JPH06503562A - 置換5−アリールイミダゾール - Google Patents
置換5−アリールイミダゾールInfo
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- JPH06503562A JPH06503562A JP4501924A JP50192492A JPH06503562A JP H06503562 A JPH06503562 A JP H06503562A JP 4501924 A JP4501924 A JP 4501924A JP 50192492 A JP50192492 A JP 50192492A JP H06503562 A JPH06503562 A JP H06503562A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、アンギオテンシン■受容体拮抗薬であり、アンギオテンシンHによっ
て誘発されたかまたは悪化した高血圧症の制御に有用であり、うっ血性心不全、
腎不全、および緑内障の治療に有用である、新規の置換5−アリールイミダゾー
ルに関する。また本発明は、該化合物を含有する医薬組成物、並びにアンギオテ
ンシンHの拮抗薬、うっ血性心不全、腎不全および緑内障の治療剤としての該化
合物の使用方法にも関する。
発明の背景
アンギオテンシンとして既知である血圧上昇ペプチドホルモン類は、血圧上昇作
用の原因であり、ヒトの高血圧症の病因である。レニンーアンギオテンラン系の
不適当な活性は、本態性高血圧症、うっ血性心不全および同様の腎疾患の重要因
子であると考えられる。動脈および小動脈への直接的な作用以外に、アンギオテ
ンシンn(An)は、最も効果の高い内因性の血管収縮薬の一つであり、副腎皮
質からのアルドステロンの分泌を刺激する。従って、レニンーアンギオテンシン
系は、腎臓のナトリウム代謝の制御に関与する為、心臓血管のホメオスタシスに
おいて重要な役割を果たしている。
カプトグリル等の転換酵素阻害剤によるレニンーアンギオテンシン系の妨害は、
ンーアンギオテンシン系阻害の最も直接的な手段は、受容体におけるAnの作用
をブロックすることである。明らかな証拠は、AIIが腎臓の血管収縮およびナ
トリウムの貯留の一因でもあり、心不全、肝硬変および妊娠合併症等の多数の疾
患の特徴であることを示唆している[ホーレンバーク(Hollenberg)
、エヌ・ケ−(N、 K、)、(1984)、ジャーナル・イブ・カーディオ
ヴアスキュラー・ファー7:10ジー (J、Cardiovas、Phar+
maco1.) 6.5176]。更に、最近の動物研究により、レニンーアン
ギオテンシン系の阻害は、慢性腎不全の進行の休止または連化に有効であること
が示唆されている[アンダーラン(Ander−son) 、ニス(S、)らに
よる、(1985Lジヤーナル・イブ・クリニカル・インベスティゲーシー3ン
(J、 C11n、Invest、) 、76.612頁]。また、最近の特許
出願(南アフリカ特許出願87101653号)は、An拮抗薬が、哺乳動物の
、上昇した眼圧の降下剤および制御剤とし、て、特に緑内障に有効であると、特
許請求している。
本発明の化合物は、ホルモンAIIの作用を阻害し、ブロックし、かつ拮抗し、
従ってアンギオテンシンによって誘発された高血圧症、うっ血性心不全、腎不全
およびAllの作用による他の疾患の制御および緩和に有用である。本発明の化
合物を哺乳動物に投与した場合、AIIによって上昇した血圧は降下し、AII
が媒介する他の徴候を最小にし制御する。本発明の化合物は、利尿作用を示すこ
とも予期される。
AIIの作用をブロックし阻害する重要性の認識により、AIIの拮抗薬を合成
しようとする他の試みがなされた。以下の参照は、イミダゾール誘導体を開示す
るものであり、イミダゾール誘導体はAllをブロックする活性があり、降圧剤
として有用であると記載されている。
フルカワ(Hurukawa)らによる、米国特許第4340598号は、イミ
ダゾール−5−イル酢酸およびイミダゾール−5−イルプロパン酸を開示してい
る。
この開示は特に、1−ベンジル−2−n−ブチル−5−クロロイミダ−ルー4−
酢酸および1−ベンシル−2−フェニル−5−クロロイミダ−ルー4−プロパン
酸を包含している。
フルカワ(Hurukava)らによる、米国特許第4355040号は、置換
イミダ−ルー5−酢酸誘導体を開示している。特に開示された化合物は、1−(
2−クロロベンノル)−2−n−ブチル−4−クロロイミダゾール−5−酢酸で
ある。
フルカワ(Hurukava)らは、欧州特許第103647号において、置換
1−ベンジル−2−フェニル−4−クロロイミダゾール−5−イル酢酸誘導体を
開示している。この開示は特に、4−クロロ−1−(4−メトキン−3−メチル
ベンジル)−2−フェニルイミダゾール−5−酢酸を包含している。
カリニ(Carini)らは、欧州特許第253310号において、特定の1−
アラルキルイミダゾールを開示している。その例には、2−n−ブチル−5−ク
ロロ−1−(4−ニトロベンジル)イミダゾール−4−酢酸およびメチル−1−
[2°−カルボキシビフェニル−4−イルメチル3−2−n−ブチル−4−クロ
ロイミダゾルー5−カルボキシレートを包含する。
本発明の詳細な説明
本発明の化合物は、アンギオテンンン■受容体のブロッカ−であり、以下の一般
式(I)、
[式中、R1は、アダマンチルメチル、またはフェニル、ビフェニル、またはナ
フチルであって、それぞれアリール基は未置換であるかまたはCl5BrSF。
■、C,−C,アルキル、ニトロ、Co、R5、C,−C,アルコキシ、ヒドロ
キシ、sc、−c、アルキル、so、c、−’coアルキル、テトラゾール−5
−イル、5O2NHR5、NH302R5,5OsHSPO(OR’)2、C0
NR5R3、CN、 NR”R5、NR5COH,NR5C0NI−CJ/14
ル、NR5C0N(R’)2、NR”Cow、so□W、またはWから選択した
1〜3の置換基によって置換されており、R2はC2CIGアルキル、C3CI
Oアルケニル、(CH2)o−sCs−sシクロアルキル、または(CH2)。
−6フエニルであって、未置換であるかまたはC,−C6アルキル、ニトロ、C
I、Br、F、■、t: )Oキシ、C+ CB 7 ル:)キシ、NR’R3
、Co、R”、CN、C0NR’R’、’rV、 テトラ”/−/l/−5−イ
k、NR5COH1NR’COC+−Cnフルキル、NR5C0N、5O2W、
、5O2C+ Ceフルキル、またはSCl Ceアルキルがら選択した1〜3
の置換基によって置換されており、Xは単結合、S、NR5、または0であり、
nは1〜4の数であり、R3は水素、C1、Br5F、■、CHO,iニトロキ
ンメチル、C+ Ca 7 hキル、NR’R5、Co2R5、C0NR5R5
、No、、CN、7xニルまf:(iWであり、R’l;tcO2R’、、C0
NR’R5、マタハテトラゾール−5” イルテアリ、zは水素、CI。
Br、FS ISC+−Caフルキル、Cl C67/l/:lキシ、ヒドロキ
シ、CN。
No、、Co、R5、COR’R5、W1フェニル−Y−、ナフチル−Y−、チ
ェニル−Y−、フリル−Y−、ピラゾリル−Y−、イミダゾリル−Y−、チアゾ
リル−Y−、テトラゾリル−Y−、ピロリル−Y−、トリアゾリル−y−、オキ
サシリル−Y−1またはイソオキサシリル−Y−であり、それぞれアリール基ま
たはへテロアリール基は未置換であるかあるいはC,−C,アルキル、C,−C
,アルコキシ、CI SBr、F、I 5CO2R”、ヒドロキシ、No、、C
N、C0NR5R5、またはWによって置換されており、Yは単結合あるいは直
鎖または分枝状のC,−C6アルキルであり、WはC−F2.、=1 (但しm
は1〜4の数である)であり、それぞれR5は独立して■]またはC,−C,ア
ルキルである。]によって示される化合物もしくは医薬的に許容されるそれらの
塩である。
好ましい本発明の化合物は、式中、R1が未置換であるがあるいはクロロ、フル
オロ、ニトロ、メチル、トリフルオロメチル、メトキン、ヒドロキシ、スルポン
アミド、スルファミル、ンアノ、カルホキ/、カルボC,−C,アルコキシ、カ
ルバモイル、またはテトラゾール−5−イルがら選択した1〜3の置換基によっ
て置換したフェニル基であり、R2がC2−C8アルキルであり、Xが単結合ま
たはSであり、R3が水素、クロロ、フルオロ、またはトリフルオロメチルであ
り、zb<水素、CI、Br5F、I、C1−C4アルキル、C,−C,アルコ
キシ、ヒドロキシ、C02H1またはCO2C+ C4アルキルである一般式(
I)によって示される化合物もしくは医薬的に許容されるそれらの塩である。
本発明で使用するアルキル、アルケニル、アルコキシおよびアルキニルの語は、
分枝または非分枝状であって、その鎖長はその語の前の記述によって限定される
炭素鎖を意味する。
本発明の化合物は、以下のものを包含するが、これらに限定するものではない。
4−[2−n−ブチル−1−+(2−クロ’Oフェール)メチル)−IH−イミ
ダゾール−5−イル]安息香酸、3−[2−n−ブチル−1−((2−クロロフ
ェニル)メチル1−IH−イミダゾール−5−イル]安息香酸、および2[2−
n−ブチル−11(2−クロロフェニル)メチル)−IH−イミダゾール−5−
イル]安息香酸、または医薬的に許容されるそれらの塩である。
また本発明は、製薬担体および有効量の一般式(1)の化合物から成る医薬組成
物にも関する。
また本発明は、有効量の一般式(I)の化合物の、それを必要とする対象への投
与から成る、アンギオテンンン■受容体を拮抗する方法を包含する。抗高血圧作
用を形成する方法、並びにこれらの化合物の投与によるうっ血性心不全、緑内障
、および腎不全の治療方法も本発明は包含する。
本発明の化合物の調製方法を、本発明に記載し、実施例によって説明する。試薬
、イミダゾールの保護基および官能基並びに分子上の他のフラグメントは、設定
した化学的な成分置換と両立する必要がある。合成の工程は、イミダゾールの官
能基および保護基並びに分子上の他の部分と適合可能である必要がある。
出発物質である2’−R2X−イミダゾールは、従来技術[ジャーナル・イブ・
オーガーツク・ケミストリー(J、” Org、Chell、) 45 : 4
038.1980コより既知であり、または既知の方法によって合成される。例
えばイミダゾールとトリエチルオルトホルメートおよびp−トルエンスルホン酸
との反応によって、1−ンエトキシオルトアミドイミダゾールを得、次いでn−
ブチルリチウムによって処理してオルトアミドの2−リチウム誘導体を得、テト
ラヒドロフラン(THE)等の適当な溶媒中でn−プチルヨーンドによってアル
キル化し、2−n−ブチルイミダゾールにする。
以下の方法は、特に式中、R’が2−クロロフェニルまたは4−カルボキンフェ
ニルであり、nが1の数であり、R2がn−ブチルまたはn−プロピルであり、
Xが単結合またはSであり、R3が水素であり、R4がC02Hであり、2が水
素である一般式(1)の化合物の調製に有効である。
出発物質2−R2X−イミダゾールは、トリメチルシリルエトキンメチル(SE
M)クロリドと反応させて1−(トリメチルシリル)エトキンメチル−2=R2
X−イミダゾールを得る。反応は、例えば水素化ナトリウムの存在下において、
例えばツメチルホルムアミド等の溶媒中において行う。5−トリブチルスズ誘導
体を、例えばブチルリチウムによって適当な溶媒中における、好ましくはジエチ
ルエーテル中におけるリチウム化、およびその後のりチオイミダゾール誘導体の
トリブチルスズハライドによる、好ましくはトリーN−ブチルスズクロリドによ
る、−10°C〜35℃における、好ましくは25℃における処理によって調製
する。1−5HM−2−R21−5Eトリブチルスズイミダゾールを、ハライド
またはトリフルオロメタンスルホニルオキシ基等の残基を有する適当な置換安、
−香酸エステル、例えば4−トリフルオロメタンスルボニルオキシ安息香酸メチ
ルエステルと、ホスフィン配位子、例えばビス(ノフェニルポスフィノ)プロパ
ノ、またはトリフェニルホスフィンおよびパランラム(IT)化合物、または好
ましくはテトラキス(1−’Jフェニルホスフィン)パランラム(0)の存在下
において、ジオキサン等の適当な溶媒中で、50〜150℃にて、好ましくは1
00℃にて結合させる。11−3E基を、酸、例えば塩酸によって、メタノール
またはエタノール等の適当なアルコール溶媒中にて加水分解する。1−未置換イ
ミダゾール誘導体は、ジ−t−ブチルジカーボネートによって1−t−ブトキノ
カルボニル(t−130C)イミダゾールにする[ホノペーサイラ−(Hopp
e −5eyler)による、ツj−ソト・フィシオル・ヒエム(Z、Phys
iol、Chem、)、(1976)、λは2−クロロヘンツルー0−トリフレ
ートによって、適当な塩基、好ましくはジイソプロピルエチルアミンの存在下に
おいて、適当な溶媒、好ましくは塩化メチレン中にて行い、1−(2−クロロフ
ェニル)メチルイミダゾール誘導体(エステル)を得る。一般式(I)のエステ
ル化合物は、塩基、例えば水酸化カリウム、水酸化リチウム、または水酸化ナト
リウムを用いて、適当な溶媒系、例えば水性アルコールまたはジグリメ等の中に
おいて加水分解し、対応する一般式(1)のカルボン酸化合物、1−Rl(CH
2)、−2−R”X−5−安息香酸イミダゾールにする。
式中、R1置換基が、水酸基によって置換されているかまたはZ基が水酸基であ
る一般式(1)の化合物は、式中R1基がC,−C4アルコキン基によって置換
されているかまたはZ置換基がC,−C4アルコキシ基である一般式(I)の化
合物から、三臭化ボロンまたはヒドロブロム酸等のエーテル開裂試薬を用いて形
成する。
式中、R1置換基がカルボキシル基によって置換されているかまたはZ基がカル
ボキシル基である一般式(I)の化合物は、式中R1基がco2c、−c、アル
キル基によって置換されているかまたはZ基がCOt C+ C4アルキル基で
ある一般式(I)の化合物から、塩基性加水分解によって、例えばメタノールま
たはエーテル中の水性の水酸化ナトリウムまたはカリウムを用いて、あるいは酸
性加水分解によって、例えば塩酸を用いて形成する。
式中、R1置換基がテトラゾール−5−イル基によって置換されているかまたは
Z基がテトラゾール−5−イルである一般式(I)の化合物は、対応するカルボ
キノ化合物から調製する。また、5−安息香酸上のカルボン酸官能基をテトラゾ
ール−5−イル置換基にする場合は、以下の方法を用いる。一般式(1)の酸化
合物を、ハロゲン化剤、例えば塩化チオニルによって、適当な溶媒、例えばベン
ゼン中にて反応させ、対応する酸ハライド化合物を得る。酸ハライドは、次いで
、濃アンモニアとの反応において、第一アミド化合物にする。その後の、アセト
ニトリル/ジメチルホルムアミド中の塩化オキサリル/ジメチルホルムアミドに
よるアミドの脱水によって、ニトリル化合物が得られ、これは一般式(I)のテ
トラゾール化合物の直接的な前駆体である。テトラゾール構造を、適当な溶媒、
例えばテトラヒドロフラン中において、アジド、好ましくはナトリウムアシドと
塩化アルミニウムとの反応よりその場で調製されたアルミニウムアジドによるニ
トリルの反応によって形成し、一般式(1)のテトラゾール化合物を得る。
医薬的に許容される一般式(1)の化合物の酸が付加した塩を、適当な有機酸ま
たは無機酸を用いて、従来の技術より既知である方法によって形成する。例えば
塩基を適当な有機酸または無機酸と、水混和性の溶媒中で、例えばエタノール中
で反応させ、溶媒の除去によって塩を単離するか、または酸が非水混和性の溶媒
に溶解可能である場合は、非水混和性の溶媒中で、例えばエチルエーテルまたは
クロロホルム中において反応させ、所望する塩を直接分離するかまたは溶媒の除
去によって単離する。適当な酸代表例は、マレイン酸、フマル酸、安息香酸、ア
スコルビン酸、バーモ酸、コハク酸、ビスメチレンサリチル酸、メタンスルホン
酸、エタンジスルホン酸、酢酸、プロピオン酸、酒石酸、サリチル酸、クエン酸
、グルコン酸、アスパラキン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、イタコン酸、グ
リコール酸、p−アミノ安息香酸、グルタミン酸、ベンゼンスルホン酸、塩酸、
臭イヒ水素酸、硫酸、クロロへキ/ルスルフアミン酸、リン酸および硝酸である
。
医薬的に許容されるカルボキシル基を有する一般式(I)の塩基が付加した塩は
、既知の方法によって、有機塩基または無機塩基から調製し、これらの塩基には
、毒性の無いアルカリ金属またはアルカリ土類金属の塩基、例えばカル7ウム、
リチウム、ナトリウム、およびカリウムの水酸化物、水酸化アンモニウム、並び
に毒性の無い有機塩基、例えばトリエチルアミン、ブチルアミン、ピペラジノ、
メグルミン、コリン、ジェタノールアミン、およびトロメタミンを包含する。
一般式(1)の化合物のアンキオテンンン■拮抗作用は、インビトロおよびイン
ヒポにおいて評価する。インビトロでの拮抗作用は、切除したウサギの大動脈に
おける125IアンギオテンノンHに競合する化合物の血管性アンギオテンンン
■受容体への結合能、およびアンキオテンンン■に対する収縮応答を拮抗する効
力によって測定した。インビボでの作用は、化合物の、意識のあるラットにおけ
る外因性アンギオテンシン■に対する昇圧応答を阻害する効力、およびレニン依
存性高血圧症のラットモデルにおける血圧を降下させる効力よって評価した。
結合
放射リガンド結合検定は、既に詳述された方法〔ギュンタ−(Gunther)
らによる、サーキュレーション・リサーチ(Circ、 Res、) 、47
: 278.1980]の変形である。ラットの隔間動脈からの所定の分画を、
80pMの+2Jアンキオテンンン■を含有し、アンギオテンンン■拮抗薬を含
有するまたは含有しないトリス緩衝液で、25℃において1時間インキュベート
した。インキュベーションは、迅速な濾過により終了し、フィルター上でトラッ
プした125Iアンギオテンノン■と結合した受容体をガンマ−カウンターで定
量した。アンギオテンノン■拮抗薬の有効性は、ic5.として示す。IC6゜
は、アンギオテンンン■との特異的な全結合の50%を置き換えるのに必要な拮
抗薬の濃度である。本発明の化合物の典型的なIC5゜は、約35〜17.5μ
Mである。
大動脈
化合物の、アンギオテンンン■によって誘導された血管収縮を拮抗する効力を、
ウサギの大動脈で試験した。ウサギの胸大動脈から環状の切片を切り取り、生理
的食塩水を入れたオーガン・バスに懸濁した。環状の切片を金属の支持体上にの
せ、レコーダーに接続した力変換トランスデユーサ−を取り付けた。拮抗薬の非
存在下において、または拮抗薬によるその後30分間のインキュベーションにお
いて、アンギオテンシン■に対す累積濃度応答カーブを描かせる。拮抗薬の解離
定数(K、)は、線量率法によって平均実効濃度を用いて計算する。本発明の化
合物の典型的なに、値は、約235〜100μMである。
!識のあるラットにおけるアンギオテンノンHに対する昇圧応答の阻害ラットに
、大縫部の動脈および静脈の留置カテーテルおよび胃管を取り付けた[ゲライ(
Gellai)らによる、キドニー・インターナショナル(K 1dney I
nt、 )15:419.1979]。手術2〜3日後、ラットを固定台に固
定し、血圧トランスデユーサ−を用いて、血圧を動脈カテーテルから連続的にモ
ニターし、ボリグラフに記録した。アンギオテンノンII 250mg/Kgの
静脈注射に対する応答における、動脈の平均血圧の変化を、化合物の投与量11
〜300 mg/Kgの静脈投与または経口投与の前後にわたって種々の時間で
比較した。アンギオテンンンHに対する制御応答の50%阻害に必要な化合物の
投与量(IC,。)を化合物の有効性の評価に用いた。
抗高血圧作用
化合物の抗高血圧作用を、左賢動脈結さくによってレニン依存性高血圧症にした
意識のあるラットにおける平均動脈血圧降下能によって測定した[カンジアノ(
Cangiano)らによる、ジャーナル・イブ・ファーマコロジー・アンド・
イクスペリメンタル・セラビュ一二りス(J、Pharmacol、 Exp、
Ther、) 、208310.1979]。腎動脈を結さくしこラットに、
上記と同様に留置カテーテルを取り付けた。腎動脈結さくから7〜8日後、プラ
ズマレニンのレベルが最も高い時、意識のあるラットを固定台に固定し、動脈の
平均血圧を、化合物の動脈投与または経口投与の前後にわたって連続的に記録し
た。動脈の平均血圧を3QwHg降下させるのに必要な化合物の投与量(ICs
o)を、有効性の評価に用いた。
本発明において適用した眼圧降下効果は、ワトキンス(Watkins)らによ
る、ツヤ−ナル・イブ・オキュラー・フ7−7 :l ロン−(J 、 0cu
lar Pharmacol、 )、1 (2):161−168 (1985
)に記載の方法によって測定した。
一般式(1)の化合物は、投与に便利な形態、例えば注射用製剤、または経口で
作用する化合物の場合は、カプセルあるいは錠剤にする。固体または液体の製薬
担体を使用する。固体担体には、澱粉、ラクトース、硫酸カル/ウムニ水和物、
白土、ノヨ糖、タルク、ゼラチン、寒天、ペクチン、アラヒアコム、ステアリン
酸マク不ノウム、およびステアリン酸を包含する。液体担体には、/ロンゾ、ピ
ーナツ浦、オリーブ油、生理食塩水、および水を包含する。同様に、担体または
希釈剤は、単独またはワックスと共に。任!の持効性製薬材、例えばグリセリン
モノステアレートまたはクリセリンノステアレートを含有してよい。固体担体の
量は、広範囲に変化するが、投与単位当たり約25mg〜約1gが好ましい。液
体担体を使用する場合、製剤はシロップ、エリキシル、エマルジョン、ゼラチン
軟カプセル無菌注射用液剤、例えばアンプル、あるいは水性または非水性の懸濁
液の形態にする。
医局用の眼科学的な投与の為の、適合した医薬組成物は、溶液、懸濁物、軟膏、
および固体挿入物を包含する。典型的な医薬的に許容される担体は、例えば水、
水と水混和性の溶媒との混合物、例えば低級アルカノールまたは植物性油との混
合物、および水溶性の眼科学的に許容される毒性のないポリマー、例えばメチル
セルロース等のセルロース誘導体である。眼科学的な組成物は、毒性のない助剤
、例えば乳化剤、防腐剤、湿潤剤、およびポリエチレングリコール等のボディー
剤、第四アンモニウム化合物等の抗菌剤、アルカリ金属の塩化物等の緩衝化成分
、ナトリウムメタビスルフィト等の抗酸化剤、並びに他の従来の成分、例えばソ
ルビタンモノステアレート等も含有してよい。
更に、適当な眼科的な賦形剤を、担体溶媒としてこの用途に使用してよく、従来
のリン酸緩衝剤賦形系を包含する。
医薬組成物は、固体挿入物の形態であってもよい。例えば固体の水溶性ポリマー
を薬物の担体として使用してよい。固体の水溶性挿入物、例えばエチレンビニル
アセテートコポリマーから調製したものも使用してよい。
医薬組成物は、製薬化学の以下の従来の技術によって、錠剤には混合、顆粒化、
および圧縮を必要に応じて、または混合、充填および成分の溶解を適当に用いて
、望ましい経口、非経口、または医局用の製剤を得る。
医薬製剤としての上記の投与単位における、一般式(I)の化合物の投与は、効
果のある、毒性のない量であり、活性物!0.01〜200mg/Kgの範囲か
ら選択し、1〜100mg/Kgの範囲が好ましい。選択した投与量は、アンギ
オテン/ン■受容体拮抗薬を必要とするヒトの、轡者に毎日1〜6回、経口で、
直腸内に、局所的に、注射によって、または輸液によって連続的に投与する。ヒ
トへの経口投与単位は、1〜500mgの活性物質を含有することが好ましい。
非経口の投与には、より少ない投与量を用いることが好ましい。しかし、より高
い投与量の経口投与も、患者に対して安全かつ便利である場合は可能である。局
所的な処方は、領 0001〜0,1w/v%の選択した量の活性物質を含有し
、0.0001〜領 01W/V%が好ましい。局所的な投与量の単位形態とし
て、50%gO。
05mgの活性物質の量を、好ましくは50%g〜5μgの量をヒトの眼に適用
する。
ヒトを含めた哺乳動物においてアンギオテンシン■受容体を拮抗する本発明の方
法は、そのような拮抗作用を必要とする対象に対する、有効量の一般式(I)の
化合物の投与から成る。抗高血圧作用を形成する本発明の方法、およびうつ血性
心不全、緑内障並びに腎不全の治療方法は、一般式(1)の化合物の、それを必
要とする対象への、該作用の形成に効果的な量の投与から成る。
一般式(1)の化合物の設定された等個体は、そのような化合物が一般式(I)
の化合物の医薬的な有用性を有しているのであれば、一般式(I)の化合物の任
意の未置換の位置に置換基を付加した化合物またはそれに対応するものである。
以下の実施例は、本発明の化合物および医薬組成物の調製を説明するものである
。該実施例は、前記で定義した、および以下の請求の範囲に記載した本発明の範
囲を限定するものではない。
実施例1
3−[2−n−ブチル−1−i(2−クロロフェニルメチル)−IH−イミダゾ
ール−5−イル]安息香酸
(i)2−n−ブチル−1−(トリメチルノリル)エトキノメチルイミダゾール
アルゴン下で、ヘキサンで洗浄した水素化ナトリウム(1,45g、0.048
3mo1)80%のジメチルホルムアミド(80ml)溶液を2−ローブチルイ
ミダゾール(5,45g、0.0439mol)のジメチルホルムアミド(14
ml)溶液の滴下によって25℃にて処理し、反応物を更に1時間撹拌した。次
(1で2=(トリメチルノリル)エトキシメチルクロリド(SEM−C1)(7
,68g。
領 0461mol)を添加し、混合物を環境温度で18時間撹拌し、氷水とエ
チルアセテートとの間に分配した。洗浄し、乾燥し、濃縮した有機物溶液を、シ
リカゲルのクロマトグラフィー(ヘキサン/エチルアセテート 1.1)に処し
、2−n−ブチル−1−(トリメチルノリル)エトキンメチルイミダゾール10
.8g(96%)を得た。
(it)2−n−ブチル−5−トリブチルスズ−1−(トリメチルシリル)エト
キンメチルイミダゾール
2−n−ブチル−1−3gMイミダゾール(上記で調製)(6,37g、0゜0
25mol)のエチルエーテル(125ml)溶液を、アルゴン下の室温におい
て、n−ブチルリチウム(0,0255mol、2.5Mヘキサン10.2ml
溶液)の滴下によって処理した。更に45分間撹拌後、トリブチルスズクロリド
(8,83g、7. 4ml、0. 026mol)を滴下した。懸濁物を一晩
撹拌し、塩化アンモニウム飽和溶液を添加し、エーテル相を分離し、ブラインで
洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮したものを、ノリ力ゲルのフラッシュク
ロマトグラフィー(ヘキサン/エチルアセテート 3・1)に処し、2−n−ブ
チル−5−トリブチルスズ−1−(トリメチルノリル)エトキンメチルイミダゾ
ール11.3g(83%)を得た。
(iii)3−トリフルオロメタンスルホニルオキ7安息香酸メチルエステル=
30℃の、メチル3−ヒドロキシベンゾエート(1゜73 g、 11.3mm
ol)、4−ジメチルアミノピリジン(215mg、1.74閣mol) 、お
よび2,6−ルチジン(2,OmL 16. 6mmol)の塩化メチレン60
ffll溶液に、トリフルオロメタンスルホン酸無水物(2,8ml’、’ 1
6. 6mmol)を添加した。反応混合物を一30℃にて10分間撹拌後、冷
浴をはずし、反応物を環境温度で4時間撹拌した。
その後、塩化アンモニウム飽和水溶液を添加し、相分離を行い、水相を塩化メチ
レンて二回再抽出した。有機抽出物を合わせて、硫酸ナトリウムで乾燥し、塩化
メチレンは真空除去した。残渣をエチルアセテートに溶解し、水、塩酸10%溶
液、ナトリウムビカーボネート飽和溶液およびブラインで洗浄した。有機抽出物
は硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒は真空除去した。粗生成物をシリカゲルのフ
ラッノユクロマトグラフィ−(ジエチルエーテル/ベキサント1で溶出)に処し
、3−トリフルオロメタンスルホニルオキシ安息香酸メチルエステル3.13(
98%)を得た。
(iv) 3−12−n−ブチル−1−f(1−リメチルシリル)エトキシメチ
ル)−1■]−イミダゾール−5−イル]安息香酸メチルエステル室温の、2−
n−ブチル−5−トリブチルスズ−1−(トリメチルシリル)エトキンメチルイ
ミダゾール(6,06g、 11. 1+mol) 、3−トリフルオロメタン
スルホニルオキ7安息香酸メチルエステル(3,13g、11. 0++mol
)の1゜4−ジオキサ253m1溶液に、テトラキス(トリフェニルホスフィン
)−パラジウム(0)(256g、0.22mol)を添加した。反応混合物を
アルゴン下の室温で10分間撹拌した後、2.6−ノーt−ブチル−4−メチル
フェノール(10mg)を添加した。反応物を100℃で3.5時間加熱し、室
温に冷却し、ジエチルエーテル70m1およびフッ化カリウム水溶液55m1で
処理した。反応混合物を室温にて17時間撹拌した後、セライト(Celite
) (商標)を用いて濾過した。
有機相を水およびブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮した
。
粗生成物をシリカゲルのフラッノユクロマトグラフィー(エチルアセテート/ヘ
キサン3−1で溶出)に処し、3[2−n−ブチル−1−+(1−リメチル7リ
ル)エトギンメチル1−IH−イミダゾール−5−イル]安息香酸メチルエステ
ルを得た。
(v)3−[2−n−ブチル−1−t−ブトキノカルボニルーIH−イミダゾー
ル−5−イル]安息香酸メチルエステル3−[2−n−ブチル−1−+(トリメ
チルノリル)エトキンメチル)−IH−イミダゾール−5−イル]安息香酸メチ
ルエステル(2,88g、7. 41mmol)のエタノール35m1溶液に、
5N塩酸35m1を添加した。反応混合物を55℃で25時間加熱した後、5N
塩酸を更に20m1添加した。反応混合物を70°Cで1時間加鴫した後、室温
で66時間撹拌した。エタノールを真空除去し、得られた水相をナトリウムビカ
ーボネート飽和水溶液で中和し、エチルアセテートで抽出した。有機抽出物を硫
酸ナトリウムで乾燥し、溶媒は真空除去した。
残渣(1,46g、5.65−101)をメタノール(40ml)に溶解し、ト
リエチルアミン(5,2ml、37. 3ms+ol)およびジ−t−ブチルジ
カーボネート(8,41m1.35. 4mmol)を用いて42.5時間室温
にて処理した。混合物を減圧濃縮し、粗生成物をシリカゲルのフラッシュクロマ
トグラフィー(エチルアセテート/ヘキサン1:8〜41でグラディエンドをか
ける)に処し、3−[2−n−ブチル−1−t−ブトキンカルボニル−IH−イ
ミダゾール−5−イル]安息香酸メチルエステル800mg(30%)を得た。
(vi) (3−[2−n−ブチル−1−1(2−クロロフェニル)メチル]−
LH−イミダゾール−5−イル]安息香酸メチルエステルアルゴン下で撹拌中の
トリフルオロメタンスルホン酸無水物(0,72m1.5゜l mmol)の塩
化メチレン(20ml)溶液に、2−クロロベンジルアルコール(748mg、
5. 25m5ol)およびジイソプロピルエチルアミン(810a+g、
6. ’ 26!1Illo1)の塩化メチレン(25ml)溶液を添加した。
−78℃で15分間撹拌後、(3−[2−n−ブチル−1−1−ブトキシカルボ
ニル−IH−イミダゾール−5−イル]安息香酸メチルエステル(1,53g、
4.26韻o1)を10分間滴下し、混合物を一晩室温にて撹拌した。ナトリウ
ムビカーボネート5%溶液を撹拌しながら添加し、相分離を行い、洗浄し、乾燥
した。反応混合物を真空乾燥し、残渣をヘキサン/エチルアセテート 11中で
粉砕し、固体を濾去し、濾液をル)−IH−イミダゾール−5−イル]安息香酸
メチルエステル600mg(38%)を得た。
(vi) 3−[2−n−ブチル−1−+(2−クロロフェニル)メチル)−I
H−イミダゾール−5−イル]安息香酸
3−[2−n−ブチル−1−((2−クロoフェール)メチル)−IH−イミダ
ゾール−5−イル]安息香酸メチルエステル(600mg、1.63關o1)を
エタノール5mlに溶解した後、水酸化ナトリウム10%水溶液2mlを添加し
た。反応混合物を室温にて一晩撹拌し、10%の塩酸を添加してpH3,5とし
、得られた固体を濾過し、水で洗浄し、乾燥して、3[2−n−ブチル−1−f
(2−クロロフェニル)メチル)−IH−イミダゾール−5−イル]安息香酸1
25mg(21%)を塩酸塩として得た(mp : 200〜202°C)。
実施例2
4−[2−n−ブチル−1−+(2−クロロフェニル)メチル)−IH−イミダ
ゾール−5−イル]安息香酸
上記の化合物の塩酸塩を、実施例1と同様の方法で、3−ヒドロキシ安息香酸メ
チルエステルを4−ヒドロキシ安息香酸メチルエステルに替えて調製した。mp
238℃(d)。
実施例3
3−[2−n−ブチル−1−+(2−クロロフェニル)メチル)−IH−イミダ
ゾール−5−イル]安息香酸
上記の化合物の塩酸塩を、実施例1と同様の方法で、3−ヒドロキシ安息香酸メ
チルエステルを2−ヒドロキシ安息香酸メチルエステルに替えて調製した。mp
224〜226℃。
実施例4
経口で作用する一般式(I)の化合物を投与する為の経口投与形態を、例えば下
記の割合の成分のスクリーニング、混合およびセラチン硬カプセルへの充填によ
って製造した。
成分 使用量
4−[2−n−ブチル−1i(2−クロロフェニル) 100mgメチル)−I
H−イミダゾール−5−イルコ安息香酸ステアリン酸マグネシウム 101g
ラクトース 100mg
実施例5
ショ糖、硫酸カルシウムニ水和物および経口で作用する一般式(I)の化合物を
、10%のゼラチン溶液と混合し、顆粒化した。湿顆粒をスクリーニングし、乾
燥し、デンプン、タルクおよびステアリン酸と混合し、スクリーニングし、錠剤
に打錠した。
成分 使用量
3−[2−n−ブチル−1−((2−クロロフェニル) 7510gメチル1−
IH−イミダゾール−5−イル]安息香酸硫酸カルシウム二水和物 f00+a
gノヨ糖 15mg
ステアリン酸マグネシウム 10蓚g
4−[2−n−ブチル−1−1(2−クロロフェニル)メチル)−IH−イミダ
ゾール−5−イル]安息香酸50mgを、通例の生理食塩水25m1に分散させ
て、注射用組成物を調製した。
実施例7
一般式(1)の化合物の投与の為の眼科で局所的に適用する溶液を、例えば下記
の割合の成分の無菌条件下での混合によって調製した。
成分 使用量(mg/耐)
3−[2−n−ブチル−1−((2−クロロフェニル)1.0メチル1−IH−
イミダゾール−5−イル]安息香酸第ニリン酸ナトリウム 104
第一リン酸ナトリウム 2.4
タロロブタノール 5.0
ヒドロキノプロパツールメチルセルロース 5. 0無菌水 1. 0社にする
必要量
1、ON水酸化ナトリウム pH7,4にする必要量
本発明は、前記で説明した具体例に限定されず、説明した具体例および以下の請
求の範囲の範囲内となる全ての変更に関する権利が保有されると理解されるべき
である。
国際調査報告
EXTRA 5HEET I
PCT/US91108426
VL Claims 1−11 drawn to products wh@
rein:A、 when R’ −m other than t@traz
olyl or phosphorylB、 wh@n R’ m tetra
zolylC,when R’ m phosphorylD、 when R
2+++ otherセhan t@trazolylE、 when R2m
tetrazolylF、 wh@n R’ wr oth@r than
t@trazolylG、 when R’ m t@trazolyLEXT
RA 5HEET 2 PCT/US91108426フロントページの続き
(51月吐ci、 5 識別記号 庁内整理番号A61K 31/425 AC
V 9360−4C31/675 8314−4C
CO7D233/64 102 9360−4C1039360−4C
1049360−4C
1069360−4C
233/68 9360−4C
233/70 9360−4C
233/72 9360−4C
233/76 9360−4C
233/78 9360−4C
233/88 9360−4C
233/90 A 9360−4C
C9360−4C
233/92 9360−4C
4031042578829−4C
4031062078829−4C
2318829−4C
2578829−4C
403/12 207 8829−4C2318829−4C
2578829−4C
I
フロントページの続き
403/14 207 8829−4C2318829−4C
2338829−4C
4051062338829−4C
405/12 233 8829−4C405/14 233 8829−4C
4091062338829−4C
409/12 233 8829−4C409/14 233 8829−4C
4131062338829−4C
413/12 233 8829−4C413/14 233 8829−4C
4171062339051−4C
417/12 233 9051−4C417/14 233 9051−4C
(72)発明者 モーガン、ティナ
アメリカ合衆国ペンシルベニア州19403、オーデュポン、ミル・グローブ・
ドライブ311番
Claims (16)
- 1.一般式(I)、 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R1は、アダマンチルメチル、またはフェニル、ビフェニル、またはナ フチルであって、それぞれアリール基は未置換であるかまたはCl、Br、F、 I、C1−C6アルキル、ニトロ、CO2R5、C1−C6アルコキシ、ヒドロ キシ、SC1−C6アルキル、SO2C1−C6アルキル、テトラゾール−5− イル、SO2NHR5、NHSO2R5、SO3H、PO(OR5)2、CON R5R5、CN、NR5R5、NR5COH、NR5COC1−C6アルキル、 NR5CON(R5)2、NR5COW、SO2W、またはWから選択した1〜 3の置換基によって置換されており、R2はC2−C10アルキル、C3−C1 0アルケニル、(CH2)0−8C3−6シクロアルキル、または(CH2)0 −8フェニルであって、未置換であるかまたはC1−C6アルキル、ニトロ、C 1、Br、F、I、ヒドロキシ、C1−C6アルコキシ、テトラゾール−5−イ ル、NR5R5、CO2R5、CN、CONR5R5、W、NR5COH、NR 5COC1−C6アルキル、NR5COW、SO2W、SO2C1−C6アルキ ル、またはSC1−C6アルキルから選択した1〜3の置換基によって置換され ており、Xは単結合、S、NR5、またはOであり、nは1〜4の数であり、R 3は水素、Cl、Br、F、I、CHO、ヒドロキシメチル、C1−C6アルキ ル、NR5R5、CO2R5、CONR5R5、NO2、CN、フェニルまたは Wであり、R4はCO2R5、CONR5R5、またはテトラゾール−5−イル であり、Zは水素、Cl、Br、F、I、C1−C6アルキル、C1−C6アル コキシ、ヒドロキシ、CN、NO2、CO2R5、COR5R5、W、フェニル −Y−、ナフチル−Y−、チエニル−Y−、フリル−Y−、ピラゾリル−Y−、 イミダゾリル−Y−、チアゾリル−Y−、テトラゾリル−Y−、ピロリル−Y− 、トリアゾリル−Y−、オキサゾリル−Y−、またはイソオキサゾリル−Y−で あり、それぞれアリール基またはヘテロアリール基は未置換であるかあるいはC 1−C6アルキル、C1−C6アルコキシ、Cl、Br、F、I、CO2R5、 ヒドロキシ、NO2、CN、CONR5R5、またはWによって置換されており 、Yは単結合あるいは直鎖または分枝状のC1−C6アルキルであり、WはCm F2m+1(但しmは1〜4の数である)であり、それぞれR5は独立してHま たはC1−C6アルキルである。〕によって示される化合物、もしくは医薬的に 許容されるそれらの塩。
- 2.式中、R1が未置換であるかあるいはクロロ、フルオロ、ニトロ、メチル、 トリフルオロメチル、メトキシ、ヒドロキシ、スルホンアミド、スルファミル、 シアノ、カルボキシ、カルボC1−C6アルコキシ、カルバモイル、またはテト ラゾール−5−イルから選択した1〜3の置換基によって置換したフェニル基で あり、nが1または2の数である、請求項1に記載の化合物。
- 3.式中、Zが水素、Cl、Br、F、I、C1−C4アルキル、C1−C4ア ルコキシ、水素、CO2H、またはCO2C1−C4アルキルである、請求項2 に記載の化合物。
- 4.式中、R2がC2−C8アルキルであり、Xが単結合またはSであり、R3 が水素、塩素、フッ素、またはトリフルオロメチルである、請求項3に記載の化 合物。
- 5.4−[2−n−ブチル−1−{(2−クロロフェニル)メチル}−1H−イ ミダゾール−5−イル]安息香酸または医薬的に許容されるその塩である請求項 4に記載の化合物。
- 6.3−[2−n−ブチル−1−{(2−クロロフェニル)メチル}−1H−イ ミダゾール−5−イル]安息香酸または医薬的に許容されるその塩である請求項 4に記載の化合物。
- 7.2−[2−n−ブチル−1−{(2−クロロフェニル)メチル}−1H−イ ミダゾール−5−イル]安息香酸または医薬的に許容されるその塩である請求項 4に記載の化合物。
- 8.請求項1に記載の化合物および適当な製薬担体から成る医薬組成物。
- 9.化合物が4−[2−n−ブチル−1−{(2−クロロフェニル)メチル}− 1H−イミダゾール−5−イル]安息香酸である請求項8に記載の医薬組成物。
- 10.化合物が3−[2−n−ブチル−1−{(2−クロロフェニル)メチル} −1H−イミダゾール−5−イル]安息香酸である請求項8に記載の医薬組成物 。
- 11.化合物が2−[2−n−ブチル−1−{(2−クロロフェニル)メチル} −1H−イミダゾール−5−イル]安息香酸である請求項8に記載の医薬組成物 。
- 12.請求項1に記載の化合物の有効量をそれを必要とする対象へ投与すること から成る、アンギオテンシンII受容体の拮抗方法。
- 13.請求項1に記載の化合物の有効量をそれを必要とする対象へ投与すること による、高血圧症の治療方法。
- 14.請求項1に記載の化合物の有効量をそれを必要とする対象へ投与すること による、うっ血性心不全の治療方法。
- 15.請求項1に記載の化合物の有効量をそれを必要とする対象へ投与すること による、賢不全の治療方法。
- 16.請求項1に記載の化合物の有効量をそれを必要とする対象へ投与すること による、緑内障の治療方法。
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