JPH06504767A - B−細胞悪性疾患の治療のための薬剤組成物 - Google Patents

B−細胞悪性疾患の治療のための薬剤組成物

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JPH06504767A JP4501648A JP50164892A JPH06504767A JP H06504767 A JPH06504767 A JP H06504767A JP 4501648 A JP4501648 A JP 4501648A JP 50164892 A JP50164892 A JP 50164892A JP H06504767 A JPH06504767 A JP H06504767A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 B−細胞悪性疾患の治療のための薬剤組成物発明の背景 本発明は、B−細胞悪性疾患に苦しむ哺乳動物におけるB−細胞悪性疾患の治療 のための、活性成分としてのIL−4より成る薬剤組成物に関する。本発明はさ らに、哺乳動物におけるB−細胞悪性疾患を治療するための薬剤を製造するため のIL−4の使用法に関する。
序論 インターロイキン−4[本明細書中では今後“IL−4”と呼ぶが、またB細胞 刺激因子1. (BSF−1)としても知られているコは最初は、エム・ホワー ド(M、Howard)らによってJ、Exp、Med、(1982)、第15 5巻、第914−23ページにIL−2とは全(別なT細胞由来の成長因子とし て記載され、このものは正常マウスBリンパ球の長期組織培養を可能にし、しか も活性化Bリンパ球と相互作用して、4力月もの間その増殖を保持した。混合B リンパ球外植片が培養を開始するために使用されたけれども、未成熟の表現型を もつBリンパ球が特に、組織培養においてIL−4によって増大されるように思 われる。例えば、シー・ペシュル(C,Pe5chel)ら、J、Immun。
±、(1989)、第142巻、1558−1568を参照されたい。さらに、 ジー・トレン(G、Trenn)ら、J、Immuno 1. (1988)、 第140巻、1101−1106には、IL−4が休止ネズミTリンパ球のLy  t −2+副集団からの細胞毒性T−細胞の発生を刺激することが記載されて いる。
マウス■L−4遺伝子はクローン化されて、C08−7細胞で発現される[ティ ー・オーツカ(T、0tsuka)ら、Nuc、Ac1ds Res、(198 7)、第15巻、333−334参照]。クローン化された因子は、T細胞培養 上澄みから精製された因子に対して見られる組織培養における活性をすべて有し ていた。ヒトIL−4遺伝子のクローニングおよび発現は、エヌ・アライ(N。
Arai)ら、J、Immunol、(1989,第142巻、274−282 およびティー・ヨコタ(T、Yokota)ら、Proc、Natl、Acad S−7細胞中に産生された因子は、組織培養において研究された天然の分子に類 似した活性を有していた。IL−4は、ヒトおよびネズミの両方の細胞系におい て研究されたので、付加的な試験管内活性はその分子に起因するものとされた: (i)IL−4は、Bリンパ疎開集団が増殖に誘導されるとき起こる過程である IgE合成の誘発および調節に重要な役割を演じた[ペネ(Pene)、ジエイ (J、)、Proc、Natl、Acad、Set (1988)、第85巻、 6880−6884参照];(n)IL−4は、組織培養において正常なヒトB IJンパ球上の低親和性FcΣ受容体(CD23)を誘発した[ティー・デフラ ンス(T、DeFrance)ら、J、Exp、Med、(1987)、第16 5巻21459−1457参照];(ffl)IL−4は、極めて正確に他のリ ンホカイン、とりわけインターフェロン−γ[アール・エル・コツマン(R,L 、Cof fman)ら、Immunol、Res、(1988)、第102巻 、5−27およ 。
びペネ(P e n e)ら、上記のもの、参照]およびT細胞[アール・エル ・コツマン(R,L、Coffman)ら、上記のもの、ペネ(P e n e )ら、上記のもの、およびエム・ディー・ウィドマー(M、D、 Wi dme  r)ら、ネイチャー(Nature)、(1987)、第326巻、795− 98参照〕、と相互作用して、B細胞増殖および改変をひき起こした:そして( fv)IL−4は、休止B細胞上でのMHCクラス■抗原発現を増加させた[ア ール・ノニル(RoNoelle)ら、PNAS81.6149−6153.1 984]、ティー・アール・モスマン(T、R,Mosmann)らはJ、Im muno、、第138巻、1813−1816に、アミノ酸配列1−90および 129−149で互旦%相同であるヒトおよびネズミIL−4は種特異的である ことを記載した。
ヒトにおける研究は、IL−4がモノクローン性B細胞腫瘍に効果を有すること を示した。ニス・カレイ(S、Karray)らは、J、Exp、Med。
(1988)、第168巻、85−94に、ヒトIL−4は試験管内でB型慢性 リンパ球白血病(B−CLL)のIL−2−依存増殖を抑制することを記載する 。
ティー・デフランス(T、DeFrance)ら、J、Exp、Med、(19 88)、第168巻、1321は、IL−4が、IL−2に反応した活性化ヒト 細胞の試験管内増殖を阻害するが、分化は阻害しないことを記載している。ディ −−エフージエリネク(D、F、Jelinek)ら、J、Immuno、。
(1988)、第141巻;164をも参照されたい。シー・エム・ヒグチ(C 。
M、Higuchi)らはCan、Res、(1989)、第49巻、6487 −6492に、IL−2によってあらかじめ活性化されたヒトの末梢血液リンパ 球において、IL−4はリンホカイン−活性化キラー活性(LAK)を誘発する いては、ネズミIL−4単独またはIL−2と組み合わせたネズミIL−4で処 理した体止牌細胞は、試験管内で新しい先天性腫瘍細胞に対するLAK活性を発 のまわりにネズミIL−4を注射することによって抗腫瘍活性がひき起こされ得 ること、およびIL−4をヒトIL−1βからのノナペプチドと組み合わせて使 用するとき、非常に活性なリンホカイン−活性化腫瘍阻害(LATI)が観察さ れることを記載している。ジエイ・ジェイ・ミュール(J、J、Mule)らは J、Immuno、、(1989)、第142巻; 726−733に、ネズミ IL−4によってひき起こされた細胞の主表現型は、アシアロ(asialo) −GM、、”rhy”、 Lyt”、T3+の表面発現であることおよびIL− 2プラスIL−4の組み合わせによって発生するLAK細胞においては、顆粒関 連セリンエステラーゼの増加があること、を記載している。ディー・ジェイ・ピ ース(D。
J、Peace)らは、J、Immuno、(1988)、第140巻、367 9−3685において、IL−4にひき起こされるLAK活性は、2つの異なる 細胞型と関連しており、その1つはNK一様(NK1.1”、t、yt”aであ り、そして他方はT細胞様(NK1.1−、t、yt”っであることを記載して いる。
アール・アイ・チッパ−(R,1,Tepper)らはCe I l (198 9)。
第57巻;503−512にネズミIL−4でトランスフェクトされたネズミ腫 瘍細胞系統は生体内で成長が阻害されるが、トランスフェクトされない腫瘍細胞 と混合したIL−41−ランスフェクトされた腫瘍細胞は、2つの腫瘍細胞型が 同時に存在するときには生体内でのトランスフェクトされない腫瘍の成長を阻害 する結果となったことを記載している。アール・アイ・チッパ−(R,1,Te pper)らは、また、トランスフェクトされない腫瘍がIL−4でトランスフ ェクトされた腫瘍から遠位にあったときは阻害は観察されなかったことも記載し ている。アール・アイ・チッパ−(R,1,Tepper)はさらに、サイトカ イン、例えばIL−2またはIL−4の腫瘍をもつ動物への非経口的投与は、因 子の短い半減期(IL−2の場合であるカつおよび有効な用量水準を達成するの に十分な量のサイトカインを得ることの必要性によって“難しい0ことを記載し ている。ジー・ドラジ(G、D’ 0razi)らはブロシーデインダス・オブ ・ジ・アメリカン・アソシエイション・フォー・カンサー・リサーチ(pr□c eedings of the American As5ociation  forCancer Re5earch)、(1990年3月)、第31巻、第 252ページ アブストラクトN’1940に、IL−4が、ヌードマウスモデ ルにおいて抗腫瘍反応をひき起こしたことを記載している。
哺乳動物にIL−4を全身投与することによって充実性腫瘍に苦しむ哺乳動物の 充実性腫瘍を治療する方法が、1990年3月21日に出願された普通に譲渡さ れた米国特許出願番号07/496.832に記載されている。
発明の要約 驚くべきことに我々は、B−細胞悪性疾患に苦しむヒトのような哺乳動物に有効 量のIL−4を投与することによって、広い範囲のB−細胞悪性疾患を治療する ことができ、そしてその成長を阻害することができることを発見した。
従って、本発明は、B−細胞悪性疾患に苦しむ哺乳動物においてそのB−細胞悪 性疾患を治療するための薬剤組成物を提供するが、ここでこの組成物は活性成分 としてのIL−4より成る。
本発明はまた、B−細胞悪性疾患に苦しむ哺乳動物においてそのB−細胞悪性疾 患の成長を阻害するための薬剤組成物をも提供するが、ここでこの組成物は活性 成分としてのIL−4より成る。
本発明はさらに、悪性のB−細胞に苦しむ哺乳動物において悪性B−細胞の増殖 を阻害するための薬剤組成物を提供するが、ここでこの組成物は活性成分として のIL−4より成る。
さらに、本発明は、治療に有効な量のIL−4を哺乳動物に投与することより成 る、B−細胞悪性疾患に苦しむ哺乳動物におけるB−細胞悪性疾患を治療する方 法を提供する。
本発明はまた、下記哺乳動物に阻害に有効な量のTL−4を投与することより成 る、B−細胞悪性疾患に苦しむ哺乳動物においてB−細胞悪性疾患の成長を阻害 する方法をも提供する。
本発明はさらにその上、下記哺乳動物に阻害に有効な量のIL−4を投与するこ とより成る、悪性B−細胞に苦しむ哺乳動物における悪性B−細胞の増殖を阻害 する方法を提供する。
そして本発明はまた、悪性疾患に苦しむ哺乳動物におけるB−細胞悪性疾患を治 療するための薬剤の製造のためのIt−4の使用法をもその目的とする。
図面の簡単な説明 図1は、IL−2で誘発されたリンパ節からの悪性B−細胞の増殖に対する、本 発明に従うIL−4の試験管内での成長−阻害効果の用量−反応曲線を示す。
図2は、抗−IgMで誘発されたリンパ節からの悪性B−細胞の増殖に対する、 本発明に従うIL−4の成長−阻害効果の用量−反応曲線を示す。
細胞”という言葉は、広い範囲の、低、中間または成熟グレードの悪性のB−細 胞腫瘍およびB−細胞新生物を指し、慢性リンパ性白血病(本明細書中では今後 “CLL”とよぶ)B−細胞のような白血病B−細胞、非ホジキン悪性リンパ腫 (本明細書中では今後“NHML”とよぶ)B−細胞、中心芽球性−中心細胞性 リンパ腫、小胞性小分割細胞(“FSC”)B−細胞リンパ腫、散在小分割細胞 (“DSC”)B−細胞リンパ腫、小非分割細胞(“SNC”)B−細胞リンパ 腫、免疫芽球性大細胞(“IBS”)B−細胞リンパ腫、小細胞リンパ球(“S CL”)B−細胞リンパ腫および散在大細胞(“DLC”)B−細胞リンパ腫な らびにアール・ニー・ミラー(R,A、 Mi I I e r)ら、NEJM  (1989)、第321巻、851−856によって開示されたB−細胞リン パ腫を含むB−細胞リンパ腫を包含するが、これらに限定されない。
試験管内で行なわれた前臨床研究において、我々は、この発明に従って投与され たIL−4が、慢性リンパ性白血病(“CLL”)をもつ患者16人のうち15 人、そして低グレードリンパ腫をもつ患者10人のうち7人、においてインター ロイキン−2(”IL−2”)にひきおこされる悪性B−細胞の増殖を阻害した ことを発見した。ある臨床研究では、5マイクログラム/kg/日のI L−4 をポーラス皮下注射によって、CLLをもつ患者1人および低グレードリンパ腫 をもつ患者1人を含む10人の患者に投与した。低グレードのリンパ腫患者にお いては迅速なリンパ節および膵臓の収縮があり、そしてCLL患者においては■ L−4の1回の5マイクログラム/kg皮下注射から6時間で循環性悪性B−細 胞において3倍以上の低下があった。
試験管内研究で、我々はIL−4が新しく単離した非ホジキン悪性リンパ腫(本 明細書中では今後“NHML”とよぶ)B−細胞の試験管内増殖反応を阻害する ことを証明した。この試験管内抗増殖評価のために、白血病性NHML B細胞 を不溶化抗−1gM抗体または黄色ブドウ球菌コーワン株(Staphyloc occus Auyeus 5train Cowan)1(本明細書中では今 後“SAC”とよぶ)で活性化した。9つの白血病性NHML B細胞のうちの 8つについて、IL−2は、それらの表面1gSによって活性化されたこれらの NHML B−細胞におけるDNA合成を有意にそして再現可能に刺激する単独 のサイトカイン/B細胞刺激因子であった。IL−4は、抗−1g試薬単独また はIL−2および抗−Ig試薬の組み合わせ物によってNHML B細胞に送ら れる増殖信号を強く抑制した。これらの試験管内データは、IL−4が事実上、 NHML B−細胞に成長阻害信号を与え、そこではこのB−細胞はそれらの表 面1g受容体によって活性化されることを示唆している。これらの試験管内結果 にもとづいて、IL−4が成熟B−細胞悪性疾患の臨床治療に有用であるであろ うということが期待される。
本明細書中で使用される“B−細胞悪性疾患を治療する”という句は、本発明に 従うIL−4の投与から生ずる広範囲の抗−B細胞反応を意味し、これには次の ものが包含される: (1)B−細胞悪性疾患の退縮を起こさせる; (2)悪 性B−細胞の成長を阻害する: (3)悪性B−細胞の増殖を阻害する; (4 )悪性B−細胞の成長を阻害するかまたは悪性B−細胞の退縮を起こさせるため の有効な免疫反応を誘発する;および(5)哺乳動物における悪性B−細胞の成 長の阻害または退縮を起こさせるための有効な免疫反応を増大させる。本発明に 従ってIL−4を投与されていないい(つかの哺乳動物の免疫反応は、悪性B− 細胞の成長阻害または悪性B−細胞の退縮を起こさせるのに十分に強くなくまた は十分に速(ないかもしれないが、我々は、悪性B−細胞をもっている哺乳動物 にこのような目的の各々に対して有効な量のIL−4、好ましくは組換え型IL −4、を投与することより成る有効な方法を発見した。
本発明においてはどのような適当なIL−4でも使用することができる。IL− 4に対する相補的DNA (cDNA)は最近多くの研究所、例えばヨコタ(Y okota) ら、Proc、Nat 1.Acad、Set、USA、(19 86)、第83巻;5894−5898 (ヒト):リー(Lee) ら、Pr oc、Natl、Acad、Sci、USA (1986)、第83巻;206 1−2065(マウス):ノ7 (Noma)ら、ネイチ+−(Nature) (1986)。
第319巻;640−646 (マウス);およびゲンザイム・コーポレーショ ン(Genzyme Corporation)、ボストン、マサチューセッツ 州(ヒトおよびマウス)、によってクローン化され、配列決定された。その上、 非組換え型IL−4は、種々の培養、上澄みから精製された、例えば、グラブシ ャタイン(Grabs te in)ら、J、Exp、Med、(1985)、 第163巻:1405−1413 (マウス);およびオハラ(Ohara)ら 、上2±mmuno1.(1985)、第135巻;2518−2523 (? ウスBSF−1)。すべての上記の記事の記載は、そのDNAおよびアミノ酸配 列、および本発明に使用するために適するIL−4物質を得るための方法の教示 について本明細書中で参照されている。
好ましくは、本発明で使用するIL−4は、ヒトIL−4であり、そして最も好 ましくはそれは、大腸菌(E、 Co I i)で発現され、これから単離され る(1987年7月29日提出の米国特許出願N’ 079,666および19 88年7月12日提出の米国特許出願N” 194,799)、ヨコタ(Yok ota)5894−5898および1987年5月21日発行のPCT特許出願 N″″87102990に記載された配列をもつヒト変種である。CHO細胞か らのIL−4の産生は、1989年7月23日に提出された普通に所有された米 国特許出願番号386.937に記載されている。大腸菌(E、 Co l i )からのIL−4の産生け、1989年10月31日提出の普通に所有された米 国特許出願番号429.588に記載されている。上記記事、PCT出願および 米国特許出願の記載は、参照により本明細書中に包含される。
本発明に従えば、哺乳動物に、悪性B−細胞の成長を阻害し、悪性B−細胞の退 縮を起こし、有効な免疫反応を誘発するのに有効な量のIL−4を投与して、悪 性B−細胞の成長を阻害するかまたは悪性B−細胞の退縮を起こさせるかまたは 、充実性腫瘍の成長阻害または充実性腫瘍退縮を起こすのに有効な免疫反応を増 大させる。1日に体重1キログラムあたり約0.25ないし15マイクログラ好 ましくは、哺乳動物に、1日に体重1キログラムあたり約5ないし約15マイク ログラムの組換え型h I L−4を投与し、そして最も好ましくは哺乳動物に 単一または分割用量で1日に体重1キログラムあたり約5ないし約10マイクロ グラムの組み換え型h I L−4を投与する。
投与の量、頻度および期間は、好中球および単球計算値の水準(例えば単球減少 症または顆粒球減少症の重さ)、患者の年令、栄養、などのような因子によって 変化するであろう。通常はIL−4の投与ははじめは毎日であり、そして患者の 一生の間周期的に続くであろう。投与の量および頻度は、好中球計算値およびま たは抗体水準の増加に関するIL−4の効果の大きさの最初のスクリーニング中 に決定することができる。
用量の投与は、静脈内、非経口的、皮下、筋肉内、またはいずれかの他の受容で きる全身系の方法であることができる。IL−4は、通常行なわれている投与形 のどれで投与することもできる。非経口製剤には、無菌の溶液または懸濁液が包 含される。体重1キログラムあたり約10ないし約15マイクログラムより多い 投与量の組換え型IL−4は、好ましくは静脈内または皮下的に(例えば皮下ポ ーラスによって)ヒトに投与される。
上記の投与形によって意図される薬剤組成物の処方物は、通常の技術を使用して 、通常の薬学的に受容できる賦形剤および添加物を用いて製造することができる 。現在ではIL−4は好ましくは、注射により、好ましくは皮下ポーラスまたは 腹腔内注射またはさらに静脈内注射によって全身的に投与される。投与されるべ き溶液は、再形成された凍結乾燥粉末であることができ、これらは付加的に防腐 剤、緩衝液、分散剤などを含有することができる。
好ましくは、IL−4は、1ミリリツトルあたり100マイクログラムをこえな い最大濃度で、10ミリモルのクエン酸塩緩衝液および防腐剤を含まない無菌水 を用いて再形成されて、皮下注射、腹腔内注射により、あるいは連続静脈内注入 によるかまたは静脈内注射によって全身的に投与される。連続注入用には、日用 量を5mlの生理食塩水に加えることができ、そしてこの溶液を機械的ポンプま たは重力によって注入することができる。
B−細胞悪性疾患へのIL−4の効果は、下記の試験プロトコルによって、なか んず(リンパ節および肺臓の収縮、循環の悪性B−細胞の低下により、ならびに 腫瘍の体積(これはキャリパ−測定、X−線およびMRIのような標準的な技術 を用いて測定することができる)の減少によりそしてこのような哺乳動物の増大 した寿命または生存によって決定することができる。
病理学試料は、ソットー教授(Pr、5otto)[アルバート・ミカロン病院 (Hospital Albert Michallon)、グルノープル。
フランス]、ジエイ・エフ・ロッジ博士(Dr、J、F、Rossi)[ヴアル ・ドーレル病院(Hospital Val d’ Aureole)、モンペ リエ。
フランス]およびジエイ・ピー・マゴード博士(J、P、Magaud)[ニド アート・ヘリオツド病院(Hospital Edouard Herriot )、リヨン、フランス]によって提供された。手術前の最後の4ケ月間化学療法 を受けていない、キール(Kiel)分類に従って低グレード非ホジキン、非バ ーキット悪性リンパ腫(NHML)B−細胞の診断をうけた9人の患者をこの研 究のために選んだ。入手し得る試験片としては、5つのリンパ節(EMZ、GA N。
PP、MAI、PRO)および4つの肺臓(BOU、BEL、BRE、THE) が包含された。スチールメツシュ上での器官の切裂法およびフィコール(F i  coll)/ハイバック(Hypaqne)勾配上での細胞懸濁液の遠心分離 の後、単核細胞を得た。B−細胞の精製のためには、単核細胞に最初に羊の赤血 球細胞を用いてEロゼッティング(rosetting)を行なった。非−ロゼ ッティング細胞(E−分画)を次に抗−丁細胞(抗−CD3.抗−CD2)およ び抗−単球(抗−CD14)単クローン性抗体のカクテルとともに培養した。残 りの非−B細胞を次に、抗−マウスIgGで被覆した磁気ビーズ[ダイナビーズ (Dynabeads)、ダイナル(Dynal)、オスロ、ノールウェー]を 用いて培養した後、E−集団から除去した。
試薬 不溶化抗−IgM抗体をバイオラッド・ラボラドリース(BioRad Lab oratories)(カリフォルニア州すッチモンド)から購入して、最終マ リン化粒子を、カルビオケムーベーリング社(Ca I bi ochem−B ehring Corporation)[カリフォルニア州、ラジョラ(La  Jolla)]からパンソルビン(Bansorbin)として購入した。S ACを0.005%最終濃度(W/V)で使用した。
サイトカイン 精製した組換え型IL−2(3X10’U/ml)を、アムゲン・バイオロジカ ルス(Amgen Biologicals)[カリフォルニア州すウザンドオ ーク7.(Thousand 0aks)3から購入して、最終濃度20U/m Lで使用したが、この濃度は、不溶化抗−IgM抗体で同時刺激された正常B細 胞の成長に対して最適であることが決定されたものであった。精製された組換え 型ヒトIL−4[大腸菌(E、Co I i)から誘導された。 1 x 10 ’U/mglは、ティー・トロツタ(T、 Tro t t a)およびティー ・エル・ナガブシャン(T、L、Nagabhushan)両博士[ニューシャ ーシー州、ブルームフィールド、ンエリングーブラウ・リサーチ(Scheri ng−Plough Re5eareh)]によって提供された。この実験にお いては、IL−4を最終濃度500U/mlで使用したが、この濃度は、不溶化 抗−IgM抗体で活性化された正常B細胞に関して評価するときB細胞の成長の 最大刺激を与える。
培養 9つの精製された白血病NHML B細胞を、50μg/mLのヒトトランスフ ェリン、 [ミズーリ州セントルイス、シグマ・ケミカル社(S i gma  Chemical Co、)10.5%ウシ血清アルブミン[ジグ? (S t  gma)]、5μg/mLのウシインシュリン[シグマ(Sigma)3.5 %の選択された熱不活化ウシ胎児血清、100U/mlのペニシリン、100μ g/mlのストレプトマイシン[すべてフロー・ラボラドリース(Flow L aboratories)からのもの]および10−’Mのβメルカプトエタノ ール[シグマ(Si gma)]に富むイスコープの培地(Iscove’ s medium)中で培養した。増殖評価のために1×106の白血病B−細胞を 丸底マイクロウェル内の100μLの培地中で平板培養し、培養のはじめに加え られたポリクローナルB細胞活性化剤PBA−8AC,または不溶化抗−1gM 抗体および/または因子IL−4(500U/mL)および/またはIL−2( 20U/mL)の存在において5%Cot給湿雰囲気中、37℃で5日間保温し た。DNA合成を、培養期間の最後の16時間の間(3H)チミジン(本明細書 中で以後“(3H)TdR”とよぶ)で細胞をパルスすることによって決定した 。白血病B細胞試料の反応の不均一性のために、DNA合成は、培養の開始後に 4つの異なる時間間隔(3,4,5および6日)で評価した。表Iに示した結果 は、最大刺激示数を提供した時点に相当する。(3H)TdR組み込みの1分あ たりの係数(cpmxlo−3)を三重反復測定の平均として表わしている。標 準偏差はこの平均値の10%をこえることはなかった。結果を表■に挙げる。
IL−4を、そのIL−2に対するNHML B−細胞の増殖反応に拮抗する能 力について分析した。NHML B−細胞の9試験片の各々は、そのため、活性 化のために最適であるように先に定義した抗−1g試薬の存在においてIL−2 (20U/ml)およびIL−4(500U/ml)と同時培養された。白血病 の試料もまたIL−2の成長促進効果に対する応答の時間速度論がお互いに異な るので、DNA合成は培養の開始後4. 5. 6および7日で測定された。表 Iに示されたデータは、各クローンについて、IL−2に対する増殖反応のピー クに相当する時点で得られた(3H)TdR取り込みの水準を表わす。1つのク ローン(MAI>は、両活性化系においてIL−2またはIL−4に対して有意 な成長反応を示さなかったため表1には含まれない。
8つのうちの7つにおいて、IL−4は、NHML B−細胞からのDNA合成 を支持する抗−1g試薬と相乗作用しなかった。しかしながら、1つのクローン (BRE)は、反対の反応型を示し、IL−4および抗−IgMg体とともに培 養すると増殖した。クローンBREを除いては、すべてのNHML B−細胞試 料がH,−2に対する成長反応を示した。すべてのIL−2反応性クローンに対 して、IL−4は、IL−2によってひき起こされた細胞の増殖を有意に阻害す ることがわかった。IL−2に関するIL−4の成長−阻害効果の滴定は、系列 的に希釈したIL−4の不在または存在下において0.005%のSACおよび IOU/mLのIL−2で同時刺激された白血病クローンGANの1×101I の細胞の反応をもたらした。(3H)TdRの取り込みは4日目に評価された。
図1は、3つの実験の代表例である用量−反応曲線であり、IL−2に対する完 全な阻害は16U/mLのような低いIL−4の濃度ですでに達成されることを グラフによって示している。
図2は、4つの実験をグラフによって要約している用量反応曲線であって、抗− IgMに誘発されたクローンPROの増殖に関するIL−4の成長阻害効果を示 している。これらの白血病B−細胞(I X t o’のPRO)は、系列的に 希釈したIL−4の不在または存在下において不溶化抗−1gM抗体(10μg  / mL)で刺激された。(3H)TdRは、4日の培養期間の最後の16時 間中に加えられた。未刺激培養における(3H)TdRの取り込みは346±2 8cpmであった。その上、IL−4はまた、すでにSACまたは抗−IgM抗 体とそれらの表面1gとの結合を行なって有意の増殖反応を示した3つの他のN HMLB−細胞試験片(BOU、EMZ、PRO)の成長をも阻害した(表■1 図2)。
本研究において、我々は、それらの表面Igg容体によって活性化されたNHM LB−細胞の大部分は、IL−2によってDNA合成を刺激されることを示す。
いくつかの腫瘍試験片(9のうちの3)においては、増殖反応はまた、外部成長 因子がなくても表面Igの結合のみによっても誘発されることができた。IL− 4は、IL−2に対するこれらの細胞の成長反応のみならず抗−1g試試薬体に 対するこれらの細胞の成長反応をもかなり抑制した。
表■ IL−2によりひき起こされた新しく単離した非ホジキン悪性リンパ腫(“NH ML”)B細胞1の成長に対するIL−4の抗−増殖効果1.5日後に測定され 、三重反復測定の平均として表現されている3 (H) TdR取り込み(c  pmx 10−3) 。
2.5AC=黄色ブドウ球菌コーワン株(Staphylococcus Au reus 5train Covan)1゜ 3.37℃で5日間培養されたlXl0’のNHML細胞。
4、PBA=多クローりB細胞活性化剤(PolyclonaL B Ce1l ^ctivator)。
5.500U/mLのIL−4゜ 6.20U/mLのIL−2 春dり 八d。
国際調査報告 階10/I蘭e1m−習I油−12トM412−鵠廟フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
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Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.活性成分としての有効量のIL−4より成る、B−細胞悪性疾患に苦しむ哺 乳動物におけるB−細胞悪性疾患を治療するための薬剤組成物。
  2. 2.B−細胞悪性疾患に苦しむ哺乳動物においてB−細胞悪性疾患の成長を阻害 するための、請求の範囲第1項に記載の組成物。
  3. 3.悪性B−細胞に苦しむ哺乳動物において悪性B−細胞の増殖を組害するため の、請求の範囲第1項に記載の組成物。
  4. 4.静脈内または腹腔内に投与されるように適合させた形の、請求の範囲第1, 2または3項に記載の組成物。
  5. 5.皮下に投与されるように適合させた形の、請求の範囲第1,2または3項に 記載の組成物。
  6. 6.活性成分がヒトIL−4である、請求の範囲第1,2または3項に記載の組 成物。
  7. 7.活性成分が、大腸菌由来の組換え型ヒトIL−4である、請求の範囲第1, 2または3項に記載の組成物。
  8. 8.IL−4の有効量が1日の投与について体重1キログラムあたり約0.25 ないし約15マイクログラムの範囲内である、請求の範囲第1,2または3項に 記載の組成物。
  9. 9.治療のために有効な量のIL−4を投与することより成る、B−細胞悪性疾 患に苦しむ哺乳動物におけるB−細胞悪性疾患を治療する方法。
  10. 10.治療が、阻害に有効な量のIL−4を哺乳動物に投与することによってB −細胞悪性疾患に苦しむ哺乳動物におけるB−細胞悪性疾患の成長を阻害するこ とより成る、請求の範囲第9項の方法。
  11. 11.治療が阻害のために有効な量のIL−4を哺乳動物に投与することによっ て悪性B−細胞に苦しむ哺乳動物における悪性B−細胞の増殖を阻害することよ り成る、請求の範囲第9項の方法。
  12. 12.IL−4を静脈内に投与する、請求の範囲第9,10または11項のいず れか1項の方法。
  13. 13.ヒトIL−4を投与する、請求の範囲第9,10または11項のいずれか 1項の方法。
  14. 14.大腸菌由来の組換え型ヒトIL−4を投与する、請求の範囲第9,10ま たは11項のいずれか1項の方法。
  15. 15.IL−4を皮下に投与する、請求の範囲第9,10または11項のいずれ か1項の方法。
  16. 16.投与するIL−4の量が1日に体重1キログラムあたり約0.25ないし 約15マイクログラムの範囲内である、請求の範囲第9,10または11項のい ずれか1項の方法。
  17. 17.B−細胞悪性疾患に苦しむ哺乳動物においてB−細胞悪性疾患を治療する ための薬剤の製造におけるIL−4の使用法。
  18. 18.B−細胞悪性疾患に苦しむ哺乳動物におけるB−細胞悪性疾患の成長を阻 害するための薬剤の製造におけるIL−4の使用法。
  19. 19.悪性B−細胞に苦しむ哺乳動物にあける悪性B−細胞の増殖を阻害するた め薬剤の製造におけるIL−4の使用法。
  20. 20.薬剤が、静脈内または腹腔内に投与されるように適合させた形である、請 求の範囲第17,18または19項に記載の使用法。
  21. 21.薬剤が、皮下に投与されるように適合させた形である、請求の範囲第17 ,18または19項に記載の使用法。
  22. 22.IL−4がヒトIL−4である、請求の範囲第17,18または19項に 記載の使用法。
  23. 23.IL−4が大腸菌由来の組換え型ヒトIL−4である、請求の範囲第17 ,18または19項に記載の使用法。
  24. 24.薬剤が、1日の投与に対して体重1キログラムあたり約0.25ないし約 15マイクログラムの範囲内の量のIL−4より成る、請求の範囲第17,18 または19項に記載の使用法。
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