JPH06505391A - Dna配列化に基づくhlaタイピング - Google Patents

Dna配列化に基づくhlaタイピング

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 DNA配列化に基づ<HLAタイピング技」L走!一 本発明は、クラスIおよびnHLA遺伝子を含むヒト主要組織適合性遺伝子複合 体などの高度な多型性の系の遺伝子型を決定するためのプロセスに関する。特に 、本発明の方法は、与えられた個体の対立遺伝子を、維持または非維持オリゴヌ クレオチドブライマーを用いたポリメラーゼチェーンリアクションにより、注目 する遺伝子座で増幅することを包含する。このポリメラーゼチェーンリアクショ ン生成物は直接配列化し、得られた核酸はしご(ladder)を評価してサン プル核酸の遺伝子型を決定する。
の 主要組織適合性遺伝子複合体(MMC)としては、ヒト第6染色体短腕上に位置 するヒト白血球抗原(HLA)遺伝子複合体が挙げられる。この領域は、免疫応 答の細胞−細胞相互作用を調節する細胞表層蛋白質をコードする。様々なHLA クラス■の遺伝子座はHLA抗原、すなわち細胞表層でB−2ミクログロブリン と会合する44,000ダルトンのポリペプチドをコードする。このクラス■の 分子は、細胞障害性Tリンパ球による標的細胞の認識に関与する。一方、HLA クラス■座は、それぞれ29 、000および34 、000ダルトンの蛋白的 細胞の認識に関与する。
HLAクラスエ領域のHLA−A、HLA−BおよびHLA−C座は、HLAク ラス■領域のHLA−DRB、HLA−DQB、HLA−DQA、HLA、−D PBi3よびHLA−DPA座と同様に、非常に高度な多型性を示す、HLA系 についてのWHO学術命名法委員会[Marsh and Bodmer、 I mmunogenetics。
旦:131 (1990)]は、HLA−Aの25の対立遺伝子(HLA−A− 0101,A−0201等)、HLA−Bの32の対立遺伝子、およびHLA− Cのllの対立遺伝子、43のHLA−DRB対立遺伝子、13のHLA−DQ B対立遺伝子、8のHLA−DQA対立遺伝子、4のHLA−DPA対立遺伝子 および19のHLA−DPB対立遺伝子を明示した。この高度な多型性はHLA 分子の機能に関係すると考えられるので、その分子的基本原理およびその多型性 の機能的関係の決定(すなわち、移植において)により多くの研究がなされてい る。特定のHLA遺伝子のクローニングを用いることにより、この研究はDNA レベルにまで到達している。
ヒト第6染色体の短腕上に存在するHLA−D領域のクラス■遺伝子は、最も多 型性である既知の系のうちの一つである[Bach、Immunol、Toda y、6:89(1985)]、このHLAクラス■分子(DR,DQ、およびD P)は、自己−非自己認識関係における名目上の抗原提示”C’(7)制御因子 として[Zinkarbagel andはアロ応答における外来抗原として[ Bach and VanRood、 N、 Engl、 J−Med、、 2 95:806(i976)]作用する二つの非共有結合性会合鎖(αおよびβ) からなるヘテロニ量体の糖蛋白質である。
特異性がコードされたHLA−D9R域の対立遺伝子の多型性は2表現型タイピ ング(typlng、型判定または型決定)、ホモ接合体タイピング細胞を用い た混合リンパ球組織、感作リンパ球テスト、制限フラグメント長条型性の決定、 および、より近年においては、オリゴタイピングするための血清学的方法により 決定することかで(198B)]。これらの試みは、その多くがRFL Pおよ びオリゴタイピングなどの型判定(型決定)への分子論的アプローチの開発に集 中している[Bidwell。
Press、 New York (1989)]。
いくつかのHLA−DR,DQおよび一〇P対立遺伝子のクローニングおよび配 列化は、それらのアミノ酸はいくつかの多型性が、DRB 1.DRB3/41 5、DQAIおよびDQB 1.DPAIおよびDPB 1遺伝子の第2エクソ ンでコードされるそれらのN末端ドメインの可変領域にあることを示している[ Marsh andBodmer、5upra (,1990); Todd  at al、。
支持体上におけるDNAへのハイブリダイゼーションによって既知のHLAクラ ス■多型性の特徴付け(オリゴマータイピング)したり、あるいは配列化するた めに用いることができる対立遺伝子特異性オリゴヌクレオチドは迅速ではあるが 、各遺伝子座に対してかなり多くのオリゴヌクレオチドを必要とし、非白色人種 の集団の中に存在しているような予め確認されていない配列長型性を検出できず 、さらには、そのアプローチがクラス■多型性の解析に容易に利用できないであ ろうし、実用的ではないかもしれない。一方、対立遺伝子特異性オリゴヌクレオ チドを用いたPCHにより得られる一本鎖DNAの直接配列化が、DQAI遺伝 子座における多型性をテストするためにうまく用いられている[Gyllens le1nアプローチのDRB遺伝子への応用には、DRBI、DRB3、DRB 4およびDRB5の間の強力な配列相同性、および多くの個体が有するこれらの 遺伝子の各々4種以上の興なるバージョン(アイソタイプの複雑性)の故に問題 がある。直接配列化により生じるこの非常に複雑なはしご(l adder ) が、このプロセスを、正確かつ迅速なHLAタイプの決定には非実用的なものに している。したがって、HLA−PCR生成物の直接配列化は与えられた個体の 、予めわかっているHLAタイプに限定されるか、もしくは、それ自体慣例的な HLAタイビ(1989)]。
現在、HLAタイピングは、多くの医学的操作、例えば器官移植等に関連して慣 例的に行なわれている。提供者と受容者のHLA対立遺伝子が同一であれば、器 官組織移植片の拒絶は軽減すると考えられる0個体群におけるHLA遺伝子の対 立遺伝子が多くなることによっても、このHLAタイピングが実父確定科学検査 に有用なものとなる。しかしながら、現在用いつる技術は、クラスIおよびクラ スIIHLA遺伝子座に関連する全ての対立遺伝子による多型性を区別すること が不可能である。
現在のHLAタイピングのそれ以外の欠点は、血清学的テストを行なうのに必要 な標準血清の入手の可能性、テスト結果が得られる速度(すなわち、MLCでは 5〜7日間要する。)、および、これらの技術により検出されるのはすでに既知 のHLAタイプだけであり、L立上J型性のものは検出されないことである。器 官移植片および比較的大量の遺伝学的評価(実父確定科学検査など)における組 織タイピングの場合、現在のHLAタイピング技術に関係する時間は不必要に長 く、得られる結果がそれほど正確ではない可能性がある。
したがって、従来の方法では制限のある、HLA遺伝子複合体などの高度に多環 である系におけるゲノム情報を決定するための方法が必要とされている。HLA 遺伝子複合体の場合、それは、与えられた個体のHLAタイプを他の方法により 決定して予め知っておく必要なしに、その個体の遺伝子のヌクレオチド配列の決 定が可能な系である。さらに、本発明は、それぞれの既知の対立遺伝子に特異的 なオリゴヌクレオチドの使用を必要としない。我々が提示するこの技術は迅速で 、かつ少量のオリゴヌクレオチドブライマーのみの使用を必要とするものであり 、しかも、より通常のアプローチでは確認できない新しい配列変異体を容易に検 出できる。この系はクラス■およびクラス■遺伝子だけでなくクラス■遺伝子の 分析への利用可能性により実証され、しかも自動操作が可能である。
1」釦[[ 本発明は、維持または非維持(非対立遺伝子特異性)オリゴヌクレオチドブライ マーを用いて、各対立遺伝子に対するゲノムまたは相補的DNA分子を配列化さ れるべき各遺伝子座で増幅または直接配列化することにより被験者の一つ以上の 多型性遺伝子の核酸配列を決定するための方法に関する。広義には、本発明の方 法には、興味ある遺伝子座のゲノムDNAまたは発現(RNA)コピーの直接的 な同時配列化分析により、その遺伝子座における遺伝学的評価性の明確な決定を 提供する配列化に基づくタイピング(SBT)をも包含するものである。
SBTは、注目する一つ以上の遺伝子座における遺伝的多型性を、これらの遺伝 子座における多型性の複雑さに関係なく決定するために用いられ、例えば、(1 )DQA等により例示されるような、単一の遺伝子座の単なるホモ接合度または へテロ接合度、(2)DRB等に例示されるような、複数の、密接に関係しかつ 密接に連結している遺伝子座のコピーに依存するアイソタイプの複雑性;および (3)クラスエ遺伝子等のような、遺伝子座的複雑性による、遺伝子座における 対立遺伝子間複雑性を包含する。最もよく知られているヒト遺伝的多型性は、第 1の、最も単純なタイプである。
このSBT法の使用により、HLA遺伝子座の各タイプに例示されるような、注 目する遺伝子座のコピーのみからなる重複配列データが得られる。このSBT実 験計画は、特定の遺伝子座の両対立遺伝子の混合物の等しい増幅および直接配列 化、および本アプローチにより生じる重複配列パターンの直接解読により、その 遺伝子座の各コピーの同じ表現で遺伝子座を確実に選択するために設計される。
このように1本発明は、注目する一つ以上の遺伝子座における遺伝的多型性を決 定するための方法を提供しており、これは鎌状赤血球貧血症、嚢胞性線維症、地 中海貧血症等の遺伝的疾病のHLAタイピング、検出、評価および/または特徴 付は等、およびp53、Ras、myc等の様々な癌、癌腫、白血病、肉腫等に 関係する遺伝子座における多型性の検出、評価および/または特徴付けに用いる ことが可能である。
本発明による方法の使用は、サンプルにおける被験者の主要組織適合性遺伝子複 合体クラス遺伝子型(たとえばクラスIまたはクラス■)の迅速かつ正確な決定 用に提供される系により実証される。特に、本方法は、DRBl、DRB3.D RB4、DRB5、DQBI。
DQAl、DPAIおよびDPBI遺伝子を含む少なくとも一つのHLAクラス ■遺伝子座の決定に関する。クラスエ遺伝子型の場合、本方法はA、BおよびC 座遺伝子の決定に有用であると考えられる。
遺伝子座核酸配列長型性を、本発明による方法を用いて決定するために、サンプ ルからの核酸(RNAまたはD NA)を単離する。RNAの場合、少なくとも 一つの配列化されるべき遺伝子座の各対立遺伝子に対するc DNA分子は、各 遺伝子座の各対立遺伝子の維持領域にアニールする座持異性゛オリゴヌクレオチ ドプライマーを用いて合成される。本発明によれば、サンプル核酸配列は以下の 操作により決定される。すなわり:ボリメラーゼチェーンリアクションによりc DNA分子またはゲノムDNAを増幅して、配列化されるべき各遺伝子座の各対 立遺伝子に対して十分な生成物を生成し、この時、配列化されるべき各遺伝子座 および染色体の全ての対立遺伝子が、少なくとも一つの維持オリゴヌクレオチド プライマー対で増幅され、かつ配列化されるべき各遺伝子座および染色体の少な くとも一つの対立遺伝子が。
少なくとも一つの非維持オリゴヌクレオチドプライマーおよび少なくとも一つの 維持プライマーで増幅されていること:配列化(クリーン)のための各PCHの 生成物を調製すること;Taqポリメラーゼ等のDNA配列に適当な酵素および 配列化される多座に特異的な維持プライマーを用いて、各ポリメラーゼチェーン リアクションの生成物を直接配列化し、各対立遺伝子を各染色体の各遺伝子座で 検出すること:および多座およびプライマーの組み合わせに対する各配列化生成 物を分析して、被験者の遺伝子型を決定することにより、決定される。
本発明の好ましい具体例において、各遺伝子座の各対立遺伝子に対する各ポリメ ラーゼチェーンリアクション生成物の配列化は、各直接配列化ポリメラーゼチェ ーンリアクション生成物により生じる各核酸の一本および/または重複はしごを 分析することにより決定される。この分析は、各遺伝子座配列の各対立遺伝子の ヌクレオチド配列な多座の既知の配列と比較し、続いて非維持/維持オリゴヌク レオチドプライマー対を用いて増幅された各遺伝子座の配列を、維持オリゴヌク レオチドプライマー対で増幅された遺伝子座の各対立遺伝子のヌクレオチド配列 と比較することにより行なわれる。配列化対立遺伝子に対する核酸はしごの比較 は視覚的に、あるいはコンピューターソフトウェアを用いて行なうことができる 。
好ましい具体例において、本発明のプロセスは、遺伝的疾病の治療を含む迅速な 遺伝子型決定に使用できるように自動化される。このプロセスの自動操作には、 RNA/DNA抽出装置によりサンプル核酸を単離すること:熱循環装置を用い たポリメラーゼチェーンリアクションにより合成されたcDNA分子または単離 されたDNA分子を増幅させて、ポリメラーゼチェーンリアクション生成物を得 ること;そのポリメラーゼチェーンリアクション生成物を自動配列化装置中で配 列化させること:および各配列化ポリメラーゼチェーンリアクション生成物を、 維持オリゴヌクレオチドプライマー対で増幅された各対立遺伝子のポリメラーゼ チェーンリアクション生成物配列を非維持/維持オリゴヌクレオチドプライマー 対で配列化された各対立遺伝子の核酸配列と比較するための適当な計算を行なう ための対立遺伝子配列情報およびキャパシティを有するデータペースを有するコ ンピューターで分析することが包含される。
本発明はさらに、cDNA合成、および増幅される各染色体の多座における各対 立遺伝子のヌクレオチド配列決定のためのポリメラーゼチェーンリアクションと そのポリメラーゼチェーンリアクション生成物の直接配列化によるc DNA/ ゲノムDNA増幅の工程において有用な、オリゴヌクレオチドブライマーの特異 的な群に関する。有用な一本鎖DNAオリゴヌクレオチドブライマーを表1に記 載する。
の な! 第1A図は、DRB (DRBl、DRB3、DRB4およびDRB5)、DQ Al、DQBI、DPAIおよびDPB l遺伝子のc D N A / P  CR/配列化実験の概略を示す。
第1B図は、DRB、DQAl、DQBl、DPAIおよびDPB1転写体上の プライマー結合部位の概略である。斑点のある枠はcDNA合成反応において用 いられるプライマーを表わし:黒い枠はPCHに用いられる維持(あるいはタイ プl)プライマーを表わし;格子模様の枠は同じ< PCHに用いられる非維持 (あるいはタイプ2)プライマーを表わし;さらに白枠は配列化プライマーを表 わす。
第1C図は、DQBl、DRB、DPBIおよびDPAI遺伝子上のプライマー 結合部位の概略を示す。
図中には、ゲノムDNAサンプルに独占的に用いられるそれらのプライマーだけ が示されている。
第2A図は、末梢血液サンプルのための操作のフローチャートを示す。各反応は 異なる試験管中で行なわれる。反応はカッコ内の大文字で名付け:これらの文字 は表Hに示されるものに対応する。プライマーの「慣例的な」組み合わせだけを この図に示す。
第2B図は、法律的(法医学的)なサンプルのための操作のフローチャートであ り、ここにおいてDNAは通常、作業上の唯一入手可能な遺伝的材料である。こ れらの場合におけるDNAは、一般的に毛髪、精子、血痕などから単離される。
反応当たりのプライマーの組み合わせは「慣例的な」組み合わせだけに対応する 図に示される。
第3図は、維持オリゴヌクレオチドを用いて得られるクラスII HLA ds DNAの直接配列化を示す。
レーンは、G−A−T−Cのように左から右へと読む。
1、DQB1*0201/DQB1*0302ヘテロ接合体用DQBIはしご; 2.DQAl*0103ホモ接合体細胞系用DQAIはしご:3゜ DRB1*0301 、 DRB3*0 101/DRBl*0401、DRB 4*0101ヘテロ接合体用DRBはしご、一つ以上のバンドがある位置ははし ごのわきに示され、それらが対応するテンプレートは図の上部に示される。はし ごの少なくとも50〜60塩基対を明確に読むためには、さらに数時間その配列 化ゲルを電気泳動にかけることが必要である。DRB3またはDRB4座におけ る遺伝子に対応するはしごは、DRBl座における遺伝子に対応するものに比べ てぼんやりしたものであることに注意されたい、おそらくこれはそれらの発現が 低レベルであることによる。これらの強度(程度)における差異は再現性があり 、複鱈な重複パターンの読み取りを助ける。この図で読み取れる第1エクソン塩 基対およびコドンの位置(カッコ内)は各はしごの底部に示す。
第4図は、非維持オリゴヌクレオチドを用いて得られるクラスIIHLA DR BI dsDNAの直接配列化を示す、レーンは、G−A−T−Cのように左か ら右へと読む、レーン1.プライマーDRB17(DRB5*0101 cDN Aを選択)(左)およびDRBI 6 (DRBI *0101 cDNAを選 択)(右)で増幅された DQBl*0101/DQB1*1501.DRB5*0101ヘテロ接合体の cDNA;レーン2.5′プライマーDRBI T (DRBI $0301お よびDRB3*0101 cDNAを選択) (左)およびDRBI 6 (D RBI $0405およびDRB4*0101を選択)(右)で増幅されたDR B1*1405、DRB4*0101/DRB1*0301、DRB3*010 1ヘテロ接合体のc DNA、一つ以上のバンド、またはそれぞれ異なるプライ マーで得られる二つのはしごが存在する位置は、はしごのわきに示す。
の な ここおいて用いられているように、r遺伝子Jという用語は、DNAのセグメン トを意味するものであり、転写される領域および転写を可能にする調節配列から なる。「遺伝子座」という用語は、染色体上の遺伝子が位置する特定の空間を意 味する。「対立遺伝子」という用語は、単一の染色体での単一の遺伝子座におけ る遺伝子の複数の形態を意味し、表現型への影響を異にすること(特定の遺伝子 型の検出可能な外面的な現われ)により他の考えられる対立遺伝子と区別できる ものである。
「へプロタイプ」とは、同一染色体上の複数の座における遺伝子の特定の対立遺 伝子の組み合わせを意味する。
ここで用いられる「遺伝子型」という用語は、各染色体における複数の連結した 座における遺伝子の特定の対立遺伝子の組み合わせ(2ハブロタイブ)を意味す る。
ここにおいて用いられる「オリゴヌクレオチド」という用語は、2つ以上のデオ キシリボヌクレオチド、好ましくは3つ以上のデオキシツボヌクレオチドを有す る分子を意味する。分子中の正確なヌクレオチド数は、特定のオリゴヌクレオチ ド分子の機能に依存するであろう。
ここにおいて用いられる「プライマー」という用語は。
コピーされるべき核酸ストランドに相補的なプライマー伸長生成物の合成の開始 点として、あるいはDNA分子配列化の開始点として作用しつる一本鎖オリゴヌ クレオチド配列、好ましくは合成的に得られるものを意味する* c D N  Aの合成、あるいはポリメラーゼチェーンリアクション生成物によるcDNAま たはゲノムDNA分子の増幅で使用することを意図されるプライマーの場合、プ ライマーの長さおよび配列は、重合化酵素の存在下で伸長生成物の合成をプライ ムするのに十分なものでなければならない、プライマーの長さは、好ましくは約 5〜50ヌクレオチド、さらに好ましくは約5〜20ヌクレオチドである。プラ イマーの具体的な長さおよび配列は、必要とされるDNAまたはRNA標的テン プレートの複離さ、および温度、イオン強度、MgC1,濃度などのプライマー の使用条件に依存するであろう、操り込まれたプライマーが配列化に使用される 場合、増幅を分ける塩基対およびDNAテンプレート上の配列プライマーの数も 重要な条件である。
ここにおいて用いられる[維持オリゴヌクレオチドブライマー] (タイプl) とは、DNA配列が高度に維持されている領域(すなわち、1〜2ヌクレオチド 未満のバラツキ)に対応するオリゴヌクレオチド分子を意味する。この維持プラ イマーはそれがアニールされるヌクレオチドテンプレートと正確に一致している 必要はないが、維持プライマーは最小限の、好ましくは一つの標的ヌクレオチド テンプレートとのミスマツチを有する0機能としては、維持プライマーは標的ヌ クレオチド(cDNA、PCR生成物、等)を非常に厳しい条件で同じようにプ ライムすることが可能である。これとは対象的に、ここにおいて用いられる「非 維持オリゴヌクレオチドブライマー」 (タイプ2)とは、予め決められた数の 考えうるヌクレオチド配列とのミスマツチを有するオリゴヌクレオチド分子を意 味する。この予め決められたミスマツチの数は、好ましくは約1〜12の範囲内 で変えることができる。非維持プライマーは、特定の座または高度に相同する座 の両群における限定数の対立遺伝子へのその選択的な結合により特徴付けられる 。この非維持プライマーは、より相補的な対立遺伝子または対立遺伝子群(2つ 以下)に結合する(すなわち、プライマーと標的配列との間のより少数のミスマ ツチ)。ここにおいて用いられる維持および非維持プライマーのこの特異的な組 み合わせ、および座当たりの反応数は、最少の消費時間およびコストで精度の高 い結果が得られるように、特別に設計される。
本発明は、例えばヒトHLA系、鎌状赤血球貧血症、嚢胞性線維症等の異なるヒ トの遺伝的障害に関する遺伝子系、およびp53、m y c等の様々な癌に関 連する遺伝子系などの与えられた個体の多型性の遺伝子系の対立遺伝子の配列を 決定するためのプロセスに関する。本発明は、限定数のプライマーを用い、かつ オリゴヌクレオチドに特異的な対立遺伝子を極力用いない遺伝子c DNA分子 の酵素的増幅および直接配列化により、HL A座、特に今日知られている最も 多型性であるヒト遺伝子座であるクラス■およびクラスエ遺伝子における多型性 を決定するためのその利用により実証される。本方法は、特にクラスIIHLΔ 遺伝子の対立遺伝子配列の決定に好適であり、それにより、被験者の完全なHL Aクラス■遺伝子型の情報が提供される0本発明の方法を用いることにより、完 全なりラスIIHLAタイピング(DR,DQおよびDP)を約16〜24時間 以内に行なうことが可能になる。
おおまかに、本発明の方法には:サンプル核酸の抽出、RNAの場合、cDNA の生成;cDNAまたはゲノムDNAの増幅;増幅生成物の直接配列化;および 直接配列化情報の分析が包含される* c D N Aの生成、該cDNAの増 幅、および該cDNA増幅生成物の直接配列化は、ここにおいて記載されている ような特別な性質を有するオリゴヌクレオチドブライマーを用いることにより達 成される。
A0オ盲ゴヌクレオチ′プライマー 本発明のオリゴヌクレオチドブライマーは、ホスフォトリエステルおよびホスフ ォジエステル法などの公知の適当な方法を用いて合成できる。 Narang  et al、。
(1979)。オリゴヌクレオチドは、バイオサーチ(Biosearch)8 750 D N A合成装置等の変形固体支持体用いて調製することができる。
有用なプライマーは、DNAはしごを注目するヌクレオチド配列またはその付近 で切断する適当な11111 限エンドヌクレアーゼを用いて生物学的入手源か ら単離し、それをプライマーとして使用することもできる。
B、+>プル の 本発明のプロセスにおいては、注目する核酸配列を含有する限り、いかなる核酸 源でもサンプル核酸として用いることができる0例えば、本方法において用いつ るサンプルとしては、RNA、DNAまたはRNA/DNAハイブリッドである 。代表的なサンプルは末梢血液単核細胞(PBMMC)、リンパ芽球細胞系(L CL)、毛髪細胞1等が挙げられる。ヒトHLAクラス■およびクラスエ遺伝子 多型性の決定には、LCLまたはPBMNCが好ましい。単離される核酸(例え ばRNAまたはDNA)は遺伝的入手源(血痕、毛髪または末梢血液細胞)に依 存する。しかしながら、DRBI〜5、DQBl、DQAI、DPAI、D P  Ijlを含有するHLAクラス■遺伝子の場合、タイピングが移植または実父 確定科学検査を目的として行なわれるならば、好ましい単離核酸は全細胞RNA である。法律的使用において、ゲノムDNAが好ましい遺伝的物質であり、この 場合、異なるプライマーが用いられることが考えられる。
細胞質およびポリ(A)+RNAも用いることができる。本方法におけるサンプ ル核酸の単離はDNA/RNA抽出装置(モデル341DNA抽出装置、 Bi osystems、 Inc、、 Foster C1ty。
CA製、等)を用いて自動化することができると考えられる。
C,cDNAの サンプル核酸の相補的DNA (cDNA)は、特別のオリゴヌクレオチドブラ イマーおよびクローン化逆転写酵素を用いて酵素製造メーカー(Bethasd aResearch 1aboratories、Gaithersburg。
MD)の示唆する条件に従って生成できる。用いられるプライマーのタイプと使 用量における具体的な差異、dNTP濃度および伸長時間は、以下の実施例に基 づいて当技術者には容易に理解されるであろう。
D、ボ1メラーゼチェーン1アクション注目する各遺伝子座に対するcDNAま たはゲノムDNAの増幅は、M1目」Sの米国特許第4,683.195号およ び同第4,683,202号lに通常記載されているようなポリメラーゼチェー ンリアクション(PCR)を用いて達成される。このPCRは: (a)変性工 程(DNA分子の両ストランドを解<); (b)アニーリング工程(プライマ ーをDNA分子の解けたストランドに特異的にアニールできるようにすることを 目的とする);および(C)伸長工程(プライマーがアニールされるDNAのス トランドのデオキシリボヌクレオチドに相補的なものをプライマーに取り込む) ことからなるサイクルの多くの繰り返しからなる。このPCRプロセスは、実施 例1: オイテ示すように、熱循環装置(Perkin−Elimer。
Cetus、Rmeryville、CA)を用いて行なうことができる。
本発明は、例えば個体の多型性遺伝子座における冬型性の検出、評価、および/ または特徴付けのために特別に設計されたPCR操作に非維持オリゴヌクレオチ ドの使用を導入するものである。HLAタイピングの場合。
非維持オリゴヌクレオチドの使用は、維持オリゴヌクレオチドまたは対立遺伝子 特異性オリゴヌクレオチドを用いて独占的に増幅されたDNAを配列化すること によりHLAタイピングを行なう際に直面するであろう問題を解決する(以下を 参照)。
PCRプロセスは、増幅されるべき特定の遺伝子に特異性なオリゴヌクレオチド を用いることによる、特定の遺伝子の増幅用に設計されたものであると考えられ る。
しかしながら、完全にマツチするプライマーを用いてでさえ、はとんどの場合、 PCRは絶対的に特異的ではない。HLAタイピングの場合、HLA−DRB遺 伝子およびクラスI遺伝子に対して維持プライマーをPCHにおいて使用すれば 、テンプレートの複雑な混合物を生じるであろうし、そこにおいて、説明するに は厄介な重複配列はしごとしての直接配列化が見られるであろう。したがって、 正確なヌクレオチド配列情報がわかっていない遺伝子では、適当なレベルの確実 性が達成できない。
非常に厳しい条件下で遺伝子座または相同する座の群の2つ以下の対立遺伝子と 選択的にアニールできる非維持オリゴヌクレオチドの使用は、複雑なヘテロ接合 体の組み合わせにおける高度に相同する座での異なる遺伝子の配列情報の提供を 可能にする。このように、本発明は、多型性遺伝子座に対する遺伝子型の決定に 有用な方法を提供するものである。これは、HLAタイピングにおいて特に重要 であり、クラス■タイピングだけでなく、クラスIHLAタイピングにも適用可 能である。
非維持プライマーと対立遺伝子特異性オリゴヌクレオチドとの相違点は、後者が 特定の対立遺伝子の存在がわかっている場合にのみ使用でき、かつ冬型性系の各 対立遺伝子に対する特別のプライマーの使用を必要とすることにある。したがっ て、高度に相同する多型性遺伝子座の別々の対立遺伝子を増幅するために、非維 持プライマーと維持プライマーの使用を組み合わせれば、適度な消費時間かつ経 済的なコストで、遺伝子型決定のための各対立遺伝子の直接配列化はしごの明確 な転写が可能で、より単純なりNAポリメラーゼチェーンリアクション生成物の 組み合わせが提供できる。
このPCR反応に用いられる条件は、好ましくは、アニーリング工程で用いられ る温度以外は同じであり、その温度は用いられるプライマーのタイプ、すなわち 維持(タイプl)か非維持(タイプ2)かにより異なる。前者のタイプのプライ マーを用いる反応では、好ましくはサイクルのアニーリング工程が37℃で行な われるが、一方、この工程は、後者のタイプのプライマーを用いる反応では、好 ましくは約55℃〜60℃で行なわれる。
用いられるプライマーおよび緩衝液の濃度、以下の実施例に記載されているプロ セスパラメーターの範囲内で明白である。
E、PCRの タ PCHにより生じる二本鎖DNAの直接配列化は、Taqポリメラーゼ等のDN A配列化に適当な酵素、および特別な組み合わせの試薬を適当濃度で用いて達成 される。配列化操作は、373AモデルDNAシークエンサー(Biosiys tems Inc、 (Foster C1ty、 CA)製)などの自動配列 化装置中で行なうことができる。配列プライマーおよび核酸ターミネーション混 合物を含む試薬は、当技術者には以下の実施例に明記されている直接配列化操作 に基づいて理解されるであろう。
F、ダPCHの 注目する各遺伝子座に対するcDNAまたはゲノムDNAを直接配列化すること により得られる核酸はしごは、オートラジオグラムから視覚的に、あるいは全て のハブロタイブの全ての対立遺伝子に対するヌクレオチド配列情報がプログラム されたコンピューターおよび注目する遺伝子座の配列化された対立遺伝子と既知 の対立遺伝子を比較するための操作を用いることにより評価できる。本発明の好 ましい具体例において、遺伝子座対立遺伝子の評価は二つの工程、すなわち=  (a)配列化以外の方法によって非常によく特徴付けられる相同する細胞系にお いて得られる情報などの既知の遺伝子型情報のライブラリーを用いた個々の対立 遺伝子の配列化、および各ポリメラーゼチェーンリアクション生成物(すなわち 、維持および非維持プライマー生成物)の遺伝子配列オチドプライマー対で増幅 される遺伝子座の対立遺伝子のポリメラーゼチェーンリアクション生成物、およ び維持/非維持プライマー対で増幅される遺伝子座の対立遺伝子のポリメラーゼ チェーンリアクション生成物に対する。直接配列情報の比較からなる。この比較 において、遺伝子座の各対立遺伝子に対する特異的な配列情報を得るために1重 複配列はしごの情報の置換アルゴリズムまたは視覚的削除が用いられる。
本発明のプロセスは、既知および未知の高度に多型性である系(例えば、遺伝的 疾病に関する遺伝子、癌に関する遺伝子、およびクラスI、クラス■およびクラ スmHLAタイピングを含むHL Aクイピング、等)を増幅および配列化する ために用いることができる、と考えられる0本プロセスは、実父確定科学検査や 法医学に有用であり、制限フラグメント長条型性(RFLP)、検出系よりも精 度が高しνと考えられる。後者においてはハイブリダイゼーションパターンのみ が観察されるのに対して、増幅された生成物の直接配列化では増幅された遺伝子 の正確なヌクレオチド配列が示されるので、さらに正確で確実である。
この方法は、特にクラスI[HLSAタイピングに好適であり、そのコストを下 げ、その速度を上げ、特にはその精度を向上させる。以下の実施例から明らかな ように、限定数の維持および非維持オリゴヌクレオチドを用いたクラス■遺伝子 の酵素的増幅および直接配列化により、DRBI、DRB3、DRB4、DRB 5、DQBl、DQAl、DPAIおよびDPBI遺伝子の配列多型性分析が、 未知のHLA型のいかなる被験者においても迅速に行なうことができる。ここに おいて記載されるアプローチは、現在利用可能な技術を用いて完全に自動化でき 、かつ、先に記載したオリゴヌクレオチドプローブおよびトッドプロットを用い た方法とは逆に、新しい対立遺伝子配列または微量異種配列の存在を個体群レベ ルで検出するという有利点を有する。本発明の方法は。
異なるクラスUHLA座における配列対立性の異質遺伝子的移植後の移植片生存 に対する影響を詳細に分析することに有用であると考えられる。本発明の方法は 、ヒト疾病の研究におけるクラスII HL A冬型性の迅速かつ正確な配列分 析を可能にするものであり、非常に大きな個体群の被験者における新しいクラス ■配列変体の探索には興味深いものであろう。
本発明は以下の実施例によりさらに詳細に説明されるが、これらの実施例は本発 明を限定するものではない。
LL ■、クラス■HLA゛ のcDNA PCRJf、−に うよ なオリゴデオキ シリボヌクレオチドブライマーの およU プライマーの 飢1拡艶ここにおい て記載されるオリゴデオキシリボヌクレオチドブライマーは全て以下のようにし て合成された。
オリゴデオキシリボヌクレオチドブライマーの自動合成= b−シアノエチルホ スフォアミデイテ(Milligen−Biosearch (Novato、 CA)より入手)を、Btosearch 8750DNAシンセサイザーを用 いて連続的に縮合してヌクレオシドとし、礼状ガラス支持体に誘導した。この縮 合サイクルには、ジクロロメタン中でのジクロロ酢酸による脱トリチル化、続い てベンゾトリアゾールによるデカンテーションおよびテトラヒドロフランおよび ピリジン中での無水酢酸および1−メチルイミダシリンによるキャッピングが含 まれ、各サイクル時間は約9分間であった。ジメトキシトリチルアルコール遊離 の測定による各工程における収率は〉99%であった。オリゴデオキシリボヌク レオチド合成のための方法は、Caruthers、 at al、。
Methods Enzymol、、154:287 (1987)に記載され ている。
オリゴデオキシリボヌクレオチドブライマーの脱保護および精製: オリゴデオ キシリボヌクレオチドブライマーの脱保護および精製は、5chulhof a t al、。
Nucl 、 Ac1ds Res、 、15: 397 (1987)i:記 載の操作を用いて行なった。簡単に説明すると、室温で約1時間、濃水酸化アン モニウムにさらすことによりオリゴデオキシリボヌクレオチドを固体支持体から 除去した6部分的に脱保護されたオリゴデオキシリボヌクレオチドを含有する溶 液を6゛5℃で16時間維持した。アンモニアを除去し、その残りを0.1モル のアンモニア/トリエチルアミン(pH7,0)中の14〜20%アセトニトリ ルの直線勾配を用いてC18逆相カラム(RP304゜BioRad、Rich mond、VA)でのり071−グラフィーにかけた。ジメトキシトリチル基を 、70%酢酸を用いた処理により、HPLCで精製されたオリゴデオキシリボヌ クレオチドから除去した。脱トリチル化オリゴデオキシリボヌクレオチドを、エ ーテル中に沈殿させることにより回収し、真空遠心分離して乾燥させ、水に懸濁 し、260nmにおけるその吸光度を測定することにより定量した。
上記の操作を用いて、HLAクラスI[DQA、’DQB、DRB、DPBおよ びDPA座の記載の領域に相当する以下のオリゴヌクレオチドブライマーを合成 しく下記表1を参照のこと)、徹底的にテストした。
2、cDNA PCRプライマーの みcDNA合成、PCR増幅および直接配 列化を含む各反応、および多座に対するオリゴヌクレオチドプライマーに対する 特殊な組み合わせがあり、それらは、高い精度で、速く、かつ安価にタイピング 結果を得るために必要なあらゆる配列情報を提供するために設計されている。こ れらの組み合わせは下記の表■に「慣例的」組み合わせとして一覧している。さ らに、表Hには5例えば既知のハブロタイブの地図によっては予想できない特別 な座に対する「慣例的」組み合わせを用いて得られた結果を確認するために用い られる、多座に対するオリゴヌクレオチドの「それ以外」の組み合わせの一覧も 記載されている。これらの「予想外」の結果は、通常新しい対立遺伝子および/ またはハブロタイブの存在を示すものであり、それらはオリゴヌクレオチドのそ れ以外の組み合わせを用いて確認できる。いずれにしても、これらのオリゴヌク レオチドの組み合わせは、各々、裸眼での正確な読み取り、あるいは適切なソフ トウェア下で操作されるコンピューターによる処理に適するその最終生成物(配 列化はしご)の生成能により特徴付けられる。
この方法は、移植のような臨床的背景におけるタイピングを目的とする場合、出 発物質として末梢血液単核細胞から単離されたRNAを用いるが、法律的な目的 の場合は、DNAが唯一の入手可能なテンプレートとしてしばしば用いられる。
各テンプレート(RNAまたはD NA)に対して異なる組み合わせのオリゴヌ クレオチドが用いられるが(表■参照)、結果として得られた物寅の転写を包含 する通常のタイピングの実験計画は本質の各プライマーの特定の組み合わせは、 以下に詳細に記載されている。HLAタイピング実験計画の一般的な概説は第1 および第2図に示されており、さらに実施例2および3で議論されている。
表呈 CDNA PCRに マー せ n凹 伏M 醒 A、T、 鋏と DRB30 /DRB12 /DRB22拳中B、 2 DRB20 DRB2 3 66℃ DRB30 /DRB12C,2DRB20 DRB24 55℃  DB830 /DRB12D、 2 DRB20 DRBZS 5+℃ DR B30 /DRB12E、 I DQB7 DRB13 37℃ DQB3(1 /DQB5F、 l DQA9 DQAIO37℃ DQA3G /DAQ29  *孝傘G、 I DPBII DPBlo 37℃ DPB12 /DPB1 3H,I DPA14 DPA16 37℃ DPA16 /DPA171、  I DPA19 DPA18 37℃ DPA20 /DPA21 ***J、  Z EIRB20 DRB16 55℃ DRB3Q /DRB12に、 2  DRB20 DRB17 55℃ DRB30 /DRB12L、 l DR B20 DRB22 37℃ DRB30 /DRB12賛、I DQB7 D QB6 37℃ DQB13N、 2 DQB7 DQB6 65℃ DQB3 0 /DQB5D、 2 DQB7 DQB14 55℃ DQB30 /DQ BSP、 2 DQB7 DQBIS 55℃ DQB3G /DQB5Q、  I DPB12 DPBIO37℃ DPB13R,l DPA16 DPA1 6 37℃ DPAl?2、Dl値 n匹 二 二 LL 胎 S、 I DRB1406 DRB22 37℃DRB12 /DRB1400  I幸*會幸T、 2 DRB1406 DRB24 55℃ DRB12 / DRB1400U、 2 DRB1406 DRBZS 55℃ DRB121 0R8140GV、 2 DRB1406 DRB23 55℃ DRB12  /DRB1400冑、 I DQB932 DQB931 37℃ DQBSX 、 I DPB14 DPBIS 37℃ DPBlB /DPB17Y、 I  DPAIODPAII 37℃ DPA12Z、 I DRB12 DRB2 4 37℃ DRB82SA^、 2 DRB1401 DRB1402 55 ℃ DRB14(13#AB、2 DRB1406 DRB16 55℃ DR B82S/DRB12AC,2DRB1406 DRBI6 55℃ DRBδ 25/DRB12^D、 l DPB14 DPBlG 37℃ DRB17( $I DRBおよびDQBの配列決定に際し、二つの選択すべき配列決定プライ マーを示す1両プライマーとも、正鎖を配列決定している。
(**)新たに対立配列が認められる場合には、常に、プライマーDRB22を 使用して負鎖を配列決定する。
(本本本)各DQAI配列決定プライマーのアニーリングは、異なる鎖に対する ものである。ハブσタイプの残部によって同型接合性が期待できない仮定的状況 では、反応物りには選択すべき増幅プライマー(DRBIIの変わりにDRB2 2)を使用する。対立配列が認められる状況では1反応物Mを使用してDQB  lの負鎮を配列決定する。
(*****第3のエキランの配列決定は、特定のDPAI対立遺対立遺伝区間 をつけるために必要である。
(*****)プライマーDRB1400を使用すると、ゲノムDNAからDR B遺伝子を増幅した配列決定時に、3′末端増幅プライマーに直後の配列を読む ことができる0反応物Q、R,Z!3よびADは、残部のクラスHへプロタイプ によって期待できないと考えられる対応座で、同型接合性を確認するために選択 すべき組合せである。
(#)このプライマーの組合せは、DRB1*0701とDRBIネ0702を 区別するための使用する。DRB1*0702は、それらの第3のエキランに右 いて1つの塩基対だけが異なる。
!」L匠」L ロトコール:CRB、DQB、DQAおよびDPB゛ の によるHLA ラス ■ イビング1、 、および 第1O回 国際組織適合性研究会[Dupont、 Hum。
Immunol、、26:3 (1989)]で定義された既知の各クラス■ハ ブロタイブを表わすリンパ芽球細胞系(LCL)はDr、Miriam Seg all (Universityof Minnasota)により提供された 。予め血清学的にクラス■およびクラス■抗原にタイプ付けされた40人の無関 係な被験者についても研究した。研究対象である各被験者の血清学的タイプは、 分析が行なわれる時点では配列分析を行なう研究員には知らされていなかった。
これらの被験者には健康な者も病気(インシュリン依存性糖尿病および自己免疫 性甲状腺疾患)を持つ者も含まれていた。配列化ハブロタイブは、ヘテロ接合体 の組み合わせに多く、DR7(n=3)、DRwl 7(N=26)、DR4( n=16)、DRwll (n=8)、DRw8 (N=4)、DRI (N= 6)、DRwl5 (N=6)、DRwl6 (n=2)、DRwl3 (n= 2)、DRwl4 (n=2)、DR212(n=3)、DR5x6 (n=3 )が含まれる。テストされる細胞系およびヘテロ接合体の組み合わせは表■に示 されている。DPAおよびDPB座における複雑さはDQ遺伝子とW4似してい るので、DPAおよびDPBタイピングのためのプライマーの組み合わせはホモ 接合体およびヘテロ接合体の被験者のより小さな群において最適化された。
2、および 第1ゴヌクレオチド いたHLA−DRB、DQBおよびDQA  の全細胞質RNAを、5〜l Ox 10’の末梢血液単核細胞(PBMNC) またはリンパ芽球細胞系(LCL)(1μg)から塩化セシウム遠心分離により 調製した[Chirgwin at al、、 Biochamistry、1 B。
5249 (1979)]。一方、末梢血液(2〜10m1)からの全RNAを 、より速いプロトコールを用いて一部精製した[Gouuh、 Anal、 B iocham、、173.93(198B)]、 1 u gの全細胞質RNA を、最終体積20m1中に75μMの各d NTPおよび10ピコモルの特定の ナンセンスブライマー(表■)を含有する溶液中のりボヌクレアーゼ阻害RNA (10ユニツト。
Fromega) c)存在下、50 m M )リス−MCI(pH8,3) 、75mM KCl、10mM DTT、3 m M M g CI H中で、 モo ニー (Moloney)白血病ウィルス逆転写酵素(MLVRT)(2 00u。
Bethesda Re5earch Laboratories)で、30〜 45分間、37℃で逆転写した。インキュベート後、8μlのlox PCR緩 衝液(500mMKCI、loomM トリス−CI、pH8,3,7゜5−1 5mM MgCl、、0.1%ゼラチン)を添加した。5′−プライマー(20 ピコモル)(タイプIまたはタイプHの各プライマー、表■参照)に10ピコモ ルのナンセンスブライマーおよび2ユニツトのTaqポリメラーゼを加えたもの をさらに添加し、最終体積を蒸留水で100μmに調整した。この反応混合物を 、パーキン−エルマー セタス サーモサイクラ−(Perkin−Elmer  Cetus Thermocycler)を用いて、94℃で30秒、37℃ または55℃で30秒および72℃で30秒の35サイクルに供した[5aik i at al、。
5upra (1985); Mullig and Faloona、5up ra(1987); 5aiki et at、、5upra (1986); 5charf at al、、aupra (1986)を参照〕。こコテ用い られるプライマー、それらが対応する配列およびそれらがアニールする領域は表 Hに示されている。多座に対する反応は、通常は別々のマイクロッエージチュー ブ中で行なわれる。しかしながら、維持プライマーを用いる場合、全ての座(D RB、DQA、DQB、DPAおよびDPB)に対するcDNAおよびPCR反 応は、同じチューブ内で同時にうまく行なうことができる。
3、Ta ボ1メラーゼを いた の ダ化− 反応混合物(100μl)を、セントリコン(Centricon)−100( Amicon)またはウルトラフリー(Ultrafrea)−100(mil lipora)vイクロコンセントレーターを用いたスピン透析により、取り込 まれていないd NTPおよび過剰のオリゴヌクレオチドを含まない状態にした 。その結果得られたものの半分(20ul)を乾燥し、15m1のlx Taq 配列化緩衝液(50mM トリス−HCl、pH9゜10 rn M M g  C1s )に再懸濁した。DQB、DRB、DQA、DPBおよびDPA遺伝子 の配列化をプライムするために、それぞれ内部オリゴヌクレオチドを用いた(表 ■)、各ストランドを配列化するためのプライマーは表■に一覧されている。た った一つのストランドのみが、タイピング用に慣例的に配列化され、一方、それ 以外のストランドの配列化は、新しい対立遺伝子配列が示唆される場合に行なわ れる。80〜1100nのプライマーを、最終体積が10ulである1 opm o 1のγ−P32ラベル化ATP (5000Ci/mol。
10μCI/μL)および5ユニツトのT4ポリヌクレオチドキナーゼ(Pro mega B、1otec)を含む溶液で3末端ラベル化した。取り込まれてい ないラベル化ATPを抽出することなく、10nHのプライマー(lul)を配 列化混合物に添加し、5分間沸騰させ、室温で15分間放置した。8ユニツトの りコンビナンドTaqポリメラーゼ(LISB)をその混合物に添加した1次い で、4μlのアニール化プライマー/テンプレート混合物を、4μlの各ストッ プヌクレオチドミックス、すなわち=a)タームミックス(Term m1x) d d G :各15μMのdGTP、dATP、dCTP、dTTP。
45μMのddGTP;b)タームミックスddA:各15μMのdGTP、d ATP、dCTP、dTTP。
600μMのddATP;c)タームミックスddT:各15μMのdGTP、 dATP、dCTP、dTTP ; 1200μMのddCTP;d)タームミ ックスddC:各15μMのdGTP、dATP、dCTP、dTTP 、45 0μMのddCTPに添加した0反応は、72〜74℃で10分間を2回続けて 進行させた。2回目のサイクルの後、各反応を2μlのATP、GTP、TTP 、CTPの混合物(7,5μM)で追跡し、5分間進行させた。遠心後、4ml の95%(v / v )ホルムアルデヒド/20mM EDTAを添加して反 応をストップさせ、5分間加熱して80℃にし、4mm厚の6%ポリアクリルア ミド/7M尿素ゲルにかけた。2500Vで2時間電気泳動を行ない、5%(v  / v )氷酢酸15%(v / v )メタノール中で15分間固定シ、コ ダック(KOdaK) X−07ツト(X−Omat )フィルムに4〜12時 間さらした。
゛ の ダ に基づくタイピング 第10回国際組織適合性研究会のパネルからのホモ接合体のリンパ芽球細胞系( LCL)(表■)を、実験計画の初期テストとして用いた。全体として、これら の細胞系は、この分析が行なわれる時点ではほとんどの既知のDRおよびDQ対 立遺伝子を代表するものであった。
ホモ接合体のLCLから単離された全細胞質RNAは逆転写され、その結果得ら れたcDNAは、先のプロトコールに記載されているような りRBI/DRB3/DRB4DRB5またはDQBI遺伝子に特異性である維 持オリゴヌクレオチドを用いて増幅した。維持またはタイプ1オリゴヌクレオチ ドブライマーは、維持DNA配列の領域にアニールするが、これらの領域は凸座 における既知の対立遺伝子間で同一であり、クラス■遺伝子の第2エクソンを迂 回する。これらの維持プライマーは、非維持またはタイプ2プライマーとは逆に 、DRB、DQAIおよびDQBI座における全ての既知の対立遺伝子を、従っ て、特定のへテロ接合体におけるこれらの対立遺伝子の考えつる全ての組み合わ せを増幅するために設計されている。タイプlのオリゴヌクレオチドはテンプレ ートをオリゴヌクレオチドにより明確になっているもの以外の座で交差増幅せず (すなわち、DQAIプライマーはDRBまたはDQB1転写体を増幅せず、ま たその逆も起こらなかりた。)、予想されたように、DRBプライマーはさらに DRBI以外に存在するDRB3、DRB4またはDRB5転写体を増幅した。
これらの増幅されたテンプレートの配列化は、増幅プライマーによりcDNAの 維持領域の内部から認識される配列へとアニールしているタイプニプライマーを 用いて行なわれた。第1A図は、この方法(SET)のための一般的な実験計画 を、第1B図は成熟DRB、DQAおよびDQBのmRNA分子上におけるcD NA、PCRおよび配列化反応に用いられる各オリゴヌクレオチドの相対位置を 示している。
これらのプライマーの配列化、それらが特異的である座、それらがアニールする 特異的部位(コドン)およびそれらが用いられる反応は表Hに示されており、そ こにおいて、凸座に対するc D N A / P CB /配列化反応に用い ることができるプライマーの特異的な組み合わせが確認される。表■の説明文に 注意書きされているように、示されているプライマーの組み合わせの内のいくつ かは、通常ハブロタイブの残りと共に見いだされる予想される配列と合致しない 特別な座に対する結果の確認において有用であろう別の組み合わせを表わす。各 c D N A / P CR反応は、通常側々のチューブ内で行なわれる。し かしながら、タイプ1のプライマーを用いる場合、全ての座(DRB、DQA、 DQB、DPAぼよびDPB)に対するc D N A / P CR反応は同 時に同じチューブ内で行なうことができる。凸座の生成物は別々のチューブ内で 配列化される。上記のプロトコールに記載の条件に従って、配列プライマーと5 ′増幅プライマーの間の配列化はしごは、配列プライマー結合部位からの2〜1 4塩基から始まって明確に読み取ることができるであろう。テストされた43の ホモ接合体細胞系からは、増幅されたDRB、DQBIおよびDQAIのc D NAの直接配列化分析において、例外的な増幅生成物または配列はしごは全く検 出できなかった(表[[1a)。これらの細胞の各々によるハブロタイブからな る各クラスnHLA座における特異的な対立遺伝子は表mbに示されている。各 細胞系に対して生じるはしごの数は常に、増幅プライマーの特異性により予想さ れる数である(全ての細胞系に対して1つのDQBIおよび1つのDQA lは しご、DRIおよびD’Rw8細胞系に対して1つのDRBはしご、およびDR w52およびD Rw53超定型群のハブロタイブに対して2つのDRBはしご )。したがって、ホモ接合体タイピング系の分析から、cDNA合成、PCRお よび配列化反応に用いられるタイプ1のプライマーは全てのテスト対立遺伝子の それらの凸座における正確な増幅および配列化を可能にすることが示された。
表l11a に た 、およ A の A せ Ce1l C1ass II C1ass IILine HLA−二rm 互 兄hj旦立ふ ■LA1シ!傘傘SA DRI−Dwl 31 DRI−Dwl /DRw17MZ070782 DRI−0w20 S2 DRI−Dwl/D R4−0w4KASOLI DRwl6−D胃21 S3 DRI−Dwl/D Rw8.1傘CALOGERODRwl6−Dw−S4 08w15−Dw2/ DRw17*WJRO76DRwl6−0w21 S5 08w15−0w2/ DR4−0w4 *DME DRwl6−0w21/DR4S6 DRwl6−Dw21/DRw 17WT24 DRwl6−0w21 S7 DR5x6@/DRw17RML  DRwl6−0w22 S8 申DRw13−DW1g/DRW17 SCHU 08w15−0w2 S9 DRwl3−Dw19/DRw17WT 8 08w15−0w2 SIODR4−Dw4/DRw17申AMAI 08 w15−0w2 Sll DR4−Dw4/DRw12E4181324 08 w15−0w12 S12 DR4−D貰13/DRI−0w1MT14B D R4−0w14 S13 DR4−Dw13/DRw17EJ32B DRw1 7’5YD3 S14 DR4−Dw14/DRw15−0w2 RSHDRwl8−DwRSHS15 申DR4−Dw15/DRw17DEU  DR4−0w4 S16 DRwll−Dw5/DRw17WT51 DR4 −0w4 SIT 08w12/DRI−DwlJBAF DR4−0w13  S18 DRw12/DRw8.IYARDR4−DwlOS19 傘DRw1 4−Dw9/DRw17KT17 DR4−DKT2 S20 DR7/DRw 17SPOOIODRwll−DB2 S21 DR4−Dw4/DR7JBU SHDRwll−0w5 S22 DRw8.1/DR7TISI DRwll −DwTISI S23 DRw8.1/DR5x6@JVM DRwll−D wJVM S24 DRw8.2/DRwll−0w58M16 DRwl 2 −DRB S25 DRw8.3/DRI−Dwl申HO301DRwl3−0 w19 S26 DRw8.3/DRw15−Dw2WDV DRwl3−Dw l8 S27 DR9/DRI−Dwl’11747 DRwl3−Dw19 TEM DRwl4−0w9 EK DRwl4−Dw9 AMALA DRwl4−0w16 LBF DR7−DBI BHDR7−DBI CF96 DR7−0w7 BERDR7−0w7 DBB DR7−Dwll MOU DR7−Dw17 BTB DRw8−0w8.1 0LGA DRw8−0w8.2 LUY DRw8−0w8.3 TABO89DRw8−0w8.3 DKB DR9−Dw23 配列決定したハブロタイブに対するDRB、DQAIおよびDQBl座における 対立組成は、別途記載がない場合には、十分に特性づけられた同型接合細胞系統 から読み取った配列情報に従って、期待したものと一致した(*)。
* ハブロタイブは新たな対立配列(DRBI、DRB3、DQAlまたはDQ BI座)を保持する。
本 試験を行った異型接合体の組合せだけを記載した。試験を行った40対象の 残部は、同型接合体であるか、または、この表記載のハブロタイブを保持してい た。
@ 血清学的情報、RFLP情報および配列情報に従って、このDRB特異性( DR5X6)を、任意に指定したものに与えた。
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J、G、 HLA−DRB nucleoticlo 5equences。
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H,O,: HLA−DQB ganecontributes t。
5usceptibility and resistance t。
1nSulin−dependent diabetes mellitus。
Nature 329:599.1989]。これらの配列を比較することによ り、特定のDQAIまたはDQBIホモ接合体またはへテロ接合体対立遺伝子の 組み合わせが特異的な配列化はしごにより特徴付けられることが示される。
40人の異なる被験者のPBMNCから得られる全RNAをテストし、DQAI およびDQB 1ホモおよびヘテロ接合体の対立遺伝子の組み合わせが、タイプ 1のプライマーを用いた直接増幅化および配列化により正しく決定できるかかど うかを評価した。これらの被験書違は予め血清学的にタイプ付けされていたが、 このタイピング情報は、配列結果からのクラス■対立遺伝子特異性テストを担当 する研究員には知らせなかった。これら40人の被験書違は27の異なるヘテロ 接合体の組み合わせからなっていた(表■)。全ての個体について、血清学的表 現型と一致するDQAIおよびDQBI対立遺伝子配列を調べた。テストされる 全てのへテロ接合体において、両対立遺伝子の配列が混成配列パターンがら明確 に読み取ることができた。特定のRFLP結合パターンがあるヘテロ接合体対立 遺伝子組み合わせに対応するのと同様に、特殊なヘテロ接合体の組み合わせ毎に 独特なパターンが見いだされる。例えば、 DQB2/DQB1.lへテロ接合体においては、特殊な対立遺伝子の組み合わ せによるものであるとされるコドン45〜49において配列GGG (A/T) T(T/A)CCCGGC(A/G)が見出されるであろう。実際に、ヘテロ接 合体配列化はしごの転写は、例えばコドン46の第2塩基(そこでは、 DQBllk0201が唯一のAを有する対立遺伝子である)のように対立遺伝 子特異性塩基が見いだされると考えられる特定の冬型性部位を読み取ることから 始まる。
2種の可能なテンプレートの配列は、そこで推定され、異なる座において全ての 既知の対立遺伝子の配列と比較される。if!3Wにおいて、我々は、DQB1 *0201/DQB1*0302ヘテロ接合体に対応する重複はしごを示すが、 そのパターンの転写ははしごのわきに示される。
したがって、特定の対立遺伝子または対立遺伝子の組み合わせに対する予想した バンドが存在しないこと、あるいは予想しないバンドが存在することは、配列異 質性、すなわち新しい対立遺伝子の存在を示唆する。適当なプライマーの組み合 わせが用いられる場合(表■)、DPAIおよびDPBIタイピングにおいても 同じことが言える。例えば、コドン46の第2塩基におけるAの置換は、DQB l*0201の配列変体の存在を強く示唆する。一度検出されれば、その変体の 配列は、その選択的増幅の後に、あるいは増幅された生成物のサブクローニング によつて確認できる。
上記したように、タイプ1プライマーを使用することにより、DQAIおよびD QB対立遺伝子の全てのへテロ接合体の組み合わせの明確な配列化が可能になる 。適当なプライマーの組み合わせが用いられる場合(表II)、DPAIおよび DPB 1タイピングに対しても同じことが言える。DRB遺伝子のアイソタイ プの複雑さく特定のハブロタイブによる一つ以上のDRB座の発現)により、タ イプニプライマーを用いたDRBヘテロ接合体から得られるcDNAの増幅およ び配列化が、4以上の重複はしごを生じ、それゆえ、複雑な配列パターンを生じ るのである。
上記においてテストされた同じ40人からのDQAIおよびDQBI遺伝子に対 するDRB cDNAが増幅され、DRB特異性タイプ1プライマーを用いて配 列化された。上記したように、これらの40人は27の異なるヘテロ接合体の組 み合わせからなり、4以上の配列化はしごを生じるであろう複雑なりRB対立遺 伝子群の各々からい(つかずつの例を含有している。タイプ1プライマーを用い て生じるDRB配列化はしごは、DQAIおよびDQB l座ついて上記したよ うにして分析した。高度に冬型性である部位は、まず、特異的な対立遺伝子また は対立遺伝子群(すなわち、DR4)に独特なバンドの存在を分析し、配列を推 定し、全ての座における全ての既知の対立遺伝子の配列と比較した。例えば、第 3図において、複雑なりRBヘテロ接合体を配列化することにより生じるはしご (4種の重複はしご)をされ、複雑な配列パターンからなる各対立遺伝子タイプ として定めた。一つ以外の全てのサンプルについてこれらの配列化実験から推測 される情報は、上記したように、遺伝子の直接配列化によって得られる対象であ る被験者のDQAIおよびDQB 1対立遺伝子タイプとだけでなく、これとは 別に決定したその被験者の血清学的表現型とも合致した。合致しないサンプルは 、血清学的にはDRw13/DR4としてタイプ付けされてきたが、配列化分析 によりDRw13/DRw8−Dw8.1とタイプ付けされた。実験を繰り返す ことにより、DRB1*0401対立遺伝子の代わりにDRBl*0801対立 遺伝子が存在することが確認され、従って、我々は血清学的タイピングは誤りで あると考える。40の全ての場合において、全てのDQB l、DQAIおよび DRB lテンプレートは、タイプ1プライマーを用いることにより、同じよう な効率で等しく増幅、配列化されていた。DRB3、DRB4およびD RB5 配列化はしごは、一つの場合を除いて全て読み取ることができた(DR83*0 101[DRw52al配列は、最初は DRw13/DRw17ヘテロ接合体には観察されなかった。)。DRB3*0 IOLはDRBllk0301と不安定に連結しているので、前者の対立遺伝子 は重複はしごにも見いだされると予想された。誤りをできるだけ除外するために 、配列化はしごからのHLAタイピングを担当する研究書違はこの個体のタイピ ングを繰り返し行なったが、この繰り返し行なわれた実験において、DRB3* 0101は読み取ることができた。
タイプlプライマーの使用により得られた結果は血清学的表現型と一致したが、 タイプ1プライマーの独占的な使用は、考えつる全てのへテロ接合体において発 現された多座に特異的なはしごの各々に対応するためのあらゆる場合に許される ものではないだろう。以下に、タイプlプライマーを独占的に使用することによ り処理できない最も複雑な場合を記す。すなわち、l)あるヘテロ接合体におけ る興なるDR4対立遺伝子配列間の区別(それらは、数個のヌクレオチド塩基対 が異なるだけであり、そのような差異は補追的なはしごの存在により隠蔽するこ とができる− );2)DRBl*1601とDRBl*1502とを区別する こと(それらの配列はの差異はそれらの連結したDRB5対立遺伝子により隠蔽 されるであろう、);3)DRB1*1301とDRB1*1302 (それら はコドン86においてのみ異なる)を区別すること(この差異は他のはしごによ り隠蔽することができる);そして最後に、4)特異的なヘテロ接合体の組み合 わせにおけるDRB1*0301とDRBIIk0302の区別が挙げられる。
このようにして、我々は、DRBを処理するためのより有益な実験法を開発して きた。この実験法は非維持(タイプ2)プライマーの追補的な使用からなるもの であるが、個体が有するであろう4つのDRB配列の最も複雑な組み合わせでさ えも明確に解明することができる。これらの非維持プライマーは、対立遺伝子特 異性プライマーとは逆に、タイプ1プライマーを用いた反応と同時に行なわれる 反応に用いられるために設計され、かつ、タイピングの予備情報なしに、特定の はしごを複雑な配列パターンから選択的に増幅することを目的としている。
DRB遺伝子の第2エクソンの配列の変異性の分析は、非維持(タイプ2)プラ イマーを設計するために用いられるであろう二つの領域:1)コドン5〜13お よび2)コドン29〜35の同定を可能なものにしてくれる。前者の領域の配列 は群特異的配列パターン、すなわち、個人の座における対立遺伝子の群により共 有される配列に従う、後者の領域はDRBIおよびDRB 3、DRB4および DRB5遺伝子においてバラバラなヌクレオチド多型性を示す。我々は、これら 二つの冬型性領域にアニールしている5種の異なる非維持プライマーを設計した 。すなわち、1)DRB23 (DR2−DRBIはしごに特異的); 2)D RB24(DRw17−5DRw18−1DRw13−1DRw14 +、 D Rw 11−1D1−1DRおよびDRw8−DRBIはしごに特異的); 3 )DRB25 (DR4−DRBIはしごに特異的);4)DRBl6;および 5)DRBl7であり、後ろ2つのプライマーは適度な冬型性の第2の領域(多 座に対する既知の対立遺伝子間で異なる1〜5ヌクレオチド)にアニールする( 表工および■)。これらのプライマー間では性質およびミスマツチの分布が異な り、DRBテンプレートも異なるので、これらのプライマーにより選択的に増幅 されるテンプレートのタイプは異なるであろう、初めの3つのプライマーは、与 えられたどのようなヘテロ接合体においても、2つ以上のDRBI cDNAを 増幅し、DRB3、DRB4またはDRB5 cDNAは全く増幅しないであろ う、これとは対照的に、プライマーDRB16およびDRBl7を使用すれば、 はとんどのへテロ接合体の組み合わせにおける、特定の転写体のDRBl、DR B3、DRB4および/またはDRB5座からのランダムな選択的増幅が可能に なるであろう。
したがって、我々は、その組み合わせがDRBタイピングに対して最もよく区別 できる結果を与えることができるか決定するために、これらのプライマーをテス トした。さらに、これらのプライマーの配列は、既知のDRB対立遺伝子の配列 と異なるDRB座において0〜12のミスマツチを有するので、それらを使用す ることにより、プライマーとDRB転写体のそのような選択的増幅が必要とされ る可能な各c DNAとのミスマツチの数が決定できる。c D N A /  P CR/配列化反応に用いられる特異的なプライマーの組み合わせは上記表H に示す。この分析による結果を以下に示す。
表V 2のオ雪ゴヌ レオ 0 # に ) RBCDNA D BICDNAの7 5elected A11el es 助」二匡虹DRB1*1301.DRB3拳0101/DRBI・160 1.DRB5傘0201 DRBlllliol DRBll+DRBI傘13 01.DRB3◆0101/DRBI傘0801 DRB1*0JIOI DR B16DRB1*0301.DRB3申0101/DRBI拳1601.DRB 5傘0201 DRB1*1601 DRB16DR5x6.DRB3*010 1/DRBl傘0801 DRBl傘0801 DRBlGDR5x6.DRB 3傘0101/DRB1*08011 DRB3傘0101 DRB17DR5 x6.DRB3*0101/DRBI 中0301.DRB3LO10f DR 5X6 DRB16DRBIψ1101.DR113−02017DR8111 501,DRB5◆0101 DRB3傘0201 DR1128DRB1*1 101.DRB3牟0201/DRB1*1601.DRBS*0IOI DR B6牟0101 DRB17牟DRB1*12D1.DRB3拳11201/D RB1*1101.DRB3・0201 DJIB1*1101 DRB16D RBI傘1201.DRB3傘0201/DRBI傘11(11,DRB3*0 201 DRB1*1201+DRB3傘0201 DRaI? DRBI傘040S、DRB4傘0101/DRBI拳0301.DRB3傘0 101 DRB1*04O5+DRB4*11101 DRa16 DR5x6.DRB3*0101/DRBl傘1101.DRB3*0201  DRB1傘11Q1+DR5x6 DRBlGDRBI・1501.DRB5* 0IOI DRBI傘1501 DRB11iDRBI中1601,0RBS傘 0201/DRBII0401.DRB4ψ0101 DRB110401+D RBS中0201 0RBP7 DRB111601.DRB5傘0201/DRB110401.DRB4傘0 101 DRBI傘16Q1+DRBi中0401 DRBP6傘$ DRB1*1601. DRBS*0201 DRBI傘1601 DRB16 DRBI傘1601.DRBS*0201 DRBS*0201 DRBI)D R81*1602.DRBS*0202 DRB1*1602 DRB1gDR BI参0401.DRB4傘0101 DRB4傘0101 DRB16DQB l傘0604/DQIlf*0502 DQBI会+1604 DC185DQ Bl傘0301/DQBl*0101 DQBl傘0301 DQB6DQB1 傘0301/D081参0101 DOBJISOI DOB14DQBl*0 201/DQ!11*0603 DQB1傘0201 DQB6DQBI中06 04/DQBI中0301 DQBI中0604 0QB15DQB1*l+3 01/DQBI中O5[12DQ!11*030t DQB8DQBI中060 3/DQBI傘0101 DQBl*0603 DQB6DQB1*0603/ DQBIIOIOI DQBI傘0501 DQB14DQB1*0201/D QBIIOIOI DQBI命0501 0QB140QBII0201/DQ BI傘0302 DQBI傘0201/DQBI傘0302 DQBIi傘傘傘 DQB1*0201/DQBI傘0+02 DQBI傘0201 DOB6簡潔 さを図るため、この表では、プライマーが十分に対合する上述の対立遺伝子を欠 いているハブロタイブの代表的な例しか示していない(表411照)、これらの プライマーが特に認識する対立遺伝子を保持する同型接合体に使用された場合は 、常に、これらの対立遺伝子が選択的に増幅された。上述の表中に示した例にお いて、非保存プライマーは、そのプライマーに対する配列に近い鋳型を選択的に 増幅した。上述のハブロタイブから成るDRB対立遺伝子とDQBI対立遺伝子 は、後述の「ハブロタイブ」に示した9選択された対立遺伝子および使用したプ ライマーは、別の欄に記載した。2以上の固体をこの表記載の異型接合体の組合 せのいくつかに対して試験した。
*鋳型DRB5*0101J3よび鋳型DRB3*0201は、プライマーDR B I 17と−か所誤対合している。このプライマーに関しては、鋳型DRB 5*0101を選択することによって、誤対合という差別的な位置決定に関連し たのではないかと考えられる。
木本弱い鋳型DRB4+kO101も認められた。
木本*上述の2つの対立遺伝子DQB 1間の誤対合が存在するにも係わらず、 プライマーDODQB6はそれら2つの対立遺伝子を選択することができなかっ た。
これらのプライマーは、特定のDi’(Bテンプレートを、テストされる全ての へテロ接合体の組み合わせにおいて選択的に増幅できた。これらのプライマーが マツチする対立遺伝子を有するヘテロ接合体において、これらの対立遺伝子は選 択的に増幅されたが、一方、これらのプライマーによって特異的に認識される対 立遺伝子を有さないヘテロ接合体においては、プライマーとのねじりのある塩基 対ミスマツチを有するDRBテンプレートがPCHにおいて選択的に増幅した。
後者の具体例は表Vおよび第4図に示す0表Vに示されるように、タイプ2プラ イマーは、対立遺伝子のcDNAの組み合わせ(互いに1ヌクレオチド置換程度 に異なっている)からのDRB転写体を特異的に増幅できたが、PCRでは非常 に厳しいアニーリング条件(55℃でのアニーリング)が用いられることを規定 した0例えば、ヘテロ接合体の組み合わせDRwl 3/DRw8−Dw8.1 に2いては、DR816オリゴヌクレオチドブライマーにより、DRB1*08 01対立遺伝子(プライマーと3つのミスマツチ〕がDRB1$1301および DRB3*0101遺伝子(それぞれ、プライマーと4つのミスマツチを有する 。)に対して選択された。
DRB3*0101またはDRB3本0201およびDRB5*0101遺伝子 にはプライマーDRB17どの一つのミスマツチが潜んでおり、このオリゴヌク レオチドはDRwll/DRw15ヘテロ接合体においてDRB5本0101配 列を選択した(表v)、このオリゴヌクレオチドにより認識される配列内のミス マツチの特異的な配置も、プライマー/ c D N A複合体の安定性に影響 し、従って、PCHの結果にも影響する、と言うことができる。
DQBI遺伝子について、非維持プライマーの、ペテロ接合体の組み合わせにお ける特定の対立遺伝子の選択能についてもテストした(表V)、DRB特異性タ イプ2プライマーについて、非維持プライマーを用いたベテロ接合体における単 一のDQBI対立遺伝子の選択的な増幅を達成するためには、PCHのアニーリ ング工程において高温(55℃)を採用することが必要でbりた。
例えば、プライマーDQB6のアニーリングがDQB1*0301/DQB1* 0501およびDQB 1 *0201/DQB 1本0603ヘテロ接合体か らのcDNAにおいて37℃で進行できる場合、両へテロ接合体における両対立 遺伝子は等しく増幅された。
55℃では、5′プライマーと最も相同性のある配列を有する対立遺伝子はPC R以上に増幅された。プライマーとは2つのヌクレオチドだけでな(相対位置も 異なる対立遺伝子の組み合わせも、非維持プライマーで特異的に増幅される0例 えば、プライマーDQB6は一1DQBI *0604/DQB l*0502 ヘテロ接合体においてDQB 1本0604配列を選択した(表v)。
5つのヌクレオチドがDQBl*0604対立遺伝子とDQB6プライマーとの 2つのミスマツチを分け、わずか2つのヌクレオチドがDQBi*0502とプ ライマーとのミスマツチを分けた。
この結果から、標的cDNAの5′末端で冬型性領域にアニーリングするオリゴ ヌクレオチドプライマーは、複雑なペテロ接合体の組み合わせにおける限定数の DRBまたはDQBテンプレートの複写可能な選択的増幅が達成できるように仕 立てることができることが明確に示されている。タイプ1プライマーの使用は、 全ての可能なりQA%DQB、DPAおよびDPBヘテロ接合体の明白な配列化 を可能にするが、そのようなアプローチでは、全てのDRBヘテロ接合体に対す る完全な識別化情報は得られないであろう、我々は、DRHに対してタイプlと タイプ2のプライマーを同時に使用することにより、全てのDRBヘテロ接合体 の組み合わせの最も複雑なものでさえも明確に解明されることを示してきた。タ イピングするためにDRB−3BTが用いられる場合には、3つのタイプ2の反 応(DRB23.24および25を用いる)をタイプ1の反応と同時に行なう( 表■)、これらのプライマーを用いたこれらの反応を同時に使用すれば、−通り の操作で完全なりRBタイピングに対して最大の識別力が発揮され、しかも、新 規な配列化へテロ接合体の同定が可能になる。たった一つのタイプlの反応がD QBI、DQAl、DPAIおよびDPBIそれぞれに必要とされる(表■)。
個体の大きな個体群の配列串型性に対する慣例的なHLAタイピングは、ここで 報告されている実験計画(これは、未知の対立遺伝子変体を予め同定することも できる。)を使用することにより行なうことができる。
第2A図および第2B図は、HLAタイプがわかっていない個体の配列の対立性 を決定するために用いられる慣例的なプロトコールのフローチャートを示す。
1、RNA テンプレートとして いたcDNA、PCRおよ におlるブラ  マーの わ艶m cDNA分子を合成するために、本発明では、逆転写、増幅および配列化される べき遺伝子m RNAの維持領域とアニールする一本鎖DNAアンチセンスオリ ゴヌクレオチドプライマーを提供する。これらのオリゴヌクレオチドブライマー としては: (1)全てのDRB座において全ての対立遺伝子が共有する維持領 域(コドン105〜111)とアニールし、後者がそレソレDRB1.DRB3 、DRB4およびDRB5であるオリゴヌクレオチド配列(例えば、プライマー DRB20)(但し、DRBタイピング用に、4つ同時のcDNA反応(チュー ブ当たり1反応)を行なう力5、全ての反応がプライマーDRB20を用しAる 。)(表■および第2A図における反応A、B、CおよびD);(2)DQB座 において全ての対立遺伝子カ5共有する維持領域(コドン105〜111)にア ニールするオリゴヌクレオチド配列(例えばプライマーDQB7)(表■いて全 ての対立遺伝子が共有する維持領域(コドン147〜157)にアニールするオ リゴヌクレオチド配列(例えばプライマーDQA9)(表■および第2A図にお ける反応F); (4)DQB座におし飄て全ての対立遺伝子が共有する維持領 域(コドン105〜111)lこアニールするオリゴヌクレオチド配列(例えば プライマーDPBII)(表■および第2A図における反応G)i (5)DP A座において全ての対立遺伝子が共有する維持領域(コドン104〜110)に アニールするオリゴヌクレオチド配列(例えばプライマーDPA14)(表■お よび第2A図における反応H);(6)DPA座において全ての対立遺伝子が共 有する維持領域(コドン222〜228)にアニールするオリゴヌクレオチド配 列(例えばプライマーDPA19)(表■および第2A図における反応工)が挙 げられる。これらの各反応に一度特異的なオリゴヌクレオチドを添加した。増幅 および配列化を行なうためにcDNA合成を行ない、その生成物を表■および第 2図、さらに以下に記載する。
各染色体の発現されたDRB座の各々に相当するc DNA分子(DRBIおよ びDRB3またはDRB4またはDRB5.ハブロタイブルアイソタイプの複雑 さ〜に対応)を増幅するために、コドン−32〜−20にアニールする維持オリ ゴヌクレオチドブライマー(例えばオリゴヌクレオチドDRB 11)を、DR B遺伝子に対応するcDNA合成反応が行なわれている4本のチューブの内の一 つに添加する。c DNA合成反応プライマーと新たに添加した維持プライマー を組み合わせることが、与えられた個体により発現される全てのDRB座におけ る全ての対立遺伝子を増幅するために採用される。DRB cDNA生成物を含 有する残り3本のチューブは各々は、コドン7〜13に対して(例えばプライマ ーDRB23)、5〜11に対して(例えばプライマーDRB24)、6〜13 に対して(例えばプライマーDRB25)それぞれアニールしている3つの異な る非維持オリゴヌクレオチド(タイプ2とも呼ばれる。)の内のそれぞれ一つを 受け取る。各非維持プライマーは、DRBl座における対立遺伝子の興なる群に 対応するcDNAの増幅を容易にするために設計される。
これら4つの反応により生じる配列化はしごの比較により、与えられた個体によ り発現される4つの可能な各DRB遺伝子に対応する配列の完全かつ正確な転写 が可能になる(各父系染色体に対して1つまたは2つ)。
DQBI座について、与えられた個体内で発現される各DQB 1遺伝子の増幅 にはDQB cDNAのコドンl〜7にアニールする維持オリゴヌクレオチドブ ライマー(例えばプライマーDQB 13)が用いられる(各父系染色体に対し て一つ)、DQAI座の場合、与えられた被験者内で発現さ−れる各DQAI遺 伝子の増幅に有用な維持−木調DNAオリゴヌクレオチドブライマーが、DQA I cDNAのコドン−10〜−4にアニールする(例えばプライマーDQAI  O)、DPB l座については、コドン−19〜−13にアニールしている維 持オリゴヌクレオチド(例えばプライマーDPBIO)が、与えられた被験者内 で発現される各DPBI遺伝子23〜−17にアニールしている維持オリゴヌク 、レオチド(例えばプライマーDPA 15)が、与えられた被験者内で発現さ れる各DPAI遺伝子の増幅に用いられる。別々の反応において、個体中で発現 された各DPAI遺伝子を増幅するために、DPAI cDN、Aのコドン59 〜65のアニールしている維持プライマーDPA18が、cDNAプライマーD PA l 9と組み合わせて用いられる。この第2のDPAI反応はこの遺伝子 の第2の多型性領域を標的とする。
DRB座に対応するポリメラーゼチェーンリアクション生成物の直接配列化にお いて有用なプライマーとしては、DRB座において全ての対立遺伝子のコドン8 7〜94にアニールしているアンチセンスオリゴヌクレオチドブライマー(例え ばDRB12)が挙げられ、このプライマーは第1の4つのDRB反応による生 成物の配列化に用いられる。他の3つのDRB反応により生じるポリメラーゼチ ェーンリアクション生成物の直接配列化について、DRB l座において全ての 対立遺伝子のコドン97〜130にアニールしているアンチセンスオリゴヌクレ オチドが用いられる(例えばプライマーDRB30)、これら3つのDRB反応 において異なる配列化オリゴヌクレオチドを使用することにより、実施例の配列 化プライマーDRB12を用いる第1のDRB反応においては見られないDRB I遺伝子の下流の多型性領域の読み取りが可能になる。DQBI座に対応するポ リメラーゼチェーンリアクション生成物の直接配列化に有用なプライマーとして は、この座において全ての対立遺伝子のコドン78〜83にアニールしているア ンチセンスオリゴヌクレオチドブライマー−(例えばプライマー〇QB5)が挙 げられる。DQAI座に対応するポリメラーゼチェーンリアクション生成物の直 接配列化には、この座において全ての対立遺伝子のコドン88〜95にアニール しているアンチセンスオリゴヌクレオチドブライマー(例えばプライマーDQA 29)が含まれる。DQBI座に対応するポリメラーゼチェーンリアクション生 成物の直接配列化には、この座において全ての対立遺伝子のコドン12/−5に アニールしているセンスオリゴヌクレオチドブライマー(例えばプライマーDQ B 13)が含まれる。プライマーDPA14およびDPAI5を用いるDPA I反応に対するポリメラーゼチェーンリアクション生成物の直接配列化について は、この座において全ての対立遺伝子のコドン88〜94にアニールしているア ンチセンスオリゴヌクレオチドが用いられる(例えばプライマーDPA16)。
プライマーDPA19およびDPAI8を用いるDPA 1反応に対するポリメ ラーゼチェーンリアクション生成物の直接配列化については、この座において全 ての対立遺伝子のコドン214〜220にアニールしているアンチセンスオリゴ ヌクレオチドが用いられる(例えばプライマーDPA20)。
2、DNAテンプレート いたPCRおよびにおするプライマーの わせの 各染色体の各DRB座に対応するDNA分子を増幅させるために、イントロン3 の塩基対18〜38にアニールしている維持アンチセンスオリゴヌクレオチドブ ライマー(例えば、オリゴヌクレオチドDRB1406)を、4本の各PCR反 応チューブに添加する(表■および第2B図における反応S、V、TおよびU) 、これら4本のチューブの各々は、コドン−4〜+3に対して(例えばプライマ ーDRB22)、 コドン7〜13に対して(例えばプライマーDRB23)、 5〜11に対して(例えばプライマーDRB24)、6〜13に対して(例えば プライマーDR825)それぞれアニールしている異なる追補オリゴヌクレオチ ド(例えば、プライマーを受け取る。第1の反応は、与えられる個体が有する全 てのDRB座における全ての対立遺伝子を増幅するために用いられる。残り3つ の反応はそれぞれ、DRBI座における対立遺伝子の異なる群に対応するDNA の増幅を容易にするために設計される。RNAテンプレートについては、これら 4つの反応により生じる配列化はしごの比較により、与えられた個体により発現 される4つの可能な各DRB遺伝子に対応する配列の完全かつ正確な転写が可能 になる(各父系染色体に対して1つまたは2つ)。
DQBI座について、与えられた個体が有する各DQBI遺伝子の増幅には、コ ドン88〜94に対して(例えばプライマーDQB932)、またはコドン11 〜17に対して(例えばプライマーDP8931)アニールする二つの維持オリ ゴヌクレオチドブライマーが用いられる(各父系染色体に対して一つ) (表■ および第2B図における反応W)、DQBl座については、与えられた被験者が 有する各DPBI遺伝子を増幅するために、二つの維持オリゴヌクレオチド(例 えばイントロン2の塩基対−42〜−62にアニールするDPB14のようなプ ライマー、および例えばイントロン3の塩基対39〜59にアニールするDPB 15のようなプライマー)が用いられる(表■および第2B図における反応X) 、DPAI座については、与えられた被験者が有する各DPA 1遺伝子を増幅 するために、DPAIO(イントロン2の塩基対−69〜−50にアニールする )やDPAII(イントロン3の塩基対55〜71にアニールする)のような維 持オリゴヌクレオチドが用いられる(表■および第2B図における反応Y)。
DRB座に対応するDNAテンプレートからのポリメラーゼチェーンリアクショ ン生成物の直接配列化において有用なプライマーとしては、DRB座において全 ての対立遺伝子のコドン87〜94にアニールしているアンチセンスオリゴヌク レオチドブライマー(例えばDRBI2)が挙げられ、このプライマーは第1の 4つのDRB反応による生成物の配列化に用いられる。他の3つのDRB反応に より生じるポリメラーゼチェーンリアクション生成物の直接配列化については、 DRBI座において全ての対立遺伝子のコドン39〜46にアニールしているセ ンスオリゴヌクレオチドが用いられる(例えばプライマーDRB1400)、こ れら3つのDRB反応において異なる配列化オリゴヌクレオチドを使用すること により、実施例の配列プライマーDRB12を用いる第1のDRB反応において は見られないDRBI遺伝子の下流の多室性領域の読み取りが可能になる。
DQBl座に対応するポリメラーゼチェーンリアクション生成物の直接配列化に 有用なプライマーとしては、この座において全ての対立遺伝子のコドン78〜8 3にアニールしているアンチセンスオリゴヌクレオチドブライマー(例えばプラ イマーDQB5)が挙げられる。
DQBl座に対応するポリメラーゼチェーンリアクション生成物の直接配列化に は、この座において全ての対立遺伝子のイントロン3の塩基対1〜21にアニー ルしているアンチセンスオリゴヌクレオチドブライマー(例えばプライマーDQ A1B)が含まれる。DQAl座に対応するポリメラーゼチェーンリアクシミン 生成物の直接配列化には、この座において全ての対立遺伝子のコドン76〜82 にアニールしているセンスオリゴヌクレオチドブライマー(例えばプライマーD PA12)が含まれる。
のHLAタ ′ るための HLAタイプがわかっていない被験者(疾病を有する者またはそうでない者)の クラスnHLA多型性をタイプ付けする。10〜5mLの末梢血液を採血する。
末梢血液単核細胞を遠心分離によりフィコール(Ficoll)−ハイバーケ( Hypaque)勾配にかけて調製する。この細胞をグアニジウムイソチオシナ ーゼに溶解し、通常の方法(あるいは塩化セシウム勾配において遠心分離する( 約16時間続ける)か、あるいはグアニジウムイソチオシナーゼーフェノールー クロロフォルム抽出法(4時間未満で行なうことができる))を用いて全細胞質 Jphns at al、、Anal、Biocham、、180:276(1 9893を参照のこと、あるいは、これらの細胞または他の入手源(毛髪、血痕 、精子、′等)からのゲノムDNAが、Hlguchi、 R,、PCRTec hnology。
Er1ich、 M、 (ad)、 5tockton Prass= 31( 1989)により提供されるような通常の方法を用いて調製される。DQBl、 DQAl、DRB (DRBI、DRB3/415)、DPAIおよびDPBI c DNAは全RNAから座持異性プライマーを用いて合成される。およそIμ gのRNAがMoLVRT (逆転写酵素)fiJ:びDRB (CODRB2 0)、DQB(COQB7)、DQA (CODQA9)、DPB (DPBI I)およびDI’A (DPAI 4.DPAI 9)(場合によって]−特異 性ナンセンスブライマーでの、20uL最終体積反応(30〜60分間のインキ ュベートを行なう)において逆転写される。各クラス■遺伝子に対する反応は異 なるチューブ内で行なわれるが、好ましいのであれば同じチューブ内で行なうこ とができる。
慣例的な目的においては、DRB遺伝子に対しては4つの、DQB遺伝子に対し ては1つの、DQAI遺伝子に対しては1つの、そしてDPAI遺伝子に対して は2つの同時反応が行なわれる。
これらの反応が一旦終了したら、20uL逆転写反応に直接添加することにより 各cDNA分子の酵素的増幅を行なうが、この際、増幅をストップさせるための 試薬が必要である。一方、DNAが用いられる場合、PCHに用いられるプライ マーの組み合わせは表■において示されるものを採用する(センスプライマー同 様、アンチセンスプライマーが異なるであろう、)。これにはPCR試薬および 適当な維持および非維持オリゴヌクレオチドブライマーが含まれる。この実施例 では、DRBに対する4つの反応(チューブl、2.3および4)。
DQBに対する1つの反応(チューブ5)、DQAに対する1つの反応(チュー ブ6)、DPBに対する1つの反応(チューブ7)およびDPAに対する2つの 反応(チューブ8および9)を用いる。反応2.3および4はプライマーDRB 23、DRB24およびDRB25をそれぞれ取り込む、迅速なタイピング(2 4時間以内)を行なうためには、後者が好ましい組み合わせである。用いうるプ ライマーの他の組み合わせを表■に示す。
一旦終了したら、得られたものをセントリコン(Centrlcon、Am1c on)、ウルトラフリー(υ1trafree、m1111pora)または類 似のカラムを用いて約15分間スピン透析して、取り込まれていないプライマー およびdNT Pを除去する。各反応当たり、得られたもの、あるいは得られた ものの172をT a qポリメラーゼおよびP−32末端ラベル化(10分間 )した座持異性配列化プライマーを用いたc D N A / P CR反応に おいて用いられる各プライマーの組み合わせについて1表■に記載のプライマー を用いて直接配列化する(35分間)。
配列化反応生成物はアクリルアミドゲルにかけ、2〜3時間電気泳動し、4〜1 2時間X線フィルムにさらす、そのゲルを読み取り、ゲルから得られた結果をあ らゆる考えつる対立遺伝子のヌクレオチド配列と比較する。
比較は裸眼で視覚的に、または八−ソナルコンビエータ−および全てのハブロタ イブの全ての対立遺伝子のヌクレオチド配列を包含するソフトウェアパッケージ 、さらに、どのようにして比較を行なうべきかを指示するルーチンと新しい対立 遺伝子配列の同定を可能にするであろうサブルーチンを用いて行なうことができ る。
配列旦ΔΣ GOT OAG GTr ACr GAT CrT GAA G 22(xi)  配列種類: 5EQIDN0.11AGG ATA CACAGT CACC TT AGG 21(xl)配列種類: 5EQIDN0.13G CCG C rG CACTGT GAA GCr C20OAG OTG ACr GTO TAT CCr GAC21(1v)アンチセンス: イエス Asn Lzu Asn Thr Leu ne GlnFIG、2B FfG、2A 末梢血 電気永動 NA PRIMER#2 22 23 23 24 931 15 II1010*1 98G”υ←( ぐ 補正書の翻訳文提出書 昏 平成5年 9月 6日

Claims (86)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)核酸を被験者の核酸を含有するサンプルから単離すること: (b)ポリメラーゼチェーンリアクションにより前記核酸を増幅して、配列化さ れるべき前記遺伝子座の各対立遺伝子に対して十分なポリメラーゼチェーンリア クション生成物を生成し、配列化されるべき各遺伝子座および染色体に対するす べての前記対立遺伝子が少なくとも一つの維持オリゴヌクレオチドプライマー対 で増幅され、かつ配列化されるべき各遺伝子座に対する前記対立遺伝子の少なく とも一つが少なくとも一つの維持オリゴヌクレオチドプライマーおよび少なくと も一つの非維持オリゴヌクレオチドプライマーで増幅されていること;(c)各 対立遺伝子に対する各ポリメラーゼチェーンリアクション生成物を、各染色体の 各遺伝子座で、Taqポリメラーゼおよび配列化される各座に特異的な維持プラ イマーを用いて直接配列化すること;および(d)各配列化ポリメラーゼチユー ンリアクション生成物を分析して、前記被験者の遺伝子型を決定することからな る、被験者の核酸を含有するサンプル中の被験者の主要組織適合性遺伝子後合体 遺伝子型を決定するための方法。
  2. 2.前記の単離される核酸がゲノムDNAである、請求項1に記載の方法。
  3. 3.前記の単離される核酸がRNAであり、さらに前記核酸を増幅する前に (a)配列化されるべき各遺伝子座の各対立遺伝子に対するcDNA分子を合成 し、そこにおいて前記合成が、各前記遺伝子座の各対立遺伝子の維持領域にアニ ールする座特異性オリゴヌクレオチドプライマーを用いる工程を行うことからな る、請求項1に記載の方法。
  4. 4.決定されるべき前記主要組織適合性遺伝子型がHLAクラスII遺伝子型で ある、請求項1に記載の方法。
  5. 5.配列化されるべき前記クラスII遺伝子座がDQB1である、請求項4に記 載の方法。
  6. 6.配列化されるべき前記クラスII遺伝子座がDQA1である、請求項4に記 載の方法。
  7. 7.配列化されるべき前記クラスII遺伝子座がDRB1/3/4/5である、 請求項4に記載の方法。
  8. 8.配列化されるべき前記クラスII遺伝子座がDPA1である、請求項4に記 載の方法。
  9. 9.配列化されるべき前記クラスII遺伝子座がDPB1である、請求項4に記 載の方法。
  10. 10.前記の配列化されるポリメラーゼチェーンリアクション生成物の分析が、 配列化される各遺伝子座の各対立遺伝子のヌクレオチド配列とそのような各遺伝 子座に対する既知の配列との比較、続いて、維持/非維持オリゴヌクレオチドプ ライマー対で増幅される各遺伝子座の各対立遺伝子の配列と維持オリゴヌクレオ チドプライマー対で対立されるそのような遺伝子座の各対立遺伝子のヌクレオチ ド配列との比較を包含する、請求項1に記載の方法。
  11. 11.遺伝子型を決定するための各ポリメラーゼチェーンリアクション生成物の 分析が、HLAクラスII座に対するすべてのハプロタイプのすべての対立遺伝 子のヌクレオチド配列を含むプログラムを有するコンピュータで行われる、請求 項1に記載の方法。
  12. 12.前記のcDNA分子の前記維持オリゴヌクレオチドプライマーによる増幅 が、約37℃における前記維持オリゴヌクレオチドプライマーの前記cDNAへ のアニーリングを包含する、請求項1に記載の方法。
  13. 13.前記のcDNA分子の非維持プライマーによる増幅が、約55℃における 前記非維持プライマーの前記cDNAへのアニーリングを包含する、請求項1に 記載の方法。
  14. 14.(a)核酸を被験者の核酸を含有するサンプルから単離すること: (b)ポリメラーゼチェーンリアクションにより前記核酸を増幅して、配列化さ れるべき前記クラスII遺伝子座の各対立遺伝子に対して十分なポリメラーゼチ ェーンリアクション生成物を生成し、配列化されるべき各クラスII遺伝子座お よび染色体に対するすべての前記対立遺伝子が少なくとも一つの維持オリゴヌク レオチドプライマー対で増幅され、かつ配列化されるべき各クラスII遺伝子座 に対する前記対立遺伝子の少なくとも一つが少なくとも一つの維持オリゴヌクレ オチドプライマーおよび少なくとも一つの非維持オリゴヌクレオチドプライマー で増幅されていること; (c)各対立遺伝子に対する各ブリメラーゼチェーンリアクション生成物を、各 染色体の各クラスII遺伝子座でTaqポリメラーゼおよび配列化される各クラ スII座に特異性である維持プライマーを用いて直接配列化すること;および (d)配列化されるクラスII座における各対立遺伝子のヌクレオチド配列を各 クラスII座に対する既知の配列と比較し、続いて、退化オリゴヌクレオチドプ ライマーで増幅された各クラスII座の各対立遺伝子の配列を、維持オリゴヌク レオチドプライマーで増幅されたクラスII座の各対立遺伝子のヌクレオチド配 列と比較することにより、前記被験者の遺伝子型を決定することからなる、被験 者の核酸を含有するサンプル中の被験者のクラスII組織適合性遺伝子型を決定 する方法。
  15. 15.前記の単離される核酸がRNAであり、さらに前記核酸を増幅する前に、 (a)配列化されるべき各クラスII遺伝子座の各対立遺伝子に対するcDNA 分子を合成し、そこにおいて、前記合成が各前記クラスII遺伝子座の各対立遺 伝子の維持領域にアニールする座特異性オリゴヌクレオチドプライマーを用いる 工程を行うことからなる、請求項14に記載の方法。
  16. 16.(a)全細胞性RNAを被験者の核酸を含有するサンプルから単離するこ と; (b)少なくとも一つの配列化されるクラスII遺伝子座の各対立遺伝子に対す るcDNA分子を合成し、そこにおいて、各前記クラスII遺伝子座の各対立遺 伝子の維持領域にアニールする座特異性オリゴヌクレオチドプライマーを用いる こと; (c)前記cDNAをブリメラーゼチェーンリアクションにより増幅して、配列 化されるべき前記クラスII遺伝子座の各対立遺伝子に対するブリメラーゼチェ ーンリアクション生成物を生成し、そこにおいて配列化されるべき各クラスII 遺伝子座および染色体に対するすべての前記対立遺伝子が少なくとも一つの維持 オリゴヌクレオチドプライマーで増幅され、かつ配列化されるべき各クラスII 遺伝子座および染色体に対する前記対立遺伝子の少なくとも一つが少なくとも一 つの維持オリゴヌクレオチドプライマーおよび少なくとも一つの非維持オリゴヌ クレオチドプライマーで増幅されること;(d)Taqポリメラーゼおよび配列 化される各クラスII座に特異性である維持プライマーを用いて、各対立遺伝子 に対する各ブリメラーゼチェーンリアクション生成物を各染色体の各クラスII 遺伝子座で直接配列化し、各対立遺伝子に対する核酸配列化はしごを生成するこ と;および (e)各核酸はしごを分析して、配列化される各クラスII座に各対立遺伝子の ヌクレオチド配列を各クラスII座に対する既知の配列と比較し、続いて、維持 /非維持オリゴヌクレオチドプライマー対で増幅される各クラスII座の各対立 遺伝子の配列を維持オリゴフクレオチドプライマー対で増幅されたクラスII座 の各対立遺伝子のヌクレオチド配列と比較することにより、前記被験者の遺伝子 型を決定すること からなる、被験者の核酸を含有するサンプル中の被験者のクラスIIHLA遺伝 子型を決定する方法。
  17. 17.決定されるべき前記クラスIIHLA遺伝子型が、前記被験者のDRB1 、DRB3、DRB4、DRB5、DQB1、DQA1、DPA1およびDPB 1遺伝子に対するヌクレオチド配列を含有する、請求項16に記載の方法。
  18. 18.DQB転写体の105〜111コドンにアニールする一本鎖DNAからな る、オリゴヌクレオチドプライマー。
  19. 19.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No:1)
  20. 20.DQBの1〜7コドンにアニールする一本鎖DNAからなる、オリゴヌク レオチドプライマー。
  21. 21.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No:4)
  22. 22.DQA転写体の148〜155コドンにアニールする一本鎖DNAからな る、オリゴヌクレオチドプライマー。
  23. 23.配列 【配列があります】を有す るオリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No:3)
  24. 24.DQA cDNAの−10〜−4コドンにアニールする一本鎖DNAから なる、オリゴヌクレオチドプライマー。
  25. 25.配列【配列があります】 を有するオリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No:7)
  26. 26.DRB1転写体の105〜111コドンにアニールする一本鎖DNAから なる、オリゴヌクレオチドプライマー。
  27. 27.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No:2)
  28. 28.DRB1転写体の−33〜−26コドンにアニールする一本鎖DNAから なる、オリゴヌクレオチドプライマー。
  29. 29.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No:6)
  30. 30.DRB1転写体の7〜13コドンにアニールする一本鎖DNAからなる、 オリゴヌクレオチドプライマー。
  31. 31.配列【配列があります】 を有するオリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No:42)
  32. 32.DRB1転写体の5〜11コドンにアニールする一本鎖DNAからなる、 オリゴヌクレオチドプライマー。
  33. 33.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No:43)
  34. 34.DRB1転写体の6〜13コドンにアニールする一本鎖DNAからなる、 オリゴヌクレオチドプライマー。
  35. 35.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No.け44)
  36. 36.DPB転写体の105〜111コドンにアニールする一本鎖DNAからな る、オリゴヌクレオチドプライマー。
  37. 37.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No.:24)
  38. 38.DPA転写体の222〜228コドンにアニールする一本鎖DNAからな る、オリゴヌクレオチドプライマー。
  39. 39.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No.:39)
  40. 40.DPB転写体の−19〜−13コドンにアニールする一本鎖DNAからな る、オリゴヌクレオチドプライマー。
  41. 41.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No.:23)
  42. 42.DPA転写体の−23〜−17コドンにアニールする一本鎖DNAからな る、オリゴヌクレオチドプライマー。
  43. 43.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No.:32)
  44. 44.DPA転写体の59〜65コドンにアニールする一本鎖DNAからなる、 オリゴヌクレオチドプライマー。
  45. 45.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No.:38)
  46. 46.DPA転写体の104〜110コドンにアニールする一本鎖DNAからな る、オリゴヌクレオチドプライマー。
  47. 47.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No.:31)
  48. 48.配列【配列があります】 を有するオリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No.:13)
  49. 49.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No.:11)
  50. 50.配列【配列があります】を有 するオリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No.:12)
  51. 51.配列 【配列があります】を有 するオリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No.:14)
  52. 52.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No.:25)
  53. 53.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No.:33)
  54. 54.配列【配列があります】を有するオリゴヌクレオチドプライマー。(配列 識別番号No.:40)
  55. 55.DRB座のイントロン3の塩基対18〜38にアニールする一本鎖DNA からなる、オリゴヌクレオチドプライマー。
  56. 56.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No.:20)
  57. 57.DRB転写体の−4〜+3コドンにアニールする一本鎖DNAからなる、 オリゴヌクレオチドプライマー。
  58. 58.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No.:5)
  59. 59.DQB転写体の88〜94コドンにアニールする一本鎖DNAからなる、 オリゴヌクレオチドプライマー。
  60. 60.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No.:8)
  61. 61.DQB転写体の11〜17コドンにアニールする一本鎖DNAからなる、 オリゴヌクレオチドプライマー。
  62. 62.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No.:9)
  63. 63.DPB座のイントロン2の塩基対−42〜−62にアニールする一本鎖D NAからなる、オリゴヌクレオチドプライマー。
  64. 64.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No.:27)
  65. 65.DPB遺伝子のイントロン3のイントロン39〜59にアニールする一本 鎖DNAからなるオリゴヌクレオチドプライマー。
  66. 66.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No.:28)
  67. 67.DPA1座のイントロン2の塩基対−69〜−50にアニールする一本鎖 DNAからなる、オリゴヌクレオチドプライマー。
  68. 68.配列【配列があります】 を有するオリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No.:35)
  69. 69.DPA1座のイントロン3の塩基対55〜71にアニールする一本鎖DN Aからなる、オリゴヌクレオチドプライマー。
  70. 70.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No.:36)
  71. 71.DRB転写体の87〜94コドンにアニールする一本鎖DNAからなる、 オリゴヌクレオチドプライマー。
  72. 72.DRB転写体の38〜45コドンにアニールする一本鎖DNAからなる、 オリゴヌクレオチドプライマー。
  73. 73.配列【配列があります】 を有するオリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No.:16)
  74. 74.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No.:29)
  75. 75.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No:37)
  76. 76.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No:26)
  77. 77.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No:30)
  78. 78.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No:34)
  79. 79.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No:41)
  80. 80.配列 【配列があります】を有する オリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No:10)
  81. 81.配列【配列があります】を有 するオリゴヌクレオチドプライマー。(配列識別番号No:15)
  82. 82.(a)RNA/DNA抽出装置で被検者の核酸を含有するサンプルから核 酸を単離すること;(b)熱循環装置を用いたポリメラーゼチェーンリアクシヨ ンにより前記核酸を増幅して、配列化されるべき各遺伝子座の各対立遺伝子に対 するポリメラーゼチェーンリアクション生成物を生成し、配列化されるべき各遺 伝子座および染色体に対する全ての前記対立遺伝子が少なくとも一つの維持オリ ゴヌクレオチドプライマー対で増幅され、かつ配列化されるべき各遺伝子座およ び染色体に対する少なくとも一つの前記対立遺伝子が少なくとも一つの維持オリ ゴヌクレオチドプライマーおよび少なくとも一つの非維持オリゴヌクレオチドプ ライマーで増幅されること; (c)各対立遺伝子に対する各ポリメラーゼチェーンリアクション生成物を、自 動配列化装置中で、Taqポリメラーゼおよび配列化されるべき各座に特異性な 維持プライマーで、各染色体の各遺伝子座において直接配列化すること;および (d)配列化された各ポリメラーゼチェーンリアクション生成物を分析して、各 遺伝子座の各対立遺伝子の配列を各遺伝子座に対する既知の配列と比較、続いて 維持/非維持オリゴヌクレオチドプライマー対で増幅された各遺伝子座の各対立 遺伝子の配列を維持オリゴヌクレオチドプライマー対で増幅された該遺伝子座の 各対立遺伝子のヌクレオチド配列と比較するための遺伝子座配列情報のデータベ ースを有するコンピュータで前記被検者の遺伝子型を決定すること からなる、前記の被検者の核酸を含有するサンプル中の被検者の主要組織適合性 遺伝子複合体のクラス遺伝子型の迅速な自動決定方法。
  83. 83.(a)核酸を被検者の核酸を含有するサンプルから単離すること: (b)ポリメラーゼチェーンリアクションにより前記核酸を増幅して、配列化さ れるべき前記遺伝子座の各対立遺伝子に対して十分なポリメラーゼチェーンリア クション生成物を生成し、配列化されるべき各遺伝子座および染色体に対する全 ての前記対立遺伝子が少なくとも一つの維持オリゴヌクレオチドプライマー対で 増幅され、かつ配列化されるべき各遺伝子座および染色体に対する前記対立遺伝 子の少なくとも一つが少なくとも一つの維持オリゴヌクレオチドプライマーおよ び少なくとも一つの非維持オリゴヌクレオチドプライマーで増幅されていること ; (c)各対立遺伝子に対する各ポリメラーゼチェーンリアクション生成物を、各 染色体の各遺伝子座で、配列化酵素および配列化される各座に特異性である維持 プライマーを用いて直接配列化すること:および(d)各配列化ポリメラーゼチ ェーンリアクション生成物を分析して、前記被検者の遺伝子型を決定することか らなる、前記の被検者の核酸を含有するサンプル中の被検者の一つ以上の多型性 遺伝子座における遺伝子型を決定するための方法。
  84. 84.前記の単離された核酸がゲノムDNAである、請求項83に記載の方法。
  85. 85.前記の単離された核酸がRNAであり、さらに前記核酸を増幅する前に (a)配列化すべき各遺伝子座の各対立遺伝子に対するcDNA分子を合成し、 そこにおいて前記合成が各前記遺伝子座の各対立遺伝子の維持領域にアニールす る座特異的オリゴヌクレオチドプライマーを用いることの工程からなる、請求項 83に記載の方法。
  86. 86.(a)RNA/DNA抽出装置を用いて被検者の核酸を含有するサンプル から核酸を単離すること;(b)熱循環装置を用いたポリメラーゼチェーンリア クションで前記核酸を増幅して、配列化されるべき各遺伝子座の各対立遺伝子に 対するポリメラーゼチェーンリアクション生成物を生成し、各遺伝子座および染 色体に対する全ての前記対立遺伝子が少なくとも一つの維持オリゴヌクレオチド プライマー対で増幅され、かつ配列化されるべき各遺伝子座および染色体に対す る少なくとも一つの前記対立遺伝子が少なくとも一つの維持オリゴヌクレオチド プライマーおよび少なくとも一つの非維持オリゴヌクレオチドプライマーで増幅 すること;(c)各対立遺伝子に対するポリメラーゼチェーンリアクション生成 物を、自動配列化装置を用いて、配列化酵素および配列化されるべき各座に特異 性な維持プライマーで、各染色体の各遺伝子座において直接配列化すること;お よび (d)配列化された各ポリメラーゼチェーンリアクション生成物を分析して、各 遺伝子座の各対立遺伝子の配列を各遺伝子座に対する既知の配列の比較、かつ続 いて維持/非維持オリゴヌクレオチドプライマー対で増幅された各遺伝子座の各 対立遺伝子の配列を維持オリゴヌクレオチドプライマー対で増幅された該遺伝子 座の各対立遺伝子のヌクレオチド配列と比較するための遺伝子座配列情報のデー タベースを有するコンピュータで前記被検者の遺伝子型を決定すること からなる、前記の被検者の核酸を含有するサンプル中の被検者の一つ以上の多型 性遺伝子座における遺伝子型の迅速な自動決定方法。
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