び10 mM D T Tの200 mlで抽出した。天然配列の rP F 4−211は、蛋白質をヘパリンアガロースに結合させ、汚染蛋白質 を0.6M N aclで除去し、1.2M N acIて溶離することによっ て精製された。
生ずる材料を20−M酢酸ナトリウム(pH4,0)へ透析し、クマシーブリリ アントブルーで染色した15%5DS−PAゲル上で分析した。C4逆相高圧液 体クロマトグラフィ(HPLC)を用いて少量の汚染物質を除去すると、生体内 使用の蛋白質が調製された。
rP F 4−241及びその他のPF4類似体類の生産rP F 4−241 と命名される突然変異体をコートした合成遺伝子は、PF4のC末端近くの4個 のりジン残基に対するコドンを、BbelとS■a1部位間でのカセット突然変 異誘発によって、21IIのG In−G luカップレットをコートした配列 (CAA GAA)に代えることによって構築された。リンカ−は合成遺伝子の 末端に含まれており、遺伝子は上記のように、rRE V 2.2へ挿入された 。
その他のPF4変異体又は類似体をコートした遺伝子は、同様な方法て′All された。
突然変異体蛋白質(例えばrP F 4−241)を上記のように閉袋し、抽出 した0次に、DEAE−セファロースクロマトグラフィを使用して抽出物を精製 し、O−LM N acIの勾配で溶離した。PF4蛋白質は、一般に約0.5 M N actて溶離され、これを20−M燐酸緩衝液(p)l 7.5)で透 析した。試料を更に逆相HPLCによって精製した。
PF4ペプチド−鴎 標準固相合成手順によってペプチド類をFAI!シ、固体支持体から切り離して 脱封鎖し、逆相HPLCによって精製組替え型ヒトIL−1(rlL−1)をジ エンザイム・コーポレーション(マサチューセッツ州ケンブリッジ)から購入し た。チトクロームCと大lII菌エンドトキシンをシグマケミカル社(ミズーリ 州セントルイス)から購入した。
除放性インドメタシンベレットをイノベーチプ争すサーチ社(オハイオ州トレド )から購入した。
ハツカネズミ。
C57B+/ 6J、 A /J、及びC3H/ HeJ+ll ハツカネズミ (生後6−8週)をジャクジン・ラボラトリ−(メーン州バーバーバー)から購 入した。
次の実施例は最良の形態を含めた本発明の実施に対する手順を説明する。これら の実施例は限定的なものとして解釈されるへきてない。特に別途記載しない限り 、全ての%は重量、全ての溶媒混合物割合は容量による。
実施例1 上記の様に製造した鶏の卵を種々の濃度の組替えPF4又はPF4の配列に由来 するペプチドを含有しているディスクで処理した。rPF4及び13個のアミノ 酸しかないc、t*ペプチドは、CAMに於いて脈管形成を抑制した(図2)、 各場合とも、抑制は投与量依存性であり、応答はほぼPF4のC末#領域を含有 している抑、vJ剤と同等である(モル基盤)、PF4のN末端ペプチド(N− 29)は試験された最も高い濃度に於いてさえ脈管形成を抑制せず、PF4の全 ての抗脈管形成活性はおそらく分子のC末端部分と関連していることを示唆して いる。PF4のC末端はリジンに冨んでいるので、この検定系において、ポリリ ジンを試験し、6.5μモル投与量で抑制を生しないことが分った。
実施例2 PF4のリジンに富んだ領域(61〜66の残基)もPF4によるヘパリンの結 合と間違した領域である。ヘパリンは脈管形成を調節する役割を果たすことが知 られており、脈管形成は特性がよく分っている別のヘパリン結合蛋白質であるプ ロタミンによっても影響を受け得る。PF4に基づいた合成ペプチドがヘパリン に結合する能力を評価する為に、本発明者等はヘパリンにょフて阻害される凝固 カスケード酵素の活性を検定した。ここで使用されるXa因子の検定は、デント ンら(1983年) Biochem。
J、 209巻455−460頁ですてに記述されている。プロタミンと血小板 第4因子は、はぼ同しモル濃度でトロンビンとXa因子のヘパリンによる抑制を 予防しうる。PF4の41111のアミノ酸のC末端ペプチド(C−41)はヘ パリン抑制の防止がより効果的でなかったが、C−13ペプチドはrP F 4 の有効水準の10倍の1度に於いてさえ、トロンビンの抑制を防止することが出 来なかった。この予想外の発見は、C−13ペプチドがヘパリン結合以外の何等 かの方法によって脈管形成を抑制することを示唆している。
実施例3 多くの脈管形成剤は内皮細胞増殖の直接の抑制によって作用する。内皮細胞の分 裂及び成長は成長因子の存在によって厳密に制御され、そしてこれに厳密に依存 している0本発明者等は、野性型配列をもったrPF4(rPF 4−211) 及び関連ペプチドの、成長因子に刺激されたヒト内皮細胞増殖の抑制を試験管内 (インビトロ)で評価した。図3に示すように、rP F 4は1.3μ阿もの 低濃度で、投与量依存的な形て内皮細胞の成長を著しく抑制した。抑制は、ここ で使用されたペバリンを含まない培地中で、3.2μ−で完全であった。
実施例4 内皮細胞増殖の抑制に於けるPF4のヘパリン結合活性の重要性を評価する為に 、5単位/1のヘパリンを含有するか含有していない培地中で細胞を培養した。
この実験の3日間の培養の間、ヘパリンの存在はこれらの細胞の増殖を刺激した * rP F 4は対照の内皮細胞成長も(1oo’r、> 、ヘパリン刺激内 皮細胞の成長も(45z)、両方ともかなり抑制したく表1)。
−14,4±2.5 b6.0±0.6 〜】005u/mlへ+ピリン 18 .9± 1.2 b14.0± 0.4 45−は8xlO’/ウエルの植え付 けに基づく。
b適当な対照と有意の差あり(p < 0.005)実施例5 rP F 4− 241の構築PF4のカルボキシ末端に於ける4つのりジン残基を上記の様に2 つのGln−Gluカッブレットに変換することによって、PF4突然変異体を 造った。この蛋白質は明らかに、分子のこの領域に対するαラセン形のの二次構 造(図4)を保持するが、同時にヘパリン結合活性の喪失を伴う。
この蛋白質は天然のPF4に対するポリクローナル抗体と反応性であり、アミノ 酸分析によって適当な修飾を有していることが決定された。有意義な点は、精製 された突然変異体蛋白質がXa因子の抑制検定に於いて、ヘパリン結合活性を欠 いていたことである。
ここに記載された置換はペプチド断片並びに完全な長さのPF4分子に対して行 なうことが出来る。例えばC−13−241は次の配列を有する。
Pro−Leu−丁yr−Gln−Glu−I Ie−11e−Gln−Glu −Leu−Leu−Glu−er 実施!16 rPF4−241による脈管形成の抑制精製したrP F 4−2 41を、鶏の絨毛尿膜(CAM)検定に於いて、毛細血管成長の抑制能力につい て試験した。
試験した最も低濃度に於いてさえ(+、25r+tX/テーイスク) rPF  4−241はCAM系において脈管形成を広範囲に抑制した(図5)、この抑制 は膜上のより大きな無血管帯域によって示唆されるように、元々のrP F 4 の同じ濃度によって生したものよりもいっそう有効であった。rPF4−241 の抑制効果はヘパリンによって逆転されなかった。
実施例7 rP F 4−241によるヒト内皮細胞増殖の抑制天然のrP F  4及び突然変異体rP F 4−241によるヒト請静脈内皮m胞増殖の抑制 試験に於いて、両方ともがこれらの細胞の増殖を抑制するのに有効であることが 示された。この試験の結果は図6に示されている。
これらの結果は、PF4の効果がヘパリンの結合の為であったと仮定した脈管形 成のrP F 4抑制の以前の理論からすると注目すべき事である。我々は蛋白 質を、元々のPF4の構造的な特徴のほとんどを保持しつつも、検出可能なヘパ リン結合活性を欠くものとして設計したが、これは生体内で脈管形成を抑制する のに自然なPF4よりもより活性であり、試験管内で内皮細胞増殖を抑制するの により活性であり得る。更に我々が設計した突然変異体は、ヘパリン抗凝固療法 に干渉することが予想されない。
実施例8 生体内の1lIfl!成長の抑制腫瘍成長と脈管形成の予防における rP F 4−211又は「P F 4−241の効力を試験した。生体内腫瘍 成長の抑制は、4−211 (2OmM Na0Ac中、pH4,0)又はrP  F 4−241 (50mM燐酸ナトリウム、pH6,5,50mM NaC l中)を直接に新生腫瘍中に注射後、検定された。ill接種の7日以内に、緩 衝液を注射された動物は明らかな三次元的な腫瘍を有する一方、rP F 4− 211で処理された動物は本質的に腫瘍が簾かった(図7)。rPF4て続けて 処置することは、これらの条件下、即ち未処理マウスですでに見られたように対 照動物の腫瘍が壊死を生じ、そして大きなものであるような条件下で、完全に腫 瘍成長を抑制した。 rP F 4−241が抑制剤として使用されたときにも 、同し効果が観測された。
この発見は、脈管形成の抑制剤としてのrP F 4が、悪性黒腫及び他の癌の 克服に臨床的有用性をもつとの提案を支持するものである。llI瘍の漸進的成 長は新しい血管の形成を要求し、新しい血管形成はそれが抑制されれば腫瘍成長 を制限するのみならず、既存血管の退化を刺激し、並びに悪性の侵入物に対する その他の応答を増強する。
生体内の+ms成長のrPF4による抑制が、最初の接種(rPF4の)の三日 以内に明らかであったという発見は、rP F 4が長時間を要する免疫調整( イミュノモジュレーション)によるものでなく、局所的な機構によってmi成長 を調節する様に作用することを示している。
更にrP F 4はインビトロで腫!細胞の成長を直接に抑制しなかった。従っ て、rP F 4は成長中の腫瘍に対する宿主の脈管形成的な応答を変えたよっ てある。
実施例9 もしアミノ酸配列の変更が有意に蛋白質の二次構造を変更させないならば、同定 された構造及び機能の蛋白質は、アミノ酸配列を変更することによって構築でき ることが示された(カイザー イー、ティー、及びエフ、ジエー。
ケズディー[1984]5cience 223: 249−255)、本発明 は、ヘパリン親和性を欠いていて、同し又はより高い脈管形成の抑制活性を実質 的に示す、本明細書に記述されたPF4配列のその池の突然変異体又は断片類を 包含する。
好ましい変更領域は、ヘパリン結合領域に対応するカルボキシ末端近くのリジン に富んだ領域(残基6O−To)である、一般的な規則として、60番目から7 0番目のアミノ酸は削除できない。また一般規則として位置6oと70の閏で少 なくとも1個の荷電された残基なもつ必要がある。この領域で両性のα−らせん を慄っ必要はないと思われるが、両性構造が好ましい。従って本発明は蛋白質の 二次構造を変えないか、又は構造が変えられたとしても生物的な活性が保持され ているような、本明細書に描かれたアミノ酸配列の突然変異体を含んでいる。特 にアミノ酸のコンザーバティブな置換を行なえることが理解されるへきである。
例えば、アミノ酸は次のクラスに分けられ得る。塩基性、疎水性、酸性、極性及 びアミド。一つのクラスのアミノ酸が同じ種類(クラス)の別のアミノ酸に置き 換えられる置換は、その置換が実質的に化合物の生物活性を変えない限り、本発 明の範囲内にあるものである0表2は各クラスに属するアミノ酸の例を挙げてい る。
塩基性 K、R,H 酸性 E、D 極性 S、T、N、Q、C アミド Q、N ある場合には非コンザーバティブな置換もされうる。
例えばPF4のC末端の近くのりジン残基は任意の次のアミノ酸で置換され得る 。即ち、E、Q、D、N、M。
A、L、及び■、臨界的な要因は、これらの置換が「PF4又はrPF4断片の 生物活性を有意に損なうものであってはならないという点である。
我々は、アミノ酸置換を行なう実験を行ない、生ずるrP F 4突然変異体を 生物活性について試験した。構築された種々の突然変異体を表3に示す。
rPF4−211 [PF4 AA l−57コ − PLYににIIにKLL ESrPF4−231 [PF4 AA 1−57コ − PシyrPF4−2 41 [PF4 AA l−57] −PLYQEIIQELLESrPF4− 302 [PF4 AA l−57] −PLYQQIIQQLLESrPF4 −303 [PF4 AA 1−57] −PLYににQEKKQEESrPF 4−307 [PF4 AA 1−57コ − PLYQIEIQLELESr PF4−308 [PF4 AA 1−57] −PLYNDIINDLLES rPF4−315 [PF4 AA 1−57コ − PLYGEI IGEL LEsこれらのベブチF’ 111の生物活性を試験する実験の結果を表4に示 す。
表 4 CAM HUVEC rP F 4−211 + + rP F 4−231 + /−− rP F 4−241 + + + rP F 4−302 +/−− rPF4−303 + NA rP F 4−307 + + + +rP F 4−308 + N A rP F 4−315 + N A NA=入手不能(Not Avai fable)表4に示す結果は、CAM検 定及びHUVEC検定において細胞成長の抑制に間するrP F 4の生物活性 を保持したrP F 4突然変異体を構築できることを明確に例証している。こ れらのペプチド類の二つ(rP F 4−241とrP F 4−307)はこ れらの検定で強化された活性を示した。ここに記述された突然変異体は、野性型 rP F 4(rP F 4−211)と大部分相同であるが、あるアミノ酸置 換をもっているようなアミノ酸配列である。これらの置換はアミノ酸60と70 の間で行なわれた。
生ずる化合物のほとんどは、CAM及びHUVEC検定において生物活性を保っ ているが、ヘパリンを結合しない、CAM又はHU V E C検定て有意の活 性を示さないrP F 4−302は、残基60と70の間で荷電されたアミノ 酸残基をもたない。有意の生物活性を示さないrP F 4−231も、アミノ 酸数60で終っている。当業者がその池のrPF4突然変異体の生物活性を検討 したい場合は、所望の突に変異を行なって、生ずるペプチド類の活性を試験する のが単刀直入な手順てあろう6本明細書の教示を用いて、研究者は所望の性状を もつと予想されるペプチド類をrI4I!シ、容易に試験できよう0例えば、完 全な長さのrP F 4分子について記述されたばかりのアミノ酸置換は、上に 記述されたC−13及びC−41断片についても実施できる。
実施例10 rPF4及び関連化合物類の炎症性状rP F 4及び関連化合物 類の炎症性状は、上記の足返(footpad)検定を用いて検討された。8時 閏に、rPF4−211 (25μ8)をネズミ表皮へ局所注射すると、足廼( フットバット)膨張(図8)及び炎症性細胞浸潤の定量(図9)によって測定さ れるとおり、活発な炎症応答を引き起こした。より高い投与量では、flJ織の 水腫はそれ以上増加せず、やや低下さえした。好炎症効果を現わすには比較的高 い局所濃度のPF4が必要であることがわかった。ネズミ表皮へ注射されたPF 4(25μg)で活発な炎症応答が生ずるが、0.25μgで炎症応答は最低限 であった。rPF4て誘発される急性炎症の時閉的経過は広域で、約36時閉で 解消する(図8)。
rP F 4で誘発される炎症の時間経過は、基線から急速に上昇し、6時閏と 12時間の間でピークに達し、36時間までにほぼ完全に解消する。
実施例11rPF4に対する抗炎症剤の効果実験の48時間前に、各ハツカネズ ミに除放性インドメタシンベレット(イノベーチブ・リサーチ、オハイオ州トレ ド) 0.05 Bを軽いエーテル麻酔下に皮下に移植した。これらのベレット は、14日間にわたり、内容物を持続的に放出する。
インドメタシンによる動物の全身処置は、rP F 4の好炎症応答を著しく鈍 らせる(図8)。rP F 4とインドメタシンで処置されたハツカネズミでの 足If(フットバラ)”)WAI張の曲線下の面積は、rP F 4のみて処置 されたハツカネズミの曲線下の面積の45.7%である。炎症性細胞浸潤も、イ ンドメタシン処置によって部分的に解消された。これらの実験結果を表5にまと めた。
Aに 艶」 リ N−29−− rP F 4−241 + + rPF4/インドメタシン +/−+/−このように、インドメタシンはPF4 又はPF4間達間違の投与に伴う膨張を減少するために使用できる。池の非ステ ロイド抗炎症剤も使用出来る0本発明の組合せ及び方法に有用な抗炎症剤は、ス テロイド及び非ステロイドの抗炎症剤を包含する。非ステロイド抗炎症剤は、ア セチルサリチル#!I(アスピリン)、サリチル酸メチル、サリチル酸ナトリウ ム、フェニルブタシン、オキシフェンブタシン、アバシン、インドメタシン、ス リンダック、トルメチン、メフェナミソクアンット、イブプロフェン、ナプロキ セン、フェノプロフェン、フルルビプロフェン、ケトプロフェン、及びその他の 化合物類を包含するが、これらに限定はされない。本発明の絹合ぜと方法に有用 なその池の抗炎症剤は、天然′fIgに由来するりボニルチン類、又は絹替え手 法(米国特許出願第690.146号、第712.376号、第765,877 号、及び第772.892号;ウォールナー・ビーら、[1986年コNatu re 320巻77−81頁)によってつくられるリボコルチン及びリボコルチ ン様ポリペプチド類、及びウロモジュリン(マクモア・エイ・ヴイー及びジェイ ・エム・デツカ−[1985年] 5cience 229巻479−481頁 )、又はシクロスポリンとその誘導体類を包含する。本発明に従って使用できる ステロイド抗炎症剤は、ヒドロコーチシンを包含するが、これに限定はされない 。
この実験で4群のハッカネズミを使用した。2群のハツカネズミに、除放性イン ドメタシンペレット(50μ8)を、左わき腹の皮膚下に外科的に移植した。他 の2群はインドメタシン処置を受けなかった。4群全部のハッカネズミの右わき 腹に、腫瘍を皮下移植した。
図1Oに示すように、PF4へのインドメタシン添加はPF4の抗腫瘍活性を妨 げなかった。腫瘍を緩衝液のみ又はインドメタシンのみて処置した第6日以後、 移植された腫瘍は急速に成長した。対照的に、PF4又はPF4とインドメタシ ンの組合せによって処置されたとき、腫瘍は全くでないにしても、はとんど成長 しなかった。
これらの結果から、PF4は抗炎症剤インドメタシンと絹合せた時でも、その抗 I!瘍活性を保持していることが明らかである。
実施例13 PF4と抗炎症剤の投護 本発明の絹合せ及び方法は、ある場合には、PF4のみに基づく慣用の処置方法 で許容される量より高い投4量で、PF4又は関連化合物類の投与を可能として いる。
従って、本発明の組合せ及び方法はPF4のみの高投与量での処置の炎症効果を 有利に減少又は排除する。このため、抗炎症剤と絹合せたPF4の使用は、慣用 的に許容される低投与量のPFI↓のみに基づく療法で必要とされる処置期間を 縮小させることができる。
本発明の組合せ及び方法は、ヒトを含めた任意の哺乳類を処置するのに有用であ る。本発明に従って、本発明の絹合せによる製薬上有効な量の2活性成分、すな わちPF4と抗炎症剤によって、脈管形成又は内皮細胞増殖の抑制に十分な時間 にわたり、哺乳類を処置する。
本発明に従って、薬学的有効量の抗炎症剤とPF4(又はPF4関連化合物類) は逐次的に、又は同時的に患者に投与される。PF4の最も有効な投与方式と適 量範囲は、処置しようとする病気のタイプ、その病気の程度とM過、以前の治療 法、患者の健康状態、及びPF4への応答と処置をする医師の判断によって変わ る。PF4は一連の処置の期間での一時点て患者に投与できる。
好ましくは、抗炎症剤とPF4は逐次的に患者に投与され、抗炎症剤はPF4処 置の前、後、又は前と後の両方で投与される。逐次的投与はPF4処置の少なく とも同じ日(24時閏以内)に抗炎症剤を処置すること、またPF4を投与しな い日々に抗炎症剤の継続処置を渾う。
抗炎症剤の慣用的な投与方式と標準適量範囲を使用できる(ギルマン・エイ・ジ ーら(&り「治療の薬理学的基i1 (The Pharmacologica l Ba5is of Therapeutics)J 697−713頁、1 482頁、+489−91頁[1980年] ;医師卓上参考書(Physic ians Desk Reference) 1986年版)。例えばインドメ タシンは約25−50 Ilgの適量で1日3回経日没与できる。それより高い 投与量も使用できる。その代わりに、アスピリン(約1500−2000 +g g/日)、イブプロフェン(約1200−3200 mg1日)、又は慣用的治 療量のその他の抗炎症剤を使用できる。抗炎症剤の適量は、個々の患者に対して 滴定できる。
本発明の一つの態様に従って、患者は抗炎症剤とPF4との同時処置を受けるこ とができる。PF4の局所的、病巣内、又は静脈内注射が好ましい(ギルマンら 、前掲、+290−91頁を参照)。抗炎症剤は、皮下注射、皮下の除放性移植 錠によって、又は経口的に投与されるのが好ましい。
その代わりに患者は、抗がん、抗1E又は抗炎症活性を示す薬剤の慣用の投与方 式に従って、PF4 (又はPF4間達間違物¥Ji)と抗炎症剤との絹合せを 含めてなる組成物を受けることができる。これらは、例えば非経口、皮下、静脈 内、又は病巣内投与経路を包含する。
実施例14 全身投与のための投与物 腫瘍の治療のために全身的にPF4が使用されるときに、非常に高いPF4の投 与量が要求されることが発見され、そしてこれらの高い投与量は受け入れられな い高い水準の毒性を有してはいないことが発見された。高い投与量のPF4が必 要であること及び高い投与量のPF4に対し耐性があることを実証する実験は以 下のようにして実施された。
816ねずみメラノマ細胞系統の細胞をマウスの尾の静脈に静脈内注射した。3 0秒後、rPF4 (食塩水中又は酢酸塩緩衝液中)を異なる尾の静脈を経由し て、同じマウスに注射した。21日後、試験動物及び対照動物の腫瘍のliRを 光学的に、及び肺への転移を計数することにより、そしてマウスの肺の重さを計 ることによって測定した。
表6を参照すると、PF4は両方のパラメーターによって測定されるように投与 量に依存する効果を生じた。 PF4が全身的に投与された時に最適な結果が観 測された。5000μg/体重kgを越える投与量の時に、最適の結果が観測さ れた。これらの投与量において、どんな観測される毒性又は他の思い影響も認め られなかった。
群 平均重量° 投与量 転移の数° 肺。
−−一其−員−ぐm−O−メ■し−む、LQ」つ く数/マウス〉□対照 +7 .7 0 1313.2 443(緩衝液のみ) 0.37511grPF4 19.0 19.7 112.2 5250.75 wg rPF4 18.7 40.1 66.0” 404+、5B rF’F 4 17.8 84.2 54.7” 357本 群当り6匹のマウスの平均 十 対照群からの統計的な差、p(0,0541LL入 全身□り一炸J 限定されるものではないが、小細胞肺癌、頭頚部癌、肉腫、乳癌、結腸癌などを 含めた全ての用途に対し零貢的に全身的処置は均等である。 PF4は直接静脈 内注射により、又は好ましくは単−処置当り0.5〜4時閏時読持続静脈内注入 により投与できる。!!者は院内又は外来患者として処置できる。患者はまた移 植可能な皮下ポルタル、レザボア又はポンプを使用して処置できる。複数の静脈 又は皮下投与が可能であり、移植可能な処置方法の場合には持続的放出のために 設計された処方が特に有用である。!!者は周期当りrPF4を0.3〜128 の投与量で処置されることができ、好ましくは1日当り60m1b)ら2.51 の容量中のkg当り4〜180mgで処置できる。
適量はポーラス注射又は静脈内注入として単一適量投与として定義され、又は化 合物は1日の期閏にわたって静脈注入として患者に投与できる。それ以外にも化 合物は適量が24時間の肋間にわたり分配されるように期間的に中断される幾つ かのポーラス注射として投与出来る。
最も好ましい処置方法は、1日当り1回の注射又は注入で患者に化合物を投与す ることである。
患者は毎日又は6週間の間通おきに、又はおそらく−生処置できる。患者らはま た連続的に週当り3回処置できるか、又は彼等は毎日−生処置できる。
実施例18 部分的処置 部分的な処置は限定されるものではないが、原発性の肝II癌、脳及び腎臓癌、 及び結III/直腸癌からの肝臓転移を含めて患者中で特定の臓器中の癌の処置 に有用である。処置は動脈内注入によって達成できる。影響を受けた臓器へ処置 を向けるためにカテーテルが外科的又は血管造影的に移植される。カテーテルに 連結された皮下のポルタル(portal)が慢性の処置のために使用でき、又 は移植できる再充填可能なポンプも用いることもできる。
患者は単−投与当り10〜400+* Iの容量中の0.05〜1gの「PF4 (1〜20B/kg)を受けることができる。処置の投与計画は全身処置につい て上に記載したのと同しである。
組成物 これらの治療法で使用される組成物も種々の形態であり得る。これらには例えば 固体、半固体、及び液体投与形、例えば錠剤、丸薬、粉末、液体溶液、又は懸濁 液、リポソーム、座薬、注1可能及び注入可能な溶液が含まれる。好ましい形態 は意図される投与形態に依存し、治療用途に依存する。組成物はまた好ましくは 当業者に知られている慣用の製薬上受は入れられる担体及び助剤を含む、好まし くは本発明の組成物は単位投与形であって、通常患者に1日当り1〜それ以上の 回数投与される。
PI3又は関連化合物は静脈内、筋肉内、病巣内又は皮下注射を含めた任意の薬 理学的に受け入れられる投与形で患者に投与され得る。有効投与量は体重kg当 り約0.003〜約200mgの範囲であり得、より低いそしてより高い投与量 も有用であることが認識される。上に議論したように非常に高い投与量が全身投 与に刻して好ましい、もちろん本発明の組成物及び方法は、池の治療法と組合せ て使用できることが理解されるへきである。
患者の症状の快方が一旦生じたならば、必要ならば維持的投与量が投与される。
その後、投与の適量又は頻度又はそれらの両方が、症状の間数として、快方した 症状が維持される水準に減少できる。症状が望まれる水準に軽減された時に治療 がやめられるへきである。しかし患者は長期的な観点に基づいて、なんらかの病 気の症状のある場合には、間歇的な処置を必要とし得る。
本明細書に記載された実施例及び具体例は、説明のみを目的とするものであり、 実施例や具体例から当業者は種々の変更及び修正の示唆を得ることができること 、そしてそれらの変更や修正は本出願の精神と範囲、及び添付の特許請求の範囲 に含まれるへきであることが理解されるべきである。
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Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.頭頸部の腫瘍の治療における使用のための医薬の製造のための組替え又は合 成PF4、PF4関連化合物又はそれらの断片の用途。
  2. 2.肺の腫瘍の治療における使用のための医薬の製造のための組替え又は合成P F4、PF4関連化合物又はそれらの断片の用途。
  3. 3.乳の腫瘍の処置における使用のための医薬の製造のための組替え又は合成P F4、PF4関連化合物又はそれらの断片の用途。
  4. 4.結腸の腫瘍の処置における使用のための医薬の製造のための組替え又は合成 PF4、PF4関連化合物又はそれらの断片の用途。
  5. 5.直腸癌の処置における使用のための医薬の製造用の組替え又は合成PF4、 PF4関連化合物又はそれらの断片の用途。
  6. 6.前立腺癌の処置における使用のための医薬の製造用ための組替え又は合成P F4、PF4関連化合物又はそれらの断片の用途。
  7. 7.胃癌の処置における使用のための医薬製造用の組替え又は合成PF4、PF 4関連化合物又はそれらの断片の用途。
  8. 8.膀胱癌の処置に使用する医薬製造用の組替え又は合成PF4、PF4関連化 合物又はそれらの断片の用途。
  9. 9.腎臓癌の処置に使用する医薬製造用の組替え又は合成PF4、PF4関連化 合物又はそれらの断片の用途。
  10. 10.すい臓癌の処置に使用する医薬製造用の組替え又は合成PF4、PF4関 連化合物又はそれらの断片の用途。
  11. 11.肝臓癌の処置に使用する医薬製造用の組替え又は合成PF4、PF4関連 化合物又はそれらの断片の用途。
  12. 12.卵巣癌の処置に使用する医薬製造用の組替え又は合成PF4、PF4関連 化合物又はそれらの断片の用途。
  13. 13.子宮がんの処置に使用する医薬製造用の組替え又は合成PF4、PF4関 連化合物又はそれらの断片の用途。
  14. 14.転移性の皮膚癌の処置に使用する医薬製造用の組替え又は合成PF4、P F4関連化合物又はそれらの断片の用途。
  15. 15.悪性黒腫の処置に使用する医薬製造用の組替え又は合成PF4、PF4関 連化合物又はそれらの断片の用途。
  16. 16.基底細胞癌の処置に使用する医薬製造用の組替え又は合成PF4、PF4 関連化合物又はそれらの断片の用途。
  17. 17.班点状変性の処置の使用のための医薬製造用の組替え又は合成PF4、P F4関連化合物又はそれらの断片の用途。
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