JPH06501251A - キサンチン誘導体 - Google Patents

キサンチン誘導体

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JPH06501251A
JPH06501251A JP3515543A JP51554391A JPH06501251A JP H06501251 A JPH06501251 A JP H06501251A JP 3515543 A JP3515543 A JP 3515543A JP 51554391 A JP51554391 A JP 51554391A JP H06501251 A JPH06501251 A JP H06501251A
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バックル,デレク・リチャード
スミス,デイビッド・グリン
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ビーチャム・グループ・パブリック・リミテッド・カンパニー
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    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 キサンチン誘導体 本発明は薬理学的活性を有するある種の新規化合物、かかる化合物の製法、かか る化合物を含有する医薬組成物および医薬におけるかかる化合物および組成物の 使用に関する。
モレキュラー・ファーマコロジー(Molecular Pharmacolo gy) 、第6巻、 No。
6.1970.597−603頁に、1.3−ジメチル−8−ニトロ−キサンチ ンが開示されている。この化合物は脂肪分解活性を有すると開示されている。ア ンナレス・デ・シミー(Ann、Chin) 47. 362−365 (19 57)に、1゜3−ジメチル−8−アミノ−キサンチンおよび該化合物を製造し つる方法が開示されている。この化合物について、薬理学的有用性は何ら開示さ れていない。ドラッグ・レス(DrugRes、) 27 (1) Nr 19 . 1977、4−14頁において、ファン・ケイ・エッチ・クリングラ−(V an K、 H,Klingler)は、単に、フェニルエチルアミノアルキル キサンチンの合成における中間体としてのある種の1゜3−ジメチル−8−置換 キサンチンを開示している。ドラッグ・レス(Drug Res、 )31 ( 11)、Nr、12.1981.アール・ジー・ウニルナ−(R,G、 Wer ner)ら、2044−2048頁はある種の1.3−ジメチル−8−置換キサ ンチンを開示している。これらの化合物について、薬理学的活性は何ら開示され ていない。欧州特許出願公開番号0369744号もまた、とりわけ、喘息の治 療における気管支拡張剤として用いるためのある種の1.3−または1,3.7 −8−Hンクロアルキルアルキレンキサンチンを開示している。さらに、欧州特 許出願分配番号0389282号は、とりわけ、好酸球数の増加に伴う障害の治 療または予防に用いるためのある種の8−置換の1.3−ジシクロアルキルアル キレンキザンチンを開示している。
今回、意外にも、そのうちいくつかは一般的であるが、EPO389282にお いて詳細に開示されていない一連の新規な置換キサンチンが、血中好酸球誘発の 抑制剤として特に効果的であることが示され、かくして潜在的に、喘息のような 好酸球数の増加に伴う障害、および奪麻疹、湿疹および鼻炎のようなアトピーに 伴うアレルギー障害の治療および/または予防において特に有用であることがわ かった。
加えて、これらの化合物はホスホジェステラーゼ抑制剤としての活性を示す・こ れらの化合物は気管支拡張剤活性を有し、かくして可逆性気道閉塞症および喘息 のような気道障害の治療において用いうる可能性が示されている。
これらの化合物は脳代謝抑制の結果に対して防御効果を有している。該化合物は 一過性前脳虚血後のデータ獲得および回復を改善するため、学習、記憶および脳 老化、多梗塞痴呆症、アルツハイマー型老年痴呆症を包含する認識機能障害に付 随する脳血管および神経変性障害、年齢に付随する記憶障害およびパーキンソン 病に伴うある種の障害の治療に有用である。
これらの化合物はまた神経保護活性を有することが示されている。したがって、 該化合物は、心拍停止、発作による脳虚血を包含する虚血性事象に由来する、さ らに手術由来のおよび/または出産の間の障害のような脳虚血性事象後の神経変 性に付随する障害の予防において有用である。加えて、これらの化合物での処置 が虚血後の脳機能の妨害に由来する機能障害の治療に有益であることが示されて いる。
さらに、これらの化合物は虚血性骨格筋中の酸素張力の増加において活性である 。この特性は虚血性骨格筋を介する滋養血流の増加をもたらし、それは順次、本 発明の化合物が間欠性跋行のような末梢血管疾患の治療のための薬剤として用い る可能性があることを示す。
これらの化合物はまた、ヒトまたは非ヒトa乳動物における増殖性皮膚病、轡の 治療において非常に有用である。
加えて、これらの化合物は腫瘍壊死因子(TNF)の生産の抑制剤としての可能 性を有し、そのためヒト免疫不全ウィルス(HIV)、急性免疫不全症候群(A IDS)、リウマチ様関節炎、リウマチ様を椎炎、変形性関節炎、通風性関節炎 および他の関節炎性症状:敗血症、敗血性ショック、内毒素ショック、グラム陰 性敗血症、毒素ショック症候群、成人の呼吸窮迫症候群、大脳マラリア、肺炎痙 性疾患、骨吸収疾患、再潅流損傷、移植片対宿主反応、インフルエンザのような 感染による発熱および筋肉痛、感染または悪疾患に従属的な悪液質、AIDSに 従属的な悪液質、ケロイド形成、廠痕組織形成、クローン病(Crohn’ 5 disease) 、潰瘍性大腸炎またはビレシス(pyresis)を治療す る可能性がある。
したがって、本発明はまた、式(1):[式中、R1およびR2は、各々、独立 して、式(a)ニー (CH2)Ill A (a) (式中、mは0または整数1,2または3、Aは置換または非置換の環状炭化水 素基を意味する)で示され。
R3はNO7、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基または1あるいは2 個の式C02R基(ここで、各基中のRは、独立して水素またはアルキルである )あるいは弐〇−L−A1基(ここで、Lは結合または連結基、AIは飽和また は不飽和の複素環基である)で置換されているメチル基であるか、またはR3は 式NR’R’基(ここで、R゛およびR’は、各々、独立して水素、アルキル、 アラルキル、不飽和複素環基である)であるか、またはR“およびR′はそれら が結合する窒素と一緒になって不飽和複素環基を形成し:およびR4はアルキル 、アラルキルまたは(不飽和ヘテロサイクリル)アルキル基を意味する] で示される化合物または適当であるならばその医薬上許容される塩を提供する。
適当には、Aは置換または非置換の脂環式炭化水素基を意味する。
適当には、Aは非置換である。好ましくは、Aは置換または非置換のC5−8シ クロアルキル基、特にC5−aシクロアルキル基を意味する。
特に、Aは置換されているか、または好ましくは非置換のシクロプロピル、シク ロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシル基を意味する。
好ましくは、Aはシクロプロピル基またはシクロブチル基を意味する。
特に、アラルキル基はベンジルおよびナフチルメチル基である。
いずれかのアラルキル基のアリール部の個々の置換基はNO2およびアルコキン 、特にNO2とメトキシを包含する。
R“および/またはR’がアラルキルを意味する場合、例えば、ベンジルおよび ニトロベンジル、特に2−二トロベンジルを包含する。
R4がアラルキルを意味する場合、例えば、4−メトキシベンジルのようなメト キシベンジル:3.4.5−トリメトキシベンジルのようなトリメトキシベンジ ル、2−または4−ニトロベンジルのようなニトロベンジル;およびナフチルメ チルを包含する。
Lが結合を意味する場合、AIによって表される飽和または不飽和複素環基は環 炭素原子により基○−L−A’のO原子に結合している。
Lが結合を意味する場合、A1によって表される好ましい炭素結合複素環基は、 環原子が0またはNより選択される1または2個、特に1個のへテロ原子、好ま しくはNからなる、6個の環原子を有する単環の複素環基であり:個々の例はピ ペリジニル基を包含する。
Lが連結基である場合、適当な連結基は、所望により酸素原子により中断されて いてもよいO3−6アルキレン鎖である。
連結基りの例は、−(CH2)2−○−(CHz)z−である。
Lが連結基を意味する場合、A1によって表される適当な複素環基は、環原子が ○またはNより選択される1または2個の、特に1個のへテロ原子、好ましくは Nからなる、5−または6−の環原子を有する単環の複素環基てあり;個々の例 はピペラジニル基、特にN−ピペラジニル基を包含する。
AIによって表される複素環基の個々の置換基は、アラルキル、特にベンジル、 およびアルキルカルボニル(ここで、アルキル基は置換されているか、または置 換されていなくてもよく、該アルキル基の個々の置換基はカルボキシ基またはそ のアルキルエステルである)を包含する。A1によって表される複素環基の置換 基の例は、ベンジルおよび−C○(CHx’hCChHまたはそのエステルであ る。
R′またはR“のいずれかが不飽和複素環基を意味する場合、個々の基は、○ま たはNより選択される1または2個の、好ましくは1個のへテロ原子、好ましく はNからなる単環の6員複素環基であり:適当な例はピリジルのようなヘテロア リール基である。
R゛およびR′がそれらが結合する窒素原子と一緒になって不飽和複素環基を形 成する場合、適当な複素環基は、所望により環中、1または2個の、好ましくは 1個のさらなるヘテロ原子からなっていてもよい単環の5−または6−員の複素 環基であり:個々の例はイミダゾリル基を包含する。
R4が(不飽和ヘテロサイクリル)アルキル基を意味する場合、適当な例はヘテ ロアリールメチル基のようなヘテロアリールアルキル基であり、該不飽和ヘテロ サイクリル基は、適当には、環原子が0またはNより選択される1または2個の 、好ましくは1個のへテロ原子、好ましくはNからなる、単環の6−員のヘテロ サイクリル基であり:個々の例はピリジルメチル基を包含する。
適当には、R3はニトロ、ハロゲン原子、エトキン基のようなアルコキシ基、ま たは基NR’R’ (ここで、R“およびR’は、各々、独立して水素またはア ルキル、特に水素である)を意味する。
R3がR’R’を意味する場合、−の個々の態様において、R″は水素を意味し 、R゛はアルキル、アラルキルまたは非置換複素環基を意味する。
R4がアルキルである場合、適当な例はメチルのようなCl−4アルキルを包含 する。
好ましくは、Aはノクロプロビル基を意味する。
好ましくは、R3はNH2を意味する。
適当には、R4はアルキルまたはアラルキル基を意味する。好ましくは、R4は アラルキル基、特にベンジル基を意味する。好ましくは、mは1を意味する。
適当な医薬上許容される溶媒和物は、水和物のような慣用的に用いられるもので ある。
適当な医薬上許容される塩は、医薬上許容される塩基塩と医薬上許容される酸付 加塩である。式(1)の化合物の適当な医薬上許容される塩基塩は、アルカリ金 属塩、例えば、ナトリウム塩のような金属塩、またはエチレンジアミンで得られ る塩のような有機アミン塩からなる塩基塩を包含する。
式(1)の化合物の適当な酸付加塩は、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、ホウ酸塩、 塩酸塩および臭化水素酸塩のような医薬上許容される無機塩および酢酸塩、酒石 酸塩、マレイン酸塩、クエン酸塩、コハク酸塩、安息香酸、アスコルビン酸塩、 メタンスルホン酸塩、α−ケトグルタル酸塩、α−グリセロリン酸塩およびグル コース−1−リン酸塩のような医薬上許容される有機酸付加塩を包含する酸付加 塩である。好ましくは、該酸付加塩は塩酸塩である。
式(1)の化合物の医薬上許容される塩および/または溶媒和物は慣用手段を用 いて製造される。
本明細書中で用いる場合、「環状炭化水素基」なる語は、多環が8個までの炭素 原子、適当には6個までの炭素原子、例えば、3.4.5または6個の炭素原子 を含有する脂環式炭化水素の単環および縮合環を包含する。
いずれかの環状炭化水素基についての適当な任意の置換基はC16アルキル基ま たはハロゲン原子を包含する。
本明細書中で用いる場合、(単独で用いる場合であろうと、あるいは別の基の一 部として、例えば、アルキルカルボニル中のように用いる場合であろうと)「ア ルキル」なる語は、1〜12個の炭素原子、適当には1〜6個の炭素原子を含有 する直鎖および分岐鎖状アルキル基、例えば、メチル、エチル、プロピルまたは ブチルを包含する。アルキル基についての任意の置換基は、本明細書中でアリー ル基について言及されているものを包含する。
本明細書中で用いる場合、(単独で用いる場合であろうと、あるいは他の基の一 部として、例えば、アラルキル基中のように用いる場合であろうと)「アリール 」なる語は、所望により、5個までの、好ましくは3個までのハロゲン、アルキ ル、フェニル、アルコキシ、ハロアルキル、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、カル ボキシ、アルコキシカルボニル、アルコキシカルボニルアルキル、アルキルカル ボニルオキシまたはアルキルカルボニル基から構成される装置換されていてもよ いフェニルおよびナフチルを包含する。
本明細書中で用いる場合、「複素環」または「ヘテロサイクリル」なる語は、多 環が4〜7個、適当には5または6個の環原子からなり、その環原子がO,Nま たはSから選択される4個まてのへテロ原子を含有する単環または縮合環よりな る基をいう。
「複素環」または「ヘテロサイクリル」基のいずれかについての任意の置換基は アルキル、アルコキン、ハロ、カルボキシまたはそのアルキルエステル、アラル キルまたはアルキルカルボニル(ここで、アルキル基は置換されていてもまたは 置換されていな(てもよい)を包含する。
本明細書中で用いる場合、「増殖性皮膚疾患」なる語句は、不完全な皮膚分化に 伴う、表皮、真皮またはその付属体における細胞分裂の促進により特徴付けられ る良性および悪性の増殖性皮膚疾患を意味する。このような疾患は1乾癖、アト ピー性皮膚炎、非特異的皮膚炎、−次刺激性接触皮膚炎、アレルギー性接触皮膚 炎、皮膚の基底および扁平上皮細胞癌、層状魚鱗癖、表皮はく離性角質増殖症、 前悪性日光誘発角化、非悪性角化症、アクネ、およびヒトにおける脂漏性皮膚炎 および家畜動物におけるアトピー性皮膚炎および疹癖を包含する。
式(I)の化合物は医薬上許容される形態であることが好ましい。医薬上許容さ れる形態とは、とりわけ、希釈剤および担体のような正規の医薬添加剤を除外し 、正常な用量レベルで毒性であると考えられる物質を含まない医薬上許容される レベルの純度であることを意味する。医薬上許容されるレベルの純度とは、一般 に、正規の医薬添加剤を除外して少なくとも50%、好ましくは75%、より好 ましくは90%、さらにより好ましくは95%である。
本発明はさらに、式(■): [式中、Rl mは式(Dに関して定義されているようなR1であるか、または R1に変換可能な基であり、R2″は式(1)に関して定義されているようなR 2であるか、またはそれに変換可能な基であって、R3“は式(I)に関して定 義されているようなR3であるか、またはそれに変換可能な基を意味する]で示 される化合物を、式(I[[) %式%([[) [式中、R4は式(1)に関する記載と同じであり、Llは離脱基を意味する] で示される化合物と反応させ、その後、必要ならば、以下の(i)いずれかの基 R1’をR1に、および/またはR2°をR2に、および/またはR3°をR3 に変え: (ti)式(T)の化合物を式(1)のさらに別の化合物に変え。
(比)式(Dの化合物をその医薬上許容される塩に変えるで示される1またそれ 以上の任意の工程を実施する。
適当な離脱基L1はハロ原子、例えば、臭素または塩素原子である。
式(n)と式(I[[)の化合物の間の反応は、通常のアルキル化条件を用い、 例えば、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフランまたはジメチルスルホキシ ドのような非プロトン性溶媒中、所望の生成物を適当な比で形成させるいずれか の温度、例えば、0℃〜1000Cの範囲にて、都合よくは室温にて実施するこ とができる。
好ましくは、化合物(II)と(I[[)の間の反応において、式(II)の化 合物は活性形、適当には塩の形態、例えば、アルカリ金属塩の形態のようなアニ オンの形態である。
式(n)の化合物の活性形は、都合よくは、式(II)の化合物を塩基、適当に はアルカリ金属アルコキシド、例えば、カリウムt−ブトキシド、またはアルカ リ金属水素化物、例えば、水素化ナトリウムで処理することにより製造される。
式(n)の化合物は、式(■): [式中、Rlmは式(I)に関して定義されているようなR1であるか、または R1に変換可能な基であり、R2−は式(I)に関して定義されているようなR 2であるか、またはそれに変換可能な基を意味する]で示される化合物を、式( IV)の化合物のC−8水素を基R3′′(ここで、R”は式(If)に関して 前記されているようなR3°またはそれに変換可能な基を意味する)と置換しう る能力を有する試薬と反応させ;その後、必要ならば、以下の(i)いずれかの 基RI AをR1に、および/またはRliをR2に変え。
(ii) R”がR”Tないならば、R3bをR”に変えるで示される1または それ以上の任意の工程を実施する。
R3°がニトロを示す式(II)の化合物の場合、RlbはR3°、すなわち、 ニトロを意味することが好ましい。
R3′がニトロ以外を示す式(II)の化合物の場合、R9はR3°に変換可能 な基を意味することが好ましい。
1の好ましい基R3bはニトロ基であり、必要ならばその際に、ニトロ以外の基 R3°に変換しつる。
式(IV)の化合物のC−8水素を基R”で置換するための適当な試薬は、適当 な慣用試薬である。
式(TV)の化合物のC−8水素を置換するための反応条件は、もちろん、選択 された個々の試薬に依存しており、一般に、用いる条件は用いる試薬にとって慣 用されている条件である。
特に適当な試薬がニトロ化剤である。
化合物(II)のニトロ化は、ジクロロメタンのような不活性溶媒中、所望の生 成物の都合のよい比で形成させるいずれかの温度で、都合よくは室温で、いずれ か適当な通常のニトロ化剤、例えば、硝酸/酢酸の混合物を用いて実施すること ができる。
前記の方法の1つの都合のよい形において、式(TV)の化合物を適当なニトロ 化剤と反応させて式(II)の化合物(ここで、R3′はニトロ基を意味する) を得、ついで、該ニトロ基をハロゲン原子または適当には/%ロゲン原子を介し て前記の式−NR’R’の基に変える。
例えば、R3&がニトロ基である場合、該ニトロ基の別の基R3°への適当な変 換は、以下の (i)ニトロ基をハロゲン原子に変え:(ii)ニトロ基をアミノ基に変え。
(m)ニトロ基をハロゲン原子に変え、つづいて該ノ)ロゲン原子を前記の基− NR’R’に変え。
(n・)ニトロ基をハロゲン原子に変え、その後、該ハロゲン原子を1または2 個の式C○2R(ここで、Rは前記と同じ)の基で置換されているメチル基に変 え。
(V)ニトロ基をハロゲン原子に変え、その後、該ノ)ロゲン原子を前記の基0 − L −A ’に変え。
(vi)ニトロ基をアミノ基に変え、その後、該アミン基をアルキル化し、前記 の基−NR’R’を得;および (vi)ニトロ基をハロゲン原子に変え、その後、該ハロゲン原子をヒドロキシ 基またはアルコキン基に変える で示される工程を包含する。
慣用のハロゲン化剤のいずれかを用いることによりニトロ基をハロゲン原子に変 えてもよい。
1つの適当なハロゲン化剤はハロゲン化水素であり、適当には、水性条件下、例 えば、高温、例えば、50〜150℃の範囲で濃塩酸を用いることにより反応さ せる。
さらに適当なハロゲン化剤は、オキシ塩化リンまたはオキシ臭化リンのようなオ キシハロゲン化リンであり、ジメチルホルムアミドのようないずれか適当な溶媒 中、適当には、高温、例えば、50℃〜150℃の範囲にて反応させることがで きる。
ニトロ基は、都合よくは、慣用されている還元方法により、例えば、高温でスズ 粉末と濃塩酸を用いることにより、または水性メタノール中、室温にて亜ジチオ ン酸ナトリウムを用いることによりアミノ基に変えることができる。
R3−がハロゲン原子である場合、それは、水素化ナトリウムのような塩基の存 在下、非プロトン溶媒中、所望の生成物を適当な比で形成させるいずれかの温度 、都合よくは40℃〜120℃の範囲、例えば、80℃のような高温で、R3″ がハロゲンである式(Ir)の所望の化合物を適当なモノまたはビス−マロン酸 エステル(ここで、エステル部は前記のR基である)と反応させることにより、 1または2個の弐C○2R(ここで、Rは前記と同じ)で示される基で置換され たメチル基に変えることができる。
式(I[)の化合物におけるR3”がハロゲン原子である場合、式(V)A’− L−○H(V) [式中、AIおよびLは前記と同じ] で示される試薬、または好ましくはその活性形と反応させることにより、該ハロ ゲンは基−○−L−A’ (ここで、LおよびAIは式(1)に関する定義と同 じ)に変えることができる。
R31がハロゲンである場合の式(II)の化合物と、式(V)の化合物の間の 反応は、前記の式(n)と(m)の化合物の間の反応に類似する条件下で実施す ることができる。
式(V)の化合物の適当な活性形は、アルカリ金属塩の形態のような塩の形態で ある。
1つの都合のよい態様において、式(v)の化合物の活性形は、式(III)の 化合物を塩基、適当には、前記されているようなアルカリ金属塩基で処理するこ とにより製造される。
式(II)の化合物におけるR3″がハロゲン原子である場合、式(VI) ・ HNR’R’ (VI) [式中、RoおよびRoは前記と同じ]で示される試薬と反応させることにより 、該ハロゲン原子は基−NR’R’に変えることができる。
式(II)の化合物と式(VI)の化合物の形の反応は、トルエンのようないず れかの適当な溶媒中、適当には、50℃〜180℃の範囲のような高温であるが 、生成物を都合のよい比で形成させるいずれかの温度であって、常圧または高圧 で実施することができる。
前記の変形に用いるための適当なアルキル化法は、当該分野において慣用的に用 いられている方法、例えば、炭酸カリウムのような塩基の存在下、いずれか都合 のよい溶媒、例えば、アセトニトリルまたはトルエン中、ハロゲン化物、好まし くはヨウ化物を用いる方法を包含する。
変換(剰)において、ニトロ基を前記と同様にハロゲン原子に変えることができ る。該ハロゲン原子のアルコキシ基への変換は、慣用のアルキル化操作のいずれ か、例えば、該ハロゲンをナトリウムアルコキシドのようなアルコキシイオン供 給源で処理することにより行うことができる。
式(I)の化合物の別の式(1)の化合物への適当な変換は、一般に、1の基R 3を別の基R3に変えることを包含する。
1の基R3の別の基R1への変換は、以下の:(i)ニトロまたはハロゲンであ るRjの他の基R3への前記の変換:および(if) 1の基NR’R’の別の 基NR’R’への変換を包含する。
1つの基NR’R’を別の基とする変換例は、NR″R’がピペリジニルオキシ 基である変換例であって、それは、その後、乾燥ジメチルホルムアミド中、スク シン+ハイドライド(succinic hydride)で処理することによ り(N−4−オキソ−ブタン酸)ピペリジニルオキシ基に、または慣用のベンジ ル化操作により(N−ベンジル)ピペリジニルオキシ基に変換することができる 。
式(IV)の化合物は、EP 0369744に開示されている方法により製造 することができる。
R1“およびR2°についての適当な有用基は、各々、R1およびR2またはシ リル基のような窒素保護基を包含する。
RI mまたはR2“が、各々、R1またはR1以外の基を意味する場合、前記 のR1″のR1への変換およびR2°のR2への変換は適当な慣用操作を用いて 実施することができる。
いずれかのキサンチンの窒素原子のような、いずれかの反応基または原子の保護 は、前記の方法におけるいずれかの適当な段階で実施することができる。適当な 保護基は、保護されるべき個々の基または原子について、当該分野において慣用 的に用いられる保護基を包含し、例えば、キサンチンの窒素原子の適当な保護基 はシリル基、特に、t−ブチルジメチルシリルまたはトリメチルシリル基のよう なトリアルキルシリル基である。
保護基は適当な慣用操作を用いて製造し、かつ除去することができる。
例えば、N−ベンジル保護基は、適当な式(rl)の化合物を、トリエチルアミ ンのような塩基の存在下、塩化ベンジルで処理することにより製造することがで き、カリウムt−ブトキシドのような塩基もまた用いることができる。N−ベン ジル保護基は、エタノールのような適当な溶媒中、都合よくは高温でパラジウム /活性炭のような適当な触媒を用いる接触水素添加により、または乾燥ベンゼン 中、室温で無水塩化アンモニウムで処理することにより除去することができる。
トリアルキルシリル保護の窒素基は、適当な化合物を、カリウムt−ブトキシド のような塩基の存在下、ハロゲン化トリアルキルシリル、例えば、塩化トリメチ ルシリルで処理することにより製造することができる。N−トリアルキルシリル 保護基は、温和な塩基性加水分解によりまたはテトラブチルアンモニウムフルオ リドのようなフルオリトイオンの供給源で処理することにより除去することがで きる。
式(n)の化合物は新規化合物であり、それ自身が本発明の部分を形成する。
式(I[[)、(V)および(Vl)の化合物は公知化合物であるか、または公 知化合物を製造するのに用いる方法、例えば、ジェイ・マーチ、アドバンスト・ オーガニック・ケミストリー〇、 March、 Advanced Orga nic Chemistry) 、第3版(1985L ワイソー・インターサ イエンス(liley Interscience)に従って製造される。
前記のように、本発明の化合物は有用な治療掌上の特性を有することが示さnて おり;したがって、本発明は、活性治療物質として用いるための式(1)の化合 物、または適当であるならばその医薬上許容される塩:またはその医薬上許容さ れる溶媒和物を提供する。
かくして本発明は、喘息のような好酸球数の増加に伴う障害、および奪麻疹、湿 疹および鼻炎のようなアトピーに伴うアレルギー障害の治療および/または予防 に用いるための式(1)の化合物、または適当であるならばその医薬上許容され る塩1またはその医薬上許容される溶媒和物を提供する。
さらなる態様において、本発明はまた、ホスホジェステラーゼ抑制剤として用い るための式(J)の化合物、または適当であるならばその医薬上許容される塩、 またはその医薬上許容される溶媒和物を提供する。
特定の嬰様において、前記されているように、本発明は、可逆性気道閉塞症およ び喘息のような気道障害の治療に用いるための式(r)の化合物または適当であ るならばその医薬上許容される塩;またはその医薬上許容される溶媒和物を提供 する。
さらに特定の態様において、本発明は学習、記憶および認識機能障害に付随する 脳血管および神経変性障害、末梢血管性疾患または増殖性皮膚疾患のような前記 の治療に用いるための、または虚血性事象に出来する神経変性に付随する障害の 予防のための、または例えば、ヒト免疫不全ウィルスの治療における腫瘍壊死因 子の生産を抑制するための式(I)の化合物;または適当であるならばその医薬 上許容される塩:またはその医薬上許容される溶媒和物を提供する。
式(1)の化合物二または適当にはその医薬上許容される塩、またはその医薬上 許容される溶媒和物は、それ自体を投与してもよく、または好ましくは、さらに 医薬上許容される担体を含有する医薬組成物として投与してもよい。
したがって、本発明は、式(1)の化合物;または適当であるならばその医薬上 許容される塩;またはその医薬上許容される溶媒和物と、医薬上許容される担体 とからなる医薬組成物を提供する。
活性化合物はいずれか適当な経路による投与用に処方してもよく、その好ましい 経路は治療が必要とされる障害に依存し、単位投与形またはヒト患者が単独で1 回の用量で投与することができる形態であることが好ましい。有利には、該組成 物は経口、直腸内、局所内、非経口、静脈内または筋肉的投与に、または気道を 介する投与に適している。製剤は活性成分の徐放性を得るように設計することが できる。
本発明の組成物は、錠剤、カプセル、サツシェ、バイアル、粉末、顆粒、ロゼン ノ、座剤、復元可能な粉末、または経口または滅菌非経口溶液または懸濁液のよ うな液状調製物の形態であってもよい。適当であるならば、局所処方もまた考え られる。
投与の一貫性を得るために、本発明の組成物は単位投与形であることが好ましい 。
経口投与用の単位用量供給形は錠剤およびカプセルであってもよく、結合剤、例 えば、シロップ、アカシア、ゼラチン、ソルビトール、トラガカントまたはポリ ビニルピロリドン:充てん剤、例えば、ラクトース、ショ糖、トウモロコシ澱粉 、リン酸カルシウム、ソルビトールまたはグリシン;錠剤滑剤、例えば、ステア リン酸マグネシウム:崩壊剤、例えば、澱粉、ポリビニルピロリドン、ナトリウ ム澱粉グリコラートまたは微結晶セルロース、またはラウリル硫酸ナトリウムの ような医薬上許容される湿潤剤のごとき慣用賦形剤を含有していてもよい。
固形経口組成物は、ブレンド、充てん、錠剤化などの常法により製造することが できる。繰り返しブレンド操作を用い、該活性成分を多量の充てん剤を用いてこ のような操作は、もちろん、当該分野における慣用操作である。錠剤は通常の製 薬慣習において周知の方法に従って、特に腸溶性コートで被覆することができる 。
経口液状調製物は、例えば、エマルジョン、シロップまたはエリキシルの形態で あってもよく、または使用前に水または他の適当なビヒクルで復元する乾燥生成 物として提供することができる。このような液状調製物は、沈殿防止剤、例えば 、ソルビトール、シロップ、メチルセルロース、ゼラチン、ヒドロキシエチルセ ルロース、カルボキンメチルセルロース、ステアリン酸アルミニウムゲル、硬化 食用油、乳化剤、例えば、レンチン、ソルビタン・モノオレI−トまたはアカノ ア:非水性ビヒクル(食用油を含んでいてもよい)、例えば、アーモンド油、分 別ココヤソ油、グリセリン、プロピレングリコールまたはエチルアルコールのエ ステルのような油状エステル、保存剤、例えば、メチルまたはプロピルp−ヒド ロキシベンゾアートまたはソルビン酸、および所望により、慣用のフレーバー剤 または着色剤のような慣用的添加剤を含有していてもよい。
さらに、組成物は、適当には、噴霧器用のエアロノルまたは溶液またはスナップ として、または吸入用の微細粉末として、里独でまたはラクトースのような不活 性担体と組み合わせて気道に投与することができる。このような場合、活性化合 物の粒子は、適当には、01〜5Qミクロンのような50ミクロン以下、好まし くは10ミクロン以下、例えば、1〜10ミクロン、1〜5ミクロンまたは2〜 5ミクロンの直径を有する。適当であれば、少量の他の抗−喘息剤および気管支 拡張剤、例えば、イソプレナリン、イソエタリン、サルブタモール、フェニレフ リンおよびエフェドリンのような交感神経作用性アミン;プレドニゾロンのよう なコルチコステロイドおよびACTHのような副腎刺激剤が含まれていてもよい 。
非経口投与の場合、流状単位投与形を該化合物と滅菌ビヒクルを用いて製造し、 用いる濃度に依存して該ビヒクルに懸濁させるかまたは溶解させるかのいずれか とすることができる。溶液を製造する場合、該化合物を注射用水に溶かし、適当 なバイアルまたはアンプルに充てんする前に滅菌濾過して密封することができる 。
有利には、局所麻酔薬、保存剤および緩衝剤のようなアジュバントをビヒクルに 溶かすことができる。安定性を増大させるために、該組成物をバイアルに充てん し、真空下で水を除去した後に凍結させることができる。非経口懸濁液は、該化 合物を溶かす代わりにビヒクルに懸濁させ、滅菌処理を濾過により達成すること ができないことを除いて、実質的に同じ方法により製造することができる。該化 合物は滅菌ビヒクルに懸濁させる前に酸化エチレンに照射して滅菌処理すること ができる。有利には、界面活性剤または湿潤剤を組成物中に含有させ、該化合物 の均一な分配を容易にする。
組成物は、投与方法に依存して、0.1〜99重量%、好ましくは10〜60重 量Zの活性物質を含有していてもよい。
さらに、式(I)の化合物、または適当であれば、その医薬上許容される塩を、 通常の局所成分と組み合わせた局所処方として投与してもよい。
局所処方は、例えば、軟こう、クリームまたはローンヨン、含浸包帯、ゲル、ゲ ルスティック、スプレーおよびエアロゾルとして供給でき、保存剤、薬剤浸透性 を補助するための溶媒、軟こうおよびクリーム中に皮膚軟化剤のような適当な慣 用添加剤を含有させてもよい。該処方は、クリームまたは軟こう基剤およびロー ション用のエタノールまたはオレイルアルコールのような相溶性の慣用担体を含 有していてもよい。
式(1)の化合物または適当であればその医薬上許容される塩のために用いるこ とができる適当なりリーム、ローション、ゲル、スティック、軟こう、スプレー またはエアロジル処方は、当該分野においてよ(知られた、例えば、レオナルト ・ヒル・ブックス(Leonard Hill Books)発行のバリーのコ スメティコロジー(Harry’ s Cosmeticology) 、レミ ントンの製薬科学(Remington’ s Pharma −ceutic al 5ciences) 、ならびに英国および米国薬局方のような医薬およ び化粧品の標準テキストブックに記載されているような慣用処方である。
適当には、式(1)の化合物、または適当であればその医薬上許容される塩は、 処方の約0.5〜20重量%、好ましくは約1〜10%、例えば、2〜5%から なる。
本発明の治療に用いる化合物の用量は、普通には、疾患の激しさ、患者の体重、 化合物の相対的効能で変化するであろう。しかしながら、一般的には、適当な単 位用量は、0.5〜200.0.5〜100または0.5〜10mg、例えば、 0゜5.1.2.3.4または5mgのような0.1〜1000mgであっても よく、このような単位用量は、1日に1回以上、例えば、好ましくは1日当たり 1または2回であるが、1日に2.3.4.5または6回投与してもよく、その 結果、70kgの成人に対する日用量の合計は約0.1〜1000mgの範囲に あり、すなわち、0007〜3.0.007〜1.4.0.007〜0.14ま たは0.01〜0.5rng/kg/日、例えば、0.01.0.02.0.0 4.005.0゜06.0.08.0.1または0.2mg/kg/日のような 約0.001−20mg7に、、1日の範囲にあり:このような療法を数週間ま たは数カ月続けてもよい。
本明細書中で用いる場合、「医薬上許容される」なる語は、ヒトおよび動物使用 の両方に適する物質を包含する。
前記の用量範囲にある式(1)の化合物について、毒物学的効果は確立されてい ない。
以下の薬理データおよび実施例は本発明を説明するものである。以下の操作例は 式(1)の新規化合物の中間体の製造を説明する。
実施例1 カリウムt−ブトキシド(0,12g、1.1ミリモル)を、DMF (3m] )中、8−アミノ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)キサンチン(0,2’ 7 g。
1ミリモル)の溶液に加え、得られた混合物を室温にて1時間撹拌した。臭化ベ ンジル(0,24m1.2ミリモル)を暗橙色/赤色の溶液に加え、それは鮮紅 色に変色した。室温にて1時間撹拌後、反応混合物を酢酸エチル(80ml)に 加え、その有機溶液を水(2x 25m l )で洗浄し、乾燥(l1gs04 ) L、減圧下で溶媒を蒸発させて赤色固体(0,43g)を得た。シリカ(ア セトン/ヘキサン1:5)上のクロマトグラフィーに付し、8−アミノ−7−ベ ンジル−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)キサンチン(0,31g、84% )を得た。融点158℃、v、、、(KBr)3369 (w) 、3330  (w) 、1691 (m)、1639 (s) 、1526 (m)および1 432 (m)cm−’;δ(CDC13)0.39’−0,52(8H,m)  、1.25−1.36 (2H,m) 、3.89 (4H。
t(重複しているd) 、j=’6.5Hz) 、4..66 (2H,brs ) 、5.39 (2H。
s) 、7.26−7.4.1 (5H,m);m/e365 (M’、100 %)、91(60)、214 (30L 55 (20)、220 (11)、 337 (8):元素分析、C2゜H23NsO2として、測定値(%) :C ,65,43;H,6,15:N、19.10.計算値(%) :C,65,7 3+H,6,34:N、19.17ル)キサンチン カリウムt−ブトキシド(1,34g、12ミリモル)を、DMF (25m、 l)中、8−アミノ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)キサンチン(2,7 g、10ミリモル)の溶液に加え、得られた混合物を室温にて0.5時間撹拌し た。塩化4−メトキシベンジル(1,56g、1.35m1、IOミリモル)を その赤色溶液に加え、それは橙色と色が淡くなった。室温にて1時間撹拌した後 、混合物を酢酸エチル(200ml)に加え、希塩酸(50ml)、水(50m l)で洗浄し、乾燥(MgSO4) した。減圧下で溶媒を除去して固体を得、 それをシリカ(ヘキサン/アセトン、グラジェント)上のクロマトグラフィーに 付し、8−アミノ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(4−メトキン ベンジル)キサンチン(255,64%)を得た。融点176°C,v、’、、 (KBr)3434 (W)、1691 (m) 、1639 (s) 、15 27 (m)および1456 (m)cm”;δ(CDCl3) 0.43−0 .53 (8H,m) 、1.26−1.35 (2H,m)、3.79 (3 H,s)、3.89 (4H,t (重複しているd)、J=7.0Hz)、4 .55 (2H,brs) 、5.32 (2H,s) 、6.90 (2H, d、J =9.0Hz)、7.30 (2H,d、J=9.0Hz) ;m/e 121 (100%) 、395 (M=、20)元素分析’ : CxIH2 sNsOsとして、測定値(%)・C,63,64:H,6,36:N、17. 77、計算値(%)C,63,78:H,6,37:N、17.71実施例3 8−アミノ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−メチルキサンチンカリ ウムt−ブトキシド(1,34g、12ミリモル)を、DMF (25ml)中 、8−アミノ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)キサンチン(2,7g、1 0ミリモル)の溶液に加え、得られた混合物を室温にて0.5時間撹拌した。ヨ ウ化メチル(1,78g、0.78m、1.12.5ミリモル)をその赤色溶液 に加え、発熱反応物を得、沈殿物を形成させた。10分間撹拌した後、該混合物 を酢酸エチル(200ml)に加え、希塩酸(50ml)、水(50ml)で洗 浄し、乾燥(MgS04)シた。減圧下で溶媒を除去して固体を得、それをシリ カ(アセトン/ヘキサン、グラジェント)上のクロマトグラフィーに付して8− アミノ−1゜3−ン(シクロプロピルメチル)−7−メチルキサンチン(1,5 g、52%)を得た。融点204.−5℃、v、、、(KBr)3405 (w ) 、3343 (w)、1689 (m) 、1649 (s) 1,163 8 (s) 、1534 (m)および1464 (m)cm”;δ(CDC1 3) 0.41 0.50 (8H,m)、1,26 1゜36 (2H,m) 、3.75 (3H,s) 、3.90m (4H,d、J=7.0Hz)、4 .77 (2H,brs);m/e289 (M”、55%) 、151 (3 0) 、55 (13)、261 (12);元素分析: Cl 4 H+ e  N s O!として、測定値(%):C158,00;H,6,50;N、2 4.08、計算値(%) ;C,58,11;H。
6.62:N、24.21 実施例4 1.3−ジ(シクロプロピルメチル)−8−二トキシ−7−(4−メトキシベン ナトリウムエトキシド(エタノールのIM溶液3ml、3ミリモル)を、乾燥エ タノール(5rnl)中、8−クロロ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)− 7−(4−メトキシベンジル)キサンチン(1,0g、 2.4ミリモル)の溶 液に加え、反応混合物を16時間加熱還流した。該溶液を冷却させ、溶媒を減圧 下で除去した。残渣を1/2%メタノール/ジクロロメタンに懸濁させ、溶媒を 塩化ナトリウムよりデカントさせた。同じ溶媒系のシリカゲル上でカラムクロマ トグラフィーにより精製し、1.3−ジ(シクロプロピルメチル)−8−エトキ シ−7−(4−メトキシベンジル)キサンチン(0,87g、85%)を得、そ れを酢酸エチル−ヘキサンから再結晶し、白色結晶固体を得た。融点112−1 13’C,v、、、(KBr)2953 (m) 、2836 (s) 、16 97 (s) 、1651 (s) 、1609 (s) 、1514 (s)  、1454 (s)および1427(s);’Hδ(270MHz、CDCl 5)0.45 (8H,m) 、1.29 (2H。
m) 、1.4.5 (3H,t、J=7.15Hz) 、3.77 (3H, s) 、3.87 (2H,d、J=7.4Hz) 、3.90 (2H,d、 J=7.4Hz) 、4.52 (2H,q。
J=7.1Hz) 、5.20 (2H,s) 、6.84 (2H,d、J= 8.8Hz)および7.42 (2H,d、J=8.8Hz);m/e424  (25%、M−) 、121 (100)1元素分析: C25HzsN40< とじて、測定値(%):C,65,02;H,6,68+N、13.42、計算 値(%) :C,65,07:H,6,65;N。
ル)キサンチン ジメチルスルホキシド(10Qm1)中、8−クロロ−1,3−ジ(シクロプロ ピルメチル)キサンチン(14,4g、44ミリモル)の溶液に少しづつ加えた 。
1時間後、塩化4−メトキシベンジル(5,5mL 48ミリモル)を加え、撹 拌を16時間続けた。反応混合物を水(100ml)でクエンチし、酢酸エチル 中に抽出した。合した有機抽出液を水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、濾 過して濃縮した。固形残渣をヘキサンから再結晶し、白色固体として8−クロロ −1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(4−メトキシベンジル)キサン チン(15,0g、82%)を得た。融点135−136℃、l/wax (K Br) 1704 (sL 1663 (s)、1612 (m)、1533  (mL 1514(m)および1453 (m)cm−’ ;IF5(270M Hz、CDCIg)0.46 (8H,m) 、1.30 (2H,m)、3. 78 (3H,s) 、3.92 (4H,dd、J=1.38,7.2Hz)  、5.48 (2H,s) 、6.86 (2H,d、J=9Hz) 、7. 42 (2H,d、J=9Hz):m/e414(10%、Ma 、121 ( 100);元素分析: C2,H23N40.C1として、測定値(%):C, 60,57;H,5,41+N、13.72、計算値(%) :C,60,8: H,5,6:N、13.50実施例6 1.3−ジ(シクロプロピルメチル)−8−ヒドロキシ−7−(4−メトモシベ 2−ヒドロキシエチルピリジン(0,32g、1.1当量)を、乾燥DMSO( 20ml)中、8−クロロ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(4− メトキシベンジル)キサンチン(Ig、2.41ミリモル)および水素化ナトリ ウム(油中の60%分散液領15g、1.5当量)の懸濁液に滴下し、80℃に て16時間加熱した。反応混合物を水中に注ぎ、中和し、酢酸エチル(×3)中 にて抽出した。合した有機溶液を乾燥し、濾過して濃縮した。残渣を0.5−1 %メタノール/ジクロロメタンにおけるシリカゲル上のカラムクロマトグラフィ ーにより精製し、1.3−ジ(シクロプロピルメチル)−8−ヒドロキシ−7− (4−メトキシベンジル)キサンチン(0,4g、回収された出発物質に基づい て84%)を得た。融点247℃(酢酸エチル/クロロホルム/ヘキサン)。
δ(CDC13) 0.39−0.63 (8H,m) 、1.23 1.40  (2H,m)、3.77 (3H,s) 、3.85 (2H,d、J=7. 1Hz) 、3.89 (2H,d、J=7.1Hz) 、5.13 (2H, s) 、6.83 (2H,d、J=8.8Hz) 、7.50 (2H,d、 J=8.8Hz) 、13.14 (IH,s) :元素分析 C21H240 4N4として、測定値(%):C,63,40:H,6,12゜N、14.00 .計算値(%)C,63,62:H,6,10;N、14.13実施例7 8−アミノ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル) −7−(3,4,5−トリ メトキシベンジル)キサンチン 84%収率の8−アミノ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル) −7−(3, 4゜5−トリメトキシベンジル)キサンチン(融点173−174℃)を、8− アミノ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)キサンチンおよび塩化3,4.5 −トリメトキシベンジルを用い、実施例2の化合物と同じ方法にて製造した;δ (CDCb)0.44−0.49 (8H,m) 、1.29 1.32 (2 H,m)、3.82 (9H,s) 、3.89 (2H,d、J=6.9Hz ) 、3.92 (2H,d、J=6.9Hz) 、4.82 (2H,s)  、5.30 (2H,s)および6.57 C2H。
s);シーm(KBr)3414 (m)、1694 (s)、1646 (s L 1633 (s) 、1525 (s) 、1456 (s)および112 7 (s)crc’:m/e (FAB)181 (100%) 、456 ( M”、20) 、CuHuNsOsとして、測定値455.2169、計算値4 55.2156;元素分析:c、、h2.N5osとLr、測定値(%) :C ,60,55;H,6,23;N、15゜27、計算値(%)・C,60,64 ;H,6,42;N、15.38実施例8 1.3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(4−メトキシベンジル) −8− (4核化合物を、イミダゾールの代わりに4−アミノピリジンを用いる以外、実 施リジルアミノ)キサンチン(35%)を得た。融点207−208℃(分解、 酢酸エチル/ヘキサン)、δ(CDC13/DMSOds)0.32−0.57  (8H,m)、1.26 1.40 (2H,m) 、3.19 (LH,b rs) 、3.74 (3H。
s) 、3.86 (2H,d、J=7.15Hz) 、3.96 (2H,d 、J=7.15Hz)、5.57 (2H,s) 、6.82 (2H,dj= 8.8Hz) 、 7.29 (2H,d、J=8.8Hz)、7.62 (2 H,d、J=6.5Hz)、8.36 (2H,brs)、元素分析: Cza HzsNsO3として、測定値(%) :C,66,28;H,,5,77;N 。
17.94、計算値(%)・C,66,08;H,5,97;N、17.78゜ 実施例9 1.3−ジ(シクロプロピルメチル)−8−イミダゾイル−7−(4−メトキシ ベンジル)キサンチン 乾燥ジメチルスルホ本ノド(10ml)中、8−クロロ−1,3−ン(シクロプ ロピルメチル)−7−(4−メトキシベンジル)キサンチンC0,5g、 1. 2IXIO−3−1−/l、) 、力Uラムt−ブトキシド(0,15g、1. 1当量)およびイミダゾール(0,090g、1.1当量)の溶液を、80℃に て16時間加熱した。
反応混合物を冷却し、水中に注ぎ、酢酸エチル(×3)中に抽出した。合した有 機溶液を硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過して濃縮した。粗残渣を1%メタノ ール/ジクロロメタン中のシリカゲル上でカラムクロマトグラフィーにより精製 し、1.3−ジ(シクロプロピルメチル)−8−イミダゾイル−7−(4−メト キシベンジル)キサンチン(0,32g、59に)を得た。融点117−119 ℃(酢酸、r4−#/へ!サン) 。6 (CDC13) 0.41−0.56  (8H,m)、1.26−1.40 (2H,m)、3.77 (3H,s) 、3.96 (2H,dj=7゜IHz) 、3.97 (2H,d、 J=7 .1Hz) 、5.48 (2H,s) 、6.82 (2H,d、J=8.8 Hz) 、6.98 (2H,d、J=8.5Hz) 、7.20 (IH,s )、7、26 (IH,s)および7.78 (LH,s) 。
精確な質量分析二Cz4H!aNsOsとシテ、測5tffl;446.206 5、計算値:446.2066゜ 元素分析: C24H2a N s O3トして、測定値(X) : C,64 ,48;H,5,94:N、18.81、計算値(%)+(,64,55;H, 5,87;N、18.82実施例10 8−クロロ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(3−ピリジルメチル )8−クロロ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(3−ビリジルメチ ル)キサンチンを、反応混合物を80℃で16時間加熱することを除き実施例1 4の操作に従って、3−クロロメチルビリジンと8−クロロ−1,3−ジ(シク ロプロピルメチル)キサンチンとから製造した。その遊離塩基を乾燥エーテルに 溶かし、溶液を塩化水素気体で飽和させた。8−クロロ−1,3−ジ(シクロプ ロピルメチル”)−7−(3−ピリジルメチル)キサンチン塩酸塩(融点>20 0℃(メタノール/エーテル))が沈殿シタ。6 (DMS〇−as) 0.2 9−0゜51 (8H,m) 、1.11−1.27 (2H,m) 、3.7 7 (2H,d、J=6.8Hz) 、3.84 (2H,dj=7.1Hz)  、4.5−6.0 (LH,brs) 、5゜68 (2H,s) 、7.8 3 (IH,t) 、8.22 (IH,d、 J=8.5Hz) 、876  (IH,d、J=4.4Hz) 、8.85 (IH,s)精確な質量分析、測 定値386.1365、CnH2+N5OzC1(MHっとLT計算値386. 1384 元素分析’CuHz+Ns○2C1として、1ill 定価(%) : C,5 3,82:H,5,17:N、16.60、計算M (%) : C,54,0 3+H,5,01;N、16.58実施例11 8−クロロ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル) −7−(3,4,5−1− リフト8−クロロ−1,3−シ(シクロプロピルメチル) −7−(3,4,5 −トリメトキシベンジノリキサンチン(融点109−110’C)を、62%の 収串にて、実施例14の操作に従って、塩化3.4.5− トリメトキシベンジ ルと8−クロロ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)キサンチンとから製造し た。
δ(CDC13) 0142−0.51 (8H,m) 、1.25−1.36  (2H,m)、3.82 (3H,s) 、3.84 (6H,s) 、3. 93 (4H,2xdj=7.15Hz)、5.45 (2H,s)、6.82  (2H,S)元素分析: C25HztN40sC1として、測定値(%): C,58,33:H,5,47;N、11.72、計am (%) : C,5 8,16;H,5,73;N、11.80実施例12および13 8−アミノ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(2−二トロベンジル )キサンチン(実施例12)および1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−8− (2−二トロペンジルアミノ)−7−(2−ニトロベンジル)キサンチン(実施 例1実施例12 実施例13 実施例2の化合物についての方法と同様の方法にて、8−アミノ−1,3−ジ( シクロプロピルメチル)キサンチンを臭化2−ニトロベンジルと反応させ、シリ カ(ヘキサン/アセトン、グラジェント)上でクロマトグラフィーに付した後、 1.3−ジ(シクロプロピルメチル)−8−(2−二トロペンジルアミノ)−7 −(2−ニトロベンジル)キサンチン(14%)(融点198−9℃)を得た: δ(CDC13) 0.32 0.58 (8H,m)、1.17 1.13  (IH,m)、1.33−1.40 (IH,m) 、3.82 (2H,d、 J=7.1Hz) 、3.94 (2H,d、 J=7.1Hz) 、4.83  (2H,d、 J=6.1Hz) 、5.63 (IH,t。
J=6.3Hz) 、5.73 (2H,s) 、7.03 (IH,d、J= 7.7Hz) 、742−7.64 (5H,m) 、7.83 (IH,d、 J=8.0Hz) 、8.10 (IH。
d、 J =8.0Hz) : v、、、(KBr)1695 (s) 、16 52 (s)、1619 (sL 1570 (mL 1526 (s)、14 76 (mL 1340 (m)、1302 (m)、1275 (m)および 727 (m)cm−’;m/e (FAB)546 (MH”、100%)、  136 (43)、55 (28)、91 (15)、78(12)および5 30 (10); 元素分析: CxフHx7N70mとして、ff1ll定(1(%) :C,5 9,16;H,5,04;N、18.08、計算値(%) :C,59,44; H,4,99;N、19.97つづいて、8−アミノ−1,3−ジ(シクロプロ ピルメチル)−7−(2−二トロベンジル)キサンチン(22%)(融点240 −1℃)を得た:6 (CDCIg) 0.35−0.42 (4,H,m)  、0.45−0.53 (4H,m)、1.21−1.36 (IH,m) 、 1.37−1.42 (IH,m) 、3.82 (2H。
dj=7.1Hz) 、3y93 (2H,d、J=7.1Hz) 、5.83  (2H,s)、6.05 (2H,brs) 、6.94 (IH,dd、J =8.0Hz) 、7.11−7゜62 (2H,m) 、8.17 (IH, dd、J−1,1,8,0Hz); v、、、(KBr)1695 (s) 、 1638 (s) 、1525 (sL 1452 (s) 、1338(m)  、1275 (m)および728 (w)cm−’:m/e (FAB)41 1(MH−,100%) 、55 (50) 、136 (35) 、357  (18) 、91(14): 元素分析: CzoHzzNa○4として、測定(1(%) : C,58,3 0;H,5,43:N、20.55、計X値(%) : C,58,52:H, 5,40+N、20.48実施例14 8−クロロ−1,3−ン(シクロプロピルメチル)−7−(4−二トロペンシル )水素化ナトリウム(油中の60%懸濁液0.16g、1.2当量)を、乾燥D MSo (25ml)中、8〜クロロ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)キ サンチン(Ig、3.40xlO−3モル)の溶液に加えた。1時間後、臭化4 −ニトロベンジル(0,88g、1.2当量)を加え、該溶液を室温にて16時 間撹拌した。反応混合物を水中に注ぎ、酢酸エチル(×3)中に抽出した。合し た有機溶液を乾燥し、濾過して濃縮した。粗残渣を1%メタノール/ジクロロメ タンにおけるシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーにより精製し、白色固体 として8−クロロ−1,3−ン(シクロプロピルメチル)−7−(4−ニトロベ ンジル)キサンチン(0,93g、64%)(融点111−112℃(酢酸エチ ル/ヘキサン))を得た。δ(CDCl2) 0.38 0.55 (8H,m ) 、1,22 1゜39 (2H,m) 、3.90 (2H,d、J=7. 15Hz) 、3.95 (2H,d、J=7.15Hz) 、6.4 (2H ,s) 、7.58 (2H,d、J=8.8Hz) 、8.23 (2H,d 、J =8.8Hz) 。
精確な質量分析、測定値430.1285、C2oHz+Ns○4C1(MHつ として計算値430.1282゜ 元素分析・C2゜H2゜N504C1として、測定値(%) :C,55,91 ;H,4,81;N、16.22、計算値(%) :C,55,88;H44, 69:N、16.29実施例15 8−アミノ−1,3−ン(シクロプロピルメチル)−7−(1−ナフチルメチル )カリウムt−ブトキシド(0,48g、1.2当量)を、乾燥エチレングリコ ールジメチルエーテル(25m])中、8−アミノ−1,3−ジ(シクロプロピ ルメチル)キサンチン(Ig、3.63X10−3モル)の懸濁液に加えた。0 .5時間後、1−クロロメチルナフタレン(0,77g、1.2当量)を加え、 撹拌をさらに16時間続けた。反応混合物を水中に注ぎ、中和し、酢酸エチル( ×3)中に抽出した。合した有機抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥し、濾過して 濃縮した。
粗残渣を1%メタノール/ジクロロメタン中のシリカゲル上のカラムクロマトグ ラフィーにより精製し、淡ピンク色固体として8−アミノ−1,3−ジ(シクロ プロピルメチル)−7−(]−ナフチルメチル)キサンチン(0,82g、54 %)(融点215−216℃)を得た。δ(CDCIg) 0.33 0.56  (8H。
m) 、1.2−1.44 (2H,m) 、3.82 (2H,d、 J=7 .15Hz) 、3゜93 (2H,d、J=7.15Hz) 、5.67 ( 2H,brs) 、5.90 (2H,s)、6.96 (IH,d、J=7. 1Hz) 、7.40 (IH,t、J=7.1Hz) 、7.55 (2H, m) 、7.79 (LH,dj=8.2Hz) 、7.85 (IH,d)  、8゜07(IH,d) 精確な質量分析:測定値416.2066、C25HuNsOx (MHつとし て計算値416.2087 8−クロロ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(1−ナフチルメチル )キサンチン(融点187−188℃(ヘキサン))を、32%収率で、実施例 14の操作を用いて1−クロロメチルナフタレンと8−クロロ−1,3−ジ(シ クロプロピルメチル)キサンチンとから製造した。δ(CDCIg) 0.37 −0゜59 (8H,m) 、1.21−1.46 (2H,m) 、3.87  (2H,d、J=7.14H2) 、4.01 (2H,d、J=7.14H z) 、6.10 (2H,s) 、6.76(LH,d、J=7.14Hz)  、7.38 (LH,t) 、7.58 (2H,m) 、7゜81 (LH ,d、J=8.3Hz) 、7.91 (LH,d、J=7.7Hz) 、8. 06 (LH,d、 J =8.2Hz) 。
元素分析: CHHzsN402C1とL/T、測定値(%) :C,66,1 4;H,5,23、N、12.85、計算値(%) :C,66,27;H,5 ,32+N、12.80゜mWiすM量分析: 測を値435.1588、Cz 4HuN40zC1として計算値43水素化ナトリウム(油中の60%分散液0 .17g、1.2当量)を、乾燥DMS○(25ml)中、8−アミノ−1,3 −ジ(シクロプロピルメチル)キサンチン(Ig、3.63X10−3モル)の 懸濁液に加えた。室温にて1時間撹拌した後、臭化4−ニトロベンジル(0゜9 4g、1.2当量)を加えた。16時間後、該反応混合物を水中に注ぎ、中和し 、酢酸エチル(×3)で抽出した。合した有機抽出液を硫酸マグネシウム上で乾 燥し、濾過して濃縮した。粗残渣を2%メタノール/ジクロロメタン中のシリカ ゲル上のカラムクロマトグラフィーにより精製し、淡黄色固体として8−アミノ −1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(4−ニトロベンジル)キサンチ ン(1,03g169%)(融点136−137℃)を得た。δ(CDCIg)  0.36 0.54 (8H,m) 、1,23 1゜39 (2H,m)  、3.88 (4H,t、J=6.75Hz)、4.59 (2H,s)、5. 47 (2H,s) 、7.47 (2H,d、J=8.8Hz) 、8.21  (2H,tのd、 J =8.8Hz) 精確な質量分析・測定値411.1781、C2゜H23N604 (MH”) として計算値411.1781 この化合物を、2− (2−(N−ピペリジニル)エトキシ)エタノールおよび 8−クロロ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(4−メトキシベンジ ル)キサンチンを用い、実施例6の操作に従って製造した。4%メタノール/ジ クロロメタンを用いるシリカゲル上のカラムクロマトグラフィーにより精製し、 油として1.3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(4−メトキンベンジル) −8−[2−(2−[N−ピペリジニル]エトキシ)エトキシ]キサンチン(4 4%)を得た。δ(CDCIg) 0.43 0.48 (8H,m) 、1. 29 (2H。
m) 、1.95 (IH,brs) 、2.50 (4H,m) 、2.60  (2H,t、J=5.8Hz) 、2.90 (4H,t) 、3.66 ( 2H,t、J=8.5Hz) 、3.77(3H,s)、3.77 (−3,9 1(6H,m)、4.61 (2H,t)、5.22(2H,s) 、6.83  (2H,d、J=8.5Hz) 、7.44 (2H,d、J=8.5Hz)  ; 精確な質量分析、測定値552.5878、C29H4゜N60.として計算値 552゜該油をマレイン酸で処理し、3/2マレイン酸塩・3/2水和物(融点 15〇−5℃)(分解、エタノール/ンイソブロピルエーテル)を得た。
1.3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(4−メトキシベンジル)−8−( 4−ピペリジニルオキシ)キサンチン・マレイン酸塩を、2−ヒドロキシエチル ピリジンの代わりに4−ヒドロキシピペリジンを用い、実施例6の操作に従って 製造した。シリカゲル上のカラムクロマトグラフィーにより精製し、油として1 .3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(4−メトキシベンジル) −8−( 4−ピペリジニルオキシ)キサンチン(50%)を得た。δ(DMSOda)0 ゜31−0.48 (8H,m) 、1.15−1.23 (2H,m) 、1 .54.−1.66(2H,m) 、1.93 (2H,m) 、2.51−2 .62 (2H,m) 、2.87−2.94 (2H,m)、3.72 (3 H,s) 、3゜77 (2H,dj=7.11+Hz)、3.78 (2H, d、J=7.15Hz) 、4.95−5.01 (LH,m) 、5.16( 2H,s) 、6.90 (2H,d、J=8.8Hz) 、7.30 (2H ,d、J=8.8Hz) 。
該マレイン酸塩を製造し、メタノール/ジイソプロピルエーテルから再結晶し、 純粋な物質(融点16.5−166℃)を得た。
元素分析、C3゜H3tO++N5として、測定値(%):C,60,34;H ,6,39;N、11.77、計算tL(%):C160,49:H,6,26 ;N、11.76実施例20 4− [4−(8−[1,3−ン(シクロプロピルメチル) −7−(4−メト キシベンジル)キサンチニルオキシ]ピペリジニル)]−]4−オキソーブタン 酸l無水コハク酸(0,23g、1.2当量)を乾燥THF (20ml)中、 1.3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(4−メトキシベンジル)−8−( 4−ピペリジニルオキシ)キサンチン(0,92g、1.92ミリモル)の溶液 に加えた。
48時間後、溶媒を蒸発により除去し、4−[4−(8−[1,3−ジ(シクロ プロピルメチル)−7−(4−メトキシベンジル)キサンチニルオキシ]ピペリ ジニル)]−]4−オキシーブタン酸1/2水和物(0,62g、56%)(融 点141−142℃(酢酸エチル/ヘキサン))を得た。δ(CDC13) 0 .43−0.52 (8H,m) 、1.25−1.29 (2H,m) 、1 .91−2.02(4H,m) 、2.71 (4H,m) 、3.49−3. 71 (5H,m) 、3.77(3H,s) 、3.87 (2H,d、J= 7.4Hz) 、3.91 (2H,d、J=7.2Hz) 、 5.23 ( 3H,m) 、6.85 (2H,d、J=8.8Hz) 、7.37 (2H ,d、 J =8.5Hz) 元素分析:C3oH3y○tNs ・0.5H20として、測定値(%):C, 60,82゜H,6,32;N、11.82、計算値C%)・C,61,20; H,6,50;N、18− [4−(N−ベンジル)ピペリジニルオキシ]−1 ,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(4−メトキシベンジル)キサンチン ・マレイン酸塩臭化ベンンル(0,17g、 1.2当量)、トリエチルアミン (0,21g、2゜5当量)および1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7− (4−メトキシベンジル)−8−(4−ピペリジニルオキシ)キサンチン(0, 4,0g、 8.4x10”ミリモル)を、乾燥テトラヒドロフラン(10ml )中で16時間撹拌した。反応混合物を炭酸水素ナトリウム水溶液中に注ぎ、ジ クロロメタン中に抽出した。合した有機溶液を硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾 過して濃縮し、残渣を1%メタノール/ジクロロメタン中のシリカゲル上のカラ ムクロマトグラフィーにより精製し、8− C4−(N−ベンジル)ピベリジニ ルオキシ]−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(4−メトキンベンジ ル)キサンチン(0,36g、76%)を得た。δ(CDC13) 0.43  0.48 (8H,m) 、1.26−1.32 (2H,m) 、1.86− 1.94 (2H,m) 、2.03−2.09 (2H,m) 、2.35− 2.41 (2H,m) 、 2.66 (2H,m) 、3.54 (28゜ s) 、3.78 (3H,s) 、3.87 (2H,d、J=11.82H z) 、3.90(2H,d、J−11,5Hz) 、5.00−5.21 ( IH,m) 、5.20 (2H。
s) 、6.85 (2H,d、J=8.79Hz) 、7.26−7.39  (5H,m)および7.4.2 (2H,d、J=8.8Hz) 精確な質量物 質 測定値569.2919、C3s Hs * N s O4として計算値5 69.3002マレイン酸塩を製造し、メタノール/ジイソプロピルエーテルか ら再結晶し、白色固体の純粋な物質(融点160−161°C)を得た。
元素分析: C3,H430sNsとして、測定値(%) :C,64,71: H,6,42:N、 9.93、計算値(%) C,64,80:H,6,32 :N、10.21実施例22 ジエチル8−[1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(4−メトキシベン ジル)キサンチニル]マロナート 水素化ナトリウム(油中の60%懸濁液1.48g、37ミリモル)を、無水D MSO(70ml)中、’7Clン酸ジエチル(5,4G、34ミリモル)の溶 液に少しずつ加え、撹拌を室温にて1時間続けた。8−クロロ−1,3−ジ(シ クロプロピルメチル)−7−(4−メトキシベンジル)キサンチン(7,0g、 16.9ミリモル)を加え、反応混合物を80℃に加熱した。16時間後、その 溶液を冷却し、水中に注ぎ、酢酸エチルで抽出した。合した有機抽出液を硫酸マ グネシウム上で乾燥し、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を05%5%メタノー ル/ジクロロメタン中リカゲル上のカラムクロマトグラフィーにより精製し、ジ エチル8−[1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(4−メトキンベンジ ル)−キサンチニル]マロナート(8,95g、98%)(融点134−135 ℃)を得た。δ(CDCIs) 0−39−0.50 (8H,m) 、1.2 2 (6H,t。
J=7.1Hz)、1.31 (2H,m)、3.77 (3H,s)、3.9 2 (2H,d。
J=7.1Hz) 、3.95 (2H,dJ=7.1Hz) 、4.14 ( 4H,m) 、4゜79 (IH,s) 、5.52 (2H,s) 、6.8 5 (2H,d、J=8.8Hz) 、713 (2H,d、 J=8.8Hz ) 、元素分析: C2a Hz 4 N40 sとして、測定値(%):C, 62,40;H,6,39;N、10.35、計算値(%) :C,62,40 :H。
6.30;N、10.4 1.3−ジ−シクロプロピルメチル−8−ニトロキサンチン1,3−ジ−シクロ プロピルメチルキサンチン(20g、0.076モル)を酢酸(33rnl)に 溶かし、ついで87℃で濃硝酸(13,2g)で処理した。
1時間後、混合物を5℃に冷却し、得られた黄色沈澱物を濾去した。その黄色結 晶をジクロロメタンに溶かし、水で洗浄した。ついで分離した有機層を無水硫酸 ナトリウム上で乾燥し、真空下で濃縮した。生成物をその濃縮物より結晶化させ て黄色結晶生成物(収量12.2g (56,5%)、融点207℃(分解)) を得た。
IHNMR(CDCIり ppm:0.35〜0.7 (m、8H) 、1.1〜1.7 (m、2H)  、3.95〜4゜2 (m、4H) 、9.0〜11.0 (D20とのbr、 交換、IH)濃塩酸50m1に懸濁させた1、3−シーンクロプロピルメチル− 8−ニトロキサンチン(4g、0.014モル)を、室温で少しずつスズ(8g )で処理した。ついで、該混合物を2時間室温で撹拌した。
得られた沈澱物を濾去し、エタノールから結晶化し、白色結晶の標記生成物(収 量0.9g(23%)、融点281℃)を得た。
別法にて、還元剤としてジチオン酸ナトリウム(メタノール−水の混合物中)を 用いた。収率は36%であった。(実施例13と比較)’HNMR,(CDC1 3) ppm:0.3〜0.6 (m、8H) 、1.0〜1.6 (m、2H) 、 3.7〜4.0(m、4H) 、5.75 (br、2H) 、10.84 ( D20とのbr、交換、IH)1.3−ジ(シクロプロピルメチル)−8−ニト ロキサンチン(50g、164ミリモル)を乾燥ジメチルホルムアミド(300 ml)に溶かし、オキシ塩化リン(50ml、536ミリモル)に注意しながら 滴下した。16時間後、反応混合物を氷上に注ぎ、沈殿物を収集し、水で洗浄し た。その固体をジクロロメタンに溶かし、乾燥(MgSO4)シた。その溶液を 濾過し、濃縮させ、残りの生成物を酢酸エチル/ヘキサンから再結晶して白色結 晶固体として8−クロロ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)キサンチン(3 1g、64%)を得た。”Hδ(270MHz、CDCDCl5)N (CDC Is/DMSO−da)do、40 0゜53 (8H,m) 、1.31 ( 2H,m) 、2.76 (IH,brs) 、3.89 (2H,dJ=7. 15Hz) 、3.94 (2H,d、J=7.42Hz);、、、(KBr) 3438 (s)、1707 (s)、1648 (s)、1601 (mL  1545(s)および1465 (s)cm−’;m/e294 (40%、  M”) 、55 (100):元素分析・C1s H1s N 4 C102と して、測定値(%):C,52,97:H,5,04;N、19.02、計算値 (%) :C,52,97;H,5,09;N、1体重270〜400gの雄の チャールス・リバー・スブラギュー・ダウレイ・ラット(Charles Ri ver Sprague Davley rat)を用いた。
使用方法は、レイコック(Laycock)らによって記載されている方法(イ ンターナショナル・アーカイブス・オブ・アレルギー・アンド・アプライド・イ ムノロジー(Int、Arch、Appl、Immunol、) (1986)  、81. 363)の変形であった。
粒径40〜120ミクロンのセファデックス(Sephadex) G 200 を、0.5mg/mlで等張生理食塩水に懸濁させ、4℃で48時間貯蔵した。
その懸濁液1mlを0.2および5日目にラットに静脈内投与した。対照群に生 理食塩水を投与した。試験化合物を、セファデックス投与の時で最大活性を付与 すると考えられる接触時間で、セファデックスの投与ごとのその前に投与した。
全体および示差(total and differential)白血球数を 測定するために、7日目に血液をラットの尾静脈より採取した。 各時点で少な (とも6匹の動物の対照群を含め、化合物を評価した。対照群には、試験化合物 を投与することなく、セファデックスとビヒクルを投与した。薬剤処理動物の結 果を対照群と比較した。
全体および示差白血球数 ラットの尾静脈より採取した血液試料20m1をイソトンII (Isoton  II) 10m1に加え、30分以内に、ザボニン(Zaponin) (3 滴)を加えて、赤血球を溶かした。5分後、全細胞数をコールタ−・カウンター ・モデル(CoulterCounter 1lodel) DNを用いて測定 した。示差白血球計数を、メイーグリニンヴアルト染色液(May−Grunw ald 5tain)およびギームザ染色液(Giemsa 5tain)を用 い、顕微鏡スライド上で血液標本を固定し、染色することにより実施した。各ス ライドで最低400個の細胞が計数された。
統計 スチューデントを試験を用いて確率値を算定した。
結果 ラットにおけるセファデックス誘発の好酸球増加症に対する試験化合物の効果を 以下に示す。試験化合物を、各セファデックス注射の30分前に経口投与した。
用量mg/kg 対照の% 試験化合物 (経口投与−30分) (平均:SEM、 n=16)ビヒクル投 与の対照+ 100±13 セフアデツクス】v。
負の対照 14±1*** 生理食塩水i、 v。
実施例2 10 49±13* 実施例3 20 60±12* 備考 *p<o、o5 ***p<Q、001 Ca”″/カルモジュリンー刺激のPDE (PDE I、表1および命名につ G)てはビーポおよびライフシンダー(BeavoおよびRe1fsynder ) (1990)参照)をウシ心室より調製した。モノ(Mono) Qカラム のクロマトグツラフイーに付した後、Ca”およびカルモジュリンによるPDE 活性の刺激を示すフラクションをプールし、さらにカルモジュリン−アフィニテ ィーカラム上で精製した。
c G M P−刺激PDE (PDE II) 、cGMP−抑制PDE ( PDE III)およびcAMP−特異的PDE (PDE IV)をすべてモ ルモットの心室より単離した。20m1のモノ(llono) Qカラム上の初 期クロマトグラフィーにより、PDEIIとPDE IVの両方を含有するピー クよりPDE mを分離した。PDE IrとPDE IVは別に1mlのモノ (Mono) Qカラム上のクロマトグツラフイーに再度付した。cGMP−選 択的PDE (PDE V)を、DEAE−セルo−スおよびモノQカラム上の クロマトグツラフイーを用いてブタの肺より得た:カルモジュリンーアフィニテ イーカラムを用いて残りのPDE I活性を除去した。
ホスホンエステラーゼ同位酵素の特徴 圧の協同性を示す、PDE nを除いて、すべての調製物は簡単なミノ1工1ノ スーメントン(Michaelis−Menton)速動性を示した(表1参照 )。
PDE I この同位酵素の活性はCa2−カルモジュリン複合体によって刺激 された。該同位酵素はcAMPおよびcGMPの両方を加水分解することが可能 であり、後者が好ましい基質であった。
PDE n この同位酵素の基質としてのcAMPとの活性はcGMPによって 刺激された。該同位酵素はcAMPおよびcGMPの両方を加水分解することが でき、標準条件下、後者が好ましい基質であった。この同位酵素の活性はCa2 −カルモジュリン複合体により影響を受けなかつPDE I[[この同位酵素の 基質としてのcAMPとの活性はcGMPによって抑制された。該同位酵素はc AMPおよびcGMPの両方を加水分解することができ、前者が好ましい基質で あった。この同位酵素の活性はCa”−カルモジュリン複合体により影響を受け なかった。
PDE rl/この同位酵素はcAMPと高アフィニティーを有し、その加水分 解はcGMPによって抑制されなかった。この同位酵素の活性はCa”“−カル モジュリン複合体によって影響を受けなかった。
PDE Vこの同位酵素はcGMPと高アフィニティーを有した。この同位酵素 の活性はCa”−力ルモジュリン複合体により影響を受けなかった。
ホスホジェステラーゼ活性の検定 PDE活性を前記されているようなポロナート(boronate)カラム法( リーベス(Reeves)ら、1987)により検定した。該酵素を50mMの トリス(Tris)、5mMのMgCl4 (pH7,5)中、37°Cにて4 −30分間、3H−標識化の環状ヌクレオチド(4X10’崩壊/分)および+ 40−標識化のヌクレオチド5゛−モノホスフ7一ト(3X103崩壊/分)と 共にインキュベートすることにより検定した。該検定を煮沸することにより止め 、3H−標識化5°−モノホスファート生成物をボロナート・カラム上の基質よ り分離した。反応混合物を100mλIのHEPES [N−(2−ヒドロキシ エチル)ピペラジン−N1−2−エタンスルホン酸コ0.5ml、100mMの NaC1、pH8,5で希釈し、カラムニ加エタ。
該カラムを同じ緩衝液で洗浄し、5“−ヌクレオチドが0.25M酢酸6mlで 溶出した。+4C−回収により判断される生成物の回収率は約80%であった。
検定はすべて、これらの実験で用いた範囲にわたってインキュベーション時間と 酵素濃度でリニアな関係にあった。ICs。値(活性を50%抑制するのに要す る抑制剤の濃度)を、PDE I (Ca”とカルモジュリンの不在下)、PD EI[およびPDE Vについての基質として1mMのcGMPを用い、そして PDE IIIおよびPDE TVについての基質として1mMのcAMPと一 緒に同位酵素をインキュベートすることにより得た。
0、lXIC5o−100XICs。の範囲の抑制剤濃度を用いた。
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a 正の協同性を示す酵素 > Km>100mM n、d、 PDEが1の基質を加水分解する能力がないため測定せず国際調査報 告 フロントページの続き (72)発明者 スミス、ディピッド・グリンイギリス国すリー・ケイティー1 8・5エツクスキユー、ニブツム、ニー・トウリー・ボトム・ロード、グレート ・ページ(番地の表示なし) スミスクライン・ビーチャム・ファーマシューテ ィカルズ内 (72)発明者 フェンウィック、アシュレイ・ニドワードイギリス国すリー・ ケイティー18・5エツクスキユー、ニブツム、ニー・トウリー・ボトム・ロー ド、グレート・ページ(番地の表示なし) スミスクライン・ビーチャム・ファ ーマシューティカルズ内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式(I): ▲数式、化学式、表等があります▼(I)[式中、R1およびR2は、各々、独 立して、式(a):−(CH2)m−A(a) (式中、mはOまたは整数1、2または3、Aは置換または非置換の環状炭化水 素基を意味する)で示され; R3はNO2、ハロゲン原子、ヒドロキシ基、アルコキシ基または1あるいは2 個の式CO2R基(ここで、各基中のRは、独立して水素またはアルキルである )あるし、は式O−L−A1基(ここで、Lは結合または連結基、A1は飽和ま たは不飽和の複索環基である)で置換されているメチル基であるか、またはR3 は式NR■Rt基(ここで、R■およびRtは、各々、独立して水素、アルキル 、アラルキル、不飽和複素環基である)であるか、またはRおよびRtはそれら が結合する窒素と一緒になって不飽和複素環基を形成し;およびR4はアルキル 、アラルキルまたは(不飽和ヘテロサイクリル)アルキル基を意味する〕 で示される化合物または適当であるならばその医薬上許容される塩;またはその 医薬上許容される溶媒和物。
  2. 2.Aが置換または非置換のC3−8シクロアルキル基である請求項1記載の化 合物。
  3. 3.Aが非置換のシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロ ヘキシル基である請求項1または請求項2記載の化合物。
  4. 4.Aがシクロプロピル基である請求項1〜3記載のいずれか1つの化合物。
  5. 5.R3がニトロ、ハロゲン原子、アルコキシ基または基NR■Rt(ここで、 R■およびRtは、各々、独立して水素またはアルキルを意味する)である請求 項1〜4記載のいずれか1つの化合物。
  6. 6.R3がNH2である請求項1〜5記載のいずれか1つの化合物。
  7. 7.R4がアルキルまたはアラルキル基である請求項1〜6記載のいずれか1つ の化合物。
  8. 8.R4がベンジルである請求項1〜7記載のいずれか1つの化合物。
  9. 9.8−アミノ−7−ベンジル−1.3−ジ(シクロプロピルメチル)キサンチ ン; 8−アミノ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(4−メトキシベンジ ル)キサンチン; 8−アミノ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−メチルキサンチン;1 ,3−ジ(シクロプロピルメチル)−8−エトキシ−7−(4−メトキシベンジ ル)キサンチン; 8−クロロ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(4−メトキシベンジ ル)キサンチン; 1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−8−ヒドロキシ−7−(4−メトキシベ ンジル)キサンチン; 8−アミノ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(3,4,5−トリメ トキシベンジル)キサンチン; 1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(4−メトキシベンジル)−8−( 4−ピリジルアミノ)キサンチン; 1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(4−メトキシベンジル)−8−( 4−ピリジルアミノ)キサンチン: 8−クロロ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(3−ピリジルメチル )キサンチン塩酸塩; 8−クロロ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(3,4,5−トリメ トキシベンジル)キサンチン; 8−アミノ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(2−ニトロベンジル )キサンチン; 1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−8−(2−ニトロベンジルアミノ)−7 −(2−ニトロベンジル)キサンチン;8−クロロ−1,3−ジ(シクロプロピ ルメチル)−7−(4−ニトロベンジル)キサンチン; 8−アミノ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(1−ナフチルメチル )キサンチン; 8−クロロ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(1−ナフチルメチル )キサンチン; 8−アミノ−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(4−ニトロベンジル )キサンチン; 1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(4−メトキシベンジル)−8−[ 2−(2−[N−ピペリジニル]エトキシ)エトキシ]キサンチン;1,3−ジ (シクロプロピルメチル)−7−(4−メトキシベンジル)−8−(4−ピペリ ジニルオキシ)キサンチン・マレイン酸塩;4−[4−(8−[1,3−ジ(シ クロプロピルメチル)−7−(4−メトキシベンジル)キサンテニルオキシ]ピ ペリジニル)]−4−オキソ−ブタン酸;8−[4−(N−ベンジル)ピペリジ ニルオキシ]−1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(4−メトキシベン ジル)キサンチン・マレイン酸塩;および ジエチル8−[ 1,3−ジ(シクロプロピルメチル)−7−(4−メトキシベ ンジル)キサンテニル]マロナート;または適当であるならばその医薬上許容さ れる塩;またはその医薬上許容される溶媒和物からなる群より選択される請求項 1記載の化合物。
  10. 10.式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II)[式中、R1aは式(I)に関して 定義されているようなR1であるか、またはR1に変換可能な基であり、R2a は式(I)に関して定義されているようなR2であるか、またはそれに変換可能 な基であって、R3aは式(I)に関して定義されているようなR3であるか、 またはそれに変換可能な基を意味する]で示される化合物を、式(III): R4−L1(III) [式中、R4は式(I)に関する記載と同じであり、L1は離脱基を意味する] で示される化合物と反応させ、その後、必要ならば、以下の:(i)いずれかの 基R1aをR1に、および/またはR2aをR2に、および/またはR3aをR 3に変え; (ii)式(I)の化合物を式(I)のさらに別の化合物に変え;(iii)式 (I)の化合物をその医薬上許容される塩;またはその医薬上許容される溶媒和 物に変える で示される1またそれ以上の任意の工程を実施することからなる、式(I)の化 合物;または適当であるならばその医薬上許容される塩;またはその医薬上許容 される溶媒和物の製造方法。
  11. 11.式(I)の化合物;または適当であるならばその医薬上許容される塩;ま たはその医薬上許容される溶媒和物と、医薬上許容される担体とからなる医薬組 成物。
  12. 12.活性な治療物質として用いるための式(I)の化合物;または適当である ならばその医薬上許容される塩;またはその医薬上許容される溶媒和物。
  13. 13.好酸球数の増加に伴う障害およびアトピーに伴うアレルギー障害の治療お よび/または予防に用いるための式(I)の化合物;または適当であるならばそ の医薬上許容される塩;またはその医薬上許容される溶媒和物。
  14. 14.ホスホジエステラーゼ抑制剤として用いるための式(I)の化合物;また は適当であるならばその医薬上許容される塩;またはその医薬上許容される溶媒 和物。
  15. 15.好酸球数の増加に伴う障害およびアトピーに伴うアレルギー障害の治療お よび/または予防用の医薬を製造するための式(I)の化合物;または適当であ るならばその医薬上許容される塩;またはその医薬上許容される溶媒和物の使用 。
  16. 16.ホスホジエステラーゼ抑制剤としての医薬を製造するための式(I)の化 合物;または適当であるならはその医薬上許容される塩;またはその医薬上許容 される溶媒和物の使用。
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