JPH06502146A - チアゾリジンジオン誘導体 - Google Patents

チアゾリジンジオン誘導体

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JPH06502146A JP3516913A JP51691391A JPH06502146A JP H06502146 A JPH06502146 A JP H06502146A JP 3516913 A JP3516913 A JP 3516913A JP 51691391 A JP51691391 A JP 51691391A JP H06502146 A JPH06502146 A JP H06502146A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 チアゾリノンジオン誘導体 本発明は、ある種の新規な化合物、この化合物の製造方法、この化合物を含有す る医薬組成物およびこの化合物および組成物の医薬用途に関する。
欧州特許出願、公開番号0008203.0139421,0155845.0 1773 v 3.0193256.0207581および0208420はチ アゾリジンジオン誘導体に関しており、これらは血糖低下活性および低脂血活性 (hypolipidaemjc actjvjty)を有すると開示されてい る。ケミカル・アンド・ファーマノニーティカル・ブリチン(Chew、 Ph arm、 Bull、 )、30(10)、3580−3600もまた血糖低下 活性および低脂血活性を有するチアゾリジンジオン誘導体に関する。
意外にも、新規なイミド置換チアゾリジンジオン誘導体が改良された血糖低下活 性を示し、したがって、高血糖症の治療および/または予防に有用であり、■型 糖尿病の治療に特に有用であることを見いだした。
これらの化合物は、高脂血症、高血圧症、心臓血管疾患およびある種の摂食障害 を含む他の疾患の治療および/または予防にも有用であることを示す。
したがって、本発明は、式(I) [式中、R1およびR2は各々独立してアルキル基、置換もしくは非置換アリー ル基またはアリール部分もしくはアルキル部分が置換されていても非置換であっ てもよいアラルキル基を表すか。
あるいは、R1はR2と一緒になって連結基を表し、該連結基は所望により置換 されていてもよいメチレン基およびさらに所望により置換されていてもよいメチ レン基または0もしくはS原子からなり、該メチレン基の所望による置換基はア ルキル、アリールもしくはアラルキルから選択されるか、または隣接するメチレ ン基の置換基がそれらが結合している炭素原子と一緒になって置換もしくは非置 換の)二二しン基を形成し: R3およびR4は各々水素を表すか、またはR3およびR4は一緒になって結合 を表し; AIは所望により合計3個まで置換基を有してもよいベンゼン環を表し。
Xは0またはSを表し; nは2〜6の範囲の整数を表す] で示される化合物、またはその互変異性体および/またはその医薬的に許容され る塩、および/またはその医薬的に許容される溶媒和物を提供する。
R1およびR2がアリール基を表す場合、アリール基は非置換アリール基である のが好適である。
R+またはR2がアラルキル基を表す場合、アラルキル基は式ニアリール(CH z)−[ここで、mは1.2.3または4、好ましくは1または2であり、アリ ール基は非置換である]で示されるものが好適である。
好適には、R1はR2と一緒になって、連結基を表し、該連結基は所望により置 換されていてもよいメチレン基およびさらなる所望により置換されていてもよい メチレン基または0もしくはS原子からなり、該メチレン基の所望による置換基 はアルキル、アリールまたはアラルキルから選択されるか、あるいは隣接するメ チレン基がそれらが結合している炭素原子と一緒になって置換または非置換フェ ニレン基を形成する。
好都合には、連結基は所望により置換されていてもよいメチレン基および0また はS原子からなり、好ましくはS原子であり、好ましい置換基は、例えばフェニ ル基のようなアリール基、または例えばベンジル基のようなアラルキル基である 。
連結基は2つの所望により置換されていてもよいメチレン基からなるのが好都合 である。
連結基が2つの所望により置換されていてもよいメチレン基からなる場合、隣接 するメチレン基の置換基がそれらが結合する炭素原子と一緒になって置換または 好適には非置換フェニレン基を形成するのが好ましい。
連結基を形成するメチレン基に関する好都合な所望による置換基としては、Cl −Sアルキル基、フェニル基およびベンジル基が挙げられる。
連結基の一部分を形成するフェニレン基に関する所望による置換基はハロゲン、 アルキル基、フェニル基、アルコキシ基、ハロアルキル基、ヒドロキシアルキル 基、ヒドロキシ基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、カルボキシ基、アルコキシ カルボニル基、アルコキノカルボニルアルキル基、アルキルカルボニルオキ7基 およびアルキルカルボニル基から選択される。
好適には、R3およびR4は各々水素を表す。
基A1に関する好適な置換基としてはハロゲン、置換または非置換のアルキルま たはアルコキシが挙げられる。
好都合には、AIは式(a): [式中、R5およびR6は各々独立して水素、ハロゲン、置換または非置換のア ルキルまたはアルコキシを表す] で示される基を表す。
好適には、R5およびR6は各々独立して水素、ハロゲン、アルキルまたはアル コキンを表す。
好ましくは、R4およびR6は各々水素を表す。
1つの態様において、Xは硫黄を表す。
好ましくは、Xは酸素を表す。
好適には、nは整数2.3または4、とりわけ2または3、特に2を表す。
前記のとおり、式(I)で示される化合物はい(つかの互変異性体の1つの形態 で存在し得、これらの全ては本発明に包含される。本発明は式(I)で示される 化合物およびその医薬的に許容される塩の、個々の異性体であろうと異性体の混 合物であろうとも、いずれの立体異性体をも含む異性体の全てを包含すると解さ れるであろう。
本明細書で使用する場合、「アリール」なる語または「アル」なる語(例えば、 「アラルキル」で使用される場合)としては、所望により、ハロゲン、アルキル 基、フェニル基、アルコキシ基、ハロアルキル基、ヒドロキシアルキル基、ヒド ロキシ基、アミノ基、ニトロ基、シアノ基、カルボキシ基、アルコキシカルボニ ル基、アルコキシカルボニルアルキル基、アルキルカルボニルオキシ基またはア ルキルカルボニル基から選択される5個まで、好ましくは3個までの基で置換さ れていてもよいフェニルおよびナフチルが挙げられる。
好ましいアラルキル基はベンジル基である。
本明細書で使用する場合、「ハロゲンJなる語は、フッ素、塩素、臭素およびヨ ウ素を意味し:好ましくは塩素である。
本明細書で使用する場合、「アルキル」なる語(単独でまたはアラルキルのよう な他の基の一部分として使用される場合)または「アルク」なる語(例えば、「 アルコキシ」で使用される場合)は、炭素原子12個までを含有する、直鎖状炭 素鎖または分枝鎖状炭素鎖を有するアルキル基を表す。
好適なアルキル基は、C1−1□アルキル基、特にCl−6アルキル基、例えば 、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソ ブチル基またはtert−ブチル基である。
アルキル基に関する好適な置換基としてはアリール基に関する前記のものが挙げ られる。
好適な医薬的に許容される塩としては、チアゾリジンジオン基の塩、適当な場合 にはカルボキン基の塩が挙げられる。
チアゾリジンジオン基の好適な医薬的に許容される塩としては、金属塩、特にリ チウム塩、ナトリウム塩およびカリウム塩のようなアルカリ金属塩が挙げられる 。
カルボキシ基の好適な医薬的に許容される塩としては、例えば、アルミニウムの ような金属塩、ナトリウムまたはカリウムのようなアルカリ金属塩、カルシウム またはマグネシウムのようなアルカリ土類金属塩およびアンモニウムまたは置換 アンモニウム塩、例えばトリエチルアミンのような低級アルキルアミン、2−ヒ ドロキシエチルアミン、ビス−(2−ヒドロキシエチル)−アミンまたはトリー (2−ヒドロキシエチル)−アミンのようなヒドロキシアルキルアミン、ビシク ロヘキシルアミンのようなンクロアルキルアミンによるもの、あるいは、プロ力 イン、ジベンジルピペリジン、N−ベンジル−β−フェネチルアミン、デヒドロ アビエチルアミン、N、 N’−ビスデヒドロアビエチルアミン、グルカミン、 N−メチルグルカミンまたはピリジン、コリジンも゛しくけキノリンのようなピ リジン型の塩基によるものが挙げられる。
好適な医薬的に許容される溶媒和物としては水和物が挙げられる。
さらに、本発明は、式(■)。
[式中、R3、R4およびA1は式(I)に関する定義と同じであり、Roは式 (b)4(式中、R1,R2、Xおよびnは式(I)に関する定義と同じである )で示される基に変換可能な基であるフ で示される化合物を、R’を基(b)に変換させることができる適当な試薬と反 応させ、次いで、所望により、 (i) 式(1)で示される化合物を式(1)で示される別の化合物に変換する 工程:(ii) 式(I)で示される化合物の医薬的に許容される塩および/ま たはその医薬的に許容される溶媒和物を製造する工程のうち1以上の工程を行う ことからなる、式(I)で示される化合物、またはその互変異性体、および/ま たはその医薬的に許容される塩、および/またはその医薬的l二許容される水和 物の製造方法を提供するものである。
好適には、R1は−XHを表し、ここで、Xは式(I)に関する定義と同じであ る。
別法としては、R“は離脱基または離脱原子、例えば、ハロゲン原子、好ましく はフッ素原子を表す。
R1が−XHである場合、適当な試薬は式(■):[式中、R1、R2、Xおよ びnは式(I)に関する定義と同じであり、Llはメシル基またはトシル基のよ うな離脱基を表す〕で示される化合物である。
式(I[)および(I[[)で示される化合物間の反応は、例えばジメチルホル ムアミドのようないずれの好適な非プロトン性溶媒中でも、所望の生成物の好適 な生成速度をもたらすいずれの温度でも、好都合には高温で、例えば、60℃〜 100’Cの範囲で行われる:好ましくは、該反応は、不活性雰囲気中、水素化 ナトリウムのような塩基の存在下で行われる。
R1が離脱基または離脱原子、例えば、ハロゲン原子、好ましくはフッ素原子で ある場合、適当な試薬は、後記式(V)で示される化合物である。
式(II)で示される化合物は、式(■):[式中、A1は式(I)に関する定 義と同じであり、R5はR6またはその保護形態を表す] で示される化合物を2.4−チアゾリジンジオンまたはその保護形態と反応させ 、次いで、所望により、R3およびR4が一緒になって結合を表す式(ff)で 示される化合物を還元して、R3およびR4が各々水素を表す式(n)で示され る化合物を得、および/またはいずれの保護基も除去することによって製造され 得る。
式(rV)で示される化合物および2,4−チアゾリジンジオン間の反応は、も ちろん、式(rV)で示される化合物の性質に適している条件下で行われるであ ろう。
一般に、該反応は、トルエンのような溶媒中、好適には溶媒の還流温度のような 高温で、好ましくはピペリノニウム=アセタートまたはピペリジニウム=ベンゾ アートのような好適な触媒の存在下で行われる。好都合には、式(TV)で示さ れる化合物および2.4−チアゾリジンジオン間の反応では、反応で生じた水は 、例えばディーン・アンド・スターク(Dean and 5tark)装置に よって、反応混合物から除去される。
R“がHX−である式(II)で示される化合物について、Rb(tHX−の保 護形管、例えばRoがベンノル基であるR’X−であるのが好ましい。
Llが離脱基である式(II+)で示される化合物は、例えば(m)におけるL lがメシルまたはトシルを表す場合、ジクロロメタンのような不活性溶媒中、所 望の生成物の好適な生成速度をもたらすいずれの温度でも、好都合には室温以下 で、例えば、0°Cで、好ましくはトリエチルアミンのような塩基の存在下での メノル化またはトシル化による式(V): [式中、R1、R2、Xおよびnは式(I)に関する定義と同じである]で示さ れる化合物の好適な変換によって製造され得る。
式(V)で示される化合物は、式(■):で示される化合物を式(■): R2−(CHz)、XR’ (■) [式中、Xおよびnは式(I)に関する定義と同じであり、R2は塩素原子のよ うな離脱基を表し、Roは水素または保護基を表す]で示される化合物と反応さ せることによって製造され得る。
式(VI)および(■)で示される化合物間の反応は、所望の生成物の好都合な 生成速度をもたらす温度で、好適には室温で、水素化ナトリウムまたは炭酸ナト リウムのような塩基の存在下、ジメチルホルムアミドのようないずれの好適な非 プロトン性溶媒を使用しても行われ得る。
式(VT)および(■)で示される化合物は公知の化合物であるか、または公知 の化合物の製造に使用される方法と同様の方法を使用して製造される。
好ましくは、Xは○を表す。
式(I)で示される化合物、またはその互変異性体、および/またはその医薬的 に許容される塩および/またはその医薬的に許容される溶媒和物は、式(■)= [式中、RISR2、A’、Xおよびnは式(I)に関する定義と同じである] で示される化合物を2,4−チアゾリジンジオンと反応させ−次いで、所望によ り、 (i) 式(I)で示される化合物を式(1)で示される別の化合物に変換する 工程:(的 式(1)で示される化合物の医薬的に許容される塩および/または その医薬的に許容される溶媒和物を製造する工程のうち1以上の工程を行うこと によって製造され得る。
式(■)で示される化合物および2.4−チアゾリジンジオン間の反応は、好適 には、式(IV)で示される化合物および2,4−チアゾリジンジオン間の反応 で使用される条件と同様の条件下で行われ得る。
式(■)で示される化合物は、Roを前記定義の基(b)に変換させることがで きる適当な試薬との反応によって、R1′がRoである式(IV)で示される化 合物またはその保護形態から製造され得る。
R“に関する好適な意義としては、式(n)で示される化合物に関する前記定義 のものが挙げられる。好適な試薬は、式(n)に関して前記されたものでもある 。
式(TV)で示される化合物および適当な試薬の反応に関する適当な反応条件と しては、この適当な試薬による化合物(n)の製造に関して前記されたものが挙 げられる。
式(IV)で示される化合物の好適な保護形態はアルデヒド基を保護するもので ある。好適な保護基は当該技術分野で慣用のものであり、ヒドロキシメチル基へ の還元によってアルデヒド基を保護するのが好都合であることが判明したが、脱 保護は、アルデヒドへの酸化によって行われるのが好都合である。好適な還元剤 は、水素化複合金属還元剤のような慣用の試薬である。好適な酸化剤は、Mn  ”02のような慣用の酸化剤である。
特に、R5は離脱基または離脱原子、特にフッ素原子を表す。
R1離脱基または離脱原子、好ましくはフッ素原子を表す場合、特に適当な試薬 は前記式(v)で示される化合物である。
式(TV)および(V)で示される化合物間の反応は、いずれの好適な条件下で もしくは、例えば、ジメチルホルムアミドまたはジメチルスルホキシドのような 溶媒中、例えば60〜150℃の範囲のような高温で、好適には水素化ナトリウ ムまたは炭酸カリウムのような塩基の存在下で行われ得る。
R1がR”の保護形態である式(■)で示される化合物は、R1がRoである式 OV)で示される対応する化合物の好適な保護によって製造され得る。
R1がヒドロキシルまたはフッ素である式(TV)で示される化合物は、公知化 合物または公知化合物を製造するために使用される方法と同様の方法によって製 造される化合物であり、例えば、4−フルオロベンズアルデヒドおよび4−ヒド ロキシベンズアルデヒドは公知の市販の入手可能な化合物である。
式(1)で示される化合物の式(I)で示される別の化合物への前記変換として は、R3およびR4が一緒になって結合を表す式(1)で示される化合物の、R 3およびR4が各々水素を表す式(I)で示される化合物への還元が挙げられる 。
式(I)で示される化合物の式CI)で示される別の化合物への変換はいずれの 適当な慣用手段を使用することによっても行われ得る。
前記還元に関する好適な還元方法としては、接触還元または金R/溶媒還元系の 使用が挙げられる。
接触還元用の好適な触媒は、炭素上パラジウム触媒、好ましくは炊上10にパラ ジウム触媒であり、還元は、例えばジオキサンのような溶媒中、好適には室温で 行われる。
好適な金II!/溶媒還元系としてはメタノール中マグネシウムが挙げられる。
前記反応のいずれにおいても、必要な場合には、慣用の化学的方法に従って、式 (I)で示される化合物におけるいずれの反応基も保護されると解される。
前記のいずれの反応にもおける好適な保護基は、当該技術分野において慣用的に 使用されるものである。かくして、例えば、好適な窒素保護基は、ベンジル基ま たはベンジルオキシカルボニル基であり、好適なヒドロキシル保護基はベンジル 基である。
このような保護基の形成および除去の方法は、保護される分子に対して適当な慣 用の方法である。かくして、例えば、N−ベンジル基は、適当なアミンの、臭化 ベンジルのようなハロゲン化ベンジルによる処理によって製造され、次いで、所 望によりベンジル基は接触水素添加を使用して除去され得る。
適当な場合には、式(I)で示される化合物およびその医薬的に許容される塩の 異性体形態は慣用の化学的方法を使用して個々の異性体として製造され得る。
式(I)で示される化合物の医薬的に許容される塩および/または溶媒和物は、 慣用の方法に従って製造され得る。
前記のとおり、本発明の化合物は有用な治療特性を有することが示される。
したがって、本発明は、有効治療物質として有用な、式(I)で示される化合物 、またはその互変異性体形態および/またはその医薬的に許容される塩および/ またはその医薬的に許容される溶媒和物を提供するものである。
かくして、本発明は、高血糖症の治療および/または予防に有用な、式(I)で 示される化合物、またはその互変異性体および/またはその医薬的に許容される 塩および/またはその医薬的に許容される溶媒和物を提供するものでもある。
さらにまた、本発明は、高脂血症の治療および/または予防に有用な、式(1) で示される化合物、またはその互変異性体および/またはその医薬的に許容され る塩および/またはその医薬的に許容される溶媒和物を提供するものでもある。
前記のとおり、本発明は、高血圧症、心臓血管疾患およびある種の摂食障害の治 療に有用な、式(I)で示される化合物またはその互変異性体および/またはそ の医薬的に許容される塩および/またはその医薬的に許容される溶媒和物を提供 するものでもある。
式(I)で示される化合物、またはその互変異性体および/またはその医薬的に 許容される塩および/またはその医薬的に許容される溶媒和物は、それだけで投 与され得るか、または、好ましくは、医薬的に許容される担体からもなる医薬組 成物として投与され得る。
したがって、本発明は、一般式(1)で示される化合物、またはその互変異性体 、またはその医薬的に許容される塩、またはその医薬的に許容される溶媒和物お よび医薬的に許容される担体からなる医薬組成物を提供するものでもある。
本明細書で使用する場合、「医薬的に許容される」なる語は、ヒトおよび獣医学 の両方に有用な化合物、組成物および成分を含む:例えば、「医薬的に許容され る塩」なる語は、獣医学的に許容される塩を含む。 ゛当該組成物は、所望によ り、使用のために記載または印刷された指示を伴うバック形態であってもよい。
通常、本発明の医薬的に許容される組成物は、経口投与に適しているが、注射お よび経皮吸収によるような他の経路による投与のための組成物も予想される。
特に好適な経口投与用組成物は、錠剤およびカプセル剤のような単位投与形態で ある。サンエ中に存在する粉末のような他の固定単位投与形態も使用され得る。
慣用の製薬実施に従って、該担体は、希釈剤、充填剤、崩壊剤、湿潤剤、滑沢剤 、着色剤、フレーバー剤または他の慣用のアジュバントからなってもよい。
典型的な担体としては、例えば、微結晶性セルロース、デンプン、デンプングリ コール酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、ポリビニルポリピロリドン、ステ アリン酸マグネシウム、ラウリル硫酸ナトリウムおよびシュークロースが挙げら れる。
最も好適な組成物は単位投与形態で製剤化されるであろう。このような単位投与 は、通常、0.1〜1000票9、より一般的には領1〜500真9、特に0. 1〜250uの範囲の量の有効成分を含有するであろう。
本発明は、また、一般的(I)で示される化合物、またはその互変異性体および /またはその医薬的に許容される塩および/またはその医薬的に許容される溶媒 和物の非毒性有効量を、必要とする高血糖症のヒトまたは非ヒト哺乳動物に投与 することからなる、ヒトまたは非ヒト哺乳動物における高血糖症の治療および/ または予防方法を提供するものでもある。
本発明は、さらにまた、式(I)で示される化合物、またはその互変異性体およ び/またはその医薬的に許容される塩および/またはその医薬的に許容される溶 媒和物の非毒性有効量を、必要とするヒトまたは非ヒト哺乳動物に投与すること からなる、ヒトまたは非ヒト哺乳動物における高脂血症、高血圧症、心臓血管疾 患またはある種の摂食障害の治療方法を提供するものである。
好都合には、有効成分は、前記定義の医薬組成物として投与されてもよく、これ は、本発明の特定の態様をなす。
高血糖症のヒトの治療および/または予防、および/または高脂血症のヒトの治 療および/または予防において、一般式(I)で示される化合物、またはその互 変異性体および/またはその医薬的に許容される塩および/またはその医薬的に 許容される溶媒和物は、前記のような投与量で、70719の成人に関する合計 日用量が一般に0.1〜6000−v、より一般的には約1〜1500−9の範 囲であるような方法で1日に1〜6回投与されてよい。
高血糖症の非ヒト哺乳動物、特にイヌの治療および/または予防においては、有 効成分は、口によって、通常4日に1または2回、約0.025Q/&9〜25 即/by、例えば、0.1 n/by〜2019/に9の範囲の量で投与され得 る。同様の投与計画は、非ヒトi乳動物における高脂血症の治療および/または 予防に適している。
高血圧症、心臓血管疾患および摂食障害の治療用の投与計画は、一般に、高血糖 症に関する前記の計画であろう。
さらに本発明では、高血糖症の治療および/または予防用薬物の製剤化のための 、式(1)で示される化合物、またはその互変異性体および/またはその医薬的 に許容される塩および/またはその医薬的に許容される溶媒和物の使用を提供す るものである。
本発明は、高脂血症、高血圧症、心臓血管疾患またはある種の摂食障害の治療お よび/または予防用薬物の製剤化のための、式(1)で示される化合物、または その互変異性体および/またはその医薬的に許容される塩、および/またはその 医薬的に許容される溶媒和物の使用を提供するものである。
以下の方法および実施例は本発明を説明するが、如何なる場合にも限定するもの ではない。
窒素雰囲気下、室温で、N−(2−ヒドロキシエチル)フタルイミド(9,69 )の乾燥ジメチルホルムアミド(70*1)中溶液に水素化ナトリウム(油中6 0%分散体、29)を滴下した。該混合物を室温で1時間撹拌した後、4−フル オロベンズアルデヒド(6,2y、5.3112)を添加し、次いで、該混合物 を80℃で15時間加熱した。溶媒を蒸発させ、残留物を水(100*I)に溶 解し、酢酸エチル(2X 100.I)で抽出した。合わせた酢酸エチル層を水 (2X 100.A’)、食塩水(100*i’)で洗浄し、乾燥しくMg5O 4)、蒸発させて油状物を得た。該油状物をヘキサンでトリチュレートし、残留 物をジクロロメタン中1.5%メタノールを用いてシリカゲル上でのクロマトグ ラフィーに付して標記化合物を得た。融4.05(2H,t); 4.33(2 H,−t): 7.10(2H,d); 7.70−8.10(6H2複雑): および9.82(I H,s)。
方法2 4−(2−ヒドロキシエトキシ)ベンズアルデヒド水(200−7り中で7時間 、還流下で、4−ヒドロキシベンズアルデヒド(45,59)、水酸化ナトリウ ム(159)および2−クロロエタノール(309,25w1)の混合物を加熱 した。該混合物を冷却し、ジクロロメタンC200d)で抽出した。ジクロロメ タン溶液を水酸化ナトリウム溶液(2M、2x1501z)、食塩水(15Qg 4)で洗浄し、乾燥しくMg S O4)、蒸発させて油状の標記化合物を得た 。
’HNMRδ(CDCI!3) 3、15(I H,b r s、 D20と交換);4.15(4H,複雑)  ; 7.07(2H,d)+ 7.90(2H,d) 、および9.95(LH ,s)。
実施例1に記載の方法と同様の方法で、ベンズアルデヒド(10,69)および 2.4−チアゾリジンジオン(11,79)を−緒に反応させた。得られた物質 、5−ペンジリデンー2.4−チアゾリノンジオン(18,59)を7オキサン (300*I)に溶解し、200+)S iで一晩、10%パラジウム−炭(1 8,59)によって水素添加した。該混合物を珪藻土を介して濾過し、濾過ケー キをジオキサンで完全に洗浄し、合わせたンオキサン@液を蒸発させて標記化合 物を得た。融点83H,s):および9.55(LH,br s、D20と交換 )。
トリフェニルホスフィン(7,99)、5−ベンジル−2,4−チアゾリジンジ オン(6,29)および4−(2−ヒドロキシエトキシ)−ベンズアルデヒド( 5g)の乾燥テトラヒドロフラン(100−1)中撹拌水冷溶液にアゾジカルボ ン酸ジエチル(5,29,4,7mj’)を滴下した。該混合物を室温まで3時 間加温し、次いで、溶媒を蒸発させた。残留物をヘキサン−酢酸エチル(2:  I V/V’lを用いてノリ力ゲル上でのクロマトグラフィーに付してゴム状の 標記化合物を得た。
’HNMRδ(CD (J3) 3−10(IH,dd)+3.55(LH,dd);4.10(4H,複雑)  ; 4.52(IH,dd)+ 7.00(2H,d); 7.30(5H,s );7.91(2H,d);および1方法4に記載の方法と同様の方法で、−晩 、5−フェニル−2,4−チアゾリノンジオンCジャーナル・オブ・アメリカン ・ケミカル・ソサイエテイ(JAmer、 Che+w、 Soc入1967. 89.647) (0,99)および4−(2−ヒドロキシエトキノ)−ベンズ アルデヒド(0,769)を−緒に反応させた。得られたゴムを、溶媒としてジ クロロメタンを用いてシリカゲル上でのクロマトグラフィーに付して、ゴム状の 標記化合物を得た。
IHNMRδ(CDC4) 4、20(4H,複雑)+5.27(IH,s);6.95(2H,d): 7 .30(5H。
s) : 7.83(2H,d) ;および9.95(LH,s)。
実施例1 5−(4−(2−フタルイミドエトキシ)ベンジリデン)−2,4−チアジンジ ンジオン・アンド・スターク(Dean and 5tark)装置において、 トルエン(1001/)中、還流下で、4−(2−フタルイミドエトキシ)ベン ズアルデヒド(4゜3g)、2.4−チアゾリジンジオン(1,7g)、安息香 酸(0,59)およびピペリジン(0,5,j’)の混合物を加熱した。還流下 で15時間後、該混合物を、−晩、冷却および結晶化させた。標記化合物(融点 226〜7℃)を濾取し、冷トルエンで洗浄し、真空下で乾燥した。
45(2H,d)+ 7.63(IH,s); 7.80(4H,s);および 12.00(LH。
brs、D20と交換)。− 10%パラジウム−炭(5g)の存在下、室温および室圧で18時間、5−(4 −(2−フタルイミドエトキシ)ベンジリデン)−2,4−チアゾリジンジオン (3゜25g)のジオキサン(100IA)中懸濁液を水素添加した。さらに触 媒(5g)を添加し、反応を合計23時間続けた。反応混合物を珪藻土を介して 濾過し、溶媒を蒸発させた。得られたゴムをメタノール−ジオキサンから結晶化 して標記化合物を得た。融点192〜4℃。
IHNMRδ(DMSOda) 3.03(IH,dd); 3.29(LH,dd); 3.96(2H,t) ; 4.19(2H。
t); 4.84(LH,dd): 6.84(2H,d); 7.12(2H ,d); 7.85(45−(4−[2−(5−ベンジル−2,4−チアゾリジ ンジオン−3−イル)エトキシ]ベンジリデンー2,4−チアジンジンンオン実 施例1に記載の方法と同様の方法によって、4−[2−(5−ベンジル−2゜4 −チアゾリジンジオン−3−イル)エトキン]ベンズアルデヒド(9,19)か ら標記化合物(融点145〜7℃)を製造した。
’HNMR6CCDC1,/DMSO−da、1 : 1)2、90−3.’5 0(2H,複雑);3.84(2H,t):4.13(2H,t);4.95( LH,dd);7.10(2H,d); 7.25(5H,s)+ 7.55( 2H,d): 7゜77(LH,s)+および12.25(L H,b r、  DxOと交換)。
ジオキサン(400鳳l)に5−(4−[2−(5−ベンジル−2,4−チアゾ リジンジオン−3−イル)−エトキン]ベンジリデン)−2,4−チアゾリジン ジオン(3,0g)を溶解し、150psiで一晩、10%パラジウム−炭(6 g)で水素添加した。該反応混合物を珪藻土を介して濾過し、濾過ケーキをジオ キサンで洗浄し、合わせたジオキサン溶液を蒸発させてゴム状の標記化合物を得 た。この物質を塩形成にそのまま使用した。
6.77(2H,d); 7.13(2H,d): 7.25(5H,s);お よび8.90(IH。
br、D20と交換)。
キシ]ベンジル)−2,4−チアジンジンジオン・ナトリウム塩酢酸エチル(3 011りに5−(4−[2(5−ベンジル−2,4−チアゾリジンジオン−3− イル)エトキシ]ベンジル)−2,4−チアゾリジンジオン(2,7g)を溶解 し、2−エチルヘキサン酸ナトリウム(0,999)の酢酸エチル(20ml) 中溶液で処理した。濾過によって標記化合物(融点270〜274℃)を回収し 、酢酸エチルで洗浄し、真空内で酸化リン(V)で乾燥した。
IHNMRδ(DMSO−dg) 2.62(IH,dd); 3.06(II(、dd): 3.33(2H,複 雑):3゜83(2H,t); 4.02(2H,t); 4.07(IH,d d): 4.96(LH,dd); 6.76(2H,d) : 7.10(2 H,d) :および7.23(5H,s)。
実施例6 5−(4−[2−(5−フェニル−2,4−チアゾリジンジオン−3−イル)エ トキンコペンジリデン)−2,4−チアジンジンシオンディーン・アンド・スタ ーク(Dean and 5tark)装置において、トルエン(100菖l) 中、還流下で、4−[2−(5−フェニル−2,4−チアゾリジンジオン−3− イル)エトキン]−ベンズアルデヒド)(1,59)、2,4−チアゾリジンジ オン(0,54g)、ピペリジン(0,4,1>および安息香酸(0,29)の 混合物を加熱した。還流下で4時間後、該混合物を一晩室温まで冷却し、次いで 、蒸発乾固した。次いで、残留物をジイソプロピルエーテルで24時間トリチュ レートした。
得られた固体を濾取し、エーテルで洗浄し、真空内で乾燥して標記化合物を得た 。
これは80℃で軟化し、120℃で溶融した。
0(7H,複雑): 7.82(LH,s):および9.35(IH,br S 、D20と交換)。
実施例7 5−(4−[2−(5−フェニル−2,4−チアゾリジンジオン−3−イル)ニ ド実施例4に記載の方法と同様の方法で、500ps iで、5−4−[2−( 5−フェニル−2,4−チアゾリジノンオン−3−イル)エトキン]ベンジリデ ン)−2゜4−チアゾリジンジオン(1,59)を水素添加した。反応混合物の 濾過および蒸発の後、残留物を、溶媒として酢酸エチル−ヘキサン(1: 1  v/v)を用いてシリカゲル上でクロマトグラフィーに付して泡状の標記化合物 を得た。融点67℃。
IHNMRδ(CDCA’、) 3.10(IH,dd): 3.44(IH,dd); 4.00−4.25( 4H,複雑):4.50(LH,dd); 5.27(LH,s); 6.79 (2H,d): 7.13(2H,d): 7.34(5H,s) :および8 .35(LH,br S、D20と交換)。
C57bl/6肥満(Oblob)マウスに粉末のオキソイド食餌を給餌した。
少な(とも1週間後、マウスに粉末オキソイド食餌を継続するか、または試験化 合物を含有する粉末オキソイド食餌を給餌した。補足食餌による8日後、マウス の全てを、グルコースの経口負荷(39/&9)を受けさせる前に5時間給食さ せた。
グルコース投与の0145.95および135分後に、グルツース分析用血液試 料を採取し、結果を、試験化合物処理グループを対照グループと比較して、血糖 曲線上面積における減少パーセントとして以下に示した。
前記試験のいずれにおいても、本発明の化合物のいずれも毒性学的影響は示さな かった。
国際調査報告 kys ヘコIa&M @ l駒−一陶納纏1−−ctn −Fall 椙ma r国際調査報告 QB 9101B35 フロントページの続き (72)発明者 ハイ、ディピッド イギリス国すリー・ケイティー18・5エツクスキユー、ニブツム、ニー・トウ リー・ボトム・ロード、グレート・ページ(番地の表示なし) スミスクライン ・ビーチャム・ファーマシューティカルズ内 イギリス国すリー・ケイティー18・5エツクスキユー、ニブツム、ニー・トウ リー・ボトム・ロード、グレート・ページ(番地の表示なし) スミスクライン ・ビーチャム・ファーマシューティカルズ内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式(I): ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、R1およびR2は各々独立し てアルキル基、置換もしくは非置換アリール基またはアリール部分もしくはアル キル部分が置換されているかもしくは非置換であるアラルキル基を表すか; あるいは、R1はR2と一緒になって連結基を表し、該連結基は所望により置換 されていてもよいメチレン基およびさらに所望により置換されていてもよいメチ レン基またはOもしくはS原子からなり、該メチレン基の所望による置換基はア ルキル、アリールもしくはアラルキルから選択されるか、または隣接するメチレ ン基の置換基がそれらが結合している炭素原子と一緒になって置換もしくは非置 換のフェニレン基を形成し; R3およびR4は各々水素を表すか、またはR3およびR4は一緒になって結合 を表し; A1は所望により合計3個まで置換基を有してもよいベンゼン環を表し;XはO またはSを表し; nは2〜6の範囲の整数を表す] で示される化合物、またはその互変異性体および/またはその医薬的に許容され る塩、および/またはその医薬的に許容される溶媒和物。
  2. 2.R1がR2と一緒になって連結基を表し、該連結基が所望により置換されて いてもよいメチレン基およびさらなる所望により置換されていてもよいメチレン 基またはOもしくはS原子からなり、メチレン基に関する所望による置換基がア ルキル、アリールまたはアラルキルから選択されるか、あるいは、隣接するメチ レン基の置換基がそれらを結合する炭素原子と一緒になって置換または非置換フ ェニレン基を形成する請求項1記載の化合物。
  3. 3.連結基が所望により置換されていてもよいメチレン基およびOまたはS原子 からなり、該メチレン基の所望による置換基がフェニルまたはベンジルから選択 されるか、あるいは連結基が置換基がそれらを結合する炭素原子と一緒なって非 置換フェニレン基を形成する2つの置換メチレン基からなる請求項2記載の化合 物。
  4. 4.R3およびR4が各々水素を表す請求項1〜3記載のいずれか1項記載の化 合物。
  5. 5.A1が式(a): ▲数式、化学式、表等があります▼(a)[式中、R5およびR6は独立して水 素、ハロゲン、置換または非置換のアルキルまたはアルコキシを表す] で示される基を表す請求項1〜4のいずれか1項記載の化合物。
  6. 6.5−(4−(2−フタルイミドエトキシ)ベンジリデン)−2,4−チアゾ リジンジオン; 5−(4−(2−フタルイミドエトキシ)ベンジル)−2,4−チアゾリジンジ オン; 5−(4−[2−(5−ベンジル−2,4−チアゾリジンジオン−3−イル)エ トキシ]ベンジリデン)−2,4−チアゾリジンジオン;5−(4−[2−(5 −ベンジル−2,4−チアゾリジンジオン−3−イル)エトキシ]ベンジル)− 2,4−チアゾリジンジオン;5−(4−[2−(5−フェニル−2,4−チア ゾリジンジオン−3−イル)エトキシ]ベンジリデン)−2,4−チアゾリジン ジオン;および5−(4−[2−(5−フェニル−2,4−チアゾリジンジオン −3−イル)エトキシ]ベンジル)−2,4−チアゾリジンジオン;またはその 互変異性体および/またはその医薬的に許容される塩、および/またはその医薬 的に許容される溶媒和物からなる群から選択される請求項1記載の化合物。
  7. 7.a)式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II)[式中、R3、R4およびA1は式 (I)に関する定義と同じであり、Raは式(b):(b)▲数式、化学式、表 等があります▼(式中、R1、R2、Xおよびnは式(I)に関する定義と同じ である)で示される基に変換可能な基である] で示される化合物を、Raを基(b)に変換させることができる適当な試薬と反 応させるか;または、 b)式(VIII): ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII)[式中、R1、R2、A1、X およびnは式(I)に関する定義と同じである]で示される化合物を2,4−チ アゾリジンジオンと反応させ;次いで、所望により、以下の所望による工程: (i)式(I)で示される化合物を式(I)で示される別の化合物に変換する工 程:(ii)式(I)で示される化合物の医薬的に許容される塩および/または その医薬的に許容される溶媒和物を製造する工程のうち1以上の工程を行うこと からなる、式(I)で示される化合物またはその互変異性体、および/またはそ の医薬的に許容される塩、および/またはその医薬的に許容される水和物の製造 方法。
  8. 8.式(I)で示される化合物、またはその互変異性体、またはその医薬的に許 容される塩、またはその医薬的に許容される溶媒和物および医薬的に許容される 担体からなる医薬組成物。
  9. 9.有効治療物質として有用な式(I)で示される化合物、またはその互変異性 体および/またはその医薬的に許容される塩および/またはその医薬的に許容さ れる溶媒和物。
  10. 10.高血糖症、高脂血症、高血圧症、心臓血管疾患またはある種の摂食障害の 治療および/または予防に有用な、式(I)で示される化合物、またはその互変 異性体および/またはその医薬的に許容される塩および/または医薬的に許容さ れる溶媒和物。
  11. 11.式(I)で示される化合物、またはその互変異性体および/またはその医 薬的に許容される塩および/またはその医薬的に許容される溶媒和物の非毒性有 効量を、必要とするヒトまたは非ヒト哺乳動物に投与することからなる、ヒトま たは非ヒト哺乳動物における高血糖症、高脂血症、高血圧症、心臓血管疾患およ びある種の摂食障害の治療および/または予防方法。
  12. 12.高血糖症、高脂血症、高血圧症、心臓血管疾患またはある種の摂食障害の 治療および/または予防用薬物の製剤化のための、式(I)で示される化合物、 またはその互変異性体および/またはその医薬的に許容される塩および/または その医薬的に許容される溶媒和物の使用。
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