JPH06501379A - 新規なクローニング及び/又は発現ベクター、それらの製造方法及びそれらの使用 - Google Patents

新規なクローニング及び/又は発現ベクター、それらの製造方法及びそれらの使用

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JPH06501379A JP3509291A JP50929191A JPH06501379A JP H06501379 A JPH06501379 A JP H06501379A JP 3509291 A JP3509291 A JP 3509291A JP 50929191 A JP50929191 A JP 50929191A JP H06501379 A JPH06501379 A JP H06501379A
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    • C12N15/63Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
    • C12N15/74Vectors or expression systems specially adapted for prokaryotic hosts other than E. coli, e.g. Lactobacillus, Micromonospora

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 新規なりローニング及び/又は発現ベクター、それらの製造方法及びそれらの使 用 本発明は、グラム陰性菌における広い宿主範囲を持った新規なりローニング及び /又は発現ベクターに関する。本発明は、特に、組換え体タンパク質又は代謝物 の製造又は生物的転換反応におけるこれらのベクターの使用及びこのようなベク ターを含む宿主細胞にも関する。
分子生物学の最近の進歩は、広い宿主範囲を持った、遺伝子工学的方法において 使用することができる新規なベクターの開発をもたらした。
これらのベクターは、分類学的観点から、それらが複製を行う宿主の遍在的性質 の点で、Co1E1のような狭い宿主特異性を持ったベクターとは対照的である 。この性質は、殆どすべてのグラム陰性菌において複製するいくらかのプラスミ ドの場合に非常に顕著である。このようなプラスミドは、必要な構築物を作るた めに大腸菌(Es che r i ah ia coli)のようなバクテリ ア内で使用することができ、次いで選ばれたグラム陰性宿主に直接導入すること ができるという独特な特徴を有する。これらのベクターの他の特徴は、供与国か ら受容菌に接合性伝達(conjugative transfer)のために 可動性である(mob i I i s ing)か又は可動化される(mob i I i 5ed)というそれらの持っている性質にある。これらの接合伝達 (conjugated transfers)は、一般に非常に高い頻度で( 1乃至10−”)起こり、公知の形質転換系よりは相当に高い頻度である。
文献に記載されたグラム陰性菌における広い宿主範囲を持ったプラスミドは、不 和合性グループC,N、P、Q及びW(incC,1ncN。
1ncP、1ncQ及び1ncW)に属する。これらの中でも、不和合性グルー プのプラスミドP及びQは、最も満足に研究されたプラスミドでありそしてそれ の多数の誘導体が構築されているプラスミドである[シュミドホイザ−(Sch midhauser)等、1988]、それらは、殆ど専属的に使用されるもの でもある。これに関して、これらのプラスミドはミキソコッカス・キサンタス( MyxococcusXanthus)、ブラジルヒゾビウム・ジャポニクム( Bradyrhjzobium japonicum)及びバクテロイデス(B acteroides)属を除いては研究されたすべてのグラム陰性菌において 複製することが記載されている[キュエズ及びスタール(Kus and 5t ahl)、1989]、不和合性グループWのプラスミドは、あまり重要にでは なく (marginal ly)使用されている。その理由は、1つには、そ れらは不和合性グループP及びQのプラスミドより利点が少ないことと、もう1 つは、それらがあまり知られていないからである。
不和合性グループPは、サブグループ、1ncPα及び1ncPβに分けられ、 最も集中的に研究されたプラスミドはRK2、RP4 (実際は、同じプラスミ ドの2つの独立の単離物である)及びR751である。
これらのプラスミドは、自己接合性である(self−conjugative )であるとい特徴を持っている、即ち、それらは接合機能(tra及びmob) を持っている。更に、それらは大きい(RK2はサイズが60kbである)、低 いコピー数の(RK2は大腸菌内で4乃至7のコピー数を持っている)プラスミ ドである。
これらのプラスミドの複製は、キュニス及びスタールにより詳細に研究されてい る。かくして複製起点oriVは、(i)817−bp上セグメント(i i) 大腸菌のDnaAタンパク質のための結合部位により取り囲まれた推定上のプロ モーター及び大腸菌のIHFタンパク質のための推定上の結合部位、(i i  1)DnaAタンパク質のための結合部位の前にある9−bpのATに富んだ配 列及び次いで(iv)GCに富んだ領域から成ることが知られている。同じフレ ームによりコードされているが異なるコドンで開始される2つのタンパク質A1 及びA2に翻訳されるtrfA遺伝子と関連した複製起点は、RK2と同じ広範 に出現するレプリコンを構成する。宿主に依存して、A2が複製のために必要と 思われるか又はA1及びA2の両方共必須である(トーツス、1986)。これ らのプラスミドの複製は、kil及びkor遺伝子が関係している複雑な調節ネ ットワークにより制御される。 [kil−オーバーライド(kil−over ride)]遺伝子のためのkorは、kil遺伝子(ki IASkt IB 、ki IC及びkilD)の致死効果に拮抗し、モしてtrfAの発現を負の 制御をする(negatively regulate)o 5つのkor遺伝 子が同定された(k。
rASkorB、korC,korE及びkorF)oそれら自体の中でも及び trfAに関するこれらの遺伝子の調節のネットワークは、RK2レプリコンが 宿主中で複製するその宿主へのRK2レプリコンの適応を許容するものと認めら れる(キュエす及びスタール)。シュミットホイザー及びヘリンスキー(198 5)は、これらの遺伝子の一部の欠失は、いくらかの宿主においてはより低い分 離安定性(segregation 5tability)をもたらすことも示 した。
この故に、RK2又はPK4誘導体の最善の可能な安定性を観察するためには、 すべてのこれらの遺伝子が必要であることは明らかである。
いくつかのRK2誘導体が多重宿主ベクターとして構築された。それらは、最初 のベクターのテトラサイクリン耐性遺伝子を保持しているプラスミドである。と いうのはこの遺伝子が複製起点((+riV)の近くに位置しているからである 。問題のプラスミドは、例えば、pRK290、pRK404及びpRK415 (ディツタ等、1980及び1985、キーン等、1988、シュミットホイザ ー等、1988)である。
これらのなかでも、プラスミドpRK290 (ディツタ等、1980)はより 詳しく述べられるが、このプラスミドは、多数のグラム陰性菌中での大きい安定 性という特性を示す(シュミットホイザー及びヘリンスキー、1985)。この プラスミドは、大腸菌、アゾトバクタ−(Azotobacter)、シュード モナス・プチダ(Pseudomonas putidaL リゾビウム・メリ ロチ(Rhizobiummetiloti)及びロドシュードモナス・スフェ ロイデス(Rh。
dopseudomonas 5phaeroides)内で安定に保持される 。しかしながら、他のグラム陰性菌においては、この同じプラスミドが安定であ るとは言えない。これは、アグロバクテリウム・ツメファシェンス(、Agro bacterium tumefaciens)、アゾトバクター(Aceti nobacter)、カラロバフタ−(Caurobacter)及びシュード モナス・エルギノーザ(Pseudomonas aeruginosa)にあ てはまる(シュミットホイザー及びヘリンスキー、1985)。プラスミドpR K290は、サイズが20kbであり、これはクローニングベクターとしては大 きい。それは、RK2から出発して一連の引き続く欠失により得られた。伝達機 能(transfer functions)(tra遺伝子)、カナマイシン 耐性遺伝子及びトランスポゾンTnlの他に、これらの欠失は、kilA及びk ilc及びkilE機能を除去した(シュミットホイザー及びヘリンスキー、1 985)。この故に、い(らかのkil及びkor機能の損失にもかかわらず、 RK2誘導体における成る程度の安定性を観察することが可能であると思われる 。しかしながら、ただkilB機能を損失しただけで、それ自体いくつかのグラ ム陰性菌においてプラスミドの安定性の顕著な減少を示したこと及びサイズがp RK290よりも小さいものであった、試験されたすべてのRK2誘導体は顕著 に安定性が低かったことが観察された(シュミ・ットホイザー及びヘリンスキー 、1985)。
trfAの発現の調節系に含まれたRK2の異なる決定基のそれぞれの重要性を 明らかにした研究の他に、これらのプラスミドの分離安定性の原因となっている 可能性のあるフラグメントが見いだされた〔サオラガー(Sauruger)等 、1986] 、t ra2領域とカナマイシン耐性遺伝子との間に位置したこ のフラグメントは、分配系(partition system)(par)を コードしている。このフラグメントは大腸菌中でプラスミドpBR322及びp AcYc177を安定化させることができることが示された(サオラガー等、1 986)。
不和合性グループQの天然プラスミドに関して、例えば、R3FIO10、R1 162及びR300Bを挙げることができる。これらのプラスミドは、微生物に 依存して、10乃至60のコピー数を持っている。
これらのプラスミドのサイズは、不和合性グループPのプラスミドのすイズより はるかに小さく、事実上、それは10kbより小さい。
2つのサブ領域、(i)ATに富んだ40bp、GCに富んだ60bp及び大腸 菌のDnaAタンパク質に結合するための推定上のボックスの3.5反復配列か ら成る領域、及び(11)他方、40乃至50bpのステムを持った二次構造を 形成することができる逆方向反復配列を持った領域、を含んで成るこれらのプラ スミドの複製のためにシス(ciS)における必要な領域がある。RSFIOI Oの複製の開始には、該プラスミドによりコードされた3種のタンパク質: r epA、repB及びrepC遺伝子によりコードされたRepASRepB及 びRepCの存在を必要とする。RepCは、複製起点(上記反復配列における )を認識しそして複製の開始を正の調節をする。RepAは、ヘリカーゼ活性を 宵しており、RepB及びRepB* (同じフレームによりコードされている が、各々異なるコドンで開始される2つのタンパク質に相当する)は、試験管内 でR5FIOIO特異的プライマーゼ活性を有している。RSFIOIOの複製 はDNAポリメラーゼIII及び宿主のジャイレースに依存している。RSFI OIOは、不和合性グループのプラスミドIncla、IncM、IncX及び 最も特定的にはIncPのtra機能により、1つのグラム陰性菌から他のグラ ム陰性菌へと可動化される(mob i ] i s ed)ことができる(デ ルビシャイアー及びライレット、1987)。
RSFIOIO及びその誘導体の安定性に関する研究は、今日まで述べられたこ とはない。更に、RSFIOIOの配列は知られているけれども(ンヨルッ及び ソエルツィンガー、1989)、プラスミド安定性の決定基は機能的分析又は分 子分析のいずれによっても同定することができていない。不和合性グループQの プラスミドが不和合性グループPのプラスミド程安定ではないと考えるべきあら ゆる理由がある。
これらの研究にもかかわらず、公知の広い宿生範囲のプラスミドは、それらの有 効性及び工業レベルでのそれらの用途に関する多くの欠点を育する。
特に、工業的使用のためには、宿主バクテリアとは独立に、プラスミドベクター は、操作上の制約及び生物学的安全性に対応する多くの特性を持たなければなら ない。
操作上の制約は、本質的にはプラスミドの分離安定性とつながっている。実際、 プラスミドの損失をカウンターセレクトする(counterselect)た めに抗生物質の工業的規模での使用を避けることができることが非常に望ましい 。この観点から、工業的使用のためのベクターは、大きい分離安定性を持たなけ ればならない。この安定性は、組換え体菌株の保存の状態から200m3の工業 的発酵槽の終わりまで行くのに必要な世代の数を表す、少なくとも25の引き続 く世代にわたり大きくなくてはならない(スタンバリー及びホワイテーカー、1 984)。更に、これらの安定性は、増幅すること、発現すること等が望まれる DNA配列を含むヌクレオチド挿入断片(insert)を有するこのようなプ ラスミドの誘導体についても同様でなければならない。
生物学的安全性の制約は、更に、組換え体菌株が生物学的に大きく制限されるこ とを余儀なくする。1987年5月7日のNH(の“組換え体DNA分子に伴う 研究のためのガイドライン”に記載の生物学的安全性レベル1 (BLI)は、 最も少ない制約に対応する。このシステムは、大腸菌及びシュードモナス・プチ ダの両者において、非接合性(non−con jugat 1ve)及び非可 動性(non−mob i 1 i 5able)プラスミドの使用を想定する 。実際には、組換え停機生物が偶然天然の環境に放出されることがあったとした ならば、このようなプラスミドは他の生物中に伝達されえないことが肝要である (トレボールス等、1987)。
今では、文献に記載の広い宿主範囲のプラスミドは、これらの条件を充分に満足 する。第1には、すべての場合にあてはまる非常に良好な分離安定性は決して達 成されたことはない。実際上、これらのプラスミドのいくらかは成る宿主中では 安定であるが、すべてのグラム陰性菌中ではそうではない。更に、これらのプラ スミドの安定性は、多くは、例えば、増幅又は発現することが望まれる配列を含 んでいるDNAフラグメントの挿入の後は、研究されていない。特に、プラスミ ドpRK290に関してそうであり、その安定性はDNAフラグメントの挿入後 は決して研究されていない。更に、先行技術で記載された広い宿主範囲のプラス ミドの他の特徴は、それらが供与菌から受容菌への接合性伝達のために可動化す る(mobiltse)か又は可動化される(mobilised)ことができ るということにある。これはmob遺伝子座を有するプラスミド、RK290の 場合にもそうである。この故に、これらのプラスミドは、生物学的安全料の制約 と導入れない。その理由は、組換え体生物が偶然放出された場合に、プラスミド が持っているDNA配列と共に、プラスミドが比較的高い頻度で他の微生物中に 可動化される可能性を妨げることができないからである。
更に、これらのプラスミドのいくらかのものの安定性の欠如は、タンパク質又は 代謝物の生産の低効率とも同義であり、この故に工業的発酵プロセスにおける限 定された興味とも同義である。
本発明の主題の1つは、特に、広い宿主範囲のクローニング及び/又は発現ベク ターが殆どすべてのグラム陰性菌中で複製することができ、大きい分離安定性を 有しており、そして非可動性であることを特徴とする、広い宿主範囲のクローニ ング及び/又は発現ベクターにある。このベクターのすべての誘導体も本発明の 主題である。本発明の意義内では、このベクターの誘導体は、比較的広範な領域 に影響を与える多少の改変(alterations)又は修飾(modifi cations)(欠失、突然変異、挿入等)にもかかわらず、上記の特徴を保 持している。
本発明に従うベクターは、グラム陰性菌における広い宿主範囲を有する不和合性 グループPのプラスミド由来のものである。更に、特定的には、それらは、不和 合性グループPに属するプラスミド由来の複製起点を有する。有利には、それら は、プラスミドRK2由来のものである。
それらは、ベクターについて決して述べられたことのない性質、即ち、グラム陰 性菌における広い宿主範囲、大きい安定性及び可動化*能の不存在という性質を 兼ね備えている。
本発明に従うベクターの大きい安定性は、安定化性を有する特定のヌクレオチド フラグメントの導入から生じる。特に、天然のプラスミドRP4から生じる特定 のフラグメントを使用することができる。parフラグメントと呼ばれるクロー ニングされたフラグメントは、大腸菌中で成る種のプラスミドを安定化させる能 力を有することが、サウラッガー等、1986、により述べられている。par フラグメントの挿入は、選ばれた宿主生物及びヌクレオチド挿入断片の性質(遺 伝子、プロモーター等)又はサイズとは無関係に、安定性の相当な増加を伴うこ とが今回見いだされた。実際、本発明に従うベクター及びそれらの誘導体の分離 安定性(segregational 5tability)は、クローニング ベクターとして使用することができるRK2誘導体の安定性より高く、これは試 験したすべてのグラム陰性菌において見いだされる。
可動化機能の損失は、本発明のベクターの第2の特徴である。この結果として、 pRK290のようなプラスミドとは対照的に、本発明に従うベクターは、1つ のグラム陰性菌から池のグラム陰性菌へと可動性ではない。故にそれらは、これ らのバクテリアと共にクラス1宿主−ベクター系を形成しそして工業的調節に従 う。本発明に従うベクターのこの非常に有利な性質は、特に、mob遺伝子座を 有する領域の欠失により得られうる。
本発明に従うベクターの第3の性質は、大多数のグラム陰性菌中で複製すること ができる能力にある。この性質は、特に有利である。その理由は、それは、選ば れたグラム陰性菌宿主中にベクターを導入する前に、所望の構築を行うために大 ma中で作業することを可能とするからである。それは、ベクターの所望の使用 (増幅、発現等)又はヌクレオチド挿入断片の性質及びサイズに従って、最も好 適な宿主を選ぶことも可能とする。
特定の態様では、本発明に従うベクターは、多数の単一クローニング部位を有す る多重クローニング部位を有しており、これは、増幅又は発現することが望まれ るヌクレオチド挿入断片の組込み(integralion)を相当促進する。
他の態様では、本発明に従うベクターは、特に、抗生物質耐性遺伝子のような選 択可能なマーカーを有する。好ましくは、それらは、RK2のテトラサイクリン 耐性遺伝子を含む。この耐性遺伝子は殆どすべてのグラム陰性菌においてプラス ミドの存在が選択されることを可能とする。
他の耐性遺伝子を、本発明に記載のベクター中に又はそれらの誘導体中に挿入す ることができる。
本発明の更に特定の主題は、グラム陰性菌における広い宿主範囲を有するクロー ニング及び/又は発現ベクターであって、それがプラスミドRK2由来のもので あり、サイズが20kbより小さく、プラスミドRP4のpar領域を有するD NAフラグメントを含み、mob遺伝子座を含まずそして場合により多重クロー ニング部位及び選択可能なマーカーを含むことを特徴とする、クローニング及び /又は発現ベクターに関する。
本発明に従うベクターは、所定のDNA配列を増幅又は発現するのに使用するこ とができる。故に、本発明の主題は、組換え体DNAフラグメントを含む上記の とおりのベクターに関する。
更に詳しくは、組換え体DNAは、遺伝子発現の調節配列の制御下に、1つ又は それより多くの所定のポリペプチドをコードしている1つ又はそれより多くの構 造遺伝子を含む。更に、本発明に従えば、構造遺伝子は、それら自身のw4mシ グナル(regulator signals)又は異なる調節シグナルの制御 下にあることができる。好ましい態様では、遺伝子発現のためのtIIwi配列 は、プロモーター、ターミネータ−、シグナルペプチド及びリポソーム結合部位 から選ばれた1つ又はそれより多くの要素から成る。
ポリペプチドをコードしている構造遺伝子は、酵素、ホルモン又は成長因子をコ ードしている遺伝子から選ぶことができる。好ましくは、それらは、アルブミン 、tPA、TIMP、インターロイキン、アポリポタンパク質及びインターフェ ロンのための構造遺伝子から選ばれる。
本発明の特定の態様では、構造遺伝子(単数又は複数の)は、遺伝子又は生化学 レベルデ、代謝物の生合成に関係する遺伝子(単数又は複数の)、即ち、代謝物 の生合成の経路に関与したポリペプチドをコードしている遺伝子(単数又は複数 の)である。特に、代謝物は、ビタミン、アミノ酸、抗生物質、又は他のバクテ リア代謝物であることができる。
好ましくは、代謝物は、ビタミンB12、ビオチン、リボフラビン、リンン、ト レオニン、メチオニン、ペニシリン及びテトラサイクリンから選ばれる。
好ましい態様では、本発明に従うベクターは、所定のタンパク質の発現及び適当 ならば該タンパク質の分泌を許容するシグナルにより先行される所定のタンパク 質をコードしている構造遺伝子を含む。
本発明の他の主題は、タンパク質又は代謝物を製造する方法であって、該タンパ ク質をコードする構造遺伝子又は、遺伝子又は生化学レベルデで、該代謝物の生 合成に関係する1つ又はそれより多くの遺伝子を含む上記のベクターをグラム陰 性菌に導入し、このバクテリアを前記遺伝子の発現の条件下に培養し、そして、 生成したタンパク質又は代謝物を回収する、ことを特徴とする方法に関する。
本発明に記載のベクターは、殆どすべてのグラム陰性菌において工業的規模で使 用することができる。プラスミドpXL1635の場合には、それは、プラスミ ドRK2の複製が行われるところのすべてのグラム陰性菌、即ち、ミキソコック ス・キサンタス、ブラジルヒゾビウム・ジャポニクム及びバクテロイデス属のバ クテリア(キュニス及びスタール、1989)を除(すべてのグラム陰性菌にお いて使用することができる。
それらは、下記の方法で使用することができる。例えば、増幅されるべき遺伝子 (単数又は複数の)を有する1つ又はそれより多くのDNAフラグメントを、例 えば多重クローニング部位にクローニングし、次いで、それにより構築されたプ ラスミドを工業的レベルで使用することが望まれるバクテリアに導入する。エレ クトロボレーシコン(パース等、1989)のような形質転換系を、構築された プラスミドを導入するのに使用することができる。組換え体クローンは、プラス ミドにより供給された耐性により選択される。次いで、これらのクローンを、工 業的用途用の組換え体菌株の保存のための標準的方法に従って保存することがで きる(スタンドバリー及びホワイテーカー、1984)。
本発明の更なる主題は、本発明に従うベクターを含むグラム陰性菌及びそれらの 使用である。特に、これらのバクテリアは、タンパク質又は代謝物を製造するの に又は直接生物学的転換反応において使用することができる。
本発明の他の主題及び利点は、下記する実施例を読めば明らかとなるであろう。
下記する実施例は説明のためのものであり、非限定性のものである。
クローニング、分子生物学及び生化学の一般的技術プラスミドDNAの塩化セシ ウム/臭化エチジウム勾配遠心分離、制限酵素による消化、ゲル電気泳動、アガ ローカゲルからのDNAフラグメントの電気溶出、大腸菌中での形質転換、核酸 沈殿等のような分子生勧学の標準的方法は、文献に記載されている(マニアラス 等、1982、アウスベル等、1987)。ヌクレオチド配列は、既に刊行され たプロトコルに従う鎖終結法(chain te、rmination met hod)により決定された(アウスベル等、1987)。
制限酵素は、ニューイングランド・バイオラプス(New−England B iolabs)[バイオラプス(biolabs)コ、ベテスダ・リサーチ・ラ ボラトリーズ(Bethesda Re5earch Laboratorie s)(BRL)又はアメルスハム社(Amersham Ltd) Cアメルス ハム(Ame r s h am)コにより供給された。
連結反応のために、DNAフラグメントを0. 7%アガロース又は8%アクリ ルアミドゲルでそれらのサイズに従って分離し、電気溶出により精製し、フェノ ールで抽出し、エタノールで沈殿させ、次いでファージT4DNAリガーゼ(バ イオラプス)の存在下に、50mM トリス−HCl緩衝液pH7,4,10m M MgCh、10mM DTT。
2mM ATP中でインキュベージコンする。
必要ならば、突き出した5′末端を有するDNAフラグメントを、下記の緩衝液 :100mM グリシン、1mM MgCL、1mMZnc12、pH10,5 、中で30分間37℃で子牛腸アルカリホスファターゼ(CI P、ファーマシ ア)による処理により脱リン酸化する。
同じ技術を突き出した3′又はプラント末端の脱りん酸化のために使用するが、 この処理は37℃で15分間、次いで56℃で15分間である。
反応混合物を、1%SDS及び100mM NaC1の存在下に15分間68℃ に加熱し、続いてフェノール/クロロホルム抽出及びエタンール沈殿により酵素 を不活化させる。
突き出した5′末端の充填(f i ] l ing−in)は、大腸菌DNA ポリメラーゼI (バイオラプス)のフレノウフラグメントにより行われる。反 応は、50mM トリス−HCl緩衝液りH7,2,0,4mM dNTPs、 10mM MgSO3,0,1mM DTT、50μg/ml BSA中で30 分間室温で行う。突き出した3′末端の充填及び/又は消化は、製造業者の推奨 に従ってファージT4DNAポリメラーゼ(バイオラプス)の存在下に行われる 。
製造業者の推奨を用いて、バイオサーチ8600自動式DNA合成器(Bios earch 8600 automatic DNA 5ynthesiser )によるシアノエチル基(シン八等、1984、ギレス、1985)によりβ− 位置で保護されたホスホルアミダイトの化学を使用してオリゴヌクレオチドを合 成する。 アメルスハム・フランス社(Amersham France、SA )により分配されたキットを用いて、ティラー等、1985により開発された方 法に従って、オリゴデオキシヌクレオチドによる試験管内突然変異誘発を行う。
ヘニ−’!7.1984の技術に従うエキソヌクレアーゼI I I及びS1ヌ クレアーゼにより行われる欠失を、製造業者により供給されたプロトコルに従っ て、プロメガ・エラーゼーアーペース・システム・キット(Promega E rase−a−Base ” Systemkit)(合衆国、ウィスコンシン 州、マジソン)を使用して行った。
連結反応したDNA5を使用して、コンピテントな状態にされた(render ed、competent)菌株ニブラスミドのための大腸菌MC1060[Δ (1a c I 0PZYA)ΦX74、galU。
ga IK、s t rA’、hsdRコ (カサダバン等、1983)及びH B 101 [hsdS20.5upE44、recA13、ara−14、p roA2、IacYl、ga IK2、rpsL20Sxy+ −5、mtl− 1、λ−] (マニアラス等、19g2)又はバクテリオファージM13由来の ファージの複製形態のための大腸菌 TGI [Δ(Iac proA、B)、 5upE、thi、hsdD5/F’ traD36、proA”、B+、1a cl”、]acZΔM15コ (ギプソン、1984、Lを形質転換する。使用 したpolA菌株は5F800 (スタチェル等、1985)であり、この菌株 はナリジキシ酸に耐性である(N a l ’) o菌株C600[thi−1 、thrl、1eu−B6、IacYl、tonA21SsupE44、λ−コ  (マニアラス等、1982)の自然にリファンピシン耐性のクローン(spo ntaneously rifampicin−resistant clon e)(C600Ri f’)(50μg/ml)を、大腸菌対大腸菌接合(E。
coli−to−E、coli conjugations)における受容菌と して使用した。
プラスミドDNA5を、ビルンボイム及びトリー、1979、の方法に従って精 製する。プラスミドDNAミニプレバレージョン(miniprel)arat ions)を、クライン等、1980のプロトコルに従って製造する。
細菌学的部分についてはLB培養培地を使用する(マニアラス等、1982)。
シュードモナス・デニフィトリカンス(Pseudom。
nas denifitricans) 5C510Rif’、アグロバクテリ ウム・ツメファシェンス(Agrobacterium tumefacien s) C58C9(カメロン等、1989L シュードモナス−プチダ(Pse udomonas put 1da) KT2440(レオング等、1982) の菌株も、LB培地で培養するが、インキュベーション温度は30℃である。
説明された(ディツタ等、1980)如くして接合(conjugations )を行った。接合に参加する109個の各バクテリアの細胞をろ別しそして0. 45μmミリポアフィルタ−に吸着させる。このフィルターを、次いで37℃の LB培地の皿でインキュベーションし、しかる後細胞を10mM Mg5Oイ、 1mlに再懸濁させる。このバクテリア懸濁液の希釈物を次いで適当な抗生物質 を補充されたLB培地の皿で平板培養する。
実施例1ニブラスミドpXL1635の構築この実施例は、非可動性であり且つ 非常に大きい分離安定性を有するグラム陰性菌中で多重宿主ベクターをいかに構 築することができるかを説明する。
実施例1.l:mob遺伝子座を損失したpRK290誘導体の製造この実施例 は、RK2のmob遺伝子座をRK2誘導体においていかにして欠失させること ができるかを説明する。
この遺伝子座の欠失は、独特の制限部位がmob遺伝子座の近くでは知られてい ないという意味で困難とされる。そうだとすれば、例えば、述べられた如き(マ ニアラス等、1982)Bal 31エキソヌクレアーゼを使用する試験管内欠 失を行うことが可能であったであろう。この欠失を行うことができるためには、 我々は、RK2のmob遺伝子座に単一制限部位を導入した。これは、ティラー 等、1985の技術に従う指定突然変異誘発(clirected mutag enesis)により行った。指定突然変異誘発の技術は、小さなフラグメント に関してのみ行われる。故に、我々は3段階で進行させた。第1に、ファージM 13由来のファージへの伝達起点(origin of transfer)( oriT)を含むRK2フラグメントのサブクローニング、続く単一制限部位を 導入するための指定突然変異誘発:第2に、このようにして突然変異させたフラ グメントを次いでプラスミドpUC13にクローニングしくビエラ及びメッシン グ、1982)そしてカナマイシン耐性遺伝子を有するカセットを次いで伝達起 点に存在する制限部位でクローニングし、そうすると導入した突然変異のマーカ ーとして働くであろう。第3に、突然変異したフラグメントを、二重組換え(d ouble recombination)によりpRK290が持っている野 生型フラグメントと交換する。得られるプラスミドは、伝達起点において単一制 限部位を有するpRK290誘導体である。故に、エキソヌクレアーゼ及び次い でDNAリガーゼを反応させることにより、欠失による突然変異誘発を行うこと が可能である。これらの構築物を下記に説明する。
シスにおいて可動化を達成するのに十分なRK2の760−bpHaeIIフラ グメント(ガイニー及びヤコブソン、1982)を、M13mplOにクローニ ングした(ビエラ及びメッシング、1982)。このフラグメントは、RK2の 伝達起点を含み(ガイニー及びヤコブソン、1983)、そしてプラスミドにク ローニングされると、プラスミドをRK2のtra機能によりトランスにおいて 可動性とする。このフラグメントを、RK2のHaerl消化から精製した。末 端をバクテリオファージT4DNAポリメラーゼにより消化した。別に、ファー ジM13mploの複製形態を、Pstf及び5stlによる消化により線状化 し、末端を、バクテリオファージT4DN、Aポリメラーゼで消化した。
それにより得られた複製形態及び精製したフラグメントを、−緒に連結し、次い でコンピテントな状態にした大腸菌TG1細胞中へと形質転換した。組換え体フ ァージが述べられた如く(ビエラ及びメッシング、1982)検出された。得ら れる複製形態はpXL1418と名付けられた(第1図参照)。
RK2の伝達起点を含む112−bpHpa r Iフラグメントの配列は公表 されている(ガイニー及びヤコブソン、19’83)。このフラグメントは、p XL1418に保持されている760−bpHae I Iフラグメントに含ま れている。各反復配列について19bpを有する、ヘアピン構造を形成すること ができる逆方向反復塩基配列があることが観察された(第2図参照)。ティラー 等(1985)により開発された方法に従う指定突然変異誘発を、この複製形態 から得られた一本鎖ファージDNAに関して行った。使用したオリゴヌクレオチ ドは、下記の配列:5’ −CCCGTT GAG CTCCGCCAG GT Gc−3′を有する。112−bpHpaI Iフラグメントの配列及びオリゴ ヌクレオチドの配列も第2図に示されており、この図に示されたとおり、オリゴ ヌクレオチドの配列は、1つのヌクレオチドのみおいてフラグメントのオリゴヌ クレオチドとは異なっている。この突然変異は、5stl部位を導入する。オリ ゴヌクレオチドは、pXL1418の複製形態による大腸菌TG1の感染により 得られた一本鎖DNAに対して実際に相補性であることが最初に証明された。こ のために、問題のオリゴヌクレオチドは、ヌクレオチド配列プライマーとして使 用された。配列反応が起こることが実際に観察された。ヌクレオチド配列を読み そして最初の塩基は第2図に示された上部績の右端の配列に実際に相当する。
指定突然変異誘発は、述べられた如くして行った。予想した位置に導入された5 slr部位を実際に有する突然変異体クローンが得られる。
これらの複製形態の1つはpXL1454と名付ける(第1図参照)。
pXL1454を、Ecorl及びHindlIIにより消化する。
760−bpフラグメントを精製し、次いでEcorI及びHindrIIで消 化したpUC13と連結する。形質転換の後、組換え体クローンが得られた。1 つのプラスミドクローンを選びそしてpXL1461と名付ける(第1図参照) 。
次の工程は、pXL1461に選択可能なマーカーが存在するように5stl部 位で抗生物質に対する耐性を与えるカセットを導入することから成っていた。こ のために、pXL1461を5stlで線状化し、次いでpUc4KIXX ( ファーマンア・フランス社)の精製した5stTフラグメントと連結させた。こ の1.6−kbフラグメントは、トランスポゾンTn5のカナマイノン耐性遺伝 子を有する。アンピシリン及びカナマイシンを補充されたLB培地での形質転換 の後、組換え体クローンを選択した。それにより得られたプラスミドをpXL1 462と名付けた(第1図参照)。
プラスミドpRK290を、大腸菌po IA菌株5F800 にz、9チエル 等、1985)中に形質転換させる。この種の菌株において、RK2由来のプラ スミドは、それらの複製は大腸菌DNAポリメラーゼIとは無関係であるので、 複製するが、pUc13は複製しない。pXL、1462を次いで菌株5F80 0pRK290中に形質転換させる。形質転換の後、バクテリアを、テトラサイ クリン、カナマイノン及びアンピシリンを補充されたLB培地で平板培養する。
プラスミドpXL1462はこの菌株中では複製することができないので、この プラスミドによる保持されている耐性の獲得は、2つのプラスミド間の相同的組 換えによってのみ起こることができる。実際、これらの2つのプラスミドは、伝 達開始点を有する760−bpHaeIIフラグメントを共通に持っている。故 に、2つのレプリコン間の融合をもたらす、2つのプラスミドの相同領域間の相 同的組換えがあることが可能である。3つの抗生物質に対して耐性のクローンの プラスミドDNAを制限により分析した。
アガロースゲル分析は、それが1つのプラスミドのみを含むことを証明する。制 限消化によるこのプラスミドの分析は、pXL1462が伝達開始点でプラスミ ドpRK290と実際に組換えが起こったことを示す。
2つのレプリコンの融合から生じるプラスミドはRK2の2つの伝達開始点を育 し、1つは野生型であり、そして1つは突然変異誘発により導入された5stl 部位を有しており、それにはカナマイシン耐性遺伝子を有するカセットがクロー ニングさていた(第3図参照)。このようなプラスミドを含むクローンを、次い でテトラサイクリン及びカナマイシンを補充されたLB培地での希釈培養により 培養する。アンピシリンの不存在は、伝達開始点の760−bpフラグメントの 野生型コピーを有するpUc13の切除により、1つの組換えイベント(sin gle−recombinaNon events)が対抗選択されないように することを可能とするであろう。pUc13及び誘導されたプラスミドは複製し ないので、切除されたプラスミドは直ちに失われるであろう。
pRK290及び突然変異した複製起点のマーカーについて選択性である液体培 地中で、60世代に相当する一連の希釈培養の後、バクテリアを、同じ抗生物質 を補充されたLB培地で平板培養する。2000コロニーを、同じ培地で及びア ンビンリンを補充されたLB培地の皿で継代培養した。アンビンリンに感受性の 2つのクローンが得られる。これらのクローンにより保持されたプラスミドを精 製しそして制限により分析する。これらの分析は、これらのプラスミドがRK2 の伝達開始点の野生型コピーを持ったpUc13の切除に正確に相当することを 示す。このプラスミドは、pXL1561と名付ける(第3図参照)。このプラ スミドは伝達開始点において2つのH4ndIII部位を有するので、Hind l I rによるプラスミドの消化の後エキソヌクレアーゼによる消化により欠 失を行うことが可能である(第3図参照)。故にプラスミドpXL1561をH indl I Iにより消化しそして次にヘニコフ(1984)の技術により一 連の希釈を行った。この技術は、エキソヌクレアーゼIII及びS1ヌクレアー ゼの引き続く作用を使用し、得られる欠失体は2方向性であり次いでこれらの欠 失体を連結しそして連結体をMC1060に形質転換させる。それにより得られ た形質転換体のプラスミドDNAを制限消化により分析する。いくつかのクロー ンは、それらがmob遺伝子座において欠失を受けたことを示す。我々は、3. 5kbの欠失を受けたプラスミドを選択した。この欠失は、エキソヌクレアーゼ IIIがH4ndIllN位の両側で同じ速度論でプラスミドのDNAを消化さ れたとすれば、プラスミドの伝達開始点の各側の1.75kbの欠失に相当する であろう。それにより得られたプラスミドは、pXL1570と名付ける(第3 図参照)。
1)XL1570は、1つの制限部位としてEcoRI及びBqlrlを有する 。我々は、得られるプラスミドがいくつかのクローニング部位を含むようにEc oRIに多重クローニング部位を導入しようと試みた。
2つのEcoR1部位によりフランキングされた(flanked)多重クロー ニング部位を有するプラスミドpFR10(シャビラ等、1983)を、多重ク ローニング部位のソースとして使用する。pFRloを、pXL1570と同様 に、EcoRIで消化する。2つの消化体を連結し、連結体を大腸菌MC106 0中に形質転換させる。pXL1594と名付けられ(第4図参照)、その多重 クローニング部位の方位((Bi6Htation)が決定されている1つを含 む、組換え体クローンが得られる。
実施例1.2 RK2のpar遺伝子座を有する非可動性pRK290誘導体の 構築 この実施例は、RK2誘導体にRP4のpar遺伝子座を有するフラグメントを クローニングすることにより、より分離安定性であるプラスミドがいかにして得 られるかを説明する。
RP4のpar遺伝子座を含むpGMA28 (ガーリッツ等、1988)の2 .2−kbBamHIフラグメントを精製し、次いでBgllIにより線状化さ れたpXL1594と連結させる。連結体を、大腸菌MC1060中に形質転換 させる。24の形質転換体のプラスミドDNAを、制限消化により分析しそして 3つのクローンが2.2−kbフラグメントのキャリアーである。それらの内の 2つは同じ方位においてこのフラグメントを有しており、箪3番目のものは逆方 位に相当する。初めの2つのクローンに相当するプラスミドは、pXL1635 と名付け、他の方位において前記フラグメントを含むプラスミドはPx1163 4と名付ける(第4図参照)。
それにより得られたプラスミドは、伝達開始点の付近の3. 5に、bの欠失及 びRP4のpar領域の組込み及び場合により多重クローニング部位の組込みを 伴った、RK2の誘導体、更に正確に言えばDRK290の誘導体である。下記 の部位:EcoRI、BamHI、PstI。
HindIIISClalSXbaI、Xhor及び5stIを対称クローニン グのために使用することができ、非対称的クローニングのためには、EcoRI は除外されるべきであるが、他の酵素は使用することができる。
実施例2 pXL1635の可動化(mobilisation)りXL163 5の可動化を研究した。それは、大腸菌対大腸菌接合伝達(E、 coli−t o−E、 coli conjugativetransfer)に関して行わ れた。3つの参加体(participants)が関与する伝達(trans fer)(ディツタ等、1980により既に記載された方法に従う)は、下記の 菌株を使用して行われた。
可動化されるべきプラスミドを有する菌株:HBlol (pXL1635)又 はHBIOI (pRK290)又はHBIOI (pXL1570)又はHB IOI (pUC9te t)RK2誘導体の可動化のための“ヘルパー”プラ スミドを含む菌株:HB101pRK2013 受容菌株:C600Rif’ プラスミドpUC9tetはファーマシア・フランス社から入手され、それは、 プラスミドpRK290%pXL1635及びI)XL1570と同じ耐性を与 える、pBR322由来の非可動性プラスミドである。
接合完了体(transconjugants)を、テトラサイクリン及びリフ ァンピシンを補充されたLB培地で選択する。接合頻度は、受容菌細胞の総数に 対するプラスミドの耐性を実際に獲得した受容菌細胞の数の比として通常の方法 で(ディツタ等、1980)計算される。
接合は、供与国としてHBIOIにより行われる。供与国はrecA菌株であり 、それによりpRK2013及びpXL1570.pRK290、pXL163 5及びpUC9te を間で起こる可能性のある相同組換えを回避する。その理 由はこれらのプラスミドは相同配列を冑するからである。
この表から明らかになるとおり、mob遺伝子座の損失は、pXL1570の接 合頻度とpRK290の接合頻度との間では可動化の殆ど全損失(少なくとも2 X10’倍の比率がある)となって表れるが、これに対してこれらのプラスミド は3.5kbの欠失においてのみ異なる。
DXL1635は、pXL1570と同じ可動化の性質を有する。既にこれまで に述べたように、pXL1570及びpXL1635に関してここに観察される 接合は、多分、これらのプラスミド(直接pRK290由来のものである)と、 相同性の領域を有するpRK2013 (ディツタ等、1980)との間の相同 組換えによるものである。対照非可動性プラスミドpUC9te tは、pXL 1635及びpXL1570について観察された頻度と異ならない頻度で可動化 される。これは、これらのプラスミドが実際にそれらの可動化の性質を失ったこ と及びそれらは、説明した実験(この実験において、独立のrecA組換えが起 こっているにちがいない)において供与歯がたとえrecAであっても、組換え によってのみ可動化されうることを示す。pRK290の接合性伝達の機構は大 腸菌の2つの菌株間及び2つのグラム陰性菌間と同じあるので、プラスミドpX L1635は、宿主に関係なく非可動性であると考えられなければならない。
実施例3 大腸菌以外のグラム陰性菌へのpXL1635の導入この実施例は、 種々のグラム陰性菌に非可動性プラスミドpXL1635をいかにして導入する ことができるかを説明する。
プラスミドpXL1635は伝達開始点を持っていないので、それは、大腸菌か ら他のグラム陰性菌に可動化されえない。種々のグラム陰性菌にpXL1635 を導入するためには、エレクトロポレーションによる形質転換の方法(パース等 、1989)が使用される。下記のバクテリアを、この方法により、プラスミド pRK290、pXL1570及びpXL1635を用いて形質転換する。
シュードモナス・デニトリフィカンス(Pseudomonas denitr ificans)SC510R4f’、アグロバクテリウム・ツメファシェンス (Agrobacter ium tumefaciens)C58C9、シュ ードモナス・プチダ(Pseudomonas putida)T2440 リゾビウム・メリロチ(Rhizobium meliloti)102F34 ゜ 各バクテリアについて、組換え体クローンを再単離する。プラスミドDNAを生 成し、そしていくつかの制限消化によって最初のプラスミドのそれと異ならない ことが示される。故に、プラスミドpXL1635をグラム陰性菌に導入するこ とができる。
実施例4 pXL1635の安定性 この実施例は、pXL1635が種々のグラム陰性菌内でpRK290よりも安 定であることを説明する。
異なる組換え体バクテリア及び親菌株を、抗生物質の添加なしでLB培地で培養 する。定常期に達すると、1/1000希釈を行う。かくしこれらの菌株を、こ のようにして平均して50世代にわたり培養する(世代の数は50で評価されそ して40乃至60の範囲内にある)。次いで培養物の希釈物をLB寒天培地で平 板培養する。各培養物について、200の独立したクローンをプラスミドについ て選択可能な培地で継代培養する。耐性、従でてプラスミドを失ったクローンの 発生率を計算した。この値を下表に示す。
上記の値は、LB培地中での培養物の50非選択性世代(50n。
n−5elective generations)の後プラスミドの耐性を失 ったクローンの%で表した発生率に相当する。
この表から、pXL1635は、pRK290及びpXL1570よりもはるか に安定であることは明らかであり、この性質は、検討したすべてのバクテリアに おいて真実である。後者の2つのプラスミドはプラスミドを失ったクローンの同 じ発生率を有する。観察された差は、統計的観点からは有意ではない。故に、3 .5kbの欠失は、pRK290の複製及び安定性の性質に影響を与えない。反 対に、pGMA28の2゜2−kbフラグメントのクローニングは、安定性の相 当な増加を非か起こす。これらの結果は、プラスミドpXL1635が、安定性 の観点からpRK290よりもはるかに有利な性質を有することを明らかに示す 。
これらの利点は、もちろん、公表されたデータに従って、工業的使用のためには pRK290より有利さが少ない(/ユミットホイザー等、1988)他のRK 2誘導体に対しても同じである。
図面の説明 第1図は、pXL1418、pXL1454、pXL1461及びpXL146 2の構築を示す。この構築は本明細書に詳細に述べられている。
第2図は、RK2の伝達開始点を含む110−bpHpal 17ラグメントの 配列(ガイニー及びヤコブソン、1983に従う)を示す。突然変異誘発のため に使用されたオリゴヌクレオチドの配列が示されており、そして導入される5s t1部位も示されている。ヘアピン構造を形成しなければならない2つの逆方向 反復塩基配列は矢印でアンダーラインがなされている。
第3図は、pXL1561及びpXL1570の構築を示す。構築は本明細書に 詳細に述べられている。
第4図は、pXL1594、pXL1635及びpXL1634の構築を示す。
構築は、本明細書に詳細に述べられている。
使用した用語及び略号の定義 組換え体DNA:天然にはそのように組み合わされないDNA配列を、同じ微生 物内で組み合わせるか又は特にDNAフラグメントに突然変異を誘発させること を可能とする技術のセット。
ATP: アデノシン5′−三リン酸 BSA: ン血清アルブミン 停止コドン、翻訳終結コドン dNTP: 2’ −チオキシリすヌクレオシド5′−三リン酸DTT : ノ チオトレイトール kb: キロベース bp: 塩基対 書誌文献 アウスベル・エフ・エム、アール・ブレンド、アール・エフ・キンストン、デー ・デー・モーμ、ジエー・ニー・スミス、ジエー・ジー・セイドマン及びケイ・ ストルール、1987、分子生物学における最近のプロトコル 1987−19 88、ジョン・ウィリー・アンド・サンズ、ニューヨーク(Ausubel F 、M、、R,Brent、R,E。
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Ac1ds Res、、12.4539−4557)、スタチェル・ニス・イー 、ジー・アン、シー・フローレス及びイー・ダブリュ・ネスター、1985、β −ガラクトシダーゼ遺伝子融合のランダムな発生のためのTn31acZトラン スポゾン:アグロバクテリウム中での遺伝子発現の分析への応用、エムボ・ジエ ー、4.891−898 (Stachel S、E、、G、An、C,Flo resand E、W、Ne5ter、1985.A Tn31acZtran sposon for the random generation of  β−galactosidase genefusions:applicat ion to the analysis of gene expressi on fn Agrobacterium、Embo J、、4,891−89 8)、スタンバリー・ピー・エフ及びニー・ホイテーカー、1984、発酵技術 の原理、オックスフォード、ベルガモン・プレス(Stanburry、P、F 、and A、Whitaker、1984.Pr1nciples of f ermentation technology。
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Figure 3 伝達開始点を除去された Figure 4 補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の8)平成4年10月23 日 特許庁長官 麻 生 渡 殿 V 】、特許出願の表示 PCT/FR91100,333 2、発明の名称 3、特許出願人 名 称 ローン−ブーラン・ビョシミ 4、代理人 〒107 5、補正書の提出年月日 1992年3月5日 6、添付書類の目録 (1)補正書の写しく翻訳文) 1通 9、プラスミドpXL163.5であって、該プラスミドpXL1635が、プ ラスミドRK2由来のものであることと、サイズが20kbより小さいことと、 プラスミドRP4のpar領域を有するDNAフラグメントを含むことと、mo b遺伝子座を含まないことと、多重クローニング部位及び抗生物質耐性遺伝子を 含むことを特徴とする、第4図に示されたようなプラスミドpXL1635゜1 0、更に、組換え体DNAを含むことを特徴とする、前記請求の範囲の1つに記 載のベクター。
11、組換え体DNAが、遺伝子発現の調節配列の制御下に、1つ又はそれより 多くのポリペプチドをコードしている1つ又はそれより多くの構造遺伝子を含む ことを特徴とする請求の範囲第10項に記載のベクター。
12 構造遺伝子が、それ自身の調節配列又は異なる配列の制御下にあることが できることを特徴とする請求の範囲第11項記載のベクタ13、遺伝子発現の調 節配列が、プロモーター、ターミネータ−、シグナルペプチド及びリポソーム結 合部位から選ばれる1つ又はそれより多くの要素から成ることを特徴とする請求 の範囲第11項又は12項記載のベクター。
子から、好ましくは、アルブミン、tPA、TIMP、インターログキン、アポ リポタンパク質及びインターフェロンから選ぶことができるタンパク質をコード していことを特徴とする請求の範囲第11項記載のベクター。
15、構造遺伝子(1つ又は複数の)が、遺伝子レベル又は生化学的レベルで、 代謝物の生合成に関係している遺伝子であることを特徴とする請求の範囲第11 項記載のベクター。
国際調査報告 国際調査報告 フロントページの続き (51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号//(C12N 1/2 1 C12R1:19) (C12N 1/21 CL2R1:38) (CL 2 N 1/21 C12R1:40) (C12N 1/21 C12R1:41) (C12N 1/21 C12R1:01) I

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.殆どすべてのグラム陰性菌中で複製することができることと、大きな分離安 定性を有することと、非可動性であることを特徴とする、広い宿主範囲のクロー ニング及び/又は発現ベクター。
  2. 2.グラム陰性菌中で広い宿主範囲を有する不和合性グループPのプラスミド由 来の複製起点を有することを特徴とする、請求の範囲第1項に記載のベクター。
  3. 3.プラスミドRK2の複製起点を有することを特徴とする、請求の範囲第2項 に記載のベクター。
  4. 4.プラスミドRP4のpar領域を有するDNAフラグメントを含むことを特 徴とする、請求の範囲第1項に記載のベクター。
  5. 5.mob遺伝子座が欠失している、請求の範囲第1項に記載のベクター。
  6. 6.更に、多重クローニング部位を含むことを特徴とする、請求の範囲第1項に 記載のベクター。
  7. 7.更に、好ましくは抗生物質耐性遺伝子から成る選択可能なマーカーを含むこ とを特徴とする、請求の範囲第1項に記載のベクター。
  8. 8.グラム陰性菌中で広い宿主範囲を有するクローニング及び/又は発現ベクタ ーであって、該ベクターが、プラスミドRK2由来のものであることと、サイズ が20kbより小さいことと、プラスミドRP4のpar領域を有するDNAフ ラグメントを含むことと、mob遺伝子座を含まないことと、場合により多重ク ローニング部位及び選択可能なマーカーを含むこと、を特徴とするクローニング 及び/又は発現ベクター。
  9. 9.プラスミドRK2由来のものであることと、サイズが20kbより小さいこ とと、プラスミドRP4のpar領域を有するDNAフラグメントを含むことと 、mob遺伝子座を含まないことと、多重クローニング部位及び抗生物質耐性遺 伝子を含むことを特徴とする、プラスミドpXL1635。
  10. 10.更に、組換え体DNAを含むことを特徴とする、前記請求の範囲の1つに 記載のベクター。
  11. 11.組換え体DNAが、遺伝子発現の調節配列の制御下に、1つ又はそれより 多くのポリペプチドをコードしている1つ又はそれより多くの構造遺伝子を含む ことを特徴とする、請求の範囲第10項に記載のベクター。
  12. 12.構造遺伝子が、それ自身の調節配列又は異なる配列の制御下にあることが できることを特徴とする、請求の範囲第11項記載のベクター。
  13. 13.遺伝子発現の調節配列が、プロモーター、ターミネーター、シグナルペプ チド及びリボソーム結合部位から選ばれる1つ又はそれより多くの要素から成る ことを特徴とする、請求の範囲第11項又は12項記載のベクター。
  14. 14.構造遺伝子(1つ又は複数の)が、酸素、ホルモン及び成長因子から、好 ましくは、アルブミン、tPA、TIMP、インターロイキン、アポリボタンパ ク質及びインターフェロンから選ぶことができるタンパク質をコードしていこと を特徴とする、請求の範囲第11項記載のベクター。
  15. 15.構造遺伝子(1つ又は複数の)が、遺伝子レベル又は生化学的レベルで、 代謝物の生合成に関係している遺伝子であることを特徴とする、請求の範囲第1 1項記載のベクター。
  16. 16.代謝物が、ビタミン、抗生物質、アミノ酸及び他のバクテリア代謝物から 選ばれる、請求の範囲第15項記載のベクター。
  17. 17.代謝物が、ビタミンB12、ビオチン、リボフラビン、リシン、トレオニ ン、メチオニン、ペニシリン及びテトラサイクリンから選ばれることを特徴とす る、請求の範囲第16項記載のベクター。
  18. 18.タンパク質又は代謝物を製造する方法であって、前記タンパク質をコード している構造遺伝子又は、遺伝子レベル又は生化学的レベルで、前記代謝物の生 合成に関係している遺伝子の1つ又はそれより多くを含む請求の範囲第10項乃 至第17項のいずれかに記載のベクターを、グラム陰性菌に導入することと、 このバクテリアを前記遺伝子の発現の条件下に培養することと、生成した前記タ ンパク質又は代謝物を回収する、ことを特徴とする方法。
  19. 19.請求の範囲第1項乃至第17項のいずれかに記載のベクターを含むグラム 陰性菌。
  20. 20.タンパク質又は代謝物を生産するための請求の範囲第19項記載のバクテ リアの使用。
  21. 21.直接、生物学的転換反応における請求の範囲第19項記載のバクテリアの 使用。
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