JPH06503518A - 面構造を構築するための連結式部材の組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 面構造を構築するための連結式部材の組立体これまで従来技術による仕組が目的 を果すため使用されて来たが、種々の理由によってそれらは一般に広く利用され ることがなかった。これら従来技術にょる仕組の多くは極めて特定の環境におい てのみ使用されるように設計されている。また、他のものは部材の複雑な組合せ 部分を含むため、製造費がかさみ、組立てや分解に手間がかかり、さらには、修 理や点検が容易でない。このような構造の設計における改善の必要性がこれまで 長い間認識されてきてはいたが、当面の欠陥の多くを解消し得る実用的な仕組は いまだ実現されていない。理想的には、持ち運び可能な面支持構造が単純な部材 の組合せにより構成でき、組立てや分解が容易で、移動や貯蔵のためにコンパク トな形にまとめることができ、洗浄が容易であり、さらに、種々の形状に対応で きればよく、このことによって、不規則な面構造に対して安全に使用することが でき、また、巻回する経路に沿って追随させたり、その端部上に位置づけて、安 定な支持体や防護壁を構築することが可能になる。本発明はこのような必要性を 実現するためのものである。

ｌ匪至鷹１ 本発明の主たる目的は、従来の同類の仕組の利点を維持し、かつ、これらの不都 合点の多くを回避し得る、一時的経路、ドアマット、デツキ、支持体または防護 壁等として使用するための持ち運び可能な構造を提供することである。

当該目的を達成するために、本発明はローブ上に連結された剛体性の棒材および スペーサの特定の組合わせがら成ることを特徴とする。また、本発明は連結部材 によって−まとめに保持された複数の剛体性棒材がら成ることを特徴とする。な お、これら本発明の特徴のすべてにおいて、当該持ち運び可能な構造は、製造容 易な単純構造を有し、かつ、通常の使用者によって組立てや分解が容易である部 材の組み合わせによって構築することができる。加えて、本発明を構成するこれ ら部材は製造時に、あるいは、その後使用者によって組み合せることができ、平 坦形状若しくは巻回状の経路に沿った形状にすることや、また、その端部上に起 立させて支持体若しくは防護壁として使用することのできる特定形状を構築する ことが可能である。

本発明の上記特徴並びにその他の目的および利点は添付図面に基づく以下の説明 によって明らかとなる。

の　な−Ｂ 第１図は本発明の好ましい一実施例の平面図である。

第２図は第１図に示す仕組の側面図である。

第３図は第２図に示す仕組の部分的破断図である。

第４図は上記の好ましい実施例の部分的拡大図である。

第５図は不規則な表面上に使用されている上記の好ましい実施例を示す図である 。

第６図および第７図は第１図に示す好ましい実施例の変形例の平面図である。

第８図は本発明の変形部分を示す図である。

第９図および第１０図は上記の好ましい実施例の一部をまとめた場合を示す側面 図である。

第１１図は部分的に巻いた状態の他の実施例を示す図である。

第１２図は部分的に切り取った状態のさらに他の実施例を示す平面図である。

第１３図は部分的に断面の示されたさらに他の実施例の側面図である。

第１４図は断面部および切除部を含む第１３図に示す仕組の一部の平面図である 。

第１５図は第１３図および第１４図に示す実施例と共に使用される本発明の一部 を部分的に切除した図である。

第１６図は第１５図に示す仕組の切断線１６−１６に沿って見た場合の断面図で ある。

ましい　、　の−な１日 上記図面のうち、第１図乃至第４図において複数の剛体性棒材１２、複数のスペ ーサ１３および２本のローブ１４とから成る組立体１１が示されている。この棒 材１２は、木材およびプラスチックを含む種々の材料から作成することができ、 一般的に断面方形状で、スペーサ１３および柔軟なローブ１４によって互いに離 間して平行に保持されている。

第３図に示すように、棒材１２は穴１５を備えており、この穴にローブ１４が通 されている。同様に、薄手のプラスチック円筒体として形成されたスペーサ１３ にも該ローブ１４を通すための穴１６が設けられている。そして、当該組立体１ １の部材が一体に連結されると、ローブ１４が強く引き締められ、端部に結び目 が設けられて、棒材１２とスペーサ１３とが互いに連接して保持される。

勿論、該ローブ１４の特性により、当該ローブ１４の保留延びによって生じる疲 労により組立体１１が緩む。また、ゆるみローブ１４は通常当該組立体１１の動 作に顕著な影響を及ぼさないが、このゆるみはローブ１４を引き締めて結び直す ことにより、当該ローブのゆるみを除去して調整することができる。

また、当該ローブ１４は充分な弾性を有しており、組立体１１が不規則な表面上 に載置された場合にその面に沿って変形し得るようになっている。第５図は、当 該組立体１１がある不規則表面２１上に載置された場合の上記棒材１２およびス ペーサ１３のそれぞれの位置を示している。つまり、当該ローブ１４の弾性は組 立体１１にこのような配置を取らせるに足るものである。このような特性は、当 該組立体１１が泥、砂、砂利等の表面上の安全な半剛体性の歩道として機能し得 るために重要な特徴である。また、このような不規則な地面は特に砂浜、キャン プ場、公園等によく見かけられるものである。なお、該組立体１１はまた庭にお いて植物を保護したり、砂浜において砂丘等を保護したりするための垂直な防護 壁としても使用することができる。

第６図および第７図は当該組立体１１の他の重要な特徴を示している。第６図に 示す変形例においては、特定数のスペーサ１３が除去されており、これによって 、棒状部材１２の一方の側が２２で示す位置において互いに接触するようになっ ている。すなわち、当該組立体１１の変形例により湾曲形状が構成できる。また 、所定数のスペーサ１３を選択的に除去することによって、該組立体１１はいか なる所望の角度にも曲げることができる。

さらに、第７図に示すように、比較的小さなスペーサ１３（Ａ）を一方の側に挿 入し、さらに／または、比較的大きなスペーサ１３（Ｂ）を他方の側に挿入する ことによって簡単にその曲率を調節することができる。すなわち、第７図は短い スペーサ１３（Ａ）、長いスペーサ１３（Ｂ）および通常のスペーサ１３を使用 した種々の湾曲形状を有する組立体１１を示している。

さらに、本発明の他の重要な特徴は貯蔵若しくは搬送の場合における組立体１１ の折り畳み性である。つまり、当該組立体１１は第９図に示すように巻いたり、 第１０図に示すように折り畳んだりして−まとめにすることができる。さらに、 第９図に示す組立体１１では、最端の棒材１２（Ａ）が次の麺材１２（Ｂ）上に 直接折り畳まれ、さらに、他の棒材１２　（Ｃ）　、１２　（Ｄ）　、１２−（ Ｅ）等と次々にコンパクトに巻かれている。このような構成を実現するには、ス ペーサ１３とローブ１４の太さの２倍の和が図中の矢印（Ｘ）によって示される 長さと実質的に等しいことが必要である。さらに、該ローブ１４は第９図に示す 程度に延びるくらいの弾性を有する必要がある。また、第９図に示すように巻き 上げられると、当該組立体１１はコンパクトな概ね円筒状の構造になり、貯蔵や 搬送が容易になる。場合によっては、当該組立体１１の大きさが搬送できない程 に大きいことがあるが、このようにコンパクトな円筒形状にまとめることによっ て、該組立体１１を地面の上に転がすことによりたいていの場合において簡単に 移動することが可能になる。

第８図は長手方向のスリット２０とローブ受容用の穴１６゛　とを備える変形ス ペーサ１３′を示している。この変形スペーサ１３′は好ましくはプラスチック 等の弾性材料から形成されており、スリット２０が使用者によって手動で広げる ことができ、ローブ１４を通し直すことなく当該スペーサ１３°を除去したり交 換したりすることができるようになっている。すなわち、当該スペーサ１３′を 使用することによって、組立体１１の組立ておよび／または変形が容易になる。

例えば、もしも該組立体１１が第１図に示すような通常の形状で販売され貯蔵さ れている場合に、使用者はその後、当該第１図に示す線形の組立体１１を第６図 に示すような湾曲した組立体１１に容易に変形することができる。すなわち、こ のスペーサ１３′を使用することにより、単に適所のスペーサ１３′を除去し、 かつ、ローブ１４の長さを調節し直すことによって形状を変化させることができ るのである。

第１１図はデツキ等を構成している広大な平面領域を被覆するために使用できる 比較的大面積の組立体３１を示している。この組立体３１は第１図に示す棒状部 材１２に類似の剛体性棒材３２から構成され、各棒材にはローブ１４を通すため の３個の穴が設けられている。さらに、スペーサ１３が棒材３２の間に通された １本のローブ１４に取り付けられている。なお、該ローブ１４を通すために、そ の一端部が３５で示す部分において結ばれている。さらに、その他端部は棒材３ ２の右側の穴とスペーサ１３とに交互に通される。次いで、ローブ１４は折り曲 げられ（図示せず）スペーサ１３と棒材３２の中央の穴とに通され、その後、３ ６で示す位置においてさらに折り曲げられ、スペーサ１３と棒材３２の左側の穴 とに通される。そして、最後にローブ１４は強く引き締められ、かつ、結ばれる （図示せず）。なお、該組立体３１は３７で示す位置で部分的に巻き上げられて いる。

第１２図は第１図について説明したような棒材１２と２とを備える組立体４１を 示している。この棒材４２はローブ１４（図示せず）を受容するための穴をその 両端部に備えている。また、スペーサ１３がローブ１４上に配設けられており、 さらに、棒材４２の狭い方の端部の間のロープ１４上には複数の短めのスペーサ １３（Ａ）が取り付けられている。

第１３図乃至第１６図は本発明のさらなる変形例を示すものであり、上記組立体 １１（第１図）と類似の組立体を構築するために、隣接する棒材５２を結合する ための柔軟な連結部材５１か使用されている。該連結部材５１は、両端にモジュ ールコネクタ５４を備えるローブ等から成る柔軟な線状部材５３を含む。さらに 、コネクタ５４は弾性状の突出部５６を備える係合部５５を含んでいる。なお、 この突出部５６は先端部５７と保持部５８とから構成されている。

一方、棒材５２にはへこみが設けられており、この中に係合用の穴５９が形成さ れている。さらに、穴５９には、上記突出部５６が係合部５５側に押圧されたと きにコネクタ５４を収容するための肩部６１を備える開口部が設けられている。

したがって、一旦穴５９の中に完全に挿入されると、突出部５６が広がって、上 記保持部５８が肩部６１の内部表面に当接するようになっている。

さらに、上記線状部材５３は第７図に示すような複数の曲がりを形成するために 異なる長さのものであってもよい。したがって、該部材５１は取付けおよび除去 が容易であり、一連の仕組の製造を容易化することができる。

上記の開示により本発明の他の変形および変更が種々可能となることは明白であ る。例えば、当該組立体１１は歩道を形成するためにある面上に置かれたり、格 子状にある枠の上に置かれたり、さらには、その端部上に起立させて防護壁を形 成するように使用することもできる。

さらに、当該組立体１１は円筒形状に巻かれたり、その端部上に起立させてテー ブル等の支持体として使用することもできる。また、歩道として使用する時には 、上記棒材１２の端部をテーパー状にしてもよく、また、場合によっては、当該 組立体にアンカーをスパイク状に取り付けて、地面から当該組立体が移動しない ようにすることもできる。

したがって、他に特に記載しない限りにおいて、本発明が添付の特許請求の範囲 に及ぶものであると解されるべきである。

ＦＩＧ、ｉ　ＦＴＧ−；） ＦＩＧ、　５ ＦＩＧ、ｉま ＦＩＧ、１２ ＦＩＧ、１３ ＦＩＧ、１４ ＦＩＧ、ｉ５ 国際調査報告　ゎ７．１８゜Ｉ　ｚｎｃｔ＋。

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. １．各々が少なくとも２個の穴を有する複数の剛体性棒材と、 前記棒材間に延出しかつ該穴に連通して、これら棒材を互いに連結するための柔 軟性連結手段と、軸穴を有する複数の円筒管状のスペーサとから成り、各スペー サが前記棒材の隣接するものの間において前記連結手段上に取り付けられている ことを特徴とする連結式部材から成る組立体。
2. ２．前記棒材の穴が前記棒材を貫通していることを特徴とする請求項１に記載の 組立体。
3. ３．前記連結手段が、前記棒材の穴と前記スペーサの軸穴とを連通する少なくと も１本のロープを含むことを特徴とする請求項２に記載の組立体。
4. ４．前記ロープが、前記ロープを引っ張った状態で保持して前記棒材とスペーサ とを互いに当接させるための手段を含むことを特徴とする請求項３に記載の組立 体。
5. ５．前記スペーサの１つが前記棒材の各々の間に延出する前記ロープの各々の上 に取り付けられていることを特徴とする請求項４に記載の組立体。
6. ６．前記スペーサの一部分が異なる長さを有しているために、前記組立体が湾曲 した面を形成することを特徴とする請求項５に記載の組立体。
7. ７．前記棒材のいくつかの幅がそれらの長さにわたって変化しているために、前 記組立体が湾曲した面を形成することを特徴とする請求項５に記載の組立体。
8. ８．前記連結手段が両端にコネクタを固定した柔軟性線状部材を含み、前記コネ クタが前記コネクタを前記棒材の穴の１つに除去可能に連結するための手段を有 していることを特徴とする請求項１に記載の組立体。
9. ９．前記スペーサの１つが前記棒材の各々の間に延出する前記線状部材の各々の 上に取り付けられていることを特徴とする請求項８に記載の組立体。
10. １０．平坦な上面および下面を有する複数の剛体性棒材と、 前記棒材の間に取り付けられて、当該棒材を互いに離間した状態で保持するスペ ーサ手段と、前記棒材およびスペーサの間に延出し、かつ、前記棒材内部に通さ れて、当該棒材を当該スペーサに当接した状態で保持し、さらに、前記棒材を前 記平坦な上面および下面を互いに重ね合わせた状態で折り畳めるようにするため の柔軟性固定手段とから成ることを特徴とする支持面構造。
11. １１．前記棒材が線状の経路に沿って並べられていることを特徴とする請求項１ ０に記載の支持面構造。
12. １２．前記棒材が巻回状の径路に沿って並べられていることを特徴とする請求項 １０に記載の支持面構造。
13. １３．前記柔軟性固定手段が、複数の前記スペーサと棒材とに連続的に延出する ロープを含むことを特徴とする請求項１０に記載の支持面構造。
14. １４．前記ロープが、当該ロープを引っ張った状態で保持して前記棒材とスペー サとを互いに当接させるための手段を含むことを特徴とする請求項１３に記載の 組立体。